JP2003504781A - 情報担体を走査するための装置及びそのような装置を動作させる方法 - Google Patents
情報担体を走査するための装置及びそのような装置を動作させる方法Info
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B7/00—Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
- G11B7/08—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
- G11B7/085—Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam into, or out of, its operative position or across tracks, otherwise than during the transducing operation, e.g. for adjustment or preliminary positioning or track change or selection
- G11B7/08505—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head
- G11B7/08529—Methods and circuits to control the velocity of the head as it traverses the tracks
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- G11B7/08541—Methods for track change, selection or preliminary positioning by moving the head involving track counting to determine position
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- Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
- Control Of Position Or Direction (AREA)
- Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明に従った装置は、軸(11)の周りにトラックを有する情報担体(10)を走査するのに適する。その装置は、情報担体上の走査スポット(21)へ及び/又は走査スポット(21)から情報を伝送する手段(20)を有する。装置は、接線方向へ走査スポット(21)を移動するための接線方向移動手段(30)と、半径方向へ走査スポット(21)を移動するための半径方向移動手段(40)とを有する。その装置は、半径方向移動手段(40)を制御する制御手段(50)と、走査スポット(21)の瞬時半径方向位置の測定値である半径位置信号(cos(9βr)、sin(9βr))を発生する半径方向位置測定手段(62,62)を有する。その装置は走査スポットがトラックを追跡する走査モードと、走査スポットが半径方向にトラックを横断して移動される移動モードを有する。本発明に従った装置は、走査スポット(21)の接線方向位置(α)を示す接線方向位置信号(Sα)を発生するための接線方向位置測定手段(70)を有する。制御手段(50)により、移動モードでは走査スポットは半径方向に移動されることが達成される。移動は所望の接線方向位置(αe)と瞬時の接線方向位置(αb)の間の差の関数である、半径方向移動時間(Tr)を有する時間期間内に行われる。
Description
【0001】
軸の周りにトラックを有する情報担体を走査する装置であって、その装置は、
情報担体上の走査スポットへ及び/又は走査スポットから情報を伝送する手段と
、接線方向へ走査スポットを移動するための接線方向移動手段と、半径方向へ走
査スポットを移動するための半径方向移動手段とを有し、その装置は、半径方向
移動手段を制御する制御手段と、走査スポットの瞬時半径方向位置の測定値であ
る半径位置信号を発生する半径方向位置測定手段を有し、その装置は走査スポッ
トがトラックを追跡する走査モードと、走査スポットが半径方向にトラックを横
断して移動される移動モードを有する装置に関する。
情報担体上の走査スポットへ及び/又は走査スポットから情報を伝送する手段と
、接線方向へ走査スポットを移動するための接線方向移動手段と、半径方向へ走
査スポットを移動するための半径方向移動手段とを有し、その装置は、半径方向
移動手段を制御する制御手段と、走査スポットの瞬時半径方向位置の測定値であ
る半径位置信号を発生する半径方向位置測定手段を有し、その装置は走査スポッ
トがトラックを追跡する走査モードと、走査スポットが半径方向にトラックを横
断して移動される移動モードを有する装置に関する。
【0002】
本発明は、更にそのような装置の動作の方法に関する。
【0003】
前文で述べた装置は、USP5,402,401より知られている。装置はコ
ンパクトディスクのような回転する情報担体にオーディオ/ビデオ及び/又はフ
ァイル情報を読出し及び/又は書き込みするのに適している。既知の装置のその
ような走査モードは、半径方向誤差信号は、半径位置信号として働く。この半径
方向位置は、走査スポットをトラックの中心に位置させるのに使用される。移動
モードでは、走査スポットは所定の速度プロファイルに従って、半径方向へ移動
される。一方、連続する走査モード間の短い待ち時間を得るために、そして、そ
の結果情報伝送の最適効率を得るために、移動モードの短い継続期間が好ましい
。一方、電力消費、ノイズ生成及び、移動モードでの摩耗を制限するために比較
的遅い走査スポットの半径方向の移動を行うことが優位である。低電力消費は、
携帯装置に対しては特に重要である。
ンパクトディスクのような回転する情報担体にオーディオ/ビデオ及び/又はフ
ァイル情報を読出し及び/又は書き込みするのに適している。既知の装置のその
ような走査モードは、半径方向誤差信号は、半径位置信号として働く。この半径
方向位置は、走査スポットをトラックの中心に位置させるのに使用される。移動
モードでは、走査スポットは所定の速度プロファイルに従って、半径方向へ移動
される。一方、連続する走査モード間の短い待ち時間を得るために、そして、そ
の結果情報伝送の最適効率を得るために、移動モードの短い継続期間が好ましい
。一方、電力消費、ノイズ生成及び、移動モードでの摩耗を制限するために比較
的遅い走査スポットの半径方向の移動を行うことが優位である。低電力消費は、
携帯装置に対しては特に重要である。
【0004】
本発明の目的は、走査スポットの移動速度が待ち時間の結果的な増加なしに制
限できる、前文で定義した装置を提供することである。このために、本発明に従
って、前文で定義した装置は、その装置は更に、走査スポットの接線方向位置を
示す接線方向位置信号を発生するための接線方向位置測定手段と、所望の接線方
向位置と現在の接線方向位置の間の差の関数である、半径方向移動時間を有する
時間期間内に移動モードでは半径方向に走査スポットを移動するようにする制御
手段とを有することを特徴とする。これは、半径方向の移動の速度を所望の接線
位置に達するのに必要な時間間隔の継続時間に適合することを可能とする。本発
明は、所望の接線位置に達する前にこの走査スポットは既に所望の半径方向位置
に達しているように、走査スポットを高速に移動するのは有益でないという認識
に基づいている。
限できる、前文で定義した装置を提供することである。このために、本発明に従
って、前文で定義した装置は、その装置は更に、走査スポットの接線方向位置を
示す接線方向位置信号を発生するための接線方向位置測定手段と、所望の接線方
向位置と現在の接線方向位置の間の差の関数である、半径方向移動時間を有する
時間期間内に移動モードでは半径方向に走査スポットを移動するようにする制御
手段とを有することを特徴とする。これは、半径方向の移動の速度を所望の接線
位置に達するのに必要な時間間隔の継続時間に適合することを可能とする。本発
明は、所望の接線位置に達する前にこの走査スポットは既に所望の半径方向位置
に達しているように、走査スポットを高速に移動するのは有益でないという認識
に基づいている。
【0005】
走査スポットは最小時間間隔より長い時間間隔で、所望の半径方向位置に移動
されるので、半径方向の移動はより低電力で、且つ、ノイズが少なく且つ、摩耗
が少ない。一方、情報担体との情報の伝送が可能なレートは、悪影響を受けない
。半径方向の移動時間は所望の接線位置と現在の接線位置の間の差に対して可能
とするように選択され、この結果、所望の接線位置と現在の接線位置に達するの
は、半径方向の移動が、可能な最も短い時間内で行われるよりも遅くない。
されるので、半径方向の移動はより低電力で、且つ、ノイズが少なく且つ、摩耗
が少ない。一方、情報担体との情報の伝送が可能なレートは、悪影響を受けない
。半径方向の移動時間は所望の接線位置と現在の接線位置の間の差に対して可能
とするように選択され、この結果、所望の接線位置と現在の接線位置に達するの
は、半径方向の移動が、可能な最も短い時間内で行われるよりも遅くない。
【0006】
JP07−176173から、情報担体の回転を示す回転信号が、カウント信
号を補正するのに使用される装置が知られている。このように、ら線トラックを
有する情報担体の回転は、トラックカウント誤差を導くことが予め排除される。
号を補正するのに使用される装置が知られている。このように、ら線トラックを
有する情報担体の回転は、トラックカウント誤差を導くことが予め排除される。
【0007】
本発明に従った装置では、制御手段は、接線位置内の比較的小さな第1の差と
比較的大きな第2の差に対して、比較的長い第1の半径方向の移動時間と比較的
短い第2の半径方向の移動時間内で、同様な半径方向の距離に渡って走査スポッ
トの移動を行う。
比較的大きな第2の差に対して、比較的長い第1の半径方向の移動時間と比較的
短い第2の半径方向の移動時間内で、同様な半径方向の距離に渡って走査スポッ
トの移動を行う。
【0008】
本発明に従った装置の実施例では、制御手段は、時間の関数として所望の瞬時
位置を示す信号を発生する第1の制御手段と、所望の瞬時位置と瞬時位置の間の
差を示す誤差信号を発生する第2の制御手段と、半径移動手段に対する制御信号
を発生する第3の制御手段とを有する。この実施例は、半径移動時間の狭い許容
範囲内で、半径方向の移動を可能とする。
位置を示す信号を発生する第1の制御手段と、所望の瞬時位置と瞬時位置の間の
差を示す誤差信号を発生する第2の制御手段と、半径移動手段に対する制御信号
を発生する第3の制御手段とを有する。この実施例は、半径移動時間の狭い許容
範囲内で、半径方向の移動を可能とする。
【0009】
前記実施例の変形として、制御手段は、制御信号の期待値に対応する予測信号
を発生する第4の制御手段を含み、且つ、誤差信号と予測信号から制御信号を発
生する信号結合手段を有することを特徴とする。この変形例は、誤差信号の小増
幅のみしか必要としないので、半径方向の移動手段の非常に安定な制御を提供で
きる。
を発生する第4の制御手段を含み、且つ、誤差信号と予測信号から制御信号を発
生する信号結合手段を有することを特徴とする。この変形例は、誤差信号の小増
幅のみしか必要としないので、半径方向の移動手段の非常に安定な制御を提供で
きる。
【0010】
1つの実施例は、半径方向位置移動手段は、移動手段に結合した検出手段を有
する。装置は、例えば、どのトラックに検出信号の所定値が対応するかを知るた
めに、検出信号により発生された検出信号の値と情報担体のトラック数の間の関
係を蓄積するためのメモリを有する。逆に、トラックピッチの変化が十分に小さ
ければ、検出信号値に対応するトラックは計算される。
する。装置は、例えば、どのトラックに検出信号の所定値が対応するかを知るた
めに、検出信号により発生された検出信号の値と情報担体のトラック数の間の関
係を蓄積するためのメモリを有する。逆に、トラックピッチの変化が十分に小さ
ければ、検出信号値に対応するトラックは計算される。
【0011】
1つの実施例では、半径方向位置測定手段は、横断したトラックの数を示すカ
ウント信号を発生するためのトラック横断カウント手段と、最も近いトラックか
らの走査スポットの距離を示すトラッキング誤差信号を発生する手段と、カウン
ト信号とトラッキング誤差信号から半径位置信号を発生する手段とを有する。こ
のように、走査スポットの半径位置は、正確に決定される。
ウント信号を発生するためのトラック横断カウント手段と、最も近いトラックか
らの走査スポットの距離を示すトラッキング誤差信号を発生する手段と、カウン
ト信号とトラッキング誤差信号から半径位置信号を発生する手段とを有する。こ
のように、走査スポットの半径位置は、正確に決定される。
【0012】
連続するら線トラックを有する情報担体の場合には、別々の円形トラックと正
反対に、カウント信号は情報担体の回転により影響される。ら線トラックを有す
る情報担体とともに使用するために、装置は、接線位置信号をもとにカウント信
号を補正する補正手段を有することが好ましい。
反対に、カウント信号は情報担体の回転により影響される。ら線トラックを有す
る情報担体とともに使用するために、装置は、接線位置信号をもとにカウント信
号を補正する補正手段を有することが好ましい。
【0013】
本発明に従って、軸の周りにトラックを有する情報担体を走査する装置を走査
させる方法であって、その方法では、情報担体は軸の周りに回転され、その方法
は、情報担体上のスポットへ及び/又はスポットから情報を伝送され且つトラッ
クに沿って走査スポットが移動される走査モードと、走査スポットが半径方向に
トラックを横断して移動される移動モードを有し、移動モードでは、所望の接線
方向位置と現在の接線方向位置の間の差の関数である、半径方向移動時間を有す
る時間期間内に移動モードでは半径方向に走査スポットが移動されることを特徴
とする。
させる方法であって、その方法では、情報担体は軸の周りに回転され、その方法
は、情報担体上のスポットへ及び/又はスポットから情報を伝送され且つトラッ
クに沿って走査スポットが移動される走査モードと、走査スポットが半径方向に
トラックを横断して移動される移動モードを有し、移動モードでは、所望の接線
方向位置と現在の接線方向位置の間の差の関数である、半径方向移動時間を有す
る時間期間内に移動モードでは半径方向に走査スポットが移動されることを特徴
とする。
【0014】
図1は、軸11の周りにトラックを有する情報担体10を走査する装置を示す
。本場合には、情報担体は、光情報担体であるがしかし代わりに光磁気又は磁気
形式の媒体でも良い。装置は、情報担体10上の走査スポット21との間で情報
を伝送する手段20を有する。本実施例では、手段20は、例えば、USP5,
402,401に記載の変換器のような、光電変換器により形成される。手段2
0は走査スポット21により走査された光学的パターンを電気信号に変換し、そ
れにより情報担体10から情報を伝送する。代わりに、変換器は、情報担体に情
報を伝送するために伝記書き込み信号に応答して情報担体上に光学的パターンを
書き込むのにも(加えて)使用されても良い。
。本場合には、情報担体は、光情報担体であるがしかし代わりに光磁気又は磁気
形式の媒体でも良い。装置は、情報担体10上の走査スポット21との間で情報
を伝送する手段20を有する。本実施例では、手段20は、例えば、USP5,
402,401に記載の変換器のような、光電変換器により形成される。手段2
0は走査スポット21により走査された光学的パターンを電気信号に変換し、そ
れにより情報担体10から情報を伝送する。代わりに、変換器は、情報担体に情
報を伝送するために伝記書き込み信号に応答して情報担体上に光学的パターンを
書き込むのにも(加えて)使用されても良い。
【0015】
装置は更に、情報担体10に関して接線方向に走査スポット21を移動する接
線方向移動手段30を有する。本場合には、接線方向移動手段30は、軸11の
周りに情報担体10を回転させるモータにより実現される。
線方向移動手段30を有する。本場合には、接線方向移動手段30は、軸11の
周りに情報担体10を回転させるモータにより実現される。
【0016】
変換器20は、シャフト43を有するスライドモータ42により駆動される、
スライド41により担われる。変換器20の少なくとも一部は、スライド41に
関して半径方向に移動可能である(図示していない)。このように、正確な位置
決め機構が得られる。伝送機構44は、スライドモータ42のシャフト43の回
転の動きを、情報担体10のトラックを横切る方向のスライド41の動きへ変換
する。スライド41、スライドモータ42及び伝送機構44は半径方向移動手段
40を構成する。
スライド41により担われる。変換器20の少なくとも一部は、スライド41に
関して半径方向に移動可能である(図示していない)。このように、正確な位置
決め機構が得られる。伝送機構44は、スライドモータ42のシャフト43の回
転の動きを、情報担体10のトラックを横切る方向のスライド41の動きへ変換
する。スライド41、スライドモータ42及び伝送機構44は半径方向移動手段
40を構成する。
【0017】
現在の実施例では、半径方向位置測定手段60は、ホールセンサ61,62に
より形成される。ホールセンサ61,62は、スライドモータ42のシャフト4
3により占められている角度βrの倍数(9x)の余弦及び正弦を示す、信号c
os(9βr)及び、sin(9βr)をそれぞれ発生する。スライドモータ4
2のシャフト43はスライド41に接続されているので、2つの信号は共に、走
査スポット21の瞬時半径方向位置rの測定値である、複合半径方向信号を形成
する。スライドモータ42は制御手段50により制御される。本実施例では、制
御手段50は、マイクロプロセッサにより構成される信号βsを発生する第1の
制御手段51を有する。信号βsは、スライドモータ42のシャフトの角度の測
定値であり、その角度は時間の関数の所望の瞬時位置に対応する。従って、信号
βsは、時間の関数の所望の瞬時位置を示す。テーブル52の助けで、信号co
s(9βr)及び、sin(9βr)が発生され、この信号は、この角度の倍数
(9x)の余弦と正弦を表す。直交検出器53は、複合信号Se1、Se2をテ
ーブル52からの信号とホールセンサ61,62からの信号から発生し、このよ
うに発生された信号は、所望の瞬時位置と瞬時位置の間の差を示す。誤差信号は
、sin(9*(βs−βr))を示す第1の成分Se1と、値
より形成される。ホールセンサ61,62は、スライドモータ42のシャフト4
3により占められている角度βrの倍数(9x)の余弦及び正弦を示す、信号c
os(9βr)及び、sin(9βr)をそれぞれ発生する。スライドモータ4
2のシャフト43はスライド41に接続されているので、2つの信号は共に、走
査スポット21の瞬時半径方向位置rの測定値である、複合半径方向信号を形成
する。スライドモータ42は制御手段50により制御される。本実施例では、制
御手段50は、マイクロプロセッサにより構成される信号βsを発生する第1の
制御手段51を有する。信号βsは、スライドモータ42のシャフトの角度の測
定値であり、その角度は時間の関数の所望の瞬時位置に対応する。従って、信号
βsは、時間の関数の所望の瞬時位置を示す。テーブル52の助けで、信号co
s(9βr)及び、sin(9βr)が発生され、この信号は、この角度の倍数
(9x)の余弦と正弦を表す。直交検出器53は、複合信号Se1、Se2をテ
ーブル52からの信号とホールセンサ61,62からの信号から発生し、このよ
うに発生された信号は、所望の瞬時位置と瞬時位置の間の差を示す。誤差信号は
、sin(9*(βs−βr))を示す第1の成分Se1と、値
【0018】
【外1】
を示す第2の成分Se2より構成される。テーブル52と直交検出器53は、第
2の制御手段を構成する。第3の制御手段54の助けで、PID制御器が形成さ
れ、半径方向移動手段の制御信号は誤差信号から得られる。第2の制御手段52
、53と第3の制御手段54は、前の出願PHN17.032で詳細に説明され
ている。
2の制御手段を構成する。第3の制御手段54の助けで、PID制御器が形成さ
れ、半径方向移動手段の制御信号は誤差信号から得られる。第2の制御手段52
、53と第3の制御手段54は、前の出願PHN17.032で詳細に説明され
ている。
【0019】
制御手段50は更に、第4の制御手段を有しても良く、それは、例えば、マイ
クロプロセッサ51により構成され、それにより、制御信号Scに対応する、予
測信号Spが発生される。この場合、信号結合手段55は、誤差信号Seと予測
信号Sp(図1A参照)から制御信号Scを発生する。
クロプロセッサ51により構成され、それにより、制御信号Scに対応する、予
測信号Spが発生される。この場合、信号結合手段55は、誤差信号Seと予測
信号Sp(図1A参照)から制御信号Scを発生する。
【0020】
装置は、走査スポット21が情報担体10のトラックを追従する走査モードを
有する。装置は、走査スポット21がトランスポートを横断して半径方向に移動
される、移動モードも有する。精密な位置決め機構と半径方向移動手段41,4
2,44を結合する種々の可能性がある。走査モードでは、サーボ機構は、走査
スポットの実際の位置と所望の位置との間の偏差を酢部に除去する。このサーボ
システムは、さらに、スライド41を徐々に又はステップ的に移動することによ
り、停止位置に関して精密位置決め機構の平均偏差を除去することができる。こ
の変位モード中に、精密な位置決め機構は停止位置に保持され得る。
有する。装置は、走査スポット21がトランスポートを横断して半径方向に移動
される、移動モードも有する。精密な位置決め機構と半径方向移動手段41,4
2,44を結合する種々の可能性がある。走査モードでは、サーボ機構は、走査
スポットの実際の位置と所望の位置との間の偏差を酢部に除去する。このサーボ
システムは、さらに、スライド41を徐々に又はステップ的に移動することによ
り、停止位置に関して精密位置決め機構の平均偏差を除去することができる。こ
の変位モード中に、精密な位置決め機構は停止位置に保持され得る。
【0021】
本発明に従った装置は、情報担体に関する走査スポット21の接線方向位置を
示す接線方向位置信号Sαを発生する、接線方向位置測定手段70を有する。本
発明では、接線方向位置信号Sαは、脈動する信号であり、各パルスは、情報担
体10の1回転の1/256部分を示す。
示す接線方向位置信号Sαを発生する、接線方向位置測定手段70を有する。本
発明では、接線方向位置信号Sαは、脈動する信号であり、各パルスは、情報担
体10の1回転の1/256部分を示す。
【0022】
本発明に従った装置では、制御手段50は、移動モードで、所望の接線方向位
置αeと現在の接線方向位置αbとの間の差の関数である半径方向移動時間Tr
の時間期間内に、走査スポット21を半径方向に移動させる。こらは、図2を参
照して明らかにされる。図2は、マイクロプロセッサ51により構成される第1
の制御手段による信号βsの値を計算を示す。
置αeと現在の接線方向位置αbとの間の差の関数である半径方向移動時間Tr
の時間期間内に、走査スポット21を半径方向に移動させる。こらは、図2を参
照して明らかにされる。図2は、マイクロプロセッサ51により構成される第1
の制御手段による信号βsの値を計算を示す。
【0023】
ステップS1では、半径開始位置rbから半径終了位置reへの走査スポット
21の半径方向の移動のために最小半径移動時間Tr0が計算される。本実施例
では、走査スポット21は、図3Aに示すように、0からTr/2の第1の時間
期間中に加速度Aで均一に加速され、そして、第2の時間期間Tr/2中に加速
度−Aで均一に減速される。図3Aでは、実線は最大加速度A=A0に対する移
動を示し、破線は速度A<A0の場合の移動の例を示す。結果の速度vと結果の
移動Rは、図3Bと図3Cに示すようにそれぞれ、時間tの関数である。0から
Trへの時間内の移動Rは、 R=1/4.A.Tr 2 (1) である。
21の半径方向の移動のために最小半径移動時間Tr0が計算される。本実施例
では、走査スポット21は、図3Aに示すように、0からTr/2の第1の時間
期間中に加速度Aで均一に加速され、そして、第2の時間期間Tr/2中に加速
度−Aで均一に減速される。図3Aでは、実線は最大加速度A=A0に対する移
動を示し、破線は速度A<A0の場合の移動の例を示す。結果の速度vと結果の
移動Rは、図3Bと図3Cに示すようにそれぞれ、時間tの関数である。0から
Trへの時間内の移動Rは、 R=1/4.A.Tr 2 (1) である。
【0024】
本実施例では、最小半径方向移動時間Tr0は以下の関係に従って最大許容加
速度A0により決定される。 Tr0=2√R/A0、ここでR=re−rb (2) ステップS2では、最小回転時間Tα0が計算される。本実施例では、情報担
体は一定の速度で回転され、最小回転時間は、 Tα0=(αe−αb)/2πω (3) ここで、αeは所望の接線位置、αbは移動の開始時の角度、及び、ωは情報担
体の角速度である。
速度A0により決定される。 Tr0=2√R/A0、ここでR=re−rb (2) ステップS2では、最小回転時間Tα0が計算される。本実施例では、情報担
体は一定の速度で回転され、最小回転時間は、 Tα0=(αe−αb)/2πω (3) ここで、αeは所望の接線位置、αbは移動の開始時の角度、及び、ωは情報担
体の角速度である。
【0025】
ステップS3では、補助変数Taが最小回転時間Tα0から、同期に要する時
間Tsyncを引いた値に等しくされる。ここで、Tsyncは0より大きいか
又は、等しい。同期に要する時間は、例えば、読み出される情報の開始がヘッダ
で開始する場合にはゼロであり、ヘッダが読み出されている間に装置は同期され
る。
間Tsyncを引いた値に等しくされる。ここで、Tsyncは0より大きいか
又は、等しい。同期に要する時間は、例えば、読み出される情報の開始がヘッダ
で開始する場合にはゼロであり、ヘッダが読み出されている間に装置は同期され
る。
【0026】
ステップS4では、最小半径方向移動時間Tr0が補助変数Taと比較される
。最小半径方向移動時間Tr0が補助変数Taより大きい場合には、補助変数T a は、ステップS5で値T2πだけ増加される。ここで、T2πは、情報担体1
0の1回転の時間長である。移動中に情報担体10が一定の角速度ωで回転され
る場合には、次が成り立つ。 T2π=1/ω。角速度が情報担体上の走査スポット21の半径方向の位置に依
存し且つ角速度が移動中に適応される場合には、時間T2πは、角速度の予測変
化から計算される。同じことがTα0の計算にも成り立つ。ステップS5の後に
ステップS4が繰り返される。
。最小半径方向移動時間Tr0が補助変数Taより大きい場合には、補助変数T a は、ステップS5で値T2πだけ増加される。ここで、T2πは、情報担体1
0の1回転の時間長である。移動中に情報担体10が一定の角速度ωで回転され
る場合には、次が成り立つ。 T2π=1/ω。角速度が情報担体上の走査スポット21の半径方向の位置に依
存し且つ角速度が移動中に適応される場合には、時間T2πは、角速度の予測変
化から計算される。同じことがTα0の計算にも成り立つ。ステップS5の後に
ステップS4が繰り返される。
【0027】
最小半径方向移動時間Tr0が、補助変数Taよりも小さいか又は等しい場合
には、ステップ6が実行される。このステップでは、半径方向移動時間Trが、
補助変数の値に少なくとも依存する値に設定される。値Trは、Tr0<=Tr <=Taである。特に本実施例では、Tr=Taである。
には、ステップ6が実行される。このステップでは、半径方向移動時間Trが、
補助変数の値に少なくとも依存する値に設定される。値Trは、Tr0<=Tr <=Taである。特に本実施例では、Tr=Taである。
【0028】
続いて、開始位置rbから終了位置reへの走査スポット21の移動に対する
経路が計算される。この経路は、予め導入された更なる条件に依存する。本実施
例では、加速度Aは、 A=A0.(Tr0/Tr)2 (4)である。
経路が計算される。この経路は、予め導入された更なる条件に依存する。本実施
例では、加速度Aは、 A=A0.(Tr0/Tr)2 (4)である。
【0029】
移動の所望の経路は、即ち、時間tの関数としての走査スポット21の所望の
位置は、
位置は、
【0030】
【数1】
である。
【0031】
ステップS8では、時間tの関数としての走査スポットの所望の位置rに対応
する、角度βSが計算される。
する、角度βSが計算される。
【0032】
図4は、最小半径方向移動時間Tr0が8msであり且つ情報担体10は一定
の角速度100Hzで回転している場合の、半径方向移動時間Tr(破線)と、
所望の接線方向位置αeと現在の接線方向位置αbの差、との間の差の関係を示
す例である。本例では、更に、最大の達成可能な加速度A0は400ms−2で
あり、移動モードでは走査スポット21はπラジアンの半径距離αe−αbに亘
り移動するとする。図4に示す方法のステップS1の計算から、半径距離6.4
mmに亘る移動に対する最小半径方向移動時間Tr0は、8msである。100
Hzの一定の角速度ωで、1回転の継続時間T2πは10msである。横断され
るべきπラジアンの角度αe−αbは、ステップS2で、最小回転時間Tα0が
5msであることが計算される。同期に対する時間Tsyncが無視できるほど
小さいとすると、補助変数TaはステップS3で、Ta=Tα0=5msに初期
化される。ステップS4の比較から、最小半径方向移動時間Tr0は、補助変数
Taより大きい。補助変数Taの値は、1回転の継続時間T2π=10msによ
りTa=15msへ増加される。ステップS4が繰返された後にステップS6が
行われ、半径方向の移動時間Trは、Tr=Ta=15msに設定される。ステ
ップS7では、移動の関連する経路は、5aと5bの式を用いて計算される。式
4から走査スポット21の加速度は114ms−2に制限される。これは、半径
方向の移動に要する電力を、最大化速度A0の場合の移動に要する電力の28%
に減少し、そして、これは長いアクセス時間の代償で達成されるのではない。同
様に、半径方向移動時間Tr=8.75msが、7/4.πラジアンの横断αe −αbと同様な半径距離は6.4mmに対して計算される。この場合走査スポッ
トの加速度Aは365m.s−2に制限され、これはアクセス時間の増加なしに
達成される。半径方向の移動に要する電力は、走査スポット21の最大化速度A 0 の場合の半径方向の移動に要する電力の84%に減少される。前述から、接線
方向位置(αe−αb)の比較的小さな第1の差(π)と比較的大きな第2の差
(7/4*π)となり、それに対して、小さな半径距離(6.4mm)に亘る走
査スポット21の移動が、比較的長い第1の半径方向の移動時間(15ms)と
比較的短い第2の半径方向の移動時間(8.75ms)で達成される。
の角速度100Hzで回転している場合の、半径方向移動時間Tr(破線)と、
所望の接線方向位置αeと現在の接線方向位置αbの差、との間の差の関係を示
す例である。本例では、更に、最大の達成可能な加速度A0は400ms−2で
あり、移動モードでは走査スポット21はπラジアンの半径距離αe−αbに亘
り移動するとする。図4に示す方法のステップS1の計算から、半径距離6.4
mmに亘る移動に対する最小半径方向移動時間Tr0は、8msである。100
Hzの一定の角速度ωで、1回転の継続時間T2πは10msである。横断され
るべきπラジアンの角度αe−αbは、ステップS2で、最小回転時間Tα0が
5msであることが計算される。同期に対する時間Tsyncが無視できるほど
小さいとすると、補助変数TaはステップS3で、Ta=Tα0=5msに初期
化される。ステップS4の比較から、最小半径方向移動時間Tr0は、補助変数
Taより大きい。補助変数Taの値は、1回転の継続時間T2π=10msによ
りTa=15msへ増加される。ステップS4が繰返された後にステップS6が
行われ、半径方向の移動時間Trは、Tr=Ta=15msに設定される。ステ
ップS7では、移動の関連する経路は、5aと5bの式を用いて計算される。式
4から走査スポット21の加速度は114ms−2に制限される。これは、半径
方向の移動に要する電力を、最大化速度A0の場合の移動に要する電力の28%
に減少し、そして、これは長いアクセス時間の代償で達成されるのではない。同
様に、半径方向移動時間Tr=8.75msが、7/4.πラジアンの横断αe −αbと同様な半径距離は6.4mmに対して計算される。この場合走査スポッ
トの加速度Aは365m.s−2に制限され、これはアクセス時間の増加なしに
達成される。半径方向の移動に要する電力は、走査スポット21の最大化速度A 0 の場合の半径方向の移動に要する電力の84%に減少される。前述から、接線
方向位置(αe−αb)の比較的小さな第1の差(π)と比較的大きな第2の差
(7/4*π)となり、それに対して、小さな半径距離(6.4mm)に亘る走
査スポット21の移動が、比較的長い第1の半径方向の移動時間(15ms)と
比較的短い第2の半径方向の移動時間(8.75ms)で達成される。
【0033】
他の実施例では、走査スポットの移動中に走査スポット21の加速度は図5A
に示すように変化する。この実施例では、加速度は、Tr/12から11/12
*Trの第1の時間期間内で、線形に0から値Aへ上昇する。11/12*Tr からTrの時間期間内で、加速度は−Aから0へ上昇する。図5Bは、走査スポ
ット21の対応する半径速度vを示し、図5Cは、走査スポット21の対応する
移動Rを示す。この加速プロファイルと加速度の最大の許容値A=A0の結果と
して、所定の半径方向距離Rに対する最小変形方向同時間Tr0である。図2を
参照して説明した方法により、再び、長いアクセス時間を導くことなしに、最小
半径方向移動時間Tr0よりも大きい半径方向移動時間Trを計算することが可
能である。加速度の最大値Aは、A=Tr/Tr0*A0に制限される。
に示すように変化する。この実施例では、加速度は、Tr/12から11/12
*Trの第1の時間期間内で、線形に0から値Aへ上昇する。11/12*Tr からTrの時間期間内で、加速度は−Aから0へ上昇する。図5Bは、走査スポ
ット21の対応する半径速度vを示し、図5Cは、走査スポット21の対応する
移動Rを示す。この加速プロファイルと加速度の最大の許容値A=A0の結果と
して、所定の半径方向距離Rに対する最小変形方向同時間Tr0である。図2を
参照して説明した方法により、再び、長いアクセス時間を導くことなしに、最小
半径方向移動時間Tr0よりも大きい半径方向移動時間Trを計算することが可
能である。加速度の最大値Aは、A=Tr/Tr0*A0に制限される。
【0034】
本発明に従った装置の第2の実施例を、図6に示す。図1の部品に対応する部
品は、100増加された同じ参照番号を有する。本実施例では、走査スポット1
21の半径移動Rは移動中に横断するトラックの数から得られる。このために、
半径方向位置測定手段160は、図6Aの形式をとる。この形式では、半径方向
位置測定手段160は、第1の算術ユニット163を有し、それは4つの4分円検
出器122からの信号に応答して、第1と第2の位置信号を発生し、2つの位置
信号は互いに位相が90°シフトしている。本場合には、信号は中央開港(CA
)信号であり、そして、時間差検出(DTD)信号である。第2の算術ユニット
164は、CA信号とDTD信号トラックから、トラックを横断したことを示す
横断信号Stとトラックを横断する方向を示す方向信号Sdを得る。トラック横
断カウント手段165は、横断されたトラックの数nを示すカウント信号Nを発
生する。トラックが外周方向に横断されると、数nは増加され、トラックが内周
方向に横断されると、数nは減少される。装置は、接線方向位置信号Sαから、
トラック横断カウント手段165に対する補正信号Scを得るための、補正手段
166を有してもよい。ら線トラックを有する情報担体110の場合には、第2
の算術ユニット164は、情報担体110の角回転中に走査スポット121の固
定の位置で内周方向へのトラックの横断を検出する。これは、CD規格では通常
の情報担体110のら線方向と回転方向に基づいている。この誤った検出は情報
担体110の各1回転後とに1回前記数nが増加されることにより補償され得る
。増加は、好ましくは、走査スポット121の接線位置αが接線終了位置αeに
一致する時点で行われる。情報担体110が分離した同心円トラックを有する場
合には、補正手段166は、不活性にされる。カウント手段165により発生さ
れた信号は、その間に走査スポット121が位置されているが、しかし、これら
のトラック間には正確な位置がないトラックに関する情報を与える。走査スポッ
ト121の位置を更に正確に計算するために、装置は最も近いトラックからの走
査スポットの距離を示すトラッキング誤差信号を発生するための手段を有する。
本場合には、前記手段は、第1の算術ユニット163により構成され、DTD信
号はトラッキング誤差信号として働く。結合手段167の助けで、半径位置信号
Rがカウント信号Nとトラッング誤差信号DTDから発生される。制御手段15
4に対する誤差信号Seは、所望の半径位置を示す信号Rと信号rSから得られ
る。前記制御手段は第1の実施例のように予測信号Spを受信してもよい。
品は、100増加された同じ参照番号を有する。本実施例では、走査スポット1
21の半径移動Rは移動中に横断するトラックの数から得られる。このために、
半径方向位置測定手段160は、図6Aの形式をとる。この形式では、半径方向
位置測定手段160は、第1の算術ユニット163を有し、それは4つの4分円検
出器122からの信号に応答して、第1と第2の位置信号を発生し、2つの位置
信号は互いに位相が90°シフトしている。本場合には、信号は中央開港(CA
)信号であり、そして、時間差検出(DTD)信号である。第2の算術ユニット
164は、CA信号とDTD信号トラックから、トラックを横断したことを示す
横断信号Stとトラックを横断する方向を示す方向信号Sdを得る。トラック横
断カウント手段165は、横断されたトラックの数nを示すカウント信号Nを発
生する。トラックが外周方向に横断されると、数nは増加され、トラックが内周
方向に横断されると、数nは減少される。装置は、接線方向位置信号Sαから、
トラック横断カウント手段165に対する補正信号Scを得るための、補正手段
166を有してもよい。ら線トラックを有する情報担体110の場合には、第2
の算術ユニット164は、情報担体110の角回転中に走査スポット121の固
定の位置で内周方向へのトラックの横断を検出する。これは、CD規格では通常
の情報担体110のら線方向と回転方向に基づいている。この誤った検出は情報
担体110の各1回転後とに1回前記数nが増加されることにより補償され得る
。増加は、好ましくは、走査スポット121の接線位置αが接線終了位置αeに
一致する時点で行われる。情報担体110が分離した同心円トラックを有する場
合には、補正手段166は、不活性にされる。カウント手段165により発生さ
れた信号は、その間に走査スポット121が位置されているが、しかし、これら
のトラック間には正確な位置がないトラックに関する情報を与える。走査スポッ
ト121の位置を更に正確に計算するために、装置は最も近いトラックからの走
査スポットの距離を示すトラッキング誤差信号を発生するための手段を有する。
本場合には、前記手段は、第1の算術ユニット163により構成され、DTD信
号はトラッキング誤差信号として働く。結合手段167の助けで、半径位置信号
Rがカウント信号Nとトラッング誤差信号DTDから発生される。制御手段15
4に対する誤差信号Seは、所望の半径位置を示す信号Rと信号rSから得られ
る。前記制御手段は第1の実施例のように予測信号Spを受信してもよい。
【0035】
本発明を、好適な実施例を参照して説明したがこの実施例には、制限されない
。当業者には、請求項に定義された発明の範囲から離れることなく多くの変形が
考えられる。本発明は、装置として実現されるだけでなく、ソフトウェアやハー
ドウェアで実行でき、そして、異なる”手段”は、同じハードウェアで実現され
ても良い。動詞”含む”は請求項に記載された以外の構成要素の存在を除外しな
い。本発明は、多くの新しい特徴と、特徴の組合せがある。
。当業者には、請求項に定義された発明の範囲から離れることなく多くの変形が
考えられる。本発明は、装置として実現されるだけでなく、ソフトウェアやハー
ドウェアで実行でき、そして、異なる”手段”は、同じハードウェアで実現され
ても良い。動詞”含む”は請求項に記載された以外の構成要素の存在を除外しな
い。本発明は、多くの新しい特徴と、特徴の組合せがある。
【図1】
本発明の第1の実施例にに従った装置を示す図である。
【図1A】
図1に示す装置の細部を示す図である。
【図2】
本発明に従った方法を示す図である。
【図3A】
時間の関数としての実施例の走査スポットの加速を示す図である。
【図3B】
時間の関数としての実施例の走査スポットの減速を示す図である。
【図3C】
時間の関数としての実施例の走査スポットの移動を示す図である。
【図4】
現在と所望の接線位置の間の関係、接線位置に達するまでに要する時間及び、
半径方向移動時間を示す図である。
半径方向移動時間を示す図である。
【図5A】
時間の関数としての更なる実施例の走査スポットの加速を示す図である。
【図5B】
時間の関数としての更なる実施例の走査スポットの減速を示す図である。
【図5C】
時間の関数としての更なる実施例の走査スポットの移動を示す図である。
【図6】
本発明の第2の実施例にに従った装置を示す図である。
【図6A】
図6に示す装置の細部を示す図である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 リーク,マルセル
オランダ国,5656 アーアー アインドー
フェン,プロフ・ホルストラーン 6
(72)発明者 ワルス,イェルーン
オランダ国,5656 アーアー アインドー
フェン,プロフ・ホルストラーン 6
Fターム(参考) 5D088 BB08 PP01 PP02 QQ06 SS05
TT10 UU01
5D117 AA02 CC06 EE07 EE14 FF14
FF27
【要約の続き】
達成される。移動は所望の接線方向位置(αe)と瞬時
の接線方向位置(αb)の間の差の関数である、半径方
向移動時間(Tr)を有する時間期間内に行われる。
Claims (7)
- 【請求項1】 軸の周りにトラックを有する情報担体を走査する装置であっ
て、その装置は、情報担体上の走査スポットへ及び/又は走査スポットから情報
を伝送する手段と、接線方向へ走査スポットを移動するための接線方向移動手段
と、半径方向へ走査スポットを移動するための半径方向移動手段とを有し、その
装置は、半径方向移動手段を制御する制御手段と、走査スポットの瞬時半径方向
位置の測定値である半径位置信号を発生する半径方向位置測定手段を有し、その
装置は走査スポットがトラックを追跡する走査モードと、走査スポットが半径方
向にトラックを横断して移動される移動モードを有し、 その装置は更に、走査スポットの接線方向位置を示す接線方向位置信号を発生
するための接線方向位置測定手段と、所望の接線方向位置と現在の接線方向位置
の間の差の関数である、半径方向移動時間を有する時間期間内に移動モードでは
半径方向に走査スポットを移動するようにする制御手段とを有することを特徴と
する装置。 - 【請求項2】 制御手段は、接線位置内の比較的小さな第1の差と比較的大
きな第2の差に対して、比較的長い第1の半径方向の移動時間と比較的短い第2
の半径方向の移動時間内で、同様な半径方向の距離に渡って走査スポットの移動
を行うことを特徴とする請求項2記載の装置。 - 【請求項3】 制御手段は、時間の関数として所望の瞬時位置を示す信号を
発生する第1の制御手段と、所望の瞬時位置と瞬時位置の間の差を示す誤差信号
を発生する第2の制御手段と、半径移動手段に対する制御信号を発生する第3の
制御手段とを有することを特徴とする請求項1或は2に記載の装置。 - 【請求項4】 制御手段は、制御信号の期待値に対応する予測信号を発生す
る第4の制御手段を含み、且つ、誤差信号と予測信号から制御信号を発生する信
号結合手段を有することを特徴とする請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 半径方向位置測定手段は、横断したトラックの数を示すカウ
ント信号を発生するためのトラック横断カウント手段と、最も近いトラックから
の走査スポットの距離を示すトラッキング誤差信号を発生する手段と、カウント
信号とトラッキング誤差信号から半径位置信号を発生する手段とを有することを
特徴とする請求項1記載の装置。 - 【請求項6】 更に、接線方向位置信号に基づきカウント信号を補正するた
めの補正手段を有することを特徴とする請求項5記載の装置。 - 【請求項7】 軸の周りにトラックを有する情報担体を走査する装置を動作
させる方法であって、その方法では、情報担体は軸の周りに回転され、その方法
は、情報担体上の走査スポットへ及び/又は走査スポットから情報が伝送され且
つトラックに沿って走査スポットが移動される走査モードと、走査スポットが半
径方向にトラックを横断して移動される移動モードを有し、 移動モードでは、所望の接線方向位置と現在の接線方向位置の間の差の関数で
ある、半径方向移動時間を有する時間期間内に、半径方向に走査スポットが移動
されることを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
EP99202219 | 1999-07-08 | ||
EP99202219.4 | 1999-07-08 | ||
PCT/EP2000/006336 WO2001004882A1 (en) | 1999-07-08 | 2000-07-04 | Device for scanning an information carrier and method of operating such a device |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001509026A Withdrawn JP2003504781A (ja) | 1999-07-08 | 2000-07-04 | 情報担体を走査するための装置及びそのような装置を動作させる方法 |
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---|---|
US (1) | US6493292B1 (ja) |
EP (1) | EP1110214A1 (ja) |
JP (1) | JP2003504781A (ja) |
KR (1) | KR100662669B1 (ja) |
CN (1) | CN1171205C (ja) |
WO (1) | WO2001004882A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
DE10064051A1 (de) * | 2000-12-21 | 2002-12-05 | Thomson Brandt Gmbh | Positionsregelung mittels Spurzählwert |
JP3621696B2 (ja) * | 2002-08-14 | 2005-02-16 | 株式会社東芝 | ホール素子、モータアッセンブリ、及び光ディスク装置 |
CN101441876B (zh) | 2005-03-17 | 2011-10-05 | 松下电器产业株式会社 | 光盘装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4884259A (en) * | 1984-08-28 | 1989-11-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Optical memory disk and track access therefor |
NL8701448A (nl) * | 1987-06-22 | 1989-01-16 | Philips Nv | Werkwijze en inrichting voor het met een stralingsbundel aftasten van een roterende registratiedrager. |
US5268885A (en) | 1989-10-25 | 1993-12-07 | U.S. Philips Corporation | Method and means for detecting and stablizing control loop parameters of apparatus for scanning a record carrier |
US5677899A (en) * | 1991-02-15 | 1997-10-14 | Discovision Associates | Method for moving carriage assembly from initial position to target position relative to storage medium |
JPH07176173A (ja) * | 1992-06-15 | 1995-07-14 | Sharp Corp | 光ディスクプレーヤにおけるトラックアクセス装置 |
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