JP2003504941A - 移動通信システムにおけるデータレート検出装置及び方法 - Google Patents
移動通信システムにおけるデータレート検出装置及び方法Info
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Abstract
Description
、特に、受信信号のデータレートを検出する装置及び方法に関する。
MAシステム”と称する)移動通信システムは、音声を主とする従来の移動通信
規格から発展し、音声のみならず高速データの伝送が可能なIMT-2000規
格に発展してきた。前記IMT-2000規格では、高品質の音声、動画像、及
びインタネット検索などのサービスが可能である。前記CDMA移動通信システ
ムで移動局と基地局との間に提供された通信リンクは、一般的に、基地局から端
末機へ向く順方向リンク(DL;Down link)と、反対に移動局から基地局へ向く
逆方向リンク(UL;Up link)とから区別される。
ータレート(Data Rate)は、サービスの種類に従って一定時間、例えば10ms
ecごと動的に変動されられる。このとき、データレートに関する情報が一般的
に受信器へ伝送されて復号のとき利用される。しかし、実質的に、受信器がデー
タレートに関する情報を受信できなかった場合、前記受信器は、送信器から送信
された受信信号のレートを分析することによって検出しなければならない。前記
受信器が受信信号からデータレートを検出できない場合に遂行される前記のよう
な手続きは、いわゆる、“ブラインドレート検出(BRD;Blind Rate Detectio
n)”と呼ばれる。
み込みコード(Convolutional Code)を使用して音声を伝送する場合に遂行される
従来技術に従うBRD動作が説明される。 まず、受信器(すなわち、移動局)が送信器(すなわち、基地局)をサービスする
ために使用する音声データのデータレートの集合がR={R1、R2、…、Rn}と
仮定する。前記データレートの集合は、レートが増加する順に並べられている。
送信器で報告された実際データレートRaを検出するために、受信器は、一番低
いデータレートR1からデータに対するビタビ復号化(Viterbi decoding)を遂行
した後、CRC(Cyclic Redundancy Codes)を検査する。もしも、R1に対するC
RC検査の結果が良好な状態(“good”)であると、Ra=R1である確率が非常に
高いので、RaはR1になるように実際送信されたデータレートとして判定される
。これと異なり、Raに対するCRC検査の結果が不良の状態(“bad”)であると
、受信器は、次のデータレートR2までの追加的なデータに対して、すなわち、
データレート(R2-R1)でビタビ復号化を遂行してCRCを検査する。このとき
、BRD動作の誤り(False alarm)確率を減少させる方法として、受信器は、C
RC検査の以外に追加的にビタビ復号化のための内部メトリック(metric)を検査
する方法がある。
するために優先的にビタビ復号を遂行し、その後、CRC検査を行うことによっ
て、BRD動作を遂行するようになる。しかし、このようなBRD動作をターボ
コード(Turbo Code)を使用してデータを伝送する場合も、そのまま適用するこ
とは容易でない。その理由は、ターボ復号化器(Turbo Decoder)は、ビタビ復号
化器とは異なり、内部ターボデインターリーバー(internal turbo de-interleav
er)を含んでおり、このとき、デインターリーバーの種類はデータレートごと異
なるからである。具体的に言えば、所定のデータレートでのCRC検査の結果が
不良の場合、ターボ復号化器は、次のデータレートに対するCRCを検査するた
めに、一番目データレートからデータ復号化過程を反復しなければならない。反
面に、ビタビ復号化器は、ただ、次のデータレートまでの追加的なデータを読み
込んだ後、前記読み込んだデータに対する復号化を遂行すればよい。BRD動作
がターボ復号化器に不適な他の理由は、通常ターボ復号化の動作が反復的(itera
tive)に行われ、このとき、1つのデータレートでの最大反復復号の数は、一般
的に8〜12程度になるからであり、これに従って復号器の複雑度を増加させ、
すべてのデータレートに対するCRC検査のために反復復号化が遂行されるとき
、かなり長い遅延時間を必要とする。
信できなかったとき、受信信号からデータレートを検出する装置及び方法を提供
することにある。 本発明の他の目的は、ターボ符号化されたデータレートに関する情報を受信で
きなかったとき、データレートを検出する装置及び方法を提供することにある。
伝送する間、受信されないデータレートを検出する装置及び方法を提供すること
にある。 本発明のさらに他の目的は、データレートに関する情報を受信できなかったと
き、データレートを検出する動作の複雑度を減少させる装置及び方法を提供する
ことにある。
受信できなかった場合、隣接する2つの区間での各受信信号に対するエネルギ
ーの変化量に従って受信信号のデータレートを検出し、前記検出されたデータレ
ート情報のチャンネル復号化の動作を遂行するデータレート検出装置を提供する
。 本発明に従うデータレート検出装置は、まず、所定の複数のデータレートのう
ち、一番小さいデータレートと一番大きいデータレートとの間の1つのデータレ
ートとして定められる区間をm個の区分区間に分ける。その後、前記装置は、前
記mより小さい整数iに対して、i番目区分区間までの受信信号の平均エネルギ
ーと(i+1)番目区分区間における受信信号の平均エネルギーとの間の差分値を
計算する。もしも、平均エネルギー間の差分値がしきい値より大きいか同じであ
る場合、前記装置は、前記i番目区分区間に対応するデータレートで前記(i+
1)番目区分区間での受信信号が伝送されることを判断する。
下記説明において、関連した公知機能または構成に対する具体的な説明が本発明
の要旨をぼやかさないようにするために詳細な説明は省略する。
動局受信器の復号器の構成を示す概略的なブロック図である。本発明は、UMT
S(Universal Mobile Telecommunication System)、CDMA2000などのよ
うなCDMA移動通信システムに適用されられる。
ビングしてデインターリービングされた信号(シンボル)Xkを生成する。不連続
伝送(DTX:Discontinuous Transmission)ビット抽出器120は、前記デイン
ターリービングされた信号Xkから移動通信システムの不連続伝送モードのとき
、基地局が送信した不連続伝送モードを示すビットを抽出する。データレート検
出器150は、前記デインターリーバー110によってデインターリービングさ
れた受信信号(シンボル) Xkの可変データレートを検出し、結果的に、データレ
ートに関する情報を受信できない場合受信されたデータのレートを検出する。前
記データレート検出器150は、隣接する2つの区間における各受信信号に対す
るエネルギーの変化量を検出し、その検出結果に従って受信信号のデータレート
を検出する。前記データレート検出器150によって検出されたデータレートに
関する情報は、前記レート整合器130及びチャンネル復号器140へ提供され
る。レート整合器130は、デインターリービングされたシンボルを受信して穿
孔(puncturing)の逆過程であるシンボル挿入(symbol insertion)及び反復(repet
ition)の逆過程であるシンボル結合(symbol combining)を遂行してレートマッチ
ング(Rate matching)されたシンボルを生成する。チャンネル復号器(channel de
coder)140は、前記レート整合器130から出力されるレートマッチングされ
たシンボルを復号化する。このようなチャンネル復号器140は、畳み込み復号
化器(Convolutional decoder)またはターボ復号化器で具現されられる。前記レ
ート整合器130及びチャンネル復号器140は、前記データレート検出器15
0から提供されるデータレート情報を利用してレートマッチング動作及びチャン
ネル復号化動作を遂行する。
従うデータレート検出動作を説明するための図である。 まず、図2に示すように、移動局の受信器で受信されるシンボル数が時間に従
ってR1,R2,R3,R4,及びR5の順序で可変されたと仮定する。各区間(例え
ば、毎10msec)別にシンボル数が可変されたことは、結局、データレートが可
変されたことを意味する。従って、下記でシンボル数とデータレートが混用され
て使用されても、これらは、実質的に同一なものを意味するという事実に留意し
なければならない。
〜5ではデータが伝送できない場合を示す。区間1〜4で伝送されたデータシン
ボルは、図1に示したデインターリーバー110によってデインターリービング
された後、DTXビット抽出器120の内部に備えられたバッファに貯蔵される
。前記区間4〜5で、基地局送信器は、不連続伝送モードで不連続ビット(DT
X bits)を伝送する。このような不連続的な伝送区間で、基地局送信器は、送信
電力をオフさせ、実際、前記区間では、AWGN(Additive White Gaussian Noi
se)のみが存在する。そこで、不連続シンボルが伝送された区間5でデータレー
トはR4である。このように、本発明は、実質的にデータの伝送のない区間のよ
うに、データレートに対する情報が伝送されない区間でデータが存在するか否か
を把握することにより、結果的に、データレートを検出することを基本的な原理
とする。
ようである。 説明の便宜のために、2つのデータレートR1及びR2が存在すると仮定する。
このような場合、データレートに関する情報の受信なく、信号がデータレートR 1 またはR2のどちらかによって伝送されるかを判断するために、下記数式を利用
して計算される。ビット位置1からビット位置R1まで受信された信号をX1とし
、ビット位置(R1+1)からビット位置R2まで受信された信号をX2とすると、
各信号X1及びX2は下記数式1で表現される。 (数式1) X1=A1×a1+n1 X2=A2×a2+n2
れた信号の送信電力レベルを示し、信号が存在する場合は±Aとなり、DTXの
場合は“0”となる。a1及びa2は、レーリーランダム変数(Rayleigh Random V
ariable)として、確率関数p(a1)=2×a1×exp(-a1 2)、またはp(a2)=2
×a2×exp(-a2 2)を有する。n1及びn2はAWGNランダム変数として、平
均“0”及び分散(Variance)σ2を有する。もしも、伝送チャンネルの雑音分散
がσ2と仮定すると、受信信号の区間別エネルギー(電力)は、下記数式2のよう
に計算される。 (数式2) E{X1 2}=A1 2+σ2 E{X2 2}=A2 2+σ2
した結果D1は、下記数式3のようになる。 (数式3) D1=|E{X1 2}−E{X2 2}|=|A1 2−A2 2|
の差分結果D1は“0”になる。これとは異なり、データが伝送されないDTX
の場合、A2 2=0であれば、受信信号X1及びX2のそれぞれに対するエネルギー
の差分結果D1は、“A1 2”になる。すなわち、R2が実際伝送されたデータレー
トであると、D1はほとんど“0”になり、R1が実際伝送されたデータレートで
あるとD1はほとんど“A1 2”になる。
に無関係に、2次確率特性である平均偏差σ2のみ分かれば、前記数式の適用が
可能であろう。もちろん、このようなランダム変数が時間的に可変(time varing
)でないと仮定した場合である。参考に、各受信信号の区間別エネルギーが測定
できると、受信信号のエネルギーの差分結果D1=|E{X1 2}-E{X2 2}|が容易に
測定できる。前記D1を得るために一番重要な変数は、平均エネルギー値を得る
ための十分なデータの累積であるといえる。最小データレートR1が32kbp
sの場合、すなわち、全体10msecフレーム区間で伝送されたデータが32
0ビット以上の場合に正確なデータレートが判断できる。
情報は、呼設定(call setup)のとき、基地局が移動局へ提供するいわゆるTFS
(Transport Format Set)と呼ばれる情報として、移動局に与えられる情報であ
る。このように、n個の複数のデータレートに関する情報が与えられると、一番
大きいデータレートRnによって1つの区間が割り当てられ、前記一番大きいデ
ータレートを除外した残りのデータレートによっても(n-1)個の区間が割り当
てられる。前記一番大きいデータレートRnによって割り当てられる区間との差
別化のために、前記一番大きいデータレートを除外した残りのデータレートによ
って定められる区間を区分区間であると定義できる。このとき、各区分区間での
受信信号のデータレートの検出が可能である。一例として、i番目区分区間まで
の受信信号の平均エネルギーを求め、(i+1)番目区分区間までの受信信号の平
均エネルギーを求めた後、求められた平均エネルギーを減算して、前記減算結果
値と予め設定されたしきい値とを比較することにより、(i+1)番目区間におけ
る受信信号のデータレートが検出できる。
と、下記のようである。i番目区間まで受信された信号をXiと仮定するとき、
前記受信信号Xiは下記数式4のように定義される。 (数式4) Xi=Ai×ai+ni
る場合は±Aであり、信号が存在しないDTXの場合は“0”になる。上から定
義したように、ai及びniのそれぞれは、レーリーランダム変数及びAWGNラ
ンダム変数を示す。式3を適用すると、1からnまですべてのiに対して下記式
5のような判断条件を下すことができる。下記数式5は、i番目区間まで受信さ
れた信号をXiとし、i番目区間から(i+1)番目区間まで受信された信号をXi +1 であると仮定するとき、各受信信号に対するエネルギーE{Xi 2}及び{Xi+1 2}
の差分結果を示す。 (数式5) Di=|E{Xi 2}−E{Xi+1 2}|=|Ai 2−Ai+1 2|
わち、Ai 2=Ai+1 2であればDiは“0”になる。これとは異なり、i番目区間ま
ではデータが伝送されたが、i番目区間から(i+1)番目区間までデータが伝送
されないDTXの場合、すなわち、Ai+1 2=0であれば、Diは“Ai 2”になる。
従って、不連続伝送DTXが行われる間、すなわちAi+1 2=0であれば、最初の
インデックスiを探した後、このときのRiを基地局送信器が伝送した実際デー
タレートと判断できる。
略的なブロック図であって、前記データレート検出器150は、エネルギー計算
器152、エネルギー差分器(Energy Differentiator)154、及びデータレー
ト決定器(Data Rate Decision Block)156とから構成される。
号Xi+1に対してエネルギーEi+1を求める。 すなわち、前記エネルギー計算器
152は、i番目区間までの受信された信号及び(i+1)番目区間までの受信さ
れた信号を累算して各受信信号Xi及びXi+1に対するエネルギーEi及びEi+1を
計算する。このとき、下記式6のような計算を遂行することによって各受信信号
に対するエネルギーを求めることができる。下記数式6は、受信信号Xi+1に対
するエネルギーEi+1を計算するのに使用される。
ネルギーE{Xi 2}と、(i+1)番目区間でのエネルギーE{Xi+1 2}との差である
Diを求める。前記数式3及び数式5に示したように、エネルギーE{Xi 2}とE{
Xi+1 2}との差異は、送信電力レベルの2乗の差異として示すことができる。す
なわち、Diは、i番目区間での受信信号の送信電力レベルの2乗Ai 2と、(i+
1)番目区間での受信信号の送信電力レベルの2乗Ai+1 2との差異として示すこ
とができる。データレート決定器156は、前記エネルギー差分器154によっ
て求められたエネルギー差Diを利用して伝送されたデータレートを決定する。
前記求められたDiが前記数式5のように一定の値 Ai 2であれば、前記データレ
ート決定器156は、i番目区間でのデータレートRiを現在伝送されたデータ
レートとして決定する。
ルギー差Diが正確に“0”またはAi 2になる場合はほとんどないであろう。す
なわち、エネルギー差Diそれ自体が1つの確率変数になり、Diの条件つきの平
均は、
けるエネルギー差Diと所定のしきい値(Threshold Value)とを比較した後、その
比較結果に従ってデータレートを決定する。特に、前記データレート決定器15
6は、隣接する2つの区間におけるエネルギー差Diが前記しきい値より小さい
か同じである場合、以前区間であるi番目区間のデータレートRiを現在区間の
データレートとして決定する。前記しきい値は、最大尤度(ML;Maximum Likeli
hood)原理に従って“0”及びA2の中間値であるA2/2して設定されられる。
ここで、Aは、基地局送信器から受信された信号の送信電力レベル、A2/2は
受信信号の送信電力レベルの2乗の半分である。前記データレート決定器156
によって決定されたデータレートに関する情報は、図1に示したように、レート
整合器130及びチャンネル復号器140へ提供される。
される前記数式を利用したデータレート検出動作に従うフローチャートである。
図4は、隣接する2つの区間であるi番目区間と、(i+1)番目区間での受信信
号に対するエネルギーを計算して(i+1)番目区間でのデータレートを検出する
動作を示すフローチャートである。図5は、i番目区間でのデータレートを検出
する一般的な動作を示すフローチャートである。
ネルギー差Diを求めた後、前記エネルギー差Diをしきい値A2/2と比較する
。このとき、前記エネルギー差Diが前記しきい値より大きいか同じである場合
、ステップ405で、i番目区間におけるデータレートRiを実際データレート
Restとして推定する。
01で、(i-1)番目区間とi番目区間との間で受信された信号Xiを累算し、ス
テップ402で、その受信信号Xiに対するエネルギーE{Xi 2}を計算する。ま
た、前記エネルギー計算器152は、i番目区間と(i+1)番目区間との間で受
信された信号Xi+1を累算し、その受信信号Xi+1に対するエネルギーE{Xi+1 2}
を計算する。ステップ403で、エネルギー差分器154は、前記隣接する2つ
の区間におけるエネルギー差を計算する。すなわち、前記エネルギー差分器15
4は、前記2つの区間におけるエネルギー差をDi=|E{Xi 2}−E{Xi+1 2}|とし
て決定する。前述したように、前記エネルギー差をDi=|Ai 2−Ai+1 2|として示
すこともできる。ステップ404で、データレート決定器156は、前記隣接す
る2つの区間におけるエネルギー差としきい値とを比較する。すなわち、データ
レート決定器156は、前記エネルギー差Diがしきい値A2/2より大きいか同
じであるかを判断する。前記エネルギー差Diがしきい値A2/2より大きいか同
じである場合、ステップ405で、データレート決定器156は、i番目区間に
おけるデータレートRiを現在(i+1)番目区間におけるデータレートRestとし
て推定する。前記推定されたデータレートは、図1に示したように、DTXビッ
ト抽出器120、レート整合器130、及びチャンネル復号器140のそれぞれ
に入力されてレートマッチング及びチャンネル復号化動作のために利用される。
“1”として初期化し、以前区間に対する平均電力(エネルギー)E{Xi-1 2}を“
0”として設定する。ステップ502で、図3に示したようなエネルギー計算器
152は、検索区間1での平均電力、すなわち、現在区間に対する平均電力E{
Xi 2}を計算(第1演算)し、ステップ503で、前記エネルギー差分器154は
、判別式Di-1を利用して以前区間のエネルギーと現在区間のエネルギーとの間
の差を計算(第2演算)する。もしも、ステップ504で、データレート決定器1
56は、判別式Di-1の結果がしきい値A2/2より大きいか同じであると判断す
る場合(このとき、i=1である状態なので、0kbpsのデータレートを意味す
る。)、ステップ508で、データレート決定器156は、現在区間でのデータ
レートRestを以前区間でのデータレートRi-1として推定する。
6は、以前区間に対する平均電力E{Xi-1 2}に現在区間に対する平均電力E{Xi 2 }を貯蔵し、ステップ506で、次の区間を検索するためにiを1つ増加させる
。ステップ507で、エネルギー計算器162は、(i+1)番目区間における平
均電力を計算(第3演算)した後、現在区間に対する平均電力E{Xi 2}に前記計算
された平均電力を貯蔵し、前記過程は、ステップ503に戻って、平均電力E{
Xi 2}を基として判別式Di-1を計算した後、ステップ504で、前記判別式Di- 1 の 結果値としきい値とを比較する。
る場合、前記データレート決定器156は、現在区間でのデータレートRestを
以前区間までのデータレートRi-1として推定する。
情報を伝送しなくても、復号化動作を遂行する前受信された信号に対するデータ
レートを推定する。これは、ビタビ復号化及びCRC検査の後、データレートを
検出する既存のBRD動作に比べて、複雑さが減少する長所がある。従って、本
発明は、ターボ符号化されたデータレートを検出するとき、毎レート別復号化動
作を、最悪の場合、最大反復復号の数だけ遂行するという複雑さが減少する。
積してデータレートを判断するので、任意のチャンネル符号化器とともに使用で
きる。例えば、畳み込み符号化器を使用する場合でも、本発明は、データレート
がしきい値以上であるフレームに対して、信頼性あるデータレートの推定が可能
である。
してきたが、本発明の範囲は前記実施形態によって限られるべきではなく、本発
明の範囲内で様々な変形が可能であるということは、当該技術分野における通常
の知識を持つ者には明らかである。
器の構成を示す概略的なブロック図である。
である。
である。
を示すフローチャートである。
フローチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 予め設定された複数のデータレートのうち、一番小さいデー
タレートと一番大きいデータレートとの間の1つのデータレートとして定められ
る区間をm(ここで、mは整数)個の区分区間に分けるステップと、 前記mより小さい整数iに対して、i番目区分区間までの受信信号の平均エネ
ルギーと(i+1)番目区分区間における受信信号の平均エネルギーとの差分値を
計算し、前記平均エネルギー間の差分値がしきい値より大きいか同じであるとき
、前記i番目区分区間に対応するデータレートで前記(i+1)番目区分区間にお
ける受信信号が伝送されることを判断するステップと を含むことを特徴とする移動通信システムにおけるデータレート検出方法。 - 【請求項2】 前記しきい値が前記i番目区分区間までの受信信号の送信電
力レベル(A)であるとき、A2/2として定められる請求項1記載の前記方法。 - 【請求項3】 所定の複数のデータレートのうちの一番小さいデータレート
と一番大きいデータレートとの間のいずれか1つのデータレートとして定められ
る区間をm個の区分区間に分けて、前記mは整数である移動通信システムにおけ
るデータレート検出装置において、 前記mより小さい整数iに対して、i番目区分区間までの受信信号の平均エネ
ルギーと(i+1)番目区分区間における受信信号の平均エネルギーとを計算する
エネルギー計算器と、 前記i番目区分区間までの受信信号の平均エネルギーと前記(i+1)番目区分
区間における平均エネルギーとの間の差分値を計算するエネルギー差分器と、 前記エネルギー差分器で計算された平均エネルギー間の差分値がしきい値より
大きいとき、前記i番目区分区間に対応するデータレートを前記(i+1)番目区
分区間での受信信号に対するデータレートとして決定するデータレート決定器と
を含むことを特徴とする前記装置。 - 【請求項4】 前記しきい値が前記i番目区分区間までの受信信号の送信電
力レベル(A)であるとき、A2/2として定められる請求項3記載の前記装置。 - 【請求項5】 可変的にサービス可能な複数のデータレートに対する情報を
以前に基地局が移動局に提供し、前記移動局が前記複数のデータレートのうちの
いずれか1つのデータレートを受信信号に対するデータレートとして検出する移
動通信システムにおけるデータレート検出方法において、 (a) 前記複数のデータレートのうちの一番小さいデータレートと一番大きい
データレートとの間のいずれか1つのデータレートとして定められる区間をm(
ここで、mは整数)個の区分区間に分けるステップと、 (b) 前記m個の区分区間のうち、最初区分区間に対応する受信信号の平均エ
ネルギーを求めるステップと、 (c) 前記最初区分区間の次の第2区分区間に対応する受信信号の平均エネル
ギーを求めるステップと、 (d) 前記ステップ(b)及び(c)から求められた平均エネルギー間の差分値を
計算するステップと、 (e) 前記平均エネルギー間の差分値がしきい値より大きいか同じである場合
、前記第2区分区間における受信信号が前記最初区分区間における受信信号に対
応するデータレートで伝送されることを推定するステップと、または、前記平均
エネルギー間の差分値がしきい値より大きいか同じである場合、前記最初区分区
間を次の区分区間として設定するステップと を含み、前記差分値がしきい値を超過するときまで、前記設定された区分区間
までの受信信号に対する前記ステップ(b)乃至ステップ(e)を反復的に遂行する
ことを特徴とする前記方法。
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