JP2016012370A - 認証処理を行う顧客端末、認証方法、及び、認証用プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】インターネットバンキングを利用する利用者の生活時間帯を考慮することで、認証セキュリティを向上する顧客端末、認証方法、及び認証用プログラムを提供する。
【解決手段】顧客端末10に対する当該顧客端末に対する入力及び、当該顧客端末を利用するユーザの検知に応じて、当該顧客端末10を利用する個人の生活時間帯を推定し、インターネットバンキングの所定の処理を実行させるために、個人からの第一の認証を受付け、認証を受付けた時間帯が、推定した個人の生活時間帯であるか否かを判断して、生活時間帯ではないと判断した場合は、処理を実行する個人を特定するための認証処理に対して、追加的な認証処理を行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、認証処理を行う顧客端末、認証方法、及び、認証用プログラムに関し、特に、電気通信回線を介して認証処理を行う顧客端末、認証方法、及び、認証用プログラムに関する。
今日、銀行等の金融機関では、インターネットを経由して自分の口座の預金残高を閲覧可能としたり、他人の口座への振込みを可能としたりするインターネットバンキングのサービスを提供している。
一般に、インターネットバンキングは、利用者ごとに設定されたユーザIDとパスワードによって、セキュリティが担保されている。これに加えて、さらにセキュリティを担保するために、銀行で利用するコンピュータの所定の処理を、所定の時間帯にのみ実行可能とすることで、セキュリティを向上する方法が知られている(例えば、特許文献1、特許文献2)。
特開第2006−119798号公報 特開第3555088号公報
しかしながら、上記の特許文献では、ユーザIDとパスワードを知っている他人が、所定の時刻にインターネットバンキング等の所定の処理を行うと、問題なく認証が可能であり、盗難が発生する恐れがある。
そこで、本発明者は、インターネットバンキングを利用する利用者によるアクセスであるか否かを判断するために、利用者の通常の生活時間帯に基づいて判断すればよいのではないかという点に着目した。
本発明では、インターネットバンキングを利用する利用者の生活時間帯を考慮することで、認証セキュリティを向上する顧客端末、認証方法、及び、認証用プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のような解決手段を備える。
(1)所定の処理を実行させる前に、当該処理を実行する個人を特定するための認証処理を実行する顧客端末であって、前記顧客端末におけるアプリケーションの操作時間、前記顧客端末が備える加速度センサ、赤外線センサ若しくは接触センサの検知時間、又は前記顧客端末が受信した他の機器からの検知データのいずれかに基づいて、当該顧客端末を利用する個人の生活時間帯を推定する生活時間帯推定手段と、前記所定の処理を実行させるために、前記個人からの認証を受付ける認証受付手段と、前記認証受付手段が認証を受付けた時間帯が、前記生活時間帯推定手段が推定した生活時間帯であるか否かを判断する時間帯判断手段と、前記時間帯判断手段が、前記認証受付手段が認証を受付けた時間帯が、前記生活時間帯であると判断した場合はそのまま認証を完了し、前記時間帯判断手段が、前記認証受付手段が認証を受付けた時間帯が、前記生活時間帯ではないと判断した場合は、当該顧客端末内で個人を特定する追加的な認証処理を行うことで認証を完了させる追加認証手段と、を備えることを特徴とする。
(2)所定の処理を実行させる前に、当該処理を実行する個人を特定するための認証処理を実行する顧客端末が実行する方法であって、前記顧客端末におけるアプリケーションの操作時間、前記顧客端末が備える加速度センサ、赤外線センサ若しくは接触センサの検知時間、又は前記顧客端末が受信した他の機器からの検知データのいずれかに基づいて、当該顧客端末を利用するユーザの検知に応じて、当該顧客端末を利用する個人の生活時間帯を推定するステップと、前記所定の処理を実行させるために、前記個人からの認証を受け付けるステップと、前記認証を受け付けるステップにて受付けた時間帯が、前記生活時間帯を推定するステップで推定した生活時間帯であるか否かを判断するステップと、前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯であると判断した場合はそのまま認証を完了するステップと、前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯ではないと判断した場合は、当該顧客端末内で個人を特定する追加的な認証処理を行うことで認証を完了させる追加認証ステップと、有することを特徴とする。
(3)所定の処理を実行させる前に、当該処理を実行する個人を特定するための認証処理を実行する顧客端末に、前記顧客端末におけるアプリケーションの操作時間、前記顧客端末が備える加速度センサ、赤外線センサ、若しくは接触センサの検知時間、又は前記顧客端末が受信した他の機器からの検知データのいずれかに基づいて、該顧客端末を利用するユーザの検知に応じて、当該顧客端末を利用する個人の生活時間帯を推定するステップと、前記所定の処理を実行させるために、前記個人からの認証を受付けるステップと、前記認証を受け付けるステップにて受付けた時間帯が、前記生活時間帯を推定するステップで推定した生活時間帯であるか否かを判断するステップと、前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯であると判断した場合はそのまま認証を完了するステップと、前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯ではないと判断した場合は、当該顧客端末内で個人を特定する追加的な認証処理を行うことで認証を完了させる追加認証ステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明によれば、インターネットバンキングを利用する利用者の生活時間帯を考慮することで、認証セキュリティを向上する顧客端末、認証方法、及び認証用プログラムを提供することができる。
本発明の好適な実施形態である認証システム1の全体構成を示す図である。 本発明の好適な実施形態である顧客端末10、バンキングサーバ100の機能ブロック図である。 本発明の好適な実施形態である追加認証処理のフローチャートである。 本発明の好適な実施形態である生活時間帯推定処理のフローチャートである。 本発明の好適な実施形態である生活時間帯を推定するロジック1を示す概念図である。 本発明の好適な実施形態である生活時間帯を推定するロジック2を示す概念図である。 本発明の好適な実施形態であるアラートデータの出力イメージ図である。 本発明の好適な実施形態である生活時間帯の設定操作の出力イメージ図である。
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、実施形態)について詳細に説明する。
[認証システムの構成]
図1は、認証システム1の全体構成図である。認証システム1は、バンキングサーバ100、顧客端末10a、b、c(以下、「顧客端末10」とする)と、公衆回線網3とから構成される。顧客端末10と、バンキングサーバ100は、インターネット等の公衆回線網3を介して通信可能に接続されてもよいし、専用回線で通信可能に接続されてよい。
顧客端末10から、バンキングサーバ100へアクセスを行って、インターネットバンキングサービスを提供するが、バンキングサーバ100は、下記で説明する本実施例に係る認証処理のみを行い、バンキングサーバ100とは異なるサーバ150が、インターネットバンキングサービスを実行してもよい。この場合には、下記で説明するサービス提供モジュール210が、サーバ150で実現される。
次に、図2を参照して、バンキングサーバ100、顧客端末10の構成について説明する。
顧客端末10は、インターネットバンキングを行うためにアクセスする端末であって、図1に示すように、パソコン10a、スレート端末10b、スマートフォン10cや、携帯電話、電子書籍端末等の情報通信機器であってよい。顧客端末10は、制御部11、データ記憶部12、データ通信部13、入出力部14、検知センサ部15を備える。
なお、顧客端末10は、一のユーザのみが利用することを前提としている。すなわち、顧客端末10を利用するユーザの生活時間帯を、後述する生活時間帯推定処理で推定するため、顧客端末10を、生活時間が異なる複数のユーザが兼用して利用することを想定していない。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部13として、有線又は無線対応通信デバイスを備える。データ記憶部12として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のいずれか又は双方を備える。さらに、入出力部14として、画像を表示する液晶モニタ等の表示部を備え、ユーザからの入力を受付けるタッチパネルや音声入力等の入力部を備える。
検知センサ部15は、顧客端末10を操作するユーザが、当該顧客端末10を操作したり、利用したりすることで、現在、ユーザが、生活しているか否かを判断するための検知センサである。検知センサ部15は、例えば、加速度センサ、赤外線センサ、接触センサであってよい。
データ記憶部12は、顧客端末10を操作したり、利用した履歴を記憶したりする操作・利用履歴データベース31を備える。操作・利用履歴データベース31は、後述するように、顧客端末10に対する操作履歴や、検知センサ部15の検知によって判断される顧客端末10の利用状況を示す履歴を記憶する。
顧客端末10は、少なくとも制御部11と入出力部14との恊働により、認証受付モジュール20、追加認証モジュール23(追加認証手段)を実現する。さらに、顧客端末10は、少なくとも制御部11とデータ記憶部12との恊働により、生活時間帯推定モジュール21(生活時間帯推定手段)を実現する。加えて、顧客端末10は、少なくとも制御部11により、時間帯判断モジュール22(時間帯判断手段)を実現する。
バンキングサーバ100は、顧客端末10と通信可能なサーバ、コンピュータであって、制御部101、データ記憶部102、データ通信部103を備える。上述のように、バンキングサーバ100は、インターネットバンキングサービスを提供する機能を備えていてもよいし、インターネットバンキングサービスの機能は他のサーバ150が実行し、下記で説明するように、顧客端末10を操作するユーザの認証機能のみを備えていてもよい。
バンキングサーバ100は、インターネットバンキングサービスを実施する銀行又は、この銀行のシステムを提供する業者が運営するのが一般的である。
制御部101は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を備え、データ通信部103として、有線又は無線対応通信デバイスを備え、データ記憶部102として、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)等のいずれか又は双方を備える。
バンキングサーバ100は、少なくとも制御部101及びデータ通信部103との協働により、認証モジュール200を実現する。さらに、バンキングサーバ100は、制御部101、データ通信部103、データ記憶部102との協働により、サービス提供モジュール210を実現する。
[追加認証処理]
次に、図3を参照して、本発明の好適な実施例である追加認証処理について説明する。本処理は、顧客端末10からバンキングサーバ100に対してされたアクセスが、ユーザの生活時間帯ではないと判断した際に追加的な認証処理が行われる処理である。
最初に、顧客端末10は、ユーザからインターネットバンキングに対するアクセス要求があったか否かを判断する(ステップS01)。アクセス要求があった場合(ステップS01:「YES」)は、ステップS02に処理を移す。アクセス要求があるまでは(ステップS01:「NO」)、処理待ちとなる。
このアクセス要求は、ユーザがWebブラウザに、URL(UniformResource Locator)を入力することで行われてもよいし、所定のアプリケーションを起動することで行われてもよい。
次に、顧客端末10は、アクセス要求に応じて、バンキングサーバ100にアクセスする(ステップS02)。そして、顧客端末10の認証受付モジュール20は、第一認証として、利用するユーザの契約者IDとパスワードの入力を受付ける(ステップS03)。この処理は、今回のアクセス要求をする個人を特定するための認証処理であって、例えば、Webブラウザ内の所定のウィンドウに、IDとパスワードの入力を受付けることで行われる。顧客端末10は、入力された契約者IDをバンキングサーバ100に送信して、認証要求を行う。
バンキングサーバ100の認証モジュール200は、契約者IDとパスワードを受信して認証処理を実行する(ステップS04)。ここでの認証処理は、バンキングサーバ100のデータ記憶部102に記憶されている契約者IDデータベースを参照して、契約者IDとパスワードを確認する処理である。
そして、バンキングサーバ100の認証モジュール200は、この第一認証で問題なく認証した場合(ステップS05:「YES」)は、顧客端末10に第一認証が完了したことを通知し、顧客端末10がステップS06に処理を移す。一方、第一認証で認証されなかった場合(ステップS05:「YES」)は、ステップS04に戻り、再認証を行う。
顧客端末10の認証受付モジュール20は、第一認証の完了通知を受けて、ログインを完了する(ステップS06)。これに応じて、バンキングサーバ100から、インターネットバンキングの所定の処理である振込処理、残高照会、口座照会等の操作をユーザから受付けるWebページを顧客端末10に出力する。
そして、顧客端末10は、ユーザから所定の処理である振込処理の指示を受付けたか否かを判断する(ステップS07)。振込処理の指示を受付けた場合には(ステップS07:「YES」)、ステップS08に処理を移す。振込処理の指示を受付けるまでは(ステップS07:「NO」)、処理待ちとなる。
次に、顧客端末10の時間帯判断モジュール22は、振込処理の指示があった時刻が、ユーザの生活時間帯であるか否かを判断する(ステップS08)。ユーザの生活時間帯は、後述する図4の生活時間帯推定処理で推定される。時間帯判断モジュール22は、振込処理の指示があった時刻が、ユーザの生活時間帯であると判断した場合(ステップS08:「YES」)は、ステップS11に処理を移す。時間帯判断モジュール22は、振込処理の指示があった時刻が、ユーザの生活時間帯ではないと判断した場合(ステップS08:「NO」)は、ステップS09に処理を移す。
顧客端末10の時間帯判断モジュール22が、後述する生活時間帯推定モジュール21が推定した生活時間帯ではないと判断した場合は、追加認証モジュール23が振込処理を実行するユーザを特定するための認証処理に対して、追加的な認証処理を行う。このため、認証受付モジュール20は、図7に示すような、アラートデータ91を出力して、認証処理を行う(ステップS09)。
アラートデータは、ユーザに追加的な認証を行うことを説明するメッセージデータと、認証パスワードの入力を促すインターフェースで構成される。図7の例では、アラートデータ91では、「第一認証は、認証されましたが、再度、お客様がご本人であることを確認するために、第二認証を行います。第二認証パスワードを入力してください」というメッセージデータが出力される。
次に、追加認証モジュール23は、第二認証の認証が問題ないかを判断し、認証が問題ないと判断した場合(ステップS10:「YES」)は、ステップS11に処理を移し、認証が問題ありと判断した場合(ステップS10:「NO」)は、ステップS09に戻り、ユーザへ再度の認証を促す。
そして、顧客端末10は、第二認証が問題ないという判断により、振込み処理を実行する(ステップS11)。バンキングサーバ100は、顧客端末10からの振込処理を受付けて(ステップS12)、振込処理を実行する(ステップS12)。
上述の説明では、追加認証モジュール23が実行する第二認証は、バンキングサーバ100と連携した通信により認証処理を行うのではなく、顧客端末10内のみで認証処理が行われることで、個人情報の流出を回避することが可能である。
なお、上述の説明では、振込処理の指示に応じて、追加的な認証処理を行う例で説明したが、追加的な認証処理を行うきっかけとなる所定の処理は、振込処理に限定されることはなく、残高照会、口座照会、振替処理等、インターネットバンキングが実行する所定の処理であってよい。
なお、上述の第一認証、第二認証は、契約者IDとパスワードとの照合により、認証が行われることで説明しているが、その他の認証方法、例えば、指紋認証、ワンタイムパスワード等の公知な方法にて行われてもよい。
[生活時間帯推定処理]
次に、顧客端末10がユーザの生活時間帯を推定するための生活時間帯推定処理について説明する。生活時間帯推定処理は、1日に一回、顧客端末10にて動作し、ユーザの顧客端末10の操作時間、センサの検知時間、後述する他の機器の検知データに基づいて、ユーザの生活時間帯を推定する処理である。
最初に、顧客端末10の生活時間帯推定モジュール21は、顧客端末10にインストールされたアプリケーションの操作履歴に関するデータを取得する。このアプリケーションとは、メーラー、ソーシャルネットワークサービスに関するアプリケーション、音声通話アプリケーション、ゲーム等であってよい。これらの操作履歴を取得して、アプリケーションの操作履歴に基づく生活時間帯を推定する(ステップS20)。
例えば、アプリケーションA,B,Cが、図5に示すような帯状の時間帯では操作されていない(非生活時間帯)とする。この例では、アプリケーションAでは、23時40分から9時40分までが操作されていない。アプリケーションBでは、23時20分から9時20分までが操作されていない。アプリケーションCでは、22時00分から10時00分まで操作されていない。
したがって、全てのアプリケーションが操作されていないのは、23時40分から9時20分であるから、この時間帯を、非生活時間帯(ST1)と推定する。生活時間帯は、24時間のうち、このST1を除いた時間帯を生活時間帯(9時20分から23時40分)である。
次に、生活時間帯推定モジュール21は、検知センサ部15の検知時間に基づく生活時間帯を推定する(ステップS21)。検知センサ部15は、加速度センサ、赤外線センサ、接触センサ等の複数のセンサであってよく、個々のセンサで検知した時間帯により、上述の複数のアプリケーションと同様のロジックで生活時間帯を推定する。すなわち、複数のセンサの全てのセンサで、数値を検知していない時間帯を非生活時間帯とすることで、逆算して、生活時間帯を推定する。
次に、生活時間帯推定モジュール21は、他の機器から生活時間帯を推定する(ステップS22)。ここで、他の機器とは、顧客端末10の検知センサ部15のように、顧客端末10に備え付けのセンサではなく、ユーザの衣類に埋め込まれたセンサや、ユーザのベッドの近傍に備え付けられた電灯の明暗を検知するセンサである。他の機器は、センサで検知した検知データを、通信可能に接続されたビッグデータサーバ130(図示せず)に送信する。
顧客端末10の生活時間帯推定モジュール21は、ビッグデータサーバ130にアクセスして、検知データを取得し、全ての他の機器で、ユーザを検知していなかった時間帯を非生活時間帯として、上述のアプリケーションでの推定と同様に、生活時間帯を逆算する。
生活時間帯推定モジュール21は、上述の方法で推定された3つの生活時間帯から、最終的な生活時間帯を推定する(ステップS23)。この最終的な生活時間帯の推定は、ステップS20からステップS23で推定した全ての生活時間帯で、非生活時間帯となる時間帯を、最終的な非生活時間帯と推定して、これを逆算して、生活時間帯を推定する。
例えば、ステップS20で推定された非生活時間帯が、23時40分から9時40分、ステップS21で推定された非生活時間帯が、23時20分から9時20分、ステップS22で推定された非生活時間帯が、22時00分から10時00分とする。この場合は、全ての生活時間帯で非生活時間帯となる時間帯は、23時40分から9時20分であるから、この時間帯を、最終的な非生活時間帯と推定する。最終的な生活時間帯は、24時間のうち、この最終的な非生活時間を除いた時間(9時20分から23時40分)である。
なお、生活時間帯は、生活時間帯推定処理を毎日行うことで、推定された生活時間帯が、日によって異なる場合が通常である。例えば、図6に示すように、1から3日間で、非生活時間帯が異なる場合には、3日間とも、非生活時間帯に該当する時間帯のみを非生活時間帯(ST2)としてもよいし、3日間の平均をとって、非生活時間帯を推定してもよい。また、平均から大幅にことなる時間帯がその日の生活時間帯として推定されたときは、その日を除いて、次の日の生活時間帯が算出されてもよい。
なお、図8に示すように、ユーザ自身が、生活時間帯を閲覧可能であり、設定操作できるようなインターフェースを設けてもよい。
上述した手段、機能、モジュールは、コンピュータ(CPU、サーバ、装置、各種端末を含む)が、所定のプログラムを読み込んで、実行することによって実現される。プログラムは、例えば、フレキシブルディスク、CD(CD−ROMなど)、DVD(DVD−ROM、DVD−RAMなど)等のコンピュータ読取可能な記録媒体に記録された形態で提供される。この場合、コンピュータはその記録媒体からプログラムを読み取って内部記憶装置または外部記憶装置に転送し記憶して実行する。また、そのプログラムを、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の記憶装置(記録媒体)に予め記録しておき、その記憶装置から通信回線を介してコンピュータに提供するようにしてもよい。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 認証システム
10 顧客端末
100 バンキングサーバ

Claims (3)

  1. 所定の処理を実行させる前に、当該処理を実行する個人を特定するための認証処理を実行する顧客端末であって、
    前記顧客端末におけるアプリケーションの操作時間、前記顧客端末が備える加速度センサ、赤外線センサ若しくは接触センサの検知時間、又は前記顧客端末が受信した他の機器からの検知データのいずれかに基づいて、当該顧客端末を利用する個人の生活時間帯を推定する生活時間帯推定手段と、
    前記所定の処理を実行させるために、前記個人からの認証を受付ける認証受付手段と、
    前記認証受付手段が認証を受付けた時間帯が、前記生活時間帯推定手段が推定した生活時間帯であるか否かを判断する時間帯判断手段と、
    前記時間帯判断手段が、前記認証受付手段が認証を受付けた時間帯が、前記生活時間帯であると判断した場合はそのまま認証を完了し、
    前記時間帯判断手段が、前記認証受付手段が認証を受付けた時間帯が、前記生活時間帯ではないと判断した場合は、当該顧客端末内で個人を特定する追加的な認証処理を行うことで認証を完了させる追加認証手段と、
    を備える顧客端末。
  2. 所定の処理を実行させる前に、当該処理を実行する個人を特定するための認証処理を実行する顧客端末が実行する方法であって、
    前記顧客端末におけるアプリケーションの操作時間、前記顧客端末が備える加速度センサ、赤外線センサ若しくは接触センサの検知時間、又は前記顧客端末が受信した他の機器からの検知データのいずれかに基づいて、当該顧客端末を利用するユーザの検知に応じて、当該顧客端末を利用する個人の生活時間帯を推定するステップと、
    前記所定の処理を実行させるために、前記個人からの認証を受け付けるステップと、
    前記認証を受け付けるステップにて受付けた時間帯が、前記生活時間帯を推定するステップで推定した生活時間帯であるか否かを判断するステップと、
    前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯であると判断した場合はそのまま認証を完了するステップと、
    前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯ではないと判断した場合は、当該顧客端末内で個人を特定する追加的な認証処理を行うことで認証を完了させる追加認証ステップと、
    を有する認証方法。
  3. 所定の処理を実行させる前に、当該処理を実行する個人を特定するための認証処理を実行する顧客端末に、
    前記顧客端末におけるアプリケーションの操作時間、前記顧客端末が備える加速度センサ、赤外線センサ、若しくは接触センサの検知時間、又は前記顧客端末が受信した他の機器からの検知データのいずれかに基づいて、該顧客端末を利用するユーザの検知に応じて、当該顧客端末を利用する個人の生活時間帯を推定するステップと、
    前記所定の処理を実行させるために、前記個人からの認証を受付けるステップと、
    前記認証を受け付けるステップにて受付けた時間帯が、前記生活時間帯を推定するステップで推定した生活時間帯であるか否かを判断するステップと、
    前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯であると判断した場合はそのまま認証を完了するステップと、
    前記判断するステップが、前記認証を受け付けるステップにて認証を受付けた時間帯が前記生活時間帯ではないと判断した場合は、当該顧客端末内で個人を特定する追加的な認証処理を行うことで認証を完了させる追加認証ステップと、
    を実行させるための認証プログラム。
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