JP2003344310A - 隠蔽物体探査方法および装置 - Google Patents

隠蔽物体探査方法および装置

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JP2003344310A
JP2003344310A JP2002151178A JP2002151178A JP2003344310A JP 2003344310 A JP2003344310 A JP 2003344310A JP 2002151178 A JP2002151178 A JP 2002151178A JP 2002151178 A JP2002151178 A JP 2002151178A JP 2003344310 A JP2003344310 A JP 2003344310A
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receiving
antenna
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JP2002151178A
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English (en)
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Hideki Hayakawa
秀樹 早川
Yasunari Furukawa
泰成 古川
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隠蔽された物体である配管や鉄筋などの腐食
程度を判定可能な隠蔽物体探査方法および装置を提供す
る 【解決手段】 隠蔽物体探査方法が、電磁波を送受信す
ることのできる送受信アンテナの中心位置を通り、物体
を隠蔽している媒質表面と直交する直交軸上に物体が存
在するように送受信アンテナを配置し、送受信アンテナ
を直交軸周りに回転させながら、電磁波を物体に複数回
放射すると共に物体からの反射信号を受信する送受信制
御工程と、送受信アンテナの回転角またはその相当量と
反射信号の反射時間とを座標軸とし、反射信号を強度分
布として表示するための2次元データを生成する2次元
データ生成工程と、2次元データを画像で表示する表示
工程と、画像の強度分布を評価して、物体の腐食程度を
判定する判定工程とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は地中または建築物の
内部に隠蔽された配管や鉄筋などの探査対象とする被探
査物体の腐食程度を判定するための方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】例えば、このような電磁波を用いた隠蔽
物体探査方法の従来例として、特開2001−1658
70号公報に記載の「電磁波信号を使用したコンクリー
ト構造物の状態検出方法及びシステム」がある。この従
来例では、コンクリート構造物の補強バーである鉄筋か
らの電磁波の反射振幅を、深さに応じた電磁波のコンク
リート中での減衰を考慮して補正し、その補正された振
幅が小さいほど鉄筋の腐食が大きいとして、コンクリー
ト構造物の劣化程度を判断するものである。なお、この
従来例における判定方法の根拠は、腐食した鉄筋での反
射振幅は健全な鉄筋での反射振幅よりも小さくなるとい
うこと、及びコンクリート中を伝搬する際の電磁波の減
衰は良好な状態のコンクリートよりも劣化したコンクリ
ートの方が大きくなるということの2点である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、敷設したばかりの新しいコンクリートでは水分が多
く含まれ、電磁波の減衰は逆に大きくなるだけでなく、
周囲の環境条件によって経時変化に対するコンクリート
の水分低下の程度も異なってくる。従って、同じ深さで
かつ腐食が同じ程度の鉄筋で反射して得られた電磁波の
反射振幅でも、測定対象のコンクリートが異なれば様々
な値をとるので、深さに応じて電磁波のコンクリート中
での減衰を補正しても、腐食の程度を正確に判断するこ
とは困難であった。
【0004】本発明は上記の問題点を鑑みてなされたも
のであり、その目的は、隠蔽された物体である配管や鉄
筋などの腐食程度を正確に判定可能な隠蔽物体探査方法
および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る隠蔽物体探査方法の第一の特徴構成は、
特許請求の範囲の欄の請求項1に記載した如く、電磁波
を送受信することのできる送受信アンテナの中心位置を
通り、探査対象とする被探査物体を隠蔽している媒質表
面と直交する直交軸上に前記被探査物体が存在するよう
に前記送受信アンテナを配置し、前記送受信アンテナを
前記直交軸周りに回転させながら、電磁波を前記被探査
物体に複数回放射すると共に前記被探査物体からの反射
信号を受信する送受信制御工程と、前記送受信アンテナ
の回転角またはその相当量と前記反射信号の反射時間と
を座標軸とし、前記反射信号を強度分布として表示する
ための2次元データを生成する2次元データ生成工程
と、前記2次元データを画像で表示する表示工程と、前
記画像の強度分布を評価して、前記被探査物体の腐食程
度を判定する判定工程とを含む点にある。尚、回転角の
相当量とは、送受信アンテナが一定速度で回転している
間の一定時間間隔のことであり、回転速度または回転角
速度に基づいて回転角に換算することができる。尚、送
受信アンテナを回転させながら電磁波の放射を行うこと
には、回転を一時停止してから電磁波の放射を行う場合
と、回転中に電磁波の放射を行う場合とが含まれるが、
双方の測定結果に差はない。
【0006】同第二の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項2に記載した如く、電磁波を送受信することの
できる送受信アンテナの中心位置を通り、探査対象とす
る被探査物体を隠蔽している媒質表面と直交する直交軸
上に前記被探査物体が存在するように前記送受信アンテ
ナを配置し、前記送受信アンテナを前記直交軸周りに回
転させながら、電磁波を前記被探査物体に複数回放射す
ると共に前記被探査物体からの第1反射信号を受信する
送受信制御工程と、前記送受信アンテナの回転角または
その相当量と前記第1反射信号の反射時間とを座標軸と
し、前記第1反射信号の強度を2次元データとして生成
する2次元データ生成工程と、前記直交軸上に前記被探
査物体が存在しないように前記送受信アンテナを配置
し、電磁波を前記媒質中に放射すると共に前記媒質から
の第2反射信号を受信する第2送受信制御工程と、前記
第2反射信号の反射時間を座標軸とし、前記第2反射信
号の強度を1次元データとして生成する1次元データ生
成工程と、同一の反射時間毎に前記2次元データから前
記1次元データを減算し、前記反射信号の差処理強度分
布として表示するための差処理2次元データを生成する
差処理2次元データ生成工程と、前記差処理2次元デー
タを画像で表示する表示工程と、前記画像の強度分布を
評価して、前記被探査物体の腐食程度を判定する判定工
程とを含む点にある。
【0007】同第三の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項3に記載の如く、上記第一または第二の特徴構
成に加えて、前記送受信制御工程において、電磁波の放
射が一定の回転角度毎に行われる点にある。ここで、電
磁波の放射が行われる一定の回転角度毎とは、得られた
反射信号の強度分布から鉄筋の腐食程度を判定すること
ができる程度の角度間隔である。
【0008】同第四の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項4に記載した如く、上記第一から第三のいずれ
かの特徴構成に加えて、前記各工程に先立って、少なく
とも前記被探査物体が隠蔽されている媒質表面の所定の
領域を前記送受信アンテナで走査して、少なくとも前記
被探査物体が存在する位置を特定する点にある。
【0009】同第五の特徴構成は、特許請求の範囲の欄
の請求項5に記載した如く、上記第一から第四のいずれ
かの特徴構成に加えて、所定の径の円孔部を持つ非金属
板と径が前記円孔部の径よりも小さい非金属の円板とを
同心で互いに回転可能に組み合わせて構成された回転手
段を、前記直交軸が前記円板の中心を通過するように前
記送受信アンテナと前記媒質表面との間に挿入して、前
記送受信アンテナの回転を行う点にある。
【0010】上記目的を達成するための本発明に係る隠
蔽物体探査装置の特徴構成は、特許請求の範囲の欄の請
求項6に記載した如く、電磁波を送受信することのでき
る送受信アンテナの中心位置を通り、探査対象とする被
探査物体を隠蔽している媒質表面と直交する直交軸上に
前記被探査物体が存在するように配置された前記送受信
アンテナを前記直交軸周りに回転させる回転手段と、電
磁波を前記被探査物体に放射すると共に前記被探査物体
からの反射信号を受信する送受信制御手段と、前記送受
信アンテナの回転角またはその相当量と前記反射信号の
反射時間とを座標軸とし、前記反射信号を強度分布とし
て表示するための2次元データを生成する2次元データ
生成手段と、前記2次元データを画像で表示する表示手
段と、前記画像の強度分布を評価して、前記被探査物体
の腐食程度を判定する判定手段とを備えてなる点にあ
る。
【0011】以下に作用並びに効果を説明する。本発明
に係る隠蔽物体探査方法の第一の特徴構成によれば、隠
蔽されている被探査物体の腐食程度の違いによって強度
分布の画像に特徴的な形状変化が現れるという発明者の
新知見によって、アンテナを回転させながら隠蔽された
被探査物体へ電磁波を複数回放射し、その反射信号を測
定して、反射信号を階調表示した強度分布を2次元画像
で表示することで、当該被探査物体の腐食程度を判定す
ることができる。ここでいう被探査物体とは、地中また
は建物内部に埋設された配管や鉄筋であり、これらを掘
り出すことなく、その腐食程度を判定することが可能と
なる。特に、本発明では電磁波の反射振幅の値ではな
く、特徴的な強度分布を持った画像パターンによって腐
食程度を判断することができるため、電磁波のコンクリ
ート中での減衰などを補正する必要がない。
【0012】本発明に係る隠蔽物体探査方法の第二の特
徴構成によれば、被探査物体からの反射信号の強度分布
を表示するための2次元データを得た後に、探査装置を
移動して、被探査物体からの反射信号を含まない媒質自
体からの反射信号、即ちノイズである1次元データを測
定し、同一の反射時間毎に上記2次元データからその1
次元データを減算することで、ノイズの影響が排除され
た差処理2次元データを得ることができる。さらに、そ
の差処理2次元データを画像表示し、階調表示された強
度分布の画像を判定することによって、第一の特徴構成
により得られる効果と同様に隠蔽されている被探査物体
の腐食程度を判定することができる。
【0013】本発明に係る隠蔽物体探査方法の第三の特
徴構成によれば、電磁波の放射が一定の回転角度毎に行
われることから回転角方向に特徴的な強度分布を持った
画像パターンが得られるので、物体の腐食程度の判定が
容易である。
【0014】本発明に係る隠蔽物体探査方法の第四の特
徴構成によれば、隠蔽されている被探査物体の位置が不
明である場合であっても、電磁波を放射しながら媒質表
面の所定の領域を走査することで少なくとも被探査物体
の正確な位置を特定することができる。媒質中には、被
探査物体だけでなく探査対象としない探査外物体が存在
していることもあるが、そのような場合であっても、上
記のような埋設位置の特定作業を実施することで、被探
査物体の埋設位置に加えて、探査外物体の埋設位置を特
定することもできる。このように、少なくとも被探査物
体の埋設位置を特定し、その後、アンテナを回転させな
がら隠蔽された被探査物体へ電磁波を複数回放射し、そ
の反射信号を測定して、反射信号を階調表示した強度分
布を2次元画像で表示し、その画像を評価することによ
り、隠蔽されている被探査物体の腐食程度を判定するこ
とができる。
【0015】本発明に係る隠蔽物体探査方法の第五の特
徴構成によれば、手動による回転操作を容易に行うこと
ができ、さらにその際に回転軸がずれることもない。
【0016】本発明に係る隠蔽物体探査装置の特徴構成
によれば、回転手段が、電磁波を送受信することのでき
る送受信アンテナの中心位置を通り、被探査物体を隠蔽
している媒質表面と直交する直交軸上に上記被探査物体
が存在するように配置された上記送受信アンテナを上記
直交軸周りに回転させ、送受信手段が、電磁波を上記被
探査物体に複数回放射すると共に上記被探査物体からの
反射信号を受信し、2次元データ生成手段が、上記送受
信アンテナの回転角またはその相当量と上記反射信号の
反射時間とを座標軸とし、上記反射信号を強度分布とし
て表示するための2次元データを生成し、表示手段が、
上記2次元データを階調表示された2次元画像で表示
し、判定手段が、上記画像の強度分布を評価して、上記
被探査物体の腐食程度を判定できるため、上記した隠蔽
物体探査方法の第一の特徴構成により得られる効果と同
様の効果を得ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図4を参照して、本願発明
で用いる装置構成について説明する。まず、図1に示す
ように、媒質であるコンクリート1内には鉄筋2が埋設
されており、送受信機8とデータ解析装置20とを備え
た隠蔽物体探査装置3がコンクリート1表面を移動し
て、送受信アンテナ5の中心位置を通り、鉄筋2を隠蔽
しているコンクリート1表面と直交する直交軸上に鉄筋
2が存在するように送受信アンテナ5が位置決めされて
いる。ここで、鉄筋2の埋設位置は既に分かっているも
のとしているが、鉄筋2の埋設位置が不明である場合
は、従来法と同様に鉄筋2が埋設されていると思われる
領域を隠蔽物体探査装置3を使って電磁波を放射しなが
ら走査すれば、鉄筋2の埋設位置を特定することができ
る。媒質中には、探査対象とする鉄筋2だけでなく探査
対象としない鉄筋などの探査外物体が同時に埋設されて
いることもあるが、そのような場合であっても、上記の
ような埋設位置の特定作業を実施することで、鉄筋2の
埋設位置に加えて、別の鉄筋等の探査外物体の埋設位置
を特定することもできる。その後、上述のように送受信
アンテナ5の中心位置を通り、鉄筋2を隠蔽しているコ
ンクリート1表面と直交する前記直交軸上に鉄筋2が存
在するように送受信アンテナ5の位置決めを行うことが
できる。
【0018】図1における送受信機8は、例えば100
MHz〜1GHzの単発のパルス信号を送信回路9で発
生し、送信アンテナ5aより電磁波の波動信号としてコ
ンクリート1内に放射する。送信アンテナ5aより放射
され、コンクリート1に入射した入射波6は鉄筋2表面
で反射散乱され、その反射波7が受信アンテナ5bで受
信された後、受信回路10において、反射信号として復
調増幅される。さらに、受信回路10では必要に応じて
振幅補正や波形スムージングや雑音除去処理が行われ
る。送信アンテナ5aより放射され、受信アンテナ5b
で受信されるまでの時間差(これが実質上の反射時間)
tはコンクリート1の表面から鉄筋2までの距離とコン
クリート1の比誘電率εまたは電磁波の伝搬速度より一
義的に決定される。送信アンテナ5aおよび受信アンテ
ナ5bは、回転手段4を挟んでコンクリート1表面と一
定距離で配置されており、送信アンテナ5aと受信アン
テナ5bとの間隔は75mmとしている。
【0019】図1に示すように、送受信機8には、受信
回路10の増幅部の利得を時間差tに応じて変調する信
号強度変調手段11が設けられており、時間差tが長く
なるにつれてコンクリート1を伝搬するパルス信号の損
失が大きくなり、反射信号強度が減衰するのを振幅補正
し、時間差t、つまりは反射時間tの増加に対して急激
に減衰しない反射信号を得る構成とされている。この構
成により、後の信号処理に必要な信号強度を確保でき
る。
【0020】次に、受信アンテナ5bによって受信され
た反射信号が送られるデータ解析装置20について、図
1及び図2に基づいて説明する。データ解析装置20
は、マイクロプロセッサや半導体メモリ等によって構成
されるデータ処理部21と、外部からの操作指示を入力
するマウスやキーボード等の入力部22と、各処理段階
での画像データや出力結果を表示するCRTモニタや液
晶ディスプレイ等の表示部23を備えて構成されてい
る。更に、各処理段階でのデータや出力結果等を保管格
納する磁気ディスク等の外部補助記憶部24を備えてい
る。
【0021】このデータ処理部21は、送信回路9での
電磁波の放射タイミングを制御し、受信回路10で受信
された反射信号のサンプリングを制御するなどの電磁波
の送受信工程一般を制御する送受信制御手段12と、受
信回路10から入力される反射信号を、送受信アンテナ
5の回転角またはその相当量と反射信号の反射時間とを
座標軸とし、反射信号を階調表示した2次元画像で表示
するための2次元データを生成する2次元データ生成手
段13として機能するように構成されている。図2にお
いて、埋設された鉄筋2の腐食程度を判定するための判
定手段14は表示部23において表示された画像を人間
が評価し、判定することによって実施されてもよく、ま
た画像の階調表示した強度分布パターンを認識したデー
タ処理部21が自動的に行ってもよい。画像の評価およ
び判定については後述する。
【0022】図3は埋設されている物体の埋設状況を示
すための断面図である。本願発明においては、物体を埋
設している媒質としてコンクリートを用いている。コン
クリート中には、錆のない健全な鉄筋2a、やや腐食し
て錆びた鉄筋2b、かなり腐食して錆のひどい鉄筋2c
の3種類が埋設されている。なお、何れも鉄筋の径は1
2mmであり、表面から60mmの位置に埋設されてお
り、その埋設位置はすでに知られているものとする。
【0023】図4は隠蔽物体探査装置3の下部に備えら
れた回転手段4を例示的に示した図である。回転手段4
はアクリル製の挿入側回転手段4aと、その挿入側回転
手段4aが挿入されるアクリル製の被挿入側回転手段4
bとからなる。挿入側回転手段4aは、その中心を回転
軸とし、その回転軸が送受信アンテナ5の中心位置と一
致するように隠蔽物体探査装置3の下面に装着されてい
る。被挿入側回転手段4bは挿入側回転手段4aが挿入
される孔を備えた非金属の物体であり、挿入側回転手段
4aが被挿入側回転手段4bの孔に挿入されることによ
って、送受信アンテナ5を備えた隠蔽物体探査装置3が
上記の回転軸周りに回転可能となる。尚、回転時には、
回転軸が移動しないように挿入側回転手段4aおよび被
挿入側回転手段4bはそれぞれ隠蔽物体探査装置3の下
面およびコンクリート1表面に固定されるが、測定後、
取り外すことが可能である。ここで、回転手段4は必ず
しも上記のような2つの非金属物体からなる機構である
必要はなく、電動モータ等を備えて自動的に回転する機
構であってもよい。また、回転手段4の材質はアクリル
に限定されず、送信アンテナ5aから放射される電磁波
を遮蔽しないような材質であればよい。
【0024】<第1実施形態>図1および図2に示すよ
うに、本発明の第1実施形態に係る隠蔽物体探査方法を
実施する隠蔽物体探査装置3は、電磁波を送受信するこ
とのできる送受信アンテナ5の中心位置を通り、物体2
を隠蔽している媒質1表面と直交する直交軸上に物体2
が存在するように配置された送受信アンテナ5を直交軸
周りに回転させる回転手段4と、電磁波を物体2に複数
回放射すると共に物体2からの反射信号を受信する送受
信制御手段12と、送受信アンテナ5の回転角またはそ
の相当量と反射信号の反射時間とを座標軸とし、反射信
号を強度分布として表示するための2次元データを生成
する2次元データ生成手段13と、2次元データを画像
で表示する表示手段23と、画像の強度分布を評価し
て、物体の腐食程度を判定する判定手段14とを備えて
なる。
【0025】次に、本発明の第1実施形態に係る隠蔽物
体探査方法について説明する。本発明に係る隠蔽物体探
査方法は、電磁波を送受信することのできる送受信アン
テナ5の中心位置を通り、物体を隠蔽している媒質1表
面と直交する直交軸上に物体が存在するように送受信ア
ンテナ5を配置し、送受信アンテナ5を直交軸周りに回
転させながら、電磁波を物体に複数回放射すると共に物
体からの反射信号を受信する送受信制御工程と、送受信
アンテナ5の回転角またはその相当量と反射信号の反射
時間とを座標軸とし、反射信号を強度分布として表示す
るための2次元データを生成する2次元データ生成工程
と、2次元データを画像で表示する表示工程と、画像の
強度分布を評価して、物体の腐食程度を判定する判定工
程とを含む。以下に、図面を参照しながら一連の工程を
具体的に説明する。
【0026】回転手段4を用いて隠蔽物体探査装置3を
回転させながら、埋設された物体の探査を行った例を次
に示す。ここで、送信アンテナ5aから放射される電磁
波は単一の直線偏波面を有する電磁波であり、電磁波の
偏波方向と鉄筋の長さ方向との関係は、図5に示すよう
に規定する。まず、図5(a)に示すように、送信アン
テナ5aから放射される電磁波の偏波方向が、隠蔽され
た鉄筋と平行である場合の隠蔽物体探査装置3の回転角
度を0°とし、反時計回り方向を正とする。それに従っ
て、隠蔽物体探査装置3を−90°〜+90°と回転さ
せた場合を図5(b)〜(d)に示す。
【0027】送受信制御手段12によって、隠蔽物体探
査装置3を−90°〜+90°まで180°回転させな
がら複数回電磁波を鉄筋に対して放射すると共に、物体
からの反射信号を受信する。受信された反射信号は、2
次元データ生成手段13によって、送受信アンテナ5の
回転角と反射時間とを座標軸とし、反射信号を階調表示
した強度分布として表示するための2次元データとして
生成される。電磁波を放射するタイミングに関しては、
隠蔽物体探査装置3が所定の回転角度を通過する毎に電
磁波を放射して反射信号を測定する場合と、回転角度に
関係なく、隠蔽物体探査装置3が一定速度で回転してい
る間に一定時間間隔で電磁波を放射し、反射信号の測定
を行う場合とがある。ここで、回転角度を基準とする場
合と、時間間隔を基準とする場合を述べたが、回転速度
または回転角速度が分かれば、互いの値へ換算すること
ができる。
【0028】生成された2次元データは、表示手段23
によって図6に示すような反射信号強度の分布を表す2
次元画像で表示される。図6(a)は錆のない健全な鉄
筋2aの画像、(b)はやや腐食して錆びた鉄筋2bの
画像、(c)はかなり腐食して錆のひどい鉄筋2cの画
像であり、それぞれ図3に示した3種類の鉄筋に対応す
る。また、各図において、縦軸は0〜3.5nsの反射
時間、左端が回転角−90°での画像であり、右端が回
転角+90°での画像である。図6から明らかであるよ
うに、腐食の程度によって、得られる反射信号を階調表
示した強度分布の2次元画像に明確な差が現れる。従っ
て、判定手段14によって、図6(a)〜(c)の画像
の階調表示した強度分布の特徴を評価することで、隠蔽
された鉄筋の腐食程度を判定することができる。具体的
には、図6(a)から(c)へと腐食の程度が大きくな
るほど、反射時間1ns付近の鉄筋2a〜2cからの反
射信号が、横長の楕円から中央部分へと集まる様子が示
されている。
【0029】<第2実施形態>第1実施形態では、受信
アンテナ5bは鉄筋からの反射信号だけでなく、鉄筋が
埋設されている媒質1からのノイズをも反射信号として
受信してしまう。そのため、得られた2次元画像から媒
質1によるノイズの影響を取り除くことが求められる。
以下に、鉄筋以外の媒質1からによる反射信号強度など
のノイズを測定して、その反射信号を減算除去すること
で、鉄筋からの反射信号のみで生成された差処理2次元
データを求める方法について説明する。
【0030】本発明の第2実施形態に係る隠蔽物体探査
方法は、電磁波を送受信することのできる送受信アンテ
ナ5の中心位置を通り、物体を隠蔽している媒質1表面
と直交する直交軸上に物体が存在するように送受信アン
テナ5を配置し、送受信アンテナ5を直交軸周りに回転
させながら、電磁波を物体に複数回放射すると共に物体
からの第1反射信号を受信する送受信制御工程と、送受
信アンテナ5の回転角またはその相当量と第1反射信号
の反射時間とを座標軸とし、第1反射信号の強度を2次
元データとして生成する2次元データ生成工程と、直交
軸上に物体が存在しないように送受信アンテナ5を配置
し、電磁波を媒質1中に放射すると共に媒質1からの第
2反射信号を受信する第2送受信制御工程と、第2反射
信号の反射時間を座標軸とし、第2反射信号の強度を1
次元データとして生成する1次元データ生成工程と、同
一の反射時間毎に2次元データから1次元データを減算
し、反射信号の差処理強度分布として表示するための差
処理2次元データを生成する差処理2次元データ生成工
程と、差処理2次元データを画像で表示する表示工程
と、画像の強度分布を評価して、物体の腐食程度を判定
する判定工程とを含む。
【0031】図1および図2を参照して本実施形態の隠
蔽物体探査方法を詳細に説明する。本隠蔽物体探査方法
は、隠蔽された鉄筋2の2次元データを生成する工程ま
では第1実施形態と同様であるが、2次元データを生成
した後または前に、測定される反射信号に含まれるノイ
ズの測定を行い、2次元データからノイズを除去しよう
とするものである。2次元データ生成工程に引き続い
て、隠蔽物体探査装置3を移動して、送受信アンテナ5
の中心位置を通り、鉄筋を隠蔽しているコンクリート1
表面と直交する直交軸上に鉄筋が存在しないように送受
信アンテナ5の位置決めを行う。次に、送受信制御手段
12を用いて送信アンテナ5aから、単発のパルス信号
で構成される単一の直線偏波面を有する電磁波をコンク
リート1中に放射する。コンクリート1中で反射された
信号またはノイズは受信アンテナで受信され、データ処
理部の1次元データ生成手段15で1次元データが生成
される。その1次元データを図7に示す。ここで1次元
データというのは時間軸上に反射信号強度が表されたデ
ータであり、送受信アンテナ5を回転させないために回
転角度またはそれに相当する成分を含まない点で、2次
元データ生成工程で生成された2次元データとは異な
る。しかし、ここではコンクリート1が等方的であるた
めにアンテナを回転させる必要がないのであって、媒質
1が等方的でない場合はアンテナを回転させながら鉄筋
からの反射信号を含む2次元データを測定したのと同じ
測定タイミングで、鉄筋からの反射を含まない2次元デ
ータを測定する必要がある。
【0032】次に、差処理2次元データ生成手段16に
よって、2次元データ生成工程で生成された2次元デー
タの反射信号強度から上記の1次元データの反射信号強
度が同一の反射時間毎に、回転角またはその相当量が異
なるすべての反射信号に対して減算される。その結果、
鉄筋から反射された、ノイズを含んでいない反射信号を
差処理2次元データとして生成することができる。次
に、表示手段23によって、導出された差処理2次元デ
ータが送受信アンテナ5の回転角またはその相当量と反
射信号の反射時間とを座標軸として画像表示される。
【0033】差処理2次元データの画像表示例を図8に
示す。図8(a)〜(c)はそれぞれ、図6(a)〜
(c)で示した画像の2次元データから図7に示した1
次元データを減算して得られた差処理2次元データを画
像表示したものである。
【0034】図6(a)〜(c)で示した2次元画像と
同様に、図8(a)〜(c)の2次元画像から、鉄筋の
腐食の程度によって、2次元画像の階調表示した強度分
布の明確な差で現れる。従って、それらの2次元画像の
階調表示した強度分布を評価することで、隠蔽された鉄
筋の腐食の程度を判定することができる。具体的には、
図6と同様に、図8(a)から(c)へと腐食の程度が
大きくなるほど、反射時間1ns付近の鉄筋2a〜2c
からの正の反射信号が、横長の楕円から中央部分へと集
まる様子がさらに明瞭になり、かつ腐食が大きい時に
は、左端の回転角−90°と右端の回転角+90°付近
で負の反射信号の領域が発生する様子が示されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る隠蔽物体探査装置のブロック構成
図である。
【図2】データ解析装置の機能構成図である。
【図3】本発明の実施形態における測定で用いられた、
埋設された鉄筋を示す図である。
【図4】回転手段を例示的に示した図である。
【図5】隠蔽物体探査装置の回転角度を示す図である。
【図6】反射信号の強度分布を表す2次元画像である。
【図7】反射信号の波形を表す1次元データのグラフで
ある。
【図8】反射信号の強度分布を表す差処理2次元画像で
ある。
【符号の説明】
1 コンクリート(媒質) 2 鉄筋(物体) 2a 錆のない健全な鉄筋 2b やや腐食して錆びた鉄筋 2c かなり腐食して錆のひどい鉄筋 3 隠蔽物体探査装置 4 回転手段 4a 挿入側回転手段 4b 被挿入側回転手段 5 送受信アンテナ 5a 送信アンテナ 5b 受信アンテナ 6 入射波 7 反射波 8 送受信機 9 送信回路 10 受信回路 11 信号強度変調手段 12 送受信制御手段 13 2次元データ生成手段 14 判定手段 15 1次元データ生成手段 16 差処理2次元データ生成手段 20 データ解析装置 21 データ処理部 21a メモリ 22 入力部 23 表示手段 24 外部補助記憶部
フロントページの続き Fターム(参考) 5J070 AB01 AC01 AD15 AE11 AF02 AG07 AH19 AJ05 AJ13 AK14 AK22 AK26 AK28 BG09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電磁波を送受信することのできる送受信
    アンテナの中心位置を通り、探査対象とする被探査物体
    を隠蔽している媒質表面と直交する直交軸上に前記被探
    査物体が存在するように前記送受信アンテナを配置し、
    前記送受信アンテナを前記直交軸周りに回転させなが
    ら、電磁波を前記被探査物体に複数回放射すると共に前
    記被探査物体からの反射信号を受信する送受信制御工程
    と、 前記送受信アンテナの回転角またはその相当量と前記反
    射信号の反射時間とを座標軸とし、前記反射信号を強度
    分布として表示するための2次元データを生成する2次
    元データ生成工程と、 前記2次元データを画像で表示する表示工程と、 前記画像の強度分布を評価して、前記被探査物体の腐食
    程度を判定する判定工程とを含む隠蔽物体探査方法。
  2. 【請求項2】 電磁波を送受信することのできる送受信
    アンテナの中心位置を通り、探査対象とする被探査物体
    を隠蔽している媒質表面と直交する直交軸上に前記被探
    査物体が存在するように前記送受信アンテナを配置し、
    前記送受信アンテナを前記直交軸周りに回転させなが
    ら、電磁波を前記被探査物体に複数回放射すると共に前
    記被探査物体からの第1反射信号を受信する送受信制御
    工程と、 前記送受信アンテナの回転角またはその相当量と前記第
    1反射信号の反射時間とを座標軸とし、前記第1反射信
    号の強度を2次元データとして生成する2次元データ生
    成工程と、 前記直交軸上に前記被探査物体が存在しないように前記
    送受信アンテナを配置し、電磁波を前記媒質中に放射す
    ると共に前記媒質からの第2反射信号を受信する第2送
    受信制御工程と、 前記第2反射信号の反射時間を座標軸とし、前記第2反
    射信号の強度を1次元データとして生成する1次元デー
    タ生成工程と、 同一の反射時間毎に前記2次元データから前記1次元デ
    ータを減算し、前記反射信号の差処理強度分布として表
    示するための差処理2次元データを生成する差処理2次
    元データ生成工程と、 前記差処理2次元データを画像で表示する表示工程と、 前記画像の強度分布を評価して、前記被探査物体の腐食
    程度を判定する判定工程とを含む隠蔽物体探査方法。
  3. 【請求項3】 前記送受信制御工程において、電磁波の
    放射が一定の回転角度毎に行われることを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の隠蔽物体探査方法。
  4. 【請求項4】 前記各工程に先立って、少なくとも前記
    被探査物体が隠蔽されている媒質表面の所定の領域を前
    記送受信アンテナで走査して、少なくとも前記被探査物
    体が存在する位置を特定することを特徴とする請求項1
    から請求項3のいずれかに記載の隠蔽物体探査方法。
  5. 【請求項5】 所定の径の円孔部を持つ非金属板と径が
    前記円孔部の径よりも小さい非金属の円板とを同心で互
    いに回転可能に組み合わせて構成された回転手段を、前
    記直交軸が前記円板の中心を通過するように前記送受信
    アンテナと前記媒質表面との間に挿入して、前記送受信
    アンテナの回転を行うことを特徴とする請求項1から請
    求項4のいずれかに記載の隠蔽物体探査方法。
  6. 【請求項6】 電磁波を送受信することのできる送受信
    アンテナの中心位置を通り、探査対象とする被探査物体
    を隠蔽している媒質表面と直交する直交軸上に前記被探
    査物体が存在するように配置された前記送受信アンテナ
    を前記直交軸周りに回転させる回転手段と、 電磁波を前記被探査物体に放射すると共に前記被探査物
    体からの反射信号を受信する送受信制御手段と、 前記送受信アンテナの回転角またはその相当量と前記反
    射信号の反射時間とを座標軸とし、前記反射信号を強度
    分布として表示するための2次元データを生成する2次
    元データ生成手段と、 前記2次元データを画像で表示する表示手段と、 前記画像の強度分布を評価して、前記被探査物体の腐食
    程度を判定する判定手段とを備えてなる隠蔽物体探査装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007121044A (ja) * 2005-10-26 2007-05-17 Matsushita Electric Works Ltd 物体探知装置
JP2008128974A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Matsushita Electric Works Ltd 物体探知装置
WO2010120558A3 (en) * 2009-03-31 2011-04-28 Reading Leslie J Buried object detector
JP2016522400A (ja) * 2013-04-23 2016-07-28 シュピナー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツングSPINNER GmbH ミリ波スキャンイメージングシステム

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