JP2003503868A - 音声信号を処理する方法 - Google Patents

音声信号を処理する方法

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Abstract

(57)【要約】 スピーカーの周波数応答を補償し、響きの豊かな低音をリスナーに伝達するために、音声信号を第一と第二の経路に分け、その際第二の経路では低周波信号部分の高調波を生成し、第一の経路の信号と混合することが知られている。とくに設計上低音領域が弱いスピーカーの再生を改善するために、第二の経路(P2)の音声信号を、帯域フィルターでろ過し(BP1)、補正率GCで重み付けし(M1)、増幅率Gで増幅し(AM)、続いて1つの最高値までに限定し(NL1)、最後にもう一度帯域フィルターでろ過した後に(BP2)、その音声信号を第一の経路(P1)の当初の音声信号(Xin)に加算する。補正率GCは、最高値を超えるときは小さくされるが、超えないときは一定にとどまるか、または大きくされる。この措置によって、低周波の音声信号を用いる際に高調波を生成し、当初の音声信号に混合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、第一の経路を経由して第一の加算器の第一のインプットに来ている
音声信号を処理するための、方法と回路配置に関する。
【0002】 (背景技術) この種の方法と回路配置は、音響再生のためにたとえばテレビ受信機、ラジオ
受信機またはステレオ装置といった機器に使用されている。これは、スピーカー
の周波数応答を補償し、音響再生を改善し、そして機器または装置の過負荷を防
止するためである。 音響再生用機器でもっとも問題あるエレメントは、その音圧が構造的理由でた
とえば40dbといった限界周波数以下に降下するスピーカーであって、これは
第二次側のフィルターの転送機能に対応するものである。これに対してバスフレ
ックス−、およびトランスミッションライン−スピーカーは、高次側フィルター
に対応する転送機能を持つ。下側限界周波数は約50Hzと200Hzの間にあ
るのが典型的である。スピーカーの限界周波数が低くなるほど、製造コストは高
くなる。たとえばテレビ受信機またはポータブルなラジオ受信機といった機器で
価格上有利なものは、従ってその下側限界周波数が比較的高い簡単なスピーカー
を装備する。下側周波数領域の音響再生を改善するため、低い周波数をプリアン
プ増幅することにより、限界周波数を下側にシフトするが、これは終段増幅器と
スピーカーの過負荷につながる可能性がある。終段増幅器とスピーカーの過負荷
と、場合によってはそれにより生じる破損を防止するため、低音増幅器のアウト
プット信号をフィードバックして、アウトプット信号が大きいときは低い周波数
の増幅を減じるようにする。この種の方法は、US−PS 5,305,388
から知られている。 US−PS 5,359,665には、次のような回路配置が記載されている
。すなわち、そこでは音声信号を直接に第一の経路を経由して加算器の第一のイ
ンプットに導くが、その一方この音声信号を同時に、第二の経路として低域フィ
ルターと可変増幅機能つき増幅器を経由して、加算器の第二のインプットに導く
。増幅器のアウトプットは、信号レベル検出器を経由して、増幅器の制御インプ
ットにフィードバックする。この措置によって、終段増幅器の過負荷を減少させ
ることができる。 心理音響学の研究結果から、基本周波数はスペクトル中にまったく存在せず、
基本周波数の協和音だけが存在する場合でも、人間はその音の基本音の高さをは
っきりと特定できることが知られている。この心理音響学的効果を利用して、基
本音の協和音を発生させて、その限界周波数がこの基本周波数より上にあるスピ
ーカーに導く。こうしてリスナーは、スピーカーはこの低い基本周波数をまった
く放射していないにもかかわらず、そのような周波数が聞こえると思うのである
。 US−PS 5,668,885からは、低い周波数に対する協和音を生じる
ことによって、下側限界周波数が比較的高いスピーカーから、その基本周波数よ
りも低い周波数を「おびき出す」回路配置が知られている。音声信号は第一の経
路を経由して、加算器の第一のインプットにある。第二の経路では、音声信号は
低域フィルターでろ過され、整流され、もう一度低域フィルターでろ過され、続
いて増幅されて、加算器の第二のインプットに導かれる。 US−PS 4,150,253には、音声信号を2つの信号経路に分けると
いう回路配置が記載されている。周波数に応じて位相をシフトするために、第一
の経路では音声信号が高域フィルターを通過する。高域フィルターのアウトプッ
トにおける信号のレベルが指定の数値を超えるとき、その信号は、基本周波数に
対する協和音を生じる発振器のインプットに導かれる。発振器アウトプットにお
ける信号のレベルは、当初音声信号のレベル以下の数値に減衰される。この減衰
された信号と当初の音声信号は、両者加算される。 US−PS 4,700,390からは、次のようないわゆるシンセサイザー
が知られている。すなわち、低い周波数領域でも高い周波数領域でも再生を改善
するために、低い方の周波数だけでなく高い方の周波数に対しても協和音を発生
させ、当初の音声信号に加算するシンセサイザーのことである。 US−PS 5,771,296でも同様に、次のような回路配置が知られて
いる。すなわち、音声信号を第一の経路を経由して直接に加算器に導くが、その
一方第二の経路では、下のほうの周波数に対する協和音を発生させて加算器で当
初の信号に加算し、それによりリスナーには、スピーカーが実際そうであるより
低い周波数を放射しているかのように、ある程度ごまかすことができる。 最後に挙げるUS−PS 4,739,514では、低い周波数の音響再生を
改善するための回路配置が知られている。この回路配置でも、音声信号が第一の
経路を経由して加算器の第一のインプットに供給されるが、その一方で、可変増
幅機能を持つ増幅器と帯域フィルターが直列に置かれている第二の経路を経由し
て、音声信号が加算器の第二のインプットに導かれる。そのインプットに音声信
号が来ている信号レベル検出器が、増幅器の増幅を制御する。 上記のような周知の方法と回路配置はすべて、フィードバックが原因となって
振幅の増大に対する反応が比較的遅く、従ってフィードバックするにもかかわら
ず過負荷の傾向があるという欠点がある。
【0003】 従って本発明の課題は、請求項1の上位概念に記載の方法と、請求項9の上位
概念に記載の回路配置を次のように形成すること、すなわち、スピーカーの周波
数応答が補償され、音響再生が改善され、再生システム全体の過負荷がとくに低
い周波数の領域で防止されるように形成することである。
【0004】 (発明の開示) 本発明はこの課題を、方法に関しては次のようにして解決する。1つには、音
声信号に対し第二の経路で第一の帯域フィルターにより帯域を限定する。2つに
は、その帯域を限定された音声信号を、第一の帯域フィルターのアウトプットで
補正率GCと乗算し、増幅率Gにより増幅し、続いて第一の非線形回路を用いて
、この信号の振幅を指定可能な最高値までに限定する。3つには、補正率GCは
指定可能な最高値を超える場合は小さくなり、超えない場合は一定となるか、大
きくなる。4つには、音声信号は第一の非線形回路のアウトプットで、第二の帯
域フィルターによって帯域を限定する。そして5つには、帯域を限定された音声
信号は、第二の帯域フィルターのアウトプットで、加算器により第一の経路の音
声信号と加算される。
【0005】 装置に関しては、本発明はこの課題を次のようにして解決する。1つには、第
二の経路には第一の帯域フィルター、第一の乗算器、可変増幅機能を持つ増幅器
、第一の非線形回路、第二の帯域フィルターが直列に存在するものとし、音声信
号はこの第二の経路を経由して加算器の第二のインプットに導かれる。2つには
、第一の非線形回路の制御アウトプットは第一の関数発生器のインプットと接続
されており、この関数発生器のアウトプットは乗算器の第二のインプットと接続
されている。そして3つには、増幅器の制御インプットには1つの制御量がきて
いる。
【0006】 (発明を実施するための最良の実施形態) ここで図面に示した実施形態により、本発明について説明しよう。 図1は本発明による回路配置の第一の実施形態を示し、本発明による方法を記
述、説明するものである。
【0007】 図1では音声信号Xinが、第一の経路P1を経由して第一の加算器A1のイ
ンプットに、第二の経路P2を経由して加算器A1の第二のインプットに導かれ
、加算器のアウトプットではアウトプット音声信号XouTを取り出し可能であ
る。この第二の経路は、第一の帯域フィルターBP1、第一の乗算器M1、可変
増幅機能を持つ増幅器AM、第一の非線形回路NL1、および第二の帯域フィル
ターBP2からなる直列回路として構成されている。第一の非線形回路NL1の
制御アウトプットは、関数発生器F1のインプットに接続され、この関数発生器
のアウトプットは第一の乗算器M1に接続されている。増幅器AMの制御インプ
ットには制御量Gがきている。
【0008】 音声信号Xinは、第一の帯域フィルターBP1によって帯域を限定される。
続いて音声信号が乗算器M1で可変補正率GCと乗算される。乗算器M1のアウ
トプットにある積は、増幅器AMで増幅率Gにより増幅される。非線形回路NL
1は、増幅器AMから供給された音声信号の振幅を、指定可能な数値に限定する
。非線形回路NL1のアウトプット信号は、帯域フィルターBP2によって帯域
を限定される。非線形回路NL1は制御変数Vを生成し、関数発生器F1はこの
制御変数から補正率GCを生成する。この補正率GCを関数発生器F1によって
、制御変数Vに応じて変化させ、過負荷の場合には補正率を減少させるようにす
る。それに対して音声信号のレベルが許容される限界以下であるときは、補正率
GCを関数発生器F1によって大きくするが、最大数値は1までとする。
【0009】 ここで図2に示した本発明第二の実施形態について述べ、図1の第一の実施形
態とともに説明しよう。
【0010】 図2に示した第二の実施形態の場合、関数発生器F1は低域フィルターTP1
として、また第一の非線形回路NL1はリミッタとして実現されており、このリ
ミッタは振幅に対して、指定可能なしきい値以上の部分をカットオフする。
【0011】 信号振幅が指定のしきい値を超えるとき、非線形回路NL1は負の数値V1を
持つ制御変数Vを低域フィルターTP1に送り、その一方で信号振幅が指定のし
きい値以下である場合は、正の数値V2を持つ制御変数Vを生成する。低域フィ
ルターTP1を用いて制御変数Vをろ過することにより、乗算器M1のための補
正率GCを生成する。
【0012】 非線形回路NL1は音声信号の振幅を、指定可能なしきい値までに限定するも
のであるが、この非線形回路における非線形的な操作によって、それより下の周
波数を持つ音声信号が生成され、これらの信号は低音信号の高調波とも呼ばれる
。この高調波の形態は、非線形回路NL1における非線形操作の選択と、帯域フ
ィルターBP2のディメンショニングによって決定される。この高調波の形態は
たとえば計算またはテストによって求めることができ、この高調波の好都合な形
態によって、低い周波数を持つ音声信号の開始たとえば太鼓の打撃が、リスナー
にははっきりして、クリアなものとなる。関数発生器F1の関数の選択によって
、次のような時間が決定される。すなわち、強い低周波数の音を使用した後に補
正率GCが減少した状態とされ、さらに非線形回路NL1がもはや高調波を生成
しなくなるほど減少した状態とされるまでに経過する時間のことである。時定数
とみなされるこの時間的スパンは、低域フィルターTP1のディメンショニング
と、二つの制御変数V1とV2の選択によって決定される。
【0013】 上記の本発明による措置によって次の作用が得られる。すなわち、信号振幅が
小さいとき、増幅器はフルに増幅を行ってスピーカーの周波数特性を一部補償す
る。信号振幅が大きいときは、スピーカーの周波数特性はわずかに補償されるだ
けである。さもなければスピーカーが過負荷になるからである。低音信号を使用
するとき、この低音信号の高調波が濃縮されるので、スピーカーの低音音量が欠
如していても、リスナーは、低音周波数がクリアかつはっきりと聞こえると感じ
る。
【0014】 ここで図3に示した本発明の第三の実施形態について述べ、説明しよう。 図3に記載する第三の実施形態では、非線形回路NL1が詳細に図示されてい
る。非線形回路NL1は、非線形回路NL2と関数発生器F2から構成されてい
る。非線形回路NL1のインプット信号―これは増幅器AMのアウトプット信号
である―は、非線形回路NL2のインプットと、関数発生器F2のインプットに
導かれ、関数発生器のアウトプットは非線形回路NL2の制御インプットに接続
されている。非線形回路NL2の信号アウトプットは低域フィルターBP2のイ
ンプットと接続され、その一方で非線形回路NL2の制御アウトプットは、関数
発生器F1または低域フィルターTP1と接続されている。
【0015】 非線形回路NL2は、音声信号の低周波部分の高調波を連続的に生成する。こ
の高調波は関数発生器F2によって可変的係数NGで重み付けされ、この係数は
インプット信号の関数である。関数発生器F2の関数の選択に応じて、多彩な音
響的効果を生むことができる。
【0016】 関数発生器F2をたとえば次のように形成することができる。すなわち、過負
荷に対抗して制御するため、信号振幅を限定しなければならなくなるとただちに
、非線形回路NL2で増幅が行われて、高調波が生成されるように形成すること
ができる。この措置によって、信号エネルギーがより高周波の高調波に配分され
、スピーカーまたはスピーカーシステムによる高調波の再生を改善することがで
きる。ここで低周波の信号部分のエネルギーは減少するにもかかわらず、リスナ
ーにとっては、上記の心理音響学的効果によって、低音が完全に響いているとい
う印象が生じる。
【0017】 ここで図4に示した本発明の第四の実施形態について述べ、説明しよう。 図4は、非線形回路NL2の構成例と関数発生器F2の構成例を、細部にわた
って示したものである。
【0018】 非線形回路NL1のインプット信号、増幅器AMのアウトプット信号は、加算
器A2のインプット、絶対値形成装置ABSのインプット、およびピーク値検出
器PKのインプットを通る。ピーク値検出器のアウトプットは、低域フィルター
TP2と低域フィルターTP3に接続されている。低域フィルターTP2のアウ
トプットは減算器Sの第一のインプットと、低域フィルターTP3のアウトプッ
トは減算器の第二のインプットと接続されている。この減算器のアウトプットは
リミッターLIM1を経由して、乗算器M2の第一のインプットと接続されてい
る。絶対値形成装置ABSのアウトプットは乗算器M2の第二のインプットと接
続され、この乗算器のアウトプットは加算器A2の第二のインプットと接続され
ている。加算器A2のアウトプットはリミッターLIM2のインプットと接続さ
れている。リミッターの制御アウトプットは制御変数Vを関数発生器F1または
低域フィルターTP1に供給し、またこのリミッターのアウトプットは帯域フィ
ルターBP2のインプットと接続されている。この帯域フィルターのアウトプッ
トでは、スピーカーまたはスピーカーシステムのためのアウトプット信号を取り
出し可能である。
【0019】 ピーク値検出器PKは、指定可能な時間Tの間に生じる最大振幅を特定する。
ピーク値検出器PKのアウトプット信号は、2つの低域フィルターTP2および
TP3によって、時間的に平均化される。低域フィルターTP3の時定数は、低
域フィルターTP2の時定数より小さいものを選択する。これは、時定数が小さ
いほうの低域フィルターTP3のエッジ周波数は、時定数が大きいほうの低域フ
ィルターTP2のエッジ周波数より高いということである。時定数が他方より小
さいために、低域フィルターTP3のアウトプット信号は、低域フィルターTP
2のアウトプット信号よりも早くインプット信号の変化に続く。絶対値形成装置
ABSはインプット信号の絶対値を形成し、この絶対値は乗算器M2において、
減算器Sで生成された係数NGで重み付けされる。この係数の数値は、リミッタ
ーLIM1により、上は1まで、下は0までに限定される。インプット信号の重
み付けされた絶対値は、加算器A2でインプット信号に加算される。こうして形
成された合計値はリミッターLIM2によって、指定可能な振幅までに限定され
る。過負荷を防止するためである。
【0020】 たとえばインプット信号の振幅が飛躍的に増加する場合、低域フィルターTP
3は時定数が小さいため、そのアウトプットにおけるレベルは、低域フィルター
TP2のアウトプットの時よりも速やかに上昇する。制御変数とみなすことがで
きる係数NGは、インプット信号において増大する振幅に対しては、したがって
正の数値を取る。インプット信号の振幅増加がいちじるしく生じるほど、より多
くの高調波が生成されてインプット信号に混入される。反対に振幅が減少すると
きは、係数NGは負となる。なぜならば、低域フィルターTP3は時定数が他方
より小さいため、そのアウトプットにおけるレベルは、低域フィルターTP2の
アウトプットにおけるよりも小さいからである。係数NGの下方は0までに限定
されているので、振幅が減少するときは、音声信号にはいかなる高調波も混入し
ない。
【0021】 本発明の重要な利点は、非線形回路NL1の非線形操作と、関数発生器F1の
関数が、高調波の形態ならびに高調波生成の時点を決定することである。非線形
回路の非線形操作を、そしてまた関数発生器の関数を巧妙に選択することによっ
て、さまざまに異なる特性を持つスピーカーに本発明を適合させることができる
ので、スピーカーの周波数応答に対し最適な補償を得ることができる。非線形回
路NL1によって、音声信号の振幅が指定可能な数値に限定されるので、本発明
による回路配置は、音声信号の振幅増加に対して、従来の技術よりもはるかに迅
速に反応する。
【0022】 本発明は、テレビ受信機、ポータブル・ラジオ受信機など、とくに低音領域に
設計上に弱点のあるスピーカーを装備した音響再生機器に適している。なぜなら
ば本発明は再生システムの過負荷を防止し、スピーカーが低音領域をまったく放
射していなくても、響きの豊かな低音という幻想をリスナーに同時に提供するか
らである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第一の実施形態である。
【図2】 本発明の第二の実施形態である。
【図3】 本発明の第三の実施形態である。
【図4】 本発明の第四の実施形態である。
【符号の説明】
P1 第一の経路 P2 第二の経路 BP1 第一の帯域フィルター BP2 第二の帯域フィルター M1 第一の乗算器 M2 第二の乗算器 AM 増幅器 NL1 第一の非線形回路 NL2 第二の非線形回路 F1 第一の関数発生器 F2 第二の関数発生器 G 増幅率 GC 補正率 NG 係数 V1、V2 制御変数 ABS 絶対値形成装置 PK ピーク値検出器 TP1 低域フィルター TP2 低域フィルター TP3 低域フィルター S 減算器 LIM1 リミッター LIM2 リミッター Xin 音声信号 Xout アウトプット音声信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴィンテレル,マルチン ドイツ、デー‐79194 グンデルフィンゲ ン、ブンデスシュトラーセ 106 Fターム(参考) 5D020 AC00 CE02 5D044 AB05 FG05 FG18 GK14 GM18

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の経路(P1)を経由して第一の加算器(A1)の第一
    のインプットに導かれる音声信号(Xin)を処理する方法において、音声信号
    (Xin)が第二の経路(P2)において第一の帯域フィルター(BP1)によ
    り帯域を限定されることと、帯域を限定された音声信号が、第一の帯域フィルタ
    ー(BP1)のアウトプットにおいて補正率(GC)と乗算され、増幅率Gで増
    幅され、続いてその振幅が第一の非線形回路(NL1)により、指定可能な最高
    値までに限定されることと、補正率GCが、指定可能な最高値を超える場合は小
    さくされ、超えない場合は一定にとどまるかあるいは大きくされることと、音声
    信号が第一の非線形回路(NL1)のアウトプットで第二の帯域フィルター(B
    P2)により帯域を限定されることと、帯域を限定された音声信号が、第二の帯
    域フィルター(BP2)のアウトプットで加算器(AD)により、第一の経路(
    P1)の音声信号に加算されることとを特徴とする、上記の方法。
  2. 【請求項2】 補正率GCは、第一の非線形回路(NL1)が生成する制御
    変数Vの関数F1であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 補正率(GC)は、振幅が指定可能なしきい値以下であると
    きは第一の数値(V1)を取り、振幅が指定可能なしきい値以上であるときは第
    二の数値(V2)を取ることを特徴とする、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 関数F1が第一の低域フィルター(TP1)によって実現さ
    れていることを特徴とする、請求項2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】第一の非線形回路(NL1)が低周波信号部分の高調波を生成
    し、可変的係数NGによって重み付けすることを特徴とする、請求項1から4ま
    でのいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 可変的係数NGが、第一の非線形回路(NL1)のインプッ
    ト信号の関数F2であることを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第一の非線形回路(NL1)が低周波信号の開始時に増幅さ
    れた高調波を生成することを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 第一の非線形回路(NL1)では関数F2に従って、第一の
    非線形回路(NL1)のインプット信号がピーク値検出器(PK)によって検出
    され、この回路のアウトプット信号は、異なる時定数を持つ第二と第三の低域フ
    ィルター(TP2、TP3)で低域をろ過されることと、2つの低域をろ過され
    た信号の差分信号は可変的係数NGであることと、第一の非線形回路(NL1)
    のインプット信号の絶対値は、この係数NGによって重み付けされ、第一の非線
    形回路(NL1)のインプット信号に加算されて合計値となり、合計値の振幅が
    指定可能な数値に限定されることとを特徴とする、請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 第一の経路(P1)を経由して第一の加算器(A1)の第一
    のインプットに導かれる音声信号(Xin)を処理する回路配置、かつそのアウ
    トプットからアウトプット信号(Xout)を取り出し可能な回路配置において
    、音声信号(Xin)が、第二の経路(P2)を経由して第一の加算器(A1)
    の第二のインプットに導かれ、この第二の経路は、第一の帯域フィルター(BP
    1)、第一の乗算器(M1)、可変増幅機能を持つ増幅器(AM)、第一の非線
    形回路(NL1)および第二の帯域フィルター(BP2)からなる直列回路とし
    て構成されていることと、第一の非線形回路(NL1)の制御アウトプットが第
    一の関数発生器(F1)のインプットと接続されており、この関数発生器のアウ
    トプットは第一の乗算器(M1)と接続されていることと、増幅器(AM)の制
    御インプットには増幅率(G)が来ていることとを特徴とする、上記の回路配置
  10. 【請求項10】 第一の関数発生器(F1)が第一の低域フィルター(TP
    1)として作られていることを特徴とする、請求項9に記載の回路配置。
  11. 【請求項11】 第一の非線形回路(NL1)が第二の非線形回路(NL2
    )と第二の関数発生器(F2)から構成されることと、第一の非線形回路(NL
    1)のインプット信号が、第二の非線形回路(NL2)のインプットと第二の関
    数発生器(F2)のインプットに来ていて、この関数発生器のアウトプットは第
    二の非線形回路(NL2)の制御インプットと接続されていることと、第二の非
    線形回路(NL2)の制御アウトプットは、第一の関数発生器(F1)または第
    一の低域フィルター(TP1)と接続されていることと、第二の非線形回路(N
    L2)の信号アウトプットは第二の帯域フィルター(BP2)のインプットと接
    続されていることとを特徴とする、請求項9または10に記載の回路配置。
  12. 【請求項12】 第二の関数発生器(F2)がピーク値検出器(PK)、第
    二および第三の低域フィルター(TP2、PK)、第一のリミッター(LIM1
    )および減算器(S)から構成されていることと、第二の非線形回路(NL2)
    が絶対値形成装置(ABS)、第二の乗算器(M2)、第二の加算器(A2)お
    よび第二のリミッター(LIM2)から構成されていることと、第一の非線形回
    路(NL1)のインプット信号が、第二の加算器(A2)の第一のインプット、
    絶対値形成装置(ABS)のインプットおよびピーク値検出器(PK)のインプ
    ットに来ていて、絶対値形成装置のアウトプットは第二の低域フィルター(TP
    2)のインプットおよび第三の低域フィルター(TP3)のインプットと接続さ
    れていることと、第二の低域フィルター(TP2)のアウトプットが減算器(S
    )の第一のインプットと、また第三の低域フィルター(TP3)のアウトプット
    が減算器の第二のインプットと接続され、減算器のアウトプットは第一のリミッ
    ター(LIM1)を経由して、第二の乗算器(M2)の第一のインプットと接続
    されていることと、絶対値形成装置(ABS)のアウトプットは第二の乗算器(
    M2)の第二のインプットと接続され、この乗算器のアウトプットは第二の加算
    器(A2)の第二のインプットと接続されていることと、第二の加算器(A2)
    のアウトプットは第二のリミッター(LIM2)のインプットと接続され、この
    リミッターの制御アウトプットは第一の関数発生器(F1)または第一の低域フ
    ィルター(TP1)と、そしてこのリミッターのアウトプットは第二の帯域フィ
    ルター(BP2)のインプットと接続されていることとを特徴とする、請求項1
    1に記載の回路配置。
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