JP4905355B2 - スペクトラム拡散受信機における干渉の除去 - Google Patents

スペクトラム拡散受信機における干渉の除去 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、無線通信システムに関し、特に、スペクトラム拡散受信機においてコヒーレント干渉源によってもたらされる干渉を除去する方法および装置に関する。
広帯域符号分割多重アクセス(W−CDMA)システムのような無線通信システムにおいては、種々のチャネルが一緒に多重化され、単一の周波数チャネル上で送信される。同時に同期チャネルのような種々の他のチャネルが、共通の無線リンクを介して送信される。これらのチャネルは、ある送信条件下で互いに干渉を引き起こす可能性がある。例えば、同期チャネルが他の物理チャネルに直交するように制約されていないので、同期チャネルは、他のチャネルにコヒーレントな干渉をもたらす可能性がある。
スペクトラム拡散方式におけるチャネル間干渉を簡単かつ効果的な方法で低減する方法を提供することが望ましいであろう。
既知の干渉低減方法および装置における1または2以上の問題を改善または克服する、スペクトラム拡散システムにおけるチャネル間干渉を低減する方法および装置を提供することも望ましいであろう。
本発明の一態様は、スペクトラム拡散受信機においてコヒーレント干渉源によって誘発された干渉を除去する方法を提供するものであり、この方法は、
第1のスペクトラム拡散物理チャネル上のシンボルにおける、コヒーレント干渉源によって誘発された第1の干渉値を定量化するステップと、
第2のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルにおける、コヒーレント干渉源によって誘発された第2の干渉値を、第1の干渉値から算出するステップと、
第2の干渉値から得られた補正値を、第2のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルに適用するステップと、
コヒーレント干渉源と第1のスペクトラム拡散チャネル上で受信されたシンボルとの間の第1の相互相関を決定するステップと、
第1の相互相関から倍数を導出し、第1のスペクトラム拡散チャネルからシンボル電力の推定値を導出するステップと、
コヒーレント干渉源と第2のスペクトラム拡散チャネル上で受信されたシンボルとの間の第2の相互相関を決定するステップと、
第2の相互相関に倍数を適用することにより、スケーリングされた第2の相互相関を導出するステップと、
第2のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルに、スケーリングされた相互相関を適用するステップと、
を有する。
またこの方法は、第1のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルの電力が所定のしきい値を越えない場合に、第2のスペクトラム拡散チャネル上の引き続くシンボルに適用するために、スケーリングされた相互相関値をバッファに格納するステップを含んでいてもよい。
またこの方法は、無線リンクごとに第1の相互相関値を1度だけ決定するステップを含んでいてもよい。
またこの方法は、無線リンクごとに1度だけ、または第2のスペクトラム拡散受信機チャネルに関連づけられたチャネル化符号が変化したときに、第2の相互相関値を決定するステップを含んでいてもよい。
好都合に、スペクトラム拡散受信機はW−CDMA受信機であってもよい。
コヒーレント干渉源は、W−CDMAシステムにおける同期チャネルSCHのような共通制御チャネル上で送信されたシンボルであってもよい。
第2のスペクトラム拡散チャネルは、ダウンリンク個別物理チャネルであってもよい。この場合、第2のスペクトラム拡散チャネルは、W−CDMAシステムにおける個別物理チャネルDPCHであってもよい。
第1のスペクトラム拡散チャネルは、W−CDMAシステムにおけるプライマリ共通制御物理チャネルP−CCPCHのような共通制御チャネルであってもよく、プライマリ共通制御物理チャネルP−CCPCHは、同期チャネルSCH上でのシンボルの送信中にはシンボルを送信しない。
1つまたは2以上の実施形態において、第1のスペクトラム拡散チャネル(例えばP−CCPCH)からのシンボル電力の推定値は、同期チャネルSCH上で送信されたシンボルと一時的にオーバーラップする第1のスペクトラム拡散物理チャネル上で誘発されたシンボルから決定されてもよい。
あるいは第1のスペクトラム拡散チャネルは、W−CDMAシステムにおける共通パイロットチャネルCPICHであってもよく、共通パイロットチャネルCPICHは、同期チャネルSCH上でのシンボルの送信中にシンボルを送信する。
他の実施形態において第1のスペクトラム拡散チャネル(例えばCPICH)からのシンボル電力の推定値は、同期チャネルSCH上で送信されたシンボルに一時的に隣接する第1のスペクトラム拡散チャネル上の1または2以上のシンボルから決定されてもよい。
本発明の他の態様は、上で説明した方法を適用することにより、スペクトラム拡散受信機においてコヒーレント干渉源により誘発された干渉を除去する干渉信号処理モジュールを提供する。
以下の説明は、本発明の種々の特徴についてより詳細に言及している。本発明の理解を容易にするために、スペクトラム拡散受信機においてコヒーレント干渉源により誘発された干渉を除去する方法および装置が好ましい実施形態において示されている、添付の図面を参照して説明する。しかしながら、図面に示されているような好ましい実施形態に本発明が限定されないことは、当然に理解されるであろう。
W−CDMAダウンリンクは、1つまたは2以上のダウンリンク個別物理チャネル、1つの共有チャネル、および5つの共通制御チャネルを含んでいる、すなわちそれらは、ダウンリンク個別物理チャネル(Downlink Dedicated Physical Channel)(DPCH)、物理ダウンリンク共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel)(DSCH)、プライマリ及びセカンダリ共通パイロットチャネル(Primary and Secondary Common Pilot Channel)(CPICH)、プライマリ及びセカンダリ共通制御チャネル(Primary and Secondary Common Control Channel)(CCPCH)、及び同期チャネル(Synchronaization Channel)(SCH)である。DPCHは、制御及びデータ情報を含んでいる。W−CDMA受信機を同期させるために、基地局は、あらかじめ定義されたシンボル系列を有するCPICHを送信する。SCHはセル探索に使用され、2つのサブチャンネルすなわちプライマリ及びセカンダリ同期チャネルからなる。SCHは他のチャネルに対して非直交であり、各スロットの最初の256チップまたはシンボル中に切り替えられるだけである。プライマリCCPCH(Primary CCPCH)(P−CCPCH)は、報知チャネル(Broadcast Chanel)(BCH)を運ぶために使用される固定レートのダウンリンク物理チャネルである。P−CCPCHは、各スロットの最初の256チップの間は送信されない。
図1で理解できるように、W−CDMA受信機は、P−CCPCH処理モジュール10とDPCH処理モジュール12とを含んでいる。これらのモジュールの各々は、UE(ユーザ装置(user equipment))フロントエンド14から入力を受信する。フロントエンド14は、通常、UEによって受信されたアナログ信号をデジタル信号に変換するために、アナログ処理、サンプリング及び変換モジュール(不図示)を含んでいる。P−CCPCH処理モジュール10は、スクランブリング符号(scrambling code)及び事前に定義されたチャネル化符号(channelization code)を使用して、デジタル化された信号を復調する。DPCH処理モジュール12は、対応するDPCHチャネルのスクランブリング符号及びチャネル化符号を使用して、デジタル化された信号を復調する。
強信号条件では、他のWCDMAダウンリンクチャネルのSCHに引き起こされた干渉が著しくなる。DPCHチャネルにおけるこの干渉の除去を可能にするために、P−CCPCH処理モジュール10は干渉信号処理モジュール16を含んでおり、干渉信号処理モジュール16は、DCHトランスポートモジュール20にDPCH処理モジュール12を相互接続する干渉キャンセラモジュール18と協働する。
干渉信号処理モジュール16のさらに詳細な図が、図2において図式的な形態で示されている。この図から分かるように、干渉信号処理モジュール16は、P−CCPCHとSCHとの間の相互相関値とさらにDPCHとSCHとの間の相互相関値を決定する相互相関モジュール30を含んでいる。シンボル電力測定モジュール32は、SCH送信と一時的にオーバーラップするP−CCPCHで検出された1または複数の複素シンボルの電力を測定する。上で説明したように、P−CCPCHは、各スロットの最初の256チップの間は送信されない。その代り、プライマリ及びセカンダリSCHが、この期間中に送信される。したがって、SCH送信と一時的にオーバーラップするP−CPCHの1または複数の複素シンボルは、SCHによりP−CCPCHで誘発された不要な干渉によって引き起こされる。
モジュール30,32のアーキテクチャ及び動作は、従来のW−CDMA受信機の設計からよく知られている。モジュール30によって決定された相互相関値、及びモジュール32からの電力測定値は、干渉キャンセラモジュール18により、DPCH処理モジュール12によって出力されたシンボルに適用される補正値を決定するために使用されるしきい値処理・干渉器スケーリング(thresholding and interferer scaling)モジュール34に入力される。
ここで図3を参照して、干渉信号処理モジュール16の動作を説明する。ステップ40において、P−CCPCH電力測定モジュール32は、P−CCPCH処理モジュール10によってUEフロントエンド14から復調された、直交するI及びQのP−CCPCHシンボルの電力の推定値を算出する。P−CCPCHフレームにおける各スロットの第1のシンボルのみが処理に使用される。各シンボルのパワー推定値SPは、SP=I2+Q2にしたがって算出される。
ステップ42において、しきい値処理・干渉器スケーリングモジュール34は、測定されたシンボル電力が所定のしきい値よりも大きいかどうかを判定する。もし大きい場合には、相互相関測定モジュール30は、ステップ44において、3GPP 25.213で定義されるようにチャネル化符号“1”を乗算されたスクランブリング符号と送信されたSCHパターンとの間の相互相関を算出するように動作する。相互相関は、無線フレームごとに算出された15組の直交I及びQ相互相関を有するスロットに対し、直交するI及びQ成分ごとに算出される。この計算は、無線リンク当たり1度だけ行われる。
SCH送信中の、直交I及びQシンボルでのP−CCPCHとSCH送信されたパターンとの間の相互相関を表すCP[1]からCP[15]までの結果として得られる相互相関値が算出され、無線リンクが解放されるまでフレームバッファに格納される。
ステップ46において、UEによって受信された各DPCHチャネルに対して、相互相関測定モジュール30は、各スロットごとに、対応するDPCHのチャネル化符号が乗算されたスクランブリング符号と送信されたSCHパターンとの間の相互相関値CD1〜CDNの直交I及びQ成分も算出する。無線フレームのスロットごとの相互相関値の数Nは、DPCHの拡散率(spreading factor)に依存し、ここでNはN=256/DPCH_SFとして算出され、ここでDPCH_SFはDPCHの拡散率である。ステップ46において相互相関モジュール30によって計算された相互相関値は、スロットごとに、DPCHについて無線フレーム当たり15*N個の相互相関を有するものとして算出される。ステップ46からの相互相関測定モジュール30の出力は、CD[I,J]になる。ここでIは、1から15(1から15のスロットに対応する)までの値を有し、Jは、1からN(スロットごとの相互相関の数に対応する)までの値を有する。これらの値は、無線リンクが解放されるまで、またはDPCHチャネル化符号が変化するまで、フレームバッファに格納される。そのような場合、これらの値は相互相関測定モジュール30によって再計算される。
ステップ48において、しきい値処理・干渉器スケーリングモジュール34は、ステップ44で算出されて格納されているP−CCPCH/SCH相互相関値CP[I]から、及びステップ40で算出された現在のシンボル電力SPから、現在のスロットIに対する倍率(scaling factor)を算出するように動作する、ここで倍率Fは、F=sqrt(SP/CP[I])によって与えられる。倍率Fは、スロットごとに1度だけ計算される。
ステップ50において、しきい値処理・干渉器スケーリングモジュール34は、スロットごとに2つの入力、すなわちステップ48で決定された倍率Fと現在のスロットIに対してステップ46から決定され格納されているDPCH/SCH相互相関値CD[I,1]〜CD[I,N]とをとる。各相互相関の各成分は、倍率Fを用いてスケーリング(拡大縮小)され、次式にしたがって、スケーリングされた相互相関値SDが算出される。
SD1_I=F*CD_I[I,1]
SD1_Q=F*CD_Q[I,1]
SDN_I=F*CD_I[I,N]
SDN_Q=F*CD_Q[I,N]
直交I及びQ成分の形態であるSD1〜SDNの値は、しきい値処理・干渉器スケーリングモジュール34によって干渉キャンセラモジュール18に出力される。出力のレートは、スロット当たり、直交I及びQ成分のN個のシンボルである。
ステップ50で算出されたスケールリングされた相互相関値も、ステップ52において、フレームバッファに格納される。これらの値は、推定されたシンボル電力SPがステップ42で上記の所定のしきい値より低いと判定された場合には、ステップ54において、引き続くフレーム中においてフレームバッファから読み出される。
ステップ50で算出されスケーリングされた相互相関値は、次に、SCHによって誘発された干渉を除去するために、SCH送信と一時的にオーバーラップするスロット中のDPCHシンボルに適用される。干渉キャンセラモジュール18は、3つの入力、すなわち、SCH送信に対してオーバーラップするスロットからのDPCHシンボルと、ステップ50で算出されスケーリングされた相互相関値と、W−CDMA受信機の上位レイヤから利用可能なタイミングパラメータであるフレームオフセット(Frame Offset)FOとを使用する。この例では、フレームオフセットFOは、256個のシステムチップの倍数として規定されている。P−CCPCHとDPCHとの間のタイミングであって、これらの2つのチャネルの各々におけるスロット間のフレームオフセットを示すタイミングの一例が、図4に示されている。
(SCH送信に対応する)P−CCPCHの第1のシンボルと一時的にオーバーラップするS1からSNまでのDPCHシンボルは、次式にしたがって、干渉キャンセラモジュール18により処理される。
S1_I=S1_1−SD_I
S1_Q=S1_Q−SD_Q
SN_I=SN_1−SDN_I
SN_Q=SN_Q−SDN_Q
残るDPCHシンボルは、すべて、変化せずに干渉キャンセラモジュール18を通過する。
上記から、P−CCPCHにおいてSCHによって誘発された干渉の除去は、干渉測定のための追加の回路を必要としないことが理解されよう。干渉測定は、従来のP−CCPCH復調器の一部を既に形成している回路を使用して行われる。上記説明の干渉の除去の重要な特徴は、1つのスペクトラム拡散受信機チャネル(この場合、W−CDMAダウンリンク中のP−CCPCH)から他のスペクトラム拡散受信機チャネル(この場合、同じW−CDMA受信機中のDPCH)への干渉信号の効果的な転移である。
図1から図4に示された実施形態の代替実施形態が図5から図8に示されている。図5は、W−CDMA受信機の一部も構成するCPICH処理モジュール70を示している。P−CCPCH処理モジュール10と同様に、CPICH処理モジュールは、UEフロントエンド14から入力を受信する。CPICH処理モジュール70は、スクランブリング符号及びチャネル化符号を使用して、UEフロントエンド14からのデジタル化された信号を復調する。前に説明したように、DPCH処理モジュール12は、対応するDPCHチャネルのスクランブリング符号及びチャネル化符号を使用して、デジタル化された信号を復調する。DPCHチャネルにおけるこのSCH誘発干渉の除去を可能にするために、CPICH処理モジュール70は、DCHトランスポートモジュール20にDPCH処理モジュール12を相互接続する干渉キャンセラモジュール74と協働する干渉信号処理モジュール72を含んでいる。
干渉信号処理モジュール70のさらに詳細な図が、図6に図式的な形態で示されている。この図から分かるように、干渉信号処理モジュール70は、CPICHとSCHとの間、及びさらにDPCHとSCHとの間の相互相関値を決定する相互相関モジュール76を含んでいる。シンボル電力測定モジュール78は、SCH送信に一時的に隣接するCPICHで検出された複素シンボルの電力を測定する。P−CCPCHと異なり、プライマリ及びセカンダリSCHが送信される間、CPICHの送信は中断されない。
モジュール76,78のアーキテクチャおよび動作は、従来のW−CDMA受信機の設計からよく知られている。モジュール76によって決定された相互相関値、及びモジュール78からの電力測定値は、干渉キャンセラモジュール74により、DPCH処理モジュール12によって出力されたシンボルに適用される補正値を決定するために使用されるしきい値処理・干渉器スケーリングモジュール80に入力される。
ここで図7を参照して、干渉信号処理モジュール72の動作を説明する。ステップ90において、CPICHシンボル電力測定モジュール78は、CPICH処理モジュール70によってUEフロントエンド14から復調された直交I及びQのCPICHシンボルの電力の推定値を算出する。CPICHシンボルのI及びQの成分の平均的な振幅は、それぞれ次のように算出される。
Figure 0004905355
ここでkは、(図8に示したように)−4から4までの値を有する。他の実施形態において、kの取り得る値は変わってもよい。なおこの計算では、SCH上でシンボルの送信と一時的にオーバーラップする「ゼロ位置」シンボルは用いられないが、その代りにSCH上でシンボルの送信に一時的に隣接するシンボルが用いられる。
測定されたCPICHシンボルの平均電力PAveは、次のようにCPICHシンボル電力測定モジュール78によって計算される。
Ave=(CI Ave)2+(CQ Ave)2
次に、SCH送信と一時的にオーバーラップするCPICHシンボルの出力電力SPは、次のように算出される。
SP0=P0−PAve
測定された電力SP0がしきい値(92)よりも大きい場合、処理は(10)を継続し、そうでなければ前フレームから算出された値の群がバッファ(12)から読み出され、除去に使用される。
この場合、相互相関モジュール76は、3GPP 25.213で定義されるようにCPICHチャネル化符号“0”が乗算されたスクランブリング符号とSCHパターン送信機との間の相互相関を算出するように、ステップ94において動作する。相互相関は、無線フレーム当たり15組のI及びQ相互相関を持つスロットに対し、I及びQの成分ごとに算出される。この計算は、無線リンク当たり1度だけ行われる。I及びQシンボル成分の結果として得られる相互相関値CP[1]〜CP[15]が算出され、無線リンクが解放されるまでフレームバッファに格納される。
ステップ96において、UEで受信された各DPCHチャネルに対して、相互相関測定モジュール76は、スロットごとに、対応するDPCのチャネル化符号が乗算されたスクランブリング符号と送信されたSCHパターンとの間の相互相関値CD1〜CDnの直交I及びQ成分も算出する。無線フレームのスロットごとの相互相関値の数Nは、DPCHの拡散率に依存し、ここでNはN=256/DPCH_SFとして算出され、DPCH_SFはDPCHの拡散率である。相互相関値は、スロットごとに、DPCHについて無線フレームごとに15*N個の相互相関を有するものとして算出される。ステップ96からの相互相関測定モジュール30の出力は、CDj[i]になる。ここでiは、1から15(1から15のスロットに対応する)までの値を有し、jは、1からN(スロットごとの相互相関の数に対応する)までの値を有する。これらの値は、無線リンクが解放されるまで、またはDPCHチャネル化符号が変化するまで、フレームバッファに格納される。そのような場合、これらの値は相互相関測定モジュール76によって再計算される。
ステップ98において、しきい値処理・干渉器スケーリングモジュール80は、ステップ94で算出されて格納されているCPICH/SCH相互相関値CP[i]から、及びステップ96で算出された現在の電力SP0から、現在のスロットiに対する倍率の推定値を算出するように動作する。ここで倍率Fは次式で与えられる。
Figure 0004905355
倍率Fは、スロットごとに1度だけ算出される。
ステップ100において、しきい値処理・干渉器スケーリングモジュール80は、スロットごとに2つの入力、すなわちステップ98で決定された倍率Fと現在のスロットiに対してステップ96から決定され格納されているDPCH/SCH相互相関値CD1[i]〜CDN[i]とをとる。各相互相関の各成分は、倍率Fでスケーリングされ、次式にしたがって、スケールリングされた相互相関値SDが算出される。
I 1_0=F0CDI 1[i]
Q 1_0=F0CDQ 1[i]

I N_0=F0CDI N[i]
Q N_0=F0CDQ N[i]
直交I及びQ成分の形態であるSD1_0〜SDN_0の値は、しきい値処理・干渉器スケーリングモジュール80によって干渉キャンセラモジュール74に出力される。出力のレートは、スロット当たり、直交I及びQ成分のN個のシンボルである。ステップ100で算出されたスケールリングされた相互相関値も、ステップ102において、フレームバッファに格納される。これらの値は、推定されたシンボル電力SF0がステップ92で上記の所定のしきい値より低いと判定された場合には、ステップ104において、フレームバッファから引き続いて読み出される。
ステップ100で算出されスケールリングされた相互相関値は、次に、SCH送信と一時的にオーバーラップするスロットにおいてSCHによって誘発された干渉を除去するために、そのスロットのDPCHシンボルに適用される。干渉キャンセラモジュール74は、3つの入力、すなわちSCH送信とオーバーラップするこのスロットからのDPCHシンボルと、ステップ100で算出されスケーリングされた相互相関値と、W−CDMA受信機の最上位レイヤから利用可能なタイミングパラメータであるフレームオフセットFOとを使用する。CPICPとDPCとの間のタイミングであって、これらの2つのチャネルの各々におけるスロット間のフレームオフセットを示すタイミングの一例が、図8に示されている。
現在のCPICHスロットの第1のシンボルと時間的にオーバーラップするDPCH S1_0〜SN_0シンボルは、干渉キャンセラモジュール74によって、次のように処理される。
I 1_0=SI 1_0−SDI 1_0
Q 1_0=SQ 1_0−SDQ 1_0

I N_0=SI N_0−SDI N_0
Q N_0=SQ N_0−SDQ N_0
上に説明した方式の変形では、SCHシンボル送信と一時的にオーバーラップする(図8のC0が参照される)シンボルに対して隣接するシンボルに、類似の処理ステップを適用することができる。例えばこれらの処理ステップを適用可能な候補としては、図8の符号号C-1,C1のシンボルがある。
当業者には、ここに説明した誘発された干渉を測定、除去する上記の方法および装置には多くの変化および修正があってもよく、そしてそれは本発明の範囲内にあることが理解されるであろう。
W‐CDMA受信機の第1の実施形態の部分を形成する、選択されたモジュールの概略図である。 図1に示されたモジュールの1つの詳細図を示す概略図である。 図2に示されたモジュールによって実行されるステップを示すフローチャートである。 図1及び図2に示されたモジュールにより受信され処理された2つのチャネルにおける、相対スロット及びシンボルタイミングを示すタイミング図である。 W‐CDMA受信機の第2の実施形態の部分を形成する、選択されたモジュールの概略図である。 図5に示されたモジュールの1つの詳細図を示す概略図である。 図6に示されたモジュールによって実行されるステップを示すフローチャートである。 図5及び図6に示したモジュールにより受信され処理された2つのチャネルにおける、相対スロット及びシンボルタイミングを示すタイミング図である。

Claims (12)

  1. スペクトラム拡散受信機においてコヒーレント干渉源によって誘発された干渉を除去する方法であって、
    第1のスペクトラム拡散物理チャネル上のシンボルにおける前記コヒーレント干渉源によって誘発された第1の干渉値を定量化するステップと、
    第2のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルにおける前記コヒーレント干渉源によって誘発された第2の干渉値を、前記第1の干渉値から算出するステップと、
    前記第2の干渉値から得られた補正値を、前記第2のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルに適用するステップと、
    前記コヒーレント干渉源と前記第1のスペクトラム拡散チャネル上で受信されたシンボルとの間の第1の相互相関を決定するステップと、
    前記第1の相互相関から倍数を導出し、前記第1のスペクトラム拡散チャネルからシンボル電力の推定値を導出するステップと、
    前記コヒーレント干渉源と第2のスペクトラム拡散チャネル上で受信されたシンボルとの間の第2の相互相関を決定するステップと、
    前記第2の相互相関に前記倍数を適用することにより、スケーリングされた第2の相互相関を導出するステップと、
    前記第2のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルに、前記スケーリングされた相互相関を適用するステップと、
    を有する方法。
  2. 前記第1のスペクトラム拡散チャネル上のシンボルの電力が所定のしきい値を越えない場合に、前記第2のスペクトラム拡散チャネル上の引き続くシンボルに適用するために、前記スケーリングされた相互相関値をバッファに格納するステップをさらに含む、請求項に記載の方法。
  3. 無線リンクごとに第1の相互相関値を1度だけ決定するステップをさらに含む、請求項またはに記載の方法。
  4. 無線リンクごとに1度だけ、または前記第2のスペクトラム拡散受信機チャネルに関連づけられたチャネル化符号が変化したときに、第2の相互相関値を決定するステップをさらに含む、請求項乃至のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記スペクトラム拡散受信機はW−CDMA受信機である、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記コヒーレント干渉源は、W−CDMAシステムにおける同期チャネルSCH上で送信されたシンボルである、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第2のスペクトラム拡散チャネルは、W−CDMAシステムにおける個別物理チャネルDPCHである、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第1のスペクトラム拡散チャネルは、W−CDMAシステムにおけるプライマリ共通制御物理チャネルP−CCPCHであり、該プライマリ共通制御物理チャネルP−CCPCHは、前記同期チャネルSCH上でのシンボルの送信中にはシンボルを送信しない、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記第1のスペクトラム拡散チャネルからのシンボル電力の推定値は、前記同期チャネルSCH上で送信されたシンボルと一時的にオーバーラップする前記第1のスペクトラム拡散物理チャネル上で誘発されたシンボルから決定される、請求項に記載の方法。
  10. 前記第1のスペクトラム拡散チャネルは、W−CDMAシステムにおける共通パイロットチャネルCPICHであり、該共通パイロットチャネルCPICHは、前記同期チャネルSCH上でのシンボルの送信中にシンボルを送信する、請求項1乃至のいずれか1項に記載の方法。
  11. 前記第1のスペクトラム拡散チャネルからのシンボル電力の推定値は、前記同期チャネルSCH上で送信されたシンボルに一時的に隣接する前記第1のスペクトラム拡散チャネル上の1または2以上のシンボルから決定される、請求項10に記載の方法。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項の方法を適用することにより、スペクトラム拡散受信機においてコヒーレント干渉源によって誘発された干渉を除去する干渉信号処理モジュール。
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