JP2003347947A - 干渉除去装置および干渉除去方法 - Google Patents
干渉除去装置および干渉除去方法Info
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- JP2003347947A JP2003347947A JP2002152447A JP2002152447A JP2003347947A JP 2003347947 A JP2003347947 A JP 2003347947A JP 2002152447 A JP2002152447 A JP 2002152447A JP 2002152447 A JP2002152447 A JP 2002152447A JP 2003347947 A JP2003347947 A JP 2003347947A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 受信信号の干渉成分を除去するための行
列演算の演算量を縮小すること。 【解決手段】 遅延差判定部120は、作成された遅延
プロファイルにおいて、特定ユーザと他ユーザとの遅延
差が時間窓の窓幅以上であるか否かを判定し、特定ユー
ザとの遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザのパス位
置が特定ユーザのパス位置に近くなるように、遅延差が
大きいユーザの見かけ上の遅延量を算出する。パス位置
シフト部130は、特定ユーザとの遅延差が時間窓の窓
幅以上であるユーザのパス位置が算出された見かけ上の
遅延量の位置となるようにシフトして、特定ユーザとの
見かけ上の遅延差を短縮する。符号間干渉除去行列生成
部140は、パス位置がシフトされて得られた遅延プロ
ファイルに基づいて、ユーザ間の各シンボルに関する符
号間干渉成分を示す符号間干渉除去行列を生成する。
列演算の演算量を縮小すること。 【解決手段】 遅延差判定部120は、作成された遅延
プロファイルにおいて、特定ユーザと他ユーザとの遅延
差が時間窓の窓幅以上であるか否かを判定し、特定ユー
ザとの遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザのパス位
置が特定ユーザのパス位置に近くなるように、遅延差が
大きいユーザの見かけ上の遅延量を算出する。パス位置
シフト部130は、特定ユーザとの遅延差が時間窓の窓
幅以上であるユーザのパス位置が算出された見かけ上の
遅延量の位置となるようにシフトして、特定ユーザとの
見かけ上の遅延差を短縮する。符号間干渉除去行列生成
部140は、パス位置がシフトされて得られた遅延プロ
ファイルに基づいて、ユーザ間の各シンボルに関する符
号間干渉成分を示す符号間干渉除去行列を生成する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、干渉除去装置およ
び干渉除去方法に関し、特に、無線通信における受信信
号に対して、ジョイントディテクション(Joint Detect
ion:JD)による行列演算を行って干渉を除去する干
渉除去装置および干渉除去方法に関する。
び干渉除去方法に関し、特に、無線通信における受信信
号に対して、ジョイントディテクション(Joint Detect
ion:JD)による行列演算を行って干渉を除去する干
渉除去装置および干渉除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の干渉除去装置の構成の一
例を示すブロック図である。図4において、チャネル推
定部10は、受信信号から遅延プロファイルを作成し、
チャネル推定をする。受信信号には、処理の対象となる
特定ユーザからの信号の他に、他ユーザから送信された
信号が含まれている。したがって、遅延プロファイル
は、受信信号中に含まれるユーザごとに特有の既知信号
であるミッドアンブルが用いられることにより作成され
る。このとき、各ユーザからの信号に含まれるミッドア
ンブルに対応して、時間的な所定の単位である時間窓が
設定され、ユーザごとの遅延プロファイルが作成され
る。
例を示すブロック図である。図4において、チャネル推
定部10は、受信信号から遅延プロファイルを作成し、
チャネル推定をする。受信信号には、処理の対象となる
特定ユーザからの信号の他に、他ユーザから送信された
信号が含まれている。したがって、遅延プロファイル
は、受信信号中に含まれるユーザごとに特有の既知信号
であるミッドアンブルが用いられることにより作成され
る。このとき、各ユーザからの信号に含まれるミッドア
ンブルに対応して、時間的な所定の単位である時間窓が
設定され、ユーザごとの遅延プロファイルが作成され
る。
【0003】そして、パス判定部20は、上記のように
作成された遅延プロファイルにおいて、特定ユーザおよ
び他ユーザのそれぞれに対応するパスを判定する。この
とき、他ユーザに対応するパスの信号は、すべて干渉成
分となる。このパス判定の結果は、符号間干渉除去行列
生成部30、逆拡散部40、およびRAKE合成部50
へ出力される。
作成された遅延プロファイルにおいて、特定ユーザおよ
び他ユーザのそれぞれに対応するパスを判定する。この
とき、他ユーザに対応するパスの信号は、すべて干渉成
分となる。このパス判定の結果は、符号間干渉除去行列
生成部30、逆拡散部40、およびRAKE合成部50
へ出力される。
【0004】逆拡散部40では、パス判定部20による
パス判定の結果が用いられることにより、受信信号の逆
拡散が行われる。逆拡散されて得られた信号は、RAK
E合成部50によってRAKE合成される。
パス判定の結果が用いられることにより、受信信号の逆
拡散が行われる。逆拡散されて得られた信号は、RAK
E合成部50によってRAKE合成される。
【0005】一方、符号間干渉除去行列生成部30で
は、パス判定部20によるパス判定の結果から、ユーザ
間の各シンボルに関する符号間干渉成分を示す符号間干
渉除去行列が生成される。そして、行列演算部60によ
って、RAKE合成結果と符号間干渉除去行列とが用い
られ行列演算が行われ、特定ユーザに対する他ユーザの
信号成分が除去されることにより、復調シンボルが得ら
れる。このように干渉成分を除去するための行列演算を
ジョイントディテクション(JD)という。
は、パス判定部20によるパス判定の結果から、ユーザ
間の各シンボルに関する符号間干渉成分を示す符号間干
渉除去行列が生成される。そして、行列演算部60によ
って、RAKE合成結果と符号間干渉除去行列とが用い
られ行列演算が行われ、特定ユーザに対する他ユーザの
信号成分が除去されることにより、復調シンボルが得ら
れる。このように干渉成分を除去するための行列演算を
ジョイントディテクション(JD)という。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
干渉除去装置においては、遅延プロファイルを作成する
際に設定される時間窓を、想定される最大の遅延時間を
考慮に入れた大きさにする必要がある。JDにおける行
列演算の行列サイズは、時間窓の大きさに応じて変わる
ため、想定される最大の遅延時間が大きい場合には、J
Dの演算量が膨大になるという問題がある。
干渉除去装置においては、遅延プロファイルを作成する
際に設定される時間窓を、想定される最大の遅延時間を
考慮に入れた大きさにする必要がある。JDにおける行
列演算の行列サイズは、時間窓の大きさに応じて変わる
ため、想定される最大の遅延時間が大きい場合には、J
Dの演算量が膨大になるという問題がある。
【0007】本発明は、かかる点に鑑みてなされたもの
であり、受信信号の干渉成分を除去するための行列演算
の演算量を縮小することができる干渉除去装置および干
渉除去方法を提供することを目的とする。
であり、受信信号の干渉成分を除去するための行列演算
の演算量を縮小することができる干渉除去装置および干
渉除去方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の干渉除去装置
は、複数ユーザからの信号が含まれる受信信号の遅延プ
ロファイルを作成する作成手段と、作成された遅延プロ
ファイルに基づいて、前記複数ユーザからの信号のうち
特定ユーザからの信号との遅延差が所定の閾値以上であ
るユーザからの信号を検出する検出手段と、検出された
ユーザからの信号と前記特定ユーザからの信号との遅延
差を短縮する短縮手段と、遅延差が短縮されて得られた
信号を用いて行列演算をする演算手段と、を有する構成
を採る。
は、複数ユーザからの信号が含まれる受信信号の遅延プ
ロファイルを作成する作成手段と、作成された遅延プロ
ファイルに基づいて、前記複数ユーザからの信号のうち
特定ユーザからの信号との遅延差が所定の閾値以上であ
るユーザからの信号を検出する検出手段と、検出された
ユーザからの信号と前記特定ユーザからの信号との遅延
差を短縮する短縮手段と、遅延差が短縮されて得られた
信号を用いて行列演算をする演算手段と、を有する構成
を採る。
【0009】この構成によれば、作成された遅延プロフ
ァイルに基づいて、特定ユーザからの信号との遅延差が
所定の閾値以上であるユーザからの信号を検出し、その
ユーザからの信号と特定ユーザからの信号との遅延差を
短縮し、得られた信号を用いて行列演算をするため、受
信信号のうち行列演算の対象とする時間幅を小さくする
ことができ、行列サイズを縮小し、行列演算の演算量を
縮小することができる。
ァイルに基づいて、特定ユーザからの信号との遅延差が
所定の閾値以上であるユーザからの信号を検出し、その
ユーザからの信号と特定ユーザからの信号との遅延差を
短縮し、得られた信号を用いて行列演算をするため、受
信信号のうち行列演算の対象とする時間幅を小さくする
ことができ、行列サイズを縮小し、行列演算の演算量を
縮小することができる。
【0010】本発明の干渉除去装置は、前記短縮手段
は、作成された遅延プロファイルにおいて、検出された
ユーザからの信号のパス位置を変更する第1の変更手段
と、前記パス位置に対応するシンボル系列の位置を変更
する第2の変更手段と、を有する構成を採る。
は、作成された遅延プロファイルにおいて、検出された
ユーザからの信号のパス位置を変更する第1の変更手段
と、前記パス位置に対応するシンボル系列の位置を変更
する第2の変更手段と、を有する構成を採る。
【0011】この構成によれば、遅延プロファイルにお
いてパス位置を変更するとともに、パス位置に対応する
シンボル系列の位置を変更するため、パス位置とシンボ
ル系列の位置がずれることなく、正しく復調することが
できる。
いてパス位置を変更するとともに、パス位置に対応する
シンボル系列の位置を変更するため、パス位置とシンボ
ル系列の位置がずれることなく、正しく復調することが
できる。
【0012】本発明の干渉除去装置は、前記第2の変更
手段は、検出されたユーザからの信号のシンボル系列に
無効シンボルを付加する無効シンボル付加部と、無効シ
ンボルが付加されて得られたシンボル系列から余剰シン
ボルを分離する分離部と、を有する構成を採る。
手段は、検出されたユーザからの信号のシンボル系列に
無効シンボルを付加する無効シンボル付加部と、無効シ
ンボルが付加されて得られたシンボル系列から余剰シン
ボルを分離する分離部と、を有する構成を採る。
【0013】この構成によれば、シンボル系列に無効シ
ンボルを付加することにより、シンボル系列の位置を変
更するため、JDを用いて得られた復調データにおいて
異常な信号の出力を防ぐことができる。
ンボルを付加することにより、シンボル系列の位置を変
更するため、JDを用いて得られた復調データにおいて
異常な信号の出力を防ぐことができる。
【0014】本発明の干渉除去装置は、前記検出手段
は、前記複数ユーザからの信号のうち前記特定ユーザか
らの信号との遅延差がパス位置を検出するための時間窓
以上であるユーザからの信号を検出する構成を採る。
は、前記複数ユーザからの信号のうち前記特定ユーザか
らの信号との遅延差がパス位置を検出するための時間窓
以上であるユーザからの信号を検出する構成を採る。
【0015】この構成によれば、特定ユーザからの信号
との遅延差がパス位置を検出するための時間窓以上であ
るユーザからの信号を検出するため、特定ユーザとの遅
延差が大きいユーザを正確に検出することができる。
との遅延差がパス位置を検出するための時間窓以上であ
るユーザからの信号を検出するため、特定ユーザとの遅
延差が大きいユーザを正確に検出することができる。
【0016】本発明の干渉除去装置は、前記演算手段
は、ジョイントディテクション演算を行う構成を採る。
は、ジョイントディテクション演算を行う構成を採る。
【0017】この構成によれば、ジョイントディテクシ
ョン演算を行うため、より精度の高い復調データを得る
ことができる。
ョン演算を行うため、より精度の高い復調データを得る
ことができる。
【0018】本発明の基地局装置は、上記のいずれかに
記載の干渉除去装置を有する構成を採る。
記載の干渉除去装置を有する構成を採る。
【0019】この構成によれば、上記のいずれかに記載
の干渉除去装置と同様の作用効果を基地局装置において
実現することができる。
の干渉除去装置と同様の作用効果を基地局装置において
実現することができる。
【0020】本発明の移動局装置は、上記のいずれかに
記載の干渉除去装置を有する構成を採る。
記載の干渉除去装置を有する構成を採る。
【0021】この構成によれば、上記のいずれかに記載
の干渉除去装置と同様の作用効果を移動局装置において
実現することができる。
の干渉除去装置と同様の作用効果を移動局装置において
実現することができる。
【0022】本発明の干渉除去方法は、複数ユーザから
の信号が含まれる受信信号の遅延プロファイルを作成す
るステップと、作成した遅延プロファイルに基づいて、
前記複数ユーザからの信号のうち特定ユーザからの信号
との遅延差が所定の閾値以上であるユーザからの信号を
検出するステップと、検出したユーザからの信号と前記
特定ユーザからの信号との遅延差を短縮するステップ
と、遅延差が短縮されて得られた信号を用いて行列演算
をするステップと、を有するようにした。
の信号が含まれる受信信号の遅延プロファイルを作成す
るステップと、作成した遅延プロファイルに基づいて、
前記複数ユーザからの信号のうち特定ユーザからの信号
との遅延差が所定の閾値以上であるユーザからの信号を
検出するステップと、検出したユーザからの信号と前記
特定ユーザからの信号との遅延差を短縮するステップ
と、遅延差が短縮されて得られた信号を用いて行列演算
をするステップと、を有するようにした。
【0023】この方法によれば、作成された遅延プロフ
ァイルに基づいて、特定ユーザからの信号との遅延差が
所定の閾値以上であるユーザからの信号を検出し、その
ユーザからの信号と特定ユーザからの信号との遅延差を
短縮し、得られた信号を用いて行列演算をするため、受
信信号のうち行列演算の対象とする時間幅を小さくする
ことができ、行列サイズを縮小し、行列演算の演算量を
縮小することができる。
ァイルに基づいて、特定ユーザからの信号との遅延差が
所定の閾値以上であるユーザからの信号を検出し、その
ユーザからの信号と特定ユーザからの信号との遅延差を
短縮し、得られた信号を用いて行列演算をするため、受
信信号のうち行列演算の対象とする時間幅を小さくする
ことができ、行列サイズを縮小し、行列演算の演算量を
縮小することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、処理の対象とな
る特定ユーザからの信号との遅延差が大きい他ユーザか
らの信号の時間的な位置をシフトさせることにより、受
信信号に含まれるすべてのユーザからの信号間の時間差
を短縮し、干渉成分を除去する行列演算のための時間単
位を小さくすることである。
る特定ユーザからの信号との遅延差が大きい他ユーザか
らの信号の時間的な位置をシフトさせることにより、受
信信号に含まれるすべてのユーザからの信号間の時間差
を短縮し、干渉成分を除去する行列演算のための時間単
位を小さくすることである。
【0025】以下、本発明の一実施の形態について、図
面を参照して詳細に説明する。
面を参照して詳細に説明する。
【0026】図1は、本発明の一実施の形態に係る干渉
除去装置の構成を示すブロック図である。同図に示す干
渉除去装置は、チャネル推定部100、パス判定部11
0、遅延差判定部120、パス位置シフト部130、符
号間干渉除去行列生成部140、逆拡散部150、RA
KE合成部160、無効シンボル付加部170、余剰シ
ンボル分離部180、行列演算部190、および余剰シ
ンボル付加部200を有して構成されている。
除去装置の構成を示すブロック図である。同図に示す干
渉除去装置は、チャネル推定部100、パス判定部11
0、遅延差判定部120、パス位置シフト部130、符
号間干渉除去行列生成部140、逆拡散部150、RA
KE合成部160、無効シンボル付加部170、余剰シ
ンボル分離部180、行列演算部190、および余剰シ
ンボル付加部200を有して構成されている。
【0027】チャネル推定部100は、受信信号から遅
延プロファイルを作成し、チャネル推定をする。受信信
号には、処理の対象となる特定ユーザからの信号の他
に、他ユーザから送信された信号が含まれている。した
がって、遅延プロファイルは、受信信号中に含まれるユ
ーザごとに特有の既知信号であるミッドアンブルが用い
られることにより作成される。このとき、各ユーザから
の信号に含まれるミッドアンブルに対応して、時間的な
所定の単位である時間窓が設定され、ユーザごとの遅延
プロファイルが作成される。パス判定部110は、作成
された遅延プロファイルにおいて、特定ユーザおよび他
ユーザのそれぞれに対応するパス位置を判定する。この
とき、他ユーザに対応するパスの信号は、すべて干渉成
分となる。
延プロファイルを作成し、チャネル推定をする。受信信
号には、処理の対象となる特定ユーザからの信号の他
に、他ユーザから送信された信号が含まれている。した
がって、遅延プロファイルは、受信信号中に含まれるユ
ーザごとに特有の既知信号であるミッドアンブルが用い
られることにより作成される。このとき、各ユーザから
の信号に含まれるミッドアンブルに対応して、時間的な
所定の単位である時間窓が設定され、ユーザごとの遅延
プロファイルが作成される。パス判定部110は、作成
された遅延プロファイルにおいて、特定ユーザおよび他
ユーザのそれぞれに対応するパス位置を判定する。この
とき、他ユーザに対応するパスの信号は、すべて干渉成
分となる。
【0028】遅延差判定部120は、作成された遅延プ
ロファイルにおいて、特定ユーザと他ユーザとの遅延差
が時間窓の窓幅以上であるか否かを判定し、特定ユーザ
との遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザのパス位置
が特定ユーザのパス位置に近くなるように、遅延差が大
きいユーザの見かけ上の遅延量を算出する。見かけ上の
遅延量の算出方法については後述する。
ロファイルにおいて、特定ユーザと他ユーザとの遅延差
が時間窓の窓幅以上であるか否かを判定し、特定ユーザ
との遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザのパス位置
が特定ユーザのパス位置に近くなるように、遅延差が大
きいユーザの見かけ上の遅延量を算出する。見かけ上の
遅延量の算出方法については後述する。
【0029】パス位置シフト部130は、特定ユーザと
の遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザのパス位置が
算出された見かけ上の遅延量の位置となるようにシフト
して、特定ユーザとの見かけ上の遅延差を短縮する。符
号間干渉除去行列生成部140は、パス位置がシフトさ
れて得られた遅延プロファイルに基づいて、ユーザ間の
各シンボルに関する符号間干渉成分を示す符号間干渉除
去行列を生成する。
の遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザのパス位置が
算出された見かけ上の遅延量の位置となるようにシフト
して、特定ユーザとの見かけ上の遅延差を短縮する。符
号間干渉除去行列生成部140は、パス位置がシフトさ
れて得られた遅延プロファイルに基づいて、ユーザ間の
各シンボルに関する符号間干渉成分を示す符号間干渉除
去行列を生成する。
【0030】逆拡散部150は、パス判定部110によ
るパス判定の結果を用いて受信信号の逆拡散を行う。R
AKE合成部160は、パス判定部110によるパス判
定の結果を用いて逆拡散後の信号をRAKE合成する。
無効シンボル付加部170は、シンボル系列に無効なシ
ンボルである0を適宜付加することによりシフトして、
遅延差判定部120によって算出された見かけ上の遅延
量のパス位置とシンボル系列とを対応させる。余剰シン
ボル分離部180は、無効シンボル付加部170によっ
て0が付加されることにより余剰となった余剰シンボル
をシンボル系列から分離し、余剰シンボル付加部200
へ出力する。行列演算部190は、余剰シンボル分離部
180によって余剰シンボルが分離されて得られたシン
ボル系列と符号間干渉除去行列生成部140によって生
成された符号間干渉除去行列とを用いてJD演算を行
う。余剰シンボル付加部200は、JD演算結果に余剰
シンボル分離部180によって分離された余剰シンボル
を付加し、復調シンボルを出力する。
るパス判定の結果を用いて受信信号の逆拡散を行う。R
AKE合成部160は、パス判定部110によるパス判
定の結果を用いて逆拡散後の信号をRAKE合成する。
無効シンボル付加部170は、シンボル系列に無効なシ
ンボルである0を適宜付加することによりシフトして、
遅延差判定部120によって算出された見かけ上の遅延
量のパス位置とシンボル系列とを対応させる。余剰シン
ボル分離部180は、無効シンボル付加部170によっ
て0が付加されることにより余剰となった余剰シンボル
をシンボル系列から分離し、余剰シンボル付加部200
へ出力する。行列演算部190は、余剰シンボル分離部
180によって余剰シンボルが分離されて得られたシン
ボル系列と符号間干渉除去行列生成部140によって生
成された符号間干渉除去行列とを用いてJD演算を行
う。余剰シンボル付加部200は、JD演算結果に余剰
シンボル分離部180によって分離された余剰シンボル
を付加し、復調シンボルを出力する。
【0031】次いで、上記のように構成された干渉除去
装置の動作について、図2および図3を用いて説明す
る。
装置の動作について、図2および図3を用いて説明す
る。
【0032】図2は、遅延差判定部120の動作を示す
フロー図であり、図3は、見かけ上の遅延量算出および
パス位置のシフトの動作を説明するための図である。
フロー図であり、図3は、見かけ上の遅延量算出および
パス位置のシフトの動作を説明するための図である。
【0033】ここでは、ユーザAを特定ユーザとし、ユ
ーザAによって受信された受信信号には、他ユーザであ
るユーザBからの信号が干渉成分として含まれているも
のとする。
ーザAによって受信された受信信号には、他ユーザであ
るユーザBからの信号が干渉成分として含まれているも
のとする。
【0034】まず、チャネル推定部100によって、ユ
ーザAおよびユーザBの遅延プロファイルが作成され
る。この遅延プロファイルは、時間窓の窓幅Wを単位と
して作成される。そして、パス判定部110によって、
ユーザAに関しては遅延量τAの位置にパスが検出さ
れ、ユーザBに関しては遅延量τBの位置にパスが検出
される。
ーザAおよびユーザBの遅延プロファイルが作成され
る。この遅延プロファイルは、時間窓の窓幅Wを単位と
して作成される。そして、パス判定部110によって、
ユーザAに関しては遅延量τAの位置にパスが検出さ
れ、ユーザBに関しては遅延量τBの位置にパスが検出
される。
【0035】そして、遅延差判定部120によって、τ
BとτAの遅延差ηが算出される(ST1000)。算出
された遅延差ηは時間窓の窓幅Wと比較される(ST1
100)。この比較の結果、遅延差ηが窓幅Wより大き
い場合は、ユーザBのパス位置をシフトさせるチップ数
Nが、以下の式(1)によって計算される。
BとτAの遅延差ηが算出される(ST1000)。算出
された遅延差ηは時間窓の窓幅Wと比較される(ST1
100)。この比較の結果、遅延差ηが窓幅Wより大き
い場合は、ユーザBのパス位置をシフトさせるチップ数
Nが、以下の式(1)によって計算される。
【0036】N=[η/Q] ・・・(1)
ただし、[x]はxの整数部分を表し、QはユーザBか
らの信号の拡散符号長である。そして、遅延差判定部1
20によって、ユーザBの遅延量τBからNQ(すなわ
ち、ユーザBのパス位置をシフトさせるチップ数Nを符
号長に変換した値)が差し引かれることにより見かけ上
の遅延量τB’が算出される(ST1200)。算出さ
れた見かけ上の遅延量τB’は、パス位置シフト部13
0、無効シンボル付加部170、および余剰シンボル付
加部200へ出力される。そして、パス位置シフト部1
30によって、図3に示すユーザB’の位置にユーザB
のパス位置がシフトされて保存される(ST130
0)。上記の式(1)を用いて、ユーザBのパス位置を
シフトさせるチップ数Nを算出することで、ユーザA
(特定ユーザ)とユーザBとのパス位置の差は最小とな
る。
らの信号の拡散符号長である。そして、遅延差判定部1
20によって、ユーザBの遅延量τBからNQ(すなわ
ち、ユーザBのパス位置をシフトさせるチップ数Nを符
号長に変換した値)が差し引かれることにより見かけ上
の遅延量τB’が算出される(ST1200)。算出さ
れた見かけ上の遅延量τB’は、パス位置シフト部13
0、無効シンボル付加部170、および余剰シンボル付
加部200へ出力される。そして、パス位置シフト部1
30によって、図3に示すユーザB’の位置にユーザB
のパス位置がシフトされて保存される(ST130
0)。上記の式(1)を用いて、ユーザBのパス位置を
シフトさせるチップ数Nを算出することで、ユーザA
(特定ユーザ)とユーザBとのパス位置の差は最小とな
る。
【0037】そして、符号間干渉除去行列生成部140
によって、ユーザBのパス位置が見かけ上の遅延量
τB’である状態の遅延プロファイルが用いられること
により、符号間干渉除去行列が生成される。生成された
符号間干渉除去行列は、行列演算部190へ出力され
る。
によって、ユーザBのパス位置が見かけ上の遅延量
τB’である状態の遅延プロファイルが用いられること
により、符号間干渉除去行列が生成される。生成された
符号間干渉除去行列は、行列演算部190へ出力され
る。
【0038】また、無効シンボル付加部170によっ
て、ユーザBからの信号に含まれるシンボルのうち、ユ
ーザBの遅延量τBの位置に対応するシンボル系列が見
かけ上の遅延量τB’にシフトされるように0が付加さ
れる。そして、余剰シンボル分離部180によって、0
が付加されることによって余剰となった余剰シンボルが
シンボル系列から分離され、分離された余剰シンボル
は、余剰シンボル付加部200へ出力され、得られたシ
ンボル系列は、行列演算部190へ出力される。
て、ユーザBからの信号に含まれるシンボルのうち、ユ
ーザBの遅延量τBの位置に対応するシンボル系列が見
かけ上の遅延量τB’にシフトされるように0が付加さ
れる。そして、余剰シンボル分離部180によって、0
が付加されることによって余剰となった余剰シンボルが
シンボル系列から分離され、分離された余剰シンボル
は、余剰シンボル付加部200へ出力され、得られたシ
ンボル系列は、行列演算部190へ出力される。
【0039】そして、行列演算部190によって、符号
間干渉除去行列と余剰シンボル分離部180から出力さ
れたシンボル系列とが用いられ、JD演算が行われ、干
渉成分(すなわち、ユーザBからの信号成分)が除去さ
れる。このとき、特定ユーザからの信号と干渉成分との
時間差が小さいため、JD演算の演算単位となる時間幅
を小さくすることができ、JD演算に用いられる行列サ
イズを小さくすることができる。そして、干渉成分が除
去されて得られたシンボル系列は、余剰シンボル付加部
200によって、無効シンボルが付加されることにより
余剰となって分離された余剰シンボルが付加され、復調
シンボルが得られる。
間干渉除去行列と余剰シンボル分離部180から出力さ
れたシンボル系列とが用いられ、JD演算が行われ、干
渉成分(すなわち、ユーザBからの信号成分)が除去さ
れる。このとき、特定ユーザからの信号と干渉成分との
時間差が小さいため、JD演算の演算単位となる時間幅
を小さくすることができ、JD演算に用いられる行列サ
イズを小さくすることができる。そして、干渉成分が除
去されて得られたシンボル系列は、余剰シンボル付加部
200によって、無効シンボルが付加されることにより
余剰となって分離された余剰シンボルが付加され、復調
シンボルが得られる。
【0040】このように、本実施の形態の干渉除去装置
によれば、特定ユーザのパス位置と干渉成分となる他ユ
ーザからの信号のパス位置とが大きく離れている場合
は、他ユーザからの信号の見かけ上のパス位置を特定ユ
ーザのパス位置に近づけることにより、JD演算に用い
られる行列サイズを小さくすることができ、行列演算の
演算量を縮小することができる。
によれば、特定ユーザのパス位置と干渉成分となる他ユ
ーザからの信号のパス位置とが大きく離れている場合
は、他ユーザからの信号の見かけ上のパス位置を特定ユ
ーザのパス位置に近づけることにより、JD演算に用い
られる行列サイズを小さくすることができ、行列演算の
演算量を縮小することができる。
【0041】なお、上記実施の形態においては、特定ユ
ーザとの遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザをパス
位置のシフト対象としたが、本発明はこれに限定され
ず、例えば特定ユーザとの遅延差を所定の閾値と比較
し、遅延差が所定の閾値より大きければそのユーザをパ
ス位置のシフト対象とするようにしても良い。
ーザとの遅延差が時間窓の窓幅以上であるユーザをパス
位置のシフト対象としたが、本発明はこれに限定され
ず、例えば特定ユーザとの遅延差を所定の閾値と比較
し、遅延差が所定の閾値より大きければそのユーザをパ
ス位置のシフト対象とするようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信信号の干渉成分を除去するための行列演算の演算量
を縮小することができる。
受信信号の干渉成分を除去するための行列演算の演算量
を縮小することができる。
【図1】本発明の一実施の形態に係る干渉除去装置の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図2】本実施の形態に係る遅延差判定部の動作を示す
フロー図
フロー図
【図3】本実施の形態に係る干渉除去装置の動作を説明
する図
する図
【図4】従来の干渉除去装置の構成の一例を示すブロッ
ク図
ク図
120 遅延差判定部
130 パス位置シフト部
140 符号間干渉除去行列生成部
170 無効シンボル付加部
180 余剰シンボル分離部
190 行列演算部
200 余剰シンボル付加部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 中 勝義
神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1
号 松下通信工業株式会社内
Fターム(参考) 5K022 EE02 EE14 EE35
5K052 AA01 BB02 DD04 FF31
5K067 AA02 AA03 AA24 BB04 CC10
EE02 EE10
Claims (8)
- 【請求項1】 複数ユーザからの信号が含まれる受信信
号の遅延プロファイルを作成する作成手段と、 作成された遅延プロファイルに基づいて、前記複数ユー
ザからの信号のうち特定ユーザからの信号との遅延差が
所定の閾値以上であるユーザからの信号を検出する検出
手段と、 検出されたユーザからの信号と前記特定ユーザからの信
号との遅延差を短縮する短縮手段と、 遅延差が短縮されて得られた信号を用いて行列演算をす
る演算手段と、 を有することを特徴とする干渉除去装置。 - 【請求項2】 前記短縮手段は、 作成された遅延プロファイルにおいて、検出されたユー
ザからの信号のパス位置を変更する第1の変更手段と、 前記パス位置に対応するシンボル系列の位置を変更する
第2の変更手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の干渉除去装
置。 - 【請求項3】 前記第2の変更手段は、 検出されたユーザからの信号のシンボル系列に無効シン
ボルを付加する無効シンボル付加部と、 無効シンボルが付加されて得られたシンボル系列から余
剰シンボルを分離する分離部と、 を有することを特徴とする請求項2記載の干渉除去装
置。 - 【請求項4】 前記検出手段は、 前記複数ユーザからの信号のうち前記特定ユーザからの
信号との遅延差がパス位置を検出するための時間窓以上
であるユーザからの信号を検出することを特徴とする請
求項1記載の干渉除去装置。 - 【請求項5】 前記演算手段は、 ジョイントディテクション演算を行うことを特徴とする
請求項1記載の干渉除去装置。 - 【請求項6】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
の干渉除去装置を有することを特徴とする基地局装置。 - 【請求項7】 請求項1から請求項5のいずれかに記載
の干渉除去装置を有することを特徴とする移動局装置。 - 【請求項8】 複数ユーザからの信号が含まれる受信信
号の遅延プロファイルを作成するステップと、 作成した遅延プロファイルに基づいて、前記複数ユーザ
からの信号のうち特定ユーザからの信号との遅延差が所
定の閾値以上であるユーザからの信号を検出するステッ
プと、 検出したユーザからの信号と前記特定ユーザからの信号
との遅延差を短縮するステップと、 遅延差が短縮されて得られた信号を用いて行列演算をす
るステップと、 を有することを特徴とする干渉除去方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152447A JP2003347947A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 干渉除去装置および干渉除去方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002152447A JP2003347947A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 干渉除去装置および干渉除去方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003347947A true JP2003347947A (ja) | 2003-12-05 |
Family
ID=29769780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002152447A Pending JP2003347947A (ja) | 2002-05-27 | 2002-05-27 | 干渉除去装置および干渉除去方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003347947A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008001457A1 (en) | 2006-06-30 | 2008-01-03 | Fujitsu Limited | Digital mobile communication system and its transmission/reception method |
-
2002
- 2002-05-27 JP JP2002152447A patent/JP2003347947A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008001457A1 (en) | 2006-06-30 | 2008-01-03 | Fujitsu Limited | Digital mobile communication system and its transmission/reception method |
US8842748B2 (en) | 2006-06-30 | 2014-09-23 | Fujitsu Limited | Digital mobile communication system and transmission/reception method thereof |
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A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050324 |
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