JP2003333514A - 撮像装置 - Google Patents
撮像装置Info
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Abstract
は、その前に指定した指定状態を次の表示画像まで反映
させるようにズーム機能を維持し、操作性を改善するこ
とができる。 【解決手段】 撮影が連写によってなされた場合で、か
つズーム・トリミング維持機能が設定されている状態で
は、コマ送り指示のみで、現在表示されている画像のズ
ーム・トリミング指示を次に表示する画像に対しても自
動的に反映させることができるため、例えば連写した集
合写真において特定の人物の瞬きがない画像を見つける
際の確認時の操作が簡便となり、迅速な抽出が可能とな
る。
Description
って撮像し、光電変換してアナログ画像データを得る撮
像部と、前記アナログ画像データをアナログ−デジタル
変換してデジタル画像データを作成し記録媒体に記録す
るデジタル画像データ記録部と、前記デジタル画像デー
タを表示する表示装置と、で構成された撮像装置に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来、撮像装置、特にデジタルカメラで
は、CCD(Charge Coupled Device)を用い、静止画
等を撮影すると、その画像データはアナログ−デジタル
変換された後、予め設定された圧縮形式(例えば、JP
EG)によって圧縮した状態でメモリカード等の記録媒
体に記録して保存する。 【0003】ところで、CCDで撮像する際の被写体
は、一般的には、デジタルカメラの背面側に設けられた
LCD(液晶表示装置)に表示される。このLCDに表
示された画像を見ながら画角を定め、レリーズボタンを
操作することで撮影がなされる。 【0004】また、撮影された画像、すなわち記録媒体
に記録された画像は、再生機能により読出し、LCDに
表示させることも可能である。この再生機能では、コマ
番号(撮影番号)を指定して該当する画像を表示させた
り、撮影順又はその逆にボタン1つの操作で順次表示さ
せるといった機能を有している。 【0005】さらに、LCDへ表示された画像の一部を
拡大して表示する、所謂ズーム機能を持ったデジタルカ
メラも存在する。このようなズーム機能では、ズーム指
定した画像を元の画像とは別に記録することができるた
め、当初撮影被写体の主とした画像を画像の中心に拡大
表示してプリントすることができる。 【0006】また、例えば、複数人の集合写真を撮影す
る際に何枚か連続して撮影し(以下、連写という)、そ
の内の最適な撮影状態の画像データを用いて複数枚のプ
リントを行う場合、特定の者が瞬きをしていないか否か
を判断するため、この特定の者にズームし、拡大表示し
て確認することがある。 【0007】このような、全体の画像の一部を拡大して
撮影状態を確認する場合、複数枚連写した画像を順番に
表示し、かつ当該特定の者をズーム表示することで行な
っていた。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、連写の
場合、ズームさせる位置(トリミング位置)はほとんど
同じであるにも拘らず、表示画像を順送りした時点で、
ズーム機能はキャンセルされてしまうため、新たな画像
を表示する度に同一の操作(ズーム操作)を繰り返さな
ければならず、操作性が悪く、煩雑な作業となってい
た。 【0009】本発明は上記事実を考慮し、例えば連写等
の所定の条件が成立した場合には、その前に指定した指
定状態を次の表示画像まで反映させるようにズーム機能
を維持し、操作性を改善することができる撮像装置を得
ることが目的である。 【0010】 【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、固体撮像素子によって撮像し、光電変換してアナロ
グ画像データを得る撮像部と、前記アナログ画像データ
をアナログ−デジタル変換してデジタル画像データを作
成し記録媒体に記録するデジタル画像データ記録部と、
前記デジタル画像データを表示する表示装置と、で構成
された撮像装置であって、前記記録媒体に記録されたデ
ジタル画像データを選択する選択手段と、前記選択手段
で選択される毎に、前記デジタル画像データに基づく画
像を所定の順序で前記表示装置に表示する表示制御手段
と、前記表示装置に表示された画像の一部を表示領域と
して指示する画角指示手段と、前記表示装置での表示画
像が前記画角指示手段で指示された画角となるように拡
大表示するズーム・トリミング制御手段と、所定の条件
が成立しているときに、前記選択手段により選択され順
次表示される画像に対して、前記画角指示手段で指示し
た画角を反映させるズーム・トリミング指示状態反映手
段と、を有している。 【0011】請求項1記載の発明によれば、選択手段で
画像が選択されると、画像表示制御手段では、記録媒体
に記録されたデジタル画像データに基づく画像を所定の
順序で表示装置に表示する。ここで、表示装置に表示さ
れた画像に対して画角指示手段による画像の一部を表示
する指示がなされると、ズーム・トリミング制御手段で
は、指示された画角を拡大表示する。 【0012】ズーム・トリミング指示状態反映手段で
は、所定条件が成立しているとき、次の選択手段の選択
で次の画像が表示されたときも、前期画角指示手段で指
示された画角での表示状態で表示装置に表示する。これ
により、例えば、連写によって撮像した複数の画像にお
いて、同一の画角で拡大表示させたいときに、同一の画
角指示手段による指示操作を省くことができ、操作性を
向上することができる。 【0013】なお、本発明における画角とは、撮影され
た画像の領域内の一部の画像をいい、基本的には、表示
装置で表示する縦横比と同一の縦横比で指定される領域
をいう。 【0014】 【発明の実施の形態】図1に本実施の形態に係るデジタ
ルカメラ10における制御系が示されている。デジタル
カメラ10には、撮像部18が配設されている。撮像部
18は、レンズ18A、メカニカル・シャッタ及び絞り
(図示省略)が配設され、レンズ18Aから入射した光
を、メカニカル・シャッタが開放しているときに、絞り
を介して、CCD18Bに入射させる構成である。 【0015】また、デジタルカメラ10にはストロボ1
2が設けられ、必要に応じて、ストロボ制御部14の制
御により、手動又は自動で発光するようになっている。 【0016】デジタルカメラ10の前記撮像部18、ス
トロボ制御部14を含む各制御デバイスは、バス16に
よって接続され、CPU20によってその動作が制御さ
れるようになっている。各制御デバイスは、バッテリ2
2からの電源が供給され、動作可能となっている。 【0017】バス16には、制御デバイスとして、シス
テムメモリ(RAMやROM)24、不揮発性メモリ2
6、タイマ機能部28、カレンダ/時計機能部30がそ
れぞれ接続されている。 【0018】また、バス16には、I/Oポート32が
接続され、このI/Oポート32には、デジタルカメラ
10の筐体34(図2参照)に取り付けられる操作・表
示系36からの信号の入出力がなされる。 【0019】図2(A)に示される如く、デジタルカメ
ラ10の筐体34の裏面側(前記撮像部18が配設され
た側とは反対側)には、液晶モニタ(LCD)38が配
設されている。 【0020】また、操作・表示系として、筐体34の裏
面側におけるLCD38の右側には、前記LCD38上
に表示される画像のコマ切り替え、項目選択等に適用さ
れる円形の上下左右キー42が配設されている。この円
形の上下左右キー42の軸線を上下左右に傾斜すること
で、それぞれに傾斜させたときに異なるスイッチの接点
が切り替わり、当該切り替え信号が前記I/O32(図
1参照)に入力されるようになっている。 【0021】この上下左右キー42の下部には、縦方向
に上からメニューボタン44、実行ボタン46、取消ボ
タン48が配列されている。また、筐体34の上面に
は、レリーズボタン50とモード設定ダイヤル52とが
設けられている。 【0022】モード設定ダイヤル52とメニューボタン
44とが操作されると、LCD38上には、例えば、各
種設定を行うためのセットアップ画面が表示されるよう
になっている。 【0023】実行ボタン46は、上記セットアップ画面
上で、前記上下左右キー42による機能選択後の決定時
に操作され、取消ボタン48は、当該決定した機能のキ
ャンセルの際に操作される。 【0024】また、図2(B)に示される如く、デジタ
ルカメラ10の筐体34の前面には、前記撮像部18の
レンズ18Aが露出可能な開口部60が設けられてい
る。この開口部60には、円板状のシャッター62が取
り付けられている。このシャッター62は、デジタルカ
メラ10の電源スイッチ64(図2(A)参照)の動作
に連動して、前記開口部60を閉止する位置並びに開口
する位置に移動可能(図2(B)の矢印A参照)な駆動
系を備えている。 【0025】すなわち、電源がオフの状態では、シャッ
ター62は開口部60を閉止することで、レンズ18A
を保護し、電源がオンの状態では、シャッター62を開
口部60から退避させることで、撮影可能な状態とする
ことができるようになっている。 【0026】図1に示される如く、バス16には、カー
ドI/F56を介して、記録媒体としてのメモリカード
58が着脱可能なメモリカードスロット60が接続され
ている。前記撮像部18で撮影された画像データは、こ
のメモリカードスロット60に装填されたメモリカード
58に記録されることになる。 【0027】前記撮像部18に入力された信号は、信号
処理部104に送出され、ノイズ低減処理が施されると
共に、ゲインコントロールがなされ、A/D変換部10
6へ送出される。 【0028】A/D変換部106でA/D変換された画
像データは、CPU20からの指示に応じて、圧縮/伸
長部108へ送られて圧縮処理(JPEG)がなされる
か或いはそのまままの状態でカードI/F56を介して
メモリカードスロット60へ送られるようになってい
る。 【0029】メモリカード58に記録された画像データ
は、CPU20からの再生表示指示に基づいて読み出さ
れ、フレームメモリ110に格納され、LCD制御部1
12の制御により、LCD12に表示される。なお、こ
のとき、LCD112には、OSD(オンスクリーンデ
ィスプレイ部114によって制御される、当該画像デー
タに基づく画像表示と共に文字やキャラクタデータ等が
重ねて表示されるようになっている。 【0030】なお、バス16には、外部I/F116が
接続され、コネクタ118を介してパソコン等の外部制
御装置(以下PC120という)と直接接続することが
可能となっており、このPC120に前記メモリカード
58に記録した画像データを伝送することができるよう
になっている。 【0031】なお、デジタルカメラ10には、画像確認
のためののモニタとして、LCD112とは別に光学フ
ァインダー66を備えている。 【0032】ここで、デジタルカメラ10では、撮影が
終了し、メモリカード58に記録された画像データは、
デジタルカメラ10の再生機能によって、LCD38に
表示することが可能となっている。 【0033】この再生機能は、図2に示すモード設定ダ
イヤル52を操作することで、撮影モードから再生モー
ドに切り替えることで実行される。 【0034】再生モードとなると、通常は撮影記録順、
すなわち、昇順再生が自動的に開始され、図2に示す上
下左右キー42の左右矢印部分を操作する毎に再生指示
コマ番号をインクリメント又はデクリメントすることが
できる。例えば、現在LCDに表示されているコマ番号
がNo.nであると、上下左右キー42の左矢印部分を
押圧操作するとn−1コマ目が表示され、右矢印部分を
押圧操作すると、n+1コマ目が表示される。なお、再
生モードでは、上記コマ順表示の他、インデックス再生
表示(複数枚をマトリクス状に配列して表示)や、降順
再生表示等が可能であるが、以下では通常の昇順再生表
示として説明する。 【0035】LCDに再生された画像は、撮影時の画角
に忠実な画像サイズとなっている(以下、元画像とい
う)。この元画像が表示されている状態で、前記上下左
右キー42の上下矢印部分を操作すると、元画像の対角
線の中心と、LCD38の表示領域の対角線の中心とが
一致する状態で、拡大・縮小表示(ズーム表示)が可能
となっている。例えば、元画像(図3(A)参照)の状
態で、上下左右キー42の上矢印に対応する部分を押圧
操作すると、1段(例えば、×1.2)ずつ、最大3倍
拡大されて表示される(図3(B)参照)。なお、3倍
拡大の場合には面積上では32(=9倍)となる。ま
た、拡大表示されている状態で、上下左右キー42の下
矢印部分を押圧操作すると、1段ずつ縮小表示される。 【0036】さらに、本実施の形態のデジタルカメラ1
0では、拡大表示されている状態で、図示しないファン
クションキー(例えば、メニューボタン44を兼用させ
てもよい)を操作しながら、上下左右キー42を操作す
ると、拡大されてLCD38の画像表示領域から逸脱し
た部分(図3(B)及び(C)の斜線部分参照)へスク
ロールさせるトリミング機能を備えている。例えば、図
3(B)が標準の3倍表示状態であり、この状態から上
下左右キー42を操作して、LCD38による表示領域
を移動すると、図3(C)のように拡大された画像の中
心からずれた部分を表示することが可能となっている。 【0037】ここで、本実施の形態では、コマ番号をイ
ンクリメントして次のコマ番号の画像をLCD38に表
示させる際に、予め設定しておくことによって、現在の
コマ番号に対応する画像で指定したズーム、トリミング
指示情報を次のコマ番号の画像に対しても反映させるこ
とができるモードを備えている(ズーム・トリミング維
持機能)。このズーム・トリミング維持機能は、メニュ
ーボタン44の操作によってセットアアップ画面を表示
し、上下左右キー42を操作して設定しおくようになっ
ている。 【0038】このズーム・トリミング維持機能が設定さ
れている場合、本実施の形態では、連写されている画像
を対象として、ズーム・トリミングの指定を次のコマに
反映さえるようにしている。 【0039】例えば、図4(A)に示すn−1コマ目の
画像からnコマ目、n+1コマ目の画像へ移行するとき
に、ズーム・トリミングされた領域をそのまま反映して
LCD38に表示するようになっている(図4(B)、
(C)参照)。 【0040】図5には、ズーム・トリミング維持機能が
設定されているときのCPU20での動作を説明する機
能ブロック図が示されている。 【0041】再生指示があると、画像データ読出部70
には、メモリカード58(図1参照)から画像データが
読出され、かつ伸長処理を施された画像データが入力さ
れ、画像編集部72へ送出される。画像編集部72で
は、ズーム又はトリミング指示に従い、元画像データに
おける必要部分(LCD38での表示領域)が抽出され
た編集画像データを送出する。この画像データは、フレ
ームメモリ110へ一旦格納された後、LCD制御部1
12によってLCD38に表示されるようになってい
る。 【0042】ここで、再生指示信号は、連写情報読出部
74に入力されており、再生信号の入力の度に不揮発性
メモリ26から連写情報が読み出され、前回のコマ画像
と今回のコマ画像とが時間的に連写で撮影された否かが
判断され、その結果が画像編集部72へ送出される。 【0043】画像編集部72では、連写が有の場合に、
画像データ読出部70で読み出された元画像データに対
して、前回のズーム・トリミング指示を反映させて編集
画像データを送出し、連写がの場合に、元画像データを
まま送出する。 【0044】以下に本実施の形態の作用を説明する。 【0045】デジタルカメラ10で撮影を行なう前に、
モード設定ダイヤル52を操作してセットアップ画面を
LCD38に表示する。 【0046】セットアップ画面により、記録モード、画
素数、シャープネス、ビープ音等の項目を必要に応じて
選択し、撮影の条件を設定する。 【0047】撮影モードでは、LCD38上に撮像部1
8で撮影されているプレビューが表示され、所定の画角
が決まるとレリーズボタン50が操作され、撮影が実行
される。 【0048】この場合、撮像部18で撮像されたデータ
は、信号処理部104へ送出され、ノイズ低減処理、ゲ
インコントロール等の処理がなされた後、A/D変換さ
れて、デジタル画像データを生成する。 【0049】その後、圧縮/伸長部108において、デ
ジタル画像データを圧縮し、メモリカード58に記録す
る。 【0050】再生モードでは、インデックスモードが選
択された場合は、メモリカード58に記録されたデジタ
ル画像データからサムネイル画像が読み出され、LCD
上にインデックス画像として、マトリクス状に撮影済の
画像が表示される。また、1画像再生モードが選択され
た場合には、圧縮された画像データが読み出され、圧縮
/伸長部108において伸長され、フレームメモリ11
0に展開した後に、LCD38に表示される。 【0051】上記再生モードにおいて、ズーム機能及び
トリミング機能によって、元画像に対して、拡大・縮小
並びに表示領域の移動が可能である。ここで、従来のデ
ジタルカメラ10では、前記設定したズーム指示やトリ
ミング指示は、次のコマの再生表示に移行する際にキャ
ンセルされ、当該次のコマの画像は元画像として表示さ
れていた。この場合、例えば、集合写真を複数枚連写
し、その中から最適なもの(特定の者が瞬きしていない
画像等)を選択するとき、前回のズーム指示及びトリミ
ング指示と同様の操作を次のコマの画像の再生時でも行
なわなければならなかった。 【0052】しかし本実施の形態では、ズーム・トリミ
ング維持機能が設定されている場合に、前回設定したズ
ーム指示及びトリミング指示を次のコマの画像にも反映
させるようにした。 【0053】以下、図6のフローチャートに従い、ズー
ム・トリミング機能を含む再生制御について説明する。 【0054】ステップ200では、デジタルカメラ10
のモードを監視し、ステップ202でモードが再生モー
ドか否かを判断する。 【0055】このステップ202で肯定判定されると、
ステップ204へ移行し、メモリカード58から圧縮さ
れた画像データ(及びJPEGタグ)を読出し、画像デ
ータを伸長してLCD38に画像を表示する。この画像
は、図3(A)に示される元画像であり、撮影時の画像
全てがLCD38に表示され、ステップ206へ移行す
る。 【0056】ステップ206では、JPEGタグから撮
影時間を読出し、Ntとしてセットする。 【0057】次のステップ208では、ズーム機能及び
トリミング機能による指示があったか否かを判断し、肯
定判定されるとステップ210へ移行して当該ズーム指
示及びトリミング指示情報を記憶し、次いでステップ2
12で指示に基づいて、LCD38への表示を切り替
え、ステップ214へ移行する。 【0058】すなわち、ズーム指示では、1段階(×
1.2)毎に拡大表示されるが、このときは画像の中心
は移動しない(図3(B)参照)。トリミング指示があ
ると、画像の中心とLCD38の画像表示領域の中心と
が変位し、拡大されてLCD38の画像表示領域を逸脱
した領域の任意の領域を表示することができる(図3
(C)参照)。 【0059】また、ステップ208で否定判定される
と、ズーム・トリミングの指示がないと判断され、ステ
ップ216で元画像を表示を維持し、ステップ214へ
移行する。 【0060】ステップ214では、コマ送りの指示があ
ったか否かが判断され、否定判定の場合には、ステップ
218へ移行して、カメラモードを監視し、次いでステ
ップ220で再生モードが維持されている場合(肯定判
定)には、ステップ214へ戻り、再生モードが終了し
た場合(否定判定)には、ステップ200へ戻る。 【0061】ステップ214で肯定判定された場合に
は、ステップ222へ移行してメモリカード58から圧
縮された次のコマ番号の画像データ(及びJPEGタ
グ)を読出し、画像データを伸長してLCD38に画像
を表示し、ステップ224へ移行する。 【0062】ステップ224では、JPEGタグから撮
影時間を読出し、(N+1)tとしてセットする。 【0063】次のステップ226では、Ntと(N+
1)tとの差(|Nt−(N+1)|が所定時間tkよ
りも短いか否か(|Nt−(N+1)|≦tk)が判断
され、肯定判定された場合には、前回まで表示していた
画像に対して連写された画像であると判断し、ステップ
228へ移行して、ズーム・トリミング情報を読出し、
ステップ230へ移行してこのズーム・トリミング情報
を反映させて表示し、ステップ200へ戻る。 【0064】また、ステップ226で否定判定された場
合には、ステップ232で元画像をそのまま表示し、ス
テップ200へ戻る。 【0065】すなわち、図4(A)においてn−1コマ
目の画像で所定のズーム・トリミングを実行し、nコマ
目及びn+1コマ目が連写であると判断された場合に
は、図4(B)及び図4(C)に示される如く、コマ送
り指示があった時点で自動的に、前回と同一のズーム・
トリミングが実行された状態で表示されることになる。
この図4では、3人の集合写真であり、向かって左側の
人物が瞬きをしている途中である。n−1コマ、nコ
マ、n+1コマを連射した場合、この中から瞬きをして
いない画像を抽出してプリント等を実行しようとする場
合、この3枚を単純なコマ送り指示のみで、LCD38
での表示領域を向かって左側の人物のアップとすること
ができ、操作が容易となる。 【0066】以上説明したように、本実施の形態では、
撮影が連写によってなされた場合で、かつズーム・トリ
ミング維持機能が設定されている状態では、コマ送り指
示のみで、現在表示されている画像のズーム・トリミン
グ指示を次に表示する画像に対しても自動的に反映させ
ることができるため、例えば連写した集合写真において
特定の人物の瞬きがない画像を見つける際の確認時の操
作が簡便となり、迅速な抽出が可能となる。 【0067】なお、本実施の形態では、所定の条件とし
て連写を例にとり説明したが、この条件は連写に限ら
ず、同日、同時間帯、同一場所等様々の条件やユーザー
が指定した画像であってもよく、また、常に条件成立状
態としてもよい。 【0068】 【発明の効果】以上説明した如く本発明では、例えば連
写等の所定の条件が成立した場合には、その前に指定し
た指定状態を次の表示画像まで反映させるようにズーム
機能を維持し、操作性を改善することができるという優
れた効果を有する。
ック図である。 【図2】(A)はデジタルカメラの外観を背面側から見
た斜視図、(B)は正面側から見た斜視図である。 【図3】LCDでの表示画像を示す正面図であり、
(A)は元画像表示状態、(B)はズーム表示状態、
(C)ズーム・トリミング表示状態を示す。 【図4】連写されたコマのコマ送り時のLCDでの表示
状態を示す正面図である。 【図5】ズーム・トリミング維持機能が設定されている
ときのCPU20での動作を説明する機能ブロック図で
ある。 【図6】ズーム・トリミング機能を含む再生制御ルーチ
ンを示すフローチャートである。 【符号の説明】 10 デジタルカメラ(撮像装置) 16 バス 18 撮像部 18B CCD(撮像部) 20 CPU 22 バッテリ 26 不揮発性メモリ 38 LCD(表示装置) 42 上下左右キー(選択手段、画角指示手段) 70 画像データ読出部 72 画像編集部(ズーム制御手段、ズーム指示状態
反映手段) 74 連写情報読出部 112 LCD制御部(表示制御手段)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 固体撮像素子によって撮像し、光電変換
してアナログ画像データを得る撮像部と、前記アナログ
画像データをアナログ−デジタル変換してデジタル画像
データを作成し記録媒体に記録するデジタル画像データ
記録部と、前記デジタル画像データを表示する表示装置
と、で構成された撮像装置であって、 前記記録媒体に記録されたデジタル画像データを選択す
る選択手段と、 前記選択手段で選択される毎に、前記デジタル画像デー
タに基づく画像を所定の順序で前記表示装置に表示する
表示制御手段と、 前記表示装置に表示された画像の一部を表示領域として
指示する画角指示手段と、 前記表示装置での表示画像が前記画角指示手段で指示さ
れた画角となるように拡大表示するズーム・トリミング
制御手段と、 所定の条件が成立しているときに、前記選択手段により
選択され順次表示される画像に対して、前記画角指示手
段で指示した画角を反映させるズーム・トリミング指示
状態反映手段と、を有する撮像装置。
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---|---|---|---|
JP2002137220A JP4452430B2 (ja) | 2002-05-13 | 2002-05-13 | 撮像装置及び画像表示方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8130287B2 (en) | 2003-02-27 | 2012-03-06 | Canon Kabushiki Kaisha | Magnifying playback/display |
JP2014513455A (ja) * | 2011-03-08 | 2014-05-29 | エンパイア テクノロジー ディベロップメント エルエルシー | ビデオコンテンツの出力 |
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