JP2003339024A - 再生装置、デジタル記憶装置、再生方法及び記録方法 - Google Patents

再生装置、デジタル記憶装置、再生方法及び記録方法

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JP2003339024A
JP2003339024A JP2002147110A JP2002147110A JP2003339024A JP 2003339024 A JP2003339024 A JP 2003339024A JP 2002147110 A JP2002147110 A JP 2002147110A JP 2002147110 A JP2002147110 A JP 2002147110A JP 2003339024 A JP2003339024 A JP 2003339024A
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Yosuke Seki
洋介 関
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 MPEG圧縮された複数のコンテンツをネッ
トワークを介したコントロールで、シームレスに再生す
る。 【解決手段】 圧縮コンテンツを再生する再生装置1に
おいて、圧縮されたコンテンツを複数つなげて再生させ
たい場合、2つのデコード手段5a、5bを用い、ネッ
トワーク10を介して受信した再生制御命令に応じて、
所定のタイミングで、後に再生する圧縮コンテンツを再
生するデコード手段5bによりデコードしたデータを出
力するような切り替えを切替手段6で行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ネットワークを介して遠隔地
から制御される再生装置及びデジタル記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】インターネットなどのネットワーク技術
の発展に伴い、ネットワークを介して、遠隔地にある機
器を制御させるという要求が高まり実用化も進んでい
る。
【0003】例えば、携帯電話などから、ネットワーク
を介して、自宅のVTR(VideoTape Recorder)の録画
予約や、帰宅時に合わせてエアコン(エアーコンディシ
ョナー)の温度調節を行う、などの遠隔地からの制御が
実用化されている。
【0004】一方、アナログもしくはデジタルのVTR
に記録された情報の再生や、外部への送信を外部機器か
ら制御する場合、RS(Recommended Standard)−42
2Aまたは、IEEE1394に準拠したi.LINK
(i.LINKはソニー株式会社の登録商標である)な
どのシリアルインターフェースにより、VTRと接続さ
れたDTV(デジタルテレビ)やPC(パーソナルコン
ピュータ)などのコントロール機器から、制御命令をシ
リアル通信で送信して行っていた。
【0005】また、記録された映像ファイルを決められ
たスケジュール通りに再生する再生装置が提案されてお
り、これもネットワークを介して遠隔地から制御するこ
とが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のよう
に、再生や外部への記録情報の送信の際には、シリアル
通信による制御が一般的であり、ネットワークを用い
て、遠隔地から制御するということは、それに対応した
制御プロトコルが存在せず不可能であるという問題があ
った。
【0007】また、上記のような、再生装置の場合、遠
隔地からの再生制御を行うが、ある映像の再生中に、緊
急に異なる映像を割り込ませたい場合、そのような動作
をネットワーク上で制御する制御プロトコルが存在せず
不可能であるという問題があった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、ネットワークを介して受信した制御命令に応
じた再生処理を行う再生装置を提供することを目的とす
る。また、本発明の他の目的は、接続されたVTRをネ
ットワークを介して制御可能なデジタル記憶装置を提供
することである。
【0009】また、本発明の他の目的は、ネットワーク
を介して受信した制御命令に応じた再生処理を行うため
の再生方法を提供することである。また、本発明の他の
目的は、デジタル記憶装置に接続されたVTRをネット
ワークを介して制御するための記録方法を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、圧縮コンテンツを再生する再生装置にお
いて、前記圧縮コンテンツを記憶する記憶手段と、ネッ
トワークを介して、前記圧縮コンテンツの再生制御命令
を受信する受信手段と、前記再生制御命令による指定の
第1の前記圧縮コンテンツを復号する第1の復号手段
と、前記第1の圧縮コンテンツの終了後に再生する前記
指定の第2の前記圧縮コンテンツを管理する再生管理手
段と、前記第2の圧縮コンテンツまたは、前記第1の圧
縮コンテンツの途中から再生する、前記指定の第3の前
記圧縮コンテンツを復号する第2の復号手段と、所定の
タイミングで、前記第1の復号手段からの出力を前記第
2の復号手段からの出力に切り替える切替手段と、復号
された前記圧縮コンテンツを出力する出力手段と、を有
することを特徴とする再生装置が提供される。
【0011】上記構成によれば、ネットワークを介して
受信する再生制御命令に応じ、圧縮された異なるコンテ
ンツをシームレスに再生する。また、VTRと接続され
たデジタル記憶装置において、ネットワークを介して送
信される制御命令を受信する第1の通信手段と、前記制
御命令に応じて、前記VTRに記録された記録情報を所
定の位置から再生する旨の信号を送信し、前記信号によ
り再生された前記記録情報を受信する第2の通信手段
と、受信した前記記録情報を圧縮する圧縮手段と、圧縮
した前記記録情報を記憶する記憶手段と、前記各手段を
制御する制御手段と、を有することを特徴とするデジタ
ル記憶装置が提供される。
【0012】上記構成によれば、ネットワークを介して
受信する制御命令に応じ、VTRに記録された記録情報
を所定の位置から再生し、圧縮して記憶する。また、圧
縮コンテンツを再生する再生方法において、ネットワー
クを介して、前記圧縮コンテンツの再生制御命令を受信
し、前記再生制御命令による指定の第1の前記圧縮コン
テンツを第1の復号装置で復号し、前記再生制御命令に
より、前記第1の圧縮コンテンツの終了後に再生する第
2の前記圧縮コンテンツが指定された場合、前記第2の
圧縮コンテンツを管理し、前記再生制御命令により、前
記第1の圧縮コンテンツの途中から再生する第3の前記
圧縮コンテンツが指定された場合、前記第2の圧縮コン
テンツの管理を破棄し、前記第2の圧縮コンテンツまた
は、前記第3の圧縮コンテンツを第2の復号装置で復号
し、所定のタイミングで、前記第1の復号装置からの出
力を前記第2の復号装置からの出力に切り替えて再生す
ることを特徴とする再生方法が提供される。
【0013】上記方法によれば、ネットワークを介して
受信する再生制御命令に応じ、圧縮された異なるコンテ
ンツをシームレスに再生する。また、VTRと接続され
たデジタル記憶装置における記録方法において、ネット
ワークを介して送信される制御命令を受信し、前記制御
命令に応じて、前記VTRに、記録された記録情報を所
定の位置から再生する旨の信号を送信し、前記信号によ
り再生された前記記録情報を受信し、受信した前記記録
情報を圧縮し、圧縮した前記記録情報を記憶することを
特徴とする記録方法が提供される。
【0014】上記方法によれば、ネットワークを介して
受信する制御命令に応じ、VTRに記録された記録情報
を所定の位置から再生し、圧縮して記憶する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明の実施の形態の再生装
置の概略の構成図である。
【0016】再生装置1は、圧縮されたコンテンツを記
憶する記憶手段2と、ネットワーク10と接続された受
信手段3と、再生を管理する再生管理手段4と、圧縮コ
ンテンツを復号(以下デコードという)するデコード手
段5a、5bと、デコード手段5a、5bいずれかを選
択して出力を切り替える切替手段6と、デコードされた
コンテンツを出力する出力手段7と、から構成される。
【0017】以下、再生装置1の動作を説明する。ここ
で、記憶手段2には、あらかじめ、映像などの圧縮され
たコンテンツが複数格納されているとする。ここで圧縮
は、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式で
ある。
【0018】再生装置1は、ネットワーク10と接続さ
れた受信手段3で、コンテンツの再生命令を受信する
と、記憶手段2に格納されている指定されたコンテンツ
を取り出し、デコード手段5aでデコードして切替手段
6を介して出力手段7に伝送し、出力手段7により、図
示しないディスプレイなどの出力装置に出力する。この
とき切替手段6ではデコード手段5bと出力手段7とは
接続されていない。
【0019】次に、ネットワーク10を介して、デコー
ド手段5aでデコードした再生中のコンテンツ(以下コ
ンテンツAとする)の次に再生予定のコンテンツ(以下
コンテンツBとする)の指定がなされた場合について説
明する。
【0020】MPEG2などのMPEG形式の圧縮の場
合は、フレーム間圧縮であり、フレーム精度でシームレ
スに2つの画像を接続することができないので、両方の
デコード手段5a、5bを使用する。それを以下に説明
する。
【0021】コンテンツAの次にコンテンツBの再生が
指定された場合、再生管理手段4はコンテンツAの次に
再生するコンテンツBを管理する。そして、コンテンツ
Aの再生終了前に、指定のあった次のコンテンツBを記
憶手段2からデコード手段5bに転送して、再生準備す
る。現在再生中のコンテンツAの再生が終了した場合、
直ちに切替手段6により、デコード手段5aと、出力手
段7との接続を切断して、デコード手段5bと出力手段
7との接続を確立させる。これにより、MPEG形式の
圧縮であってもコンテンツAの終わりからコンテンツB
をシームレスに再生することができる。
【0022】また、コンテンツAの再生中に、ネットワ
ーク10を介して緊急に再生したいコンテンツ(以下コ
ンテンツCとする)が指定された場合、再生管理手段4
は管理していたコンテンツAの次に再生予定のコンテン
ツBの予約を破棄する。そして、指定されたコンテンツ
Cを記憶手段2より取り出しデコード手段5bに転送す
る。そこで、再生準備が整いしだい切替手段6により、
デコード手段5aと、出力手段7との接続を切断して、
デコード手段5bと出力手段7との接続を確立させ、デ
コード手段5bによりデコードされたコンテンツCが出
力される。
【0023】上記のように、ネットワーク10を介して
受信した再生命令に応じて、記憶手段2に格納されたコ
ンテンツを、2つのデコード手段5a、5bにより、デ
コードしてさらに所定のタイミングで切替手段6により
出力手段7との接続を切り替えるようにしたので、複数
のコンテンツをスケジュールに従って再生させる場合で
も、コンテンツの継ぎ目に発生する黒画などを生じさせ
ることなく、シームレスに再生することができる。
【0024】また、ネットワーク10を介して、緊急に
再生を指定されたコンテンツがある場合でも、次に再生
予定のコンテンツを再生中のコンテンツの途中から続け
てシームレスに再生することができる。
【0025】なお、上記では、記憶手段2にあらかじめ
記憶されたコンテンツを再生するとして説明したが、ネ
ットワーク10を介して圧縮されたコンテンツを受信
し、それを記憶手段2に記憶するようにしてもよい。
【0026】次に本発明の実施の形態のデジタル記憶装
置を説明する。図2は、本発明の実施の形態のデジタル
記憶装置の概略の構成図である。デジタル記憶装置20
は、ネットワーク30を介して送信される制御命令を受
信する通信手段21と、制御命令に応じてVTR40に
記録された記録情報を所定の位置から再生する旨の信号
を送信し、この信号により再生された記録情報を受信す
る通信手段22と、通信手段22で受信した記録情報を
圧縮する圧縮手段23と、圧縮した記録情報を記憶する
記憶手段24と、これら各手段を制御する制御手段25
から構成される。
【0027】また、図2において、白抜きの矢印は、画
像などのデータの流れを示し、黒の矢印は制御信号を示
す。以下、デジタル記憶装置20の動作を説明する。
【0028】ネットワーク30を介して図示しないコン
トローラから送信されるVTR40の記録情報をデジタ
ル記憶装置20に記録する旨の制御信号を通信手段21
で受信すると、制御手段25は制御信号を解釈する。さ
らに、制御手段25の制御のもと通信手段22を介して
制御信号をVTR40に送出し、その制御信号で指定さ
れた再生位置よりVTR40を再生させる。VTR40
を再生させると、通信手段22により、VTR40に記
録されたコンテンツのデータを受信し、圧縮手段23に
より、MPEG2または、DV形式に圧縮する。圧縮さ
れたデータは、記憶手段24に格納される。
【0029】ネットワーク30を介して、記憶手段24
に格納されたコンテンツの送出命令がなされた場合、制
御手段25の制御のもと、指定されたコンテンツを記憶
手段24より取り出し、通信手段21により、ネットワ
ーク30に送出する。
【0030】上記のように、ネットワーク30を介して
受信した制御命令を制御手段25で解釈して、制御命令
に応じて、VTR40を制御するようにしたため、ネッ
トワーク30を介した遠隔地に存在する図示しないコン
トローラから、VTR40を制御することができる。
【0031】以下、本発明の実施の形態の詳細を説明す
る。図3は、本発明の実施の形態の再生装置及びデジタ
ル記憶装置が適用されるシステムの構成例である。
【0032】本システムは、再生装置50とネットワー
ク70と接続されたコントローラ80と、再生装置50
にコンテンツを提供するデジタル記憶装置90とから構
成される。再生装置50及びデジタル記憶装置90は、
ネットワーク上に存在するコントローラ80の制御命令
により動作が可能である。さらに、再生装置50は、コ
ンテンツを出力するためのPDP(プラズマディスプレ
イパネル)50a、TV(テレビジョン)50b、SP
(スピーカ)50cなどと接続されている。また、デジ
タル記憶装置90は、VTR90aと接続されており、
VTR90aに記録されているアナログのデータを受信
し、デジタルデータに変換してさらに、MPEG形式ま
たDV形式に圧縮する機能を持つ。
【0033】また、コントローラ80はネットワーク7
0と接続可能なPC(パーソナルコンピュータ)などで
ある。以下再生装置50の詳細を説明する。
【0034】図4は、再生装置のハードウェア構成図で
ある。PCI(Peripheral Component Interconnect)
バス51には、コントロールとAVデータの転送を兼用
して、IEEE1394規格のi.Link端子52
と、100BASE−Tなどのイーサーネットケーブル
でネットワーク70に接続するためのネットワークイン
ターフェース53と、RS−232C規格やRS−42
2A規格に準拠したシリアル通信用のシリアルコントロ
ーラ54と、HDD55aをコントロールするハードデ
ィスクコントローラ55と、CPU56と、PCIブリ
ッジ57と、が接続される。さらにPCIブリッジ57
には、2つのMPEGデコーダ58、59と、DVデコ
ーダ60と、AV管理用のSDRAM(Synchronous Dy
namic Random Access Memory)61が接続されている。
【0035】CPUバス62には、CPU56のほか、
SDRAM63、フラッシュメモリ64、不揮発性メモ
リ65などのメモリと、2つのMPEGデコーダ58、
59と、DVデコーダ60と、グラフィックコントロー
ラ66とが接続されている。
【0036】さらに、アナログ入出力用として、アナロ
グブロック67を有し、Audio/Videoインタ
ーフェース(以下AVインターフェースとする)68と
接続されている。またAVインターフェース68はMP
EGデコーダ58、59と、DVデコーダ60と、グラ
フィックコントローラ66と接続されている。
【0037】さらに、再生装置50は図示しない赤外線
リモートコマンダー(以下リモコンとする)によりユー
ザからの命令を受信するリモコン信号受信部(以下IR
とする)69を備え、CPU56に図示しないリモコン
からの命令を伝える。
【0038】HDD55aには、動画、静止画、テロッ
プ用のテキストなどのコンテンツが格納されているほ
か、再生装置50で実行されるファームウェアが格納さ
れている。これらのコンテンツは、ネットワーク70を
介して、図3で示したデジタル記憶装置90などのエン
コーディングサイトから送信されたものを、ネットワー
クインターフェース53により受信し、HDD55aに
格納されたものであってもよい。
【0039】ファームウェアは、CPUバス62上のフ
ラッシュメモリ64上に記録されたプログラムから実行
する。フラッシュメモリ64には、HDD55aをアク
セスすることを可能にするドライバ、イーサーネットを
使用することを可能にするドライバ、メンテナンス機能
を実現する各種ファームウェアが実装されている。フラ
ッシュメモリ64のファームウェアは起動後、HDD5
5a上のファイルを検索して、実行するアプリケーショ
ンファームウェアを検出する。続いて、HDD55aか
ら、SDRAM63にファームウェアを展開して、展開
したアプリケーションファームウェアを実行する。
【0040】動画の再生、静止画の出力の制御は、ネッ
トワークインターフェース53と接続されたネットワー
ク70上に存在するコントローラ80からのコマンド
や、前述した図示しないリモコンからのコマンド、図示
しないコントロールパネルなどから入力されたコマンド
により行われる。
【0041】以下、本発明の実施の形態の再生装置50
での、コンテンツの再生について説明する。本実施の形
態では、再生に使用するコマンドを「PLCL」と定義す
る。API(Application Program Interface)として
は、「PLCL」のあとに「ClipName」、「Port」、「Opti
on」、「InTC」、「OutTC」などのパラメータを定義す
る。ここで、「ClipName」は再生する画像などのコンテ
ンツの名前、「Port」は出力するデータの形式を指定
し、DV形式の出力であれば「DV01」、MPEG形式の
出力であれば「MP01」、i.Link AVC形式の出
力であれば、「IL01」と指定する。「Option」は再生中
のコンテンツの次に再生させるためにキューに積んで予
約する場合の「OP01」、再生中のコンテンツに、指定さ
れたコンテンツをすぐつけて再生する場合の「OP02」な
どがある。また「InTC」は、再生開始タイムコードであ
り、「FFSSMMHH」で表現され、「FFFFFFFF」で先頭から
の再生を示す。「OutTC」は、再生終了タイムコードで
あり、「FFSSMMHH」で表現され、「FFFFFFFF」で最後ま
での再生を示す。ここで、FFはフレーム番号NTSCで00
〜29、SSは秒で00〜59、MMは分で00〜59、HH
は時間で00〜23をあらわす文字列である。
【0042】例えば、ネットワークインターフェース5
3により、ネットワーク70を介してコントローラ80
からの再生コマンド「PLCL」を受信すると、CPU56
は、前述したパラメータで指定されたコンテンツ名、出
力するデータの形式、オプション、再生開始タイムコー
ド及び再生終了タイムコードを解釈する。さらに、指定
されたコンテンツをHDD55aより取り出し、順次デ
ータをPCIブリッジ57に転送する。転送はCPU5
6の制御のもと、ハードディスクコントローラ55で行
われる。PCIブリッジ57では、データをAVデータ
管理用のメモリであるSDRAM61に展開する。PC
Iブリッジ57は実時間に同期して、一定レートで、M
PEG形式のデータの場合は、MPEGデコーダ58、
59に、DV形式のデータの場合は、DVデコーダ60
にデータを転送する。CPU56は、PCIブリッジ5
7のSDRAM61のデータ消費量を実時間から推定し
て、順次HDD55aからデータを読み取り、SDRA
M61に転送して、データがアンダーフローや、オーバ
ーフローしないように転送を行う。
【0043】また、PLCLコマンドは、同時に最大2
まで受付可能であり、再生中のコンテンツの再生が終了
しだい、オプション「OP01」を用いてキューに積まれた
次のコンテンツを再生する。
【0044】オプション「OP02」を指定すると、現在再
生中のコンテンツの途中から指定されたコンテンツをつ
なげて再生させる。コンテンツがMPEG形式のデータ
である場合において、複数の連続するコンテンツの再生
を以下に説明する。
【0045】図5は、MPEG2形式の説明図であり、
(a)はフレーム依存関係、(b)はフレーム依存関係
と編集を説明する図である。MPEG2では映像の各フ
レームを前後のフレームのデータから補完することで圧
縮率を高めている。従って、デコード時には、前後のフ
レームデータが必要となる。例えば、フレーム4をデコ
ードする場合には、フレーム2及びフレーム3が必要と
なる。よって、フレーム依存関係が異なる2つの素材を
デジタルデータとして任意の点で接続することはできな
い。例えば、図5(b)のように、フレーム3とフレー
ム100で接続した場合、フレーム3とフレーム100
は正常にデコードできない。さらに、フレーム100を
参照するフレーム101、102、103も正常にデコ
ードできない。
【0046】DV形式のデータの場合は、フレーム内圧
縮のため、上記の問題は生じず1つのDVデコーダ60
で行うが、MPEG形式のデータの場合、2つのMPE
Gデコーダ58、59を用い、以下のような動作を行
う。
【0047】図6は、2つのMPEGデコーダを用いた
再生の概念図である。MPEGデコーダ58、59によ
りデコードされ出力されるデータは、AVインターフェ
ース68により、いずれか一方を選択して出力される。
つまり、AVインターフェース68はスイッチの機能を
はたす。
【0048】図7は、2つのMPEGデコータを用いた
MPEG2のコンテンツの接続イメージである。MPE
Gデコーダ58でコンテンツAが再生中で、キューに次
に再生するコンテンツBが積まれている場合、CPU5
6の制御のもと、コンテンツAの終了前に、コンテンツ
BをHDD55aから取り出しMPEGデコーダ59に
転送する。ここで、MPEGデコーダ59でのデコード
ディレイを考慮して、コンテンツBの出力が可能になっ
た時点で、図6において、スイッチを切り替える。つま
り、MPEGデコーダ58の接続を切り、MPEGデコ
ーダ59の接続を確立する。これにより、図7のよう
に、スイッチ点で、コンテンツBの再生が開始され、コ
ンテンツAとコンテンツBがシームレスに再生可能とな
る。
【0049】また、オプションで「OP02」が指定され、
再生中のコンテンツAをすぐ終了させて、指定されたコ
ンテンツCを再生させる場合は、CPU56の制御のも
と、コンテンツCをHDD55aから取り出しMPEG
デコーダ59に転送する。
【0050】このとき、MPEGデコーダ59で変換す
るまでの時間を計算して、その時間まで現在再生中のコ
ンテンツAを再生する。このときの切り替え時間は、以
下の式のようになる。
【0051】切り替え時間=コマンド受信時間+HDD
アクセス最大時間+デコード遅延時間 上記の式にさらに、CPU56の処理による遅延時間を
考慮した合計時間の、最大時間から固定時間を算出す
る。再生中のコンテンツAのデコードは、上記の切り替
え時間まで継続させる。次に再生するコンテンツCにつ
いては、HDD55aより直ちにデータを読み取りデコ
ード準備を開始する。CPU56で時間を管理して、上
記の固定時間に達した時点で、コンテンツCのデコード
を開始するとともに、図6で示したAVインターフェー
ス68のスイッチを切り替え、MPEGデコーダ59に
おいてデコードされたコンテンツCのデータを出力す
る。
【0052】図8は、再生装置で実行される処理のフロ
ーチャートである。 S1:コマンドを受信する。ネットワークインターフェ
ース53により、ネットワーク70を介して送信される
コントローラ80からのコマンドを受信する。
【0053】S2:MPEG再生か否かを判断する。C
PU56は、ステップS1で受信したコマンドを解釈し
て、MPEG再生のコマンドであると判断した場合に
は、ステップS3に進み、DV再生であると判断した場
合にはDV再生を行うが、ここでは説明を省略する。
【0054】S3:キューを使用するオプションが指定
されているか否かを判断する。CPU56は、受信した
再生コマンドのなかで、キューを使用するオプションが
指定されているか否かを判断する。例えば、再生中のコ
ンテンツの次に再生させるためにキューに積んで予約す
る場合の「OP01」や、再生中のコンテンツに、指定され
たコンテンツをすぐ接続して再生する場合の「OP02」な
どがある。
【0055】ここで、キューを使用するオプションであ
ると判断された場合は、ステップS7に進み、キューを
使用するオプションでないと判断された場合にはステッ
プS4に進む。
【0056】S4:再生中か否かを判断する。ここで
は、現在、MPEGデコーダ58または59において、
コンテンツがデコードされ再生しているか否かをCPU
56は判断する。
【0057】ここで、再生中であると判断された場合に
はステップS6に進み、再生中でないと判断された場合
にはステップS5に進む。 S5:すぐに再生する。
【0058】ステップS4でコンテンツは再生中でない
と判断されたので、CPU56の制御のもと指定された
コンテンツをHDD55aより取り出し、PCIブリッ
ジ57を介してMPEGデコーダ58、59いずれか
で、デコードし、AVインターフェース68、アナログ
ブロック67を介して、図3で示したようなPDP50
a、TV50bなどに出力する。その後、ステップS1
に戻り、再びコマンドが入力されるまで待機する。
【0059】S6:すぐに次の再生につなげる。ステッ
プS4でコンテンツが再生中であると判断されたので、
CPU56の制御のもと、MPEGデコーダ58、59
のうち現在再生が行われていないほうに、指定されたコ
ンテンツを転送し、再生準備が完了した時点で、スイッ
チングとして用いられるAVインターフェース68を切
り替え、MPEGデコーダ58、59のうち、指定され
たコンテンツを再生するほうへの接続を確立し、アナロ
グブロック67で、アナログデータに変換し、出力して
表示させる。この際、キューに再生中のコンテンツの次
に再生するコンテンツの情報がある場合には、キューを
破棄する。その後、ステップS1に戻り、再びコマンド
が入力されるまで待機する。
【0060】S7:再生中か否かを判断する。ステップ
S3において、キューを使用するオプションであると判
断されたのを受けて、CPU56は現在、コンテンツが
再生中であるか否かの判断を行う。ここで、再生中であ
れば、ステップS8に進み、再生中でなければ前述のス
テップS5に進む。
【0061】S8:キューにデータがあるか否かを判断
する。CPU56は現在再生中のコンテンツの次に再生
予定のコンテンツがキューとして存在しているか否かを
判断する。ここで、キューに次に再生予定のコンテンツ
のデータがあればステップS9に進み、キューにデータ
がなければステップS10に進む。
【0062】S9:キューを消去する。キューに次に再
生予定のコンテンツのデータがある場合は、CPU56
の制御のもと、そのキューを消去する。
【0063】S10:キューに積み再生終了後に続けて
再生する。指定されたコンテンツを現在再生中のコンテ
ンツの次に再生するコンテンツとしてキューに積み、現
在再生中のコンテンツの終了後に続けて再生する。その
後ステップS1に戻り、再びコマンドが入力されるまで
待機する。
【0064】上記のように、ネットワーク70を介して
受信した再生命令に応じて、コンテンツを、2つのMP
EGデコーダ58、59によりデコードして、さらに所
定のタイミングでAVインターフェース68によりアナ
ログブロック67との接続を切り替えるようにしたの
で、複数のコンテンツをスケジュールに従って再生させ
る場合でも、コンテンツの継ぎ目に発生する黒画などを
生じさせることなく、シームレスに再生することができ
る。
【0065】以下、図3における、デジタル記憶装置9
0の詳細を説明する。図9は、本発明の実施の形態のデ
ジタル記憶装置のハードウェア構成図である。
【0066】本発明の実施の形態のデジタル記憶装置9
0のハードウェア構成は再生装置50とほぼ同様の構成
であり、MPEGエンコーダ100と、DVエンコーダ
102を備える点が異なる。
【0067】MPEGエンコーダ100は、MPEG形
式の圧縮を行い、DVエンコーダ102はDV形式の圧
縮を行う。デジタル記憶装置90は、図3で示したよう
に、VTR90aと接続し、ネットワーク70を介して
コントローラ80からの制御命令に従ってVTR90a
を制御可能である。その際、VTR90aに記録された
コンテンツデータの入力や、VTR90aへの出力には
アナログブロック109が用いられ、制御のための制御
信号の送出には、i.Link端子92や、シリアルコ
ントローラ94のRS−422Aなどのコントロールイ
ンターフェースが用いられる。
【0068】その他の各部についての機能は、再生装置
50と同様であるので説明を省略する。以下、デジタル
記憶装置90における、コンテンツの記録動作を説明す
る。
【0069】本実施の形態では、記録に使用するコマン
ドを「RCCL」と定義する。APIとしては、「RCCL」の
あとに「ClipName」、「Port」、「Format」、「Durati
on」、「Option」、「TimeCode」などのパラメータを定
義する。ここで、「ClipName」は再生する画像などのコ
ンテンツの名前、「Port」は入力するデータの形式を指
定し、DV形式の出力であれば「DV11」、MPEG形式
の出力であれば「MP11」、i.Link AVC形式の
出力であれば「IL11」と指定し、それ以外の場合はファ
イル名として認識し、ファイルからの変換を行う。「Fo
rmat」は記録する形式を指定し、MPEG2形式や、D
V形式がある。「Duration」は、記録長の指定で、「FF
SSMMHH」で指定する。「FFFFFFFF」でストップコマンド
を受けるまで記録することを表現している。「Option」
は直ちに記録するための「OR00」と、VTRから、次に
続くタイムコードより記録する「OR01」とがある。「Ti
meCode」は記録を開始する位置を示し、「FFSSMMHH」で
記述する。
【0070】MPEG2データの記録は、コンポジッ
ト、コンポーネントなどのVideo入力と、Anal
og Audio入力を可能とする。ネットワークイン
ターフェース93により、ネットワーク70を介してコ
ントローラ80からの記録コマンド「RCCL」を受信する
と、CPU96により、コマンドが解釈され、i.Li
nk端子92や、シリアルコントローラ94のRS−4
22Aにより、制御命令がVTR90aに送出される。
VTR90aに記録されたアナログデータは、「TimeCo
de」で指定された位置にキューアップされ再生が開始さ
れる。再生中のデータは、デジタル記憶装置90のアナ
ログブロック109に入力される。さらに、AVインタ
ーフェース110を介して、「Format」でMPEG形式
での記録が指定された場合は、MPEGエンコーダ10
0に、DV形式での記録が指定された場合には、DVエ
ンコーダ102に入力されMPEG2形式または、DV
形式に圧縮される。圧縮されたデータは、PCIブリッ
ジ97を使用してSDRAM103に展開される。その
後、CPU96はPCIブリッジ97を監視して、蓄積
したデータを順次HDD95aに記録する。HDD95
aへの記録時には、付加情報であるフレーム位置とデー
タ位置の対応を所定のフォーマットで同時に記録する。
【0071】図10は、デジタル記憶装置で実行される
処理のフローチャートである。 S20:コマンドを受信する。ネットワークインターフ
ェース93により、ネットワーク70を介して送信され
るコントローラ80からのコマンドを受信する。
【0072】S21:VTRからの時間指定記録か否か
を判断する。ここでは、VTR90aから、時間を指定
して記録するか、それとも、現在の再生位置からすぐ再
生して、それを記録するか否かを判断する。CPU96
はコントローラ80から送信された記録コマンド「RCC
L」のオプションを参照して「OR00」であれば、直ちに
再生を開始し、再生するタイムコードを指定するオプシ
ョン「OR01」であれば、ステップS22に進む。
【0073】S22:VTRは接続しているか否かを判
断する。ここでは、CPU96は、VTR90aが正し
くデジタル記憶装置90に接続しているか否かを判断す
る。例えば、コントロール用のRS−422Aなどのシ
リアルコントローラ94や、i.Link端子92と接
続されているか、または、データの入出力のためのアナ
ログブロック109と正しく接続されているか否かを判
断する。ここで、接続していると判断された場合は、ス
テップS23に進み、接続されていないと判断された場
合には、エラーを出力する。
【0074】S23:VTRをキューアップする。ここ
で、VTR90aに記録されているデータを、デジタル
記憶装置90より送信された制御命令で指定されたタイ
ムコードの位置にキューアップする。
【0075】S24:キューアップが成功したか否かを
判断する。CPU96は、正しくキューアップがなされ
たか否かを、VTR90aからの応答によって判断し、
指定したタイムコードの位置にキューアップされた場合
には、ステップS25に進み、キューアップが失敗した
場合にはエラーを出力する。
【0076】S25:VTRを再生させ、エンコードを
開始する。正しくキューアップが行われたことを受け
て、指定されたタイムコードの位置より、VTR90a
は再生を開始する。それと同時に、デジタル記憶装置9
0は再生データをアナログブロック109で受信し、フ
ォーマットで指定された記録形式に従って、MPEGエ
ンコーダ100または、DVエンコーダ102に入力さ
せ、エンコードを開始する。
【0077】S26:ストップコマンドが入力されたか
否かを判断する。ここで、ネットワーク70を介してコ
ントローラ80より、エンコードを停止するコマンドが
入力された場合には、ステップS28に進み、そうでな
ければステップS27に進む。
【0078】S27:終了点に達したか否かを判断す
る。CPU96は、「Duration」で指定されたコンテン
ツの記録長(終了点)まで、達したか否かを判断し、終
了点まで達したと判断した場合は、ステップS28に進
み、終了点に達していない場合はステップS26に戻
る。
【0079】S28:終了処理を行い、VTRを停止す
る。終了点まで達したので、エンコードを終了し、VT
R90aを停止させる。その後処理を終了する。
【0080】上記のように、ネットワーク70を介して
受信した制御命令をCPU96で解釈して、制御命令に
応じて、VTR90aを制御するようにしたため、ネッ
トワーク70を介した遠隔地に存在するコントローラ8
0から、VTR90aを制御することができる。
【0081】また、本発明の実施の形態のデジタル記憶
装置90は、前述したように、入力のフォーマットと、
記録フォーマットを指定可能であるので、例えば、DV
形式のデータからMPEG形式のデータへの変換及び、
その逆の変換などが可能である。
【0082】以下、フォーマット変換の際のデジタル記
憶装置90の動作を説明する。まず、MPEG形式から
DV形式への変換を説明する。CPU96はネットワー
ク70を介してコントローラ80より変換の指示を受け
ると、該当するMPEG形式のファイルをHDD95a
よりSDRAM103に読み出す。さらに、ファイルを
MPEGデコーダ98または99に転送するとともに、
デコード所要時間を予測して、DVエンコーダ102で
DV形式にエンコードを開始する。エンコード結果はH
DD95aに前述したDV形式のデータの記録と同じ経
路で記録する。オーディオデータもMPEGデコーダ9
8、99でデコードされるので、デコード結果をDVエ
ンコーダ102のオーディオ入力にいれ、DV形式のオ
ーディオデータに変換する。CPU96はMPEGデー
タの付加情報も同時に読み取り、DVの付加情報に変換
して同時にHDD95aに記録する。
【0083】次に、DV形式からMPEG形式への変換
を説明する。CPU96はネットワーク70を介してコ
ントローラ80より変換の指示を受けると、該当するD
V形式のファイルをHDD95aよりSDRAM103
に読み出す。さらに、ファイルをDVデコーダ101に
転送するとともに、デコード所要時間を予測して、MP
EGエンコーダ100でMPEG形式にエンコードを開
始する。エンコード結果はHDD95aに前述したMP
EG形式のデータの記録と同じ経路で記録する。オーデ
ィオデータもDVデコーダ101でデコードされるの
で、デコード結果をMPEGエンコーダ100のオーデ
ィオ入力にいれ、MPEG形式のオーディオデータに変
換する。CPU96はDVデータの付加情報も同時に読
み取り、MPEGの付加情報に変換して同時にHDD9
5aに記録する。
【0084】上記のようにすることで、デジタル記憶装
置90に記録したデータをネットワーク70に送出する
際に、いったんデータ量の少ないMPEG形式に圧縮し
た後に、ネットワークにて転送することができる。
【0085】また、受信したMPEG形式のデータを編
集が容易なDV形式のデータに変換することができる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、圧縮コ
ンテンツを再生する再生装置において、圧縮されたコン
テンツを複数つなげて再生させたい場合、2つの復号手
段を用い、ネットワークを介して受信した再生制御命令
に応じて、所定のタイミングで、後に再生する圧縮コン
テンツを再生する復号手段によりデコードしたデータを
出力するような切り替えを行うことで、複数のコンテン
ツをスケジュールに従って再生させる場合でも、コンテ
ンツの継ぎ目に発生する黒画などを生じさせることな
く、シームレスな再生が可能になる。
【0087】また、VTRと接続されたデジタル記憶装
置において、ネットワークを介して受信した制御命令を
解釈して、制御命令に応じて、VTRを制御するように
したため、ネットワークを介した遠隔地に存在する図示
しないコントローラから、VTRを制御することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の再生装置の概略の構成図
である。
【図2】本発明の実施の形態のデジタル記憶装置の概略
の構成図である。
【図3】本発明の実施の形態の再生装置及びデジタル記
憶装置が適用されるシステムの構成例である。
【図4】再生装置のハードウェア構成図である。
【図5】MPEG2形式の説明図であり、(a)はフレ
ーム依存関係、(b)はフレーム依存関係と編集を説明
する図である。
【図6】2つのMPEGデコーダを用いた再生の概念図
である。
【図7】2つのMPEGデコータを用いたMPEG2の
コンテンツの接続イメージである。
【図8】再生装置で実行される処理のフローチャートで
ある。
【図9】デジタル記憶装置のハードウェア構成図であ
る。
【図10】デジタル記憶装置で実行される処理のフロー
チャートである。
【符号の説明】
1……再生装置、2……記憶手段、3……受信手段、4
……再生管理手段、5a、5b……デコード手段、6…
…切替手段、7……出力手段、10……ネットワーク

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧縮コンテンツを再生する再生装置にお
    いて、 前記圧縮コンテンツを記憶する記憶手段と、 ネットワークを介して、前記圧縮コンテンツの再生制御
    命令を受信する受信手段と、 前記再生制御命令による指定の第1の前記圧縮コンテン
    ツを復号する第1の復号手段と、 前記第1の圧縮コンテンツの終了後に再生する前記指定
    の第2の前記圧縮コンテンツを管理する再生管理手段
    と、 前記第2の圧縮コンテンツまたは、前記第1の圧縮コン
    テンツの途中から再生する、前記指定の第3の前記圧縮
    コンテンツを復号する第2の復号手段と、 所定のタイミングで、前記第1の復号手段からの出力を
    前記第2の復号手段からの出力に切り替える切替手段
    と、 復号された前記圧縮コンテンツを出力する出力手段と、 を有することを特徴とする再生装置。
  2. 【請求項2】 前記再生管理手段は、前記第3の圧縮コ
    ンテンツが指定された場合、前記第2の圧縮コンテンツ
    の管理を中止することを特徴とする請求項1記載の再生
    装置。
  3. 【請求項3】 圧縮は、MPEG形式の圧縮であること
    を特徴とする請求項1記載の再生装置。
  4. 【請求項4】 前記第2の圧縮コンテンツを前記第1の
    圧縮コンテンツの終了後から再生する場合の前記タイミ
    ングは、前記第2の復号手段での復号遅延により決定さ
    れることを特徴とする請求項1記載の再生装置。
  5. 【請求項5】 前記第2の圧縮コンテンツを前記第1の
    圧縮コンテンツの途中から再生する場合の前記タイミン
    グは、前記再生制御命令の受信時間と、前記記憶手段へ
    アクセスするための時間と、前記第2の復号手段での復
    号遅延との合計により決定されることを特徴とする請求
    項1記載の再生装置。
  6. 【請求項6】 VTRと接続されたデジタル記憶装置に
    おいて、 ネットワークを介して送信される制御命令を受信する第
    1の通信手段と、 前記制御命令に応じて、前記VTRに記録された記録情
    報を所定の位置から再生する旨の信号を送信し、前記信
    号により再生された前記記録情報を受信する第2の通信
    手段と、 受信した前記記録情報を圧縮する圧縮手段と、 圧縮した前記記録情報を記憶する記憶手段と、 前記各手段を制御する制御手段と、 を有することを特徴とするデジタル記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記第1の通信手段は、前記圧縮した記
    録情報を送信することを特徴とする請求項6記載のデジ
    タル記憶装置。
  8. 【請求項8】 圧縮は、MPEG形式の圧縮であること
    を特徴とする請求項6記載のデジタル記憶装置。
  9. 【請求項9】 圧縮コンテンツを再生する再生方法にお
    いて、 ネットワークを介して、前記圧縮コンテンツの再生制御
    命令を受信し、 前記再生制御命令による指定の第1の前記圧縮コンテン
    ツを第1の復号装置で復号し、 前記再生制御命令により、前記第1の圧縮コンテンツの
    終了後に再生する第2の前記圧縮コンテンツが指定され
    た場合、前記第2の圧縮コンテンツを管理し、 前記再生制御命令により、前記第1の圧縮コンテンツの
    途中から再生する第3の前記圧縮コンテンツが指定され
    た場合、前記第2の圧縮コンテンツの管理を破棄し、 前記第2の圧縮コンテンツまたは、前記第3の圧縮コン
    テンツを第2の復号装置で復号し、 所定のタイミングで、前記第1の復号装置からの出力を
    前記第2の復号装置からの出力に切り替えて再生するこ
    とを特徴とする再生方法。
  10. 【請求項10】 前記第2の圧縮コンテンツを前記第1
    の圧縮コンテンツの終了後から再生する場合の前記タイ
    ミングは、前記第2の復号装置での復号遅延により決定
    されることを特徴とする請求項9記載の再生方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の圧縮コンテンツを前記第1
    の圧縮コンテンツの途中から再生する場合の前記タイミ
    ングは、前記再生制御命令の受信時間と、前記第2の圧
    縮コンテンツを格納した記憶装置へアクセスするための
    時間と、前記第2の復号装置での復号遅延との合計によ
    り決定されることを特徴とする請求項9記載の再生方
    法。
  12. 【請求項12】 圧縮は、MPEG形式の圧縮であるこ
    とを特徴とする請求項9記載の再生方法。
  13. 【請求項13】 VTRと接続されたデジタル記憶装置
    における記録方法において、 ネットワークを介して送信される制御命令を受信し、 前記制御命令に応じて、前記VTRに、記録された記録
    情報を所定の位置から再生する旨の信号を送信し、 前記信号により再生された前記記録情報を受信し、 受信した前記記録情報を圧縮し、 圧縮した前記記録情報を記憶することを特徴とする記録
    方法。
  14. 【請求項14】 圧縮は、MPEG形式またはDV形式
    の圧縮であることを特徴とする請求項13記載の記録方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021220485A1 (ja) * 2020-04-30 2021-11-04 シャープNecディスプレイソリューションズ株式会社 コンテンツ選択装置、コンテンツ表示システム、コンテンツ選択方法、及びコンテンツ選択プログラム

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