JP2003337030A - 地図表示システム、地図表示方法、およびプログラム - Google Patents

地図表示システム、地図表示方法、およびプログラム

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JP2003337030A
JP2003337030A JP2002143277A JP2002143277A JP2003337030A JP 2003337030 A JP2003337030 A JP 2003337030A JP 2002143277 A JP2002143277 A JP 2002143277A JP 2002143277 A JP2002143277 A JP 2002143277A JP 2003337030 A JP2003337030 A JP 2003337030A
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Tadashi Yokoyama
正 横山
Yoshiyuki Nezu
良幸 根津
Hiroshi Amano
浩 天野
Keisuke Ishii
啓介 石井
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 経路探索等に伴う推奨道路をユーザにとって
見易くなるように表現することができる。 【解決手段】 ユーザによる起点と終点の情報の入力を
受ける入力情報処理部51と、CD−ROM等の記憶装
置からノードとリンクの組み合わせで道路が表現される
地図データを読み込む地図情報読込部52と、入力情報
処理部51にて受けた起点と終点の情報と、地図情報読
込部52により読み込まれた地図データに基づいて、所
定の地点までの推奨経路を算出し、算出された推奨経路
を構成するリンクを取得して、このリンクの向きを変え
て推奨経路を変形する推奨経路処理部54と、この推奨
経路処理部54により変形された変形推奨経路を用いて
地図を描画する画面描画処理部55とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地図表示システム
等に係り、より詳しくは、経路探索結果を表示する地図
表示システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】車載用ナビゲーションシステム(カーナ
ビゲーションシステム)やPDA(Personal Digital Ass
istant)等の携帯情報機器では、地図、高速道路図等を
各種メモリに予め記憶しておき、例えば、GPS(Globa
l Positioning Systems)により認識された車載用ナビゲ
ーションシステムを搭載する車の位置やナビゲーション
機能を有する携帯情報機器の存在する位置等に基づい
て、所定の地図情報をディスプレイに表示している。
【0003】これらのカーナビゲーションシステムや、
その他、同様な機能を有する装置においては、例えば、
任意の2点間の経路を探索する機能が装備されている。
この探索結果は、所謂、推奨道路として地図上に表示さ
れ、例えば、カーナビゲーションシステムを利用するド
ライバーは、その表示を参考にしながら運転することが
できる。この推奨道路は、例えば、北上固定の表示地
図、自車向きを画面の上を向くようにして描画された地
図、の何れかの道路の上に、その道路とは異なった線を
重ねるようにして描画されることが多い。
【0004】図9は、従来の推奨道路の表示例を示した
図である。ここでは、自車の現在位置201を基準とし
て、自車における現在の進行方向が画面の上を向くよう
に表示された地図上に、地図の道路表示に重なる形で、
例えば色や線種、線の太さ等を変えた推奨道路線202
が描画されている。また、推奨道路線202の他に、例
えば、推奨道路線202に沿う観光地や各種施設情報、
文字情報等のPOI(Point of Interest)情報203が
表示される。ここでは、推奨道路線202の交差点20
5がそのまま表現されている。また、この推奨道路線2
02に渋滞が生じている場合には、推奨道路線202に
沿った位置に、例えば赤色等の色が用いられている矢印
表記からなる渋滞情報204が表示される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、従来
から、経路探索の検索結果に基づく推奨道路の表示が行
われている。しかしながら、従来の表示では、通常の地
図を優先していることから、ユーザにとっては推奨道路
線202の視認性が悪く、また、推奨道路の距離感を把
握することが難しい。また、推奨道路線202に沿った
POI情報203や渋滞情報204等を表示する際に
も、通常の地図を優先することから、現在地近くや推奨
道路線202とはあまり関係のないPOI情報203等
が数多く表示されてしまう。即ち、推奨道路線202に
沿って移動している場合には、推奨道路線202に沿っ
た各種情報がユーザにとっては重要であるが、現在地近
くの地図情報が豊富である一方で、遠くの推奨道路線2
02沿いの情報が十分に表示されず、ユーザにとっては
使い難いものとなっていた。
【0006】また、推奨道路線202に沿ったPOI情
報203等が表示される場合であっても、例えば、それ
が画面の外になっていた場合には、ユーザは、推奨道路
線202に沿って地図をスクロールして探さなければな
らない。その際に、ユーザは、画面の外で推奨道路がど
のように変化しているのか、を知る由がなく、その結
果、スクロール中にこまめに画面を確認しながら推奨道
路線202の変化を認識し、スクロールの方向を認識さ
れた変化に応じて変える必要がある。POI情報203
と同様に、渋滞情報204等の交通情報もドライバーが
必要とする情報であるが、上述と同様の理由により、画
面外の推奨道路線202における交通情報を確認するの
に、多くの手間を要していた。
【0007】本発明は、以上のような技術的課題を解決
するためになされたものであって、その目的とするとこ
ろは、経路探索等に伴う推奨道路をユーザにとって見易
くなるように表現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的のもと、本発
明が適用される地図表示システムは、例えば記憶装置や
ネットワークを介した遠隔地から、例えばノードとリン
クの組み合わせで道路を表現する地図データを読み込む
地図データ読込手段と、この地図データ読込手段により
読み込まれた地図データに基づいて所定の地点までの推
奨経路を算出する推奨経路算出手段と、この地図データ
読込手段により読み込まれた地図データから推奨経路算
出手段により算出された推奨経路を構成するリンクを取
得し、リンクの向きを変えて推奨経路を変形する変形手
段と、この変形手段により変形された変形推奨経路を用
いて地図を描画する描画手段とを備えたことを特徴とし
ている。
【0009】ここで、この変形手段は、変形推奨経路が
例えば直線状となるように、リンクの向きを変えて推奨
経路を変形することを特徴とすれば、例えば経路検索に
伴って明らかになる推奨経路がユーザにとって見易く表
示される点で好ましい。また、所定の箇所で蛇行等、曲
線化させることもできる。また、この変形手段は、推奨
経路を形成するルートから延びるルート以外の道につい
て、このルートから延びる線分として角度を変えて表現
することを特徴とすることができる。更に、描画手段
は、推奨道路を構成するルートに隣接するPOI(Point
of Interest)情報および/またはこのルートの渋滞情報
等の交通情報を付加して地図を描画することを特徴とす
ることができる。
【0010】また、他の観点から捉えると、本発明が適
用される地図表示システムは、地図データ読込手段によ
り例えば記憶手段等から地図データを読み込み、推奨経
路算出手段によりこの地図データに基づいて所定の地点
までの推奨経路を算出し、この推奨経路算出手段により
算出された推奨経路を構成するルートに対し、このルー
トに生じる(このルートに存在する)角度変化点を補正し
て、変形された変形推奨経路を描画手段により描画する
ことを特徴とすることができる。ここで、変形推奨経路
は、ルートの連続性を維持した状態にて、角度変化点に
生じる屈折を「ならす」状態にて描画される。
【0011】更に、表示手段により、例えば2画面表示
等の複数画面表示の1つの画面領域に変形推奨経路を表
示することができる。また、表示手段により、変形推奨
経路の道なり距離を表示することも可能である。ここ
で、この道なり距離は、スケール表現および/またはコ
ンパスラインによる表示などが挙げられる。また、表示
手段では、角度変化点を含む所定の領域についてサブウ
ィンドウを用いて変更前の地図を表示することも可能で
ある。
【0012】一方、本発明が適用される地図表示方法
は、地図データを読み込み、所定の地点までの推奨経路
を前記地図データから算出し、算出された推奨経路を構
成するルートに生じる角度変化点を補正して変形推奨経
路を生成し、生成された変形推奨経路をメモリに描画す
ることを特徴としている。また、生成された変形推奨経
路と共に、この変形推奨経路に沿ったPOI(Point of
Interest)情報および/または変形推奨経路に関する交通
情報を描画することを特徴とすることができる。更に、
ルートが直線状となるように変形推奨経路が描画される
ことを特徴とすることができる。
【0013】また、本発明は、コンピュータに実行させ
るプログラムとして把握することができる。このプログ
ラムは、コンピュータに、地図データを読み込む機能
と、所定の地点までの推奨経路を地図データから算出す
る機能と、算出された推奨経路を構成するルートの連続
性を維持した状態にて、このルートに生じる角度変化点
を補正して変形推奨経路を生成する機能と、生成された
変形推奨経路をメモリに描画する機能とを実現させるこ
とを特徴としている。
【0014】尚、このプログラムは、地図表示システム
を構成するコンピュータに実行させるプログラムをコン
ピュータが読取可能に記憶した記憶媒体にて提供する形
態が考えられる。この記憶媒体としては、例えばフロッ
ピー(登録商標)ディスクやCD−ROM媒体等が該当
し、フロッピーディスクドライブやCD−ROM読取装
置等によってプログラムが読み取られ、所定のメモリに
このプログラムが格納されて実行される形態が考えられ
る。また、これらのプログラムは、例えば、プログラム
伝送装置により無線ネットワーク等を介して地図表示シ
ステムを構成するコンピュータに提供される形態があ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に示す実施の形態
に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本実施の
形態が適用される地図表示システムについてハードウェ
アから見た全体構成を示した図である。この地図表示シ
ステムは、例えば、車載用ナビゲーションシステムや、
携帯用ナビゲーションシステム、PDA等の携帯情報装
置、各種コンピュータ装置等、地図情報を表示する各種
システムに適用される。ここで、「システム」とは、複
数の装置(機能)が論理的に集合した物をいい、各構成の
装置(機能)が同一筐体中にあるか否かを問うものではな
い。
【0016】図1に示す地図表示システムは、各種情報
の処理を実行し、本システムの基幹となってシステム全
体の制御や演算を行う制御装置11、制御装置11に対
するユーザによる各種情報の入力を可能とする入力装置
12、例えば車の位置や車の状態等を測定するセンサ1
3、例えばLCD(液晶表示ディスプレイ)からなるモニ
タを備え、制御装置11から得られる画像情報等を出力
する出力装置14、例えばCD−ROMやDVD、HD
D等からなり、地図描画データや施設情報等の各種デー
タが格納され制御装置11に対して各種データを提供す
る記憶装置15、例えば携帯電話等からなり、システム
外部からデータを入出力する外部通信装置16を備えて
いる。
【0017】制御装置11は、予め定められた制御プロ
グラムに従って演算処理を実行するCPU21、制御装
置11に接続される各種デバイスを制御するI/O回路
22、CPU21によって実行される制御プログラム等
が格納されるROM23、CPU21の作業用メモリ等
として用いられるRAM24、例えば出力装置14に出
力表示するための地図情報を書き込む作業用メモリ等と
して用いられるVRAM25を備えている。VRAM2
5に描画された内容が出力装置14のモニタに表示出力
される。
【0018】入力装置12としては、キーボード31や
マウス32、リモコン(リモートコントローラ)33や、
例えば出力装置14のモニタ上に触れて入力するタッチ
パネル34を備えている。その他に、ジョイスティッ
ク、ゲームパッドなども入力装置12として考えられ
る。
【0019】センサ13としては、自車の動きによって
加わった力により変化するジャイロの角度から自車の方
向等の挙動を知るジャイロセンサ41、全地球測位シス
テム(GPS)によって自車の位置を知るGPS装置4
2、車軸の回転に合わせて一定の割合で出力される電気
信号を用いて自車のスピードを知る車速パルス43、例
えば、一般道を走行中に渋滞情報などを送信している光
ビーコンからの情報を受信するVICS44等を備えて
いる。これらの各種センサ13を用いて、自車の位置等
を高精度に判定することが可能となる。
【0020】CPU21は、ROM23に格納されてい
る制御プログラムに基づいて、例えばRAM24を作業
用メモリとして各種処理を実行する。この処理として
は、例えば、DVD−ROM等の記憶装置15から地図
データや施設データ、シンボルマーク、描画色、描画パ
ターンなどを読み出し、座標変換、位置情報の管理等を
行い、例えば、VRAM25に対して地図データの展開
等を行う。入力装置12からは、例えば出力装置14の
モニタ画面に表示された地図のスクロールや倍率変換、
リストの表示など、ユーザによる各種入力がシステムに
伝達される。CPU21は、I/O回路22を介してこ
れらの情報を入手し、これらの情報に基づいて、スクロ
ール処理や倍率変換処理等の各種処理を実行している。
また、外部通信装置16を介して、各種プログラムをシ
ステムにダウンロードすることが可能であり、また、各
種情報を外部から入力し、外部に対して各種情報を出力
することができる。この外部通信装置16としては、携
帯電話の他、PHSやBluetoothなどの他の通信手段も
考えられる。尚、地図情報等は、CPU21の地図デー
タ読込手段により読み込まれ、記憶装置15から読み込
まれる場合の他、外部ネットワークを介して供給される
情報を外部通信装置16から読み込む場合もある。
【0021】図2は、図1に示した制御装置11のブロ
ック構成を示した図である。本実施の形態が適用される
制御装置11は、入力装置12からの入力情報を処理す
る入力情報処理部51、例えば記憶装置15から地図情
報(地図データ)を読み込む地図情報読込部52、地図情
報読込部52にて読み込まれた地図情報に対して、例え
ば拡大、縮小等の各種処理を施す地図情報処理部53、
推奨経路の算出や変形を行う推奨経路処理部54、地図
情報処理部53から得られた地図情報および推奨経路処
理部54から得られた変形推奨経路等の各種情報に基づ
いて、出力装置14に描画すべき画像を形成する画面描
画処理部55、例えばVICS44から得られた渋滞情
報等の交通情報を処理する交通情報処理部56を備えて
いる。推奨経路処理部54は、例えば、入力装置12を
介して入力された目的地の情報、およびセンサ13から
得られた現在地の情報や入力装置12を介して入力され
た起点の情報等に基づいて、推奨経路を算出する推奨経
路算出手段として機能し、また、算出された推奨経路を
変形する変形手段としても機能している。
【0022】地図情報読込部52から読み込まれる地図
情報(地図データ)は、例えば複数のノードと、このノー
ド間を結ぶリンクによって、道路情報を表現している。
本実施の形態では、この道路情報を元に推奨経路を算出
し、また、例えばノードを中心としてこのリンクの向き
を変えることで、この推奨経路を構成するルートの連続
性を維持した状態にて、このルートに生じる角度変化点
を補正し、デフォルメされた、例えば直線状の変形推奨
経路を形成している。
【0023】制御装置11では、センサ13から得られ
る各種情報に基づいて、現在位置が正確に把握される。
ここで、入力装置12を介し、ユーザにより経路の探索
が指定されると、入力情報処理部51では、例えば出力
装置14を介して目的地の入力をユーザに促す。入力情
報処理部51は、入力装置12から入力された目的地を
認識し、地図情報読込部52を介して読み込まれ、地図
情報処理部53にて処理された地図情報から、推奨経路
処理部54にて推奨経路が算出される。従来技術では、
算出された推奨経路を単に地図上に貼り付ける形で描画
していた。しかしながら、本実施の形態では、画面描画
処理部55にて、推奨経路処理部54にて算出され補正
された変形推奨経路に基づいて、VRAM25上に経路
を描き(例えば直線状に描き)、その変形推奨経路の周り
に施設データ等のPOIを描くように構成することで、
より見易い推奨経路の表示を可能としている。
【0024】図3は、本実施の形態が適用される推奨道
路表示の一例を示した図であり、図1に示した出力装置
14のモニタ等に表示される。ここでは、推奨道路が変
形推奨道路である直線化推奨道路61として表現され、
推奨道路におけるルートの連続性を維持した状態で、例
えば図9に示したような交差点205がほぼ直線的にな
るように表示される。即ち、図9に示した交差点205
や曲線道路等の道路の角度変化点を認識し、その先の推
奨道路がそれまでの推奨道路に直線的に繋がるように、
角度変化点の補正して、即ち角度変化点を軸として回転
させて直線化推奨道路61が表示される。尚、その際に
は、その角度変化点に接続している推奨道路以外の道路
に関しても、同比率分だけ回転させることが好ましい。
【0025】また、図3に示す表示では、直線化推奨道
路61に沿った位置にPOI情報62が示され、直線化
推奨道路61には、ルートに沿った渋滞情報等の交通情
報63も示されている。更に、直線的になるように変形
された角度変化点に対しては、サブウィンドウ64が示
され、変形前の交差点状況が示される。このサブウィン
ドウ64を設けることで、地図を変形したことにより角
度変位点で道路変化角度が解らなくなるという新たな問
題を解決することができる。このようなサブウィンドウ
64の表示の他に、例えば、2画面表示の一方(複数画
面表示の一つ)に、図3に示すような直線化推奨道路6
1による表示を行い、他方で通常地図等を表示すること
も有効である。尚、複数のサブウィンドウ64を開くこ
とでシステムの負荷が大きくなることを懸念する場合に
は、自車の位置から直近の方位変化点(角度変位点)だけ
について表示することも有効である。また、更に動的な
方法として、自車が直近の方位変化点に近づいて、ある
閾値内に入った瞬間から、サブウィンドウ64を表示す
るように構成することもできる。
【0026】ここで、図3に示す表示では、直線化推奨
道路61を画面の上下方向に延びるようにして補正して
いる。このような画面の上下方向に延びる表示は、スク
ロールデバイスとの兼ね合いからは好ましい。また、P
OI情報62や交通情報63等が画面の外にあったとし
ても、一方向にスクロールキーを入れ続けるだけで、ル
ートに沿った情報を連続的に取得することが可能とな
る。
【0027】このように、推奨道路を直線的に表示する
ことで、推奨道路の道なり距離を視覚的に認識し易くす
る効果も期待できる。図4(a),(b)は、推奨道路表示
にスケール表示を追加した例を示した図である。図4
(a)では、直線化推奨道路61に平行にスケールバー6
7を設けた例を示しており、現在位置66から、例えば
交通情報63やPOI情報62の地点までの距離等をユ
ーザが簡単に認識することができる。また、図4(b)で
は、直線化推奨道路61に、現在位置66から等距離に
ある位置を示すコンパスライン68を引いている。この
ように、推奨道路標示にスケール表示を加えることで、
推奨道路自体の長さ、目標とするPOIまでの距離、渋
滞の長さ、開始地点、終了地点等を正確に知ることがで
きる。
【0028】次に、本実施の形態が適用される推奨道路
表示の処理について説明する。図5は、全体処理の流れ
を示したフローチャートである。制御装置11では、ま
ず、地図情報読込部52により、記憶装置15から地図
データの読み込みが実行される(ステップ101)。この
読み込まれた地図データは、RAM24に格納される
(ステップ102)。次に、推奨経路処理部54によっ
て、RAM24に格納された地図データと、ユーザから
の入力装置12の操作に基づく入力情報、およびセンサ
13から得られる現在位置等に基づいて推奨経路が算出
され、算出された推奨経路に基づいて、推奨経路が変形
され、画面描画処理部55にてVRAM25に対して変
形地図が描画される(ステップ103)。その後、渋滞、
周辺施設情報が存在するか否かが判断される(ステップ
104)。渋滞、周辺施設情報が存在しない場合には、
VRAM25に描画された変形地図がそのまま出力装置
14に表示出力されて処理が終了する。渋滞、周辺施設
情報が存在する場合には、記憶装置15から渋滞、周辺
施設情報が読み込まれ、VRAM25に描画された変形
地図に対して、読み込まれた渋滞、周辺施設情報が描画
される(ステップ105)。この描画された情報が出力装
置14にモニタ表示されて処理が終了する。
【0029】図6は、図5のステップ103に示した地
図変形、描画処理を更に詳述したフローチャートであ
る。地図情報処理部53では、必要に応じ、地図情報読
込部52により読み込まれた地図データに対して、スケ
ールに合わせた拡大、縮小等の処理が行われる(ステッ
プ111)。入力情報処理部51では、例えばGPS装
置42等のセンサ13から得られた自車位置や、入力装
置12を用いたユーザからの入力に基づいて、推奨経路
探索におけるルートのスタート地点情報が取得される
(ステップ112)。
【0030】推奨経路処理部54では、入力装置12を
用いたユーザからの目的地の入力を受け、記憶装置15
から読み出されRAM24に格納されている地図データ
に基づいて、推奨経路を探索する。探索されたこの推奨
経路のルートに沿って、取得されたスタート地点情報か
ら順にノードを取り出し、次のリンクを取得する(ステ
ップ113)。推奨経路処理部54では、取得されたリ
ンクに対して、接続リンクを回転させ(ステップ11
4)、画面描画処理部55にて図3に示したような直線
化推奨道路61が描画される。ここで、ルートのゴール
地点(例えば指定された目的地)までの変形が終了したか
否かが判断され(ステップ115)、終了していない場合
にはステップ113からの処理が繰り返され、ゴール地
点までの変形の終了によって、地図変形、描画処理が終
了する。
【0031】図7(a),(b)は、図6のステップ114
に示した接続リンクの回転処理を説明するための図であ
る。図7(a)は変形前を示し、図7(b)は変形後を示し
ている。ここでは、図7(a)に示すように変化点にて右
側(反時計方向)にa度(a度<180度)曲がるルート
を、図7(b)に示すように直線のルートに変更する場合
を例に挙げている。また、図7(a)に示すように、a度
曲がるルートの他に、c度右側(反時計方向)に曲がる
「ルート以外の道」が存在している。尚、ルートの右側
a度と、ルートの左側b度(b度>180度)とは、a度
+b度=360度の関係にある。
【0032】次に、変形後では、右側にa度傾いていた
ルートが直線状に変形され、a度が180度と大きくな
り、b度が180度に縮められる。即ち、取得された各
リンクに対して、ルートの方位に合うように、取得した
リンクを回転させる。また、同時に、取得されたリンク
近辺のリンクについても回転させる。例えばルートから
反時計方向にc度傾いていた「ルート以外の道」は、図
7(b)に示すように変形した「ルート以外の道」とな
る。このとき、ルートを直線状に変形した場合に、この
直線状の右側にくる「ルート以外の道」は、元の角度を
180/a倍される。一方、この直線状の左側にくる
「ルート以外の道」は、元の角度を180/b倍され
る。図7(b)に示す例では、c度が180/a倍され
て、c×180/a度となる。即ち、「ルート以外の
道」は、ルートから延びる線分として角度を変えて表現
される。これらの操作を行うことにより、図3に示した
ようなデフォルメされた直線化推奨道路61を有する推
奨道路表示を得ることができる。
【0033】このように、本実施の形態では、推奨道路
がほぼ直線状となるように道路地図を表示することで、
ユーザによる推奨道路の理解が容易になる。また、ほぼ
直線的に表示される推奨道路に沿って、ランドマークや
POI、文字の情報等、また、渋滞情報等の交通情報6
3等を表示することで、推奨道路に関連付けてこれらの
情報をユーザが認識することができ、容易な操作によっ
てこれらを把握することができる。即ち、推奨道路を主
体とした表示が可能となる。また、推奨道路の道なり距
離を把握し易くなり、例えば、スケールバー67を用い
たスケール表示やコンパスライン68を用いた同心円表
示等によって距離の認識が容易となる。尚、上述の説明
では、「直線」、「直線的」、「直線状」の表現を用い
たが、完全な直線だけに限定されるものではないことは
言うまでもない。
【0034】図8(a)〜(d)は、本実施の形態における
推奨道路表示の画面表示例を示した図であり、モニタ等
の出力装置14に表示されるものである。図8(a)は、
2画面表示の例を示しており、例えば、ワイドな7イン
チのモニタに、推奨道路表示と、現在地表示等の通常地
図表示とが分かれて表示されている。この変形されデフ
ォルメされた推奨道路地図によって、ユーザは、通常の
地図と共に、推奨ルートの大まかな位置や、例えば、現
在、全体のどの程度、走行したのか等の情報を把握する
ことができ、ユーザの使い勝手を向上させることができ
る。
【0035】また、図8(b)では、図3に示したような
直線化推奨道路61の代わりに、蛇行する推奨道路によ
り、検索されたルートを表示している。このように交差
点等で大きく曲がるのではなく、ルートを一筆書き状に
表現することで、例えば画面の大きさに合わせて、検索
された推奨道路を有効に表現することができる。また、
その一方で、推奨道路の連続性を維持することで、ユー
ザによる推奨道路の認識を高めることが可能となる。
【0036】更に、図8(c)では、図3に示したような
直線化推奨道路61を幾つかに分断し、画面の下から上
に向かう方向に複数の直線化推奨道路61を表示するこ
とで、推奨道路の全体像を表現している。このような表
示であっても、推奨道路の連続性は維持されている。一
方、図8(d)では、図3に示したような下から上に向か
う直線化推奨道路61ではなく、例えば、モニタの左か
ら右に向かう直線にて推奨道路を表現している。例え
ば、ワイド画面のモニタが用いられる場合には、上下よ
りも左右の方が寸法が長く、下から上に表現する場合に
比べて、情報量を増やすことが可能となる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
経路探索等に伴う推奨道路をユーザにとって見易くなる
ように表現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態が適用される地図表示システム
についてハードウェアから見た全体構成を示した図であ
る。
【図2】 図1に示した制御装置のブロック構成を示し
た図である。
【図3】 本実施の形態が適用される推奨道路表示の一
例を示した図である。
【図4】 (a),(b)は、推奨道路表示にスケール表示
を追加した例を示した図である。
【図5】 全体処理の流れを示したフローチャートであ
る。
【図6】 図5に示した地図変形、描画処理を更に詳述
したフローチャートである。
【図7】 (a),(b)は、図6に示した接続リンクの回
転処理を説明するための図である。
【図8】 (a)〜(d)は、本実施の形態における推奨道
路表示の画面表示例を示した図である。
【図9】 従来の推奨道路の表示例を示した図である。
【符号の説明】
11…制御装置、12…入力装置、13…センサ、14
…出力装置、15…記憶装置、16…外部通信装置、2
1…CPU、22…I/O回路、23…ROM、24…
RAM、25…VRAM、51…入力情報処理部、52
…地図情報読込部、53…地図情報処理部、54…推奨
経路処理部、55…画面描画処理部、56…交通情報処
理部、61…直線化推奨道路、62…POI情報、63
…交通情報、64…サブウィンドウ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 天野 浩 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 石井 啓介 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2C032 HB03 HB05 HB22 HC08 HC26 HC30 HD03 2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC14 AC16 5H180 AA01 BB04 BB05 CC12 FF04 FF05 FF13 FF22 FF24 FF27 FF32 FF40

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地図データを読み込む地図データ読込手
    段と、 前記地図データ読込手段により読み込まれた前記地図デ
    ータに基づいて所定の地点までの推奨経路を算出する推
    奨経路算出手段と、 前記地図データ読込手段により読み込まれた前記地図デ
    ータから前記推奨経路算出手段により算出された前記推
    奨経路を構成するリンクを取得し、当該リンクの向きを
    変えて当該推奨経路を変形する変形手段と、 前記変形手段により変形された変形推奨経路を用いて地
    図を描画する描画手段とを備えたことを特徴とする地図
    表示システム。
  2. 【請求項2】 前記変形手段は、前記変形推奨経路が直
    線状となるように、前記リンクの向きを変えて前記推奨
    経路を変形することを特徴とする請求項1記載の地図表
    示システム。
  3. 【請求項3】 前記変形手段は、前記推奨経路を形成す
    るルートから延びる当該ルート以外の道について、当該
    ルートから延びる線分として角度を変えて表現すること
    を特徴とする請求項1記載の地図表示システム。
  4. 【請求項4】 前記描画手段は、当該推奨道路を構成す
    るルートに隣接するPOI(Point of Interest)情報お
    よび/または当該ルートの交通情報を付加して地図を描
    画することを特徴とする請求項1記載の地図表示システ
    ム。
  5. 【請求項5】 地図データを読み込む地図データ読込手
    段と、 前記地図データ読込手段により読み込まれた前記地図デ
    ータに基づいて所定の地点までの推奨経路を算出する推
    奨経路算出手段と、 前記推奨経路算出手段により算出された前記推奨経路を
    構成するルートに対し、当該ルートに生じる角度変化点
    を補正して変形された変形推奨経路を描画する描画手段
    とを備えたことを特徴とする地図表示システム。
  6. 【請求項6】 前記変形推奨経路を複数画面表示の1つ
    の画面領域に表示する表示手段を更に備えたことを特徴
    とする請求項5記載の地図表示システム。
  7. 【請求項7】 前記変形推奨経路の道なり距離を表示す
    る表示手段を更に備えたことを特徴とする請求項5記載
    の地図表示システム。
  8. 【請求項8】 前記表示手段により表示される前記道な
    り距離は、スケール表現および/またはコンパスライン
    による表示であることを特徴とする請求項7記載の地図
    表示システム。
  9. 【請求項9】 前記角度変化点を含む所定の領域につい
    てサブウィンドウを用いて変更前の地図を表示する表示
    手段を更に備えたことを特徴とする請求項5記載の地図
    表示システム。
  10. 【請求項10】 地図データを読み込み、 所定の地点までの推奨経路を前記地図データから算出
    し、 算出された前記推奨経路を構成するルートに生じる角度
    変化点を補正して変形推奨経路を生成し、 生成された前記変形推奨経路をメモリに描画することを
    特徴とする地図表示方法。
  11. 【請求項11】 生成された前記変形推奨経路と共に、
    当該変形推奨経路に沿ったPOI(Point of Interest)
    情報および/または当該変形推奨経路に関する交通情報
    を描画することを特徴とする請求項10記載の地図表示
    方法。
  12. 【請求項12】 前記ルートが直線状となるように前記
    変形推奨経路が描画されることを特徴とする請求項10
    記載の地図表示方法。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、 地図データを読み込む機能と、 所定の地点までの推奨経路を前記地図データから算出す
    る機能と、 算出された前記推奨経路を構成するルートに生じる角度
    変化点を補正して変形推奨経路を生成する機能と、 生成された前記変形推奨経路をメモリに描画する機能と
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  14. 【請求項14】 前記変形推奨経路を生成する機能は、
    前記ルートの連続性を維持した状態にて当該変形推奨経
    路を生成することを特徴とする請求項13記載のプログ
    ラム。
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