JP2003339808A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2003339808A
JP2003339808A JP2003117812A JP2003117812A JP2003339808A JP 2003339808 A JP2003339808 A JP 2003339808A JP 2003117812 A JP2003117812 A JP 2003117812A JP 2003117812 A JP2003117812 A JP 2003117812A JP 2003339808 A JP2003339808 A JP 2003339808A
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JP
Japan
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backrest
massage machine
pulley
seat
backrest part
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Application number
JP2003117812A
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English (en)
Inventor
Koichi Tanaka
光一 田中
Tsutomu Yamazawa
勉 山沢
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Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 背もたれ部を倒したときに身体の胸より上の
部分が背もたれ部で支持されるようにしたマッサージ機
を提供する。 【解決手段】 座部1と、背もたれ部2と、基台4と、
フレーム5と、肘掛け6と、座部1及び/又は背もたれ
部2に設けられ、使用者に施療を行う治療手段(図示せ
ず)とを備える。背もたれ部2の下部に小径の主プーリ
60が回転可能に設けられ、背もたれ部2の上部2aと
それ以外の部分との境界付近に大径の従プーリ61が回
転可能に設けられ、両プーリ60,61にベルト62が
掛けられている。背もたれ部2を倒すと、プーリ60の
回転に応じてプーリ61が回転し、背もたれ部2の傾斜
角度に応じて上部2aが起き上がる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、人体を機械的刺激
により施療するためのマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマッサージ機としては、座部と背
もたれ部とからなり、背もたれ部に一対のもみ玉(施療
子ともいう)を移動可能に設けた椅子型のものが一般的
である。この椅子型のマッサージ機には、背もたれ部の
みがリクライニングにより角度変化するもの、座部と背
もたれ部が一体となってリクライニングにより角度変化
するもの(ロッキング機構)、或いは座部の前に足載せ
台が有るもの等がある。これらのマッサージ機では、使
用者は椅子に腰掛け、もみ玉により首、肩、背中、腰等
をマッサージ(もむ・たたく等)し、肩凝り、腰痛、筋
肉痛等の施療を行う。
【0003】また、使用者はマッサージ機としてだけで
なく、単なる椅子として使用することもある。その際
は、背もたれ部を倒すと、人間工学的に身体は胸より上
の部分を起こそうとする。また、安息できる姿勢で書物
を読んだりするためにも、胸より上の部分を起こそうと
する。しかし、従来の椅子型マッサージ機では背もたれ
部が一体であり、上記のように胸より上の部分を起こそ
うとすると、胸より上の部分が背もたれ部に支持されな
い。
【0004】一方、背もたれ部のうち、身体の頭部を支
持する部分には枕を備えるマッサージ機もある。例え
ば、背もたれ部の上部に位置するヘッド部を可動自在と
して成るマッサージ機がある(例えば、特許文献1参
照)。
【0005】
【特許文献1】特開平8−308900号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のマッサージ機では、次のような問題点があ
る。
【0007】すなわち、上記特許文献1記載のマッサー
ジ機は、使用者の体形に合わせてヘッド部(枕)の位置
を変える構造であるが、その目的は使用者の体形によっ
てヘッド部(枕)の位置を変えることと、施療子(もみ
玉)と施療部位の当たり加減の調整であり、椅子として
背もたれ部を倒して使用される際の上記問題点は全く考
慮していない。
【0008】この発明は、そのような問題点に着目して
なされたもので、背もたれ部を倒したときに身体の胸よ
り上の部分が背もたれ部で支持されるようにしたマッサ
ージ機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
マッサージ機は、座部と、背もたれ部と、背もたれ部及
び/又は座部に設けられ、使用者に施療を行う治療手段
とを備えるマッサージ機において、前記背もたれ部の上
部が、上部以外の部分に対して相対的に角度変化可能で
あり、背もたれ部のリクライニングによる角度変化に連
動して傾斜方向とは反対方向に曲がることを特徴とす
る。
【0010】この構成では、背もたれ部を倒すと、それ
に応じて背もたれ部の上部が上部以外の部分に対して上
がるので、リクライニング状態では使用者の胸より上の
部分が起き上がった状態で支持され、前記問題点が解決
される。
【0011】請求項2記載のマッサージ機は、請求項1
記載の構成において、背もたれ部の上部の角度変化の固
定・解除を行う切替機構を備えることを特徴とする。
【0012】これにより、特に背もたれ部を倒した状態
でマッサージを行う場合、切替機構を操作して上部を含
む背もたれ部を一直線状に固定しておくことで、使用者
の胸より上の部分をマッサージし易くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施の形態に基づ
いて説明する。
【0014】実施形態に係るマッサージ機を図1(概略
側面図)に示す。このマッサージ機は、椅子型であり、
座部1と、背もたれ部2と、基台4と、フレーム5と、
肘掛け6と、座部1及び/又は背もたれ部2に設けら
れ、使用者に施療を行う治療手段(図示せず)とを備え
る。治療手段は、従来のマッサージ機と同様に、例えば
背もたれ部2に上下方向に移動可能に設けられた一対の
もみ玉でよい。
【0015】このマッサージ機は、背もたれ部2の上部
2aが、上部2a以外の部分に対して相対的に角度変化
可能であり、背もたれ部2のリクライニングによる角度
変化に連動して傾斜方向とは反対方向に曲がるものであ
る。ここでは、背もたれ部2の下部に主プーリ60が回
転可能に設けられ、上部2aとそれ以外の部分との境界
付近に従プーリ61が回転可能に設けられている。主プ
ーリ60は、背もたれ部2とフレーム5との連結部分に
回転可能に支持された回転軸(図示せず)に取付けられ
ている。プーリ60,61にはベルト62が掛けられ、
プーリ60の回転に応じてプーリ61が回転するように
なっている。又、従プーリ61の径は主プーリ60の径
より大きく、主プーリ60の回転よりも従プーリ61の
回転が少なくなるように設定されている。
【0016】更に、図1には示されていないが、上部2
aの角度変化の固定・解除を行う切替機構が適所(例え
ばフレーム5の横側)に設けられている。この切替機構
としては、例えば主プーリ60の回転軸に対する固定・
解放を行うものである。
【0017】このマッサージ機において、切替機構の操
作により上部2aを背もたれ部2と一体に移動させる場
合は、背もたれ部2を倒しても、ベルト62が回転しな
いので、上部2aは背もたれ部2と一体に倒れる。この
状態では、背もたれ部2に設けられたもみ玉(図示せ
ず)が使用者の首筋から背中に当たり易い。
【0018】一方、切替機構を操作して、上部2aが背
もたれ部2に対して相対移動するように設定した場合、
背もたれ部2を倒すと、その傾斜角度に応じて主プーリ
60が回転し、従プーリ61はベルト62により矢印方
向に回転する。この結果、背もたれ部2の角度変化に連
動して、上部2aが傾斜方向とは反対方向に曲がる(背
もたれ部2の傾斜に応じて上部2aが起き上がる)。こ
の場合、背もたれ部2の傾斜角度に応じて上部2aが上
がるので、リクライニング状態では使用者の胸より上の
部分が起き上がった状態で支持され、人間工学的に使用
者の姿勢が安定し楽になる。
【0019】因みに、背もたれ部2の傾斜角度に対する
上部2aの回転角度は、次の通りである。主プーリ60
の径をd1、従プーリ61の径をd2、主プーリ60の
回転角度をθ1とすると、従プーリ61の回転角度θ2
は次式で表される。
【0020】θ2=θ1×(d1/d2) 従って、例えば従プーリ61の径を主プーリ60の径の
2倍にすると、従プーリ61(上部2a)は主プーリ6
0(背もたれ部2)の回転角度の1/2の角度だけ回転
する。このため、従プーリ61の径を主プーリ60の径
に近づけるほど、上部2aの回転角度が大きくなる。
【0021】上記実施形態のマッサージ機において、例
えば図2(足載せ台3を倒した状態での要部概略側面
図)及び図3(足載せ台3を起こした状態での要部概略
側面図)に示すリンク機構を組合せてもよい。ここで
は、座部1に足載せ台3が取付けられており、足載せ台
3がこれを上げたときに座部1の前方に移動するよう
に、座部1にリンク機構により連結されている。
【0022】このリンク機構は、座部1の裏面に固定さ
れた支持金具50と、L字形のアーム51aを有し、支
持金具50に回転可能に連結されたハンドル51と、足
載せ台3のフレーム52に固定された支持金具53と、
一端が支持金具53に回転可能に連結され、他端がアー
ム51aに回転可能に連結されたリンク54と、フレー
ム52に連結されると共に長穴55aを有し、座部1に
設けられた核(突起)56が長穴55aに挿入されたス
ライダ55と、座部1と足載せ台3との連結部分を覆う
連結布57とで構成される。
【0023】ハンドル51は、そのアーム51aの屈曲
部が支持金具50に連結されているので、図2のように
ハンドル51を足載せ台3側に押し倒すと、アーム51
aが下方に回転して、リンク54が下方に引っ張られる
ことで、足載せ台3が倒れる。この状態のときは、スラ
イダ55はフレーム52により後方に押され、核56が
長穴55aの一端(左端)に当たる。
【0024】これに対して、図3のようにハンドル51
を手前に完全に引き起こすと、アーム51aが上方に回
転して、リンク54が上方に押されることで、足載せ台
3が起きる。この状態では、スライダ55はフレーム5
2により前方に引っ張られ、核56が長穴55aの他端
(右端)に当たる。この場合、ハンドル51で足載せ台
3を起こすと、足載せ台3が座部1とほぼ同じ高さにな
る(座部1の座面と足載せ台3の足載せ面がほぼ面一と
なる)と共に、足載せ台3が座部1の前方に移動するこ
とで実質的に長くなるので、足の疲れを防ぐことができ
る。この図2及び図3のリンク機構を組合せることで、
複合的な作用効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、背もたれ部を倒すと、それに応じて背もた
れ部の上部が上部以外の部分に対して上がるので、リク
ライニング状態では使用者の胸より上の部分が起き上が
った状態で支持され、リクライニング姿勢が安定し楽に
なる。
【0026】請求項2に係る発明によれば、特に背もた
れ部を倒した状態でマッサージを行う場合、切替機構を
操作して上部を含む背もたれ部を一直線状に固定してお
くことで、使用者の胸より上の部分をマッサージし易く
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るマッサージ機を示す概略側面図
である。
【図2】同マッサージ機に組合せるリンク機構(座部と
足載せ台)の足載せ台を倒した状態での要部概略側面図
である。
【図3】図2のリンク機構の足載せ台を起こした状態で
の要部概略側面図である。
【符号の説明】
1 座部 2 背もたれ部 2a 背もたれ部の上部 3 足載せ台 4 基台 5 フレーム 6 肘掛け 60 主プーリ 61 従プーリ 62 ベルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山沢 勉 京都市下京区塩小路通堀川東入南不動堂町 801番地 株式会社オムロンライフサイエ ンス研究所内 Fターム(参考) 3B099 AA03 BA04 CA37 4C100 AD11 BA07 BA10 CA06 DA04 DA05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】座部と、背もたれ部と、背もたれ部及び/
    又は座部に設けられ、使用者に施療を行う治療手段とを
    備えるマッサージ機において、 前記背もたれ部の上部は、上部以外の部分に対して相対
    的に角度変化可能であり、背もたれ部のリクライニング
    による角度変化に連動して傾斜方向とは反対方向に曲が
    ることを特徴とするマッサージ機。
  2. 【請求項2】前記背もたれ部の上部の角度変化の固定・
    解除を行う切替機構を備えることを特徴とする請求項1
    記載のマッサージ機。
JP2003117812A 2003-04-23 2003-04-23 マッサージ機 Pending JP2003339808A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296133A (ja) * 2004-04-07 2005-10-27 Toshiba Tec Corp 椅子式施療装置

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