JP2003338855A - 通信端末装置の動作モード設定方法及び通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置の動作モード設定方法及び通信端末装置

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JP2003338855A
JP2003338855A JP2002145750A JP2002145750A JP2003338855A JP 2003338855 A JP2003338855 A JP 2003338855A JP 2002145750 A JP2002145750 A JP 2002145750A JP 2002145750 A JP2002145750 A JP 2002145750A JP 2003338855 A JP2003338855 A JP 2003338855A
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setting
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communication terminal
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JP2002145750A
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Tomoko Matsumoto
友子 松本
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通信端末装置の各種の詳細動作状態の設定変
更操作を簡易化する。 【解決手段】 必要とする各種の詳細動作状態の組み合
わせを動作モードとして1乃至複数個動作モード記憶部
19aに記憶し、使用者が状況変化に応じて所望の詳細
動作状態にそれぞれ設定せんとする際に、記憶されてい
る前記動作モードを選択することにより、あるいは、予
め設定時期記憶部19bに登録されている年月日や曜日
や時間帯に到達した際に、記憶されている前記動作モー
ドを自動的に選択することにより、選択された前記動作
モードに対応して動作モード記憶部19aに記憶されて
いる詳細動作状態を制御部16の制御により自動的に逐
次読み出して設定していく。また、一時的な状況変化に
応じて動作モードの変更を行なう際に、同時に変更後の
経過時間又は終了時刻を指定することにより、タイマ1
6aを起動し、該経過時間又は該終了時刻に到達後、自
動的に元の動作モードに復旧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信端末装置の動
作モード設定方法及び通信端末装置に関する。特に、通
信端末装置において、着信時や使用者の操作内容等に対
応して動作する聴覚に訴える動作及び/又は視覚に訴え
る動作及び/又は触覚に訴える動作等に関する各種の詳
細な動作状態の設定を、より簡易化することを可能とす
る通信端末装置の動作モード設定方法及び通信端末装置
に関する。なお、本発明に係る通信端末装置としては、
例えば、電話機,ファクシミリ,携帯電話機,PHS,
PDA等であっても良い。
【0002】
【従来の技術】電話機,ファクシミリ,携帯電話機,P
HS等の通信端末装置においては、当該通信端末装置の
操作性を向上させるために、発着信時や使用者の操作内
容等において、当該通信端末装置の聴覚に訴える動作及
び/又は視覚に訴える動作及び/又は触覚に訴える動作
等に関する各種の詳細な動作状態の設定を、当該通信端
末装置が置かれている使用状況や使用者の嗜好に応じ
て、自由に行なうことができることが要求されている。
従来技術においては、かかる通信端末装置の着信時や使
用者の使用時等における各種の詳細な動作状態をきめ細
かく設定することが可能となるように、各種の詳細な個
別動作状態毎に任意に個々に設定することが可能な個別
設定手段が備えられており、使用者が、該個別設定手段
を用いて、使用状況や使用者の嗜好に応じて、各種の詳
細な動作状態を選択して個々に設定することができるよ
うに考慮されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信端末装置に
おいては、前述のごとく、前記個別設定手段により、発
着信時や使用者の操作内容等における当該通信端末装置
の聴覚に訴える動作及び/又は視覚に訴える動作及び/
又は触覚に訴える動作等に関する各種の詳細な個別動作
状態毎に個々に指定して、それぞれを所望の動作を行な
うように個別に設定することを可能としている。しかし
ながら、余りにも詳細に分割されて各種個別動作状態の
設定を行なうことが必要となっているため、反って、所
望の動作モード(即ち、各種の個別動作状態を組み合わ
せて総合した動作状態。以下、該総合した動作状態を
「動作モード」と記載する。)に通信端末装置の動作状
態を設定変更しようとしても、大変な手間がかかるよう
になってしまっている。
【0004】即ち、個別の各種動作状態を組み合わせた
動作モードを状況変化に応じて適切に設定せんとして
も、従来の通信端末装置には、前述のごとく、各種の詳
細な個別動作状態を個々に設定していく個別設定手段し
か備えられていないために、使用者が、該個別設定手段
を用いて、各種の詳細な個別動作状態それぞれについ
て、逐一、個々に設定変更をしていかなければならな
く、設定変更における手間が多くかかるのみではなく、
その間に、より多くの設定ミス(操作ミス)を誘発する
状況となっている。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、状況に応じて設定されている詳細な個別動作
状態を組み合わせた一つの総合した動作状態即ち一つの
動作モードを記憶保存(登録)することができる動作モ
ード記憶手段を備え、該動作モード記憶手段に対して、
各種の状況に応じてそれぞれ所望する各種の個別動作状
態を組み合わせた動作状態を一つの動作モードとして1
乃至複数個の動作モードを登録することにより、通信端
末装置の使用者は、状況の変化に応じて、簡単な操作に
より、該動作モード記憶手段に記憶されている動作モー
ドを選択指定するのみで、更には、予め登録されている
年月日や曜日や時間帯に至った際に、該動作モード記憶
手段に記憶されている動作モードを自動的に選択指定さ
せるのみで、多数の項目からなる詳細な個別動作状態を
それぞれ所望する動作状態に、自動的に設定変更するこ
とを可能とし、もって、通信端末装置の動作モードの設
定変更に要する使用者の手間を大幅に軽減し、操作ミス
を大幅に低減することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、各種詳細動作状態を組み合わせて総合し
た動作状態を一つの動作モードとして記憶保存する動作
モード記憶手段を備え、一旦、該動作モード記憶手段に
所望する動作モードの登録さえ行なっておけば、以降の
状況変化に応じて、簡単な一度の操作により、変化後の
状況に適した詳細な個別動作状態にそれぞれを設定変更
することができ、使用者が所望する動作モードに通信端
末装置を簡単に設定可能とするようにしている。即ち、
状況変化に応じて、簡単な一度の設定操作により多数の
項目からなる詳細な個別動作状態それぞれの設定を自動
的に変更することができ、効率良く、簡単に、当該通信
端末装置の各種の詳細な個別動作状態に関する設定を変
更させることができる。
【0007】また、本発明は、前記動作モード記憶手段
が、使用者が頻繁に利用する複数個の動作モード(即
ち、複数個の各種詳細個別動作状態の組み合わせ)を記
憶保存(登録)しておくことができ、記憶保存(登録)
されている複数個の動作モードの中から、状況に応じた
最適の動作モードを選択可能にしている。従って、通信
端末装置の使用状況に変化があったとしても、前記動作
モード記憶手段から、変化した使用状況に応じた所望の
動作モードを選択する操作を行ないさえすれば、直ち
に、効率良く、簡単に、当該通信端末装置に設けられて
いる多数の詳細な個別動作状態に関する設定を変更させ
ることができる。
【0008】また、本発明は、時間帯,日時,曜日等の
通信端末装置の使用時間帯に応じて、前記動作モード記
憶手段から所望の動作モードを自動的に選択させること
により、各種の詳細な個別動作状態それぞれを自動的に
所望の動作状態に切り替えて設定することもできる。使
用者が通信端末装置を利用する状況の変化は、通常、時
間帯単位,一日単位,一週間単位等の生活時間帯や生活
パターン等により、ある程度、予測可能なものである。
従って、曜日や日時に応じて予め指定している動作モー
ドに、通信端末装置の動作モードを自動的に切り替える
ように設定することにより、通常の生活においては、無
意識のうちに適切な動作モードに通信端末装置が置かれ
ることになり、意識的に動作モードの設定変更を行なう
手間が軽減されるのみでなく、動作モードの設定変更を
し忘れることも防止することができる。
【0009】また、本発明は、曜日や日時に応じて予め
指定している動作モードに通信端末装置の動作モードを
自動的に切り替えるように設定している場合であって
も、状況に応じて、別の内容からなる異なる任意の動作
モードやあるいは異なる任意の詳細な個別動作状態に変
更設定したい場合が生じた際には、使用者により指定さ
れた異なる任意の動作モードや詳細な個別動作状態に変
更設定することもできる。従って、通常の生活において
は余り発生することがないような非日常的な状況が発生
したような場合であっても、使用者は非日常的な該状況
に応じた動作モードや個別動作状態の設定を随時行なう
ことが可能である。
【0010】更に、前述のごとく、たとえ、非日常的な
状況に応じた動作モードに設定された場合であっても、
非日常的な状況から通常の日常的な状況に戻るであろう
非日常的な状況の継続時間や復帰時刻(即ち、非日常的
な状況の終了時刻)を予め設定して、該継続時間や該復
帰時刻に到達した際に、自動的に動作モードの設定変更
(復帰)を行なうことを可能とすることにより、動作モ
ードの設定変更(復帰)をし忘れることなく、自動的
に、日常的な状況に応じた所望の動作モードに設定を戻
すことができる。
【0011】即ち、本発明に係る通信端末装置は、具体
的には、以下のごとき具体的な技術手段を備えているも
のである。
【0012】第1の技術手段は、有線信号又は無線信号
を送受信して通信を行なう通信端末装置に備えられてい
て、発着信又は使用者の操作内容に対応して動作する聴
覚に訴える動作手段及び/又は視覚に訴える動作手段及
び/又は触覚に訴える動作手段それぞれが有する各種の
詳細な動作状態を当該通信端末装置が置かれている状況
に応じて所望の動作状態に設定することができる通信端
末装置の動作モード設定方法において、当該通信端末装
置に設定された前記各種の詳細な動作状態を組み合わせ
た動作状態を一つの動作モードとして登録することがで
きる動作モード記憶手段を当該通信端末装置に備え、使
用者が所望の前記各種の詳細な動作状態にそれぞれ設定
せんとする際に、前記動作モード記憶手段に登録されて
いる前記動作モードを選択指定することにより、選択指
定された前記動作モードに対応して前記動作モード記憶
手段に記憶保存されている前記各種の詳細な動作状態を
逐次読み出して自動的に設定していく通信端末装置の動
作モード設定方法とすることを特徴とするものである。
【0013】第2の技術手段は、第1の技術手段に記載
の通信端末装置の動作モード設定方法において、使用者
が個別に任意の状態に設定した前記各種の詳細な動作状
態を組み合わせた動作状態を、使用者が前記動作モード
の一つとして前記動作モード記憶手段に登録することが
できる通信端末装置の動作モード設定方法とすることを
特徴とするものである。
【0014】第3の技術手段は、第1又は第2の技術手
段に記載の通信端末装置の動作モード設定方法におい
て、前記動作モード記憶手段に登録される前記動作モー
ドとして、前記各種の詳細な動作状態を組み合わせた1
乃至複数個の動作状態それぞれに対応する1乃至複数個
の動作モードを登録することが可能であり、当該通信端
末装置が置かれている状況に応じて、前記動作モード記
憶手段に登録された1乃至複数個の前記動作モードの中
から使用者が所望する動作モードを選択して指定するこ
とにより、選択指定された該動作モードに対応して前記
動作モード記憶手段に記憶保存されている前記各種の詳
細な動作状態を逐次読み出して自動的に設定していく通
信端末装置の動作モード設定方法とすることを特徴とす
るものである。
【0015】第4の技術手段は、第3の技術手段に記載
の通信端末装置の動作モード設定方法において、前記動
作モード記憶手段に登録された1乃至複数個の前記動作
モードのいずれかの動作モードの設定を指示する時間帯
を設定時期として予め登録することにより、登録された
該設定時期の時間帯に合致した際に、登録された1乃至
複数個の前記動作モードのうち設定を指示された前記動
作モードに対応して前記動作モード記憶手段に記憶保存
されている前記各種の詳細な動作状態を逐次読み出して
自動的に切り替えて設定していく通信端末装置の動作モ
ード設定方法であることを特徴とするものである。
【0016】第5の技術手段は、第3の技術手段に記載
の通信端末装置の動作モード設定方法において、前記動
作モード記憶手段に登録された1乃至複数個の前記動作
モードのいずれかの動作モードの設定を指示する曜日を
設定時期として予め登録することにより、登録された該
設定時期の曜日に合致した際に、登録された1乃至複数
個の前記動作モードのうち設定を指示された前記動作モ
ードに対応して前記動作モード記憶手段に記憶保存され
ている前記各種の詳細な動作状態を逐次読み出して自動
的に切り替えて設定していく通信端末装置の動作モード
設定方法とすることを特徴とするものである。
【0017】第6の技術手段は、第3の技術手段に記載
の通信端末装置の動作モード設定方法において、前記動
作モード記憶手段に登録された1乃至複数個の前記動作
モードのいずれかの動作モードの設定を指示する時間帯
及び/又は曜日及び/又は月日を設定時期として予め登
録することにより、登録された該設定時期の時間帯及び
/又は曜日及び/又は月日に合致した際に、登録された
1乃至複数個の前記動作モードのうち設定を指示された
前記動作モードに対応して前記動作モード記憶手段に記
憶保存されている前記各種の詳細な動作状態を逐次読み
出して自動的に切り替えて設定していく通信端末装置の
動作モード設定方法とすることを特徴とするものであ
る。
【0018】第7の技術手段は、第3乃至第6の技術手
段のいずれかに記載の通信端末装置の動作モード設定方
法において、前記動作モード記憶手段に登録された1乃
至複数個の前記動作モードのいずれかの動作モードの設
定を指示する時間帯及び/又は曜日及び/又は月日をそ
れぞれ1乃至複数個の設定時期として予め登録すること
により、登録された1乃至複数個の前記設定時期の時間
帯及び/又は曜日及び/又は月日のいずれかに合致した
際に、登録された1乃至複数個の前記動作モードのう
ち、合致した前記設定時期にて設定を指示された前記動
作モードに対応して前記動作モード記憶手段に記憶保存
されている前記各種の詳細な動作状態を逐次読み出して
自動的に切り替えて設定していく通信端末装置の動作モ
ード設定方法とすることを特徴とするものである。
【0019】第8の技術手段は、第3乃至第7の技術手
段のいずれかに記載の通信端末装置の動作モード設定方
法において、前記動作モード記憶手段に登録された1乃
至複数個の前記動作モードのいずれかの動作モードの設
定を指示する年月日と時間帯とを設定時期として予め1
乃至複数個予め登録することにより、登録された1乃至
複数個の前記設定時期の年月日と時間帯のいずれかに合
致した際に、登録された1乃至複数個の前記動作モード
のうち、合致した前記設定時期にて設定を指示された前
記動作モードに対応して前記動作モード記憶手段に記憶
保存されている前記各種の詳細な動作状態を逐次読み出
して自動的に切り替えて設定していく通信端末装置の動
作モード設定方法とすることを特徴とするものである。
【0020】第9の技術手段は、第4乃至第8の技術手
段のいずれかに記載の通信端末装置の動作モード設定方
法において、前記設定時期として、使用者が任意の年月
日及び/又は月日及び/又は曜日及び/又は時間帯を指
定して登録することができる通信端末装置の動作モード
設定方法とすることを特徴とするものである。
【0021】第10の技術手段は、第4乃至第9の技術
手段のいずれかに記載の通信端末装置の動作モードの設
定方法において、前記設定時期に合致することにより、
合致した該設定時期にて設定を指示された前記動作モー
ドに対応して前記動作モード記憶手段に記憶保存されて
いる前記各種の詳細な動作状態を逐次読み出して自動的
に切り替えて変更設定していく動作に先立って、現在設
定されている前記各種の詳細な動作状態を一旦退避し、
前記各種の詳細な動作状態への変更設定がなされた後に
おいて、前記設定時期に合致しない時点に到達した際
に、一旦退避されていた元の前記各種の詳細な動作状態
に自動的に復旧させる通信端末装置の動作モード設定方
法とすることを特徴とするものである。
【0022】第11の技術手段は、第1乃至第10の技
術手段のいずれかに記載の通信端末装置の動作モード設
定方法において、登録された前記動作モードに対応して
前記動作モード記憶手段に記憶保存されている前記各種
の詳細な動作状態に自動的に設定されている状態にあっ
たとしても、使用者が、前記各種の詳細な動作状態のい
ずれかの変更設定を指定した場合あるいは前記動作モー
ド記憶手段に登録されている前記動作モードの中の異な
る動作モードに対応する前記各種の詳細な動作状態への
変更設定を指定した場合、直ちに、変更設定を指定され
た動作状態に前記各種の詳細な動作状態を変更して設定
する通信端末装置の動作モード設定方法とすることを特
徴とするものである。
【0023】第12の技術手段は、第11の技術手段に
記載の通信端末装置の動作モード設定方法において、使
用者が前記各種の詳細な動作状態の変更設定を指定する
際に、同時に、継続時間を指定することを可能とし、前
記各種の詳細な動作状態への変更設定に先立って、現在
設定されている前記各種の詳細な動作状態を一旦退避
し、前記各種の詳細な動作状態への変更設定がなされた
後において、前記継続時間が経過した際に、一旦退避さ
れていた元の前記各種の詳細な動作状態に自動的に復旧
させる通信端末装置の動作モード設定方法とすることを
特徴とするものである。
【0024】第13の技術手段は、第11又は第12の
技術手段に記載の通信端末装置の動作モード設定方法に
おいて、使用者が前記各種の詳細な動作状態の変更設定
を指定する際に、同時に、終了時刻を指定することを可
能とし、前記各種の詳細な動作状態への変更設定に先立
って、現在設定されている前記各種の詳細な動作状態を
一旦退避し、前記各種の詳細な動作状態への変更設定が
なされた後において、前記終了時刻に到達した際に、一
旦退避されていた元の前記各種の詳細な動作状態に自動
的に復旧させる通信端末装置の動作モード設定方法とす
ることを特徴とするものである。
【0025】第14の技術手段は、有線信号又は無線信
号を送受信して通信を行なう通信端末装置に備えられて
いて、発着信又は使用者の操作内容に対応して動作する
聴覚に訴える動作手段及び/又は視覚に訴える動作手段
及び/又は触覚に訴える動作手段それぞれが有する各種
の詳細な動作状態を当該通信端末装置が置かれている状
況に応じて所望の動作状態に設定することができる通信
端末装置において、請求項1乃至13のいずれかに記載
の通信端末装置の動作モード設定方法を実施することが
できる動作モード設定手段を備えている通信端末装置と
することを特徴とするものである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る通信端末装置
の動作モード設定方法及び該動作モード設定方法を実現
する通信端末装置に関する実施の形態について、その一
実施例を、図面を参照しながら詳細に説明する。図1
は、本発明に係る通信端末装置の一実施例である携帯電
話機の構成を表すブロック図である。図1において、携
帯電話機1の無線通信処理部10にて着信信号が受信さ
れると、受信された該着信信号がマイコン即ち制御部1
6へ伝わり、更に記憶部19に蓄積される。
【0027】しかる後、制御部16において、記憶部1
9に蓄積された着信信号に含まれている発信元電話番号
等が解析され、該発信元電話番号に対応する発信元名
を、記憶部19から読み出し、該発信元電話番号や該発
信元名を表示部17に表示させると共に、音源部15を
介して、スピーカ14から着信音を鳴動させる。該発信
元の表示と該着信音の鳴動とに応じて、使用者が、入力
部18を介して、着信に対する応答の操作を行なうと、
制御部16により応答処理がなされて、無線通信処理部
10を通じて、応答信号を発信元に返送することによ
り、無線回線が発信元の携帯電話機(通信端末装置)と
接続された状態になり、音声コーデック12を介して、
レシーバ11とマイク13とを用いて、発信元との間で
通話を行なうことができる。
【0028】また、携帯電話機1の着信時における着信
者の鳴動や発信元の表示あるいはバイブレータ鳴動など
のごとく、聴覚に訴える動作手段及び/又は視覚に訴え
る動作手段及び/又は触覚に訴える動作手段それぞれに
は、例えば、動作継続時間,動作量,動作パターンなど
の各種の詳細な動作状態を記憶部19に記憶している。
ここで、入力部18を介して入力される指示に基づい
て、制御部16は、例えば、電話着信時における前記各
種の詳細な動作状態を、使用者が要求する動作状態とな
るように、それぞれ記憶部19に記憶保存させる。而し
て、例えば、電話着信があった際に、記憶部19に記憶
保存されている電話着信を示す各種の詳細な動作状態に
基づいて、スピーカ14や表示部17を駆動して、電話
着信の旨を使用者に通知する。
【0029】図2は、本発明に係る通信端末装置の一実
施例である携帯電話機の動作モードを設定する際の画面
表示の一例を表す画面表示図である。図2には、日常的
な通常の生活パターンにおける携帯電話機(通信端末装
置)の動作モードの設定例を中心にして示しており、休
日,就寝中,仕事中,終業中の4つの日常的な状況変化
と、非日常的な状況変化の一例として移動中,会議中の
2つの合計6つの状況変化それぞれにおける動作モード
を設定可能とする場合を示している。
【0030】ここに、図2(A)は、携帯電話機1に現
在設定されている各種の詳細な個別動作状態の組み合わ
せた動作状態を一つの動作モードとして記憶部19の所
定の登録領域(即ち、動作モード記憶部19a)に記憶
保存(登録)するか否かを選択する動作モード保存画面
であり、図2(B)は、動作モード記憶部19aに記憶
保存(登録)されている動作モードの中から所望の動作
モードを選択するための動作モード選択画面である。
【0031】即ち、図2(A)に示す動作モード保存画
面の一例においては、携帯電話機1に現在設定されてい
る各種の詳細な個別動作状態の組み合わせた動作状態
を、一つの動作モードとして、「設定名」欄に入力され
た「仕事中」の名前で記憶保存(登録)するか否かを問
い合わせている画面であり、そのまま記憶保存(登録)
する場合には、「F押下」を、一方、設定内容を変更し
たい場合には、「←押下」を指示しているものである。
【0032】また、図2(B)に示す動作モード選択画
面の一例においては、記憶部19の動作モード記憶部1
9aに記憶保存(登録)されている動作モードとして、
「1:休日」,「2:就寝中」,「3:仕事中」,
「4:終業中」,「5:移動中」,「6:会議中」の6
つの「設定名」が示す動作モードがあり、現在の動作モ
ードとして選択せんとしている動作モードを示すカーソ
ル位置が「2:就寝中」の位置にあることを、アンダー
ラインにて示しており、かかる動作モードを選択して決
定する場合は、「F押下」を、一方、他の動作モードを
選択する場合は、「↓押下」又は「↑押下」を指示して
いるものである。
【0033】なお、図2(B)には6つの動作モードを
示しているが、それぞれの状況(場面)において、それ
ぞれが異なる各種の詳細な個別動作状態の組み合わせを
設定することを必要とする場合を示しているものであ
り、同一の動作モード(各種の詳細な個別動作状態のす
べてが同一の動作状態)であっても良い場合には、わざ
わざ別の動作モードとして分離する必要はない。例え
ば、仕事から解放された状態にある「4:終業中」の動
作モードが、「1:休日」の動作モードと同じ状態に設
定しても構わない場合には、わざわざ、「4:終業中」
の動作モードを別に設定する必要はない。逆に、更に、
異なる詳細な個別動作状態の組み合わせを動作モードと
して追加して、記憶保存(登録)することとしても勿論
構わない。
【0034】次に、図2(C)は、記憶部19の所定領
域(即ち、動作モード記憶部19a)に記憶保存(登
録)されている各動作モードを自動的に切り替えて設定
変更を行なう際の切替時刻(又は切替曜日又は状況変
化)を設定入力することができる各設定時間帯設定画面
を選択するための設定時間帯選択画面であり、図2
(D)は、休日の動作モードとして記憶保存(登録)さ
れている動作モードに携帯電話機1の動作モードを自動
的に切り替えるための平日と休日の曜日を設定する休日
曜日設定画面であり、図2(E)は、図2(D)により
設定されている平日において、就寝中の動作モードとし
て記憶保存(登録)されている動作モードに携帯電話機
1の動作モードを自動的に切り替えるための時間帯を設
定する平日用就寝中時間帯設定画面であり、図2(F)
は、図2(D)により設定されている休日において、就
寝中の動作モードとして記憶保存(登録)されている動
作モードに携帯電話機1の動作モードを自動的に切り替
えるための時間帯を設定する休日用就寝中時間帯設定画
面である。
【0035】即ち、図2(C)に示す設定時間帯選択画
面の一例においては、動作モードの自動切替設定を行な
う曜日や時間帯を、又は、状況変化の発生の種別を設定
するための画面を選択する選択画面を示しており、選択
する状況(即ち、動作モードの切替曜日・切替時刻を示
す設定時間帯や状況変化発生種別)としては、「1:休
日」,「2:就寝中(平日用)」,「3:就寝中(休日
用)」,「4:仕事中」,「5:終業中」,非日常的な
状況変化の発生を示す「6:移動中」と「7:会議中」
及び動作モードの自動切替設定を行なうべき年月日及び
時間帯を示す「8:スケジュール登録」の8つの状況
(場面)があり、図2(C)は、時間帯を設定するため
に現在選択せんとしている状況(場面)を示すカーソル
位置が「2:就寝中(平日用)」の位置にあることを、
アンダーラインにて示しており、かかる状況(場面)を
選択して決定する場合は、「F押下」を、一方、他の状
況(場面)を選択する場合は、「↓押下」又は「↑押
下」を指示しているものである。
【0036】また、図2(D)に示す休日曜日設定画面
の一例においては、状況(場面)として平日と休日の曜
日を記憶保存するための登録画面であり、「休日」を
「土−日」曜日、また、「平日」を「月−金」曜日と設
定せんとし、かつ、設定された平日及び休日に関する曜
日情報を「曜日」の「設定名」として登録することを示
し、決定する場合は、「F押下」を、一方、変更したい
場合には、「←押下」を指示しているものである。
【0037】ここに、当該休日に設定された曜日にあっ
ては、休日用として登録されている動作モード(前記図
2(B)の例にあっては、「1:休日」又は「2:就寝
中」又は「5:移動中」のいずれかの動作モード)が自
動的に選択されて携帯電話機1に設定され、一方、当該
平日に設定された曜日にあっては、平日用として登録さ
れている動作モード(前記図2(B)の例にあっては、
「2:就寝中」又は「3:仕事中」又は「4:終業中」
又は「5:移動中」更に「6:会議中」のいずれかの動
作モード)が自動的に選択されて携帯電話機1に設定さ
れる。
【0038】また、図2(E)に示す平日用就寝中時間
帯設定画面の一例においては、状況(場面)として平日
における就寝中の時間帯を記憶保存するための登録画面
であり、「0:00」から「6:30」までの時間帯を
設定せんとし、かつ、設定された平日の就寝時間帯情報
を「就寝中時間(平日用)」の「設定名」として登録す
ることを示し、決定する場合は、「F押下」を、一方、
変更したい場合には、「←押下」を指示しているもので
ある。ここに、当該就寝中(平日用)の時間帯にあって
は、前記図2(B)の例において「2:就寝中」の「設
定名」として登録されている動作モードが自動的に選択
されて携帯電話機1に設定される。
【0039】また、図2(F)に示す休日用就寝中時間
帯設定画面の一例においては、状況(場面)として休日
における就寝中の時間帯を記憶保存するための登録画面
であり、「0:00」から「12:00」までの時間帯
を設定せんとし、かつ、設定された休日の就寝時間帯情
報を「就寝中時間(休日用)」の「設定名」として登録
することを示し、決定する場合は、「F押下」を、一
方、変更したい場合には、「←押下」を指示しているも
のである。ここに、当該就寝中(休日用)の時間帯にあ
っては、前記図2(B)の例において「2:就寝中」の
「設定名」として登録されている動作モードが自動的に
選択されて携帯電話機1に設定される。
【0040】次に、図2(G)は、図2(D)により設
定されている平日において、仕事中の動作モードとして
記憶保存(登録)されている動作モードに携帯電話機1
の動作モードを自動的に切り替えるための時間帯を設定
する仕事中時間帯設定画面であり、図2(H)は、図2
(D)により設定されている平日において、終業中の動
作モードとして記憶保存(登録)されている動作モード
に携帯電話機1の動作モードを自動的に切り替えるため
の時間帯を設定する終業中時間帯設定画面である。
【0041】なお、前記図2(E)の平日用就寝中時間
帯設定画面と前記図2(G)の仕事中時間帯設定画面と
を用意して、両者の設定時間帯を入力設定することによ
り、終業中の時間帯を自動的に算出することも可能であ
り、仕事中から終業中の時間帯に切り替わった際に、自
動的に、終業中の動作モードに切替設定する場合があっ
たとしても、図2(H)に示す終業中時間帯設定画面
を、必ずしも用意する必要はない。
【0042】ここに、図2(G)に示す仕事中時間帯設
定画面の一例においては、状況(場面)として平日にお
ける仕事中の時間帯を記憶保存するための登録画面であ
り、「9:00」から「17:00」までの時間帯を設
定せんとし、かつ、設定された仕事中を示す時間帯情報
を「仕事中時間」の「設定名」として登録することを示
し、決定する場合は、「F押下」を、一方、変更したい
場合には、「←押下」を指示しているものである。ここ
に、当該仕事中の時間帯にあっては、前記図2(B)の
例において「3:仕事中」の「設定名」として登録され
ている動作モードが自動的に選択されて携帯電話機1に
設定される。
【0043】また、図2(H)に示す終業中時間帯設定
画面の一例においては、状況(場面)として平日におい
て仕事から解放されて就寝するまでの終業中の時間帯を
記憶保存するための登録画面であり、「17:00」か
ら「0:00」までの時間帯を設定せんとし、かつ、設
定された終業中を示す時間帯情報を「終業中時間」の
「設定名」として登録することを示し、決定する場合
は、「F押下」を、一方、変更したい場合には、「←押
下」を指示しているものである。ここに、当該終業中の
時間帯にあっては、前記図2(B)の例において「4:
終業中」の「設定名」として登録されている動作モード
が自動的に選択されて携帯電話機1に設定される。
【0044】次に、図2(I)は、非日常的な状況変化
の発生の一例として電車などの交通機関を利用して移動
を開始する際に移動に要する移動時間を設定するための
移動時間設定画面であり、図(J)は、非日常的な状況
変化の発生の他の例である会議を開始する際に当該会議
の終了時刻を設定するための会議時間設定画面である。
ここに、移動の状況変化の発生であっても、移動時間
(即ち継続時間)ではなく、前述の会議の場合と同様
に、移動終了時刻を設定することとしても良いし、逆
に、会議の状況変化の発生であっても、終了時刻ではな
く、会議の継続時間(経過時間)を設定することとして
も良い。
【0045】図2(I)に示す移動時間設定画面の一例
においては、当該移動に要する「移動時間」を「1時
間」に設定せんとし、かつ、設定された移動中を示す時
間情報を「移動中時間」の「設定名」として登録するこ
とを示し、決定する場合は、「F押下」を、一方、変更
したい場合には、「←押下」を指示しているものであ
る。ここに、当該移動が開始された以降、設定された
「移動時間」に示す時間が経過するまでの時間帯におい
ては、前記図2(B)の例において「5:移動中」の
「設定名」として登録されている動作モードが自動的に
選択されて携帯電話機1に設定される。
【0046】また、図2(J)に示す会議時間設定画面
の一例においては、当該会議が終了する「終了時刻」を
「16:00」に設定せんとし、かつ、設定された会議
中を示す時間帯情報を「会議中時間」の「設定名」とし
て登録することを示し、決定する場合は、「F押下」
を、一方、変更したい場合には、「←押下」を指示して
いるものである。ここに、当該会議が開始された以降、
設定された「終了時刻」に示す時刻に到達するまでの時
間帯においては、前記図2(B)において「6:会議
中」の「設定名」として登録されている動作モードが自
動的に選択されて携帯電話機1に設定される。また、図
2(J)に示す例においては、「件名」,「場所」,
「開始時刻」,「年月日情報」のごときスケジュール内
容も設定表示されている例が示されているが、図2
(C)に示す設定時間帯選択画面において、「8:スケ
ジュール登録」と選択した際に、かかるスケジュール内
容も併せて登録することを可能としている一例を示すも
のである。
【0047】なお、図2(C)に示す設定時間帯選択画
面において、「8:スケジュール登録」を選択した場合
は、従来の携帯電話機にも具備されているカレンダ表示
機能が起動されて、スケジュール登録すべき年月日を選
択指定し、かつ、前記スケジュール内容の入力のみなら
ず、選択指定された年月日において動作モードを自動的
に切替設定すべき時間帯を入力する時間帯設定画面を用
いて、時間帯を入力すると共に、切替設定すべき動作モ
ードそのものを選択指定することを可能とし、もって、
予めスケジュール登録されている年月日及び時間帯に至
った場合に指定されている動作モードが自動的に選択さ
れて携帯電話機1に設定されるようにすることもでき
る。
【0048】次に、図1に示す携帯電話機1の構成図と
図2に示す画面表示図と図3乃至図7に示すフローチャ
ートとを用いて、本発明に係る通信端末装置の一例であ
る携帯電話機1における動作モードの設定方法に関し
て、その一例を説明する。ここに、図3乃至図7は、そ
れぞれ、携帯電話機1の動作モードの設定に関連する各
種の設定操作の流れを説明するためのフローチャートで
あり、それぞれのフローチャートについては、以下に順
を追って説明する。
【0049】なお、以下の説明においては、本発明に係
る通信端末装置の一例である携帯電話機1に設定する動
作モードとして、音声着信時,メール着信時,アラーム
発生時の3つのいずれかの事態が発生した場合を対象に
して、当該携帯電話機1の使用状況の如何によりそれぞ
れ異なる動作モードを設定する方法を例に採って説明す
る。しかし、本発明は、かかる場合のみに限るものでは
なく、種々の事態の発生に対応して、また、種々の使用
状況に応じて、それぞれに最適の動作モードを設定する
ことが可能であることは言うまでもない。
【0050】まず、本発明に係る通信端末装置の一例で
ある携帯電話機1に動作モードを登録する場合の動作に
ついて説明する。従来の携帯電話機によれば、音声着信
時における携帯電話機の動作状態を規定するものとし
て、例えば、着信音パターン,着信音量,着信音鳴動時
間,着信画面表示,バイブレータ鳴動設定,留守番応答
までの待機時間などの各種の詳細な個別動作状態を、更
には、電子メール着信時の動作状態を規定するものとし
て、例えば、着信音パターン,着信音量,着信音鳴動時
間,着信画面表示,バイブレータ鳴動設定などの各種の
詳細な個別動作状態を、それぞれ個別に設定することが
可能であり、更には、前記音声着信時及び電子メール着
信時それぞれにおいて、発信者別に個別動作状態の設定
を行なうことも可能である。
【0051】更に、アラーム発生時の動作状態を規定す
るものとして、例えば、アラーム時刻設定,アラーム音
パターン,アラーム音量,アラーム音鳴動時間,バイブ
レータ鳴動設定などの各種の詳細な個別動作状態に関し
ても個別に設定することが可能である。
【0052】しかしながら、前記各種の詳細な個別動作
状態を個々にそれぞれ設定することが可能であっても、
例えば、仕事中や終業中や就寝中等の状況の変化に応じ
て、前記各種の詳細な個別動作状態それぞれを所望の動
作状態に、逐一設定していくことが必要であり、前記各
種の詳細な個別動作状態に関する所望の組み合わせを、
一つの動作モードとして選択して指定しさえすれば、前
記各種の詳細な個別動作状態のそれぞれを所望の動作状
態に自動的に個々に設定するような設定手段までは備え
られていない。従って、如何なる状況変化が発生した場
合であっても、その都度、前記各種の詳細な個別動作状
態それぞれを逐一設定していくという多数の操作の繰り
返しを必要としている。
【0053】一方、本発明に係る携帯電話機1によれ
ば、個々に設定される前記各種の詳細な個別動作状態の
組み合わせを一つの動作モードとして図1に示す記憶部
19の所定領域(即ち、動作モード記憶部19a)に記
憶保存(登録)することを可能としている。また、記憶
部19の動作モード記憶部19aに記憶保存(登録)す
る動作モードの個数としては、携帯電話機1が置かれて
いる状況変化それぞれに応じて、1個のみならず、複数
個の動作モードを同時に記憶保存(登録)することも可
能である。
【0054】例えば、複数個の動作モードを記憶保存
(登録)する一例を説明すると、「設定1」として、ア
ラーム発生に対応する動作以外の全ての動作を抑止する
ような動作モードを記憶部19の動作モード記憶部19
aに記憶保存(登録)する。また、「設定2」として、
仕事関係の通信相手先として電話帳に予め登録されてい
る通信相手からの着信のみに対して着信を通知する表
示、鳴動や振動等を行なうような動作モードを記憶部1
9の動作モード記憶部19aに記憶保存(登録)する。
更に、「設定3」として、全ての着信に対して、着信を
通知する表示、鳴動や振動等を行なうような動作モード
を記憶部19の動作モード記憶部19aに記憶保存(登
録)する。
【0055】而して、かかる3つの動作モードが記憶部
19の動作モード記憶部19aに記憶保存(登録)され
ている状態にあっては、例えば、「設定1」の動作モー
ドは、就寝中の時間帯にある場合に設定すべき動作モー
ドとして選択指定することにより、自動的にアラーム発
生に対応する動作以外の全ての動作を抑止するように前
記各種の詳細な個別動作状態を逐次設定させることとし
ても良いし、「設定2」の動作モードは、仕事中の時間
帯にある場合に設定すべき動作モードとして選択指定す
ることとしても良いし、「設定3」の動作モードは、仕
事から解放されている終業中の時間帯にある場合に設定
すべき動作モードとして選択指定することとしても良
い。
【0056】図3に示すフローチャートに沿って、かか
る動作モードを記憶部19の動作モード記憶部19aへ
登録する動作について説明する。ここに、図3は、本発
明に係る通信端末装置の一実施例である携帯電話機1が
待ち受け中の状態にある際に、当該携帯電話機1に設定
した各種の詳細な個別動作状態を、一つの動作モードと
して、記憶部19の動作モード記憶部19aに対して登
録する動作を説明している動作モード登録フローチャー
トである。まず、一つの動作モードとしての登録を希望
する各種の個別動作状態それぞれを、当該携帯電話機1
に対して複数回の操作を行なうことにより個々に逐一設
定する(ステップS1)。
【0057】次に、表示部17に、図2(A)に示すご
とき動作モード保存画面を表示し、動作モードとしての
記憶保存(登録)の可否を使用者に問い合わせる。(ス
テップS2)。ここに、図2(A)に示す動作モード保
存画面は、携帯電話機1に設定されている現在の各種の
詳細な個別動作状態の組み合わせを、動作モードとして
記憶部19の動作モード記憶部19aに記憶保存(登
録)する場合に、「設定名」欄に、現在の各種の詳細な
個別動作状態の組み合わせに対する動作モードの設定名
を入力することを要求している。而して、例えば、「仕
事中」とか「就寝中」などのごとく、使用者が理解し易
い動作モード名を任意に付与することを可能としてい
る。
【0058】ここで、使用者により、動作モードの「設
定名」欄に、例えば、「仕事中」と入力されて、「F押
下」がなされた場合には(ステップS3のYES)、現
在の各種の詳細な個別動作状態の組み合わせを「仕事
中」という動作モードの「設定名」で、記憶部19の動
作モード記憶部19aに記憶保存(登録)することを指
示しているので、動作モードの識別名称である「設定
名」欄の入力文字列「仕事中」を、動作モードの「設定
名」として記憶部19の動作モード記憶部19aに保存
する(ステップS4)。更に、現在の各種の詳細な個別
動作状態(即ち、仕事中の状態にある場合に、設定すべ
き各種の詳細な個別動作状態の組み合わせ)を、動作モ
ード「仕事中」として、記憶部19の動作モード記憶部
19aに記憶保存する(ステップS5)。動作モードと
該動作モードに対応する各種の詳細な個別動作状態との
記憶保存(登録)を終了した後、今までの待ち受け状態
に復帰する(ステップS6)。
【0059】一方、ステップS3において、図2(A)
に示すごとき動作モード保存画面の表示を表示部17か
ら消去する操作又は「←押下」の操作がなされた場合に
は(ステップS3のNO)、現在の各種の詳細な個別動
作状態を変更して登録し直す場合か、あるいは、動作モ
ードの登録動作を取り止める場合であるので、動作モー
ドの記憶部19への登録動作を中止して、今までの待ち
受け状態に復帰する(ステップS7)。
【0060】なお、図3に示すごとき動作モードの登録
動作として、当該通信端末装置の出荷時において標準の
動作モードとして予め設定登録しておくこととしても良
いし、更には、使用者自らが所望する動作モードとして
各種の詳細な個別動作状態を登録することとしても勿論
構わない。
【0061】図3のフローチャートに示すごとき動作モ
ード(即ち、各種の詳細な個別動作状態の組み合わせ)
の記憶部19の動作モード記憶部19aへの登録動作
を、異なる動作モードの設定を必要とするそれぞれの状
況(例えば、就寝中や仕事中や終業中や休日など)に対
応して、繰り返して行なうことにより、当該携帯電話機
1の使用者が所望する状況に応じて異なる各種の詳細な
個別動作状態の組み合わせを、それぞれの動作モードと
して複数個記憶部19の動作モード記憶部19aに記憶
保存(登録)させることができる。
【0062】而して、前述のごとく、例えば、就寝から
起床までの「就寝中」の時間帯に設定すべき動作モード
としては、前記「設定1」(即ち、アラーム動作以外の
動作全てを抑止する動作状態)に設定し、また、勤務時
間中である「仕事中」の時間帯に設定すべき動作モード
としては、前記「設定2」(即ち、仕事関係の通信相手
先として電話帳に予め登録されている通信相手からの着
信のみに対して着信を通知する表示、鳴動・振動等を行
なう動作状態)に設定し、業務終了後から就寝までの
「終業中」の時間帯に設定すべき動作モードとしては、
前記「設定3」(即ち、全ての着信に対して、着信を通
知する表示、鳴動・振動等を行なう動作状態)に設定
し、それぞれ、記憶部19の動作モード記憶部19aに
登録することができる。
【0063】更には、出勤日ではない「休日」の曜日に
設定すべき動作モードとしては、新たに「設定4」とし
ての設定を行ない、記憶部19の動作モード記憶部19
aに登録する。ここに、例えば、「設定4」としては、
仕事関係以外の通信相手からの着信のみに対して着信を
通知する表示、鳴動・振動等を行なうような動作状態に
設定することにしても良い。かかる登録動作を行なうこ
とにより、図2(B)の動作モード選択画面に示すごと
く、例えば、「1:休日」,「2:就寝中」,「3:仕
事中」,「4:終業中」の各動作モードを記憶部19の
動作モード記憶部19aに登録することができ、日常的
な状況変化が繰り返される状況にある場合、それぞれの
状況に応じた最適な動作モードに、極めて簡単な操作に
より、又は、自動的に、切り替えて設定させることも可
能となる。
【0064】同様にして、必要があれば、「5:移動
中」,「6:会議中」の各動作モードも記憶部19の動
作モード記憶部19aに登録することができる。ここ
に、「5:移動中」の時間帯に設定すべき動作モードと
しては、例えば、メール着信における表示と振動のみを
動作させ、メール着信以外の動作を全て抑止するような
動作状態に、あるいは、メール着信も含めて全ての着信
動作を抑止するような動作状態に設定することにしても
良い。また、「6:会議中」の時間帯に設定すべき動作
モードとしては、例えば、仕事関係の通信相手からの着
信のみに対して着信を通知するための表示と振動のみを
動作させ、かかる動作以外の全ての動作を抑止するよう
な動作状態に、あるいは、仕事関係も含めて全ての着信
動作を抑止するような動作状態に設定することにしても
良い。
【0065】かくのごとく「休日」,「就寝中」,「仕
事中」,「終業中」,「移動中」,「会議中」の6つの
動作モードが記憶部19の動作モード記憶部19aに記
憶保存(登録)されていた場合には、携帯電話機1に対
して動作モードを使用者が設定するために、あるいは、
自動的に切り替えて設定するように使用者が指定するた
めに、登録されている動作モードを表示部17に一覧表
示させることを指示すると、例えば、図2(B)の動作
モード選択画面に示すようなメニュー画面が表示される
ことになる。
【0066】次に、登録されている各動作モードを曜日
に応じて自動的に切り替えて設定させるようにするため
の設定曜日を登録する動作に関して、図4のフローチャ
ートを用いて説明する。ここに、図4は、本発明に係る
通信端末装置の一実施例である携帯電話機1が待ち受け
中の状態にある際に、当該携帯電話機1に設定する動作
モードを曜日に応じて自動的に切り替えて設定させるよ
うにするための曜日情報を、記憶部19の所定領域(即
ち、設定時期記憶部19b)に対して登録する動作を説
明している設定曜日登録フローチャートである。
【0067】まず、表示部17に、動作モードの自動切
替を行なう曜日や時間帯や状況変化を設定するいずれか
の時間帯設定画面を選択して表示させるために、例え
ば、図2(C)に示すごとき設定時間帯選択画面を表示
し、設定する曜日や時間帯等を選択することを使用者に
指示する(ステップS11)。ここに、設定時間帯選択
画面は、動作モードの自動切替を行なうような状況(場
面)の変化が発生する曜日や時間帯等を、使用者の生活
パターンや状況の変化などに応じて設定するための画面
を表示させるメニュー画面であり、図2(C)にも例示
しているごとく、例えば、「1:休日」,「2:就寝中
(平日用)」,「3:就寝中(休日用)」,「4:仕事
中」,「5:終業中」,「6:移動中」,「7:会議
中」,「8:スケジュール登録」の8つの状況(場面)
が選択項目として表示される。
【0068】次に、表示部17に表示されている設定時
間帯選択画面のメニュー項目の中からいずれかの項目が
入力部18を介して使用者から選択入力されると、選択
された項目として休日と平日とを指定する曜日情報を設
定する画面を選択しているか否か(即ち、曜日に応じて
動作モードの切替設定を行なうか否か)を確認する(ス
テップS12)。使用者が、曜日情報を設定するため
に、例えば、図2(C)に示す設定時間帯選択画面にお
いて、「1:休日」を選択している場合(ステップS1
2のYES)、平日と休日の曜日情報を登録するため
に、表示部17に、例えば、図2(D)に示すごとき休
日曜日設定画面を表示する(ステップS13)。
【0069】表示された休日曜日設定画面において、
「休日」又は「平日」欄にカーソルを合わせて、休日又
は平日の曜日情報の入力を可能な状態にして、例えば、
「土−日」曜日又は「月−金」曜日を入力する(ステッ
プS14)。次いで、入力された休日又は平日の曜日に
おいて、携帯電話機1に設定すべき動作モードを選択指
定するために、登録されている動作モードの一覧を、即
ち、例えば、図2(B)に示すごとき動作モード選択画
面を表示する(ステップS15)。
【0070】入力された休日又は平日の曜日に携帯電話
機1に設定すべき動作モード(例えば、休日の曜日が入
力されている状態にある場合には、図2(B)に示す動
作モード選択画面の「1:休日」の動作モード)が選択
されて指定されると、選択指定された動作モードを、入
力された休日又は平日において自動的に携帯電話機1に
設定するように、記憶部19の設定時期記憶部19bに
登録する(ステップS16)。曜日全てに対して動作モ
ードの設定が終了したか否か(即ち、平日及び休日の双
方とも曜日情報の設定と動作モードの設定が終了したか
否か)が判定され、まだ、終了していない場合には(ス
テップ17のNO)、ステップS14に戻り、カーソル
をまだ入力設定していない「平日」又は「休日」欄に合
わせて、平日又は休日の曜日情報の入力を可能な状態に
して、例えば、「月−金」曜日を入力させる状態に復帰
し、平日の動作モードを登録する動作を行なう。また、
曜日全てに対して動作モードの設定が終了した場合には
(ステップ17のYES)、全ての曜日情報と自動切替
設定用の動作モードとを設定時期として記憶部19の設
定時期記憶部19bへ記憶保存(登録)したので、今ま
での待ち受け状態に復帰する(ステップS18)。
【0071】一方、ステップS12において、図2
(C)に示すごとき設定時間帯選択画面が表示された際
に、「1:休日」が選択されていない場合には(ステッ
プS12のNO)、動作モードの切替設定するための曜
日の設定登録ではなく時間帯の設定登録や状況変化によ
る設定などを行なう場合か、あるいは、曜日情報や時間
帯情報や状況変化の設定などの登録動作を取り止める場
合であるので、曜日情報の登録動作を中止して、今まで
の待ち受け状態に復帰する(ステップS19)。なお、
ステップS19においては、待ち受け状態に復帰させる
ようにしているが、前述のごとく、時間帯情報の登録動
作等を指定している場合もあり得るので、直ちに、待ち
受け状態に復帰させるのではなく、時間帯情報の登録動
作等も指定していない場合に、始めて、待ち受け状態に
復帰させるようにしても良い。
【0072】また、図4に示す設定曜日登録フローチャ
ートの例においては、前述のごとく、図2(D)に示す
ごとき休日曜日設定画面を表示して、平日の曜日と休日
の曜日の2種類のみに対して動作モードの切替設定を行
なわせる例を説明したが、本発明は、かかる場合のみに
限定されるものではなく、動作モードの設定を切り替え
る必要がある曜日毎にそれぞれ設定するようにしても構
わない。
【0073】図4に示すごとき曜日情報の設定と各曜日
毎に携帯電話機1の動作モードを自動的に切替設定する
旨を一旦登録しさえすれば、例えば、休日には仕事関係
の通信相手からの着信を抑止するように自動的に切替設
定したり、休日における就寝時間を平日の場合と異なる
時間帯に設定することも可能であるし、更には、1日単
位でも、あるいは、1週間単位でも、ある程度決められ
た生活パターンで行動するような場合には、該生活パタ
ーンに応じて、携帯電話機1の動作モードを自動的に切
替設定することも可能となる。而して、例えば、折角の
休日に、仕事の電話がかかってくる事態や、仕事中に勧
誘の電話などのために時間を取られたりする事態を防止
できる。また、休日の就寝中に平日と同じ起床時刻にア
ラームが鳴動したりすることもなく、ぐっすり眠ること
ができ、逆に、休日明けの日に自動的に変更設定された
平日用の起床時刻にアラームを鳴動させることも可能で
あり、仕事に遅刻してしまうといった事態も回避するこ
とができる。
【0074】次に、登録されている各動作モードを時間
帯に応じて自動的に切り替えて設定させるようにするた
めの設定時間帯を登録する動作に関して、図5のフロー
チャートを用いて説明する。ここに、図5は、本発明に
係る通信端末装置の一実施例である携帯電話機1が待ち
受け中の状態にある際に、当該携帯電話機1に設定する
動作モードを時間帯に応じて自動的に切り替えて設定さ
せるようにするための時間帯情報を、記憶部19の設定
時期記憶部19bに対して登録する動作を説明している
設定曜日登録フローチャートである。
【0075】まず、表示部17に、動作モードの自動切
替を行なう曜日や時間帯や状況変化を設定するいずれか
の時間帯設定画面を選択して表示させるために、例え
ば、図2(C)に示すごとき設定時間帯選択画面を表示
し、設定する曜日や時間帯等を選択することを使用者に
指示する(ステップS21)。ここに、設定時間帯選択
画面は、前述のごとく、動作モードの自動切替を行なう
ような状況(場面)の変化が発生する曜日や時間帯等
を、使用者の生活パターンや状況の変化などに応じて設
定するための画面を表示させるメニュー画面であり、図
2(C)にも例示しているごとく、例えば、「1:休
日」,「2:就寝中(平日用)」,「3:就寝中(休日
用)」,「4:仕事中」,「5:終業中」,「6:移動
中」,「7:会議中」,「8:スケジュール登録」の8
つの状況(場面)が選択項目として表示される。
【0076】次に、表示部17に表示されている設定時
間帯選択画面のメニュー項目の中からいずれかの項目が
入力部18を介して使用者から選択入力されると、選択
された項目として1日の中の時間帯情報を設定する画面
を選択しているか否か(即ち、1日の中の時間帯に応じ
て動作モードの切替設定を行なうか否か)を確認する
(ステップS22)。使用者が、時間帯情報を設定する
ために、例えば、図2(C)に示す設定時間帯選択画面
において、「2:就寝中(平日用)」,「3:就寝中
(休日用)」,「4:仕事中」,「5:終業中」のいず
れか、例えば「2:就寝中(平日用)」を選択している
場合(ステップS22のYES)、「2:就寝中(平日
用)」を示す時間帯情報を登録するために、表示部17
に、例えば、図2(E)に示すごとき平日用就寝中時間
帯設定画面を表示する(ステップS23)。
【0077】表示された平日用就寝中時間帯設定画面に
おいて、「開始時刻」欄にカーソルを合わせて、就寝す
る時刻即ち開始時刻を示す時刻情報の入力を可能な状態
にして、例えば、「0:00」を入力する(ステップS
24)。次いで、「終了時刻」欄にカーソルを合わせ
て、起床する時刻即ち終了時刻を示す時刻情報の入力を
可能な状態にして、例えば、「6:30」を入力する
(ステップS25)。更に、入力された就寝中(平日
用)の時間帯において、携帯電話機1に設定すべき動作
モードを選択指定するために、登録されている動作モー
ドの一覧を、即ち、例えば、図2(B)に示すごとき動
作モード選択画面を表示する(ステップS26)。
【0078】入力された就寝中(平日用)の時間帯に携
帯電話機1に設定すべき動作モード(例えば、図2
(B)に示す動作モード選択画面の「2:就寝中」の動
作モード)が選択されて指定されると、選択指定された
動作モードを、入力された就寝中(平日用)の時間帯に
おいて自動的に携帯電話機1に設定するように、記憶部
19の設定時期記憶部19bに登録する(ステップS2
7)。次いで、設定を希望する全ての時間帯に対して動
作モードの設定が全て終了したか否か(例えば、平日の
「4:仕事中」や「5:終業中」、あるいは、休日の
「3:就寝中(休日用)などの時間帯の設定とそれぞれ
の時間帯に対して設定すべき動作モードの設定が全て終
了したか否か)が判定され、まだ、終了していない場合
には(ステップ28のNO)、ステップS21に戻り、
次の動作モードの自動切替を行なう時間帯を設定するた
めに、図2(C)に示すごとき設定時間帯選択画面を再
度表示させ、前述と同様の手順を繰り返す。
【0079】また、設定を希望する全ての時間帯に対し
て動作モードの設定が終了した場合には(ステップ28
のYES)、希望する全ての時間帯情報と自動切替設定
用の動作モードとを設定時期として記憶部19の設定時
期記憶部19bへ記憶保存(登録)したので、今までの
待ち受け状態に復帰する(ステップS29)。
【0080】一方、ステップS22において、図2
(C)に示すごとき設定時間帯選択画面が表示された際
に、例えば「2:就寝中(平日用)」,「3:就寝中
(休日用)」,「4:仕事中」,「5:終業中」のいず
れかの時間帯の設定が選択されていない場合には(ステ
ップS22のNO)、動作モードの切替設定するための
時間帯の設定登録ではなく、曜日の設定登録や状況変化
による設定などを行なう場合か、あるいは、曜日情報や
時間帯情報や状況変化の設定などの登録動作を取り止め
る場合であるので、時間帯情報の登録動作を中止して、
今までの待ち受け状態に復帰する(ステップS30)。
なお、ステップS30においては、待ち受け状態に復帰
させるようにしているが、前述のごとく、曜日情報の登
録動作等を指定している場合もあり得るので、直ちに、
待ち受け状態に復帰させるのではなく、曜日情報の登録
動作等も指定していない場合に、始めて、待ち受け状態
に復帰させるようにしても良い。
【0081】なお、本実施例においては、図4に示す設
定曜日登録フローチャートと独立に動作している場合を
示しているが、本発明においては、かかる場合に限られ
るものではなく、図4に示す設定曜日の登録動作と図5
に示す設定時間帯の登録動作とを組み合わせて、曜日及
び時間帯の両者を同時に登録することとしても良い。更
には、時間帯及び/又は曜日及び/又は月日をそれぞれ
1乃至複数個設定時期として予め登録することにより、
登録された該設定時期の時間帯及び/又は曜日及び/又
は月日のいずれかに合致した際に、登録された1乃至複
数個の動作モードのうち、合致した設定時期にて設定を
指示されている動作モードに対応する各種の詳細な動作
状態に自動的に設定させるようにしても良い。而して、
日時、曜日、月日に応じて自動的に逐次動作モードを最
適な動作状態に切り替えさせることが可能となる。
【0082】また、図4に示す設定曜日の登録動作や図
5に示す時間帯の登録動作あるいは時間帯及び/又は曜
日及び/又は月日及び/又は年月日等の各種の設定時期
の登録動作を当該通信端末装置の出荷時に予め標準の設
定時期として設定させるようにしても良いが、更には、
使用者自らが所望する設定時期を任意に登録することも
勿論可能である。
【0083】図5に示すごとき時間帯情報の設定と各時
間帯毎に携帯電話機1の動作モードを自動的に切替設定
する旨を一旦登録しさえすれば、例えば、仕事中の時間
帯においては仕事関係の通信相手からの着信のみを可能
にするように自動的に切替設定したり、仕事から解放さ
れた終業中の時間帯になれば、仕事以外の全ての通信相
手からの着信も可能とするように設定することも、ある
いは、就寝時刻や起床時刻を平日と休日の場合とで異な
る時間帯に設定し、それぞれの就寝中には、アラーム鳴
動以外を抑止することも可能であるし、更には、1日の
中である程度決められたスケジュールで行動するような
場合には、該スケジュールに応じて、携帯電話機1の動
作モードを自動的に所望の動作モードに切替設定するこ
とも可能となる。
【0084】次に、図5のように時間帯に応じて自動的
に切り替えて動作モードを設定させるようにしている場
合であっても、あるいは、使用者が任意に各種の詳細な
動作状態に変更して設定している場合であっても、状況
の変化に応じて、使用者が選択指定した動作モードに、
一時的に、あるいは、継続的に、本発明に係る通信端末
装置の一実施例である携帯電話機1の動作モードを変更
設定させる動作について、図6に示すフローチャートを
用いて説明する。
【0085】図6のフローチャートにおいては、例え
ば、非日常的な行動パターンとして、会議中の状況に移
行する場合や電車などを用いた移動中の状況に移行する
場合などのごとく、電話着信に応答できないような状況
に移行する場合には、一切の着信鳴動が発生しない動作
モードに当該携帯電話機1の動作モードを一時的に設定
することを簡単に可能としている。ここに、図6は、本
発明に係る通信端末装置の一実施例である携帯電話機1
が待ち受け中の状態にある際に、発生する状況の変化に
対応して、使用者が記憶部19の動作モード記憶部19
aに予め登録している動作モードの中からいずれかの動
作モードを選択して指定することにより、当該携帯電話
機1の動作モードを選択指定された該動作モードに切替
設定する動作を説明している設定変更フローチャートで
ある。
【0086】図6のフローチャートにおいては、状況の
変化発生時に使用者が選択指定した動作モードに切替設
定すると共に、変化した該状況の継続状態が終了する終
了時刻又は継続時間(例えば、会議の終了時刻又は会議
の継続時間、あるいは、移動時の到着時刻又は移動時
間)を指定することも可能であることを示しており、か
かる状況が継続している間のみ、選択指定された動作モ
ードに一時的に設定し、かかる状況が終了した際には、
元の動作モードに自動的に復帰させることも可能である
ことを示している。而して、状況の変化に応じて、所望
の動作モードに簡単に設定することが可能であると同時
に、元の動作モードに復帰することを忘れてしまうごと
き事態の発生を防止することができる。
【0087】まず、表示部17に、動作モードの自動切
替を行なう曜日や時間帯や状況変化を設定するいずれか
の時間帯設定画面を選択して表示させるために、例え
ば、図2(C)に示すごとき設定時間帯選択画面を表示
し、設定する曜日や時間帯等を選択することを使用者に
指示する(ステップS31)。ここに、設定時間帯選択
画面は、前述のごとく、動作モードの自動切替を行なう
ような状況(場面)の変化が発生する曜日や時間帯等
を、使用者の生活パターンや状況の変化などに応じて設
定するための画面を表示させるメニュー画面であり、図
2(C)にも例示しているごとく、例えば、「1:休
日」,「2:就寝中(平日用)」,「3:就寝中(休日
用)」,「4:仕事中」,「5:終業中」,「6:移動
中」,「7:会議中」,「8:スケジュール登録」の8
つの状況(場面)が選択項目として表示される。
【0088】次に、表示部17に表示されている設定時
間帯選択画面のメニュー項目の中からいずれかの項目が
入力部18を介して使用者から選択入力されると、選択
された項目が、状況変化に応じて現在の動作モードの変
更を指示する画面を選択しているか否か(即ち、非日常
的な状況の変化として、例えば、「6:移動中」,
「7:会議中」の状況発生に対応する動作モードの設定
を行なうか否か)を確認する(ステップS32)。使用
者が、状況変化に応じて現在の動作モードの変更を指示
するために、例えば、図2(C)に示す設定時間帯選択
画面において、「6:移動中」,「7:会議中」のいず
れか、例えば「6:移動中」を選択している場合(ステ
ップS32のYES)、表示部17に、「6:移動中」
を示す時間情報を登録する時間情報登録画面を、例え
ば、図2(I)に示すごとき移動時間設定画面を表示す
る(ステップS33)。
【0089】表示された移動時間設定画面において、移
動に要する移動時間(継続時間)を、携帯電話機1の動
作モードの一時的な設定時限を示す時間(タイマ)情報
として設定したい場合には、「移動時間」欄にカーソル
を合わせて、移動に要する移動時間情報の入力を可能な
状態にして、例えば、「1h」(1時間)を入力して
「F押下」の操作即ち決定(確定)する操作を行なう。
一方、携帯電話機1の動作モードの一時的な設定時限を
示す時間(タイマ)情報を設定する必要がない場合は、
「移動時間」欄をそのまま空白として「F押下」の操作
を行なう(ステップS34)。なお、ステップS34に
おいて、時間(タイマ)情報を設定する画面としては、
例えば、図2(J)に示す会議時間設定画面のごとく、
移動に要する移動時間(即ち、移動が継続する継続時
間)を登録する代わりに、移動が終了する終了時刻を登
録するような画面としても、勿論構わない。
【0090】次いで、使用者が一時的な状況の変化に対
応するために動作モードの変更設定を行なうことを示す
時間(タイマ)情報が入力されているか否かを確認し、
時間(タイマ)情報が入力されていた場合(ステップS
35のYES)、一時的な状況の変化が終了した際に、
現在設定されている動作モード又は現在設定されている
各種の詳細動作状態に復旧させるために、現在設定され
ている動作モードを又は現在設定されている各種の詳細
動作状態を記憶部19に退避する(ステップS36)。
更に、タイマ16aを起動し、入力された時間(タイ
マ)を計数する動作を起動する(ステップS37)。一
方、時間(タイマ)情報が入力されていない場合は(ス
テップS35のNO)、一時的な状況変化ではなく、使
用者が選択する動作モードに当分の間継続して設定する
ことを指定しているものとして、現在設定されている動
作モード又は現在設定されている各種の詳細動作状態の
退避やタイマ計数動作の起動は行なわない。
【0091】次に、状況の変化に応じて携帯電話機1に
設定すべき動作モードを選択指定させるために、登録さ
れている動作モードの一覧を、即ち、例えば、図2
(B)に示すごとき動作モード選択画面を表示する(ス
テップS38)。入力された状況変化例えば「移動中」
の状況変化の発生に対応して携帯電話機1に設定すべき
動作モード(例えば、図2(B)に示す動作モード選択
画面の「5:移動中」の動作モード)が選択されて指定
されると、選択指定された動作モード例えば「5:移動
中」の動作モードに対応する各種の詳細動作状態が記憶
部19の動作モード記憶部19aから読み出されて、携
帯電話機1に設定される(ステップS39)。
【0092】而して、例えば、移動中の状況にある場合
には、「移動中」の動作モードとして、当該携帯電話機
1に対する全ての着信動作が抑止されるように予め設定
登録されていた場合には、少なくとも該移動中の状況が
確実に終了する時間が経過するまでは、当該携帯電話機
1に対する全ての着信動作が抑止される状態に設定さ
れ、もって、移動中の状態にある際に着信音の鳴動が発
生し、周囲の人々に迷惑をかけるごとき事態を回避する
ことができる。
【0093】また、当該携帯電話機1に対する動作モー
ドの設定が終了した後は、今までの待ち受け状態に復帰
する(ステップS40)。一方、ステップS32におい
て、図2(C)に示すごとき設定時間帯選択画面が表示
された際に、例えば「6:移動中」,「7:会議中」の
いずれかが選択されていない場合には(ステップS32
のNO)、状況変化に応じて動作モードの切替設定をす
る場合ではなく、時間帯や曜日などの設定登録を行なう
場合か、あるいは、状況変化に応じた動作モードの設定
動作又は曜日情報や時間帯情報の登録動作などのいずれ
も取り止める場合であるので、状況変化に応じた動作モ
ードの設定動作を中止して、今までの待ち受け状態に復
帰する(ステップS41)。なお、ステップS41にお
いては、待ち受け状態に復帰させるようにしているが、
前述のごとく、曜日情報や時間帯情報等の登録動作を指
定している場合もあり得るので、直ちに、待ち受け状態
に復帰させるのではなく、曜日情報や時間帯情報等の登
録動作も指定していない場合に、始めて、待ち受け状態
に復帰させるようにしても良い。
【0094】ここで、ステップS34において、時間
(タイマ)情報が入力されていた場合には、ステップS
37において、タイマ16aが起動されて、時間(タイ
マ)の計数動作が起動されている状態にあるので、入力
された該時間(タイマ)の計数動作が一定時間毎に行な
われ、入力された該時間(タイマ)の計数動作即ちタイ
マ16aがタイムアウトしたか否かが監視されている。
入力された該時間(タイマ)の計数動作即ちタイマ16
aがタイムアウトした場合(ステップS51のYE
S)、一時的に設定されていた動作モードを元の動作モ
ードの設定状態又は元の各種の詳細動作状態に復旧させ
るために、ステップS36において記憶部19に退避さ
れていた元の動作モード又は元の各種の詳細動作状態
に、携帯電話機1を再設定する(ステップS52)。し
かる後に、待ち受け状態に復帰する(ステップS5
3)。
【0095】而して、一時的な状況変化に対応して一時
的に切替設定されていた動作モードが、該時間(タイ
マ)の経過後に、自動的に、元の動作モード又は元の各
種の詳細動作状態に復帰することが可能となり、例え
ば、移動中の状況が発生した際に全ての着信動作を抑止
するように設定されていたとしても、移動中の状況が終
了した以降においては、元の着信動作を許容する動作モ
ードに自動的に再設定されることとなり、いつまでも着
信に気付かないといった事態の発生を回避することがで
きる。
【0096】次に、予め今後のスケジュールが決定して
いる場合に、記憶部19の動作モード記憶部19aに登
録されている動作モードのいずれかを該スケジュールに
合わせて自動的に切り替えて設定させるようにするため
のスケジュール設定登録の動作に関して、図7のフロー
チャートを用いて説明する。ここに、図7は、本発明に
係る通信端末装置の一実施例である携帯電話機1が待ち
受け中の状態にある際に、当該携帯電話機1に設定する
動作モードを予め決定されているスケジュールに基づい
て自動的に切り替えて設定させるようにするためのスケ
ジュール情報を、記憶部19の設定時期記憶部19bに
対して登録する動作を説明しているスケジュール設定登
録フローチャートである。
【0097】携帯電話機1には、一般的に、カレンダ表
示機能が備えられており、該カレンダ表示機能を用い
て、カレンダを表示部17に表示してスケジュールを設
定登録することが可能である。図7に示すスケジュール
設定登録動作は、一例として、かかるカレンダ表示機能
を用いて、使用者のスケジュールに応じて当該携帯電話
機1に設定すべき動作モードのスケジュールを記憶部1
9の設定時期記憶部19bに設定登録することにより、
該スケジュールに応じた動作モードに自動的に設定され
る動作を説明している。なお、本発明においては、前述
のごとく、通常の携帯電話機1が有する前記カレンダ表
示機能として備えられているスケジュール設定項目の一
つとして、当該携帯電話機1の動作モードを切替設定す
る動作を指定可能とする項目も付与することとしても良
い。
【0098】まず、表示部17に、動作モードの自動設
定を行なうスケジュール設定を行なうスケジュール設定
画面を選択して表示させるために、例えば、図2(C)
に示すごとき設定時間帯選択画面を表示し、設定する年
月日を指定するためのカレンダの表示を選択することを
使用者に指示する(ステップS61)。ここに、設定時
間帯選択画面は、前述のごとく、動作モードの自動切替
を行なうような状況(場面)の変化が発生する曜日や時
間帯等を、使用者の生活パターンや状況の変化などに応
じて設定するための画面を表示させるメニュー画面であ
り、図2(C)にも例示しているごとく、例えば、
「1:休日」,「2:就寝中(平日用)」,「3:就寝
中(休日用)」,「4:仕事中」,「5:終業中」,
「6:移動中」,「7:会議中」,「8:スケジュール
登録」の8つの状況(場面)が選択項目として表示され
る。
【0099】次に、表示部17に表示されている設定時
間帯選択画面のメニュー項目の中からいずれかの項目が
入力部18を介して使用者から選択入力されると、選択
された項目が、動作モードの自動設定を行なうべき状況
が予め判明している年月日や時間帯を選択するためのカ
レンダ画面を表示させる「8:スケジュール登録」を選
択しているか否か(即ち、予め決定されたスケジュール
(年月日や時間帯)に応じて動作モードの切替設定を行
なうか否か)を確認する(ステップS62)。使用者
が、例えば、図2(C)に示す設定時間帯選択画面にお
いて、「8:スケジュール登録」を選択している場合
(ステップS62のYES)、表示部17に、年月日情
報からなるカレンダを表示し、スケジュールとして登録
する年月日を選択することを使用者に指示する(ステッ
プS63)。次に、選択された年月日において、動作モ
ードの設定を行なうことを登録する時間帯を、例えば、
開始時刻と終了時刻の二つの時刻情報を入力することに
より指定する(ステップS64)。なお、ここで、従来
のカレンダ表示機能と同様に、スケジュール内容、例え
ば、顧客との会議のスケジュールが予定されている場
合、図2(J)の会議時間設定画面に示すごとく「件
名」,「場所」などのスケジュール内容も、同時に設定
することとしても良い。
【0100】次に、スケジュール登録するために入力さ
れた年月日の時間帯において、携帯電話機1に設定すべ
き動作モードを選択指定するために、登録されている動
作モードの一覧を、即ち、例えば、図2(B)に示すご
とき動作モード選択画面を表示する(ステップS6
5)。スケジュール登録として入力された年月日の時間
帯において携帯電話機1に設定すべき動作モードが選択
されて指定されると、選択指定された動作モードを、入
力された年月日の時間帯において自動的に携帯電話機1
に設定するように、記憶部19の設定時期記憶部19b
に登録する(ステップS66)。ここで、入力された前
記スケジュール内容も、前記カレンダ表示機能と連動し
て登録させることとしても良い。スケジュール登録を希
望する全ての年月日に対して動作モードの登録が終了し
たか否かが判定され、まだ、終了していない場合には
(ステップ67のNO)、ステップS63に戻り、次の
年月日の時間帯を選択するために、カレンダを再度画面
表示させ、前述と同様の手順を繰り返す。
【0101】また、スケジュール登録を希望する全ての
年月日に対して動作モードの設定が終了した場合には
(ステップ67のYES)、スケジュール登録を希望す
る全ての年月日時間帯情報と自動切替設定用の動作モー
ドとを記憶部19の設定時期記憶部19bへ記憶保存
(登録)したので、スケジュール登録した年月日及び該
年月日における時間帯との照合動作を起動する設定をし
た後(ステップS68)、今までの待ち受け状態に復帰
する(ステップS69)。
【0102】一方、ステップS62において、図2
(C)に示すごとき設定時間帯選択画面が表示された際
に、「8:スケジュール登録」が選択されていない場合
には(ステップS62のNO)、動作モードの切替設定
するためのスケジュール登録ではなく、曜日や時間帯の
設定登録や状況変化による設定登録などを行なう場合
か、あるいは、曜日情報や時間帯情報や状況変化やスケ
ジュール登録などの登録動作を取り止める場合であるの
で、スケジュール登録動作を中止して、今までの待ち受
け状態に復帰する(ステップS70)。なお、ステップ
S70においては、待ち受け状態に復帰させるようにし
ているが、前述のごとく、曜日情報や時間帯情報などの
登録動作を指定している場合もあり得るので、直ちに、
待ち受け状態に復帰させるのではなく、曜日情報や時間
帯情報などの登録動作も何ら指定していない場合に、始
めて、待ち受け状態に復帰させるようにしても良い。
【0103】ここで、ステップS66において、スケジ
ュール登録として年月日の時間帯と動作モードとが入力
されて、ステップS68において、スケジュール登録さ
れている年月日及び時間帯の照合動作が起動されていた
場合には、前記カレンダ表示機能と同様に、予めスケジ
ュール登録されている年月日との照合動作が行なわれ
る。スケジュール登録された年月日と一致する年月日に
到達したことが検出された場合(ステップS71のYE
S)、次に、スケジュール登録されている時間帯の開始
時刻に到達したか否かがタイマ16aの動作により確認
され、該開始時刻に到達したことが検出された場合(ス
テップS72のYES)、携帯電話機1に現在設定され
ている動作モード又は現在設定されている各種の詳細動
作状態を記憶部19に一旦退避した後(ステップS7
3)、ステップS66において記憶部19の設定時期記
憶部19aにスケジュール登録されている動作モードを
携帯電話機1に設定させる(ステップS74)。しかる
後に、待ち受け状態に復帰する(ステップS77)。
【0104】而して、スケジュール登録に連動して、予
めスケジュールとして決められている特別の状況変化が
発生した場合、該特別な状況変化を示すスケジュール内
容と合致する最適な動作モードとして登録されている動
作モードに、携帯電話機1の動作モードを自動的に切替
設定させることが可能となり、例えば、スケジュール登
録として顧客との会議の時間が登録されている間、携帯
電話機1の全ての着信動作を抑止するような動作モード
に切替設定することを忘れてしまっていたり、他の日時
に誤って設定してしまうような不手際の発生を回避する
ことができる。なお、かかるスケジュール登録動作は、
前述のごとく、携帯電話機に従来から具備されているカ
レンダ表示機能に詳細な動作状態の組み合わせを示す動
作モードを自動的に設定変更する機能を付与することに
より実現することとしても良い。
【0105】スケジュール登録されている年月日におけ
る時間帯の開始時刻に到達したことが検出されない場合
(ステップS72のNO)、既にスケジュール登録され
ている時間帯の開始時刻に到達した以降において、スケ
ジュール登録されている年月日における時間帯の終了時
刻に到達したか否かがタイマ16aの動作により確認さ
れ、該終了時刻に到達したことが検出された場合(ステ
ップS75のYES)、ステップS73において記憶部
19に一旦退避されている元の動作モード又は元の各種
の詳細動作状態に復旧させる(ステップS76)。
【0106】而して、スケジュールされていた動作モー
ドに設定すべき時間の経過後には、自動的に、元の動作
モードに復帰することが可能となり、例えば、スケジュ
ール登録として顧客との会議の時間が登録されている
間、携帯電話機1の全ての着信動作を抑止するような動
作モードに設定されていたとしても、顧客との打ち合わ
せが終了した以降においては、着信動作を許容する元の
動作モード又は元の各種の詳細動作状態に自動的に再設
定されることとなり、いつまでも着信に気付かないとい
った事態の発生を回避することができる。なお、かくの
ごとき復帰設定動作は、図7に示すスケジュール登録の
場合のみに限ることなく、例えば、図4や図5に示す設
定曜日や設定時間帯の登録動作の場合などであっても、
次の動作モードの設定指示がない場合には、復帰設定動
作を行なわせても勿論構わない。
【0107】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る通信端末装
置の動作モード設定方法及び該動作モード設定方法を実
現する通信端末装置によれば、各種の詳細な動作状態を
組み合わせた動作状態を一つの動作モードとして1乃至
複数個記憶保存(登録)することを可能とすることによ
り、記憶保存(登録)されている一つの該動作モードを
選択して指定するという極めて簡単な操作により、該動
作モードとして対応付けられている各種の詳細な動作状
態を通信端末装置に設定することが可能となり、各種の
詳細な動作状態の設定に必要とする複数の個々の操作
を、一度のみの操作により設定変更することが可能とな
り、各種の詳細な動作状態の設定変更に要する使用者の
手間を大幅に軽減することができるのみならず、設定変
更における操作ミスを大幅に低減することができる。
【0108】また、各種の詳細な動作状態の設定を、日
時等に応じて、または、スケジュール登録に連動して、
自動的に切り替えて設定するようにすることにより、各
種の詳細な動作状態の設定変更を、使用者が意識的に操
作する手間をかけることなしに、日常の生活パターンに
応じて、または、スケジュール登録に応じて、各状況の
変化に対応する所望の動作モードに自動的に切替設定す
ることができる。
【0109】例えば、ある程度決まった生活パターンに
基づいて行動する場合には、一日単位でも、あるいは、
一週間単位でも、該生活パターンに応じて通信端末装置
の動作モード(即ち、各種の詳細な動作状態の組み合わ
せ)を自動的に切替設定することが一度の操作のみで簡
単に可能となり、就寝中において、間違い電話の着信鳴
動により眠りから起こされたり、仕事中に何らかの勧誘
の電話着信があり、仕事の時間が取られてしまったりす
ることを解消することができる。また、起床のためのア
ラーム鳴動時間についても、平日と休日とで異なる起床
時刻に設定して、自動的に、アラーム鳴動する時刻を設
定変更することも可能であり、設定変更を忘れて、折角
の休日に、平日の早い時刻にアラーム鳴動させてしまう
こともなく、ぐっすり眠ることができ、逆に、休日明け
の平日においても、アラーム鳴動する時刻の設定変更を
忘れてしまい、起床が遅れて、仕事に遅刻してしまうと
いった事態の発生を回避することができる。
【0110】更には、会議中の場合のごとく着信電話に
応答することができないとわかっている場合には、例え
ば、全ての着信動作即ち着信音の鳴動を抑止するよう
に、予め、動作モードを切替設定しておくことにより、
会議中に着信音が鳴動するようなことがなく、会議参加
者に迷惑をかける等の事態の発生を防止することができ
る。更には、会議が確実に終了する時刻に達した際に
は、例えば、全ての着信動作即ち着信音の鳴動を抑止す
るように設定されていた動作モードを、元の動作モード
に自動的に復旧させるようなタイマ起動を可能としてお
り、元の動作モードへの復旧忘れのために、いつまでも
電話着信に気が付かなくなるといった事態も回避するこ
とができる。
【0111】また、携帯電話機等の通信端末装置に従来
から具備されているカレンダ表示設定機能を利用して、
当該通信端末装置の動作モード(即ち、詳細な各種の動
作状態)の設定を行なうことを可能とするスケジュール
登録を付与することにより、予め、顧客との会議を行な
うなど特別な状況に置かれることが判明している場合に
は、該年月日や時間帯などのスケジュールと共に、自動
的に設定変更すべき動作モードを簡単な操作で登録する
ことができ、当該特別な状況に関するスケジュール内容
と合致する最適な動作モードに自動的に設定することが
できるので、例えば、動作モードの設定のし忘れや設定
の日時を誤まるといった不手際の発生も防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信端末装置の一実施例である携
帯電話機の構成を表すブロック図である。
【図2】本発明に係る通信端末装置の一実施例である携
帯電話機の動作モードを設定する際の画面表示の一例を
表す画面表示図である。
【図3】本発明に係る通信端末装置の一実施例である携
帯電話機に設定した各種の詳細な個別動作状態を、一つ
の動作モードとして、登録する動作を説明している動作
モード登録フローチャートである。
【図4】本発明に係る通信端末装置の一実施例である携
帯電話機に設定する動作モードを曜日に応じて自動的に
切り替えて設定させるようにするための曜日情報を登録
する動作を説明している設定曜日登録フローチャートで
ある。
【図5】本発明に係る通信端末装置の一実施例である携
帯電話機に設定する動作モードを時間帯に応じて自動的
に切り替えて設定させるようにするための時間帯情報を
登録する動作を説明している設定時間帯登録フローチャ
ートである。
【図6】本発明に係る通信端末装置の一実施例である携
帯電話機に発生する状況の変化に対応して、使用者が登
録されている動作モードのいずれかを選択して指定する
ことにより当該携帯電話機の動作モードを選択指定され
た該動作モードに切替設定する動作を説明している設定
変更フローチャートである。
【図7】本発明に係る通信端末装置の一実施例である携
帯電話機に設定する動作モードを予め決定されているス
ケジュールに基づいて自動的に切り替えて設定させるよ
うにするためのスケジュール情報を登録する動作を説明
しているスケジュール設定登録フローチャートである。
【符号の説明】 1…携帯電話機、10…無線通信処理部、11…レシー
バ、12…音声コーデック、13…マイク、14…スピ
ーカ、15…音源部、16…制御部、16a…タイマ、
17…表示部、18…入力部、19…記憶部、19a…
動作モード記憶部、19b…設定時期記憶部。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線信号又は無線信号を送受信して通信
    を行なう通信端末装置に備えられていて、発着信又は使
    用者の操作内容に対応して動作する聴覚に訴える動作手
    段及び/又は視覚に訴える動作手段及び/又は触覚に訴
    える動作手段それぞれが有する各種の詳細な動作状態を
    当該通信端末装置が置かれている状況に応じて所望の動
    作状態に設定することができる通信端末装置の動作モー
    ド設定方法において、当該通信端末装置に設定された前
    記各種の詳細な動作状態を組み合わせた動作状態を一つ
    の動作モードとして登録することができる動作モード記
    憶手段を当該通信端末装置に備え、使用者が所望の前記
    各種の詳細な動作状態にそれぞれ設定せんとする際に、
    前記動作モード記憶手段に登録されている前記動作モー
    ドを選択指定することにより、選択指定された前記動作
    モードに対応して前記動作モード記憶手段に記憶保存さ
    れている前記各種の詳細な動作状態を逐次読み出して自
    動的に設定していくことを特徴とする通信端末装置の動
    作モード設定方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の通信端末装置の動作モ
    ード設定方法において、使用者が個別に任意の状態に設
    定した前記各種の詳細な動作状態を組み合わせた動作状
    態を、使用者が前記動作モードの一つとして前記動作モ
    ード記憶手段に登録することができることを特徴とする
    通信端末装置の動作モード設定方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の通信端末装置の
    動作モード設定方法において、前記動作モード記憶手段
    に登録される前記動作モードとして、前記各種の詳細な
    動作状態を組み合わせた1乃至複数個の動作状態それぞ
    れに対応する1乃至複数個の動作モードを登録すること
    が可能であり、当該通信端末装置が置かれている状況に
    応じて、前記動作モード記憶手段に登録された1乃至複
    数個の前記動作モードの中から使用者が所望する動作モ
    ードを選択して指定することにより、選択指定された該
    動作モードに対応して前記動作モード記憶手段に記憶保
    存されている前記各種の詳細な動作状態を逐次読み出し
    て自動的に設定していくことを特徴とする通信端末装置
    の動作モード設定方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の通信端末装置の動作モ
    ード設定方法において、前記動作モード記憶手段に登録
    された1乃至複数個の前記動作モードのいずれかの動作
    モードの設定を指示する時間帯を設定時期として予め登
    録することにより、登録された該設定時期の時間帯に合
    致した際に、登録された1乃至複数個の前記動作モード
    のうち設定を指示された前記動作モードに対応して前記
    動作モード記憶手段に記憶保存されている前記各種の詳
    細な動作状態を逐次読み出して自動的に切り替えて設定
    していくことを特徴とする通信端末装置の動作モード設
    定方法。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の通信端末装置の動作モ
    ード設定方法において、前記動作モード記憶手段に登録
    された1乃至複数個の前記動作モードのいずれかの動作
    モードの設定を指示する曜日を設定時期として予め登録
    することにより、登録された該設定時期の曜日に合致し
    た際に、登録された1乃至複数個の前記動作モードのう
    ち設定を指示された前記動作モードに対応して前記動作
    モード記憶手段に記憶保存されている前記各種の詳細な
    動作状態を逐次読み出して自動的に切り替えて設定して
    いくことを特徴とする通信端末装置の動作モード設定方
    法。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の通信端末装置の動作モ
    ード設定方法において、前記動作モード記憶手段に登録
    された1乃至複数個の前記動作モードのいずれかの動作
    モードの設定を指示する時間帯及び/又は曜日及び/又
    は月日を設定時期として予め登録することにより、登録
    された該設定時期の時間帯及び/又は曜日及び/又は月
    日に合致した際に、登録された1乃至複数個の前記動作
    モードのうち設定を指示された前記動作モードに対応し
    て前記動作モード記憶手段に記憶保存されている前記各
    種の詳細な動作状態を逐次読み出して自動的に切り替え
    て設定していくことを特徴とする通信端末装置の動作モ
    ード設定方法。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかに記載の通信
    端末装置の動作モード設定方法において、前記動作モー
    ド記憶手段に登録された1乃至複数個の前記動作モード
    のいずれかの動作モードの設定を指示する時間帯及び/
    又は曜日及び/又は月日をそれぞれ1乃至複数個の設定
    時期として予め登録することにより、登録された1乃至
    複数個の前記設定時期の時間帯及び/又は曜日及び/又
    は月日のいずれかに合致した際に、登録された1乃至複
    数個の前記動作モードのうち、合致した前記設定時期に
    て設定を指示された前記動作モードに対応して前記動作
    モード記憶手段に記憶保存されている前記各種の詳細な
    動作状態を逐次読み出して自動的に切り替えて設定して
    いくことを特徴とする通信端末装置の動作モード設定方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項3乃至7のいずれかに記載の通信
    端末装置の動作モード設定方法において、前記動作モー
    ド記憶手段に登録された1乃至複数個の前記動作モード
    のいずれかの動作モードの設定を指示する年月日と時間
    帯とを設定時期として予め1乃至複数個予め登録するこ
    とにより、登録された1乃至複数個の前記設定時期の年
    月日と時間帯のいずれかに合致した際に、登録された1
    乃至複数個の前記動作モードのうち、合致した前記設定
    時期にて設定を指示された前記動作モードに対応して前
    記動作モード記憶手段に記憶保存されている前記各種の
    詳細な動作状態を逐次読み出して自動的に切り替えて設
    定していくことを特徴とする通信端末装置の動作モード
    設定方法。
  9. 【請求項9】 請求項4乃至8のいずれかに記載の通信
    端末装置の動作モード設定方法において、前記設定時期
    として、使用者が任意の年月日及び/又は月日及び/又
    は曜日及び/又は時間帯を指定して登録することができ
    ることを特徴とする通信端末装置の動作モード設定方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項4乃至9のいずれかに記載の通
    信端末装置の動作モードの設定方法において、前記設定
    時期に合致することにより、合致した該設定時期にて設
    定を指示された前記動作モードに対応して前記動作モー
    ド記憶手段に記憶保存されている前記各種の詳細な動作
    状態を逐次読み出して自動的に切り替えて変更設定して
    いく動作に先立って、現在設定されている前記各種の詳
    細な動作状態を一旦退避し、前記各種の詳細な動作状態
    への変更設定がなされた後において、前記設定時期に合
    致しない時点に到達した際に、一旦退避されていた元の
    前記各種の詳細な動作状態に自動的に復旧させることを
    特徴とする通信端末装置の動作モード設定方法。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれかに記載の
    通信端末装置の動作モード設定方法において、登録され
    た前記動作モードに対応して前記動作モード記憶手段に
    記憶保存されている前記各種の詳細な動作状態に自動的
    に設定されている状態にあったとしても、使用者が、前
    記各種の詳細な動作状態のいずれかの変更設定を指定し
    た場合あるいは前記動作モード記憶手段に登録されてい
    る前記動作モードの中の異なる動作モードに対応する前
    記各種の詳細な動作状態への変更設定を指定した場合、
    直ちに、変更設定を指定された動作状態に前記各種の詳
    細な動作状態を変更して設定することを特徴とする通信
    端末装置の動作モード設定方法。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の通信端末装置の動
    作モード設定方法において、使用者が前記各種の詳細な
    動作状態の変更設定を指定する際に、同時に、継続時間
    を指定することを可能とし、前記各種の詳細な動作状態
    への変更設定に先立って、現在設定されている前記各種
    の詳細な動作状態を一旦退避し、前記各種の詳細な動作
    状態への変更設定がなされた後において、前記継続時間
    が経過した際に、一旦退避されていた元の前記各種の詳
    細な動作状態に自動的に復旧させることを特徴とする通
    信端末装置の動作モード設定方法。
  13. 【請求項13】 請求項11又は12に記載の通信端末
    装置の動作モード設定方法において、使用者が前記各種
    の詳細な動作状態の変更設定を指定する際に、同時に、
    終了時刻を指定することを可能とし、前記各種の詳細な
    動作状態への変更設定に先立って、現在設定されている
    前記各種の詳細な動作状態を一旦退避し、前記各種の詳
    細な動作状態への変更設定がなされた後において、前記
    終了時刻に到達した際に、一旦退避されていた元の前記
    各種の詳細な動作状態に自動的に復旧させることを特徴
    とする通信端末装置の動作モード設定方法。
  14. 【請求項14】 有線信号又は無線信号を送受信して通
    信を行なう通信端末装置に備えられていて、発着信又は
    使用者の操作内容に対応して動作する聴覚に訴える動作
    手段及び/又は視覚に訴える動作手段及び/又は触覚に
    訴える動作手段それぞれが有する各種の詳細な動作状態
    を当該通信端末装置が置かれている状況に応じて所望の
    動作状態に設定することができる通信端末装置におい
    て、請求項1乃至13のいずれかに記載の通信端末装置
    の動作モード設定方法を実施することができる動作モー
    ド設定手段を備えていることを特徴とする通信端末装
    置。
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