JP2003348370A - リモートコントロール装置及び表示装置制御システム - Google Patents

リモートコントロール装置及び表示装置制御システム

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JP2003348370A
JP2003348370A JP2002152256A JP2002152256A JP2003348370A JP 2003348370 A JP2003348370 A JP 2003348370A JP 2002152256 A JP2002152256 A JP 2002152256A JP 2002152256 A JP2002152256 A JP 2002152256A JP 2003348370 A JP2003348370 A JP 2003348370A
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Japan
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remote control
track pad
display device
control device
epg
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JP2002152256A
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Masaki Kutsuna
正樹 沓名
Takashi Yamamoto
高司 山本
Satoru Fukuda
哲 福田
Yoshikazu Shibamiya
芳和 柴宮
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デジタル放送環境下におけるEPG操作やそ
れに伴うスクロール操作等を可能な限りシンプルで分か
り易い操作でスピーディーに行い、且つユーザーの熟練
度に依らず、ユーザーが快適に操作できるリモートコン
トロール装置及び表示装置制御システムの提供。 【解決手段】 トラックパッド部41、191、4−1
0を具備すると共に、トラックパッド部の主動作に応じ
て従動作する可動手段(ボタン部)61a、192a〜
194a、184を備え、前記トラックパッド部41、
191、4−10の押し込み、またはスライド動作に応
じてスイッチング操作を行うスイッチ手段(実行スイッ
チ)61、192〜194、183を有することを特徴
とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルテレビ等
の画像表示装置を制御するトラックパッド部を備えたリ
モートコントロール装置及び表示装置制御システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】 従来のアナログテレビにおいては、表
示画面上でメニュー等のデータ情報を選択する機会が少
なかった。
【0003】CS放送だけでなく、BS放送や地上波放
送においてもテレビジョン信号をデジタル化して伝送す
るデジタルテレビ放送が開始されると、デジタルテレビ
を通じた、EPG(電子番組ガイド:Electron
ic Program Guide)、データ放送、イ
ンターネットの利用が加速し、番組放送というテレビ本
来の機能の他に、これらの膨大なデジタル情報を表示す
る機能が付加される。
【0004】図21に従来技術における一般的なEPG
画面の一例を示す。
【0005】一般的なEPGは、時間軸とチャンネル軸
によりマトリックス状に構成された番組表で、テレビ
(TV)画面上で閲覧できるものである。このEPG
は、例えば1週間分のテレビ番組の放映スケジュールが
全放送局分送られてくるといったことが考えられる。こ
ういった場合EPGは巨大な表となり、適当な文字サイ
ズで適当な情報量を表示しようとすると、TV画面の表
示部の枠を超えてしまう可能性が非常に高い。このため
ユーザーはリモコン等を利用し、所望の番組情報を閲覧
する為にEPG画面をスクロールさせるといった操作を
強いられる。
【0006】EPG画面に限らず、この画面をスクロー
ルさせるという操作は、従来のリモコンを用いる場合、
必ずしも快適であるとは言い難い。従来のリモコンの代
表的なものとして、フォーカスを稼動させる為の上下左
右の方向キー及び入力を決定させる決定キー等を備えた
フォーカス移動形のリモコンが挙げられる。この様なリ
モコンを用いて画面をスクロールさせる手段は、以下の
通りである。
【0007】方向キーを押すという動作を繰り返し、フ
ォーカスを移動させ続け、フォーカスが画面の端にきて
も、なお同一の方向キー入力があった場合、画面が移動
する。更に続けて同一の方向キー入力があった場合や、
キーを押しつづけた場合、スクロールが始まる。
【0008】また、所望の位置が離れている場合は、キ
ーを押しつづけることによってスクロール処理を実行し
続け、更に機器の機能によっては押しつづけた時間を検
知し、一定の時間押し続けると高速スクロールが始ま
る。そしてキーを離すとスクロール自体終了するという
ものである。
【0009】ノート型パーソナルコンピュータ等に搭載
されているトラックパッド及びクリック専用キーを用い
て、上述したようなスクロール操作を実現させることも
可能である。このトラックパッドを使用したスクロール
操作は、主にパーソナルコンピュータのアプリケーショ
ンで実現されており、その手順は以下の通りである。
【0010】トラックパッド上を指等でなぞり、画面に
表示されているポインティングカーソルをスクロールバ
ー等のスクロール操作専用領域まで移動させる。このス
クロール操作専用領域上に、ポインティングカーソルを
乗せ、クリック専用キーを押すことで所望の方向にスク
ロールさせることが可能となる。
【0011】ユーザーに対して閲覧しやすくEPGを画
面に表示させるためには、EPG自体が巨大な表とな
り、テレビ画面の表示部の枠を超えるものとなる可能性
がある。
【0012】そこで、ユーザーは、所望のチャンネル、
所望の時間の番組を閲覧するためにフォーカス移動の操
作が必要となる。また、フォーカス移動といった選択操
作の他に、選択したものを実行するという操作がある。
それにより、例えば、フォーカスした番組内容の詳細情
報が表示される等の選択操作をしても良い。このような
操作が可能なリモートコントロール装置には、カーソル
キーあるいはジョイパッドのような方向キーと実行キー
が備えられている。
【0013】まず、このようなリモートコントロール装
置を使用し、フォーカス移動をすることを考えてみる
と、カーソルキーや、ジョイパッドを何度か押す操作を
するか、もしくは押しつづける必要がある。そこで、ト
ラックパッドを利用すれば、スムーズな選択操作が可能
となり、このような煩わしさから解放される。
【0014】次に、トラックパッドを用いて実行する操
作を考えてみると、クリック専用キーを押すことが必
要、もしくは、トラックパッド上で指等によるダブルク
リックが必要となる。さらに、リモートコントロール装
置における操作部の簡素化を考慮すると、クリック専用
キーを削除して操作キーを極力少なくする方が望まし
い。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】然しながら上述の従来
例によれば、リモートコントロール装置のような、人間
が直接的に接するインターフェース・デバイスにおいて
は、ユーザーが物理的に肌で感じ得ることが無い場合、
操作性が低下する。例えば、ノート型パーソナルコンピ
ュータに備えられているようなトラックパッドを利用し
た場合の実行操作には、ダブルクリックする操作がある
が、ユーザーにとって手応えが無く、非常に曖昧な感覚
で操作をしなければならないので、誤操作の原因となる
虞がある。
【0016】また、実行操作において、ユーザーにとっ
て手応えのあるクリック専用キーを設けることが考えら
れるが、操作キーが増加することにより、リモートコン
トロール装置の操作部が複雑化する。例えば、複数の指
による操作が必要になる可能性があり、ユーザーは、よ
り煩雑な操作が必要となる。
【0017】確かにEPGを利用することでユーザーが
極めて多数の番組の中から好みのものを選択するという
作業時の負荷が大幅に軽減される。
【0018】しかしながら、一般的に使用されている従
来のフォーカス移動形のリモコンでは、その操作性に課
題を残す。その課題としては、膨大なEPGデータから
所望のものを素早く選択することが難しいということが
挙げられる。具体的には方向キーを何度も押さなければ
ならない、スクロールの為には同一の方向キーを押し続
けなければならない。また、機器によっては高速スクロ
ールのサービスを提供しているものでも、予期せぬ段階
で高速スクロールしてしまう、スクロールスピードの加
減が制御できない、キーを離すといきなり止まってしま
う等その操作性は十分ユーザーを満足させるものである
とは言い難い。
【0019】膨大な番組の中からユーザーの期待する番
組を提供するサービスの一形態としてエージェントシス
テムが提案されている。このシステムは、予め登録した
ユーザーの好みを考慮してお勧めの番組を提供するとい
うものである。この様なシステムがユーザーに受け入れ
られ、利用される可能性は十分あるが、だからといって
ユーザーがEPGから好みのものをリモコン等を利用し
て直接探すといった操作がなくなってしまうわけではな
い。
【0020】従って、この様なEPGからリモコンを用
いて番組を選択するといった操作環境を改善することが
必須であると考える。
【0021】この操作環境の改善案の一つとして、上述
したノート型パーソナルコンピュータ等に装備されてい
るトラックパッド部をリモコンに搭載し、これを利用す
ることが考えられる。このトラックパッド付きリモコン
を用いることで、リモコンに搭載されるキーの数を極力
減らすことが出来、これにより操作部の簡素化が図れ、
ユーザーのキー選択、キー操作の負荷を軽減させること
が出来る。
【0022】しかし、単にノート型パーソナルコンピュ
ータ等で使用していたトラックパッドの操作環境をリモ
コンを介したEPG操作に適用するだけでは、不十分で
ある。
【0023】その理由としては、以下のものが挙げられ
る。まずパーソナルコンピュータ等の操作に精通してい
ないユーザーにとって、ポインティングカーソルを移動
させるという操作が快適ものとは言い難い。また、苦労
してポインティングカーソルを所望のスクロール専用領
域に移動させることが出来ても、スクロール操作させる
為のその後の処理として、フォーカス移動形のリモコン
と同様クリック専用キーを押し続けなければならない。
更に高速スクロール機能を搭載させた機器においてもフ
ォーカス移動形のリモコンと同様の課題が挙げられる。
【0024】また、別の側面からの課題として、トラッ
クパッドの操作感が挙げられる。トラックパッドの様
な、人間が直接的に接するインターフェース・デバイス
においては、ユーザーが物理的に肌で感じ得る情報、即
ちユーザーの操作に対するインターフェース・デバイス
からの反応が無ければその操作性は低下する。例えばノ
ート型パーソナルコンピュータに装備されているトラッ
クパッドを利用した場合、決定の操作にはダブルクリッ
クの利用が可能であるが、ユーザーに対する手応えが無
く、非常に曖昧な感覚での操作を強いられるので、誤操
作の原因となり得る。
【0025】EPGを利用した番組選択操作時、特にス
クロール操作を伴う時、従来のリモコンやトラックパッ
ドを使ったのでは、上述したような課題が残された侭と
なってしまう。そこでリモコンにトラックパッドを搭載
し、それをスクロール機能と対応させることにより、ス
クロールを任意の速度に変えることが出来、大量のデー
タから所望のものを素早く且つ快適に検出できるように
することが望まれる。
【0026】本発明は、上述の事情に鑑みて成されたも
ので、デジタル放送環境下におけるEPG操作やそれに
伴うスクロール操作等を可能な限りシンプルで分かり易
い操作でスピーディーに行い、且つユーザーの熟練度に
依らず、ユーザーが快適に操作できるリモートコントロ
ール装置及び表示装置制御システムを提供することを目
的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記構成を備
えることにより上記課題を解決できるものである。
【0028】(1)トラックパッド部を具備すると共
に、トラックパッド部の主動作に応じて従動作する可動
手段を備え、前記トラックパッド部の押し込み、または
スライド動作に応じてスイッチング操作を行うスイッチ
手段を有することを特徴とするリモートコントロール装
置。
【0029】(2)前記スイッチ手段は、決定操作手段
であることを特徴とする前項(1)記載のリモートコン
トロール装置。
【0030】(3)前記トラックパッド部の裏側に前記
可動手段を介してスイッチ手段を係合・重設したことを
特徴とする前項(1)記載のリモートコントロール装
置。
【0031】(4)前記トラックパッド部の周部に前記
可動手段を介してスイッチ手段を係合・付設したことを
特徴とする前項(1)記載のリモートコントロール装
置。
【0032】(5)可動手段を組み込んだスイッチ手段
を、1または2以上複数設けたことを特徴とする前項
(1)記載のリモートコントロール装置。
【0033】(6)前記可動手段を組み込んだスイッチ
手段を複数設けた場合、トラックパッド部の操作位置/
操作方向に対応して係合する所定のスイッチ手段が連動
する構成としたことを特徴とする前項(1)記載のリモ
ートコントロール装置。
【0034】(7)前記トラックパッド部は、多方向に
スライドする機能を有することを特徴とする前項(1)
記載のリモートコントロール装置。
【0035】(8)前記トラックパッド部は、ユーザー
が触れることで効果音を発することを特徴とする前項
(1)記載のリモートコントロール装置。
【0036】(9)表示装置とリモートコントロール装
置とから成り、少なくとも2以上複数のモードを有する
表示装置と、前記2以上複数のモードの切り換えをユー
ザーに操作させる手段と、前記表示装置にモードの切り
換えを報知する手段とを具備することを特徴とする表示
装置制御システム。
【0037】(10)前記2以上複数のモードは、EP
G表示モードとテレビ番組視聴モードであって、EPG
表示モードとテレビ番組視聴モードを切り換えるモード
選択キーを有し、前記モード選択キーの操作に基づい
て、前記EPG表示モードまたはテレビ番組視聴モード
に切り換え、前記EPG表示モード時には、入力位置情
報に基づく情報を送信信号として送信させ、前記テレビ
番組視聴モード時には、入力位置に基づく操作情報を送
信信号として送信させる制御手段を備えたことを特徴と
する前項(9)記載の表示装置制御システム。
【0038】(11)前記2以上複数のモードは、前記
トラックパッド部をスライドさせることにより切り替わ
ることを特徴とする前項(9)または(10)記載の表
示装置制御システム。
【0039】(12)前記EPG表示モード時に、前記
トラックパッド部分の操作により、EPG画像内のフォ
ーカスを移動制御することを特徴とする前項(9)記載
の表示装置制御システム。
【0040】(13)前記テレビ番組視聴モード時に、
前記トラックパッド部分の操作により、表示装置のチャ
ンネルの切り換え及び音量調整制御を行うことを特徴と
する前項(9)記載の表示装置制御システム。
【0041】(14)リモートコントロール装置は、ユ
ーザーの入力した位置情報を前記表示装置に送信し、前
記表示装置は、受信した前記位置情報に基づき、表示画
面のスクロール速度を変化させるスクロールモードを備
えたことを特徴とする表示装置制御システム。
【0042】(15)ユーザーによって前記スクロール
モードが選択された場合は、前記リモートコントロール
装置から位置情報を受信し、受信した位置情報を変換し
てスクロール速度の変化に対応させることを特徴とする
前項(14)記載の表示装置制御システム。
【0043】(16)前記スクロール速度の変化に応じ
て効果音の音程を変えることを特徴とする前項(14)
または(15)記載の表示装置制御システム。
【0044】(17)前記スクロールモードにおいて、
前記リモートコントロール装置からスライドさせたトラ
ックパッド部の移動量を受信し、スクロール速度の変化
に対応させることを特徴とする前項(14)記載の表示
装置制御システム。
【0045】(18)少なくとも前記リモートコントロ
ール装置から受信する位置情報の最大値と、前記リモー
トコントロール装置の操作対象となる表示可能領域の情
報とを保持する記憶手段を備える表示装置制御システム
であって、モード切り換えの際に、ユーザーの操作によ
ってカーソル移動モードが選択された場合、前記受信し
た位置情報を、前記位置情報の最大値と、前記表示可能
領域の情報から表示領域に対応する位置に変換してカー
ソルを表示させることを特徴とする表示装置制御システ
ム。
【0046】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0047】図1は、実施例1におけるリモートコント
ロール装置及び表示装置制御システムの構成を示す説明
図、図2は、実施例1における表示装置の構成例を示す
ブロック図、図3(a)、(b)、(c)、(d)は、
実施例1における各種操作キーを有するトラックパッド
付きリモートコントロール装置の構成を示す平面図及び
作用説明図、図4は、実施例1におけるリモートコント
ロール装置のトラックパッド部の断面模式図、(a)
は、トラックパッド部の押し下げ動作が無い場合、
(b)は、トラックパッド部の押し下げ動作がある場
合、(c)は、リモートコントロール装置のトラックパ
ッド部を上方から見た透過模式図、図5は、実施例1に
おけるリモートコントロール装置の要部構成例を示すブ
ロック図、図6(a)、(b)は、実施例1におけるT
V番組視聴モード時の表示形態の一例を示す説明図、
(c)、(d)は、TV番組視聴モードでのリモートコ
ントロール装置4のトラックパッド部41の操作状況を
示す斜視説明図、図7(a)、(b)は、実施例1にお
けるEPG表示モード時の表示形態の一例を示す説明
図、(c)、(d)は、EPG表示モードでのトラック
パッド部41の操作状況を示す斜視説明図、図8(a)
は、実施例1におけるEPGのアプリケーションと連動
して録画予約165が実行される状況を示す説明図、
(b)は、トラックパッド部41の押し込み動作状況を
示す斜視説明図、図9は、実施例1におけるリモートコ
ントロール装置の制御部における処理手順の例を示すフ
ローチャート、図10(a)、(b)、(c)は、実施
例2におけるリモートコントロール装置4の内部構造を
表わす断面模式図、及びトラックパッド部分を上方から
見た透過模式図、図11は、実施例3におけるリモート
コントロール装置の構成を示す平面図、図12は、実施
例3におけるリモートコントロール装置のトラックパッ
ド部をユーザーが操作する様子を示す概要説明図、図1
3は、実施例3におけるリモートコントロール装置を用
いてEPG画面上のフォーカスを移動させる操作状況示
す説明図、図14は、実施例3におけるリモートコント
ロール装置を用いてEPG画面をスクロールさせる操作
状況を示す説明図、図15(a)、(b)、(c)は、
実施例3におけるリモートコントロール装置を用いてE
PG画面のスクロール速度を変化させる為の操作法を示
す説明図、図16は、実施例3におけるEPGを利用し
た番組選択までのユーザー操作手順の例を示すフローチ
ャート、図17は、実施例3におけるリモートコントロ
ール装置の構成を示す平面図、図18は、本実施例4に
おけるリモートコントロール装置の内部構造及び作用状
況を示す模式的断面図、図19は、実施例4におけるリ
モートコントロール装置の内部構造を示す上方から見た
透過模式図、図20は、実施例4におけるリモートコン
トロール装置を用いてEPG画面のスクロール速度を調
節するユーザー操作の様子を示す概要説明図、図21
は、従来技術における一般的なEPG画面の一例を示す
説明図である。
【0048】図面を参照して、以下の項目の順序に従っ
て詳細に説明する。
【0049】 システム概要 表示装置の構成 リモートコントロール装置の構成 操作概要 (実施例1) システム概要 図1にしたがって、本発明に係る実施例1について説明
する。
【0050】図1は、実施例1におけるリモートコント
ロール装置及び表示装置制御システムの構成を示す説明
図である。
【0051】図1において、1は、デジタルテレビ受像
機に設けられた表示装置であり、リモートコントロール
装置4から無線送信される位置データや制御データ等の
信号を、受信部5で受信する。この場合、受信部5は表
示装置1に内蔵されているが、外付けの受信部が接続さ
れた構成でも構わない。
【0052】本システムにおいて、表示装置1は、例え
ば、ディスクメディア、ISDN通信網、デジタル衛星
通信網、地上波デジタル放送網、ケーブルTV放送網
等、様々な種類のコンテンツを受信する機能を備えたチ
ユーナーを内蔵しているが、外付けでも構わない。
【0053】アンテナ3が受信したデジタル放送データ
には、番組情報データが含まれ、そのデータを基に、表
示装置1は、例えば新聞の番組欄のように、時間軸とチ
ャンネル軸を有したマトリックス状の番組表を構成す
る。これは、EPG(電子番組ガイド)と呼ばれ、例え
ば、ユーザーは、表示画面(表示部)2を見ながらリモ
ートコントロール装置4を操作することによって、EP
G6内をポインティングデバイスあるいは、フォーカス
移動を行い、所望の番組の詳細情報を閲覧することがで
きる。
【0054】また、ISDN通信網を利用し、インター
ネットに接続することにより、インターネットを介して
EPGデータをダウンロードすることにより得ることも
可能である。
【0055】表示装置の構成 表示装置の構成を示す図2は、表示装置1の構成例を説
明するブロック図である。
【0056】チューナー部18は、例えば、BSデジタ
ルチューナー、地上波デジタルチューナー、CSチュー
ナー等によって構成され、アンテナ3で受信した放送電
波を受信する。
【0057】本実施例において表示装置1は、デジタル
放送電波を受信する。デジタル放送電波は、映像や音声
やEPG等のデータを符号化及びパケット化した番組情
報であり、多重化して伝送される。BSデジタル放送で
は、IS0/IEC13818として規格化されたMP
EG2技術を用いて番組情報を符号化及びパケット化を
行い、さらにそれらのパケットを多重化したものをTS
(TransportStream)と呼ぶ。従って、
TSは、複数のチャンネルの映像や音声等の番組情報を
含んでいる。Demux17は、そのTSから、所望の
チャンネルの信号のみを選択する。デコード部16は、
選択した信号を元の映像や音声等のデータに分解し、各
種のデータに対応するデータ方式でデコードする。
【0058】EPG描画制御部19は、Demux17
により取り出したEPGデータから、EPG画像を作成
する。EPG用メモリ13は、EPG描画制御部19で
作成したEPG画像を記憶し、例えば、表示合成部15
で、一旦消去されたEPG画像を再出力させるための一
時的なメモリとして利用する。表示合成部15では、例
えば、番組とEPGを同時に表示画面上に表示させる場
合は、デコード部16から供給される映像や音声と、E
PG描画制御部19から供給されるEPG画像の合成処
理を行う。表示部2は、CRT、液晶パネル、プラズマ
ディスプレイ等から成り、表示合成部15からの画像信
号を表示する。
【0059】受信部5は、赤外線通信等の無線通信方式
を用いてリモコン(リモートコントロール装置)4と通
信を行う。受信部5は、受信信号をキーコードにデコー
ドし、そのキーコードを制御部12に供給する。制御部
12は、マイクロコンピュータと記憶媒体を有するもの
であり、表示装置1を構成する処理部を制御する。特
に、制御部12は、受信部5からのキーコードに従い、
チューナー部18や、Demux17における所望の番
組チャンネルを選択する処理、EPG描画制御部19に
おけるEPG画像の作成処理、表示合成部15における
合成処理等を統合的に制御する。
【0060】リモートコントロール装置の構成 図3(a)、(b)は、リモートコントロール装置4の
入力手段として構成されるスイッチ機能付きトラックパ
ッド、及び各種操作キーを示す平面図及び説明図であ
る。
【0061】リモートコントロール装置4には、トラッ
クパッド部41が設けられている。このトラックパッド
部41は、例えば、電磁誘導方式、抵抗感圧方式、静電
容量方式等によって、入力座標を読み取るように構成さ
れる。トラックパッド部41は、フォーカス移動手段と
して機能し、例えば表示部2に表示されたEPG画像の
番組粋がフォーカスできるようになっている場合、ユー
ザーが、図3(b)に示すように親指などの指fでトラ
ックパッド部41に触れることによって、番組単位でフ
ォーカス移動できる。本実施例1においては、トラック
パッド部41のトラッキング可能な矩形領域は、EPG
画像6内でフォーカス移動が可能な矩形範囲に対応して
おり、相対的な位置情報(X座標データ、Y座標デー
タ)によってフォーカスを移動できる。また、フォーカ
スの代わりにパーソナルコンピュータで利用されている
ポインティングデバイスの移動でも構わない。
【0062】図3(c)、(d)に示すように、トラッ
クパッド部41全体を押し下げることにより、実行手段
としての機能を備える。例えば、表示装置1が、記録媒
体駆動装置(図示略)を内蔵あるいは外部接続している
場合に、リモートコントロール装置4から送信される実
行信号は、記録媒体駆動装置用アプリケーションの録画
予約動作に割り当てられ、EPG画像6内のフォーカス
移動により選択した番組を録画予約ができる。
【0063】リモートコントロール装置4のテレビキー
44とEPGキー46は、テレビ番組を視聴する画面と
EPG画像を表示する画面に切り換わる選択キーであ
る。
【0064】以下、それぞれテレビ番組視聴モードとE
PG表示モードと呼ぶ。トラックパッド部41上に、チ
ャンネル切り換え用マーク42、43、音量調整用マー
ク47、48の印字が施されており、テレビ番組視聴モ
ードにおいて、それら指標の位置に指fを触れ、トラッ
クパッド部41の押し下げ動作を行うことで、チャンネ
ル切り換えや音量の調整が可能である。
【0065】また、トラックパッド部41上に、チャン
ネル番号の印字を施し、直接そのチャンネルに切り換わ
る機構でも良い。
【0066】電源キー45を押し下げることによって、
表示装置1の電源の投入、切断ができる。
【0067】図4にリモートコントロール装置4のトラ
ックパッド部における内部構造を示す。
【0068】図4(a)、(b)は、リモートコントロ
ール装置4のトラックパッド部の断面模式図であり、
(a)は、トラックパッド部の押し下げ動作がない場
合、(b)は、トラックパッド部の押し下げ動作がある
場を示す。それぞれ、リモートコントロール筐体4a、
トラックパッド部41、実行スイッチ61、ボタン部6
1a、ガイド4b、バネ4cで構成する。(c)は、リ
モートコントロール装置4のトラックパッド部を上方か
ら見た透過模式図である。
【0069】トラックパッド部41は、例えば電磁誘導
方式、抵抗感圧方式、静電容量方式等に従った、内部構
造をしたものであり、実行スイッチ61は、例えばタク
トスイッチ等のようなもので、押し込むとカチッと音が
鳴り、押した手応えが感じられるものである。
【0070】トラックパッド部41の裏面と実行スイッ
チ61のボタン部61aは、トラックパッド部61の中
央部分で、ネジ止めあるいは接着剤等で、固定する。ト
ラックパッド部61の四隅には穴が穿設され、そこにリ
モートコントロール筐体4aと固定されたガイド4b
が、貫通している。ガイド4bはトラックパッド部41
上の任意の位置において押し下げ動作を行った場合、例
えば、実行スイッチ61近傍から離れたトラックパッド
部41の四隅において押し下げ動作を行った場合でも、
確実に実行スイッチ61からの信号を、後述するリモー
トコントロール装置4の制御部に供給できる。
【0071】実行スイッチ61のボタン部61aが平行
に押し下げられるようにするためのバネ4cは、トラッ
クパッド部41の裏側に、図4に示すように配置され押
し下げられたトラックパッド部41と実行スイッチ61
のボタン部61aが確実に元の高さまで戻るようにする
ための機能を備えている。
【0072】図5は、リモートコントロール装置4の構
成例を示すブロック図である。トラックパッド部41
は、ユーザーが触れている位置を検出するために、トラ
ックパッド部41の位置に応じた電圧を出力する電極が
トラックパッド部41のX軸方向及びY軸方向に設けら
れている。これにより、例えばトラックパッド部41を
指f等で触れることで、入力された位置情報は、電圧信
号としてA/D変換部54へ送信される。
【0073】A/D変換部54は、この電圧信号のレベ
ルをデジタルデータに変換し、X座標データ及びY座標
データからなる座標入力信号として、スイッチA53に
従って供給先の操作パケット生成部52もしくは、位置
座標パケット生成部51へ送信する。操作パケット生成
部52と位置座標パケット生成部51については、後述
する。
【0074】スイッチA53は、操作パケット生成部5
2と位置座標パケット生成部51の切り換えを行い、前
述したテレビキー44により、テレビ番組視聴モードが
選択されている場合は、端子aに接続し、前述したEP
Gキー46により、EPG表示モードが選択されている
場合は、端子bに接続する。同様に、スイッチB56
は、操作パケット生成部52と位置座標パケット生成部
51の切り換えを行い、前述したテレビキー44の操作
で、テレビ番組視聴モードが選択されている場合は、端
子aに接続し、EPGキー46の操作で、EPG表示モ
ードが選択されている場合は、端子bに接続する。ま
た、スイッチA53とスイッチB56の夫々端子a,b
は、連動して切り換え制御が行われる。
【0075】実行スイッチ61は、前述したリモートコ
ントロール装置4のトラックパッド部41の裏側に備え
付けられたもので、実行スイッチ61は、或る程度押し
下げられた時に、入力信号を制御部55へ送信する。
【0076】操作パケット生成部52は、テレビ番組視
聴モードおいて、前述したA/D変換部54からスイッ
チA53の端子aを介して送られてきた座標入力信号に
従って、操作機能の選択を行い、制御部55からスイッ
チB56の端子aを介して送られたトリガ信号により、
その機能の操作信号を送信部57へ供給する。例えば、
指fでトラックパッド部41のチャンネル切り換え印字
42、43の位置に触れ、そのまま押し下げ動作を行
い、実行スイッチ61のボタン部61aを押し下げる
と、チャンネル切り換えの機能が選択され、表示装置1
のチャンネルを切り換え、操作するデータをパケット化
し、データ送信部へ供給する。
【0077】位置座標パケット生成部51は、EPG表
示モードにおいて、前述したA/D変換部54からスイ
ッチA53の端子bを介して送られてきた座標入力信号
に従って、EPG画像6内のフォーカス位置を表わす位
置座標に変換する。そして、その位置座標データをパケ
ット化し、送信部57へ供給する。
【0078】実行パケット生成部50は、制御部55か
らスイッチB56の端子bを介してトリガ信号が送られ
てきた時に、実行信号をパケット化し、送信部57へ供
給する。また、実行信号は、表示装置1のアプリケーシ
ョン次第で、様々な実行命令を表わし、本実施例では、
例えば、EPG画像6内の番組の録画予約を実行する命
令であるが、番組の詳細データを閲覧する等の実行命令
でも構わない。
【0079】送信部57は、入力されたパケットをキャ
リア信号で変調し、信号に基づいて発光部58を駆動す
る。これにより、発光部58から制御データや、位置座
標データや実行操作データに基づいて、赤外光が送信さ
れる。
【0080】制御部55は、テレビキー44が操作され
た場合に、スイッチA53、スイッチB56を端子a
に、切り換える。そして、A/D変換部54からの座標
入力信号と実行スイッチ61からの入力信号を検出した
時に、操作パケット生成部52ヘトリガ信号を送信す
る。
【0081】EPGキー46が操作された場合に、スイ
ッチA53、スイッチB56を端子bに切り換える。そ
して、A/D変換部54からの座標入力信号と実行スイ
ッチ61からの入力信号を検出した場合は、実行パケッ
ト生成部50ヘトリガ信号を送信する。
【0082】操作概要 図6(a)、(b)、図7(a)、(b)は、リモート
コントロール装置4の操作による表示装置1の表示部2
の表示形態の一例を示す。図6(c)、(d)は、TV
番組視聴モードでのリモートコントロール装置4のトラ
ックパッド部41の操作及び、画面表示状態を表わし、
図7は、EPG表示モードでのトラックパッド部41の
操作及び、フォーカス移動状態と録画予約実行状態を示
している。
【0083】テレビキー44を操作することより、テレ
ビ番組視聴モードを選択している場合に、例えば、ま
ず、図6(a)のように表示装置1の表示部2は7チャ
ンネルのテレビ番組表示131となっている。そして図
6(c)のようにトラックパッド部41上のチャンネル
切り換えの印字43に指fで触れて、図6(d)のよう
にトラックパッド部41を矢印の方向に押し込む動作を
すると、表示部2は、図6(b)のように6チャンネル
のテレビ番組表示133となり、チャンネル切り換えが
できる。
【0084】また、同様に、トラックパッド部41上の
音量調整の印字47、48に触れ、押し込み動作をする
と、音量が調整できる。
【0085】EPGキー46を操作することにより、E
PG表示モードを選択している場合に、例えば、まず、
図7(c)のようにトラックパッド部41上の位置に指
fを触れると表示装置1の表示部2のEPG画面161
の左上隅(表示画面を正面から見て)の「ニュースX」
162がフォーカスされる。そして、親指等の指fをそ
のまま図7(d)のようにトラックパッド部41上の位
置にずらすと、その移動量と方向に応じて、図7(b)
のようにEPG画面161のフォーカスが移動する。更
に、指fをその侭図7(d)のようにトラックパッド部
41上の位置にずらすと、その移動量と方向に応じて、
図7(b)のようにEPG画面161のフォーカスが
「コントスペシャル」164の位置に移動し、図8
(b)のようにトラックパッド部41を押し込む動作を
すると、例えば、図8(a)のようにEPGのアプリケ
ーションと連動して録画予約165が実行される。
【0086】図9は、リモートコントロール装置4の制
御部55において、繰り返し行われている処理手順を示
すフローチャートである。まず、制御部55は、リモー
トコントロール装置4に備えられた何らかのキー操作が
為されたかを検出する(ステップS001)。制御部5
5は、テレビキー44に対する操作が為されたことを検
出した際(ステップS002)に、テレビ番組視聴モー
ドに切り換える。即ち、スイッチA53及びスイッチB
56を制御して、スイッチA53及びスイッチB56の
接続を端子aに切り換える(ステップS003)。ま
た、制御部55は、EPGキー46に対する操作が為さ
れたことを検出した際(ステップS002)、EPG表
示モードに切り換える。即ち、スイッチA53及びスイ
ッチB56を制御して、スイッチA53及びスイッチB
56の接続を端子bに切り換える(ステップS00
4)。
【0087】次に、制御部55は、トラックパッド部4
1の操作の検出を判断する(ステップS005)。即
ち、例えば指fがトラックパッド部41に触れているか
どうかで発生する座標入力信号の検出を判断する。座標
入力信号を検出しなければ、キー操作の検出処理(ステ
ップS001)に戻り、座標入力信号を検出した場合、
トラックパッド部41の押し込みによる実行命令信号か
どうかを判別する(ステップS006)。ここで、テレ
ビ番組視聴モードの時、座標入力信号は、機能を選択す
るために操作パケット生成部52へ送られ、EPG表示
モードの時、EPG画像内のフォーカス位置情報に変換
するために位置座標パケット生成部51へ送られる。
【0088】次に、実行命令信号を検出しなければ、キ
ー操作の検出処理(ステップS001)に戻り、実行命
令信号を検出した場合、スイッチB56を介し、実行パ
ケット生成部50へ、トリガ信号を送信する。この時、
操作パケット生成部52は、トリガ信号を検出した際
に、表示装置1を操作するパケットを生成する。また、
実行パケット生成部50は、トリガ信号を検出した際
に、EPG上で何らかの実行キーの役割を果たすパケッ
トを生成する。
【0089】以上の処理手順で、トラックパッドを実行
・決定操作手段と兼用させたリモートコントロール装置
4で、チャンネル切り換えと、EPG画像内のフォーカ
ス移動及び決定操作が可能となる。
【0090】このように、トラックパッドを可動ボタン
を介在させた実行手段(スイッチ手段)と兼用すること
により、可動ボタンを押し下げるというクリック感を維
持したトラックパッド操作と実行・決定操作の同時操作
ができるようになる。また、操作キーの数を増やすこと
なく減らすことで、簡便なリモートコントロール装置と
なり、ユーザーの操作性を向上することができる。
【0091】(実施例2)以下、実施例2について図面
を参照して詳細に説明する。
【0092】図10は、実施例2におけるリモートコン
トロール装置4の内部構造を表わし、それ以外の部分
は、実施例1の形態と同様である。
【0093】図10(a)、(b)は、リモートコント
ロール装置4のトラックパッド部分の断面模式図であ
り、リモートコントロール筐体190、トラックパッド
部191、実行スイッチ192、193、194、とボ
タン部192a、193a、194aで構成する。図1
0(c)は、リモートコントロール装置4のトラックパ
ッド部分を上面から見た透過模式図であり、トラックパ
ッド部191は、例えば電磁誘導方式、抵抗感圧方式、
静電容量方式等に従った、内部構造をしたものであり、
実行スイッチ192、193、194、192′、19
3′、194′、192″〜194″は、例えばタクト
スイッチ等のようなもので、押し込むとカチッと音が鳴
り、押した手応えが感じられるものである。本実施例に
おいては、トラックパッド部191の裏面と実行スイッ
チの192、193、194、192′、193′、1
94′、192″〜194″とボタン部は、9個所の位
置において、ネジ止めあるいは接着剤等で固定する。上
記9つの実行スイッチからの信号は、全て一個所に集め
られ、OR回路により出力される。これにより、トラッ
クパッド部191上の任意の位置において押し下げ動作
を行った場合でも、いずれかの実行スイッチのボタン部
が押し下げられるので、確実に実行スイッチからの信号
を前述したリモートコントロール装置の制御部55に供
給できる。
【0094】(実施例3)図11は、実施例3における
リモートコントロール装置4の構成の一例を示した平面
図である。本実施例3におけるリモートコントロール装
置4には、トラックパッド部4−10が搭載されている
点が特徴である。このトラックパッド部4−10は、電
磁誘導方式、あるいは抵抗感庄方式、あるいは静電容量
方式等によって、入力座標を読み取れるように構成され
ている。
【0095】図11において、4−1は電源キーで、押
下する毎にテレビ受像機1に電源ON/OFFの信号を
送信する。テレビ受像機1は、この信号を受けると現在
の電源状態と反対の状態にすることで電源のON/OF
Fが制御される。4−2及び4−3は音量調節キーでテ
レビ受像機1から出力される音量を制御する。4−4及
び4−5はチャンネル切り換えキーで、テレビ受像機1
に表示されるチャンネルを制御する。EPGを利用せず
シーケンシャルにチャンネルを切り換える時等に使用す
る。4−6は10(テン)キーで、EPGを利用せず、
直接チャンネル番号を入力してチャンネルを切り換える
時等に使用する。4−7はモード切り換えや、入力切り
換え等に使用するモードキー、4−8はメニュー表示や
決定動作等に使用するメニューキーである。4−9は後
述するスクロールモードで使用する補助キーで、このキ
ーが押された状態では、トラックパッド部4−10操作
時の処理が通常の場合と異なる。
【0096】以下、実施例3におけるリモートコントロ
ール装置及び表示装置表示装置制御システムの特徴とな
るスクロール機能に対応したトラックパッド付きリモー
トコントロール装置の操作について述べる。
【0097】図13に本実施例3におけるトラックパッ
ド部の操作状況を図示する。ユーザーは指fでトラック
パッド部4−10を触れることにより、リモコンの送信
部を介し、その入力信号がテレビ受像機1に送信され
る。ユーザーは、トラックパッド部4−10上の指fを
動かすことにより、テレビ受像機1に表示されているカ
ーソル等を操作することが出来る。
【0098】図13は、EPGがテレビ受像機1に表示
されている場合において、本実施例のリモートコントロ
ール装置を用いてEPG画面上のフォーカスを移動させ
所望の番組にカーソルを当てる為の操作状況を示す説明
図である。
【0099】EPG6が、テレビ受像機1に表示された
状態で、ユーザーはリモートコントロール装置4のトラ
ックパッド部4−10に指fを置く。リモートコントロ
ール装置4は、トラックパッド部4−10の位置座標
(x1,y1)を送信部を介してテレビ受像機1に送信
する。テレビ受像機1は、その制御部12の記憶媒体
に、リモートコントロール装置4のトラックパッド部4
−10の大きさを記憶している。そしてテレビ受像機1
は、そのトラックパッド部4−10の大きさ(x,y)
と自ら表示させているEPG6の大きさ(X,Y)とか
ら受信した位置座標(x1,y1)を自らの表示画面サ
イズの相対的な位置に変換する。即ち、テレビ受像機が
検知する相対的な座標(X1,Y1)は、 (X1,Y1)=((X/x)x1,(Y/y)y1) となる。EPG6で、この座標(X1,Y1)を含んで
いるのは番組131であり、テレビ受像機1はこの番組
にフォーカスを当てる。
【0100】ユーザーは、所望の番組がテレビ受像機1
に表示されているEPG内に存在する場合、この様にし
てトラックパッドを操作することによって所望の番組に
フォーカスを当てることが出来る。
【0101】もし、表示されているEPGに所望の番組
が存在しなかった場合は、EPG画面をスクロールさせ
なければならず、上述した方法では、所望の番組を選択
することが出来ない。
【0102】図14に本実施例3におけるリモートコン
トロール装置を用いてEPG画面をスクロールさせ、所
望の番組にカーソルを当てる為の操作及びその実現方法
を示す。
【0103】画面をスクロールさせる為には、図14に
示すように補助キー4−9を使用する。
【0104】補助キー4−9が押下されている状態での
トラックパッド部4−10の操作結果は、押下されてい
ない状態での操作結果と異なる。即ち、押下されている
状態ではトラックパッド部4−10はスクロール操作の
為に機能するスクロールモードとなる。
【0105】図15を用いてスクロールの制御方法を説
明する。テレビ受像機1に表示されたEPG6に所望の
番組が表示されていなかった時は、上述した補助キー4
−9を押下しながら、トラックパッド部4−10の中心
よりスクロールさせたい方向に指を当てる(図15
(b))。図15の例で言うと、表示されているEPG
6の更に右側の表示されていない部分を見たい時、リモ
ートコントロール装置4を用いてトラックパッド部4−
10の中心より右側に触れる。するとこの信号を受け取
ったテレビ受像機1は、EPGメモリ13に貯えてある
EPGデータより、画面に表示しているEPGをスクロ
ールさせるべく新しいものに置き換える。この様にして
EPG6は右方向にスクロールする。(画面としては左
に動く。)ここでは、横方向のスクロールを例に説明し
たが、縦方向、斜め方向のスクロールも同様である。
【0106】図15(c)は、図15(b)に記載され
ているトラックパッド部4−10の一部4−10−1に
注目したもので、本実施例の特徴であるスクロールを任
意のスピードに制御する手段を説明する為のものであ
る。本実施例では、スクロールはトラックパッド部4−
10の中心から離れた位置に触れるほど、その速度を上
げる。
【0107】また、スクロール中、効果音を出すこと
で、上述した従来例での課題であるトラックパッドの操
作感を向上させることが出来る。その効果音とはスクロ
ール静止の時は無音で、高速スクロールになればなるほ
ど高音の音が鳴るものである。この様にすることでユー
ザーはより感覚的にスクロールの操作を行うことが可能
となる。
【0108】上述した様に、スクロールの速度を調節す
ることで所望の番組を素早くテレビ受像機1に表示する
ことができ、更に表示できた後は、補助キー4−9を離
し、画面内でカーソルを移動させることにより所望の番
組を選択することが可能となる。
【0109】図16は、上述した本実施例におけるEP
Gを利用した番組選択までのユーザーの操作手順を示す
フローチャートである。
【0110】ステップS161は、テレビ受像機1に表
示中の画像がEPGであるかどうかを示している。もし
EPGが表示されていなければ、モードキー4−7(図
11参照)によりモードをEPG表示に切り換える(ス
テップS162)。EPG画面が表示されたものの、希
望の番組が画面内にない場合(ステップS163)、上
述した様に補助キー4−9とトラックパッド部4−10
を用いてEPG画面をスクロールさせ、希望の番組を画
面に表示させる(ステップS164)。一方、希望の番
組を表示させることが出来たら(ステップS163)、
スクロールモードを解除し、トラックパッド部4−10
を用いて、その番組にカーソルを当てる(ステップS1
65)。カーソルを当て、メニューキー4−8を押下す
る(図11)ことで動作が決定される(ステップS16
6)。
【0111】この決定される動作とは、例えばチャンネ
ル切り換え、番組詳細情報の表示、或いはテレビ受像機
1とネットワークで接続されたビデオテープレコーダ等
を利用した番組録画予約等である。
【0112】(実施例4)本発明に係る実施例4として
可動式トラックパッド付きリモートコントロール装置に
ついて述べる。テレビ受像機やシステムの構成等は、実
施例3と同様なので、以下実施例3と異なる部分につい
て説明する。
【0113】図17に本実施例4におけるリモートコン
トロール装置4の構成を示す。実施例3との違いは、ス
クロール処理に用いた補助キー4−9が省かれた点及び
トラックパッドに操作を受け付ける領域を示す操作有効
領域4−10−10の印刷が施されている点である。
【0114】本実施例4におけるトラックパッド付きリ
モートコントロール装置の特徴として、トラックパッド
部がスライドする点が挙げられる。従って上述した操作
有効領域4−10−10は、その内側のみが通常のトラ
ックパッドとして座標を検知する役割を担い、外側はト
ラックパッドとしての操作は無効であり、且つスライド
した際にリモートコントロール装置4の筐体に入り込ん
でしまう可能性のある領域である。この可動式トラック
パッドの構成を図18及び19を用いて説明する。
【0115】図18(a)は、リモートコントロール装
置4のトラックパッド部4−10の内部構造を説明する
為の模式的断面図である。181は、リモートコントロ
ール装置の筐体である。4−10は、トラックパッド部
で、図18(b)の様にユーザーの指fによって平行に
スライドさせることが出来る。
【0116】183、184はスイッチで、184の移
動量をスイッチ183で検出する。この移動量によって
後述するスクロールの速度が変わる。
【0117】185はバネで、押し込まれたトラックパ
ッド部4−10及びスイッチ184が確実に元の位置に
戻るようにする為の機能を有する。186は、スライド
動作の為の補助部品で、トラックパッド部4−10との
境界面は滑らかに滑り、スイッチ184やバネ185と
の境界面は固定されている。
【0118】図19は、リモートコントロール装置4の
トラックパッド部4−10を上面から見た透過模式図で
ある。181は、リモートコントロール装置の筐体であ
る。4−10はトラックパッド部全体で、その内4−1
0−1がユーザーが見ることが出来る領域、4−10−
10が上述した操作有効領域である。183は、スイッ
チで、上述したスイッチと同様である。このスイッチが
トラックパッド部4−10の周部4面にそれぞれ接して
いる。185はバネ、186はスライド用補助部品で図
18のそれらと同じである。
【0119】この様な可動式トラックパッドを用いるこ
とによりユーザーにトラックパッド部をスライドさせる
ことを可能にさせる。
【0120】以下本実施例4におけるスクロール操作方
法について述べる。
【0121】EPGをテレビ受像機1に表示する為のモ
ード切り変え方法は、実施例3と同様である。また表示
されているEPG内でカーソルを移動させる方法も基本
的に実施例3と同様である。異なる点は、トラックパッ
ド部に印刷されている操作有効領域のみトラックパッド
としての機能を果たすという点である。
【0122】図20に本実施例におけるEPG画面をス
クロールさせ、所望の番組にカーソルを当てる為の操作
及びその実現方法を示す。
【0123】画面をスクロールさせる為には、図20に
示すように指fで可動式トラックパッド部を所望の方向
にスライドさせる。スライドにより押されるスイッチ1
83a、及び183bは、その移動量を検知し、テレビ
受像機1に送信する。
【0124】この時送信するデータは、通常のトラック
パッド時とは異なり、スイッチが押されスクロールモー
ドに入ったこと、及び各スイッチの移動量である。
【0125】これらのデータを受信したテレビ受像機1
は、その移動量に相当した速度でEPG画面をスクロー
ルさせる。
【0126】ユーザーは、所望の番組が遠くにある時
は、トラックパッドを所望の番組の方向に大きく移動さ
せることにより、高速にスクロールさせることが出来
る。また近づくにつれ移動させたトラックパッドを徐々
に戻すことにより低速スクロールさせることが出来、所
望の番組を通過してしまうのを防ぐことが出来る。
【0127】この様にして所望の番組をテレビ受像機1
に表示させることが出来た後は、トラックパッドをスラ
イドさせることを止めてスクロールモードを解除し、通
常のカーソル移動で所望の番組にフォーカスを当てる。
【0128】以上詳述した様に、本発明に係るリモート
コントロール装置及び表示装置制御システムによれば、
ユーザーは以下の様な多大なメリットを受けることが出
来る。
【0129】<1>EPGをスクロールさせる際、従来
例に示したようにリモコンの一定方向のキーを押し続け
るといった操作におけるユーザーの負担を軽減させるこ
とが出来る。
【0130】<2>スクロール速度の調節が容易にな
る。
【0131】<3>トラックパッド部分を可動式にする
ことで、トラックパッド使用時の操作感を持たせること
が出来、操作ミスを減らすことが出来る。
【0132】<4>効果音を利用することでトラックパ
ッド使用時の操作感を持たせることが出来、操作ミスを
減らすことが出来る。
【0133】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
デジタル放送におけるEPGの様な大量のデータから所
望のものを選択する際、スクロール操作に係るキーを押
す回数、労力、時間等を大幅に軽減できると共に、トラ
ックパッド部分を可動式にしたことと、効果音を利用す
ることで、トラックパッドに手応えのある操作感を与
え、ユーザー自身が操作したことを実感でき、更にスク
ロール速度の調節が容易であり、素早く且つ快適に操作
でき、トラックパッド本来の機能と上述の機能の一体化
により、スムーズな操作環境を実現でき、且つリモート
コントロール装置の簡素化を図ることができ、操作性が
向上する。
【0134】従って、トラックパッドをよりユーザー・
フレンドリーなインターフェースとして提供でき、ユー
ザーにとってより一層利便性の高いものとなる、等々の
効果を呈する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1におけるリモートコントロール装置
及び表示装置制御システムの構成を示す説明図
【図2】 実施例1における表示装置の構成例を示すブ
ロック図
【図3】 図3(a)、(b)、(c)、(d)は、実
施例1における各種操作キーを有するトラックパッド付
きリモートコントロール装置の構成を示す平面図及び作
用説明図
【図4】 実施例1におけるリモートコントロール装置
のトラックパッド部の断面模式図、(a)は、トラック
パッド部の押し下げ動作がない場合、(b)は、トラッ
クパッド部の押し下げ動作がある場合、(c)は、リモ
ートコントロール装置のトラックパッド部を上方から見
た透過模式図
【図5】 実施例1におけるリモートコントロール装置
の要部構成例を示すブロック図
【図6】(a)、(b) 実施例1におけるTV番組視
聴モード時の表示形態の一例を示す説明図、(c)、
(d)は、TV番組視聴モードでのリモートコントロー
ル装置4のトラックパッド部41の操作状況を示す斜視
説明図
【図7】 図7(a)、(b)は、実施例1におけるE
PG表示モード時の表示形態の一例を示す説明図、
(c)、(d)は、EPG表示モードでのトラックパッ
ド部41の操作状況を示す斜視説明図
【図8】 図8(a)は、実施例1におけるEPGのア
プリケーションと連動して録画予約165が実行される
状況を示す説明図、(b)は、トラックパッド部41の
押し込み動作状況を示す斜視説明図
【図9】 実施例1におけるリモートコントロール装置
の制御部における処理手順の例を示すフローチャート
【図10】(a)、(b)、(c) 実施例2における
リモートコントロール装置4の内部構造を表わす断面模
式図及びトラックパッド部分を上方から見た透過模式図
【図11】 実施例3におけるリモートコントロール装
置の構成を示す平面図
【図12】 実施例3におけるリモートコントロール装
置のトラックパッド部をユーザーが操作する様子を示す
概要説明図
【図13】 実施例3におけるリモートコントロール装
置を用いてEPG画面上のフォーカスを移動させる操作
状況示す説明図
【図14】 実施例3におけるリモートコントロール装
置を用いてEPG画面をスクロールさせる操作状況を示
す説明図
【図15】(a)、(b)、(c) 実施例3における
リモートコントロール装置を用いてEPG画面のスクロ
ール速度を変化させる為の操作法を示す説明図
【図16】 実施例3におけるEPGを利用した番組選
択までのユーザー操作手順の例を示すフローチャート
【図17】 実施例3におけるリモートコントロール装
置の構成を示す平面図
【図18】 実施例4におけるリモートコントロール装
置の内部構造及び作用状況を示す模式的断面図
【図19】 実施例4におけるリモートコントロール装
置の内部構造を示す上方から見た透過模式図
【図20】 実施例4におけるリモートコントロール装
置を用いてEPG画面のスクロール速度を調節するユー
ザー操作の様子を示す概要説明図
【図21】 従来技術における一般的なEPG画面の一
例を示す説明図
【符号の説明】
1 表示装置 2 表示部 3 アンテナ 4 リモートコントロール装置(リモコン) 5 受信部 6 EPG画像 12 制御部 13 EPG用メモリ 15 表示合成部 16 デコード部 17 Demux 18 チューナー部 19 EPG描画制御部 41 トラックパッド部 42、43 チャンネル切り換えマーク 44 テレビキー 45 電源キー 46 EPGキー 47,48 音量調整マーク 50 実行パケット生成部 51 位置座標パケット生成部 52 操作パケット生成部 53 スイッチA 54 A/D変換部 55 制御部 56 スイッチB 57 送信部 58 発光部 61 実行スイッチ(実行手段、スイッチ手段) 61a ボタン部(可動手段、可動ボタン) 191 トラックパッド部 192〜194 実行スイッチ(実行手段、スイッチ手
段) 192a〜194a ボタン部(可動手段、可動ボタ
ン) 4−1 電源スイッチ(POWER) 4−2、4−3 音量調整マーク 4−4、4−5 チャンネル切り換えマーク 4−6 10(テン)キー 4−7 モードキー 4−8 メニューキー 4−9 補助キー 4−10 トラックパッド部 183 実行スイッチ(実行手段、スイッチ手段) 184 ボタン部(可動手段、可動ボタン) f 指
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/035 H04N 7/08 A H04Q 9/00 301 331 (72)発明者 福田 哲 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 柴宮 芳和 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 5B087 AA09 AB02 AB09 AE09 CC01 CC11 DD02 DG02 5C025 BA25 BA27 BA28 CA09 CB09 DA01 DA05 5C056 AA05 BA01 CA06 DA06 EA06 5C063 AB03 AC01 AC05 CA23 DA03 DA07 EB33 5K048 AA04 BA03 DB04 DC01 FB10 HA01 HA02

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トラックパッド部を具備すると共に、ト
    ラックパッド部の主動作に応じて従動作する可動手段を
    備え、前記トラックパッド部の押し込み、またはスライ
    ド動作に応じてスイッチング操作を行うスイッチ手段を
    有することを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ手段は、決定操作手段であ
    ることを特徴とする請求項1記載のリモートコントロー
    ル装置。
  3. 【請求項3】 前記トラックパッド部の裏側に前記可動
    手段を介してスイッチ手段を係合・重設したことを特徴
    とする請求項1記載のリモートコントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記トラックパッド部の周部に前記可動
    手段を介してスイッチ手段を係合・付設したことを特徴
    とする請求項1記載のリモートコントロール装置。
  5. 【請求項5】 可動手段を組み込んだスイッチ手段を、
    1または2以上複数設けたことを特徴とする請求項1記
    載のリモートコントロール装置。
  6. 【請求項6】 前記可動手段を組み込んだスイッチ手段
    を複数設けた場合、トラックパッド部の操作位置/操作
    方向に対応して係合する所定のスイッチ手段が連動する
    構成としたことを特徴とする請求項1記載のリモートコ
    ントロール装置。
  7. 【請求項7】 前記トラックパッド部は、多方向にスラ
    イドする機能を有することを特徴とする請求項1記載の
    リモートコントロール装置。
  8. 【請求項8】 前記トラックパッド部は、ユーザーが触
    れることで効果音を発することを特徴とする請求項1記
    載のリモートコントロール装置。
  9. 【請求項9】 表示装置とリモートコントロール装置と
    から成り、少なくとも2以上複数のモードを有する表示
    装置と、前記2以上複数のモードの切り換えをユーザー
    に操作させる手段と、前記表示装置にモードの切り換え
    を報知する手段とを具備することを特徴とする表示装置
    制御システム。
  10. 【請求項10】 前記2以上複数のモードは、EPG表
    示モードとテレビ番組視聴モードであって、 EPG表示モードとテレビ番組視聴モードを切り換える
    モード選択キーを有し、前記モード選択キーの操作に基
    づいて、前記EPG表示モードまたはテレビ番組視聴モ
    ードに切り換え、前記EPG表示モード時には、入力位
    置情報に基づく情報を送信信号として送信させ、前記テ
    レビ番組視聴モード時には、入力位置に基づく操作情報
    を送信信号として送信させる制御手段を備えたことを特
    徴とする請求項9記載の表示装置制御システム。
  11. 【請求項11】 前記2以上複数のモードは、前記トラ
    ックパッド部をスライドさせることにより切り替わるこ
    とを特徴とする請求項9または10記載の表示装置制御
    システム。
  12. 【請求項12】 前記EPG表示モード時に、前記トラ
    ックパッド部分の操作により、EPG画像内のフォーカ
    スを移動制御することを特徴とする請求項9記載の表示
    装置制御システム。
  13. 【請求項13】 前記テレビ番組視聴モード時に、前記
    トラックパッド部分の操作により、表示装置のチャンネ
    ルの切り換え及び音量調整制御を行うことを特徴とする
    請求項9記載の表示装置制御システム。
  14. 【請求項14】 リモートコントロール装置は、ユーザ
    ーの入力した位置情報を前記表示装置に送信し、前記表
    示装置は、受信した前記位置情報に基づき、表示画面の
    スクロール速度を変化させるスクロールモードを備えた
    ことを特徴とする表示装置制御システム。
  15. 【請求項15】 ユーザーによって前記スクロールモー
    ドが選択された場合は、前記リモートコントロール装置
    から位置情報を受信し、受信した位置情報を変換してス
    クロール速度の変化に対応させることを特徴とする請求
    項14記載の表示装置制御システム。
  16. 【請求項16】 前記スクロール速度の変化に応じて効
    果音の音程を変えることを特徴とする請求項14、また
    は15記載の表示装置制御システム。
  17. 【請求項17】 前記スクロールモードにおいて、前記
    リモートコントロール装置からスライドさせたトラック
    パッド部の移動量を受信し、スクロール速度の変化に対
    応させることを特徴とする請求項14記載の表示装置制
    御システム。
  18. 【請求項18】 少なくとも前記リモートコントロール
    装置から受信する位置情報の最大値と、前記リモートコ
    ントロール装置の操作対象となる表示可能領域の情報と
    を保持する記憶手段を備える表示装置制御システムであ
    って、 モード切り換えの際に、ユーザーの操作によってカーソ
    ル移動モードが選択された場合、前記受信した位置情報
    を、前記位置情報の最大値と、前記表示可能領域の情報
    から表示領域に対応する位置に変換してカーソルを表示
    させることを特徴とする表示装置制御システム。
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