JP2003500991A - 複合磁気により支持されたキャリッジ搬送装置 - Google Patents

複合磁気により支持されたキャリッジ搬送装置

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JP2003500991A JP2000619656A JP2000619656A JP2003500991A JP 2003500991 A JP2003500991 A JP 2003500991A JP 2000619656 A JP2000619656 A JP 2000619656A JP 2000619656 A JP2000619656 A JP 2000619656A JP 2003500991 A JP2003500991 A JP 2003500991A
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Abstract

(57)【要約】 キャリッジ搬送装置は、第一の方向において、キャリッジを磁気的に支持し、受動的手段により第二の方向においてキャリッジの位置を安定化することにより、実質的に機械的摩擦や磁気的抵抗がなく、軌道に沿って一以上のキャリッジを搬送することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (1.発明の分野) 本発明は、複合の支持構成を利用した、実質的に機械的な摩擦や磁気的な抵抗
がない、軌道に沿ってキャリッジを輸送するための装置に関するものである。キ
ャリッジは、第一の方向に磁気的に支持され、キャリッジの位置は、受動的な手
段により第二の方向に安定化される。
【0002】 (2.関連技術の技術) 実質的に機械的摩擦のない、軌道に沿った輸送キャリッジは、長い間の目標で
ある。高速で乗客や貨物を輸送したり、製造システムにおいて製造された物品や
機械部品を運ぶための多くのシステムが考え出されている。従来技術のシステム
は、“接触システム”すなわち、キャリッジが軌道と機械的に接触しているもの
、若しくは、“非接触システム”すなわち、キャリッジと軌道との間に機械的な
接触がないもの、のいずれかに分類し得る。それぞれのグループのシステムは、
一般的にある不利益に苦慮している。
【0003】 接触システム−キャリッジと軌道との間に機械的な接触が必要となる従来の機
械的な軌道のシステムは、キャリッジを輸送するために、一般的に摺動機構若し
くは、車輪を用いる。このようなシステムは、多大な機械的摩擦に苦慮する。静
圧若しくは動圧の潤滑の使用が要求される摺動機構は、ほとんど常に漏れが生じ
ており装置を汚す。車輪の付いたシステムも、一般的に潤滑油を要する低摩擦ボ
ールあるいはローラーベアリングを用いる。車輪の付いたシステムのベアリング
は、潤滑油を含んだシールと一体としてもよいが、車輪と軌道との回転接触は、
通常、装置を結局汚すことになる磨耗微粒子を発生させる。
【0004】 非接触システム−従来の非接触輸送システムは、通常“空気ベアリングシステ
ム”若しくは、“ガスベアリング”という用語で呼ばれる空気力学的に支持され
た装置や、通常“磁気ベアリング”若しくは、“磁気浮上システム”という用語
で呼ばれる磁気的に支持された装置のいずれかを含む。
【0005】 空気力学的装置−空気力学、すなわち空気ベアリングは、荷重を支持するため
に、高圧ガス(一般的には空気)の薄膜を使用する。ガスは非常に低粘性を有す
るので、そうしたベアリング要素の隙間は小さく、一般的には約10マイクロメ
ーターより小さい。一般的な、線形の空気力学システムにおいては、ガスは可動
要素、すなわちキャリッジに供給される。このことは、一般的には据え付けのガ
ス源から、キャリッジに高圧ガスを供給する必要性のために、キャリッジの動作
範囲を制限する。そうした線形の空気力学的装置においは、一つの要素は、高圧
ガスがそこを通じて供給されるパッドであり、他の要素は、その上にパッドがガ
スの膜によって支持されるスライド、すなわち滑り面である。パッドは、穿孔さ
れ、スロットを付けられ、あるいはパッドの面にわたってガスを分配するような
多孔質の材料で作られてもよい。そのような装置においては、パッドの表面が滑
り面に接近して適合するように、極めて小さなクリアランスが要求される。これ
は、一般的にパッド及び滑り面を極めて平坦に製作することによって達成される
。パッドが滑り面の表面にならうように接合されたときでも、非常に大きな半径
の非常に緩やかなカーブのみが適応し得る。
【0006】 磁気的に支持された装置−永久磁石や電磁石、あるいはこれら二つの組み合せ
を用いた多くの磁気浮上装置が知られている。英国特許867,045号や英国
特許1,035,764号は、そのような従来技術装置の典型的な例である。
【0007】 電磁場理論において、永久磁石のみを用いた磁気浮上装置は、直交する三つの
方向において同時に安定し得ないことが長い間知られている。Earnshawは、彼の
発見を1849年に最初に発表し、彼の業績は、“Earnshawの定理”としてよく
知られている。“磁気安定性”という用語は、デカルト座標系、すなわち直交す
るx、y、z座標系の規約を用いる数学用語の中で通常定義される。磁気回復力
F及びy軸に沿った変位を有する系にとって、“磁気安定性”は、変位方向に関
する磁気回復力Fの導関数が負でなければならない、すなわちy軸に沿った変位
量に対して、dF/dy<0であることを意味する。Earnshawの定理は、力の
導関数の合計がゼロに等しい、すなわちdF/dx+dF/dy+dF
dz=0であることを要求するので、三つの導関数全てが同時に負となることは
できないことがわかる。
【0008】 Earnshawの定理によって課された制限を克服するために、位置センサーやフィ
ードバック制御を用いた能動的な安定化システムが使用されている。米国特許4
,142,469号に開示されたような先行技術のシステムは、能動的に安定化
された磁気浮上装置の典型である。この特許は、永久磁石と、フィードバック制
御システムによって励磁されている一以上の電磁石との組み合せを使用する軌道
車両システムを開示している。電磁石は、浮上力を制御する磁束を制御するため
に用いられ、それらは、所定の経路に沿った車両追跡用の水平方向の位置制御を
管理するために用いられる。
【0009】 図1は、能動的な磁気浮上装置の基礎を成す原理に基づくシステム2を示す。
キャリッジ4用の永久磁石3及び軌道ベース6用の永久磁石5は、磁気的にキャ
リッジ4を第一の方向に浮上させる。キャリッジ4の位置は、キャリッジ位置セ
ンサーすなわちギャップセンサー7及び一つ以上の電磁石8を励磁する能動的な
キャリッジ位置フィードバック機構の使用により、第二の方向に安定化されてい
る。能動的安定化システムは、図1に示されるように、浮上システムの複雑性や
コストの増大をもたらす。
【0010】 従来の磁気浮上輸送システムは、一般的に著しい量の磁気抵抗に苦慮する。磁
気抵抗は、いくぶん機械的摩擦に類似するが、キャリッジの速度変化に応じて、
大きさが変化する。従って、空気抵抗から生じる空力抵抗と同様に、磁気抵抗に
打ち勝つための付加的な力が駆動システムにより供給されなければならない。
【0011】 本発明は、Earnshawの定理によって課された制限を克服するための受動的な安
定化手段を利用することにより、従来技術の欠点を克服する。本発明の文脈の中
で使用されるとき、“受動的な安定化手段”という用語は、キャリッジの位置セ
ンサーや、サーボ制御された電磁又は何らかのフィードバック機構を使用するこ
となしに、磁気的に不安定な方向でキャリッジの位置を安定化する装置を意味す
る。本発明は、能動的安定化装置によらずに簡単に、キャリッジに機械的摩擦を
課さずに、磁気抵抗を著しく削減若しくは排除するという複合的な利点を有する
安定なキャリッジサスペンション装置を提供する。
【0012】 (発明の要約) 本発明は、非接触の磁気抵抗がない手段で、軌道に沿ってキャリッジを搬送す
るための装置について記載する。装置は、一組のデカルト座標系、すなわち直交
するx、y、z座標を基準として記載される。本装置は、x軸に沿った方向に配
向された軌道、軌道によってガイドされるキャリッジ及び軌道に沿ってキャリッ
ジを推進させるモータを備える。一以上の永久磁石がキャリッジに取り付けられ
、それぞれのキャリッジ磁石は、z軸に関して、所定の角度方向でyz平面に配
向された磁化ベクトルを有する。一以上の永久磁石が軌道に取り付けられ、それ
ぞれの軌道磁石は、z軸に関して、所定の角度方向でyz平面に配向された磁化
ベクトルを有する。軌道磁石は、x軸に沿って単列に配置されてもよいし、軌道
磁石の各列が、z軸方向においてx軸から変位しているx軸に対向する側面で配
置された二列の一対で配置されてもよい。個々の軌道磁石あるいは一対の軌道磁
石の選択は、軌道の構成による。
【0013】 軌道磁石は、一以上のキャリッジ磁石と相互作用し、yz平面の第一の方向に
磁気的に安定であり、yz平面の第二の方向に磁気的に不安定であるように吸引
若しくは反発する相互作用を生成する。本発明の第一の実施例において、磁気的
に安定した方向は、y軸に沿った方向であり、磁気的に不安定な方向は、z軸に
沿った方向である。第二の実施例において、磁気的に安定した方向は、z軸に沿
った方向であり、磁気的に不安定な方向は、y軸に沿った方向である。
【0014】 第一の実施例において、磁気支持体は引き寄せ合い、キャリッジに機械的摩擦
や磁気的抵抗を引き起こさずに、xy平面に対するキャリッジの動きを実質的に
制限することにより、磁気的に不安定なz軸方向においてキャリッジの位置を安
定化させるために受動的安定化手段が用いられる。この第一の実施例は、y軸方
向に加えられた荷重を支持しながら、機械的接触なしに軌道に沿った安定な経路
で、キャリッジが搬送されることを可能とする。キャリッジがy軸方向の荷重を
支持するとき、加えられた荷重の大きさ及び磁気的支持のy軸方向の“磁気的剛
性”に対応する距離で、キャリッジの経路は、y軸方向にx軸方向から変位若し
くはオフセットされる。磁気支持のy軸方向の剛性は、後述するように、キャリ
ッジ及び軌道磁石の相対的位置や方向の関数である。キャリッジがz軸方向の荷
重を支持するとき、加えられた荷重の大きさ及びz軸方向の剛性に対応する距離
で、キャリッジの経路は、z軸方向にx軸方向から変位若しくはオフセットされ
る。用いられる安定化手段のタイプに応じて、z軸方向の剛性は、一般的に磁気
的剛性とは全く異なる。
【0015】 第二の実施例において、磁気支持体は反発し合い、xz平面に対するキャリ
ッジの動きを実質的に制限することにより、磁気的に不安定なy軸方向のキャリ
ッジの位置を安定化させるために受動的安定化手段が用いられる。この第二の実
施例は、z軸方向に加えられた荷重を支持しながら、機械的接触なしに軌道に沿
った安定な経路で、キャリッジが搬送されることを可能とする。キャリッジがz
軸方向の荷重を支持するとき、加えられた荷重の大きさ及び磁気的支持のz軸方
向の“磁気的剛性”に対応する距離で、キャリッジの経路は、z軸方向にx軸方
向からオフセットされる。磁気支持のz軸方向の剛性は、後述するように、キャ
リッジ及び軌道磁石の相対的位置や方向の関数である。第一の実施例と同様に、
y軸方向の剛性は、用いられる安定化手段のタイプに依存し、一般的にz軸方向
の磁気的剛性とは全く異なる。
【0016】 (好適実施例の詳細な説明) 以下の詳細な説明を通じて、同様な参照数字は、図の全ての形状における同様
な要素を意味する。参照する方向のフレームを提供するために一組のデカルト座
標系が図中に示されている。
【0017】 図2は、本発明に従った要素の全体構成を示す。搬送装置10は、軌道アセン
ブリ20と少なくとも一つのキャリッジ40、及びキャリッジ40を軌道アセン
ブリ20に沿って推進させるためのモーター60を備える。
【0018】 軌道アセンブリ20は、x軸と整列した中心軸20Aに沿って配置され、一つ
以上の軌道要素22及び矢24Mによって示される磁化ベクトルを有する複数の
軌道磁石24を備える。それぞれのキャリッジ40は、矢42Mによって示され
る磁化ベクトルを有する一つ以上のキャリッジ磁石42を備える。軌道磁石24
及びキャリッジ磁石42は、キャリッジ40を軌道アセンブリ20上で第一の方
向、すなわちx軸方向に磁気的に支持するように相互作用する。受動的安定化手
段70は、キャリッジ40を第二の方向、すなわち第一の方向と直交するz軸方
向に支持する。
【0019】 図3は、第一の実施例の第一の構成の構造的詳細を示す。軌道磁石24とキャ
リッジ磁石42とは、キャリッジ40をy軸方向の軌道アセンブリ20において
磁気的に支持するように相互作用し、一方、受動的安定化手段70は、xy平面
に対してキャリッジ40の動きを実質的に制限することにより、磁気的に不安定
なz軸方向で、キャリッジ40の位置を安定化する。受動的安定化手段70の第
一の実施例は、空気ベアリングとして図3に例示され、キャリッジ40のパッド
72及び軌道アセンブリ20に取り付けられた滑り面を備える。滑り面80は、
一つ以上のほぼ平面のガス透過性のベアリング面82(“ベアリングプラテン”
とも称する)及びガス分配手段84(図4に示す)を備える。
【0020】 図4は、チューブ88によってガス分配手段84に接続されている加圧ガス供
給90を示す。ガス透過性のベアリング面82は、多孔質であってもよいし、図
示されているようにその上に複数の通気孔86を有してもよい。ガス分配手段8
4は、示されるようにマニホルド84Mであってもよいし、滑り面80内の透過
性のある基材であってもよい。加圧ガス供給90は、チューブ88及び分配手段
84さらにガス透過面82内の通気孔86を通じて、十分なガスの流れを供給し
、ガスの薄膜層上のパッド72を支持する。
【0021】 図4はまた、第一の実施例の磁化ベクトルの構成を示す。図3及び図4から容
易に理解されるように、ベアリングプラテンの面は、磁気的に不安定な方向に対
して略垂直に向いている。すなわちベアリングプラテン表面82の面は、xy平
面に対して平行であり、磁気的に不安定なz軸方向に対して垂直である。一つ以
上の(略平面の)浮揚パッドは、キャリッジ40に取り付けられ、各パッド72
の平面が対応するベアリングプラテン82の向きに対して平行な平面に沿って配
向されており、キャリッジ40の各浮揚パッド72は、対応するベアリングプラ
テン表面82によって非接触で実質的に摩擦のない方法で支持されている。軌道
磁石24は、x軸からz軸方向に対称的にそれぞれ変位しており、z軸に対して
所定の角度方向にyz平面内で配向されている磁化ベクトル24Mを有している
ことが理解し得る。図4は、y軸に対して平行に整列された磁化ベクトル24M
を示す。図4は、また、ベアリングプラテン82−1及び82−2に軌道アセン
ブリ20のわずかな不規則整列を調整するための多少の垂直移動を可能とさせる
スプリング82Sの構成を示している。これらのスプリング82Sは、ガスベア
リングにあらかじめ荷重を加えるとともに、軌道アセンブリ20の過度の製作精
度なしに比較的一定を維持するために、キャリッジ40の浮揚パッド72と軌道
アセンブリ20のベアリングプラテン表面82との間のギャップを可能とする。
【0022】 図4A乃至図4Cは、別の磁石構成を示す。簡単化のため、図4のスプリング
構成は省略している。図4Aは、分割した磁石の構成を示し、軌道磁石24は、
図4に示されるように整列された磁化ベクトルを有し、キャリッジ磁石42は、
二つの磁石42−1及び42−2で構成され、それぞれは、キャリッジ磁石42
の半分の大きさである。キャリッジ磁石42−1の磁化ベクトルは、z軸の正方
向に対して平行に整列されており、キャリッジ磁石42−2の磁化ベクトルは、
z軸の負方向に対して平行に整列されている。このような分割磁石構成では、同
量の永久磁石材料を使用するとき、図4の磁石構成よりも、より大きな回復力を
実現し得ることが分かっている。
【0023】 図4Bは、軌道磁石24の磁化ベクトル及びキャリッジ磁石42がz軸に対し
て平行に整列されている磁石構成を示す。
【0024】 図4Cは、分割磁石構成を示し、軌道磁石24は図4Bに示されるように整列
された磁化ベクトルを有し、キャリッジ磁石42は、二つの磁石42−1及び4
2−2で構成され、それぞれはキャリッジ磁石42の半分の大きさである。キャ
リッジ磁石42−1の磁化ベクトルは、y軸の正の方向と平行に整列されており
、キャリッジ磁石42−2の磁化ベクトルは、y軸の負の方向と平行に整列され
ている。このような分割磁石構成では、同量の永久磁石材料を使用するとき、図
4Bの構成よりも、より大きな回復力を実現し得ることが分かっている。
【0025】 図5は、本発明の第二の実施例に従った装置を示す。軌道磁石24及びキャリ
ッジ磁石42は、z軸方向に軌道アセンブリ20のキャリッジ40を磁気的に支
持するよう相互作用し、一方、受動的安定化手段70は、xz平面に対してキャ
リッジ40の移動を実質的に制限することにより、磁気的に不安定なy軸方向の
キャリッジ40の位置を安定化させる。図6は、軌道磁石24の磁化ベクトル2
4M及びキャリッジ磁石42の磁化ベクトル42Mの構成を示す。図5及び6から
容易に理解できるように、ベアリングプラテンの平面は磁気的に不安定な方向、
すなわちベアリングプラテン82の平面がxz平面に平行であり、磁気的に不安
定なy軸方向に垂直である方向に略垂直に向いている。
【0026】 図7A乃至図7Gは、一連の別の磁石構成を示し、軌道磁石24の磁化ベクト
ルは、反対方向に回転されている。図7A乃至図7Gのそれぞれにおいて、キャ
リッジ磁石42は、安定なy軸位置、すなわちy軸方向の正味の力がゼロである
位置に例示されている。図8A乃至図8Gのそれぞれに対応する図に見られるよ
うに、軌道磁石24の磁化ベクトルがこのように対称的に、反対方向に回転され
たとき、磁気回復力と水平方向のキャリッジの変位距離との関係は変化する。こ
れらの図は、軌道磁石24の磁化ベクトルの特定の回転角に対する磁気回復力(
垂直方向に図示される)と水平方向のキャリッジの変位距離(水平方向に図示さ
れる)との関係を示す。
【0027】 キャリッジ磁石42の所与のy軸位置での磁気剛性は、力―変位曲線の勾配に
比例することに注意すべきである。したがって、この第一の実施例の磁石構成の
磁気剛性は、軌道磁石24の磁化ベクトルの適当な回転角度の選択により、望ま
しい値に調整することができる。また、例示された角度の中間にある、いかなる
回転角度も本発明の範囲内で用いられ本発明の範囲内であると理解されるべきで
ある。
【0028】 図9A及び9Bからわかるように、キャリッジ磁石42の磁化ベクトルが、所
定の角度だけ、第一の方向に回転され、軌道磁石24の磁化ベクトルが、同じ角
度だけ反対方向に回転されるならば、図10A及び10Bの対応する図のそれぞ
れからわかるように、磁気回復力と水平方向のキャリッジの変位距離との関係は
変化しない。これらの図は、特定の回転角度に対する磁気回復力と水平方向のキ
ャリッジの変位距離との関係を示す。例示された角度の中間にある、いかなる回
転角度も本発明の範囲内で用いられ本発明の範囲内であると理解されるべきであ
る。
【0029】 図3の受動的安定化手段70の別の実施形態として、図11及び11Aは、磁
気渦電流安定化手段70'を用いる装置を示す。細長いコイル28の形状である
導電体26は、軌道アセンブリ22に取り付けられている。コイル28は、単相
電源線(不図示)のようなAC電源で励磁され、導体26付近に交流磁界を生成
する。交流磁界は、キャリッジ40に取り付けられた導体板46と相互作用し、
導体板46に渦電流を生成し、コイル28と板46との間に反発力をもたらす。
【0030】 図12は、電源によって駆動される複数の磁気渦電流安定化手段70"を用い
る装置を示す。この装置では、二つのコイル29が励磁されているが、コイル2
9の数は、いくつでもよい。細長いコイル29の形状である二つの導電体26は
、図示されるように、並列に配置され、軌道アセンブリ22に取り付けられてい
る。コイル29は、電源によって励磁され、導体26付近に交流磁界を発生させ
る。交流磁界は、キャリッジ40に取り付けられた導体板46と相互作用し、板
46に渦電流を生成し、コイル29と板46との間に反発力をもたらす。
【0031】 図13は、多相電源によって駆動される磁気渦電流安定化手段70"を用いる
装置を示す。本電源は3相で例示されたいるが、相の数はいくつでもよい。相番
号Φ1、Φ2及びΦ3のそれぞれに対応付けられる細長いコイル129C1、12
9C2及び129C3の形状である三つの導電体129−1、129−2及び1
29−3は、図示されるように交互配置され、軌道アセンブリ22に取り付けら
れる。コイル129C1、129C2及び129C3は、三相電源線(不図示)
のような三相電源により励磁され、それぞれのコイル129C1、129C2及
び129C3の付近に交流磁界を発生させる。交流磁界は、キャリッジ40に取
り付けられたそれぞれの導体板46と相互作用し、各コイルに隣接した板46に
渦電流を生成し、コイル129C1、129C2及び129C3とそれぞれの板
46との間に反発力をもたらす。
【0032】 図14は、磁気抵抗力とキャリッジ速度との関係及び図13の渦電流安定化手
段に対する磁気安定化力とキャリッジ速度との関係を示す図である。
【0033】 実施例−図2乃至4に示されるように、本発明のキャリッジ搬送装置は、使用
中に、軌道アセンブリの二つの部分の間でキャリッジを支持する。本キャリッジ
搬送装置の一つの特定の用途は、製造の際に熱可塑性高分子フィルムのようなウ
ェブを支持し引き伸ばすために用いられるテンターフレーム内のものである。
【0034】 図15は、図4に概ね対応する実施形態を示し、軌道アセンブリ120は、軌
道磁石124−1及び124−2をそれぞれ支持する上部及び下部部分120−
2及び120−1を有する。本実施形態において、キャリッジ磁石142は、キ
ャリッジ140の下部及び上部部分にそれぞれ取り付けられた二つの離れた分離
部分142−1及び142−2に分割されている。磁石部分142−1は、軌道
磁石124−1と相互作用し、磁石部分142−2は、軌道磁石124−2と相
互作用する。従来のクリップアセンブリ150は、支持されたフィルムを把持す
るために用いられ、キャリッジ140に同様に取り付けられている。本実施形態
においては、図4の上部エアベアリングは省略されており、キャリッジ140の
重さは、下部エアベアリング上の必要な荷重力を供給するために用いられる。
【0035】 図16は、浮上パッド172をガス透過性ベアリング表面182(図15に示
されている)の形状におけるわずかな凹凸と適合させるボールキャリア160を
示している。“裏当の鉄片”として知られる金属板144−1及び144−2は
、磁石142−1及び142−2とそれぞれ接触してキャリッジ140に取り付
けられている。裏当の鉄片は、荷重が加えられたときに、キャリッジの水平方向
の動きを抑制するとともに、キャリッジ磁石の磁界を広げ、集中させる役割を果
たす。孔200は、キャリッジ140内に設けられ、そこを通じて駆動ケーブル
200が通過する。駆動ケーブル200は、キャリッジ140に取り付けられ、
動力手段によって、キャリッジ140を軌道アセンブリ120に沿って進ませる
ために用いられる。
【0036】 図17A及び17Bは、隣接するキャリッジ140をともに機械的に連結する
連結手段を示している。連結手段は、溝形カプラ−を備え、一つのキャリッジ1
40の舌190は、隣接するキャリッジ140の対応する溝192と適合する。
舌190及び溝192のそれぞれは、隣接するキャリッジ140とつなぐベアリ
ングピン(不図示)を受け入れるための精密な孔194を含む。使用時、複数の
キャリッジ140は、互いに連結されエンドレスのチェーンループを形成し、従
来の動力駆動スプロケットによって駆動される。キャリッジ140は、第一のキ
ャリッジのそれぞれの磁石142−1及び142−2と隣接するキャリッジのそ
れぞれの磁石142−1及び142−2との間のギャップが最小化するように配
置される。理想的には、キャリッジ磁石間の磁界強度の局所的な変化によって誘
発される磁気抵抗が最小化されるように、このギャップはゼロに近づけるべきで
ある。フィルムテンターフレームにおいては、キャリッジ140によって形成さ
れたチェーンは、駆動スプロケット回りを通過しなければならず、摩擦接触によ
る損傷を防ぐために隣接するキャリッジ磁石間に小さなギャップがあることが要
求される。
【0037】 本発明が、重合工程のような高温環境で利用されるとき、永久磁石の材料は、
周囲温度に耐えられるように選択されなければならない。サマリウムコバルト磁
石材料は、高速フィルム引き伸ばしに適していることがわかっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一般的な従来技術のシステムの概略図である。
【図2】 本発明の要素を示す斜視図である。
【図3】 本発明の第一の実施例の破断斜視図である。
【図4】 図3の直線4−4部分に沿った断面図である。
【図4A】 図4の別の分割磁石構成の断面図である。
【図4B】 図4の別の磁石構成の断面図である。
【図4C】 図4Bの別の分割磁石構成の断面図である。
【図5】 本発明の第二の実施例の斜視図である。
【図6】 図5の直線6−6部分に沿った断面図である。
【図7A】 軌道磁石の磁化ベクトルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の
第一の群を示す図4と同様な直線部分に沿った断面図である。
【図7B】 軌道磁石の磁化ベクトルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の
第一の群を示す図4と同様な直線部分に沿った断面図である。
【図7C】 軌道磁石の磁化ベクトルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の
第一の群を示す図4と同様な直線部分に沿った断面図である。
【図7D】 軌道磁石の磁化ベクトルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の
第一の群を示す図4と同様な直線部分に沿った断面図である。
【図7E】 軌道磁石の磁化ベクトルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の
第一の群を示す図4と同様な直線部分に沿った断面図である。
【図7F】 軌道磁石の磁化ベクトルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の
第一の群を示す図4と同様な直線部分に沿った断面図である。
【図7G】 軌道磁石の磁化ベクトルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の
第一の群を示す図4と同様な直線部分に沿った断面図である。
【図8A】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図7Aに対応した
図である。
【図8B】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図7Bに対応した
図である。
【図8C】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図7Cに対応した
図である。
【図8D】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図7Dに対応した
図である。
【図8E】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図7Eに対応した
図である。
【図8F】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図7Fに対応した
図である。
【図8G】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図7Gに対応した
図である。
【図9A】 キャリッジ磁石の磁化ベクトルが第一の方向に回転し、軌道磁石の磁化ベクト
ルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の第二の群を示す図4と同
様な直線部分に沿った断面図である。
【図9B】 キャリッジ磁石の磁化ベクトルが第一の方向に回転し、軌道磁石の磁化ベクト
ルが反対方向に回転している第一の実施例の別の構成の第二の群を示す図4と同
様な直線部分に沿った断面図である。
【図10A】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図9A対応した図
である。
【図10B】 磁気回復力と水平方向のキャリッジ変位量との関係を示す、図9Bに対応した
図である。
【図11】 磁気渦電流安定化手段を用いる装置の斜視図である。
【図11A】 図11の直線11A−11A部分に沿った断面図である。
【図12】 動力源によって駆動される複数コイルの磁気渦電流安定化手段を用いる装置の
斜視図である。
【図13】 多相動力源によって駆動される多相磁気渦電流安定化手段を用いる装置の斜視
図である。
【図14】 磁気抵抗とキャリッジ速度との関係、及び磁気安定化力とキャリッジ速度との
関係を示す図である。
【図15】 キャリッジを示すテンターフレーム装置の立面図である。
【図16】 図15のキャリッジの断面図である。
【図17A】 図15の右側斜視図である。
【図17B】 図15の左側斜視図である。(図18)は、軌道に沿った複数のキャリッジを
搬送するための装置示す斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年6月11日(2001.6.11)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】 従来の磁気浮上輸送システムは、一般的に著しい量の磁気抵抗に苦慮する。磁
気抵抗は、いくぶん機械的摩擦に類似するが、キャリッジの速度変化に応じて、
大きさが変化する。従って、空気抵抗から生じる空力抵抗と同様に、磁気抵抗に
打ち勝つための付加的な力が駆動システムにより供給されなければならない。 米国特許5,809,897号(1998年9月22日発行)は、車両の磁気
浮上をもたらす磁石を有する車両のための車両浮上ガイドウェイに基づく電磁誘
導を開示している。車両は、ガイドウェイに沿って長手方向に移動するように適
合されている。ガイドウェイは、車両の重量を支持するための支持梁部材と、も
し磁気浮上の損失が発生したら、磁気浮上車両から運動エネルギーを吸収するた
めの支持梁部材に取り付けられたエネルギー吸収切り離し構造とを備える。 米国特許5,388,527号(1995年2月14日発行)は、ガイドウェ
イに関連する揺動の軸に沿って選択された位置で、ガイドウェイに沿って走行す
る車両に基づく磁気浮上の位置決めのための複数の磁石装置を開示している。車
両は、車両の走行経路に対して垂直に整列された極を有する第一の磁石及びその
極が第一の磁石の極と平行で反対に整列されている第二の磁石とを有する。第二
の磁石は、第一の磁石に隣接しており、揺動の軸に沿って間隔をおいて配置され
ている。ガイドウェイは、垂直位置に車両を維持するために、車両の磁場と相互
作用する導体を有してもよい。導体は、はしご状、分離コイル若しくはらせん状
の巻き線であってもよい。導体は、位置決め装置が、サスペンションあるいはガ
イドのいずれに用いられるかにより、垂直あるいは水平方向に配向されてもよい
。 米国特許5,440,997号(1995年8月15日発行)は、車両/軌条
搬送システムのための磁気浮遊搬送システムを開示しており、相互作用する磁石
のセットが、軌条から車両を浮遊させるために車両及び軌条に配置され、軌条に
沿った低摩擦で、非接触な移動を可能にしている。また、側方に面しているエア
キャスターが、側方支持のために設けられている。搬送システムは、磁気的手段
によって二方向に安定化されており、第三の方向に車両の位置を安定化するため
の空気圧を備える受動的安定化手段を用いている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図17B
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図17B】 図15の左側斜視図である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図2】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図3】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図4】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4A
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図4A】
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4B
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図4B】
【手続補正9】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4C
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図4C】
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図5】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図6】
【手続補正12】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図11】
【手続補正13】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11A
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図11A】
【手続補正14】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図12】
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正の内容】
【図13】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドリス スナ アメリカ合衆国 19808 デラウェア州 ウィルミントン ワシントン アベニュー 101 (72)発明者 アルバート ホワイト フォレスト ジュ ニア アメリカ合衆国 45610 オハイオ州 チ リコズ ショーニー ドライブ 20 Fターム(参考) 3F021 AA03 AA07 BA02 CA06 5H113 AA05 BB03 CC01 CD12 DA02 DA05 DB04 DB15 DC04 DC15

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デカルト座標系を基準として配置され、非接触で実質的に磁
    気的な抵抗がない方法で軌道に沿ってキャリッジを搬送するための装置において
    、 軌道であって、第一x軸方向に沿って配向された軸と、軌道に取り付けられた
    一以上の磁石とを有し、それぞれの軌道磁石は、第二z軸方向において第一x軸
    方向から変位され、yz平面内でz軸に関して所定の角度方向に配向された磁化
    ベクトルとを有している軌道と、 キャリッジであって、軌道によってガイドされ、該キャリッジに取り付けられ
    た一以上の磁石を有し、それぞれのキャリッジ磁石は、一以上の軌道磁石と相互
    作用すべくyz平面内で第二z軸方向に関して所定の角度方向に配向された磁化
    ベクトルを有し、前記相互作用は、第三y軸方向において磁気的に安定であり、
    第二z軸方向において磁気的に不安定であるキャリッジと、 受動的安定化手段であって、キャリッジに機械的摩擦や磁気的抵抗を誘発する
    ことなしに、xy平面に対するキャリッジの動きを実質的に抑制することにより
    、磁気的に不安定な第二z軸方向において、キャリッジの位置を安定化し、キャ
    リッジが第三y軸方向に沿って付加された荷重を支持しながら、機械的な接触な
    しに軌道に沿った安定な経路で搬送されることを可能とし、該キャリッジの経路
    は、付加された荷重の大きさに相当する距離で、第三y軸方向において第一x軸
    方向から変位している受動的安定化手段と を備えることを特徴とする装置。
  2. 【請求項2】 キャリッジ磁石の磁化ベクトルが、第二z軸方向から時計方
    向に270°(すなわち、第三y軸の負の方向)であり、軌道磁石の磁化ベクト
    ルが、z軸からゼロ乃至180°(すなわち、第三y軸方向から、±90°)の
    範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 キャリッジ磁石の磁化ベクトルが、第三y軸方向にあり、軌
    道磁石の磁化ベクトルが、z軸から時計方向に70°乃至110°(すなわち、
    第三y軸方向から、±20°)の範囲内にあることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 キャリッジ磁石の磁化ベクトルが、第二z軸方向から所定の
    角度だけ、所定の方向に回転され、軌道磁石の磁化ベクトルが、第二z軸方向か
    ら所定の角度だけ、反対方向に回転されていることを特徴とする請求項1に記載
    の装置。
  5. 【請求項5】 デカルト座標系を基準として配置され、非接触で実質的に磁
    気的な抵抗がない方法で軌道に沿ってキャリッジを搬送するための装置において
    、 軌道であって、第一x軸方向に沿って配向された軸と、軌道に取り付けられた
    一以上の磁石とを有し、それぞれの軌道磁石は、第二z軸方向において第一x軸
    方向から変位され、yz平面内でy軸に関して所定の角度方向に配向された磁化
    ベクトルとを有している軌道と、 キャリッジであって、軌道によってガイドされ、該キャリッジに取り付けられ
    た一以上の磁石を有し、それぞれのキャリッジ磁石は、一以上の軌道磁石と相互
    作用すべくyz平面内で第二z軸方向に関して所定の角度方向に配向された磁化
    ベクトルを有し、前記相互作用は、第二z軸方向において磁気的に安定であり、
    第三y軸方向において磁気的に不安定であるキャリッジと、 受動的安定化手段であって、キャリッジに機械的摩擦や磁気的抵抗を誘発する
    ことなしに、xz平面に対するキャリッジの動きを実質的に抑制することにより
    、磁気的に不安定な第三y軸方向において、キャリッジの位置を安定化し、キャ
    リッジが第二z軸方向に沿って付加された荷重を支持しながら、機械的な接触な
    しに軌道に沿った安定な経路で搬送されることを可能とし、該キャリッジの経路
    は、付加された荷重の大きさに相当する距離で、第二z軸方向において第一x軸
    方向から変位している受動的安定化手段と を備えることを特徴とする装置。
  6. 【請求項6】 キャリッジ磁石の磁化ベクトルが、第三y軸方向にあり、軌
    道磁石の磁化ベクトルが、第三y軸方向から±90°の範囲内にあることを特徴
    とする請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 キャリッジ磁石の磁化ベクトルが、第三y軸方向にあり、軌
    道磁石の磁化ベクトルが、第三y軸方向から、±20°の範囲内にあることを特
    徴とする請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 非接触で実質的に磁気的な抵抗がない方法で軌道に沿ってキ
    ャリッジを搬送するための装置において、 軌道であって、該軌道は、第一の方向に沿って配向された軸と、軌道に取り付
    けられた一以上の磁石であって、それぞれの軌道磁石は、所定の方向に配向され
    た磁化ベクトルとを有している軌道と、 キャリッジであって、軌道によってガイドされ、キャリッジに取り付けられた
    一以上の磁石を有し、それぞれのキャリッジ磁石は、一以上の軌道磁石と相互作
    用する所定の方向に配向された磁化ベクトルとを有し、前記相互作用は、第一の
    方向と直交する第二の方向において磁気的に安定であり、磁気的に安定である第
    二の方向及び第一の方向と直交する第三の方向において磁気的に不安定であるキ
    ャリッジと、 受動的安定化手段であって、キャリッジに機械的摩擦や磁気的抵抗を誘発する
    ことなしに、磁気的に不安定である第三の方向と直交する平面に対するキャリッ
    ジの動きを実質的に抑制することにより、磁気的に不安定な第三の方向において
    、キャリッジの位置を安定化し、キャリッジが付加された荷重を支持しながら、
    機械的な接触なしに軌道に沿った安定な経路で搬送されることを可能とし、該キ
    ャリッジの経路は、付加された荷重の方向及び大きさに相当する方向及び距離で
    、第一の方向から変位している受動的安定化手段と を備えることを特徴とする装置。
  9. 【請求項9】 軌道が対称な平面を有することを特徴とする請求項8に記載
    の装置。
  10. 【請求項10】 非接触で実質的に磁気的な抵抗がない方法で軌道に沿って
    キャリッジを搬送するための装置において、 軌道であって、該軌道は、第一の軸に沿って配向された第一の軌道要素と、第
    二の軸に沿って配向された第二の軌道要素とを有し、第一及び第二の軌道要素は
    、共通軸に関して所定の離隔距離で物理的に並置して配置され、前記共通軸は、
    第一の方向に沿って配向され、一以上の磁石は、それぞれの軌道要素に取り付け
    られ、それぞれの軌道磁石は、所定の方向に配向された磁化ベクトルを有してい
    る軌道と、 キャリッジであって、軌道によってガイドされ、キャリッジに取り付けられた
    一以上の磁石を有し、それぞれのキャリッジ磁石は、一以上の軌道磁石と相互作
    用すべく所定の方向に配向された磁化ベクトルを有し、前記相互作用は、第一の
    方向と直交する第二の方向において磁気的に安定であり、磁気的に安定である第
    二の方向及び第一の方向と直交する第三の方向において磁気的に不安定であるキ
    ャリッジと、 受動的安定化手段であって、キャリッジに機械的摩擦や磁気的抵抗を誘発する
    ことなしに、磁気的に不安定である第三の方向と直交する平面に対するキャリッ
    ジの動きを実質的に抑制することにより、磁気的に不安定な第三の方向において
    、キャリッジの位置を安定化し、キャリッジが付加された荷重を支持しながら、
    機械的な接触なしに軌道に沿った安定な経路で搬送されることを可能とし、該キ
    ャリッジの経路は、付加された荷重の方向及び大きさに相当する方向及び距離で
    、共通軸から変位している受動的安定化手段と を備えることを特徴とする装置。
  11. 【請求項11】 軌道要素が共通軸に関して対称的に配置され、それにより
    対称な平面を形成することを特徴とする請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 一以上のキャリッジ磁石は、共通軸に沿って平行に取り付
    けられ、キャリッジ磁石の磁化ベクトルは、所定の方向に配向され、磁気的に安
    定な方向が対称な平面内にあることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 軌道磁石の磁化ベクトルは、軌道要素の軸に関する第一の
    回転方向において、所定の角度だけ回転され、それぞれのキャリッジ磁石の磁化
    ベクトルは、キャリッジの軸に関して反対の回転方向に、所定の角度だけ回転さ
    れ、磁気的に安定な方向が維持されることを特徴とする請求項12に記載の装置
  14. 【請求項14】 一以上のキャリッジ磁石は、共通軸に沿って平行に取り付
    けられ、キャリッジ磁石の磁化ベクトルは、所定の方向に配向され、磁気的に安
    定な方向が対称な平面に対して垂直であることを特徴とする請求項11に記載の
    装置。
  15. 【請求項15】 軌道磁石の磁化ベクトルは、軌道要素の軸に関する第一の
    回転方向において、所定の角度だけ回転され、それぞれのキャリッジ磁石の磁化
    ベクトルは、キャリッジの軸に関して反対の回転方向に、所定の角度だけ回転さ
    れ、磁気的に安定な方向が維持されることを特徴とする請求項14に記載の装置
  16. 【請求項16】 対をなすキャリッジ永久磁石は、対称な平面内に取り付け
    られ、それぞれのキャリッジ磁石は共通軸から対称的にオフセットされ、キャリ
    ッジ磁石の磁化ベクトルは磁気的に安定な第二の方向に配向され、 軌道磁石は、対称な平面に関して対称的に配置され、軌道磁石の磁化ベクトル
    は、対称な平面から第一の角度で対称的に配置され、第一の軌道磁石は第一の軌
    道要素に取り付けられ、対をなすキャリッジ磁石に隣接する対称な平面の一側面
    に対して配置され、第二の軌道磁石は、第二の軌道要素に取り付けられ、対をな
    すキャリッジ磁石に隣接する対称な平面の他側面に対して配置され、対をなすキ
    ャリッジ磁石と第一の軌道要素の磁石との相互作用及び対をなすキャリッジ磁石
    と第二の軌道要素の磁石との相互作用とにより、対称な平面に直交するキャリッ
    ジに加えられた荷重が、ほぼ均等に分配されることを特徴とする請求項14に記
    載の装置。
  17. 【請求項17】 荷重がほぼ均等に分配されることを特徴とする請求項16
    に記載の装置。
  18. 【請求項18】 先行荷重が安定化手段に作用するように荷重が不均等に分
    配されることを特徴とする請求項16に記載の装置。
  19. 【請求項19】 受動的安定化手段は、ガスベアリング手段を備えることを
    特徴とする請求項10に記載の装置。
  20. 【請求項20】 ガスベアリング手段は、 1つ若しくは両方の軌道要素上に、一以上の略平面のベアリングプラテンであ
    って、前記ベアリングプラテンは、磁気的に不安定な第三の方向に対して略垂直
    に配向されており、ベアリングプラテンは、ガスを透過しうるベアリング表面(
    多孔性の若しくはその上に複数の開口部を有する)、その中のガス分配手段(マ
    ニホールド若しくは透過性基材)及びガス分配手段と接続された加圧ガス供給手
    段を有するベアリングプラテンと、 キャリッジに取り付けられた一以上の略平面の浮上パッドであって、それぞれ
    のパッドの平面は、対応するベアリングプラテンの向きと平行な方向に配向され
    ており、キャリッジ上のそれぞれの浮上パッドは、非接触で実質的に摩擦のない
    方法で対応するベアリングプラテンにより支持される浮上パッドと を備えることを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 【請求項21】 第一及び第二の平面的なベアリングプラテンを備え、第一
    のベアリングプラテンは、キャリッジの重量を支持する第一の空気力学的なベア
    リングを形成するようキャリッジに取り付けられた第一の平面的な浮上パッドの
    下に配置され、第二のベアリングプラテンは、第一の空気力学的なベアリングに
    あらかじめ荷重を加え、磁気的に不安定な第三の方向において、キャリッジの位
    置に所定の剛性要因を与える第二の空気力学的なベアリングを形成するようキャ
    リッジに取り付けられた第二の平面的な浮上パッドの上に配置されることを特徴
    とする請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 受動的安定化手段は、キャリッジが静止若しくは動作中の
    とき、キャリッジに磁気抵抗をほぼ誘発せずに、磁気的に不安定な第三の方向に
    おいて、キャリッジの位置を安定化するための磁気渦電流安定化手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項10に記載の装置。
  23. 【請求項23】 磁気渦電流安定化手段は、キャリッジに取り付けられた導
    電板と、 軌道に取り付けられた複数の平行な導体であって、該導体は一以上の相を有す
    る多相電流源によって、通電されるように適合され、それぞれの導体は多相電源
    の一連の各相から、交流電流を伝搬し、キャリッジの導体板が複数の導体と相互
    作用して板上に渦電流を生じさせ、安定化力が磁気的に不安定な第三の方向にお
    いてキャリッジ上に生成される複数の平行な導体とを備えることを特徴とする請
    求項22に記載の装置。
  24. 【請求項24】 平行な導体は、細長いコイルを備え、平行な導体内の正味
    電流がゼロであることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  25. 【請求項25】 三つの導体の複数は、三相を有する電流源によって、通電
    されることを特徴とする請求項23に記載の装置。
  26. 【請求項26】 磁気渦電流安定化手段は、軌道に取り付けられた電導板と
    、 キャリッジの細長いコイルであって、該コイルは交流電源によって励磁され、
    該コイルは板に渦電流を生じるように配向され、安定化力が磁気的に不安定な第
    三の方向において、キャリッジ上に生成される細長いコイルとを備えることを特
    徴とする請求項22に記載の装置。
  27. 【請求項27】 磁気渦電流安定化手段は、キャリッジにほぼ磁気抵抗が誘
    発されない周波数範囲で電流を供給するための交流電流源を備え、前記周波数範
    囲は、それより上ではキャリッジの動作中にキャリッジに磁気抵抗が誘発されな
    い下限としての第一の臨界周波数を有することを特徴とする請求項26に記載の
    装置。
  28. 【請求項28】 交流電流源の周波数範囲は、さらにそれより下ではキャリ
    ッジに磁気抵抗が誘発されない上限としての第二の臨界周波数を備えることを特
    徴とする請求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 一以上のキャリッジ磁石は、共通軸に沿って取り付けられ
    、キャリッジ磁石の磁化ベクトルは、磁気的に不安定な第三の方向に配向され、
    軌道磁石は、対称な平面に関して対象的に配置され、 第一の軌道磁石は、第一の軌道要素に取り付けられ、一以上のキャリッジ磁石
    に隣接する対称な平面の一側面に配置され、 第二の軌道磁石は、第二の軌道要素に取り付けられ、一以上のキャリッジ磁石
    に隣接する対称な平面の他側面に配置され、対称な平面に沿ってキャリッジに加
    えられた荷重が、キャリッジ磁石と第一の軌道要素の磁石及び第二の軌道要素の
    磁石との相互作用によって分配されることを特徴とする請求項10に記載の装置
  30. 【請求項30】 荷重がほぼ均等に分配されることを特徴とする請求項29
    に記載の装置。
  31. 【請求項31】 先行荷重が安定化手段に作用するように荷重が不均等に分
    配されることを特徴とする請求項29に記載の装置。
  32. 【請求項32】 一以上のキャリッジ磁石は、共通軸に沿って取り付けられ
    、キャリッジ磁石の磁化ベクトルは、磁気的に安定な第二の方向に配向され、軌
    道磁石は、対称な平面に関して対象的に配置され、 第一の軌道磁石は、第一の軌道要素に取り付けられ、一以上のキャリッジ磁石
    に隣接する対称な平面の一側面に配置され、 第二の軌道磁石は、第二の軌道要素に取り付けられ、キャリッジ磁石に隣接す
    る対称な平面の他側面に配置され、対称な平面に直交するキャリッジに加えられ
    た荷重が、キャリッジ磁石と第一の軌道要素の磁石及び第二の軌道要素の磁石と
    の相互作用によって分配されることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  33. 【請求項33】 荷重がほぼ均等に分配されることを特徴とする請求項32
    に記載の装置。
  34. 【請求項34】 先行荷重が安定化手段に作用するように荷重が不均等に分
    配されることを特徴とする請求項32に記載の装置。
  35. 【請求項35】 キャリッジは、テンターフレーム内でウェブフィルムを把
    持し、引き伸ばすように適合されたクリップアセンブリを支持することを特徴と
    する請求項10に記載の装置。
  36. 【請求項36】 複数のキャリッジを備え、該キャリッジは軌道によってガ
    イドされ、互いに連結され、所定の距離で間隔をおいて配置されることを特徴と
    する請求項10に記載の装置。
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