JP2003335226A - 車両点検棟設備 - Google Patents
車両点検棟設備Info
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- JP2003335226A JP2003335226A JP2002147162A JP2002147162A JP2003335226A JP 2003335226 A JP2003335226 A JP 2003335226A JP 2002147162 A JP2002147162 A JP 2002147162A JP 2002147162 A JP2002147162 A JP 2002147162A JP 2003335226 A JP2003335226 A JP 2003335226A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全かつ短時間で作業が行える車両点検棟設
備を提供すること。 【解決手段】 タンク車ＴＶを入り口１１から進入させ
た状態で、点検する車両点検棟における設備であって、
車両の側面ＴＡａまたは端面２ｂに沿い、かつそれらの
面に対して出退自在に作業台１４，２４を設置したこと
を特徴としている。
備を提供すること。 【解決手段】 タンク車ＴＶを入り口１１から進入させ
た状態で、点検する車両点検棟における設備であって、
車両の側面ＴＡａまたは端面２ｂに沿い、かつそれらの
面に対して出退自在に作業台１４，２４を設置したこと
を特徴としている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両点検棟設備に
関するもので、特に、化学プラントで取り扱われる原
料、製品等の各種物質を搬送するためのタンク車等の点
検に適した車両点検棟設備に関するものである。
関するもので、特に、化学プラントで取り扱われる原
料、製品等の各種物質を搬送するためのタンク車等の点
検に適した車両点検棟設備に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】タンクコンテナーカーやタンクローリー
等のタンク搭載車両（以下、単にタンク車という）にお
けるタンク表面の洗浄、点検、ＩＳＯ基準に基づく各種
ラベルの張替え等の作業は、車両点検棟で行われ、高所
の作業は梯子を使用し、かかる梯子をタンクに沿って移
動させながら点検等の一連の作業を行っている。
等のタンク搭載車両（以下、単にタンク車という）にお
けるタンク表面の洗浄、点検、ＩＳＯ基準に基づく各種
ラベルの張替え等の作業は、車両点検棟で行われ、高所
の作業は梯子を使用し、かかる梯子をタンクに沿って移
動させながら点検等の一連の作業を行っている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、タンク
の表面は滑らかで滑り易く、また、タンクの側面が円弧
状を成していることから、梯子の安定性が良くない。よ
って、作業の安全を確保するためには、複数人で作業を
行うことが望ましく、この場合、点検作業の効率が低下
する。
の表面は滑らかで滑り易く、また、タンクの側面が円弧
状を成していることから、梯子の安定性が良くない。よ
って、作業の安全を確保するためには、複数人で作業を
行うことが望ましく、この場合、点検作業の効率が低下
する。
【０００４】また、作業に際して梯子をタンクに沿って
徐々に移動させなければならないため、作業の完了に相
当の時間を要する。特に、何台ものタンク車に対して原
料等を一度に積み込む重複作業の場合、タンクの点検を
終えてタンクに製品を充填するまでの作業時間が膨大と
なって、効率的な出荷が困難となる。
徐々に移動させなければならないため、作業の完了に相
当の時間を要する。特に、何台ものタンク車に対して原
料等を一度に積み込む重複作業の場合、タンクの点検を
終えてタンクに製品を充填するまでの作業時間が膨大と
なって、効率的な出荷が困難となる。
【０００５】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、安全かつ短時間で点検等の作業が行え
る車両点検棟設備を提供することにある。
で、その目的は、安全かつ短時間で点検等の作業が行え
る車両点検棟設備を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る第１の車両点検棟設備は、搬送車両を
点検棟の入り口から進入させた状態で点検する車両点検
棟における設備であって、前記点検棟の側壁側に設置さ
れて、搬送車両の側面に対して出退自在であるととも
に、搬送車両の側面に対して突出した動作位置で当該側
面に沿って延在する側面作業台を備える。
め、本発明に係る第１の車両点検棟設備は、搬送車両を
点検棟の入り口から進入させた状態で点検する車両点検
棟における設備であって、前記点検棟の側壁側に設置さ
れて、搬送車両の側面に対して出退自在であるととも
に、搬送車両の側面に対して突出した動作位置で当該側
面に沿って延在する側面作業台を備える。
【０００７】上記車両点検棟設備では、車両点検棟に搬
送車両を収容する際に、車両進入等の邪魔にならないよ
うに、側面作業台を退避させておき、搬送車両の入庫を
完了した段階で、側面作業台を作業位置に進出させて動
作状態とする。その際、側面作業台は搬送車両の側面に
沿って配置されるので、搬送車両の側面全体にわたって
連続的に点検等の作業が行える。
送車両を収容する際に、車両進入等の邪魔にならないよ
うに、側面作業台を退避させておき、搬送車両の入庫を
完了した段階で、側面作業台を作業位置に進出させて動
作状態とする。その際、側面作業台は搬送車両の側面に
沿って配置されるので、搬送車両の側面全体にわたって
連続的に点検等の作業が行える。
【０００８】上記車両点検棟設備の具体的な態様では、
前記側面作業台を前記側壁側の端辺において前記側壁側
に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに回動自在に
支持する支持手段と、動作位置にある前記側面作業台の
直下に配置されるとともに前記側壁側に対して当該側壁
に沿った垂直軸のまわりに回動自在に支持される梁とを
さらに備える。ここで、側面作業台を使用するときは、
側壁に添って配置されて後退した状態の側面作業台を回
動させて水平方向に突出させるが、この際、側壁に添っ
て配置された梁を棟内方向に回動させて側壁に対して略
垂直に位置させて、かかる状態の梁上に側面作業台を載
置する。これにより、側面作業台を側壁に対して略水平
に安定した状態で支持することができる。
前記側面作業台を前記側壁側の端辺において前記側壁側
に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに回動自在に
支持する支持手段と、動作位置にある前記側面作業台の
直下に配置されるとともに前記側壁側に対して当該側壁
に沿った垂直軸のまわりに回動自在に支持される梁とを
さらに備える。ここで、側面作業台を使用するときは、
側壁に添って配置されて後退した状態の側面作業台を回
動させて水平方向に突出させるが、この際、側壁に添っ
て配置された梁を棟内方向に回動させて側壁に対して略
垂直に位置させて、かかる状態の梁上に側面作業台を載
置する。これにより、側面作業台を側壁に対して略水平
に安定した状態で支持することができる。
【０００９】また、上記車両点検棟設備の別の具体的な
態様では、前記点検棟の側壁側に設置されて当該側壁に
沿った垂直軸のまわりに回動自在であるとともに、前記
点検棟の側壁から突出した動作位置で前記側面作業台の
端部に装架される梯子をさらに備える。この場合、梯子
を動作位置とすることで、作業者は、梯子を利用して側
面作業台上に簡易に移動することができる。また、梯子
を使用しない場合には、梯子を側壁に添って配置して車
両進入等の邪魔にならないようにすることができる。
態様では、前記点検棟の側壁側に設置されて当該側壁に
沿った垂直軸のまわりに回動自在であるとともに、前記
点検棟の側壁から突出した動作位置で前記側面作業台の
端部に装架される梯子をさらに備える。この場合、梯子
を動作位置とすることで、作業者は、梯子を利用して側
面作業台上に簡易に移動することができる。また、梯子
を使用しない場合には、梯子を側壁に添って配置して車
両進入等の邪魔にならないようにすることができる。
【００１０】また、上記車両点検棟設備の別の具体的な
態様では、前記側面作業台を前記側壁側の端辺において
前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに
回動自在に支持する支持手段と、前記側面作業台の自由
端に一端で連結されるワイヤーと、当該ワイヤーの他端
が連結されるウインチとをさらに備える。この場合、ウ
インチを利用した側面作業台の回動すなわち出退動作が
可能になり、側面作業台の出退動作の作業性を高めるこ
とができる。なお、前記側面作業台の自由端とウインチ
との間に、側面作業台よりも高い位置に配置される滑車
を介在させた場合、床等の作業し易い箇所に設置したウ
インチを利用して側面作業台を容易に回動させることが
できる。
態様では、前記側面作業台を前記側壁側の端辺において
前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに
回動自在に支持する支持手段と、前記側面作業台の自由
端に一端で連結されるワイヤーと、当該ワイヤーの他端
が連結されるウインチとをさらに備える。この場合、ウ
インチを利用した側面作業台の回動すなわち出退動作が
可能になり、側面作業台の出退動作の作業性を高めるこ
とができる。なお、前記側面作業台の自由端とウインチ
との間に、側面作業台よりも高い位置に配置される滑車
を介在させた場合、床等の作業し易い箇所に設置したウ
インチを利用して側面作業台を容易に回動させることが
できる。
【００１１】また、本発明に係る第２の車両点検棟設備
は、搬送車両を点検棟の入り口から進入させた状態で点
検する車両点検棟における設備であって、前記点検棟の
側壁側に設置されて、搬送車両の端面に対して出退自在
であるとともに、搬送車両の端面に対して突出した動作
位置で当該端面に沿って延在する端面作業台を備える。
は、搬送車両を点検棟の入り口から進入させた状態で点
検する車両点検棟における設備であって、前記点検棟の
側壁側に設置されて、搬送車両の端面に対して出退自在
であるとともに、搬送車両の端面に対して突出した動作
位置で当該端面に沿って延在する端面作業台を備える。
【００１２】上記車両点検棟設備では、車両点検棟に搬
送車両を収容する際に、車両進入の邪魔にならないよう
に、端面作業台を退避させておき、搬送車両の入庫を完
了した段階で、端面作業台を作業位置に進出させて動作
位置とする。その際、端面作業台は搬送車両の端面に沿
って配置されるので、搬送車両の端面全体にわたって連
続的に点検等の作業が行える。
送車両を収容する際に、車両進入の邪魔にならないよう
に、端面作業台を退避させておき、搬送車両の入庫を完
了した段階で、端面作業台を作業位置に進出させて動作
位置とする。その際、端面作業台は搬送車両の端面に沿
って配置されるので、搬送車両の端面全体にわたって連
続的に点検等の作業が行える。
【００１３】また、上記車両点検棟設備の具体的な態様
では、前記端面作業台を根元側の所定位置において前記
側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに回動
自在に支持する支持手段と、前記端面作業台の先端側に
配置されて動作位置にある前記端面作業台を下面から支
持する脚とをさらに備える。この場合、端面作業台を使
用する際に、側壁に添って配置されて後退した状態の端
面作業台を棟内方へ回動させ、脚を点検棟の床、搬送車
両のシャーシー等に支持させることにより、端面作業台
を略水平に支持することができる。
では、前記端面作業台を根元側の所定位置において前記
側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに回動
自在に支持する支持手段と、前記端面作業台の先端側に
配置されて動作位置にある前記端面作業台を下面から支
持する脚とをさらに備える。この場合、端面作業台を使
用する際に、側壁に添って配置されて後退した状態の端
面作業台を棟内方へ回動させ、脚を点検棟の床、搬送車
両のシャーシー等に支持させることにより、端面作業台
を略水平に支持することができる。
【００１４】また、上記車両点検棟設備の別の具体的な
態様では、前記端面作業台を根元側の所定位置において
前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに
回動自在に支持する支持手段と、前記端面作業台の根元
側または先端側に一端で連結されるワイヤーと、当該ワ
イヤーの他端が連結されるウインチとをさらに備える。
この場合、ウインチを利用した端面作業台の回動すなわ
ち出退動作が可能になり、端面作業台の出退動作の作業
性を高めることができる。
態様では、前記端面作業台を根元側の所定位置において
前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわりに
回動自在に支持する支持手段と、前記端面作業台の根元
側または先端側に一端で連結されるワイヤーと、当該ワ
イヤーの他端が連結されるウインチとをさらに備える。
この場合、ウインチを利用した端面作業台の回動すなわ
ち出退動作が可能になり、端面作業台の出退動作の作業
性を高めることができる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る車両点検棟
設備を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
設備を図面に示した実施形態に基づいて説明する。
【００１６】図１乃至図６は、本発明に係る車両点検棟
設備を示したもので、図１は車両点検棟の正面図、図２
はその内部平面図、図３および図４は側面作業台を示し
た斜視図、図５および図６は端面作業台を示した斜視図
である。
設備を示したもので、図１は車両点検棟の正面図、図２
はその内部平面図、図３および図４は側面作業台を示し
た斜視図、図５および図６は端面作業台を示した斜視図
である。
【００１７】図１および図２に示すように、この車両点
検棟１０では、入り口１１から観て右側壁１０ａの中間
部に固定作業台１２が設置され、左側壁１０ｂの中間部
に折り畳み式の側面作業台１４が設置されている。ま
た、この車両点検棟１０では、左側壁１０ｂの入り口１
１側にアーム式の端面作業台２４が設置されている。こ
こで、側面作業台１４は、左側壁１０ｂから張り出した
動作位置（図１参照）と、壁面側に畳まれて収納される
退避位置（図４参照）との間で出退可能になっている。
また、端面作業台２４も、左側壁１０ｂから延びる動作
位置（図１参照）と、壁面側に畳まれて収納される退避
位置（図６参照）との間で出退可能になっている。な
お、側面作業台１４を根元側で支持する支持基材（不図
示）や、端面作業台２４を支持する架台２５は、車両点
検棟１０の側壁１０ｂ等に対して、例えば溶接やアンカ
ーボルトによって固定されている。
検棟１０では、入り口１１から観て右側壁１０ａの中間
部に固定作業台１２が設置され、左側壁１０ｂの中間部
に折り畳み式の側面作業台１４が設置されている。ま
た、この車両点検棟１０では、左側壁１０ｂの入り口１
１側にアーム式の端面作業台２４が設置されている。こ
こで、側面作業台１４は、左側壁１０ｂから張り出した
動作位置（図１参照）と、壁面側に畳まれて収納される
退避位置（図４参照）との間で出退可能になっている。
また、端面作業台２４も、左側壁１０ｂから延びる動作
位置（図１参照）と、壁面側に畳まれて収納される退避
位置（図６参照）との間で出退可能になっている。な
お、側面作業台１４を根元側で支持する支持基材（不図
示）や、端面作業台２４を支持する架台２５は、車両点
検棟１０の側壁１０ｂ等に対して、例えば溶接やアンカ
ーボルトによって固定されている。
【００１８】この車両点検棟１０に収納される搬送車両
は、この場合、ＩＳＯコンテナカー等のタンク車ＴＶで
あり、タンクＴＡと、これを支持するメインシャーシー
である移動台ＭＳと、タンクＴＡを周囲から保持するフ
レームＦＬとを有する。このうち、移動台ＭＳの一端に
はタイヤＭＳａが設けてあり、移動台ＭＳの他端には支
持脚部材ＭＳｂが設けてあり、移動台ＭＳの支持脚部材
ＭＳｂ側を持ち上げることによって、タンク車ＴＶを牽
引して車両点検棟１０の内外に移動させることができる
ようになっている。
は、この場合、ＩＳＯコンテナカー等のタンク車ＴＶで
あり、タンクＴＡと、これを支持するメインシャーシー
である移動台ＭＳと、タンクＴＡを周囲から保持するフ
レームＦＬとを有する。このうち、移動台ＭＳの一端に
はタイヤＭＳａが設けてあり、移動台ＭＳの他端には支
持脚部材ＭＳｂが設けてあり、移動台ＭＳの支持脚部材
ＭＳｂ側を持ち上げることによって、タンク車ＴＶを牽
引して車両点検棟１０の内外に移動させることができる
ようになっている。
【００１９】車両点検棟１０の右側壁１０ａ側に設けた
固定作業台１２は、タンク車ＴＶを入り口１１から入庫
させた状態で、タンクＴＡの一方側面ＴＡａに沿って配
設されている。この固定作業台１２の上面は、タンクＴ
Ａの上面部の点検のためタンクＴＡの上端とほぼ等しい
高さ位置になっている。そして、この固定作業台１２の
入り口１１側端には、固定作業台１２に上り下りするた
めの固定階段１３が設置されている。
固定作業台１２は、タンク車ＴＶを入り口１１から入庫
させた状態で、タンクＴＡの一方側面ＴＡａに沿って配
設されている。この固定作業台１２の上面は、タンクＴ
Ａの上面部の点検のためタンクＴＡの上端とほぼ等しい
高さ位置になっている。そして、この固定作業台１２の
入り口１１側端には、固定作業台１２に上り下りするた
めの固定階段１３が設置されている。
【００２０】車両点検棟１０の左側壁１０ｂ側に設けた
側面作業台１４は、タンクＴＡの他方側面ＴＡｂに沿
い、タンクＴＡのほぼ全長に渡って設置されている。こ
の側面作業台１４は、図３および図４に示すように、水
平方向に延びる支持手段であるヒンジ１５によって、左
側壁１０ｂに対して下方へ回動自在に支持されている。
側面作業台１４の自由端には、ワイヤー２０の一端が係
止され、このワイヤー２０は、側壁１０ｂの上方に設置
した滑車２１を介して、その他端がウインチ２２に連結
されている。また、左側壁１０ｂには、３角形状の片持
ち梁１６がヒンジ１７によって水平方向に回動自在に支
持されている。また、側面作業台１４の入り口１１側端
部には、梯子１８がヒンジ１９によって垂直軸のまわり
に回動自在に支持されている。
側面作業台１４は、タンクＴＡの他方側面ＴＡｂに沿
い、タンクＴＡのほぼ全長に渡って設置されている。こ
の側面作業台１４は、図３および図４に示すように、水
平方向に延びる支持手段であるヒンジ１５によって、左
側壁１０ｂに対して下方へ回動自在に支持されている。
側面作業台１４の自由端には、ワイヤー２０の一端が係
止され、このワイヤー２０は、側壁１０ｂの上方に設置
した滑車２１を介して、その他端がウインチ２２に連結
されている。また、左側壁１０ｂには、３角形状の片持
ち梁１６がヒンジ１７によって水平方向に回動自在に支
持されている。また、側面作業台１４の入り口１１側端
部には、梯子１８がヒンジ１９によって垂直軸のまわり
に回動自在に支持されている。
【００２１】このように構成された側面作業台１４は、
先ず、ウインチ２２のモータ２３を動作させ、或いはハ
ンドル１２３を回転することによって、ヒンジ１５の水
平軸を中心にして引き上げられる。次いで、４つの片持
ち梁１６をヒンジ１７の垂直軸を中心にして引き出すと
ともに、ウインチ２２を利用して側面作業台１４をわず
かに下げる。これにより、側面作業台１４の裏面に設け
た係止部材（不図示）に各片持ち梁１６の上端がはま
り、これら片持ち梁１６によって側面作業台１４が水平
な動作位置に保持される。次いで、梯子１８をヒンジ１
９の垂直軸を中心にして回動させ、左側壁１０ｂから垂
直に突起する動作位置とすることにより、梯子１８を側
面作業台１４の一端に装架する。なお、側面作業台１４
の他端には、安全柵１４ｂを着脱自在に取り付けるため
の支持部が形成されており、側面作業台１４が動作位置
に保持された際にこれに安全柵１４ｂを取り付けること
により、作業者の安全を確保することができる。
先ず、ウインチ２２のモータ２３を動作させ、或いはハ
ンドル１２３を回転することによって、ヒンジ１５の水
平軸を中心にして引き上げられる。次いで、４つの片持
ち梁１６をヒンジ１７の垂直軸を中心にして引き出すと
ともに、ウインチ２２を利用して側面作業台１４をわず
かに下げる。これにより、側面作業台１４の裏面に設け
た係止部材（不図示）に各片持ち梁１６の上端がはま
り、これら片持ち梁１６によって側面作業台１４が水平
な動作位置に保持される。次いで、梯子１８をヒンジ１
９の垂直軸を中心にして回動させ、左側壁１０ｂから垂
直に突起する動作位置とすることにより、梯子１８を側
面作業台１４の一端に装架する。なお、側面作業台１４
の他端には、安全柵１４ｂを着脱自在に取り付けるため
の支持部が形成されており、側面作業台１４が動作位置
に保持された際にこれに安全柵１４ｂを取り付けること
により、作業者の安全を確保することができる。
【００２２】このようにしてセットされた側面作業台１
４は、タンクＴＡの側面中間よりもやや高い位置に配置
される。作業者は、梯子１８から側面作業台１４上に登
り、この側面作業台１４上でタンクＴＡの側面ＴＡｂの
清掃、ラベル交換等の作業を行う。作業終了後は、梯子
１８を元の退避位置に復帰させる。次に、ウインチ２２
を巻き上げ作動させて作業台１４をわずかに上方に移動
させて片持ち梁１６を元の状態に復帰させ、さらにウイ
ンチ２２をリリース作動させて側面作業台１４を下方へ
回動させて元の退避位置に復帰させる。
４は、タンクＴＡの側面中間よりもやや高い位置に配置
される。作業者は、梯子１８から側面作業台１４上に登
り、この側面作業台１４上でタンクＴＡの側面ＴＡｂの
清掃、ラベル交換等の作業を行う。作業終了後は、梯子
１８を元の退避位置に復帰させる。次に、ウインチ２２
を巻き上げ作動させて作業台１４をわずかに上方に移動
させて片持ち梁１６を元の状態に復帰させ、さらにウイ
ンチ２２をリリース作動させて側面作業台１４を下方へ
回動させて元の退避位置に復帰させる。
【００２３】一方、車両点検棟１０の入り口１１側に設
置された端面作業台２４は、図５および図６に示すよう
に、根元側の支点部分で、支持手段である軸２６を介し
て架台２５に対し回動自在に支持されている。また、端
面作業台２４の先端部には、高低調節用の脚２７が設置
され、この脚２７の先端には木片、ゴムシート等からな
るクッション２８が設置されている。さらに、架台２５
には、梯子２９や安全柵１２９が設置されている。そし
て、作業台２４の先端部には、ワイヤー３０の一端が係
止され、該ワイヤーの他端はウインチ３１に連結されて
いる。
置された端面作業台２４は、図５および図６に示すよう
に、根元側の支点部分で、支持手段である軸２６を介し
て架台２５に対し回動自在に支持されている。また、端
面作業台２４の先端部には、高低調節用の脚２７が設置
され、この脚２７の先端には木片、ゴムシート等からな
るクッション２８が設置されている。さらに、架台２５
には、梯子２９や安全柵１２９が設置されている。そし
て、作業台２４の先端部には、ワイヤー３０の一端が係
止され、該ワイヤーの他端はウインチ３１に連結されて
いる。
【００２４】このように構成された端面作業台２４は、
ウインチ３１のモータ３２を動作させ、或いはハンドル
１３２を回転させることによって、軸２６を中心にして
先端を降下させることができ、脚２７をタンク車ＴＶの
移動台ＭＳに支持させることによって水平の動作位置に
保持される。この際、タンク車ＴＶの移動台ＭＳを利用
して脚２７すなわち端面作業台２４の端部を支持するの
で、端面作業台２４が省スペースで安定したものとな
る。
ウインチ３１のモータ３２を動作させ、或いはハンドル
１３２を回転させることによって、軸２６を中心にして
先端を降下させることができ、脚２７をタンク車ＴＶの
移動台ＭＳに支持させることによって水平の動作位置に
保持される。この際、タンク車ＴＶの移動台ＭＳを利用
して脚２７すなわち端面作業台２４の端部を支持するの
で、端面作業台２４が省スペースで安定したものとな
る。
【００２５】このようにしてセットされた端面作業台２
４は、タンクＴＡの端面ＴＡｃ下部に配置される。作業
者は、梯子２９から端面作業台２４上に登り、該作業台
２４上でタンクＴＡの鏡面板である端面ＴＡｃに対して
清掃、ラベル交換等の作業を行う。作業終了後は、ウイ
ンチ３２を作動させて作業台２４の先端を上方へ回動さ
せて元の退避位置に復帰させる。なお、端面作業台２４
には、安全柵２４ｂを着脱自在に取り付けるための支持
部が形成されており、端面作業台２４が動作位置に保持
された際にこれに安全柵２４ｂを取り付けることによ
り、作業者の安全を確保することができる。
４は、タンクＴＡの端面ＴＡｃ下部に配置される。作業
者は、梯子２９から端面作業台２４上に登り、該作業台
２４上でタンクＴＡの鏡面板である端面ＴＡｃに対して
清掃、ラベル交換等の作業を行う。作業終了後は、ウイ
ンチ３２を作動させて作業台２４の先端を上方へ回動さ
せて元の退避位置に復帰させる。なお、端面作業台２４
には、安全柵２４ｂを着脱自在に取り付けるための支持
部が形成されており、端面作業台２４が動作位置に保持
された際にこれに安全柵２４ｂを取り付けることによ
り、作業者の安全を確保することができる。
【００２６】具体的な実施例では、固定作業台１２の高
さを３４００ｍｍとし、側面作業台１４の高さを２１０
０ｍｍとし、端面作業台２４の高さを１７００ｍｍとし
た。また、側面作業台１４は、５０００ｍｍ×６００ｍ
ｍのエクスパンションメタル部材から作製し、端面作業
台２４は、３０００ｍｍ×５５０ｍｍのエクスパンショ
ンメタル部材から作製した。また、両作業台１４，２４
に設けた安全柵は、高さ１１００ｍｍ程度であり、φ３
０ｍｍのパイプ鋼材で作製した。また、片持ち梁１６や
架台２５は、山形鋼材等から作製した。
さを３４００ｍｍとし、側面作業台１４の高さを２１０
０ｍｍとし、端面作業台２４の高さを１７００ｍｍとし
た。また、側面作業台１４は、５０００ｍｍ×６００ｍ
ｍのエクスパンションメタル部材から作製し、端面作業
台２４は、３０００ｍｍ×５５０ｍｍのエクスパンショ
ンメタル部材から作製した。また、両作業台１４，２４
に設けた安全柵は、高さ１１００ｍｍ程度であり、φ３
０ｍｍのパイプ鋼材で作製した。また、片持ち梁１６や
架台２５は、山形鋼材等から作製した。
【００２７】以下、車両点検棟１０を用いたタンク車Ｔ
Ｖの清掃、点検等の作業について説明する。まず、タン
ク車ＴＶの入車に先立って、作業者は、ウインチ２２、
３１を動作させて側面作業台１４や端面作業台２４を退
避位置とし、車両点検棟１０に入車可能な状態とする。
次に、車両点検棟１０の床に設けた着色線を利用してタ
ンク車ＴＶを車両点検棟１０内部の作業位置に移動させ
る（図１参照）。次に、ウインチ２２を利用して側面作
業台１４を水平な動作位置に起こし、ウインチ３１を利
用して端面作業台２４を水平な動作位置に降ろす。その
後、両作業台１４，２４に安全柵１４ｂ，２４ｂを取り
付ける。これにより、作業者は、側面作業台１４や端面
作業台２４を移動しつつ、タンクＴＡの側面ＴＡｂ、端
面ＴＢｃ等の清掃、点検、乾燥、ラベル貼り等の作業を
行うことができる。清掃等の作業が終了した段階で、作
業者は、ウインチ２２、３２を動作させて側面作業台１
４や端面作業台２４を再度退避位置とし、タンク車ＴＶ
を車両点検棟１０から出車可能な状態とする。
Ｖの清掃、点検等の作業について説明する。まず、タン
ク車ＴＶの入車に先立って、作業者は、ウインチ２２、
３１を動作させて側面作業台１４や端面作業台２４を退
避位置とし、車両点検棟１０に入車可能な状態とする。
次に、車両点検棟１０の床に設けた着色線を利用してタ
ンク車ＴＶを車両点検棟１０内部の作業位置に移動させ
る（図１参照）。次に、ウインチ２２を利用して側面作
業台１４を水平な動作位置に起こし、ウインチ３１を利
用して端面作業台２４を水平な動作位置に降ろす。その
後、両作業台１４，２４に安全柵１４ｂ，２４ｂを取り
付ける。これにより、作業者は、側面作業台１４や端面
作業台２４を移動しつつ、タンクＴＡの側面ＴＡｂ、端
面ＴＢｃ等の清掃、点検、乾燥、ラベル貼り等の作業を
行うことができる。清掃等の作業が終了した段階で、作
業者は、ウインチ２２、３２を動作させて側面作業台１
４や端面作業台２４を再度退避位置とし、タンク車ＴＶ
を車両点検棟１０から出車可能な状態とする。
【００２８】以上実施形態に即して本発明を説明した
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、側面作業台１４を下方へ回
動させて側壁１０ｂに添って収容させているが、側面作
業台１４を上方へ回動させて側壁１０ｂ側に収容させて
もよい。
が、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施形態では、側面作業台１４を下方へ回
動させて側壁１０ｂに添って収容させているが、側面作
業台１４を上方へ回動させて側壁１０ｂ側に収容させて
もよい。
【００２９】また、側面作業台１４をヒンジ１５によっ
て回動自在に設置しているが、かかる側面作業台を側壁
１０ｂに対し側壁１０ｂに垂直な方向にスライド自在に
設置し、作業台１４を水平方向へ突出させることも可能
である。
て回動自在に設置しているが、かかる側面作業台を側壁
１０ｂに対し側壁１０ｂに垂直な方向にスライド自在に
設置し、作業台１４を水平方向へ突出させることも可能
である。
【００３０】また、上記実施形態では、端面作業台２４
を架台２５に設置しているが、側壁１０ｂに直接または
側壁の一部を突設して、そこに端面作業台２４を取り付
けることも可能である。
を架台２５に設置しているが、側壁１０ｂに直接または
側壁の一部を突設して、そこに端面作業台２４を取り付
けることも可能である。
【００３１】また、端面作業台２４の脚２７の長さを微
調整可能として、各種タンク車ＴＶの移動台ＭＳの高さ
に対応させることができる。
調整可能として、各種タンク車ＴＶの移動台ＭＳの高さ
に対応させることができる。
【００３２】また、上記実施形態では、車両点検棟１０
でＩＳＯコンテナカーを掃除等する場合について説明し
たが、タンクローリーその他のタンク車を清掃等する場
合にも、上記実施形態の車両点検棟１０を利用すること
ができる。
でＩＳＯコンテナカーを掃除等する場合について説明し
たが、タンクローリーその他のタンク車を清掃等する場
合にも、上記実施形態の車両点検棟１０を利用すること
ができる。
【００３３】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の車両点
検棟設備では、車両点検棟に搬送車両を入れる際に、車
両進入の邪魔にならないように、作業台を退避させてお
き、搬送車両が入庫した後に、作業台を作業位置に進出
させる。その際、作業台は搬送車両の側面または端面に
沿って配置されるので、それらの壁全体にわたって連続
的に作業が行える。したがって、本発明の車両点検設備
によれば、安全かつ短時間で作業が行える。
検棟設備では、車両点検棟に搬送車両を入れる際に、車
両進入の邪魔にならないように、作業台を退避させてお
き、搬送車両が入庫した後に、作業台を作業位置に進出
させる。その際、作業台は搬送車両の側面または端面に
沿って配置されるので、それらの壁全体にわたって連続
的に作業が行える。したがって、本発明の車両点検設備
によれば、安全かつ短時間で作業が行える。
【図１】本発明に係る車両点検棟を示した正面図であ
る。
る。
【図２】本発明に係る車両点検棟内部を示した平面図で
ある。
ある。
【図３】本発明に係る車両点検棟設備における側面作業
台の使用状態を示した斜視図である。
台の使用状態を示した斜視図である。
【図４】本発明に係る車両点検棟設備における側面作業
台の収容状態を示した斜視図である。
台の収容状態を示した斜視図である。
【図５】本発明に係る車両点検棟設備における端面作業
台の使用状態を示した斜視図である。
台の使用状態を示した斜視図である。
【図６】本発明に係る車両点検棟設備における端面作業
台の収容状態を示した斜視図である。
台の収容状態を示した斜視図である。
１０ 車両点検棟
１０ａ 右側壁
１０ｂ 左側壁
１１ 入り口
１２ 固定作業台
１８,２９ 梯子
１４ 側面作業台
１５,１７,１９ ヒンジ
１６ 片持ち梁
２０,３０ ワイヤー
２１ 滑車
２２,３１ ウインチ
２４ 端面作業台
２５ 架台
２６ 軸
２７ 脚
２８ クッション
ＴＶ タンク車
ＴＡ タンク
ＭＳ 移動台
フロントページの続き
(72)発明者 藤田 清晴
富山県高岡市向野本町300 日曹ビーエー
エスエフ・アグロ株式会社高岡製造所内
Ｆターム(参考） 3D026 BA05 BA22 BA28 BA31
Claims (7)
- 【請求項１】 搬送車両を点検棟の入り口から進入させ
た状態で点検する車両点検棟における設備であって、 前記点検棟の側壁側に設置されて、搬送車両の側面に対
して出退自在であるとともに、搬送車両の側面に対して
突出した動作位置で当該側面に沿って延在する側面作業
台を備えることを特徴とする車両点検棟設備。 - 【請求項２】 前記側面作業台を前記側壁側の端辺にお
いて前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわ
りに回動自在に支持する支持手段と、動作位置にある前
記側面作業台の下方に配置されるとともに前記側壁側に
対して当該側壁に沿った垂直軸のまわりに回動自在に支
持される梁とをさらに備えることを特徴とする請求項１
記載の車両点検棟設備。 - 【請求項３】 前記点検棟の側壁側に設置されて当該側
壁に沿った垂直軸のまわりに回動自在であるとともに、
前記点検棟の側壁から突出した動作位置で前記側面作業
台の端部に装架される梯子をさらに備えることを特徴と
する請求項１及び請求項２のいずれか記載の車両点検棟
設備。 - 【請求項４】 前記側面作業台を前記側壁側の端辺にお
いて前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわ
りに回動自在に支持する支持手段と、前記側面作業台の
自由端に一端で連結されるワイヤーと、当該ワイヤーの
他端が連結されるウインチとをさらに備えることを特徴
とする請求項１記載の車両点検棟設備。 - 【請求項５】 搬送車両を点検棟の入り口から進入させ
た状態で点検する車両点検棟における設備であって、 前記点検棟の側壁側に設置されて、搬送車両の端面に対
して出退自在であるとともに、搬送車両の端面に対して
突出した動作位置で当該端面に沿って延在する端面作業
台を備えることを特徴とする車両点検棟設備。 - 【請求項６】 前記端面作業台を根元側の所定位置にお
いて前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわ
りに回動自在に支持する支持手段と、前記端面作業台の
先端側に配置されて動作位置にある前記端面作業台を下
面から支持する脚とをさらに備えることを特徴とする請
求項５に記載の車両点検棟設備。 - 【請求項７】 前記端面作業台を根元側の所定位置にお
いて前記側壁側に対して当該側壁に沿った水平軸のまわ
りに回動自在に支持する支持手段と、前記端面作業台の
根元側または先端側に一端で連結されるワイヤーと、当
該ワイヤーの他端が連結されるウインチとをさらに備え
ることを特徴とする請求項５記載の車両点検棟設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002147162A JP4050092B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 車両点検棟設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002147162A JP4050092B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 車両点検棟設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003335226A true JP2003335226A (ja) | 2003-11-25 |
| JP4050092B2 JP4050092B2 (ja) | 2008-02-20 |
Family
ID=29705856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002147162A Expired - Fee Related JP4050092B2 (ja) | 2002-05-22 | 2002-05-22 | 車両点検棟設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4050092B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115092205A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-09-23 | 哈尔滨国铁科技集团股份有限公司 | 一种应用于车辆出入库检测系统的巡检设备 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6433496U (ja) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | ||
| JPH03128152U (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-24 | ||
| JPH06329003A (ja) * | 1993-05-21 | 1994-11-29 | East Japan Railway Co | 車両用点検作業装置 |
| JPH0769115A (ja) * | 1993-02-18 | 1995-03-14 | Sortimo Internatl Ausruestungssyst Fuer Servicefahrzeuge Gmbh | 折返し自在の作業台 |
-
2002
- 2002-05-22 JP JP2002147162A patent/JP4050092B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6433496U (ja) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | ||
| JPH03128152U (ja) * | 1990-04-06 | 1991-12-24 | ||
| JPH0769115A (ja) * | 1993-02-18 | 1995-03-14 | Sortimo Internatl Ausruestungssyst Fuer Servicefahrzeuge Gmbh | 折返し自在の作業台 |
| JPH06329003A (ja) * | 1993-05-21 | 1994-11-29 | East Japan Railway Co | 車両用点検作業装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115092205A (zh) * | 2022-05-19 | 2022-09-23 | 哈尔滨国铁科技集团股份有限公司 | 一种应用于车辆出入库检测系统的巡检设备 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP4050092B2 (ja) | 2008-02-20 |
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