JP2003345581A - データ共有システム及びデータ共有プログラム - Google Patents

データ共有システム及びデータ共有プログラム

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JP2003345581A
JP2003345581A JP2002154580A JP2002154580A JP2003345581A JP 2003345581 A JP2003345581 A JP 2003345581A JP 2002154580 A JP2002154580 A JP 2002154580A JP 2002154580 A JP2002154580 A JP 2002154580A JP 2003345581 A JP2003345581 A JP 2003345581A
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Kenji Terada
賢二 寺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションサーバで管理されているユ
ーザーデータを、顧客毎のフォーマットに対応させると
ともに、出力環境に応じて出力する。 【解決手段】 アプリケーションサーバ1に蓄積された
データに基づいて、顧客に関するレポートデータを端末
装置4において出力するデータ共有システムであって、
レポートデータのフォーマットである基本データを蓄積
する基本データベース16と、顧客に関するユーザーデ
ータを蓄積するユーザーデータベース17と、ユーザー
データに基づいて、基本データを加工して前記レポート
データを生成するレポートデータ生成手段13と、生成
されたレポートデータを端末装置4に送信する第1の通
信手段11と、送信されたレポートデータを、端末装置
4において受信する第2の通信手段41と、受信したレ
ポートデータを出力する出力手段42とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
サーバと端末装置との間でデータを共有するためのデー
タ共有システム及びデータ共有プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、保険業務等においては、
本社に設置されたアプリケーションサーバで顧客管理を
行うとともに、保険会社(保険代理店)社員が出先にお
いて顧客との契約や手続を行う形態が採られている。
【0003】この従来の業務形態では、出先において顧
客に関するユーザーデータが記入された契約書や帳票等
のレポートデータを出力する必要があり、出先から本社
のアプリケーションサーバにアクセスし、必要なデータ
を取得する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保険業
務等においては、顧客毎に出力するレポートデータのフ
ォーマットが異なったり、出先に設置されているプリン
タ等の出力装置が異なったりするため、本社から取得し
たデータを適切に出力できない場合があった。
【0005】そこで、本発明は、以上の点に鑑みてなさ
れたもので、本社のアプリケーションサーバで管理され
ているユーザーデータを、顧客毎に異なるレポートデー
タのフォーマットに対応させるとともに、出先毎に異な
る出力環境に応じて、レポートデータとして出力できる
データ共有システム及びデータ共有プログラムを提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、アプリケーションサーバに蓄積されたデ
ータに基づいて、顧客に関するレポートデータを端末装
置において出力する際、レポートデータのフォーマット
である基本データに顧客に関するユーザーデータを付加
して生成されたレポートデータを、端末装置側において
アプリケーションサーバから受信し、受信したレポート
データを出力する。
【0007】上記発明によれば、テンプレートなど定型
的なフォーマットデータである基本データに、顧客毎に
管理されたユーザーデータを記入して構成されたレポー
トデータを、出先の端末装置において出力することがで
きる。
【0008】上記発明では、受信されたレポートデータ
には、端末装置でデータの変更の可否が部分的に設定さ
れ、端末装置側では、変更が許可された部分について編
集を行うようにすることが好ましい。
【0009】上記発明によれば、顧客の属性に応じて、
変更可能なデータを部分的に設定することにより、レポ
ートデータが改変を制限することができ、レポートデー
タの信頼性を高めることができる。
【0010】上記発明において、受信されたレポートデ
ータには、ユーザーデータが付加されており、この付加
されたユーザーデータには、印刷対象データと、印刷対
象外データとが含まれ、ユーザーデータの中から印刷対
象データを選択して、レポートデータに付加して出力す
ることが好ましい。上記発明によれば、アプリケーショ
ンサーバと端末装置との間で送受信されるレポートデー
タに、印刷対象外のデータを盛り込むことが可能とな
り、レポートデータの汎用性を高めることができる。
【0011】本発明では、ユーザーデータの中から印刷
対象外データを抽出して、所定形式の別ファイルとして
出力することが好ましい。上記発明によれば、レポート
データに付加されたユーザーデータのうち、印刷対象外
のデータを、例えばCSVやテキストデータのファイル
として抽出し、別途利用可能とすることにより、レポー
トデータの利便性を高めることができる。
【0012】なお、上記データ共有システムは、パーソ
ナルコンピュータやワークステーション等の汎用コンピ
ュータで実行されるデータ共有プログラムにより実現す
ることができる。
【0013】そして、このデータ共有プログラムを、端
末装置上で起動されるブラウザソフトウェアに組み込ま
れるプラグインプログラムとし、このプラグインプログ
ラムは、端末装置に接続された印刷装置の設定を制御す
るステップを備え、印刷装置の設定を制御し、レポート
データを印刷により出力することが好ましい。
【0014】上記発明によれば、端末装置側のブラウザ
ソフトに、必要な機能を簡便的に追加することができ、
端末装置の印刷環境に応じた設定を、端末装置側で行う
ことができ、レポートデータの利便性をより高めること
ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(データ共有システムの基本構
成)以下に本発明の第1実施形態に係るデータ共有シス
テムについて詳細に説明する。図1は、本実施形態に係
るデータ共有システムの全体を示すブロック図である。
【0016】同図に示すように、本実施形態に係るデー
タ共有システムは、代理店ユーザーが、アプリケーショ
ンサーバ1に蓄積されたデータに基づいて、顧客(例え
ば、保険契約者)に関するレポートデータを端末装置4
において出力するデータ共有システムである。
【0017】アプリケーションサーバ1は、例えば保険
会社等の本社に設置されたサーバ装置であり、ネットワ
ーク2を通じて、端末装置4と接続されている。端末装
置4は、保険会社の顧客企業3内に設置されたパーソナ
ルコンピュータ等の汎用コンピュータであり、ネットワ
ーク2を通じてアプリケーションサーバに接続が可能と
なっている。また、端末装置4には、ブラウザソフトが
インストールされており、このブラウザソフトを起動す
ることにより、ネットワーク2上のWebページにアクセ
スしたり、データをダウンロードしたりすることができ
る。
【0018】これらアプリケーションサーバ1や端末装
置4について詳述する。図2は、アプリケーションサー
バ1及び端末装置4の内部構成を示すブロック図であ
る。
【0019】同図に示すように、アプリケーションサー
バ1は、レポートデータのフォーマットである基本デー
タを蓄積する基本データベース16と、顧客に関するユ
ーザーデータを蓄積するユーザーデータベース17と、
これらの各データベースを管理するデータベース管理手
段15と、ユーザーデータに基づいて、基本データを加
工してレポートデータを生成するレポートデータ生成手
段13と、生成されたレポートデータを端末装置4に送
信する第1通信手段11と、これらの各手段の動作を制
御する制御手段12とを備えている。
【0020】レポートデータ生成手段13は、顧客の種
類に応じたレポートデータを生成するものであり、デー
タベース管理手段15を介して、基本データベース16
から基本データを取得するとともに、ユーザーデータベ
ース17からユーザーデータを取得し、これらからユー
ザーに応じてカスタマイズされたレポートデータを生成
する。ユーザーデータベース16で管理されるユーザー
データについては、後述する。
【0021】ここで、レポートデータとは、例えば保険
会社が発行する契約書や伝票、帳票等の書類を印刷する
ためのデータであり、図4に示すように、基本データに
所定のユーザーデータを記入して構成される。詳述する
と、図4に示すように、レポートデータでは、”[]”
で示されるタグにより、データの属性が定義されてい
る。本実施形態において各タグは、 [xx.FORMAT] …レポートのフォーマット [xx.WHERE] …検索条件のフォーマット [xx.HEADER] …ヘッダーのフォーマット [xx.COLHEAD] …カラムヘッダのフォーマット [xx.BREAK] …ブレーク(合計行)のフォーマット [xx.FOOTER] …フッタのデータ [xx.DATA] …カラムデータ [xx.NOREPORT] …印刷対象外データ を示している。なお、タグ中の”xx”は、代理店ユーザ
ーの属性を示す識別子であり、この識別子に基づいて、
ユーザーに適合したレポートデータを形成する。また、
図4中、”XXXX”、”DDDD”、”RRRR”、”MMMM”は、
レポートのデザイン(レイアウト)において、文字列及
びその配置を示すものである。
【0022】本実施形態では、レポートデータに付加さ
れるユーザーデータには、上記”[xx.NOREPORT]”で示
したように、印刷対象データと、印刷対象外データとが
含まれており、書類として印刷される場合には、印刷対
象データが基本データ内に記入された形で印刷される。
【0023】基本データベース16は、レポートデータ
の基本的なレイアウトやデザイン、フォーマットを定型
化したテンプレートデータを、レポートの種類に応じて
格納するものである。ユーザーデータベース17は、顧
客に関するデータを格納するものであり、顧客の氏名、
名称、所属、割引率等を顧客毎に格納するものである。
このユーザーデータの詳細については、後述する。
【0024】また、アプリケーションサーバ1は、レポ
ートデータ生成手段13により、生成されたレポートデ
ータに対して、端末装置4におけるデータの変更の可否
を部分的に設定する変更設定手段14を備えている。こ
の、変更設定手段14は、ユーザーデータに基づいて、
データの変更の可否を設定する。
【0025】すなわち、顧客に対して配信したデータ
は、顧客側において変更することができるが、レポート
の種類によっては、変更を認めることができないものも
あることから、変更設定手段14は、その変更制限を設
定する。
【0026】端末装置4は、出力装置であるプリンター
5や、端末装置4に対する入力を行うキーボード・マウ
ス等の入力手段4b、液晶ディスプレイ等の表示用のモ
ニター4aが接続されているとともに、ファイルを入出
力する装置としてフロッピー(登録商標)ディスク等の
入出力デバイス4cが内蔵されている。本実施形態にお
いて端末装置4には、OS上で実行されるブラウザソフ
ト43が表示用インターフェースとして導入されてお
り、このブラウザソフトには、機能を追加するためのプ
ラグインプログラムが追加されている。
【0027】具体的に、端末装置4は、アプリケーショ
ンサーバ1から送信されたレポートデータを受信する第
2通信手段41と、受信したレポートデータを出力する
プラグインソフト(出力手段)42と、表示用インター
フェース(ブラウザソフト)43と、プリンタドライバ
44と、プリンタ用インターフェース45と、ファイル
出力手段46と、ファイル出力インターフェース47
と、ハードディスク48とを備えている。
【0028】第2通信手段41は、モデムやターミナル
アダプタ等を含む通信手段であり、端末装置4上で実行
されるソフトウェアで実現してもよい。
【0029】プラグインソフト(出力手段)42は、ア
プリケーションサーバ1からダウンロードされ、ブラウ
ザソフト43に付加されるものであり、ブラウザソフト
43ではサポートされていない機能を、ブラウザソフト
43に追加するものである。本実施形態においてこのプ
ラグインプログラム42は、第2通信手段41で受信さ
れたデータは、プラグインプログラム42を介してブラ
ウザソフト43に入力される。
【0030】表示用インターフェース(ブラウザソフ
ト)43は、OS上で実行される周知のソフトウェアで
あり、受信されたデータを、モニター4aに表示させた
り、データ送信機能によりアプリケーションサーバ1に
データを送信したり、受信したデータを印刷等したりす
る機能を有する。
【0031】プリンタドライバ44は、OSに備えら
れ、プリンター5の動作を制御するドライバプログラム
であり、本実施形態ではプラグインプログラム42から
出力されたデータを、端末装置4の動作環境に応じて、
プリンター5に出力する。プリンタ用インターフェース
45は、所定のプロトコルによってプリンター5の動作
を制御する命令を送信したり、印刷用データをプリンタ
ー5に出力するものである。
【0032】ファイル出力手段46は、プラグインプロ
グラム42から受け取ったデータを、所定のファイル形
式に変換し、ハードディスク48や、ファイル出力イン
ターフェース47に送出するものである。本実施形態に
おいてこのファイル出力手段46は、プラグインから受
け渡されたレポートデータに含まれている印刷対象外の
ユーザーデータをテキストファイルやCSVファイルに
変換する。ファイル出力インターフェース47は、フロ
ッピーディスクドライブ等の入出力デバイス4cに対し
て、所定のプロトコルでデータを送受信するものであ
る。
【0033】(ユーザーデータの内容)上述したアプリ
ケーションサーバ1のユーザーデータベース17で管理
されるユーザーデータには、以下の内容が含まれる。
【0034】(1) アプリケーションサーバ1へのログイ
ン認証情報 すなわち、ユーザーデータベース17には、アプリケー
ションサーバ1へのアクセスを制限する際に照合される
認証データも含まれており、本実施形態において、前記
第1通新手段は、この認証データに基づいて、代理店ユ
ーザーのアクセスを制限する。具体的には、顧客毎に設
定されたユーザID、パスワードが含まれる。
【0035】(2) ユーザの権限 ユーザーデータベース17には、代理店ユーザー毎に設
定されたアクセス権限が、代理店ユーザに対応付けられ
て格納されている。本実施形態に係るアクセス権限は、
以下のものがある。
【0036】ゲストユーザ:レポートのプレビューと
印刷機能を利用できる。
【0037】一般ユーザ :レポートファイル管理機
能(履歴管理)を利用できる。
【0038】パワーユーザ:レポートデザイナーを利
用し、レポートフォーマットを作成することができる。
作成したレポートフォーマットは、サーバに登録可能。
【0039】管理者 :管理者用アプリケーショ
ンをダウンロードして利用することができる。代理店ユ
ーザ毎・帳票毎の利用回数などの統計情報を利用でき
る。
【0040】なお、本実施形態において、上位ユーザ
は、下位ユーザの機能を包含することができ、ユーザ毎
に権限を変更することができる。また、代理店ユーザ毎
にレポートデータの圧縮、レポートデータの暗号化、レ
ポート出力先の変更、バッチリクエスト(リクエストの
み行い結果は後で一括確認)の機能を付与することがで
きる。
【0041】なお、管理者権限でログインしたユーザ
は、管理者用アプリケーションをダウンロードして、自
己が使用するコンピュータ等にインストールすることが
できる。管理者用アプリケーションの機能としては、以
下のものがある。
【0042】(1) レポートデザイナ(レポートフォーマ
ット作成) (2) レポートフォーマットチェッカー (3) レポートファイルエディタ(レポートデータの編
集) (4) レポートファイル管理ツール 上記レポートデザイナは、ユーザーがブラウザを通じ
て、レポートデータのレイアウトを設定する機能であ
り、図7(a)〜(f)に示すように、レポートの一覧
形式におけるヘッダや、カラムヘッダ、カラム、ブレー
ク、頁フッタ等のレイアウトを設定することができる。
設定されたデザインは、基本データとしてアプリケーシ
ョンサーバ1の基本データベース16に保存される。
【0043】(プラグインプログラムの機能)上述した
プラグインプログラム42は、主として以下のような機
能を有する。
【0044】(1) アプリケーションサーバ1側で作成さ
れたレポートデータ(数千ページ以上可)を、自動でダ
ウンロードする。
【0045】(2) 端末装置4側において、レポートデー
タを格納するフォルダーや履歴を管理するフォルダー等
が無い場合は、自動で作成する。
【0046】(3) アプリケーションサーバ1側から受け
た指示に従い、以下の何れかの動作を行う(複数の動作
を指定することも可能)。
【0047】レポートのプレビューを表示する。
【0048】レポートデータを直接プリンタに出力す
る。
【0049】レポートデータをローカルファイルに格
納する。
【0050】レポートデータをCSV形式に変換し、
ハードディスク48や入出力デバイス4cなどのローカ
ルファイルに格納する。
【0051】レポートデータから印刷対象外のユーザ
データを抽出し、ローカルファイルに格納する。
【0052】(4) ブラウザソフト43により表示された
レポートプレビュー画面から以下の操作が可能レポー
トデータをプリンタに出力する。
【0053】レポートデータをローカルファイルに格
納する。
【0054】レポートデータをCSVに変換し、ロー
カルファイルに格納する。
【0055】レポートデータから印刷対象外のユーザ
データを抽出し、ローカルファイルに格納する。
【0056】(5) ダウンロードしたレポートデータを以
下のアプリケーションと連携する事ができる。
【0057】表計算ソフト ワードプロセッサソフト メールソフト(メーラ) (6) ブラウザではサポートされない以下の形式のレポー
トもサポートする。
【0058】伝票やプレプリント用紙への印刷 業務用の定型フォーマット帳票 (7) ブラウザソフト43ではサポートされない以下のプ
リンタ管理機能をサポートする。
【0059】プリンタ毎に余白を設定しておくことが
できる。
【0060】OSで管理されている「通常使うプリン
タ」とは別のプリンタを 当該データを出力するための
デフォルトプリンタに設定することができる。
【0061】(8) ダウンロードしたレポートデータは履
歴管理され、いつでも、編集、印刷、CSV出力、ユー
ザデータの抽出を行うことができる。
【0062】(9) 履歴管理されているレポートデータに
は、印刷日、編集日、CSV出力日、ユーザデータ出力
日が記録され、処理が終了したデータには「済み」のフ
ラグが付加され、管理される。
【0063】(10) アプリケーションサーバ1から圧縮
されたレポートデータが送られてきた場合は解凍する。
【0064】(11) アプリケーションサーバ1から暗号
化されたレポートデータが送られてきた場合は復元す
る。
【0065】なお、これらの機能は、プラグインプログ
ラムにより表示されたブラウザソフトの画面上から操作
することができる。則ち、図6に示すように、画面上の
操作により、レポートプレビュー(図中(a))や、作
成済みレポート一覧表示(図中(b)、印刷の際の余白
設定(図中(c))、及び環境設定(図中(d))を行
うことができる。
【0066】(データ共有システムを用いたデータ共有
方法)そして、上記構成を有する本実施形態に係るデー
タ共有システムを用いたデータ共有方法は、以下の手順
による。図3は、データ共有システムの動作を示すフロ
ー図である。
【0067】同図に示すように、先ず、代理店ユーザー
は、端末装置4からアプリケーションサーバ1にアクセ
スし、ログイン処理を行う。このログインの際に、端末
装置4は、代理店ユーザーを特定するユーザーIDを送
信する。アプリケーションサーバ1では、ユーザーID
に基づいて認証を行う。そして、アクセスが許可された
後、端末装置4からレポートデータの送信要求(リクエ
スト)を送信する(S101)。
【0068】この送信要求を受けて、アプリケーション
サーバ1は、基本データベース16から基本データ(テ
ンプレートデータ)を読み出すとともに、ユーザーID
に関連付けられたユーザーデータをユーザーデータベー
ス17から読み出す(S103)。
【0069】この読み出されたデータに基づいてレポー
トデータ生成手段13は、レポートデータを生成する
(S104)。このとき、変更設定手段14は、ユーザ
ーデータに基づいて、変更可能な箇所を適宜設定する。
【0070】その後、レポートデータを、アプリケーシ
ョンサーバ1から端末装置4に対して送信し(S10
5)、端末装置4は、送信されたレポートデータを受信
する(S106)。この受信されたレポートデータは、
プラグインプログラム42を介して、ブラウザソフト4
3によりモニター4aに表示される。
【0071】代理店ユーザーは、入力手段4bにより、
ブラウザソフト43上で出力命令操作を行い、レポート
データを印刷或いはファイル出力する(S107)。す
なわち、ユーザーがレポートデータの出力を命令した場
合には、プリンタドライバ44及びプリンタ用インター
フェース45を介して、プリンタ5にレポート(印刷対
象のユーザーデーターを含む)を印刷させる。印刷例を
図5に示す。
【0072】一方、代理店ユーザーがファイル出力を命
令した場合には、レポートデータをファイルとして出力
するか、或いは、レポートデータに付加された印刷対象
外データをCSVデータとして出力する。
【0073】(データ共有システム及びデータ共有プロ
グラムによる作用効果)本実施形態に係るデータ共有シ
ステムによれば、アプリケーションサーバ1において、
基本データにユーザーデータを付加して生成されたレポ
ートデータを、端末装置4側において受信し、受信した
レポートデータを出力する際に、レポートデータに、端
末装置4でデータの変更の可否を部分的に設定するた
め、レポートデータが改変を制限することができ、レポ
ートデータの信頼性を高めることができる。
【0074】また、本実施形態に係るレポートデータに
は、ユーザーデータが付加されており、この付加された
ユーザーデータには、印刷対象データと、印刷対象外デ
ータとが含まれ、ユーザーデータの中から印刷対象デー
タを選択して、レポートデータに付加して出力する。こ
の結果、アプリケーションサーバ1と端末装置4との間
で送受信されるレポートデータに、印刷対象外のデータ
を盛り込むことが可能となり、レポートデータの汎用性
を高めることができる。
【0075】さらに、本実施形態では、プラグインプロ
グラム42が、ユーザーデータの中から印刷対象外デー
タを抽出して、所定形式の別ファイルとして出力する機
能を有するため、印刷対象外のデータを、例えばCSV
やテキストデータのファイルとして抽出し、別途利用可
能とすることができ、レポートデータの利便性を高める
ことができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
本社のアプリケーションサーバで管理されているユーザ
ーデータを、顧客毎に異なるレポートデータのフォーマ
ットに対応させるとともに、出先毎に異なる出力環境に
応じて、レポートデータとして出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るデータ共有システムの全体構造
を示す概略構成図である。
【図2】実施形態に係るデータ共有システムの内部構造
を示すブロック図である。
【図3】実施形態に係るデータ共有システムの動作を示
すフロー図である。
【図4】実施形態に係るレポートデータのデータ構造を
示す説明図である。
【図5】実施形態に係るレポートデータの印刷例を示す
説明図である。
【図6】実施形態に係るレポート管理機能を示す説明図
である。
【図7】実施形態に係るレポートデザイナー機能を示す
説明図である。
【符号の説明】
1…アプリケーションサーバ 2…ネットワーク 3…企業 4…端末装置 4a…モニター 4b…入力手段 4c…入出力デバイス 5…プリンタ 11…第1通信手段 12…制御手段 13…レポートデータ生成手段 14…変更設定手段 15…データベース管理手段 16…基本データベース 17…ユーザーデータベース 41…第2通信手段 42…プラグインプログラム(出力手段) 43…ブラウザソフト(表示用インターフェース) 44…プリンタドライバ 45…プリンタ用インターフェース 46…ファイル出力手段 47…ファイル出力インターフェース 48…ハードディスク

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションサーバに蓄積されたデ
    ータに基づいて、顧客に関するレポートデータを端末装
    置において出力するデータ共有システムであって、 前記レポートデータのフォーマットである基本データを
    蓄積する基本データベースと、 前記顧客に関するユーザーデータを蓄積するユーザーデ
    ータベースと、 前記ユーザーデータに基づいて、前記基本データを加工
    して前記レポートデータを生成するレポートデータ生成
    手段と、 生成されたレポートデータを前記端末装置に送信する第
    1の通信手段と、 送信されたレポートデータを、前記端末装置において受
    信する第2の通信手段と、 受信したレポートデータを出力する出力手段とを有する
    ことを特徴とするデータ共有システム。
  2. 【請求項2】 前記レポートデータ生成手段は、 生成されたレポートデータに対して、前記端末装置でデ
    ータの変更の可否を部分的に設定する変更設定手段を備
    えることを特徴とする請求項1に記載のデータ共有シス
    テム。
  3. 【請求項3】 前記変更設定手段は、前記ユーザーデー
    タに基づいて、前記データの変更の可否を設定すること
    を特徴とする請求項2に記載のデータ共有システム。
  4. 【請求項4】 前記レポートデータ生成手段は、 前記ユーザーデータを、前記レポートデータに付加する
    機能を有し、 この付加されるユーザーデータには、印刷対象データ
    と、印刷対象外データとが含まれ、 前記出力手段は、ユーザーデータの中から印刷対象デー
    タを選択して、レポートデータに付加して出力すること
    を特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のデータ
    共有システム。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、前記ユーザーデータの
    中から印刷対象外データを抽出して、所定形式の別ファ
    イルとして出力する機能を有することを特徴とする請求
    項4に記載のデータ共有システム。
  6. 【請求項6】 アプリケーションサーバに蓄積されたデ
    ータに基づいて、顧客に関するレポートデータを端末装
    置において出力するプログラムであって、該プログラム
    は、前記端末装置に、 前記レポートデータのフォーマットである基本データに
    前記顧客に関するユーザーデータを付加して生成された
    レポートデータを、前記端末装置側において前記アプリ
    ケーションサーバから受信するステップ(1)と、 受信したレポートデータを出力するステップ(2)とを有
    する処理を実行させることを特徴とするデータ共有プロ
    グラム。
  7. 【請求項7】 前記受信されたレポートデータには、前
    記端末装置でデータの変更の可否が部分的に設定され、 前記プログラムは、変更が許可された部分について編集
    を行うステップ(3)を有することを特徴とする請求項6
    に記載のデータ共有プログラム。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(1)において受信されたレ
    ポートデータには、前記ユーザーデータが付加されてお
    り、 この付加されたユーザーデータには、印刷対象データ
    と、印刷対象外データとが含まれ、 前記ステップ(2)では、ユーザーデータの中から印刷対
    象データを選択して、レポートデータに付加して出力す
    ることを特徴とする請求項6又は7のいずれかに記載の
    データ共有プログラム。
  9. 【請求項9】 前記ユーザーデータの中から印刷対象外
    データを抽出して、所定形式の別ファイルとして出力す
    るステップ(4)を有することを特徴とする請求項8に記
    載のデータ共有プログラム。
  10. 【請求項10】 前記プログラムは、前記端末装置上で
    起動されるブラウザソフトウェアに組み込まれるプラグ
    インプログラムであり、 このプラグインプログラムは、前記端末装置に接続され
    た印刷装置の設定を制御するステップを備え、 前記ステップ(1)においては、前記印刷装置の設定を制
    御し、前記レポートデータを印刷により出力することを
    特徴とする請求項6乃至9のいずれかに記載のデータ共
    有プログラム。
JP2002154580A 2002-05-28 2002-05-28 データ共有システム及びデータ共有プログラム Pending JP2003345581A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2008106783A1 (en) * 2007-03-07 2008-09-12 Spoton Systems Inc. A generic, customizable navigation, layout and reporting system for mobile forms data capture
US7551319B2 (en) 2004-07-02 2009-06-23 Ricoh Company, Ltd. Printer device, printing method, printing program, and recording medium

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