JP2003341983A - 簡易クレーン付き車両 - Google Patents

簡易クレーン付き車両

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JP2003341983A
JP2003341983A JP2002153543A JP2002153543A JP2003341983A JP 2003341983 A JP2003341983 A JP 2003341983A JP 2002153543 A JP2002153543 A JP 2002153543A JP 2002153543 A JP2002153543 A JP 2002153543A JP 2003341983 A JP2003341983 A JP 2003341983A
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simple crane
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JP2002153543A
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Masao Mukasa
征男 武笠
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YAMASAN SHOJI KK
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YAMASAN SHOJI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易クレーンをトラック,トラクター等の特
に小型車輛のフレーム又は荷台等に装着することによ
り、積み卸し作業を短時間且つ効率的にすること。 【解決手段】 軸周方向に回動自在とした支柱1と,該
支柱1に揺動自在に装着されたフック6付きブーム2
と,前記支柱1の下端に形成されたフランジ部7とから
なる簡易クレーンAと、前記フランジ部7が載置される
受部10と,前記フランジ部7を前記受部10の下面側
に空隙部Sを有するベースBと、前記簡易クレーンAが
装着される車輛Dとからなること。前記ベースBが車輛
Dの適宜の箇所に装着され、前記ベースBの受部10上
に簡易クレーンAのフランジ部7が固着具20を介して
固着されてなること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トラック,トラクタ等
の特に小型車両のフレーム又は荷台等に装着することに
より、積み下ろし作業を短時間且つ効率的にすることが
できる簡易クレーン付き車両に関する。
【0002】
【従来の技術】従来よりトラックに油圧式クレーンを装
着したものが存在している。これらの油圧式クレーン
は、その油圧動力源を車両のエンジン等を利用して駆動
するものである。それゆえに、特に小型のトラック,す
なわち軽自動車クラスのトラックに上記のような油圧式
クレーンを装着するのは、極めて困難である。このよう
な種類の車両に装着することができる簡易なクレーンが
存在する。この簡易なクレーンは、ブームの揺動動作及
びワイヤの巻き上げは、手動で行うものであり、プーリ
や小型ジャッキが取り付けられたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この簡易クレーンは、
小さな工場や作業現場で使用することを前提としたもの
であり、一般の車両に装着することは、考慮されていな
い。また、特に小型車両には、余分なスペースが設けら
れておらず、装着は面倒且つ困難な作業となる。特に、
装着のために車両には加工しなければならない箇所或い
は付加しなければならない部材等がある。このようなこ
とから軽自動車クラスのトラックや或いはトラクタにク
レーンが装着されたものは、皆無に近い状態である。し
かしながら、小型トラック等の荷台に積む荷物であって
も、一人の作業員では到底、積み下ろしが不可能なもの
も存在する。
【0004】また、トラクタにおいても、種々のオプシ
ョン部品の装着により種々の作業をこなすものである
が、この種のトラクタにおいても簡易クレーンが装着さ
れたものは存在していない。このようなことから小型の
トラックにもクレーンの装備が望まれている。本発明の
目的は、軽自動車クラスのトラックやトラクタに簡易式
のクレーンが装着され且つその構造を簡単にすることに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、発明者は、前記
課題を解決すべく鋭意,研究を重ねた結果、本発明を、
軸周方向に回動自在とした支柱と,該支柱に揺動自在に
装着されたフック付きブームと,前記支柱の下端に形成
されたフランジ部とからなる簡易クレーンと、前記フラ
ンジ部が載置される受部と,前記フランジ部を前記受部
の下面側に空隙部を有するベースと、前記簡易クレーン
が装着される車両とからなり、前記ベースが車両の適宜
の箇所に装着され、前記ベースの受部上に簡易クレーン
のフランジ部が固着具を介して固着されてなる簡易クレ
ーン付き車両としたことにより、軽自動車クラスのトラ
ックやトラクタであっても、簡易式のクレーンを容易に
装着することができ、上記課題を解決したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。本発明は、簡易クレーンAが装着され
る車両Dの種類により、主に二つの実施形態が存在す
る。その第1実施形態においては、使用される車両D
は、図1(A),(B)に示すように、トラックD1
ある。その簡易クレーンAは、支柱1の上端にブーム2
が装着されている。該ブーム2と前記支柱1との間に
は、枢支部pが形成されており、該枢支部pを介してブ
ーム2が垂直面上を揺動自在に連結されている。該ブー
ム2と前記支柱1との間には、揺動用ジャッキ3が装着
されており、該揺動用ジャッキ3を操作することで、ブ
ーム2を適宜の角度に設定することができる。
【0007】前記揺動用ジャッキ3は、図1(A),
(B)に示すように、その一端側が支柱1側に枢支連結
され、他端側がブーム2に枢支連結されている。前記揺
動用ジャッキ3は、スクリュータイプ或いは簡易油圧タ
イプ等であり、何れも手動で操作することができるよう
に操作ハンドルが装着されている。スクリュータイプで
は、ネジ軸がホルダに組み込まれ、ネジ軸が軸周方向に
回転することにより伸縮する構造である。また、油圧の
場合には、シリンダーとピストンからなる構造である。
いずれの場合でも、揺動用ジャッキ3の軸方向両端が支
柱1及びブーム2にそれぞれ枢支連結されたものであ
る。前記ブーム2には、巻上げ用ドラム4が装着されて
おり、該巻上げ用ドラム4にはワイヤ5が巻き付けら
れ、またそのワイヤ5の一端にはフック6が設けられて
いる。その巻上げ用ドラム4も同様に手動にて操作する
もので、操作ハンドルが設けられている。
【0008】その支柱1の下端には、図2(A),
(B)に示すように、フランジ部7が形成されている。
該フランジ部7は、ほぼ正方形状又は長方形状等の方形
状に形成されている。或いは円板状に形成されたもので
あってもかまわない。そのフランジ部7と支柱1との間
には、複数の板状の補強リブ8,8,…が等間隔に設け
られ、支柱1の強度を高めている〔図3(A)参照〕。
また、そのフランジ部7には、ボルト貫通用の複数のフ
ランジ固着孔7a,7a,…が形成されている。
【0009】次に、ベースBは、車両D側に装着され、
前記簡易クレーンAを支持するものである。第1実施形
態では、車両DがトラックD1 の場合であり、その荷台
11に前記簡易クレーンAが装着されるものである。特
に、軽自動車クラスの小型トラックD1 の荷台D11に装
着するのに好適な構造である。そのベースBは、ベース
部9と受部10とから構成される。そのベース部9と受
部10との間には、図2(A),(B)に示すように、
空隙部Sが形成されている。
【0010】まず、ベース部9は、トラックD1 の荷台
11にボルト,ナット等の固着具にて固着される部位
で、ベースBを荷台D11に強固に固着するものである。
前記ベース部9は、その形状がほぼ正方形状又は長方形
状をなしており、トラックD1の荷台D11に安定した状
態で載置するのに好適な形状となっている。そのベース
部9には、図3(B)に示すように、荷台D11に固定す
るためのベース固着用孔9a1 ,9a1 ,…が形成さ
れ、図2(A),(B)に示すように、ボルト,ナット
等の固着具21,21,…が装着される部位となってい
る。
【0011】そのベース部9上には、図2(A),
(B)及び図3(B)等に示すように、受部10が形成
されている。該受部10の頂部は、平坦状の受面10a
となっており、前記簡易クレーンAのフランジ部7が安
定した状態で載置される部位である。その受部10は、
具体的には、L形鋼等の鋼材がベース部9上に溶接等の
固着手段にて固着されたものであり、二つのL形鋼が左
右対称の形状で、且つその1辺が前記ベース部9とほぼ
平行となる構造としている。そのL形鋼の前記ベース部
9と平行なる1辺が受面10aとなる。該受面10aに
は、前記フランジ部7をボルト,ナット等の固着具2
0,20,…で前記フランジ固着孔7aとともに固着す
るための貫通孔10b,10b,…が形成されている。
【0012】このような構造により、前記ベース部9と
前記受部10の受面10aとの間には、図2,図3に示
すように、空隙部Sが形成されることになる。該空隙部
Sは、前記ベースBに前記簡易クレーンAを装着する作
業において、ボルト・ナット等の固着具20を締め付け
るための作業スペースとなり、作業員がその空隙部Sに
手を差し入れて工具等を十分に動かすことができるもの
である。これによって、トラックD1 の荷台D11に固着
されたベースBの受部10に前記簡易クレーンAのフラ
ンジ部7を固定することが極めて容易にできる。特に、
前記受部10を構成する左右対称的に配列されたL形鋼
は、適宜に離間した状態でベース部9に固着されること
が好ましい。これによって、空隙部Sに加えて、その二
つのL形鋼からなる構成部材の離間した箇所によって、
作業員の手の自由度もさらに広くなり、作業効率を向上
させることができる。
【0013】そのベースBには、図2(A),図3
(B),図4等に示すように、後述するアウトリガCを
装着するための取付け案内部11が形成されている。該
取付け案内部11は、前記受部10を構成するL形鋼の
長手方向において分離させるとともに、適宜の間隔に離
間させたものである。この離間した部位が左右対称に隣
接するL形鋼に形成され、両長手方向に直交する方向に
案内路が形成される。そのアウトリガCの取付け案内部
11は、簡易クレーンAのフランジ部7がボルト・ナッ
ト等の固着具20,20,…にて固着された状態にて、
貫通孔状の案内路として形成され、図2(A),図4等
に示すように、前記アウトリガCの水平支持部12aが
挿通するものである。
【0014】そのアウトリガCは、図1(A),(B)
に示すように、水平支持部12a及び垂直支持部12b
からなり、該水平支持部12aと垂直支持部12bとが
L字形状をなすように連結した安定部材12と、座板1
3と、高さ調整具14とからなる。前記水平支持部12
aと垂直支持部12bとは、断面が正方形状の角パイプ
からなり、前記水平支持部12aが前記ベースBの取付
け案内部11に貫通した状態にセットされ、且つその取
付け案内部11から着脱自在となっている。その垂直支
持部12bの下端には、地面に接地する座板13が装着
されている。そして、座板13が適正に接地するため
に、高さの微調整を行う,高さ調整具14が具備されて
いる。該高さ調整具14は、図5(A),(B)に示す
ように、ネジ軸部14a,調整部14b及び座金部14
cとからなり、座板13にネジ軸部14aが垂直状に形
成されている。
【0015】その調整部14bは、内ネジが形成された
ナット状部14b1 と,操作軸14b2 とからなり、前
記ネジ軸部14aに対して調整部14bを回転させるこ
とにより、調整部14bの高さが上下動する。そして、
前記垂直支持部12bに前記ネジ軸部14aが挿通し、
その垂直支持部12bの下端箇所が前記座金部14cを
介して調整部14bにより支持され、該調整部14bの
上下動にともなって垂直支持部12bが上下動する。こ
れによって、座板13が適正に接地することができるも
のである。
【0016】前記簡易クレーンAの支柱1は、ブーム2
を水平方向に旋回操作する,すなわち首振りを行うため
の機構を備えることもある。この旋回機構については、
前記支柱1が固定支柱部1aと旋回支柱部1bとからな
り、前記固定支柱部1aに旋回支柱部1bが軸周方向に
旋回自在に連結されている。この旋回機構には二つのタ
イプがあり、その第1タイプは、前記固定支柱部1a
は、図6(A),(B),(C)に示すように、その上
端箇所に旋回支持用搾り部1a1 が形成されている。
【0017】該旋回支持用搾り部1a1 は、図6(B)
に示すように、前記固定支柱部1aの上端がほぼ裁頭円
錐状となるように搾り形成されたものである。また、旋
回支柱部1bの上端は閉鎖状とし、その箇所にも前記旋
回支持用搾り部1a1 とほぼ同等の勾配となるように搾
り頂部1b1 が形成されている。そして、その旋回支持
用搾り部1a1 に前記搾り頂部1b1 の内面側がほぼ重
合するようにして接触し、旋回支柱部1bの搾り頂部1
1 が前記固定支柱部1aの旋回支持用搾り部1a1
回転中心として良好な旋回動作を行うことができるもの
である。
【0018】第1タイプでは、その旋回支持用搾り部1
1 及び搾り頂部1b1 は、図6(C)に示すように、
比較的少ない搾り加工としたものである。また、旋回機
構の第2タイプは、図6(D)に示すように、多めに搾
り加工としている。図6(C)に示す第1タイプでは、
前記固定支柱部1aの旋回支持用搾り部1a1 と,旋回
支柱部1bの搾り頂部1b1 との接触面積が狭く、旋回
時の抵抗は少なくできる。
【0019】また、図6(D)に示す第2タイプでは、
前記固定支柱部1aの旋回支持用搾り部1a1 と,旋回
支柱部1bの搾り頂部1b1 との接触面積が広くなり、
旋回時の抵抗は多いが、旋回支柱部1bの安定した旋回
が可能となる。また、上記旋回支持用搾り部1a1 及び
搾り頂部1b1 により、簡易クレーンAにより重量物を
持ち上げたときに、旋回支柱部1bが固定支柱部1aに
対して偏荷重を与えることになるが、その偏荷重がかか
っても、比較的滑らかに旋回を行うことができるもので
ある。
【0020】次に、前記簡易クレーンAの支柱1には旋
回操作機構が具備されることもある。この旋回操作機構
における旋回操作部には、二つのタイプが存在する。ま
ず、その第1タイプとしては、前記旋回支柱部1bに
は、図7(B),図8(A),(B)等に示すように、
その外周に歯車部1cが形成され、固定支柱部1aには
前記歯車部1cに噛合う駆動歯車部1dが形成されてい
る。該駆動歯車部1dには、その駆動歯車部1dを回転
操作するハンドル1eが装着されている。また、そのハ
ンドル1eは、回転軸としての役目をなし、固定支柱部
1aの長手方向に直交する方向に回転自在に軸支されて
いる。
【0021】また、前記固定支柱部1aと旋回支柱部1
bとの連結には、固定支柱部1a側にジョイント部1f
が搾り形成されている。該ジョイント部1fが旋回支柱
部1bに挿入し、且つ旋回支柱部1bがジョイント部1
fに対して旋回自在となっている。また、旋回支柱部1
bとジョイント部1fとは、抜け防止構造となってお
り、具体的には、図8に示すように、そのジョイント部
1fの上方に軸周方向に沿って括れ条1f1 が形成さ
れ、旋回支柱部1bには軸長方向に直交するようにして
抜止めボルト1gが装着され、抜止めボルト1gによ
り、旋回支柱部1bがジョイント部1fから外れないよ
うに構成されている。
【0022】そして、前記駆動歯車部1dがハンドル1
eの回転操作を介して回転し、その駆動歯車部1dと噛
み合っている歯車部1cが回転するものである。これに
よって、前記歯車部1cが固着している前記旋回支柱部
1bがその前記歯車部1cとともに旋回し、前記旋回支
柱部1bに装着されたブーム2の水平方向の移動操作を
行うものである。
【0023】次に、旋回操作機構の第2タイプは、図9
に示すように、ウォーム・ホィール歯車機構としたもの
であり、歯車部1cをホィールギアとし、駆動歯車部1
dをウォームギアとしたものである。旋回機構をウォー
ム・ホィール歯車機構とすることで、ハンドル1eによ
る操作を行わないときには、ウォームギアとした駆動歯
車部1dがストッパとしての役目をなし、旋回操作上に
おける安全性を向上させるものである。
【0024】前記支柱1には、調整補助具15が装着さ
れている。該調整補助具15は、前記アウトリガCの座
板13が適正に接地されるように、高さ調整具14の調
整部14bの高さを調整するための道具である。その調
整補助具15の具体例としては、円管が使用されてい
る。そしで、前記調整部14bに形成された操作軸14
2 が差し込まれるようにして連結され、図5(A)に
示すように、その調整補助具15により調整部14bを
回転させるものである。その調整補助具15は、前記支
柱1の高さ方向に沿って装着することができるようにな
っている。そのために、まず支柱1には、調整補助具1
5を固定するためにホルダー部が装着されている。その
ホルダー部は、円筒状に形成され、前記調整補助具15
が挿通するようにしたものであり、具体的には鋼管等が
使用される。
【0025】また、前記簡易クレーンAのフランジ部7
には、保持用突起が装着されおり、前記調整補助具15
の軸端部を固定するものである。その保持用突起は、フ
ランジ部7から上方に向かって突出したものであり、ボ
ルトが植設されたものである。そのボルトとした保持用
突起が前記調整補助具15の下端より挿入し、該調整補
助具15を固定させるものである。
【0026】次に、本発明の第2実施形態について述べ
る。この第2実施形態では、図11,図12に示すよう
に、簡易クレーンAが装着される車両をトラクタD2
したものであり、具体的には、図11(A),(B)に
示すように、そのトラクタD 2 のフレーム又はシャーシ
等の枠体D21に装着される。そのトラクタD2 は、主に
農業用の車両であり、種々の農作業用付属品を牽引する
のに使用されるものである。第2実施形態において、ベ
ースBは、図12(A)に示すように、前記受部10
は、平板状に形成されたものであり、またベース部9
は、複数枚のベース板片9aから構成されている。
【0027】そして、図12(A)に示すように、前記
受部10の幅方向両側端及び1辺には、ベース板片9
a,9aがほぼ垂直状に固着されたものである。受部1
0の幅方向両側に装着されるベース板片9aは、台形状
をなし、図12(B)に示すように、その高さが次第に
高くなるように形成されている。また、前記両ベース板
片9a,9a間には、補強片9b,9bが固着されてい
る。複数のベース板片9aの一つは、図12(B)に示
すように、トラクタD2 のフレーム等の枠体D21に固着
するための複数のベース固着用孔9a1 ,9a1 ,…が
形成され、ボルト・ナット等の固着具21が貫通するよ
うになっている。また、前記受部10の受面10aとト
ラクタD2 に連結するベース板片9aとは互いに直角を
なしている。
【0028】この第2実施形態において、前記空隙部S
は、前記受部10の裏面側で且つベース部9の内部に存
在することになる。具体的には、そのベース板片9aと
補強片9b,9bとの間に存在するスペースが空隙部S
となる。該空隙部Sは、図2(A)に示すように、前記
受部10に簡易クレーンAのフランジ部7を固定するた
めのボルト・ナット等の固着具20,20,…の締め付
けが容易に行われるための十分のスペースを得ることが
できるものである。そのベースBは、図12(B)に示
すように、前記トラクタD2 のフレーム等の枠体D21
前方端部に固着具21を介して固着される。
【0029】次に、図13及び図14は、簡易クレーン
Aのブーム2に伸縮機構を備えたもので、そのブーム2
が長手方向に伸縮する構造を示したものである。そのブ
ーム2は、図13(A)に示すように、固定ブーム2a
と可動ブーム2bとから構成されており、その固定ブー
ム2aは中空角管状となっている。そして、その固定ブ
ーム2a内に可動ブーム2bが挿通し、前記固定ブーム
2aに対して可動ブーム2bが長手方向に許容ストロー
クTの分量だけ移動することができる。また、固定ブー
ム2aの先端で、前記可動ブーム2bが挿通する開口部
周辺には、補強部材2a2 が設けられている。該補強部
材2a2 は、固定ブーム2aの外周箇所に重合状態で溶
接手段等にて固着されている。
【0030】また、前述した伸縮機構とともに、固定ブ
ーム2aに対して可動ブーム2bが適宜の位置に固定さ
れ、前記ブーム2を所望の長さに設定する機構が具備さ
れている。これは、図13(A),図14(B)に示す
ように、前記固定ブーム2aに複数の長さ調整孔2
1 ,2a1 ,…が形成されており、また可動ブーム2
bには、一つの位置設定孔2b1 が形成されている。そ
して、その長さ調整孔2a 1 と位置設定孔2b1 に固定
ピン16が貫通して固定ブーム2aと可動ブーム2bと
を適宜の長さとなるように固定される。
【0031】すなわち、複数の長さ調整孔2a1 ,2a
1 ,…の適宜のひとつと、位置設定孔2b1 との位置と
が一致するようにして、前記固定ピン16にて固定する
ものである。なお、上記構成とは反対に、前記固定ブー
ム2aの先端側に一つの長さ調整孔2a1 が形成され、
可動ブーム2b側に長手方向に沿って複数の位置設定孔
2b1 ,2b1 ,…が形成されたものであっても、ブー
ム2を適宜の長さに調節することができる。
【0032】その固定ピン16は、円板状の軸頭部16
aと,軸部16bとからなり、該軸部16bが前記長さ
調整孔2a1 と位置設定孔2b1 に貫通し、前記軸頭部
16aがストッパの役目をなす。また、該軸頭部16a
には、外止め具17が装着され、該外止め具17によ
り、前記長さ調整孔2a1 と位置設定孔2b1 に貫通し
た固定ピン16が脱落しないように係止するものであ
る。
【0033】その外止め具17は、針金状の材質から形
成され、前記固定ピン16の軸頭部16aに連結する連
結部17aと,軸部16bの端部に係止する係止部17
bとから形成されている。前記連結部17aは、図13
(B),図14(A)に示すように、前記軸部16bに
対して貫通状に挿通され、外止め具17が固定ピン16
に対して揺動自在となっている。
【0034】また、前記係止部17bは、図14(A)
に示すように、鉤状に形成され、軸部16bに引っ掛か
りやすい形状となっている。そして、前記固定ピン16
が前記長さ調整孔2a1 と位置設定孔2b1 に貫通した
後、外止め具17の係止部17bが固定ブーム2aの挿
入した側の反対側から突出した軸部16bに係止され、
固定ピン16が固定ブーム2aから外れることがないよ
うに防止できるものである。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明は、軸周方向に回動自在
とした支柱1と,該支柱1に揺動自在に装着されたフッ
ク6付きブーム2と,前記支柱1の下端に形成されたフ
ランジ部7とからなる簡易クレーンAと、前記フランジ
部7が載置される受部10と,前記フランジ部7を前記
受部10の下面側に空隙部Sを有するベースBと、前記
簡易クレーンAが装着される車両Dとからなり、前記ベ
ースBが車両Dの適宜の箇所に装着され、前記ベースB
の受部10上に簡易クレーンAのフランジ部7が固着具
20を介して固着されてなる簡易クレーン付き車両とし
たことにより、簡易クレーンAを車両へ装着することが
簡易且つ迅速にでき、しかも極めて強固なる装着にする
ことができる。
【0036】また、ベースBは、空隙部Sを有してお
り、簡易クレーンAのフランジ部7がベースBの受部1
0に載置された状態で、そのフランジ部7の裏面側に前
記空隙部Sが存在し、ベースBの受部10とフランジ部
7とのボルト・ナット等の固着具20による取り付け作
業はこの空隙部Sにより工具等を動かすのに十分なスペ
ースを確保し作業効率を向上させるものである。このよ
うにして、簡易クレーンAを車両Dに装着することによ
り、特に小型のトラックD1 やトラクタD2 等の荷物の
上げ下ろしを効率的に行うことができ、最小限の作業員
で行うことができるものである。
【0037】請求項2の発明は、請求項1において、前
記車両DはトラックD1 とし、前記簡易クレーンAはト
ラックD1 の荷台D11に装着してなる簡易クレーン付き
車両としたことにより、特に小型のトラックD1 におけ
る荷台D11への積み荷の上げ下ろしを極めて効率的に行
うことができる。従来は軽自動車クラスのトラックD 1
には、このようなクレーンがないため、たとえ少量の荷
物であっても、重量のあるものであれば手仕事による上
げ下ろしは極めて困難で、複数の人員が必要であった
が、本発明では荷台D11等に簡易クレーンAが装着され
たことで、作業の効率化を図ることができる。
【0038】請求項3の発明は、請求項2において、前
記ベースBには、着脱自在且つ水平方向に移動自在とな
るアウトリガCが具備され、該アウトリガCは水平支持
部12a及び垂直支持部12bを有し、前記ベースBに
は前記水平支持部12aが摺動自在なる取付け案内部1
1が形成されてなる簡易クレーン付き車両としたことに
よりにより、荷台D11への荷物の上げ下ろし作業におい
て、安定させるとともに、安全を確保することができ
る。
【0039】また、アウトリガCはベースBから着脱自
在なので、使用していないときは、図10(A),
(B)に示すように、ベースBから外して荷台D11に載
せておくことができ、移動に好都合である。 また、ア
ウトリガCの水平支持部12aを取付け案内部11に挿
入させる構造にすることで、水平支持部12aがベース
部9上で支持され、ベース部9に対して面接触状態にす
ることができ、それゆえに水平支持部12aを水平方向
に安定した状態で支持されることになり、ひいてはアウ
トリガCによる支持状態を極めて安定させることができ
る。また、
【0040】請求項4の発明は、請求項1において、前
記車両DはトラクタD2 とし、前記簡易クレーンAはト
ラクタD2 の前方に装着されてなる簡易クレーン付き車
両としたことにより、トラクタD2 をさらに多様的なも
のにできる。すなわち、トラクタD2 に簡易クレーンA
が装着されることにより、従来では種々の牽引車及び牽
引物のみに使用していたものであるが、新たな用途とし
てこのトラクタD2 を簡易クレーン車として使用するこ
とができ、特に小型トラックD1 との組み合わせによ
り、トラックD1 の荷台D11への積み下ろしを極めて効
率的にできるものである。
【0041】請求項5の発明は、請求項1,2,3又は
4において、前記支柱1は、固定支柱部1aと旋回支柱
部1bとからなり、該旋回支柱部1bには外周に歯車部
1cが形成され、前記固定支柱部1aには前記歯車部1
cと噛合する駆動歯車部1d及びハンドル1eが装着さ
れ、前記旋回支柱部1bは前記ハンドル操作にて旋回し
てなる簡易クレーン付き車両としたことにより、アウト
リガCの水平支持部12aがベース部9に対して摺動す
る構造を極めて簡単にでき、且つ軽量化とするのに極め
て有利であり、その着脱及び操作性に優れたものにでき
る。
【0042】これによって、簡易クレーンAにおけるブ
ーム2の水平方向に首振り操作を正確且つ安全に行うこ
とができる。従来では、簡易クレーンAは、構造が簡単
であり、ブーム2の水平方向の移動構造が手動でブーム
2を直接動作させるものであった。これに対して、本発
明では支柱1の回動操作を歯車機構及びハンドル1eに
より行うことができ、角度の微妙な変化も容易に行うこ
とができ正確な積み下ろしを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1実施形態の斜視図 (B)は第1実施形態におけるトラックの荷台側より見
た略示図
【図2】(A)は第1実施形態における簡易クレーンと
ベースとの取付箇所における要部斜視図 (B)は(A)の要部縦断側面図
【図3】(A)は簡易クレーンのフランジ部箇所の斜視
図 (B)はベースの斜視図 (C)はアウトリガの水平支持部の一部斜視図
【図4】第1実施形態のベース箇所の横断平面図
【図5】(A)はアウトリガの要部縦断側面図 (B)はアウトリガの要部斜視図
【図6】(A)は簡易クレーンにおける支柱の旋回構造
の第1タイプを示す縦断側面図(B)は(A)の一部断
面にした分解側面図 (C)は第1タイプの旋回機構の要部拡大断面図 (D)は第2タイプの旋回機構の要部拡大断面図
【図7】(A)は旋回操作機構を具備した簡易クレーン
の略示図 (B)は第1タイプの旋回操作部の要部斜視図 (C)はブームの水平方向の移動を示す平面略示図
【図8】(A)は第1タイプの旋回操作機構を示す支柱
の要部縦断側面図 (B)は第1タイプの旋回操作機構において固定支柱部
と旋回支柱部とを分離した状態の縦断側面図
【図9】(A)は第2タイプの旋回操作機構を具備した
簡易クレーンの斜視図 (B)は(A)の要部側面図 (C)は(A)の別の方向から見た要部側面図
【図10】(A)は第1実施形態においてベースからア
ウトリガを外した略示斜視図 (B)は第1実施形態においてアウトリガを荷台に収納
した略示斜視図
【図11】(A)は第2実施形態の略示図 (B)は第2実施形態における要部斜視図
【図12】(A)は第2実施形態におけるベースの下面
側より見た斜視図 (B)は第2実施形態の一部断面にした側面図
【図13】(A)は伸縮機構を具備したブームの要部側
面図 (B)はブームにおいて固定ブームと可動ブームとの固
定構造を示す要部斜視図
【図14】(A)はブームにおいて固定ブームと可動ブ
ームから固定ピンが外されている状態を示す斜視図 (B)は固定ブームと可動ブームとの固定構造を示す略
示断面図
【符号の説明】
A…簡易クレーン B…ベース C…アウトリガ D…車両 D1 …トラック D11…荷台 D2 …トラクタ S…空隙部 1…支柱 1a…固定支柱部 1b…旋回支柱部 1c…歯車部 1d…駆動歯車部 1e…ハンドル 6…フック 7…フランジ部 10…受部 11…取付け案内部 12…安定部材 12a…水平支持部 12b…垂直支持部 20…固着具

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸周方向に回動自在とした支柱と,該支
    柱に揺動自在に装着されたフック付きブームと,前記支
    柱の下端に形成されたフランジ部とからなる簡易クレー
    ンと、前記フランジ部が載置される受部と,前記フラン
    ジ部を前記受部の下面側に空隙部を有するベースと、前
    記簡易クレーンが装着される車両とからなり、前記ベー
    スが車両の適宜の箇所に装着され、前記ベースの受部上
    に簡易クレーンのフランジ部が固着具を介して固着され
    てなることを特徴とする簡易クレーン付き車両。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記車両はトラック
    とし、前記簡易クレーンはトラックの荷台に装着してな
    ることを特徴とする簡易クレーン付き車両。
  3. 【請求項3】 請求項2において、前記ベースには、着
    脱自在且つ水平方向に移動自在となるアウトリガが具備
    され、該アウトリガは水平支持部及び垂直支持部を有
    し、前記ベースには前記水平支持部が摺動自在なる取付
    け案内部が形成されてなることを特徴とする簡易クレー
    ン付き車両。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記車両はトラクタ
    とし、前記簡易クレーンはトラクタの前方に装着されて
    なることを特徴とする簡易クレーン付き車両。
  5. 【請求項5】 請求項1,2,3又は4において、前記
    支柱は、固定支柱部と旋回支柱部とからなり、該旋回支
    柱部には外周に歯車部が形成され、前記固定支柱部には
    前記歯車部と噛合する駆動歯車部及びハンドルが装着さ
    れ、前記旋回支柱部は前記ハンドル操作にて旋回してな
    ることを特徴とする簡易クレーン付き車両。
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