JP2003346094A - 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法

Info

Publication number
JP2003346094A
JP2003346094A JP2002156190A JP2002156190A JP2003346094A JP 2003346094 A JP2003346094 A JP 2003346094A JP 2002156190 A JP2002156190 A JP 2002156190A JP 2002156190 A JP2002156190 A JP 2002156190A JP 2003346094 A JP2003346094 A JP 2003346094A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
electronic card
information processing
card
settlement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002156190A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Sakao
勝利 坂尾
Satoru Maeda
悟 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2002156190A priority Critical patent/JP2003346094A/ja
Publication of JP2003346094A publication Critical patent/JP2003346094A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Financial Or Insurance-Related Operations Such As Payment And Settlement (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報読取側のアンテナ体と電子カードのアン
テナ体とを再現性良く整合できるようにすると共に、不
慣れなユーザにおいても、インターネット上で各種認証
/決済処理等を簡単かつ手軽に実行できるようにする。 【解決手段】 アンテナ体を有した非接触方式のICカ
ード103と、このICカード103から情報を読み取
って情報処理する表示装置102と、選局装置101と
を備え、表示装置102はICカード103から情報を
読み取るカードリードライター130と、この情報を読
み取る際に、ICカード103をかざす位置を表示する
LCD125と、このLCD125の表面側又は裏面側
に配置されると共にカードリードライター130に接続
されたアンテナ体とを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインターネット上で
電子カードによる決済や認証が可能な各種ビジネスモデ
ルに適用して好適な情報処理システム、情報処理装置及
び情報処理方法に関するものである。
【0002】詳しくは、任意の情報を処理する場合に、
非接触方式の電子カードから情報を読み取って情報処理
する情報処理装置を備え、表示手段の表面側又は裏面側
にアンテナ体が配置されると共に、当該電子カードをか
ざす位置を表示して、表示手段のアンテナ体と当該電子
カードのアンテナ体とを再現性良く整合できるようにす
ると共に、不慣れなユーザにおいても、インターネット
上等で各種認証/決済処理等を簡単かつ手軽に実行でき
るようにしたものである。
【0003】
【従来の技術】近年、デジタルテレビジョン放送が注目
されつつある。我が国においても、2000年12月か
ら実験放送が開始されている。デジタルテレビジョン放
送においては、チャンネル数が多くなるため、視聴者は
より多くの番組の中から、所望の番組を選択し視聴する
ことが可能となる。
【0004】放送番組の数が増加すると、多くの番組の
中から、1つの番組を受信し、選択する操作も面倒とな
る。そこで、いわゆる電子番組ガイド(EPG)により
番組を選択することが提案されている。この電子番組ガ
イドはネットサービスシステムにより提供される。
【0005】この種のネットサービスを受けるために
は、一般に、予め情報提供事業者にユーザを登録した
り、サービス提供時に個人認証や、ダウンロード終了時
等に決済処理がなされる。この情報提供事業者に対し
て、ユーザの氏名、住所、生年月日、銀行口座番号等を
登録(ユーザ登録)してID番号を取得し、以後、ネッ
トサービスの提供を受ける場合は、そのID番号を入力
して認証するようになされる。
【0006】また、磁気カードと、磁気カード用のカー
ドリードライターとを組み合わせて個人認証や決済処理
を行なう磁気カード情報読出し方式も採用されている。
この方式では、カードリードライターが情報処理装置の
本体に備えられ、又は、アダプタ形式によりケーブルで
接続して使用される。カードリードライターにはスライ
ダ部が設けられ、磁気カードを挿入するように操作さ
れ、当該磁気カードに記録された個人情報等が読み取ら
れる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来例に係
るカード情報読出し方式を採用したネットサービスシス
テムによれば、以下のような問題がある。
【0008】 カードリードライターに磁気カードを
挿入する方式は、情報ツウのユーザであれば良いが、慣
れないユーザはカードリードライターに対してカードを
上に向けて挿入して良いものか、下に向けて挿入しなけ
ればならないかの判断にまごつく。従って、磁気カード
情報読出し方式は慣れないユーザにとって扱いづらい。
【0009】 この種のネットサービスシステムにお
いて、非接触方式の電子カードと、電子カード用のカー
ドリードライターとを導入して個人認証や決済処理を行
なうとした場合に、情報読取側のアンテナ体と電子カー
ドのアンテナ体とが再現性良く整合できていないと、個
人情報を精度良く読出せないおそれがある。
【0010】因みに、電子カード用のカードリードライ
ターを情報処理装置にケーブル等により接続して使用す
る方法が考えられる。しかしながら情報処理装置に対し
てカードリードライターがオプション部品となってシス
テム構築時に、ユーザに対してコスト高感を与えてしま
う。
【0011】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、情報読取側のアンテナ体と電
子カードのアンテナ体とを再現性良く整合できるように
すると共に、不慣れなユーザにおいても、インターネッ
ト上で各種認証/決済処理等を簡単かつ手軽に実行でき
るようにした情報処理システム、情報処理装置及び情報
処理方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、任意の
情報を処理するシステムであって、アンテナ体を有して
情報を記録可能な非接触方式の電子カードと、この電子
カードから情報を読み取って情報処理する情報処理装置
とを備え、この情報処理装置は少なくとも、電子カード
から情報を読み取る情報読出手段と、この情報読出手段
によって情報を読み取るに当たって電子カードをかざす
位置を表示する表示手段と、この表示手段の表面側又は
裏面側に配置されると共に情報読出手段に接続されたア
ンテナ体とを有することを特徴とする情報処理システム
によって解決される。
【0013】本発明に係る情報処理システムによれば、
任意の情報を処理する場合に、当該情報を記録可能な非
接触方式の電子カードはアンテナ体を有している。一方
で、情報処理装置の表示手段の表面側又は裏面側にはア
ンテナ体が配置されると共に、このアンテナ体は情報読
出手段に接続されている。情報処理装置では少なくと
も、情報読出手段によって情報を読み取るに当たって表
示手段には電子カードをかざす位置が表示される。これ
らを前提にして、情報読出手段によって電子カードから
情報が読み取られる。情報処理装置では電子カードから
情報を読み取って情報処理するようになされる。
【0014】従って、当該情報処理装置で情報処理する
際に、表示手段に表示された所定の位置に電子カードを
かざすことで、表示手段のアンテナ体と当該電子カード
のアンテナ体とを再現性良く整合させることができる。
【0015】これにより、カードリーダライタを本体装
置の外部に設ける従来方式に比べて省スペース化が図ら
れる。また、インターネット上で決済を含む個人認証及
び決済が必要なサービスシステムにおいて、不慣れなユ
ーザにおいても、電子カードを本体装置にかざすだけで
上記の認証/決済を簡単に手軽に実行できるようにな
る。
【0016】本発明に係る情報処理装置は任意の情報を
記録可能な非接触方式の電子カードからアンテナ体を介
在して情報を読み取って情報処理する装置であって、電
子カードから情報を読み取る情報読出手段と、この情報
読出手段によって情報を読み取るに当たって電子カード
をかざす位置を表示する表示手段と、この表示手段の表
面側又は裏面側に配置されると共に情報読出手段に接続
されたアンテナ体とを備えることを特徴とするものであ
る。
【0017】本発明に係る情報処理装置によれば、任意
の情報を記録可能な非接触方式の電子カードから情報を
読み取って情報処理する場合に、表示手段の表面側又は
裏面側にはアンテナ体が配置されると共に、このアンテ
ナ体は情報読出手段に接続されている。当該情報処理装
置では少なくとも、情報読出手段によって情報を読み取
るに当たって表示手段には電子カードをかざす位置が表
示される。これらを前提にして、情報読出手段によって
電子カードから情報が読み取られる。情報処理装置では
電子カードから情報を読み取って情報処理するようにな
される。
【0018】従って、当該電子カードから情報を読み取
って情報処理する際に、表示手段に表示された所定の位
置に電子カードをかざすことで、表示手段のアンテナ体
と当該電子カードのアンテナ体とを再現性良く整合させ
ることができる。
【0019】これにより、カードリーダライタを本体装
置の外部に設ける従来方式に比べて省スペース化が図ら
れる。また、インターネット上で決済を含む個人認証及
び決済が必要なサービスシステムにおいて、不慣れなユ
ーザにおいても、電子カードを本体装置にかざすだけで
上記の認証/決済を簡単に手軽に実行できるようにな
る。従って、当該情報処理装置をインターネット接続機
器等に十分応用することができる。
【0020】本発明に係る情報処理方法は任意の情報を
処理する方法であって、アンテナ体を有して情報を記録
可能な非接触方式の電子カードを準備すると共に、電子
カードから情報を読み取って情報処理する情報処理装置
を準備し、少なくとも、情報処理装置に情報読出手段及
び表示手段を配置すると共に、表示手段の表面側又は裏
面側にアンテナ体を配置し、情報処理装置で情報処理を
する際に、情報を読み取るに当たって予め電子カードを
かざす位置を表示し、表示手段において表示された位置
に電子カードをかざすようにしたことを特徴とするもの
である。
【0021】本発明に係る情報処理方法によれば、任意
の情報を処理する際に、表示手段に表示された所定の位
置に電子カードをかざすことで、当該表示手段の表面側
又は裏面側に配置されたアンテナ体と当該電子カードの
アンテナ体とを再現性良く整合させることができる。
【0022】従って、カードリーダライタを本体装置の
外部に設ける従来方式に比べて省スペース化が図られ
る。また、インターネット上で決済を含む個人認証及び
決済が必要なサービスシステムにおいて、不慣れなユー
ザにおいても、電子カードを本体装置にかざすだけで上
記の認証/決済を簡単に手軽に実行できるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る情報処理
システム、情報処理装置及び情報処理方法の一実施の形
態について、図面を参照しながら説明をする。 (1)実施形態 図1は本発明に係る実施形態としての情報処理システム
100の構成例を示すイメージ図である。この実施形態
では任意の情報を処理する場合に、非接触方式の電子カ
ードから情報を読み取って情報処理する情報処理装置を
備え、表示手段の表面側又は裏面側にアンテナ体が配置
されると共に、当該電子カードをかざす位置を表示し
て、表示手段のアンテナ体と当該電子カードのアンテナ
体とを再現性良く整合できるようにすると共に、不慣れ
なユーザにおいても、インターネット上等で各種認証/
決済処理等を簡単かつ手軽に実行できるようにしたもの
である。
【0024】図1に示す情報処理システム100は任意
の情報を処理するシステムであり、インターネット上で
電子カードによる決済や認証が可能な各種ビジネスモデ
ルに適用して好適である。このシステム100では非接
触方式の電子カード(以下でICカードという)103
が準備される。ICカード103は図示しない電子部品
を有しており、個人情報等を記録可能になされている。
【0025】このシステム100では情報処理装置の一
例となる選局装置101及び表示装置102が準備さ
れ、ICカード103から個人情報等を読み取って情報
処理するようになされる。選局装置101及び表示装置
102はテレビ受信システムを構成し、選局装置101
と、表示装置102とは無線通信により接続され、1組
で情報処理装置を構成するものである。
【0026】選局装置101は例えば、家庭の屋内に設
置されて用いられるものである。また、表示装置102
は、使用者の近傍において用いられるものである。この
選局装置101には、屋外に設置されたテレビ放送信号
受信用の受信用のアンテナ111に接続されて屋外から
屋内に引き込まれたアンテナケーブル111cbが接続さ
れるとともに、電話網に接続されて屋外から屋内に引き
込まれた電話線Lが接続される。インターネットに接続
するためである。
【0027】この選局装置101は、アンテナ111に
より受信して選局したテレビ放送信号を復調して、これ
を送受信用のアンテナ118を通じて表示装置102に
向けて無線送信したり、あるいは、電話線Lを通じて送
信されてくる信号を受信して復調し、これを送受信用の
アンテナ118を通じて、表示装置102に向けて無線
送信する。
【0028】また、選局装置101は表示装置102か
ら指示情報や電子メールなどの送信情報を送受信用のア
ンテナ118を通じて受信し、受信した指示情報に応じ
て選局するテレビ放送信号を変えたり、送信情報を電話
線Lを通じて送信したりすることができるものである。
【0029】表示装置102は選局装置101から無線
送信されてくるテレビ放送番組の信号を受信し、表示手
段の一例となる液晶表示部(Liquid Crystal Display;
以下でLCDという)125の表示画面に、受信した信
号に含まれる画像信号に応じた画像を表示する。これと
共に、表示装置102では受信した信号に含まれる音声
信号による音声をスピーカから放音(発音)することに
より、テレビ放送番組の視聴を可能となされる。
【0030】この表示装置102は少なくとも、LCD
125の他にループアンテナ体131及び、情報読出手
段の一例となるカードリードライター130を有してい
る。このループアンテナ体131はLCD125の表面
側又は裏面側に配置されると共に、カードリードライタ
ー130に接続される。ループアンテナ体131をLC
D125の表面側に配置する場合は映像表示に支障を来
さない、遮光膜上に導電部材をパターニングして形成す
るとよい。例えば、LCD125を製造する工程で画素
電極(透明電極)配線に対して水平方向に並べて、又
は、垂直方向で重ねてループアンテナ体131をパター
ニングするとよい。
【0031】このループアンテナ体131をLCD12
5の裏面側に配置する場合は、バックライトの外側に取
り付けるとよい。ループアンテナ体131はLCD12
5の表面側に比べて裏面側の方が取付易い。このように
形成され、又は取付けられたループアンテナ体131を
使用して図示しないカードリードライター130ではI
Cカード103から情報が読み取られる。LCD125
にはカードリードライター130によって情報を読み取
る際に、ICカード103をかざす位置を表示するよう
になされる。
【0032】また、表示装置102は選局装置101が
電話線Lを通じて受信して無線送信してくる例えば電子
メールやインターネットのホームページなどの信号を受
信し、受信した信号から表示用信号を形成し、この表示
用信号に応じた画像をLCD125に表示して使用者に
提供することができるものである。
【0033】さらに、この表示装置102のLCD12
5の表示画面には、タッチパネル351が貼付されてお
り、LCD125の表示画面に表示される表示情報とタ
ッチパネル351とにより、使用者からの各種の指示入
力などの情報の入力を受け付けることができるようにし
ている。そして、タッチパネル351を用いることによ
って、電子メールを作成して送信したり、自分宛ての電
子メールを受信して表示したりするなど各種の操作を行
うことができるようにしている。
【0034】この表示装置102は選局装置101によ
りテレビ受信システムに取り込まれた情報を使用者に提
供したり、使用者からの情報を受け付けるユーザインタ
ーフェースとしての機能を有している。
【0035】また、選局装置101は図1に示すよう
に、アンテナケーブル111cbとの接続端子T1や電話
線Lとの接続端子T2が設けられた位置に応じて、その
両方に確実に接続することが可能な位置に設置して用い
る。そして、図1に示したように、選局装置101と表
示装置102とは無線接続されるので、選局装置101
からの無線信号の受信が可能なエリアであれば何処でで
も、表示装置102を用いることによって目的とするテ
レビ放送番組を視聴したり、インターネットに接続して
電子メールのやり取りを行うなどのことができるように
している。
【0036】続いて、選局装置101及び表示装置10
2の内部構成例について、それぞれ内容を分けて説明す
る。[選局装置]図2は選局装置101の構成例を示す
ブロック図である。この選局装置101はテレビ放送信
号や、電話線Lを通じて提供される各種の情報を、この
実施の形態のテレビ受信システムに取り込んだり、この
実施の形態のテレビ受信システムから電話線Lを通じて
通信ネットワークに情報を送出したりするインターフェ
ースとしての機能を有している。
【0037】この選局装置101の各部は制御部200
によって制御するようにされている。制御部200は、
図2に示すように、CPU(Central Processing Uni
t)201、ROM(Read Only Memory)202、RA
M(Random Access Memory)203、EEPROM(El
ectrically Erasable Programmable Read Only Memor
y)204がCPUバス206を通じて接続されて構成
されたマイクロコンピュータである。
【0038】ここで、ROM202は、この実施の形態
の選局装置101において実行する各種の処理プログラ
ムや情報処理に必要なデータなどが記録されたものであ
る。RAM203は、各種の処理において得られたデー
タを一時的に記憶保持するなどのように、主に各種の処
理の作業領域として用いられるものである。
【0039】EEPROM204は、いわゆる不揮発性
のメモリであり、電源が落とされても、記憶保持した情
報が失われることがなく、例えば、選局装置101の主
電源が落とされる直前まで選局していた放送チャンネル
の情報を記憶保持し、電源投入後においては、前回電源
が落とされる直前まで選局していたチャンネルの放送信
号を選局するようにするいわゆるラストチャンネルメモ
リ機能を実現することなどができるようにしている。
【0040】この実施形態の選局装置101によれば、
屋外に設置されたテレビ放送信号受信用のアンテナ11
1からのアンテナケーブル111cbは、選局装置101
の選局部112に接続される。このアンテナ111によ
り受信されたテレビ放送信号は選局部112に供給され
る。
【0041】選局部112では受信用のアンテナ111
からのテレビ放送信号の中から、制御部200からの選
局指示信号に応じたテレビ放送信号を選局し、この選局
したテレビ放送信号を復調部113に供給する。復調部
113はこれに供給されたテレビ放送信号を復調して、
復調後の信号(テレビ番組の信号)をスイッチ回路11
4の入力端aに供給する。
【0042】スイッチ回路114は制御部200からの
切り換え制御信号により切り換え制御され、復調部11
3から入力端aに供給されるテレビ番組の信号を出力す
るのか、あるいは、制御部200から入力端bに供給さ
れる信号を出力するのかを切り換える。なお、制御部2
00からスイッチ回路114に供給される信号は後述も
するように、電話線Lを通じて選局装置101に供給さ
れ、通信用のモデム部210を通じて受信した電子メー
ルやインターネットのいわゆるホームページの情報など
である。
【0043】また、スイッチ回路114から出力された
信号は圧縮処理部115に供給される。圧縮処理部11
5はこれに供給された信号を所定の圧縮方式を用いてデ
ータ圧縮する。この圧縮処理部115においては例え
ば、MPEG(Moving PictureExpert Group)方式やWa
velet方式などのデータ圧縮方式を用いて、スイッチ回
路114からの信号をデータ圧縮する。
【0044】圧縮処理部115においてデータ圧縮され
た信号は送信信号形成部116に供給される。送信信号
形成部116は予め決められた通信プロトコルに準拠し
た送信信号を形成する。この実施形態においてはIEE
E(Institute of Electrical and Electronic Enginee
rs)802.11方式のプロトコル、あるいはその発展
プロトコルに準拠した送信信号を形成する。
【0045】送信信号形成部116において形成された
送信信号は送受信無線部117の送信処理部117Sに
供給される。送受信無線部117は共用部117K、送
信処理部117S及び受信処理部117Rを有してい
る。送信処理部117Sは制御部200からの制御信号
に応じて、送信信号の変調処理や増幅処理を行う。送信
処理部117Sにおいて処理された送信信号は共用部1
17K、アンテナ118を通じて無線送信される。
【0046】共用部117Kは送信信号と受信信号とが
干渉し合うことを防止するものである。すなわち、この
選局装置101では前述したように、表示装置102か
ら無線送信される指示情報などをアンテナ118を通じ
て受信することができるように構成されたものである。
そこで、共用部117Kは送信処理部117Sからの送
信信号が、アンテナ118を通じて受信される受信信号
に対して干渉することがないようにしている。
【0047】そして、アンテナ118を通じて受信した
表示装置102からの例えば選局指示などの信号は共用
部117Kを通じて受信処理部117Rに供給される。
受信処理部117Rはこれに供給された信号を復調する
などの処理を行って、制御部200が扱える信号にし、
この信号を制御部200に供給する。
【0048】制御部200は受信処理部117Rからの
信号が、選局指示などの指示信号であるときにはその指
示信号に応じて各部を制御する。したがって、受信処理
部117Rから制御部200に供給された信号が、選局
指示であった場合には制御部200は供給された選局指
示に応じた選局指示信号を選局部112に供給し、選局
するテレビ放送信号を換えることができるようにされて
いる。
【0049】また、受信処理部117Rから制御部20
0に供給された信号が、電子メールなどの送信情報であ
った場合には制御部200は後述もするように、モデム
部210および電話線Lを通じて、電話回線を接続し、
送信情報を接続した電話回線に送出して、目的とする相
手先に送信する。
【0050】モデム部210は図2に示すように、イン
ターフェース(図2においてはI/Fと記載)部211
と、通信部212とからなっている。I/F部211は
相手先と選局装置101との間に電話網を通じて接続さ
れる通信回線と、この選局装置101との間のインター
フェースであり、電話回線(電話線L)を通じて送信さ
れてくる信号を受信したり、選局装置101からの信号
を送信したりする。
【0051】通信部212はI/F回路211を通じて
受信した信号を復調して、これを制御部200に供給し
たり、制御部200からの送信信号を変調して、これを
I/F回路211に供給する。これにより、電話回線が
接続された相手先との間で、各種のデータの送受を行う
ことができるようにされる。
【0052】したがって、前述したように、この選局装
置101ではモデム部210、電話線L、および、所定
のISP(Internet Service Provider)を通じてイン
ターネットに接続し、インターネットを通じて各種の情
報の提供を受けたり、電子メールを受信したり送信した
り、あるいはチャットをできるようになされる。
【0053】このため、制御部200はモデム部210
を制御して、オフフックしたりオンフックするなどのこ
とができるとともに、オフフックするようにモデム部2
10を制御したときにはダイヤル信号を電話線Lに送出
するようにするいわゆるダイヤラとしての機能なども備
えたものである。
【0054】なお、図2に示すように、制御部200に
は電源のオン/オフキーや各種の設定キーが設けられた
キー入力部215が接続されており、選局装置101の
主電源のオン/オフや、各種の設定入力が、このキー入
力部215を通じて行うことができるようにされてい
る。
【0055】このように、選局装置101ではテレビ放
送信号を受信、選局して復調し、この復調したテレビ放
送番組の信号をデータ圧縮して、所定の通信プロトコル
にしたがって無線送信することができるものである。ま
た、電話回線を通じて提供される情報を受信して復調
し、これをテレビ放送信号の場合と同様に、データ圧縮
して、所定の通信プロトコルにしたがって無線送信する
ことができるものである。
【0056】また、選局装置101は後述する表示装置
102から無線送信されてくる選局指示などの指示情報
を受信し、その情報に応じた処理を行ったり、表示装置
102から送信されてくる電子メールなどの送信情報
を、モデム部210を通じて送信することができるもの
である。
【0057】[表示装置]図3は表示装置102の内部
構成例を示すブロック図である。この表示装置102は
携帯端末表示装置を構成し、前述した選局装置101と
無線接続されるものである。表示装置102はCPU3
01、ROM302、RAM303及び、EEPROM
304をCPUバス305を通じて接続して構成された
マイクロコンピュータの制御部300によって制御する
ようにされる。
【0058】CPUバス305にはこの制御部300の
他に、送受信無線部122、伸長処理部123、送信信
号形成部128、カードリードライター130、キー入
力部329及びタッチパネル351が接続されている。
送受信無線部122は共用部122K、送信処理部12
2S及び受信処理部122Rを有している。伸長処理部
123には画像信号処理部124及び音声信号処理部1
26が接続されている。
【0059】CPUバス305に接続されたROM30
2にはこの表示装置102において実行する各種の処理
プログラムや処理に必要なデータなどが記録されたもの
である。RAM303は各種の処理において得られたデ
ータを一時的に記憶保持するなどのように、主に各種の
処理の作業領域として用いられるものである。
【0060】EEPROM304はいわゆる不揮発性の
メモリであり、電源が落とされても、記憶保持した情報
が失われることがなく、例えば、各種の設定パラメータ
や、作成した電子メールや受信した電子メール、チャッ
トの内容(テキストデータ)などを記憶保持することが
できるものである。
【0061】カードリードライター130は情報読出手
段の一例であり、ループアンテナ体131に接続されて
いる。ループアンテナ体131はLCD125の表面側
又は裏面側に配置されている。カードリードライター1
30ではICカード103から情報が読み取られる。L
CD125にはカードリードライター130によって情
報を読み取る際に、ICカード103をかざす位置を表
示するようになされる。LCD125は画像信号処理部
124に接続されている。
【0062】この実施形態で選局装置101からの無線
信号を受信する場合、表示装置102は次のように動作
する。選局装置101からの所定の通信プロトコルに準
拠した無線信号は、図3に示す送受信用のアンテナ12
1により受信され、共用部122Kを通じて受信処理部
122Rに供給される。受信処理部122Rはこれに供
給された信号を復調するなどの処理を行って、復調後の
信号を伸長処理部123に供給する。
【0063】前述したように、選局装置101は無線送
信する信号はデータ圧縮して送信してくるので、表示装
置102の伸長処理部123は選局装置101からの変
調された信号を伸長して元の信号を復元する。そして、
復元した信号が例えば、テレビ放送番組の信号である場
合においては、復元された信号は画像信号と音声信号と
からなっているので、画像信号は画像信号処理部124
に供給され、音声信号は音声信号処理部126に供給さ
れる。
【0064】画像信号処理部124は伸長処理部123
からの画像信号から表示用信号を形成し、これをLCD
125に供給する。これにより、LCD125には選局
装置101から無線送信されてきた画像信号に応じた画
像が表示される。一方、音声信号処理部126はこれに
供給された音声信号からスピーカ127に供給する音声
信号を形成し、これをスピーカ127に供給する。スピ
ーカ127は音声信号処理部126に接続されている。
これにより、スピーカ127からは選局装置101から
無線送信されてきた音声信号に応じた音声が放音され
る。
【0065】このように、表示装置102は選局装置1
01から無線送信されてくるテレビ放送番組などの信号
を受信して、その受信した信号の画像信号や音声信号を
再生して出力することにより、使用者に提供することが
できるものである。
【0066】この実施形態ではユーザがタッチパネル3
51を操作し、例えば、電子番組ガイドの取得を指令す
ると、この指令に基づき、表示装置102のCPU30
1は送信処理部122S、共用部122Kを介して、ア
ンテナ121から、電波で、選局装置101を介在して
所定のサーバに対するアクセスを要求するようになされ
る。
【0067】この要求は選局装置101のアンテナ11
8から、共用部117K、受信処理部117Rを介し
て、CPU201に伝達される。そこで、CPU201
は通信部212を制御し、I/F211を介して、所定
のISPに接続させ、そこから、インターネットを介し
て所定のサーバにさらに接続させる。そしてそのサーバ
から、電子番組ガイドのデータの返信を受ける。CPU
201はI/F211および通信部212を介してその
サーバから電子番組ガイドのデータを受信すると、これ
をRAM203に供給し、一旦、記憶させる。
【0068】さらに、CPU201はRAM203に記
憶された電子番組ガイドの画像データを送信信号形成部
116に供給し、送信信号を形成させる。この送信信号
形成部116により形成された送信信号は入力された電
子番組ガイドの画像信号を送信信号に変換され、送信処
理部117S、共用部117Kからアンテナ118を介
して、電波で表示装置102に出力される。
【0069】表示装置102においては送受信用のアン
テナ121を介してこの電波が受信され、共用部122
K、受信処理部122Rを介して、伸長処理部123に
供給される。伸長処理部123は受信処理部122Rよ
り供給された電子番組ガイドの画像データを伸長処理し
た後、EEPROM304に記憶させる。
【0070】さらに、ユーザがタッチパネル351を操
作して、電子番組ガイドの表示を指令すると、CPU3
01はEEPROM304に記憶された電子番組ガイド
のデータをそこから読み出すと、それを伸長処理部12
3に供給し、そこから、画像信号処理部124に供給
し、所定の処理を行わせた後、LCD125に出力し、
表示させる。
【0071】この実施形態では、電子番組ガイドをダウ
ンロードする際に、非接触方式のICカード103から
個人情報を読み取って認証処理をしたり、その一連の情
報処理を終えると、当該ICカード103から個人情報
を読み取って決済処理をするようになされる。この場合
(ICカード103による決済に対応した専用又は/及
び汎用サービスを実現する場合)であって、「ICカー
ド103を所定の位置にかざしてください」とするよう
な内容がLCD125に表示される。
【0072】ユーザはこの表示に基づいて、LCD12
5の表面側又は裏面側に配置されたループアンテナ体1
31に対してICカード103をかざすようになされ
る。このとき、表示装置102内のカードリードライタ
ー130では、ICカード103からループアンテナ体
131を介在して個人情報を読み取って認証処理や、決
済処理をするようになされる。
【0073】このように、ICカード103用のカード
リードライター130が表示装置102の本体内に備え
られている。従って、当該ICカード103から情報を
読み取って情報処理する際に、LCD125に表示され
た所定の位置にICカード103をかざすことで、LC
D125の表面側又は裏面側に配置されたループアンテ
ナ体131と当該ICカード103のループアンテナ体
131とを再現性良く整合させることができる。
【0074】これにより、カードリーダライター130
を本体装置の外部に設ける従来方式に比べて省スペース
化が図られる。また、インターネット上で決済を含む個
人認証及び決済が必要なサービスシステムにおいて、不
慣れなユーザにおいても、ICカード103を本体装置
にかざすだけで上記の認証/決済を簡単に手軽に実行で
きるようになる。従って、当該選局装置101及び、表
示装置102から構成される情報処理装置をインターネ
ット接続機器等に十分応用することができる。
【0075】続いて、電子部品内蔵型のICカード10
3の構成例について説明をする。図4は電子部品内蔵型
のICカード103の構成例を示す概念図である。図4
に示すICカード103は非接触式の電子カードであ
り、長さがLmmで幅がWmmである。このICカード
103は図示しない表裏のカード部材によって電子部品
を挟み込んだ積層構造を成している。図4に示すカード
基板60にはループアンテナ体63及びICチップ64
が設けられている。
【0076】このICカード103は例えば、エンボス
カードを兼ねたものであり、その表面のカード部材には
予め規定された位置にエンボス加工領域A1,A2が設
けられている。ICカード103のほぼカード中央部に
割り当てられた第1のエンボス加工領域A1にはカード
所有者の会員番号や有効年月日などの凹凸記号が形成さ
れ、その下部の第2のエンボス加工領域A2にはカード
発行者の名称やカード所有者の名称などの凹凸文字が形
成される。
【0077】この凹凸文字や記号は図示しないエンボス
加工装置により形成される。例えば、当該ICカード1
03を凹凸文字や記号の金型に挟み込んで加圧すること
により、比較的浅い凹凸文字や記号が形成される。圧印
加工と違って金型の凹凸が対面しているので、凹凸文字
や記号の形成領域を含めてカード厚みにはほとんど変化
を生じさせない。もちろん、ICカード103はエンボ
スカードを兼ねたものに限定されるものではなく、エン
ボス加工がされない通常のカード形式のものであっても
よい。
【0078】図5はICカード103の電子部品11の
内部構成例を示すブロック図である。図6はカードリー
ドライター130の内部構成例を示すブロック図であ
る。図示しない表裏のカード部材によって挟まれる電子
部品11は図5に示すようにICチップ64と、このI
Cチップ64の周辺、例えば、そのICチップ64を取
り囲むように配置されると共に、そのICチップ64に
接続されたループアンテナ体63から構成される。
【0079】このICチップ64は変復調回路65と信
号処理回路66とを有している。信号処理回路66は図
示しない不揮発性のメモリなどを有している。このルー
プアンテナ体63には変復調回路65が接続され、この
ループアンテナ体63で受信された変調波(13.56
MHz)が変復調回路65の復調機能によって復調され
る。
【0080】例えば、図6に示すカードリードライター
130からICカード103へ送られてきたデータ列が
復調される。この復調後のデータ列は変復調回路65か
ら信号処理回路66へ送出される。従って、信号処理回
路66では復調後のデータ列がデコード処理され、この
デコード結果に基づいて不揮発性のメモリから情報が読
み出されたり、あるいはそのデータ列に含まれた記録デ
ータがこのメモリに書き込まれる。
【0081】また、不揮発性のメモリから読み出された
情報は変復調回路65の変調機能によって例えばASK
変調され、データ列となってループアンテナ体63を通
してカードリードライター130に送信される。なお、
ICカード103の電源はカードリードライター130
から放射された電磁界の一部を電気信号に変換して使用
される。この例では変復調回路65に電源生成機能を持
たせてあり、電磁界エネルギーを安定した直流電源に変
換するようになされている。ICカード103の全回路
がこの電源により動作できるようになされている(フェ
リカ電源外部供給方式)。
【0082】図6に示すカードリードライター130に
は、LCD125の表面側又は裏面側に配置されたルー
プアンテナ体131が接続されている。当該ICカード
103と表示装置102との間で通信処理ができるよう
になされている。ICカード103のループアンテナ体
63とこの表示装置102のループアンテナ体131と
は電磁結合され、電気的に非接触な状態で使用される。
【0083】このループアンテナ体131には変復調回
路52が接続され、ICカード103から送られてきた
変調波がその復調機能を使用して復調される。例えば、
カード103からICカードリードライター130へ送
られてきた、カード所有者の会員番号やカードの有効期
限などのデータ列が復調される。データ列は所定のデー
タフォーマットに基づいて構成される。例えば、データ
列の1パケットはヘッダ+データによって構成される。
【0084】この変復調回路52にはシグナルプロセッ
サユニット(以下SPUという)53が接続されてい
る。SPU53は各種演算処理を実行する図示しないC
PU(中央演算装置)、制御プログラムを格納したRO
M、ワークメモリとして使用される汎用のRAMなどを
有している。SPU53ではROMから読み出された制
御プログラムに基づいて、復調後の情報に係る各種デー
タ処理を行ない、例えば、ICカード103に書き込む
ため情報を変復調回路52に出力するようになされる。
【0085】変復調回路52ではSPU53から受け取
った各種情報を変調した後に、その変調電波によるデー
タ列をループアンテナ体131を通してICカード10
3に送信される。この際に、データ列を電磁界として効
率よく放出できるようにするために、周波数13.56
MHzの搬送波を使ってデータ列がASK変調され、ルー
プアンテナ体131により変調後の電波が電磁界(50
0μV/m程度)としてICカード103に向けて送信
される。
【0086】この変復調回路52,SPU53には電源
&制御部57が接続され、DC電源が供給される。特
に、変復調回路52には電源&制御部57から周波数1
3.56MHzの搬送波が供給される。電源&制御部57
はバッテリーEに接続される。バッテリーEは充電式で
あり、表示装置102の全体の電源を賄う容量のものが
使用される。
【0087】また、SPU53はCPUバス305に接
続される。CPUバス305には伸長処理部123及び
画像信号処理部124を通じてLCD125が接続さ
れ、認証や決済処理時に、「ICカード103を所定の
位置にかざしてください」とするような内容が表示され
る。ユーザはこの表示に基づいて、LCD125の表面
側又は裏面側に配置されたループアンテナ体131に対
してICカード103をかざすようになされる。このと
き、表示装置102のループアンテナ体131による磁
界と、ICカード103のループアンテナ体63とによ
る磁界とが再現性良く鎖交するようになされる。
【0088】このCPUバス305には、キー入力部3
29が接続され、SPU53に指令を与えるときにオペ
レータによって操作するようになされる。LCD125
ではICカード103から読み出した情報を表示するよ
うになされ、ユーザが読出し内容等を確認できるように
なされている。もちろん、これからICカード103に
書き込もうとする情報も表示するようにしてもよい。こ
のSPU53にはCPUバス305を通じてCPU30
1が接続されており、オンラインで現金の自動引き落と
しなどができるようになされている。
【0089】(2)実施例 図7は本発明に係る実施例としてのネットサービスシス
テム2の構成例を示すイメージ図である。図7に示すネ
ットサービスシステム2は例えば、電子番組ガイドを有
料でダウンロードするシステムである。
【0090】このネットサービスシステム2で情報提供
事業者には情報管理装置の一例となるサーバ106が備
えられ、情報処理装置の一例となる複数の選局装置10
1を管理するようになされる。選局装置101は表示装
置102と共にユーザにおいて準備され、当該選局装置
101とサーバ106とは通信手段の一例となるインタ
ーネット105を利用して接続される。
【0091】この通信手段にはインターネット105の
使用に限られることはなく、放送基盤、公衆電話回線又
は/及び専用通信回線を使用してもよい。このインター
ネット105にはサーバ106が接続され、複数の選局
装置101を管理するようになされる。サーバ106は
例えば、選局装置101を対象として提供されるICカ
ード103による決済に対応した専用又は/及び汎用サ
ービスを個別に管理するようになされる。
【0092】サーバ106には記憶装置の一例となる図
示しないデータベース107が備えられ、ICカード1
03による決済に対応した専用又は/及び汎用サービス
を実現するためのアプリケーション104等を格納する
ようになされる。このサーバ106はICカード103
による決済に対応した専用又は/及び汎用サービスを実
現する場合であって、当該ICカード103による決済
に対応した有料課金サービスを個別に管理するようにな
される。
【0093】この例ではICカード103による決済に
対応した専用又は/及び汎用サービスを実現する場合で
あって、ICカード103による決済時に、「ICカー
ド103を所定の位置にかざしてください。」とするよ
うな内容がLCD125に表示される。
【0094】図8は本発明に係る実施例としての選局装
置101、表示装置102及びICカード103の外観
例を示すイメージ図である。図8に示す選局装置101
及び表示装置102は情報処理装置の一例であり、「エ
アボード」(ソニー(株):登録商標)を構成する。ユ
ーザは対象機器(エアボードなど)を購入し、又は、対
象機器を所有していることが望ましい。選局装置101
はベースステーションを構成し、表示装置102はタッ
チパネルを有したモニタを構成する。表示装置102の
LCD125の表面側又は裏面側にはループアンテナ体
131が配置されている。
【0095】表示装置102は600画素(ドット)×
800画素のカラー用のLCD125を有している。選
局装置101は充電機能を有しており、表示装置102
を選局装置101に装着することで充電可能となされ
る。ICカード103は個人用に新規に購入し、また
は、既に所有しているICカード103を使用するよう
になされる。ICカード103はウェブサイトのサービ
スの提供を受ける際に、個人情報を求められたり、決済
情報を求められた場合に、表示装置102に内蔵された
カードリードライター130にICカード103をかざ
すようになされる。
【0096】例えば、電子番組ガイドを有料でダウンロ
ードする場合であって、その認証や決済処理時には、
「ICカード103を所定の位置にかざしてください」
とするような内容がLCD125に表示される。LCD
125ではループアンテナ体131を取り付けた位置
に、例えば図8に示す波線で囲んだカードの大きさにほ
ぼ等しい表示領域(位置)に、目立ちやすいコンテンツ
と共に、「ICカード103をかざしてください。」と
いうようなメッセージを表示するようになされる。そし
て、ICカード103を所定の位置にかざすと、「ピ
ッ」という読み取り完了を示す音を発生するようになさ
れる。この音はスピーカ127から出力される。
【0097】続いて、LCD125における電子番組ガ
イドの表示例について説明をする。図9はLCD125
における電子番組ガイドの表示例(その1)を示すイメ
ージ図である。このネットサービスシステム2で例え
ば、電子番組ガイドサービスを選択すると、図9に示す
ような電子番組ガイドが表示される。
【0098】図9に示す表示例によれば、ウインドウ2
0上に、表示部21と表示部22が設けられ、表示部2
1にはデジタルテレビジョン放送されている各チャンネ
ルの番号とその放送局の名称が表示されている。ウイン
ドウ20はLCD125における表示画面である。ま
た、表示部22には現在時刻以後の1時間毎の時間帯が
表示されている。そして、表示部21と表示部22によ
り規定されるマトリックス上の各領域の表示部23には
表示部21で指定されるチャンネルで、表示部22に表
示されている時間帯において放送されている番組のタイ
トルが表示されている。
【0099】この表示部21の上には表示部24が形成
されており、この表示部24には後述するように、詳細
情報や警告などが表示されるようになされている。ま
た、表示部24のさらに上方には24時間ボタン25、
リアルタイムボタン26、およびチャットボタン27な
どのボタンが表示されている。ボタンの表示欄の上には
さらにURLの表示欄が設けられており、その右側には
全画面ボタン31、マイナス(−)ボタン32、プラス
(+)ボタン33、子画面ボタン34がそれぞれ表示さ
れている。
【0100】続いて、当該ネットサービスシステム2に
おける処理例について説明をする。図10は当該ネット
サービスシステム2における処理例を示すフローチャー
トである。この実施例ではネットサービスシステム2を
サインアップして電子番組ガイド等の情報をダウンロー
ドし情報処理する場合を想定する。もちろん、ループア
ンテナ体131を有した非接触方式のICカード103
が準備されると共に、そのICカード103から個人情
報等を読み取って情報処理するモニタとしての表示装置
102や、そのベースステーションとしての選局装置1
01が予め準備されている。
【0101】また、ICカード103による決済に対応
した専用又は/及び汎用サービスを実現する場合であっ
て、情報提供事業者では専用又は/及び汎用サービスを
実現するためのアプリケーションが予め準備される。
【0102】少なくとも、表示装置102にはカードリ
ードライター130が内蔵されていると共に、LCD1
25の表面側又は裏面側にはアンテナ体13が配置され
ている。この例でICカード103による決済に対応し
た専用又は/及び汎用サービスを実現する場合であっ
て、ICカード103による決済時に、「ICカード1
03を所定の位置にかざしてください。」とするような
内容をLCD125に表示するようになされる。この表
示装置102で情報処理をする際には、LCD125に
表示された位置にICカード103をかざす場合を前提
とする。
【0103】これを処理条件にして、図10に示すフロ
ーチャートのステップA1でネットサービスを利用する
かがチェックされる。ネットサービスを利用するか否か
はユーザによって決定される。
【0104】ネットサービスを利用する場合はステップ
A2に移行してサービスサイトに発呼して当該選局装置
101と情報提供事業者のサーバ106とを例えば、イ
ンターネット105を通じて接続する。サーバ106で
は選局装置101を対象として提供されるICカード1
03による決済に対応して専用又は/及び汎用サービス
を個別に管理するようになされる。
【0105】その後、ステップA2でICカード103
により個人認証処理をする。このとき、「ICカード1
03を所定の位置にかざしてください」とするような内
容がLCD125に表示される。ICカード103を所
定の位置にかざすと、「ピッ」という読み取り完了を示
す音を発生するようになされる。
【0106】このとき、表示装置102では、図6に示
したように、カードリードライター130からICカー
ド103へ送られてきたデータ列が復調される。この復
調後のデータ列は変復調回路65から信号処理回路66
へ送出される。従って、信号処理回路66では復調後の
データ列がデコード処理され、このデコード結果に基づ
いて不揮発性のメモリから個人情報が読み出される。
【0107】この不揮発性のメモリから読み出された個
人情報は変復調回路65の変調機能によって例えばAS
K変調され、データ列となってループアンテナ体63、
131を通してカードリードライター130に送信され
る。個人情報は表示装置102から選局装置101を通
じてサーバ16へ転送される。
【0108】この際の認証処理では例えば、予め情報提
供事業者に登録されたユーザを識別する個人情報(登録
番号)と、ICカード103から読み出された個人情報
(登録番号)とが比較される。両者の登録番号等が一致
する場合は認証OKとなる。両者の登録番号等が一致し
ない場合は認証NGとなる。
【0109】認証OKの場合はステップA3に移行し
て、例えば、電子番組ガイド等の電子情報内容をダウン
ロードして情報処理をする。この際の情報処理例につい
ては図11〜図22で説明をする。そして、ステップA
4でICカード103による決済をする。このとき、
「ICカード103を所定の位置にかざしてください」
とするような内容がLCD125に表示される。ICカ
ード103を所定の位置にかざすと、「ピッ」という読
み取り完了を示す音を発生するようになされる。
【0110】この際の決済処理では、当該ICカード1
03の決済に対応して有料課金サービスを個別に管理す
るサーバ16によって、ユーザの銀行口座から自動的に
料金が引き落とされる。ICカード103による決済に
対応した専用又は/及び汎用サービスを実現するためで
ある。
【0111】なお、ステップA1でネットサービスシス
テム2を利用しない場合はステップA6に移行して他の
処理を実行する。ネットサービスシステム2を利用しな
い処理も当然なされるからである。他の処理を終了した
場合及びステップA3で認証されなかった場合はここで
の情報処理を終了する。
【0112】続いて、図11〜図22で電子番組ガイド
等の電子情報内容を情報処理する場合を説明する。図1
1は表示装置102におけるCPU301の処理例を示
すフローチャートである。 [24時間ボタン操作時の処理例]この例では、LCD
125の表示画面で24時間ボタン25が操作された場
合、すなわち、ユーザがタッチパネル351を操作し
て、24時間ボタン25をオンすると、図11のフロー
チャートに示す処理が開始される。
【0113】図11に示すフローチャートのステップS
1で、CPU301はEEPROM304に記憶されて
いる電子番組ガイドデータの中から、現在時刻から24
時間の間に放送される番組を検索する。そして、ステッ
プS2において、検索された番組の番組表をRAM30
3に展開し、それを読み出して、伸長処理部123,画
像信号処理部124を介して、LCD125に出力し、
表示させる。
【0114】すなわち、この例においては電子番組ガイ
ドの表示を指令すると、デフォルトで24時間ボタン2
5が押された場合と同様の処理が実行され、LCD12
5には図9に示したような画像が表示される。このLC
D125に、図9に示されるような電子番組ガイドが表
示されている状態において、ユーザがタッチパネル35
1を操作する。
【0115】そして、表示部21に表示されているチャ
ンネルのうちの1つのチャンネルを指定すると、その操
作に対応する信号がCPU301に入力される。CPU
301は表示部21のうちの所定のチャンネルが選択さ
れたことを、送信処理部122S、共用部122K、ア
ンテナ体121を介して選局装置101に通知する。
【0116】図12は選局装置101における情報処理
時の動作例を示すフローチャートである。図13はLC
D125におけるテレビ放送番組の表示例を示すイメー
ジ図である。この実施例で選局装置101はアンテナ1
18、共用部117K、受信処理部117Rを介してこ
の信号をCPU201によって受信すると、図12のフ
ローチャートに示す処理を実行する。
【0117】まず、図12のフローチャートに示すステ
ップS11において、CPU201は選択されたチャン
ネル番号を取得する。すなわち、CPU201は表示装
置102から送信されてきたチャンネル番号を取得す
る。次に、ステップS12に進み、CPU201はステ
ップS11で取得したチャンネルが受信チャンネルとし
て既に設定されているか否かをEEPROM204に記
憶されてるデータに基づいて判定する。
【0118】すなわち、ユーザはこの選局装置101の
使用を開始するに先立って、自分自身が居住している地
域(選局装置101を使用する地域)を予め設定してい
る。例えば、ユーザが東京都に居住している場合、東京
都は「東京」、「八王子」、または「多摩」の3つの放
送地域に区分される。ユーザはこの3つの放送地域のう
ちのどの放送地域に自分自身が居住しているのかを、キ
ー入力部215を操作することで予め設定し、EEPR
OM204に記憶させている。
【0119】例えば、今、ユーザが東京都に居住してお
り、ステップS11において、取得したチャンネル番号
が第4チャンネル(JPNテレビ)である場合、このチ
ャンネルの放送が東京都で受信できるか否かが判定され
る。このチャンネルはユーザにより放送地域が、例えば
「東京」と設定されている場合、受信可能と判定され
る。
【0120】そこで、この場合にはステップS13に進
み、CPU201はステップS11で取得されたチャン
ネルを受信するよう選局部112を制御する。そして、
ステップS14において、CPU201は受信されたチ
ャンネルの画像を表示させるように各部を制御する。
【0121】これにより、選局部112が指定されたチ
ャンネルの放送局を選局し、選局部112はその選択局
の受信信号を復調部113に出力する。復調部113は
受信した信号を復調し、スイッチ114の接点aを介し
て、圧縮処理部115に出力する。
【0122】圧縮処理部115は入力された信号をMP
EG方式で圧縮し、送信信号形成部116に出力する。
送信信号形成部116は入力された信号を送信信号に変
換し、送信処理部117Sと共用部117Kを介して、
アンテナ118から電波で表示装置102に出力させ
る。
【0123】表示装置102ではアンテナ121でこの
電波を受信すると、受信信号が共用部122Kから受信
処理部122Rに供給される。受信処理部122Rで受
信処理された信号は伸長処理部123に供給され、伸長
処理される。そして、画像データは画像信号処理部12
4に供給され、処理され後、LCD125に出力され、
表示される。一方、音声データは音声信号処理部126
に出力され、処理された後、スピーカ127から出力さ
れる。
【0124】以上のようにして、例えば、図13に示さ
れるようにユーザが指定した番組の画像がLCD125
に表示される。所定のチャンネルの画像が表示されたと
き、表示部35にはその受信チャンネルの数字が表示さ
れる。図13の例の場合、「4ch」の文字が表示され
ている。なお、表示装置102のCPU301は電子番
組ガイドのウインドウ20の上に、ウインドウ41を配
置し、そのウインドウ41の中に、受信したチャンネル
の画像を描画し表示するようになされる。
【0125】一方、ステップS12において、ステップ
S11で取得されたチャンネルが受信チャンネルとして
設定されていないと判定された場合、ステップS15に
進み、CPU201はその番組は視聴できない番組であ
ることを表すメッセージを生成し、送信処理部117
S、共用部117Kからアンテナ118を介して、表示
装置102に出力させる。
【0126】表示装置102のCPU301はアンテナ
121、共用部122K、受信処理部122Rを介して
この信号を受信すると、これを伸長処理部123から画
像信号処理部124を介して、LCD125に出力し表
示するようになされる。
【0127】図14はLCD125における電子番組ガ
イドの表示例(その2)を示すイメージ図である。この
例で視聴できない番組である場合は、図14に示される
ように電子番組ガイドのウインドウ20上の表示部24
に「この番組はこの地域では受信できません。」のよう
な警告メッセージが表示される。なお、これに合わせ
て、音声信号として警告音を発生させることもできる。
この場合、この音声信号による警告は音声信号処理部1
26を介して、スピーカ127から出力される。
【0128】このようにして、例えば、「東京」に居住
しているユーザが、「東京」では放送されていないチャ
ンネルの番組を指定した場合にはそのことが警告され
る。従って、ユーザは装置が故障している、あるいは電
子番組ガイドが正しく機能していない、といった誤認を
する恐れが抑制される。
【0129】なお、ユーザに指定した番組が視聴できな
いことを認識させるにはこの他、例えば、ウインドウ4
1の本来指定した番組が表示される画像を透明な状態に
しても良い。この場合、ウインドウ41の裏側にはウイ
ンドウ20が配置されているため、ウインドウ20の画
像(今の場合、電子番組ガイド)の画像が表示されるこ
とになる。
【0130】[詳細情報表示時の処理例]図15は詳細
情報表示時の処理例を示すフローチャートである。図1
6はLCD125における電子番組ガイドの表示例(そ
の3)を示すイメージ図である。この実施例で図9に示
したような電子番組ガイドが表示されている状態におい
て、ユーザが、タッチパネル351を操作して、表示部
23のうち、所定の番組に対応する領域を指定すると、
図15のフローチャートに示すステップS31で詳細情
報表示処理が実行される。
【0131】すなわち、表示装置102のCPU301
はその操作された領域の番組に対応する詳細情報をEE
PROM204に記憶されている電子番組ガイドのデー
タの中から読み出し、これをRAM303に展開されて
いる電子番組ガイドの表示部24に書き込ませる。そし
て、この画像データが転送されるので、LCD125に
は例えば、図16に示されるような画像が表示される。
【0132】この図16の例においては表示部23上の
第3チャンネルのNHH教育テレビの21時35分から
放送される番組「趣味:イントラネット入門」の欄が指
定されたことに伴って、その詳細情報として「イントラ
ネットの現状と今後の展望について、具体的事例を基に
検証します。」の詳細情報が表示部24に表示されてい
る。なお、この詳細情報の表示処理は後述する図18の
詳細ボタン71が操作された場合にも実行される。
【0133】[リアルタイムボタン押下時の処理例]図
17はリアルタイムボタン押下時の処理例を示すフロー
チャートである。図18はLCD125における電子番
組ガイドの表示例(その4)を示すイメージ図である。
この実施例で図9に示したボタンのうち、リアルタイム
ボタン26が操作されると、CPU301は図17のフ
ローチャートに示される処理を実行する。
【0134】まず、CPU301はステップS41でE
EPROM304に記憶されている電子番組ガイドのデ
ータから、現在時刻において放送されている番組を検索
する。そして、ステップS42において、検索された番
組の番組表を生成し、それをLCD125に出力し表示
するようになされる。
【0135】すなわち、CPU301はEEPROM3
04に記憶されている電子番組ガイドのデータの中か
ら、現在放送されている番組を検索すると、それを番組
表として作成し、RAM303に記憶させる。CPU3
01はRAM303に記憶させた電子番組ガイドをLC
D125に出力し表示するようになされる。
【0136】これにより、例えば、図18に示されるよ
うな画像がLCD125に表示される。この表示例にお
いてはウインドウ41の大きさが、図13に示されてい
る状態より小さくされ、その右側にウインドウ51が配
置されている。そして、このウインドウ51の表示部6
1に、現在時刻において放送されている番組のタイトル
が表示され、その右側の表示部62に、その番組が放送
されているチャンネル番号を表す数字が表示されてい
る。
【0137】図19はリアルタイムモード実行時の処理
例を示すフローチャートである。この実施例では、図1
8に示した画像がLCD125に表示されている状態に
おいて、CPU201は図19のフローチャートに示さ
れる処理を実行する。
【0138】すなわち、最初にステップS51におい
て、ユーザが、表示部61に表示されている番組のタイ
トル、または表示部62に表示されているチャンネル番
号を選択することにより、所定の番組を選択したか否か
が判定され、表示装置102からの信号に基づき、番組
が選択されたと判定された場合、ステップS52に進
み、CPU201は選局部112を制御し、選択された
番組を受信し出力するようになされる。
【0139】これにより、例えば、図18の番号「3」
で示すチャンネルが選択された場合、「7時のニュー
ス」の番組が、それまでの番組に代えて受信され表示さ
れる。なお、この図18に示す状態において、詳細ボタ
ン71が操作されると、そのときウインドウ41に表示
されている番組の詳細情報がウインドウ51に表示され
る。
【0140】[チャットボタン操作時の処理例]図20
はチャットボタン操作時の処理例を示すフローチャート
である。この処理はユーザがチャットボタン27を操作
したとき開始される。図21はLCD125における電
子番組ガイドの表示例(その5)を示すイメージ図であ
る。
【0141】最初に、図20に示すフローチャートのス
テップS61において、CPU301は図21に示され
るように、チャットウインドウ81をLCD125に表
示させる。次にステップS62において、CPU301
は現在番組をウインドウ41に表示中か否かを判定す
る。ウインドウ41に番組を表示中である場合にはステ
ップS63に進み、CPU301は今受信されているチ
ャンネルの番組に対応するチャットルームを検索する処
理を実行する。
【0142】具体的にはCPU301はCPU201を
介して、図7に示したインターネット105に接続し、
インターネット105に接続されている所定のサーバ1
06に、ユーザが今受信しているチャンネルの番号に対
応して開かれているチャットルームの検索を要求する。
サーバ106はこの要求に対応して指定された放送チャ
ンネルに対応して開かれているチャットルームを検索す
る。
【0143】これに対してステップS62において、
今、番組を表示中ではないと判定された場合、ステップ
S64において、CPU301は全てのチャットルーム
の検索をサーバ106に要求する。サーバ106は選局
装置101からの要求に基づいて、そのとき開かれてい
るチャットルームを検索し、検索されたチャットルーム
のアイコンを転送してくる。
【0144】CPU301はCPU201を介して、こ
のチャットルームのアイコンを受信すると、ステップS
65において、これをLCD125に表示させる。これ
により、例えば、図21に示されるように、チャットウ
インドウ81の表示部83に、そのとき開かれているチ
ャットルームのアイコン95が表示される。このアイコ
ンは上述したように、ウインドウ41に番組が表示され
ている場合にはこの番組に関連して開かれているチャッ
トルームのアイコンだけとされる。これにより、各ユー
ザは今放送されている番組に関連したチャットを楽しむ
ことができる。
【0145】これに対して、番組が表示されていない場
合には表示部83にはその時点において開かれているチ
ャットルームに対応するアイコンが全て表示される。次
にステップS66において、CPU301はチャットル
ームのアイコン95が選択されたか否かを判定する。
【0146】アイコン95が選択されていないと判定さ
れた場合にはステップS67に進み、CPU301はチ
ャットウインドウ81の表示部82に表示されている
「話に参加する」ボタン91が押されたか否かを判定す
る。このボタンが押されていないと判定された場合には
ステップS68に進み、CPU301は「チャットルー
ムの作成」ボタン92が押されたか否かを判定する。こ
のボタンも押されていないと判定された場合はステップ
S69に進み、CPU301は「メニューを閉じる」ボ
タン93が押されたか否かを判定し、押されていない場
合にはステップS66に戻り、それ以降の処理を繰り返
し実行する。
【0147】ステップS66では、チャットルームのア
イコン95が選択されたと判定された場合、ステップS
70に進み、CPU301は選択されたアイコン95に
対応するチャットルームのチャットを表示部82に表示
させる。すなわち、CPU301は選択されたアイコン
に対応するチャットの内容の転送をサーバ106に要求
し、転送されてきたチャットの内容を、LCD125に
表示させる。
【0148】ステップS67では、「話に参加する」ボ
タン91が操作されたと判定された場合、ステップS7
1に進み、CPU301は表示部82に表示されている
チャットルーム(ステップS70の処理で表示されたチ
ャットルーム)にユーザを参加させる処理を実行する。
具体的にはCPU301はタッチパネル351またはキ
ー入力部329を介して入力されたテキストデータをサ
ーバ106に転送し、このチャットルームに参加してい
る各ユーザに配信させる。
【0149】一方、ステップS68において、「チャッ
トルーム作成」ボタン92が操作されたと判定された場
合、ステップS72に進み、CPU301はチャットル
ームを作成する処理を実行する。すなわち、このとき、
CPU301はサーバ106に新たなチャットルームの
作成を要求する。
【0150】サーバ106はこの要求を受けたとき、新
たなチャットルームを作成する。新たなチャットルーム
が作成されたとき、対応するアイコン95が新たに生成
され、サーバ106から各ユーザに配信される。各ユー
ザは新たに生成されたアイコン95を選択することで、
そのチャットルームの内容を表示部82に表示させるこ
とができる。そして、必要に応じて、「話に参加する」
ボタン91を操作することで、そのチャットルームに参
加することができる。
【0151】ステップS69では「メニューを閉じる」
ボタン93が操作されたと判定された場合はステップS
73に進み、CPU301はチャットウインドウ81を
閉じる処理を実行する。すなわち、CPU301はサー
バ106にチャットの転送の終了を要求する。この要求
に基づいて、以後、サーバ106はチャットデータを転
送してこなくなる。そして、CPU301はチャットウ
インドウ81の表示を終了し、ウインドウ41を図13
に示されるような元の大きさに戻す。
【0152】以上においては電子番組ガイドのデータ
を、表示装置102のEEPROM304に記憶させる
ようにしたが、選局装置101のEEPROM204に
記憶させるようにすることもできる。
【0153】[表示変更時の処理例]図22はLCD1
25における表示変更時の処理例を示すフローチャート
である。図21に示したように、テレビジョン放送の画
像とチャットが表示されている状態においては、図22
に示されるような処理が実行される。
【0154】この例では、図22に示すフローチャート
のステップS91乃至ステップS94において、CPU
301はそれぞれ全画面ボタン31、マイナスボタン3
2、プラスボタン33、または子画面ボタン34がオン
されたか否かを判定する。
【0155】ステップS91において、全画面ボタン3
1が操作されたと判定された場合、CPU301はステ
ップS95に進み、選局部112により受信されたチャ
ンネルの画像が表示されるウインドウ41を、図13に
示される大きさ(最も大きい大きさ)に拡大して表示す
るようになされる。
【0156】また、ステップS92で子画面ボタン34
がオンされたと判定された場合は、ステップS96に進
み、CPU301はウインドウ41に表示されている子
画面をオンまたはオフさせる。例えば、図21に示した
ようにウインドウ41に子画面の画像が表示されている
状態のとき、子画面ボタン34は「子画面切」のボタン
とされている。この状態のとき、子画面ボタン34がオ
ンされると、ウインドウ41の子画面はオフ(消去)さ
れる。
【0157】これに対して、子画面が表示されていない
状態においては例えば図9に示したように、子画面ボタ
ン34は「子画面入」ボタンとされる。この状態におい
て、子画面ボタン34がオンされた場合にはウインドウ
41が表示され、そこに子画面として、受信チャンネル
の画像が表示される。
【0158】また、ステップS93において、マイナス
ボタン32がオンされたと判定された場合は、ステップ
S97に進み、CPU301は受信チャンネルのチャン
ネル番号を1つ減少させる。すなわち、このとき、CP
U301はCPU201に、受信チャンネルのチャンネ
ル番号を1つだけ減少させるように要求する。CPU2
01はこの要求に基づいて、選局部112を制御し、受
信チャンネルのチャンネル番号を1つだけ小さい番号に
変更させる。その結果、ウインドウ41には1つだけ番
号が小さいチャンネルの画像が表示される。
【0159】これに対して、ステップS94において、
プラスボタン33がオンされたと判定された場合は、ス
テップS98に進み、CPU301はチャンネル番号を
1つ増加させる処理を実行する。すなわち、このときC
PU301はCPU201に、受信チャンネル番号を1
つだけ大きくさせるように要求する。CPU201はこ
の要求に対応して、選局部112を制御し、受信チャン
ネルの番号を1つだけ大きな値に変更させる。その結
果、ウインドウ41には1つだけ大きい番号のチャンネ
ルの画像が表示される。
【0160】このように、この例においてはインターネ
ット105を介して受信したウェブ情報(図21の例の
場合、チャット)と、テレビジョン放送の画像が同時に
表示されている状態において、受信チャンネルを変更す
ることができる。そして、その受信チャンネルが表示さ
れている画像を、大きくしたり、消去することができ
る。
【0161】なお、子画面が消去されたとき、CPU2
01はEEPROM204に、それまで受信されていた
チャンネル番号を記憶させる。従って、その後、再び、
テレビジョン放送の受信が指令されたとき、特にチャン
ネルの指定がない場合にはラストチャンネルとしてEE
PROM204に記憶されているチャンネルが、選局部
112により選局される。
【0162】また、図22のフローチャートに示した処
理例は図9、図13、図14、図16、または図18に
示されるような画像が表示されている状態においても、
同様に実行することができる。上述した一連の処理はハ
ードウエアにより実行させることもできるが、ソフトウ
エアにより実行させることもできる。
【0163】一連の処理をソフトウエアにより実行させ
る場合は、そのソフトウエアを構成するプログラムが、
専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、
または各種のプログラムをインストールすることで、各
種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソ
ナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体から
インストールされる。
【0164】このように、本発明に係る実施例としての
ネットサービスシステム2によれば、ウェブ情報や電子
番組ガイド等をダウンロードして情報処理をする場合
に、図10に示したステップA3の認証処理や、ステッ
プA5における決済処理の際に、表示装置102で、カ
ードリードライター130によって個人情報を読み取る
に当たってLCD125にはICカード103をかざす
位置が表示されるものである。
【0165】従って、当該選局装置101で情報処理す
る際に、LCD125に表示された所定の位置にICカ
ード103をかざすことで、LCD125の表面側又は
裏面側に配置されたアンテナ体と当該ICカード103
のアンテナ体とを再現性良く整合させることができる。
【0166】これにより、カードリーダライターを本体
装置の外部に設ける従来方式に比べて省スペース化が図
られる。また、インターネット105上で決済を含む個
人認証及び決済が必要なサービスシステムにおいて、不
慣れなユーザにおいても、ICカード103を本体装置
にかざすだけで上記の認証/決済を簡単に手軽に実行で
きるようになる。セキュアな決済を実現できる。
【0167】例えば、社員証や、乗車カード(登録商
標;JR:Suica)などのICカード103を所有
していて、それに対応したWebサービス及びクライア
ントアプリケーションを実装している場合は、カードの
残金表示や、その確認、使用履歴(利用場所、時間、金
額などの確認)、ICカード103へのチャージ(カー
ド引き落としなど)、その他、付加価値サービスを行な
うことができる。このようなリアルタイムな付加価値サ
ービスを非常に簡単な「ICカード103を所定の位置
にかざす」という行為で直感的に利用できるようにな
る。
【0168】この実施例では家庭向けのエアボードの場
合について説明したが、これに限られることはなく、一
般事務用のパーソナルコンピュータ、銀行の自動現金支
払い機等のネット対応機器にも本発明方式を適用するこ
とができる。
【0169】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る情報
処理システムによれば、任意の情報を処理する場合に、
非接触方式の電子カードから情報を読み取って情報処理
する情報処理装置を備え、この情報処理装置には表示手
段の表面側又は裏面側にアンテナ体が配置されると共
に、当該電子カードをかざす位置が表示手段に表示され
るものである。
【0170】この構成によって、当該情報処理装置で情
報処理する際に、表示手段に表示された所定の位置に電
子カードをかざすことで、表示手段の表面側又は裏面側
に配置されたアンテナ体と当該電子カードのアンテナ体
とを再現性良く整合させることができる。
【0171】従って、カードリーダライタを本体装置の
外部に設ける従来方式に比べて省スペース化が図られ
る。また、インターネット上で決済を含む個人認証及び
決済が必要なサービスシステムにおいて、不慣れなユー
ザにおいても、電子カードを本体装置にかざすだけで上
記の認証/決済を簡単に手軽に実行できるようになる。
【0172】本発明に係る情報処理装置によれば、任意
の情報を記録可能な非接触方式の電子カードから情報を
読み取って情報処理する場合に、表示手段の表面側又は
裏面側に配置されたアンテナ体を備え、当該電子カード
をかざす位置が表示手段に表示されるものである。
【0173】この構成によって、当該電子カードから情
報を読み取って情報処理する際に、表示手段に表示され
た所定の位置に電子カードをかざすことで、表示手段の
表面側又は裏面側に配置されたアンテナ体と当該電子カ
ードのアンテナ体とを再現性良く整合させることができ
る。
【0174】従って、カードリーダライタを本体装置の
外部に設ける従来方式に比べて省スペース化が図られ
る。また、インターネット上で決済を含む個人認証及び
決済が必要なサービスシステムにおいて、不慣れなユー
ザにおいても、電子カードを本体装置にかざすだけで上
記の認証/決済を簡単に手軽に実行できるようになる。
これにより、当該情報処理装置をインターネット接続機
器等に十分応用することができる。
【0175】本発明に係る情報処理方法によれば、任意
の情報を処理する場合に、当該情報を記録可能な非接触
方式の電子カードを準備すると共に、この電子カードか
ら情報を読み取って情報処理する情報処理装置を準備
し、少なくとも、情報処理装置に情報読出手段及び表示
手段を配置すると共に、この表示手段の表面側又は裏面
側にアンテナ体を配置し、情報処理装置で情報処理をす
る際に、表示手段において表示された位置に電子カード
をかざすようになされる。
【0176】この構成によって、当該情報処理装置で情
報処理する際に、表示手段に表示された所定の位置に電
子カードをかざすことで、表示手段の表面側又は裏面側
に配置されたアンテナ体と当該電子カードのアンテナ体
とを再現性良く整合させることができる。
【0177】従って、カードリーダライタを本体装置の
外部に設ける従来方式に比べて省スペース化が図られ
る。また、インターネット上で決済を含む個人認証及び
決済が必要なサービスシステムにおいて、不慣れなユー
ザにおいても、電子カードを本体装置にかざすだけで上
記の認証/決済を簡単に手軽に実行できるようになる。
【0178】この発明はインターネット上で電子カード
による決済や認証が可能な各種ビジネスモデルに適用し
て極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての情報処理システ
ム100の構成例を示すイメージ図である。
【図2】選局装置101の内部構成例を示すブロック図
である。
【図3】表示装置102の内部構成例を示すブロック図
である。
【図4】電子部品内蔵型のICカード103の構成例を
示す概念図である。
【図5】ICカード103の電子部品11の内部構成例
を示すブロック図である。
【図6】カードリードライター130の内部構成例を示
すブロック図である。
【図7】本発明に係る実施例としてのネットサービスシ
ステム2の構成例を示すイメージ図である。
【図8】本発明に係る実施例としての選局装置101、
表示装置102及びICカード103の外観例を示すイ
メージ図である。
【図9】LCD125における電子番組ガイドの表示例
(その1)を示すイメージ図である。
【図10】ネットサービスシステム2における処理例を
示すフローチャートである。
【図11】表示装置102におけるCPU301の処理
例を示すフローチャートである。
【図12】選局装置101における情報処理時の動作例
を示すフローチャートである。
【図13】LCD125におけるテレビ放送番組の表示
例を示すイメージ図である。
【図14】LCD125における電子番組ガイドの表示
例(その2)を示すイメージ図である。
【図15】詳細情報表示時の処理例を示すフローチャー
トである。
【図16】LCD125における電子番組ガイドの表示
例(その3)を示すイメージ図である。
【図17】リアルタイムボタン押下時の処理例を示すフ
ローチャートである。
【図18】LCD125における電子番組ガイドの表示
例(その4)を示すイメージ図である。
【図19】リアルタイムモード実行時の処理例を示すフ
ローチャートである。
【図20】チャットボタン操作時の処理例を示すフロー
チャートである。
【図21】LCD125における電子番組ガイドの表示
例(その5)を示すイメージ図である。
【図22】LCD125における表示変更時の処理例を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
20,41,51・・・ウインドウ、21〜24,6
1,62,82,83・・・表示部、71・・・ボタ
ン、63・・・ループアンテナ体、81・・・チャット
ウインドウ、95・・・アイコン、101・・・選局装
置(情報処理装置)、102・・・表示装置(情報処理
装置)、103・・・ICカード(電子カード)、10
5・・・インターネット(通信手段)、106・・・サ
ーバ(情報管理装置)、125・・・LCD(表示手
段)、130・・・カードリードライター(情報読取手
段)、351・・・タッチパネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B035 BB09 BC00 CA23 5B058 CA15 KA01 KA06 5C064 BA01 BA07 BB01 BB07 BC07 BC16 BC18 BC23 BC25 BC27 BD02 BD08 BD09

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の情報を処理するシステムであっ
    て、 アンテナ体を有して前記情報を記録可能な非接触方式の
    電子カードと、 前記電子カードから情報を読み取って情報処理する情報
    処理装置とを備え、 前記情報処理装置は、 少なくとも、前記電子カードから情報を読み取る情報読
    出手段と、 前記情報読出手段によって情報を読み取るに当たって前
    記電子カードをかざす位置を表示する表示手段と、 前記表示手段の表面側又は裏面側に配置されると共に前
    記情報読出手段に接続されたアンテナ体とを有すること
    を特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置に接続される通信手段
    と、 前記通信手段に接続されて複数の前記情報処理装置を管
    理する情報管理装置とを備え、 前記情報管理装置は、 前記情報処理装置を対象として提供される前記電子カー
    ドによる決済に対応した専用又は/及び汎用サービスを
    個別に管理することを特徴とする請求項1に記載の情報
    処理システム。
  3. 【請求項3】 前記情報管理装置には、 前記電子カードによる決済に対応した専用又は/及び汎
    用サービスを実現するためのアプリケーションを格納す
    る記憶装置を備えることを特徴とする請求項2に記載の
    情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記情報管理装置は、 前記電子カードによる決済に対応した専用又は/及び汎
    用サービスを実現する場合であって、 当該電子カードによる決済に対応した有料課金サービス
    を個別に管理することを特徴とする請求項2に記載の情
    報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記電子カードによる決済に対応した専
    用又は/及び汎用サービスを実現する場合であって、 前記電子カードによる決済時に、 前記電子カードを所定の位置にかざしてくださいとする
    ような内容が前記表示手段に表示されることを特徴とす
    る請求項2に記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 任意の情報を記録可能な非接触方式の電
    子カードからアンテナ体を介在して情報を読み取って情
    報処理する装置であって、 前記電子カードから情報を読み取る情報読出手段と、 前記情報読出手段によって情報を読み取るに当たって前
    記電子カードをかざす位置を表示する表示手段と、 前記表示手段の表面側又は裏面側に配置されると共に前
    記情報読出手段に接続されたアンテナ体とを備えること
    を特徴とする情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記アンテナ体を介在して前記情報読出
    手段により読み取られた情報に基づいて前記表示手段を
    制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項6に
    記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記電子カードによる決済に対応した専
    用又は/及び汎用サービスを実現する場合であって、 前記電子カードによる決済時に、 前記電子カードを所定の位置にかざしてくださいとする
    ような内容が前記表示手段に表示されることを特徴とす
    る請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 任意の情報を処理する方法であって、 アンテナ体を有して前記情報を記録可能な非接触方式の
    電子カードを準備すると共に、前記電子カードから情報
    を読み取って情報処理する情報処理装置を準備し、 少なくとも、前記情報処理装置に情報読出手段及び表示
    手段を配置すると共に、 前記表示手段の表面側又は裏面側にアンテナ体を配置
    し、 前記情報処理装置で情報処理をする際に、 前記情報を読み取るに当たって予め前記電子カードをか
    ざす位置を表示し、 前記表示手段において表示された位置に前記電子カード
    をかざすようにしたことを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項10】 複数の前記情報処理装置と、当該情報
    処理装置を管理する情報管理装置とを通信手段を通じて
    電気的に接続し、 前記情報処理装置を対象として提供される前記電子カー
    ドによる決済に対応して専用又は/及び汎用サービスを
    個別に管理することを特徴とする請求項9に記載の情報
    処理方法。
  11. 【請求項11】 前記電子カードによる決済に対応した
    専用又は/及び汎用サービスを実現する場合であって、 前記専用又は/及び汎用サービスを実現するためのアプ
    リケーションを予め準備することを特徴とする請求項1
    0に記載の情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記電子カードによる決済に対応した
    専用又は/及び汎用サービスを実現する場合であって、 当該電子カードの決済に対応して有料課金サービスを個
    別に管理することを特徴とする請求項10に記載の情報
    処理方法。
  13. 【請求項13】 前記電子カードによる決済に対応した
    専用又は/及び汎用サービスを実現する場合であって、 前記電子カードによる決済時に、 前記電子カードを所定の位置にかざしてくださいとする
    ような案内情報を表示することを特徴とする請求項10
    に記載の情報処理方法。
JP2002156190A 2002-05-29 2002-05-29 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法 Pending JP2003346094A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156190A JP2003346094A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002156190A JP2003346094A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003346094A true JP2003346094A (ja) 2003-12-05

Family

ID=29772517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002156190A Pending JP2003346094A (ja) 2002-05-29 2002-05-29 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003346094A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004490A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Sony Corp 表示端末装置
JP2008146467A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Sony Corp コンテンツ再生装置、決済方法および決済用プログラム
JP2011003150A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Toshiba Tec Corp 表示器及び商品販売データ処理装置
US8058974B2 (en) 2008-03-31 2011-11-15 Fujitsu Limited Integrated circuit processing device and integrated circuit processing method
US10868582B2 (en) 2017-03-01 2020-12-15 Japan Display Inc. Display device

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007004490A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Sony Corp 表示端末装置
US8860667B2 (en) 2005-06-23 2014-10-14 Sony Corporation Display terminal device
JP2008146467A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Sony Corp コンテンツ再生装置、決済方法および決済用プログラム
US8058974B2 (en) 2008-03-31 2011-11-15 Fujitsu Limited Integrated circuit processing device and integrated circuit processing method
JP2011003150A (ja) * 2009-06-22 2011-01-06 Toshiba Tec Corp 表示器及び商品販売データ処理装置
US10868582B2 (en) 2017-03-01 2020-12-15 Japan Display Inc. Display device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20230389098A1 (en) Apparatus and method to control a mobile terminal
US6901240B2 (en) Communication system
EP3171585B1 (en) Content display apparatus
US8156525B2 (en) Information-processing system, information-processing device, and information-processing method
JP3413125B2 (ja) エンタテインメントシステム、データ通信ネットワークシステム、エンタテインメント装置および携帯情報通信端末
WO2022206627A1 (zh) 一种功能迁移方法和装置
JP4552373B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法
JP2003346094A (ja) 情報処理システム、情報処理装置及び情報処理方法
JP4337434B2 (ja) コンテンツマネージメント端末,プログラム
CN114928748A (zh) 虚拟礼物的动效视频的渲染处理方法、终端及存储介质
JP2003076837A (ja) ユーザ登録方法および情報通信端末
JP2003178272A (ja) 電子機器、および動作制御方法
JP2008158937A (ja) 電源タップおよび携帯電話サービスシステム
KR20200036216A (ko) 푸시 서버를 이용하여 광고 영상과 고객 호출정보를 복합적으로 출력하는 did의 복합 정보 출력 방법
WO2022206676A1 (zh) 一种功能迁移方法和装置
JP3711077B2 (ja) データ通信ネットワークシステム、方法および計算機システム
JP2002055909A (ja) インターネット接続システム、制御装置およびインターネットアクセス装置
KR20100100282A (ko) 복수 사용자의 인증을 통하여 동시 시청을 위한 iptv 시스템 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050428

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060426

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070717

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070918

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071217

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080205