JP2003502858A - オープンアシスト特性を有した耐公差性且つ真空対応性のドアヒンジ - Google Patents

オープンアシスト特性を有した耐公差性且つ真空対応性のドアヒンジ

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポートを開閉するために、真空チャンバのカバー内で定義されたポートに対してハッチを搭載するための、ヒンジアセンブリおよび方法を開示すること。 【解決手段】 ポートとハッチの間に搭載されたねじり棒は、ポートを開こうとする動きを補助するために、ポートに対してハッチが閉位置にあるときはねじりの状態にある。スリーブはねじり棒を取り囲んでおり、ハッチとともに移動可能である。カバーとスリーブの間の摩擦ヒンジ構造と、ハッチと第2のスリーブの間の摩擦ヒンジ構造は、対応するスリーブとの間に摩擦係合関係を有する。各摩擦ヒンジ構造は、摩擦バネと対応するスリーブの間の相対運動に高抵抗性を付与する。ポートを開こうとする動きの最中には、摩擦バネが、このような相対運動に低抵抗性を付与する。ヒンジ構造は、ヒンジ搭載板とハッチの間の相対的な運動を可能とすることによって、耐公差性および真空対応性を提供する。真空排気中、ヒンジはOリングを、Oリングの予加重位置から中間位置、そして最終位置へと移動させることにより、予加重された0リングが動作上の0リング圧縮を圧縮するようにする。ヒンジが、真空動作に先立って且つ全ての製造公差に対してOリングの予加重位置の存在を可能とすることから、板とハッチの間の相対運動が最大範囲で可能となり、シール面が耐公差性且つ真空対応性な形で密着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は一般に、半導体処理設備のモジュールのためのドアに関し、特に、オ
ープンアシスト特性を有した耐公差性且つ真空対応性のドアヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの製造では、処理チャンバを相互に接続させて、例えば接続さ
れたチャンバ間でウエハまたは基板を移送できるようにする。このような移送は
、例えば、接続されたチャンバの隣接した側壁に提供されたスロットまたはポー
トを通してウエハを移送する、搬送モジュールによって行われる。搬送モジュー
ルは、一般に、半導体エッチングシステム、材料堆積システム、フラットパネル
ディスプレイエッチングシステムを含む、種々のウエハ処理モジュールとの連携
のもとで使用される。清浄度および高処理精度への要求が増すにつれて、処理工
程中および処理工程間における人間の介入を減らす必要が増してきている。この
必要は、中間的な移送装置として作動する搬送モジュール(通常は、例えば真空
状態などの減圧状態に維持される)の実装によって、部分的に解決されてきた。
搬送モジュールは、例えば、基板が保管される1つまたはそれ以上のクリーンル
ーム保管設備と、基板が実際に処理される、すなわちエッチングされたり堆積を
施されたりする複数の基板処理モジュールとの間に、物理的に設置される。この
ように、基板の処理が必要な場合には、搬送モジュール内に設置されたロボット
アームを利用し、選択された基板を保管設備から取り出して、それを複数の処理
モジュールの1つに配置する。
【0003】 当業者に周知のように、複数の保管設備および処理モジュールの間で基板を「
移送する」搬送モジュールの配置は、「クラスタツール構造」システムと称され
ることが多い。図1Aは、半導体工程における代表的なクラスタ構造100を示
した図であり、搬送モジュール106に接続された様々なチャンバが描かれてい
る。搬送モジュール106は、様々な組立て工程実行用にそれぞれ最適化された
、3つの処理モジュール108a〜108cに結合された状態で示されている。
例えば、処理モジュール108a〜108cは、変圧器結合プラズマ(TCP)
基板エッチング、層の堆積、および/またはスパッタリングを実行するための実
装とすることができる。
【0004】 搬送モジュール106には、基板を搬送モジュール106に導入するために実
装されたロードロック104が接続されている。ロードロック104は、基板が
保管されるクリーンルーム102に結合される。ロードロック104は、取り出
しおよび供給の機構である以外に、搬送モジュール106とクリーンルーム10
2の間における可変圧インタフェースとしても機能する。従って、クリーンルー
ム102を大気圧に保持する一方で、搬送モジュール106を定圧(例えば真空
)に維持することができる。修理員は、搬送モジュール106のカバー109を
通して搬送モジュール1O6にアクセスする必要があるが、処理モジュール10
8a〜108cは一般に、搬送モジュール106に非常に接近して配置されてい
るため、搬送モジュール106への物理的アクセスが妨げられることが多い。つ
まり、隣接している処理モジュール108a〜108cから搬送モジュール10
6にかけては細い通路しか存在しないことが多い。その結果、ハッチ111を開
ける等しようとしても、オペレータがカバー109のハッチ111に加えること
ができる力には、制限がある。人間工学に基づく仕様では、修理員は、ハッチを
開くために30ポンドの力を加え得ることを想定しているため、通路が狭い場合
には、機械的または他の非人的な補助なしでハッチを開くことは非常に困難であ
る。
【0005】 図1Bには、固定ヒンジ114上に取り付けられたハッチ111を備えるタイ
プのカバー109が示されている。ハッチ111は、カバーシール面117に平
行なときに密着するように設計された、ハッチシール面116を有する。ハッチ
111はピン118上で回転するが、様々な製造公差に依存よって、最終的に得
られるハッチ111の回転運動は、ハッチシール面116をカバーシール面11
7に平行に配置するものとは限らない。したがって、角度Xが原因となって、ハ
ッチ111とカバーシール面117の間にある0リング119が不均等に圧縮さ
れる結果が生じ得る。カバー109によって閉じられる真空チャンバが真空に引
かれ、ハッチ111がカバー109にさらに接近するのに伴って、角度Xが増大
するため、結果としてシール不良となる。
【0006】 シール面116、117の非平行に伴う問題を回避し、人間工学に基づく仕様
に対応する試みとして、カバー109から離したりカバー109に密着させたり
するようハッチ111を上げたり下げたりする空気圧または水圧シリンダ121
を使用して、シール面116をカバーシール面117に平行に保つ試みがなされ
た。上述したように、人間工学に基づく仕様によれば、重さが30ポンド以上の
ハッチ111を開くためには、機械的または他の非人的な補助が必要となる。し
たがって、シリンダ121は、ハッチ111を開くために人間が加えるべき力を
30ポンド未満まで減少させれば、これらの仕様を満足させることができる。し
かしながら、図1Cに示されるように、シリンダ121は、ハッチ111に接近
して備えられるのが一般的であり、ハッチ111がいったん開かれると、ポート
122へのアクセスおよび真空チャンバ内部へのアクセスを妨げる。また、これ
らのシリンダ121は高価な傾向にあり、ハッチ111だけよりもむしろ、カバ
ー109全体を持ち上げたい場合に使用されるのが通常である。さらに、安全対
策として、シリンダ121の動作中に、修理員の両手がハッチ111から離れて
いる必要がある。ハッチ111は35ポンドまたは50ポンドの重さであるため
、例えば、ハッチ111がいったん開かれると、安全面から、ハッチ111が突
然閉じるのを防ぐためのラッチを使用する必要がある。
【0007】 このようなシリンダ121の限界を回避するために、例えば図1Dで示される
ように、カバー109全体を旋回可能に備える試みがなされた。しかしながら、
ハッチ111より重いカバー109(例えば、500ポンド)を動かさなければ
ならない上に、カバー109のサイズは大きいため、例えば電気パネル123へ
のアクセスは妨げられ易い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
以上からわかるように、耐公差性且つ真空対応性でオープンアシスト特性を有
するヒンジで取り付けられた半導体処理設備のモジュールカバー用のハッチが必
要とされている。
【0009】
【発明の概要】
概して本発明は、耐公差性且つ真空対応性でオープンアシスト特性を有するヒ
ンジで取り付けられた半導体処理設備のモジュールカバー用のハッチを提供する
ことによって、これらのニーズを満たすものである。耐公差性は、製造公差にか
かわらず、ハッチのシール面をカバーシール面に密着させる真空対応性の接続に
よって、ヒンジボディをハッチから切り離すことで提供され得る。さらに、オー
プンアシスト特性は、カバー内に設けられたポートに関連してハッチを取り付け
るヒンジボディによって得られる。
【0010】 本発明のこれらの態様は、ポートとハッチの間に搭載されたねじり棒によって
提供され得る。ねじり棒は、ハッチがポートに対して閉位置にあるときは、ポー
トを開くハッチの動作を補助するようねじり状態にある。また、例えば、スリー
ブがねじり棒をとり囲み、ハッチとともに移動可能となっている。カバーとスリ
ーブの間には摩擦ヒンジ構造が存在し、このヒンジ構造は、このスリーブとの間
に摩擦係合関係を有することによって、ポートを閉じようとするハッチの動きに
抵抗する。別のスリーブは、ロッドをとり囲んでカバーに固定されている。ハッ
チとこの別のスリーブの間にも摩擦ヒンジ構造が存在し、これらのヒンジ構造は
、上記別のスリーブとの間に摩擦係合関係を有することによって、ポートを閉じ
ようとするハッチの動きに抵抗する。
【0011】 本発明の別の態様は、真空チャンバのカバー内に定義されているポートに対し
てハッチを搭載するための、ヒンジアセンブリを作成する方法によって提供され
得る。この方法においては、ハッチがポートに対して閉位置にあるときにねじり
の状態となることでポートを開こうとするハッチの動きを補助するねじり棒を、
ポートとハッチの間に搭載する工程を含めることができる。また、ロッドを取り
囲むスリーブを搭載し、さらに、ポートを閉じようとするハッチの動きに抵抗す
るための摩擦係合関係をこのスリーブとの間に有する少なくとも1つの摩擦ヒン
ジ構造を、カバーとスリーブの間に配置する工程を含めても良い。また、ハッチ
と他のスリーブの間に追加の摩擦ヒンジ構造を搭載する工程を含めても良い。追
加のヒンジ構造は、ポートを閉じようとするハッチの動きにさらに抵抗するため
に、他のスリーブとの間にも摩擦係合関係を有する。
【0012】 耐公差性を有する結果として、ハッチが閉じられてハッチのシール面がカバー
シール面に接近する際に、製造公差にかかわらず、ハッチシール面はカバーシー
ル面に平行な状態を維持し得る。この様にして、Oリングは、チャンバ内が真空
に引かれるまで均等に圧縮される。したがって、真空対応性という特徴は、真空
下において0リングがさらに圧縮され、それぞれのシール面が適切に密着される
ことによって達成される。
【0013】 こうして、耐公差性且つ真空対応性でオープンアシスト特性を有した本発明に
おけるヒンジによって、固定ヒンジ上にハッチが備えられた図1Bのカバーに見
られるような上記短所を、回避できることがわかる。特に、公差対応性の接続に
よって、製造公差にかかわらずにハッチのシール面をカバーシール面に密着させ
ることが可能なため、Oリングに向かって移動してOリングを圧縮する際に、ハ
ッチシール面はカバーシール面に平行となる。さらに、このような平行な位置決
めは、従来技術における位置的な短所、コスト面の短所、そして安全面の短所を
伴うことなく達成することができる。また、本発明の利点によって、旋回可能に
搭載された図1Dのカバーによる制約を回避することができる。
【0014】 本発明の原理を例示した添付図面との関連で行う以下の詳細な説明から、本発
明のその他の態様および利点が明らかになる。
【0015】 本発明は、添付図面を用いた以下の詳細な説明によって、容易に理解される。
なお、この添付図面においては、同様の構成要素には同様の番号体型が与えられ
ている。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明は、真空チャンバのポートへのアクセスを提供するハッチを支持するも
のとして説明され、このハッチ支持は、オープンアシスト特性を有するとともに
耐公差性且つ真空対応性を有している。本発明は、半導体処理設備のモジュール
のためのハッチに関して説明され、特に、耐公差性且つ真空対応性であるととも
にハッチを開く動作を補助するようなヒンジによって支持されるハッチに関する
。しかしながら,当業者には明らかなように,本発明は,これらの項目の一部ま
たは全てを特定しなくても実施することが可能である.そのほか,本発明が不明
瞭となるのを避けるため,周知の工程動作の説明は省略した.
【0017】 図2を参照すると、本発明は、搬送モジュール202と、ロードロック203
と、処理モジュール206aとを有した半導体工程クラスタ構造200を含むも
のとして一般に記述されており、搬送モジュール202のカバー204には、搬
送モジュール202内部へのアクセスを容易にするために、ハッチ207が提供
されている。図2を平面図と考えると、搬送モジュール202のハッチ207へ
のアクセスは、ロードロック203および処理モジュール206aのサイズおよ
び位置決めによる制限を受けることがわかる。このようなサイズおよび位置決め
は、モジュール202のハッチ207へのアクセス方法以外の事項を主に考慮し
て行われることがわかる。個々のハッチ207には、耐公差性且つ真空対応性で
あると同時にハッチ207の開動作を補助するように設計されたヒンジアセンブ
リ208が提供されている。ヒンジアセンブリ208は、例えば、構造200の
モジュール202の修理員が加えなければならない力を最小化する。その結果、
例えば、モジュール202の修理に必要な力は、個々のモジュール202、20
3、または206aのサイズおよび位置による影響をほとんど受けなくなる。
【0018】 図3は、噛合クランプ206と、搬送モジュール202内部へのアクセスを可
能とするために本発明のヒンジアセンブリ208によって搭載された2つのハッ
チ207と、を有したカバー204が提供された、搬送モジュール202を示し
ている。例えば修理員が修理を行う際に跪けるような比較的滑らかな表面を提供
するため、カバー204およびハッチ207の上面は、図中に示されるように同
一平面内にある。ヒンジアセンブリ208が反対方向に方向付けられているため
、以下の説明は、図3の左側に示されたヒンジアセンブリ208を参照して行う
が、これらの説明が、搬送モジュール202の左側から見た場合にはもう一方の
ヒンジアセンブリ208にも適用可能であることを、理解しておく必要がある。
【0019】 ハッチ207は、図3および4Dではポート209を閉じる閉位置で示されて
おり、搬送モジュール202の真空チャンバの内部は、ハッチ207が開いてい
る際にポート209を経てアクセスされる。ハッチ207の動きは、ヒンジアセ
ンブリ208によって促進される。各ヒンジアセンブリ208は、チャンバの真
空条件下において、製造公差にかかわらずにハッチ207をカバー204に密着
させることを可能とする耐公差性且つ真空対応性の接続またはコネクタ211を
含む。また、各ヒンジアセンブリ208のオープンアシスト特性は、ねじり棒2
13に取り付けられたヒンジボディ212との関連のもとで提供される。ハッチ
207が図3および図4Dに示される閉位置にある場合は、ねじり棒213は、
図4Aに示される開位置に至るまでの、ポートを開くハッチ207の動きを補助
するために、ねじりの状態にある。
【0020】 図4Bおよび4Dに示されるように、ねじり棒213の一端(図4Bで見られ
る右端と、図4Dで見られる左端)は、ハッチ207が閉位置に向けてまたは閉
位置から離れて移動する際に、ねじり棒213の一端が回転しないように、第1
の棒クランプ214によってカバー204に固定され保持されている。ねじり棒
213のもう一端(図4B見られる左端と、図4Dで見られる右端)は、ハッチ
207が閉位置に向けてまたは閉位置から離れて移動する際に、ねじり棒213
のそのもう一端が回転しないように、第2の棒クランプ217によってハッチ搭
載中板216に固定されて保持されている。ハッチ207が図3および図4Dに
示されるような閉位置にある際に、ねじり棒213をポート209に対してねじ
りの状態におくためには、第2の棒クランプ217をねじり棒213に対して緩
く配置して、ハッチ207を開位置(図4A)に移動させる。そして、第2の棒
クランプ217をねじり棒213に対して締め付けて、ハッチ207が開位置(
図4A)から閉位置(図4D)まで移動するのに伴って、ねじり棒213が捻ら
れてねじりの状態に至るようにする。ねじり棒213は、ねじり棒213の縦軸
上でハッチ207の角度位置に対して線形であるような、ねじりの力(開位置に
向かうハッチ207の動きを促進し、閉位置に向かうハッチ207の復帰動作に
抵抗する)を供給するように設計される。
【0021】 図4Aおよび図4Bに示されるように、各ヒンジアセンブリ208は、スリー
ブ218および摩擦ヒンジ構造219をも含む。1つのスリーブ(ハッチスリー
ブ218Hと称されて図4Bの左側に示されている)は、ねじり棒213の左部
分を取り囲む。ハッチスリーブクランプ221は、ハッチ207を伴う動きに備
えてスリーブ218Hをハッチ207に固定する。1つの摩擦ヒンジ構造219
Cは、1つのスリーブ218Hとの間に摩擦係合関係を有するように、カバー2
04とその1つのスリーブ218Hの間でカバー204に固定される。スリーブ
218Hがハッチ207とともに回転する(すなわち、図4Bおよび図4Hで矢
印A1で示されるように時計回りに回転する)のに伴って、摩擦係合関係は、ポ
ートを閉じようとするハッチ207の動きに抵抗する。
【0022】 別のスリーブ218(カバースリーブ218Cと称されて、図4Bの右側およ
び図4Gに示されている)は、ねじり棒213を取り囲んでおり、カバースリー
ブクランプ222と称される別のクランプによって、カバー204に固定され保
持されている。ハッチ207と別のスリーブ218Cの間でハッチ搭載中板21
6a上には、追加の摩擦ヒンジ構造219Hが搭載されており、その別のスリー
ブ218Cとの間にやはり摩擦係合関係を有している。追加の摩擦ヒンジ構造2
19Hが、ハッチ207とともに固定スリーブ218Cに対して回転する(すな
わち、図4Bおよび図4Gにおいて矢印A2で示される時計回りの回転)のに伴
って、摩擦係合関係は、ポートを閉じようとするハッチ207の時計回りの動き
(矢印A2)にさらに抵抗する。
【0023】 図および説明を明瞭化するため、図4B、4C、4E、および4Fでは、スリ
ーブ218Cおよび218Hが、それぞれのカバースリーブクランプ222およ
びハッチスリーブクランプ221から互いに向って延びるように示されている。
この様にして、スリーブ218Hとスリーブ218Cの区別が明確に示される。
実際には、各スリーブが、それぞれのクランプ222および221のそれぞれの
エッジ222Eおよび221Eからそれぞれのクランプ214および217に向
かうことが理解できる。
【0024】 図4Gは、ねじり棒213上に搭載されたスリーブ218Cを含むものとして
の摩擦ヒンジ構造219Hを、詳細に示したものである。摩擦バネ223Hは、
螺旋形状となるよう、スリーブ218Cに少なくとも部分的に巻きつくことによ
って、スリーブ218Cの外面のかなりの部分と係合する。バネ223Hは、ス
リーブ218Cの外径よりわずかに小さい直径を有するように、予備形成される
。バネのハウジング224Hは、バネ223Hを保持する。バネ223Hのつま
み226は、ハウジング224Hのスロット227で受けられる。ファスナ22
8は、ハッチ搭載中板216aおよびハッチ搭載板216にハウジング224H
を固定する。スロット227は、バネ223Hがスリーブ218Cに完全に巻き
付くのを防ぐ。このように完全に巻き付く状態は、例えば、ハウジング224H
およびハッチ207が、ハッチ207の閉じ動作中にスリーブ218Cに対して
時計回りに回転するのに伴って生じる。バネ223Hがこのように部分的に巻き
付いた状態で保持されると、バネ223Hは、図4Bで示されるハッチ207の
時計回りの回転中(すなわちハッチ207のポートを閉じる動作中)において有
効となり、こうして、上述した摩擦係合関係が、スリーブ218Cに対する上記
動作に高抵抗性を付与するようになる。このときスリーブ218Cは、カバース
リーブクランプ222によってカバー204上に静止状態で保持される。反対に
、ハッチ207のポートを開く動作中において、摩擦バネ223Hは、バネのハ
ウジング224Hおよびハッチ207の反時計回りの動きに低抵抗性を付与する
【0025】 図4Hは、ねじり棒213上に搭載されたスリーブ218Hを含むものとして
の摩擦ヒンジ構造219Cを、詳細に示したものである。摩擦バネ223Cは、
螺旋形状を定義するために、スリーブ218Hに少なくとも部分的に巻きつくこ
とによって、スリーブ218Hの外面のかなりの部分と係合する。バネのハウジ
ング224Cは、バネ223Cを保持する。バネ223Cのつまみ226は、ハ
ウジング224Cのスロット227で受けられる。ファスナ228は、ハッチ搭
載中板216bおよびハッチ境界板216cにハウジング224Cを固定する。
スロット227は、バネ223Cがスリーブ218Hに完全に巻き付くのを防ぐ
。このように完全に巻き付く状態は、例えば、ハッチ207およびスリーブ21
8Hが、ハッチ207の閉じ動作中にバネ223Cに対して時計回り(矢印A1
)に回転するのに伴って生じる。バネ223Cがこのように部分的に巻き付いた
状態で保持されると、バネ223Cは、図4Hで示されるスリーブ218Hおよ
びハッチ207の時計回り(矢印A1)の回転中(すなわちハッチ207のポー
トを閉じる動作中)において有効となり、こうして、上述した摩擦係合関係が、
バネ223Cに対するハッチ/スリーブの動作に高抵抗性を付与するようになる
。このときハウジング224Cおよびバネ223Cは、板216bおよび216
cによってカバー204上に静止状態で保持される。反対に、ハッチ207のポ
ートを開く動作中において、摩擦バネ223Cは、スリーブ218Hおよびハッ
チ207の反時計回りの動きに低抵抗性を付与する。
【0026】 オープンアシスト特性には、矢印A1およびA2と反対の方向に(すなわち、
修理員を補助する開きの方向に)ひねりの力を供給することによって、ハッチ2
07が開くのをねじり棒213が補助するという、1つの態様が存在することが
わかる。オープンアシスト特性にはさらに、ハッチを閉じる上述した相対的な動
きに高抵抗性を付与する上記摩擦係合関係は、ハッチ207が自身の重さの下で
ポート209を閉じる傾向に抵抗するという、別の態様が存在する。摩擦係合関
係によって、ハッチ207を、オペレータの補助なしで開閉間の任意の角度で保
持することができる。
【0027】 図4Eは、上記相対運動に追加の抵抗が提供され得るような、本発明の別の実
施形態を示している。特に、図4Cに示される1つの摩擦ヒンジ構造219Cを
、図4Eに示される第2の摩擦ヒンジ構造219C−2とともに使用して、上記
相対運動に追加の抵抗を提供しても良い。代替あるいは追加の態様として、図4
Cに示されるタイプの摩擦ヒンジ構造219Hの第2の摩擦ヒンジ構造219H
−2を、摩擦ヒンジ構造219H(図4Eの破線を参照のこと)に隣接するよう
に提供して、上記相対運動に追加の抵抗を付与してもよい。
【0028】 図5A〜5Dは、ハッチ搭載中板216との関連のもとでヒンジボディ212
を示した図である。ここで、ハッチ搭載中板216は、ハッチ207を、カバー
204内で定義されたポート209に対してポート209を開閉できるように搭
載するための、耐公差性且つ真空対応性のヒンジ229を提供するものである。
カバー204は、カバーシール面231を提供された状態で示されている。ヒン
ジ229は、ねじり棒213の縦軸上での回転のために搭載されたヒンジボディ
212を含んでもよく、例えばボディ212は、ハッチ搭載中板216に固定さ
れたクランプ217の形で示されている。軸は、寸法232だけカバーシール面
231から離れている。寸法232は0.032でよく、例えば約±0.017
の製造公差を有してよい。公差対応性のヒンジ229はさらに、ハッチ207に
ヒンジボディ217を接続するように示された、ハッチ搭載中板216を含んで
もよい。ハッチ207には、0リング231およびカバーシール面231と協調
するハッチシール面233が提供される。以下で説明されるように、ヒンジボデ
ィ217とハッチ207の間のヒンジ229は、以下で説明される製造公差にも
かかわらず、ハッチシール面233がカバーシール面231に密着することを可
能とする。
【0029】 ハッチ搭載中板216には、ファスナ軸237を有した第1の穴236と、フ
ァスナ軸237と同心のサラ穴238とが提供される。サラ穴238は、ハッチ
搭載板216に至る深さ寸法Dを有した肩239を有する。深さ寸法Dの値は例
えば約0.705でよく、例えば約±0.003の製造公差を有してもよい。第
1の穴236は、サラ穴238の直径より小さい直径を有する。ネジ穴241は
、ファスナ242を固定するために、ファスナ軸237と連携したハッチ207
内に提供されて、ハッチ搭載中板216に搭載されたハッチ207を保持する。
ファスナ242のヘッドは、肩239に向かって作用し、バネ246で構成され
るバネアセンブリ244を圧縮する。
【0030】 ヒンジ229の他の製造公差は、ハッチ207の重心からハッチ207の左端
までの距離Gに関連し、距離Gは、例えば約±0.250の公差を有してよい。
また、ハッチ207の左端からハッチ207のファスナ軸237までの距離Aが
提供される。距離Aは、例えば約±0.050の製造公差を有してよい。ファス
ナ242の厚さFAは、例えば約±0.001の製造公差を有してよい。また、
バネアセンブリ244の厚さSは、例えば約±0.007の製造公差を有してよ
い。さらに、0リング234の緩やかな(relaxed)直径0は、例えば約±0.
010の製造公差を有してよい。また、ハッチ搭載板216の厚さHは、例えば
約±0.010の製造公差を有してよい。最後に、ハッチ207の左端から、以
下で説明されるように、ハッチ207を板216に対して動かすようハッチ20
7に力FTを加える点に至る、距離FDを提供してもよい。距離FDは、例えば
約±0.010の製造公差を有してよい。
【0031】 ヒンジ229を使用するにあたり、オペレータは、チャンバの真空動作に先立
ってハッチ207を図3の閉位置に移動させる。このような初期の閉じ動作は、
図5A〜5Dで示される側である0リング234の内側に負荷を及ぼし、このと
き板216とハッチ207の間に角度は存在しない(図5Dおよび5Cに示され
たそれぞれの角度T2およびT1と比べて)。板216とハッチ207の間に角
度がない状況は、非真空対応性のヒンジ、例えばハッチ207と板216の間で
どんな相対運動も不可能であるようなヒンジに対応する。このような状況は、0
リング234にかかる負荷が均等でないため望ましくない。
【0032】 オペレータが力FTをハッチ207に加えるのに伴って、板216とハッチ2
07の間に角度T2(図5D)が形成される。角度T2の形成に伴って、0リン
グ234の外周全体に均等に負荷がかかる。このような均等な負荷の量は、バネ
アセンブリ244のバネ246の数およびサイズの関数であり、0リング234
の予加重と呼ばれる。均等な加重を保持するため、噛合クランプ206(図3に
示される)は、ヒンジ229と反対の側でハッチ207のエッジを固定するよう
に締められる。クランプ206は、オペレータに代わって力FTを働かせる。
【0033】 このときハッチ207は、図5Dに示されるような閉じ状態になる。ここでは
、シール面231および233が平行であり、板216とハッチ207の間に角
度T2が提供される。真空動作に先立って、図5Bに関連して説明される様々な
公差のすべてに対し、ヒンジ229は、角度T2が存在することを可能とする。
【0034】 真空動作は、0リング234の側面に均等な負荷がかかるとスタートする。真
空動作中は、シール面231と233が完全に接触するまで0リング234が圧
縮される。チャンバが大気圧から真空まで排気されるのに伴って、ヒンジ229
は、ハッチ207を、図5Dに示される位置(板216に対して角度T2にある
位置)から図5Aおよび図5Bに示される中間位置へ、そして図5Cに示される
最終的な位置(板216に対して角度T1の位置)へと移動させる。この遷移は
、予加重されたOリング234(図5Dに示される)が動作上の0リング圧縮(
図5C)を完全に圧縮し、シール面231と233がカバー204を取り囲んで
完全に接触している場合に生じる。ヒンジ229が、真空動作に先立ち且つ図5
Bに関連して説明される様々な公差のすべてに対して角度T2の存在を可能とす
るため、板216とハッチ207の相対運動の最大範囲を、角度のT2からT1
への変化で示される範囲で可能とすることによって、シール面231と233を
、耐公差性且つ真空対応性の方法で密着させることが可能となる。
【0035】 以上から、ヒンジ229は、ハッチ207が板216(図5A)と平行になる
ようにハッチ207に作用するのが通常であり、さらに板216とハッチ207
の相対運動をも可能とするため、例えばハッチシール面233が、上記製造公差
およびチャンバの真空動作にかかわらず、カバーシール面231に平行に位置決
めされる(図5Cおよび5D)ことがわかる。
【0036】 以上では,理解を明確にする目的で本発明を詳細に説明したが,添付した特許
請求の範囲の範囲内で,一定の変更および修正を加えられることは明らかである
.したがって,上述した実施形態は,例示を目的としたものであって限定的では
なく,本発明は,本明細書で取り上げた項目に限定されず,添付した特許請求の
範囲の範囲および同等物の範囲内で変更され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1A】 従来技術による、代表的な半導体工程のクラスタ構造を示した図であり、搬送
モジュールに接続された種々のチャンバが描かれている。
【図1B】 固定ヒンジ上に搭載されたハッチを有する、チャンバカバーの1タイプを示し
た図である。
【図1C】 カバーから離すまたはカバーに密着させるためにハッチを上げるまたは下げる
ような、従来技術による空気または水圧シリンダによって、カバーシール面に平
行に維持された、ハッチのシール面を示した図である。
【図1D】 真空チャンバのカバー全体を、従来技術によって旋回可能に搭載した状態を示
した図であり、閉じた状態のカバーが破線で示されており、例えば電気パネルへ
のアクセスを妨げる開いた状態のカバーが実線で示されている。
【図2】 モジュールのカバーのためにハッチが提供された搬送モジュールを含んだ、ク
ラスタツール構造の概要図であり、ハッチは、耐公差性且つ真空対応性でオープ
ンアシスト特性を有した本発明によるヒンジによって搭載されている。
【図3】 モジュールのカバーのために2つのハッチが提供された搬送モジュールの透視
図であり、図中のそれぞれのハッチは本発明のヒンジによって搭載されている。
【図4A】 図3に示されたハッチの1つをより詳細に示した透視図であり、摩擦ヒンジ構
造の補助によって開位置に保持されているハッチと、ハッチが閉位置にある場合
はねじりの状態にあるねじり棒とが示されている。
【図4B】 図4Dを線分4B−4Bに沿って見た詳細な透視図であり、2つの摩擦ヒンジ
構造とねじり棒とが示されている。
【図4C】 ねじり棒上に搭載されたスリーブと係合している、摩擦ヒンジ構造の1つを拡
大した透視図である。
【図4D】 摩擦ヒンジ構造とハッチの間の中板を示した透視図である。
【図4E】 図4Dを線分4E−4Eに沿って見た透視図であり、ねじり棒の一端に2つの
摩擦ヒンジ構造を有した実施形態が示されている。
【図4F】 図4Eと同様の図であり、ねじり棒の一端における2つの摩擦ヒンジ構造の下
側が示されている。
【図4G】 摩擦ヒンジ構造物の1つを示した横断面図であり、ねじり棒上に搭載されたス
リーブに係合している摩擦バネが示されている。
【図4H】 別の摩擦ヒンジ構造物を示した横断面図であり、ねじり棒上に搭載された別の
スリーブに係合している別の摩擦バネが示されている。
【図5A】 本発明による耐公差性且つ真空対応性の接続を内部に有するような、摩擦ヒン
ジ構造の1つを示した横断面図である。
【図5B】 図5Aと同様の図であり、製造公差を有した耐公差性且つ真空対応性な接続の
寸法が示されている。
【図5C】 本発明によるヒンジの耐公差性および真空対応性の特性がともに示された、図
5Aと同様の横断面図であり、耐公差性且つ真空対応性の接続によって、ハッチ
とカバーのシール面を、チャンバ内の真空下で平行に接触させることができる。
【図5D】 図5Cと同様の横断面図であり、ハッチが、真空動作に先だって予加重された
Oリングとともに示されている。
【符号の説明】
200…半導体工程クラスタ構造 202…搬送モジュール 203…ロードロック 204…カバー 206a…処理モジュール 206…噛合クランプ 207…ハッチ 208…ヒンジアセンブリ 209…ポート 211…コネクタ 212…ヒンジボディ 213…棒 214…クランプ 216…ハッチ搭載板 216a…ハッチ搭載中板 216b…ハッチ搭載中板 216c…ハッチ境界板 217…クランプ 218…スリーブ 218C…スリーブ 218H…スリーブ 219…摩擦ヒンジ構造 219C…摩擦ヒンジ構造 219C−2…第2の摩擦ヒンジ構造 219H−2…第2の摩擦ヒンジ構造 221…ハッチスリーブクランプ 222…カバースリーブクランプ 222E…エッジ 223C…摩擦バネ 223H…摩擦バネ 224C…ハウジング 224H…ハウジング 227…スロット 228…ファスナ 229…ヒンジ 231…カバーシール面 232…寸法 233…ハッチシール面 236…第1の穴 237…ファスナ軸 238…サラ穴 239…肩 241…ネジ穴 242…ファスナ 244…バネアセンブリ 246…バネ
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月1日(2001.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項17
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0028】 図5A〜5Dは、ハッチ搭載中板216との関連のもとでヒンジボディ212
を示した図である。ここで、ハッチ搭載中板216は、ハッチ207を、カバー
204内で定義されたポート209に対してポート209を開閉できるように搭
載するための、耐公差性且つ真空対応性のヒンジ229を提供するものである。
カバー204は、カバーシール面231を提供された状態で示されている。ヒン
ジ229は、ねじり棒213の縦軸上での回転のために搭載されたヒンジボディ
212を含んでもよく、例えばボディ212は、ハッチ搭載中板216に固定さ
れたクランプ217の形で示されている。軸は、寸法232だけカバーシール面
231から離れている。寸法232は0.032でよく、例えば約±0.017
の製造公差を有してよい。公差対応性のヒンジ229はさらに、ハッチ207に
ヒンジボディ212を接続するように示された、ハッチ搭載中板216を含んで
もよい。ハッチ207には、0リング231およびカバーシール面231と協調
するハッチシール面233が提供される。以下で説明されるように、ヒンジボデ
212とハッチ207の間のヒンジ229は、以下で説明される製造公差にも
かかわらず、ハッチシール面233がカバーシール面231に密着することを可
能とする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 サットン・トーマス・アール. アメリカ合衆国 カリフォルニア州94536 フリモント,ダンタ・プレイス,35609 Fターム(参考) 5F031 CA02 MA06 MA32 NA10 【要約の続き】 ようにする。ヒンジが、真空動作に先立って且つ全ての 製造公差に対してOリングの予加重位置の存在を可能と することから、板とハッチの間の相対運動が最大範囲で 可能となり、シール面が耐公差性且つ真空対応性な形で 密着される。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空チャンバのカバー内に設けられたポートに対し、該ポー
    トを開閉できるようにハッチを取り付けるための、ヒンジアセンブリであって、 前記ポートと前記ハッチの間に設けられたねじり棒であって、前記ハッチが前
    記ポートに対して閉位置にある場合は、ポートを開こうとする前記ハッチの動き
    を補助するねじり状態となるねじり棒と、 前記ねじり棒を取り囲み、前記ハッチとともに移動可能である、少なくとも1つ
    のスリーブと、 前記カバーと前記少なくとも1つのスリーブの間の摩擦ヒンジ構造であって、
    ポートを閉じようとする前記ハッチの動きに抵抗するよう前記少なくとも1つの
    スリーブと摩擦係合関係にある摩擦ヒンジ構造と を備える、ヒンジアセンブリ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヒンジアセンブリであって、さらに、 少なくとも1つの摩擦バネを備える前記摩擦ヒンジ構造であって、前記少なく
    とも1つの摩擦バネは、前記少なくとも1つのスリーブの少なくとも一部を第1
    の方向に取り巻くことにより、ポートを閉じようとする前記ハッチの動きの最中
    に、前記少なくとも1つのスリーブと前記少なくとも1つの摩擦バネの相対運動
    に高抵抗性を付与し、ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最中に、前記少
    なくとも1つのスリーブと前記少なくとも1つの摩擦バネの前記相対運動に低抵
    抗性を付与する、前記摩擦ヒンジ構造を備える、ヒンジアセンブリ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のヒンジアセンブリであって、さらに、 前記ねじり棒の第1端を、前記カバーに対する回転に抗するように固定するた
    めに、前記ねじり棒の前記第1端を前記カバーに取り付ける、第1のクランプブ
    ロックと、 ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最中およびポートを閉じようとする
    前記ハッチの動きの最中における、前記第1端に対する回転のために、前記ねじ
    り棒の第2端を前記ハッチに取り付ける、第2のクランプブロックと を備える、ヒンジアセンブリ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のヒンジアセンブリであって、前記少なくとも
    1つのスリーブは第1および第2のスリーブを備え、さらに、 前記第1のスリーブを、前記カバーに対する回転に抗するように取り付ける、
    第3のクランプブロックと、 ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最中およびポートを閉じようとする
    前記ハッチの動きの最中における、前記ねじり棒に対する回転のために、前記第
    2のスリーブを前記ハッチに取り付ける、第4のクランプブロックと を備え、前記摩擦ヒンジ構造はさらに、 前記第1のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向に取り巻く第1の摩
    擦バネであって、そうすることにより、ポートを閉じようとする前記ハッチの動
    きの最中に、前記第1のスリーブと前記第1の摩擦バネの相対運動に高抵抗性を
    付与し、ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最中に、前記第1および前記
    第1の摩擦バネの前記相対運動に低抵抗性を付与する、第1の摩擦バネと、 前記第2のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向と反対の第2の方向
    に取り巻く第2の摩擦バネであって、そうすることにより、ポートを閉じようと
    する前記第2のスリーブの動きの最中に、ポートを閉じようとする前記第2のス
    リーブの動きに高抵抗性を付与し、ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最
    中に、ポートを開こうとする前記第2のスリーブの動きに低抵抗性を付与する、
    第2の摩擦バネと を備える、ヒンジアセンブリ。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のヒンジアセンブリであって、さらに、 前記ハッチに取り付けられた前記第1の摩擦バネを備える、ヒンジアセンブリ
  6. 【請求項6】 請求項4記載のヒンジアセンブリであって、さらに、 前記カバーに取り付けられた前記第2の摩擦バネを備える、ヒンジアセンブリ
  7. 【請求項7】 請求項1記載のヒンジアセンブリであって、さらに、 前記ねじり棒上に取り付けられた第1および第2のスリーブを備える前記少な
    くとも1つのスリーブであって、前記第1のスリーブは前記ハッチに固定され、
    前記第2のスリーブは前記カバーに固定される、前記少なくとも1つのスリーブ
    を備え、 前記摩擦ヒンジ構造はさらに、 前記第1のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向に取り巻く第1の摩
    擦バネであって、そうすることにより、ポートを閉じようとする前記ハッチの動
    きの最中に、前記第1のスリーブの前記対応する動きに高抵抗性を付与し、ポー
    トを開こうとする前記ハッチの動きの最中に、前記第1のスリーブの前記対応す
    る動きに低抵抗性を付与する、第1の摩擦バネと、 前記第2のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向と反対の第2の方向
    に取り巻く第2の摩擦バネであって、そうすることにより、ポートを閉じようと
    する前記第2のスリーブの動きの最中に、前記第2のスリーブの前記対応する動
    きに高抵抗性を付与し、ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最中に、前記
    第2のスリーブの前記対応する動きに低抵抗性を付与する、第2の摩擦バネと を備える、ヒンジアセンブリ。
  8. 【請求項8】 真空チャンバのカバー内で定義されたポートに対して、該ポ
    ートを開閉するためのハッチを取り付けるためのヒンジアセンブリを製造する方
    法であって、 前記ポートと前記ハッチの間にねじり棒を取り付ける動作であって、該ねじり
    棒を、前記ハッチが前記ポートに対して閉位置にある場合に、ポートを開こうと
    する前記ハッチの動きを補助するようなねじり状態にして取り付ける工程と、 前記ねじり棒を取り囲む少なくとも1つのスリーブを取り付けるる工程と、 ポートを閉じようとする前記ハッチの動きに抵抗するために、前記少なくとも
    1つのスリーブと摩擦係合関係にある、少なくとも1つの摩擦ヒンジ構造を、前
    記カバーと前記少なくとも1つのスリーブの間に配置する工程と を備える、方法。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の方法であって、さらに、 前記第1のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向に取り巻くことによ
    って、ポートを閉じようとする前記ハッチの動きの最中に、前記少なくとも1つ
    のスリーブの前記対応する動きに高抵抗性を付与し、ポートを開こうとする前記
    ハッチの動きの最中に、前記少なくとも1つのスリーブの前記対応する動きに低
    抵抗性を付与する、少なくとも1つの摩擦バネを備える、前記摩擦ヒンジ構造を
    提供することを備える、方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の方法であって、さらに、 前記ねじり棒の第1端を、前記カバーに対する回転に抗するように固定するた
    めに、前記ねじり棒の前記第1端を前記カバーに取り付ける、第1のクランプブ
    ロックを、前記摩擦ヒンジ構造にさらに提供し、 ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最中およびポートを閉じようとする
    前記ハッチの動きの最中における、前記第1端に対する回転のために、前記ねじ
    り棒の第2端を前記ハッチに取り付ける、第2のクランプブロックを、前記摩擦
    ヒンジ構造にさらに提供すること を備える、方法。
  11. 【請求項11】 請求項10記載の方法であって、さらに、 第1および第2のスリーブの形で前記少なくとも1つのスリーブを提供し、 前記第1のスリーブを、前記カバーに対する回転に抗するように取り付ける、
    第3のクランプブロックを提供し、 ポートを開こうとする前記ハッチの動きの最中およびポートを閉じようとする
    前記ハッチの動きの最中における、前記ねじり棒に対する回転のために、前記第
    2のスリーブを前記ハッチに取り付ける、第4のクランプブロックを提供し、 前記第1のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向に取り巻くことによ
    って、ポートを閉じようとする前記ハッチの動きの最中に、前記第1のスリーブ
    の前記対応する動きに高抵抗性を付与し、ポートを開こうとする前記ハッチの動
    きの最中に、前記第1のスリーブの前記対応する動きに低抵抗性を付与する、前
    記摩擦ヒンジ構造の第1の摩擦バネを提供し、 前記第2のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向と反対の第2の方向
    に取り巻くことによって、ポートを閉じようとする前記第2のスリーブの動きの
    最中に、前記第2のスリーブの前記対応する動きに高抵抗性を付与し、ポートを
    開こうとする前記ハッチの動きの最中に、前記第2のスリーブの前記対応する動
    きに低抵抗性を付与する、前記摩擦ヒンジ構造の第2の摩擦バネを提供すること を備える、方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の方法であって、さらに、 前記第1の摩擦バネを前記ハッチに取り付けることを備える、方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の方法であって、さらに、 前記第2の摩擦バネを前記カバーに取り付けることを備える、方法。
  14. 【請求項14】 請求項8記載の方法であって、さらに、 前記ねじり棒に搭載された第1および第2のスリーブからなる、前記少なくと
    も1つのスリーブを提供し、 前記第1のスリーブを前記ハッチに固定し、 前記第2のスリーブを前記カバーに固定し、 前記第1のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向に取り巻くことによ
    って、ポートを閉じようとする前記ハッチの動きの中に、前記第1のスリーブの
    前記対応する動きに高抵抗性を付与し、ポートを開こうとする前記ハッチの動き
    の最中に、前記第1のスリーブの前記対応する動きに低抵抗性を付与する、第1
    の摩擦バネの形で、前記摩擦ヒンジ構造を提供し、 前記第2のスリーブを少なくとも部分的に前記第1の方向と反対の第2の方向
    に取り巻くことによって、ポートを閉じようとする前記第2のスリーブの動きの
    最中に、前記第2のスリーブの前記対応する動きに高抵抗性を付与し、ポートを
    開こうとする前記ハッチの動きの最中に、前記第2のスリーブの前記対応する動
    きに低抵抗性を付与する、第2の摩擦バネの形で、前記摩擦ヒンジ構造を提供す
    ること を備える、方法。
  15. 【請求項15】 真空チャンバのカバー内で定義されたポートに対して、ハ
    ッチがポートを開閉できるようにハッチを搭載するための、耐公差性且つ真空対
    応性のヒンジであって、前記カバーにはカバーシール面が提供されており、前記
    ヒンジは、 前記カバーシール面から離れたヒンジ軸上における回転のために搭載された、
    ヒンジボディであって、前記ヒンジ軸は製造公差を有する、ヒンジボディと、 前記ヒンジボディと前記ハッチの間の耐公差性且つ真空対応性のコネクタであ
    って、前記ヒンジ軸の製造公差および前記真空チャンバ内の真空動作にかかわら
    ず、前記ハッチが前記カバーシール面に密着することを可能とするための、コネ
    クタと、 を備える、ヒンジ。
  16. 【請求項16】 請求項15記載のヒンジであって、さらに、 ハッチシール面を有した前記ハッチと、 前記ヒンジボディと前記ハッチの間のコネクタボディと、 前記コネクタボディの製造公差に関わらず、前記ハッチシール面が前記カバー
    の前記シール面に平行に位置決めされるように、前記ハッチを前記コネクタボデ
    ィに向かって作用させるとともに、前記コネクタボディと前記ハッチの相対運動
    を可能とするための、バネアセンブリと を備える、ヒンジ。
  17. 【請求項17】 請求項15記載のヒンジであって、さらに、 前記コネクタは、 ファスナ軸を提供された第1の穴と、前記ファスナ軸と同心のサラ穴と、を
    有したコネクタボディであって、前記サラ穴は、前記コネクタボディ内の一定の
    深さに肩を1つ有し、前記深さは製造公差を有する、コネクタボディと、 前記ファスナ軸と同心のネジ穴と、シール面と、を提供された前記ハッチと
    、 前記コネクタボディを前記ハッチに接続するために前記ネジ穴内に通された
    ファスナであって、製造公差を有した深さに肩を1つ有する、ファスナと、 ファスナとサラ穴の肩の間のスラスト座金と、 前記製造公差および前記真空動作に関わらず、前記ハッチの前記シール面が
    前記カバーの前記シール面に平行に位置決めされるように、前記ハッチを前記コ
    ネクタボディに向かって作用させるとともに、前記コネクタボディと前記ハッチ
    の相対運動を可能とするための、前記ファスナ上で前記座金と前記肩の間に位置
    するバネアセンブリと を備えるヒンジ。
  18. 【請求項18】 真空チャンバのカバー内で定義されたポートに対して、ハ
    ッチがポートを開閉できるようにハッチを搭載するための、耐公差性且つ真空対
    応性のヒンジであって、前記カバーにはカバーシール面が提供されており、前記
    ヒンジは、 前記ポートと前記ハッチの間でヒンジ軸上に搭載されたねじり棒であって、前
    記ハッチが前記ポートに対して閉位置にある場合は、ポートを開こうとする前記
    ハッチの動きを補助するために、ねじりの状態にある、ねじり棒と、 前記ねじり棒を取り囲み、前記ハッチとともに移動可能である少なくとも1つ
    のスリーブと、 前記カバーと前記少なくとも1つのスリーブの間の摩擦ヒンジ構造であって、
    ポートを閉じようとする前記ハッチの動きに抵抗するために、前記少なくとも1
    つのスリーブと摩擦係合関係にある、摩擦ヒンジ構造と、 前記カバーシール面から離れた前記ヒンジ軸上における回転のために搭載され
    た、ヒンジボディであって、前記ヒンジ軸は製造公差を有する、ヒンジボディと
    、 前記ヒンジボディおよび前記コネクタの製造公差に関わらず、ポートを閉じよ
    うとする前記ハッチの動きの終了時に、前記ハッチを前記カバーシール面に密着
    させるための、前記ヒンジボディと前記ハッチの間の耐公差性且つ真空対応性の
    コネクタと を備える、ヒンジ。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のヒンジであって、前記公差対応性のコネ
    クタはさらに、 前記ヒンジボディと前記ハッチの間のコネクタボディと、 前記製造公差および前記真空動作に関わらず、前記ハッチの前記シール面が前
    記カバーの前記シール面に平行に位置決めされるように、前記ハッチを前記コネ
    クタボディに向かって作用させるとともに、前記コネクタボディと前記ハッチの
    相対運動を可能とするための、バネアセンブリと を備える、ヒンジ。
  20. 【請求項20】 真空チャンバのカバー内で定義されたポートに対して、ハ
    ッチがポートを開閉できるようにハッチを搭載するためのヒンジであって、前記
    カバーにはカバーシール面が提供されており、前記ヒンジは、 前記カバーシール面から離れ且つ製造公差を有したヒンジ軸を定義するために
    、前記カバー上に搭載された棒と、 回転のために前記棒上に搭載されたヒンジボディと、 ファスナ軸を提供された第1の穴と、前記ファスナ軸と同心のサラ穴と、を有
    したコネクタボディであって、前記サラ穴は、前記コネクタボディ内の一定の深
    さに肩を1つ有し、前記深さは製造公差を有する、コネクタボディと、 前記ファスナ軸と同心のネジ穴と、シール面と、を提供された前記ハッチと、 前記コネクタボディを前記ハッチに接続するために前記ネジ穴内に通されたフ
    ァスナであって、製造公差を有した深さに肩を1つ有する、ファスナと、 前記製造公差および前記真空チャンバ内の前記真空動作に関わらず、前記ハッ
    チの前記シール面が前記カバーの前記シール面に平行に位置決めされるように、
    前記ハッチを前記コネクタボディに向かって作用させるとともに、前記コネクタ
    ボディと前記ハッチの相対運動を可能とするための、前記ファスナ上で前記ファ
    スナの前記肩と前記サラ穴の前記肩の間に位置するバネアセンブリと を備える、ヒンジ。
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