JP2003342913A - ジョイント遊間結合装置 - Google Patents
ジョイント遊間結合装置Info
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Abstract
に、ジョイント遊間部のエキスパンションジョイント・
端部構造の倒壊を防ぐ結合装置を提供する。 【解決手段】 建築部材2、3間のジョイント遊間結合
装置、特にエキスパンションジョイント構造4であっ
て、所定第一限度内における該部材の相対位置変化を許
容し、部材もしくはエキスパンションジョイント構造4
等の間における結合装置の機能を損なう分離を起こさず
に、第一限度を超える所定の第二限度内もしくは両方の
限度未満に留まる相対位置変位を許す安全手段12、1
5が設置され、該安全手段は、所定の限界荷重超過後に
分離し、所定の挙動で相対変位可動状態となる、堅固に
相互接合された構成要素二つ以上を有し、そのうち一方
は建築部材上に堅固に配置され、他方はエキスパンショ
ンジョイント構造4の一部もしくは全体を受け止める。
Description
項1の前文にあるように、ジョイント遊間の架橋手段に
関するものである。
当該建造物の倒壊を防ぐため、熱膨張を相殺する目的で
エキスパンションジョイントを設ける必要がある。これ
は、極めて大規模の熱膨張が発生する可能性のある橋梁
の建設においては特に必要とされる考慮である。したが
って、とりわけ橋梁の建設においては、特に建築部材や
橋梁部材間のジョイント遊間に対応する結合装置を設置
する方法が知られている。たとえば欧州特許EP082
1104においてこうした結合装置が開示されている。
欧州特許EP0821104で開示されているこの装置
は、標準的な寸法変化の相殺に加えて、地震等において
結合装置に極端な荷重がかかった場合に高価なジョイン
トや端部構造を倒壊から守る役割を果たす安全手段を備
えたものである。
104で開示されている装置はこうした要求に確実に応
えるものではあるが、たとえば地震が発生したような場
合、遊間幅が過度の収縮を起こすとエキスパンションジ
ョイントが遊間外に押し出されてしまうような構造にな
っているため、安全手段が一度作動してしまうと、その
後は作動した架橋装置もしくはエキスパンションジョイ
ント構造が供用目的に適さなくなってしまうという欠点
がある。さらにこの安全手段は、こうしたジョイント遊
間が発生している建造物において、遊間幅の拡大等が許
容値を超えている場合や、ジョイント遊間に対して建築
部材が変位する原因となる建築部材の横断方向の移動と
いった、標準値を超える極端な変位を相殺することはで
きない。
装置の欠点を解決する結合装置を開発すると共に、意図
した供用目的を維持するにあたって隣接する建築部材が
所定の限界変位を超えてしまった場合に、さまざまな変
位や限界値を確保しながらジョイント遊間部のエキスパ
ンションジョイント構造や端部構造を倒壊から守ること
のできる結合装置を提供することである。
能を有する結合装置によって解決される。好ましい実施
例は付随の請求項で取り扱う。本発明の基礎となる概念
は、限界荷重もしくは限界変位を超える状態になった場
合に、過剰な荷重の影響を受けながら所定の挙動で相対
的に動くことでジョイント遊間の生じている建築部材が
限界値を超えて変位する状態を相殺するような相対運動
を行なう、二つの部分に分解できる安全手段を有する結
合装置を装備する、というものである。このような結合
装置もしくはエキスパンションジョイント構造の機能を
保持するため、また可能であれば、緊急事態においても
エキスパンションジョイント構造がジョイント遊間内に
留まるようにするためには、建築部材の一箇所において
は限界荷重を超えた一方で、エキスパンションジョイン
ト構造で限界荷重を超えた場合に可動状態となるように
安全手段の各部品を配置すること、すなわち、安全手段
がエキスパンションジョイント構造と建築部材一箇所の
間に設置されていることが、本発明では要求される。こ
の手法によれば、隣接する建築部材が許容変位限界を超
えた場合においても、安全手段が二つの部分に分かれて
破損をきたすことを容認せざるをえなかったとしても、
エキスパンションジョイント構造もしくはジョイント遊
間上の端部構造、またはその両方を保護することが可能
になる。このような状況になった場合でも破損は明確で
狭い範囲に留まり、また、単純に安全手段を交換するこ
とでエキスパンションジョイントの修復を行なうことが
できる。さらに、こうした結合構造内の安全手段の構造
には多様な変位を相殺できるという利点がある。
段が最低レール一体とスライド一体もしくはレールと複
数のスライド部分によって構成されており、地震等が発
生した場合、スライドは通常レール内に確実に固定され
ていながらも、建築部材同士、特に橋梁部材同士の変
位、中でも横断方向の移動に対して平衡を保つために限
界荷重超過後は変動可能な構造となっていることであ
る。ここでは、一つの部品すなわちレールもしくはスラ
イドが一方の建築部材の上に配置され、安全手段のもう
一つの部品はエキスパンションジョイント構造全体もし
くはその一部を収容する形となっており、結合装置もし
くはエキスパンションジョイント構造のどちらかが破損
することにより、建築部材間の変位、特に横断方向の移
動と平衡を保つことが可能になる。
ド一体でなる安全手段を実現することで、限界荷重を超
えた場合に安全手段には顕著な破損が一切発生しないと
いう利点がもたらされる。したがって、荷重が限界値未
満であるときにレールとスライドの間に相関変位が一切
発生しないよう、スライドとレール間に限界荷重と対応
する摩擦力が存在するようにしておくため、所定の限界
荷重を発生させるべくスライドをレール内に固定してお
くことは有効である。スライドをレール内に固定するこ
とは、たとえば、スライドとレールの間に相応の摩擦力
を発生させるような弾性伸張性を有する部材をレールと
スライドの間に挿入することで実現できる。このような
弾性伸張部材は、限界荷重を超えたときにレール内でス
ライドが滑ることで破壊されることがないよう、スライ
ド・摩擦軸受の形を取ることが望ましい。
して、限界荷重に達する前にレール内のスライドの移動
を止める働きを起こすような対策を施しておくこと、す
なわち、限界荷重を超えない限り耐えることのできる一
個もしくは複数のストッパーをレール内に設置しておく
ことも当然可能である。こうしたストッパーは、あらか
じめ限界点等をストッパー上に設定しておき、レール自
体で作動できるようにしておくことが望ましい。
解放することができるようにするため、横断方向の力を
確実に安全機構すなわちレールとスライドに移動させる
解放機構を設けておくと高い効果が得られる。たとえ
ば、ジョイント遊間を結合する複数のクロスヘッドとク
ロスヘッド上に設けられたジョイント遊間をカバーする
中央プロファイルおよびエッジプロファイルで構成され
るエキスパンションジョイント構造において、遊間の長
手方向の中央側面が相互に停止状態となって安全機構に
横断方向の力を伝達するような自由に選択できる対応ス
トッパーを設けた機構を中央プロファイルもしくはエッ
ジプロファイルまたはその両方に設置するという方法を
例として挙げることができる。たとえば、後述する自在
クロスヘッド(swinging crosshead)構造では、隣接す
るエッジプロファイルと一緒に機能するストッパーが中
央プロファイルに一つあればよいように、エキスパンシ
ョンジョイント構造の実施例によっては一つのストッパ
ーで十分な場合がある。
する際に特に有効な安全手段の実施例は、水平に揃えて
配置されたスライドに対してエキスパンションジョイン
ト構造端部側面を斜めに配置することができるように、
できれば端部側面もしくはクロスヘッド受け(crosshea
d reception )の下にウェッジプレート( wedge steel
sheet)を有するスライドである。この好適な実施例
は、路面の雨水を排水するために交通の方向に沿って片
側もしくは両側に傾斜がついている橋梁においても、横
断方向の安全手段が利用できるようにするものである。
にレールも二つの構成要素で組み立てられているのが望
ましい。特に二番目のレールは、一番目の端部構造をス
ライド上で可動状態に保ち、それにより、二番目のレー
ルにおいては、エッジプロファイルが橋梁の長手方向沿
い垂直方向もしくは水平方向に持ち上がり、橋梁部材の
二番目の固定端部から分離することになる。したがっ
て、これら二つのレール部材は、望ましくはそれぞれ一
定の垂直距離をおいて配置されており、上部に位置する
二番目のレール部材はスライド部材に「かぎ状」に取り
囲まれており、付随する持ち上がり止めによって相互に
持ち上がることを防ぐ等、部材を保持する形で固定され
る。可変端部構造が斜めの構造を持っているため、二番
目の固定端部およびスライドから移動することができる
一番目の端部の間に、安全手段作動時に設置位置から飛
び出すシーリングプロファイル(sealing profile )を
設置することが望ましい。しかし、本発明のこの望まし
い実施例においては、端部構造が可動になっているた
め、端部構造にそれ以上の損傷が発生することはない。
造が所定容量を内部に持つ特別な切石形となっており、
この基本構造においては、当初はお互い緊結されている
が所定の限界荷重を超えるとお互い可動状態となる原則
としてできればL形断面形状を有する二つの構成要素
が、所定の限界荷重超過後に内部の所定容量を使うか、
もしくは切石の相対する2面がそれぞれの方向に移動す
るような相対変位を起こす、というものである。こうし
て、エキスパンションジョイント構造がジョイント遊間
から押し出されてしまうことなく、ジョイント遊間の過
剰な縮小を相殺することが可能になる。緊急時には、特
別な切石形の基本構造の保有する空間がエキスパンショ
ンジョイント構造を収容するために使われるというのが
標準である。このようにして、ジョイント遊間に近接す
る建築部材が過剰な変動を起こした場合の損傷に対し
て、エキスパンションジョイント構造もしくは端部構造
またはその両方を、単純かつ安価に保護することが可能
となる。
た方が有利であるため、ジョイント遊間を結合するクロ
スヘッドのあるエキスパンションジョイント構造におい
ては、限界荷重を超えた後、クロスヘッドが同時に安全
機構の二つのL形構成要素の変位に対するガイドとして
機能するよう、切石形の安全手段を貫通するようにクロ
スヘッドを設置するのが有利な構成となる。この安全手
段のL形構成要素は、全面鋼製プロファイル、グリッド
状のプロファイル、鋼板、エッジプロファイル部材、エ
ッジプロファイル形の桁等、あらゆる適切な鋼製部材を
単独で使用するかもしくは合成して製作することができ
る。
パンションジョイント構造の一部に組み込まれており、
エキスパンションジョイント構造がジョイント遊間を結
合するクロスヘッドを有しているものである。かかる安
全手段の二つの構成要素は、標準的な荷重のもとでは相
互に緊結されているが限界荷重を超えた段階でお互いか
ら分離し、所定の挙動でお互いの方向に変位するもの
で、一方では一箇所の建築部材にクロスヘッドをアンカ
ーすることで形成され、別の側ではクロスヘッドのクロ
スヘッド本体で形成されている。この安全手段は、ジョ
イント遊間の許容最低幅との関係で与えられる所定の最
低長未満のクロスヘッドを採用しないと実現しない。所
定の最低長未満の短いクロスヘッドとは、すなわちジョ
イント遊間の最大幅を通常制限するものである。しか
し、長いクロスヘッドがまだ存在している場合は、本発
明の概念に基づけば、アンカーされている建築部材から
短いクロスヘッドが分離することを考慮しておいた方が
良く、長めのクロスヘッドが十分な本数分残っている場
合は結合装置に最低限の一定の安定性が保証されること
になる。
さの短いクロスヘッドが、クロスヘッドの接合されてい
る建築部材との間の小さな重複部分が限界荷重を超えた
場合に結合装置の安定性にとって決定的に重要となる可
能性があることから、アンカー側と逆の面を安定化して
おくことは特に有効である。これは、ジョイント遊間幅
が最大値を超えた場合に建築部材と一緒に短いクロスヘ
ッドを運搬する役割を果たす運搬機構(carrier means
)を一つ設けるという単純な方法で実現できる。ここ
では、アンカーと反対側でクロスヘッド端部に取り付け
られ、アンカーと反対側に位置するエキスパンションジ
ョイント構造のエッジプロファイル等との接触が切断さ
れるような外径で設計されているクロスヘッドプレート
(crosshead plates)を採用することが望ましい。
施工することで、緊急事態においても上部に配置された
カバープロファイル(covering profiles )と共にアン
カーから外れることがない長めのクロスヘッドが、アン
カーの外れたクロスヘッドにとってはガイドの役目を果
たし、それにより、ジョイント遊間が短時間拡大した後
において、たとえジョイント遊間が再度ふさがったとし
ても、エキスパンションジョイント構造に破損が起こら
ないようにすることができる。これは、横方向の移動も
しくはジョイント遊間の過度な閉塞といったこれ以外の
他の緊急事態に関しても、本発明に従った安全手段の実
施例に従えば当てはまるものである。
例のうち一つ、複数、もしくは特に全実施例を実現する
ことは、考えうるあらゆる荷重を考慮するために特に有
効である。ここでは、ジョイント遊間の異なる各面にお
いて、それぞれ離れた位置に異なる安全手段を配置する
ことが特に有効であることがわかった。
を、以下に記す二つの実施例の詳細な説明によって明ら
かにする。この目的のために添付した図面が示す内容を
下記に記載する。
ント遊間1を結合する本発明に基づいた結合装置を示し
ている。ここで、建築部材2は固定橋頭で、建築部材3
は可動橋梁部材を表している。図1に示す本発明に基づ
いた結合装置は、路面クロスヘッド(roadway crosshea
d )5a、5bおよび端部クロスヘッド8、さらにその
上に配置された中央プロファイル6で成るエキスパンシ
ョンジョイント4で構成されている。
端部で建築部材2および3が受けている。橋頭側におい
て、クロスヘッド5a、5bおよび8はクロスヘッド接
合材(crosshead connections )13で堅固に施工され
ており、クロスヘッド5aおよび5bはクロスヘッド接
合材13にピボット結合されている。クロスヘッド5
a、5bおよび8のもう一方の端部は、路面等の橋床よ
り下にある橋梁部材3に設置されたクロスヘッド収容部
(crosshead box )7が自由な変動を許す形で受けてい
る。
建物側の端部では、エッジプロファイル9および11が
建築部材2および3に堅固に結合されている。前述の中
央プロファイル6はクロスヘッド5a、5bおよび8の
上に、支持金物(holding stirrups)14(図3参照)
によって変動可能な形で取り付けられているため、支持
金物14とクロスヘッド5a、5bおよび8の間のスラ
イド軸受は、クロスヘッド5a、5bおよび8がねじれ
た場合、温度による長さ変化等が原因でジョイント遊間
が開いたり閉じたりする間も中央プロファイル6が相互
に一定の距離を保ち続ける働きをする一方で、調整機構
は中央プロファイルの距離を一定に保つ働きをする(E
P−B−512 123参照)。図1と図2を比較する
と明らかなように、ここに示す結合装置においては、建
築部材2および3がお互いにたとえばジョイント遊間沿
いに横方向の変動を起こしている間、中央プロファイル
6の相互距離が変化するだけでなく、クロスヘッド5
a、5bおよび8も、通り心に対する位置を変化させ、
載っている建築部材3との重複範囲を変えたり、それぞ
れクロスヘッド収容部(crosshead box )7に向かって
突き出したりすることになる。
どう機能するかについては、図1および2のエキスパン
ションジョイント構造の状態に対応する図3および図4
の断面図でも明確に示されている。図3の断面図は、特
にクロスヘッド5に支持金物14を廻らせることで中央
プロファイル6がどのように保持されるかを明確に示す
ものである。中央プロファイル6の間には、中央プロフ
ァイル6間の距離変動に弾性的に適応することができ、
ジョイント遊間1に対するシーリング機能を果たすシー
リングプロファイル(sealing profile )10が取り付
けられている。図3および44らはさらに、エキスパン
ションジョイント構造4の各状態、すなわち遊間幅が大
きい場合と小さい場合のいずれにおいても、エッジプロ
ファイル9および11が建築部材2および33固定され
ていることが明確に示されている。
ンジョイント構造だけでもジョイント遊間幅の大幅な変
化と横断変位を許容することができるが、ここに示す実
施例ではさらに安全手段を設置し、建築部材2および3
がより激しい相対変位を起こす可能性に対処しようとす
るものである。橋頭2の端部には横方向の安全装置12
が取り付けられ、さらに橋梁構造部材3には転倒制御ボ
ックス(upset management box)15が取り付けられ
る。加えて、クロスヘッド5aおよび5bが長さの異な
る構成を有しており、そこにクロスヘッド接合材13が
配置されていることから、建築部材2および3の激しい
相対変位に対してさらなる防御対策が施されている。し
かし、まずは転倒制御ボックス15による防御対策につ
いて詳述する。
クス15は橋梁構造の幅全体に渡って設置されている。
図3からわかるように橋梁構造部材3上の転倒制御ボッ
クス15は、ボックス底面(box bottom)18、ボック
ス壁面(box wall)19、ボックスカバー(box 3ver
)20、さらに押さえ材(bracings)17でボックス
底面18に接合されるエッジプロファイル桁(edge pro
file girder )16で構成されている。ボックスカバー
20の上部には、路面からエキスパンションジョイント
構造4へスムーズに移行できるよう、転倒制御ボックス
カバー22が設置される。かかる転倒制御ボックス15
の個々の部分は、型鋼や鋼板等を用いて適宜製作するこ
とが可能である。クロスヘッドがクロスヘッド収容部7
に到達できるようにするため、特にボックス壁面19に
クロスヘッド通路21を設ける。
図7および8で明確に示されているが、これらは、エキ
スパンションジョイントや前述の安全手段を除く端部構
造が破損することなく、建築部材2および3の間のジョ
イント遊間1の減少が最大となる状況を示したものであ
る。図7の上面図で明らかなことは、この状態において
路面クロスヘッド5aおよび5bがクロスヘッド収容部
7に完全に載っており、さらに、転倒制御ボックス15
のクロスヘッドカバー20がクロスヘッド収容部7上部
の路面に沿って移動している状況が明確にわかる。
1が明らかに狭まっていることがわかる。ジョイント遊
間幅が減少する過程において、転倒制御ボックス15
は、原則としてL形断面を有する二つの構成部分に分割
されている。構成要素の一つは、橋梁構造部材3に静的
に固定されているボックス底面18およびボックス壁面
19で構成されている。やはりL形断面を有するもう一
つの構成要素は、エッジプロファイル桁16を有するエ
ッジプロファイル9とボックスカバー20で構成され
る。ジョイント遊間幅が狭まることにより、二つのL形
構成要素の接合点、すなわち押さえ材17とボックス底
面18の間の接合部とボックスカバー20とボックス壁
面19の間の継ぎ目が開いた。この接合点の破損後は、
ボックスカバー20のある上側のL形構成要素は橋梁構
造部材3の方向にさらに移動する可能性があり、ボック
スカバー20が橋梁の上面すなわち路面とほぼ平行に変
位し、それにより転倒制御ボックスカバー22と共に路
面の一部が本来の位置から移動する。しかし、橋梁部材
2および3やエキスパンションジョイント構造4のさら
なる損傷は、転倒制御ボックス15によって防止するこ
とが可能である。
との比較すると前述の結合装置は、建築部材2および3
の間で起こる過剰な横方向変位を絶え間なく相殺するた
めの安全手段を備えたもので、横方向の安全装置は参照
番号12を付して指示している。図6は、レール24お
よび限界荷重の最大値を超えた後でレールに沿って変位
するスライド25で原則的に構成される横方向の安全装
置12の一部を示したパース図である。
7、後壁面(rear wall )28、レール底面(rail bot
tom )29、さらにガイドプレート(guide plate )3
0で構成されており、スライド25が後壁面(rear wal
l )28、レール底面(rail bottom )29、ガイドプ
レート(guide plate )30で作られる空間内において
変動可能な状態でガイドされるようになっている。レー
ル24の底面29には、さらにアンカー31が取り付け
られ、レールが橋頭2の端部構造内に埋め込まれるよう
にしてある。前記レール24は、お互いブレース26に
よって結合されている平行に配置された2本のバー36
で構成されている。さらに、スライド25は、クロスヘ
ッド受け(crosshead receptions)33もしくは路面ク
ロスヘッド5a、5bもしくは端部クロスヘッド8を受
けることのできるクロスヘッド接合材13を有してい
る。さらに、上部27には、シーリングプロファイル受
け(sealing profile reception )32がある。
応する摩擦力がスライド25の下部バー36とレール2
4の底面29の間に生じるよう、弾性伸張するスライド
軸受35によって上部27とレール24の底面29の間
に引き込まれるようになっている。代替としてもしくは
追加として、結合装置に標準的な荷重がかかっている場
合にスライド25の動きを制限する複数のストッパーを
レール内に設置することも可能である。これらのストッ
パーは、限界荷重を超えた場合には、事前に設定した限
界点でレール24から分離する等、スライド25から外
されるものである。
始させるための作動機構はさまざまなものが考えられ
る。一方においては、結合装置に横方向の荷重がかかっ
た場合に、横方向の力を前述の横方向の安全装置12に
伝達することができるよう、エキスパンションジョイン
ト構造4が詰まって動かなくなるようにエキスパンショ
ンジョイント構造の路面クロスヘッド5aおよび5bを
設置することもできる。代替案として、所定の範囲を超
えた移動が発生した場合に横方向の安全手段12に横方
向の力を伝達することのできるストッパーを、路面クロ
スヘッド5aおよび5bの間と中央プロファイル6の間
にそれぞれ適宜取り付けることも考えられる。
とき、スライド25は作用している横方向の力に従って
レール24内で移動することで建築部材2および3の間
の横方向変位を許す。これは図5等に示してある。図5
においては、橋頭2と橋梁構造部材3間における横方向
の変位は、参照番号23で示している。ここで、レール
24は橋梁の幅員全体に渡る必要はなく、個別の小さな
区間だけで十分であるということに留意しなければなら
ない。
イント構造に作用すると考えうる荷重、すなわちジョイ
ント遊間幅が狭まるような横方向の荷重と長手方向の荷
重の他に、ジョイント遊間が所定の限界値を超えて拡大
するような建築部材2および3の長手方向の移動に対し
ても、ここに示す結合装置の実施例は対応することがで
きる。これについては図9〜図11で示している。
許容値を超えた状態における結合装置の上面図を示して
いるのに対し、図10および図11は、この状態におけ
る長いクロスヘッド5b(図10)と短いクロスヘッド
5a(図11)の断面図をそれぞれ示している。図9か
らわかるように、ジョイント遊間幅が許容最大値を超え
た場合、路面クロスヘッド5aおよび端部クロスヘッド
8は、クロスヘッド接合材13から離れるが、長いクロ
スヘッド5bはまだクロスヘッド接合材13で受けられ
ている。支持しているクロスヘッドの数が非常に少な
く、また、クロスヘッド収容部7におけるクロスヘッド
支持の範囲も最小限であるにもかかわらず、中央プロフ
ァイル6によって短いクロスヘッド5aでエキスパンシ
ョンジョイント構造4が安定化されているため、エキス
パンションジョイント構造4の安定性は十分保証され
る。
幅が最大値を超えた場合、クロスヘッド5bはクロスヘ
ッド収容部7から完全に延長している状態、すなわちそ
れまではエッジプロファイル9もしくはエッジプロファ
イル桁16でそれぞれ受けている状態である。他方、長
いクロスヘッド 5b は、クロスヘッド安全部(crossh
ead safety member )34を介してクロスヘッド終端
(crosshead terminals)13で安全に受けられてい
る。
ド接合材13から引き抜かれて離れ(図11参照)、一
方、クロスヘッド安全部は事前に設定した限界荷重にお
いてそれ以前に外れていた。クロスヘッド安全部34と
しては、留め具、ストッパー等のあらゆる適切な対策を
利用することができる。橋梁構造部材側の短いクロスヘ
ッド5aの端部の逆側では、短いクロスヘッド5aはエ
ッジプロファイルもしくはエッジプロファイル桁16か
ら引き抜かれることができないことが明確にわかった。
このため、短いクロスヘッド5aより大きな径を有する
ためにエッジプロファイル桁16を通過することができ
ないクロスヘッドプレート37を、短いクロスヘッド5
a上に設置することができる。この構造により、費用面
・スペース面等の理由から十分な長さを有するクロスヘ
ッドの数が非常に少ないようなときでも、緊急事態にお
いて確実に使用することができるようになる。
造4の長手方向の伸張が最大値を超えた状態に加え、建
築部材2および3の横方向変位23が発生している状態
における本発明の結合装置の実施例を示したものであ
る。
であるが、横方向の安全手段のための解放機構のストッ
パー38が見える。この図からわかるように、ストッパ
ー38の配置によっては、中央プロファイル6もしくは
エッジプロファイルがそれぞれ遊間長手方向に移動した
場合にストッパーがお互い接触する状態になり、それに
より、所定の構造のもとでは横方向の力が端部もしくは
安全要素12に伝達され、限界荷重を超えた場合は安全
手段が解放されるようになっている。本発明の結合装置
の別の実施例を図14〜図15に示す。ここに示す実施
例は、横方向の安全要素12’が変更されているという
点で前述の実施例とは異なっている。
び橋梁中央で切った断面図である図14の部分図(図1
4(a))および(図14(b)で示すように、横方向
の安全要素12’は、スライド部25aおよび25bと
可動端部構造39、ウェッジプレート(wedge plate )
41で構成されている。
15(b)で示すように、ウェッジプレート41は、橋
梁端部から橋梁中央まで高さを増加させ、結果としてく
さび形になる。エキスパンションジョイント構造にウェ
ッジプレート41が二つあるとき、結果として橋梁断面
は屋根状になり、一方、路面側では各面が各側に傾き、
水が排出されるようになっている。しかし、エキスパン
ションジョイント構造にウェッジプレート41が一つだ
けあり、橋梁は一端から別の端部へ傾き、そこでも水が
やはり相応に排出されるようになっているというのも考
えられる。図14および図15に示す本発明の結合装置
は、この橋梁例と共に他の橋梁例にも適したものであ
る。
15(b)が示すように、水平に対して斜めに配置した
ウェッジプレート41は可動端部39と平衡を保つもの
である。したがって、エッジプロファイル11を斜めに
配置した場合でも、前述のスライド部25aはレール部
24a内で水平に移動することができる。
動した場合には相対的に変位する部分の間に高さ変動が
発生するため、本発明に基づいた結合装置のこの実施例
においては、クロスヘッド5およびエッジプロファイル
桁16を有するエッジプロファイル11を受ける第一の
可動端部39を取り付ける。可動端部39が遊間の幅方
向で確実に安定した状態となるようにするため、二番目
の固定端部構造40上に二番目のレール部24bを取り
付ける。ここで示す実施例において、かぎ形のレール部
24bと、やはりかぎ形の形状をしたスライド部25b
が組み合わされ、「噛みあわせ」ができあがる。しか
し、遊間の長手方向において、レール部24bとスライ
ド部25bは水平方向に移動可能な一組のレール&スラ
イドとなっている。
て離れることが絶対ないようにし、レール部24bとス
ライド部25bの相互の「噛み合い」が確実に解放され
るようにするため、スライド部25bがレール部24b
から外れないようにスライド部25bの上部に配列した
ストッパーで単純に構成した持ち上がり止め(lifting
lock)42を取り付ける。
一組のレール&スライドは水平面上を移動するため、ス
ライド部25bは、可変端部構造39の上端からさまざ
まな距離で設置される。横方向の安全要素12’が緊急
時に作動した場合、スライド部25aおよび25bでな
るスライド25、ウェッジプレート41、可変端部構造
39は、固定端部構造40とレール部24aおよび24
bに対して変位を起こす。この移動により、固定端部構
造40および可動端部構造39に高さ変位が発生し、そ
れに応じて、固定端部構造40および可動端部構造39
の間に配置されたシーリングプロファイルがねじれを起
こし、最悪の場合にはアンカーから飛び出してしまう。
しかし、最悪の場合においては、固定端部構造40およ
び可動端部構造39の間のシーリングプロファイル10
は破壊され、一方で残りの端部構造は保護されるのであ
る。図14〜図15で示した類の実施例では、可動端部
構造39は工場でエキスパンションジョイント構造と一
緒に組み立てることができるため、製作面でも有利であ
る。レール部24aおよび24bの配置が完了した後
は、レール内でエキスパンションジョイント構造全体を
持ち上げることが必要なだけで、続けて持ち上がり止め
(lifting protection)42を取り付け、シーリングプ
ロファイル10を設置していく。
て離れることがないようにし、レール部24bとスライ
ド部25bの相互の「噛み合い」が確実に緩められるよ
うにするため、スライド部25bがレール部24bから
絶対外されないようにスライド部25bの上部に配列し
たストッパーで単純に構成された持ち上がり止め42を
取り付ける。
な荷重がかかっている状態でジョイント遊間が拡大可能
な最大幅に達しているところを示している。
かっている状態でジョイント遊間が最小幅となっている
ところを示している。
かっている状態でジョイント遊間が最小幅となっている
ところを示している。
かかっている状態でジョイント遊間が最小幅となってい
るところを示している。
ところを示している。
機構のパースである。
小値を超えた状態において安全機構が作動しているとこ
ろを示した上面図である。
面図である。
大値を超えた状態(緊急事態)を示した上面図である。
ロスヘッドに沿って切った断面図である。
ロスヘッドに沿って切った断面図である。
が最大値を超えて横方向がかかっている状態を示した部
分上面図である。
構のための解放機構のストッパー部分を示したものであ
る。
れもエキスパンションジョイント構造の端部断面を示し
ており、図14(a)は、橋梁端部の橋梁長手方向沿い
の端部構造部分図であり、図14(b)は、橋梁中央部
の端部構造部分図となっている。
(b)は、図14(a)におけるA−A断面であり、図
15(c)は、図14(a)におけるB−B断面図であ
i。
Claims (22)
- 【請求項1】 建築部材(2、3)間、特に橋梁部材間
のジョイント遊間のための架橋装置で、かかるジョイン
ト遊間をつなぐエキスパンションジョイント構造(4)
を有し、かかるエキスパンションジョイント構造(4)
は建築部材(2、3)が所定の第一限度内で相対的な位
置変化を起こすことを許すものであり、その特徴は、建
築部材(2、3)もしくはエキスパンションジョイント
構造(4)またはその両方の間に存在する結合装置の機
能を損なうような分離をすることなく、前述の第一限度
を超える所定の第二限度内もしくは両方の限度未満に留
まる第二限度内で相対的な位置変化を許す安全手段(1
2;15;34;5a)であり、また、かかる安全手段
(12;15;34;5a)は、定義された限界荷重を
超えた後で分離し、定義された挙動で相対的に可動状態
となる堅固に相互接合された最低二つの構成要素を有し
ており、そのうち一つの構成要素は建築部材(2、3)
上に堅固に配置され、もう一つの構成要素はエキスパン
ションジョイント構造(4)の一部もしくはエキスパン
ションジョイント構造(4)を収容するように構成され
ている橋梁部材間のジョイント遊間結合装置。 - 【請求項2】 前記安全手段(12)の二つの構成要素
は、レール(24)およびスライド(25)で形成さ
れ、スライド(25)は、前述の限界荷重を超えた後
は、特に橋梁部材間の変動、横方向の移動と平衡を保つ
ため、レール(24)内で可変となる請求項1に記載の
結合装置。 - 【請求項3】 前記スライド(25)は、レール(2
4)およびスライド(25)の間に設置した弾性伸張す
るスライド軸受(35)により、望ましくは引張力によ
って前述の限界荷重に対応する摩擦力がスライド(2
5)とレール(24)の間に生じるように、レール(2
4)内で引っ張られる請求項2に記載の結合装置。 - 【請求項4】 エッジプロファイル桁を有するエッジプ
ロファイル(11)がスライドと一緒に変位する端部構
造内に水平方向に対して斜めに設置されるようにスライ
ドに一つ以上のウェッジプレート(41)が設けられる
請求項2若しくは請求項3に記載の結合装置。 - 【請求項5】 前記レール(24)は間隙を介して離れ
た二つのレール部(24a、24b)で構成されてお
り、各レール部(24a、24b)は水平に設置される
請求項2ないし4のいずれかに記載の結合装置。 - 【請求項6】 前記スライド(25)の断面形状はくさ
び形もしくは二重くさび形となっており、両方のレール
部(24a、24b)によって可変状態で支持される請
求項2ないし5のいずれかに記載の結合装置。 - 【請求項7】 前記二つのレール部(24a、24b)
はお互いに常時一定の距離を保ちつつ垂直に設置される
請求項5もしくは6のいずれかに記載の結合装置。 - 【請求項8】 前記スライド(25)は、スライドと共
に移動し、レール(24)もしくはレール部(24a、
24b)に対して傾きを持った方向に伸張する端部構造
(39)を有している請求項2ないし7のいずれかに記
載の結合装置。 - 【請求項9】 前記スライド(25)上に設置した可動
端部構造(39)と固定端部構造(40)の間にシーリ
ングプロファイル(10)を設ける請求項2ないし8の
いずれかに記載の結合装置 - 【請求項10】 前記レール(24)は建築部材(2、
3)の一つに堅固に設置され、スライド(25)はエキ
スパンションジョイント構造(4)を受けている請求項
2ないし9のいずれかに記載の結合装置。 - 【請求項11】 前記レール(24)は、標準的な荷重
および限界値を超える荷重がかかった場合に望ましくは
所定の限界値においてスライド(25)によりレール
(24)から分離する、スライド(25)の移動を制限
するストッパーを一つ以上備えている請求項2ないし1
0のいずれかに記載の結合装置。 - 【請求項12】 前記安全手段(12)を作動させる解
放機構、特にかかる遊間の長手方向に沿った横方向の力
を伝達する解放機構を取り付けるものであって、この機
構は、望ましくは、前記中央プロファイル(6)もしく
は端部プロファイル(9、12)または/及びその上に
設置した一つ以上のストッパー(38)という形を取る
請求項1ないし11に記載の結合装置。 - 【請求項13】 前記安全手段(12)には二つ以上の
構成部分(15)に分割される空洞を有する収容部分が
あり、かかる二つの構成部分は、限界荷重を超えた後に
空洞部分を使ってお互いの方向に変位するプロファイル
として製作される請求項1に記載の結合装置。 - 【請求項14】 前記安全手段(12)は、原則として
前記安全手段(12)の二つの構成要素がL形断面をし
た切石状の基本構造を持っており、そこでは所定の限界
荷重を超えた後にかかるL形構成要素が相対的に変位す
る、すなわち、相対する切石状基本構造がお互いの方向
に移動する請求項1もしくは13に記載の結合装置。 - 【請求項15】 L形構成要素の一つは建築部材(2、
3)の一つに堅固に取り付けられ、一方のプロファイル
は、特に前記する望ましくはL形構成要素の一辺がエキ
スパンションジョイント構造(4)のエッジプロファイ
ル(9)の一つを包含する形で、エキスパンションジョ
イント構造(4)を受けている請求項13もしくは14
に記載の結合装置。 - 【請求項16】 前記エキスパンションジョイント構造
(4)にはジョイント遊間(1)をつなぐクロスヘッド
(5a、5b、8)があるが、クロスヘッド(5a、5
b、8)は、両方の構成要素、特に一つの構成要素のエ
ッジプロファイル(9)のプロファイル桁(16)と共
に望ましくはL形をしたもう一つの構成要素の対辺(1
9)において動けるように受けられており、これにより
構成要素の変位に対するガイドとなっている請求項13
ないし15のいずれかに記載の結合装置。 - 【請求項17】 前記建築部材に対して移動するL形構
成要素の辺(20)が建築部材の表面、特に橋梁の車道
側に平行に設置され、L形構成要素が建築部材に沿った
方向に相対変位をしている間、かかる辺(20)は、望
ましくは建築部材表面の下もしくはかかる建築部材上の
「犠牲」となる構成要素(victim element)(22)を
かみ合わせるように変位する請求項14ないし16のい
ずれかに記載の結合装置。 - 【請求項18】 前記構成要素は、全面鋼製プロファイ
ル、グリッド状部材、もしくは鋼板、エッジプロファイ
ル部材、ファイル桁等、個々の部材の形を取る請求項1
3ないし17のいずれかに記載の結合装置。 - 【請求項19】 前記エキスパンションジョイント構造
にはジョイント遊間をつなぐクロスヘッド(5a、5
b、8)があるが、そこでは、最低一種類の「第一長さ
(短いクロスヘッド(5a))」と「第二長さ(長いク
ロスヘッド(5b))」といった異なる長さをクロスヘ
ッド(5a、5b)が有するようにエキスパンションジ
ョイント構造(4)の一部である安全手段が製作されて
おり、「第一長さ」を有するクロスヘッドは建築部材の
一つ、特に固定橋頭に安全手段の一部分としてアンカー
(34)されているが、このアンカーは、限界荷重を越
えた場合は、「第一長さ」を有するクロスヘッド(5
a)が定義された挙動でアンカー(34)から離れて動
くことができるよう、安全機構の他の要素として「第一
長さ」を有するクロスヘッド(5a)のクロスヘッド本
体から切り離されるようになっている請求項1における
結合装置。 - 【請求項20】 前記の「第一長さ」を有するクロスヘ
ッド(5a)は、アンカーとは逆側の端部において、特
にクロスヘッドプレートの形をした運搬機構(37)を
有しているが、これは、特にクロスヘッドプレート(3
7)のストッパーをエッジプロファイル(9)に運ぶこ
とにより、「第一長さ」を有するクロスヘッド(5a)
をアンカー(34)から切り離す役割を果たす請求項1
9に記載の結合装置。 - 【請求項21】 「第二長さ」を有するクロスヘッド
(5b)は、特にクロスヘッド(5a、5b、8)上に
設置されたカバープロファイル(cover profile )
(6)と一緒に、「第一長さ」を有するクロスヘッド
(5a)のガイドとしての機能を果たす請求項19もし
くは20に記載の結合装置。 - 【請求項22】 前記請求項のいずれかに記載の結合装
置において、特に請求項2ないし5のいずれかで定義さ
れるジョイント遊間の片側上の安全機構および請求項6
ないし10のいずれかで定義されるジョイント遊間の逆
側上の安全機構については、少なくとも二つ以上の複数
の安全手段(12;15;34、5a)を組み合わせ、
さらに、請求項11ないし12のいずれかで定義する安
全手段は、請求項2ないし5で定義する安全手段とジョ
イント遊間の同じ側に設置することが望ましい結合装
置。
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