JP2003501455A - シクロデキストリン臭気制御剤を含有する消臭剤組成物 - Google Patents

シクロデキストリン臭気制御剤を含有する消臭剤組成物

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JP2003501455A JP2001502807A JP2001502807A JP2003501455A JP 2003501455 A JP2003501455 A JP 2003501455A JP 2001502807 A JP2001502807 A JP 2001502807A JP 2001502807 A JP2001502807 A JP 2001502807A JP 2003501455 A JP2003501455 A JP 2003501455A
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Abstract

(57)【要約】 約0.1〜約30重量%の固形非高分子ゲル化剤、及び水性又は無水液体キャリアを含む、水性及び無水消臭剤組成物を開示する。また、該組成物の使用方法及び製造方法を開示する。開示した組成物は、汗から生じる悪臭の防止又は除去に特に効果的である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [発明の分野] 本発明は、汗から生じる悪臭を防止又は除去するのに効果的な水性及び無水消
臭剤組成物に関する。特に、本発明は、ヒトの汗に関連する悪臭を制御するのに
特に効果的なシクロデキストリンを含有する水性及び無水消臭剤組成物に関する
【0002】 [発明の背景] 消臭剤組成物は、ヒトの汗に関連する悪臭を制御する際における使用によく知
られている。これら悪臭は、主に刺激性の脂肪酸を生産する汗腺分泌物との微生
物の相互作用の結果、ヒトの汗から発生する。消臭剤組成物は典型的には、かか
る悪臭の微生物的発生を制御する助けとなる抗菌剤のような消臭剤活性物質を含
有し、及び/又はそれらは、悪臭の知覚作用をマスクする助けとなる脱臭香気性
物質を含有することができる。
【0003】 汗から生じる悪臭を制御又はマスクする助けとなる抗菌剤及び/又は香気性物
質を含有するほとんどの消臭剤組成物は、典型的には、ゲル化剤又は他の構造化
剤、及びそのゲル化剤又は他の構造化剤を溶解させる助けとなる極性アルコール
溶媒をも含有する消臭剤スティックとして配合される。これら消臭剤配合物は、
典型的には、腋の下又は皮膚の他の部分に局所的に塗布され、汗の悪臭を制御又
はマスクするのに効果的であるのに加え、これら消臭剤スティックは、明確さ、
塗布の簡易さ、塗布における冷涼感及び新鮮感、粉末状残物の欠如、及びドライ
感のような満足のいく審美性を提供することができる。これら消臭剤スティック
は、大変人気があり、広くヒトの汗と関連した悪臭を制御又はマスクするのに用
いられるが、これらアルコール含有消臭剤スティックの多くはまた、皮膚に対し
て刺激がきつく、局所塗布後に過剰な皮膚刺激を引き起こし得る。
【0004】 汗から生じる悪臭を制御する他の試みとしては、活性炭及びゼオライトのよう
な臭気吸収体の使用が含まれる。これら汗の悪臭吸収剤を含有する消臭剤組成物
は典型的には、臭気吸収体及び水性液体キャリアを含む水性ローション、水性ロ
ールオン、及び水性軟質消臭剤ジェルとして配合される。しかしながらこれら活
性炭及びゼオライト臭気吸収剤は、湿っていると効果がなく、それらが水性系に
含まれている場合、特に水性組成物が皮膚に塗布され、活性炭又はゼオライトが
汗のようなヒトの体液と接触するようになると、臭気の吸収に効果がないと知ら
れている。
【0005】 汗から生じる悪臭を制御する別の試みとして、シクロデキストリン臭気制御剤
の使用が含まれる。汗の悪臭のような体臭を含む臭気を吸収するシクロデキスト
リンの使用はよく知られている。シクロデキストリン発汗性悪臭制御剤を含有す
る消臭剤組成物はまた、典型的には、水性ローション、水性ロールオン、及び水
性軟質消臭剤ジェルとして配合される。水性軟質消臭剤ジェルはまた消臭剤クリ
ームとも呼ばれている。このようなクリーム消臭剤配合物の典型的な例として、
シクロデキストリン、無機若しくは高分子ゲル化剤又は増粘剤、及びゲル化剤又
は増粘剤を溶解させる助けとなる極性アルコール溶媒を含有するアルコール含有
クリームが含まれる。これらシクロデキストリン含有消臭剤クリームは、皮膚に
やさしい傾向があり、汗の悪臭を防止又は除去するのに効果的であり得る。しか
しながら、多くの消費者は、皮膚にやさしくて、汗の悪臭を制御するのに極めて
効果的な固形消臭剤スティックの使用の便利さをいまだに好んでいる。
【0006】 今回、非常に安全で皮膚にやさしく、また優れた汗の悪臭制御有益性を提供す
るシクロデキストリン臭気制御剤を含有するように水性固形消臭剤スティックを
配合することが可能であることを見出した。これら新規水性消臭剤スティック組
成物は、汗の悪臭吸収に非常に効果的であり、組成物を皮膚に局所塗布した後に
皮膚刺激を生じない改良した汗の悪臭制御を提供するシクロデキストリンを含有
する。
【0007】 また、非常に安全で皮膚にやさしいシクロデキストリン臭気制御剤を含有する
ように、汗と関連した悪臭を防止又は除去するために有用な無水消臭剤組成も配
合できることを見出した。上記の新規水性固形消臭剤スティックのように、これ
ら無水消臭剤は、皮膚に非刺激性でもある一方で、改良した汗の悪臭制御を提供
する。しかしながら、これら無水消臭剤は、軟質消臭剤ジェル又はスティックと
して配合することができ、好ましくは非高分子ゲル化剤を含有する。
【0008】 したがって、本発明の目的は、改良された汗の悪臭制御を提供し、また非常に
安全で皮膚にやさしい水性固形消臭剤スティックを提供することである。また本
発明の目的は、シクロデキストリン臭気制御剤を含有して非常に効果的な汗の悪
臭吸収有益性をもたらす水性固形消臭剤スティックを提供することである。本発
明のさらなる目的は、皮膚にやさしく、非刺激性であり、また改良された汗の悪
臭制御有益性をもたらすシクロデキストリン臭気制御剤を含有する無水軟質消臭
剤ジェル又はスティックを提供することである。
【0009】 [発明の概要] 本発明は、(a)約0.1〜約89.9重量%のシクロデキストリン、(b)
約0.1〜約30重量%の、無機ゲル化剤を実質的に含まない固形非高分子ゲル
化剤、及び(c)約10〜約75重量%の水を含む水性消臭剤組成物であって、
該組成物が、約200pen未満の製品硬度を有する組成物に関する。
【0010】 本発明はまた、(a)約0.1〜約89.9重量%のシクロデキストリン、(
b)約0.1〜約30重量%の固形非高分子ゲル化剤、及び(c)約10〜約9
0重量%の非水性液体キャリアを含む無水消臭剤組成物に関する。
【0011】 水性及び無水消臭剤組成物、特に水性消臭剤スティック及び無水軟質消臭剤ジ
ェル又はスティックは、シクロデキストリン悪臭制御剤を用いて配合されること
ができ、改良された、汗から生じる悪臭制御を提供する。これら組成物は、皮膚
に非常にやさしく、皮膚刺激をほとんど引き起こさないか、又はまったく引き起
こさずに、汗の悪臭を防止又は除去するのに特に効果的である。
【0012】 [発明の詳細な説明] 本発明の消臭剤組成物は、腋の下又は他の皮膚の適切な部分に局所塗布するた
めの水性及び無水消臭剤配合物を包含する。これら消臭剤配合物は、悪臭制御有
益性、特に汗の悪臭制御有益性を提供するシクロデキストリンを含有する。 本明細書で用いる「無水」という用語は、本発明の消臭剤組成物、及びそれら
の必須又は任意の成分が、実質的に添加水又は水分を含まないことを意味する。
配合物の観点から、このことは、本発明の組成物が、約2重量%未満、好ましく
は約1重量%未満、より好ましくは約0.5重量%未満、最も好ましくはゼロ重
量パーセントの水分又は添加水を含有することを意味する。 本明細書で用いる「周囲条件」という用語は、約1気圧、約相対湿度50%、
約25℃の環境条件をさす。
【0013】 本明細書で用いる「シクロデキストリン」(CD)という用語は、6〜12個
のグルコースユニットを含む無置換のシクロデキストリン、特にアルファ−シク
ロデキストリン、ベータ−シクロデキストリン、ガンマ−シクデキストリン、デ
ルタ−シクロデキストリン、エプシロン−シクロデキストリン、ゼーター−シク
ロデキストリン、ニュー−シクロデキストリン及びそれらの混合物、及び/又は
それらの誘導体、及び/又はそれらの混合物のような既知のシクロデキストリン
のいずれをも包含する。
【0014】 本明細書で用いる「揮発性」という用語は、25℃で測定する際に、測定可能
な蒸気を有する物質を指す。かかる蒸気圧は、典型的には0.01mmHg〜約
6mmHg、より典型的には約0.02mmHg〜約1.5mmHgの範囲であ
り、典型的には約1気圧(atm)にて約250℃未満、より典型的には約23
5℃未満の約1atmでの平均沸点を有するであろう。逆に、「不揮発性」とい
う用語は、25℃、約1atmで測定する際に、測定可能な蒸気圧を有さないか
、又は約0.01mmHg未満の蒸気圧を有する物質を指す。
【0015】 本明細書で記載される様々な溶媒及び他の物質の溶解性パラメータは、化学の
技術分野で熟知されている方法により決定される。溶解性パラメータ及びそれら
を決定する手段の記述は、C. D. Vaughan, 「Solubility: Effects in Product,
Package, Penetration and Prevention」103 Cosmetics and Toiletries 47-69
, October 1988 及びC. D. Vaughan, 「Using Solubility Parameters in Cosme
tics and Toiletries」, 36, J. Soc. Cosmetic Chemists 319-333, September/
October, 1985(これらを援用して本明細書の一部とする)に記載される。
【0016】 本発明の消臭剤組成物は、本明細書に記載される本発明の必須要素及び限定物
、並びに本明細書に記載される追加の成分若しくは任意の成分、構成成分又は限
定物を含み、これらから成り、又はこれらから本質的に成り得る。 すべてのパーセント、部及び比は、特に明記されていない限りは、全組成物の
重量によるものである。列挙した成分に付随するこれら重量はすべて、特定の成
分レベルに基づくものであり、したがって、特に明記されない限りは、市販の物
質に含まれ得る溶媒、キャリア、副生成物、充填剤、又は他のわずかな成分を含
まない。
【0017】 シクロデキストリン 本発明の消臭剤組成物は、シクロデキストリン悪臭制御剤を含有する。シクロ
デキストリンが汗と関連した悪臭を防止又は除去可能であるならば、個々に又は
シクロデキストリンの混合物として、シクロデキストリンを使用することができ
る。 本発明の消臭剤組成物における使用のためのシクロデキストリンとしては、6
〜12個のグルコースユニットを含有する環式多糖化合物が含まれる。グルコー
スユニットの特異的カップリング及びコンホメーションにより、シクロデキスト
リンは、中空内部又は空洞を有する硬い円錐形分子構造を形成することが可能と
なる。
【0018】 ここで使用するのに適したシクロデキストリンは、好ましくは、非錯化シクロ
デキストリンとして、本発明の消臭剤組成物に含有される。本明細書で用いる「
非錯化シクロデキストリン」という用語は、シクロデキストリンが本発明の組成
物の液体キャリア成分に付加されている間、シクロデキストリン内の空洞が本質
的に満たされていないことを意味する。
【0019】 当業者に明らかであるように、好ましい非錯化シクロデキストリンは、本明細
書に記載される必須及び/又は任意の成分との包接錯体を形成し得る。したがっ
て、少なくとも有効量のシクロデキストリンが、非錯化シクロデキストリンとし
てここでの消臭剤組成物に含まれるのが好ましく、組成物が皮膚に塗布されるま
で、非錯化シクロデキストリンのままであるべきである。この文脈で、「有効量
」という用語は、シクロデキストリンが本明細書に記載される液体キャリア成分
に添加されたとき、非錯化の形態にあり、また組成物が皮膚に局所塗布された後
に、シクロデキストリンが汗のようなヒト体液に接触するようになるまで、非錯
化のままでいるシクロデキストリンの量を意味する。
【0020】 シクロデキストリン濃度は、それぞれ選択された消臭剤配合によって変更し得
る。一般に、本発明の消臭剤組成物は、組成物の約0.1〜約89.9重量%、
好ましくは約0.1〜約50重量%、より好ましくは約0.1〜約20重量%、
最も好ましくは約0.1〜約10重量%の範囲の濃度でシクロデキストリンを含
有する。
【0021】 ここで使用するためのシクロデキストリンには、6〜12個のグルコースユニ
ットを含有する非錯化シクロデキストリンのような既知のいずれかのシクロデキ
ストリンが含まれる。このようなシクロデキストリンの非限定的な具体例には、
アルファ−シクロデキストリン、ベータ−シクロデキストリン、ガンマ−シクロ
デキストリン、デルタ−シクロデキストリン、イプシロン−シクロデキストリン
、ゼータ−シクロデキストリン、ニュー−シクロデキストリン、及びそれらの混
合物、及び/又はそれらの誘導体、及び/又はそれらの混合物が含まれる。
【0022】 適切なシクロデキストリン誘導体には、種々の置換度合のシクロデキストリン
化合物が含まれ、その具体例には、メチル−アルファ−シクロデキストリン、メ
チル−ベータ−シクロデキストリン、ヒドロキシエチル−ベータ−シクロデキス
トリン、ヒドロキシプロピル−アルファ−シクロデキストリン、ヒドロキシプロ
ピル−ベータ−シクロデキストリン、シクロデキストリングリセロールエーテル
、マルトース結合シクロデキストリン、カチオンシクロデキストリン、第四アン
モニウムシクロデキストリン、アニオンシクロデキストリン、例えばカルボキシ
メチルシクロデキストリン、シクロデキストリンスルホブチルエーテル、シクロ
デキストリンスルフェート、シクロデキストリンスクシニレート、両性シクロデ
キストリン、例えばカルボキシメチル/第四アンモニウムシクロデキストリン、
モノ−3−6−アンヒドロシクロデキストリン、及びそれらの組合せが含まれる
。適切なシクロデキストリン誘導体の他の例は、「Optimal Performances with
Minimal Chemical Modification of Cyclodextrins」(F. Diedaini-Pilard and
B. Perly, The 7th International Cycodextrin Symposium Abstract, April 1
9994, P.49)、1969年2月4日にParmerter等に発行された米国特許第3,4
26,011号、1969年7月1日にParmerter等に発行された米国特許第3
,453,257号、第3,453,258号、第3,453,259号及び第
阿3,453,260号、1969年8月5日にGramera等に発行された米国特
許第3,459,731号、1971年1月5日にParmerter等に発行された米
国特許第3,553,191号、1971年2月23日にParmeter等に発行され
た米国特許第3,565,887号、1985年8月13日にSzejtli等に発行
された米国特許第4,535,152号、1986年10月7日にHirai等に発
行された米国特許第4,616,008号、1987年1月20日にBrandt等に
発行された米国特許第4,638,058号、1988年5月24日にTsuchiya
ma等に発行された米国特許第4,746,734号、及び1987年7月7日に
Ogino等に発行された米国特許第4,678,598号(これらをすべて援用し
て本明細書の一部とする)に開示されている。
【0023】 ここでの使用に適切な他のシクロデキストリンには、例えば多官能剤を用いて
、ともに連結してオリゴマー又は他のポリマーを形成する個々のシクロデキスト
リンが含まれる。そのような物質の非限定的な例には、芳香族、脂肪族又は脂環
式多官能架橋剤で、シクロデキストリンモノマーを架橋することにより形成され
るシクロデキストリンポリマーが含まれる。適切なシクロデキストリンモノマー
物質としては、アルファ−シクロデキストリン、ベータ−シクロデキストリン、
ガンマ−シクロデキストリン、デルタ−シクロデキストリン、イプシロン−シク
ロデキストリン、ゼータ−シクロデキストリン、ニュー−シクロデキストリン、
置換アルファ−シクロデキストリン、置換ベータ−シクロデキストリン、及び置
換ガンマ−シクロデキストリンが含まれるが、これらに限定されない。分岐状シ
クロデキストリンモノマーも、ここでの使用に適している。適切な多官能架橋剤
の具体例には、ジイソシアネート、ポリイソシアネート、ジハロゲン化炭化水素
、及びジハロゲン化アセチル炭化水素が含まれるが、これらに限定されない。他
の適切な多官能架橋剤としては、イソシアネート、ハロゲン又はハロアセチルの
ような種々の架橋官能性を有する不斉架橋剤が挙げられ得る。これらの例には、
4−イソシアネートベンゾイルクロリドが含まれる。ここでの使用に適切なシク
ロデキストリンポリマーの具体例には、エピクリロロヒドリン及びエチレングリ
コールビス(エポキシプロピルエーテル)により架橋されたベータ−シクロデキ
ストリン、ポリイソシアネート又はジハロゲン化炭化水素多官能架橋剤により架
橋されたアルファ−、ベータ−又はガンマ−シクロデキストリンが含まれるが、
これらに限定されない。シクロデキストリンポリマー調製の技術分野で熟知され
るいずれかの方法を用いて、シクロデキストリンモノマーと適切なカルボン酸含
有ポリマーとを結合させることにより調製され得るカルボン酸含有ポリマー−シ
クロデキストリン結合体のような、他のポリマー形態もまたここでの使用に適し
ている。
【0024】 本発明の消臭剤組成物における悪臭制御剤として使用するのに適した好ましい
シクロデキストリンには、アルファ−シクロデキストリン、ベータ−シクロデキ
ストリン、メチル−アルファ−シクロデキストリン、メチル−ベータ−シクロデ
キストリン、ヒロドキシプロピル−アルファ−シクロデキストリン、ヒドロキシ
プロピル−ベータ−シクロデキストリンが含まれる。ベータ−シクロデキストリ
ン、メチル−ベータ−シクロデキストリン、及びヒドロキシプロピル−ベータ−
シクロデキストリンが最も好ましい。
【0025】 アルファ−シクロデキストリン、ベータ−シクロデキストリン、ガンマ−シク
ロデキストリン及び/又はそれらの誘導体は、とりわけ、インディアナ州、Hamm
ondにあるCerestar USA, Inc、ウィスコンシン州、MilwaukeeにあるAldrich Che
mical Company及びハンガリーのブタペストにあるにあるChinoin Pharmaceutica
l Worksから入手可能である。
【0026】 シクロデキストリンの混合物を使用することもまた好ましい。かかる混合物は
、幅広いサイズの発香性分子と錯体を形成することにより、より広く汗の悪臭を
吸収する。シクロデキストリン混合物は、シクロデキストリン調製の既知のプロ
セスから得られる中間生成物を用いることにより都合よく得ることができ、それ
らの例には、1983年11月29日にArmbruster等に発行された米国特許第3
,425,910号及び1988年4月19日にAmmeraalに発行された米国特許
第4,738,923号(これら両記述を援用して本明細書の一部とする)に記
載される方法が含まれる。好ましくは、シクロデキストリン混合物の少なくとも
主要部分が、アルファ−シクロデキストリン、ベータ−シクロデキストリン、及
び/又はガンマ−シクロデキストリン、より好ましくはベータ−シクロデキスト
リンである。シクロデキストリン混合物の幾つかの市販品の例は、日本の横浜に
あるEnsuiko Sugar Refining Companyから入手可能である。
【0027】 本発明の消臭剤組成物を水性組成物として配合するとき、この組成物は、好ま
しくは、ヒドロキシエチル−ベータ−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル
−アルファ−シクロデキストリン、及びヒドロキシプロピル−ベータ−シクロデ
キストリンのようなヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを実質的に含まな
い。この文脈で「実質的に含まない」という用語は、水性消臭剤組成物が好まし
くは、単独で用いると、汗から生じる悪臭制御有益性のいずれかをもたらし得る
ようなヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを有効量未満含むことを意味す
る。一般に、本発明の水性消臭剤組成物は、好ましくは、水性組成物の5重量%
未満、より好ましくは2重量%未満、さらに好ましくは1重量%未満、最も好ま
しくはゼロ重量パーセントのかかるヒドロキシアルキル化シクロデキストリンを
含有する。
【0028】 ゲル化剤 本発明の消臭剤組成物は、組成物に所望の硬度及び塗布特性を提供するのに適
した非高分子ゲル化剤を含有する。ゲル化剤濃度は典型的には、消臭剤組成物の
約0.1〜約30重量%、好ましくは約0.1〜約25重量%、より好ましくは
約1〜約20重量%、さらに好ましくは約5〜約20重量%の範囲にある。
【0029】 本発明の水性消臭剤組成物は、約50〜約150℃、好ましくは約50〜12
0℃、より好ましくは約60〜約100℃の加工温度にて、本明細書に定義され
るような液体キャリアと溶融するか、あるいは溶液又は他の均質液体若しくは液
体分散物を形成することができる無機ゲル化剤以外の固形非高分子ゲル化剤を含
有する。好ましくは、水性消臭剤組成物は、無機ゲル化剤を実質的に含まない。
この文脈で「実質的に含まない」という用語は、単独で用いると、周囲条件下に
て、水性消臭剤組成物に、いずれかの増粘又は測定可能な粘性増加を提供し得る
ようなゲル化剤を有効量未満含有することを意味する。一般に、水性消臭剤組成
物は、好ましくは、水性組成物の5重量%未満、より好ましくは2重量%未満、
さらに好ましくは1重量%未満、最も好ましくはゼロ重量パーセントのこのよう
な無機ゲル化剤を含有する。上述の否定的な限定物と関連する無機ゲル化剤の例
には、微細又はコロイド状シリカ、ヒュームドシリカ及びシリケートが含まれ、
これらには、モンモリロナイトクレー及び疎水的処理を施したモンモリロナイト
、例えば、ベントナイト、ヘクトライト及びコロイド状ケイ酸マンガンが含まれ
る。
【0030】 本発明の水性消臭剤組成物での使用に適切なゲル化剤には、脂肪酸ゲル化剤、
脂肪酸塩、ヒドロキシ脂肪酸ゲル化剤、脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸ゲル化剤の
エステル及びアミド、コレステロール系物質、ジベンジリデンアルジトール、ラ
ノリノール系物質、脂肪アルコール、トリグリセリド、及び他の適切な固形非高
分子ゲル化剤が含まれるが、これらに限定されない。
【0031】 本発明の無水消臭剤組成物に関して、選択された非高分子ゲル化剤が、上述の
加工温度にて溶融して、本明細書で定義するような液体キャリアと溶液又は他の
均質液体若しくは液体分散物を形成することができれば、いかなる既知の非高分
子ゲル化剤を用いてもよい。選択された非高分子ゲル化剤はまた、配合及び加工
完了後に、所望のゲルマトリックス及び製品硬度を有する消臭剤組成物を提供し
なくてはならない。
【0032】 本発明の無水消臭剤組成物における使用に適した非高分子ゲル化剤には、脂肪
酸ゲル化剤、脂肪酸塩、ヒドロキシ脂肪酸ゲル化剤、脂肪酸又はヒドロキシ脂肪
酸ゲル化剤のエステル及びアミド、コレステロール系物質、ジベンジリデンアル
ジトール、ラノリノール系物質、脂肪アルコール、トリグリセリド、クレー又は
シリカのような無機物質、及び他の適切な非高分子ゲル化剤が含まれるが、これ
らに限定されない。
【0033】 水性及び無水消臭剤組成物において使用するための好ましいゲル化剤は、脂肪
酸の固形非高分子塩であり、この場合、該脂肪酸部分は、約12〜約40個の炭
素原子、好ましくは約12〜約22個の炭素原子、より好ましくは約16〜約2
0個の炭素原子、最も好ましくは約18個の炭素原子を有する。これらゲル化剤
と共に使用することに適した塩形成カチオンとしては、アルカリ金属、例えば、
ナトリウム及びカリウム、並びにアルカリ土類金属、例えば、マグネシウム及び
アルミニウムのような金属塩が含まれる。好ましくは、ナトリウム塩及びカリウ
ム塩であり、より好ましくはステアリン酸ナトリウム、パルミチン酸ナトリウム
、ステアリン酸カリウム、パルミチン酸カリウム、ミリスチン酸ナトリウム、モ
ノステアリン酸アルミニウム及びそれらの組合せである。最も好ましいのは、ス
テアリン酸ナトリウムである。これらゲル化剤は、好ましくは、水性及び無水消
臭剤組成物の約0.1〜約30重量%、より好ましくは約0.1〜約25重量%
、さらに好ましくは約1〜約20重量%、最も好ましくは約5〜約10重量%の
範囲の濃度で用いられる。
【0034】 水性及び無水消臭剤組成物での使用に適した他の固形非高分子ゲル化剤の非限
定的な例には、約8〜40個の炭素原子、好ましくは約8〜約30個の炭素原子
、より好ましくは約12〜約18個の炭素原子を有する脂肪アルコールが含まれ
る。これらゲル化剤は、水性及び無水消臭剤組成物の約1〜約30重量%、好ま
しくは約5〜約20重量%、最も好ましくは約10〜約20重量%に及ぶ濃度で
最も典型的には用いられる蝋状物質である。好ましくは、セチルアルコール、ミ
リスチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、及びそれら
の組合せであり、より好ましくは、ステアリルアルコールである。
【0035】 水性及び無水消臭剤組成物での使用に適した固形非高分子ゲル化剤の非限定的
な例には、トリグリセリドのような脂肪酸エステルが含まれる。適切なトリグリ
セリドゲル化剤の具体例には、トリステアリン、トリベヘニン、ベヘニルパルミ
チルベヘニルトリグリセリド、パルミチルステアリルパルミチルトリグリセリド
、水素化植物油、水素化ナタネ油、ヒマシ蝋、魚油、トリパルミチン、Sync
rowaxHRC及びSyncrowaxHGL−C(Syncrowaxは、
Croda, Inc.から入手可能)が含まれるが、これらに限定されない。他の適切な
グリセリドとしては、ステアリン酸グリセリル及びジステアリン酸グリセリルが
含まれるが、これらに限定されない。グリセリルトリベヘニン及び他のトリグリ
セリドが好ましく、ここで、前記他のトリグリセリドのそれぞれのエステル化脂
肪酸部分の少なくとも約75%、好ましくは100%が、約18〜約36個の炭
素原子を有し、また前記他のトリグリセリドに対するグリセリルトリベヘニンの
モル比が、約20:1〜約1:1、好ましくは約10:1〜約3:1、より好ま
しくは約6:1〜約4:1である。エステル化脂肪酸部分は、飽和若しくは不飽
和の、置換又は無置換の直鎖状あるいは分岐鎖状であってもよく、好ましくは約
18〜約36個の炭素原子を有する脂肪酸物質由来の直鎖状飽和無置換のエステ
ル部分である。最も好ましいのは、グリセリルトリベヘニン及びC18−C36
トリグリセリドの組合せを含むトリグリセリドゲル化剤である。
【0036】 水性及び無水消臭剤組成物での使用に適切な他の固形非高分子ゲル化剤には、
約10〜約40個の炭素原子を有する脂肪酸及びアルファ又はベータヒドロキシ
脂肪酸のようなヒドロキシ脂肪酸、並びにこのようなゲル化剤のエステル及びア
ミドが含まれる。このようなゲル化剤の非限定的な具体例には、12−ヒドロキ
システアリン酸、12−ヒドロキシラウリン酸、16−ヒドロキシヘキサデカン
酸、ベヘン酸、エルシン酸(eurcic acid)、ステアリン酸、カプリル酸、ラウリ
ン酸、イソステアリン酸、及びそれらの組合せが含まれる。好ましくは、12−
ヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸のエステル、12−ヒ
ドロキシステアリン酸のアミド、及びそれらの組合せ、並びに下記式に相当する
他の固形非高分子ゲル化剤すべてである:
【化1】
【0037】 式中、R1は、OR2、NR23又はシリコーン含有部分であり、R2及びR3
、水素、あるいは約1〜約22個の炭素原子、好ましくは約1〜約18個の炭素
原子を有する分岐した直鎖状若しくは環式のアルキル、アリール又はアリールア
ルキル基である。R2及びR3は、同じであるか、又は異なってもよいが、少なく
とも1つが水素原子であることが好ましい。これらゲル化剤のうちで好ましいの
は、12−ヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン酸メチルエス
テル、12−ヒドロキシステアリン酸エチルエステル、12−ヒドロキシステア
リン酸ステアリルエステル、12−ヒドロキシステアリン酸ベンジルエステル、
12−ヒドロキシステアリン酸アミド、12−ヒドロキシステアリン酸のイソプ
ロピルアミド、12−ヒドロキシステアリン酸のブチルアミド、12−ヒドロキ
システアリン酸のベンジルアミド、12−ヒドロキシステアリン酸のフェニルア
ミド、12−ヒドロキシステアリン酸のt−ブチルアミド、12−ヒドロキシス
テアリン酸のシクロヘキシルアミド、12−ヒドロキシステアリン酸の1−アダ
マンチルアミド、12−ヒドロキシステアリン酸の2−アダマンチルアミド、1
2−ヒドロキシステアリン酸のジイソプロピルアミド、及びそれらの混合物、さ
らに好ましくは、12−ヒドロキシステアリン酸、12−ヒドロキシステアリン
酸のイソプロピルアミド、及びそれらの組合せからなる群から選択されるもので
ある。最も好ましいのは、12−ヒドロキシステアリン酸である。
【0038】 水性及び無水消臭剤組成物での使用に適切な他の固形非高分子ゲル化剤の非限
定的な例には、二置換又は分岐モノアミドゲル化剤、一置換又は分岐ジアミドゲ
ル化剤、トリアミドゲル化剤及びそれらの組合せが含まれ、これにはグルタミン
酸、リシン、グルタミン、アスパラギン酸、及びそれらの組合せから調製される
n−アシルアミノ酸アミド、n−アシルアミノ酸エステルのようなn−アシルア
ミノ酸誘導体が含まれる。他の適切なアミドゲル化剤は、米国特許第5,429
,816号(Hofrichter等)及び米国特許第5,840,287号(Guskey等)
(これらを援用して本明細書の一部とする)に記載されており、このようなゲル
化剤すべての濃度は、好ましくは、水性及び無水消臭剤組成物の約0.1〜約2
5重量%、より好ましくは約1〜約15重量%、最も好ましくは約5〜約15重
量%の範囲である。
【0039】 好ましい製品硬度 本発明の消臭剤組成物は、約200pen(ミリメートルの10分の1にて測
定)未満、より好ましくは約50〜約200pen、最も好ましくは約75〜約
120penの製品硬度を有する消臭剤スティックの形態であるのが好ましい。
【0040】 本明細書で用いる「製品硬度」という用語は、以下の試験条件下で消臭剤組成
物に侵入針を、制御した速度で特定の距離を動かすのにどれくらいの力が必要で
あるかを示す。より低い値は、より硬い製品を表し、より高い値は、より軟らか
い製品を表す。これらの値は、ASTM法D−5により説明された標準的な方法
に従って測定し得る。本明細書で用いる製品硬度は、自動式固定時間硬度計(例
えば、Fisher Scientific Co, Model 13-399-10又は等価物)、及びASTM法
−D 1321−DIN 51 579により特定されるテーパー付刃侵入針を用
いて測定される。硬度計における針及びシャフトの全重量は、50.00±0.
05グラムである。消臭剤スティック組成物は、組成物の製品硬度値を測定する
前少なくとも24時間、約26.7℃(80oF)で保管される。
【0041】 液体キャリア 本発明の消臭剤組成物は、ヒトの皮膚への局所塗布に適切で、所望の製品形態
に適した液体キャリアを含有する。液体キャリアは、周囲条件下において液体で
あり、物質のこのような組み合わせのいずれもが周囲条件下において液体形態に
あるのであれば、その液体キャリア物質の1つ以上を含むことができる。
【0042】 消臭剤における液体キャリアの濃度は、主として所望の製品形態の型により変
化し得るが、ほとんどの製品形態について、濃度は普通、消臭剤組成物の約10
〜約90重量%、好ましくは約30〜約75重量%の範囲にある。
【0043】 本発明の消臭剤組成物における使用に適切な液体キャリアには、液体キャリア
物質の得られる組合せが、選択された組成物の加工温度で、溶液又は他の均質液
体若しくは液体分散物を形成するのであれば、局所的に安全で有効な有機、シリ
コーン含有若しくはフッ素含有の、揮発性又は不揮発性の、極性あるいは無極性
のいかなる液体キャリアも含まれる。消臭剤組成物の加工温度は典型的には、約
50〜約150℃、より典型的には約50〜約120℃、さらに典型的には約6
0〜約100℃の範囲にある。
【0044】 適切な液体キャリアの非限定的な例には、C1〜C20一価アルコール、好ま
しくはC2〜C8一価アルコール、C2〜C40二価又は多価アルコール、好ま
しくはC2〜C20二価アルコール又は多価アルコール、すべてのこのようなア
ルコールのアルキルエステル(好ましくはC1〜C4アルキルエステル)、及び
2〜30の反復アルコキシレート(例えば、エトキシレート又はプロポキシレー
ト)基を有するプロピレングリコール及びポリエチレングリコールのようなポリ
アルコキシル化グリコール、2〜16の反復グリセロール部分を有するポリグリ
セリール、それらの誘導体並びに、それらの組合せが含まれる。
【0045】 かかるアルコール液体キャリアの具体例には、プロピレングリコール、ヘキシ
レングリコール、ジプロピレングリコール、トリプリピレングリコール、グリセ
リン、プロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエ
ーテル、エタノール、n−プロパノール、n−ブタノール、t−ブタノール、2
−メトキシエタノール、2−エトキシエタノール、エチレングリコール、イソプ
ロパノール、イソブタノール、1,4−ブチレングリコール、2,3−ブチレン
グリコール、トリメチレングリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、プロピレングリコールモノイソステアレート、PPG−3ミリスチ
ルエーテル、PEG−4(PEG−4はまた、PEG−200として知られてい
る)、PEG−8(PEG−8はまた、PEG−400として知られている)、
1,2−ペンタンジオール、PPG−14ブチルエーテル、ジメチルイソソルバ
イト及びそれらの組合せが含まれる。液体キャリアとしての使用するための他の
同様であるが適切な溶媒は、例えば、米国特許第4,781,917号(Luebbe
等)、米国特許第5,643,558号(Provancal等)、米国特許第4,81
6,261(Luebbe等)、EP 404 533 A1(Smith等)(これらを
援用して本明細書の一部とする)に記載されている。 好ましい液体キャリアには、PPG−3ミリスチルエーテル、プロピレングリ
コール、ジプロピレングリコール、トリプロピレングリコール、PEG−8、ヘ
キシレングリコール、グリセリン、及びそれらの混合物が含まれる。
【0046】 本発明の消臭剤組成物は、好ましくは、前述のアルコール液体キャリアと組み
合わせたシリコーン液体キャリアを含有する。シリコーン液体キャリアの濃度は
、好ましくは、消臭剤組成物の約10〜約90重量%、より好ましくは約15〜
約65重量%の範囲にある。ここでの使用に適したシリコーン液体キャリアは、
これらシリコーン物質が、本明細書で定義される必要な揮発性又は不揮発性を有
するのであれば、揮発性又は不揮発性シリコーンであってもよい。
【0047】 ここでの使用に適切なシリコーン液体キャリアの非限定的な例には、Todd等の
「Volatile Silicone Fluids for Cosmetics」(Cosmetics and Toiletries, 91
:27-32(1976))(これを援用して本明細書の一部とする)に記載される揮発性シリ
コーンが含まれる。これら揮発性シリコーンの中でも好ましいのは、約3〜7個
、より好ましくは約4〜6個のケイ素原子を有する環式シリコーンである。最も
好ましいのは、下記式に従うものである:
【化2】 式中、nは、約3〜約7、好ましくは約4〜約6、最も好ましくは5である。こ
れら揮発性環式シリコーンは一般的に、約10センチストークス未満の粘性を有
する。本明細書に記載されるすべての粘性値は、特に明記しない限りは、周囲条
件にて測定又は決定される。
【0048】 ここでの使用に適切な他のシリコーン液体キャリアには、下記式に従う揮発性
及び不揮発性直鎖状シリコーンが含まれる:
【化3】 式中、nは、0以上である。揮発性直鎖状シリコーン物質は一般に、25℃で5
cs未満の粘性値を有する。不揮発性直鎖状シリコーン物質は一般に、25℃で
5csを超える粘性値を有する。
【0049】 ここでの使用に適切な揮発性シリコーンの具体例には、ヘキサメチレンジシロ
キサン、シリコーン流体SF−1202及びSF−1173(G.E.Siliconesか
ら市販されている)、Dow Corning 244、Dow Cornin
g 245、Dow Corning 246、Dow Corning 34
4及びDow Corning 345(Dow Corning Corp.から市販されてい
る)、シリコーン流体SWS−03314、SWS−03400、F−222、
F−223、F−250及びF−251(SWS Silicone Corp.から市販されてい
る)、揮発性シリコーン7158、7207、7349(Union Carbideから入
手可能)、Masil SF−V(Mazerから入手可能)、並びにこれらの組合
せが含まれるが、これらに限定されない。
【0050】 ここでの使用に適した不揮発性直鎖状シリコーンの具体例には、Rhone-Poulen
cから入手可能なロドシルオイル70047、Mazerから入手可能なMasil
SF流体、Dow Corning200、及びDow Corning225
(Dow Corning Corp.から入手可能)、シリコーン流体SF−96(G.E.Silicon
esから入手可能)、Velvasil及びViscasil(General Electric
Co.から入手可能)、シリコーンL−45、シリコーンL−530、及びシリコ
ーンL−531(Union Carbideから入手可能)、並びにシロキサンF−221
及びシリコーン流体SWS−101(SWS Siliconesから入手可能)が含まれる
が、これらに限定されない。
【0051】 本発明の消臭剤組成物での使用に適切な他の不揮発性シリコーン液体キャリア
には、ポリアルキルアリールシロキサン、ポリエステルシロキサン、ポリエーテ
ルシロキサン共重合体、ポリフルオロシロキサン、ポリアミノシロキサン、及び
それらの組合せのような不揮発性シリコーン皮膚軟化剤が含まれるが、これらに
限定されない。これら不揮発性液体キャリアは一般に、周囲条件下で測定したと
きに、約100,000センチストークス未満、好ましくは約500センチスト
ークス未満、より好ましくは約1〜約200センチトークス、さらに好ましくは
約1〜50センチトークスの粘性値を有するであろう。
【0052】 本発明の消臭剤組成物にでの使用に適切な他の液体キャリアには、鉱油、ワセ
リン、イソヘキサデカン、イソドデカン、様々な他の炭化水素油、及びそれらの
組合せのような有機液体キャリアが含まれるが、これに限定されない。好ましく
は、鉱油及び約4〜約30個の炭素原子、より好ましくは約4〜20個の炭素原
子、さらに好ましくは約6〜約20個の炭素原子を有する分岐鎖炭化水素である
。適切な分岐鎖炭化水素油の非限定的な具体例には、IsoparC(C7−C
8イソパラフィン)、IsoparE(C8−C9イソパラフィン)、Isop
arG(C10−11イソパラフィン)、IsoparH(C11−C12イソ
パラフィン)、IsoparL(C11−C13イソパラフィン)、Isopa
rM(C13−C14イソパラフィン)及びそれらの混合物のような、アメリカ
のテキサス州、BaytownにあるExxon Chemical Companyから入手可能なイソパラ
フィンが含まれる。適切な分岐鎖炭化水素油の他の非限定的な例には、Perm
ethyl 99A(イソドデカン)、Permethyl 102A(イソエイ
コサン)、Permethyl 101A(イソヘキサデカン)及びそれらの混
合物が含まれる。Permethylシリーズは、Perperse, Inc., South Plai
nfield, New Jersey, U.S.Aから入手可能である。適切な分岐鎖炭化水素の他の
限定的な例には、Soltrol 130、Soltrol 170のようなPhil
ips Chemicalから入手可能なもの、及びShell Sol 70、−71及び
−2033のようなShellから入手可能なもの、並びにそれらの組合せのような
石油留出物が含まれる。
【0053】 他の適切な有機液体キャリアの非限定的な例には、オクチルドデカノール、ス
テアリン酸ブチル、アジピン酸ジイソステアリル、ドデカン、オクタン、デカン
及びそれらの組合せ、並びにNorpar12、13及び15のようなExxo Che
mical Companyから入手可能なパラフィンのNorparシリーズが含まれる。
さらなる別の例には、ExxsolD80のようなExxonから入手可能なC11
−C15アルカン/シクロアルカンが含まれる。さらなる別の例には、Fino
lv−TNのようなニュージャージー州、Elmwood ParkにあるFinetexから入手
可能なC12−C15安息香酸アルキルが含まれる。
【0054】 他の適切な液体キャリアには、ベンゾーエート補助溶媒、桂皮酸エステル、第
二アルコール、酢酸ベンジル、フェニルアルカン、及びそれらの組合せが含まれ
る。 本発明の組成物の消臭剤組成物は、水性又は無水組成物として配合され得る。
水性配合物としては、消臭剤組成物はさらに、約10〜75重量%の水、好まし
くは約10〜約60重量%の水、より好ましくは約15〜約50重量%の水を含
有する。無水配合物としては、消臭剤組成物は、約10重量%未満、より好まし
くは約3重量%未満、さらに好ましくは約1重量%未満、最も好ましくはゼロ重
量パーセントの水を含有する。
【0055】 任意の成分 上述の必須成分に加えて、本発明の組成物はさらに、任意の成分が本明細書に
記載される必須の成分と物理的にかつ化学的に相溶性であるか、そうでなければ
生成物安定性、審美性又は性能を過度に悪化させないのであれば、組成物の物理
的若しくは化学的性質を改質するか、又は皮膚に沈着する際に追加の「有効」成
分として働くことが可能な1以上の任意の成分を含有してもよい。このような任
意の物質の非限定的な例には、pH緩衝剤;消臭剤活性物質のようなさらなる悪
臭制御剤;芳香性物質;皮膚軟化剤;保湿剤;鎮静剤;染料及び顔料;薬剤;重
曹及び関連物質;防腐剤;及びアロエ・ベラのような鎮静剤、アラントイン、D
−パンテノール、アボカド油及び他の植物油、及び地衣抽出物のような成分が含
まれる。好ましい任意の成分の幾つかの非限定的な具体例を、以下に詳細に説明
する。
【0056】 任意の消臭剤活性物質 本発明の消臭剤組成物はさらに、汗から生じる悪臭を防止又は除去する助けと
なる消臭剤活性物質を含有してもよい。任意の消臭剤活性物質濃度は、組成物の
約0.001〜約20重量%、好ましくは約0.01〜約10重量%、より好ま
しくは約0.1〜約5重量%、さらに好ましくは約0.1〜約1重量%の範囲に
ある。適切な任意の消臭剤活性物質には、既知であるか、又はその他の、汗と関
連した悪臭を防止又は除去するのに効果的なシクロデキストリン以外のいずれの
局所用物質が含まれる。これらの消臭剤活性物質は、典型的には抗菌剤(例えば
、殺細菌剤、殺真菌剤)、悪臭吸収性物質、又はそれらの組合せである。
【0057】 好ましい任意の消臭剤活性物質は抗菌剤であり、その非限定的な例には、セチ
ルトリメチルアンモニウムブロミド、セチルピリジニウムクロリド、ベンゼトニ
ウムクロリド、ジイソブチルフェノキシエトキシエチルジメチルベンジルアンモ
ニウムクロリド、N−ラウリルサルコシンナトリウム、N−パルメチルサルコシ
ンナトリウム、ラウロイルサルコシン、N−ミリストイルグリシン、N−ラウリ
ルサルコシンカリウム、トリメチルアンモニウムクロリド、ナトリウムアルミニ
ウムクロロヒドロキシラクテート、トリエチルシトレート、トリセチルメチルア
ンモニウムクロリド、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニル
エーテル(トリクロサン)、3,4,4’−トリクロロカルボアニリド(トリク
ロカルバン)、L−リシンヘキサデシルアミドのようなジアミノアルキルアミド
、シトレート、サリチルレート及びピロクトースの重金属塩(特に亜鉛の塩)、
及びそれらの酸、ピリチオンの重金属塩(特に亜鉛ピリチオン)、亜鉛フェノー
ルスルフェート、ファルネソール、並びにそれらの組合せが含まれる。
【0058】 任意の芳香性物質 本発明の消臭剤組成物はさらに、汗から生じる悪臭を包みこむか、又はマスク
(遮断)する助けとなるか、そうでなければ所望の香りを有する組成物を提供す
る1以上の芳香性物質を含有する。これら任意の香気性物質は、皮膚への局所塗
布に適したいずれの香料又は香料化学物質も包含する。 消臭剤組成物における任意の芳香性物質の濃度は、所望の香気特性を提供する
か、又は悪臭をマスクするのに効果的であるべきであり、ここで悪臭は、組成物
自体と固有に関連するか、又はヒトの汗からの悪臭発生と関連する。また、任意
の芳香性物質及びそれに付随するどんなキャリアも、本明細書に開示する濃度に
て、皮膚、特に裂傷のできた皮膚又は炎症を起こしている皮膚に、過剰な刺激を
与えるものであってはならない。任意の芳香性物質は、遊離の香料又は被包性香
料物質として、本発明の消臭剤組成物に含有することができる。
【0059】 本発明の消臭剤組成物において使用するための任意の遊離の香料は、任意の遊
離の香料が検出可能な芳香を発し得るか、又は汗と関連した悪臭をマスクするか
若しくはマスクする助けとなり得るのであれば、1以上の個々の香料化学物質を
包含する。一般に、本発明の消臭剤組成物は、組成物の約0.001〜約20重
量%、好ましくは約0.1〜約10重量%、より好ましくは約0.5〜約5重量
%に及ぶ濃度で、任意の遊離の香料を含有する。
【0060】 任意の芳香性物質が、被包性香料物質として消臭剤組成物に含まれる場合には
、被包性香料物質は、好ましくは香料/シクロデキストリン錯体として含有され
る。任意の香料/シクロデキストリン含有錯体の濃度は、各選択された消臭剤配
合物により変化し得るが、かかる濃度は一般に、組成物の約0.05〜約20重
量%、好ましくは約0.1〜約10重量%、より好ましくは約2〜約8重量%の
範囲にあろう。典型的には、香料は、錯体の約0.1〜約30重量、好ましくは
約1〜約20重量%、より好ましくは約5〜約15重量%に及ぶ全香料濃度で、
香料の混合物として錯体に含まれる。
【0061】 任意の香料/シクロデキストリン錯体を形成するための使用に適したシクロデ
キストリン物質は、本明細書で定義するシクロデキストリンを含み、その非限定
的な具体例には、アルファ−シクロデキストリン、ベータ−シクロデキストリン
、ガンマ−シクロデキストリン、デルタ−シクロデキストリン、イプシロン−シ
クロデキストリン、ゼータ−シクロデキストリン、ニュー−シクロデキストリン
、及びそれらの混合物、及び/又はそれらの誘導体、及び/又はそれらの混合物
が含まれる。
【0062】 任意の香料/シクロデキストリン錯体は、当該技術分野における既知の方法の
いずれか又は香料/シクロデキストリン含有錯体を形成する他の有効な手段で形
成され得る。典型的には、錯体は、水のような適切な溶媒中で、香料1分子及び
シクロデキストリン1分子を機械的に混合するか、又は適切な量の溶媒の存在下
で該分子を混練するかにより形成される。しかしながら、香料物質が大きくて、
かつシクロデキストリン中に嵌まり得る2つの部分を含むとき、錯体はまた、香
料1分子及びシクロデキストリン2分子間で形成され得る。幾つかの香料は、通
常サイズが幅広く多様な物質の混合物であるので、好ましくは、錯体は、シクロ
デキストリン混合物を用いて形成される。少なくともシクロデキストリン混合物
の大部分は、アルファ−、ベータ−、及び/又はガンマ−シクロデキストリンが
好ましく、好ましくはベータ−シクロデキストリンである。
【0063】 任意の遊離の香料又は任意の被包性香料として使用するのに適した芳香性物質
の非限定的な例には、当該技術分野で既知のいずれかの芳香性物質又は他の有効
な芳香性物質が含まれる。典型的な芳香性物質は、Arctander, Perfumr and Che
micals(Aroma Chemicals), Vol.I and II(1969)及びArctander, Perfume and Fl
avour Materials of Natural Origin(1960)に記載される。米国特許第4,32
2,308号及び米国特許第4,304,679号(これら両方ともを援用して
本明細書の一部とする)は、揮発性フェノール系物質(サリチル酸イソアミル、
サリチル酸ベンジル及びタイム油レッドのような)、芳香油(ゼラニウム油、パ
チュリ油及びプチグレン油のような)、柑橘系油、抽出物及び樹脂(ベンゾイン
シャム(siam)レジノイド及びオポポナクス(opoponax)レジノイドのような)、「
合成」油(Bergamot37及び430、Geranium76及びPom
eransol314)、アルデヒド及びケトン(B−メチルナフチリルケトン
、p−t−ブチル−A−メチルヒドロ桂皮酸アルデヒド及びp−t−アミルシク
ロヘキサノンのような)、多環式化合物(クマリン及びβ−ナフチルメチルエー
テルのような)、エステル(フタル酸ジエチル、フェニル酢酸フェニルエチル、
ノナノリド(non-anolide)−1:4のような)を一般に含む芳香性成分を開示す
るが、これらに限定されない。
【0064】 任意の芳香性物質としてはまた、花系物質及び果実由来のエステル及び精油、
柑橘系油、無水物(absolutes)、アルデヒド、レジノイド、ジャコウ及び他の動
物性ノート(例えば、シベット、カスター及びジャコウの天然分離物)、バルサ
ムなど、並びにアルコール(例えば、ジミルセトール(dimyrcetol)、フェニル
エチルアルコール及びテトラヒドロムグオール(tetrahydromuguol)が含まれる。
ここでの任意の芳香性物質として有用なこのような成分の非限定的な具体例には
、デシルアルデヒド、ウンデシルアルデヒド、ウンデシレニンアルデヒド、ラウ
リンアルデヒド、アミルシンナムアルデヒド、エチルメチルフェニルグリシデー
ト、メチルノニルアセトアルデヒド、ミリスチンアルデヒド、ノナラクトン、ノ
ニルアルデヒド、オクチルアルデヒド、ウンデカラクトン、ヘキシルシンナムア
ルデヒド、ベンズアルデヒド、バニリン、ヘリオトロピン、樟脳、パラ−ヒドロ
キシフェノールブタノン、6−アセチル1,1,3,4,4,6ヘキサメチルテ
トラヒドロナフタレン、アルファ−メチルイオノン、ガンマ−メチルイオノン、
アミルシクロヘキサノン、及びこれらの成分の混合物が含まれる。
【0065】 他の適切な任意の芳香性物質は、汗と関連した臭気をマスクするか、又はマス
クする助けとなるもの(本明細書中では臭気マスキング芳香性物質とも称する)
であり、これらの幾つかの非限定的な例には、米国特許第5,554,588号
、米国特許第4,278,658号、米国特許第5,501,805号、及び欧
州特許出願第684 037 A1(これらをすべて援用して本明細書の一部とす
る)に記載されている。好ましい任意の臭気マスキング芳香性物質は、欧州特許
出願第684 037 A1号に記載のデオドラント値試験により測定して、少
なくとも約0.25、より好ましくは約0.25〜約3.5、さらに好ましくは
約0.9〜約3.5のデオドラント値を有するものである。
【0066】 ここでの使用のための任意の芳香性物質はまた、当該技術分野で熟知されてい
る可溶化剤、希釈剤、又は溶媒を含有してもよい。かかる物質は、Actander, Pe
rfume and Flavour Chemicals (Aroma Chemicals), Vol.I and II (1969)に記載
されている。これらの物質は典型的には、少量のジプロピレングリコール、ジエ
チレングリコール、C1〜C6アルコール、及び/又はベンジルアルコールを含む
【0067】 製造方法 本発明の消臭剤組成物は、本明細書に記載される必須物質を有する消臭剤組成
物を提供するのに適した既知のいずれの方法又は他の有効な技法により調製され
得る。 本発明の消臭剤組成物の調製方法には、従来の配合及び混合技法が含まれる。
適切な方法としては、液体キャリアとシクロデキストリン臭気制御剤とを組み合
せることが含まれる。次にゲル化剤を撹拌しながら添加し、該溶液を約75〜約
150℃に加熱して、ゲル化剤を溶融させる。得られた溶液を冷却して、芳香性
物質(適用可能の場合)を添加し、次に、冷却した組成物を約70℃で適切な容
器又はディスペンサーに注ぎ、入れた組成物を外気温度に冷却するか、又は冷却
させることにより、容器又はディスペンサー内で凝固させる。
【0068】 使用方法 本発明の消臭剤組成物は、汗と関連した悪臭を制御するための既知のいずれの
方法又は他の有効な方法において、腋の下又は皮膚の他の部分に局所塗布しても
よい。これらの方法は、ヒトの腋の下又は皮膚の他の部分に、安全かつ有効な量
の本発明の消臭剤組成物を塗布することを包含している。この文脈で「安全かつ
有効な量」とは、塗布部位で汗の悪臭を抑制するか、最低限にするか、又はマス
キングすることにおいて効果的であると同時にまた、合理的な危険性/有益性の
比でヒトに使用するのに安全な、皮膚への局所塗布用消臭剤組成物の量を意味す
る。この文脈で安全かつ有効な量は、腋の下に対し、約0.1〜約2.0グラム
の範囲である。組成物は、好ましくは、1日1回以上、好ましくは1日1回、腋
の下又は皮膚の他の部分に塗布される。
【0069】 実施例 以下の実施例は、本発明の範囲内で実施形態をさらに説明し、例示するもので
ある。実施例は、単なる説明の目的で示されたものであり、本発明の精神及び範
囲を逸脱することなく多くの変形が可能であるので、本発明を限定するものと捉
えられない。例示した濃度すべて、特に明記しない限りは、重量−重量パーセン
トである。
【0070】 実施例I−VII 以下の実施例I−VIIは、本発明の水性消臭剤スティック組成物を説明する
。各例示組成物は、ゲル化剤及び芳香性物質(適用可能な場合)を除いて、列挙
した成分すべてを組み合せて、成分を組み合せたものを撹拌しながら、ゲル化剤
の融点を超えるが150℃未満の温度に加熱することにより調製される。次に、
ゲル化剤を添加して、ゲル化剤が溶融するまで、該混合物を加熱及び撹拌し続け
、ゲル化剤が溶融した時点で、該液体を約70℃に冷却する。冷却した液体に芳
香性物質を撹拌しながら添加する。次に、芳香性物質含有液体を適切なディスペ
ンサー又は他の容器に注ぎ、外気温度に冷却することにより凝固させる。 各例示した水性消臭剤スティック組成物を、腋の下に対し、約0.1〜約2グ
ラムに及ぶ量で、腋の下に局所塗布する。組成物は、汗臭気を低減、マスキング
又は除去するのに効果的であり、皮膚にやさしく、皮膚刺激をほとんど引き起こ
さないか、又は全く引き起こさない。
【0071】
【表1】
【0072】 実施例VIII−XIII 以下の実施例VIII−XIIIは、本発明の無水消臭剤組成物スティックを
説明する。各例示組成物は、ゲル化剤及び芳香性物質(適用可能な場合)を除い
て、列挙した成分すべてを組み合せて、成分を組み合せたものを撹拌しながら、
ゲル化剤の融点を超えるが150℃未満の温度に加熱することにより調製される
。次に、ゲル化剤を添加して、ゲル化剤が溶融するまで、該混合物を加熱及び撹
拌し続け、ゲル化剤が溶融した時点で、該液体を約70℃に冷却する。冷却した
液体に芳香性物質を撹拌しながら添加する。次に、芳香性物質含有液体を適切な
ディスペンサー又は他の容器に注ぎ、外気温度に冷却することにより凝固させる
。 各例示した無水消臭剤スティック組成物を、腋の下に対し、約0.1〜約2グ
ラムに及ぶ量で、腋の下に局所塗布する。組成物は、汗臭気を低減、マスキング
又は除去するのに効果的であり、皮膚にやさしく、皮膚刺激をほとんど引き起こ
さないか、又は全く引き起こさない。
【0073】
【表2】
【0074】 実施例XIV−XVI 以下の実施例XIV−XVIは、本発明の無水軟質消臭剤ジェル組成物を説明
する。各例示組成物は、ゲル化剤及び芳香性物質(適用可能な場合)を除いて、
列挙した成分すべてを組み合せて、成分を組み合せたものを撹拌しながら、ゲル
化剤の融点を超えるが150℃未満の温度に加熱することにより調製される。次
に、ゲル化剤を添加して、ゲル化剤が溶融するまで、該混合物を加熱及び撹拌し
続け、ゲル化剤が溶融した時点で、該液体を約55℃に冷却する。冷却した液体
に芳香性物質を撹拌しながら添加する。次に、芳香剤含有液体を適切なディスペ
ンサー又は他の容器に注ぎ、外気温度に冷却することにより凝固させる。 各例示した無水軟質消臭剤ジェル組成物を、腋の下に対し、約0.1〜約2グ
ラムに及ぶ量で、腋の下に局所塗布する。組成物は、汗臭気を低減、マスキング
又は除去するのに効果的であり、皮膚にやさしく、皮膚刺激をほとんど引き起こ
さないか、又は全く引き起こさない。
【0075】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ガスキー,ジェラルド ジョン アメリカ合衆国オハイオ州、モンゴメリ ー、モス、ヒル、レーン 10758 (72)発明者 ベイコン,デニス レイ アメリカ合衆国オハイオ州、ミルフォー ド、レインツリー、ドライブ 1086 (72)発明者 ジュネジャ,プレム サガール アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ストーンヒンジ、ドライブ 7719 (72)発明者 モトリー,カーティス ボビー アメリカ合衆国オハイオ州、ウエスト、チ ェスター、マシュー、ドライブ 8032 (72)発明者 リズィ,ジョージ ピーター アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ブロッサムヒル、レーン 542 Fターム(参考) 4C083 AA122 AB032 AB051 AC012 AC022 AC072 AC102 AC112 AC122 AC182 AC241 AC242 AC302 AC352 AC371 AC372 AC392 AC422 AC471 AC532 AC641 AC691 AC811 AC812 AC931 AD042 AD152 AD172 AD251 AD252 BB41 BB51 CC17 DD11 DD21 DD27 DD28 DD41 EE06 EE10 EE18 FF05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 以下: (a)0.1〜89.9重量%のシクロデキストリンと、 (b)0.1〜30重量%の、実質的に無機ゲル化剤を含まない固形非高分子
    ゲル化剤と、 (c)10〜75重量%の水とを 含む水性消臭剤組成物であって、前記組成物は、200pen未満の製品硬度を
    有する当該組成物。
  2. 【請求項2】 以下: (a)0.1〜89.9重量%のシクロデキストリンと、 (b)0.1〜30重量%の固形非高分子ゲル化剤と、 (c)10〜90重量%の非水性液体キャリアと、 を含む無水消臭剤組成物。
  3. 【請求項3】 前記組成物は、75〜120penの製品硬度を有する、請
    求項1に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記組成物は、0.1〜20重量%のシクロデキストリンを
    含有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記シクロデキストリンは、アルファ−シクロデキストリン
    、ベータ−シクロデキストリン、メチル−アルファ−シクロデキストリン、メチ
    ル−ベータ−シクロデキストリン、ヒドロキシプロピル−アルファ−シクロデキ
    ストリン、ヒドロキシプロピル−ベータ−シクロデキストリン及びそれらの混合
    物からなる群から選択される、請求項1〜4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記固形非高分子ゲル化剤は、ステアリン酸ナトリウム、パ
    ルミチン酸ナトリウム、ステアリン酸カリウム、パルミチン酸カリウム、ミリス
    チン酸ナトリウム、モノステアリン酸アルミニウム、及びそれらの混合物からな
    る群から選択された脂肪酸塩である、請求項2に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記組成物はさらに、セチル−トリメチルアンモニウムブロ
    ミド、セチルピリジニウムクロリド、ベンズエトニウムクロリド、ジイソブチル
    フェノキシエトキシエチルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、ナトリウム
    N−ラウリルサルコシン、ナトリウムN−パルメチルサルコシン、ラウロイルサ
    ルコシン、N−ミリストイルグリシン、カリウムN−ラウリルサルコシン、トリ
    メチルアンモニウムクロリド、ナトリウムアンモニウムクロロヒドロキシラクテ
    ート、クエン酸トリエチル、トリセチルメチルアンモニウムクロリド、2,4,
    4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)、3
    ,4,4’−トリクロロカルボアニリド(トリクロカルバン)、ジアミノアルキ
    ルアミド、クエン酸亜鉛、サリチル酸亜鉛、亜鉛フィチオン、亜鉛フェノールス
    ルフェート、ファルネソール、及びそれらの混合物からなる群から選択された消
    臭剤活性物質を0.001〜20重量%含む、請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記組成物はさらに、遊離の香料、シクロデキストリン被包
    性香料及びそれらの混合物からなる群から選択される香気性物質を含有する、請
    求項1〜7のいずれか1項に記載の組成物。
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