JP2003338819A - ネットワーク管理装置およびネットワーク管理方法および記憶媒体 - Google Patents

ネットワーク管理装置およびネットワーク管理方法および記憶媒体

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JP2003338819A
JP2003338819A JP2002145895A JP2002145895A JP2003338819A JP 2003338819 A JP2003338819 A JP 2003338819A JP 2002145895 A JP2002145895 A JP 2002145895A JP 2002145895 A JP2002145895 A JP 2002145895A JP 2003338819 A JP2003338819 A JP 2003338819A
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address
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instruction
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Masamichi Oshima
正道 大島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザが各ノードに対して個々に行うべき重
複状態検出操作負担を軽減し、設定されたアドレスがネ
ットワーク上のノードで重複しているかどうかを自動的
に判定してユーザに明示することである。 【解決手段】 ネットワークに接続された複数のデバイ
スのアドレス設定を制御するネットワーク環境で、デバ
イス詳細情報表示部303が各デバイスとの通信により
設定されたアドレスがネットワーク中の他のノードで重
複使用されているかどうかを調査して他のノードで重複
使用されていると検出された場合に、設定された固有の
アドレスが重複状態であることを通知する構成を特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続された複数のデバイスを該ネットワークを介し遠隔操
作により管理するネットワーク管理装置およびネットワ
ーク管理方法および記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、大規模ネットワークシステムを構
成するネットワーク上のデバイスを管理するための方法
として、これまでにいくつかの試みが数多くの標準機関
でなされている。国際標準化機構(ISO)は開放型シ
ステム間相互接続(OpenSystem Inter
connection,OSI)モデルと呼ばれる汎用
基準フレームワークを提供している。
【0003】ここで、ネットワーク管理プロトコルのO
SIモデルは、共通管理情報プロトコル(Comon
Management Information Pr
otocol,CMIP)と呼ばれる。CMIPはヨー
ロッパの共通ネットワーク管理プロトコルである。
【0004】また、近年では、より共通性の高いネット
ワーク管理プロトコルとして、簡易ネットワーク管理プ
ロトコル(Simple Network Manag
ment Protocol,SNMP)と呼ばれるC
MIPに関連する一変種のプロトコルがあることが、例
えば「TCP/IPネットワーク管理人間実用的な管理
をめざして」M.T.ローズ=著/西田竹志=訳(株)
トッパン発行1992年8月20日初版に記載されてい
る。
【0005】このSNMPネットワーク管理技術によれ
ば、ネットワーク管理システムには、少なくとも1つの
ネットワーク管理ステーション(NMS)、各々がエー
ジェントを含むいくつかの管理対象ノード、及び管理ス
テーションやエージェントが管理情報を交換するために
使用するネットワーク管理プロトコルが含まれる。
【0006】そして、ユーザは、NMS上でネットワー
ク管理ソフトウェアを用いて管理対象ノード上のエージ
ェントソフトウェアと通信することにより、ネットワー
ク上のデータを得たり、また設定すべきデータを変更し
たりすることができるように構成されている。
【0007】ここで、エージェントとは、各々のターゲ
ット装置についてのバックラウンドプロセスとして走る
ソフトウェアである。
【0008】この場合、ユーザがネットワーク上の装置
に対して管理データを要求すると、管理ソフトウェアは
オブジェクト識別情報を管理パケットまたはフレームに
入れてターゲットエージェントヘ送り出す。そして、エ
ージェントは、そのオブジェクト識別情報を解釈して、
そのオブジェクト識別情報に対応するデータを取り出
し、そのデータをパケットに入れてユーザに送り返す。
時には、データを取り出すために対応するプロセスが呼
び出される場合もある。
【0009】また、上記エージェントは、自分の状態に
関するデータをデータベースの形式で保持している。こ
のデータベースのことを、MIB(Managemen
tInformation Base)と呼んでいる。
MIBは木構造のデータ構造をしており、全てのノード
が一意に番号付けされている。このノードの識別子のこ
とを、オブジェクト識別子(OBJECT IDENT
IFIER)と呼んでいる。
【0010】このMIBの構造は、管理情報構造(SM
I:Structure of Management
Information)と呼ばれ、RFCl155
Structure and Identifica
tion of Management Inform
ation for TCP/IP−based In
ternetsで規定されている。
【0011】次に、SNMPプロトコルについて詳細に
説明する。
【0012】ネットワーク管理ユーティリティソフトウ
ェアが動作しているPC(以下、マネージャと呼称す
る)とSNMPエージェントが動作している管理対象ネ
ットワークデバイス(以下、エージェントと呼称する)
とは、SNMPプロトコルを用いて通信を行う。SNM
Pプロトコルには5種類のコマンドがあり、それぞれG
et Request、Get Next Reque
st、Get Response、Set Reque
st、Trapと呼ばれる。
【0013】Get RequestおよびGet N
ext Requestは、マネージャがエージェント
のMIBオブジェクトの値を取得するために、マネージ
ャがエージェントに対して送出するコマンドである。こ
のコマンドを受け取ったエージェントは、Get Re
sponseコマンドをマネージャに対して送出するこ
とによりMIBオブジェクトの値(設定値)を知らせ
る。
【0014】一方、Set Requestは、マネー
ジャがエージェントのMIBオブジェクトの値を設定す
るために、マネージャがエージェントに対して送出する
コマンドである。このコマンドを受け取ったエージェン
トは、設定結果をマネージャに通知するために、マネー
ジャに対してGet Responseコマンドを送出
する。
【0015】Trapは、エージェントが自分自身の状
態の変化をマネージャに対して通知するために、エージ
ェントがマネージャに対して送出するコマンドである。
【0016】SNMPプロトコルによってやり取りされ
る情報は多岐にわたるが、典型的なものとしてはエージ
ェントが動作するネットワークインタフェースの各種設
定、通信の統計的な履歴,現在の状態といった通信関係
の情報がある。
【0017】この他、当該ネットワークインタフェース
によりネットワークインタフェースに接続されているデ
バイスに関する情報も多い。
【0018】例えばネットワークプリンタの場合、プリ
ンタ本体の動作状態、性能・装備に関する情報などであ
る。
【0019】SNMPプロトコルによってエージェント
とマネージャの間でやり取りされるネットワークインタ
フェースの各種設定としては、Ethernet(登録
商標)、Token Ringなどの通信メディアレベ
ルの設定(フレームタイプ等)、TCP/IPネットワ
ークで使用されるIPアドレス、サブネットマスク、デ
フォルトゲートウェイのIPアドレス等が含まれる。
【0020】マネージャは前述したGet Reque
stやGet Next Requestによってエー
ジェントに現在の設定値を問い合わせ、エージェントは
それに応答してGet Responseによって返答
する。
【0021】また、マネージャ側で編集された設定値は
Set Requestによってエージェント側に送信
され、エージェントはネットワークインタフェース等の
然るべき設定を変更する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ネットワークデバィスの遠隔管理プログラムでは、TC
P/IPネットワーク環境で各デバイスが持つべきIP
アドレスの設定をユーザが変更する際、ユーザは任意の
IPアドレスを入力することができるようになっている
が、IPアドレスは系の中で個々のノードがそれぞれ固
有の値を持たなければならないので、ユーザが入力した
IPアドレスがすでに他のノードで使用されていると問
題点があった。
【0023】また、変更しようとしている新しいアドレ
スを現在他のノードで使用していないかどうか確かめる
ためには、ユーザは一旦別のプログラムに移ってpin
gコマンドを用いて応答を見るなどする必要があり操作
が面倒であり、利便性が極めて悪いという問題点もあっ
た。
【0024】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、本発明の目的は、ネットワークに接続
された複数のデバイスのアドレス設定を制御するネット
ワーク環境で、各デバイスとの通信により設定されたア
ドレスがネットワーク中の他のノードで重複使用されて
いるかどうかを調査して他のノードで重複使用されてい
ると検出された場合に、設定された固有のアドレスが重
複状態であることを通知することにより、ユーザが各ノ
ードに対して個々に行うべき重複状態検出操作負担を軽
減し、設定されたアドレスがネットワーク上のノードで
重複しているかどうかを自動的に判定してユーザに明示
して、ネットワーク上で適正なアドレスを効率よく設定
処理することができるネットワーク管理装置およびネッ
トワーク管理方法および記憶媒体を提供することであ
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、ネットワークに接続された複数のデバイスを該ネッ
トワークを介し遠隔操作により管理するネットワークデ
バイス管理装置でおいて、前記デバイスに対して前記ネ
ットワークで固有のアドレスを設定するためのアドレス
設定手段(図5に示すユーザインタフェース上で、例え
ばキーボード209より設定入力する)と、各デバイス
との通信により前記アドレス設定手段により設定された
アドレスが前記ネットワーク中の他のノードで重複使用
されているかどうかを検出する検出手段(図3に示すデ
バイス詳細情報表示部303に相当)と、前記検出手段
により他のノードで重複使用されていると検出された場
合に、前記アドレス設定手段により設定された前記固有
のアドレスが重複状態であることを通知する通知手段
(図3に示すデバイス詳細情報表示部303に相当)と
を有するものである。
【0026】本発明に係る第2の発明は、前記アドレス
設定手段により設定された前記固有のアドレスを確認す
る指示を入力する指示手段(図5に示すユーザインタフ
ェース上に表示されるボタン等をポインティングデバイ
ス等により指示する構成に相当)と、前記指示手段によ
る確認指示に基づき、前記検出手段による各デバイスと
の通信を起動させる起動制御手段(図3に示す全体制御
部301に相当)とを有するものである。
【0027】本発明に係る第3の発明は、前記ネットワ
ークは、通信プロトコルとしてTCP/IPプロトコル
を使用し、各デバイスに対してSNMPプロトコルを用
いてIPアドレスの設定を行うものである。
【0028】本発明に係る第4の発明は、前記検出手段
は、ICMPプロトコルのエコー要求メッセージを各デ
バイスに送信して応答されるエコー応答から前記設定手
段により設定されたIPアドレスが他のノードで使用さ
れているかどうかを調べるものである。
【0029】本発明に係る第5の発明は、ネットワーク
に接続された複数のデバイスを該ネットワークを介し遠
隔操作により管理するネットワークデバイス管理装置に
おけるネットワーク管理方法であって、前記デバイスに
対して前記ネットワークで固有のアドレスを設定するた
めのアドレス設定工程(図10に示すステップ(6))
と、各デバイスとの通信により前記アドレス設定工程に
より設定されたアドレスが前記ネットワーク中の他のノ
ードで重複使用されているかどうかを検出する検出工程
(図10に示すステップ(9))と、前記検出工程によ
り他のノードで重複使用されていると検出された場合
に、前記アドレス設定工程により設定された前記固有の
アドレスが重複状態であることを通知する通知工程(図
10に示すステップ(10))とを有するものである。
【0030】本発明に係る第6の発明は、前記アドレス
設定工程により設定された前記固有のアドレスを確認す
る指示を入力する指示工程(図10に示すステップ
(7))と、前記指示工程による確認指示に基づき、前
記検出工程による各デバイスとの通信を起動させる起動
制御工程(図10に示すステップ(8))とを有するも
のである。
【0031】本発明に係る第7の発明は、前記ネットワ
ークは、通信プロトコルとしてTCP/IPプロトコル
を使用し、各デバイスに対してSNMPプロトコルを用
いてIPアドレスの設定を行うものである。
【0032】本発明に係る第8の発明は、前記検出工程
は、ICMPプロトコルのエコー要求メッセージを各デ
バイスに送信して応答されるエコー応答から前記設定工
程により設定されたIPアドレスが他のノードで使用さ
れているかどうかを調べるものである。
【0033】本発明に係る第9の発明は、ネットワーク
に接続された複数のデバイスを該ネットワークを介し遠
隔操作により管理するネットワークデバイス管理装置
に、前記デバイスに対して前記ネットワークで固有のア
ドレスを設定するためのアドレス設定工程と(図10に
示すステップ(6))、各デバイスとの通信により前記
アドレス設定工程により設定されたアドレスが前記ネッ
トワーク中の他のノードで重複使用されているかどうか
を検出する検出工程(図10に示すステップ(9))
と、前記検出工程により他のノードで重複使用されてい
ると検出された場合に、前記アドレス設定工程により設
定された前記固有のアドレスが重複状態であることを通
知する通知工程(図10に示すステップ(10))とを
実行させるためのプログラムを記録媒体にコンピュータ
が読み取り可能に記録させたものである。
【0034】本発明に係る第10の発明は、前記アドレ
ス設定工程により設定された前記固有のアドレスを確認
する指示を入力する指示工程(図10に示すステップ
(7))と、前記指示工程による確認指示に基づき、前
記検出工程による各デバイスとの通信を起動させる起動
制御工程(図10に示すステップ(8))とを実行させ
るためのプログラムを記録媒体にコンピュータが読み取
り可能に記録させたものである。
【0035】本発明に係る第11の発明は、前記ネット
ワークは通信プロトコルとしてTCP/IPプロトコル
を使用し、各デバイスに対してSNMPプロトコルを用
いてIPアドレスの設定を行うものである。
【0036】本発明に係る第12の発明は、前記検出工
程は、ICMPプロトコルのエコー要求メッセージを各
デバイスに送信して応答されるエコー応答から前記設定
工程により設定されたIPアドレスが他のノードで使用
されているかどうかを調べるものである。
【0037】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕図1は、本発明
の第1実施形態を示すネットワーク管理装置を適用可能
なネットワークシステムの構成を説明するブロック図で
あり、ネットワーク管理ソフトウェアが管理するデバイ
スが接続されているネットワークシステムの例に対応す
る。
【0038】図1において、101はネットワークボー
ド(NB)で、開放型アーキテクチャをもつプリンタ1
02をネットワークに接続する。NB101は、ローカ
ルエリアネットワーク(LAN)100に、同軸コネク
タをもつEthernet(登録商標)インタフェース
10Base2や、RJ−45をもつ10BaseTな
どのLANインタフェースを介して接続される。
【0039】PC103、PC104などの複数のパー
ソナルコンピュータ(PC)もまたLAN100に接続
されており、ネットワークオペレーティングシステムの
制御のもと、これらのPC103、PC104はNB1
01と通信することができる。
【0040】従って、PCの1つ、例えばPC103を
ネットワーク管理用に使用することができる。また、P
C104に接続されているプリンタ105のようなロー
カルプリンタを接続してもよい。
【0041】LAN100には、ファイルサーバ106
が接続されており、ファイルサーバ106は大容量(例
えば、100億バイト程度)のネットワークディスク1
07に記憶されたファイルヘのアクセスを管理する。
【0042】プリントサーバ108は、接続された複数
のプリンタ109、または遠隔地にあるプリンタ105
などのプリンタに印刷を行わせる。また、他の図示しな
い周辺機器をLAN100に接続してもよい。
【0043】また、ファイルサーバ106は、LANメ
ンバ間でファイルの受信や、記憶、キューイング、キャ
ッシング、および送信を行う、ファイル管理部としての
役割を果たす。
【0044】例えば、PC103およびPC104のそ
れぞれにより作成されたデータファイルは、ファイルサ
ーバ106へ送られ、ファイルサーバ106は、これら
のデータファイルを順に並べ、そしてプリントサーバ1
08からのコマンドに従って、並べられたデータファイ
ルをプリンタ109の1つに送信する。
【0045】クライアントとしてのPC103とリモー
トプリンタとしてのPC104は、それぞれデータファ
イルの生成や、生成したデータファイルのLAN100
への送信や、また、LAN100からのファイルの受信
や、更に、それらのファイルの表示および/または処理
を行うことができ、一般的なパーソナルコンピュータで
構成される。
【0046】なお、図1にパーソナルコンピュータ機器
が示されているが、ネットワークソフトウェアを実行す
るのに適切であるような、他のコンピュータ機器を含ん
でもよい。例えば、UNIX(登録商標)のソフトウェ
アを使用している場合に、UNIX(登録商標)ワーク
ステーションをネットワークに含んでも良く、これらの
ワークステーションは、適切な状況下で、図示されてい
るPCと共に使用することができる。
【0047】通常、LAN100などのLANは、1つ
の建物内の1つの階または連続した複数の階でのユーザ
グループ等の比較的ローカルなユーザグループにサービ
スを提供する。
【0048】例えば、ユーザが他の建物や他県に居るな
ど、あるユーザが他のユーザから離れるに従って、ワイ
ドエリアネットワーク(WAN)を作ってもよい。
【0049】WANは、基本的には、いくつかのLAN
をサービス総合ディジタルネットワーク(ISDN)な
どの高速度ディジタル線で接続することにより形成され
た集合体である。
【0050】従って、図1に示すように、LAN10
0、LAN110、LAN120とは、モデム/トラン
スポンダ130およびバックボーン140を介して接続
され、WANを形成する。
【0051】それぞれのLANは、専用のPCを含み、
また、必要に応じて、ファイルサーバやプリントサーバ
を含むこともある。
【0052】図1に示すように、LANl10は、PC
lll、PCl12、ファイルサーバ113、ネットワ
ークディスク114、プリントサーバ115、プリンタ
116を含む。対照的に、LAN120は,PC121
とPC122のみを含む。LAN100、LANl1
0,およびLAN120に接続されている機器は、WA
N接続を介して他のLANに接続された機器の機能にア
クセスすることができる。
【0053】また、LAN100には、WWWサーバ1
50が接続されており、WWWサーバ150上にインス
トールされたネットワーク管理ソフトウェアが生成した
HTMLドキュメントを、PC103上にインストール
されたWWWブラウザを使って表示したり、PC103
上のWWWブラウザ上で行ったプリンタの設定を、WW
Wサーバ150上のネットワーク管理ソフトウェアを介
して特定のプリンタに送信したりすることもできる。
【0054】更に詳しくは、図1に示すネットワーク
は、様々なネットワークメンバ間で効率良く通信を行う
ために、NovellやUNIX(登録商標)のソフト
ウェアなどのネットワークソフトウェアを使用すること
ができる。どのネットワークソフトウェアを使用するこ
とも可能であるが、例えば、Novell社のNetW
are(Novell社の登録商標)ソフトウェアを使
用することができる。このソフトウェアパッケージに関
する詳細な説明は、NetWareパッケージに同梱さ
れているオンラインドキュメンテーションに記されてい
る。これは、Novell社からNetWareパッケ
ージと共に購入することができる。
【0055】図2は、図1に示したクライアント103
の構成を説明するブロック図であり、図1と同一のもの
には同一の符号を付してある。
【0056】図2において、103はネットワーク管理
ソフトウェアが稼動するPCであり、図1における10
3のPC(クライアント)と同等である。
【0057】PC103は、ROM202もしくはハー
ドディスク(HD)211に記憶された、あるいはフロ
ッピー(登録商標)ディスク(FD)212より供給さ
れるネットワーク管理プログラムを実行するCPU20
1を備え、システムバス204に接続される各デバイス
を総括的に制御する。
【0058】203はRAMで、CPU201の主メモ
リ、ワークエリアなどとして機能する。205はキーボ
ードコントローラ(KBC)で、キーボード(KB)2
09や不図示のポインティングデバイスなどからの指示
入力を制御する。206はCRTコントローラ(CRT
C)で、CRTディスプレイ(CRT)210の表示を
制御する。
【0059】207はディスクコントローラ(DKC)
で、ブートプログラム、種々のアプリケーション、編集
ファイル、ユーザファイル、およびネットワーク管理プ
ログラムなどを記憶するハードディスク(HD)211
およびフロッピー(登録商標)ディスク(FD)212
とのアクセスを制御する。208はネットワークインタ
フェースカード(NIC)で、LAN100を介して、
エージェントあるいはネットワーク機器と双方向にデー
タをやりとりする。
【0060】図3は、本発明に係るネットワーク管理装
置におけるネットワーク管理ソフトウェア(ネットワー
クデバイス遠隔管理装置のソフトウェア)のモジュール
構成を説明するブロック図である。なお、本発明に係る
ネットワーク管理ソフトウェア300は、図2に示した
ハードディスク211(他の記憶媒体であってもよい)
に格納されており、CPU201によって実行される。
その際、CPU201はワークエリアとしてRAM20
3を使用する。
【0061】図3において、全体制御部301は、ソフ
トウェア全体の動作を管理するもので、このソフトウェ
アが起動されると、まずこの部分に制御が渡される。起
動後全体制御部301は、まずデバイスリスト表示部3
02およびデバイス詳細情報表示部303に対して初期
化を行うよう指示する。
【0062】デバイスリスト表示部302およびデバイ
ス詳細情報表示部303は自分自身の初期化を行うと同
時に、デバイス探索部304、デバイス固有情報取得設
定部305に初期化を指示する。
【0063】そして、初期化が終わると、全体制御部3
01はデバイスリスト表示部302にデバイスリストの
内部的な生成および表示を指示し、該指示を受けたデバ
イスリスト表示部302はデバイス探索部304にデバ
イス探索、すなわちネットワークに存在する管理対象に
なるデバイスの検出を行うよう指示する。
【0064】次に、デバイス探索部304は探索パケッ
トに必要な情報を生成してSNMPプロトコル処理層3
06に渡すと、SNMPプロトコル処理部306は、該
デバイス探索部304より渡された情報をSNMPパケ
ット化して、さらに下位のTCP/IPプロトコル処理
層307に渡す。
【0065】これにより、TCP/IPプロトコル処理
層307は、該SNMPプロトコル処理層306より渡
された情報をIPパケットとして物理ネットワークアク
セス層308に渡すと、該物理ネットワークアクセス層
308は渡された情報をEthenetのようなネット
ワークメディアに伝送し、デバイスからのレスポンスを
受け取る。そして、受け取られた情報は今説明したのと
は逆の向きに伝えられ、デバイス検索結果としてデバイ
スリスト表示部302に至る。
【0066】デバイス探索部304から探索結果を得た
デバイスリスト表示部302は、検出されたデバイスの
プロファイル情報を得るようデバイス固有情報取得設定
部305に指示を出す。ここで、プロファイル情報と
は、デバイス名、デバイス種類、アドレス、デバイスス
テータスである。
【0067】デバイス固有情報取得設定部305は、S
NMPプロトコル処理層306に対してプロファイル情
報を持つMIBオブジェクトの値を取得するように指示
する。この指示は、前述のデバイス探索で行われたのと
同様に順次TCP/IPプロトコル処理層307、物理
ネットワークアクセス層308へ伝えられ、デバイスか
らの応答は各層を逆の向きに辿ってデバイス固有情報取
得設定部305に伝えられる。
【0068】デバイスリスト表示部302は、デバイス
固有情報取得設定部305からデバイスのプロファイル
情報を受け取ると、デバイスのリストを内部的に生成
し、さらに、図4に示すユーザインタフェース上にデバ
イスリストを表示する。
【0069】図4は、図2に示したCRT210上に表
示されるユーザインタフェースの一例を示す図である。
【0070】ここでは、デバイスの種類により異なるア
イコンが使用されている。またアイコンの下にデバイス
名、あるいはデバイス名が定義されていないデバイスに
ついてはMACアドレスが表示されている。
【0071】なお、デバイス探索部304は起動時だけ
でなく、その後も定期的に自らデバイス探索を行い、そ
の度に結果をデバイスリスト表示部302に通知する。
デバイスリスト表示部302は受け取った結果に応じて
内部およびユーザインタフェース上のデバイスリストを
更新する。
【0072】ここで、ユーザがデバイスリスト上のアイ
コンを選択すると、この情報は全体制御部301に伝え
られ、全体制御部301はそれに応じてデバイス詳細情
報表示部303に選択されたデバイスの詳細情報を表示
するよう指示する。デバイス詳細情報は、4つの種類
(Statusタブ402、Jobsタブ403,Fe
aturesタブ404、Setupタブ405)があ
る。
【0073】図4において、Statusタブ402
は、デバイスの状態を表示する。例えばエラーが起きて
いればどんなエラーが起きているかを表示して、ユーザ
の注意を喚起する。
【0074】Jobsタブ403は、選択されたデバイ
スによって出力されるべきプリントジョブのリストを表
示する。これはデバイスではなく、NetWareサー
バ、Windows(登録商標)NTサーバなどから情
報を得る。(簡単のため図4では記述を省略してい
る。)Featuresタブ404は、デバィスの装備
情報の設定状態を表示する。これは例えばネットワーク
プリンタの場合、プリンタの各カセットに積載されてい
る用紙のサイズ・残量、両面印刷ユニットの有無、ペー
ジ記述言語サポートなどの情報である。
【0075】Setupタブ405は、ネットワークイ
ンタフェースの設定を行う際に、TCP/IP系では、
IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウ
ェイアドレス等の設定状態を表示する。
【0076】また、ネットワーク管理がNetWare
系では、PSERVER、NPRINTERといったプ
リントアプリケーションの設定が含まれる。
【0077】図5は、図2に示したCRT210に表示
されるプロトコル設定ダイアログ画面の一例を説明する
図であり、IPX(NetWare)、TCP/IP、
AppleTalk、NetBI0Sの各プロトコルに
関する設定を行うダイアログで、現在TCP/IPのタ
ブが選択された状態を示している。
【0078】なお、このダイアログは、図4に示したS
etupタブ402を選択すると表示されるページから
さらに立ち上げられるものである。
【0079】図5において、TCP/IPでは”Fra
me type”は通常Ethernet(登録商標)
IIが使用される。”Configuration”の
設定では、”DHCP”、”B00TP”、”RAR
P”も選択可能で、その場合はそれらのプロトコルを使
用してサーバから設定を取得することになる。
【0080】この時、下の”IP address”
等、サーバから取得される項目はリードオンリになり、
ユーザは自分では指定できなくなる。
【0081】図5に示すのように”Configura
tion”で”IP”が指定された場合は、すべての項
目についてユーザが入力しなければならない。
【0082】ここで、ユーザが入力を終えた後、”O
K”ボタンBT1を押下すると、デバイス詳細情報表示
部303はTCP/IPプロトコル処理層307に対し
て、ユーザが指定したIPアドレスがネットワークの他
のノードによってすでに使用されていないかどうかを調
べるためのリクエストを各デバイスに対して出す。
【0083】これは、TCP/IP実装したシステムに
多く装備されているPingコマンドが行っているのと
同様のものである。すなわち、ICMP(Intern
etControl Message Protoco
l)の「エコー要求」メッセージ(タイプ:8)を利用
するものである。
【0084】そして、ネットワーク上に既に同じIPア
ドレスを使用しているノードが存在すると、そのノード
は同じくICMPメッセージの「エコー応答」(タイ
プ:0)を用いて応答する。
【0085】この応答があった場合、デバイス詳細情報
表示部303はユーザに対して、IPアドレスの重複が
検出されたが、このまま設定を続けるか否かを尋ねる、
例えば図6に示すメッセージを表示する。
【0086】ここで、ユーザが”OK”ボタンBT1を
押下すれば、デバイス詳細情報表示部303はデバイス
固有情報取得設定部305に対してデバイスに設定を行
うよう指示する。
【0087】一方、ユーザが”Cancel”ボタンB
T2を押下すれば、図5に示す”TCP/IP”設定の
ダイアログに戻る。
【0088】〔第2実施形態〕上記第1実施形態では、
図5に示したダイアログ画面で、ユーザが各設定値を入
力した後”OK”ボタンBT1を押下した時にIPアド
レスの重複を調べる例について説明したが、重複を調べ
るためのボタンを配置し、該ボタンの押下状態に基づ
き、IPアドレスの重複を調べるように制御してもよ
い。
【0089】図7は、本発明の第2実施形態を示すネッ
トワーク管理装置を適用可能な情報処理装置におけるI
Pアドレス設定ダイアログ画面の一例を示す図であり、
図5と同一のものには同一の符号を付してある。
【0090】図7において、BT3は”Test”ボタ
ンで、”IP address”の入力フィールドの横
に配置されて、この”Test”ボタンBT3が押され
た時に、IPアドレスの重複を調べる。
【0091】図8,図9は、図7に示した”Test”
ボタンBT3の押下に伴うIPアドレス検出結果メッセ
ージ例を説明する図であり、例えば重複が検出されなか
った場合には図8のようなメッセージを表示し、重複が
検出された場合には図9のようなメッセージを表示して
ユーザに結果を知らせる。
【0092】図10は、本発明に係るネットワーク管理
装置を適用可能な情報処理装置におけるデータ処理手順
の一例を示すフローチャートである。なお、(1)〜
(15)は各ステップを示す。先ず、デバイスリスト表
示部302は、デバイス固有情報取得設定部305から
デバイスのプロファイル情報を受け取ると、デバイスの
リストを内部的に生成し、図4に示すユーザインタフェ
ースによるデバイス管理メニューを表示する(1)。そ
して、ユーザによるメニュー選択を待機し、デバイスメ
ニューSetupが選択されたかどうかを判定して
(2)、それ以外の項目が選択されていると判定した場
合には、ステップ(13)へ進み、その他の処理を実行
する。
【0093】一方、ステップ(2)でデバイスメニュー
Setupが選択されたと判定した場合には、ステップ
(3)で、図7に示すプロトコル設定ダイアログを表示
する。
【0094】次に、ステップ(4)で、ユーザが図示し
ないポインティングデバイス等を操作して指示されたプ
ロトコルがTCP/IP(画面中のTCP/IPタブ)
であるかどうかを判断し、TCP/IP以外のプロトコ
ルが選択されたと判定した場合には、他のプロトコルに
対する処理を実行する。
【0095】一方、ステップ(5)で、TCP/IP
(画面中のTCP/IPタブ)が選択されたと判定した
場合には、ステップ(6)で、図2に示すキーボード2
09等よりユーザが意図するIPアドレスが入力される
のを待機し、例えば「146.184.24.73」を
入力されると、ステップ(7)で、OKボタンBT1が
押下指示されたかどうかを判定し、OKボタンBT1が
押下指示されていないと判定した場合には、ステップ
(15)で、キャンセルボタンBT2が押下指示されて
いるのを待機し、キャンセルボタンBT2が押下指示さ
れたら、処理を終了する。
【0096】一方、ステップ(7)で、OKボタンBT
1が押下指示されていると判定した場合には、ステップ
(8)で、デバイスに対してエコー要求を出力する。
【0097】そして、ステップ(9)で、デバイスから
のエコー応答を受信するのを待機し、該エコー応答を受
信したら、ステップ(10)で、受信したエコー応答に
基づくエコー応答メッセージを、例えば図6に示すメッ
セージ形式で表示する。
【0098】次に、ステップ(11)で、OKボタンB
T11が押下指示されているかどうかを判定して、押下
指示されていないと判定した場合には、ステップ(3)
へ戻り、プロトコル設定処理を繰り返す。
【0099】一方、ステップ(11)で、OKボタンB
T11が押下指示されている場合には、ステップ(1
2)で、ステップ(6)でユーザより入力されたIPア
ドレスを設定して、処理を終了する。
【0100】これにより、ネットワーク管理者であるユ
ーザは、ネットワークデバイスにアドレスを割り当てる
際、設定しようとしているアドレスが現在他のノードで
使用されているかどうかを容易に知ることができる。
【0101】以下、図11に示すメモリマップを参照し
て本発明に係る情報処理装置を適用可能な印刷システム
で読み出し可能なデータ処理プログラムの構成について
説明する。
【0102】図11は、本発明に係るネットワーク管理
装置を適用可能なネットワークシステムで読み出し可能
な各種データ処理プログラムを格納する記憶媒体のメモ
リマップを説明する図である。
【0103】なお、特に図示しないが、記憶媒体に記憶
されるプログラム群を管理する情報、例えばバージョン
情報,作成者等も記憶され、かつ、プログラム読み出し
側のOS等に依存する情報、例えばプログラムを識別表
示するアイコン等も記憶される場合もある。
【0104】さらに、各種プログラムに従属するデータ
も上記ディレクトリに管理されている。また、各種プロ
グラムをコンピュータにインストールするためのプログ
ラムや、インストールするプログラムが圧縮されている
場合に、解凍するプログラム等も記憶される場合もあ
る。
【0105】本実施形態における図10に示す機能が外
部からインストールされるプログラムによって、ホスト
コンピュータにより遂行されていてもよい。そして、そ
の場合、CD−ROMやフラッシュメモリやFD等の記
憶媒体により、あるいはネットワークを介して外部の記
憶媒体から、プログラムを含む情報群を出力装置に供給
される場合でも本発明は適用されるものである。
【0106】以上のように、前述した実施形態の機能を
実現するソフトウエアのプログラムコードを記録した記
憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシステ
ムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMP
U)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し
実行することによっても、本発明の目的が達成されるこ
とは言うまでもない。
【0107】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が本発明の新規な機能を実現すること
になり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本
発明を構成することになる。
【0108】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROM,EEPROM等を用いることができ
る。
【0109】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペ
レーティングシステム)等が実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0110】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0111】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
〜第12の発明によれば、ネットワークに接続された複
数のデバイスのアドレス設定を制御するネットワーク環
境で、各デバイスとの通信により設定されたアドレスが
ネットワーク中の他のノードで重複使用されているかど
うかを調査して他のノードで重複使用されていると検出
された場合に、設定された固有のアドレスが重複状態で
あることを通知するので、ユーザが各ノードに対して個
々に行うべき重複状態検出操作負担を軽減し、設定され
たアドレスがネットワーク上のノードで重複しているか
どうかを自動的に検出し、該検出結果をユーザに明示し
て、ネットワーク管理者が重複するアドレスを設定して
しまう不具合を未然に防止しつつ、ネットワーク上で適
正なアドレスを効率よく設定処理することができる等の
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すネットワーク管理
装置を適用可能なネットワークシステムの構成を説明す
るブロック図である。
【図2】図1に示したクライアントの構成を説明するブ
ロック図である。
【図3】本発明に係るネットワーク管理装置におけるネ
ットワーク管理ソフトウェアのモジュール構成を説明す
るブロック図である。
【図4】図2に示したCRT上に表示されるユーザイン
タフェースの一例を示す図である。
【図5】図2に示したCRTに表示されるプロトコル設
定ダイアログ画面の一例を説明する図である。
【図6】図2に示したCRTに表示されるプロトコル設
定時の確認メッセージ例を説明する図である。
【図7】本発明の第2実施形態を示すネットワーク管理
装置を適用可能な情報処理装置におけるIPアドレス設
定ダイアログ画面の一例を示す図である。
【図8】図7に示した”Test”ボタンの押下に伴う
IPアドレス検出結果メッセージ例を説明する図である
【図9】図7に示した”Test”ボタンの押下に伴う
IPアドレス検出結果メッセージ例を説明する図であ
る。
【図10】本発明に係るネットワーク管理装置を適用可
能な情報処理装置におけるデータ処理手順の一例を示す
フローチャートである。
【図11】本発明に係るネットワーク管理装置を適用可
能なネットワークシステムで読み出し可能な各種データ
処理プログラムを格納する記憶媒体のメモリマップを説
明する図である。
【符号の説明】
201 ネットワークデバイス遠隔管理プログラムを実
行するCPU 202 ROM 203 RAM 204 システムバス 205 キーボードコントローラ(KBC) 206 CRTコントローラ(CRTC) 207 ディスクコントローラ(DKC) 208 ネットワークインタフェースカード(NIC) 209 キーボード(KB) 210 CRTディスプレイ(CRT) 211 ハードディスク(HD) 212 フロッピー(登録商標)ディスクドライブ(F
D) 300 ネットワークデバイス遠隔管理プログラム 301 全体制御部 302 デバイスリスト表示部 303 デバイス詳細情報表示部 304 デバイス探索部 305 デバイス固有情報取得設定部 306 SNMPプロトコル処理層 307 TCP/IPプロトコル処理層 308 物理ネットワークアクセス層

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された複数のデバイ
    スを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネッ
    トワークデバイス管理装置において、 前記デバイスに対して前記ネットワークで固有のアドレ
    スを設定するためのアドレス設定手段と、 各デバイスとの通信により前記アドレス設定手段により
    設定されたアドレスが前記ネットワーク中の他のノード
    で重複使用されているかどうかを検出する検出手段と、 前記検出手段により他のノードで重複使用されていると
    検出された場合に、前記アドレス設定手段により設定さ
    れた前記固有のアドレスが重複状態であることを通知す
    る通知手段と、を有することを特徴とするネットワーク
    管理装置。
  2. 【請求項2】 前記アドレス設定手段により設定された
    前記固有のアドレスを確認する指示を入力する指示手段
    と、 前記指示手段による確認指示に基づき、前記検出手段に
    よる各デバイスとの通信を起動させる起動制御手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載のネットワーク
    管理装置。
  3. 【請求項3】 前記ネットワークは通信プロトコルとし
    てTCP/IPプロトコルを使用し、各デバイスに対し
    てSNMPプロトコルを用いてIPアドレスの設定を行
    うことを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記検出手段は、ICMPプロトコルの
    エコー要求メッセージを各デバイスに送信して応答され
    るエコー応答から前記設定手段により設定されたIPア
    ドレスが他のノードで使用されているかどうかを調べる
    ことを特徴とする請求項1記載のネットワーク管理装
    置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された複数のデバイ
    スを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネッ
    トワークデバイス管理装置におけるネットワーク管理方
    法であって、 前記デバイスに対して前記ネットワークで固有のアドレ
    スを設定するためのアドレス設定工程と、 各デバイスとの通信により前記アドレス設定工程により
    設定されたアドレスが前記ネットワーク中の他のノード
    で重複使用されているかどうかを検出する検出工程と、 前記検出工程により他のノードで重複使用されていると
    検出された場合に、前記アドレス設定工程により設定さ
    れた前記固有のアドレスが重複状態であることを通知す
    る通知工程と、を有することを特徴とするネットワーク
    管理方法。
  6. 【請求項6】 前記アドレス設定工程により設定された
    前記固有のアドレスを確認する指示を入力する指示工程
    と、 前記指示工程による確認指示に基づき、前記検出工程に
    よる各デバイスとの通信を起動させる起動制御工程と、
    を有することを特徴とする請求項5記載のネットワーク
    管理方法。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークは通信プロトコルとし
    てTCP/IPプロトコルを使用し、各デバイスに対し
    てSNMPプロトコルを用いてIPアドレスの設定を行
    うことを特徴とする請求項5記載のネットワーク管理方
    法。
  8. 【請求項8】 前記検出工程は、ICMPプロトコルの
    エコー要求メッセージを各デバイスに送信して応答され
    るエコー応答から前記設定工程により設定されたIPア
    ドレスが他のノードで使用されているかどうかを調べる
    ことを特徴とする請求項5記載のネットワーク管理方
    法。
  9. 【請求項9】 ネットワークに接続された複数のデバイ
    スを該ネットワークを介し遠隔操作により管理するネッ
    トワークデバイス管理装置に、 前記デバイスに対して前記ネットワークで固有のアドレ
    スを設定するためのアドレス設定工程と、 各デバイスとの通信により前記アドレス設定工程により
    設定されたアドレスが前記ネットワーク中の他のノード
    で重複使用されているかどうかを検出する検出工程と、 前記検出工程により他のノードで重複使用されていると
    検出された場合に、前記アドレス設定工程により設定さ
    れた前記固有のアドレスが重複状態であることを通知す
    る通知工程とを実行させるためのプログラムを記録した
    コンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 前記アドレス設定工程により設定され
    た前記固有のアドレスを確認する指示を入力する指示工
    程と、 前記指示工程による確認指示に基づき、前記検出工程に
    よる各デバイスとの通信を起動させる起動制御工程と、
    を有することを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  11. 【請求項11】 前記ネットワークは通信プロトコルと
    してTCP/IPプロトコルを使用し、各デバイスに対
    してSNMPプロトコルを用いてIPアドレスの設定を
    行うことを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
  12. 【請求項12】 前記検出工程は、ICMPプロトコル
    のエコー要求メッセージを各デバイスに送信して応答さ
    れるエコー応答から前記設定工程により設定されたIP
    アドレスが他のノードで使用されているかどうかを調べ
    ることを特徴とする請求項9記載の記憶媒体。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7406081B2 (en) 2004-07-20 2008-07-29 Fujitsu Limited Network device for remote setting operations
JP2009282707A (ja) * 2008-05-21 2009-12-03 Hitachi Ltd ネットワークログ取得解析システム
JP2012039455A (ja) * 2010-08-09 2012-02-23 Toshiba Corp 端末情報管理装置

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