JP2003335539A - 光ファイバ用ガラス母材の製造方法 - Google Patents

光ファイバ用ガラス母材の製造方法

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Fumiaki Sato
佐藤  文昭
Hideyuki Ijiri
英幸 井尻
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    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
    • C03B37/00Manufacture or treatment of flakes, fibres, or filaments from softened glass, minerals, or slags
    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
    • C03B37/01225Means for changing or stabilising the shape, e.g. diameter, of tubes or rods in general, e.g. collapsing
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Manufacture, Treatment Of Glass Fibers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス母材のコアガラスが非円であったり、
あるいは偏心していたりしていても、これらをコスト的
にも作業的にも最適な方法で、可能な範囲で非円状態あ
るいは偏心状態を小さくし、偏波分散を抑止することが
できる光ファイバ用ガラス母材の製造方法を提供する。 【解決手段】 コアガラス2の外側をコアガラスと異な
る屈折率を有するガラス3で囲った光ファイバ用ガラス
母材1の製造方法であって、コアガラス2を囲うガラス
3を、所定厚さで一定となるように外周面を機械的な手
段により研削する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの製造
に用いられるコアガラスの外側をコアガラスと異なる屈
折率を有するガラスで囲った光ファイバ用ガラス母材の
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、一般に屈折率の高いコア
部と、それより若干屈折率が低いクラッド部からなる。
ガラス系光ファイバは、コアガラスの外側をコアガラス
と異なる屈折率を有するガラス(以下、クラッドガラス
という)で囲ったガラス母材を、一方の端部から順次加
熱軟化させ、これを線引きして製造される。このための
ガラス母材の製造には、化学気相堆積法(Chemical Vap
or Deposition :CVD法)、内付けCVD法(Modifi
ed Chemical Vapor Deposition:MCVD)、外付けCVD
法(Outer Vapor Deposition :OVD法)、気相軸付
法(Vapor phase Axial Deposition :VAD法)、ロ
ッドインチューブ法等の各種の製造方法が知られてい
る。
【0003】これらの各種の製造方法により作製される
ガラス母材は、コアガラスとクラッドガラスが同心円と
なるように形成される。しかしながら、実際はコアガラ
スあるいはクラッドガラスの断面構造は、わずかに楕円
または歪んだ円、あるいはコアガラスとクラッドガラス
とが偏心して形成される。
【0004】ガラス母材のコアガラスとクラッドガラス
とが偏心していたり、楕円や歪んだ円であったりする
と、これを線引きして光ファイバとした場合、光ファイ
バのコア部の断面形状が楕円状あるいは歪んだ円状とな
る。このため、コア部の屈折率分布が同心円状となら
ず、光ファイバ断面内の直交する2偏波間の郡速度に差
異が生じ、偏波分散(Polarization Mode Dispersion:
以下、PMDという)が大きくなるという問題がある。
PMDが大きくなると信号光が劣化し伝送帯域が狭くな
り、海底ケーブルや幹線ケーブルなど大容量かつ長距離
で光伝送を行なう場合にその影響が大きい。
【0005】PMDの小さな光ファイバ用ガラス母材を
製造する方法として、例えば、特開平7−69665号
公報が知られている。この方法は、ガラス母材の延伸時
または多孔質ガラスの透明化時に、ガラス母材に加熱軟
化状態でねじりを与えるものである。このガラス母材か
ら製造された光ファイバは、コア部の断面構造が真円か
つ同心状でなかったとしても、ねじりピッチ以上の長さ
を有する光ファイバを伝搬する光信号に生じる偏波分散
は、光軸のまわり360度の各方向に次々に現れながら
キャンセルされ、結果として全体の偏波分散を抑止でき
るというものである。
【0006】しかし、この方法は、ねじり回数が多い
と、ガラス母材の中心軸と直交する方向における応力に
よりガラス母材外径の周期的な変動や軸ずれが発生しや
すい。また、ねじり回数が少なく、光ファイバを短い距
離で使用するような場合は、ねじりピッチ以下での使用
となり、偏波分散がキャンセルしきれない等の問題があ
る。
【0007】また、PMDの小さな光ファイバ用ガラス
母材を製造する他の方法として、例えば、特開2000
−264669も知られている。この方法は、ガラスパ
イプ内に挿入されるガラスロッドの表面を酸水素火炎ま
たはフッ酸で、円周方向に不均一に削るというものであ
る。ガラスロッドの表面に凹凸をランダムに設けること
により、異方性歪みをランダムに光ファイバに印加し、
PMDが最大となる固有軸へのモード変換を確率的に低
くし、PMDを最小にしている。
【0008】しかし、この方法は、光ファイバ用ガラス
母材のコアガラスとクラッドガラスとが偏心していない
ことを前提に、光ファイバ線引き時のコーティング材の
偏肉、ケーブル化時の周期的な捩れによるPMDを抑制
しようとするものである。また、酸水素火炎またはフッ
酸でガラスロッドを削る方法では、研削量、形状を精度
よく制御することは困難であり、コア非円や偏心を悪化
させる恐れもあり、この場合は、逆に偏波分散を増大さ
せることになってしまう。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバのコア部が
非円となったり偏心したりするのは、主としてガラス母
材の製造段階で生じる。ガラス母材のコアガラスとこれ
を囲うクラッドガラスとを同心円状かつ真円状とするこ
とは原理的には可能である。しかし、この製造段階での
制御を厳密に行なおうとすればするほど、困難性が増大
してコストの上昇を招く。
【0010】本発明は、上述した実情に鑑みてなされた
もので、ガラス母材のコアガラスが非円であったり、あ
るいは偏心していたりしていても、これらをコスト的に
も作業的にも最適な方法で、可能な範囲で非円状態ある
いは偏心状態を小さくし、偏波分散を抑止することがで
きる光ファイバ用ガラス母材の製造方法の提供を課題と
する。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明による光ファイバ
用ガラス母材の製造方法は、コアガラスの外側をコアガ
ラスと異なる屈折率を有するガラスで囲った光ファイバ
用ガラス母材の製造方法であって、コアガラスを囲うガ
ラスを所定厚さで一定となるように外周面を機械的な手
段により研削することを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】図1より、本発明の実施の形態を
説明する。図1(A)はコアガラスが偏心してないが楕
円になっている例を示す図、図1(B)はコアガラスが
円形であるが偏心している例を示す図である。図中、1
はガラス母材、2はコアガラス、3はクラッドガラス、
4は光ファイバ、5はコア部、6はクラッド部を示す。
【0013】図1(A)において、光ファイバ用のガラ
ス母材1は、コアガラス2の外側をコアガラスとは異な
る屈折率を有するガラス(以下、クラッドガラスとい
う)3で囲った構成である。なお、本発明において、コ
アガラス2とは、光ファイバ化された際に信号光が通る
コア部5を意味し、それ以外のガラス部分はクラッドガ
ラスに含めるものとする。コアガラス2は(イ)図に示
すように、例えば、断面構造が楕円で形成され、クラッ
ドガラス3は外周面が円形に形成されているとする。こ
の場合、クラッドガラス3の厚みは、同一断面位置では
一定とはなっていない。この断面構造のガラス母材1を
そのまま線引きして光ファイバとすると、ガラス母材の
断面構造と同じにコア部が楕円状の光ファイバとなり、
PMD値が大きいものとなる。
【0014】本発明では、クラッドガラス3の厚さが一
定(コアガラス2の外周とクラッドガラス3の外周との
距離が一定)となるように、(ロ)図に示すように、ク
ラッドガラス3の外周面を機械的な手段により研削する
ことにある。この場合、コアガラス2とクラッドガラス
3の偏心もなくなる。したがって、図1(A)のように
コアガラス2が楕円状である場合、クラッドガラス3の
外径も楕円状となる。
【0015】(ロ)図のように、クラッドガラス3の外
周面をコアガラス2に合わせて楕円状に研削したガラス
母材1を、一方の端部から順次加熱軟化させて線引きし
て光ファイバ4とする。ガラス母材1が加熱軟化し、光
ファイバ4に線引きされる際に、クラッドガラス3の外
周は表面張力により円形になるように変形し、これに合
わせてコアガラスも一体に円形に変形する。この結果、
(ハ)図のように、線引きにより形成された光ファイバ
4は、コア部5とクラッド部6とが同心でかつ円形なも
のとなる。
【0016】図1(B)の例では、(イ)図に示すよう
に、ガラス母材1は、コアガラス2とクラッドガラス3
は何れも円形に形成されているが、互いの中心位置がず
れて偏心した状態で一体化されている。したがって、図
1(A)の場合と同様にクラッドガラス3の厚みは、同
一断面位置では一定とはなっていない。この断面構造の
ガラス母材1をそのまま線引きして光ファイバとする
と、ガラス母材の断面構造と同じにコア部が偏心した光
ファイバとなり、PMD値が大きいものとなる。
【0017】本発明では、図1(A)の場合と同様、ク
ラッドガラス3の厚さが一定(コアガラス2の外周とク
ラッドガラス3の外周との距離が一定)となるように、
(ロ)図に示すように、コアガラス3の外周面を機械的
に研削する。この場合、コアガラス2が円形であるの
で、コアガラス2の中心に対して、クラッドガラス3の
外周面が同心になるように研削する。図1(A)の楕円
に研削するのと異なり、クラッドガラス3の外径も円形
となる。
【0018】(ロ)図のように、クラッドガラス3の外
周面をコアガラス2に合わせて同心円状に研削したガラ
ス母材1を、一方の端部から順次加熱軟化させて線引き
して光ファイバ4とする。ガラス母材1が加熱軟化し、
光ファイバ4に線引きされる際に、クラッドガラス3の
外周は表面張力により円形になるように変形するが、研
削によりクラッドガラス3は円形になっているので、研
削後の円形を維持した状態で線引きされる。この結果、
(ハ)図のように、線引きにより形成された光ファイバ
4は、コア部5とクラッド部6とが同心でかつ円形なも
のとなる。
【0019】図2は、ガラス母材1の外周面を機械的に
研削する一例を説明する概略図で、図2(A)は正面
図、図2(B)はa−a断面図である。図中、7は旋盤
装置、8は基台、9は支持部、10はチャック部、11
は回転砥石、12は砥石支持部を示す。その他の符号
は、図1で用いたのと同じ符号を用いることにより説明
を省略する。
【0020】本発明によるガラス母材の製造において
は、高精度でガラス母材表面を研削する必要があること
から、酸水素火炎またはフッ酸による研削より、砥石等
を用いた機械的な手段により研削するのが好ましい。図
2に示す旋盤装置7は、基台8上に一対の支持部9を有
し、支持部9の少なくとも一方は、基台8上を移動可能
に設けられている。一対の支持部9には、ガラス母材1
を把持するチャック部10が回転可能に取付けられてい
る。ガラス母材1は、コアガラスの中心が回転中心とな
るように、チャック部10により把持される。
【0021】また、旋盤装置7の基台8には、回転砥石
11が砥石支持部12により配置される。回転砥石11
は、例えば、回転軸がガラス母材1の軸方向と直交する
ように設けられる。また、回転砥石11は、ガラス母材
1の軸方向に沿って移動制御されると共に、ガラス母材
1の軸方向と直交する方向に移動制御されるように構成
される。回転砥石11の移動制御は、NC制御により行
なわれ、別途測定されるガラス母材1の軸方向の各位置
におけるコアガラスの非円状態や偏心状態を入力して精
密な研削が行なわれる。なお、ガラス母材1側において
も、必要に応じて回転が制御され、また高さ位置等も制
御される。
【0022】ガラス母材1の外周面の研削に先立って、
ガラス母材1の軸方向に沿って、予めコアガラス2の非
円率や偏心率が測定される。コア非円率は、「(最大コ
ア径−最小コア径)/(平均コア径)×100%」で表
わされる。また、偏心率は、「(クラッド外径中心とコ
ア中心の距離差)/(クラッド平均外径)×100%」
で表される。コア非円率および偏心率は、ガラス母材の
一方側面から光を当て、反対側で光の透過プロファイル
を撮像し、これを画像処理することによりコアガラスの
中心およびコア外径分布等を測定することができる。
【0023】コア非円率および偏心率は、少なくともガ
ラス母材の両端と中央部で、始点を定めて外周を一回り
(例えば、30°間隔で)測定して、長手方向の変動分
布を求め、NC制御装置に入力する。また、コアガラス
2が円形で偏心がなくても、クラッドガラス3が非円で
あると、光ファイバ化したときにコア部が非円となるの
で、クラッドガラスの非円も測定しておく。
【0024】本発明についての効果を確認すべく、分散
補償光ファイバで、ガラス母材の外周面を研削しない場
合と、これと同レベルの非円または偏心のあるガラス母
材の外周面を研削して、クラッドガラスの厚みおよび偏
心を補正した場合とについて、平均PMD値を測定して
比較検証した。測定に用いたサンプルは、図1(A)で
示したコア偏心はないが楕円である例と、図1(B)で
示したコアは円形であるが偏心がある例について行なっ
た。この結果を次の表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】上記の表1に示すように、ガラス母材のコ
アガラスが偏心していなくても非円であり、クラッドガ
ラスが真円である場合に、ガラス母材の外周を研削せず
に、そのまま線引きして製造された光ファイバは、コア
非円率に応じた大きいPMD値となった。一方、図1
(A)に示すように本発明の方法により、ガラス母材の
外周をコアガラスの楕円(非円)状態に応じて研削し、
クラッドガラスの厚みを一定にすることにより、PMD
値を小さくすることができた。
【0027】また、ガラス母材のコアガラスおよびクラ
ッドガラスに非円はないがコアが偏心している場合に、
ガラス母材の外周を研削せずに、そのまま線引きして製
造された光ファイバは、コアの偏心量に応じて大きいP
MD値となった。一方、図1(B)に示すように本発明
の方法により、ガラス母材の外周を偏心量に応じて研削
してクラッドガラスの厚みを一定にすることにより、P
MD値を小さくすることができた。
【0028】本発明は、上述のごとく、ガラス母材のク
ラッドガラスの厚さを均一にすることにより、光ファイ
バのPMD値を大幅に改善することができる。クラッド
ガラスの均一度の精度は、高ければ高いほどよいが、コ
アガラスを囲うクラッドガラスの所定厚さの±0.2%
以下であれば、PMD値に実質的に影響が少ないという
ことから、均一度を前記の数値以下にすることが好まし
い。したがって、ガラス母材の軸方向のコア非円分布の
測定結果から、クラッドガラスの厚み変動が前記数値以
下であれば研削が不要であり、前記数値を超える場合は
研削を行なうのが望ましい。
【0029】また、ガラス母材のコアガラスおよびクラ
ッドガラスに非円は無く円形である場合は、コア偏心率
はゼロに近ければ近いほどよいが0.2%以下であれ
ば、PMD値に実質的に影響が少ないということから、
均一度を前記の数値以下にすることが好ましい。したが
って、ガラス母材の軸方向の偏心分布の測定結果から、
コア偏心率が前記数値以下であれば研削が不要であり、
前記数値を超える場合は研削を行なうのが望ましい。
【0030】以上、説明をわかりやすくするために、コ
ア非円の場合と、コア偏心の場合を分けた例で説明した
が、コア非円とコア偏心の両方が存在する場合にも、本
発明を適用することができる。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、ガラス母材のコアガラスが非円あるいは偏心
して作製された場合でも、ガラス母材を機械的な手段で
研削することにより非円状態あるいは偏心状態を小さく
することができる。この結果、製造される光ファイバの
偏波分散を抑止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を説明する図である。
【図2】本発明の実施に用いる旋盤装置の概略を示す図
である。
【符号の説明】
1…ガラス母材、2…コアガラス、3…クラッドガラ
ス、4…光ファイバ、5…コア部、6…クラッド部、7
…旋盤装置、8…基台、9…支持部、10…チャック
部、11…回転砥石、12…砥石支持部。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月5日(2002.6.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】本発明では、図1(A)の場合と同様、ク
ラッドガラス3の厚さが一定(コアガラス2の外周とク
ラッドガラス3の外周との距離が一定)となるように、
(ロ)図に示すように、クラッドガラス3の外周面を機
械的に研削する。この場合、コアガラス2が円形である
ので、コアガラス2の中心に対して、クラッドガラス3
の外周面が同心になるように研削する。図1(A)の楕
円に研削するのと異なり、クラッドガラス3の外径も円
形となる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアガラスの外側をコアガラスと異なる
    屈折率を有するガラスで囲った光ファイバ用ガラス母材
    の製造方法であって、前記コアガラスを囲うガラスを所
    定厚さで一定となるように外周面を機械的な手段により
    研削することを特徴とする光ファイバ用ガラス母材の製
    造方法。
  2. 【請求項2】 前記コアガラスを囲うガラスの厚さは、
    所定厚さの±0.2%以下とすることを特徴とする請求
    項1に記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記コアガラスと前記コアガラスを囲う
    ガラスとの偏心率{(コアガラスを囲うガラス中心とコ
    アガラス中心との距離/ガラス母材の平均外径)×10
    0(%)}を、0.2%以下とすることを特徴とする請
    求項1に記載の光ファイバ用ガラス母材の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記コアガラスが楕円断面であることを
    特徴とする請求項1または2に記載の光ファイバ用ガラ
    ス母材の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記コアガラスが円形断面であることを
    特徴とする請求項1または3に記載の光ファイバ用ガラ
    ス母材の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006083034A (ja) * 2004-09-17 2006-03-30 Nippon Electric Glass Co Ltd ガラスプリフォーム及びその製造方法並びに光導波材料
CN110114320A (zh) * 2016-12-28 2019-08-09 住友电气工业株式会社 用于制造光纤预制件的方法

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