JP2003339504A - 枕 - Google Patents
枕Info
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- JP2003339504A JP2003339504A JP2002151012A JP2002151012A JP2003339504A JP 2003339504 A JP2003339504 A JP 2003339504A JP 2002151012 A JP2002151012 A JP 2002151012A JP 2002151012 A JP2002151012 A JP 2002151012A JP 2003339504 A JP2003339504 A JP 2003339504A
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- pillow
- shaped
- semi
- umbrella
- shape
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上面の通気性が良好であり、快適な眠りを得
ることができる枕を提供する。 【解決手段】 枕１０は、平面視形状が長方形状であ
り、長方形の一長辺に沿う部分が半円柱形状部１１とな
っており、残余の部分が該半円柱形状部１１に連なる板
形状部１２となっている。枕１０の上面に茸状の突起２
０が多数設けられている。突起２０は、傘部２１と軸部
２２とからなる。
ることができる枕を提供する。 【解決手段】 枕１０は、平面視形状が長方形状であ
り、長方形の一長辺に沿う部分が半円柱形状部１１とな
っており、残余の部分が該半円柱形状部１１に連なる板
形状部１２となっている。枕１０の上面に茸状の突起２
０が多数設けられている。突起２０は、傘部２１と軸部
２２とからなる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、上面部の通気性に
優れ、快適に睡眠することができる枕に関する。
優れ、快適に睡眠することができる枕に関する。
【０００２】
【従来の技術】快適な睡眠が得られるようにするため
に、様々な種類の枕が開発されている。市販されている
主な枕は、そば殻、パンヤ等を布製のカバー内に収容し
た枕、ポリウレタンフォーム等の弾性体をカバー内に収
容したものである。
に、様々な種類の枕が開発されている。市販されている
主な枕は、そば殻、パンヤ等を布製のカバー内に収容し
た枕、ポリウレタンフォーム等の弾性体をカバー内に収
容したものである。
【０００３】本出願人は、頭部が接する上面部の通気性
及び放熱性を改善した枕を、特開平７−６７７５７号に
て提案している。第５図は同号公報に記載の枕を示す断
面図であって、１はポリウレタンフォーム等からなり、
反撥弾性が５％以下であり、且つヒステリシスロス率が
５０％及至９０％の圧縮特性を有する低反撥弾性のフォ
ームの芯材である。この種のフォームは従来のポリウレ
タンフォームに比し、極めて高い圧力分散性が付加され
ているものである。２は芯材１の外表面を包被する通気
性、放熱性を有する材料、例えば三次元網状骨格構造を
有するウレタンフォームからなる表被材である。３は枕
本体の底部の補強、或いは高さを調節する等の為に配し
た補強材で、弾性を有する一般のウレタンフォームから
なっているが、低反撥弾性のフォームを用いてもまた他
の材料を用いてもよい。
及び放熱性を改善した枕を、特開平７−６７７５７号に
て提案している。第５図は同号公報に記載の枕を示す断
面図であって、１はポリウレタンフォーム等からなり、
反撥弾性が５％以下であり、且つヒステリシスロス率が
５０％及至９０％の圧縮特性を有する低反撥弾性のフォ
ームの芯材である。この種のフォームは従来のポリウレ
タンフォームに比し、極めて高い圧力分散性が付加され
ているものである。２は芯材１の外表面を包被する通気
性、放熱性を有する材料、例えば三次元網状骨格構造を
有するウレタンフォームからなる表被材である。３は枕
本体の底部の補強、或いは高さを調節する等の為に配し
た補強材で、弾性を有する一般のウレタンフォームから
なっているが、低反撥弾性のフォームを用いてもまた他
の材料を用いてもよい。
【０００４】この枕は、一辺に沿って大凸部４を有し、
他辺に沿って小凸部５を有する。
他辺に沿って小凸部５を有する。
【０００５】第６図は、この枕の使用状態を示す概略的
な断面図である。使用者は頸を大凸部４に当てがうよう
にして頭を枕の上に載せて使用する。
な断面図である。使用者は頸を大凸部４に当てがうよう
にして頭を枕の上に載せて使用する。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】図の枕のように大凸部
４と小凸部５とを有した瓢箪形断面形状の枕の場合、頭
頂部が小凸部５に当たり、快適さが失われることがあ
る。
４と小凸部５とを有した瓢箪形断面形状の枕の場合、頭
頂部が小凸部５に当たり、快適さが失われることがあ
る。
【０００７】また、ウレタンフォーム製枕のクッション
性を改善するために、表面に多数の柱状体を設けたもの
が知られているが、体圧分散特性に劣る。
性を改善するために、表面に多数の柱状体を設けたもの
が知られているが、体圧分散特性に劣る。
【０００８】本発明は、上記従来の問題点を解消し、き
わめて快適な睡眠を得ることができる枕を提供すること
を目的とする。
わめて快適な睡眠を得ることができる枕を提供すること
を目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の枕は、一辺に沿
う半円柱形状部と、該半円柱形状部に連なる該半円柱形
状部よりも高さが低い板形状部とを有する樹脂発泡体よ
りなる枕において、表面に、傘部と軸部とからなる茸状
突起、及び、断面が軸部とこれより拡幅の傘部が一体に
連設された茸形断面形状の波型突起の少なくとも一方を
有することを特徴とするものである。
う半円柱形状部と、該半円柱形状部に連なる該半円柱形
状部よりも高さが低い板形状部とを有する樹脂発泡体よ
りなる枕において、表面に、傘部と軸部とからなる茸状
突起、及び、断面が軸部とこれより拡幅の傘部が一体に
連設された茸形断面形状の波型突起の少なくとも一方を
有することを特徴とするものである。
【００１０】かかる本発明の枕は、表面に茸状又は茸形
断面形状の突起を有するものであり、体圧分散性に優れ
る。
断面形状の突起を有するものであり、体圧分散性に優れ
る。
【００１１】このような茸形状又は茸形断面形状の突起
は、軸部がくびれていることからこの部分の受圧面積が
小さくなり、その結果初期変形時の荷重を小さくでき、
クッション体として座屈感がない性状を呈する。一方、
突起の傘部は、平面視で受圧面積が広くかつ湾曲形状と
なっているため、従来のプロファイル加工による乳頭状
突起と比べて違和感が少ないという特徴を有している。
は、軸部がくびれていることからこの部分の受圧面積が
小さくなり、その結果初期変形時の荷重を小さくでき、
クッション体として座屈感がない性状を呈する。一方、
突起の傘部は、平面視で受圧面積が広くかつ湾曲形状と
なっているため、従来のプロファイル加工による乳頭状
突起と比べて違和感が少ないという特徴を有している。
【００１２】本発明では、枕は、その一辺に沿う半円柱
形状部と、該半円柱形状部に連なる該半円柱形状部より
も高さが低い板形状部とを有する。この枕は、半円柱形
状部を頸に当て、後頭部を板形状部に当てるように使用
する。この半円柱形状部が頸を支承することにより、後
頭部の圧迫感が低減される。また、板形状部には前記第
５図の小凸部に相当する凸部が存在しないので、仰臥し
たときに頭頂部が凸部に当ることがなく、快適である。
形状部と、該半円柱形状部に連なる該半円柱形状部より
も高さが低い板形状部とを有する。この枕は、半円柱形
状部を頸に当て、後頭部を板形状部に当てるように使用
する。この半円柱形状部が頸を支承することにより、後
頭部の圧迫感が低減される。また、板形状部には前記第
５図の小凸部に相当する凸部が存在しないので、仰臥し
たときに頭頂部が凸部に当ることがなく、快適である。
【００１３】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して実施の形態
について説明する。第１図（ａ）は実施の形態に係る枕
の外形を示す斜視図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）の枕
のＢ部分の拡大図、第２図（ａ）は枕の一部の平面図、
第２図（ｂ）は第１図（ｂ）のＩＩ−ＩＩ線及び第２図
（ａ）のＢ−Ｂ線に沿う断面図、第２図（ｃ）は第２図
（ｂ）のＣ−Ｃ線に沿う断面図、第３図及び第４図はこ
の枕の使用例を示す側面図である。
について説明する。第１図（ａ）は実施の形態に係る枕
の外形を示す斜視図、第１図（ｂ）は第１図（ａ）の枕
のＢ部分の拡大図、第２図（ａ）は枕の一部の平面図、
第２図（ｂ）は第１図（ｂ）のＩＩ−ＩＩ線及び第２図
（ａ）のＢ−Ｂ線に沿う断面図、第２図（ｃ）は第２図
（ｂ）のＣ−Ｃ線に沿う断面図、第３図及び第４図はこ
の枕の使用例を示す側面図である。
【００１４】この枕１０は、軟質フォーム製である。こ
の枕１０は、平面視形状が長方形状であり、長方形の一
長辺に沿う部分が半円柱形状部１１となっており、残余
の部分が該半円柱形状部１１に連なる板形状部１２とな
っている。この枕の底面は平坦である。
の枕１０は、平面視形状が長方形状であり、長方形の一
長辺に沿う部分が半円柱形状部１１となっており、残余
の部分が該半円柱形状部１１に連なる板形状部１２とな
っている。この枕の底面は平坦である。
【００１５】この枕１０の上面には柱状の突起２０が多
数設けられている。この突起２０は碁盤の目状に整列配
置されている。この突起２０同士の間に溝状通気路１３
が設けられている。この溝状通気路１３は上記長方形の
長辺方向と短辺方向の双方に碁盤の目状に延在してい
る。
数設けられている。この突起２０は碁盤の目状に整列配
置されている。この突起２０同士の間に溝状通気路１３
が設けられている。この溝状通気路１３は上記長方形の
長辺方向と短辺方向の双方に碁盤の目状に延在してい
る。
【００１６】各柱状部２０の平面視形状は、略正方形状
である。柱状部２０の水平断面形状は、いずれの部位に
おいても略正方形状である。各柱状部２０の縦断面形状
は、基端部２２が上部２１よりも細く、しかも上部２１
の上方ほど細くなる茸形状である。従って、以下、この
上部２１を傘部といい、基端部２２を軸部ということが
ある。
である。柱状部２０の水平断面形状は、いずれの部位に
おいても略正方形状である。各柱状部２０の縦断面形状
は、基端部２２が上部２１よりも細く、しかも上部２１
の上方ほど細くなる茸形状である。従って、以下、この
上部２１を傘部といい、基端部２２を軸部ということが
ある。
【００１７】隣接する柱状部２０同士の最も狭い間隙は
上部２１同士の間隙Ｐであり、この間隙Ｐは５ｍｍ以下
特に１〜５ｍｍとりわけ２〜４ｍｍ程度が好ましい。柱
状部２０の高さ（溝状通気路の深さ）Ｈ１＋Ｈ２は３０
〜５０ｍｍ程度が好ましい。柱状部２０の傘部２１の最
大幅Ｗ１は３０〜５０ｍｍ程度が好ましい。
上部２１同士の間隙Ｐであり、この間隙Ｐは５ｍｍ以下
特に１〜５ｍｍとりわけ２〜４ｍｍ程度が好ましい。柱
状部２０の高さ（溝状通気路の深さ）Ｈ１＋Ｈ２は３０
〜５０ｍｍ程度が好ましい。柱状部２０の傘部２１の最
大幅Ｗ１は３０〜５０ｍｍ程度が好ましい。
【００１８】この傘部の高さをＨ１、その幅をＷ１、軸
部の高さをＨ２、その幅をＷ２としたとき、突起の形状
が、０．２＜Ｈ１／Ｗ１≦０．５、かつ、０．５＜Ｈ２
／Ｈ １≦１．０、かつ、０．５≦Ｗ２／Ｗ１≦０．９の
関係を満たすことが好ましい。これにより、ウレタンフ
ォームの硬度を高くしても体圧分散性が悪化せず、枕表
面を比較的硬い凸形状にする効果が得られるのである。
部の高さをＨ２、その幅をＷ２としたとき、突起の形状
が、０．２＜Ｈ１／Ｗ１≦０．５、かつ、０．５＜Ｈ２
／Ｈ １≦１．０、かつ、０．５≦Ｗ２／Ｗ１≦０．９の
関係を満たすことが好ましい。これにより、ウレタンフ
ォームの硬度を高くしても体圧分散性が悪化せず、枕表
面を比較的硬い凸形状にする効果が得られるのである。
【００１９】なお、傘高さと傘幅の比であるＨ２／Ｗ１
が０．２以下の場合には傘部の凸状効果（硬い）が小さ
くなり、０．５よりも大きいとプロファイル加工の形状
に近づき、加圧時に傘の先端から変形して凸状効果が小
さくなる。また、軸高さと傘高さの比であるＨ２／Ｈ１
が０．５以下の場合には茸形状から外れて積層形状に近
くなってしまい、１．０よりも大きいと突起の茸形状が
不安定となって凸状効果が発揮できなくなる。更に、軸
幅と傘幅の比であるＷ２／Ｗ１が０．５未満の場合には
初期変形だけが大きくなってクッション性が悪くなり、
０．９よりも大きいと突起が茸形状から外れて積層形状
に近くなってしまう。
が０．２以下の場合には傘部の凸状効果（硬い）が小さ
くなり、０．５よりも大きいとプロファイル加工の形状
に近づき、加圧時に傘の先端から変形して凸状効果が小
さくなる。また、軸高さと傘高さの比であるＨ２／Ｈ１
が０．５以下の場合には茸形状から外れて積層形状に近
くなってしまい、１．０よりも大きいと突起の茸形状が
不安定となって凸状効果が発揮できなくなる。更に、軸
幅と傘幅の比であるＷ２／Ｗ１が０．５未満の場合には
初期変形だけが大きくなってクッション性が悪くなり、
０．９よりも大きいと突起が茸形状から外れて積層形状
に近くなってしまう。
【００２０】なお、この枕１０に用いる軟質フォームと
しては、軟質ポリウレタンフォームが好ましく、特に、
密度０．０１８〜０．８５ｇ／ｃｍ３、硬さ３〜３０ｋ
ｇｆ、破断伸び１００％以上、引張強さ０．６ｋｇ／ｃ
ｍ２以上、圧縮残留歪１０．０％以下、セル数３０〜８
０個／インチのものが好ましい。
しては、軟質ポリウレタンフォームが好ましく、特に、
密度０．０１８〜０．８５ｇ／ｃｍ３、硬さ３〜３０ｋ
ｇｆ、破断伸び１００％以上、引張強さ０．６ｋｇ／ｃ
ｍ２以上、圧縮残留歪１０．０％以下、セル数３０〜８
０個／インチのものが好ましい。
【００２１】上記実施の形態では、突起２０は柱状であ
るが、第７，８図のように凸条として延在する波型突起
３０を枕１０の上面に形成してもよい。この突起３０は
第８図の通り長手方向と直交方向の断面が茸形断面形状
であり、この断面において突起３０は傘部３１と軸部３
２とを有する。
るが、第７，８図のように凸条として延在する波型突起
３０を枕１０の上面に形成してもよい。この突起３０は
第８図の通り長手方向と直交方向の断面が茸形断面形状
であり、この断面において突起３０は傘部３１と軸部３
２とを有する。
【００２２】この突起３０同士の最小間隔Ｐは５ｍｍ以
下特に１〜５ｍｍとりわけ２〜４ｍｍであることが好ま
しい。
下特に１〜５ｍｍとりわけ２〜４ｍｍであることが好ま
しい。
【００２３】この傘部の高さをＨ１、傘部の幅をＷ１、
軸部の高さをＨ２、軸部の幅をＷ２としたとき、 ０．２＜Ｈ１／Ｗ１≦０．８、特に０．３＜Ｈ１／Ｗ１
≦０．８、 ０．５＜Ｈ２／Ｈ１≦１．５、特に０．７＜Ｈ２／Ｈ１
≦１．２、 ０．２≦Ｗ２／Ｗ１≦０．９、特に０．３≦Ｗ２／Ｗ１
≦０．８ であることが好ましい。
軸部の高さをＨ２、軸部の幅をＷ２としたとき、 ０．２＜Ｈ１／Ｗ１≦０．８、特に０．３＜Ｈ１／Ｗ１
≦０．８、 ０．５＜Ｈ２／Ｈ１≦１．５、特に０．７＜Ｈ２／Ｈ１
≦１．２、 ０．２≦Ｗ２／Ｗ１≦０．９、特に０．３≦Ｗ２／Ｗ１
≦０．８ であることが好ましい。
【００２４】ここで、傘高さと傘幅の比である（Ｈ１／
Ｗ１）が０．２以下の場合には傘部の凸状効果（硬い）
が小さくなり、０．８よりも大きいとプロファイル加工
の形状に近づき、加圧時に傘の先端から変形して凸状効
果が小さくなる。また、軸高さと傘高さの比である（Ｈ
２／Ｈ１）が０．５以下の場合には茸形状から外れて積
層形状に近くなってしまい、１．５よりも大きいと突起
の茸形状が不安定となって凸状効果が発揮できなくな
る。更に、軸幅と傘幅の比である（Ｗ２／Ｗ１）が０．
２未満の場合には、初期変形だけが大きくなってクッシ
ョン性が悪くなり、０．９よりも大きいと突起が茸形状
から外れて積層形状に近くなってしまう。
Ｗ１）が０．２以下の場合には傘部の凸状効果（硬い）
が小さくなり、０．８よりも大きいとプロファイル加工
の形状に近づき、加圧時に傘の先端から変形して凸状効
果が小さくなる。また、軸高さと傘高さの比である（Ｈ
２／Ｈ１）が０．５以下の場合には茸形状から外れて積
層形状に近くなってしまい、１．５よりも大きいと突起
の茸形状が不安定となって凸状効果が発揮できなくな
る。更に、軸幅と傘幅の比である（Ｗ２／Ｗ１）が０．
２未満の場合には、初期変形だけが大きくなってクッシ
ョン性が悪くなり、０．９よりも大きいと突起が茸形状
から外れて積層形状に近くなってしまう。
【００２５】本発明においては、半円柱形状部１１の直
径（半径の２倍の値）は１５０〜２５０ｍｍ程度が好ま
しい。板形状部１２の幅（半円柱形状部１１から離反す
る方向の幅員）は１３０ｍｍ以上特に１４０ｍｍ以上あ
ることが好ましい。なお、枕１０は、第２図（ｂ）の通
り、この柱状部２０を含む上面体１０Ａと、枕の底面を
構成する下面体１０Ｂとが一体化されたものであること
が好ましい。
径（半径の２倍の値）は１５０〜２５０ｍｍ程度が好ま
しい。板形状部１２の幅（半円柱形状部１１から離反す
る方向の幅員）は１３０ｍｍ以上特に１４０ｍｍ以上あ
ることが好ましい。なお、枕１０は、第２図（ｂ）の通
り、この柱状部２０を含む上面体１０Ａと、枕の底面を
構成する下面体１０Ｂとが一体化されたものであること
が好ましい。
【００２６】このように構成された枕１０は、第３図の
ように、通常は半円柱形状部１１を頸に当てがい、後頭
部を板形状部１２に載せるようにして使用される。
ように、通常は半円柱形状部１１を頸に当てがい、後頭
部を板形状部１２に載せるようにして使用される。
【００２７】なお、この枕１０の板形状部１２は平板状
である。種々のテストの結果、第５図の枕のように大凸
部４と小凸部５とを有した瓢箪形断面形状の枕の場合、
頭頂部が小凸部５に当たり、快適さが失われることがあ
るが、本発明の枕であれば、このようなことがなく、常
に快眠を得ることができる。
である。種々のテストの結果、第５図の枕のように大凸
部４と小凸部５とを有した瓢箪形断面形状の枕の場合、
頭頂部が小凸部５に当たり、快適さが失われることがあ
るが、本発明の枕であれば、このようなことがなく、常
に快眠を得ることができる。
【００２８】ただし、本発明では、第４図の如く、板形
状部１２の下に楔状（三角柱状）の介在体４０を介在さ
せ、板形状部１２を傾斜させるように使用してもよい。
また、板形状部１２の上面が第４図のように傾斜したも
のとなるように板形状部１２を台形断面形状としてもよ
い。
状部１２の下に楔状（三角柱状）の介在体４０を介在さ
せ、板形状部１２を傾斜させるように使用してもよい。
また、板形状部１２の上面が第４図のように傾斜したも
のとなるように板形状部１２を台形断面形状としてもよ
い。
【００２９】なお、寝ている時は、頭と身体（胸部）と
の質量バランスで顔の角度（呼吸のし易さ）が決まるた
め、敷きと枕との最適バランスを考える必要がある。
の質量バランスで顔の角度（呼吸のし易さ）が決まるた
め、敷きと枕との最適バランスを考える必要がある。
【００３０】身体の軽い人に比べ、重い人は頭部を高く
支えるタイプの枕が好適である。表面のタッチだけひや
りとする冷感枕は湿気を逃がさないので寝ている間に蒸
れてしまうが、本発明の枕は湿気を拡散し、逃がすため
寝ている間中さわやか感を保つ。
支えるタイプの枕が好適である。表面のタッチだけひや
りとする冷感枕は湿気を逃がさないので寝ている間に蒸
れてしまうが、本発明の枕は湿気を拡散し、逃がすため
寝ている間中さわやか感を保つ。
【００３１】実施例として、ハードな敷きとソフトな敷
きを用い、身体の重い人用に半円柱形状部を高くしたＨ
タイプと軽い人用に半円柱形状部を低くしたＬタイプと
を用い、１０人のモニターによりテストを行った。な
お、第５，６図に示すような瓢箪型の枕についてもテス
トを行った。その結果を次の表１に示す。
きを用い、身体の重い人用に半円柱形状部を高くしたＨ
タイプと軽い人用に半円柱形状部を低くしたＬタイプと
を用い、１０人のモニターによりテストを行った。な
お、第５，６図に示すような瓢箪型の枕についてもテス
トを行った。その結果を次の表１に示す。
【００３２】
【表１】
【００３３】なお、評価基準としてモニター１０人で、
快適と答えた人が１０〜８人の場合「○」、不快と答え
た人が３〜１人の場合「×」、その中間の場合「△」と
した。
快適と答えた人が１０〜８人の場合「○」、不快と答え
た人が３〜１人の場合「×」、その中間の場合「△」と
した。
【００３４】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、上面の通
気性が良好であり、快適な眠りを得ることができる枕が
提供される。
気性が良好であり、快適な眠りを得ることができる枕が
提供される。
【図１】実施の形態に係る枕の構成図である。
【図２】実施の形態に係る枕の要部構成図である。
【図３】実施の形態に係る枕の使用例を示す側面図であ
る。
る。
【図４】実施の形態に係る枕の別の使用例を示す側面図
である。
である。
【図５】従来例に係る枕の断面図である。
【図６】図５の枕の使用例を示す断面図である。
【図７】別の実施の形態に係る枕の要部構成図である。
【図８】図７の枕の要部断面図である。
１０ 枕
１０Ａ 上半体
１０Ｂ 下半体
１１ 半円柱形状部
１２ 板形状部
１３ 溝状通気路
２０，３０ 突起
２１，３１ 傘部
２２，３２ 軸部
４０ 介在体
Claims (7)
- 【請求項１】 一辺に沿う半円柱形状部と、該半円柱形
状部に連なる該半円柱形状部よりも高さが低い板形状部
とを有する樹脂発泡体よりなる枕において、表面に、傘
部と軸部とからなる茸状突起、及び、断面が軸部とこれ
より拡幅の傘部が一体に連設された茸形断面形状の波型
突起の少なくとも一方を有することを特徴とする枕。 - 【請求項２】 請求項１において、前記突起同士の間に
溝状通気路が延在していることを特徴とする枕。 - 【請求項３】 請求項２において、直線状又は碁盤の目
状に溝状通気路が延在することを特徴とする枕。 - 【請求項４】 請求項２又は３において、隣り合う突起
同士の最小間隔が５ｍｍ以下であることを特徴とする
枕。 - 【請求項５】 請求項１ないし４のいずれか１項におい
て、突起の高さが５〜３０ｍｍであることを特徴とする
枕。 - 【請求項６】 請求項１ないし５のいずれか１項におい
て、ウレタンフォームよりなることを特徴とする枕。 - 【請求項７】 請求項６において、該枕は下面側を構成
する下面体と、該下面体と一体化された上面体とを備え
てなり、該上面体に前記突起が設けられていることを特
徴とする枕。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002151012A JP2003339504A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 枕 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002151012A JP2003339504A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 枕 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003339504A true JP2003339504A (ja) | 2003-12-02 |
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ID=29768718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002151012A Pending JP2003339504A (ja) | 2002-05-24 | 2002-05-24 | 枕 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003339504A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101308847B1 (ko) * | 2011-03-23 | 2013-09-13 | 김여란 | 휴대용 머리받침 쿠션 |
| EP2649909A1 (en) * | 2012-04-14 | 2013-10-16 | Mammoth Sport Limited | An improved pillow |
| USD790253S1 (en) | 2015-11-05 | 2017-06-27 | Adam A. Zuber | Circular pillow with base |
| US9974400B2 (en) | 2016-02-11 | 2018-05-22 | Adam A. Zuber | Support pillow |
| KR101934041B1 (ko) | 2017-04-06 | 2018-12-31 | 고려대학교 세종산학협력단 | 영유아용 기능성 베개 |
| WO2023024659A1 (zh) * | 2021-08-26 | 2023-03-02 | 浙江高裕家居科技股份有限公司 | 一种可调节输气按摩枕芯 |
-
2002
- 2002-05-24 JP JP2002151012A patent/JP2003339504A/ja active Pending
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