JP2003337340A - 液晶パネル基板及び液晶パネルの製造方法 - Google Patents

液晶パネル基板及び液晶パネルの製造方法

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JP2003337340A JP2002144768A JP2002144768A JP2003337340A JP 2003337340 A JP2003337340 A JP 2003337340A JP 2002144768 A JP2002144768 A JP 2002144768A JP 2002144768 A JP2002144768 A JP 2002144768A JP 2003337340 A JP2003337340 A JP 2003337340A
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seal
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Abstract

(57)【要約】 【課題】歩留りを高くすることができる液晶パネル基板
を提供すること。 【解決手段】本発明にかかる液晶パネル基板は、CF基
板100、メインシール10、ダミーシール80及び8
1を備えている。CF基板100は、液晶セルを形成す
るメインシール10が複数の箇所に塗布されている。メ
インシール10は、TFT基板と貼り合わせた際に所定
の空間を有する液晶セルを形成する様に塗布されてい
る。ダミーシール80及び81は、メインシール10の
近傍に直線状に塗布されている。ダミーシール80及び
81が塗布されていることにより、CF基板及びTFT
基板を貼り合わせる際の粘着力が高められCF基板10
0及びTFT基板200が離れることが無く、歩留りを
高くすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、液晶セルを形成す
るシール材が塗布された液晶パネル基板及び液晶パネル
の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、コントラストの向上、黒画面
の表示品位向上、さらには製品歩留まりの向上を目的と
し、カラーフィルター(Color Filter)基
板(以下CF基板とする。)あるいはTFT(Thin
Film Transistor)を形成したアレイ
基板上に、有機膜によりスペーサを形成する製品が実用
化されている。以下に、CF基板上に柱状であるカラム
スペーサ(以下CSとする。)を形成した例について説
明する。
【0003】図12は、CF基板に液晶セルを形成する
シール材を塗布した従来例を示す。図12に示すよう
に、CF基板100上に6個の液晶セルを形成するため
のメインシール10が塗布されている。図13及び14
は、液晶セルの断面構成図を示す。この液晶セルは、C
F基板100上に塗布されたメインシール10にTFT
基板200が貼り付けられ、さらに各液晶セル毎に切り
出されたものである。メインシール10には、CF基板
100上に塗布される際にガラスファイバー11が含ま
れており、強度が高められている。液晶セル内には液晶
分子30が封入されている。また、液晶セル内には、セ
ルギャップを均一に保持するための球形状のプラスチッ
クスペーサ20が配置されている。図14は、CS40
が内部に配置された液晶セルの断面構成図を示す。この
CS40は、柱状に形成されセルギャップを均一に保持
するためのものである。
【0004】一般的にこのCS40は、感光性を持つ有
機材料をCF基板の上にスピンコート法あるいはスリッ
ト&スピンコート法により塗布し、写真製版工程により
露光・現像を行う、即ちフォトリソグラフィーによって
形成する。同手法による利点は、写真製版によりCSを
形成するため所望の位置に配置することができること
と、スピンコート法あるいはスリット&スピンコート法
によりCS40の材料を塗布するため膜厚が均一であ
る、即ち高さが均一であることである。
【0005】CS40は、所望の位置に配置することが
可能であるのでLCD(Liquid Crystal
Display)の光を透過する部分、すなわち画素
開口部以外の遮光部に配置することが可能となる。これ
によりCS40周辺部の液晶の配向乱れを遮光部により
隠すことが可能となり、それによる表示不良をなくすこ
とができる。特に黒表示時の液晶の配向乱れ部分は白く
見えるため、黒表示の品位向上という点からは効果が大
きい。さらに、黒表示時に液晶に電圧を印加しないノー
マリーブラック(NB)の液晶モードでは、液晶の配向
状態が黒表示の特性を大きく支配するため、その効果が
大きく、IPS(In Plane Switchin
g)モード(横方向電界方式)やVA(Vertica
l Arraignment)モードに実用化されてい
る。また、各CS40の高さが均一であることでLCD
の液晶層の厚みを一定に形成することができ、すなわち
液晶の電気的・光学的な応答を均一にすることができ
る。
【0006】一方、球形状のプラスチックスペーサ20
を散布し液晶層の厚みを形成する従来技術では、図13
に示すように、プラスチックスペーサ20同士が凝集す
ることやその散布装置を通すことによる異物の発生又は
プラスチックスペーサ20の周辺部にある液晶分子31
がプラスチックスペーサ20の表面に配向し配向乱れを
引き起こしたり、さらにはプラスチックスペーサ20が
動き、液晶の配向を制御する配向膜上を傷つける不良が
発生し歩留まりの低下要因となっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようなCSを利用
する従来技術は、配置位置や高さを均一に形成できる手
法として有効であるが、その均一さゆえに次のような問
題が生じる。
【0008】即ち、TFT基板とCF基板を貼り合わせ
る時、CF基板上の液晶セル内に形成したCSがTFT
基板上の指定配置した場所に接触する。このとき、CS
は若干撓み、TFT基板とCF基板とが剥がれる方向に
付勢する。CSが基板に固定された状態で均一に形成さ
れているため、力の伝達効率が高く、すなわち反力が大
きくなり両基板の剥がれが生じやすくなるという問題が
発生する。さらに、剥がれ初期の状態では、メインシー
ル部が高くなっていることから、同部近傍の液晶層厚み
が大きくなり、表示上のむらとして視認される。さら
に、基板上に構成した2つの電極の間の基板面に、ほぼ
平行な電界により液晶を動作させ、光を変調して表示す
る方式(以下、横方向電界方式と呼ぶ)では液晶層厚み
のむらに対しシビアであるため特に問題となる。
【0009】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、歩留りを高くすることが可能な液
晶パネル基板を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる液晶パネ
ル基板は、第1の基板と第2の基板を備え、前記第1の
基板上又は前記第2の基板上に有機材料により柱状のス
ペーサが形成されるとともに、液晶セルを形成するメイ
ンシールと、前記メインシールの近傍であって、切断さ
れて用いられない領域に粘着力を高めるためのダミーシ
ールとが前記第1の基板と前記第2の基板の間に塗布さ
れたものである。このような構成により、粘着力が高め
られることによって2枚の液晶パネル基板を貼り合わせ
た際に確実に保持されるので、歩留りを高くすることが
できる。このとき、メインシールとダミーシールとは1
対1の関係にあることが望ましい。
【0011】また、前記液晶セルの一部に形成された液
晶注入口の近傍に、前記ダミーシール(例えば本実施の
形態におけるダミーシール82)がさらに塗布されてい
ても良い。このような構成により、粘着力がより高めら
れるので、2枚の液晶パネル基板を貼り合わせた際によ
り確実に保持される。
【0012】上述の液晶注入口の近傍に塗布されたダミ
ーシールは、柱状に形成されて塗布されても良い。この
ような構成により、粘着力を高めるとともに、柱状に形
成されたダミーシールの隙間から液晶セル内に液晶を注
入することが可能である。
【0013】上述の液晶注入口の近傍に塗布されたダミ
ーシールは、液晶セルを切り出すラインを横切る折れ線
を形成して塗布されていても良い。このような構成によ
り、粘着力を高めるとともに、液晶セルを切り出した際
には液晶注入口が形成されるので、液晶を注入すること
が可能である。
【0014】上述のダミーシールは、前記メインシール
よりも粘着力が強い材料より構成されていても良い。こ
のような構成により、2枚の液晶パネル基板を貼り合わ
せた際の粘着力がより高められる。
【0015】上述のダミーシールは、前記メインシール
よりも液晶に対する親和性が低い材料により構成されて
も良い。このような構成により、例えばメインシールよ
りも液晶に対する親和性が低く、安価な材料をダミーシ
ールに用いることが可能である。
【0016】また、本発明にかかる他の液晶パネル基板
は、第1の基板と第2の基板を備え、液晶セルを形成す
るメインシールが塗布された液晶パネル基板であって、
前記メインシールの内側に、セルギャップを保持するた
めの第1のスペーサ(例えば本実施の形態におけるCS
40)と、前記メインシールの周囲に、前記第1のスペ
ーサの反発力を分散させるための第2のスペーサ(例え
ば本実施の形態におけるCS41)とが、前記第1の基
板と前記第2の基板のいずれか一方の基板上に配置さ
れ、一体化されたものである。このような構成により、
2枚の液晶パネル基板を貼り合わせた際の第1のスペー
サによる反発力が分散され弱められるので、2枚の液晶
パネル基板が離れることを防止することができる。
【0017】上述の第2のスペーサは、前記メインシー
ルの周囲を覆う様に配置されていても良い(例えば本実
施の形態におけるCS42)。このような構成により、
第1のスペーサによる反発力がより効果的に分散され
る。
【0018】さらに、本発明にかかる他の液晶パネル基
板は、第1の基板と第2の基板を備えた液晶パネル基板
であって、液晶セルを形成して塗布されたメインシール
と、前記メインシールの周囲に塗布された、接着面積を
拡大するためのダミーシールと、前記メインシールの内
側に配置された、セルギャップを保持するための第1の
スペーサと、前記メインシールの周囲に配置された、反
発力を分散させるための第2のスペーサとを前記第1の
基板と前記第2の基板のいずれか一方の基板上に一体化
したものである。このような構成により、ダミーシール
により粘着力が高められ2枚の液晶パネル基板が確実に
保持されるとともに、第2のスペーサにより第1のスペ
ーサによる反発力が分散され弱められるので、2枚の液
晶パネル基板が離れることがさらに効果的に防止され
る。
【0019】前記液晶パネル基板は、カラーフィルタ基
板であっても良い。このような構成により、カラーフィ
ルタ基板を備えた表示装置にも利用することができる。
また、前記液晶パネル基板は、横方向電界方式による液
晶表示装置において用いられるものであることが好まし
い。液晶層厚みのむらに対し、シビアなIPSモードで
は特に問題となるため、より効果的である。
【0020】さらに、本発明にかかる液晶パネルの製造
方法は、第1の基板上又は第2の基板上に有機材料によ
り柱状のスペーサを形成するステップと、液晶セルを形
成するメインシールを塗布するステップと、前記メイン
シールの周囲に、粘着力を高めるためのダミーシールを
塗布するステップとを備えたものである。これにより、
粘着力が高められることによって2枚の液晶パネル基板
を貼り合わせた際に確実に保持されるので、歩留りを高
くすることができる。
【0021】前記液晶セルの一部に形成された液晶注入
口の近傍に、前記ダミーシールをさらに塗布するステッ
プを備えても良い。これにより、粘着力がより高められ
るので、2枚の液晶パネル基板を貼り合わせた際により
確実に保持される。
【0022】また、本発明にかかる他の液晶パネルの製
造方法は、液晶セルを形成するメインシールが液晶パネ
ル基板上に塗布された液晶パネルの製造方法であって、
前記メインシールの内側に、セルギャップを保持するた
めの第1のスペーサを第1の基板又は第2の基板に配置
するステップと、前記メインシールの周囲に、反発力を
分散させるための第2のスペーサを第1の基板又は第2
の基板に配置するステップを備えたものである。これに
より、2枚の液晶パネル基板を貼り合わせた際の第1の
スペーサによる反発力が分散され弱められるので、2枚
の液晶パネル基板が離れることを防止することができ
る。
【0023】さらに、本発明にかかる他の液晶パネルの
製造方法は、液晶セルを形成するメインシールを塗布す
るステップと、前記メインシールの周囲に、粘着力を高
めるためのダミーシールを塗布するステップと、前記メ
インシールの内側に、セルギャップを保持するための第
1のスペーサを第1の基板又は第2の基板に配置するス
テップと、前記メインシールの周囲に、反発力を分散さ
せるための第2のスペーサを第1の基板又は第2の基板
に配置するステップとを備えたものである。これによ
り、第2のシール材により粘着力が高められ2枚の液晶
パネル基板が確実に保持されるとともに、第2のスペー
サにより第1のスペーサによる反発力が分散され弱めら
れるので、2枚の液晶パネル基板が離れることがさらに
効果的に防止される。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかる液晶パネル
基板について、複数の実施の形態を用いて説明する。
【0025】実施の形態1.図1は、本実施の形態1に
おける液晶パネル基板をCF基板に利用した例の構成図
を示す。本実施の形態におけるCF基板は、CF基板1
00、メインシール10、ダミーシール80及び81を
備えている。
【0026】CF基板100は、図1に示すように、液
晶セルを形成するメインシール10が複数の箇所に塗布
されている。
【0027】メインシール10は、エポキシ樹脂等の熱
硬化性樹脂、又はアクリル樹脂等の光硬化性樹脂等であ
って、図1に示すように、図示しないTFT基板200
と貼り合わせた際に、所定の空間を有する液晶セルを形
成する様に、矩形状の輪郭を形成するように塗布されて
いる。この液晶セルの一部には、液晶の注入口が設けら
れている。メインシール10は、液晶セルを形成する折
れ線の幅が0.5mm〜1mm程度である。また、横方
向電界方式の場合には、CF基板と貼り合わせた際の液
晶セルの厚さが4μm程度となる様に高さが形成されて
いる。TNモードの場合には、4.5μm程度となる様
に高さが形成されている。メインシール10は、例えば
シール材の中にガラスファイバーが含まれ強度が高めら
れている。また、液晶セルの容器を構成しているため、
液晶及びガラス等の無機材料に対して親和性を有するも
のであることが好ましい。
【0028】ダミーシール80及び81は、メインシー
ル10と同様の樹脂であって図1に示すように、メイン
シール10の近傍に直線状に塗布されている。この例で
は、メインシール10の1側面に沿って略平行に塗布さ
れている。このように、メインシール10と同様の材料
とした場合には、メインシール10、ダミーシール80
及び81を同じ工程及び同じ材料で塗布することが可能
であり、効率の向上を図ることができる。これらのダミ
ーシール80及び81が塗布されていることにより、C
F基板及びTFT基板を貼り合わせる際の粘着力が高め
られているので、メインシール10、ダミーシール80
及び81が硬化されるまでの間の粘着力が低いことによ
るCF基板100及びTFT基板200が離れる等のト
ラブルの発生を防止することが可能である。また、CF
基板100及びTFT基板200が離れることにより隙
間が生じ液晶が漏れる、又は離れることにより貼り合わ
せの位置精度が低下する、又はメインシール近傍の液晶
セルの厚さが大きくなる等のトラブルの発生を防止する
こともできる。
【0029】ここで、ダミーシール80及び81は、液
晶との親和性は必要ないため、コスト低減を図るため
に、一定の粘着力を有していればメインシール10に用
いられる材料に限られず安価なもの等であっても良い。
より望ましくは、ダミーシール80及び81は、メイン
シール10よりも高い粘着力を有する。
【0030】図2は、図1のCF基板100上に形成さ
れた液晶セルの拡大図を示す。各液晶セルは切り出す際
に、図2に示すように、ライン90に沿って切り出され
る。
【0031】ここでCF基板とTFT基板の貼り合わせ
工程について説明する。まず図3に示すように、シール
塗布(S100)工程においてCF基板100の上面
に、上述のようにメインシール10、ダミーシール80
及び81が塗布され、プレキュア(S101)工程にお
いてシール材の仮乾燥が行われると、図示しない搬送装
置によりTFT基板200がCF基板100の上位置に
配置され、下降してCF基板100に塗布されたメイン
シール10、ダミーシール80及び81に押し付けるよ
うにしてCF基板100に重ねられる(S102)。
【0032】このとき、各液晶セルを形成するメインシ
ール10の近傍にダミーシール80が塗布され粘着力が
高められているので、TFT基板200が剥がれたりす
ることが無く確実にCF基板100に粘着される。そし
て、加熱手段又は紫外線照射手段等によりメインシール
10、ダミーシール80及び81が硬化されるまでの間
に、CF基板100及びTFT基板200に挟まれたス
ペーサの反発力によりTFT基板200がCF基板10
0から離れることがないので位置精度及び液晶層厚みの
均一性に優れた貼り合わせを実現することが可能であ
る。
【0033】また本キュア(S103)において、メイ
ンシール10を硬化してCF基板100及びTFT基板
200を確実に固定させた後は、図2に示すように、ラ
イン90に沿って各液晶セル毎が切り出されることによ
ってダミーシール80及び81は、各液晶セルから切り
離される。
【0034】以上のように本実施の形態1にかかる液晶
パネル基板によれば、メインシール10の周囲にダミー
シール80、81が塗布され粘着力が高められている。
このため、TFT基板200がCF基板100に貼り合
わされてから加熱手段又は紫外線照射手段等によりメイ
ンシール10、ダミーシール80及び81が硬化される
までの間に、CF基板100及びTFT基板200に挟
まれたスペーサの反発力によりTFT基板200がCF
基板100から離れることがないので位置精度に優れた
貼り合わせを実現することが可能である。
【0035】実施の形態2.図4は、本実施の形態2に
おけるCF基板の構成を示す。本実施の形態におけるカ
ラーフィルタ基板は、実施の形態1におけるCF基板と
略同様であって、図4に示すように、メインシール10
の液晶注入口の近傍にダミーシール82が塗布されてい
る。また、メインシール10の近傍であって、各側面と
略平行にダミーシール83、84及び85が直線状に塗
布されており、TFT基板200を貼り合わせるための
粘着力がさらに高められている。
【0036】図5は、図4のCF基板100上に形成さ
れた液晶セルの拡大図を示す。各液晶セルは切り出す際
に、図5に示すように、ライン90に沿って切り出され
る。
【0037】本実施の形態2におけるCF基板は、上述
のような構成を有することにより実施の形態1と同様の
効果を奏する。ダミーシール82、83、84、85が
塗布されていることにより、CF基板100及びTFT
基板200を貼り合わせるための粘着力がより高められ
ているので、TFT基板200がCF基板100により
確実に粘着され位置精度に優れた貼り合わせを実現する
ことが可能である。特に液晶注入口の近傍は、メインシ
ール10がないためCF基板100とTFT基板200
が剥がれやすいので、より効果的に両者の粘着力を高め
ることができる。
【0038】また、図3における本キュア(S103)
において、メインシール10を硬化してCF基板100
及びTFT基板200を確実に固定させた後は、図5に
おけるライン90に沿って各液晶セル毎が切り出される
ことにより、ダミーシール82、83、84及び85
は、各液晶セルから切り離されそのまま廃棄される。
【0039】以上のように本実施の形態2にかかる液晶
パネル基板によっても、TFT基板200がCF基板1
00から離れることがないので位置精度に優れた貼り合
わせを実現することが可能である。
【0040】なお、液晶注入口に塗布されたダミーシー
ル82は、図6(a)に示すように、複数の柱状を形成
するように塗布したものとすることも可能である。ま
た、図6(b)又は(c)に示すように、折れ線状に塗
布したもの、又はライン90より外側において帯状に塗
布し内側において複数の柱状に塗布したものとすること
も可能である。このダミーシール82は、各液晶セルに
切り出される前の段階において液晶注入口を塞ぐことが
無いような構成を有している。これにより、製造工程上
で液晶セル内に生じた圧力を緩和できる。また、ダミー
シール83、84、85も各々独立して設けられてい
る。このため、ダミーシールによって密閉された空間が
形成されることが無い。従って、密閉空間によって圧力
の不均衡が発生することも無い。さらに、図6(b)に
示すように折れ線状にダミーシール82を形成しても、
ライン90に沿って各液晶セル毎に切り出された際にこ
の折れ線の一部が切り離され、液晶注入口が形成され
る。
【0041】実施の形態3.図7は、本実施の形態3に
おけるCF基板の構成図を示す。本実施の形態3におけ
るCF基板は、CF基板100、メインシール10、カ
ラムスペーサ(以下CSとする。)40、CS41を備
えている。メインシール10は、実施の形態1における
ものと同様である。
【0042】CS40は、CF基板100上の各液晶セ
ルを形成するメインシール10の内側に配置された、セ
ルギャップを保持するためのスペーサである。CS40
は、例えばフォトリソグラフィにより柱状に形成されて
いる。また、このCS40は、CF基板100と図示し
ないTFT基板200を貼り合わせた際におけるTFT
基板200の画素開口部以外の遮光部と対向する箇所に
配置されている。CS40は、図示しないTFT基板2
00にも同様に形成されている。
【0043】CS41は、CF基板100に形成された
各液晶セルの周囲に配置されたスペーサである。CS4
1が各液晶セルの周囲に広範囲に配置されていることに
より、CF基板100及びTFT基板200を貼り合わ
せた際の、CS40の反発力がCF基板100上の全面
に分散され、CF基板100及びTFT基板200が局
所的に剥がれることを防止することが可能である。この
CS41は、CS40と同じ密度で設けても良く、又は
異なる密度でも良い。CS41の密度をCS40の密度
よりも高くすると、分散の効果を高めることができる。
尚、CS40の反発力を分散するために、CS41を液
晶セルの内部に設ける、即ちCS40の数を多くするこ
とも考えられるが、スペーサを多くすると開口率を低下
させたり、低温環境下で液晶材料の収縮により泡が発生
する低温発泡という問題も生じさせるため好ましくな
い。このため、本実施の形態では液晶セルの外部に設け
ている。
【0044】図8は、図示しないTFT基板200に構
成された画素の拡大図を示す。この画素は、画面表示の
信号電圧を伝達するための配線であるソース配線50、
電圧の高低により画素開口部70をON/OFF制御す
るためのゲート配線60、基板上の液晶に電圧を加える
ための画素電極70を備えている。
【0045】TFT基板200に形成されたCS40
は、図8に示すように、画素間に配置されたゲート配線
60上、即ちLCD(Liquid Crystal
Display)の光を透過する部分、すなわち画素開
口部以外の遮光部に配置されている。このため、CS4
0周辺部分の液晶の配向乱れを遮光部により隠すことが
可能となり、配向乱れによる画像品質の低下を無くすこ
とが可能である。また、CF基板100に配置されたC
S40が、当該画素開口部以外の遮光部と対向する箇所
に配置されているので、CF基板100及びTFT基板
200を貼り合わせた際のこのCS40周辺部分の液晶
の配向乱れが遮光部により隠れて、配向乱れによる画像
品質の低下も無い。
【0046】ここでCF基板とTFT基板の貼り合わせ
工程について説明する。まず図3に示すように、シール
塗布(S100)工程においてCF基板100の上面
に、上述のようにメインシール10、ダミーシール80
及び81が塗布され、プレキュア(S101)工程にお
いてシール材の仮乾燥が行われる。そして、図示しない
搬送装置によりTFT基板200がCF基板100の上
位置に配置され、下降してCF基板100上のメインシ
ール10に押し付けるようにしてCF基板100に重ね
られる(S102)。
【0047】このとき、TFT基板200がCF基板1
00に貼り付けた際におけるCS40の反発力が各液晶
セルの外側に配置されたCS41により分散される。こ
のため、TFT基板200がCF基板100から局所的
に剥がれることを防止することが可能である。そして、
加熱手段又は紫外線照射手段等によりメインシール10
が硬化されるまでの間に、CF基板100及びTFT基
板200に挟まれたCS40の反発力によりTFT基板
200がCF基板100から離れることがないので位置
精度に優れた貼り合わせを実現することが可能である。
【0048】また本キュア(S103)において、メイ
ンシール10を硬化してCF基板100及びTFT基板
200を確実に固定させた後は、各液晶セル毎に切り出
されることによってCS41は、各液晶セルから切り離
される。
【0049】以上のように本実施の形態3にかかる液晶
パネル基板によれば、各液晶セルを形成するメインシー
ル10の外側にCS41が配置されているので、CF基
板100及びTFT基板200を貼り合わせた際のCS
40の反発力を分散させることが可能である。このた
め、メインシール10近傍のCS40の反発力を弱める
ことができ、TFT基板200がCF基板100から剥
がれることを防止することができる。従って、TFT基
板200がCF基板100に貼り合わされてから加熱手
段又は紫外線照射手段等によりメインシール10が硬化
されるまでの間に、CF基板100及びTFT基板20
0に挟まれたCS40の反発力によりTFT基板200
がCF基板100から離れることがないので位置精度に
優れた貼り合わせを実現することが可能である。
【0050】実施の形態4.図9は、本実施の形態4に
おけるCF基板の構成図を示す。本実施の形態4におけ
るCF基板は、実施の形態3におけるものと略同様であ
って、CS41がメインシール10の周囲を覆うCS4
2に置き換えられている。メインシール10及びCS4
0は、実施の形態3におけるものと同様である。
【0051】CS42は、例えばCS40と同様の材料
であって、フォトリソグラフィによりCS40と同じ高
さに形成される。
【0052】本実施の形態4におけるCF基板が上述の
ような構成を有することにより、実施の形態3における
CF基板と同様の効果を奏する。また、CS42がメイ
ンシール10の周囲を覆うようにしてCF基板10上の
全面に形成されているので、TFT基板200をCF基
板100に貼り合わせた際のCS40の反発力がより効
果的に分散され、TFT基板200がCF基板100か
ら剥がれることをより効果的に防止することが可能であ
る。
【0053】また本キュア(S103)において、メイ
ンシール10を硬化してCF基板100及びTFT基板
200を確実に固定させた後は、ライン90に沿って各
液晶セル毎が切り出されることによってCS42は、各
液晶セルから切り離される。
【0054】以上のように本実施の形態4にかかる液晶
パネル基板によれば、各液晶セルをメインシール10の
外側にCS42が配置されているので、CF基板100
及びTFT基板200を貼り合わせた際のCS40の反
発力をより効果的に分散させることが可能である。この
ため、TFT基板200がCF基板100から局所的に
剥がれることをより効果的に防止することができる。従
って、TFT基板200がCF基板100に貼り合わさ
れてから加熱手段又は紫外線照射手段等によりメインシ
ール10が硬化されるまでの間に、CF基板100及び
TFT基板200に挟まれたCS40の反発力によりT
FT基板200がCF基板100から離れることがない
ので位置精度に優れた貼り合わせを実現することが可能
である。また、図10のようにCS42の一部を切り欠
き、通気孔421を設けると、空気たまりによる不具合
がなくなり、より良好である。
【0055】実施の形態5.図11は、本実施の形態5
における液晶パネル基板をCF基板に利用した例の構成
図を示す。本実施の形態におけるCF基板は、実施の形
態1におけるものと実施の形態3におけるものを組み合
わせたものであり、CF基板100、メインシール1
0、CS40、CS41、ダミーシール80及び81を
備えている。
【0056】メインシール10、CS40、ダミーシー
ル80及び81は、実施の形態1と同様に塗布又は配置
され、説明を省略する。CS41は、メインシール1
0、ダミーシール80及び81の周囲に、例えばフォト
リソグラフィにより柱状に形成されている。
【0057】次に、本実施の形態5におけるCF基板が
上述のような構成を有することにより生じる作用効果に
ついて説明する。まず図3に示すシール塗布(S10
0)工程においてCF基板100の上面に、上述のよう
にメインシール10、ダミーシール80及び81が塗布
され、プレキュア(S101)工程においてシール材の
仮乾燥が行われる。その後、図示しない搬送装置により
TFT基板200がCF基板100の上位置に配置さ
れ、下降してCF基板100に塗布されたメインシール
10、ダミーシール80、81に押し付けるようにして
CF基板100に重ねられる(S102)。
【0058】このとき、各液晶セルを形成するメインシ
ール10の近傍にダミーシール80が塗布され粘着力が
高められているので、TFT基板200が剥がれたりす
ることが無く確実にCF基板100に粘着される。また
さらに、メインシール10及びダミーシール80、又は
メインシール10及びダミーシール81の周囲にCS4
1が配置されているので、TFT基板200をCF基板
100に押し付けた際に生じるCS40の反発力が分散
される。このため、TFT基板200がCF基板100
から局所的に剥がれることが、実施の形態1乃至3と比
較してさらに効果的に防止される。そして、加熱手段又
は紫外線照射手段等によりメインシール10、ダミーシ
ール80及び81が硬化されるまでの間に、CF基板1
00及びCF基板に挟まれたスペーサの反発力によりC
F基板がCF基板100から離れることがないので位置
精度に優れた貼り合わせを実現することが可能である。
【0059】また本キュア(S103)において、メイ
ンシール10を硬化してCF基板100及びTFT基板
200を確実に固定させた後は、ライン90に沿って各
液晶セル毎が切り出されることによってCS41、ダミ
ーシール80及び81は、各液晶セルから切り離され
る。
【0060】以上のように本実施の形態5にかかる液晶
パネル基板によれば、メインシール10の周囲にダミー
シール80、81が塗布され粘着力が高められており、
さらに、メインシール10、ダミーシール80及び81
の周囲にCS41が配置されメインシール10近傍のC
S40の反発力が弱められている。このため、TFT基
板200がCF基板100に貼り合わされてから加熱手
段又は紫外線照射手段等によりメインシール10及びダ
ミーシール80、81が硬化されるまでの間に、CF基
板100及びTFT基板200に挟まれたスペーサの反
発力によりTFT基板200がCF基板100から離れ
ることがないので位置精度に優れた貼り合わせを実現す
ることが可能である。
【0061】その他の実施の形態.貼り合わせの際の粘
着力を高めることができれば、ダミーシール80、8
1、82、83、84又は85は直線状に限られず、メ
インシール10の周囲に広範囲に塗布し、より効果的な
粘着力の向上を図っても良い。
【0062】また、上述の複数の実施の形態におけるC
F基板100の構成を組み合わせて利用することも可能
である。また、液晶層の厚みが光学特性に及ぼす影響が
大きいIPS方式に利用することは更に効果が大きい。
この点について、さらに詳細に説明する。広い視野角が
得られる横方向電界方式は、IPS方式やFFS方式が
実用化されている。これらの方式は、複屈折効果を利用
し光学的なスイッチングを行っている。そのため、液晶
層の厚みが光学特性に与える影響が大きい。図15に液
晶表示装置で最も汎用的であるTN方式とIPS方式の
液晶層厚みに対する光学特性の変化を示す。ここで、横
軸は液晶分子の屈折率異方性を示すΔnと液晶層の厚み
dの積で表し、縦軸は光学的な変化を示すΔEで表し
た。ΔEは、L表色系に関するものであ
り、次の式により表すことができる。 ΔE=[(ΔL+(Δu+(Δ
1/2 また、図15に示すグラフは、計算から得られた結果で
ある。図15よりIPS方式とTN方式はともにΔn・
dを20nmずつ変化させたときのΔEの変化は、I
PS方式の方が2倍以上大きいことが判る。Δnは液晶
分子固有の値であるため、同一パネル内では液晶層の厚
みdのみがΔEの変化に寄与する。よって、IPS方
式の方がTN方式より液晶層の厚みばらつきに対し厳し
いことが説明できる。これらのことから、メインシール
部周辺の厚みむらを改善する手法を、複屈折率効果を用
いた横方向電界方式に用いることが有効であることが説
明される。
【0063】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば歩留
りを高くすることができる液晶パネル基板を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施の形態1における液晶パネル基板を
示す概略構成図である。
【図2】発明の実施の形態1における液晶パネル基板上
の液晶セルを示す拡大構成図である。
【図3】発明の実施の形態1における液晶パネル基板の
貼り合わせの工程を示す図である。
【図4】発明の実施の形態2における液晶パネル基板を
示す概略構成図である。
【図5】発明の実施の形態2における液晶パネル基板上
の液晶セルを示す拡大構成図である。
【図6】発明の実施の形態2における液晶パネル基板上
に形成されたダミーシール82を示す図である。
【図7】発明の実施の形態3における液晶パネル基板を
示す概略構成図である。
【図8】発明の実施の形態3における液晶パネル基板に
おけるTFT基板200に構成された画素を示す拡大構
成図である。
【図9】発明の実施の形態4における液晶パネル基板を
示す概略構成図である。
【図10】発明の実施の形態4における液晶パネル基板
を示す概略構成図である。
【図11】発明の実施の形態5における液晶パネル基板
を示す概略構成図である。
【図12】従来技術における液晶パネル基板を示す概略
構成図である。
【図13】従来技術における液晶パネルの、内部にプラ
スチックスペーサ20が配置された液晶セルを示す断面
図である。
【図14】従来技術における液晶パネルの、内部にCS
40が配置された液晶セルを示す断面図である。
【図15】TN方式とIPS方式の液晶層厚みに対する
光学特性の変化を示すグラフである。
【符号の説明】 10 メインシール 11 ガラスファイバー 20
プラスチックスペーサ 30 液晶 31 液晶 40、41、42 CS 5
0 ソース配線 60 ゲート配線 70 画素電極 80、81、82、83、84、85 ダミーシール
90 ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 LA09 LA41 MA03 NA05 NA37 PA01 PA15 QA02 QA14 TA02 TA12 2H090 JA15 JB05 JC17 JD01 JD13 LA01 LA02 LA03

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の基板と第2の基板を備え、 前記第1の基板上又は前記第2の基板上に有機材料によ
    り柱状のスペーサが形成されるとともに、 液晶セルを形成するメインシールと、 前記メインシールの近傍であって、切断されて用いられ
    ない領域に粘着力を高めるためのダミーシールとが前記
    第1の基板と前記第2の基板の間に塗布されたことを特
    徴とする液晶パネル基板。
  2. 【請求項2】前記メインシールと前記ダミーシールとは
    1対1の関係にあることを特徴とする請求項1記載の液
    晶パネル基板。
  3. 【請求項3】前記液晶セルの一部に形成された液晶注入
    口の近傍に、前記ダミーシールがさらに塗布されたこと
    を特徴とする請求項1記載の液晶パネル基板。
  4. 【請求項4】前記液晶注入口の近傍に塗布されたダミー
    シールは、柱状に形成されて塗布されたことを特徴とす
    る請求項3記載の液晶パネル基板。
  5. 【請求項5】前記液晶注入口の近傍に塗布されたダミー
    シールは、前記液晶セルを切り出すラインを横切る折れ
    線を形成して塗布されたことを特徴とする請求項3記載
    の液晶パネル基板。
  6. 【請求項6】前記ダミーシールは、前記メインシールよ
    りも粘着力が強い材料より構成されていることを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれかに記載の液晶パネル基
    板。
  7. 【請求項7】前記ダミーシールは、前記メインシールよ
    りも液晶に対する親和性が低い材料により構成されてい
    ることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の
    液晶パネル基板。
  8. 【請求項8】第1の基板と第2の基板を備え、液晶セル
    を形成するメインシールが塗布された液晶パネル基板で
    あって、 前記メインシールの内側に、セルギャップを保持するた
    めの第1のスペーサと、 前記メインシールの周囲に、前記第1のスペーサの反発
    力を分散させるための第2のスペーサとが、前記第1の
    基板と前記第2の基板のいずれか一方の基板上に配置さ
    れ、一体化されたことを特徴とする液晶パネル基板。
  9. 【請求項9】前記第2のスペーサは、前記メインシール
    の周囲を覆う様に配置されていることを特徴とする請求
    項8記載の液晶パネル基板。
  10. 【請求項10】第1の基板と第2の基板を備えた液晶パ
    ネル基板であって、 液晶セルを形成して塗布されたメインシールと、 前記メインシールの周囲に塗布された、接着力を高める
    ためのダミーシールと、 前記メインシールの内側に配置された、セルギャップを
    保持するための第1のスペーサと、 前記メインシールの周囲に配置された、反発力を分散さ
    せるための第2のスペーサとを、前記第1の基板と前記
    第2の基板のいずれか一方の基板上に一体化されたこと
    を特徴とする液晶パネル基板。
  11. 【請求項11】前記液晶パネル基板の一方の基板は、カ
    ラーフィルタ基板であることを特徴とする請求項1乃至
    10のいずれかに記載の液晶パネル基板。
  12. 【請求項12】前記液晶パネル基板は、横方向電界方式
    による液晶表示装置において用いられるものであること
    を特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載の液晶
    パネル基板。
  13. 【請求項13】第1の基板上又は第2の基板上に有機材
    料により柱状のスペーサを形成するステップと、 液晶セルを形成するメインシールを塗布するステップ
    と、 前記メインシールの周囲に、粘着力を高めるためのダミ
    ーシールを塗布するステップとを備えたことを特徴とす
    る液晶パネルの製造方法。
  14. 【請求項14】前記液晶セルの一部に形成された液晶注
    入口の近傍に、前記ダミーシールをさらに塗布するステ
    ップを備えたことを特徴とする請求項13記載の液晶パ
    ネルの製造方法。
  15. 【請求項15】液晶セルを形成するメインシールが液晶
    パネル基板上に塗布された液晶パネル基板の製造方法で
    あって、 前記メインシールの内側に、セルギャップを保持するた
    めの第1のスペーサを第1の基板又は第2の基板に配置
    するステップと、 前記メインシールの周囲に、反発力を分散させるための
    第2のスペーサを第1の基板又は第2の基板に配置する
    ステップを備えたことを特徴とする液晶パネルの製造方
    法。
  16. 【請求項16】液晶セルを形成するメインシールを塗布
    するステップと、 前記メインシールの周囲に、粘着力を高めるためのダミ
    ーシールを塗布するステップと、 前記メインシールの内側に、セルギャップを保持するた
    めの第1のスペーサを第1の基板又は第2の基板に配置
    するステップと、 前記メインシールの周囲に、反発力を分散させるための
    第2のスペーサを第1の基板又は第2の基板に配置する
    ステップとを備えたことを特徴とする液晶パネルの製造
    方法。
  17. 【請求項17】前記液晶パネルは、横方向電界方式によ
    る液晶表示装置において用いられるものであることを特
    徴とする請求項13乃至16のいずれかに記載の液晶パ
    ネルの製造方法。
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JP2009093132A (ja) * 2007-09-21 2009-04-30 Mitsubishi Electric Corp 液晶表示装置用セル及びその製造方法、並びに液晶表示装置の製造方法
JP2011169984A (ja) * 2010-02-16 2011-09-01 Seiko Instruments Inc 液晶表示パネルの製造方法
JP2015028541A (ja) * 2013-07-30 2015-02-12 株式会社ジャパンディスプレイ 液晶表示素子及びその製造方法

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