JP2003504128A - マイクロ透析プローブ - Google Patents

マイクロ透析プローブ

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JP2003504128A JP2001509234A JP2001509234A JP2003504128A JP 2003504128 A JP2003504128 A JP 2003504128A JP 2001509234 A JP2001509234 A JP 2001509234A JP 2001509234 A JP2001509234 A JP 2001509234A JP 2003504128 A JP2003504128 A JP 2003504128A
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ロジャー ヨハンソン,
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シーエムエー/マイクロダイアリシス アーベー
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Abstract

(57)【要約】 この発明はマイクロ透析プローブに関し、それはプローブの閉じられた末梢端とその基部端間に位置しかつ支持された透析膜(115,215,315,415)を含み、この膜(115,215,315,415)は本質的に灌流液の通過のための空間(118,218,318,418)を取り囲み、前記プローブは灌流液のための入口と出口手段(107,108;207,208;307,308;407,408)を持つ。プローブは少なくとも透析膜(115,215,315,415)を囲みかつ保護するのに適合した変形可能な網スリーブ(120,220,320,420)を有し、変形可能なその基部端はプローブの基部端と透析膜(115,215,315,415)間でプローブに固定されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 この発明はマイクロ透析プローブに関する。この種の透析プローブはSE−C
−434214,US.A.5735832及びUS.A.5741284に記
載されている。
【0002】 この文書中の特定の言語の意味は次のように解釈されるべきでる: 語プローブはまたカテーテルとして解釈されるべきである。 記載されたプローブの入口及び出口は逆流の場合にはそれぞれ出口及び入口と
して使用されることができる。 灌流液はマイクロ透析で使用される液体であり、これはプローブに入り、そこ
で周辺組織から膜を通して物質を取込むことが可能である。 灌流液は透析後に透析物となる。 変形可能な網は以下の応用例で更に記載されるように解釈されるべきである。
【0003】 発明の背景 マイクロ透析はプローブが生体内の組織中に挿入される検査法であり、そこで
は半透膜の一方側が組織及び細胞外液と接触させられ、他方側がこの細胞外液か
ら膜を通して物質を吸収する透析液(灌流液)で洗われまたはすすがれる。これ
らの物質は次いでプローブを出るときまたは出た後で透析物中で分析されること
ができる。
【0004】 マイクロ透析プローブは本来こわれやすく、それが用いられる組織にプローブ
を挿入し、それから引き抜くときに十分注意を要する。プローブの少なくとも一
部は薄い透過膜からなる表面を持つ必要があり、この膜は特にプローブを動かす
ときこわれるかもしれない。プローブの挿入のために挿入時のプローブを保護す
るために使用されることのできる外管または同様物のような挿入手段が存在する
。この挿入手段は、もしかかる手段が用いられるなら、プローブの実際の使用前
に取り除かれる。
【0005】 しかし、生きている人間の組織中に挿入されたとき、プローブは人間が動くと
き/またはもし動くならば(もし人間が全く静止しているとしてもなお例えば筋
肉内の動きがありうる)及びプローブの引き抜き時に予想される応力と歪みにも
かかわらずその形状を保持することが可能でなければならない。
【0006】 頻度が多くかつ一般的となっているマイクロ透析の使用は挿入時及び使用時の
プローブの監視及び制御のような他の問題を提起する。マイクロ透析が物質の平
衡値及び/または物質の存在量または損失量を検査し、または例えば薬物の使用
、手術等に関連した物質の状態の特別の変化を監視することの独特の可能性を提
供することは事実である。
【0007】 挿入/引き抜き及び使用時のプローブ位置の監視と制御はプローブの小ささと
材料が一旦その挿入が開始されたならプローブを検出するために一般法の使用を
可能としないという限りにおいて障害であった。これは組織中により深くマイク
ロ透析が行われるにはより問題となる。
【0008】 発明の概要 この発明の目的は従って例えば診断学目的のために試料を取るとき生体組織で
の一般的使用に適したマイクロ透析プローブを提供することである。特に、その
目的は使用時及び引き抜き時にプローブに作用する力に耐えることのできる改良
されたプローブである。
【0009】 更なる目的は細胞内液のための膜への良好な接近を与えること、及びなお膜を
保護することができること、及びプローブを完全に引っ込めることができること
である。
【0010】 この発明の更なる目的は予め決められた位置へのプローブの配置を容易とし、
プローブの位置を制御するために挿入/引き抜き時または透析時のX−線または
同様物のような手段を用いて位置が監視及び制御されることのできるマイクロ透
析プローブを提供することである。
【0011】 この発明によれば、この発明の説明から明らかなこれらの及び他の目的は、変
形可能な網スリーブが少なくとも前記透析膜を囲みかつ保護するのに適合されて
おり、前記変形可能なスリーブの基部端がプローブの基部端と透析膜間でプロー
ブに固定され、かつ前記変形可能な網スリーブがスリーブの縦方向に引っ張り作
動されるとき前記スリーブの直径が減るように変形されることを特徴とするマイ
クロ透析プローブにより達成される。
【0012】 語囲むは網スリーブが常にプローブの基端部に固定されているがスリーブの他
端が開放端であるかまたは閉鎖されているかまたはそれ自体プローブの末梢部に
取り付けられているかのいずれかであることができる。
【0013】 図面の簡略説明 この発明が今や例としてかつ添付図面に関して説明されるであろう。図面にお
いて: 図1a−dはこの発明による網スリーブを示すマイクロ透析プローブの四つの
例を断面で示す: a.この発明による網スリーブの第一実施例を示すプローブ、 b.また第一実施例による網スリーブを示すプローブ、 c.この発明による網スリーブの第二実施例を示すプローブ、 d.この発明による網スリーブの第二実施例を示すプローブ。 図2はこの発明による好適に使用される網形式の例を示す。 図3a−bは変形可能な網スリーブ寸法の変化を示す: a)未変形、 b)変形後。 図4はこの発明によるプローブの断面を示す。
【0014】 発明の好適形の詳細な説明 図1a−1dを通して同様細部は対応する数字で示される。
【0015】 この発明によるマイクロ透析プローブの第一実施例が図1aに示されている。
プローブは末梢端片110と末梢管状固定具112を示す。端片110と組み合
わされた末梢管状固定具112はプローブの最先端を構成する。基部管状固定具
111と基部端片113はそれ自体プローブの他端を構成する。基部管状固定具
111は基部端片113に永久的に固定されている。膜115が末梢管状固定具
112に固定されており、膜115は固定具より小さい直径を持つ。膜は好まし
くは管状である。例えば接着剤等により固定具自身はその最末梢端で閉じられて
おり、末梢端110を形成する。膜115の他端は基部管状固定具111に固定
されている。上記はプローブ自身の末梢端の例示的実施例を説明し、その構造的
詳細は請求の範囲の範囲内で変更することができまたはこの発明の異なる実施例
に依存してプローブの末梢端の構造的詳細と無関係であることは理解されるべき
である。
【0016】 基部端片113内でプローブへの入口及びプローブからの出口を構成する二つ
の管107と108がプローブに連結されており、灌流液をプローブに通過させ
る。逆流の可能性は上に注記した。
【0017】 この発明の適正理解を与えるために、例示的寸法がここに与えられる。プロー
ブの長さはその最末梢端から基部管状固定具111の基端部まで例えば5cmで
あることができる。この管状固定具の長さはほぼ2cmであることができ、従っ
て膜の長さはほぼ3cmであることができる。基部管状固定具の直径はほぼ1m
mであることができ、膜の外径はほぼ0.6mmであることができる。
【0018】 これらの寸法はプローブの部品特に膜が非常に薄いことを暗示する。膜は例え
ばポリアミドから作られ、その引張強さはそれが容易に破れるので適正に測定す
ることが困難である。かかる膜はスエェーデンのGambro社により製造され
ている。
【0019】 半透材料から作られた管の形である膜115内に、第一管116が本質的にプ
ローブの基部端から末梢端まで延びている。第一管116は閉鎖末梢端を持ち、
末梢端にまたはその近くに少なくとも一つの開口117を持つ。この開口117
は基部管状固定具111及び末梢管状固定具112と組み合わされた透析膜11
5と第一管116とにより形成される空間118に入る灌流液のための通路を構
成する。灌流液の引き抜きのために第二管119がプローブの基部端から延び、
プローブの基部端にいくらか近いところの同じ空間118中に開口しており、そ
れにより灌流液のための出口を形成する。灌流液は今や半透膜を越えて交換され
た獲得物質を持つ透析物となっている。プローブの末梢端片110は例えば永久
方式で第一管116の末梢端に固定されることができる。
【0020】 この発明によれば変形可能保護網スリーブ120が前記透析膜115を取り囲
み、前記保護スリーブは前記透析膜115を囲むのに適合している。スリーブ1
20の最末梢端121は袋状容器を形成するために閉じられており、この容器中
にプローブが挿入され、その基部端で固定されている。スリーブの基部端は基部
管状固定具111と基部端片113間に固定されている。
【0021】 この方式で、スリーブはプローブの引っ込めと同じ操作で安全に引っ込められ
ることができ、スリーブはプローブの全てが引っ込み時に取り戻されるであろう
ように保護されるであろう。
【0022】 図1bに異なる構造を持つプローブとそれに依存してスリーブの別の構造の第
二実施例が示されている。プローブは末梢端片210を有する。端片210はプ
ローブの最先端を構成する。基部管211はそれ自体プローブの他端を構成する
。プローブの最基端部は図示されていない。
【0023】 管状膜215が末梢端片210に固定されている。膜215自身は例えば接着
剤等を用いることによりその最末梢端で閉じられており、末梢端210を形成す
る。膜215の他端は基部管211に固定されている。
【0024】 半透材料から作られた管の形である膜215内に、第一管216が本質的にプ
ローブの基部端から末梢端まで延びている。第一管216は閉鎖末梢端を持ち、
末梢端にまたはその近くに少なくとも一つの開口217を持つ。開口217は第
一管216と透析膜215により形成された空間218に入る灌流液のための通
路を構成する。灌流液の引き抜きのために第二管(図示せず)がプローブの基部
端から延びており、プローブの基部端にいくらか近いところの同じ空間218中
に開口しており、それにより灌流液のための出口を形成する。基部管211自身
がプローブからの出口部を構成することができる。灌流液は第一管216を通し
てプローブに入り、その壁を通して第二管に入るのが示されている。プローブの
末梢端片210は例えば永久方式で第一管216の末梢端に固定されることがで
きる。
【0025】 変形可能保護網スリーブ220が前記透析膜215を取り囲み、前記保護スリ
ーブは前記透析膜215を囲むのに適合されている。スリーブ220の最末梢端
221は袋状容器を形成するために閉じられており、この容器中にプローブは挿
入され、その基部端で固定されている。袋状スリーブ容器220の開放端は接着
剤等230により管状固定具211の外側に固定されている。スリーブ220の
管状固定具211への固定は好ましくは第一管216のための貫通穴の付近でな
され、貫通穴の縁の第一管216に対する固定及びシーリングを一操作で実行す
ることを可能とする。
【0026】 図1cでは図1bと同じ形式のプローブが使用されている。示された実施例は
図1bの実施例とは変形可能な網スリーブ320が接着剤によりまたは端片31
0の材料、膜315、変形可能な網スリーブ320の最末梢部の一段階またはそ
れ以上の段階での溶融により末梢端片310に固定され、それによりプローブの
最末梢部を一ユニットとして形成することが異なる。
【0027】 図1dにこの発明の更なる実施例が示されている。示されたプローブは本質的
に図1b及び1cのそれと同一である。それら実施例間の差は変形可能な網スリ
ーブ420の末梢端が全く閉じられておらずスリーブ420と連結されないまま
端片410を自由に残していることである。この実施例はプローブが引っ込めら
れるときスリーブが組織により引き止められ、従って直径減少を示すであろうこ
と、従ってプローブの全てが引っ込められるであろうことを確実とするという先
行実施例と同じ態様でなお作動する。
【0028】 この最後の実施例の筋肉等への挿入は好ましくは挿入を助けその後で除去され
るのに適合した器具を用いて実行され、かかる装置自体は当業者に知られており
、この発明の主題ではない。
【0029】 この発明により用いられる変形可能保護網スリーブは未変形状態の網の糸が網
中にダイヤモンド状開口を形成する予め決められた角度で互いに会合するような
形式の弾性網から形成されることができる。本質的にスリーブの一般方向に力が
付与されるとき変形した状態の網は鋭角を減少し、推力線に垂直な方向に網を短
くするように引っ張られることができ、すなわちスリーブの直径を減らし、プロ
ーブ、すなわち特にプローブの膜部を支える役目をし、プローブを破損から防ぐ
。上述のように実行する糸のどのような配置もこの発明による使用のために適し
ている。網は従ってまたほぼ変形することと同じ特性を示す織物であることもで
きる。
【0030】 推力線に垂直な方向の網の短縮は図1dの実施例がスリーブの末梢端が開放さ
れている場合でさえ機能するであろうことを説明する理由である。変形可能なス
リーブを持つプローブを引っ込めるとき、スリーブの直径は減り、従ってプロー
ブを一緒に保持し、プローブを破損から防ぐであろう。
【0031】 保護スリーブの網の例が図2a−bに示されており、図2aでは引張力を用い
るとき二つの垂直方向の一方に膨張することのできる編んだ網が示されている。
スリーブまたは管として形成され、非伸張状態で予め決められた円周を持つかか
る材料は管の縦方向に適用された引っ張り力により伸張され、その円周は縮まる
であろう。
【0032】 この発明によるプローブは従って全ての環境下に一ユニットとして一緒に保持
されるであろう。
【0033】 図3に未変形の及び変形したときの変形可能な網スリーブ寸法の変化が示され
ている。図3aの“未変形”のときのスリ−ブの寸法的変化が図3bに示された
変形した状態と比較されることができ、そこではスリーブは伸張運動を受けさせ
られ、従って図3aよりよりきつくプローブを囲んでいる。
【0034】 しかし、図3aに示された変形可能なスリーブの状態は例えばプローブを覆っ
て固定するためにスリーブがある程度円周方向に伸張されているところのある意
味で変形状態になおあることができることは注目されるべきである。すなわち、
スリーブはプローブを覆ってそれを固定する前にプローブより小さい円周を有す
ることができる。
【0035】 網スリーブは筋肉中でまたは他のあらゆる生体組織中で使用されるときプロー
ブを保護する。例えば連続監視の目的のために使用されるとき、この発明による
プローブは生体組織中で用いられ、これはマイクロ透析時に取り巻き組織により
力がプローブに働くことを意味する。これは膜に亀裂等を与えるような危害を起
こすことがなくもない。重要な点は一操作でプローブ全体を保護スリーブにより
一緒に亀裂の生じたプローブを保持して取り除くことができることである。この
発明によるプローブにより得られたさらなる改良は、この網スリーブが上に検討
したように非常に小さい膜自身の引張強さと比べたとき、ほぼ10−20Nの引
張強さを示すことである。
【0036】 膜の領域のこの発明によるプローブの断面は図4に示されている。この図には
第一と第二管は示されておらず、取り囲む膜15と変形可能な網スリーブ20を
作り上げる網糸25のみが示されている。図で分かるように、網スリーブ20は
膜15の組織側から膜への接近を可能とする。スリーブの材料を作り上げるフィ
ラメント間に膜の細胞外液との良好な接触をなすに十分な空間がある。これが良
好な接触とマイクロ透析からもたらされる良好な回復を保証する。
【0037】 この発明によるプローブにおいて、網スリーブ中にプローブがX線に対して不
透過となるであろうように例えば金属イオンまたは金属の予め決められた量を導
入することにより更なる改良が達成される。金属は好ましくはプローブを作り上
げる材料中に導入されねばならないであろうし、元素形で、すなわち金属として
または網が製造される化合物の一つの一部としてその中に分散されねばならない
であろう。
【0038】 更なる実施例において金属は材料を作り上げる糸の少なくとも一つの中に分散
されることができる。また金属糸による一つのまたはそれ以上のプラスチック材
料糸の置換の可能性もある。この発明はその実施例に関して説明されたが、この
発明の範囲は特許請求の範囲に記載される。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 この発明による網スリーブの第一実施例を示すマイクロ透析プローブである。
【図1b】 第一実施例による網スリーブを示すマイクロ透析プローブである。
【図1c】 この発明による網スリーブの第二実施例を示すマイクロ透析プローブである。
【図1d】 この発明による網スリーブの第二実施例を示すマイクロ透析プローブである。
【図2】 この発明による好適に使用される網形式の例を示す。
【図3】 図3aは未変形、図3bは変形後の変形可能な網スリーブ寸法の変化を示す。
【図4】 この発明によるプローブの断面を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU, ZA,ZW 【要約の続き】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロ透析プローブであって、プローブの閉じられた末梢
    端とその基部端間に位置しかつ支持された透析膜(115,215,315,4
    15)を含み、前記膜(115,215,315,415)が本質的に灌流液の
    通過のための空間(118,218,318,418)を取り囲み、前記プロー
    ブが灌流液のための入口と出口手段(107,108;207,208;307
    ,308;407,408)を持つものにおいて、少なくとも前記透析膜(11
    5,215,315,415)を囲みかつ保護するのに適合した変形可能な網ス
    リーブ(120,220,320,420)を含むこと、前記変形可能なスリー
    ブの基部端がプローブの基部端と透析膜(115,215,315,415)間
    でプローブに固定されていることを特徴とするマイクロ透析プローブ。
  2. 【請求項2】 前記変形可能な網スリーブ(120,220)がプローブの
    末梢端(110,210)を取り囲む閉じられた末梢端(121,221)を持
    つことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ透析プローブ。
  3. 【請求項3】 前記変形可能な網スリーブ(320)がプローブの末梢端(
    310)と一体の閉じられた末梢端を持つことを特徴とする請求項1または2に
    記載のマイクロ透析プローブ。
  4. 【請求項4】 前記変形可能な網スリーブ(420)が開放された末梢端を
    持つことを特徴とする請求項1に記載のマイクロ透析プローブ。
  5. 【請求項5】 前記変形可能な網スリーブがスリーブ(120,220,3
    20,420)の縦方向の引っ張り作用を受けたとき前記スリーブの直径が減る
    ように変形されることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のマイクロ
    透析プローブ。
  6. 【請求項6】 前記変形可能な網スリーブ(120,220,320,42
    0)がX線不透過であり、変形可能な網スリーブ(120,220,32,42
    0)を形成する材料にその材料にかかる特性を与える物質の添加によりX線不透
    過とされていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のマイクロ透
    析プローブ。
  7. 【請求項7】 前記物質が変形可能な網スリーブ(120,220,320
    ,420)を形成する材料中に分散された金属であることを特徴とする請求項6
    に記載のマイクロ透析プローブ。
  8. 【請求項8】 前記物質が変形可能な網スリーブ(120,220,320
    ,420)を形成する材料の一つにまたはその化合物に含まれた金属イオンであ
    ることを特徴とする請求項4に記載のマイクロ透析プローブ。
  9. 【請求項9】 前記変形可能な網スリーブ(120,220,320,42
    0)がX線不透過であり、網材料を作り上げる材料中にX線不透過フィラメント
    を置換または包含させることによりX線不透過とされていることを特徴とする請
    求項1から3のいずれかに記載のマイクロ透析プローブ。
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