JP2003346338A - 光ディスク装置のパワーキャリブレーション方法、および当該方法を適用した光ディスク装置 - Google Patents
光ディスク装置のパワーキャリブレーション方法、および当該方法を適用した光ディスク装置Info
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Abstract
ることなく、ディスクの周内変動の影響を受けにくいパ
ワーキャリブレーション方法を提供する。 【解決手段】 光ディスクに設けられたパワーキャリブ
レーション領域にテスト記録を行うと共に当該テスト記
録の再生を行い、この再生信号のパラメータによって前
記光ディスクに記録するレーザパワーを決定する光ディ
スク装置のパワーキャリブレーション方法において、テ
スト記録に使用するパーティションが光ディスクの半周
分以上であって一周分に満たない条件下で前記パワーキ
ャリブレーションを行い、1パーティションに使用する
セクタ中の任意のセクタと、この任意のセクタから数え
て前記光ディスクの1/2周後のセクタとに、同一の記
録条件にて前記テスト記録を実施し、これらのセクタの
再生信号のパラメータの平均値から前記光ディスクに記
録するレーザパワーを決定する。
Description
パワーキャリブレーション方法に関するものであり、特
に、テスト記録に使用する1のパーティションが光ディ
スクの1周分に満たない光ディスクにおいて、テスト記
録に使用するパワーキャリブレーション領域を増やすこ
となく高精度なパワーキャリブレーションを実施するこ
とが可能なパワーキャリブレーション方法に関する。
置としてCD−R/RWドライブが普及している。ま
た、更に大容量で、転送レートが高い光ディスク装置と
してDVD−R/RWドライブが注目されている。この
ような情報記録装置においてデータの書き込みを行う場
合は、光学ヘッドからディスク媒体に照射するレーザ光
のパワーを最適化することが重要である。
クの種類や環境温度によって異なる。また、記録レーザ
パワーが適切でないと再生時にデータを正しく読み出さ
なくなる場合があるため、光ディスク装置では、データ
を書き込む毎にテスト記録を行って光ディスク媒体への
最適記録レーザパワーを決定するようにしている。
には、実際のデータを書き込む領域とは別に、最適記録
レーザパワーを決定するためのテスト記録用のPCA領
域(パワー・キャリブレーション・エリア)が設けられ
ている。
規定されているPCA領域の構成を示す図である。図5
に示すように、PCA領域は、ディスク製造者用領域と
テスト記録用のドライブ用使用領域とからなり、ドライ
ブ用使用領域は、複数のセクタTS0001〜TS68
32で構成されている。1回のテスト記録で使用するセ
クタ数は、1ECCブロックであり、これは16個のセ
クタに相当する。従って、光ディスク1枚で6832/
16=427回のテスト記録を行うことができる。
こでは26セクタ)と、テスト記録の1パーティション
との関係を示す図である。本明細書中では、1のECC
ブロック(16セクタ)を1パーティションとし、1パ
ーティション中の各セクタをSC01〜SC16と称す
る。図6(A)は、光ディスクの1周分のセクタ構成を
示し、図6(B)は光ディスク1周分の記録感度の変動
を示し、図6(C)はテスト記録の1パーティションの
セクタ構成を示している。これらの図から、テスト記録
の1パーテションは、ディスクの1周分に満たず、従っ
て記録感度の変動も1サイクル分に達しないことがわか
る。
方法におけるテスト記録1回分(1パーティション)の
セクタ使用例を示す図である。図7に示すとおり、従来
のパワーキャリブレーション方法では、1回のテスト記
録において、1パーティションすなわち16のセクタに
対して16段階の記録レーザパワーをそれぞれ照射して
試し書きを行い、これらのセクタの読み出しを行って1
6の再生信号のパラメータの中から最適な記録レーザパ
ワー値を決定するようにしている。図7(A)は、1パ
ーティションのセクタ構成を示し、図7(B)は、各セ
クタに照射する記録レーザパワーの段階、図7(C)
は、ディスクの周内変動がない場合の各セクタにおける
再生信号の理想的なパラメータ値(β値)、図7(D)
は、各セクタにおける再生信号の実際のパラメータ値
(β値)を、それぞれ示す。なお、図7(D)の破線
は、理想的なパラメータ値である。
同じレーザパワーを照射すると、ディスクの偏芯や、面
ぶれなどの要因によってディスク上のビームスポットの
実行パワー値が変化するため、ディスクの一の周内で感
度は変動してしまう。このため、図7(C)および
(D)に示すように、同じ周内においても、データの書
き上がり(β値)に差が発生することになる。
が可能な光ディスク装置では、データを記録する前に予
めパワーキャリブレーション領域にテスト記録を行っ
て、データを記録するためのレーザパワーを最適化する
ようにしているが、パワーキャリブレーション領域にお
いても、ディスクの偏芯や、面ぶれがあり、さらにはデ
ィスクの製作条件などの要因も加わって、一の周内で記
録感度が変動する。
ィションが1周未満の場合は、この記録感度の変動の影
響によって、決定した記録用のレーザパワー値に誤差が
生じている。なお、この誤差を生じさせないようにする
ため、1回のテスト記録で2つのパーティションを使用
することもあるが、この場合は有限であるパワーキャリ
ブレーション領域を2倍以上消費することになる。
ティションがディスクの1周未満として情報記録を行う
光ディスク装置において、テスト記録を行うPCA領域
でディスクの偏芯や面ぶれなどによる周内での記録感度
の変動が存在する場合でも1のパーティション内でその
記録感度の変動による誤差をキャンセルして、最適記録
レーザパワー値を決定することのできる、高精度のパワ
ーキャリブレーション方法を提供することを目的とす
る。
め、本発明の光ディスク装置のパワーキャリブレーショ
ン方法は、光ディスクに設けられたパワーキャリブレー
ション領域にテスト記録を行うと共に当該テスト記録の
再生を行い、この再生信号のパラメータによって前記光
ディスクに記録するレーザパワーを決定する光ディスク
装置のパワーキャリブレーション方法において、前記テ
スト記録に使用するパーティションが前記光ディスクの
半周分以上であって一周分に満たない条件下で前記パワ
ーキャリブレーションを行い、(1)前記パーティショ
ンに使用するセクタ中の任意のセクタと、当該任意のセ
クタから数えて前記光ディスクの1/2周後のセクタと
に、同一の記録条件にて前記テスト記録を実施し、
(2)これらセクタの再生信号のパラメータの平均値を
求め、(3)この平均値から前記光ディスクに記録する
レーザパワーを決定する、ことを特徴とする。
ティションに使用するセクタ中の任意のセクタと、当該
任意のセクタから数えて前記光ディスクの1/2周後の
セクタとにテスト記録を行って、これらセクタの再生信
号のパラメータの平均値から、記録レーザパワーを決定
するようにしている。テスト記録を実施するセクタは、
ディスクの1/2周離れた位置にあるためセクタ間で周
内変動がキャンセルすることができる。従って、テスト
記録に用いるセクタの再生信号のパラメータの平均値を
取り、このパラメータを使用することによって、周内変
動の影響を受けないレーザパワーを決定することができ
る。
は、任意のセクタとその1/2周後のセクタとの間の中
間セクタに記録を行い、この中間セクタに行った記録結
果から求めることができる。
で複数段階の記録パワーにて行うようにしてもよい。
から数えて前記光ディスクの1/2周後のセクタとに行
うテスト記録は、一のセクタについて一の値のパワーで
行うか、あるいは、一のセクタについて段階的に値の異
なるパワーで行わうようにしてもよい。
レーション方法における好適な実施形態では、更に、
(3)前記ステップ(1)および(2)を実行して暫定
記録パワー値を決定し、(4)前記任意のセクタとは別
の任意のセクタと、当該別の任意セクタから数えて前記
光ディスクの1/2周後のセクタとに前記暫定記録パワ
ー値を用いて再度テスト記録を行い、(5)これらのセ
クタの再生信号のパラメータの平均値を求め、(6)こ
の平均値から前記光ディスクに記録するレーザパワーを
決定する、ことを特徴とする。
再度行われたテスト記録の結果から記録レーザパワーを
決定するようにしても良い。これにより、より適正な記
録レーザパワーを得ることができる。
値を求めるステップ(3)において、各セクタ内で複数
段階の記録パワーにて記録を行うようにするのが好まし
い。
ラメータ(β値)は、決定した記録レーザパワーで実際
に記録したときの再生信号のパラメータであるので、こ
れを目標値を比較することによって、決定したレーザパ
ワーの適正を判断することができる。
実施形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかるパ
ワーキャリブレーション方法を適用する光ディスク装置
の構成を示すブロック図である。図1を参照すると、光
ディスク装置は、光ディスク媒体1への情報の書き込み
/読み出しを行う光ピックアップ2と、光ピックアップ
2が取り出した信号を再生する再生信号検出回路3と、
当該検出回路3の出力を処理する再生信号処理回路4
と、光ピックアップ2を光ディスクのトラック方向に移
動させるスレッドモータ5と、ディスク1を回転させる
スピンドルモータ6と、サーボ制御回路7と、β値検出
回路8と、光ピックアップのレーザを駆動するレーザ駆
動回路9と、光ピックアップのレーザの記録動作を制御
する記録制御回路10と、記録信号生成回路11と、こ
れらの各回路を制御するコントロール回路12とを具え
る。このコントロール回路12は、記録レーザパワー決
定回路13を具えており、ここで記録に用いるレーザパ
ワーを決定する。
種ディテクタからの信号が再生信号検出回路3に供給さ
れ、サーボ信号およびRF信号が出力される。サーボ信
号はサーボ制御回路7に送られて、制御回路7は光ピッ
クアップ2をサーボ制御する信号を送出する。サーボ制
御回路7は、更に、光ピックアップ2の位置の移動を担
うスレッドモータ5へスレッドサーボ信号を、光ディス
ク1の回転を整えるスピンドルモータ6へはスピンドル
サーボ信号を出力する。また、このサーボ制御回路7
は、サーボ信号に含まれるディスク上のアドレス値や、
サーボ信号自体をコントロール回路12に供給する。
生信号処理回路4とβ値検出回路8へ供給される。再生
信号処理回路4に送られたRF信号はデコードされて、
情報データとして上位装置へ出力される。再生信号処理
回路4は、このRF信号に含まれるデータのアドレス値
をコントロール回路12へ出力する。
交流信号のピーク値A1とボトム値A2を検出して、以
下の式からβ値を算出して、記録レーザパワー決定回路
13に出力する。 β = (A1+A2)/(A1−A2)
録信号生成回路11にデータが入力され、エンコードさ
れて、記録制御回路10に送られる。記録制御回路10
の制御の下に、レーザ駆動回路9は記録レーザパワー決
定回路13で決定された記録レーザパワーとなるように
光ピックアップ2のレーザを駆動して、エンコードされ
たデータを光ディスク1に記録してゆく。
キャリブレーション動作を、図2を用いて以下に説明す
る。まず、レーザ駆動回路9は、キャリブレーション用
の1パーティションのセクタのうち、セクタSC05〜
SC12に対して、記録レーザパワー決定回路13が決
定した8段階の記録レーザパワーPW01〜PW08を
用いて記録を行う(ステップS100)。なお、この8
段階のレーザパワー値には、使用するディスク1に適し
た標準値を使用する。次いで、セクタSC05〜SC1
2の記録領域を再生して、β値検出回路8にてβ値BT
05〜BT12を得る(ステップS200)。次いで、
記録パワー決定回路13にて、このβ値BT05〜BT
12から最も記録状態の良好なレーザパワーを計算し
て、この選択されたパワー値を仮にPV00とする。た
だし、このパワー値PV00はディスクの周内変動の影
響を受けているため、実際の最適パワー値から誤差が生
じている。
れらのセクタの1/2周後のセクタであるセクタSC1
3〜SC16に記録を行う。この記録は、記録レーザパ
ワー決定回路13にて、前記PV00を中心値とする4
段階の記録レーザパワーPV01〜PV04を決定して
行う(ステップS300)。次いで、これらのセクタを
同時に再生して、β値検出回路8にてβ値BT01〜B
T04、BT13〜BT16を得る。ここで、β値BT
01〜BT04とBT13〜BT16との間ではディス
クの周内での感度変動が対称であるので、1/2周ごと
のセクタの記録レーザパワーの平均値を取ることによ
り、ディスクの周内変動の影響をキャンセルしたパワー
値が得られることになる。
において、 (BT01+BT13)/2=BS01 (BT02+BT14)/2=BS02 (BT03+BT15)/2=BS03 (BT04+BT16)/2=BS04 を計算して、これらのディスクの半周おきに位置する2
つのセクタのβ値の平均値である、BS01〜BS04
から、最適な記録状態となるレーザパワーを算出して、
記録レーザパワー値を決定する。
ワーキャリブレーション方法を説明するための図であ
る。第2実施形態では、テスト記録中の記録レーザパワ
ーのパワー値段階をセクタ単位ではなく、1のセクタ内
で分割するようにした。まず、1のパーティションのう
ち、セクタSC05〜SC12に対して、各セクタにつ
いて6段階の記録レーザパワーを照射して記録を行う
(ステップS110)。この時の各段階のレーザパワー
値には、使用するディスクに適した標準値を使用し、各
セクタでの記録条件は同一とする。
値検出回路8にて、各セクタのβ値を得、セクタSC0
5〜SC12の各々について、各段階のβ値の平均値を
求めて、記録レーザパワー決定回路13において最も記
録状態が良好であるレーザパワーを計算する(ステップ
S210)。ここで、選択されたパワー値を仮にPV0
0とする。ただし、ここで得られた暫定パワー値PX0
0は、ディスクの周内変動の影響を受けているので、実
際の最適パワー値と誤差が生じている。
れらのセクタの1/2周後に相当するセクタSC13〜
SC16に対して、レーザパワー決定回路13にて暫定
パワー値PV00を中心とした6段階の記録レーザパワ
ーを決定して、各セクタについてこの6段階の記録レー
ザパワーで記録を行う(ステップS310)。ここで、
各セクタにおける記録条件は同一とする。
β値検出回路8にて各セクタについて各段階のβ値を得
る(ステップS410)。ここで、セクタSC01の各
段階のβ値とセクタSC13の各段階のβ値、セクタS
C02の各段階のβ値とセクタSC14の各段階のβ
値、セクタSC03の各段階のβ値とセクタSC15の
各段階のβ値、セクタSC04の各段階のβ値とセクタ
SC16の各段階のβ値との間では、ディスクの周内で
の感度変動が対称であるので、1/2周おきのセクタに
ついてのβ値の平均値を取ることにより、ディスクの周
内変動の影響をキャンセルしたパワー値が得られる。
おいて、セクタSC01〜SC04およびセクタSC0
13〜SC16についての各段階のβ値の平均値BS0
1〜BS06から最適な記録状態となるレーザパワーを
算出すれば、周内変動の影響を受けないデータ記録用の
レーザパワー値を決定することができる。
形態について説明する。第3実施形態では、暫定パワー
値PV00を決定するまでのステップ(S110、S2
10)は、第2実施形態と同様であるので、その後の動
作のみを説明する。暫定パワー値PV00を得た後、セ
クタSC01とSC02、および、これらのセクタの1
/2周後に相当するセクタSC13〜SC14の各々
に、PV00を中心とした6段階の記録レーザパワーに
て記録を行う(ステップS320)。なお、それぞれの
セクタでの記録条件は同一とする。
生して、β値検出回路8にて各セクタのβ値を得る(ス
テップS420)。このとき、セクタSC01の各段階
のβ値と、セクタSC13の各段階のβ値との間、また
セクタSC02の各段階のβ値とセクタSC14の各段
階のβ値との間では、ディスクの周内での感度変動が対
称である。したがって、セクタSC01のβ値とセクタ
SC13のβ値、およびセクタSC02のβ値とセクタ
SC14のβ値との間の平均値を取ることによって、デ
ィスク周内変動の影響をキャンセルしたパワー値が得ら
れることになる。ここで決定したパワー値をPX00
(第2暫定パワー)とする。
びこれらのセクタの1/2周後に相当するSC15とS
C16に対して、上記ステップにて決定した第2暫定パ
ワー値PX00にて記録を行う(ステップS500)。
次いで、これらの領域を同時に再生して、β値検出回路
8にて各セクタのβ値を得る(ステップS600)。こ
こで、セクタSC03のβ値とセクタSC15のβ値、
および、セクタSC04のβ値とセクタSC16のβ値
は、それぞれディスクの周内での感度変動が対称である
ので、これらの平均値を取ることによって、ディスクの
周内変動の影響をキャンセルしたβ値が得られる。
おいて、 (BT03+BT15)/2=BS01 (BT04+bt16)/2=BS02 を求め、更に (BS01+BS02)/2=BS00 を算出して、このパワーで記録を行う。
定した記録レーザパワーで実際に記録したときの再生信
号のパラメータとなる。従って、このBS00の値と、
目標としていたβ値と比較することにより、決定された
記録レーザパワー値の適正を判断して、必要に応じてO
PC動作をリトライするようにしても良い。
パワーキャリブレーション方法によれば、ディスクの偏
芯や面ぶれなどによって、1の周内で記録感度が変動す
るような場合でも、1パーティションのテスト記録でこ
の変動をキャンセルした最適パワーキャリブレーション
を実現することが可能となる。従って、信頼性の高い記
録品質を確保することが可能となる。
ション方法を実行するための光ディスク装置の構成を示
すブロック図である。
ション方法の第1実施形態を説明するための図である。
ション方法の第2実施形態を説明するための図である。
ション方法の第3実施形態を説明するための図である。
定されているPCA領域の構成を示す図である。
スト記録の1パーティションとの関係を示す図である。
法におけるテスト記録1回分のセクタ使用例を示す図で
ある。
Claims (9)
- 【請求項1】 光ディスクに設けられたパワーキャリブ
レーション領域にテスト記録を行うと共に当該テスト記
録の再生を行い、この再生信号のパラメータによって前
記光ディスクに記録するレーザパワーを決定する光ディ
スク装置のパワーキャリブレーション方法において、 前記テスト記録に使用するパーティションが前記光ディ
スクの半周分以上であって一周分に満たない条件下で前
記パワーキャリブレーションを行い、 (1)前記パーティションに使用するセクタ中の任意の
セクタと、当該任意のセクタから数えて前記光ディスク
の1/2周後のセクタとに、同一の記録条件にて前記テ
スト記録を実施し、 (2)これらのセクタの再生信号のパラメータの平均値
を求め、 (3)この平均値から前記光ディスクに記録するレーザ
パワーを決定する、ことを特徴とする光ディスク装置の
パワーキャリブレーション方法。 - 【請求項2】 請求項1に記載の光ディスク装置のパワ
ーキャリブレーション方法において、前記任意のセクタ
とその1/2周後のセクタとの間の中間セクタに記録を
行い、この中間セクタに行った記録結果から、前記任意
のセクタと、当該任意のセクタから数えて前記光ディス
クの1/2周後のセクタとに照射するパワーを決定する
ことを特徴とする光ディスク装置のパワーキャリブレー
ション方法。 - 【請求項3】 請求項2に記載の光ディスク装置のパワ
ーキャリブレーション方法において、前記中間セクタに
行う記録が、各セクタ内で複数段階の記録パワーにて行
われることを特徴とする光ディスク装置のパワーキャリ
ブレーション方法。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の光
ディスク装置のパワーキャリブレーション方法におい
て、前記任意のセクタと、当該任意のセクタから数えて
前記光ディスクの1/2周後のセクタとに行うテスト記
録が、一のセクタについて一の値のパワーで行われるこ
とを特徴とする光ディスク装置のパワーキャリブレーシ
ョン方法。 - 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の光
ディスク装置のパワーキャリブレーション方法におい
て、前記任意のセクタと、当該任意のセクタから数えて
前記光ディスクの1/2周後のセクタとに行うテスト記
録が、一のセクタについて段階的に値の異なるパワーで
行われることを特徴とする光ディスク装置のパワーキャ
リブレーション方法。 - 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載の光
ディスク装置のパワーキャリブレーション方法におい
て、 (3)前記ステップ(1)および(2)を実行して暫定
記録パワー値を決定し、 (4)前記任意のセクタとは別の任意のセクタと、当該
別の任意セクタから数えて前記光ディスクの1/2周後
のセクタとに前記暫定記録パワー値を用いて再度テスト
記録を行い、 (5)これらのセクタの再生信号のパラメータの平均値
を求め、 (6)この平均値から前記光ディスクに記録するレーザ
パワーを決定する、ことを特徴とする光ディスク装置の
パワーキャリブレーション方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の光ディスク装置のパワ
ーキャリブレーション方法において、少なくとも前記暫
定記録パワー値を求めるステップ(3)において、各セ
クタ内で複数段階の記録パワーにて記録が行われること
を特徴とする光ディスク装置のパワーキャリブレーショ
ン方法。 - 【請求項8】 請求項6または7に記載の光ディスク装
置のパワーキャリブレーション方法において、前記ステ
ップ(5)で求めた再生信号のパラメータの平均値と、
目標としている値を比較して、前記ステップ(6)で決
定したレーザパワーの適正を判断することを特徴とする
光ディスク装置のパワーキャリブレーション方法。 - 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の光
ディスク装置のパワーキャリブレーション方法を実行す
る光ディスク装置。
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