JP2003340186A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JP2003340186A
JP2003340186A JP2002157664A JP2002157664A JP2003340186A JP 2003340186 A JP2003340186 A JP 2003340186A JP 2002157664 A JP2002157664 A JP 2002157664A JP 2002157664 A JP2002157664 A JP 2002157664A JP 2003340186 A JP2003340186 A JP 2003340186A
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voltage dividing
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 起動直後にモータの回転状態検出とモータ巻
線漏電検出とを簡単な後世にて行うようにする。 【解決手段】 回転槽を回転駆動するモータ13はマイ
コン33により構成されるモータ駆動制御手段によりベ
クトル制御される。マイコン33は洗濯運転を制御する
制御手段としても機能する。モータ13とGND2との
間には分圧抵抗53を設けている。さらにマイコン33
は、回転状態検出手段及び漏電検出手段として機能する
ものであり、これの起動直後に分圧抵抗43に発生する
電圧に基づいてモータ13の回転状態を検出し、モータ
13の非駆動時に分圧抵抗53に発生する電圧に基づい
てモータ13部分に発生した漏電を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転槽を回転駆動
するモータの駆動トルクをベクトル制御するモータ駆動
制御手段を備えた洗濯機に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、全自動洗濯機に
おいては、洗い、濯ぎ運転や脱水運転を行う場合に撹拌
翼(パルセータ)或いは回転槽を回転させるモータには
ブラシレスDCモータを使用し、そのブラシレスDCモ
ータをインバータ回路によって駆動する方式が広く採用
されている。そして、モータの駆動条件に応じてトルク
を制御する場合は、モータの印加電圧を増減させるよう
にしている。しかし、モータの回転速度は発生トルクに
比例するが、印加電圧によって制御される発生トルクは
電圧に比例しないため、目標速度指令とモータの検出速
度とに差が生じやすく制御が不安定になりがちであると
いう問題がある。
【0003】そこで、本発明の発明者等は、洗濯機のモ
ータをベクトル制御することを考案した。即ち、ブラシ
レスDCモータの発生トルクは、ベクトル制御によって
得られるq(quadrature)軸電流に比例することから、モ
ータのトルク制御、ひいては回転速度制御を高精度で行
うことが可能となる。
【0004】この場合の電気回路構成を図5に示す。交
流電源71は電源スイッチ72がオンされると直流電源
回路73により倍電圧整流されて、インバータ回路74
に与えられる。このインバータ回路74によりモータ7
5の各相巻線75u、75v、75wが適宜通電制御さ
れてモータ75が回転駆動される。これにて、図示しな
い回転槽が回転駆動される。
【0005】上記インバータ回路74の各スイッチング
素子74a〜74fは、スイッチング素子駆動回路76
によってオンオフ制御され、この駆動回路76は制御手
段及びモータ駆動制御手段を兼用するマイクロコンピュ
ータ77によって制御される。また、前記インバータ回
路74には、各相電流を検出するためのシャント抵抗7
8u、78v、78wが接続されている。
【0006】ベクトル制御する場合、マイクロコンピュ
ータ77は、シャント抵抗78u、78v、78wによ
りモータ75の各相電流を検出して、これのトルク電流
成分と励磁電流成分とに分け、これをそれぞれの指令値
と比較演算して、最適な制御値を駆動回路76に与える
ものである。
【0007】ところで、モータ75の回転中に例えば瞬
時停電が発生したり、家庭の電源ブレーカーが動作した
りすると、停電が直ちに復帰したり電源ブレーカーが復
帰したりしたときに、モータ75ひいては回転槽が回転
したままになってしまう。この場合、モータ75に電気
ブレーキをかけて回転を減速もしくは止めることを行う
などの処置をしたいという要望がある。一方、上述の復
帰時期が遅い場合には、モータ75が減速あるいは停止
していることがあり、この場合には上述の減速あるいは
停止処置は行わなくても良い。なお、前述したベクトル
制御の場合には、図5からもわかるようにモータの誘起
電圧(回転位置)を検出する手段を持たないものであ
る。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、洗濯運転を制御する制御手段の起動
直後にモータの回転状態を検出できて、その回転の状態
に応じた処置を行うことが可能となり、しかも、回転状
態を検出する構成が簡単で、さらに、モータ巻線漏電検
出も行うことが可能となる洗濯機を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、回転
槽を回転駆動するモータの駆動トルクをベクトル制御す
るモータ駆動制御手段と、洗濯運転を制御する制御手段
と、前記モータとグランドとの間に設けられた分圧抵抗
と、前記制御手段の起動直後に前記分圧抵抗に発生する
電圧に基づいて前記モータの回転状態を検出する回転状
態検出手段と、前記モータの非駆動時に前記分圧抵抗に
発生する電圧に基づいて前記モータ部分に発生した漏電
を検出する漏電検出手段とを備えたところに特徴を有す
る。
【0010】洗濯機の制御手段が起動されるケースとし
ては、電源コンセントが差し込まれた場合、停電が復帰
した場合、電源ブレーカーが復帰した場合などがある。
いずれの場合にしても、モータが回転していると、安全
の観点や、モータ再起動の観点からすると、モータを減
速あるいは停止するなどの処置をした方が好ましいもの
である。
【0011】この点、この請求項1の発明においては、
起動直後にモータの回転状態を検出するようにしたか
ら、瞬時停電の復帰や電源ブレーカーの復帰後のモータ
ひいては回転槽の回転の有無や回転速度などを検出する
ことが可能となり、上述したモータ減速あるいは停止な
どの処置を行うことが可能となる。しかも、分圧抵抗を
設ける程度の構成であるので、構成が簡単で済む。な
お、この分圧抵抗でモータの回転状態を検出できる理由
は次にある。つまり、モータが回転している場合にはモ
ータ巻線に誘起電圧が発生し、この誘起電圧が分圧抵抗
に発生する。従って、この分圧抵抗により、モータ巻線
の誘起電圧を検出できてモータの回転を検出できる。
【0012】また、上記分圧抵抗を設けたことにより、
モータに発生した漏電も検出できる。すなわち、モータ
への非通電時においてモータ部分に漏電が発生していな
い状況では、モータ巻線に電圧がかかっておらず、分圧
抵抗には電圧が発生していない。しかし、モータへの非
通電時においてはモータ部分に漏電が発生している場合
には、巻線から分圧抵抗に電流が流れて該分圧抵抗に電
圧が発生する。従って、分圧抵抗に発生する電圧を、モ
ータへの非通電時に検出することにより、例えば絶縁劣
化などによるモータ部分に発生した漏電を検知できる。
【0013】つまり、分圧抵抗を設けるといった簡単な
構成により、モータの回転状態検出と、モータ部分の漏
電検出とを図り得る。そして、モータの回転状態検出手
段によりモータが回転している状態であることが検出さ
れると、例えば短絡ブレーキなどの減速あるいは停止の
ための制御を図ることが可能となる。
【0014】請求項2の発明は、回転状態検出手段及び
漏電検出手段が、分圧抵抗に発生する電圧の波形電圧発
生周波数及び電圧波形に基づいてそれぞれ回転状態及び
漏電を検出するようになっているところに特徴を有す
る。
【0015】洗濯機では、その外箱を使用者側で大地ア
ースを行なうようになっている。ところで、モータ電源
が交流電源を直流化した直流電源から構成された構成の
場合、外箱がアースされた状態ではモータ電源が安定し
た直流となっており、この状態でモータに漏電が発生す
ると、分圧抵抗には直流波形の電圧が検出される。ま
た、外箱がアースされていない状態ではモータ電源に交
流電源周波数による脈流波形が含まれ、この状態でモー
タに漏電が発生すると、分圧抵抗には脈流波形の電圧が
検出される。
【0016】一方、回転状態検出の場合、モータの誘起
電圧の有無や発生周波数を検出することで回転状態を検
出するが、その誘起電圧の発生周波数は通常は交流電源
の周波数域から外れるものである。従って、分圧抵抗の
発生電圧の周波数により、その発生電圧が誘起電圧によ
るものか、漏電によるものかが判る。しかし、誘起電圧
の発生周波数がたまたま前記交流電源周波数域である
と、分圧抵抗に発生した電圧がモータ回転による電圧で
あるのか、外箱がアースされていない状態での漏電によ
る電圧であるのか、判断できないといったおそれもあ
る。
【0017】ここで本発明者は、誘起電圧による分圧抵
抗の発生電圧の波形と、外箱がアースされていない状態
での漏電による分圧抵抗の発生電圧の波形とは波形形状
が異なることが判った。
【0018】しかるに、この請求項2の発明において
は、回転状態検出手段及び漏電検出手段が分圧抵抗に発
生する電圧の波形電圧発生周波数及び電圧波形に基づい
てそれぞれ回転状態及び漏電を検出するようになってい
るから、分圧抵抗に発生した電圧が誘起電圧によるもの
つまりモータ回転によるものか、アース無しでの漏電に
よるものかを確実に区別することができる。
【0019】請求項3の発明は、回転状態検出手段は、
前記モータの回転位置状態を検出するようになってお
り、この回転位置検出に応じてモータに回生ブレーキを
かけるようにしたところに特徴を有する。
【0020】この請求項3の発明においては、モータの
回転位置を検出することで、ブレーキ力の高い回生ブレ
ーキをかけることができる。すなわち、モータが回転し
ているときに、その回転位置が検出できない場合、モー
タ巻線を短絡する短絡ブレーキは可能であるが、回生ブ
レーキは、モータに発生した電力を電源側へ回生させる
ために、モータの回転位置に対して適宜のタイミングで
モータ巻線に通電する必要がある。しかるに上記請求項
3の発明では、モータの回転位置を検出するから、回生
ブレーキをかけることができるようになり、回転中のモ
ータに対して、強いブレーキをかけることが可能とな
り、モータの回転を早く減速もしくは停止させることが
できる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例につき図
1ないし図4を参照して説明する。まず図2には洗濯機
全体の構成を示しており、電気機器筐体としての外箱1
内に、外槽2を複数組(1組のみ図示)の弾性吊持機構
3を介して弾性支持している。この外槽2の内部には洗
い槽兼脱水槽たる回転槽4を配設しており、さらに、こ
の回転槽4の内部には撹拌体5を配設している。上記外
箱1の上部には上部カバー1aが設けられており、この
上部カバー1aには洗濯機蓋1bが設けられている。
【0022】上記回転槽4は、槽本体4aと、この槽本
体4aの内側に設けた内筒4bと、バランスリング4c
とを有して構成されている。そして、この回転槽4は回
転されると、内部の水を回転遠心力により揚水して槽本
体4a上部の脱水孔部4dから外槽2へ放出するもので
ある。
【0023】また、上記回転槽4の底部には通水口6が
形成され、この通水口6は排水通路6aを通して、排水
口7に連通している。この排水口7には排水弁8を備え
た排水路9を接続している。従って、排水弁8を閉鎖し
た状態で回転槽4内へ給水すると、回転槽4内に水が溜
められ、排水弁8を開放すると回転槽4内の水が、排水
通路6a、排水口7及び排水路9を通じ排水されるよう
になっている。
【0024】また、外槽2の底部には補助排水口7aを
形成しており、この補助排水口7aは図示しない連結ホ
ースを介し前記排水弁8をバイパスして前記排水路9に
接続し、前記回転槽4の回転によってその上部から外槽
2内へ放出された水を排出するようになっている。
【0025】上記外槽2の外底部には機構部ハウジング
10を取付けている。この機構部ハウジング10には、
中空の槽軸11が回転自在に設けられ、この槽軸11に
は回転槽4が連結されている。また、この槽軸11の内
部には撹拌軸12が回転自在に設けられており、その上
端部には撹拌体5が連結され、下端部はモータたる例え
ばブラシレス直流モータからなるモータ13のアウタロ
ータ13aに連結されている。このモータ13は洗い時
に撹拌体5を正逆回転させ、また、脱水時には、図示し
ないクラッチにより槽軸11と撹拌軸12とを連結した
状態で一方向回転させて回転槽4及び撹拌体5を一方向
へ一体回転させるように制御される。
【0026】次に図1において、100Vの商用交流電
源21には、電源スイッチ22を介してモータ電源であ
る直流電源回路23が接続されている。上記交流電源2
1及び電源スイッチ22の直列回路と並列にノイズ除去
用のコンデンサ24が接続されている。さらにこのコン
デンサ24と並列に、コンデンサ25及び26の直列回
路が接続され、このコンデンサ25と26との間は電気
機器筐体である外箱1にアースのために接続されてい
る。そして、この外箱1には、使用者側で大地アースさ
れるアース線27が設けられている。
【0027】前記直流電源回路23は、ダイオードブリ
ッジ整流回路28及び平滑コンデンサ29、30を備え
た倍電圧整流回路から構成されている。すなわち、整流
回路28の入力端子28aが前記交流電源21の電源端
子21aに接続され、整流回路28の入力端子28bが
前記電源スイッチ22を介して交流電源21の電源端子
21bに接続されている。そして、整流回路28の出力
端子28c、28d間には平滑コンデンサ29、30が
直列に接続され、この平滑コンデンサ29、30の共通
接続点と整流回路28の入力端子28aとが接続されて
いる。
【0028】直流電源回路23は、中点23cで0V、
正側出力端子23aで+141V、負側出力端子23b
では、−141Vとなっており、正側出力端子23aと
負側出力端子23bとの間で282Vの直流電圧を発生
する。この直流電源回路23の負側出力端子23bは回
路上のグランド(シャーシ)に接続されている。なお、
図1に大地アースをGND1(0V)で示し、回路上の
グランドをGND2(−141V)で示している。
【0029】この直流電源回路23には、17Vの定電
圧と5Vの定電圧を出力する制御電源回路たる定電圧回
路31が接続されていると共に、モータ駆動回路である
インバータ回路32が接続されている。上記定電圧回路
31は、後述のマイコン33等に5V電源を与え、IG
BT駆動回路34に17V電源を与えるようになってい
る。上記インバータ回路32は、例えばIGBTからな
るIGBT35a〜35fを3相ブリッジ接続し、各I
GBT35a〜35fにそれぞれフリーホイールダイオ
ード36a〜36fを図示極性にて並列に接続して構成
されている。
【0030】上記各相ブリッジの出力端子がモータ13
のステータの各相巻線37u、37v、37wに接続さ
れている。すなわち、このインバータ回路32により前
記モータ13が駆動されるようになっている。そのIG
BT35a〜35fはメインマイコン33によりIGB
T駆動回路34を介してオンオフ制御されるようになっ
ている。上記マイコン33はCPUやROM、RAM等
を備えて構成されている。
【0031】前記IGBT駆動回路34は、チャージポ
ンプ形電圧コンバータ回路38a、38b、38cとチ
ャージポンプ用コンデンサ39a、39b、39c等を
備えて構成されている。上記チャージポンプ形電圧コン
バータ回路38a、38b、38cは、各アームのハイ
サイド側のIGBT35a、35c、35eのゲート端
子に与えるゲート電圧を各コンデンサ39a、39b、
39cにチャージさせておいて発生させるようになって
いる。
【0032】また、前記交流電源21の電源端子21
a、21b間には、電源端子21a側から21b側へ、
給水弁40、トライアック41が順に接続されている。
そして、この給水弁40、トライアック41の直列回路
と並列に、排水弁8、トライアック43の直列回路が接
続されている。また、各トライアック41、43にはノ
イズ除去用のスナバ回路44、45がそれぞれ並列に接
続されている。
【0033】さらに、トライアック41のゲート端子は
NPNトランジスタ46を介してGND2に接続され、
トライアック41のゲート端子はNPNトランジスタ4
7を介してGND2に接続されている。そして、各トラ
ンジスタ46、47はマイコン33により制御されるよ
うになっている。尚、メインマイコン33には、各種ス
イッチを備えたスイッチ入力回路48からのスイッチ信
号、回転槽4内の水位を検出する水位センサ49からの
水位検出信号が与えられるようになっている。また、こ
のメインマイコン33は、給水弁40、排水弁8並びに
表示回路50を制御するものである。この表示回路50
は、例えば7セグメントLED等の表示器を備えて構成
されている。
【0034】インバータ回路32における下アーム側の
IGBT35b、35d、35fのエミッタとGND2
との間には、各相電流を検出するためのシャント抵抗5
1u、51v、51wが配置されている。そして、これ
らのシャント抵抗51u〜51wの電流検出信号は、増
幅バイアス回路52を介してマイコン33が内蔵してい
るA/Dコンバータ33aの入力ポートに与えられてい
る。
【0035】さらに、前記モータ13の例えば巻線37
wとGND2との間に分圧抵抗53を接続しており、こ
の分圧抵抗53は上側抵抗53aと下側抵抗53bとを
接続して構成されている。そして、この上側抵抗53a
と下側抵抗53bとの共通接続点は前記マイコン33の
A/Dコンバータ33bに接続されており、もって、分
圧抵抗53に発生する電圧VkがA/Dコンバータ33
bに入力されるようになっている。
【0036】マイコン33は、制御手段としての機能を
備えており、予め保有した洗濯運転プログラムに従い、
スイッチ入力回路48や表示回路50等の操作パネル制
御、水位センサ49からのセンサ信号読取り、モータ1
3、給水弁40、排水弁8の駆動制御を行うことによ
り、洗い、すすぎ、脱水などの洗濯運転制御を行うよう
になっている。
【0037】さらに、上記マイコン33はモータ13を
ベクトル制御するモータ駆動制御手段、回転状態検出手
段及び漏電検出手段として機能するものであり、モータ
駆動制御手段としての機能について簡単に説明すると、
前記シャント抵抗51u、51v、51wにより、各相
電流が検出され、この検出信号(検出電圧)は増幅バイ
アス回路52を介してマイコン33のA/Dコンバータ
33aに与えられる。マイコン33では、各相電流を座
標変換して、トルク電流成分と励磁電流成分とに分解
し、それぞれを指令値と比較して最適値となる制御値を
求め、この制御値に応じてインバータ回路32の各IG
BT35a〜35fをIGBT駆動回路34を介してP
WM制御する。
【0038】さて、マイコン33は、このマイコン33
の起動(マイコン33の電源が投入されてリセットされ
た状態)直後に前記分圧抵抗53に発生する電圧に基づ
いてモータ13の回転状態を検出し(回転状態検出手段
として機能し)、モータ13の非通電時(マイコン33
の起動直後でなくとも良い)に同じく前記分圧抵抗53
に発生する電圧に基づいて漏電検出を行う。
【0039】まず、上記回転状態検出と漏電検出とにつ
いて説明する前に、分圧抵抗53に現れる電圧の特徴的
な部分について説明する。(A−0)まず、瞬時停電後
の電源復帰時とか電源ブレーカー動作後の電源復帰時を
考える。この場合、その瞬時停電あるいは電源ブレーカ
ー動作前にモータ13が回転停止していた場合には、電
源復帰後もモータ13は停止しており、回転槽4も停止
している。この場合、モータ13のステータ巻線37
u、37v、37wに誘起電圧は発生しておらず、分圧
抵抗53の発生電圧はゼロもしくはほぼゼロ[V]であ
る。
【0040】(A−1)一方、瞬時停電あるいは電源ブ
レーカー動作前にモータ13が回転していた場合には、
回転槽4の回転慣性も大きく電源復帰後も回転槽4及び
モータ13は回転していることも多い。このときには、
モータ13のステータ巻線37u、37v、37wに誘
起電圧が発生しており、w相の分圧抵抗53の発生電圧
が図3(a)に示すように現れる。つまり、この洗濯機
では、モータ13の一回転につき12個の誘起電圧が発
生する構成(ローターマグネット24極)となってい
る。分圧抵抗53の発生電圧Vkには全体として山形を
なし中央部が若干凹んだ電圧波形HAが現れる。この電
圧波形HAの周期は回転槽4の回転速度によってまちま
ちである。
【0041】(B−0)一方、モータ13の非通電時、
例えば洗濯運転開始前とか、終了後において、モータ1
3部分に漏電が発生していない場合には、前記発生電圧
Vkはゼロもしくはほぼゼロ[V]である。
【0042】(B−1)アース線27が接地された状態
でモータ13部分に漏電が発生している場合、前記発生
電圧Vkはこのとき分圧抵抗53の他端(GND2)の
電位は−141Vであって、外箱21の電位より低いの
で、漏電が発生していれば、外箱21から分圧抵抗53
へ漏電電流が流れる。この結果、分圧抵抗53の発生電
圧Vkがある電圧値の直流状波形HBを示す(図3
(b)参照)。
【0043】(B−2)また、外箱1がアースされてい
ない状態では漏電電流には交流電源21による脈流波形
が含まれ、この結果、分圧抵抗53の発生電圧Vkは図
3(C)に示す交流電源21の電源周波数(50もしく
は60Hz)に同期して半正弦波形HCとなる。
【0044】さて、マイコン33は、起動直後に図4の
フローチャートに示される制御を実行する。まず、ステ
ップS1においては、分圧抵抗53の発生電圧Vkを1
ミリ秒ごとに1000回サンプリングする。従って1秒
間のサンプリング時間となる。
【0045】次のステップS2においては、入力電圧す
なわち発生電圧Vkがゼロもしくはほぼゼロ[V](平
均値で0.3[V]以下)のときには、モータ13の回
転状況についてはモータ13回転停止状態を検出したこ
ととなり、且つ、漏電については漏電無しを検出したこ
とになる(ステップS3)。
【0046】ステップS2において発生電圧Vkがゼロ
もしくはほぼゼロでない(0.3V超)が検出される
と、ステップS4に移行して、その発生電圧Vkの波形
が前述の直流電圧波形で且つその電圧値が漏電検出基準
値たとえば1.7[V]以上であるか否かを判断する。
そして「YES」であると判断されると、ステップS5
に移行して漏電あり(アース有り状態での漏電あり)を
検出する。この後ステップS6に移行して表示回路50
が備えた表示器に漏電発生の趣旨の表示をさせると共
に、制御動作を停止する。
【0047】前記ステップS4において発生電圧Vkが
直流電圧波形でなく脈流波形であることが検出される
と、ステップS7に移行して脈流波形の周波数が40〜
80Hz以外であるか否かを判断する。40〜80Hz以外
である場合には、脈流波形は、交流電源周波数には該当
しないので、つまり電圧波形HAであるので、ステップ
S8に移行してモータ13が回転していることによる誘
起電圧であると判断し、つまり、モータ13及び回転槽
4が回転状態であることを検出し、そして、電気ブレー
キ例えば回生ブレーキをかける。
【0048】つまり、この誘起電圧からモータ13のロ
ーター13aの回転位置を検出し(1相分に対して残り
2相は電気角で120度ごとずれているから計算で求め
ると良い)、この回転位置に対して通電位相を遅らせる
ように(負のトルクを発生させるように)インバータ回
路32のIGBT15a〜15fを制御して、モータ1
3を一種の発電機として作用させ、発電エネルギーをコ
ンデンサ19、20側に返す回生ブレーキをかける。こ
の回生ブレーキは、短絡ブレーキよりもブレーキ力が強
く、迅速な回転停止が図れる。従って、洗濯機蓋1bが
開放されるようなことがあっても回転槽4の回転を停止
もしくは減速状態とすることができる。
【0049】前記ステップS7において脈流波形の周波
数が40Hz超〜80Hz未満であると、ステップS9に移
行し、電圧波形の電圧ピークの個数が2回以下であるか
否かを判断する。つまり、モータ13が「回転状態」で
あっても、回転速度によっては、脈流の発生周期が50
Hzや60Hz近辺となるときがある。この場合、「アース
無しの漏電」(波形HC)との区別がつかない。この場
合、1周期における電圧波形の電圧ピークの個数が「回
転状態」の時は2回現れ、「アース無しの漏電」の時に
は1回現れる。
【0050】このステップS9において、2回以下であ
ると、「回転状態」もしくは「アース無しの漏電」であ
るので、ステップS10に移行して、1回であるか2回
であるかを判断する。2回であれば、前述したステップ
S8に移行して「回転状態」であることを判定する(検
出する)と共に、回生ブレーキをかける。1回であれ
ば、ステップS11に移行して「アース無しの漏電」と
判定(検出)し、そして前述のステップS6に移行す
る。
【0051】なお、前記ステップS9において2回以下
でない(3回以上である)と判断されると、「回転状
態」及び「アース無しの漏電」のいずれでもないので、
サンプリングミスやノイズ発生等の不適正検出状態であ
るとして、ステップS1に戻って、再度サンプリングを
行う。なお、ステップS8の実行後には、例えば使用者
のスイッチ入力(運転再開あるいは停止の入力やコース
設定などの入力)を待つ。
【0052】このような本実施例によれば、起動直後に
モータ13の回転状態を検出するようにしたから、瞬時
停電復帰後や電源ブレーカー復帰後に、回転槽4が回転
しているか否かといった回転状態を検知でき、これによ
ってモータ13の減速あるいは停止、つまり回転槽4の
減速や停止などの処置を行うことが可能となる。
【0053】しかも、分圧抵抗53を設けるといった簡
単な構成でモータ13の回転状態を検出できるので、構
成が簡単で済む。特に、本実施例によれば、上記分圧抵
抗53を設けたことにより、回転状態の有無を検出で
き、そして回転状態が検出されたときには、この分圧抵
抗53に発生する電圧Vkに基づいてモータ13のロー
ターの回転位置を検出できるようになり、モータ13の
通電位相を調整することが可能となって、回生ブレーキ
をかけることができる。そして、回生ブレーキをかける
ことができるので、回転槽4の回転を迅速に停止させる
ことができる。
【0054】また、上記分圧抵抗53を設けたことによ
り、モータ13部分に漏電(ローター及びステータ間の
絶縁不良などによる)が発生している場合に、この分圧
抵抗53に漏電電流により特有の電圧が発生するように
なり、もってモータ13部分での漏電を検出できるよう
になった。
【0055】総じて、分圧抵抗53を設けるといった簡
単な構成により、モータ13の回転状態検出と、モータ
13部分の漏電検出とを図り得、さらには、回生ブレー
キも実行可能となった。
【0056】なお、分圧抵抗53によりモータ13のロ
ーター位置検出ひいては回転速度を検出することも可能
であるので、モータ13の回転速度が低いような場合に
は、回生ブレーキに代えて巻き線短絡ブレーキでもよ
い。あるいは、最初から、巻線短絡ブレーキでも良い。
【0057】また、本実施例によれば、分圧抵抗53に
発生する電圧の発生周波数及び電圧波形に基づいて回転
状態と漏電とを区別して検出するようになっているか
ら、分圧抵抗53に発生した電圧が誘起電圧によるもの
つまりモータ回転によるものか、アース無しでの漏電に
よるものかを確実に区別することができる。
【0058】なお、上記実施例では、マイコン33の起
動直後にモータ7の回転検出と漏電検出とを行うように
したが、漏電の有無を検出するについては、モータ13
の非通電時であれば良く、マイコン33の起動直後には
限定されるものではない。また、本発明はドラム式洗濯
機に適用しても良い。
【0059】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、洗濯運転を制御する制御手段の起動直後にモータの
回転状態を検出できて、ブレーキ制御など、その回転の
状態に応じた処置を行うことが可能となり、しかも、回
転状態を検出する構成が簡単で、さらに、モータ部分の
漏電検出も行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気回路図
【図2】洗濯機の縦断側面図
【図3】発生電圧Vkの波形を示す図
【図4】回転状態及び漏電発生の検出制御に関するフロ
ーチャート
【図5】従来例を示す電気回路図
【符号の説明】
1は外箱、4は回転槽、13はモータ、27はアース
線、32はインバータ回路、33はマイコン(制御手
段、モータ駆動制御手段、回転状態検出手段、漏電検出
手段)、34はIGBT駆動回路、51u、51v、5
1wはシャント抵抗、53は分圧抵抗を示す。
フロントページの続き Fターム(参考) 3B155 AA10 BA13 CB06 HB10 HB24 KA31 KA33 KA36 KB08 KB11 KB27 LB26 LC15 LC28 MA02 MA05 MA06 MA08 5H560 BB04 BB07 DA12 DB13 DC12 DC13 EB01 JJ01 5H576 AA12 CC05 DD02 DD05 EE01 GG04 HA04 HB01 JJ02 LL16 LL22 LL24 LL41 MM01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転槽を回転駆動するモータの駆動トル
    クをベクトル制御するモータ駆動制御手段と、 洗濯運転を制御する制御手段と、 前記モータとグランドとの間に設けられた分圧抵抗と、 前記制御手段の起動直後に前記分圧抵抗に発生する電圧
    に基づいて前記モータの回転状態を検出する回転状態検
    出手段と、 前記モータの非駆動時に前記分圧抵抗に発生する電圧に
    基づいて前記モータ部分に発生した漏電を検出する漏電
    検出手段とを備えたことを特徴とする洗濯機。
  2. 【請求項2】 回転状態検出手段及び漏電検出手段は、
    分圧抵抗に発生する電圧の波形電圧発生周波数及び電圧
    波形に基づいてそれぞれ回転状態及び漏電を検出するよ
    うになっていることを特徴とする請求項1記載の洗濯
    機。
  3. 【請求項3】 回転状態検出手段は、前記モータの回転
    位置状態を検出するようになっており、 この回転位置検出に応じてモータに回生ブレーキをかけ
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018093712A (ja) * 2016-11-21 2018-06-14 ジョンソン エレクトリック ソシエテ アノニム モータ駆動装置及び応用装置

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