JP2003338042A - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JP2003338042A JP2003187489A JP2003187489A JP2003338042A JP 2003338042 A JP2003338042 A JP 2003338042A JP 2003187489 A JP2003187489 A JP 2003187489A JP 2003187489 A JP2003187489 A JP 2003187489A JP 2003338042 A JP2003338042 A JP 2003338042A
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和男 黒田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭いトラックピッチにおいても正確にアドレ
ス情報を検出し、情報信号の高記録密度を実現する。 【解決手段】 ウォブルしたグルーブ1を有するととも
に、これらグルーブ間の領域に所定間隔でピット2が形
成されてなる光ディスクに対してデータを記録及び/又
は再生する記録及び/又は再生装置であって、グルーブ
1に沿ってビームスポットを走査した際に得られるウォ
ブル及びピットからの再生信号を含むプッシュプル方式
のトラッキング誤差信号を検出するPINダイオード
(A,B,C,D)からなる検出手段と、トラッキング
誤差信号からウォブル信号を検出する第1のフィルタ3
1と、トラッキング誤差信号からピット信号を検出する
第2のフィルタ33と、2値化されたウォブル信号に対
して所定倍の周波数を有する信号に基づき、ピット信号
に含まれるノイズ成分を除去するピットパルス検出・補
間回路40とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ウォブルしたグル
ーブを有し、これらグルーブ間の領域にアドレス情報を
記録した光記録媒体に対しデータの記録及び/又は再生
を行う記録及び/又は再生装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、いわゆるコンパクトディスク・
レコーダブルシステム(CD−R)に用いられるCD−
Rディスクは、ウォブルしたグルーブを有し、アドレス
情報を含むセクター情報は、ウォブル信号の変調で記録
されている。 【0003】すなわち、CD−R記録再生装置において
は、グルーブ上に集光させた記録再生用の光ビームによ
って、例えば22kHzを搬送波とするウォブル信号を
検出し、アドレス情報を含むデータ列はその信号をFM
復調することによって検出される。 【0004】セクターの先頭にアドレスを配置する方式
では、アドレス情報と記録情報を時分割で記録すること
になり、記録した信号が不連続となってしまうが、この
方式では、連続にデータを記録することが可能であり、
信号が連続的に記録されている再生専用ディスクとの互
換性を重視する用途において有用性が高い。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、ウォブル信
号の変調でアドレス情報を記録する方法では、隣接する
グルーブ間の距離であるトラックピッチを狭くすると、
隣接グルーブからのウォブル信号の漏れ込みが大きくな
り、ウォブル信号のS/N比が低下し、アドレス情報の
復調が正しくできなくなるばかりか、ディスクの回転制
御に必要なウォブル信号の搬送波の検出も困難となり、
その場合にはディスクの回転制御にも支障をきたす。 【0006】高密度に信号を記録するためには、トラッ
クピッチを狭くする必要があるため、狭いトラックピッ
チでも正確にアドレス情報を再生することが課題とな
る。 【0007】上述の方式においては、再生したアドレス
情報によって得られる記録再生用の光ビームのスポット
のディスク上での位置精度は、搬送波の周波数に依存
し、およそ搬送波の波長のオーダーである。一方、搬送
波の周波数、すなわちウォブリングの周波数は、記録信
号に悪影響を与えないように、比較的低い周波数を選択
する必要がある。CD−Rの例で言えば、22kHzで
あり、ディスク上での波長は54μmである。 【0008】データを連続的ではなく間をおいて記録
し、さらに後から未記録部分にデータを記録する場合に
は、ディスク上の正確な位置にデータを記録する必要が
ある。正確に記録できない場合には、記録するデータの
単位毎に、記録位置の誤差を吸収するための、いわゆる
ギャップを設け、記録データ同士の重複を避ける必要が
ある。 【0009】ギャップは、ディスクに記録可能な容量を
減少させるので、その長さは極力小さくする必要がある
が、先に述べた精度では不十分である。 【0010】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
提案されたものであって、狭いトラックピッチにおいて
もアドレス情報やディスクの回転制御情報を正確に得る
ことが可能で、信号を高密度に記録することが可能な記
録及び/又は再生装置を提供することを目的とする。 【0011】 【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係る記録及び/又は再生装置は、ウォブ
ルしたグルーブを有するとともに、これらグルーブ間の
領域に所定間隔でピットが形成されてなる光記録媒体に
対してデータを記録及び/又は再生する記録及び/又は
再生装置であって、上記グルーブに沿ってビームスポッ
トを走査した際に得られる上記ウォブル及びピットから
の再生信号を含むプッシュプル方式のトラッキング誤差
信号を検出する検出手段と、上記トラッキング誤差信号
からウォブル信号を検出する第1のフィルタと、上記ト
ラッキング誤差信号からピット信号を検出する第2のフ
ィルタと、2値化された上記ウォブル信号に対して所定
倍の周波数を有する信号に基づき、上記ピット信号に含
まれるノイズ成分を除去する検出補間手段とを備えるこ
とを特徴とする。 【0012】本発明に係る記録及び/又は再生装置は、
狭いトラックピッチにおいても、アドレス情報や光記録
媒体の回転制御情報が正確に得られ、情報信号の記録の
高密度化に有利である。 【0013】また、同時に、光記録媒体の回転制御の応
答速度と確実性が向上される。例えば、ランドプリピッ
トのみでCLVディスクの回転制御しようとすると、ラ
ンダムアクセスによって線速度が大きく変化した時に、
プリピットが一時的に検出できなくなり、再び検出し回
転制御が復帰するのに時間がかかってしまうが、ウォブ
ル信号とピット信号を併用することで、このような不都
合が解消される。 【0014】本発明に係る記録及び/又は再生装置は、
狭いトラックピッチにおいても、アドレス情報や光記録
媒体の回転制御情報が正確に得られ、信号記録の高密度
化が図られる。 【0015】 【発明の実施の形態】以下、本発明に係る記録及び/又
は再生装置を具体的に説明する。 【0016】まず、本発明に係る記録及び/又は再生装
置に用いられる光記録媒体をせつめいすると、この光記
録媒体は、ウォブルしたグルーブを有するとともに、こ
れらグルーブ間の領域に所定間隔でピットが形成されて
いるものであり、グルーブのウォブル信号とピットのピ
ット信号の併用により信号の高密度記録を可能とするも
のである。 【0017】上記ピットは、グルーブとグルーブの間の
領域、すなわちランド部に形成され、その形状は、通常
のピットであってもよいし、グルーブとグルーブを繋ぐ
ランド部の切り欠きとして隣接するグルーブ間に連なっ
て形成されてもよい。 【0018】このピットは、通常、シンクピットやアド
レスピット等を含むセクター情報を有しており、このセ
クター情報によってアドレス情報等が得られるようにす
るが、本願発明の場合には、必ずしもこのようなセクタ
ー情報が存在しなくともよく、また、シンクピットの
み、あるいはアドレスピットのみを有するものであって
もよい。なお、シンクピットは、セクター情報の開始位
置を示すピットであり、例えば近接して配置された2個
のピットや、他のピットとはピット長の異なるピットと
して形成され、他のピットとは区別して検出することが
可能である。 【0019】一方、グルーブは、単一周波数のウォブル
信号を有するものであってもよいし、変調により同期信
号やアドレスデータが記録されたセクター情報を有する
ものであってもよい。 【0020】セクター情報は、記録データのセクター、
又は記録データセクターの集合であるクラスタに関連付
けられた情報であり、同期信号、又はアドレスデータ、
あるいは同期信号とアドレスデータの両者を有する。こ
れらの組み合わせも任意であり、例えば、単一周波数の
ウォブル信号を有するグルーブとシンクピット、アドレ
スピットの組み合わせ、変調で同期信号、アドレスデー
タ等のセクター情報が記録されたウォブル信号を有する
グルーブとシンクピット、アドレスピットの組み合わ
せ、変調でセクター情報が記録されたウォブル信号を有
するグルーブと一定間隔のピットの組み合わせ等が挙げ
られる。 【0021】上述の組み合わせのうち、例えば単一周波
数のウォブル信号を有するグルーブとシンクピット、ア
ドレスピットの組み合わせを採用した場合には、これら
シンクピットやアドレスピットにより確実に同期情報、
アドレス情報が得られるとともに、ウォブル信号により
ディスクの回転制御情報を正確に得ることが可能であ
る。 【0022】ウォブル信号を単一周波数の信号とする
と、隣接グルーブからの漏れ込み信号が大きくなって
も、その漏れ込み信号が本来検出するべき信号と正確に
同じ周波数であるため、漏れ込みの影響は、検出される
ウォブル信号において振幅のゆっくりとした変化となる
のみで、したがって検出すべき単一周波数は容易に検出
される。 【0023】また、変調で同期信号やアドレスデータを
含むセクター情報が記録されたウォブル信号を有するグ
ルーブと、シンクピット、アドレスピットの組み合わせ
を採用した場合には、同期情報やアドレス情報がグルー
ブとピットの両方に2重に記録されることになり、精度
や信頼性が増す。 【0024】以上のようなグルーブとピットとを組み合
わせる場合、ピットの位置をグルーブに対してランダム
に形成すると、ピットの位置によって得られる再生信号
のレベルが変動し、正確にピットを検出することが難し
くなるおそれがある。あるいは、これらを再生するため
の再生装置におけるクロック発生回路が複雑化するとい
う問題もある。 【0025】そこで、これを解消するために、例えばウ
ォブル周波数fw(平均周波数)とピット周波数fpと
の関係を、下記の式(1)で示すように整数関係にする
ことが好ましい。 【0026】 M×fw=N×fp(但し、M、Nは整数である。) ・・・・(1) これは、言い換えれば、ウォブル周期Twとピット周期
Tpとの関係を下記の式(2)に示す整数関係とするこ
とである。 【0027】 M×Tw=N×Tp(但し、M、Nは整数である。) ・・・・(2) なお、ウォブル周期Twは、ウォブルの平均周期であ
り、ピット周期Tpは、ピットを所定の間隔の整数倍の
間隔で記録する場合の、その所定の間隔である。例え
ば、連続する2個のピットをシンクピットとした場合の
ピット周期Tpは、その連続する2個のピットを1個の
ピットと見なし、これら2個のピット間の周期は無視す
ることにする。 【0028】このようにウォブル周波数fwとピット周
波数fpとが整数関係とすれば、基準クロックを1つに
したり、電圧制御発振器VCOを1つにすることが可能
になり、記録再生装置のクロック発生回路を簡易なもの
とすることができる。 【0029】また、PLLを利用してウォブル信号から
ピット周期に同期した信号を生成することが可能とな
り、その結果、正確にピットを検出することができる。 【0030】あるいは、ウォブルとピットの位相を合わ
せることで、正確にピットを検出するようにしてもよ
い。 【0031】すなわち、ピットの位置をウォブルの一定
位相に対応させ、ウォブル量(グルーブの蛇行量)が一
定となる位置にピットを形成することにより、ピット検
出信号を安定にさせることができ、正確にピットを検出
することが可能になる。 【0032】この場合、図1に示すように、グルーブG
のウォブル中心位置(ウォブル量が最小となる位置)に
対応してピットPを形成する。あるいは、図2に示すよ
うに、ウォブル量が略最大となり且つ隣接するグルーブ
に対して近接する位置にピットPを形成してもよい。前
者の場合、他のグルーブからのクロストークが最小とな
り、後者の場合、ウォブル信号成分を除去せずに信号レ
ベルのみでピットを検出することができる。 【0033】また、ウォブル信号に同期情報やアドレス
情報等を含んだセクター情報が記録され、ピットもシン
クピット、アドレスピット等のセクター情報を有する場
合には、これらセクター情報、特にシンクピットとウォ
ブル信号の同期信号の位置関係を一定にすることが好ま
しい。例えば、再生方向において、シンクピットの手前
の1ピット周期以内にウォブルによる同期信号を記録す
る。 【0034】このように、ウォブル信号からピットアド
レスの同期部の位置を予め知ることにより、より正確に
ピットアドレスの同期を検出することが可能となり、そ
の結果、ピットアドレスの読み取りがより確実となる。 【0035】上述の光記録媒体に対して記録再生を行う
場合には、ウォブルしたグルーブから検出した信号を用
いてディスクの回転を制御し、ランド部のピットから検
出した情報により、記録信号のディスク上での位置を制
御する。 【0036】このとき、ウォブル信号とピットの信号
を、プッシュプル法を用いて一つのビームスポットで同
時に読み出すようにすれば、記録再生装置の簡略化が実
現できる。 【0037】 【実施例】以下、本発明に用いられる光ディスクの具体
的な実施例について、図面を参照しながら詳細に説明す
る。 【0038】実施例1 本実施例の光ディスクは、波長635nmのレーザ光で
記録が可能な有機色素の記録膜を持つ直径を12cmと
する追記型ディスクである。 【0039】この光ディスクの記録膜が形成されるディ
スク基板は、ポリカーボネートを射出成形して形成さ
れ、案内溝(グルーブ)と、グルーブ間のランド部とが
形成されている。 【0040】上記グルーブは、幅約0.25μm、深さ
約70nmであり、グルーブ間隔(トラックピッチ)約
0.74μmで内周から外周まで連続したスパイラルと
して形成されている。 【0041】また、上記グルーブには、ディスクの回転
数と記録信号のクロック周波数を制御するための情報と
して、単一周波数のウォブル信号が記録されている。な
お、ウォブルとは、グルーブをディスクの半径方向に僅
かに蛇行させることである。 【0042】本例においては、蛇行幅は20nm、蛇行
周期は約30μmである。したがって、このディスクを
線速度3.5m/秒で回転させ、ウォブル信号を再生す
ると、その周波数は約120kHzとなる。 【0043】一方、グルーブとグルーブの間のランド部
には、アドレス情報を記録するピット(アドレスピッ
ト)として、幅約0.3μmで、深さがグルーブと同じ
約70nmの溝が形成されている。 【0044】図3は、上述のグルーブとアドレスピット
を模式的に示すもので、本例では、ウォブルするグルー
ブ1の間の領域に、所定の間隔でアドレスピット2が形
成されている。各アドレスピット2は、隣接するグルー
ブ間に連なり、ディスクの半径方向の溝として形成され
ている。 【0045】上記アドレスピットは、本例では約0.2
mm間隔で、情報の1/0に対応して形成されている。
すなわち、情報1に対応する位置にはアドレスピットが
有り、情報0に対応する位置にはアドレスピットは無
い。したがって、アドレスピットの有無が情報の1/0
に対応する。 【0046】図4は、グルーブに沿ってビームスポット
Bを走査したときに得られる信号を示すものある。具体
的には、内周側のアドレスピットによるパルスと、これ
とは逆の極性を有する外周側のアドレスピットによるパ
ルスとが得られる。したがって、これらのいずれか一方
に基づいてアドレス情報を検出すればよい。 【0047】この記録方式では、情報の0が連続する
と、アドレスピットが記録されない状態が連続し、アド
レスピットの検出が困難となることが予想され、本実施
例では、記録する情報を予め,いわゆるバイフェイズ変
調し、0の連続は最大2ビットとしている。 【0048】但し、同期信号の中には、同期信号の検出
を容易にするため、000111という変調規則外のパ
ターンを設けるので、同期信号区間には、3チャンネル
ビット連続してアドレスピットが記録されない部分があ
る。 【0049】図5に同期パターンとデータビットの変調
の例を示す。同期パターンは、01100011100
01110であり、既に説明したように、変調規則外の
3チャンネルビット連続の0及び1が含まれている。 【0050】データビットは、0は1−0、1は0−1
と変調されており、したがって、データ部分には3チャ
ンネルビット以上の1の連続、0の連続は含まれていな
い。 【0051】一方、図6がセクター情報の記録フォーマ
ットの一例である。合計208チャンネルビット(chann
el bit)でセクター情報は構成されており、先頭の16
チャンネルビットが同期パターンであり、8バイト(byt
e)のアドレスデータに4バイトのリードソロモン符号の
エラー訂正のためのパリティを付加している。 【0052】この記録フォーマットでは、4バイトのパ
リティによって2バイトまで訂正可能であるので、20
8チャンネルビットのセクター情報のうち、任意の位置
の2チャンネルビットが誤っていても、アドレスデータ
を正しく検出することができる。 【0053】次に、上述のように構成された光ディスク
の信号再生について説明する。なお、ここでは、グルー
ブのウォブル信号とピットのアドレス信号を、プッシュ
プル法を用いて一つのビームスポットで同時に読み出す
方法について説明する。 【0054】図7は、信号再生回路のブロック図であ
る。図3において、グルーブ1上に集光されたビームス
ポットBからの戻り光を、4分割のPINダイオード
A,B,C,Dをディテクタとして光電変換し、これを
I−V変換して4分割された各々のダイオードに対応す
る信号A,B,C,Dを得る。 【0055】これら信号のうち、信号A,B,C,Dを
加算したもの(A+B+C+D)が、記録された信号の
再生信号であり、等化回路11で記録再生の周波数特性
を補償した後、2値化回路12によって2値化すること
により再生データが得られ、位相比較器13と電圧制御
発振器(VCO)14とによって構成したPLL回路に
より、この2値化データから再生データのクロックを得
る。 【0056】一方、上記信号A,B,C,Dを利用して
(A−B)+(C−D)なる演算を行うと、非点収差方
式のフォーカス誤差信号が得られる。 【0057】このフォーカス誤差信号は、位相補償回路
15を経てフォーカス駆動回路16に送られ、このフォ
ーカス駆動回路16から対物レンズの焦点位置を制御す
るフォーカス駆動信号が出力される。 【0058】また、上記信号A,B,C,Dを利用して
(A+B)−(C−D)なる演算を行うと、いわゆるプ
ッシュプル方式のトラッキング誤差信号が得られる。こ
の信号は、グルーブとビームスポットBの半径方向の相
対位置に対応した信号であるから、グルーブのウォブル
信号も同時に再生される。さらに、アドレスピットが記
録された位置でも、アドレスピットがグルーブに対して
ディスクの内周側であるか外周側であるかに応じて、プ
ラスあるいはマイナスのパルスが検出され、これも信号
(A+B)−(C−D)に含まれる。 【0059】そこで、先ず、この信号(A+B)−(C
−D)をローパスフィルタ(LPF)17を通してトラ
ッキング誤差信号のみを取り出し、これを位相補償回路
18を介してトラッキング駆動回路19に送り、トラッ
キング駆動信号を出力する。 【0060】また、アドレスピットによって発生するパ
ルス信号を検出するためには、ウォブル信号の影響や、
ウォブルの蛇行等による低周波数帯域のノイズの影響を
避けるため、130kHz以下の信号を抑圧するハイパ
スフィルタ(HPF)20を用いる。 【0061】ウォブル信号は、狭い帯域の信号であるか
ら、その帯域を通過させるバンドパスフィルター(BP
F)21を用いることによって、良好なS/Nのウォブ
ル信号を得ることができる。得られたウォブル信号は、
2値化回路22によって2値化し、この2値化データを
周波数比較回路23において基準周波数と比較すること
で、スピンドルモータ制御信号を得る。 【0062】以上説明したように、本実施例では、1つ
の4分割PINダイオードにより信号再生に必要な全て
の信号を得ることが可能である。 【0063】実施例2 本例では、ウォブルとピットの様々な組み合わせについ
て説明する。 【0064】先ず、第1の例は、単一周波数のウォブル
と、このウォブル信号の周波数と整数関係にあるように
ピットを形成した例である。 【0065】この場合、得られる信号は、図8に示すよ
うなものとなり、ウォブル信号Swの周期Twの整数倍
の間隔、すなわちピット周期Tpのさらに整数倍の間隔
でピット信号Spが検出される。 【0066】第2の例は、変調されたウォブル信号に対
して位相を合わせてピットを形成した例である。本例
は、ウォブル量が略最大となり且つ隣接するグルーブに
対して近接する位置にピットを形成した例であり、図9
に示すように、ピット信号Spがウォブル信号Swの頂
点に位置し、ピット信号Spの信号レベルのみでピット
が検出される。 【0067】図9において、ピット信号Spは、トラッ
キング中のグルーブの内周側に配置されたピットにより
生成されたピット信号であり、一方、ピット信号Sp´
は、前記グルーブの外周側に配置されたピットにより生
成されたピット信号である。 【0068】なお、先の実施例1では、ピット信号から
ウォブル信号をハイパスフィルターにより除去した後、
ピット信号を検出しているが、本例でのハイパスフィル
ターは、ウォブル信号を通過させ、ウォブル信号を含む
ピット信号Spを検出レベルLと比較することによりピ
ットが検出される。これは、ウォブル信号の周波数帯域
とピット信号の周波数帯域が近い場合、ハイパスフィル
ターによる周波数分離が困難な場合が想定されるからで
ある。 【0069】また、本例では、グルーブの内周側のピッ
トは、そのグルーブが内周側に略最大の量ウォブルした
位置に記録してある。この場合、外周側のピットは、外
周側の隣接グルーブが内周側に略最大量ウォブルした位
置に記録されることになる。 【0070】隣接グルーブ間のウォブル信号は必ずしも
一致しないため、図9に示すように、内周側のピットに
よるピット信号Spがウォブル信号が一定の値になる位
置に位置しても、別のグルーブに関連付けられて記録さ
れた外周側のピットによるピット信号Sp´は、ウォブ
ル信号とは無関係に位置することになる。 【0071】図9に示すように、ウォブル信号と無関係
に位置した外周側ピットによるピット信号Sp´のピー
ク値がピット毎に変動するのに対して、ウォブル量が一
定となる位置に記録された内周側ピットによるピット信
号Spのピーク値は一定である。 【0072】ピーク値が一定である場合、例えば、ピッ
ト信号の振幅が変動しても簡単なピークホールド回路に
よりピーク値が容易に検出可能であり、その検出したピ
ーク値を利用して、ピット検出レベルを最適値に保ち、
安定したピットの検出が可能である。これは、ウォブル
量がほぼ一定となる位置にピットが形成された場合に得
られる利点である。 【0073】さらに、本例では、ピット信号Spはウォ
ブル信号Swの頂点に位置するため、検出レベルの許容
変動幅が最も大きくなる。このことが、ウォブル量がほ
ぼ最大であり且つ隣接するグルーブに対して近接する位
置にピットが形成された場合の利点である。 【0074】図10は、ウォブル信号に同期信号Sws
を記録し、これをシンクピットSspと組み合わせた例
である。 【0075】この場合には、ウォブル信号の同期信号S
wsからシンクピットSspの位置を予め知ることがで
き、より確実にシンクピットSspが検出される。 【0076】このように、ウォブルとピットに関して
は、種々の組み合わせが考えられるが、これらの組み合
わせによって、次のような利点が生ずる。 【0077】先ず、ウォブルとピットの位相を合わせて
形成した場合について説明する。 【0078】図11は、このような光ディスクから得ら
れる再生信号を示すもので、この再生信号はウォブル信
号Swとピット信号Spとからなる。ここで、ピット信
号にはノイズ成分Snが含まれているとする。 【0079】一方、図12は、これらウォブル信号とピ
ット信号を再生するための再生装置のブロック図であ
る。 【0080】この再生装置では、ウォブル信号Swは、
バンドパスフィルタ31を介して2値化回路32に供給
され、一方、ピット信号Spは、ハイパスフィルタ33
を介して2値化回路34に供給され、それぞれ2値化さ
れる。 【0081】このとき、2値化回路34からは、図11
(B)に示すように、各ピット信号Sp及びノイズ成分
Snが出力される。 【0082】ウォブル信号Swは、さらに位相比較回路
35へと送られ、電圧制御発振器36の発振周波数を1
/100分周回路37及び1/M分周回路38によって
1/(M*100)分周された信号と位相比較される。
位相比較回路35によって検出された位相情報により電
圧制御発振器36を制御することにより、フェイズロッ
クドループが形成され、その結果、ウォブル信号周波数
Fwの(M*100)倍の周波数Foが電圧制御発振器
36から出力される。 【0083】ウォブル周波数Fwとピット周波数Fpと
がFw*M=Fp*Nの関係にあるとすると、電圧制御
発振器36の発振周波数Foは、Fo=Fw*(M*1
00)=Fp*(N*100)であるから、ピット周波
数Fpの(N*100)倍の周波数となる。 【0084】したがって、電圧制御発振器36の出力を
1/(N*100)カウンタ39で分周することによっ
て、図11(C)に示す位相情報が得られ、ピットパル
ス検出・補間回路40へ出力される。 【0085】そして、この図11(C)に示す位相情報
と2値化回路34からの出力のアンドをとることによっ
て、図11(D)に示すように、ノイズ成分Snがキャ
ンセルされ、本来のピット信号Spのみが検出され、図
11(E)に示すピットデータクロックや図11(F)
に示すピットデータが出力される。 【0086】この例のように、ウォブル周波数Fwとピ
ット周波数FpとがFw*M=Fp*N(M、Nは整
数)の関係にあるときは、ウォブル信号からフェイズロ
ックドループによって、ピット周期で位相情報を得るこ
とが可能であり、正確なピットアドレスの検出が可能で
ある。 【0087】次に、ウォブル信号に同期信号(シンク)
を記録し、これをシンクピットと組み合わせた例につい
て説明する。 【0088】図13において、(a)に示すウォブル信
号は、FM変調されており、これを復調した結果が
(b)である。一方、プリピットのシンクを(c)に示
すようにウォブルのシンクの直後に配置することで、ウ
ォブルのシンクを検出後、プリピットのシンクを検出す
ることができる。 【0089】ウォブル自体の位置的な精度は、プリピッ
トほど正確ではないが、プリピットとは違う系でプリピ
ット保護のための仕組みを作ることで、プリピット信号
自体の安全性を向上させることが可能である。 【0090】また、ゲート以外の使用方法として、図1
4に示すように、プリピット列の先頭判別信号をウォブ
ルで入れることも可能である。 【0091】この結果、シンクパターンをプリピットで
形成する必要がなく、プリピット情報を増加させること
が可能である。また、プリピットシンクパターンの検出
も不要なため、回路節減が可能であり、制御系が2重に
なるため信頼性が増す。 【0092】以上、本発明を適用した具体的な実施例に
ついて説明してきたが、本発明がこの実施例に限定され
るものでないことは言うまでもなく、種々の変形、組み
合わせが可能である。 【0093】例えば、図15に示すように、アドレスピ
ット2を通常のピット形状とすることも可能である。 【0094】また、ウォブル信号とピットの両者にセク
ター情報を記録した場合に、両者を使い分けることも可
能であり、例えば信号を記録する前にはピットによるア
ドレス情報を利用し、信号記録後にはウォブル信号に変
調で記録されるアドレス情報を利用することが可能であ
る。 【0095】 【発明の効果】本発明に係る記録及び/又は再生装置
は、光記録媒体の回転制御の応答速度と確実性が向上さ
れ、狭いトラックピッチにおいても、アドレス情報や光
記録媒体の回転制御情報が正確に得られ、情報信号の記
録の高密度化が実現できる。 【0096】また、本発明によれば、これまでに比べ
て、正確且つ高い時間精度でアドレス情報を得ることが
可能である。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明が適用されるる光ディスクにおいて、ウ
ォブル中心にピットを配置した例を示す模式図である。 【図2】本発明が適用される光ディスクにおいて、ウォ
ブル量が最大で隣接グルーブに近接する位置にピットを
形成した例を示す模式図である。 【図3】本発明を適用した光ディスクにおけるグルーブ
とピットの一例を模式的に示す要部概略平面図である。 【図4】ピットから得られるパルス信号を示す波形図で
ある。 【図5】同期パターンとデータビットの変調例を示す図
である。 【図6】アドレス情報の記録フォーマットの一例を示す
図である。 【図7】信号再生回路の一例を示す回路図である。 【図8】ウォブル信号とピット信号の周波数を整数関係
にしたときの再生信号の一例を示す波形図である。 【図9】ウォブル信号とピット信号の位相を合わせたと
きの再生信号の一例を示す波形図である。 【図10】ウォブルとピットの両者に同期信号を記録し
たときの再生信号の一例を示す波形図である。 【図11】ウォブル信号とピット信号の位相を合わせた
ときのタイミングチャートである。 【図12】再生装置における再生回路の一例を示すブロ
ック図である。 【図13】ウォブルとピットの両者に同期信号を記録し
たときのタイミングチャートである 【図14】プリピット列の先頭判別信号をウォブルで入
れた場合のタイミングチャートである。 【図15】グルーブとピットの他の例を模式的に示す要
部概略平面図である。 【符号の説明】 1 グルーブ、 2 ピット、 31 バンドパスフィ
ルタ、 33 ハイパスフィルタ、 36 電圧制御発
振器、 39 1/(N*100)カウンタ、40 ピ
ットパルス検出・補間回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 秋山 義行 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 飯村 紳一朗 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 小川 博司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 黒田 和男 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 鈴木 敏雄 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 井上 章賢 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 谷口 昭史 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)発明者 太田 岑正 山梨県中巨摩郡田富町西花輪2680番地 パ イオニアビデオ株式会社内 Fターム(参考) 5D090 AA01 BB03 CC04 CC16 DD03 EE12 GG03 GG10 LL08

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 ウォブルしたグルーブを有するととも
    に、これらグルーブ間の領域に所定間隔でピットが形成
    されてなる光記録媒体に対してデータを記録及び/又は
    再生する記録及び/又は再生装置であって、 上記グルーブに沿ってビームスポットを走査した際に得
    られる上記ウォブル及びピットからの再生信号を含むプ
    ッシュプル方式のトラッキング誤差信号を検出する検出
    手段と、 上記トラッキング誤差信号からウォブル信号を検出する
    第1のフィルタと、 上記トラッキング誤差信号からピット信号を検出する第
    2のフィルタと、 2値化された上記ウォブル信号に対して所定倍の周波数
    を有する信号に基づき、上記ピット信号に含まれるノイ
    ズ成分を除去する検出補間手段とを備えることを特徴と
    する記録及び/又は再生装置。
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