JP2003348724A - 管路内への推進装置 - Google Patents

管路内への推進装置

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JP2003348724A
JP2003348724A JP2002150571A JP2002150571A JP2003348724A JP 2003348724 A JP2003348724 A JP 2003348724A JP 2002150571 A JP2002150571 A JP 2002150571A JP 2002150571 A JP2002150571 A JP 2002150571A JP 2003348724 A JP2003348724 A JP 2003348724A
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Japan
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propulsion
cylinder
spring
compression
force
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Kazuo Osada
和生 長田
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Original Assignee
MARUTA SOKURYO SEKKEI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の推進装置を使用せず推進筒体に配列さ
れているバネに対し直角方向の圧縮力を直進力、もしく
はスパイラル運動とする推進力を得ることができる。 【解決手段】 推進筒体としては直進推進筒体もしくは
スパイラル推進筒体であり、圧縮力を直進力もしくはス
パイラル運動に変換し、管路内に誘導筒体を挿入するこ
とにより、通線材、もしくは管路内壁面の汚泥物等の切
削を可能となり、誘導筒体外周面にヒゲ状バネを弓型形
状とすることにより後退推進力を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、推進装置に係り、
特に中空の小径管路内に光ファイバや小径銅線、もしく
は清掃具等を含む通線材を推進力により管路内に挿入、
もしくは管路内壁面の付着汚泥物等を切削することを特
徴とする管路内への推進装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、中空の管路に線材を通線する方
法として、管路内に線材を通線させるにつき、通線媒体
32として、図8に示すような、管路31の長さ以上の
長さを有し且つ一方の遊端に管路31の内径よりも大き
な最大径で開くパラシュート34を連結している紐33
を用い、そして、まず、管路内31に、紐33の遊端に
連結しているパラシュート34を、管路31の一方の遊
端側に位置するように配し、次に、その状態から、管路
31内に、その一方の遊端側から、空気圧搾機37によ
り圧搾空気を圧入することによりパラシュート34が開
きパラシュート34を管路31の他の遊端位置に向かっ
て移動している状態を経て、管路31の他の遊端位置ま
たはその近傍もしくは遊端を越えた位置まで移動させ最
後に、管路内への空気の圧入を解除することによって管
路内への、紐33によりそれを通線媒体32とした通線
状況を得る、というケーブル布設方法における通線方法
が提案されている。
【0003】また、従来、図9に示すような、管路31
内に通線媒体32を通線させるにつき、通線媒体32と
して図9に示すような、管路31の長さ以上の長さを有
し且つ適度の剛性を有する棒状体35を用い、そして、
その棒状体35を管路31内にその一方の遊端側から他
端側に向けて人手によって押し込むことによって、棒状
体35の先端が管路31内に位置している状態を経て、
管路31への棒状体35によるそれを通線媒体32とし
た通線状態を得る、というケーブル布設方法における通
線方法も提案されている。
【0004】ところが、従来の技術を小径の管路への線
材の送通に用いる場合、以下のよう名問題点があった。 ■ 管路31内に水分が存在する場合、通線媒体32と
しての紐33が水分を含んで重くなるとともに、紐33
が管路内の内面上を滑り難くなることによって、管路3
1内への、紐33による通線状態を得ることができなく
なる、という欠点を有した。 ■ また、図9に示す従来のケーブル布設方法における
通線方法の場合、管路31内に棒状体35を人手によっ
て押し込むのに、管路31が長くなればなるほど大きな
力を必要としたり、管路31が屈曲している場合には、
管路31内への棒状体35による通線状態を得ることが
できなかったりするという欠点を有した。
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の問題
点を解決するためになされたもので、特に小径管路にお
いて、曲がりの多い管路においても通線が可能であり、
圧搾空気を使用しない為に管路内に水等が充満されてい
ても推進が可能であり、管路内壁面に障害物が有しても
通線が可能となる。また管路内壁面の付着汚泥物等の切
削を可能とする。
【0005】しかし、本発明である推進装置によると、
ヒゲ状バネを推進筒体の長手方向および直交方向に所定
間隔に隔てて配列することをと特徴とし、また上記推進
筒体筒体に配列されたヒゲ状バネのバネ先端に圧縮力を
加える手段としての推進駆動装置を設けることにより、
推進筒体外周面の長手方向に対し直角方向の同時反復圧
縮力を推進力に変換することを特徴とする。また上記推
進筒体外周面に配列されたヒゲ状バネの配列形状によ
り、推進力として直進運動では直進推進筒体であり、ス
パイラル運動ではスパイラル推進筒体である(以後直進
推進筒体およびスパイラル推進筒体を推進筒体と総称す
る)。また誘導筒体と推進筒体の連結をはずし、推進筒
体の前端と後端を反転し、再び誘導筒体と連結し推進駆
動装置により同時反復圧縮力を加えることにより後退推
進力が可能となる。
【0006】また、推進筒体前端に連結された誘導筒体
は推進筒体の推進力により、誘導筒体が管路内に挿入さ
れ、挿入完了後誘導筒体後端に通線材前端を連結し、管
路内に線材を通線することが可能となる。また誘導筒体
の挿入完了後、誘導筒体後端に清掃具を取り付けること
により、管路内の清掃も可能となる。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記目的を達成するために
請求項1に記載の発明においては、管路内に挿入される
誘導筒体と上記誘導筒体に推進力を伝達する推進筒体と
上記誘導筒体を回転させながら管路内を移動させる同時
反復圧縮手段としての推進駆動装置からなることを要旨
とする。
【0008】上記第1の発明では、管路内に挿入される
誘導筒体と、上記誘導筒体後端に連結され、推進力を誘
導筒体に伝達する可動体である推進筒体と、推進筒体外
周面に配列されたヒゲ状バネのバネ先端に圧縮力を与え
る手段としての推進駆動装置とにより構成される。上記
推進駆動装置は可動体である推進筒体外周面に配列され
たヒゲ状バネのバネ先端に同時反復圧縮力を加える手段
であり、圧縮支持具と圧縮機により構成される。
【0009】請求項第2に記載の第2の発明は前記第1
の発明に加え、請求項1記載の推進筒体としての直進運
動を目的とする直進推進筒体は、直進筒体外周面にヒゲ
状バネを長手方向および直交方向に所定間隔に隔てて配
列することを特徴とする管路内への推進装置。
【0010】第2の発明では、直進推進筒体外周面のヒ
ゲ状バネの配列は直進推進筒体外周面の長手方向および
直交方向にヒゲ状バネを所定間隔に隔てて配列する。配
列方法としては、直進運動を得るためにヒゲ状バネの単
体側面形状は、ヒゲ状バネのバネ固着点は直進推進筒体
前端方向に位置し、直進推進筒体後端方向に傾いた傾斜
直線形状となる。また直進推進筒体の長手方向単列平面
図によると先端のヒゲ状バネのバネ固着点から終端のヒ
ゲ状バネのバネ先端は直線状に配列する。また正面図に
よるとヒゲ状バネは直進推進筒体の外周面に均等に配列
することにより、正面形状としては放射形状となること
により直進推進筒体は直進力を得ることができる。
【0011】請求項第3に記載の第3の発明は、請求項
1記載の推進筒体としてのスパイラル運動を目的とする
スパイラル推進筒体は、スパイラル筒体外周面にヒゲ状
バネを長手方向および直交方向に所定間隔に隔てて配列
することを特徴とする管路内への推進装置。
【0012】第3の発明では、スパイラル推進筒体外周
面のヒゲ状バネの配列は、スパイラル推進筒体外周面の
長手方向および直交方向にヒゲ状バネを所定間隔に隔て
て配列する。配列方法としては、直進運動を得るために
は、ヒゲ状バネの単体側面形状は、ヒゲ状バネ固着点は
スパイラル推進筒体前端方向に位置し、スパイラル推進
筒体後端方向に傾いた傾斜直線形状となる。また回転力
を得るために、スパイラル推進筒体の平面形状として、
バネ固着点を基準にしてヒゲ状バネは回転方向に傾いた
形状となる。また正面形状としては、ヒゲ状バネをスパ
イラル推進筒体外周面に逆回転接線方向に均等に配列さ
れた正面形状となることにより、スパイラル推進筒体は
スパイラル運動を得ることができる。
【0013】請求項第4に記載の第4の発明は前記第3
の発明に加え、請求項1記載の管路内に挿入される誘導
筒体は請求項2、請求項3に配列された推進筒体のヒゲ
状バネの側面形状を弓型形状となし、誘導筒体外周面に
配列することにより、挿入される推進力は直進力もしく
は、スパイラル運動であることを特徴とする管路内への
推進装置。
【0014】上記第4の発明では、誘導筒体は連結可能
筒体であり、誘導筒体後端と誘導筒体前端、誘導筒体後
端と推進筒体前端の連結可能筒体であり、もしくは通線
材または清掃具等の連結も可能となる。
【0015】上記誘導筒体は、管路内に挿入される手段
であり、直線部もしくは屈曲部においても自在に挿入さ
れる目的のため誘導筒体は屈曲可能な筒体である。また
ヒゲ状バネの配列方法としては、ヒゲ状バネを誘導筒体
外周面に螺旋状に配列することを特徴とする。
【0016】請求項第5に記載の第5の発明は、請求項
1記載の推進駆動装置は、請求項2、請求項3の推進筒
体外周面に配列されたヒゲ状バネのバネ先端に同時反復
圧縮力を加える手段であり、圧縮支持具と圧縮機により
構成されることを特徴とする管路内への推進装置。
【0017】第5の発明では、推進駆動装置は推進筒体
外周面に配列されたヒゲ状バネのバネ先端に同時反復圧
縮力を加える手段であり、圧縮支持具と圧縮機により構
成される。圧縮支持具は推進筒体外周面に配列されたヒ
ゲ状バネのバネ先端に対する圧縮力を同時に加える手段
である。圧縮支持具はヒゲ状バネの長手方向の単列もし
くは複数列ごとに取付け、推進筒体外周面に配列された
ヒゲ状バネのバネ先端に対して均等な同時圧縮力を加え
ることを特徴とする。
【0018】圧縮機は圧縮支持具を介して推進筒体外周
面に配列されているヒゲ状バネのバネ先端に圧縮力を加
える手段であり、推進筒体外周面に配列されたヒゲ状バ
ネの長手方向の単列もしくは複数列ごとに取り付けられ
た圧縮支持具に均等に圧縮力を加えるために圧縮機は前
記圧縮支持具に均等に設置されることを特徴とする。
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を請求項に従
って説明する。
【0019】請求項1の発明において、図1は推進駆動
装置の圧縮前の側面概要図を示すものである。図中、1
はヒゲ状バネ、3はヒゲ状バネの弓型形状、4は推進筒
体、5は管路、6は誘導筒体、10は基軸中心線、12
は圧縮前の圧縮支持具及び11は圧縮前の圧縮機により
構成され、Dはバネ先端、Yは推進力を示している。管
路5内には挿入途上の誘導筒体6があり、推進筒体4は
ヒゲ状バネ1の配列により直進推進筒体15もしくはス
パイラル推進筒体16が連結17される、バネ先端Dに
は圧縮前の圧縮支持具12を介して圧縮前の圧縮機11
により圧縮前を示す推進駆動装置が構成され、推進筒体
4に配列されたヒゲ状バネ1のバネ先端Dに圧縮支持具
12を介して圧縮機11により同時反復圧縮力により圧
縮力Pを推進力Yに変換できる。また図示されていない
が、誘導筒体6の管路5通線完了後誘導筒体6後端に通
線材14、もしくは通線材14として清掃具を連結し人
力もしくは機械等により引き抜くことにより通線材14
が通線され、または管路内部の清掃を可能とする。
【0020】請求項2の発明において、図2は直進推進
筒体の運動状況を示す図である。(2A)は直進推進筒
体の圧縮前の正面図であり、(2B)は直進力を示す圧
縮前の側面図である、(2C)は直進推進筒体の圧縮後
の正面図であり、(2D)は直進力を示す圧縮後の側面
図である。図5は推進筒体の運動状況を示す詳細図であ
り、(5A)は直進力を示す圧縮前と圧縮後を示す詳細側
面図である。点線は圧縮前側面図であり、実線は圧縮後
の側面図である。図6は推進筒体のヒゲ状バネの配列形
状を示す平面図であり、(6A)は、直進推進筒体の直
進力を示す長手方向の単列の平面図である。
【0021】(2A)、(2C)に示す正面図による
と、直進推進筒体15外周面に均等に配列されたヒゲ状
バネ1は、正面形状としては放射形状となり、図中によ
ると圧縮支持具12はヒゲ状バネ1の単列ごとに設けら
れ、各圧縮支持具12に圧縮機11が放射状に設置され
ている、圧縮機11と圧縮支持具12とヒゲ状バネ1の
バネ先端Dは直線状であり、直進推進筒体15外周面に
均等に配列されるために、圧縮力Pを加えると基軸中心
9に向かう逆放射方向の圧縮力Pとなる。
【0022】また(2B)側面図に示すように、直進力
を得るために、直進推進筒体15外周面に均等に配列さ
れ長手方向のヒゲ状バネ1の配列は、ヒゲ状バネ1を長
手方向に対して均等に配列され、ヒゲ状バネ1の単体形
状はバネ固着点Oが直進推進筒15体前端方向に位置し
直進推進筒体15後端方向に傾いた傾斜直線形18とな
る。またヒゲ状バネ1のバネ先端Dには圧縮筋具12を
介しているために、圧縮力Pは直進推進筒体15の単列
もしくは複数列のバネ先端Dに対して同時反復圧縮力を
加えることが可能となる。
【0023】(2D) 側面図に示すように、圧縮前のヒ
ゲ状バネ1の側面形状は傾斜直線形状であるが、圧縮支
持具12を介してバネ先端Dに圧縮力Pを加えることに
より弾性体であるヒゲ状バネ1は傾斜直線形状18から
円弧形状8に変形し、ヒゲ状バネの反発力によりバネ固
着点Oに反力が生じ、その反力が直進力に変換される。
【0024】(5A)側面図に示すように、直進力を得
るために、図示においては2個のヒゲ状バネの配列によ
ると、圧縮前のヒゲ状バネ1単体は傾斜直線形18であ
るが、バネ先端Dに対して圧縮支持具12を介し同時圧
縮力Pを加えると、圧縮方向は圧縮機による圧縮方向と
圧縮支持具12のバネ先端接触面とヒゲ状バネのバネ先
端D方向であり、基軸中心線10に対して直角方向の圧
縮力Pとなる。また圧縮前のヒゲ状バネ1のバネ先端D
と圧縮支持具12の接触面からに圧縮後のヒゲ状バネ1
のバネ先端Dと圧縮支持具12の位置に移動し、その変
位量はXとなるが、同時圧縮力のために(5A)側面図
に示すようにヒゲ状バネ1のバネ先端Dと圧縮支持具1
2の接触位置は圧縮前と圧縮後においても変化はなくヒ
ゲ状バネ1の形状は傾斜直線形18から円弧形状8に変
形し、弾性体であるヒゲ状バネ1は反発力により、バネ
固着点Oに直進方向の反力が生じ、その反力が直進長2
5に変換され、同時反復圧縮力により大きな推進力Yに
変換される。
【0025】(6A)に示すように、直進推進筒体の単
列の平面図によると、直進推進筒体は連結可能筒体であ
り、直進推進筒体先端のヒゲ状バネの1バネ固着点Oか
ら直進推進筒体終端のヒゲ状バネ1のバネ先端Dは直線
状に配列することにより直進運動を可能とする。
【0026】請求項3の発明において、図3はスパイラ
ル推進筒体の運動状況を示す図であり、(3A)は圧縮
前の正面図であり、(3B)は圧縮前の側面図である。
(3C)は圧縮後の正面図であり、(3D)は圧縮後の
側面図である。図5は推進筒体の運動状況を示す詳細図
である。 (5A)は推進筒体の圧縮前と圧縮後を示す詳
細側面図であり、(5B)はスパイラル推進筒体の圧縮前
と圧縮後を示す詳細正面図である。点線は圧縮前を示し
で、実線は圧縮後を示している。図6はヒゲ状バネの配
列形状を示す平面図であり、(6B)はスパイラル推進
筒体の長手方向単列の平面図である。
【0027】(3A)に示す正面図によると、ヒゲ状バ
ネ1の配列はスパイラル推進筒体4外周面に回転力Rを
得るために、正面形状としてはヒゲ状バネ1をスパイラ
ル推進筒体4外周面に逆回転接線方向に均等に配列す
る。また圧縮方向としては圧縮機による圧縮方向と圧縮
支持具12の接触面とヒゲ状バネのバネ先端D方向であ
り、基軸中心9に対して逆放射方向の圧縮力Pとなる。
単体のヒゲ状バネ1の配列は、圧縮力Pは圧縮機11と
圧縮支持具12を介してのバネ固着点Dと基軸中心9方
向にあることによりスパイラル推進筒体16外周面に配
列されたヒゲ状バネ1の圧縮力P方向は基軸中心9に向
かう圧縮力Pとなる。
【0028】また(5B)に示す正面図によると、スパ
イラル推進筒体の正面形状は、ヒゲ状バネ1をスパイラ
ル推進筒体16外周面に逆回転接線方向に均等に配列さ
れている。図示においては説明のために2個のヒゲ状バ
ネの配列とする。また圧縮方向としては圧縮機による圧
縮方向と圧縮支持具12のバネ先端接触面とヒゲ状バネ
のバネ先端D方向であり、基軸中心9に対して逆放射方
向の圧縮力Pとなる。バネ先端Dに対して圧縮支持具1
2を介して同時圧縮力Pを加えると、圧縮前の圧縮支持
具12の位置から圧縮後の圧縮支持具12の位置に移動
する、また弾性体であるヒゲ状バネ1の反発力によりヒ
ゲ状バネ1は円弧形状8に変形し、バネ固着点Dに反力
が生じその反力により圧縮前、圧縮後のバネ固着点Oの
差が生じ、その差が回転長26に変換される。圧縮力P
を同時反復圧縮力とすることにより大きな回転力Rとな
る。
【0029】(3C)に示すのは、圧縮後のスパイラル
推進筒体16の正面図である、ヒゲ状バネ1のバネ先端
Dに圧縮支持具12を介して同時圧縮力を加えることに
より、スパイラル推進筒体16の正面形状は圧縮前の形
状である逆回転接線形状から圧縮後の形状であるスクリ
ュウ形状に変形する。また、スパイラル推進筒体16に
配列されたヒゲ状バネ1の弾性力もしくはヒゲ状バネ1
の配列本数により回転力Rの大きさにも影響を及ぼす。
【0030】(6B)に示すパイラル推進筒体の単列の
平面図によると、バネ固着点Oは、スパイラル推進筒体
16の長手線状にあり、先端のヒゲ状バネの1バネ固着
点Oから終端のヒゲ状バネ1のバネ固着点Oは直線状に
配列し、バネ固着点Oを基準にしてバネ先端Dは回転方
向に傾斜直線形状18とすることにより圧縮力Pをスパ
イラル運動回転力Rに変換することを可能とする。
【0031】請求項4の発明において、図4は誘導筒体
に配列されたヒゲ状バネ1の弓型形状3の圧縮前、圧縮
後を示す側面図である。(4A)は圧縮前の側面図であ
り、(4B)は圧縮後の側図面である。(図7)は誘導筒体
が、管路内に挿入されている状況を示す側面図である。
【0032】(4A)に示す側面図は、誘導筒体6に配列
されたヒゲ状バネ1の弓型形状3の管路5内壁面に接触
されない状況を示している。ヒゲ状バネ1の側面形状を
弓型形状3とすることにより、ヒゲ状バネ1のバネ先端
Dは常に基軸中心線10方向に向く形状となる。
【0033】(4B)に示す側面図は、誘導筒体に配列さ
れたヒゲ状バネ1の弓型形状3の管路5内壁面に接触さ
れた状況を示している。ヒゲ状バネ1の側面形状を弓型
形状3であるために、管路内壁面に接触された場合、管
路内壁面に接触されるのはヒゲ状バネ1のバネ凸部7で
あり、バネ先端Dは常に基軸中心線10方向に向く形状
であり、管路内壁面に接触するのはヒゲ状バネの弓型形
状3のバネ凸部7となる。またヒゲ状バネ1を弓型形状
3とすることにより、ヒゲ状バネ1のバネ凸部7が管路
5内壁面に接触しながら挿入される為に管路5内の屈曲
部、もしくは管路5内径に変化があっても誘導筒体6に
配列されているヒゲ状バネ1のバネ凸部7のいずれかが
管路5内壁面に接触することによりヒゲ状バネ1の反発
力により挿入途上の誘導筒体を管路中央部に誘導し挿入
することを可能とする。またバネ凸部7が管路5内壁面
に接触しながら挿入されるために管路内壁面の汚物を削
り落とすことを可能となる。また図示されていないが、
ヒゲ状バネ1を弓型形状3とすることにより管路5への
挿入途上において管路5内に障害物等により誘導筒体6
の挿入が不可能となった場合においても、推進筒体4と
誘導筒体6の連結をはずし、推進筒体4の前端、後端を
反転させ、再度誘導筒体6と連結17し推進駆動装置に
より反復圧縮力を加えると、推進力Yは後退推進力に変
化され、誘導筒体6に配列されているヒゲ状バネ1の弓
型形状3のバネ凸部7が管路5内壁面に接触しながら管
路5内の誘導筒体6は後退推進することが可能となる。
【0034】図7に示す誘導筒体が、管路内を挿入され
ている状況を示す側面図の例によると、誘導筒体6は複
数個連結し管路5内に挿入されている、ヒゲ状バネ1の
弓型形状3は管路5内壁面においてヒゲ状バネ1の反発
力により、バネ凸部が管路5内壁面に接触し、誘導筒体
が管路5中央方向に誘導される。また管路5内の屈曲部
においてもヒゲ状バネ1の反発力により管路5内中央方
向に誘導されるためにスムーズに屈曲部を通過すること
を可能とする。
【0035】請求項5の発明において、図2は推進筒体
の運動状況を示す図である。図中、1はヒゲ状バネ、3
はヒゲ状バネの弓型形状、4は推進筒体、10は推進筒
体中心、12は圧縮前、圧縮後の圧縮支持具及び11は
圧縮前、圧縮後の圧縮機により構成される。
【0036】(2A)、(2C)に示す正面図は、推進筒
体の外周面に配列されたヒゲ状バネのバネ先端に対し
て、圧縮支持具を介して圧縮機による圧縮前、圧縮後を
示している正面形状である。図中、圧縮支持具は推進筒
体の長手方向に配列されたヒゲ状バネの単列のバネ先端
ごとに設けられている。また圧縮機は、見かけ状基軸中
心に向かう、放射状に配列されるために、圧縮方向とし
ては基軸中心に向かう逆放射状の圧縮力となる。(00
37)(2B)、(2E)に示す側面図は、推進筒体の
外周面に配列されたヒゲ状バネ1のバネ先端に対して、
圧縮支持具12を介して圧縮機11による圧縮前、圧縮
後を示している側面形状である。図中、圧縮支持具12
は推進筒体4の長手方向に配列されたヒゲ状バネ1の単
列に配列されたバネ先端D全てに対しての圧縮前を示し
ている。また圧縮機11は上記ヒゲ状バネ1の全ての配
列されたバネ先端D全てに対して同一圧縮力Pを加圧す
る目的のために圧縮機11を圧縮支持具12に配列され
る。(2E)に示すように、圧縮後のヒゲ状バネ1の側
面形状は全て傾斜直線形状18から弓型形状3に変形
し、圧縮支持具12を介しての圧縮機11によりヒゲ状
バネ1のバネ先端Dに対する圧縮力Pは同一圧縮力Pで
あることを示している。
【発明の効果】本発明によれば、次のような優れた効果
を発揮する。 1.推進駆動装置により推進筒体に対し直角方向の圧縮
力を推進力に変換することが可能となり、推進力として
は直進運動であり、スパイラル運動である。 2.誘導体後端に通線材を連結し管路内に通線を可能と
する。 4.誘導筒体に配列されヒゲ状バネにより管路内壁面の
切削を可能とする。 5.誘導筒体後端に清掃具を取付け管路内の清掃を可能
とする。 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、推進
筒体に圧縮力を加えることにより推進力を得ることがで
きる、推進力としては直進力でありスパイラル運動に変
換することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による推進駆動装置の圧縮前の駆動形態
を示す側面概要図である。
【図2】本発明の直進推進筒体の運動状況を示す図であ
る。(2A)は圧縮前を示す正面図であり、(2B)は
圧縮前の側面図である。(2C)は圧縮後を示す正面図
であり、(2D)は圧縮後を示す側面図である。
【図3】本発明のスパイラル運動推進筒体の運動状況を
示すものである。(3A)は圧縮前を示す正面図であ
り、(3B)は圧縮前の側面図である。(3C)は圧縮
後を示す正面図であり、(3D)は圧縮後を示す側面図
である。
【図4】本発明による第4の弓型バネの運動状況を示す
側面図である。(4A)は弓型バネの圧縮前の側面図で
あり、(4B)は弓型バネの圧縮後の側面図である。
【図5】推進筒体の運動状況を示す詳細図である。(5
A)は、推進筒体の直進運動を示す詳細側面図である。
点線は圧縮前側面図であり、実線は圧縮後の側面図であ
る。(5B)は、スパイラル推進筒体の圧縮前、圧縮後
を示す正面図である。点線は圧縮前正面図であり、実線
は圧縮後の正面図である。
【図6】ヒゲ状バネの配列形状を示す平面図である。
(6A)は、直進推進筒体の単列の平面図であり、(6
B)は、スパイラル推進筒体の単列の平面図である。
【図7】誘導筒体が、管路内を挿入されている状況を示
す側面図である。
【図8】パラシューが管路内を圧搾空気により移動して
いる状況を示している側面図である。
【図9】棒状体が管路内の屈曲部を人手により通線して
いる状況を示している側面図である。
【符号の説明】
1 ヒゲ状バネ 3 弓型形状 4 推進筒体(直進推進筒体、スパイラル推進筒体
総称) 5 管路 6 誘導筒体 7 バネ凸部 8 円弧形状 9 基軸中心 10 基軸中心線 11 圧縮機 12 圧縮支持具 14 通線材 15 直進推進筒体 16 スパイラル推進筒体 17 連結 18 傾斜直線形状 25 直進長 26 回転長 31 管路 32 通線媒体 33 紐 34 パラシュート 35 棒状体 37 空気圧搾機 D バネ先端 O バネ固着点 P 圧縮力 X 圧縮長 Y 推進力 Z 回転長 R 回転力
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02G 9/06 B08B 9/04 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管路内に挿入される誘導筒体と上記誘導
    筒体に推進力を伝達する推進筒体と、上記推進筒体の同
    時反復圧縮手段としての推進駆動装置からなることを特
    徴とする管路内への推進装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の推進筒体としての直進運動
    を目的とする直進推進筒体は、直進推進筒体外周面にヒ
    ゲ状バネを長手方向および直交方向に所定間隔に隔てて
    配列することを特徴とする管路内への推進装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の推進筒体としてのスパイラ
    ル運動を目的とするスパイラル推進筒体は、スパイラル
    筒体外周面にヒゲ状バネを長手方向および直交方向に所
    定間隔に隔てて配列することを特徴とする管路内への推
    進装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の管路内に挿入される誘導筒
    体は 請求項2、請求項3に配列されたヒゲ状バネの形
    状を弓型形状となし、誘導筒体外周面に配列することに
    より、挿入される推進力としては直進力もしくは、スパ
    イラル運動であることを特徴とする管路内への推進装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1記載の推進駆動装置は、請求項
    2、請求項3の推進筒体に配列されたヒゲ状バネのバネ
    先端に同時反復圧縮力を加える手段であり、圧縮支持具
    と圧縮機により構成されることを特徴とする管路内への
    推進装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN112611169A (zh) * 2020-11-21 2021-04-06 天津宇康盛大实业有限公司 一种易于清理水渍的方管控水设备
CN113224690A (zh) * 2021-05-27 2021-08-06 阜阳三环电力器材有限公司 一种电缆敷设架线辅助装置

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