JP2003337830A - 類似度表示システムおよび類似度表示方法 - Google Patents

類似度表示システムおよび類似度表示方法

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JP2003337830A
JP2003337830A JP2002143333A JP2002143333A JP2003337830A JP 2003337830 A JP2003337830 A JP 2003337830A JP 2002143333 A JP2002143333 A JP 2002143333A JP 2002143333 A JP2002143333 A JP 2002143333A JP 2003337830 A JP2003337830 A JP 2003337830A
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Shigeru Tago
滋 多胡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2つの観点で入力データ相互間の類似度を視
覚的に容易にチェック可能にすること。 【解決手段】 入力データを2次元空間上の各格子点に
対応する第1のテーブルの格納位置に格納し、入力デー
タと該格子点と隣り合う全ての格子点に対応する入力デ
ータとの類似度を算出し、第2のテーブルに格納し、第
1のテーブルの各格子点に対応する入力データと該格子
点と隣り合う全ての格子点に対応する入力データとの類
似度の平均値を算出し、第3のテーブルに格納し、第2
のテーブルに格納された類似度データを読み出し、各格
子点と該格子点に隣り合う全ての格子点の入力データの
類似度の大小を視覚的に認識できる形状または属性の図
形を境界線上に描画し、第3のテーブルに格納された類
似度データの平均値を読み出し、各格子点の入力データ
と周囲の格子点の入力データとの類似度の大小を視覚的
に認識できる形状または属性の図形を描画する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ分類システ
ムにおける類似度表示システムおよび方法に係り、2次
元空間上の各格子点に配置されているデータ間の類似度
を表示する類似度表示システムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来において、複数のデータを入力し、
それらを互いの類似度によってグループ化する機能を持
つデータ分類システムがある。このデータ分類システム
においては、グループ化後のデータ全体を視覚的に認識
できる形式で2次元画面上に表示する場合、従来は次の
方法が用いられている。
【0003】すなわち、まず全データの各々を2次元画
面上の異なる格子点上に配置し、また各データを配置す
る格子点を決定する際には同一のグループとして分類さ
れているデータを一連の隣り合った格子点に配置するよ
うにする。そして、各格子点に対応する2次元画面上の
位置に、2次元平面を正則分割する図形(例えば正方形
または6角形)を描画する。さらに、特定の格子点に対
応する図形を描画する際にその格子点と隣り合う格子点
に配置されたデータとの類似度の平均を求め、その類似
度の大小と高低が一致する濃度を持った背景色で前記図
形の背景を塗りつぶすよう描画する。すなわち、周囲の
格子点に配置されたデータとより類似している場合はそ
の図形を薄い色(例えば薄い灰色)で塗りつぶし、周囲
の格子点に配置されたデータとより類似していない場合
はその図形を濃い色(例えば濃い灰色)で塗りつぶす。
これにより、全格子点に対応する図形を全て描画し、そ
れを一覧した場合、2次元画面上に配置されたデータの
グループ間の境界線に近い図形が濃い背景色で塗られる
という結果が得られるため、全データに対し、どの範囲
のデータが同一のグループに属しているのかを視覚的に
容易に認識することが可能となる。また同様に、格子点
上に配置されたデータに対し、個々の格子点と隣り合う
格子点に配置されたデータとの類似度を求め、その類似
度の大小と高低が一致する濃度を持った線色または太さ
が一致する線幅で、各格子点に対応する2次元画面上の
点の間を連結する線分を描画する。
【0004】これにより、全格子点に対応する点を連結
し、それを一覧した場合、2次元画面上に配置された個
々の隣り合うデータ間の類似度を視覚的に容易に認識す
ることが可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】データ分類システムに
おいて、グループ化後のデータを参照する場合、より適
切なグループに分類されているか否かを視覚的にチェッ
クする必要があり、そのためには、データ全体に対して
いずれのデータが同一のグループに属しているのか、ま
たは同一のグループに属しているデータのうち、2つの
データの組み合わせの各々について、どの程度の類似度
があるのか、といった2つの観点でチェックを行うこと
が一般的である。しかし、2つの観点の各々について、
前者の観点でチェックする場合、前記正則分割した図形
の背景色を描画する方法が適しており、一方、後者の観
点でチェックする場合は前記線分を連結するよう描画す
る方法が適している。
【0006】しかし、これら2つの観点によるチェック
は同一のデータに対して並行して行われることが多いた
め、2種類の描画アルゴリズムを各々実装した異なるデ
ータ分類システムに同一のデータを読み込ませなければ
ならなくなっており、作業者の負担が大きいという問題
がある。
【0007】本発明の目的は、作業者に大きな負担をか
けることなく、上記のような観点で入力データの類似度
を視覚的に容易にチェック可能にすることができる類似
度表示システムおよび方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る類似度表示システムは、入力データを
2次元空間上の各格子点に対応する格納位置に格納する
第1のテーブルと、前記第1のテーブルの各格子点に対
応する格納位置に格納された入力データと該格子点と隣
り合う全ての格子点に対応する格納位置に格納された入
力データとの類似度を算出し、第2のテーブルに格納す
る第1の演算手段と、前記第1のテーブルの各格子点に
対応する格納位置に格納された入力データと該格子点と
隣り合う全ての格子点に対応する格納位置に格納された
入力データとの類似度の平均値を算出し、第3のテーブ
ルに格納する第2の演算手段と、前記第2のテーブルに
格納された各格子点と該格子点に隣り合う全ての格子点
の類似度データを読み出し、各格子点と該格子点に隣り
合う全ての格子点の入力データの類似度の大小を視覚的
に認識できる形状または属性の図形を該格子点の境界線
上に描画する第1の描画手段と、前記第3のテーブルに
格納された各格子点とその周囲に存在する格子点の類似
度データの平均値を読み出し、各格子点の入力データと
周囲の格子点の入力データとの類似度の大小を視覚的に
認識できる形状または属性の図形を各格子点上に描画す
る第2の描画手段とを備えることを特徴とする。また、
前記第1の描画手段および第2の描画手段による描画処
理を同一の入力データに対して任意に切り替えて実行さ
せる手段をさらに備えることを特徴とする。また、前記
第1の描画手段が、類似度の大小と濃度の濃淡が対応す
る色の線分で2つの格子点間の境界線を描画する手段を
備えることを特徴とする。また、前記第2の描画手段
が、各格子点の周囲の入力データとの類似度の大小と濃
淡が対応する濃度の線色または背景色で各格子点上の図
形を描画する手段を備えることを特徴とする。また、前
記第1及び第2の描画手段が、前記図形として、2次元
平面を正則分割する図形を各格子点上に描画する手段を
備えることを特徴とする。
【0009】本発明に係る類似度表示方法は、入力デー
タを2次元空間上の各格子点に対応する格納位置を有す
る第1のテーブルに格納する第1のステップと、前記第
1のテーブルの各格子点に対応する格納位置に格納され
た入力データと該格子点と隣り合う全ての格子点に対応
する格納位置に格納された入力データとの類似度を算出
し、第2のテーブルに格納する第2のステップと、各格
子点において該格子点と隣り合う全ての格子点の類似度
データを前記第2のテーブルから読み出し、各格子点と
その周囲に存在する格子点の類似度データの平均値を算
出し、第3のテーブル格納する第3のステップと、前記
第2のテーブルに格納された各格子点と該格子点に隣り
合う全ての格子点の類似度データを読み出し、各格子点
と該格子点に隣り合う全ての格子点の入力データの類似
度の大小を視覚的に認識できる形状または属性の図形を
該格子点の境界線上に描画する第4のステップと、前記
第3のテーブルに格納された各格子点とその周囲に存在
する格子点の類似度データの平均値を読み出し、各格子
点の入力データと周囲の格子点の入力データとの類似度
の大小を視覚的に認識できる形状または属性の図形を各
格子点上に描画する第5のステップとを備えることを特
徴とする。また、前記第4のステップおよび第5のステ
ップによる描画処理を同一の入力データに対して任意に
切り替えて実行させるステップをさらに備えることを特
徴とする。
【0010】このような構成によって、データ分類シス
テムの使用者は、データ全体に対していずれのデータが
同一のグループに属しているのか、または同一のグルー
プに属しているデータのうち、2つのデータの組み合わ
せの各々について、どの程度の類似度があるのかを視覚
的に認識することが可能になる。また、短時間のうちに
2つの描画方法を相互に切り替えて用いることにより、
2つの観点で並行して容易にチェックを行うことが可能
となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の類似
度表示方法を適用した類似度表示システムの実施の形態
を示すシステム構成図である。図1において、101は
文字およびカラー図形を描画する機能を持つディスプレ
イ装置、102はディスプレイ装置101の画面上の1
点を指示する機能を持つマウス装置、103は数値デー
タが格納されているファイルを読み書きする機能を持つ
補助記憶装置、104は補助記憶装置103上のファイ
ルから入力データ(数値データ)を読み出す機能と数値
演算を行う機能、入力データをテーブル形式で保持する
機能およびディスプレイ装置101の画面の任意の位置
に文字またはカラー図形を描画するよう指示する機能を
持つ演算装置である。
【0012】図2は、補助記憶装置103に保存されて
いるファイルに格納されている入力データテーブル20
の一例を示す図である。入力データテーブル全体は縦横
の長方形(この例では縦10個、横10個の合計100
個の要素からなる正方形)に配置されたテーブル構造と
なっており、テーブル内において同一のグループに分類
されたデータ同士は隣接する格納位置に格納されてい
る。各格納位置は2次元空間の行方向と列方向の格子点
に対応する。201はテーブル中の1つの数値データで
ある。この例では「5.82」という数値データが格納
されている。
【0013】図3は、類似度表示画面の一例を示す図で
ある。図3において、301は類似度表示画面上の1つ
のセルであり、類似度表示画面上での位置と図2の入力
データテーブル20中での格納位置とが対応している。
例えば、セル301は図2の入力データテーブル20に
おいても左上(1行目1列目)の数値データの格納位置
に対応している。この例では6角形のセルを用いている
が、2次元平面を正則分割可能な図形であれば良い。例
えば長方形もセルとして用いることができる。302は
境界線による類似度表示を指示するためのボタン、30
3は背景色による類似度表示を指示するためのボタンで
ある。
【0014】図4(a)は、境界線による類似度表示を
行う際に、隣接するデータ間の類似度を格納する第1の
類似度テーブル40の構成を示すものであり、横方向に
6つの数値データを格納する1つのレコードが構成さ
れ、1つのレコードは図2における1つの格納位置およ
び図3における1セルに対応する。この類似度テーブル
40は演算装置104によって保持される。図中、40
1は1つのレコードの構成を示し、402は1つのレコ
ード中に格納されている1つの類似度の数値データであ
る。1つのレコードには6個の類似度の数値データが格
納されている。類似度は、図3の類似度表示画面上にお
いて、6角形のセルの右上に隣接している数値データと
の類似度から例えば時計回りの順に左から格納される。
すなわち、1レコード中の類似度は、次の表1で示すよ
うな隣接する数値データとの類似度となる。
【表1】 図4(b)に1つのレコードに格納される類似度データ
と隣接するセルとの関係を図解している。
【0015】図5は、背景色による類似度表示を行う際
に、周囲の数値データとの類似度を格納する第2の類似
度テーブル50の構成を示す図である。この第2の類似
度テーブル50の各格納位置に格納される類似度のテー
ブル内での位置は、図2の入力データテーブル20の各
数値データの位置に対応する。このテーブル50は演算
装置104によって保持される。図中、501は1つの
類似度を格納する領域である。この例では領域501に
は「4.8」という類似度データが格納されている。
【0016】図6は、境界線による類似度表示を行った
際の類似度表示画面の一例を示す図である。図7は、背
景色による類似度表示を行った際の類似度表示画面の一
例を示す図である。
【0017】図8は、本実施形態の処理手順を示すフロ
ーチャートである。以下、このフローチャートに従い、
本実施形態の詳細を説明する。まず、ステップ801に
おいて、補助記憶装置104上のファイル内に存在する
図2の入力データテーブル20を読み込む。なお、この
時点で、全入力データは2次元空間上で、類似したデー
タとして同一のグループに分類されたデータは隣接した
セルに格納されているものとする。次に、ステップ80
2において、図3の類似度表示画面上のボタン302ま
たは303をマウス装置102によって指示する。ここ
で、指示されたボタンが境界線表示を指示するボタン3
02であった場合は、境界線表示を開始する。すなわ
ち、図8において左側のフローを開始する。また、背景
色表示を指示するボタン303であった場合は、背景色
表示を開始する。すなわち、図8において右側のフロー
を開始する。
【0018】境界線表示を開始した場合は、以下のよう
に処理を進行する。まず、図2の入力データテーブル2
0に含まれる全入力データの個々に対し、類似度表示画
面上の対応するセルに隣接する6方向のセルを順番に取
り出す。もし特定の方向に隣接するセルが存在する場合
は、ステップ803において、その隣接するセルに対応
するデータとの差(類似度)を求め、図4の第1の類似
度テーブル40の対応するレコード中の隣接方向に対応
する格納領域にその差のデータ(類似度データ)を格納
する。すなわち、右上のセルに対応するデータとの差の
データは、レコード中の左から1番目の要素に格納し、
右のセルに対応するデータとの差のデータは、レコード
中の左から2番目の要素に格納する。
【0019】もし特定の方向に隣接するセルが存在しな
い場合は、ステップ804において、類似度として
「∞」(無限大)を設定し、図4の対応するレコード中
の隣接方向に対応する格納領域に「∞」の値を格納す
る。全データの個々に対し、すべての類似度を図4の第
1の類似度テーブル40に格納し終わった時点で、ステ
ップ805において、図4の第1の類似度テーブル40
に格納されている全類似度の数値のうち、最大のものと
最小のものを求める。
【0020】次に、再び全入力データの個々に対し、図
3の類似度表示画面上の対応するセルに隣接する6方向
のセルを順番に取り出す。隣接するセルが存在する場合
は、ステップ806において、そのセルに対応するデー
タとの類似度を図4の第1の類似度テーブル40から取
り出し、次の式により線色の濃度を決定する。 線色の濃度=(類似度−最小類似度)/(最大類似度−
最小類似度) すなわち、濃度=1.0を「黒」、濃度=0.0を
「白」として、類似度に比例した濃度の灰色を線色とす
る。
【0021】次に、ステップ807において、図3の類
似度表示画面上の隣接するセルとの境界線を、決定した
濃度の灰色の線分で描画する。以下、ステップ806お
よびステップ807を繰り返すことにより、図2の入力
データテーブル20に格納されている全入力データにつ
いて、対応する6角形のセルを類似度表示画面上に描画
する。描画した結果は図6に示した画面のようになる。
すなわち、隣接するセル間の境界線が、対応するデータ
の類似度が小さい場合に薄い灰色で描画され、類似度が
大きい場合に濃い灰色で描画される。
【0022】背景色表示を開始した場合は、以下のよう
に処理を進行する。まず、図2の入力データテーブル2
0に含まれる全入力データの個々を取り出し、ステップ
808において、演算装置104の内部に保持されてい
る合計値を格納する変数の内容を「0」にセットする。
次に、取り出した入力データに対し、図3の類似度表示
画面上の対応するセルに隣接する6方向のセルを順番に
取り出す。もし特定の方向に隣接するセルが存在する場
合は、ステップ809において、その隣接するセルに対
応する入力データとの差(類似度)を求め、その差を演
算装置104の内部に保持されている合計値に加算す
る。
【0023】6方向のセルを全て取り出した時点で、ス
テップ810において、前記合計値を隣接するセルの数
で除算することにより、全ての隣接セルに対応する入力
データとの類似度の平均値を求める。求めた平均値は図
5の第2の類似度テーブル50の対応する格納位置に格
納する。全入力データの個々に対し、すべての類似度の
平均値を図5の第2の類似度テーブル50に格納し終わ
った時点で、ステップ811において、図5の第2の類
似度テーブル50に格納されている全平均値の数値のう
ち、最大のものと最小のものを求める。
【0024】次に、再び全入力データの個々に対し、図
3の類似度表示画面上の対応するセルを順番に取り出
し、ステップ812において、そのセルに対応する入力
データの類似度の平均値を図5の第2の類似度テーブル
50から取り出し、次の式により背景色の濃度を決定す
る。 背景色の濃度=(平均値−最小平均値)/(最大平均値
−最小平均値) すなわち、濃度=1.0を「黒」、濃度=0.0を
「白」として、平均値に比例した濃度の灰色を背景色と
する。次に、ステップ813において、図3の類似度表
示画面上のセルを、決定した濃度の灰色の背景色で塗り
つぶされた6角形として描画する。以下、ステップ81
2およびステップ813を繰り返すことにより、図2の
入力データテーブル20に格納されている全入力データ
について、対応する6角形のセルを類似度表示画面上に
描画する。
【0025】描画した結果は図7に示した画面のように
なる。すなわち、各セルの背景が、対応するデータと周
囲のデータとの類似度の平均値が小さい場合に薄い灰色
で描画され、周囲のデータとの類似度の平均値が大きい
場合に濃い灰色で描画される。
【0026】このように、本実施形態によれば、データ
分類システムの使用者がグループ化後のデータを参照
し、より適切なグループに分類されているか否かを視覚
的にチェックする場合に、データ全体に対していずれの
データが同一のグループに属しているのか、または同一
のグループに属しているデータのうち、2つのデータの
組み合わせの各々について、どの程度の類似度があるの
か、短時間のうちに2つの描画方法を相互に切り替えて
用いることにより、2つの観点で並行して容易にチェッ
クを行うことが可能となる。
【0027】なお、上記実施形態においては、入力デー
タテーブル20に、予めグループ化したデータを入力し
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、何
らの加工や修正もしていないデータを入力し、この入力
データ相互間の類似度を表示させる場合にも使用するこ
とが出来る。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、2つの観
点で入力データ相互間の類似度を視覚的に容易にチェッ
ク可能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した類似度表示システムの実施形
態を示すシステム構成図である。
【図2】入力データ構成例を示す図である。
【図3】類似度表示画面の構成例を示す図である。
【図4】境界線表示時に類似度を格納するテーブルの構
造例を示す図である。
【図5】背景色表示時に類似度を格納するテーブルの構
造例を示す図である。
【図6】境界線表示時の類似度表示画面の例を示す図で
ある。
【図7】背景色表示時の類似度表示画面の例を示す図で
ある。
【図8】実施形態における処理手順を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
101…ディスプレイ装置、102…マウス装置、10
3…補助記憶装置、104…演算装置、20…入力デー
タテーブル、40…第1の類似度テーブル、50…第2
の類似度テーブル。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力データ相互間の類似度を視覚的に認識
    可能な形式で表示する類似度表示システムであって、 入力データを2次元空間上の各格子点に対応する格納位
    置に格納する第1のテーブルと、 前記第1のテーブルの各格子点に対応する格納位置に格
    納された入力データと該格子点と隣り合う全ての格子点
    に対応する格納位置に格納された入力データとの類似度
    を算出し、第2のテーブルに格納する第1の演算手段
    と、 前記第1のテーブルの各格子点に対応する格納位置に格
    納された入力データと該格子点と隣り合う全ての格子点
    に対応する格納位置に格納された入力データとの類似度
    の平均値を算出し、第3のテーブルに格納する第2の演
    算手段と、 前記第2のテーブルに格納された各格子点と該格子点に
    隣り合う全ての格子点の類似度データを読み出し、各格
    子点と該格子点に隣り合う全ての格子点の入力データの
    類似度の大小を視覚的に認識できる形状または属性の図
    形を該格子点の境界線上に描画する第1の描画手段と、 前記第3のテーブルに格納された各格子点とその周囲に
    存在する格子点の類似度データの平均値を読み出し、各
    格子点の入力データと周囲の格子点の入力データとの類
    似度の大小を視覚的に認識できる形状または属性の図形
    を各格子点上に描画する第2の描画手段とを備えること
    を特徴とする類似度表示システム。
  2. 【請求項2】前記第1の描画手段および第2の描画手段
    による描画処理を同一の入力データに対して任意に切り
    替えて実行させる手段をさらに備えることを特徴とする
    請求項1に記載の類似度表示システム。
  3. 【請求項3】前記第1の描画手段が、類似度の大小と濃
    度の濃淡が対応する色の線分で2つの格子点間の境界線
    を描画する手段を備えることを特徴とする請求項1また
    は2に記載の類似度表示システム。
  4. 【請求項4】前記第2の描画手段が、各格子点の周囲の
    入力データとの類似度の大小と濃淡が対応する濃度の線
    色または背景色で各格子点上の図形を描画する手段を備
    えることを特徴とする請求項1または2に記載の類似度
    表示システム。
  5. 【請求項5】前記第1及び第2の描画手段が、前記図形
    として、2次元平面を正則分割する図形を各格子点上に
    描画する手段を備えることを特徴とする請求項1〜4の
    いずれか一項に記載の類似度表示システム。
  6. 【請求項6】入力データ相互間の類似度を視覚的に認識
    可能な形式で表示する類似度表示方法であって、 入力データを2次元空間上の各格子点に対応する格納位
    置を有する第1のテーブルに格納する第1のステップ
    と、 前記第1のテーブルの各格子点に対応する格納位置に格
    納された入力データと該格子点と隣り合う全ての格子点
    に対応する格納位置に格納された入力データとの類似度
    を算出し、第2のテーブルに格納する第2のステップ
    と、 前記第1のテーブルの各格子点に対応する格納位置に格
    納された入力データと該格子点と隣り合う全ての格子点
    に対応する格納位置に格納された入力データとの類似度
    の平均値を算出し、第3のテーブルに格納する第3のス
    テップと、 前記第2のテーブルに格納された各格子点と該格子点に
    隣り合う全ての格子点の類似度データを読み出し、各格
    子点と該格子点に隣り合う全ての格子点の入力データの
    類似度の大小を視覚的に認識できる形状または属性の図
    形を該格子点の境界線上に描画する第4のステップと、 前記第3のテーブルに格納された各格子点とその周囲に
    存在する格子点の類似度データの平均値を読み出し、各
    格子点の入力データと周囲の格子点の入力データとの類
    似度の大小を視覚的に認識できる形状または属性の図形
    を各格子点上に描画する第5のステップとを備えること
    を特徴とする類似度表示方法。
  7. 【請求項7】前記第4のステップおよび第5のステップ
    による描画処理を同一の入力データに対して任意に切り
    替えて実行させるステップをさらに備えることを特徴と
    する請求項6に記載の類似度表示方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006028154A1 (ja) * 2004-09-09 2006-03-16 Kyoto University 情報管理システム、情報管理方法、情報管理プログラムおよびその記録媒体

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