JP2003335421A - 製品納期回答方法および製品納期回答システム - Google Patents

製品納期回答方法および製品納期回答システム

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JP2003335421A
JP2003335421A JP2002144284A JP2002144284A JP2003335421A JP 2003335421 A JP2003335421 A JP 2003335421A JP 2002144284 A JP2002144284 A JP 2002144284A JP 2002144284 A JP2002144284 A JP 2002144284A JP 2003335421 A JP2003335421 A JP 2003335421A
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Susumu Kurebayashi
晋 紅林
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の製品納期回答システムでは、製品の輸
送経路に船舶による輸送がある場合を考慮していなかっ
た。 【解決手段】 注文処理受付部32で受け付けられた顧
客の注文した自動車が、生産工場で生産される生産過程
を生産計画マスタ36を用いて推定した後、生産が完了
した製品が積港に陸上輸送される日時を輸送計画マスタ
42を用いて推定する。この日時に基づいて、積港に到
着した製品を輸送する輸送船が輸送計画マスタ42を用
いて特定され、製品が揚港に到着する日時が特定され
る。揚港に到着した製品は、所定の優先度に基づいて、
揚港到着日以降いつ販売店に陸上輸送されるかが決めら
れ、販売店での当該製品の引渡し処理に要する販売店リ
ードタイム50を考慮して納期が求められ、納期出力部
52から製品の納期が出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顧客が注文した製
品の納期を回答する製品納期回答方法および製品納期回
答システムに関する。特に本発明は、製品が生産される
工場から販売店までの輸送経路に、船舶による製品の輸
送がある場合の製品納期回答方法および製品納期回答シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車を販売する販売店におい
て、顧客からの要望に応じて自動車の納期を回答する場
合には、販売店側で車名、型式、ボディ色、オプション
等注文したい自動車に関する自動車情報に販売店名等の
情報を付加して発注情報を生成して製品納期回答システ
ムに送る。納期管理システムでは、送られてきた発注情
報に基づきその自動車を生産可能な日時を求め、工場か
ら販売店までの輸送時間を加味してその自動車の納期を
回答していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
製品納期回答システムでは、工場から販売店までの輸送
経路の中に船舶による輸送がある場合を考慮していなか
った。このため、途中経路に船舶による輸送がある場合
に、製品がどの船舶に積載されるかが不明であった。ま
た、通常、製品を積み込む積港に船舶が来るのは数日お
きであり、製品が積港に到着したとしても直ぐに船舶に
よる輸送が行なわれるとは限られないので、船舶による
輸送がいつになるのかが分からなかった。このように、
従来の納期管理システムでは、工場から販売店までの輸
送経路の中に船舶による輸送がある場合には、製品の納
期を精度良く回答することが困難であった。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる製品納期回答方法および製品納期回答システ
ムを提供することを目的とする。この目的は特許請求の
範囲における独立項に記載の特徴の組み合わせにより達
成される。また従属項は本発明の更なる有利な具体例を
規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、顧客が
注文した製品を生産する生産工場から前記製品を販売店
まで輸送する輸送経路に船舶による輸送が含まれる場合
に、前記製品の納期を回答する製品納期回答方法であっ
て、前記生産工場において前記製品の生産に要する生産
過程、前記生産工場から前記船舶へ積荷が行なわれる積
港まで前記製品を陸上輸送するのに要する第1の輸送過
程、および前記船舶の運航状況に基づいて、前記積港か
ら陸揚げが行なわれる揚港まで前記製品を輸送する船舶
を推定するステップと、前記船舶に積載された前記製品
を含む輸送品における前記製品の優先度に応じて、前記
揚港から前記販売店へ陸上輸送する揚港陸上輸送日を前
記揚港到着日以降から次の船舶の揚港到着日前日までの
間のいずれかの日に設定するステップと、前記揚港陸上
輸送日において、前記揚港から前記販売店まで前記製品
を陸上輸送するのに要する第2の輸送過程に基づいて前
記製品が前記販売店に到着する販売店到着日時を推定す
るステップと、前記販売店到着日時および前記製品の引
渡しに要する製品引渡処理過程に基づいて、前記製品の
納期を算出するステップと、を備える。
【0006】また、本発明に係る製品納期回答方法のあ
る態様において、前記船舶に積載された輸送品の総量
が、前記揚港における1日当たりの標準的な陸上輸送量
に前記船舶の前記揚港到着日から次の船舶の揚港到着日
までの日数を乗じた量よりも大きい場合には、前記揚港
陸上輸送日を設定するステップに代えて、揚港陸上輸送
日を前記揚港到着日以降から次の船舶の揚港到着日当日
までの間のいずれかの日に設定するステップを備えても
よい。
【0007】また、本発明に係る製品納期回答方法のあ
る態様において、前記優先度は、前記製品が前記積港に
到着した順番によって定められてもよい。
【0008】また、本発明に係る製品納期回答方法のあ
る態様において、前記揚港における1日当たりの陸上輸
送量が均等になるように、前記揚港陸上輸送日が設定さ
れてもよい。
【0009】また、本発明は、顧客が注文した製品の納
期を回答する製品納期回答システムであって、前記顧客
から製品の注文を受け付ける注文受付処理部と、前記注
文に基づいて、生産工場で生産された前記製品が前記顧
客に納品される納期を算出する製品納期算出部と、前記
算出された納期を出力する納期出力部と、を備え、前記
製品納期算出部は、前記生産工場において前記製品の生
産に要する生産過程、前記生産工場から前記船舶へ積荷
が行なわれる積港まで前記製品を陸上輸送するのに要す
る第1の輸送過程、および前記船舶の運航状況に基づい
て、前記積港から陸揚げが行なわれる揚港まで前記製品
を輸送する船舶を推定し、前記船舶に積載された前記製
品を含む輸送品における前記製品の優先度に応じて、前
記揚港から前記販売店へ陸上輸送する揚港陸上輸送日を
前記揚港到着日以降から次の船舶の揚港到着日前日まで
の間のいずれかの日に設定し、前記揚港陸上輸送日にお
いて、前記揚港から前記販売店まで前記製品を陸上輸送
するのに要する第2の輸送過程に基づいて前記製品が前
記販売店に到着する販売店到着日時を推定し、前記販売
店到着日時および前記製品の引渡しに要する製品引渡処
理過程に基づいて、前記製品の納期を算出する。
【0010】また、本発明に係る製品納期回答システム
のある態様において、前記船舶に積載された輸送品の総
量が、前記揚港における1日当たりの標準的な陸上輸送
量に前記船舶の前記揚港到着日から次の船舶の揚港到着
日までの日数を乗じた量よりも大きい場合には、前記揚
港陸上輸送日を設定することに代えて、揚港陸上輸送日
を前記揚港到着日以降から次の船舶の揚港到着日当日ま
での間のいずれかの日に設定してもよい。
【0011】また、本発明に係る製品納期回答システム
のある態様において、前記優先度は、前記製品が前記積
港に到着した順番によって定められてもよい。
【0012】また、本発明に係る製品納期回答システム
のある態様において、前記揚港における1日当たりの陸
上輸送量が均等になるように、前記揚港陸上輸送日が設
定されてもよい。
【0013】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態を通じて
本発明を説明するが、以下の実施形態はクレームにかか
る発明を限定するものではなく、又実施形態の中で説明
されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に
必須であるとは限らない。
【0015】図1は、顧客から自動車の注文を受けてか
ら、顧客に自動車が納車されるまでの過程を示す図であ
る。顧客からの自動車の発注が受け付けられ(10)、
生産すべき自動車の基本仕様、オプション等が確定す
る。一般に、自動車生産工場における自動車の生産計画
は、1月ごとに大まかな枠が設定されている。この生産
計画は、顧客からの注文を受けて、日ごとなどの所定の
生産単位ごとに順次修正が加えられ、生産計画が確定す
る(12)。自動車生産工場では、確定した生産計画に
従って、自動車の生産が実行される(14)。自動車生
産工場で生産が完了した自動車は、キャリアカーなどの
陸上輸送手段に積載され、積港まで陸上輸送される(1
6)。積港に輸送された自動車は輸送船などの船舶に積
載され、海上輸送(18)によって、揚港まで輸送され
る。輸送船に積載された自動車は、揚港で陸揚げされた
後、キャリアカーなどの陸上輸送手段に積載され、所定
の販売店22まで陸上輸送される(20)。以上の過程
を経て、注文された自動車が販売店22から顧客24に
納車される。
【0016】ここで、海上輸送18を担う輸送船は、積
港と揚港との間を定期的に運行し、たとえば、積港を出
港する船舶の出港日は4日ごとに設定さている。なお、
積港と揚港との間の経路には、海上だけでなく、河川水
路や内陸水路などを含んでもよい。
【0017】なお、工場から積港まで、または揚港から
販売店までの途中には、自動車を別のキャリアカーに積
み替える作業が行なわれる中継ポイントがあってもよ
い。
【0018】図2は、実施形態に係る製品納期回答シス
テム30の構成を示す概略図である。製品納期回答シス
テム30は、各販売店に設置された端末機から顧客から
の注文を受け付ける注文受付処理部32、注文された自
動車を顧客に届けることができる納期を算出する納期算
出処理部34、および算出された納期を前記端末機に出
力する納期出力部52を備える。
【0019】注文受付処理部32は、顧客が注文した自
動車の基本仕様、オプション等の情報を含む発注情報を
生成する。
【0020】納期算出処理部34は、発注情報に基づい
て、注文された自動車の生産計画、および輸送計画を立
案することにより納期を算出する。
【0021】(生産計画立案)納期算出処理部34は、
まず、生産計画マスタ36を参照し、発注情報に適合す
る自動車を生産するための生産枠を仮決定する。生産計
画マスタ36には、工場において自動車生産に必要な生
産計画情報が設定されている。生産計画情報は、たとえ
ば、稼働日、各稼働日における生産枠の数などである。
各生産枠は、受注が確定次第埋められていく。
【0022】生産枠の仮決定に関しては、最も早く生産
開始可能な生産枠を確保することを基本とするが、自動
車の基本仕様、オプション等によって生産計画に制約が
ある場合は、当該制約を満たす中で最も早く生産開始可
能な生産枠を確保する。
【0023】生産枠が確保されると、工場の稼働日、稼
働時間などの生産稼働条件および工場における生産進捗
状況38に基づいて、自動車の生産が着手される日時が
求められる。
【0024】続いて、生産着手日時と1台の自動車の生
産に要する生産リードタイム40とから、生産が完了す
る日時が求められる。
【0025】(輸送計画立案)次に、納期算出処理部3
4は、輸送計画マスタ42を参照し、工場で生産された
自動車を工場から販売店へ輸送する計画を仮決定する。
輸送計画マスタ42には、生産された自動車を輸送する
のに必要な輸送計画情報が設定されている。輸送計画情
報は、たとえば、キャリアカーや輸送船など輸送手段の
稼働日時、出荷元の出発時刻、移動ルート、最大積載台
数、および各輸送手段で輸送可能な自動車の残り台数な
どである。
【0026】輸送計画の仮決定においては、工場から積
港までのキャリアカーによる陸上輸送についての陸上輸
送計画(以下、積港陸上輸送計画という)、積港から揚
港までの輸送船による海上輸送についての海上輸送計
画、および揚港から販売店までのキャリアカーによる陸
上輸送計画(以下、揚港陸上輸送計画という)について
立案が行なわれる。
【0027】積港陸上輸送計画は、自動車の生産完了日
時およびキャリアカーに対する輸送計画情報に基づい
て、工場から積港へ自動車を輸送可能なキャリアカーに
輸送対象となる自動車を割り当てることにより作成され
る。
【0028】海上輸送計画の立案に際し、キャリアカー
が工場を出発する時刻および工場から積港までの輸送に
要する陸上輸送リードタイム44に基づいて、自動車が
積港に到着する積港到着時刻が仮決定される。海上輸送
計画は、この積港到着時刻および輸送船の輸送計画情報
(たとえば、輸送船の運行スケジュールなど)に基づい
て、自動車を輸送可能な輸送船に輸送対象となる自動車
を割り当てることにより作成される。
【0029】揚港輸送計画の立案に際し、輸送船が積港
を出発する時刻および積港から揚港までの輸送に要する
海上輸送リードタイム46に基づいて、自動車が揚港に
到着する揚港到着時刻が仮決定される。揚港輸送計画
は、この揚港到着時刻およびキャリアカーに対する輸送
計画情報に基づいて、揚港から販売店へ自動車を輸送可
能なキャリアカーに輸送対象となる自動車を割り当てる
ことにより作成される。
【0030】なお、揚港輸送計画立案のより詳しい説明
は後述する。
【0031】(納期仮決定)キャリアカーが揚港を出発
する時刻および揚港から販売店までの輸送に要する陸上
輸送リードタイム48に基づいて、注文された自動車が
販売店に到着する日時が仮決定される。さらに、販売店
到着日と自動車を顧客に届ける前に行なう諸作業および
顧客への配送など(販売店引渡処理)に要する販売店リ
ードタイム50とに基づいて、最終的に製品の納期が求
められる。
【0032】このように、注文された製品が生産されて
から積港に到着する日時を推定し、この到着日時および
積港と揚港間の輸送を担当する輸送船の運行スケジュー
ルに基づいて、製品を輸送する輸送船および運行時間を
特定することにより、製品の納期をより精度良く求める
ことができる。
【0033】(揚港輸送計画の立案方法1)輸送船が4
日に一度の割合で積港を出港および揚港に到着する場合
の揚港輸送計画の立案方法を説明する。輸送船の積載台
数は、工場で生産される自動車4日分であるとする。揚
港で待機するキャリアカーの輸送能力は、工場で生産さ
れる自動車1日分に相当するものとする。この場合、図
3に示すように、揚港で輸送船から陸揚げされた自動車
のうち、積港に到着した順番が上位1/4までの自動車
については、揚港到着日当日にキャリアカーで販売店へ
輸送される。また、積港に到着した順番が上位1/4よ
り後から2/4までの自動車については、揚港到着日の
翌日にキャリアカーで販売店へ輸送される。また、積港
に到着した順番が上位2/4より後から3/4までの自
動車については、揚港到着日の2日後にキャリアカーで
販売店へ輸送される。また、積港に到着した順番が上位
3/4より後よりあとから最後までの自動車について
は、揚港到着日の3日後にキャリアカーで販売店へ輸送
される。
【0034】このように、揚港で輸送船から陸揚げされ
た自動車の揚港陸上輸送を、輸送船が揚港に到着した日
に一度に行なわずに、次の輸送船が揚港に到着するまで
の日に振り分けることにより、揚港陸上輸送を平準化
し、輸送船到着後に揚港陸上輸送が集中することが防止
される。
【0035】(揚港輸送計画の立案方法2)図4は、陸
揚げされた自動車の揚港陸上輸送を、単純に平準化した
場合の揚港輸送計画を示す図である。図4において、輸
送船は4日に一度の割合で積港を出港および揚港に到着
し、▽印100はこの日に輸送船が揚港に到着すること
を示す。輸送船の積載台数は、工場で生産される自動車
4日分であるとする。揚港で待機するキャリアカーの輸
送能力は、工場で生産される自動車1日分に相当するも
のとする。また、○印102は販売店の休日を示し、揚
港陸上輸送も行なわれないものとする。
【0036】輸送船から陸揚げされた自動車は、休日を
除く4日分104に振り分けられる。輸送量の振り分け
は各日均等であり、各日の輸送量を1とする。1日の輸
送量106は、1日に輸送すべき自動車の総量を示す。
【0037】このように、陸揚げされた自動車を単純に
平準化して揚港陸上輸送を行なうと、たとえば、日付1
08のように、▽印100aに到着した輸送船から陸揚
げされた自動車と、▽印100bに到着した輸送船から
陸揚げされた自動車の輸送日が重なってしまい、1日の
輸送量が2になり、輸送量の集中が生じている。
【0038】そこで、図5のように輸送日の重なりを考
慮した輸送量の平準化を行なうことが好適である。この
場合には、たとえば、▽印100aに到着した輸送船か
ら陸揚げされた自動車の輸送量の振り分けは、積港に到
着した順に1.25、1.25、1.25、0.25と
する。このようにすれば、日付108における輸送量の
集中を緩和することができ、より適切な輸送計画が作成
される。なお、陸揚げされた自動車の輸送量の振り分け
を、一律に積港に到着した順に1.25、1.25、
1.25、0.25とすると、一日の輸送量が突出する
可能性あるので(符号200参照)、このようなケース
については事前にチェックし、一日の輸送量が平準化す
るように輸送量を調整してもよい(符号210参照)。
また、一日の輸送量が1を超えた分に関しては、事前の
能力調整を行なうか、輸送業務の残業により補う。
【0039】以上、本発明を実施の形態を用いて説明し
たが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範
囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又
は改良を加えることができる。その様な変更又は改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0040】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、船舶による製品輸送を考慮して、顧客が注文し
た製品の納期をより精度良く求めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 顧客から自動車の注文を受けてから、顧客に
自動車が納車されるまでの過程を示す図である。
【図2】 実施形態に係る製品納期回答システム30の
構成を示す概略図である。
【図3】 揚港輸送計画の一例を示す図である。
【図4】 陸揚げされた自動車の揚港陸上輸送を、単純
に平準化した場合の揚港輸送計画を示す図である。
【図5】 輸送日の重なりを考慮して輸送量を平準化し
た場合の揚港輸送計画を示す図である。
【符号の説明】
30 製品納期回答システム、32 注文受付処理部、
34 納期算出処理部 52 納期出力部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客が注文した製品を生産する生産工場
    から前記製品を販売店まで輸送する輸送経路に船舶によ
    る輸送が含まれる場合に、前記製品の納期を回答する製
    品納期回答方法であって、 前記生産工場において前記製品の生産に要する生産過
    程、前記生産工場から前記船舶へ積荷が行なわれる積港
    まで前記製品を陸上輸送するのに要する第1の輸送過
    程、および前記船舶の運航状況に基づいて、前記積港か
    ら陸揚げが行なわれる揚港まで前記製品を輸送する船舶
    を推定するステップと、 前記船舶に積載された前記製品を含む輸送品における前
    記製品の優先度に応じて、前記揚港から前記販売店へ陸
    上輸送する揚港陸上輸送日を前記揚港到着日以降から次
    の船舶の揚港到着日前日までの間のいずれかの日に設定
    するステップと、 前記揚港陸上輸送日において、前記揚港から前記販売店
    まで前記製品を陸上輸送するのに要する第2の輸送過程
    に基づいて前記製品が前記販売店に到着する販売店到着
    日時を推定するステップと、 前記販売店到着日時および前記製品の引渡しに要する製
    品引渡処理過程に基づいて、前記製品の納期を算出する
    ステップと、 を備えることを特徴とする製品納期回答方法。
  2. 【請求項2】 前記船舶に積載された輸送品の総量が、
    前記揚港における1日当たりの標準的な陸上輸送量に前
    記船舶の前記揚港到着日から次の船舶の揚港到着日まで
    の日数を乗じた量よりも大きい場合には、前記揚港陸上
    輸送日を設定するステップに代えて、揚港陸上輸送日を
    前記揚港到着日以降から次の船舶の揚港到着日当日まで
    の間のいずれかの日に設定するステップを備えることを
    特徴とする請求項1に記載の製品納期回答方法。
  3. 【請求項3】 前記優先度は、前記製品が前記積港に到
    着した順番によって定められることを特徴とする請求項
    1または2に記載の製品納期回答方法。
  4. 【請求項4】 前記揚港における1日当たりの陸上輸送
    量が均等になるように、前記揚港陸上輸送日が設定され
    ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記
    載の製品納期回答方法。
  5. 【請求項5】 顧客が注文した製品の納期を回答する製
    品納期回答システムであって、 前記顧客から製品の注文を受け付ける注文受付処理部
    と、 前記注文に基づいて、生産工場で生産された前記製品が
    前記顧客に納品される納期を算出する製品納期算出部
    と、 前記算出された納期を出力する納期出力部と、 を備え、 前記製品納期算出部は、前記生産工場において前記製品
    の生産に要する生産過程、前記生産工場から前記船舶へ
    積荷が行なわれる積港まで前記製品を陸上輸送するのに
    要する第1の輸送過程、および前記船舶の運航状況に基
    づいて、前記積港から陸揚げが行なわれる揚港まで前記
    製品を輸送する船舶を推定し、 前記船舶に積載された前記製品を含む輸送品における前
    記製品の優先度に応じて、前記揚港から前記販売店へ陸
    上輸送する揚港陸上輸送日を前記揚港到着日以降から次
    の船舶の揚港到着日前日までの間のいずれかの日に設定
    し、 前記揚港陸上輸送日において、前記揚港から前記販売店
    まで前記製品を陸上輸送するのに要する第2の輸送過程
    に基づいて前記製品が前記販売店に到着する販売店到着
    日時を推定し、 前記販売店到着日時および前記製品の引渡しに要する製
    品引渡処理過程に基づいて、前記製品の納期を算出する
    ことを特徴とする製品納期回答システム。
  6. 【請求項6】 前記船舶に積載された輸送品の総量が、
    前記揚港における1日当たりの標準的な陸上輸送量に前
    記船舶の前記揚港到着日から次の船舶の揚港到着日まで
    の日数を乗じた量よりも大きい場合には、前記揚港陸上
    輸送日を設定することに代えて、揚港陸上輸送日を前記
    揚港到着日以降から次の船舶の揚港到着日当日までの間
    のいずれかの日に設定することを特徴とする請求項5に
    記載の製品納期回答システム。
  7. 【請求項7】 前記優先度は、前記製品が前記積港に到
    着した順番によって定められることを特徴とする請求項
    5または6に記載の製品納期回答システム。
  8. 【請求項8】 前記揚港における1日当たりの陸上輸送
    量が均等になるように、前記揚港陸上輸送日が設定され
    ることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記
    載の製品納期回答システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007193492A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Nissan Motor Co Ltd 受発注システム
JP2007331904A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Fujitsu Ltd 輸送モード選択方法およびシステム
JP2022520674A (ja) * 2019-04-10 2022-03-31 イケイシス インク 自律走行車両を用いた自動船積方法及び装置

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