JP2003333096A - メール着信拒否システム,メール着信拒否方法およびメール着信拒否プログラム - Google Patents

メール着信拒否システム,メール着信拒否方法およびメール着信拒否プログラム

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JP2003333096A
JP2003333096A JP2002133217A JP2002133217A JP2003333096A JP 2003333096 A JP2003333096 A JP 2003333096A JP 2002133217 A JP2002133217 A JP 2002133217A JP 2002133217 A JP2002133217 A JP 2002133217A JP 2003333096 A JP2003333096 A JP 2003333096A
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Yasuo Nakada
康夫 中田
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    • G06Q10/10Office automation; Time management
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不要な電子メールを確実に着信拒否できるよ
うにしたメール着信拒否システム,メール着信拒否配信
方法そしてメール着信拒否プログラムを提供する。 【解決手段】 メール配信システム10において、電子
メール120の送信先メールアドレス情報130が、送
信先メールアドレス131a〜13naと、送信先メー
ルアドレス固有のキーワード125を含む宛先名称13
1b〜13nbとを含み、ネットワーク500を介して
送信先メールアドレスに対応するメール配信センター3
00で受信した電子メール120について、その受信部
320が、送信先メールアドレス情報に含まれる宛先名
称からキーワードを照合し、キーワードの照合ができた
電子メールについてのみ、当該送信先メールアドレスに
対して配信するように、メール着信拒否システム10を
構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット,
一般公衆回線等のネットワークを利用したメール配信サ
ービス、特に着信拒否を実現するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ネットワークを利用した電子メー
ルが爆発的に普及してきているが、従来のメール配信シ
ステムにおいては、利用者がメール端末から電子メール
をメール送信サーバに対して送信すると、メール送信サ
ーバは、当該電子メールのヘッダ部分に含まれる送信先
のメールアドレスに基づいて、送信先のメールサーバに
送信するようになっている。
【0003】ところで、このような電子メールの利便性
を利用して、不特定多数に対して電子メールを送り付け
る、所謂ジャンクメールが著しく増大している。このよ
うなジャンクメールを送信する場合、メールアドレスが
一般的にアルファベットと数字,記号の組合せにより生
成されることに着目して、例えばメールアドレスの自動
生成ソフトを使用して、多数のメールアドレスを生成す
るようにしている。そして、このようにして生成された
個々のメールアドレスに対して無差別に電子メールを送
信したり、このようにして無差別に送信したメールアド
レスのうち、返信があった有効なメールアドレスをデー
タベースとして蓄積することにより、メールアドレスリ
ストを取得するようにしている。
【0004】しかしながら、このようなジャンクメール
は、受信側にとっては、実質的に必要のないものである
だけでなく、不用意に返信すると、ジャンクメール用の
メールアドレスのデータベースに登録されてしまうこと
になる。また、ジャンクメールの受信数が増えると、本
当に必要な電子メールがジャンクメールの間に埋もれて
しまい、読みたい電子メールを見つけにくくなってしま
うこともある。
【0005】他方、このようなジャンクメールの増大に
より、メール配信総数に対するジャンクメールの割合が
半数以上を占めるように著しく増大してきており、メー
ル配信システムの負荷が増大して、配信遅れが発生する
等、円滑なメール配信が妨げられてしまうことにもな
る。
【0006】このため、例えば電子メールのヘッダ部分
に含まれる発信者のメールアドレスに基づいて、特定の
メールアドレスあるいはドメイン名について、電子メー
ルの着信を拒否するようにすることも一部では実際に行
なわれている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電子メ
ールの発信者メールアドレスを偽ることも可能であり、
あるいはメールアドレスを頻繁に変更して、ジャンクメ
ールを送信する場合には、このようなメールアドレスま
たはドメイン名による着信拒否では、ジャンクメールの
受信を阻止することは実質的に不可能になっている。
【0008】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであり、不要な電子メールを確実に着信拒否
できるようにしたメール着信拒否システム,メール着信
拒否配信方法そしてメール着信拒否プログラムの提供を
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載のメール着信拒否システム
は、ネットワークを介して互いに接続された複数のメー
ル配信センターを含み、利用者のメール端末からの送信
先メールアドレス情報およびメール本文等からなる電子
メールを、発信側のメール配信センターから、送信先メ
ールアドレスに対応する受信側のメール配信センターに
対して、ネットワークを介して送信するメール配信シス
テムにおいて、上記電子メールの送信先メールアドレス
情報が、送信先メールアドレスと、宛先名称を有してお
り、その宛先名称に送信先メールアドレス固有のキーワ
ードを含んでいて、各メール配信センターが、各利用者
のメール端末から受け取った電子メールを、送信先メー
ルアドレスに対応する他のメール配信センターにネット
ワークを介して送信し、または当該メール配信センター
の受信部に伝送する送信部と、他のメール配信センター
からネットワークを介して受信し、または送信部から伝
送された電子メールについて、送信先メールアドレス情
報に含まれる宛先名称からキーワードを照合し、キーワ
ードの照合ができた電子メールについてのみ、当該送信
先メールアドレスに対して配信し、キーワードの照合が
できない電子メールについては配信しない受信部と、を
設けた構成としてある。
【0010】メール着信拒否システムをこのような構成
とすると、メールを受信する利用者は、前もってキーワ
ードを所属するメール配信センターに登録すると共に、
メール発信者に知らせておく。そして、メール発信者
は、当該利用者に対して電子メールを送信する場合、電
子メールの送信先メールアドレス情報の宛先名称に当該
キーワードを入力する。これにより、メール発信者から
当該利用者宛に送信された電子メールは、発信側のメー
ル配信センターの送信部からネットワークを介して、送
信先メールアドレス情報の送信先メールアドレスに対応
した受信側のメール配信センターに送信され、受信側の
メール配信センターの受信部で受信される。
【0011】そして、受信された電子メールは、受信側
のメール配信センターの受信部で、その送信先メールア
ドレス情報の宛先名称からキーワード照合され、キーワ
ードの照合ができた電子メールのみが、当該送信先メー
ルアドレスに対して配信される。これに対して、キーワ
ードの照合ができなかった電子メールは、着信拒否とな
り、配信されない。したがって、利用者は、メールを送
信してくる可能性のある相手に対してキーワードを前も
って知らせておくことにより、宛先名称にキーワードを
入力した正規の電子メールのみを受信し、ジャンクメー
ル等の不要な電子メールの着信を拒否することができ
る。
【0012】請求項2記載のメール着信拒否システム
は、各メール配信センターの受信部が、所属する利用者
のメールアドレスに関して、前もって設定されたキーワ
ードからなるデータベースを登録する記憶部を備えてい
る構成としてある。メール着信拒否システムをこのよう
な構成とすると、受信部が、電子メールの送信先メール
アドレス情報の宛先名称からキーワードを照合する際
に、当該電子メールの送信先メールアドレス固有のキー
ワードを記憶部から読み出して参照することにより、キ
ーワードの照合を迅速に行なうことができる。
【0013】請求項3記載のメール着信拒否システム
は、上記受信部が、キーワードの照合ができなかったと
き、当該電子メールを廃棄する構成としてある。メール
着信拒否システムをこのような構成とすると、着信拒否
となった電子メールを廃棄することにより、不要な電子
メールの蓄積を防止し、メール配信センターの負荷を軽
減することができる。
【0014】請求項4記載のメール着信拒否システム
は、上記受信部が、キーワードの照合ができなかったと
き、当該電子メールについて、発信側のメール配信セン
ターに対してエラーを返信する構成としてある。メール
着信拒否システムをこのような構成とすると、着信拒否
となった電子メールに関して、発信側のメール配信セン
ターに対してエラーを返信することにより、メール着信
拒否の旨を知らせることができる。
【0015】請求項5記載のメール着信拒否システム
は、上記送信先メールアドレス情報が、複数の送信先メ
ールアドレスおよび宛先名称を有しており、上記キーワ
ードが、いずれかの宛先名称に含まれている構成として
ある。メール着信拒否システムをこのような構成とする
と、複数の送信先メールアドレス宛の電子メールの場合
に、共通のキーワードを設定した複数の送信先メールア
ドレスに対して、いずれかの宛先名称にキーワードを入
力することによって、各送信先メールアドレス毎に宛先
名称にキーワードを入力することなく、容易にキーワー
ドを入力することができる。
【0016】また、上記目的を達成するため、本発明の
請求項6記載のメール着信拒否方法は、ネットワークを
介して互いに接続された複数のメール配信センターを含
み、利用者のメール端末からの送信先メールアドレス情
報およびメール本文等からなる電子メールを、発信側の
メール配信センターから、送信先メールアドレスに対応
する受信側のメール配信センターに対して、ネットワー
クを介して送信するメール配信システムにおいて、電子
メール作成時に、送信先メールアドレスおよび宛先名称
からなる送信先メールアドレス情報に関して、その宛先
名称に送信先メールアドレス固有のキーワードを入力す
る第一のステップと、当該電子メールの配信を受けた受
信側のメール配信センターにて、送信先メールアドレス
情報に含まれる宛先名称からキーワードを照合する第二
のステップと、キーワードの照合ができた電子メールに
ついてのみ、当該送信先メールアドレスに対して配信
し、キーワードの照合ができない電子メールについては
配信しない第三のステップと、を含む構成としてある。
【0017】メール着信拒否方法をこのような構成とす
ると、メールを受信する利用者は、前もってキーワード
を所属するメール配信センターに登録すると共に、メー
ル発信者に知らせておく。そして、メール発信者は、第
一のステップにて、当該利用者に対して電子メールを送
信する場合、電子メールの送信先メールアドレス情報の
宛先名称に当該キーワードを入力する。これにより、メ
ール発信者から当該利用者宛に送信された電子メール
は、発信側のメール配信センターからネットワークを介
して、送信先メールアドレス情報の送信先メールアドレ
スに対応した受信側のメール配信センターに送信され、
受信側のメール配信センターで受信される。
【0018】そして、受信された電子メールは、第二の
ステップにて、その送信先メールアドレス情報の宛先名
称からキーワード照合され、キーワードの照合ができた
電子メールのみが、第三のステップにて、当該送信先メ
ールアドレスに対して配信される。これに対して、キー
ワードの照合ができなかった電子メールは、着信拒否と
なり、配信されない。したがって、利用者は、メールを
送信してくる可能性のある相手に対してキーワードを前
もって知らせておくことにより、宛先名称にキーワード
を入力した正規の電子メールのみを受信し、ジャンクメ
ール等の不要な電子メールの着信を拒否することができ
る。
【0019】請求項7記載のメール着信拒否方法は、上
記第三のステップにて、所属する利用者のメールアドレ
スに関して、前もって設定されたキーワードからなるデ
ータベースを参照して、キーワードの照合を行なう構成
としてある。メール着信拒否方法をこのような構成とす
ると、第三のステップにて、電子メールの送信先メール
アドレス情報の宛先名称からキーワードを照合する際
に、当該電子メールの送信先メールアドレス固有のキー
ワードを記憶部から読み出して参照することにより、キ
ーワードの照合を迅速に行なうことができる。
【0020】請求項8記載のメール着信拒否方法は、上
記第三のステップにて、キーワードの照合ができなかっ
たとき、当該電子メールを廃棄する構成としてある。メ
ール着信拒否方法をこのような構成とすると、第三のス
テップにて着信拒否となった電子メールを廃棄すること
により、不要な電子メールの蓄積を防止し、メール配信
センターの負荷を軽減することができる。
【0021】請求項9記載のメール着信拒否方法は、上
記第三のステップにて、キーワードの照合ができなかっ
たとき、当該電子メールについて、発信側のメール配信
センターに対してエラーを返信する構成としてある。メ
ール着信拒否方法をこのような構成とすると、第三のス
テップにて着信拒否となった電子メールに関して、発信
側のメール配信センターに対してエラーを返信すること
により、メール着信拒否の旨を知らせることができる。
【0022】請求項10記載のメール着信拒否方法は、
上記第一のステップにて、複数の送信先メールアドレス
および宛先名称を有する送信先メールアドレス情報につ
いて、いずれかの宛先名称にキーワードを入力する構成
としてある。メール着信拒否方法をこのような構成とす
ると、複数の送信先メールアドレス宛の電子メールの場
合に、第一のステップにて、共通のキーワードを設定し
た複数の送信先メールアドレスに対して、いずれかの宛
先名称にキーワードを入力することによって、各送信先
メールアドレス毎に宛先名称にキーワードを入力するこ
となく、容易にキーワードを入力することができる。
【0023】さらに、上記目的を達成するため、本発明
の請求項11記載のメール着信拒否プログラムは、ネッ
トワークを介して利用者のメール端末から送信されてき
た送信先メールアドレス情報およびメール本文等からな
る電子メールを、送信先メールアドレスに対応する受信
側のメール配信センターで受信して、正規の電子メール
のみを送信先メールアドレスに対して当該電子メールを
配信する処理をコンピュータに実行させるメール着信拒
否プログラムであって、所属する利用者のメールアドレ
ス宛の電子メールを受信して、当該電子メールの送信先
メールアドレス情報に含まれる宛先名称からキーワード
を照合し、キーワードの照合ができた正規の電子メール
についてのみ、当該送信先メールアドレスに対して配信
し、キーワードの照合ができない不正な電子メールにつ
いては配信しない構成としてある。このように、本発明
は、メール着信拒否プログラムとしても具現化すること
ができる。
【0024】このようにして、本発明によれば、宛先名
称をキーワード照合することにより、ジャンクメール等
にてメールアドレスを自動生成する場合等には把握でき
ない宛先名称をキーワードとして利用することにより、
ジャンクメール等の不要な電子メールを確実に着信拒否
することができる。これにより、受信側としては、ジャ
ンクメール等の不要な電子メールを受信しなくて済むと
共に、配信側としては、大量のジャンクメールの発信を
抑止することができるので、メール配信センターの負荷
を軽減することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0026】本発明のメール着信拒否システムを含むメ
ール配信システムの一実施形態について、図1乃至図6
を参照して説明する。図1は、本実施形態のメール配信
システムの構成を示すブロック図である。
【0027】図1に示すように、メール配信システム1
0は、送信側の利用者100と、送信側のメール配信セ
ンター200と、受信側のメール配信センター300
と、受信側の利用者400と、ネットワーク500と、
を設けてある。
【0028】なお、図1においては、利用者100,利
用者400は、それぞれ一つだけ図示されているが、一
つに限定されるものではなく、さらに電子メールの送受
信に応じて、相互に利用者400,100にもなり得る
ものである。また、送信側のメール配信センター200
および受信側のメール配信センター300は、それぞれ
一つだけ図示されているが、一つに限定されるものでは
なく、さらに電子メールの送受信に応じて、受信側にも
送信側にもなるものであって、同一の構成になってい
る。
【0029】したがって、実際には、メール配信システ
ム10は、図2に示すように、ネットワーク500に対
してn個のメール配信センター201,202,・・
・,20nが接続されており、各メール配信センター2
01〜20nには、それぞれ複数の利用者101,10
2,・・・が接続されることになる。
【0030】さらに、ネットワーク500は、インター
ネット,一般公衆回線網あるいは専用回線網等のインタ
ーネット接続サービスを提供するISP通信網等のネッ
トワークである。
【0031】利用者100,400は、電子メールの送
信または受信に応じて、いずれにもなり得るものであ
り、同一の構成であるから、以下利用者100について
説明する。利用者100は、メール配信サービスを受け
ようとする者であって、メール配信センター200に接
続して、メール配信センター200内に設置された送信
部または受信部(後述)にアクセスして、電子メールを
送信または受信することができる。なお、利用者100
は、メール配信センター200にアクセスするための端
末機器としてのメール端末110や、他の各種情報端末
機器や専用端末機器を使用することができ、このメール
端末110の画面上に表示されるメールソフトの画面に
したがって、電子メールとしての電子メール情報120
を作成・送信し、または受信できるようになっている。
【0032】ここで、電子メール情報120は、ヘッダ
部分に含まれる送信先メールアドレス情報130および
メール本文等(図示せず)から構成されている。この送
信先メールアドレス情報130は、図3に示すように、
少なくとも一組(図示の場合、n組)の宛先131,1
32,・・・,13nを含んでおり、各宛先131,1
32,・・・,13nは、区切り文字「,」を挟んで一
列に並べられると共に、それぞれ送信先メールアドレス
131a,132a,13naと宛先名称131b,1
32b,・・・,13nbを含んでいる。そして、これ
らの宛先名称131b,132b,・・・,13nbの
いずれかに、前もって設定された送信先メールアドレス
固有のキーワード125が含まれるようになっている。
【0033】なお、図3においては、送信先メールアド
レス情報130のうち、所謂「To」フィールドの宛先
131,132,・・・,13nについて説明したが、
これに限らず、所謂「Cc」フィールドまたは「Bc
c」フィールドの宛先(図示せず)について、上記キー
ワード125が含まれていてもよい。
【0034】さらに、利用者100は、メール配信セン
ター200にアクセスするために、前もって利用者情報
(氏名,住所等)を登録して、当該利用者100を一意
に特定できるメールアドレスおよびパスワードを有して
いる。これにより、利用者100が、メール配信センタ
ー200に接続する際、メールアドレスおよびパスワー
ドを送信することによって、メール配信センター200
が、送信部または受信部へのアクセスを許可する。
【0035】メール配信センター200,300は、前
述したネットワーク500への接続サービスを提供する
事業者(以下、ISPという)毎に設けられたメールサ
ーバであって、前述したように同一の構成であるので、
以下にメール配信センター200について説明する。メ
ール配信センター200は、適宜の箇所に設けられた情
報管理装置としてのメールサーバから構成されており、
送信部210と、記憶部220と、受信部230と、を
有している。
【0036】上記送信部210は、当該メール配信セン
ター200を設けたISPに所属する個々の利用者10
0とISPアクセスポイントから通信回線等を介して接
続されると共に、接続ポイントからネットワーク500
に接続されている。そして、上記送信部210は、利用
者100のメール端末110から送信されてくる電子メ
ール情報120を受信して、ネットワーク500を介し
て送信先メールアドレス131に対応した受信側のメー
ル配信センター300に送信する。なお、上記送信部2
10は、送信先メールアドレス131が当該メール配信
センター200を設けたISPに所属する利用者100
のメールアドレスである場合には、送信先メールアドレ
ス131に対応したメール配信センター200の受信部
230に対して、電子メール情報120を伝送する。
【0037】上記記憶部220は、各利用者100のメ
ール端末110から送信されてくる電子メール情報12
0を一時的に記憶する。また、上記記憶部220は、図
4に示すように、前もって当該メール配信センター20
0を設けたISPに所属する利用者100が設定した少
なくとも一つのキーワード125を、メールアドレスと
関連付けて、データベースとして登録している。このデ
ータベースは、具体的には、図4に示すように、個々の
メールアドレスをレコードとして、m個のレコードに対
して、各メールアドレスに関連付けられたn個のキーワ
ードから構成されている。なお、一つのメールアドレス
に対して、少なくとも一つのキーワード125が設定さ
れていればよい。
【0038】上記受信部230は、送信部210と同様
に、ネットワーク500に接続されており、当該メール
配信センター200を設けたISPに所属する個々の利
用者100とISPアクセスポイントから通信回線等を
介して接続されると共に、接続ポイントからネットワー
ク500に接続されている。ここで、上記受信部230
は、受信部210またはネットワーク500を介して他
のメール配信センターから送信されてくる電子メール情
報120を受信して、その送信先メールアドレス情報1
30の宛先名称131b,132b,・・・,13nb
からキーワード照合を行なう。
【0039】このキーワード照合は、前もって記憶部2
20のデータベースに登録されている当該送信先メール
アドレス131に関連付けられた登録キーワード221
を読み出して、この登録キーワード221を参照して、
各宛先名称132を順次に検索することにより行なわれ
る。そして、キーワードの照合ができたとき、すなわ
ち、いずれかの宛先名称131b,132b,・・・,
13nbに登録キーワード221が見つかった場合に
は、受信部230は、当該電子メール情報120を、当
該送信先メールアドレス131宛に配信する。
【0040】これに対して、キーワードの照合ができな
かったとき、すなわち、いずれの宛先名称132にも登
録キーワード221が見つからなかった場合には、受信
部230は、着信拒否として、当該電子メール情報12
0を当該送信先メールアドレス131宛には配信しな
い。そして、上記受信部230は、当該電子メール情報
120を着信拒否とした場合には、当該電子メール情報
120を廃棄すると共に、着信拒否の旨のエラーを送信
側のメール配信センターに対して送信する。
【0041】次に、本実施形態のメール着信拒否システ
ムによるメール配信方法について、図5〜図6を参照し
て説明する。メール配信システムは、図5に示すメール
情報送信作業そして図6に示すメール情報受信・配信作
業の各ステップで利用される。
【0042】まず、メール情報送信作業について、図5
を参照して説明する。図5において、利用者100は、
ステップA1にて、メール端末110にてメールソフト
を立ち上げて、ステップA2にて、送信先メールアドレ
ス情報130として、送信先メールアドレス131a,
132a,・・・,13naと宛先名称131b,13
2b,・・・,13nbからなる宛先131,132,
・・・,13nを入力する。続いて、利用者100は、
ステップA3にて、メール本文等を入力して、ステップ
A4で示すように、電子メール情報120を作成する。
【0043】そして、利用者100が、例えばメールソ
フトの送信ボタンをクリックすることにより、メール端
末110は、ステップA4にて、送信側のメール配信セ
ンター200のメールサーバに接続し、電子メール情報
120を送信する。
【0044】これを受けて、送信側のメール配信センタ
ー200の送信部210は、利用者100のメール端末
110から送られてくる電子メール情報120を受信す
る。そして、メール配信センター200の送信部210
は、ステップA5にて、この電子メール情報120の送
信先メールアドレス情報130に含まれる送信先メール
アドレス131a,132a,・・・,13naに基づ
いて、当該電子メール情報120を、ネットワーク50
0を介して受信側のメール配信センター300に対して
送信する。このようにして、メール情報送信作業が完了
する。
【0045】次に、メール情報受信・配信作業につい
て、図6を参照して説明する。図6において、受信側の
メール配信センター300の受信部310は、ステップ
B1にて、送信側のメール配信センター200の送信部
210からネットワーク500を介して送られてくる電
子メール情報120を受信する。
【0046】そして、受信側のメール配信センター30
0の受信部310は、ステップB2にて、当該電子メー
ル情報120の送信先メールアドレス情報130のう
ち、所謂「To」フィールドにおける送信先メールアド
レス131a,132a,・・・,13na毎に、当該
メールアドレスに対応した登録キーワード321を登録
部320から読み出す。続いて、受信側のメール配信セ
ンター300の受信部310は、この登録キーワード3
21を参照して、各宛先名称131b,132b,・・
・,13nbからキーワードを検索して、ステップB3
にて、キーワードの照合を行なう。なお、キーワードの
照合は、登録キーワード321と各宛先名称131b,
132b,・・・,13nbが一致しなくても、各宛先
名称131b,132b,・・・,13nbにキーワー
ドが含まれていればよい。
【0047】ここで、ステップB3にてキーワードの照
合ができたときには、受信側のメール配信センター30
0の受信部310は、ステップB4にて、当該電子メー
ル情報120の着信を許可して、当該電子メール情報1
20を送信先メールアドレス131宛に配信して、処理
を終了する。
【0048】なお、具体的には、電子メール情報120
の配信は、以下のようにして行なわれる。すなわち、着
信許可された当該電子メール情報120は、送信先メー
ルアドレス131に関連付けて受信メールとして記憶部
320に対して登録される。そして、送信先メールアド
レスの所有者である利用者400が、そのメール端末4
10により当該受信側のメール配信センター300にア
クセスして、当該受信側のメール配信センター300の
記憶部320に登録されている当該電子メール情報12
0を読み出すことにより、配信が完了することになる。
【0049】また、ステップB3にてキーワードの照合
ができなかった場合には、受信側のメール配信センター
300の受信部310は、ステップB5にて、当該電子
メール情報120の送信先メールアドレス情報130の
うち、所謂「Cc」フィールドにおける送信先メールア
ドレス(図示せず)毎に、当該メールアドレスに対応し
た登録キーワード321を登録部320から読み出す。
続いて、受信側のメール配信センター300の受信部3
10は、この登録キーワード321を参照して、各宛先
名称からキーワードを検索して、ステップB6にて、キ
ーワードの照合を行なう。
【0050】ここで、ステップB6にてキーワードの照
合ができたときには、受信側のメール配信センター30
0の受信部310は、ステップB4にて、当該電子メー
ル情報120の着信を許可して、当該電子メール情報1
20を送信先メールアドレス131宛に配信して、処理
を終了する。
【0051】これに対して、ステップB6にてキーワー
ドの照合ができなかった場合には、受信側のメール配信
センター300の受信部310は、ステップB7にて、
当該電子メール情報120の送信先メールアドレス情報
130のうち、所謂「Bcc」フィールドにおける送信
先メールアドレス(図示せず)毎に、当該メールアドレ
スに対応した登録キーワード321を登録部320から
読み出す。続いて、受信側のメール配信センター300
の受信部310は、この登録キーワード321を参照し
て、各宛先名称からキーワードを検索して、ステップB
8にて、キーワードの照合を行なう。
【0052】ここで、ステップB8にてキーワードの照
合ができたときには、受信側のメール配信センター30
0の受信部310は、ステップB4にて、当該電子メー
ル情報120の着信を許可して、当該電子メール情報1
20を送信先メールアドレス131宛に配信して、処理
を終了する。
【0053】これに対して、ステップB8にてキーワー
ドの照合ができなかった場合には、受信側のメール配信
センター300の受信部310は、ステップB9にて、
当該電子メール情報120を着信拒否として、ステップ
B10にて、当該電子メール情報120の送信側のメー
ル配信センター200に対してエラーを送信する。その
後、受信側のメール配信センター300の受信部310
は、ステップB11にて、当該電子メール情報120を
廃棄して、処理を終了する。このようにして、メール情
報受信・配信作業が完了する。
【0054】以上、説明したように、本実施形態によれ
ば、受信側の利用者400が前もってキーワード321
を送信側の利用者100に知らせておくことにより、送
信側の利用者100は、電子メール情報120の送信先
メールアドレス情報130のうち、所謂「To」フィー
ルド,「Cc」フィールドまたは「Bcc」フィールド
の宛先名称のいずれかに、上記キーワード321を入力
して、電子メール情報120を作成して、利用者400
のメールアドレス宛に送信する。これにより、受信側の
メール配信センター300の受信部330は、利用者4
00のメールアドレス宛の電子メール情報120を受信
したとき、当該電子メール情報120の送信先メールア
ドレス情報130のうち、所謂「To」フィールド,
「Cc」フィールドまたは「Bcc」フィールドの宛先
名称のいずれかから、当該電子メール情報120の送信
先メールアドレスに関連付けて前もって登録された登録
キーワード321の照合を行なう。
【0055】そして、キーワード照合ができたときにの
み、受信側のメール配信センター300の受信部330
は、当該電子メール情報120を着信許可して、送信先
メールアドレス宛に配信する。これに対して、キーワー
ド照合できなかった場合には、受信側のメール配信セン
ター300の受信部330は、当該電子メール情報12
0を着信拒否する。このようにして、利用者400は、
前もって登録したキーワードを送信先メールアドレス情
報130の宛先名称に含まない電子メールについては、
着信拒否することができる。
【0056】上述した実施形態においては、利用者10
0が送信側のメール配信センター200からネットワー
ク500を介して受信側のメール配信センター300を
経て利用者400に電子メール情報120を送信するよ
うになっているが、これに限らず、利用者400が利用
者100に対して電子メール情報を送信する場合も同様
であり、さらには利用者100が同じメール配信センタ
ー200を設けたISPに所属する利用者に対して電子
メール情報を送信する場合も、同様にそのときの受信側
のメール配信センター200の受信部230が、同様に
電子メール情報120についてキーワード照合を行なう
ことにより、キーワード照合できなかった電子メール情
報について着信拒否を行なうことができる。
【0057】また、上述した実施形態においては、電子
メール情報120の送信先メールアドレス情報130
は、n組の宛先131〜13nを含んでいるが、これに
限らず、少なくとも一組の宛先を含んでいてもよいこと
は明らかである。
【0058】さらに、上述した実施形態においては、ネ
ットワーク500は、所謂インターネットとして構成さ
れているが、これに限らず、例えば企業内LAN等の構
内ネットワークであってもよいことは明らかである。
【0059】また、上述した実施形態においては、各利
用者100,400は、それぞれ所属するISPが提供
するメール配信センター200,300に対してアクセ
スポイントを介してアクセスするようになっているが、
これに限らず、メール配信センター200,300に対
してネットワーク接続されていてもよいことは明らかで
ある。
【0060】なお、以下の実施形態におけるメール配信
センターの情報管理装置での処理は、プログラムに制御
されたコンピュータにより実行される。記録媒体として
は、例えば磁気ディスク,半導体メモリ,その他の任意
のコンピュータで読み取り可能なものを使用することが
できる。また、記録媒体に記録されたプログラムは、記
録媒体を直接コンピュータに装着して当該コンピュータ
に読み込ませてもよく、また通信回線を介してコンピュ
ータに読み込ませてもよい。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、発信側
のメール配信センターの送信部からネットワークを介し
て受信側のメール配信センターに送信された電子メール
が、受信側のメール配信センターの受信部で受信される
と、受信された電子メールは、受信側のメール配信セン
ターの受信部で、その送信先メールアドレス情報の宛先
名称からキーワード照合され、キーワードの照合ができ
た電子メールのみが、当該送信先メールアドレスに対し
て配信される。これに対して、キーワードの照合ができ
なかった電子メールは、着信拒否となり、配信されな
い。したがって、利用者は、メールを送信してくる可能
性のある相手に対してキーワードを前もって知らせてお
くことにより、宛先名称にキーワードを入力した正規の
電子メールのみを受信し、ジャンクメール等の不要な電
子メールの着信を拒否することができる。また、一般的
にはジャンクメール等にてメールアドレスを自動生成す
る場合等には把握できない宛先名称をキーワードとして
利用することにより、キーワードとして特殊なパスワー
ドを使用しなくても、本名・通称・愛称等をキーワード
とすることによって、ジャンクメール等の不要な電子メ
ールを確実に着信拒否することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のメール着信拒否システム
の要部の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のメール着信拒否システムの全体構成を示
す概略図である。
【図3】図1のメール着信拒否システムにおける電子メ
ールの送信先メールアドレス情報の一例を示す図であ
る。
【図4】図1のメール着信拒否システムにおける記憶部
に登録されるキーワードのデータベースの一例を示す図
である。
【図5】図1のメール着信拒否システムにおけるメール
情報送信作業を示すフローチャートである。
【図6】図1のメール着信拒否システムにおけるメール
情報受信・配信作業を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 メール配信システム 100,400 利用者 110,410 メール端末 120 電子メール情報(電子メール) 130 送信先メールアドレス情報 131,132,・・・,13n 宛先 131a,132a,・・・,13na 送信先メール
アドレス 131b,132b,・・・,13nb 宛先名称 125 キーワード 200,300 メール配信センター 210,310 送信部 220,320 記憶部 221,321 登録キーワード 230,330 受信部 500 ネットワーク

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークを介して互いに接続された
    複数のメール配信センターを含み、利用者のメール端末
    からの送信先メールアドレス情報およびメール本文等か
    らなる電子メールを、発信側のメール配信センターか
    ら、送信先メールアドレスに対応する受信側のメール配
    信センターに対して、ネットワークを介して送信するメ
    ール配信システムにおいて、 上記電子メールの送信先メールアドレス情報が、送信先
    メールアドレスと、宛先名称を有しており、その宛先名
    称に送信先メールアドレス固有のキーワードを含んでい
    て、 各メール配信センターが、 各利用者のメール端末から受け取った電子メールを、送
    信先メールアドレスに対応する他のメール配信センター
    にネットワークを介して送信し、または当該メール配信
    センターの受信部に伝送する送信部と、 他のメール配信センターからネットワークを介して受信
    し、または送信部から伝送された電子メールについて、
    送信先メールアドレス情報に含まれる宛先名称からキー
    ワードを照合し、キーワードの照合ができた電子メール
    についてのみ、当該送信先メールアドレスに対して配信
    し、キーワードの照合ができない電子メールについては
    配信しない受信部と、 を設けたことを特徴とする、メール着信拒否システム。
  2. 【請求項2】 各メール配信センターの受信部が、所属
    する利用者のメールアドレスに関して、前もって設定さ
    れたキーワードからなるデータベースを登録する記憶部
    を備えていることを特徴とする請求項1に記載のメール
    着信拒否システム。
  3. 【請求項3】 上記受信部が、キーワードの照合ができ
    なかったとき、当該電子メールを廃棄することを特徴と
    する請求項1または2に記載のメール着信拒否システ
    ム。
  4. 【請求項4】 上記受信部が、キーワードの照合ができ
    なかったとき、当該電子メールについて、発信側のメー
    ル配信センターに対してエラーを返信することを特徴と
    する請求項1〜3のいずれかに記載のメール着信拒否シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 上記送信先メールアドレス情報が、複数
    の送信先メールアドレスおよび宛先名称を有しており、 上記キーワードが、いずれかの宛先名称に含まれている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のメー
    ル着信拒否システム。
  6. 【請求項6】 ネットワークを介して互いに接続された
    複数のメール配信センターを含み、利用者のメール端末
    からの送信先メールアドレス情報およびメール本文等か
    らなる電子メールを、発信側のメール配信センターか
    ら、送信先メールアドレスに対応する受信側のメール配
    信センターに対して、ネットワークを介して送信するメ
    ール配信システムにおいて、 電子メール作成時に、送信先メールアドレスおよび宛先
    名称からなる送信先メールアドレス情報に関して、その
    宛先名称に送信先メールアドレス固有のキーワードを入
    力する第一のステップと、 当該電子メールの配信を受けた受信側のメール配信セン
    ターにて、送信先メールアドレス情報に含まれる宛先名
    称からキーワードを照合する第二のステップと、 キーワードの照合ができた電子メールについてのみ、当
    該送信先メールアドレスに対して配信し、キーワードの
    照合ができない電子メールについては配信しない第三の
    ステップと、 を含むことを特徴とする、メール着信拒否方法。
  7. 【請求項7】 上記第三のステップにて、所属する利用
    者のメールアドレスに関して、前もって設定されたキー
    ワードからなるデータベースを参照して、キーワードの
    照合を行なうことを特徴とする請求項6に記載のメール
    着信拒否方法。
  8. 【請求項8】 上記第三のステップにて、キーワードの
    照合ができなかったとき、当該電子メールを廃棄するこ
    とを特徴とする請求項6または7に記載のメール着信拒
    否方法。
  9. 【請求項9】 上記第三のステップにて、キーワードの
    照合ができなかったとき、当該電子メールについて、発
    信側のメール配信センターに対してエラーを返信するこ
    とを特徴とする請求項6〜8のいずれかに記載のメール
    着信拒否方法。
  10. 【請求項10】 上記第一のステップにて、複数の送信
    先メールアドレスおよび宛先名称を有する送信先メール
    アドレス情報について、いずれかの宛先名称にキーワー
    ドを入力することを特徴とする請求項6〜9のいずれか
    に記載のメール着信拒否システム。
  11. 【請求項11】 利用者のメール端末からの送信先メー
    ルアドレス情報およびメール本文等からなる電子メール
    を送信先メールアドレスに対応する受信側のメール配信
    センターで受信して、正規の電子メールのみを送信先メ
    ールアドレスに対して当該電子メールを配信する処理を
    コンピュータに実行させるメール着信拒否プログラムで
    あって、 所属する利用者のメールアドレス宛の電子メールを受信
    して、 当該電子メールの送信先メールアドレス情報に含まれる
    宛先名称からキーワードを照合し、 キーワードの照合ができた正規の電子メールについての
    み、当該送信先メールアドレスに対して配信し、キーワ
    ードの照合ができない不正な電子メールについては配信
    しないことを特徴とする、メール着信拒否プログラム。
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