JP2003339644A - 臓器の切除領域抽出表示装置 - Google Patents

臓器の切除領域抽出表示装置

Info

Publication number
JP2003339644A
JP2003339644A JP2002150913A JP2002150913A JP2003339644A JP 2003339644 A JP2003339644 A JP 2003339644A JP 2002150913 A JP2002150913 A JP 2002150913A JP 2002150913 A JP2002150913 A JP 2002150913A JP 2003339644 A JP2003339644 A JP 2003339644A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
resection
organ
tumor
lesioned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002150913A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4193201B2 (ja
Inventor
Tomohiro Nagao
朋洋 永尾
Ikuo Miura
行矣 三浦
Nobuo Nakao
宣夫 中尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
Priority to JP2002150913A priority Critical patent/JP4193201B2/ja
Publication of JP2003339644A publication Critical patent/JP2003339644A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4193201B2 publication Critical patent/JP4193201B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)
  • Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】肝臓のように血管が複雑に入り組んだ臓器の特
性を利用して、切除手術時のシミュレーションに適した
臓器の切除領域を抽出することができ、かつ、その切除
領域を識別可能に表示する。 【解決手段】被検体の積み上げ三次元画像データを用い
て、臓器中の腫瘍などの病変部を抽出し、少なくとも病
変部を含む病変領域を抽出する。この病変部を含む病変
領域は、病変部に対してサージカルマージンなどを加味
して設定する。続いて、前記病変領域の外側の複数の脈
管の方向ベクトルを検知する。検知される複数の脈管と
しては、病変領域の外側の脈管のうちで病変領域に近
く、かつ予め指定された径以上の脈管である。次に、前
記病変領域及び前記複数の脈管の方向ベクトルに基づい
て病変領域を含み、複数の管脈を含まない臓器表面まで
の切除領域を特定する。そして、この切除領域と非切除
領域とを識別可能に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は臓器の切除領域抽出
表示装置に係り、特に臓器中の腫瘍などの病変部を良好
に切除するための切除領域を表示する技術に関する。 【0002】 【従来の技術】近年、X線撮像装置、X線CT装置、M
RI装置などの医用画像診断装置で得られる画像を診断
のみならず、治療に用いることが盛んに行われるように
なっている。 【0003】治療には被検体にカテーテルを挿入して患
部を治療するカテーテル術と、従来通り切開手術により
患部を切除する外科手術とがある。外科手術では、手術
前に医用画像診断装置により患部の画像を得て、その切
除する部分を決めておくことが通常行われる。切除する
部分を決めるための表示画像は、二次元画像もしくは二
次元画像を積み上げて構成した三次元画像が用いられて
いる。これは、人体の形態により近いため、直感的に切
除部分が決められるからである。 【0004】一方、従来の二次元画像上での臓器の抽
出、切除部分の決定は、医師が解剖学的知識に基づいて
手作業で行っている。 【0005】近年は特定臓器の自動抽出に関する研究が
盛んになっているが、特定臓器内の領域区分や特定につ
いては、医師が解剖学的知識に基づいて判断、認識して
いる。 【0006】単一の臓器内の特定領域を抽出する方法は
あるが、実際の臨床現場においては、表示画像上で臓器
を幾何学的な平面や曲面で切除することは行われておら
ず、そのようなシミュレーション結果は、臨床現場では
あまり役立つものとは言えないものである。 【0007】そこで、特開2001−283191号公
報にあるような、単一臓器内の血管の走行情報に基づい
て、血管によって部分的に支配されている臓器の特定領
域を抽出する方法が提案されている。解剖学的情報に基
づいているため、医師の判断する特定領域と酷似した結
果が得られ、臓器切除術前計画としてのシミュレーショ
ン精度は飛躍的に向上する。例えば、肝臓ガンの摘出手
術においては、上記シミュレーション方法と一致した術
式を採用できる場合が多い。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
臨床では、解剖学的知識に一致した上記手法で囲まれる
領域内にのみ癌などの腫瘍が存在するわけではなく、そ
の境界部に存在する場合もある。区域境界を跨いで存在
する腫瘍に対して上記手法で切除、摘出を試みる場合、
切除領域が拡大し、手術としては患者の負担が大きくな
る。その結果、前記シミュレーションと同様の手法を採
用できない場合がある。 【0009】また、上記手法で囲まれる領域内に腫瘍が
存在したとしても、適切なサージカルマージンが確保で
きず、実際の手術に適用できない場合も存在する。 【0010】更に、もともと患者の肝臓の機能が肝硬変
などの理由で低下しており、通常ならば適用可能な前記
シミュレーションと同様な手法は、術後の肝臓の機能の
確保が困難になり、実際の手術に適用できない場合も存
在する。 【0011】この場合、血管による部分的に支配されて
いる領域を医師が手術中に逐次判断を行いながら切除を
進める部分切除術、もしくは前記シミュレーションと同
様の方法と部分切除術の併用方法が採用されることが多
い。 【0012】部分切除術は、術中に医師がエコーを用い
て腫瘍の位置、大きさ、血管の位置などを調べながら非
系統的に切除領域を特定するものである。手術の目安に
なるマーカーとして、例えば肝臓の部分切除術では肝臓
表面に腫瘍の径、切除(離断)開始位置、ガイドとなる
血管の位置をマーキングする。これらの情報に基づいて
手術の途中途中でエコーを併用しながら切除術を進めて
いく。 【0013】従って、現在のシミュレーション方法で
は、上記のような位置に存在する腫瘍や、肝機能の低い
患者に対する切除シミュレーションを高精度に行うこと
ができない。 【0014】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、肝臓のように血管が複雑に入り組んだ臓器の特
性を利用して、切除手術時のシミュレーションに適した
臓器の切除領域を抽出することができ、かつ、その切除
領域を識別可能に表示することができる臓器の切除領域
抽出表示装置を提供することを目的とする。 【0015】 【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に請求項1に係る臓器の切除領域抽出表示装置は、被検
体の画像を用いて臓器中の病変部を抽出し、少なくとも
前記病変部を含む病変領域を設定する設定手段と、前記
被検体の画像を用いて前記病変領域の外側の複数の脈管
の走行情報を検知する手段と、前記病変領域及び前記複
数の脈管の走行情報に基づいて前記病変領域を含み、前
記複数の管脈を含まない前記臓器の表面までの切除領域
を決定する手段と、少なくとも前記臓器の切除領域を識
別可能に表示する表示手段と、を備えたことを特徴とし
ている。 【0016】本発明では、被検体の画像を用いて臓器中
の腫瘍などの病変部を抽出し、少なくとも前記病変部を
含む病変領域を設定する。この病変部の抽出は、臓器を
示す画像中の画素値の大きさによって行うことができ、
また、病変部を含む病変領域は、病変部に対してサージ
カルマージンなどを加味して設定することができる。 【0017】続いて、前記被検体の画像を用いて前記病
変領域の外側の複数の脈管の走行情報を検知する。検知
される複数の脈管としては、病変領域の外側の脈管のう
ちで病変領域に近く、かつ予め指定された径以上の脈管
であり、脈管の走行情報としては、例えば病変領域近傍
における脈管の方向ベクトルである。 【0018】次に、前記病変領域及び前記複数の脈管の
走行情報に基づいて前記病変領域を含み、前記複数の管
脈を含まない臓器表面までの切除領域を決定する。この
切除領域の決定方法としては、例えば、前記病変領域を
球形状とし、この球に接する前記脈管の方向ベクトルを
含む略円錐を求め、この略円錐を切除領域(円錐切除す
る領域)とする。尚、略円錐の頂点と病変領域とによっ
て囲まれる領域は、切除領域に含まれないようにする。 【0019】他の切除領域の決定方法としては、例え
ば、前記病変領域を球形状とし、前記病変領域に対して
最短距離にある臓器の表面位置又は外科手術のしやすさ
を考慮して適宜指定した臓器の表面位置と、前記病変領
域の中心とを結ぶ線分を中心とする略円錐であって、前
記病変領域を含むとともに所定の頂角(例えば、60
度)をもつ略円錐を切除領域とする。尚、前記所定の頂
角は、適宜設定可能であるが、少なくとも略円錐の切除
領域に前記脈管が含まれないように、その頂角の大きさ
は制限される。 【0020】上記のようにして臓器の切除領域が決定さ
れると、少なくとも切除領域を識別可能に表示手段に表
示する。この表示方法としては、切除領域と非切除領域
との境界を表示することで切除領域と非切除領域とを識
別可能に表示したり、切除領域のみを表示する。 【0021】 【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
る臓器の切除領域抽出表示装置の好ましい実施の形態に
ついて詳説する。 【0022】図1(a)に示すようにX線CT装置やM
RI装置等の三次元計測の可能な画像診断装置で取得し
た複数の断層像11を積み上げて、図1(b)に示すよ
うな積み上げ三次元画像12とし、処理対象を三次元化
する。積み上げ三次元画像12は、肝臓の組織と門脈、
静脈、腫瘍などを含み、ここには図示しない二次元の投
影面に陰影付けして投影処理された擬似三次元画像とし
て、例えばモニタに表示される。 【0023】図2は本発明に係る臓器の切除領域抽出表
示の手順を示すフローチャートである。 【0024】本発明の領域特定処理20は、関心領域抽
出処理21、距離値変換処理22、細線化処理23又は
表面画素検出処理24、パラメータ自動計算設定処理2
5又はパラメータ手動計算設定処理26、切除領域特定
処理27及び切除領域切除処理28からなる。 【0025】画像診断装置から読み込まれた積み上げ三
次元画像データに対して関心領域抽出処理21が行わ
れ、関心領域(対象臓器:例えば肝臓実質、腫瘍、門
脈)が抽出される。この抽出された門脈に対して距離値
変換処理22が行われ、門脈の径などが測定され、更に
門脈の芯線を求める細線化処理23又は表面画素検出処
理24が行われる。 【0026】次に、パラメータ自動計算設定処理25の
概念を図3に示す。 【0027】抽出した腫瘍31の中心もしくは重心3
2、及び腫瘍31の半径もしくは最大径33を求める。
腫瘍31の外側に向かって球状の領域拡張(サージカル
マージン領域)34を行い、例えば、門脈35などの脈
管に接する時に拡張を止める。拡張を止めるための脈管
かどうかの判定には、距離値変換処理22から得られる
脈管の径の情報を利用する。指定された径(例えば、1
mm以下)よりも細い脈管に接した場合は、引き続き領
域拡張を行う。 【0028】腫瘍31の中心から拡張した球状の領域3
4の径36から腫瘍の径33を引いたものを、手術の際
の安全領域幅(サージカルマージン)37として定義す
る。 【0029】次に、腫瘍付近に存在する脈管より切除領
域を特定する切除領域特定処理27の概念を図4に示
す。 【0030】図4(a)に示すように腫瘍31に最も近
い細線化処理23のなされた脈管35における芯線構成
画素41、42を検出し、その前後の芯線構成画素を抽
出して、図4(b)に示すようにそれぞれの方向ベクト
ル43、44を算出する。これらの方向ベクトル43、
44の成す角度を持ち、サージカルマージン領域34に
接する円錐領域を定義する。円錐の頂点45とサージカ
ルマージン領域34で囲まれた領域46は切除領域に含
まれないものとする。 【0031】従って、切除領域は、サージカルマージン
領域34と円錐の残りの領域47を合わせた領域とな
る。実際の切除領域は、図5に示すように肝臓実質の表
面51が円錐の底面となるように決定される。 【0032】肝臓表面に存在する円錐領域の底面の縁
(即ち、離断開始位置)61を、肝臓表面に表示する
と、図6に示すようになる。離断開始位置61は、線
(実線、点線など)、もしくは色を付けた面として表示
する。また、腫瘍を肝臓表面51に投影した腫瘍投影像
62と合わせて表示することで、実際の手術の際に行う
マーキングと同じ効果が得られる。 【0033】図3及び図4を元にサージカルマージン領
域34の判定式の一例を示す。 【0034】脈管の径の情報は、予め距離値変換処理2
2により求められている。処理をせず、温存する脈管の
最小径をNと仮定する。脈管35の構成画素をVとし、
その脈管の芯線構成画素をC、その芯線部位における脈
管の径をC(n)(n:芯線に付けられた番号) とする。 【0035】腫瘍31の中心もしくは重心32をTと
し、腫瘍周辺の肝臓実質画素もしくは脈管画素L(i)(i:
腫瘍中心から放射状に検索した場合の世代番号) を球状
に順次検索していく。その際の三次元的な距離をTL
(i) とすると、腫瘍31を含んだ切除領域(球)の径R
(図3上の径36)、及び判定条件は、次式 【0036】 【数1】 R=TL(i-1) (L(i) =V & C(n) ≧N) となる。実際には、パラメータi-1 のように脈管の際ぎ
りぎりにサージカルマージン領域が設定されることはな
く、解剖学的知識を有するオペレータによる手動、もし
くは腫瘍の位置、径、及び腫瘍中心又は腫瘍辺縁から脈
管までの距離による統計から計算式等を利用して自動的
にパラメータi-1 を変更することになる。更に、サージ
カルマージン37(図3参照)は、一般の手術では10
mm程度とるようにしているため、適当なサージカルマ
ージン37が得られた段階で、球状の領域拡張34を停
止するようにしてもよい。 【0037】切除領域切除処理28は、例えば腫瘍中心
32を開始点とし、サージカルマージン領域34と円錐
領域47、肝臓実質表面51で囲まれる切除領域を抽出
し、この切除領域の画素値を非切除領域の画素値と異な
る値に置き換えることで、識別表示できるようにする。
また、切除領域の画素を非表示にした三次元画像を表示
することで、切除と同じ効果を得ることができる。 【0038】次に、パラメータを手動で与えた場合の切
除領域の設定方法を図7に示す。 【0039】腫瘍31の重心32と肝臓表面51に投影
した際の腫瘍中心71とを結ぶ線分を中心とする円錐
で、この円錐の頂点45の頂角θが所定の角度(例え
ば、60度)となり、かつサージカルマージン領域34
に接し、肝臓表面に定義される面を底面とする円錐の領
域47を切除領域とする。尚、円錐の頂点45とサージ
カルマージン領域34で囲まれた領域は切除領域に含ま
れないものとする。 【0040】所定の頂角θは、適宜設定可能であるが、
少なくとも円錐の切除領域に脈管35が含まれないよう
に、その頂角の大きさは制限される。また、肝臓表面5
1に投影した際の腫瘍中心71の位置は、腫瘍31から
肝臓表面51に最も近い位置としたり、脈管の走行方向
や手術のしやすい位置などを考慮して適宜設定可能であ
る。 【0041】上記のようにして決定した切除領域より、
腫瘍中心71、腫瘍投影像62を表示したり、離断開始
距離72を与えることができる。三次元画像として表示
すると、図6に類似した画像を作成することができる。 【0042】図8は本発明に係る臓器の切除領域抽出表
示装置のハードウェア構成を示す概略図である。 【0043】この臓器の切除領域抽出表示装置は、中央
処理装置(CPU)82、主メモリ80、磁気ディスク
81、表示メモリ83、ディスプレイ84、コントロー
ラ85、マウス86、キーボード87、及び共通バス8
8から構成されている。 【0044】磁気ディスク81には、X線CT装置から
取得した被検体の各断層像が格納されており、主メモリ
80の投影表示ソフトウェア(図2)に従って、CPU
82が所定の処理を行う。この処理では、コントローラ
85に付加されているマウス86やキーボード87を使
用した入出力処理や処理操作が行われる。積み上げ三次
元画像や処理結果は表示メモリ83を介してディスプレ
イ84に表示され、オペレータの操作を利用して図2の
処理がなされ、各種条件に合った画像が表示される。ま
た、処理結果及び表示内容は磁気ディクス81に格納さ
れ、再表示に利用される。 【0045】尚、積み上げ三次元画像は、X線CT装置
から得られるものに限らず、磁気共鳴イメージング装置
や超音波診断装置などの他の画像診断装置により取得し
たものでもよい。また、対象臓器としては、この実施の
形態で説明した肝臓の他に、人体の多くの部位について
適用可能である。 【0046】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、肝
臓のように血管が複雑に入り組んだ臓器の特性を利用
し、予め設定した径以上の脈管を切断しないように臓器
の切除領域を抽出することができ、その切除領域を識別
可能に表示することができる。例えば、肝臓切除シミュ
レーション等を行う際に、より多くの症例に対応するこ
とが可能となり、より臨床に近い形での手術計画、切除
シミュレーション、切除率の計算や三次元的な可視化が
可能となる。また、三次元的に特定された切除領域が適
正であるかどうかを、二次元画像上で確認することも可
能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】断層像とデータとの関係を示す図 【図2】本発明に係る臓器の切除領域抽出表示の手順の
概要を説明するために用いたフローチャート 【図3】腫瘍と脈管の位置関係、腫瘍、サージカルマー
ジンの定義を説明するために用いた図 【図4】腫瘍を切除するための切除領域を決定する手順
を説明するために用いた図 【図5】シミュレーションによる切除領域表示例を説明
するために用いた図 【図6】シミュレーションによる切除領域表示例を説明
するために用いた図 【図7】切除領域を決定するパラメータを手動で与えた
場合の領域決定方法を説明するために用いた図 【図8】本発明に係る臓器の切除領域抽出表示装置のハ
ードウェア構成例を示す図 【符号の説明】 11…断層像、12…積み上げ三次元画像、31…腫
瘍、32…腫瘍の中心もしくは重心、33…腫瘍半径、
34…サージカルマージン領域、35…脈管(門脈、静
脈、動脈など)、36…サージカルマージンを含めた腫
瘍回りの切除半径、37…サージカルマージン、41、
42…脈管の芯線構成画素、43、44…脈管の枝の方
向を示すベクトル、45…円錐の頂点、46…非切除領
域、47…切除領域、51…肝臓表面、61…離断開始
位置、62…腫瘍投影像、71…肝臓表面に投影した腫
瘍中心(もしくは腫瘍重心)、72…離断開始距離、8
0…主メモリ、82…中央処理装置(CPU)、81…
磁気ディスク、83…表示メモリ、84…ディスプレ
イ、85…コントローラ、86…マウス、87…キーボ
ード、88…共通バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61B 6/03 A61B 5/05 380 8/00 G01N 24/02 530Y G01R 33/54 A61B 6/00 350D Fターム(参考) 4C093 AA26 CA21 CA50 DA01 FF17 FF20 FF22 FF28 FF43 FF50 4C096 AA18 AA20 AB50 AD03 AD14 AD15 AD19 DC14 DC18 DC28 DC33 DC37 FC20 4C301 EE20 JC08 JC20 KK17 KK24 KK30

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 被検体の画像を用いて臓器中の病変部を
    抽出し、少なくとも前記病変部を含む病変領域を設定す
    る設定手段と、 前記被検体の画像を用いて前記病変領域の外側の複数の
    脈管の走行情報を検知する手段と、 前記病変領域及び前記複数の脈管の走行情報に基づいて
    前記病変領域を含み、前記複数の管脈を含まない前記臓
    器の表面までの切除領域を決定する手段と、 少なくとも前記臓器の切除領域を識別可能に表示する表
    示手段と、 を備えたことを特徴とする臓器の切除領域抽出表示装
    置。
JP2002150913A 2002-05-24 2002-05-24 臓器の切除領域抽出表示装置 Expired - Lifetime JP4193201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002150913A JP4193201B2 (ja) 2002-05-24 2002-05-24 臓器の切除領域抽出表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002150913A JP4193201B2 (ja) 2002-05-24 2002-05-24 臓器の切除領域抽出表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003339644A true JP2003339644A (ja) 2003-12-02
JP4193201B2 JP4193201B2 (ja) 2008-12-10

Family

ID=29768650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002150913A Expired - Lifetime JP4193201B2 (ja) 2002-05-24 2002-05-24 臓器の切除領域抽出表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4193201B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296479A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Hitachi Medical Corp 特定領域抽出方法及び装置
JP2010000144A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Toshiba Corp 医用画像処理装置
JP2011212301A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujifilm Corp 投影画像生成装置および方法、並びにプログラム
JP4824146B1 (ja) * 2010-06-02 2011-11-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器および医療機器の制御方法
JP2012045288A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Fujifilm Corp 手術支援装置、手術支援方法および手術支援プログラム
JP2012050618A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Fujifilm Corp 画像取得表示方法および画像撮像表示装置
JP2012165910A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Fujifilm Corp 手術支援装置、手術支援方法および手術支援プログラム
WO2013014868A1 (ja) * 2011-07-28 2013-01-31 パナソニック株式会社 切削シミュレーション装置および切削シミュレーションプログラム
WO2013114823A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 富士フイルム株式会社 手術支援装置、手術支援方法および手術支援プログラム
JP2013532001A (ja) * 2010-05-19 2013-08-15 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 標本画像処理
JP2014184012A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Fujifilm Corp 手術支援装置、方法およびプログラム
JP2017040754A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 三菱プレシジョン株式会社 組織のボリュームデータに対応した模擬処置開始位置を決定する方法、装置及び手術シミュレータ
US9713504B2 (en) 2013-03-27 2017-07-25 Fujifilm Corporation Surgery assistance apparatus and method, and non-transitory recording medium having stored therein surgery assistance program
US9773305B2 (en) 2013-01-10 2017-09-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Lesion diagnosis apparatus and method
WO2024122442A1 (ja) * 2022-12-05 2024-06-13 国立大学法人 東京大学 情報処理システム、プログラム及び情報処理方法
JP7553381B2 (ja) 2021-02-22 2024-09-18 ザイオソフト株式会社 医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000172829A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Hitachi Ltd 領域抽出手法
JP2001283191A (ja) * 2000-01-25 2001-10-12 Hitachi Medical Corp 臓器の特定領域抽出表示方法及び装置
JP2003010172A (ja) * 2001-07-04 2003-01-14 Hitachi Medical Corp 臓器の特定領域抽出表示方法及び装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000172829A (ja) * 1998-12-07 2000-06-23 Hitachi Ltd 領域抽出手法
JP2001283191A (ja) * 2000-01-25 2001-10-12 Hitachi Medical Corp 臓器の特定領域抽出表示方法及び装置
JP2003010172A (ja) * 2001-07-04 2003-01-14 Hitachi Medical Corp 臓器の特定領域抽出表示方法及び装置

Cited By (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296479A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Hitachi Medical Corp 特定領域抽出方法及び装置
JP4538260B2 (ja) * 2004-04-15 2010-09-08 株式会社日立メディコ 特定領域抽出方法及び装置
JP2010000144A (ja) * 2008-06-18 2010-01-07 Toshiba Corp 医用画像処理装置
JP2011212301A (ja) * 2010-03-31 2011-10-27 Fujifilm Corp 投影画像生成装置および方法、並びにプログラム
US8611988B2 (en) 2010-03-31 2013-12-17 Fujifilm Corporation Projection image generation apparatus and method, and computer readable recording medium on which is recorded program for the same
JP2013532001A (ja) * 2010-05-19 2013-08-15 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ 標本画像処理
JP4824146B1 (ja) * 2010-06-02 2011-11-30 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器および医療機器の制御方法
US8150138B2 (en) 2010-06-02 2012-04-03 Olympus Medical Systems Corp. Medical instrument and medical instrument control method
WO2011152094A1 (ja) * 2010-06-02 2011-12-08 オリンパスメディカルシステムズ株式会社 医療機器および医療機器の制御方法
JP2012045288A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Fujifilm Corp 手術支援装置、手術支援方法および手術支援プログラム
JP2012050618A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Fujifilm Corp 画像取得表示方法および画像撮像表示装置
CN102440760A (zh) * 2010-08-31 2012-05-09 富士胶片株式会社 图像获取及显示方法和图像捕获及显示设备
US9241615B2 (en) 2010-08-31 2016-01-26 Fujifilm Corporation Image acquisition and display method and image capturing and display apparatus
JP2012165910A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Fujifilm Corp 手術支援装置、手術支援方法および手術支援プログラム
US8805471B2 (en) 2011-02-15 2014-08-12 Fujifilm Corporation Surgery-assistance apparatus, method and program
WO2013014868A1 (ja) * 2011-07-28 2013-01-31 パナソニック株式会社 切削シミュレーション装置および切削シミュレーションプログラム
JPWO2013014868A1 (ja) * 2011-07-28 2015-02-23 パナソニックヘルスケア株式会社 切削シミュレーション装置および切削シミュレーションプログラム
CN103702613A (zh) * 2011-07-28 2014-04-02 松下电器产业株式会社 切割模拟装置以及切割模拟程序
WO2013114823A1 (ja) * 2012-01-31 2013-08-08 富士フイルム株式会社 手術支援装置、手術支援方法および手術支援プログラム
JP2013154037A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Fujifilm Corp 手術支援装置、手術支援方法および手術支援プログラム
US10111713B2 (en) 2012-01-31 2018-10-30 Fujifilm Corporation Surgery assistance apparatus, surgery assistance method and non-transitory computer-readable recording medium having stored therein surgery assistance program
US9773305B2 (en) 2013-01-10 2017-09-26 Samsung Electronics Co., Ltd. Lesion diagnosis apparatus and method
JP2014184012A (ja) * 2013-03-25 2014-10-02 Fujifilm Corp 手術支援装置、方法およびプログラム
US9713504B2 (en) 2013-03-27 2017-07-25 Fujifilm Corporation Surgery assistance apparatus and method, and non-transitory recording medium having stored therein surgery assistance program
JP2017040754A (ja) * 2015-08-19 2017-02-23 三菱プレシジョン株式会社 組織のボリュームデータに対応した模擬処置開始位置を決定する方法、装置及び手術シミュレータ
JP7553381B2 (ja) 2021-02-22 2024-09-18 ザイオソフト株式会社 医用画像処理装置、医用画像処理方法、及び医用画像処理プログラム
WO2024122442A1 (ja) * 2022-12-05 2024-06-13 国立大学法人 東京大学 情報処理システム、プログラム及び情報処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4193201B2 (ja) 2008-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11769292B2 (en) Treatment procedure planning system and method
EP3251603B1 (en) Assessment of suture or staple line integrity and localization of potential tissue defects along the suture or staple line
US9147289B2 (en) Method for visualizing the quality of an ablation process
JP4688361B2 (ja) 臓器の特定領域抽出表示装置及びその表示方法
US10321878B2 (en) Pulmonary vein display in two dimensions
JP4748843B2 (ja) 臓器の特定領域抽出表示装置及び臓器の特定領域抽出表示方法をコンピュータに実行させるプログラムを記録した記録媒体
JP2019115664A (ja) 医療手技におけるナビゲーションを補助するための拡張現実の使用
US8295913B2 (en) Method and device for planning and/or monitoring an interventional high-frequency thermoablation
Hung et al. Robotic transrectal ultrasonography during robot-assisted radical prostatectomy
JP5134316B2 (ja) 医用画像診断装置
AU2018203282A1 (en) System and method for glass state view in real-time three-dimensional (3d) cardiac imaging
CN107871531B (zh) 裂隙评估和外科手术介入性规划
JP2003339644A (ja) 臓器の切除領域抽出表示装置
CN110023883B (zh) 用于病变移除的交互式网格放置和测量的方法和系统
US20180360342A1 (en) Renal ablation and visualization system and method with composite anatomical display image
JP5269543B2 (ja) 医用画像処理装置、超音波診断装置、及び医用画像処理プログラム
JP4675509B2 (ja) 臓器の特定領域抽出表示装置及び方法
JP4970201B2 (ja) 医用画像診断装置
JP2008054763A (ja) 医療画像診断装置
WO2022176874A1 (ja) 医療画像処理装置、医療画像処理方法及びプログラム
JP2018138124A (ja) マッピング画像表示制御装置および方法並びにプログラム
JP4526114B2 (ja) 管腔臓器切除シミュレーション方法
JP6646467B2 (ja) 医療支援装置
US11941808B2 (en) Medical image processing device, medical image processing method, and storage medium
CN111658141B (zh) 一种胃切除术端口位置导航系统、装置及存储介质

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050428

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080717

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080901

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080914

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4193201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111003

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121003

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131003

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term