JP2003343759A - プッシュ式水栓 - Google Patents

プッシュ式水栓

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JP2003343759A
JP2003343759A JP2002155591A JP2002155591A JP2003343759A JP 2003343759 A JP2003343759 A JP 2003343759A JP 2002155591 A JP2002155591 A JP 2002155591A JP 2002155591 A JP2002155591 A JP 2002155591A JP 2003343759 A JP2003343759 A JP 2003343759A
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valve
chamber
water
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Katsuhiro Matsuura
勝浩 松浦
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Kitamura Alloy Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンドルを押す毎に吐水と止水とをワンタッ
チで切替えることができ、しかも止水時に水撃が発生し
ないようにしたプッシュ式水栓をコンパクトに形成す
る。 【解決手段】 プッシュ式水栓Aは、一次室6と二次室
7とを隔壁2により区画し、該隔壁2に一次室6と二次
室7を連通させる連通孔3を穿設した本体1と、該本体
1に装着される吐水ユニットBとを備え、該吐水ユニッ
トBは、連通孔3を開閉可能な主弁10と、ハンドル5
6を押す毎に一次室6から二次室7への流路を開閉する
副弁20と、該副弁20と主弁10との間に形成され、
内圧が上昇すると主弁10が連通孔3を閉塞する方向に
向けて作用する圧力室19と、該圧力室19に介在させ
主弁10を連通孔3に向けて付勢する第1スプリング1
7とを有し、前記主弁10には一次室6と圧力室19と
を常時連通する小孔16を穿設し、副弁20による流路
の開閉と連繋して、主弁10により連通孔3を開閉する
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、例えば浴室や洗
面台,流し台,トイレ等で使用されるプッシュ式水栓に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の一般的な水栓は、吐水口からの水
の吐水,止水操作を、ハンドルを回転させることで行な
っていたが、例えば浴室や洗面台では目を閉じた状態
で、手探りでハンドルを操作する場合があり、この場合
ハンドルを回転させるという操作は面倒なものであっ
た。 【0003】また、ハンドルを押す毎に通水路を開閉し
て、吐水と止水とをワンタッチで交互に切り替えること
のできるプッシュ式水栓が公知であるが、プッシュ式水
栓は止水時に通水路が急に閉塞されるので、水撃が発生
するという問題があった。そこで、止水時に水撃が発生
しないようにしたプッシュ式水栓として公知のものに、
特開2001−304443号公報のものがある。この
プッシュ式水栓70について図7により簡単に説明する
と、プッシュ式水栓70は吐水部ユニット71と、該吐
水部ユニット71と隔離した位置に固定される弁ユニッ
ト77とをホース82により接続しており、壁72に固
定される吐水部ユニット71は、下向きに開口する吐水
口73と、ホース82を挿通するチューブ83に形成さ
れたパイロット水路84を開閉するパイロット弁74
と、押ボタン76を押圧操作する毎に、パイロット弁7
4の閉弁及び閉弁保持と開弁及び開弁保持とを交互に繰
り返す吐止水操作部75とを設け、弁ユニット77は前
記吐水口73に連通する主水路78と、該主水路78を
開閉する主弁79と、該主弁79に対して閉弁方向に水
圧を作用させる背圧室80と、該背圧室80と前記主水
路78の主弁79よりも上流側とを連通させ、主水路7
8内の水を背圧室80に導く小孔81とを設け、前記チ
ューブ83は背圧室80とパイロット弁74とを連通し
て背圧室80の水抜きを行なうものであり、前記押ボタ
ン76を押圧する毎に、パイロット弁74がパイロット
水路84の弁座85を開閉して、弁ユニット77の主弁
79の開閉を行なうものである。 【0004】上記のプッシュ式水栓70は、弁ユニット
77は主弁79の閉弁時に主水路78の水が小孔81に
より背圧室80に供給されるので、主弁79の閉弁速度
を遅くして、押ボタンの操作で止水を行なった場合に、
通水が急激に停止することによって発生する水撃現象を
低減している。 【0005】上記のプッシュ式水栓は水撃現象を低減す
るために、押ボタンを設けた吐水部ユニットと主弁が設
けられた弁ユニットとは、ホースにより接続されて離れ
た位置に別々に固定されている。従って、吐水部ユニッ
トと弁ユニットとを離れた位置に固定するため広いスペ
ースを必要とするうえ、離れた位置への固定は取付けが
面倒であった。また、吐水部ユニットにはパイロット弁
等を収容し、止水栓ユニットには主弁等を収容するた
め、多数の部品が必要となり、組立作業が面倒であり、
生産性の悪いものであった。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、ハンドルを押す毎に吐水と止水とをワンタ
ッチで切替えることができ、しかも止水時に水撃が発生
しないようにしたプッシュ式水栓をコンパクトに形成す
ることである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明のプッシュ式水栓
は、一次室と二次室とを隔壁により区画し、該隔壁に一
次室と二次室を連通させる連通孔を穿設した本体と、該
本体に装着される吐水ユニットとを備え、該吐水ユニッ
トは、連通孔を開閉可能な主弁と、ハンドルを押す毎に
一次室から二次室への流路を開閉する副弁と、該副弁と
主弁との間に形成され、内圧が上昇すると主弁が連通孔
を閉塞する方向に向けて作用する圧力室と、該圧力室に
介在させ主弁を連通孔に向けて常時付勢する第1スプリ
ングとを有し、前記主弁には一次室と圧力室とを常時連
通する小孔を穿設し、副弁による一次室から二次室への
流路の開閉と連繋して圧力室の内圧を調節し、主弁によ
り連通孔を開閉するようにしたものである。 【0008】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳細に説明する。プッシュ式水栓Aは図1及び
図2に示すように、筒状の本体1の内部に隔壁2を形成
し、該隔壁2により水が供給される一次室6と、後述す
る吐水口69へ水を供給する二次室7とに区画されてい
る。断面略L字型に屈曲して形成された一次室6と、該
一次室6と隣り合う二次室7とは、隔壁2に穿設された
第1連通孔3により連通し、該第1連通孔3と向かい合
わせて、二次室7と連通する第1開口孔4が形成されて
いる。また、本体1は第1開口孔4と向かい合わせて第
2開口孔8が形成され、該第2開口孔8から一次室6に
向けて吐水ユニットBが装着される。なお、本明細書で
は本体の内部は水が供給されるとしているが、湯又は湯
水でもよいことは勿論である。 【0009】前記吐水ユニットBは、前記第1連通孔3
を水撃が発生しないように開閉するための主弁10と、
一次室6から二次室7への流路を開閉するための副弁2
0と、該副弁20と主弁10との間に形成される圧力室
19と、該圧力室19に介在させ主弁10が第1連通孔
3を閉塞するように弾力的に付勢する第1スプリング1
7とを有している。 【0010】前記主弁10は、隔壁2の第1連通孔3周
面に形成された弁座5に対し、着座自在に収容される略
円柱状の弁体11を備え、該弁体11は第1連通孔3と
向かい合う一方に第1凹部12を凹設し、他方には前記
第1開口孔4と向かい合う第2凹部12aを凹設し、第
1凹部12には弁座5に着座して第1連通孔3を開閉す
る第1パッキン13と、第1連通孔3を挿通して二次室
7に臨むガイド14とを一体的に結合している。また、
弁体11の外周面には、本体1及び隔壁2の内周面に水
密的に密着するシール材15が装着されている。 【0011】前記第1スプリング17は、主弁10と副
弁20との間に形成される空間である圧力室19に収容
され、一端は主弁10の第2凹部12aに支持され、他
端は副弁20の底部23に支持されており、主弁10が
弁座5に着座して第1連通孔3を閉塞するように弾力的
に付勢している。また、前記一次室6と圧力室19と
は、弁体11の軸中心から偏心した位置から軸方向に穿
設した小孔16により常時連通し、第1スプリング17
には、小孔16にゴミや水垢が詰まるのを防止するため
のクリーニングピン18が一体に形成されている。該ク
リーニングピン18の直径は小孔16の直径よりも僅か
に小径であり、クリーニングピン18は小孔16を軸方
向に摺動可能に挿通している。なお、第1スプリングと
クリーニングピンは一体ではなく別部品としてもよい
が、一体とすれば部品点数が増加することがないうえ、
組立てを容易に行なうことができる。 【0012】前記副弁20は、本体1の第2開口孔8に
装着されるプラグ21と、該プラグ21に挿入される切
替部材Cとを備えている。前記プラグ21は環状の収容
室22が形成された略円筒状に形成され、底部23の略
中央には収容室22と前記圧力室19とを連通する第1
通水路24が形成され、外周面には雄ねじ部25と、収
容室22と前記二次室7とを連通する第2通水路26と
が形成されており、該雄ねじ部25を第2開口孔8の内
周面に形成された雌ねじ部9に螺着することにより、本
体1に対し着脱自在に装着される。 【0013】前記プラグ21の収容室22には切替部材
Cが装着される。該切替部材Cは円筒状のケース28内
にガイド筒34を収容し、ケース28はプラグ21の内
周面に形成された雌ねじ部27に螺着する雄ねじ部29
が外周面に形成され、該ガイド筒34の内部には、後述
するハンドル56により押圧され軸方向に進退自在の送
りリング43と、該送りリング43と係合して進退自在
で、且つ円周方向へ回転する回転リング47と、該回転
リング47の下部に結合し、前記ガイド筒34の下部に
結合した弁座部材35に対し接離するパッキン55を設
けた弁軸54とを備えている。 【0014】前記送りリング43はガイド筒34内を軸
方向に進退自在で、ケース28に開口した案内孔30か
ら露出した先端部には、スピンドル31が一体に結合さ
れている。該スピンドル31は先端外周に雄セレーショ
ン32を刻設し、略円筒状のハンドル56は内部中央に
埋設されたブッシュ59に刻設した雌セレーション60
を前記雄セレーション32に嵌合し、ブッシュ59の周
面から複数個に分割して突設した係合爪57の中心軸方
向に突出した突起58が、スピンドル31の外周面に形
成された係合溝33に弾力的に係合して、ハンドル56
がスピンドル31に一体的に結合され、ハンドル56の
押圧操作によって送りリング43は軸方向に移動するも
のである。 【0015】前記送りリング43は図3に示すように、
一端の外周面には円周方向に約120°の等間隔で3個
の嵌合爪44が突出して形成され、下端面の全周に等間
隔で多数の係合爪45が形成されている。 【0016】前記回転リング47は、上部に形成された
軸部48が前記送りリング43の軸方向に穿設された軸
孔46に嵌挿し、図3に示すように、上下軸方向の略中
間には円周方向に約120°の等間隔に形成した突片4
9が外周へ突出し、該突片49は上部に傾斜面50が形
成され、さらに各突片49の間に前記送りリング43の
係合爪45と上下に向かい合う鋸歯51を等間隔で複数
個形成し、鋸歯51の下部に形成されたスプリング座5
2と前記ガイド筒34の弁座部材35との間に介在させ
た第2スプリング53とにより、鋸歯51は送りリング
43の係合爪45に対し、下方から一定の弾性力で付勢
している。 【0017】前記ガイド筒34は図4及び図5に示すよ
うに、円筒状で内周壁36に複数個の突条37を等間隔
で突設し、該突条37には前記送りリング43の嵌合爪
44が上下に摺動する浅溝38が形成され、各突条37
の間に回転リング47の突片49が上下に摺動する深溝
38aを形成し、深さの異なる各溝38,38aの間に
は、回転リング47の回転時に突片49の傾斜面50が
移動し掛止される斜面部39とストッパー40とが形成
されている。また、ガイド筒34は周面に第3連通孔4
1を穿設し、該第3連通孔41の内側に形成された連通
路42は、前記プラグ21の第2通水路26及び二次室
7と連通している。 【0018】図6は本発明のプッシュ式水栓Aを例えば
浴室に装着した状態の説明図である。浴室61には壁面
62に沿って浴槽63と洗い場64とを併設し、壁面6
2から洗い場64に向かい合うようにカウンター65を
形成し、該カウンター65には、石鹸,シャンプー,リ
ンス等の入浴用物品を置くことのできる平面部66が、
浴槽63の上面と面一となるように形成されている。 【0019】前記カウンター65には前面に垂直部67
が形成され、該垂直部67には、湯水の温度を調節する
温度調節部(図示省略)を備えた温調ハンドル68と、
該温調ハンドル68で調節された湯水の吐水,止水の切
替えを行なうプッシュ式水栓Aのハンドル56とが水平
方向に隣接した状態で、洗い場64に向けて取り付けら
れており、水はハンドル56より下部に取り付けられた
吐水口69より、洗い場64に向けて吐水される。な
お、プッシュ式水栓は浴室だけでなく、洗面台や流し台
又はトイレに装着してもよい。 【0020】上記構成のプッシュ式水栓Aによると、図
1の吐水ユニットBでは、切替部材Cにおいて、回転リ
ング47の突片49は図5に示すガイド筒34の深溝3
8aに嵌合し、また送りリング43の嵌合爪44はガイ
ド筒34の浅溝38に嵌合し、ハンドル56と連繋した
弁軸54のパッキン55が弁座部材35に着座してい
る。 【0021】この状態では本体1の一次室6から、主弁
10の弁体11に穿設された小孔16により圧力室19
に水が供給されるが、副弁20では、弁軸54のパッキ
ン55がガイド筒34の弁座部材35に着座しているた
め、圧力室19の水は、プラグ21の第1通水路24を
介して収容室22に供給されるのみで、ガイド筒34の
連通路42には供給されない。従って、圧力室19は一
次室6から供給される水により内圧が上昇し、第1スプ
リング17の付勢力と共に、弁体11を弁座5に着座す
るように作用し、一次室6から二次室7への水の供給が
遮断されて、二次室7への水の供給は停止している。 【0022】次に吐水口69から水を供給するため、ハ
ンドル56を正面から押すと、切替部材Cの送りリング
43及び回転リング47は、係合爪45と鋸歯51とが
噛み合いながら、ガイド筒34内で第2スプリング53
を押圧して軸方向に摺動し、回転リング47の突片49
はガイド筒34の深溝38aに嵌合した状態で下降した
後に、係合爪45の鋸歯51に対する押圧により回転し
て深溝38aから押し出され、斜面部39に乗り上がり
ストッパー40との間で係止される。 【0023】この状態でハンドル56から手を離すと、
弁軸54は回転リング47と共に押圧された状態で保持
されているので、パッキン55は弁座部材35から離脱
し、収容室22と連通路42は連通し、圧力室19の湯
水は第1通水路24,収容室22,連通路42,及び第
2通水路26を介して二次室7へ供給される。この状態
では、圧力室19は副弁20により二次室7と連通して
いるので内圧は低下し、一次室6から供給される水によ
り、主弁10は第1スプリング17の付勢力に抗して押
し上げられ、第1パッキン13は弁座5から離脱して一
次室6の水は第1連通孔3により二次室7へ供給され
る。 【0024】次に止水のため再びハンドル56を押す
と、副弁20では、弁軸54のパッキン55がガイド筒
34の弁座部材35に着座するため、圧力室19の水は
プラグ21の第1通水路24を介して収容室22に供給
されるが、ガイド筒34の連通路42には供給されな
い。従って、小孔16により一次室6から圧力室19に
供給される水が、第1スプリング17の付勢力と共に弁
体11を弁座5に着座するように作用し、一次室6から
二次室7への水の供給が遮断されて、二次室7への水の
供給は停止する。 【0025】この場合、副弁20はハンドル56を押す
操作により止水されるが、主弁10の弁体11はすぐに
下降せず、一次室6から小孔16により供給される水が
圧力室19の内圧を上昇させ、該圧力室19の内圧上昇
と共に徐々に弁体11を下降させて連通孔3を閉鎖す
る。以上のように止水時には主弁10により閉弁するの
で、急激な止水時に発生する水撃を防止することができ
る。 【0026】このように本発明のプッシュ式水栓は、本
体に装着される吐水ユニットには主弁と副弁と圧力室と
スプリングとを有しており、水撃の発生しないプッシュ
式水栓をコンパクトに形成することができるものであ
る。 【0027】 【発明の効果】本発明のプッシュ式水栓は、主弁と副弁
と圧力室とスプリングとを有した吐水ユニットを単一の
本体に装着するようにしたので、閉弁時に水撃の発生し
ないプッシュ式水栓をコンパクトに形成することができ
る。また、従来のプッシュ式水栓と比較して部品点数が
削減されて組立てを容易に行なうことができ、生産性が
大幅に向上するうえ、施工性よく取り付けられ、省スペ
ース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるプッシュ式水栓の止水状態の断面
図である。 【図2】本発明によるプッシュ式水栓の吐水状態の断面
図である。 【図3】送りリング及び回転リングの拡大斜視図であ
る。 【図4】ケースを一部破断した拡大斜視図である。 【図5】図4のケースの内面を展開した状態の説明図で
ある。 【図6】プッシュ式水栓を浴室に装着した状態の説明図
である。 【図7】従来技術の説明図である。 【符号の説明】 1 本体 2 隔壁 3 第1連通孔 6 一次室 7 二次室 10 主弁 16 小孔 17 第1スプリング 19 圧力室 20 副弁 56 ハンドル A プッシュ式水栓 B 吐水ユニット

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 一次室と二次室とを隔壁により区画し、
    該隔壁に一次室と二次室を連通させる連通孔を穿設した
    本体と、該本体に装着される吐水ユニットとを備え、該
    吐水ユニットは、連通孔を開閉可能な主弁と、ハンドル
    を押す毎に一次室から二次室への流路を開閉する副弁
    と、該副弁と主弁との間に形成され、内圧が上昇すると
    主弁が連通孔を閉塞する方向に向けて作用する圧力室
    と、該圧力室に介在させ主弁を連通孔に向けて常時付勢
    する第1スプリングとを有し、前記主弁には一次室と圧
    力室とを常時連通する小孔を穿設し、副弁による一次室
    から二次室への流路の開閉と連繋して圧力室の内圧を調
    節し、主弁により連通孔を開閉するようにしたことを特
    徴とするプッシュ式水栓。
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