JP2003345531A - ストレージシステム、管理サーバ、及びそのアプリケーションの管理方法 - Google Patents

ストレージシステム、管理サーバ、及びそのアプリケーションの管理方法

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JP2003345531A JP2002150145A JP2002150145A JP2003345531A JP 2003345531 A JP2003345531 A JP 2003345531A JP 2002150145 A JP2002150145 A JP 2002150145A JP 2002150145 A JP2002150145 A JP 2002150145A JP 2003345531 A JP2003345531 A JP 2003345531A
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寿充 鎌野
Kenji Muraoka
健司 村岡
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    • G06F11/0766Error or fault reporting or storing

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】RAIDディスクでは1台のディスクにディス
ク障害が発生してもパリティから正しくデータを復元す
ることは出来るが、アプリケーションの低下を予測する
ことは不可能であった。これを可能とする。 【解決手段】 アプリケーションを動作させるホストが
ネットワークを介して接続する複数のディスクアレイ装
置と、管理サーバとを有し、ディスクアレイ装置は、物
理ディスクの異常を検出する物理ディスク異常検出手段
を備え、管理サーバは、アプリケーションと、アプリケ
ーションが使用する論理ボリュームと、この論理ボリュ
ームに対応する物理ディスクとの対応関係を記憶してお
り、管理サーバは、ディスクアレイ装置の物理ディスク
異常検出手段が物理ディスクの異常を検知すると、対応
関係に応じて、異常の生じた物理ディスクに対応した論
理ボリュームを使用するアプリケーションを検出するア
プリケーション検出手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ストレージシス
テム、管理サーバ、及びそのアプリケーションの管理方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】ホストは、アプリケーションを動作させ
るにあたり、複数のディスクアレイ装置を外部記憶装置
として用いる。ディスクアレイ装置は複数台のディスク
で構成される。具体的には、ホストは、SAN(Storage
Area Network)を介して、ディスクアレイ装置に接続
し、複数台のディスクで構成される論理ボリューム(L
U)にデータを分散させて記憶(Storage)させる。
【0003】このディスクアレイ装置の障害耐性を高め
る技術として、例えば、特開2000−305720号
公報にはディスクの障害を予測する技術が開示されてい
る。また、特開2001−167035号公報には、w
wwブラウザを利用してネットワーク上のクライアント
を監視することで、ディスクアレイ装置の障害耐性を高
めている。さらに、特開平11−24850号公報に
は、障害の発生したドライブのデータを回復する際に、
障害の発生頻度の高いボリウムに属するデータから順に
回復させる技術が開示されている。また、特開2000
−20245号公報には、コントローラに接続されたデ
ィスクドライブを自動的に構成する技術が開示されてい
る。
【0004】一般に、ディスクアレイ装置では、RAI
D(Redundant Array for Inexpensive Disks)技術を
利用し、データの損失やホストのシステムダウンを防止
するようにしている。書き込むデータにパリティやエラ
ー訂正データを付加した上で、これらのデータを複数台
のディスクに分散して格納する。このことで、一台のデ
ィスクが故障してもパリティから正しいデータを復元で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ディス
クが故障してデータの復元処理を実行すると、正常時に
比べてアプリケーションの性能低下を引き起こすことに
なる。また、ドライブが閉塞した場合、スペアのディス
クが存在すれば、そのディスクにおいて閉塞したディス
クを復元することになる。そして、この復元の処理の実
行中にも、正常時に比べてアプリケーションの性能低下
を引き起こすことになる。
【0006】ところが、このような復元処理は、ユーザ
側には知られことなく行われる。このため、アプリケー
ションの性能低下の原因がデータの復元処理にあるとは
判らず、他の原因について追及をしてしまうといった問
題があった。
【0007】また、ドライブが閉塞した場合、その警告
を受けたシステム管理者がアプリケーションの性能低下
に対する影響を予測することは困難であった。
【0008】
【課題を解決するための手段】アプリケーションを動作
させるホストがネットワークを介して接続する複数のデ
ィスクアレイ装置と、前記ディスクアレイ装置に搭載さ
れた個々のドライブを監視する管理サーバとを有するス
トレージシステムであって、前記ディスクアレイ装置
は、物理ディスクの異常を検出する物理ディスク異常検
出手段を備え、前記管理サーバは、前記アプリケーショ
ンと、前記アプリケーションが使用する論理ボリューム
と、この論理ボリュームに対応する物理ディスクとの対
応関係を記憶しており、前記管理サーバは、前記ディス
クアレイ装置の前記物理ディスク異常検出手段が前記物
理ディスクの異常を検知すると、前記対応関係に応じ
て、異常の生じた前記物理ディスクに対応した前記論理
ボリュームを使用する前記アプリケーションを検出する
アプリケーション検出手段を備える。
【0009】なお、管理サーバは、ディスクアレイ装置
の内部に設置されてもよい。さらに、管理サーバの機能
を有する管理サーバ部がディスクアレイ装置に組み込ま
れた構成としてもよい。すなわち、「管理サーバ」とい
う用語には、「管理サーバ部」としての意味も含む。
【0010】その他、本願が開示する課題、及びその解
決方法は、発明の実施の形態の欄及び図面により明らか
にされる。
【0011】
【発明の実施の形態】本明細書の記載により、少なくと
も次のことが明らかにされる。前記管理サーバは、前記
アプリケーション検出手段によって検出された前記アプ
リケーションに関する情報をユーザの端末へ通知するア
プリケーション通知手段を備えることとしてもよい。
【0012】前記管理サーバの記憶している前記対応関
係には、前記アプリケーションのジョブの実行の優先度
が設定されており、前記管理サーバは、前記ディスクア
レイ装置の前記物理ディスク異常検出手段が前記物理デ
ィスクの異常を検知すると、異常の生じた前記物理ディ
スクを使用する前記アプリケーションのジョブの実行の
優先度に応じ、該アプリケーションの処理能力を割り当
てるアプリケーション処理能力割当手段を備えることと
してもよい。
【0013】前記管理サーバは、前記ディスクアレイ装
置の前記物理ディスク異常検出手段が前記物理ディスク
の異常を検知すると、異常の生じた前記物理ディスクを
使用する前記アプリケーションのジョブの実行の優先度
を上げることとしてもよい。
【0014】前記管理サーバの前記アプリケーション処
理能力割当手段は、ユーザの操作入力に応じて前記アプ
リケーションの処理能力を割り当てることとしてもよ
い。
【0015】前記管理サーバは、少なくとも、前記アプ
リケーション検出手段によって検出された前記アプリケ
ーションと、このアプリケーションが使用する前記ディ
スクアレイ装置と、前記アプリケーションに割り当てら
れた処理能力とに関するアプリケーション情報をディス
プレイの画面に表示するアプリケーション情報表示手段
を備えることとしてもよい。
【0016】前記ディスクアレイ装置はミラーリングが
実行可能であって、前記管理サーバは、前記ディスクア
レイ装置の前記物理ディスク異常検出手段が前記物理デ
ィスクの異常を検知すると、対応する前記ミラーリング
側のディスクを前記アプリケーションの使用対象とする
ミラーリング側ディスク切替手段を備えることとしても
よい。
【0017】ここで、ミラーリングが実行可能とは、デ
ィスクアレイ装置がRAIDレベルとして「RAID−
1」(「ミラー」又は「ミラーリング」)をサポートし
ていることを意味する。
【0018】前記ディスクアレイ装置は、物理ディスク
の異常を検出する物理ディスク異常検出手段を有し、前
記管理サーバは、前記ディスクアレイ装置の前記物理デ
ィスク異常検出手段が前記物理ディスクの異常を検知す
ると、前記ディスクアレイ装置内の未使用ディスク領域
(空きディスク)に新たな論理ボリュームを割り当てて
内部コピー処理を実行し、この新たな論理ボリュームを
前記アプリケーションの使用対象とする内部コピー切替
手段を備えることとしてもよい。
【0019】本実施の形態に係るストレージシステムの
全体構成を図1に示す。複数のホスト10は、SAN(S
torage Area Network)40を介して複数のディスクアレ
イ装置(「ディスクサブシステム」とも称する)20に
接続する。各ホスト(コンピュータ)10は、ユーザに
よってアプリケーションがインストールされ、このアプ
リケーションの動作に必要なデータの外部記憶装置とし
て複数のディスクアレイ装置20を共用する。あるい
は、アプリケーションそのものがディスクアレイ装置2
0にインストールされる場合もある。すなわち、アプリ
ケーションのインストール先の相違によって、本発明の
技術的範囲が狭くなることはない。管理サーバ30は、
SAN40とは異なるローカルエリアネットワーク(L
AN)50を介して、複数のホスト10及び複数のディ
スクアレイ装置20と接続できる。あるいは、管理サー
バ30は、直接にSAN40に接続される場合もある。
【0020】ホスト10にはホストエージェント11が
インストールされている。システム管理者の管理サーバ
30に対する操作入力や、ディスクアレイ装置20の障
害などのイベントによって、各ディスクアレイ装置20
へのシステム構成情報を取得する要求がなされると、ホ
ストエージェント11が起動する。ホストエージェント
11は、自己を支配するホスト10のOS(Operation
System)上の『ホスト論理構成情報』を取得するため、
自己のホスト10がアクセス可能であるディスクアレイ
装置20の論理ボリュームに対し、アクセスパスを知る
ためのコマンドを発行する。
【0021】ホストエージェント11は、OSやデータ
ベース、上位ミドルウエアのアプリケーション・インタ
フェースを利用し、論理ボリュームの内部に格納されて
いるファイルの名称、容量、ファイルが属するファイル
システム上の位置を取得する。
【0022】各ディスクアレイ装置20は外部接続用イ
ンタフェース21を有する。各ディスクアレイ装置20
は、外部接続用インタフェース21を通じ、自己の構成
情報や、性能やデータを管理サーバ30に通知する。さ
らに、ディスクアレイ装置20は、自己の物理ディスク
の障害等の異常を検出して、管理サーバ30に通知す
る。あるいは、管理サーバ30がディスクアレイ装置2
0にアクセスして、その構成情報、性能やデータ及び障
害に関する情報を収集してもよい。他の実施例として、
管理サーバ30がSAN40のみに接続されている場合
には、外部接続用インタフェース21を使用せず、管理
サーバ30との間でSANインタフェースを用いて直接
に前記同様の情報を送信又は収集する。
【0023】ディスクアレイ装置20は、制御ボード
(コントローラ)が内蔵されている。このコントローラ
に実装されたプロセッサ(CPU、物理ディスク異常検
出手段)上で動作するマイクロプログラム(物理ディス
ク異常検出手段)により、ディスクアレイ装置20が制
御される。
【0024】この動作中のマイクロプログラムによっ
て、I/Oエラーなど、ディスクアレイ装置20の物理
ディスクの障害等の異常を検知できる。すなわち、物理
ディスクの障害異常を検知することで、アプリケーショ
ンの性能低下を予測できる。この異常の検知の方法を具
体的に説明する。例えばディスクアレイ装置のデータ制
御は、ディスクアレイ装置の制御ボード(コントロー
ラ)で実施される。このコントローラに実装されたCP
U上で、マイクロプログラムが動作して、装置の制御を
実施する。上位(例えばホスト)からのデータの読み込
み要求があった場合、マイクロプログラムは、そのデー
タを読みに行く制御を行う。通常データの読み込みは、
キャッシュを経由して実施され、キャッシュに存在しな
いデータは、ドライブからそのデータを読み込み、キャ
ッシュに格納するか、そのまま、上位へそのデータを送
ることになる。読み込むデータは、通常RAIDでは、
ドライブに分散されて格納されており、さらに、パリテ
ィによって、ドライブの一部が読めなくても、そのパリ
ティからデータを再生する方式がとられている。データ
の読み込み時には、マイクロプログラムで、その分散さ
れたデータを読み込む制御を行い、もし、データの一部
が読み込むことができなければ、それを復元するための
パリティを読みに行く制御をマイクロプログラムで実施
する。つまり、マイクロプログラムにより、パリティか
らデータ復元を実施する処理を実行しているため、その
頻度は、マイクロプログラムにより把握することが可能
である。例えば、ドライブ別にアクセス時の失敗頻度を
把握することも、マイクロプログラムで可能である。そ
こで、ある特定のドライブについて、アクセス時の失敗
が、あるしきい値(単純な累積の失敗回数とか、累積の
失敗回数)を超えたとき、そのドライブに障害等の異常
が発生することを予測することができる。このような処
理は、読み込みだけでなく、書込み処理についても同様
である。
【0025】図2のデータの分散格納の様子を表す概念
図に示す。ディスクアレイ装置20は、図2に示す通
り、複数のドライブから構成される。図2の例では、A
からEの符号が付与された五つのディスクが搭載されて
いる。そして、この五つのディスクドライブ上にロジカ
ルユニット(LU)定義される。これが一つの論理ボリ
ュームとして外部からは参照される。例えば、論理ボリ
ューム(LU0)は、A,B,C,Dのドライブで構成
される。ディスクアレイ装置20において、「RAID
5」と称するRAIDレベルでは、データは、ドライブ
(物理ディスク)HDD−A〜HDD−Eに跨り、D
1、D2及びD3と分散して書き込まれる。さらに、パ
リティP1が書き込まれる。このように、D1、D2、
D3及びパリティP1を分散して格納しているドライブ
HDD−A〜HDD−Eでもって、論理ボリューム(ロ
ジカルユニット)LU0あるいは論理ボリュームLU1
が構成される。
【0026】また、図3の対応表に示すように、管理サ
ーバ30では、ディスクアレイ装置20における、ホス
ト10で動作するアプリケーションAP−A〜AP−E
と、アプリケーションが使用する論理ボリュームLU
0、LU1と、この論理ボリュームLU0、LU1に対
応する物理ディスクHDD−A〜HDD−Eとの対応関
係を記憶している。
【0027】図3に示すような対応関係は、管理サーバ
30を使用するシステム管理者だけでなく、ホストを通
じてアプリケーションを利用するユーザにも、web画
面等で参照可能としてもよい。
【0028】管理サーバ30は、コンピュータシステム
(アプリケーション検出手段、ミラーリング側ディスク
切替手段、内部コピー切替手段、アプリケーション通知
手段、アプリケーション処理能力割当手段、アプリケー
ション情報表示手段)で構成される。この管理サーバ3
0の機能を示すブロック図を図4に示す。管理サーバ3
0は、ユーザ管理レイヤ31、オブジェクト管理レイヤ
32、エージェント管理レイヤ33、インタフェースレ
イヤ34を有する。オブジェクト管理レイヤ32は、各
ディスクアレイ装置20に関する構成情報を蓄積するデ
ータベースを備える。このデータベースに、前述したよ
うに、アプリケーションと論理ボリュームと物理ディス
クとの対応関係が格納されている。インタフェースレイ
ヤ34は、サブシステムインタフェース341及びホス
トインタフェース342を備える。
【0029】管理サーバ30には、ユーザ管理レイヤ3
1を通じ、複数のユーザの端末A〜Cが接続される。ま
た、管理サーバ30には、サブシステムインタフェース
341を通じ、複数のディスクアレイ装置20が接続さ
れる。さらに、管理サーバ30には、ホストインタフェ
ース342を通じ、ホスト10が接続される。
【0030】ユーザ管理レイヤ31は、ユーザの端末A
〜C管理する。ここで、ユーザにはシステム管理者が含
まれる。オブジェクト管理レイヤ32は、各ディスクア
レイ装置20の構成、性能、及び障害等の異常、並び
に、その他のイベントに関する情報を取得し、データベ
ースに格納する。このデータベースに格納する情報とし
て、より具体的には、各ディスクアレイ装置20の内部
アクセスパス、論理ボリューム、各論理ボリュームの容
量やアクセス権限、データ移動に関する設定、各ディス
クアレイ装置20間のデータコピーに関する設定、各デ
ィスクアレイ装置20の性能・制御の設定、各ディスク
アレイ装置の性能データの取得、及び、保守方法の設定
及び障害などの異常やユーザオペレーションによるイベ
ントの構成情報に関するものである。
【0031】なお、図1では、管理サーバ30は一つの
み示されているが、複数存在してもよい。また、管理サ
ーバ30は、ディスクアレイ装置20の内部に設置され
てもよい。さらに、管理サーバ30の機能を有する管理
サーバ部がディスクアレイ装置20に組み込まれた構成
としてもよい。すなわち、「管理サーバ」という用語に
は、「管理サーバ部」としての意味も含む。また、ディ
スクアレイ装置20から物理的に離れた場所に位置して
も良い。
【0032】管理サーバ30は、各ディスクアレイ装置
20へ定期的な問い合わせを行い、障害などの異常とい
ったイベントに関する情報を取得する。あるいは、各デ
ィスクアレイ装置20が検出した障害や保守のイベント
に関する情報が、サブシステムインタフェース341を
通じて管理サーバ30のエージェント管理レイヤ33に
通知される。
【0033】障害等のイベントが通知されたエージェン
ト管理レイヤ33は、割り込み機能により、オブジェク
ト管理レイヤ32に通知する。この通知を受けたオブジ
ェクト管理レイヤ32により、管理サーバ30は、ディ
スクアレイ装置20の状態が変更されたと認識する。こ
のイベントを認識した後、管理サーバ30は、ディスク
アレイ装置20の構成情報を取得し、データベースの情
報を更新する。
【0034】図5の模式図に示すように、管理サーバ3
0のディスプレイには、ディスクアレイ装置の性能を監
視する画面がGUI(Graphical User Interface)でも
って表示される。この画面に表示される情報は、前述し
た図3の対応関係に基づいている。図5に示すように、
まず、「アプリケーション」としてのAシステムに関
し、説明する。Aシステムは、ディスクアレイ装置「D
−B」を使用している。このディスクアレイ装置D−B
の「ドライブの状況」は、「OK」、すなわち、故障や
障害などの異常が生じていないことを示す。このAシス
テムのジョブの実行の優先度(「ジョブ優先度」)は、
「A」より低い「B」と設定されており、処理能力の割
当ては「10」のレベルとなっている。「その他の状
況」としては、「ドライブの状況」が「OK」であるた
めに空欄となっており、何ら特別の対策を施していない
ことを示す。
【0035】次に、「アプリケーション」としてのBシ
ステムに関し、説明する。Bシステムは、ディスクアレ
イ装置「D−B」を使用している。このディスクアレイ
装置D−Bの「ドライブの状況」は、「障害有り」とな
っていることを示す。このBシステムのジョブの実行の
優先度(「ジョブ優先度」)は、「B」より高い「A」
であり、前述したAシステムより、その優先度が高く設
定されている。また、このBシステムに関する処理能力
の割当ては「10」のレベルとなっている。「その他の
状況」としては、「ドライブの状況」が「障害有り」で
あるために「ミラー使用中」となっており、ミラーリン
グ側のディスクのデータを主たる(メイン)I/Oとし
て使用していることを示す。
【0036】次に、ディスク(ドライブ、物理ディス
ク)に障害が発生した場合の管理サーバによる対策処理
について、図6のフローチャートを参照にして説明す
る。まず、ドライブでI/Oエラーが発生する等、物理
ディスクの異常を検知すると(S10)、ミラーリング
ドライブが存在するか否かを判断する(S20)。ミラ
ーリングドライブが存在すれば(S20:YES)、図
7に示すように、アプリケーションの使用対象としてア
クセスするドライブを「主」から「副」へ切り替える
(S30)。このことで、ディスクの障害に応じ、パリ
ティからデータを復元することによって処理の負荷が増
加したことによるアプリケーションの動作に影響が及ば
ないようにする。次いで、システム管理者に、障害の発
生、並びにアクセスドライブを切り替えていることを通
知する(S40)。この通知の仕方としては、図5に示
すように、管理サーバのディスプレイに表示させる等の
適宜な方法を用いる。加えて、ホストを通じてアプリケ
ーションを利用するユーザにも、図5に示す情報をwe
b画面等で通知してもよい。そして、障害の発生したド
ライブが回復するか、あるいは、その交換が行われて復
旧すると、アクセスするドライブを通常の元のドライブ
に戻す(S50→S60)。
【0037】一方、ミラーリングドライブが存在しなけ
れば(S20:NO)、緊急処理として、内部にミラー
(内部コピー、同期コピーエリア)を作成可能か否かを
判断する(S70)。内部コピーが作成可能であれば
(S70:YES)、障害のないドライブで新たな論理
ボリュームを作成する(S80)。この内部コピーした
新たな論理ボリュームをアプリケーションの使用対象と
してアクセスするドライブとする(S90)。次いで、
システム管理者に、障害の発生、並びにアクセスドライ
ブを切り替えていることを通知する(S100)。この
通知の仕方としては、図5に示すように、管理サーバの
ディスプレイに表示させる等の適宜な方法を用いる。加
えて、ホストを通じてアプリケーションを利用するユー
ザにも、図5に示す情報をweb画面等で通知してもよ
い。そして、障害の発生したドライブが回復するか、あ
るいは、その交換が行われて復旧すると、アクセスする
ドライブを通常の元のドライブに戻し、内部コピーを削
除する(S110→S120)。
【0038】また、内部コピーが作成可能でない場合に
は(S70:NO)、別のディスクアレイ装置を使用す
ることも可能である。前述した図3の対応表に基づき、
障害の生じたドライブに対応する論理ボリュームを検索
する(S130)。そして、検索の結果、得られた論理
ボリュームを使用するアプリケーションを検出する(S
140)。次いで、システム管理者に、検出したアプリ
ケーションの性能低下の虞があることを通知する(S1
50)。この通知の仕方としては、図5に示すように、
管理サーバのディスプレイに表示させる等の適宜な方法
を用いる。加えて、ホストを通じてアプリケーションを
利用するユーザにも、図5に示す情報をweb画面等で
通知してもよい。
【0039】次に、前述した図5の画面に表示された情
報に示すように、性能低下の虞のあるアプリケーション
について、ジョブの優先度に応じ、負荷分散の対策処理
を実行する。例えば、図5に示すように、優先度の高い
「A」であるアプリケーションとしてBシステムの性能
低下の虞があり、なおかつ、状況としてミラーリングド
ライブを使用していないとした場合には、処理能力の割
当を「10」としていたのを「15」に上げて、障害の
生じたドライブの影響を受けずに、アプリケーション単
体の性能を維持できるようにする。ここで、処理能力の
割当を増やすということは、CPUの資源の割当率を増
やすことである。
【0040】また、アプリケーションのジョブの優先度
そのものを上げることで、同様の効果を奏することがで
きる(S160)。あるいは、優先度の低い「B」であ
るアプリケーションであるAシステム側の処理能力の割
当を「10」から「5」に下げることにより、相対的
に、優先度の高い「A」であるアプリケーションの処理
能力が落ちないようにもできる。
【0041】このような処理能力の割当やジョブの優先
度の設定は、図5のディスプレイにGUIでもって表示
された画面を通じて行うことができる。そして、障害の
発生したドライブが回復するか、あるいは、その交換が
行われて復旧すると、処理能力の割当や、アプリケーシ
ョンのジョブの優先度を元に戻す(S170→S18
0)。
【0042】また、その他の実施例として、ディスク
(ドライブ)の異常などの障害以外でも、論理ボリュー
ム毎のアプリケーションの使用状況やアクセスの状況を
監視することで、論理ボリューム単位での負荷の分散も
可能となる。このことで、特定の論理ボリュームが性能
低下するといった事態を防ぐことができる。
【0043】以上、本発明について、その実施の形態に
基づき具体的に説明したが、これに限定されるものでは
なく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であ
る。
【0044】本実施の形態によれば次の効果を奏するこ
とができる。管理サーバは、アプリケーションと、前記
アプリケーションが使用する論理ボリュームと、この論
理ボリュームに対応する物理ディスクとの対応関係を記
憶する。このことにより、物理ディスクの異常の影響を
受けるアプリケーションを検出し、その性能低下を予測
できる。この予測に基づき、性能低下や異常終了を抑止
できる。
【0045】管理サーバは、物理ディスクの異常の影響
を受けるアプリケーションに関する情報をユーザの端末
へ通知する。このことで、アプリケーションの性能低下
の虞をユーザへ告知することができる。
【0046】管理サーバの記憶している前記対応関係に
は、アプリケーションのジョブの実行の優先度が設定さ
れている。管理サーバは、異常の生じた物理ディスクを
使用するアプリケーションのジョブの実行の優先度に応
じ、アプリケーションの処理能力を割り当てる。このこ
とで、アプリケーションの負荷の制御が可能となる。
【0047】管理サーバは、異常の生じた物理ディスク
を使用するアプリケーションのジョブの実行の優先度を
上げる。このことで、アプリケーション単体の性能低下
を抑止することができる。
【0048】管理サーバは、ユーザの操作入力に応じて
アプリケーションの処理能力を割り当てる。ユーザは、
物理ディスクの異常の影響を受けるアプリケーションの
負荷の制御を行うことができる。
【0049】管理サーバは、アプリケーションと、この
アプリケーションが使用するディスクアレイ装置と、ア
プリケーションに割り当てられた処理能力とに関する情
報をディスプレイの画面上に表示する。このことで、ユ
ーザは、物理ディスクの異常の影響を受ける論理ボリュ
ーム及びアプリケーションと、このアプリケーションに
割り当てられた処理能力をディスプレイで監視すること
ができる。
【0050】管理サーバは、物理ディスクの異常を検知
すると、対応するミラーリング側のディスクをアプリケ
ーションの使用対象とする。このことで、アプリケーシ
ョンの性能低下を未然に防ぐことができる。
【0051】管理サーバは、物理ディスクの異常を検知
すると、前記ディスクアレイ装置内の未使用ディスク領
域に新たな論理ボリュームを割り当てて内部コピー処理
を実行し、この新たな論理ボリュームをアプリケーショ
ンの使用対象とする。このことで、アプリケーションの
性能低下を未然に防ぐことができる。
【0052】
【発明の効果】アプリケーションの性能低下を抑止でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態であるストレージシス
テムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係るデータの分散格
納の様子を表す概念図である。
【図3】 本発明の一実施の形態に係るディスクアレイ
装置の性能を監視する画面を示す模式図である。
【図4】 本発明の実施の形態に係る管理サーバの機能
を示すブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態に係る、ディスクアレイ
装置の性能を監視する画面を示す模式図である。
【図6】 本発明の実施の形態に係る、ディスクに障害
が発生した場合の処理を示すフローチャートである。
【図7】 アプリケーションの使用対象としてアクセス
するドライブを「主」から「副」へ切り替える様子を示
す模式図である。
【符号の説明】
10 ホスト 20 ディスクアレイ装置 30 管理サーバ 31 ユーザ管理レイヤ 32 オブジェクト管理レイヤ 33 エージェント管理レイヤ 34 インタフェースレイヤ 40 SAN 50 ローカルエリアネットワーク(LAN) 341 サブシステムインタフェース 342 ホストインタフェース D1〜D3 データ HDD−A〜HDD−E ドライブ(物理ディスク) LU0、LU1 ロジカルユニット(論理ボリ
ューム)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村岡 健司 神奈川県小田原市中里322番地2号 株式 会社日立製作所RAIDシステム事業部内 Fターム(参考) 5B065 BA01 CA11 CA30 EA01 EA31 EA36 EA39

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アプリケーションを動作させるホストが
    ネットワークを介して接続する複数のディスクアレイ装
    置と、前記ディスクアレイ装置を監視する管理サーバと
    を有するストレージシステムであって、 前記ディスクアレイ装置は、物理ディスクの異常を検出
    する物理ディスク異常検出手段を備え、 前記管理サーバは、前記アプリケーションと、前記アプ
    リケーションが使用する論理ボリュームと、この論理ボ
    リュームに対応する物理ディスクとの対応関係を記憶し
    ており、 前記管理サーバは、 前記ディスクアレイ装置の前記物理ディスク異常検出手
    段が前記物理ディスクの異常を検知すると、前記対応関
    係に応じて、異常の生じた前記物理ディスクに対応した
    前記論理ボリュームを使用する前記アプリケーションを
    検出するアプリケーション検出手段を備える、 ことを特徴とするストレージシステム。
  2. 【請求項2】 前記管理サーバは、前記アプリケーショ
    ン検出手段によって検出された前記アプリケーションに
    関する情報をユーザの端末へ通知するアプリケーション
    通知手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のス
    トレージシステム。
  3. 【請求項3】 前記管理サーバの記憶している前記対応
    関係には、前記アプリケーションのジョブの実行の優先
    度が設定されており、 前記管理サーバは、前記ディスクアレイ装置の前記物理
    ディスク異常検出手段が前記物理ディスクの異常を検知
    すると、異常の生じた前記物理ディスクを使用する前記
    アプリケーションのジョブの実行の優先度に応じ、該ア
    プリケーションの処理能力を割り当てるアプリケーショ
    ン処理能力割当手段を備えることを特徴とする請求項1
    に記載のストレージシステム。
  4. 【請求項4】 前記管理サーバは、前記ディスクアレイ
    装置の前記物理ディスク異常検出手段が前記物理ディス
    クの異常を検知すると、異常の生じた前記物理ディスク
    を使用する前記アプリケーションのジョブの実行の優先
    度を上げることを特徴とする請求項3に記載のストレー
    ジシステム。
  5. 【請求項5】 前記管理サーバの前記アプリケーション
    処理能力割当手段は、ユーザの操作入力に応じて前記ア
    プリケーションの処理能力を割り当てることを特徴とす
    る請求項3に記載のストレージシステム。
  6. 【請求項6】 前記管理サーバは、少なくとも、前記ア
    プリケーション検出手段によって検出された前記アプリ
    ケーションと、このアプリケーションが使用する前記デ
    ィスクアレイ装置と、前記アプリケーションに割り当て
    られた処理能力とに関するアプリケーション情報をディ
    スプレイの画面に表示するアプリケーション情報表示手
    段を備えることを特徴とする請求項1に記載のストレー
    ジシステム。
  7. 【請求項7】 アプリケーションを動作させるホストが
    ネットワークを介して接続する複数のディスクアレイ装
    置と、前記ディスクアレイ装置を監視する管理サーバと
    を有するストレージシステムであって、 前記ディスクアレイ装置は、物理ディスクの異常を検出
    する物理ディスク異常検出手段を有し、 前記管理サーバは、前記ディスクアレイ装置の前記物理
    ディスク異常検出手段が前記物理ディスクの異常を検知
    すると、対応するミラーリング側のディスクを前記アプ
    リケーションの使用対象とするミラーリング側ディスク
    切替手段を備えることを特徴とするストレージシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 アプリケーションを動作させるホストが
    ネットワークを介して接続する複数のディスクアレイ装
    置と、前記ディスクアレイ装置を監視する管理サーバと
    を有するストレージシステムであって、 前記ディスクアレイ装置は、物理ディスクの異常を検出
    する物理ディスク異常検出手段を有し、 前記管理サーバは、前記ディスクアレイ装置の前記物理
    ディスク異常検出手段が前記物理ディスクの異常を検知
    すると、前記ディスクアレイ装置内の未使用ディスク領
    域に新たな論理ボリュームを割り当てて内部コピー処理
    を実行し、この新たな論理ボリュームを前記アプリケー
    ションの使用対象とする内部コピー切替手段を備えるこ
    とを特徴とするストレージシステム。
  9. 【請求項9】 アプリケーションを動作させるホストが
    ネットワークを介して接続するとともに、物理ディスク
    の異常を検出する物理ディスク異常検出手段を備える複
    数のディスクアレイ装置を監視する管理サーバであっ
    て、 前記アプリケーションと、前記アプリケーションが使用
    する論理ボリュームと、この論理ボリュームに対応する
    物理ディスクとの対応関係を記憶しており、 前記ディスクアレイ装置の前記物理ディスク異常検出手
    段が前記物理ディスクの異常を検知すると、前記対応関
    係に応じて、異常の生じた前記物理ディスクに対応した
    前記論理ボリュームを使用する前記アプリケーションを
    検出するアプリケーション検出手段を備えることを特徴
    とする管理サーバ。
  10. 【請求項10】 前記アプリケーション検出手段によっ
    て検出された前記アプリケーションに関する情報をユー
    ザの端末へ通知するアプリケーション通知手段を備える
    ことを特徴とする請求項9に記載の管理サーバ。
  11. 【請求項11】前記対応関係には、前記アプリケーショ
    ンのジョブの実行の優先度が設定されており、 前記ディスクアレイ装置の前記物理ディスク異常検出手
    段が前記物理ディスクの異常を検知すると、異常の生じ
    た前記物理ディスクを使用する前記アプリケーションの
    ジョブの実行の優先度に応じ、該アプリケーションの処
    理能力を割り当てるアプリケーション処理能力割当手段
    を備えることを特徴とする請求項9に記載の管理サー
    バ。
  12. 【請求項12】 前記ディスクアレイ装置の前記物理デ
    ィスク異常検出手段が前記物理ディスクの異常を検知す
    ると、異常の生じた前記物理ディスクを使用する前記ア
    プリケーションのジョブの実行の優先度を上げることを
    特徴とする請求項11に記載の管理サーバ。
  13. 【請求項13】 前記アプリケーション処理能力割当手
    段は、ユーザの操作入力に応じて前記アプリケーション
    の処理能力を割り当てることを特徴とする請求項11に
    記載の管理サーバ。
  14. 【請求項14】 少なくとも、前記アプリケーション検
    出手段によって検出された前記アプリケーションと、こ
    のアプリケーションが使用する前記ディスクアレイ装置
    と、前記アプリケーションに割り当てられた処理能力と
    に関するアプリケーション情報をディスプレイの画面に
    表示するアプリケーション情報表示手段を備えることを
    特徴とする請求項9に記載の管理サーバ。
  15. 【請求項15】 アプリケーションを動作させるホスト
    がネットワークを介して接続するとともに、物理ディス
    クの異常を検出する物理ディスク異常検出手段を備え、
    ミラーリングが実行可能な複数のディスクアレイ装置を
    監視する管理サーバであって、 前記ディスクアレイ装置の前記物理ディスク異常検出手
    段が前記物理ディスクの異常を検知すると、対応する前
    記ミラーリング側のディスクを前記アプリケーションの
    使用対象とするミラーリング側ディスク切替手段を備え
    ることを特徴とする管理サーバ。
  16. 【請求項16】 アプリケーションを動作させるホスト
    がネットワークを介して接続するとともに、物理ディス
    クの異常を検出する物理ディスク異常検出手段を備える
    複数のディスクアレイ装置を監視する管理サーバであっ
    て、 前記ディスクアレイ装置の前記物理ディスク異常検出手
    段が前記物理ディスクの異常を検知すると、前記ディス
    クアレイ装置内の未使用ディスク領域に新たな論理ボリ
    ュームを割り当てて内部コピー処理を実行し、この新た
    な論理ボリュームを前記アプリケーションの使用対象と
    する内部コピー切替手段を備えることを特徴とする管理
    サーバ。
  17. 【請求項17】 アプリケーションを動作させるホスト
    がネットワークを介して接続する複数のディスクアレイ
    装置を監視する管理サーバによるアプリケーションの管
    理方法であって、 前記管理サーバは、前記アプリケーションと、前記アプ
    リケーションが使用する論理ボリュームと、この論理ボ
    リュームに対応する物理ディスクとの対応関係を記憶し
    ており、 前記ディスクアレイ装置が前記物理ディスクの異常を検
    知すると、前記管理サーバは、前記対応関係に応じて、
    異常の生じた前記物理ディスクに対応した前記論理ボリ
    ュームを使用する前記アプリケーションを検出すること
    を特徴とするアプリケーションの管理方法。
  18. 【請求項18】 検出された前記アプリケーションに関
    する情報をユーザの端末へ通知することを特徴とする請
    求項17に記載のアプリケーションの管理方法。
  19. 【請求項19】 前記対応関係には、前記アプリケーシ
    ョンのジョブの実行の優先度が設定されており、 前記ディスクアレイ装置が前記物理ディスクの異常を検
    知すると、異常の生じた前記物理ディスクを使用する前
    記アプリケーションのジョブの実行の優先度に応じ、該
    アプリケーションの処理能力を割り当てることを特徴と
    する請求項17に記載のアプリケーションの管理方法。
  20. 【請求項20】 前記ディスクアレイ装置が前記物理デ
    ィスクの異常を検知すると、異常の生じた前記物理ディ
    スクを使用する前記アプリケーションのジョブの実行の
    優先度を上げることを特徴とする請求項18に記載のア
    プリケーションの管理方法。
  21. 【請求項21】 ユーザの操作入力に応じて前記アプリ
    ケーションの処理能力を割り当てることを特徴とする請
    求項19に記載のアプリケーションの管理方法。
  22. 【請求項22】 少なくとも、検出された前記アプリケ
    ーションと、このアプリケーションが使用する前記ディ
    スクアレイ装置と、前記アプリケーションに割り当てら
    れた処理能力とに関するアプリケーション情報をディス
    プレイの画面に表示することを特徴とする請求項17に
    記載のアプリケーションの管理方法。
  23. 【請求項23】 アプリケーションを動作させるホスト
    がネットワークを介して接続するとともに、ミラーリン
    グが実行可能な複数のディスクアレイ装置を監視する管
    理サーバによるアプリケーションの管理方法であって、 前記ディスクアレイ装置が前記物理ディスクの異常を検
    知すると、前記管理サーバは、対応する前記ミラーリン
    グ側のディスクを前記アプリケーションの使用対象とす
    ることを特徴とするアプリケーションの管理方法。
  24. 【請求項24】 アプリケーションを動作させるホスト
    がネットワークを介して接続するとともに、物理ディス
    クの異常を検出する複数のディスクアレイ装置を監視す
    る管理サーバによるアプリケーションの管理方法であっ
    て、 前記ディスクアレイ装置が前記物理ディスクの異常を検
    知すると、前記管理サーバは、前記ディスクアレイ装置
    内の未使用ディスク領域に新たな論理ボリュームを割り
    当てて内部コピー処理を実行し、この新たな論理ボリュ
    ームを前記アプリケーションの使用対象とすることを特
    徴とするアプリケーションの管理方法。
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