JP2004519047A - 電子メール・メッセージ・システム - Google Patents
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Abstract
電子メール・ユーザー・インタフェースを表示装置に生成して電子メール通信を行う方法を提供する。電子メール・ユーザー・インタフェースは、ドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスに対して電子メール・メッセージ通信を実施する。ユーザーから要求を受けるとすぐに、本方法は第1サフィックス電子メール・アドレスを生成して、第1サフィックス電子メール・アドレスに対する第1ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくる。第1サフィックス電子メール・アドレスは、ドメイン名、ユーザー名及び第1のサフィックス名を含む。ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、宛先アドレスが第1のサフィックスを含む場合、本方法は第1ディレクトリの電子メール・メッセージを記憶する。
Description
【0001】
米国暫定的な適用出願番号2001年2月15日に出願の第60/269,284号からの本出願特許請求の範囲優先権と名称を与えられた「個人電子メッセージ通信領域をつくる方法およびシステム」(いずれが本願明細書に引用したものとするか、全ての開示)。
【0002】
発明の背景
電子メールおよび/又はメッセージ通信(「電子メール」)の使用は、個人とビジネス両方のための通信としてますます普及してゆく形のものである。この通信形式の人気は、メールや電話通信などの他の通信形式に勝る他の異なったいくつかの下記の利点と同様にその比較的安価なコストと使いやすさによる。
【0003】
1)メッセージの送信、受信及び後の使用のための記憶ができる非同期通信、
2)メッセージをネットワークを通じて送り、受け、そして記憶して、さまざまな場所でさまざまな装置から取り出すことができるローミング・アクセス、
3)種々のファイルをメッセージに添付できる能力、
4)種々のフォーマット(例えばテキスト、オーディオ、ビデオとハイパーテキスト・マーク付け言語を含んでいる種々のマルチメディアの形式)のメッセージを送受信する能力、及び
5)受信側システムによって設定される特定の基準に基づいて入力メッセージにふるいをかける能力。
【0004】
電子メッセージ通信の普及に関する問題は、毎日送受信されるメッセージの莫大な量であり、そのため各個人がそれらの「受信箱」内の電子メッセージを全部分類するのに毎日費やす時間の量が増えてゆくことである。この問題の二つの既存の解決法は、1)選択的に割り当てられたアドレスを付けて多数の電子メール・アカウントを設定すること、および、2)所定の基準に基づいて入って来る電子メールを分類するクライアント側フィルタの使用を採用することである。
【0005】
第1解決案は、最も単純で最も平凡な応答である。多くのインターネット利用者は、今日、彼らの送信者と電子メールの異なる形式を組織するために方法として少なくとも四つの電子メール・アカウントを保持する。特定の必要を満たすためにいくつかの電子メール・アカウントをつくった後に、次に、各個人は、送信者に基づいた彼らの種々の電子電子メール・アドレスを配る。しかし、多数のアカウントを保持することは、エンドユーザーにとっては通信を管理するという好ましくなく、扱いにくく、時間がかかり、その上プロバイダに対する費用がかかる方法ある。ユーザーは、種々のアカウントのために創作を行わねばならず、場合によっては金を払わなければならないことがある。彼らは、また、各アカウントについていくつかのアドレスとパスワードを記憶しなければならないし、そして、新規なメッセージのために定期的に種々のアカウントを点検するために貴重な時間を過ごさなければならない。アカウントのこの多様性は、更に受理、禁止又は分類をする基準として送信者のアドレスを主に使用するクライアント側フィルタの作成を複雑にする。例えば、受信者は正確にその人からのメールにふるいをかけるために送信者が保持するあらゆるアカウントごとに異なるフィルタをつくらなければならない。その上、送信者は彼らが彼らのメッセージを送っているアドレスが受信者が正常に保持するアカウントであるかどうか分からない。メッセージに含まれる情報が時間にうるさい場合に、彼らのメッセージがタイムリに読まれないかもしれない確率は非常に大きくなる。
【0006】
第2の方法は、ユーザーが電子メッセージを分類するときに用いられる複数のフィルタを特定することを必要とする。現在のフィルタ方法はある形の電子メールの内容に基づいた分析を使用する。内容に基づいたフィルタは、送信者、件名又は電子メッセージの本体のアドレスを分析して、この分析に基づいて予め定められ、ユーザー定義の処置を行う。大多数のフィルタ方法は、受信者に電子メッセージを識別する負担をかけ、全ての受信メッセージが受信者にとって等しい関心又は重要性のあるものであるというわけではないという前提で供給される。
【0007】
既存の電子メールに伴うかなり腹立たしい問題は、「スパム」又は「ジャンクメール」である。ジャンクメールは、本来圧倒的に頼んでもいないし、定義の通りその受取人にとってほとんど又は全く関心のないものである。一旦個人の電子メール・アドレスが種々の「ダイレクトメール」送信者の連絡リストに含まれると、個人がリストから取り除かれることは時には非常に煩わしくてむずかしいことがある。その上、電子メール・アドレスのリストは、頻繁にアドレス所有者の同意なしで種々の組織及び業者に売られる。これらの組織と業者は、リストに載っているアドレスに頼んでもいない電子メールを次々に送る、更に受取人の受信箱を取り散らかして、それをリストから永久に取り除くことを益々解決しにくくする。
【0008】
電子メールフィルタは、個々のクライアント・レベル及びより大きい「プロバイダ」レベルで、入って来るダイレクトメールを検出して、拒絶するために加えられる。しかし、既存のフィルタは、適度な成功だけを達成したが、厳しい制限条件を持っている。内容に基づいたふるいわけは、いくつかの理由のために正確に実施するのが困難である。第1に、フィルタが静的基準を有するので、ダイレクトメール送信者は、ある種の普通のフレーズをバイパス・フィルタに容易に言い換えることができるので、電子メールを受信者が受け入れできるようにする。さらに、頼んでもいないメールの送信者は、定期的に彼らの返信先および/又は元のドメインを変える。
【0009】
発明の開示
本発明の第1実施態様によれば、電子メール通信を行う方法が提供される。電子メール・ユーザー・インタフェースは、ドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスについて電子メール・メッセージ通信を実施する。ユーザーからの要請を受けると、即座に、この方法は、第1サフィックス電子メール・アドレスを生成し、第1サフィックス電子メール・アドレスのための第1ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上に作成する。第1サフィックス電子メール・アドレスは、ドメイン名、ユーザー名及び第1サフィックス名を含む。ドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、即座に、宛先アドレスが第1サフィックスを含む場合、該方法は電子メール・メッセージを第1ディレクトリに記憶する。この実施態様の更なる態様によれば、各々が電子メール・ユーザー・インタフェースにメールのそれぞれのアドレスに宛てられたメールを記憶する対応するディレクトリを有する複数のサフィックス電子メール・アドレスを作成できる。そのような実施態様は、任意の周知の形式又は構成(例えば,デスクトップ・コンピュータのためのコンピュータ・ディスプレイスクリーン、ラップトップコンピュータのためのコンピュータ・ディスプレイスクリーン、PDAのためのディスプレイスクリーン、テレビ、又は電話のためのディスプレイスクリーンを含む)のディスプレイスクリーンを使用することができる。
【0010】
本実施例の別の態様によれば、該方法は、ユーザーから要求を受けると、即座に、受けた電子メールから送信者のアドレスを容認アドレス表示と拒絶アドレス表示のうちの一つとして示す。次に、送信者のアドレスから電子メール・メッセージを受けると、即座に、この方法は、送信者のアドレスが容認アドレス表示を有する場合、受信箱の電子メール・メッセージを記憶し、そして、送信者のアドレスが拒絶アドレス表示を有する場合、電子メール・メッセージを削除する(又は削除されたメッセージのために指定されたディレクトリに該メッセージを記憶する)。
【0011】
本実施例の更に別の態様によれば、該方法は、容認電子メール・アドレスのリストと拒絶電子メール・アドレスのリストを保持するステップを備える。さらに、ドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メールを受けると、該方法は、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが容認電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応する場合、電子メール・メッセージを第1ディレクトリの容認セクションに記憶するステップ、及び宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが容認電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応せず、拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応しない場合、電子メール・メッセージを第1ディレクトリの保留/新規送信者セクションに記憶するステップを更に含む。この実施態様のなお更なる態様によれば、容認電子メール・アドレスのリストに載っている各電子メール・アドレス及び拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている各電子メール・アドレスをサフィックス電子メール・アドレスの中の一つ、いくつか又は全てと関連付けることができる。
【0012】
この実施態様の更なる態様によれば、ドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、この方法は、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応する場合、電子メール・メッセージを削除されたメール・メッセージに対して指定されたディレクリに記憶するステップを更に含む。代わりに、該方法は、ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、即座に、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応する場合、電子メール・メッセージを削除する。
【0013】
第1実施態様のもう一つの態様によれば、この方法は、第1サフィックス名をある装置と関連づけるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、宛先アドレスが第1サフィックス名を含む場合、電子メール・メッセージを前記装置にを送るステップを含む。この点に関しては、前記装置は様々な形式のもの、例えば、プリンタ、電話、PDA(携帯情報端末)、テレビ、セットトップ・ボックス、MP3プレーヤ、電気機器又はポケベルなど、であってもよい。
【0014】
上記の実施態様のさらに他の態様によれば、第1サフィックス名は、商業的なサフィックス名であり、商業的なサフィックス名は、第三者電子メール・アドレスと関連しており、そして、商業的なサフィックス名は、複数のユーザー名とドメイン名の組合せを有する複数のユーザーによって使われる。本願明細書において使われている、用語「コマーシャル」は第三者が企業であるつもりでないないことを理解すべきである。むしろ、用語「コマーシャル」は、企業、組織、協会、慈善団体、非営利会社と団体、政府機関及びその他のものを含むつもりである。
【0015】
なお、記載された上述の諸方法は、第1サフィックス電子メール・アドレスと第三者電子メール・アドレス間の認証および/又は暗号化通信に備えることができる。この通信は、クレジットカード処理、銀行業務処理、などをサポートするのが最も好ましい。
【0016】
好ましい実施例の詳細な説明
本発明の好ましい実施例によるシステムは、柔軟でカスタマイズ可能な電子メール管理システムを消費者と企業に提供する。このシステムによって、ユーザーがルート電子メール・ディレクトリの多重受信箱、読取箱及び送信済み箱を作って彼らの電子メール・フローを容易に分類して制御できるようにする。さらに、このシステムによってユーザーがフォルダごと及び送信者ごとベースで電子メール配送を制御することができるようにする。
【0017】
背景情報セクションにおいて論じたように、多くのインターネット利用者が彼らが受ける電子メールの量を管理するための方法としていくつかの電子メール・アカウントを持っている。これは、電子メールを管理するのに扱いにくくて時間のかかる方法である。本発明の好ましい実施例によれば、ユーザーは、ダイナミックに複数電子メール・アドレスをつくり、全てのアドレスからのメールに単一のユーザー・インタフェースからアクセスする。この点に関して言えば、本発明の好ましい実施例によるシステムは、ユーザーがダイナミックに彼らのルート電子メール・アカウントのための対応するサフィックス・メール・フォルダを有する「サフィックス」メール・アカウントを生成できるようにする。本発明の関係において、用語「ルート」電子メール・アカウントは、ユーザー名とドメイン名を含む電子メール・アカウント(例えばusername@domainname.com.)のことをいう。用語「サフィックス」は、本発明によれば、例えば、「.」、「_」、「−」などの区切り記号によってユーザー名から切り離される追加の言葉をいうつもりである。本発明によれば、「サフィックス」は、ユーザー名の前か後に置くことができる、例えばsuffix.username@domainname.com又はusername.suffix@domainname.com。さらに、複数のサフィックスをユーザー名と結合させることができる、例えばsuffixone.username_suffixtwo−suffixthree@domainname.com。
【0018】
サフィックス名、ユーザー名及びドメイン名を含む電子メール・アドレスを第三者に提供することによって、ユーザーは、本当は、彼らが送るメールをユーザーの電子メール・ユーザー・インタフェース上のサフィックス名に対応するディレクトリ(例えばフォルダ)に入れるように第三者に告げている。この「フロントローデッド分類」は、ユーザーから篩い分けと分類の負担を取り除いて、よりダイナミックな電子メール管理システムをつくる。本システムは、複数の「サフィックス」メール・アドレスに対して電子メールを受け入れるように構成されることができ、そして、また、単に「ルート」アドレスだけに送られた電子メールを受け入れるのが好ましいことを理解すべきである。「ルート」アドレスに宛てられたメッセージは、簡単に「ルート」アドレス・ディレクトリに記憶されることができる。
【0019】
メールの分類及び管理を更に容易にするためにカスタム・サブディレクトリを各サフィックス内につくることによって追加の機能性を与えることができる。この点に関しては、ある電子メール・アドレスから受信した電子メールをサフィックス・ディレクトリ内の特定のサブディレクトリに自動的に移動することができる。
【0020】
好ましい実施例の更なる態様によれば、ユーザーが特定の電子メール・アドレス又は特定のドメイン名からの電子メールの受入れを制御できる。例えば、このシステムによってユーザーが電子メールを受け入れることを望む「容認」電子メール・アドレス又はドメイン名のリストを指定することができる。システムは、また、ユーザーが電子メールを受けることを望まない「認められない」電子メール・アドレス又はドメイン名のリストを指定することができるようにする。「認められない」電子メール・アドレスから受けたメッセージが削除される(又は単に「削除済み」ディレクトリに記憶される)。特に好適な実施例においては、ルート・ディレクトリとサフィックス・ディレクトリは、各々「容認できる」電子メール・アドレスからの電子メール・メッセージを記憶できる「容認」セクションを含むように構成できる。
【0021】
ルートおよびサフィックス・ディレクトリはまた、「容認」電子メール・アドレスのリスト又は「認められない」電子メール・アドレスのリストにない電子メール・アドレスからのメッセージを記憶するための「保留/新規送信者」セクション含むのが最も好ましい。この点に関しては、「受け入れ済み」及び「保留/新規送信者」セクションは、さまざまな方法で実現できる。例えば、システムは独立した「容認」及び「保留/新規」送信者サブディレクトリを提供するかもしれない。あるいは、受信箱・サブディレクトリは、容認セクションと保留/新規送信者セクションに仕切るかもしれない。これらの方法の組合せもまた、実現するかもしれない。
【0022】
このアーキテクチャでは、ユーザーは新しいソースから受けた電子メールを検討して、これらのソースを容認又は認められない電子メール・アドレスのリストに載せるべきかどうか決める。最も好ましいのは、「保留/新規送信者」セクションからの電子メールが開けられるとき、システムはユーザー(例えば、ダイアログ又はツールバー・ボタンを経て)に電子メール・メッセージの出所を「容認」リスト又は「認められない」リストに入れるべきかどうかを選択することを促す。システムは、また、ユーザーが指定されていないソースの状態を残すことができる可能性があり、その場合には、そのソースからの更なる電子メールが「保留/新規送信者」セクションに入れられ続ける。ユーザーが前記ソースを「容認」リストに入れる方を選択する場合、その電子メール・メッセージは「容認」セクションに入れられ、そして、そのソースから受けるどの将来の電子メールも「容認」セクションに直接記憶される。ユーザーが前記ソースを「認められない」リストに入れる方を選択する場合、メッセージは削除され、そのソースから受けるどの更なる電子メールもまた、削除される(例えば、「削除済み」ディレクトリに記憶されるか又は削除される。本システムは、更に「認められない」ソースから受けたすべてのメッセージを応答電子メールを経てそのソースに戻すように構成できる。加えて、本システムは、応答電子メール(例えば、更なる電子メールを送らないように認められないソースに知らせる)を有するユーザー定義メッセージを含むように構成できる。
【0023】
いくつかの実施態様では、アクセスをグローバルベース又はローカルベースのいずれかで認められた(又は否認された)できる。例えば、システムは、1)ルート・ディレクトリと全てのサフィックス・ディレクトリにあるismith@aol.comからのメッセージを禁止する(又は受け入れる)、及び2)sven.ニューズレターズ・サフィックス・ディレクトリにあるjmurphy@hotmail.comからのメッセージを禁止する(又は受け入れる)ように構成できる。
【0024】
本発明の更なる実施態様によれば、一組の特殊「サフィックス」を本システムによって提供できる。この点に関しては、サフィックスは、メッセージの更なる処理を起動させるためにシステムによって使われることができる。例えば、様々な製品が電子形式でファクシミリを受けるのに利用できる。例えば、EFax(efax.comから入手可能)によってユーザーが電話番号を電子メール・アドレスと関連づけることができる。第三者がその電話番号にファクシミリを送れば、E‐Faxはそのファクシミリを関連づけられた電子メール・アカウントを介してユーザーに送る。特殊サフィックス(例えばusername.fax@domainname.com)が、ファクシミリ電子メールをE‐Faxから受けるために本発明の実施態様に従って使われるかもしれない。
【0025】
このようにして、ファクシミリ電子メールが受けられるときはいつでも、それは自動的にファックス・サブディレクトリに送られる。
【0026】
追加の機能性もまた、設けることができるだろう。例えば、ファックスを受けるとき、本システムは自動的にどの受信ファックスをも印刷するか又はユーザーに通知するように構成できるだろう。同様にして、pager.username@domainname.comに送られた電子メールが自動的にユーザーのポケベルに送られるかもしれない。本システムは、また、電子メール・メッセージの自動処理を実行するかもしれない。例えば、電子メールがusername.wireless@domainname.comに送られるとき、本システムは電子メールのテキストを音声認識プログラムで音声メッセージへ変換し、ユーザーの無線電話機の電話番号をダイヤルし、ユーザー(又は電話と関連している応答サービス又は装置)に音声メッセージを再生するかもしれない。
【0027】
自動処理は、代わりに、メッセージを一つの言語から他の言語に翻訳することを含むかもしれない。諸言語には、アフリカーンス語、アルバニア語、アルジェリアのダルジャ語、アムハラ語、アニシナーベ語、アラビア語、アルメニア語、アベスタ語、アゼルバイジャン語、バリ語、バシュキル語、バスク語、ベラルーサン語、ベンガル語、ビサヤ語、ブラーフーイ語、ブルトン語、ビュイ・ビコル語、ブルガリア語、ビルマ語、カタロニア語、セブアン語、チェチェン語、チェロキー・ツァラギ語、シャイエン語、中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エスペラント、エストニア語、エトルリア人語、ペルシア語、フィンランド語、フランス語、フリジア語、ゲール語、ガリシア語、ドイツ語、メラネシア語、ギリシア語、グアラニー語、客家語、ハワイ語、ヘブライ語、ヒンディー語、モン語、ハンガリー語、アイスランド語、イグボー語、インドネシア語、イングーシュ語、イヌクチチュート語、イタリア語、日本語、カミラロイ語、カパンパンガン語、ケンドー語、コーワール語、韓国語、クルド語、キルジズ語、ラコタ語、ラテン語、ラトビア語、リトアニア語、マレー人、マルタ語、マオリ語、マプダンガアン語、マラーティー語、マヤ語、マヤングナ語、ミスキート語、モホーク語、モンゴル語、ナウル語、ノルウェー語、プロバンス語、オジブエー語、オンヤ語、パフレビ語、パーリ語、パナマーカ語、パシュト語、パサマクワディー−マリシート語、パリーア語、ポーランド語、ポルトガル語、ポタワトミ語、プロシア語、ラスタファリアン方言、ルーマニア語、ジプシー語、ロシア語、サモア語、サンスクリット語、サルデーニャ語、セルボクロアチア語、スー族、スロバキア語、スロベニア語、ソマロ語、ソルビア語、スペイン語、スラナン語、スドビアン語、シュメール語、スワビア方言、スワヒリ語、スウェーデン語、タガログ語、タイノー族、台湾語、タミル語、タラウマラ語、タタール語、タイ語、チベット語、トク・ピシン語、トンガ語、ツァラギ語、トルコ語、トゥルクメン語、ウクライナ語、ウルワ語、ウルドゥー語、ウユール語、ウズベク語、ベトナム語、ビサヤ語、ヴォチック語、ワルピリ語、ウェルシュ、ウォロフ語、ホーサ語,イディシュ語、およびヨトビンギャン語があるだろう。
【0028】
好ましい実施例のその他の態様によれば、このシステムは、ユーザーがユーザー指定の基準に従って電子メール・メッセージを色分けコード化できるようにする。例えば、認められたソースからの未開封メッセージは、緑色で表示されるるかも知れず、認められたソースからの開封メッセージは、灰色で表示されるかもしれず、「保留/新規送信者」ソースからの未開封メッセージは、点滅黄色で表示されるかもしれず、そして、「保留/新規送信者」ソースからの開封メッセージは、非点滅黄色で表示されるかもしれない。
【0029】
好ましい実施例のその他の態様によれば、本システムは、ユーザーが銀行のような第三者と業務を取引できるようにする「商業的」サフィックスを含むことができる。この点に関しては、第三者が「商業的」サフィックス(例えばCitigroup.username@domainname.com又はabc.username@domainname.org)のスポンサーになることができる。例えば、商業的サフィックス・アドレスが、ユーザーに毎月銀行預金収支報告を提供するために使われるかもしれない。あるいは、サフィックス・アドレスは、ユーザーに焦点をしぼって広告を行うために用いられるかも知れない。本発明の好ましい実施例では、第三者は、システムによって提供される利用できる商業的サフィックスのライブラリを含くめるための代金を払う。この実施態様の更なる態様は、以下に述べる。
【0030】
本発明の更なる態様によれば、電子メール・メッセージ・システムは、送られたメッセージのセキュリティを確実にするために従来の認証および/又は暗号化技術を利用することができる。例えば、ユーザー名/パスワードの組合せは本システムのユーザーを認証するために用いることができ、そして、暗号化技術は、意図された受取人だけがメッセージを見ることができることを確実にするために用いることができる。
【0031】
ユーザーの認証とメッセージの暗号化を提供することによって、本システムは、例えば上記の商業的サフィックスを介して安全な取引を導入するために用いることができる。例えば、ユーザーは、銀行の商業サフィックスを介して電子メールによる銀行業務取引を行うか又はベンダーの商業的サフィックスを介して電子メールを送/受信することによって、クレジットカードを介して商品又はサービスを購入することができるだろう。従来は、そのような取引は、第三者のウェブサイト(例えば銀行又はベンダー)にログオンし、取引に必要な情報を提供し、取引が終了するまでウェブサイト上に残ることによって達成される。このプロセスは、時間がかかる可能性があり、1、2分以内で完了されることができず、取引に完全に不適当であるかもしれない。商業的サフィックスの使用によって、ユーザーがウェブサイトにログオンするか又は取引きの完了を待つことを必要とせずに、これらの処理を電子メールを介して行うことができる。これによってユーザーが単一のログイン手順を介して複数の第三者と取引を行うことが可能になる。
【0032】
本発明のさらに他の実施態様によれば、!、#、$、%、^、*、?、>、<、}、{、]、[などの区切り記号を電子メールの処理を助けるために用いることができる。区切り記号は、例えば、電子メール・アドレス、サブジェクト・フィールド、又はメッセージの本体に含まれることができる。これらの区切り記号を例えば優先権、ムード、物理的場所又は時間を示すために使用できるだろう。それらは、また、更なる取引を誘発するために使用できるだろう。例えば、サブジェクト・フィールド又は電子メール・アドレスに「%」があることは、メッセージが特定の装置(例えばポケベル、プリンタ、その他)に送り届けられることになっていることを示すために用いることができるだろう。区切り記号がまた、表示特性をトリガするために使用できる。例えば、”O”区切り記号を付けて送られたメッセージを特定のカラー方式又は特定のテンプレートで表示してもよい。
【0033】
本発明のその他の実施態様によれば、サフィックスが時間パラメータを含むことができる。例えば、午前9時と午後5時の間に送られたメッセージを受け入れるだけのサフィックスを作るかもしれない。自動化された拒否メッセージをこの時間以外で受けられたすべてのメッセージの送信者に送ることができる。失効日時もまた、予め定められた日時の後に受信されるすべてのメッセージが拒絶されるように、サフィックスに設定できる。
【0034】
本発明のシステムは、様々な環境において実現できる。例えば、それは、ユーザーがワイド・エリア・ネットワーク(WAN)にある中心サーバ(又は中心サーバの集合)にログインしてWANを通じて実現できる。そのような環境の例は、ウェブベース電子メール・サービス(例えばマイクロソフト(商標)・ホットメール、AOL(商標)など)である。代わりに、それはクライアント−サーバ構成において実現できる。この場合、ユーザーはローカルエリアネットワーク(LAN)を通じて電子メール・サーバと通信するクライアント装置にログインし、電子メール・サーバは、WANを通じて遠隔デバイスと通信する。そのような環境の例は、マイクロソフト(商標)エクスチェンジ・サーバ(Microsoft? Exchange Server)である。システムは、また、独立の電子メール・プログラム(例えば、マイクロソフトのアウトルック(Outlook)とアウトルック・エクスプレス(Outlook Express)プログラムと同様の)を使用して実現できる。一般に、本発明による実施態様は、電子メール・メッセージを電子メール・アドレスを用いて送受信する従来の電子メール・メッセージ通信プロトコルを使用して実現できる。したがって、これらのプロトコルは、本願明細書では詳述しない。
【0035】
特に好適な電子メール・メッセージ・システムを次に図1乃至20に関して説明する。図1を参照すると、好適なグラフィカル・ユーザー・インタフェース1が示されている。この図にはマストヘッド・ウィンドウ・セクション20、本体ウィンドウ・セクション10及びディレクトリ・ウィンドウ・セクション30がある。インタフェース1の典型的な完全なグラフィック表示は、図2‐3に示されている。
【0036】
マストヘッド・ウィンドウ・セクション20は、”作成”ボタン100、”サフィックス作成”ボタン200、”プレファレンス”ボタン300、及び”ヘルプ”ボタン400を含む。”作成”ボタン100は、選ばれると、本体セクション20の新規な作成・ウィンドウを開く。”サフィックス作成”ボタン200は、選ばれると、ユーザーに新規なメール・サフィックスを作ることを促す。”プレファレンス”ボタン300は、選ばれると、ユーザーが彼又は彼女のメール・アカウントに対するプレファレンスを変更することができるようにする。”ヘルプ”ボタン400は、選ばれると、本体セクション20にヘルプメニューを開く。また、いつでもシステムからログオフする”ログアウト”ボタン450も含まれている。
【0037】
マストヘッド・ウィンドウ20はまた、多数の項目を表示するディレクトリ・マストヘッド・セクション500を含む。ディレクトリ・マストヘッド・セクション500のレイアウトは、図式的に図4に示され、対応する完全なグラフィックイメージが図2および3に示されている。
【0038】
図4を参照すると、現在のディレクトリがルート・ディレクトリ又はサフィックス・ディレクトリであるとき、ディレクトリ・マストヘッド・セクション500はインタフェースに現在表示されているルート/ユーザー名又はサフィックス名とインタフェースに現在表示されているルート/ユーザー名又はサフィックス名の完全な電子メール・アドレスを表示する。図2及び3の典型的な表示において、電子メール・アドレスsven@suffixmail.comと一緒に、サフィックス名”Sven”が示されている。ディレクトリ・マストヘッド・セクションはまた、「オプション」ボタンを含む。「オプション」ボタンによって、ユーザーがインタフェースに現在表示されているルート/ユーザー名又はサフィックス名に代わる種々のオプションを設定できるようになる。例えば、「オプション」ボタンは、選ばれると、ユーザーがサフィックスを削除し、ディレクトリ・アクセスを編集し、ユニークなサフィックス・サインを加え、そして、サフィックスからの削除済み及び送信済み電子メールを取り扱う方法を決める。図2‐3において、インタフェース1が「オプション」ボタンを選ばれた状態で示されており、上記の種々のオプションは本体ウィンドウ10に示されている。
【0039】
ディレクトリ・マストヘッド・セクション500の下には第1作用マストヘッド・セクション600がある。このセクションは、本体ウィンドウ20に表示されている各ページに独特の任意の数の機能性ボタンをも含むことができる。多くのこれらの機能性ボタンは、それらの根底にある環境とともに以下に詳細に述べる。しかし、図2‐3の例示的な表示で、第1マストヘッド・セクション600は、オプション、アップデート、リセット・デフォルト及びキャンセ・ボタンを含んで示されている。マストヘッド・ウィンドウ10は、また、第1作用マストヘッド600のすぐ下にある第2作用マストヘッド・セクション700を含むことができる。このセクションは、全てのスクリーンに現れることができるというわけでなくて、それがあるときには各ページに独特の任意の数の機能性ボタンをも含むことができる。図2‐3の例示的なスクリーンにおいては、第2作用マストヘッド700は、ない。
【0040】
図5は、図1のディレクトリ・ウィンドウ30の構成を例示する。ディレクトリ・ウィンドウを含んでいる例示的なスクリーン・ディスプレイが図2−3に示されている。図5を参照すると、ディレクトリ・ウィンドウ30は、ディレクトリ・タイトル・バー1000、一組のデフォルトディレクトリ1010と一組のサフィックス・ディレクトリ1020を含む。ディレクトリ・タイトル・バーは、ディレクトリ・リスト、新規及び保留の各フィールドを含む。後述するように、ディレクトリ1010と1020についての個々のディレクトリ名は、「ディレクトリ・リスト」フィールドの下に挙げられている。「新規」フィールドの下で、各ディレクトリ1010、1020の次には未開封ディレクトリにあるメッセージの数がある。同様に、「保留」フィールドの下で、各ディレクトリ1010、1020の次には、保留の状態でいるディレクトリにあるメッセージの数がある。
【0041】
「新規」と「保留」フィールドの下の電子メールの数は、ディレクトリがアクティブでなければ、白で、そして、ディレクトリがアクティブであれば、黒で表示される。
【0042】
図2−3を参照すると、5個のデフォルトディレクトリ・ボタン1010が「sven」(ルート/ユーザー名)「アクセス」、「アドレス」、「削除済み」及び「下書き」という名で示されている。「sven」ディレクトリはアクティブとして示され、6個の「新規」電子メール・メッセージと3個の「保留」メッセージを持っている。「sven」ディレクトリがアクティブとして示されているので、「sven」のサブディレクトリ(受信箱(未開封受信メッセージを含む)、送信箱(送信済みメッセージを含む)及び読出し済み箱(受信して開封されたメッセージを含む))もまた、示されている。現在のディレクトリの中の種々のディレクトリを開く種々のナビゲーション・ボタンもまた設けられている。
【0043】
「アクセス」ディレクトリ・ボタンは、図6−7に示すようにアクセス帳(例えばデータベース)にアクセスするために使われる。更に詳細に後述するように、「アクセス」ディレクトリ・ボタンが選ばれた場合、本体ウィンドウ20は、全ての電子メール・ソースのリストと第1作用マストヘッド600(この場合、「sven」)の中のディレクトリ・ドロップダウン・ボックスに表示されたルート/ユーザー名又はサフィックスのディレクトリに対するそれらの許可を表示する。電子メール・アドレスが「認められた済み」とし示される場合、その電子メール・アドレスから受けたメッセージは宛先アドレス(それは、ルート/ユーザー名又はサフィックス・アドレスであってもよい)に対する適当な受信箱に入れられる。電子メール・アドレスが「拒絶済み」として示される場合、その電子メール・アドレスから受けたメッセージは禁止される。最後に電子メール・アドレスが「保留」として示される場合、その電子メール・アドレスから受けたメッセージは、宛先アドレスのための受信箱の「保留/新規送信者」フォルダに入れられる。
【0044】
「アドレス」ディレクトリ・ボタンは、選ばれると、図8−9に示すように本体ウィンドウ10の電子メール・アドレス帳を表示する。「削除された」ディレクトリ・ボタンは、選ばれると、それらの元の場所に関係なく本体ウィンドウ10に削除された電子メール・メッセージのリストを表示する。最後に、「下書き」ディレクトリ・ボタンは、選ばれると、下書きとして保存された全ての電子メールのリストを本体ウィンドウ10にそれらの元の場所に関係な表示する。
【0045】
再び図2‐3と図5を参照すると、5個のサフィックス・ディレクトリ1020(CNN、デズニー(Disney)、キーバンク(Keybank)、ニューズレター(newsletters)、ニューヨークレンジャー(NY Rangers)、及びザーゲット(Zagets))が示されている。ユーザーが、任意の数のサフィックス(例えば図2のニューズレター・サフィックス)を作成してもよく又は商業的サフィックス(例えば図2‐3の残りのサフィックス)に署名してもよい。図10‐11は、商業的サフィックス「CNN」が選択されているインタフェースを示し、図12‐13は、ユーザー作成のサフィックス「ニューズレター」が選択されたインタフェースを示している。
【0046】
図7を参照すると、各サフィックス・ディレクトリは、サフィックス・ディレクトリが選ばれるとき、表示される「インボックス」、「送信済み」及び「開封済み」の3デフォルトサブディレクトリを含む。「インボックス」ディレクトリは、サフィックス・アカウントに送信されたもの及び拒絶されなかった全ての電子メールを含む。「インボックス」ディレクトリは、容認済み及び保留/新規送信者の二つのセクションを含む。各セクション内には、電子メールは受信日時によって、及びそれらが開封済みか未開封かどうかによって分類される。認められたセクションは、アドレス帳にあってアクセス帳内のサフィックスのための「認められた」状態を有する送信者から受けた全ての新しい電子メールを含む。保留/新規送信者セクションは、アクセス帳にあるサフィックス・アカウントに対する保留/新規送信者の状態を有するか又はアドレス帳に登録されていないいずれかである送信者からのすべての新規な電子メールを含んでいる。開封済みディレクトリは、最初はインボックス(サフィックスの)の容認セクション内にあったが、開封されたサフィックス・アカウントに宛てられた全ての電子メールを含み、送信済みディレクトリは、サフィックス・アカウントから送られた全ての電子メールを記憶する。サフィックス・ディレクトリは、また、ユーザー定義のサブディレクトリを含むことができる。ユーザー定義のサブディレクトリは、ユーザーによって各サフィックス・ディレクトリ内に作成される。ユーザー定義のサブディレクトリに電子メールを移動するために、ユーザーは第1作用マストヘッド600の中の「転送先」ドロップダウンボックスを使用する。
【0047】
この点に関しては、ドロップダウン選択ボックスは、ユーザーが利用できるユーザー定義のサブディレクトリから選択できるようにする。図12‐13の実例において、ニューズレター・サフィックス・ディレクトリは、「ファイナンシャル」と呼ばれるユーザー定義のサブディレクトリを含む。サブディレクトリを調べるために、ユーザーは、ディレクトリ・ウィンドウ30から適当なボタン(例えば、インボックス、開封済み、送信済み、ファイナンシャル)を選ぶ。図12‐13の例において、デフォルト・サブディレクトリは、「インボックス」なので、ユーザーがディレクトリ・ウィンドウから「ニューズレター」ボタンを選ぶことによってニューズレター・ディレクトリを選択するとき、「インボックス」サブディレクトリは自動的に選択される。上述のように、サフィックス・ボタンの次の一対のフィールド(例えばニューズレター)が新規であるサフィックス・ディレクトリ内のメッセージの数(例えば6)及び保留にあるサフィックス・ディレクトリ内のメッセージの数(例えば15)を示す。
【0048】
サフィックス・ディレクトリの第1作用マストヘッド600は、以下の項目を含む。ディレクトリ・タイトル・フィールド、電子メール・アドレス・フィールド、新規フォルダ作成ボタン、オプション・ボタン、サブディレクトリ・フィールド、再生ボタン、移動先ドロップダウン・ボックス、アクセス変更ドロップダウン・ボックス及び削除ボタン。ディレクトリ・タイトル・フィールド(例えば図12の「.newsletters」)は現在のサフィックス・ディレクトリを識別し、電子メール・アドレス・フィールドは、完全な電子メール・アドレス(例えば図12‐13のsven.newsletters@suffixmail.com)を含み、そして、サブディレクトリ・フィールドは、本体ウィンドウ10に示された現在のサブディレクトリ(例えば図12のインボックス)を含む。「新規フォルダ作成」ボタンは、選ばれると、ユーザーが新規フォルダをサフィックス・ディレクトリのサブディレクトリとして作成できるようにし、「オプション」ボタンは、選ばれると、ユーザーがサフィックスディレクトリを削除し、ディレクトリ・アクセスを編集し、ユニークなサフィックス・サインを追加し、そしてサフィックスからの削除されて送られた電子メールの取り扱い方を決めることができるようにする。
【0049】
図7を参照すると、インボックス・サブディレクトリの両方のセクションは、「選択」カラム、「送信者」カラム、「件名」カラム、「受信日時」カラム、及びアイコンによってソート済みを含む。「選択」カラムは、各メッセージに対して、メッセージを選ぶためのチェックボックスを含む。チェックボックスが点検されれば、ユーザーがクリックする電子メール作用ボタンは選択された電子メールの取扱い方を決める。「送信者」カラムは、送信者のアドレス又は別名を含む。さらに、「送信者」カラムにある名前は、アドレス帳から送信者に対する連絡先の詳細を表示するポップアップ・ウインドウにハイパーリンクされる。「件名」カラムは、電子メールの件名を含んで、電子メールハイパーリンクされる。したがって、電子メールの件名をクリックすることによって、ページは電子メールを表示するようにリフレッシュされる。「受信日時」カラムは電子メールを受けた日付を含む。「アイコン(「▲」)によって分類」は、電子メールが分類されるカラムを示す。
【0050】
第1の作用マストヘッド600はまた、「再生」ボタン、「移動先」ドロップダウンボックス付きボタン、及び「削除」ボタンを含む。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタン及び「削除」ボタンは、「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンにある利用できるオプションは、「読取り」サブディレクトリに関連するもの(例えばインボックス、新規フォルダ、削除済み)である以外は、図7に関して上下のと同じ方法で機能する。再生ボタンが選ばれる場合、すべての選択されたページはリフレッシュされて、選択された電子メールはインボックスの容認セクションに移される。
【0051】
ドロップダウン・ボックスを備えている。これらの要素によって、ユーザーがインボックスの「認められた」と「保留/新規送信者」セクションからの選択済み電子メールで何をすべきかを決めることができる。「再生」ボタンはページをリフレッシュし、「開封電子メール・アイコン」を「新しい電子メール・アイコン」に変える。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンは、選択されたメッセージを(例えば、読み取り、新しいフォルダ、削除済み)へ移動するために適用できるサブディレクトリをユーザーが選択できるようにする。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンは、インボックス・ウィンドウの保留/新規送信者のセクションに作用しないのが好ましい。「アクセス変更」ドロップダウン・ボックスは、以下の選択を行う。「容認センダー」、「保留センダー」、「拒絶センダー」、「ブロックセンダー」及び「ブロックドメイン」。「容認センダー」を選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウの認められたセクションに選択された電子メールを移動する。「保留センダー」を選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウの保留/新規センダーのセクション内の選択された電子メールを移動する。「拒絶センダー」を選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウから選択された電子メールを削除する。電子メール・アドレスのそれぞれの状態は、アクセス帳の現在のアカウントに対して「拒絶」、「保留」又は「認められた」として現れる。他の全てのディレクトリについては、アクセス状態が変らない(デフォルト・アクセス状態は、「保留」である)。
【0052】
ブロック・センダーを選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウから選択された電子メールを消去する。このアドレスからの全ての次の電子メールは、ブロックされ、そして、センダーは、ブロックされたセンダー・ディレクトリに加えられる。「ブロック・センダー」を選択した後、ユーザーはオプションに以下のオプションの内の一つを選択するように促される。
【0053】
l.システムから全ての既存の電子メールをすっかり削除する、
又は
2.全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動する。
ブロック・ドメインを選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウから選択された電子メールを消去する。これらのドメインから受けられる全ての次の電子メールは、ブロックされる。アドレスとドメインは、ブロックされたドメイン・ディレクトリに加えられる。さらに、同じドメインを有するアドレスから受ける他のメッセージがある場合、それらはまた、ブロックされたドメイン・ディレクトリに加えられる。
【0054】
「ブロック・ドメイン」を選択した後、ユーザーはオプションに以下のオプションの内の一つを選択するように促される。
l.システムから全ての既存の電子メールをすっかり削除する、
又は
2.全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動する。
【0055】
サフィックス・ディレクトリの第1作用マストヘッド600から「オプション」を選ぶと、サフィックス・オプション情報ウィンドウが図14‐15に示すように本体ウィンドウ10に表示される。サフィックス・オプション情報ウィンドウは、アクセス・セキュリティ・セクション、「ディレクトリ・アクセス編集」ボタン、「削除済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックス、「送信済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックス、及び署名フィールドを含む。
【0056】
アクセス・セキュリティ・セクションは、ユーザーが現在のサフィックス・ディレクトリへの着信メッセージに対するアクセスレベルを決めることができ、そして、「高レベル」チェック・ボックス、「中点値」チェック・ボックスと「オフ」チェック・ボックスを含む。「高レベル」チェック・ボックは,選ばれると、容認アクセス・ステータスを有するアドレスからの電子メールだけがインボックスに現れることができるようにする。「中点値」チェック・ボックスは、選ばれると、新規なアドレスから電子メールが保留・アクセス・ステータスを与えられて、インボックスの保留/新規センダー・セクションに現れることができるようにする。「オフ」チェック・ボックスは、選ばれると、全ての電子メールがインボックスの容認セクションに現れることができるようにする。
【0057】
「編集ディレクトリ・アクセス」ボタンは、選ばれると、現在のサフィックス・ディレクトリに対する「アクセス・ディレクトリ」ページを開けてユーザーが電子メール・アドレスごとにアクセス・ステータスを編集することができるようにする。アクセス・ディレクトリ・ページの機能性は、更に詳細に後述する。
【0058】
「削除済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックスは、選ばれると、ユーザーがサフィックス・インボックスから削除されている電子メールの宛先を決めることができるようにする。このセクションに利用できる二つのオプションは、a)「削除済みに移動」(これは、サフィックス・インボックスから削除された電子メールのコピーを「削除済み」ディレクトリに記憶させる)、及びb)「直ちに廃棄」(これは、システムにサフィックス・インボックスから削除された電子メールを永久に削除させる)である。
【0059】
「送信済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックスは、選ばれると、ユーザーが現在のサフィックス・インボックスから送信されている電子メールの宛先を決めることができるようにする。このセクションに対する利用できる二つのオプションは、a)「コピーを送信済み状態に保管」(これはサフィックス・インボックスから送信された電子メールを現在のサフィックスの「送信済み」ディレクトリに記憶させる)、及びb)「コピーを保管しない」(これは、システムに現在のサフィックス・ディレクトリから送信された電子メールのコピーを保管させない)。
【0060】
「署名」フィールドは、ユーザーが現在のサフィックス・ディレクトリから出て行く電子メールに含まれることができるカスタム署名を入力できるブランク・フィールドである。
【0061】
第1作用マストヘッド600から「更新」ボタンを選ぶと、ページはリフレッシュされ、本体ウィンドウ10に入れられたフォルダに対するすべての新規な設定が保存される。「リセット・デフォルト」ボタンを選ぶと、現在のサフィックス・ディレクトリに対する全てのオプションが「オプション」ウィンドウが開かれる前の設定にリセットされる。
【0062】
第1作用マストヘッド600から、「サフィックス削除」ボタンを選ぶと、「サフィックス削除警告ペ−ジ」が図16‐17に示すように開かれる。「サフィック削除警告ペ−ジ」は、ユーザーにサフィックスを削除する結果に対して警戒させる。削除される場合、そのサフィックスに宛てられた全ての電子メールは「配達不能」メッセージを付けて戻される。さらに「削除済み」ディレクトリにある、現在のサフィックスに宛てられた全ての電子メールは、システムから永久に削除され、そして、サフィックス・ディレクトリに対する全ての参照は「アクセス」ディレクトリから取り除かれる。「サフィックス削除警告ぺ−ジ」は、「移動先ディレクトリ」ラジオ・ボタンとボックス、「内容を永久に廃棄」ラジオ・ボタン、「キャンセル」ボタン及び「サフィックス削除」ボタンを含む。「キャンセル」ボタンは、選ばれると、現在のサフィックスを削除せずにユーザーを図12‐13のディスプレイに戻す。
【0063】
「移動先ディレクトリ」ラジオ・ボタンとボックスは、「移動先ディレクトリ」オプションを選ぶためのラジオ・ボタン並びにユーザーがルート/ユーザー名ディレクトリ及びサフィックス・ディレクトリの全てから選択できるようにするドロップダウン・ボックスを含む。ラジオ・ボタンが選ばれ、続いて「削除サフィックス」ボタンが選択されるとき、新規なサブディレクトリは削除されようとしているサフィックス・ディレクトリの名前を有するドロップダウン・ボックスにおいて指定されたディレクトリ内に作成される。現在のサフィックス・ディレクトリのインボックス・サブディレクトリの「認められた」セクションにある全ての電子メールが指定されたディレクトリに移動される。現在のサフィックス・ディレクトリの読み取り、送信済み、及びユーザー定義サブディレクトの全ての電子メールもまた、指定されたディレクトリに移動される。
【0064】
「内容を永久に廃棄」ラジオ・ボタンは、選ばれると、現在のサフィックス・ディレクトリを、その内容の全てと一緒に、「サフィックス削除」ボタンが引き続いて選ばれるとき、システムから削除される。
【0065】
マストヘッド・ウィンドウ20の上の「サフィックス作成」ボタン200を選択することによって、サフィックス作成スクリーンが図18‐19に示したように表示される。サフィックス・スクリーン作成が本体ウィンドウ10に表示されるとき、第1作用マストヘッド600は、サフィックス作成タイトル(本体ウィンドウがサフィックス作成スクリーンを表示していることを示す)、「作成」ボタン及び「キャンセル」ボタンを備えている。「キャンセル」ボタンは、選ばれると、「サフィックス作成」ボタン200を選択する前に調べていた画面表示にユーザーを戻す。
【0066】
本体ウィンドウ10は、作成中のサフィックス・アドレスに対する電子メール・アドレスを入れるための新規なサフィックス・テキストボックスを含む。また、本体ウィンドウ10には、「削除済み電子メール」ドロップダウン・ボックス、「送信済み電子メール」ドロップダウン・ボックス、「新規なフォルダ名前」テキストボックス、及び、署名テキストボックスがある。「削除済み電子メール」ドロップダウン・ボックスは、二つのオプション、1)「削除済み移動先」(これは、システムに「削除済み」ディレクトリの作成サフィックス・ディレクトリのインボックスから削除された電子メールのコピーを保存させる)、及び、2)「直ちに廃棄」(これは、システムに作成サフィックス・ディレクトリのインボックスから削除した電子メールのコピーを永久に削除させる)を含む。「送信済み電子メール」ドロップダウン・ボックスは、「コピーを送信済みに保管」及び「直ちに廃棄」オプションを含む。「送信済みコピーを保管」オプションは、システムにサフィックス・ディレクトリの送信済みサブディレクトリ内の新規作成サフィックスから送信された電子メールのコピーを記憶させ、「直ちに廃棄」オプションは、システムにサフィックス・ディレクトリの送信済みサブディレクトリ内の新規作成サフィックスから送信された電子メールのコピーを記憶させない。
【0067】
「フォルダ作成」テキストボックスは、記入されると、新規作成サフィックスの中のサブディレクトリとして登録された名前の付いた新規フォルダをシステムに作成させる。「署名作成」テキストボックスは、記入されると、新規作成サフィックスから送信されたあらゆる電子メールの最下部に適用されるサフィックス特有の署名を指定する。
【0068】
ルート/ユーザー名又はサフィックス電子メールに送信された電子メールのソースが拒絶(又はさもなければ、ブロック)されなければ、電子メールは、電子メールの宛先アドレスに対応するルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリのインボックスに置かれている。一旦ユーザーが電子メールを開けると、「メール読取りアイコン」は、それがインボックスに読取られたことを示す。ユーザーがディレクトリを終了すると、メール読取りアイコンを有する全ての「認められた」電子メールは、それぞれのルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリの「読取り」サブディレクトリに入れられる。好ましくは、インボックスの「保留/新規センダー」セクション内のメール読取りアイコンを有する電子メールは、アクセス・ステータスについての決定が行われるまで、インボックスに入ったままである。例示的な「読取り」サブディレクトリは、図20‐21に示されている。
【0069】
図12‐13のように、第1作用マストヘッド600は、現在のルート/ユーザー名又はサフィックスの電子メール・アドレス、現在のディレクトリ(この場合「.newsletters」)及び現在のサブディレクトリ(この場合「読取り」)を含む。「フォルダ作成」ボタンは、選ばれると、ユーザーが現在のディレクトリの中のサブディレクトリを作成できるようにする。「オプション」ボタンは、各オプションがルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリ内にあるかどうかに従ってユーザーがオプションを実行できるようにする。この点に関しては、図2‐3は、「オプション」ボタンがルート/ユーザー名ディレクトリから選ばれるときに表示されるページを示し、図14‐15は、オプション・ボタンがルート/ユーザー名ディレクトリから選ばれるときに表示されるページを示している。ルート/ユーザー名ディレクトリ・オプションは、ユーザーがルート/ユーザー名からの削除済み及び送信済み電子メールの取り扱い方を指定すること、ディレクトリ(図6‐7におけるような)へのアクセスを改めること、ルート/ユーザー名を個人的にすること、ユニークなルート/ユーザー名署名を加えること、及びユーザーが彼(彼女)のプロファイル情報を編集することをできるようにする。サフィックス・ディレクトリ・オプションは、ユーザーがサフィックスを個人的なものにすること、ディレクトリ(図6‐7におけるような)へのアクセスを改めること、ユニークなサフィックス署名を加えること、及びサフィックスからの削除済み及び送信済み電子メールの取り扱い方を決めることをできるようにする。
【0070】
第1の作用マストヘッド600はまた、「再生」ボタン、「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタン、及び「削除」ボタンを含む。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタン及び「削除」ボタンは、「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンにある利用できるオプションは、「読取り」サブディレクトリに関連するもの(例えばインボックス、新規フォルダ、削除済み)である以外は、図12‐13に関して上述したのと同じようにして機能する。再生ボタンが選ばれる場合、すべての選択されたページはリフレッシュされて、選択された電子メールはインボックスの容認セクションに移される。「読取り」サブディレクトリに対するウィンドウ本体は、「選択」カラム、「送信者」カラム、「件名」カラム、「受信日時」カラム、分類手段アイコン、チェック・ボックス選択、メール・アイコン及びファイル添付・アイコンを備え、これらの各々は上記を図12‐13に関して上述したのと同様にして機能する。
【0071】
電子メール・メッセージがルート/ユーザー名又はサフィックス・メール・アカウントから送信されるときは、それは対応するルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリのそれぞれの「送信済み」サブディレクトリに記憶される。さらに、システムは、送られたあらゆる電子メールのあらゆる受信者を、それらがすでに既存のアクセス・ステータスを持ったアドレス帳の中にもはや存在しない場合、「保留」のデフォルト・アクセスを有するアドレス帳に記録するのが好ましい。図22‐23に示すように、第1作用マストヘッド600及び送信済みサブディレクトリのウィンドウ10は、第1作用マストヘッド600にある「更新」ボタンが「返信」ボタンによって置き替えられ、そして、本体ウィンドウ10の「受信日時」カラムが「送信済み」カラムと置き替えられていることを除いて、図20‐21の第1作用マストヘッド及び本体ウィンドウ10と同様である。その名前が示唆するように、「再送」ボタンは、選ばれると、そのチェック・ボックスを選択されたすべてのメッセージを再送させる。“送信済み”カラムは、分類可能で、各電子メールが送られた日付を含んでいる。
【0072】
ユーザーが電子メール・メッセージをつくることを望むとき、ユーザーは、マストヘッド・ウィンドウ20から「作成」ボタン100を選び、そして、システムは図24‐25に示されるようにインタフェースの本体ウィンドウ10の作成ウィンドウを開く。図24‐25のディスプレイにある第1作用マストヘッド600は、本体ウィンドウ10が作成ウィンドウであることをユーザーに指示する「作成」タイトルを備えている。作成ウィンドウは、「宛先」テキストボックス付きボタン、「cc」テキストボックス付きボタン、「bcc」テキストボックス付きボタン、「件名」テキストボックス、及び電子メール・メッセージ・テキスト・ボックスを備え、これらの各々は、従来のようにして機能する。当業者にはわかるように、電子メール・アドレスを「送信者」、「cc」及び「bcc」テキストボックスに直接タイプできるか、又は対応する「送信者」、「cc」及び「bcc」ボタンを選択してアドレス帳から可能なアドレスのリストをユーザに与えることができる。例えば、この機能性は、マイクロソフトHotmail、Microsoft Outlook、AOL、などを含む大部分の商業電子メール適用に普通なので、それは本願明細書において詳述しない。作成ウィンドウはまた、選ばれると、ルート/ユーザー名又は電子メールがメッセージと共に含まれるように送信されることになっているサフィックス・アカウントに対して特定される署名を生じる署名チェック・ボックスを含む。署名がそのアカウントのために特定されなかった場合、チェック・ボックスは作動不能にされる。
【0073】
図24‐25の第1作用マストヘッド600は、「送信」ボタン、「添付」ボタン、「キャンセル」ボタン、「下書きとして保存する」ボタン及び「送信元ディレクトリ選択」ドロップダウン・ボックスを含む。「送信」ボタンは、選ばれると、システムに構成ウィンドウにおいて指定されたメッセージを構成ウィンドウにおいて指定された受信者に送信させる。「添付」ボタンは、選ばれると、ユーザーが電子メール・メッセージに添付するためのファイルを選ぶことができるようにする。「送信元ディレクトリ選択」ドロップダウン・ボックスは、ユーザーがメッセージの送信元のアドレス(例えばルート/ユーザー名またはサフィックス)を選ぶことができるようにする。「下書きとして保存」ボタンは、選ばれると、システムに構成ウィンドウにおいて指定されたメッセージを「送信元ディレクトリ選択」ドロップダウン・ボックスにおいて指定されたディレクトリの下書きサブディレクトリの中に保存させる。電子メールがどんなディレクトリから送信されているかをユーザーが指定しなかった場合、そのページは、ユーザーがディレクトリを特定しなければならないことをユーザーに告げる警告をして、リフレッシュする。「キャンセル」ボタンは、選ばれると、新しい白紙の電子メールでウィンドウをリフレッシュする。
【0074】
図26‐27は、ユーザーがメール・アイコンまたは電子メールの件名フィールドを「クリックする」ことによってインボックスの認められたセクションから電子メール・メッセージを選んだあとのインタフェースの例示的表示を示す、そして、図28‐29は、ユーザーがメール・アイコンまたは電子メールの件名フィールドを「クリックする」ことによってインボックスの保留/新規送信者・セクションからの電子メール・メッセージを選んだあとのインタフェースの例示的表示を示す。
【0075】
第1作用マストヘッド600は、図26‐27と図28‐29について同じである。サブディレクトリ名称(「インボックス」)の下には電子メール・アイコンと添付アイコンがある。電子メール・アイコンは、電子メールが受け入れられたかどうかを指示するために色で符号化されるのが好ましい。添付アイコンは、電子メールが添付ファイルを有するかどうかを指示する。「返信」ボタンが、選ばれると、「宛先」フィールドにある送信者・アドレスで作成ウィンドウ(図24‐25)を開く。「全員へ返信」ボタンが、選ばれると、「宛先」フィールドにある送信者・アドレス及び新規作成ウィンドウ「CC」フィールドにある「CC」アドレスを有する作成ウィンドウを開く。いずれの場合においても電子メールのテキストは、ヘッダ情報と一緒に電子メール・メッセージ・テキスト・ボックスに入れられる。「進む」ボタンを選ぶと、電子メール・メッセージ・テキスト・ボックスに配置された電子メールの本体を有する作成ウィンドウを開く。「削除」ボタンを選ぶと、電子メールを「削除」フォルダに移動し、「前の電子メール」ボタンを選ぶと、インボックス内の前の電子メールを開き、そして、「次の電子メール」ボタンを選ぶと、インボックス内の次の電子メールを開く。「移動先」ドロップダウン・ボックスは電子メール・メッセージが移動されることになっているディレクトリまたはサブディレクトリをユーザーが選ぶことができるようにする。「フォルダ新規作成」及び「オプション」ボタンは、上述のようにして機能する。
【0076】
図26‐27はまた、ユーザーが表示された電子メール・メッセージのアクセス状態を改めることができるようにするために本体ウィンドウ10のアクセス制御バーを備ええている。ユーザーが電子メールの送信者のアクセス状態を修正しない場合、電子メールは、インボックスの「保留/新規送信者」セクションに「読取り保留アイコン」と隣合せに現れる。上述のように、送信者のアクセス状態は、ユニバーサル・ベース(これは、アクセス状態をルート/ユーザー名ディレクトリと全てのサフィックス・ディレクトリに当てはまる)で、またはディレクトリ特有のベースで示されることができる。図26‐27を参照すると、アクセス制御バーは、ディレクトリ特有のドロップダウン・ボックス付きラジオボタン(「.newslettersに対する」)及びドロップダウン・ボックス付きユニバーサル・ラジオボタン(「普遍的に」)を備えている。
【0077】
ディレクトリ特有のラジオボタンが選ばれるとき、対応するドロップダウン・ボックスは、認める、保留及び禁止の三つのオプションを含む。認めるオプションが選ばれる場合、送信者の状態は、現在のディレクトリでは「認められた」に変更され、送信者は、現在のディレクトリでは図6‐7のアクセス・スクリーンにおいて「認められた」として現れる。保留オプションが選ばれる場合、送信者の状態は、現在のディレクトリでは「保留」として指定され、そして、送信者は、現在のディレクトリでは図6‐7のアクセス・スクリーンに「保留」として現れる。禁止オプションが選ばれる場合、送信者の状態は、現在のディレクトリには「禁止」として指定され、送信者は現在のディレクトリでは図6‐7のアクセス・スクリーンに「禁止」として現れる。
【0078】
ユニバーサル・ラジオボタンが選ばれると、対応しているドロップダウン・ボックスは二つのオプション、すなわち「禁止・送信者」及び「禁止・ドメイン」を含む。「禁止・送信者」オプションを選ぶと、このアドレスからの全ての次の電子メールは禁止され、そして、送信者は禁止された送信者・ディレクトリに加えられる。ユーザーは、以下のオプション、すなわち
1)送信者からの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、
2)送信者からの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動する
のうちの一つを選択することを促される。「禁止ドメイン」オプションが選ばれる場合、これらのドメインからの全ての次の電子メールは、阻止される。アドレスとドメインは、禁止トドメイン・ディレクトリに加えられる。同じドメインを有するアドレスから受けたメッセージが少しでも多くあれば、それらはまた、禁止トドメイン・ディレクトリに加えられる。ユーザーは、以下のオプション、1)ドメインに対応するアドレスからの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、及び2)ドメインに対応するアドレスからの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリへ移動する、のうちの一つを選択することを促される。
【0079】
図30−31は、ディレクトリ・ウィンドウ30の中の「削除済み」ディレクトリ・ボタン選択した状態のユーザー・インタフェースを例示する。図30−31の本体ウィンドウは、ルート/ユーザー名ディレクトリ及び削除済み電子メールがある各サフィックス・ディレクトリのためのそれぞれのセクションを備えている。選択ボックスが表示される各電子メール・メッセージに対して設けられている。さらに、各セクションは、選択された電子メールが移動されることになっているディレクトリまたはサブディレクトリを識別するための「移動先」ドロップダウン・ボックスを備えている。「移動先」ドロップダウン・ボックスによって、電子メールを適当なサブディレクトリ(例えば、受信電子メールを送信済みディレクトリの中へ移動できず、送信済み電子メールをインボックスへ移動できない)へ移動できるようにするのが好ましい。若干の実施態様においては、図30−31のメール・アイコンは、削除済み電子メールが認められた、禁止された、又は保留/新規送信者状態を有する送信者へ、又は、から移動されるかどうかを示す属性(例えば、カラー、点滅、回転)を備えることができる。図30−31の第1作用マストヘッド600は、選択されると、削除済みディレクトリにあるどの選択された電子メールをも電子メール・システムから永久に削除させる「廃棄」ボタン及び選ばれると削除済みディレクトリにある電子メールの全てを電子メール・システムから永久に削除させる「すべて廃棄」ボタン備えている。
【0080】
図32−33は、ディレクトリ・ウィンドウ30の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択した状態のユーザー・インタフェースを例示している。図32−33の本体ウィンドウは、ルート/ユーザー名ディレクトリのため及び下書き電子メールがある各サフィックス・ディレクトリのためのそれぞれのセクションを備えている。選択ボックスは、表示される各電子メール・メッセージに対して設けられている。図32−33の第1の作用マストヘッド600は、選ばれると、「下書き」ディレクトリにあるすべての選択された電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動させる「削除」ボタンを備えている。メッセージを「下書き」ディレクトリから送信するために、ユーザーは、メール・アイコンまたは電子メールの件名フィールドを「クリックする」ことによって電子メール・メッセージを選び、それによって図24‐25の作成ウィンドウを、例えば、「宛先」、「cc」及び「bcc」テキストボックス、「件名」テキストボックス並びに電子メールメッセージ・テキストボックス含む選択された電子メールの現在の内容で開く。
【0081】
上述のように、システムは、ユーザーが連絡先を追加/編集/削除できるようにするアドレス帳(例えば、データベース)を維持する。アドレス帳には、二つのモード、編集モードとアクティブモード、がある。編集モードは、連絡先を追加/編集/削除するのに使われるが、一方、アクティブモードは、電子メールをアドレス帳の中に存在している連絡先宛てに送るために用いる。編集モードは、ディレクトリ・ウィンドウ(図6‐7参照)のアドレス・ボタンを介してアクセスされるが、一方、アクティブモードは、上述の「宛先」、「CC」と「Bcc」ボタンを介してアクセスされる。図6‐7の表示の中の特定のエントリを選ぶことによって、そのエントリに対する完全な詳細(例えば、名前、アドレス、電話番号、電子メール・アドレス、ウェブ・ページ・アドレス、その他を含む)を調べて編集できる。アドレス帳は、任意の従来の方法で作れるので、それは本願明細書において詳述しない。
【0082】
ディレクトリ・ウィンドウ30の中のアクセス・ディレクトリを介してアクセスできるアクセス帳を、次にさらに詳細に説明する。図6‐7を再度参照すると、アクセス・ディレクトリは、四つの対応する機能(インデックス、禁止された送信者、禁止されたドメイン、禁止履歴)を与える四つのサブディレクトリに分けられる。
【0083】
私的であると宣言されないあらゆるディレクトリ(ルート・ディレクトリまたはサフィックス・ディレクトリのいずれか)に対するどの新規な送信者も、「保留」のデフォルト状態を与えられて、アドレス帳とアクセス帳に加えられる。ディレクトリが私的であると宣言される場合、全ての新規な送信者は「禁止された」状態を与えられる。
【0084】
図6‐7は、アクセス・ディレクトリの「インデックス」サブディレクトリを例示している。図6‐7の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセス」)と現在のサブディレクトリ(「インデックス」)を表示している。送信者のアクセス状態を毎ディレクトリ・ベースで構成できので、第1作用マストヘッドは、ユーザーが調べるためのルート/ユーザー名またはサフィックス・アカウント(及び対応するディレクトリ)を選ぶことができるようにするディレクトリ・ドロップダウン・メニューを備えている。図6‐7において、ルート/ユーザー名アカウント「sven」が選ばれ、本体ウィンドウ10は、sven@suffixmail.comに対する送信者のアクセス状態を表示している。いずれにしても、選択されたアカウントについての送信者のリストは、それらのアクセス状態‐アクセス済み、保留及び禁止によって分類される。あらゆる送信者のアクセス状態は、本体ウィンドウの送信者に対応するチェックボックスを選ぶことによって、及び適当なアクセス状態(例えば、アクセス済み、保留、禁止された、禁止送信者、禁止ドメイン)を「アクセス変更」ドロップダウン・ボックスから選ぶことによって修正できる。
【0085】
具体的には、「認められた」が選ばれる場合、スクリーンは、リフレッシュされ、選択された接触は、ディレクトリ・ドロップダウン・ボックスにおいて識別されたディレクトリの「認められた」セクションに置かれる。選択された送信者から受けた」次の電子メールは、また、ディレクトリのインボックスの「認められた」セクションに置かれる。「保留」が選ばれる場合、スクリーンはリフレッシュされ、選択された接触はディレクトリ・ドロップダウン・ボックスにおいて識別されたディレクトリの「保留」セクションに置かれる。選択された送信者から受けた次の電子メールは、ディレクトリのインボックスの「保留」セクションに同様に置かれる。「禁止された」が選ばれる場合、スクリーンはリフレッシュされ、選択された連絡先は、ディレクトリ・ドロップダウン・ボックスにおいて識別されたディレクトリの「禁止された」セクションに置かれる。選択された送信者から受けられる次の電子メールは、ディレクトリのインボックスの「禁止された」セクションに同様に置かれる。
【0086】
「送信者を禁止する」が選ばれる場合、ページはリフレッシュされ、選択された送信者はアクセス・インデックス・ウィンドウから取り除かれる。このアドレスからの全ての次の電子メールは禁止され、送信者は「禁止された送信者」サブディレクトリに加えられる。この選択を行った後に、ユーザーは以下のオプションのうちの一つを選択することを促される。1)送信者からの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、
または2)送信者からの全ての既存の電子メールを削除済みディレクトリへ移動する。
【0087】
禁止ドメインが選ばれる場合、ページはリフレッシュされ、選択された送信者はアクセス「インデックス」サブディレクトリから消去される。これらのドメインを有する電子メール・アドレスからの全ての次の電子メールが禁止される。アドレスとドメインは、”blocked domains”サブディレクトリに加えられる。将来同じドメインを有する送信者が何か出てくれば、それらはまた、”blocked domains”サブディレクトリに加えられる。この選択を行った後に、ユーザーは以下のオプション
1) ドメインからの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、
または
2)ドメインからの全ての既存の電子メールを削除済みディレクトリへ移動するのうちの一つを選択することを促される。
【0088】
第1作用マストヘッドはまた、「検索」テキストボックスを備えている。テキストボックスに名前または電子メール・アドレスを入れることによって、ユーザーは名前または電子メール・アドレスを有する送信者のためのアクセス帳を検索することができる。どんな突合せ送信者も本体ウィンドウ10に表示される。
【0089】
図34‐35は、アクセス・ディレクトリの”blocked senders”サブディレクトリを例示している。図34‐35の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセスする」)と現在のサブディレクトリ(”block sender”を表示する)。それはまた、「追加」ボタン、”unblock”ボタン、”block domain”ボタン、及び「検索」テキストボックスを備えている。「検索」テキストボックスは、”blocked senders”サブディレクトリにおいて検索する以外は、図6‐7に関して上述したのと同じようにして機能する。本体ウィンドウは、禁止された送信者名と電子メール・アドレスのリストをリストに入れられた送信者を選ぶ対応するチェックボックスとともに表示する。
【0090】
「追加」ボタンを選ぶと、即座に、アドレス帳の全ての送信者を非常に含んでいる連絡先リスト・ウィンドウが表示される。
選択チェックボックスが各送信者に提供されて、「禁止」ボタンもまた表示される。
禁止されなかった連絡先だけが表示される。
「禁止」ボタンが選ばれる場合、選択された送信者は禁止された送信者本体ウィンドウ(図34−35)へ移動され、そして、ユーザーは以下のオプションのうちの一つを選択することを促される。1)選択された送信者からの全ての既存の電子メールを電子メールシステムから削除する、または2)選択された送信者からの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリへ移動する。
【0091】
「禁止解除」ボタンを選択すると、ページはリフレッシュされて、どの選択された送信者も禁止された送信者本体ウィンドウから取り除かれ、送信者の状態はルート/ユーザー名とサフィックス・ディレクトリにおいて「保留」に変更される。「ドメインを禁止」ボタンを選ぶと、即座に、ページはリフレッシュされ、選択された送信者は、図19の禁止されたドメイン・ウィンドウに移され、そのウィンドウに表示され、ドメインはルート/ユーザー名とサフィックス・ディレクトリから禁止され、そして、送信者とドメインは「禁止された送信者」サブディレクトリに加えられる。選択を行った後に、ユーザーは以下のオプションのうちの一つを選択することを促される。1)ドメインからの全ての既存の電子メールを電子メール・システムから削除する、または2)ドメインからの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリへ移動する。
【0092】
図36‐37は、アクセス・ディレクトリの「禁止されたドメイン」サブディレクトリを例示している。このサブディレクトリは、ディレクトリ・ウィンドウの「禁止されたドメイン」ボタンを選ぶことによって、または図34‐35の第1作用マストヘッド600にある「ドメインを禁止」ボタンを介して入れることができる。図36‐37の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセスする」)と現在のサブディレクトリを表示する(「ドメインを禁止」)。それはまた、「追加」ボタン、「禁止解除」ボタン、「ドメインを禁止」ボタン、及び「検索」テキストボックスを備えている。「検索」テキストボックスは、「禁止されたドメイン」サブディレクトリにおいて検索することを除いて、図6−7に関して上述したのと同じに機能し、「追加」ボタンは、追加された送信者のドメインが禁止されることを除いて、ボタンは図34‐35に関して上述したのと同じに機能し、そして、「禁止解除」ボタンは、ドメインが禁止解除されるのを除いて、図34‐35に関して上述したのと同じに機能する。本体ウィンドウは、リストアップされた送信者を選ぶ対応するチェックボックスとともに、禁止されたドメイン名と電子メール・アドレスのリストを表示している。
【0093】
図38−39は、アクセス・ディレクトリの「禁止履歴」サブディレクトリを例示している。図38−39の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセス」)と現在のサブディレクトリ(「禁止履歴」)を表示している。本体ウィンドウは、リストアップされた送信者を選ぶ対応するチェックボックスとともに、禁止された送信者のリスト(それらの名前と電子メール・アドレスのある)を表示している。本体ウィンドウ20は、ルート/ユーザー名ディレクトリ及び禁止された送信者がある各サフィックス・ディレクトリに対してそれぞれのセクションを備えている。各セクションは、セクションに対する対応するディレクトリ名、最近禁止された(すなわち現在の暦月における)電子メールの数及びディレクトリの作成以来禁止された電子メールの総数を作成の日付とともに示す表示バーを備えている。本体ウィンドウ10は、「送信者」カラム、電子メール「アドレス」カラム、「件名」カラム、及びアイコンによる分類を備え、これらは図8‐9、12‐13、20‐21、22‐23、34‐35と36‐37の本体ウィンドウに関して上述したのと同じ特性を有する。さらに、本体ウィンドウは、電子メールがシステムによって禁止された日付を示す「禁止された日付」カラムを含む。これは分類可能なカラムで、各セクションは別々に分類される。
【0094】
上述のシステムにおいて、個人が複数の別の電子メール・アドレスを自由につくり、それらを単一のユーザー・インタフェースによって管理できる。各サフィックス電子メール・アドレスをルート電子メール・アドレスと階層性の関係を有するとして見ることができる、例えば、sven.newsletters@suffixmailはルートsven@suffix mailの子供である。さらに、例えば、個々のサフィックス電子メール・アドレスは、また、サブディレクトリの使用でその他のサフィックス電子メール・アドレスに階層性の関係にあることがある、例えば、「ニューズレター」ディレクトリが「cnn.」の中のサブディレクトリとしてつくられた場合、sven.cnn.newsletters@suffixmailが、sven.cnn@suffixmailの子供になるだろう。
【0095】
上述のシステムは、電子メールをどのディレクトリ(マイクロソフト・エクスチェンジ・サーバー(Exchange Server))のようなネットワーク化された電子メール・システムの場合、どのユーザー・アカウント)に送るかを決めるために入って来る電子メールを解析するための様々な方法を使用できる。
【0096】
最も直接の解決案は「@」区切り記号の前の全文字列を各サフィックス・メール・アカウントと比較して一致が見つかるまで構文解析することであろう。この解決案については、パーサは異なるサフィックスの間の関係を考慮しようとしないので、「sven.cnn.newsletters」をshirly@suffixmailとsven@suffixmail.の両方に完全に無関係であるとして処理する
【0097】
入って来る電子メールを構文解析する好適な方法は、「@」の前の文字列をルート・アカウントを識別するためにまずユーザー名によって、次に、電子メールの送り先のディレクトリを識別する文字列の残りによって構文解析することであろう。上の例において、パーサはユーザー名「sven」について最初に構文解析し、次に、文字列の残りを「sven」の子供アカウントに、「shirly」またはその子供アカウントを検索することなく一致させるように試み、それによって、電子メールのルーティングに必要な処理時間を減らす。
【0098】
処理時間の更なる低減は、各名前が「@」区切り記号の前の文字列に現れる順序にアカウント間の階層性の関係が反映される実施態様において達成できる。例えば、システムがルート・ユーザー名を文字列の始まり(例えば最も左の位置)に配置して、ルート・ユーザー名の右にくる各連続するサフィックス名がそれの直前のサフィックス名の子供であるようにして構成されると仮定する。この例では、sven.cnn.newsletters@suffixmailは、cnnがsvenのサブディレクトリであり、そして、newslettersがcnnのサブディレクトリであることを示すが、一方sven.newsletters. cnn@suffixmailは、newslettersがsvenのサブディレクトリであり、cnnは、newslettersのサブディレクトリであることを示している。別の実施例では、順序は当然逆転することがあるだろう(例えばcnn.newsletters. sven@suffixmail)では、newslettersは、svenのサブディレクトリであり、cnnは、newslettersのサブディレクトリである。
【0099】
いずれにしても、各名前が「@」delimeterの前の文字列に現れる順序にアカウント間の階層性の関係が反映される実施態様において、システムは、ルート・アカウントを識別するために「@」より前の文字列を最初にユーザー名によって、そして次に、電子メールを送る先のディレクトリを識別するために文字列の残りの各連続するサフィックス名によって構文解析するように構成することができる。例えば、sven.cnn.newsletters@suffixmail(そして、システムが最初にルート・ユーザー名を配置するように構成されると仮定する)に宛てられた電子メールを解析するとき、パーサは最初にsvenを解析し、次に、「cnn」と名づけた「sven」の中のサブディレクトリについて解析し、そして次に、「newsletters」と名づけた「cnn」の中のサブディレクトリについて解析するだろう。
【0100】
本発明のその他の実施態様によれば、知識管理特徴を実現できる。具体的には、ユーザーが一群のユーザーの間に分配されることができるサフィックス・ディレクトリをつくることができる。例えば、会社のマネージャは、グループ・プロジェクトを組織するために用いる共有サフィックス・ディレクトリをつくることができるだろう。彼女は、共有サフィックス・ディレクトリについて同僚からなるユーザー・リストをつくるだろう。招待状をリストに載っている人々に送って共有サフィックス・ディレクトリを彼らのアカウントに追加せるようにするか、又は、共有サフィックス・ディレクトリを彼らのアカウントに自動的に追加できるかもしれないかどちらかである。共有サフィックス・ディレクトリに送られたメッセージをメッセージなどを複製する必要なくグループ内のすべての人によってアクセスできるだろう。換言すれば、単一のディレクトリがメモリにつくられ、それはグループのメンバーの全てによってアクセスされる。サフィックスのサブディレクトリが関連した文書または重要なウェブサイトリンク、カレンダリングなどのファイル貯蔵所を含むかもしれない。
【0101】
上述の実施態様において、インボックス・サブディレクトリは、「認められた」セクション及び「保留/新規送信者」セクションを備えている。本発明の更なる実施態様によれば、インボックス(または他のサブディレクトリ)はその他のサブセクションを備えていることがある。例えば、本システムを使用している会社がインボックスの上部セクションである「最良の顧客(Best Customers)」と呼ばれているインボックスのカテゴリをつくることを望むかもしれない。同様に、「電子商取引」インボックスを含んでいるコマーシャル・サフィックス・ディレクトリに、図40に示すように、購入の電子メール確認についての「確認」と呼ばれているカテゴリがあるかもしれない。メッセージは、選択基準に基づく対応するセクションに配置される。選択基準の例は、送信者の電子メール・アドレス(例えば、最良の顧客)、電子メールの件名行の用語または宛先アドレスの一部分(例えば、下記のようなカテゴリ識別子を使用する)を含むことがある。
【0102】
本発明の他の面によれば、本システムは送信者によって電子メール・カテゴリー化をサポートすることができる。この特徴によれば、本システム(またはユーザー)は、音楽、写真、ユーモア、ニュース記事、その他などのカテゴリ識別子のリストをつくることができる。電子メールを送信するとき、送信者は、電子メールがカテゴリ識別子を選ぶためのドロップダウン・メニューを用いてどんなカテゴリに入るかを特定することができる。受信者のシステムがメッセージを受けるとき、それは、どのカテゴリ識別子をも読み、メッセージをユーザーがそのカテゴリに指定した方法でファイルするかまたはプメッセージをさらに処理するかのいずれかをする。カテゴリ・リストは、システム・ワイド、すなわち共有サフィックスに特有であってもよい。例えば、共有サフィックス管理者は、プロジェクト文書(例えば法律要件、インタフェース、契約者、ニュース、状態報告、その他)についてカテゴリ・リストをつくるかもしれない。
【0103】
本システムは、また、本システム以外のユーザー(例えば従来のないクロソフト・ホットメール(Microsoft Hotmail)アカウントからメッセージを送信するユーザー)からのカテゴリ情報の受信を、例えば、カテゴリ区切り記号の使用によってサポートしてもよい。例えば、誰かが電子メールをjohn.friends−newsarticle@suffixmail.com(ここで、区切り記号「−」は、カテゴリ識別子に先行するとしてシステムによって認識される)に宛てることによってSuffixMailを使用している友人に、ニュース記事についての電子メールを送信してもよい。システムがこのメッセージを受けると、メッセージは、「john」が全てのニュース記事メッセージを処理することを指定した方法で処理されるだろう。
【0104】
本発明の若干の実施態様によれば、サフィックス・ディレクトリを、第三者の電子メール・アカウントからの電子メール・メッセージをプルダウンするように構成できる。例えば、サフィックス・ディレクトリを「.hotmail」と呼ばれているアカウントにつくり、プロセスが特定のホットメール(hotmail)アカウント(またはどんな他の電子メール・アカウント(POP、IMAP等でも))にアクセスして、そのホットメール・アカウントに送られた電子メール、新しい「.hotmail」サフィックス・ディレクトリに入れるような方法で構成されてもよい。
【0105】
本発明の若干の実施態様は、サフィックス・ディレクトリ・インボックスのためのプライバシー・フィルタを備えていてもよい。この実施態様によれば、サフィックス・ディレクトリ・インボックスは、上部レベル・フィルタリング・プロセスを行う「アクセス設定」を備えていてもよい。例えば、「高レベル」設定が、「認められた」リストに指定された人々だけからの電子メールを受け、他の全ての電子メールを放棄または戻す形のインボックスにしてもよい。「中間レベル」設定がインボックスの認められたセクションにおける「認められた」リストにある送信者からの電子メールを表示し、未知の送信者電子メールは、インボックスの「保留/新規送信者」セクションに表示されるようにしてもよい。「認められない」リストにある送信者のものは、廃棄されるか戻される。「低レベル」設定が送信者が「認められた」リストにあるか未知であるかに関係なく、電子メールをインボックスに表示されようにする。「認められない」リストにある送信者のものは、廃棄されるか戻される。プライバシー・フィルタは、局所的に(すなわち、サフィックス・ディレクトリごとに別々に)またはグローバルに(すなわち、全てのディレクトリに適用される単一設定)実現することができるのが好ましい。
【0106】
有効なルートアドレスの無効なサフィックスに向けられたメールの処理(例えばsven.cars@suffixmail.comに向けられたメッセージ、これにはルートsven@suffixmail.comは存在するが、サフィックス・ディレクトリ・バーは存在しない)を多くの方法で取り扱うことができる。例えば、システムはユーザー(ルート・アドレスの所有者)に無効なサフィックスに対応するサフィックス・ディレクトリ(例えば、「サフィックスに向けたAメッセージを受けた」「aを作ってください」「サフィックス・ディレクトリはハイかイイエか」を備えた対話ボックス)をつくることを促すことができる。代わりに、システムを自動的に1)無効なサフィックスに対して新しいサフィックス・ディレクトリをつくる、2)メッセージをルート・ディレクトリの中に配置する、または、3)メッセージを拒絶する(すなわち、禁止する)ように構成できる。メッセージが禁止される場合、説明的な電子メールを無効なサフィックスを有する電子メールの送信者に自動的に送信して、サフィックスが存在しないことを説明できる。無効なサフィックスの処理は、システムの中にハード符号化されてもよい、またはシステム管理機能によって変更可能にできる、または彼または彼女のそれぞれのアカウントに対する各個々のユーザーによって構成されることができる。
【0107】
「コマーシャル・サフィックス」の実施態様の好適な実現を次に更に詳細に説明する。「コマーシャル・サフィックス」の実施態様は、企業が各顧客の電子メール環境において直接に生きている「私的」チャネルを経て企業の顧客との1対1の関係で携わることができる電子メール・ベースのコマーシャル・フレームワークを提供することができる。「私的チャネル」(例えばコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ)は、入口として作用することができて、企業がサポートのレベルを反映するサービスと企業が顧客に勧めたい機能性を提供し、調達できるようにする。本システムは、ユーザーを彼らのアカウントの中の全てのチャネルに同時にログオンできるようにする。できれば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、許可ベースで、目標を絞った電子メール交換に用いる「メール」ディレクトリ、顧客が電子商取引に関与できる「カタログ/製品」ディレクトリ、及び無数のカスタマー・サポート・オプションとサービスを勧める「カスタマー・サービス」ディレクトリを備えているのがよい。バナーまたはその他の広告が所定のサフィックス・ディレクトリで起こった活動に関して焦点をしぼられることができる。例えば、販促用の資料をサフィックス・ディレクトリに送った場合、ユーザーに販売促進への参加の最終期限が近づいていることを思い出させるバナー広告を電子メール・インタフェースに表示することができるであろう。
【0108】
コマーシャル・サフィックスについては、企業は、ユーザーが彼らの電子メール環境に追加できるブランド入りで、カスタムメイドのディレクトリをつくることができる。さらに、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリをHTMLベースにすることができ、それによって既存のウェブ・データ構造へ簡単にアクセスできるようにし、ウェブ・ブラウザによって現在サポートされたあらゆる機能性をコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを介して拡張できる。例えば、選ばれると、内容(ユーザーにカスタマイズされていることがある)をユーザーのディスプレイスクリーン上に表示するコマーシャル・サフィックス・サブディレクトリにリンクを設けることができる。内容は、枠に嵌められてもよいし、(例えば、内容をコマーシャル・サフィックス・プロバイダによって形式化して、インタフェース上のフレームに表示する)または統合されてもよい(例えば、コマーシャル・サフィックス・プロバイダがシステムに未処理データへアクセスさせて、システムが内容を形式化して、インタフェース上に表示する)。
【0109】
この実施態様の一態様によれば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、企業の既存のウェブサイトデータ源と統合される。その結果、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリによって表される機能性は、また、企業のウェブサイトによって表されることができる。
【0110】
この実施態様のその他の面によれば、それのより複雑で総合的な形のコマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、他のデータ源を組み込んで、フロント及びバック・オフィスでのアプリケーションを統合する。例えば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、顧客取引きなどの跡を追うコマーシャル・サフィックス・プロバイダのCRMシステム(顧客関係管理システム)を拡張するために用いることができるだろう。CRMシステムからの選択された情報をコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを介してユーザーに利用可能にできる。さらに、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリからの情報をCRMシステムが使用するのに利用可能にできるだろう。
【0111】
この実施態様のその他の面によれば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、以下の機能性を備えることができる。
a)メールボックス、HTMLテキスト及びリッチテキスト形式に基づく電子メール・メッセージ通信をサポートし、全ての通信が許可ベースで、焦点をしぼった電子メール交換のためのブランド入り送受信箱を通して行われるメールボックス。
b)電子メール認証プロセスの単一ログオン機構によってアクセスされる個人化された電子商取引ストア。好ましくは、電子商取引ストアは、1)顧客が直接商品(好ましくは「ワンクリック」機構を介する)を購入できるようにする、2)個人化されて、特定のユーザーに焦点を絞った製品提供を行う、3)にそれを提供するは、ユーザーが製品を彼らの独特の要求に合うように設計して、構成できるようにするオンライン製品構成機能性を与える。
c)ウェブ・セルフヘルプ、製品登録、文献遂行及び顧客プロファイル管理を含む個人化カスタマー・サービス。一例として、ウェブ自助機能は、オンライン知識ベースを使用している顧客自助問題解決案を提供できるだろう。オンライン・サービスは、顧客がサービスとサポートの紛争をコマーシャル・サフィックスから直接に提訴して、追跡できるようにするだろう。製品登録セクションは、顧客が迅速且つ容易に最近購入された製品を登録できるようにするだろう。プロファイル管理セクションは、顧客がプロファイル情報を更新できるようにするだろう。
【0112】
コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、企業に多くの便益を提供する。例えば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、
a)ブランド認知、価値及び増強‐いつでも見えて、直接各顧客の電子メール・クライアントの直接内部で生きているブランド入りのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリの作成を通じて、企業は、それらの会社の存在感、通信文及び通信を同じ会社の雰囲気と様子で統一することによってブランド認知を大きくすることが可能である。企業は、また、それらが市場においてそれら自体を識別することができるようにするレベルのサービスを提供することによってブランド価値を大きくすることが可能である。
b)注意メッセージ通信‐今日の「情報過多」の環境において、会社が注意についての戦いに勝つことは、ますます難しくなっている。ブランド入りのコマーシャル・サフィックスを使用するので、会社が顧客との文通のために専用の、ブランド入りインボックスを持つとき、会社は混乱を突破することができる。
c)ダイレクト・マーケティング効果の増強‐企業は、明確にそれらの情報を要請した視聴者に、市場製品とサービスに直接焦点をしぼることが可能である。その上、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリが容易にする相互作用によるそれらの顧客ニーズをよりよく理解することによって、企業はなお一層よい企業規則とプロセスを作成することが可能であリ、その結果、個人化エンジンに燃料を供給して、顧客連絡先戦略を駆りたてて、最終的にはマーケティング効果を最大にする。
d)直接販売と電子商取引‐顧客は、彼らの電子メール・クライアントを離れる必要なしに、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを通じて直接に製品を購入できる。コマーシャル・サフィックスの相互作用を通じて各顧客についての知識が増すにつれて、企業は、優れた製品とサービスを提供するための機会を向上させるための完全なツールを与えられ、その結果、増販、追い討ち販売及び高級品販売によって売上高を伸ばす。
e)効率改善によるコスト低減‐顧客について得た知識は、企業にそれらの運営を合理化して、顧客のライフサイクル管理を改善することを可能にする。その上、企業はよりよい顧客からよりよいフィードバックを受けてよりよい製品構成と提案を引き出す。
f)正確なデータ基盤‐本システムは、ユーザー使用法及びユーザーが彼らのアカウントに追加したサフィックス・ディレクトリの種類を記録することによって有意なサイコグラフィック・データを会社に提供できる。この種類の情報は、消費者プロファイリングのクッキー・データまたはその他の現在の形式よりずっと特殊である。
【0113】
本発明のその他の実施態様によれば、本システムは、知識管理能力の作成及び報告作成をサポートすることができる。電子的にまたは手でそれを複写する以外の企業または個人的な利用のために電子メールを介して伝達された情報を保持して、計画する方法を提供しない現在の電子メール・システムと異なり、この実施態様に従うシステムは、ユーザー定義サフィックス・ディレクトリとコマーシャル・サフィックス・ディレクトリに受けられた電子メールから情報を抽出するために用いることができる。ユーザー、管理者(例えば会社管理者)またはコマーシャル・サフィックス・プロバイダは、電子メール・コミュニケーションの特定の形式において見られる情報を記載することができ、この情報を第三者プログラム・フォーマットへエクスポートするために、要求のあり次第、または計画ベースで自動的のいずれかで抽出できる。情報は、標準化または半標準化電子メール(例えば受信、確認、通知及びその他の定期的な通信)のための解析命令を詳述にすることによって記載できる。報告書は、次に、規格フォーマット又はコマーシャル・プログラム(例えばExcel(商標)又はQuickbooks(商標))、他の金融プログラム、連絡先マネージャ、またはその他のソフトウェア・ツールをエクスポートするためにフォーマットできる。
【0114】
例えば、ユーザーまたは旅行会社は、旅行領収書に基づいて報告を作ることができだろう。この場合には、ユーザーはusername.travel@company.comサフィックス・アドレスから抽出されるべき「旅費」報告書を明確にすることができるだろう。件名ライン「確認:雑テキスト」を有する全ての通信は報告の範囲内にあるだろう。ユーザーは、次に、所定の情報を識別件名ラインに基づいてこれらの電子メールから抜き取って、それを編成して、それを例えば、スプレッドシート、課金パッケージ、データベース、などのための普通のファイル・フォーマットにエクスポートするために提供する報告を要請するかもしれない。この場合、「旅費」報告書についての分析を行ったあと、支出報告書としてエクセル(Excel)にエクスポートするために目的地、費用、航空会社、日付およびその他の関連の情報をいちいち列挙した報告書を作らされるかもしれない。その上、システムは、指定した電子メールを識別するための件名ライン以外の他の基準を使用するかもしれない。例えば、システムはExpedia(旅行会社名)からの領収書がどのように作られるか、そして、その他の電子メール領収書がどのように作られるか知っているかもしれないし、それらは送信者のドメイン名を抽出器を処理するための引金として使用できる。
【0115】
報告書は、一組のユーザーを代表する管理者(例えば従業員ユーザーに対する標準化報告書を設定する会社の管理者)の代わりにユーザー作成サフィックスに対するユーザーによるか、またはコマーシャル・サフィックスに署名するユーザー用にコマーシャル・サフィックス・プロバイダによるかのどちらかで作ることができる。
【0116】
ユーザー作成報告書の一つの例は、クライアント・ケース・コード(すなわち(lawyer.client@lawfirm.com))に基づいてサフィックスをつくる弁護士であるかもしれない。弁護士は、全ての電子メールで送られた添付ファイルとそれらがクライアントに送受信された日付をリストにするための報告書を作るかもしれない。この場合、報告書はフィールド・送信者、受信者、日付、件名、添付ファイル名を作られて、弁護士および/またはクライアントに対するコレポンの記録をつくるために用いられかもしれない。
【0117】
利用可能かもしれないコマーシャル・サフィックス・プロバイダ報告書の例は、そのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ(または、チャネル)の申込者にExpediaによって提供される報告書である。旅行プロバイダとして、Expediaは、個々のユーザーが上述のように自分のものを作ることができるのと同様に、旅行関係の費用を纏めた報告書を作るかもしれない。しかし、Expediaがコマーシャル・サフィックス・ディレクトリに送信される通信の性質を管理するので、それはまた、変更して、確認、旅行概要、種々のクライアント・コード、その他に基づく報告書を作って、これらの全てをエクスポートに利用できるようにする。
【0118】
管理者作成報告書の一例が組織の広範な活動をサフィックス・ディレクトリ(コマーシャル・サフィックス・ディレクトリであるかもしれない)に纏めるために会社内の複数ユーザー・アカウント全体にわたって作られる報告書であるかもしれない。一例として、管理者が全ての応募従業員アカウントにわたる共通の会計フォーマットにエクスポートするための旅費報告書を、例えば月ベースで8人の販売員の中の旅行販売スタッフの活動を纏めて作るかもしれない。これは、また、コマーシャル・サフィックス環境に統合されるかもしれない。会社の販売チームの全員がチームの旅行サフィックス・ディレクトリを使用していれば、Expediaは、彼らの複数の署名されたサフィックス全体にわたる報告書を作成できるだろう。この場合、上記と同じ旅行報告書を作成できるが、この場合、組織全体にわたる広範囲な概要をつくるために多くのユーザー・アカウントを扱う以外一人のユーザーによって行われる。これは、コマーシャル・サフィックス・プロバイダのところで(例えばExpediaの管理者によって)またはクライアントの会社レベルで(例えば、会社の電子メールシステムの管理者によって)実施されるかもしれない。
【0119】
報告書に抽出されるデータは、抽出の後の処理のためのユーザー定義の規則に従がわせることができる。例えば、ユーザーは、報告書のために抜粋された全ての電子メールが削除されるべきである、または、単に報告済みとして印をつけられるべきである、または、アーカイブへコピーされるべきであるということを詳述することができる。追加の命令は、第三者(すなわち、管理者)へ彼らの個人用に送る報告書の自動『cc』電子メールを含めることができる。その上、ユーザーまたはマネージャは,例えば「電子メール領収書が読まれたあと自動的にデータを抽出して、それを直ちに今月の支出報告書に追加する」などの抽出規則を設定することができる。
【0120】
図41‐42は、企業が様々なユーザーのサフィックス・メール・ディレクトリを管理できるようにする図式アーキテクチャを示す。コマーシャル・サフィックスを支援している企業は、従来のHTMLエディタを使用してHTMLベースのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを作る。完了すると、ディレクトリは、企業コンピュータ2000で実行している「品質管理」アプリケーションにインポートされる。品質管理アプリケーションは、電子メール・メッセージ・システムの必要条件と機能性に関して完成ディレクトリをあらゆる互換性またはフォーマッティング問題に対して点検するアプリケーションである。一旦ディレクトリがこれらの品質管理試験を通ると、それらをユーザー・ブラウザ4000上のユーザーにアクセスするのに利用できるようにされるシステム・サーバ1000にエクスポートできる。
【0121】
例示の実施例において、企業は、ディレクトリを品質管理アプリケーションで支援されているVPNベースの私的チャンネルを介してエクスポートする。各サフィックス・プロバイダ(すなわちコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを支持している各企業)は、好ましくはユニークなIDを与えられて、システム・サーバ(例えばファイアウォール、その他)のサーバ・セキュリティ要件に従うことを要求される。しかし、VPNベースの私的チャネルの使用は、例示的で、データ転送を行う他の周知の技術を代わりに使用できることが分かるはずである。
【0122】
若干の実施態様において、品質管理アプリケーションは、以下の機能性を提供する、
a)私的安全通信チャネル‐‐システム・サーバ1000とコマーシャル・サフィックス・プロバイダ2000の間の全ての通信がデータ転送、ディレクトリ更新及び発行要件を容易にする安全なチャネル通してして行われる。
b)バージョン管理‐‐このアプリケーションは、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリの種々の反復を追うことができる。測定基準が特定の設計の効果を特定の結果と相関させるのを促進するように同様に関連づけることができる。例えば、このアプリケーションは、使用法パターン、採用率および/またはレート・メイリング・キャンペーンを追うことができる。
c)品質保証とテスト‐‐プログラムは、提案されたサフィックス・ディレクトリがブラウザ、プラットフォーム、フォーマッティング、ページサイズ、その他などにの点から、電子メール・メッセージ・システムと両立できることを確認する。
d)発行要件管理‐‐特定のイベントと情報が特定の時に起こされて、宣伝されることを必要とするとき、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、これらのイベントが催される時を指定して管理することができる。例えば、イベントは、チェック・メタタグ、グラフィック重み、色、ブラウザ互換性、XML互換性、特徴解放のタイミング、マーケティング・キャンペーンのタイミング、その他を含むことができる、
e)報告書調べ‐‐プログラムは消費者と会社サフィックスの間の相互作用(例えば指定された期間にわたってユーザーによって開かれた電子メールの数、サフィックス・ディレクトリへのユーザー訪問の回数、ユーザーの購買挙動、その他)の結果をマップして、グラフで示すことができる。
f) テンプレート‐‐プログラムは、サフィックス・ディレクトリ(例えば、好適なディレクトリ構成を含む)の作成を容易にするためにディレクトリ・テンプレートをサポートすることができる。
【0123】
ブラウザ4000を介してシステム・サーバ1000を認証した(例えば、ユーザー名/パスワードを介して)後には、ユーザーは再認証される必要なしに、あらゆるコマーシャル・サフィックス・プロバイダ・ページにアクセスすることが可能になる。コマーシャル・サフィックス・プロバイダ・ウェブ・ページに対する全ての要求(例えば、対応するコマーシャル・サフィックス・ディレクトリのハイパーリンクをクリックすることによる)がそれ自身のウィンドウの中にコマーシャル・サフィックス・プロバイダのページを組み込むシステム・サーバ1000を介して行われる(例えば、マイクロソフトのホットメール(Hotmail)電子メール・システムと同様の方法で)。システム・サーバ1000がどのユーザーから要求が生じているかを知っているので、要求を状況に応じてフォーマットして、コマーシャル・サフィックス・プロバイダのコンピュータ2000にそれを通すことができる。
【0124】
好ましくは、システム1000は、特定のコマーシャル・サフィックス情報にアクセスするとき、各ユーザーの要求と共にユーザーの正体をカプセル化するのがよい。このようにして、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、どのユーザーがどんな要求をしているか知っているので、個人化されたリンクを要求が行われれるごとに適当なユーザーに容易に戻すことができる。あるいは、通信がセッションベースであってもよい。例えば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを入れるとき、セッションが始められ、そして1)コマーシャル・サフィックス・ディレクトリが終了したとき、2)ユーザー要求終了時、または3)予め定められた期間の不活動の後終了する。
【0125】
ユーザーがコマーシャル・サフィックス・プロバイダと相互作用できるようにするため及びコマーシャル・サフィックス・プロバイそのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ加入者と相互作用できるようにするための例示的なプロセス・ステップを次に説明する。
【0126】
コマーシャル・サフィックス実施態様の若干の態様によれば、ユーザーが以下の方法で彼または彼女の電子メール・アカウントにコマーシャル・サフィックスを追加できる:
a)ユーザーは、システムに1000を認証する(例えば、ユーザー名/パスワードを入れることによって)、
b)ユーザーは、コマーシャル・サフィックスを追加する要求をシステム1000に提出する(例えば、利用できるコマーシャル・サフィックスのメニューからコマーシャル・サフィックスを選ぶことによって)、
c)システム1000は、ユーザーを要請されたコマーシャル・サフィックスについて現在のユーザーのリストと照合して、ユーザーが現在のユーザーでない場合、彼/彼女は、コマーシャル・サフィックス・プロバイダの何らかの企業原則に従って現在のユーザーのリストに追加される。そのような企業規則の例は、許されるユーザーの総数またはある個人またはドメインの除外であってもよい、
d)システム1000は、要請されたコマーシャル・サフィックスのためのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリをユーザーの電子メール・アカウントに追加する、
e)好ましくは、カスタマイズド「ウェルカム」電子メールは、システム1000上のコマーシャル・サフィックス・プロバイダのデータ構造から、コマーシャル・サフィックスに対するユーザーの新規作成インボックスへコピーされるのがよい。
【0127】
ユーザーがすでに商業的なもの(例えば、オンライン・バンキング)を持った個人プロフィールを備えていて、その商業的なもののコマーシャル・サフィックスを追加したい場合、システム1000とコンピュータ2000は、システム1000が個人プロファイルにアクセスすることができるように構成されて、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリの作成とともにその情報を使用できる。
【0128】
コマーシャル・サフィックス実施態様のその他の態様によれば、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、以下の方法でそのコマーシャル・サフィックスのユーザーのサフィックス・メール・ディレクトリを更新することができる,
a)プロバイダがHTMLページを修正する、
b)プロバイダが品質管理確認について品質管理アプリケーションに更新された内容2050をインポートする、
c)プロバイダが適当な認証プロトコル(例えば、ユーザー名/パスワードを介して)を使用しているシステム・サーバ1000に接続する,
d)プロバイダがシステム・サーバ1000上のプロバイダ自身のコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ1050に更新されたコンテンツ・ページをアップロードする、
e)プロバイダがログオフして、セッションを終了する。
コマーシャル・サフィックス実施態様のその他の態様によれば、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、ニューズレターをそのコマーシャル・サフィックスのユーザーのサフィックス・メール・ディレクトリに以下の方法で送信することができる、
a)プロバイダが、HTMLベースのニューズレターを立案する、
b)プロバイダがニューズレターを品質管理確認についての品質管理アプリケーションにインポートする、
c)プロバイダが適当な認証プロトコル(例えば、ユーザー名/パスワードを介して)を使用しているシステム・サーバ1000に接続する
d)プロバイダがニューズレターをそのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ1050のメールボックス・セクションにアップロードする,
e)プロバイダがニューズレター(例えば配布の時間)について発行要件を設定する、
f)プロバイダがログオフしてセッションを終了する、
g)システム1000は、例えば、サーバ上で実行しているソフトウェア問い合わせエージェントを介してニューズレターに対する発行要件を知らされる、
h)システムは、ニューズレター配布についての正確な時間が予約されて実行されるデータベースにニューズレターとその発行要件を入れる、
i)要請された時間に、発行データベースは、コマーシャル・サフィックスの加入者の完全なリストのためのコマーシャル・リスト・データベース1070に問い合わせて、各加入者のメールボックスにニューズレターのコピーを追加する。代わりに、システムは単に各加入者のメールボックスの発行データベースにあるニューズレターにリンクを追加するかもしれない。
【0129】
コマーシャル・サフィックス実施態様の若干の態様によれば、ユーザーは以下の方法でコマーシャル・サフィックス・プロバイダに、電子メールを送信することができる、
a)ユーザーがシステム・サーバ1000上へログインして、認証する
b)ユーザーが、作成環境にアクセスし、電子メールをコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ(例えばsven.amazon@suffixmail)を使用しているコマーシャル・サフィックス・プロバイダに送る。
【0130】
図40は、ユーザーが中心サーバ(例えば、HotmailまたはAOL形式の体系)にログインするウエブベースの電子メールシステムにおけるコマーシャル・サフィックスの実現を例示しているが、ユーザーが彼らの電子メールプログラムを介してサーバ1000にアクセスするとき、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリをユーザーのコンピュータで更新するようにし、代わりとして、ユーザーがLANベースの電子メール・システムまたは独立の電子メール・システムを使用しようとするかも知れないことを認めるべきである。
【0131】
前述の明細書において、本発明をそれの特定の例示的な実施態様に関して説明した。しかし、種々の変更態様と改変を、特許請求の範囲に説明した本発明の広い精神と範囲から逸脱することなく、それに行うことができることは、明白である。明細書および図面は、したがって、制限的な意味ではなく例示的なものとみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる例示的なユーザー・インタフェースを略図で例示する図。
【図2】図1のユーザー・インタフェースのための例示スクリーン・ディスプレイの左半分の図。
【図3】図1のユーザー・インタフェースのための例示スクリーン・ディスプレイの右半分の図。
【図4】図1のユーザー・インタフェースのためのマストヘッド・セクションを略図で示した図。
【図5】図1のユーザー・インタフェースのためのディレクトリ・セクションを略図で示した図。
【図6】「アクセス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図7】「アクセス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図8】「アドレス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図9】「アドレス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図10】コマーシャル・サフィックス「CNN」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図11】コマーシャル・サフィックス「CNN」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図12】ユーザー作成サフィックス「ニューズレター」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図13】ユーザー作成サフィックス「ニューズレター」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図14】「オプション」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図15】「オプション」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図16】「サフィックス警告ページ削除」の例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図17】「サフィックス警告ページ削除」の例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図18】「サフィックス作成」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図19】「サフィックス作成」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図20】「読取り」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図21】「読取り」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図22】「送信済み」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図23】「送信済み」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図24】作成ウィンドウの例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図25】作成ウィンドウの例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図26】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの認められたセクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの左半分を示す図。
【図27】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの認められたセクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの左半分を示す図。
【図28】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの保留/新規送信者・セクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの左半分を示す図。
【図29】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの保留/新規送信者・セクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの右半分を示す図。
【図30】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースの左半分を示す図。
【図31】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースのみぎ半分を示す図。
【図32】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースの左半分を示す図。
【図33】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースの左半分を示す図。
【図34】アクセス・ディレクトリの「禁止された送信者」サブディレクトリを例示するディスプレイの左半分の図。
【図35】アクセス・ディレクトリの「禁止された送信者」サブディレクトリを例示するディスプレイの右半分の図。
【図36】アクセス・ディレクトリの「禁止されたドメイン」サブディレクトリを例示するディスプレイの左半分の図。
【図37】アクセス・ディレクトリの「禁止されたドメイン」サブディレクトリを例示するディスプレイの右半分の図。
【図38】アクセス・ディレクトリの「禁止履歴」サブディレクトリを例示するディスプレイの左半分の図。
【図39】アクセス・ディレクトリの「禁止履歴」サブディレクトリを例示するディスプレイの右半分の図。
【図40】サブディレクトリの他のセクションを例示する図。
【図41】コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを実施するための例示的プラットフォームを示す図の左半分。
【図42】コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを実施するための例示的プラットフォームを示す図の右半分。
米国暫定的な適用出願番号2001年2月15日に出願の第60/269,284号からの本出願特許請求の範囲優先権と名称を与えられた「個人電子メッセージ通信領域をつくる方法およびシステム」(いずれが本願明細書に引用したものとするか、全ての開示)。
【0002】
発明の背景
電子メールおよび/又はメッセージ通信(「電子メール」)の使用は、個人とビジネス両方のための通信としてますます普及してゆく形のものである。この通信形式の人気は、メールや電話通信などの他の通信形式に勝る他の異なったいくつかの下記の利点と同様にその比較的安価なコストと使いやすさによる。
【0003】
1)メッセージの送信、受信及び後の使用のための記憶ができる非同期通信、
2)メッセージをネットワークを通じて送り、受け、そして記憶して、さまざまな場所でさまざまな装置から取り出すことができるローミング・アクセス、
3)種々のファイルをメッセージに添付できる能力、
4)種々のフォーマット(例えばテキスト、オーディオ、ビデオとハイパーテキスト・マーク付け言語を含んでいる種々のマルチメディアの形式)のメッセージを送受信する能力、及び
5)受信側システムによって設定される特定の基準に基づいて入力メッセージにふるいをかける能力。
【0004】
電子メッセージ通信の普及に関する問題は、毎日送受信されるメッセージの莫大な量であり、そのため各個人がそれらの「受信箱」内の電子メッセージを全部分類するのに毎日費やす時間の量が増えてゆくことである。この問題の二つの既存の解決法は、1)選択的に割り当てられたアドレスを付けて多数の電子メール・アカウントを設定すること、および、2)所定の基準に基づいて入って来る電子メールを分類するクライアント側フィルタの使用を採用することである。
【0005】
第1解決案は、最も単純で最も平凡な応答である。多くのインターネット利用者は、今日、彼らの送信者と電子メールの異なる形式を組織するために方法として少なくとも四つの電子メール・アカウントを保持する。特定の必要を満たすためにいくつかの電子メール・アカウントをつくった後に、次に、各個人は、送信者に基づいた彼らの種々の電子電子メール・アドレスを配る。しかし、多数のアカウントを保持することは、エンドユーザーにとっては通信を管理するという好ましくなく、扱いにくく、時間がかかり、その上プロバイダに対する費用がかかる方法ある。ユーザーは、種々のアカウントのために創作を行わねばならず、場合によっては金を払わなければならないことがある。彼らは、また、各アカウントについていくつかのアドレスとパスワードを記憶しなければならないし、そして、新規なメッセージのために定期的に種々のアカウントを点検するために貴重な時間を過ごさなければならない。アカウントのこの多様性は、更に受理、禁止又は分類をする基準として送信者のアドレスを主に使用するクライアント側フィルタの作成を複雑にする。例えば、受信者は正確にその人からのメールにふるいをかけるために送信者が保持するあらゆるアカウントごとに異なるフィルタをつくらなければならない。その上、送信者は彼らが彼らのメッセージを送っているアドレスが受信者が正常に保持するアカウントであるかどうか分からない。メッセージに含まれる情報が時間にうるさい場合に、彼らのメッセージがタイムリに読まれないかもしれない確率は非常に大きくなる。
【0006】
第2の方法は、ユーザーが電子メッセージを分類するときに用いられる複数のフィルタを特定することを必要とする。現在のフィルタ方法はある形の電子メールの内容に基づいた分析を使用する。内容に基づいたフィルタは、送信者、件名又は電子メッセージの本体のアドレスを分析して、この分析に基づいて予め定められ、ユーザー定義の処置を行う。大多数のフィルタ方法は、受信者に電子メッセージを識別する負担をかけ、全ての受信メッセージが受信者にとって等しい関心又は重要性のあるものであるというわけではないという前提で供給される。
【0007】
既存の電子メールに伴うかなり腹立たしい問題は、「スパム」又は「ジャンクメール」である。ジャンクメールは、本来圧倒的に頼んでもいないし、定義の通りその受取人にとってほとんど又は全く関心のないものである。一旦個人の電子メール・アドレスが種々の「ダイレクトメール」送信者の連絡リストに含まれると、個人がリストから取り除かれることは時には非常に煩わしくてむずかしいことがある。その上、電子メール・アドレスのリストは、頻繁にアドレス所有者の同意なしで種々の組織及び業者に売られる。これらの組織と業者は、リストに載っているアドレスに頼んでもいない電子メールを次々に送る、更に受取人の受信箱を取り散らかして、それをリストから永久に取り除くことを益々解決しにくくする。
【0008】
電子メールフィルタは、個々のクライアント・レベル及びより大きい「プロバイダ」レベルで、入って来るダイレクトメールを検出して、拒絶するために加えられる。しかし、既存のフィルタは、適度な成功だけを達成したが、厳しい制限条件を持っている。内容に基づいたふるいわけは、いくつかの理由のために正確に実施するのが困難である。第1に、フィルタが静的基準を有するので、ダイレクトメール送信者は、ある種の普通のフレーズをバイパス・フィルタに容易に言い換えることができるので、電子メールを受信者が受け入れできるようにする。さらに、頼んでもいないメールの送信者は、定期的に彼らの返信先および/又は元のドメインを変える。
【0009】
発明の開示
本発明の第1実施態様によれば、電子メール通信を行う方法が提供される。電子メール・ユーザー・インタフェースは、ドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスについて電子メール・メッセージ通信を実施する。ユーザーからの要請を受けると、即座に、この方法は、第1サフィックス電子メール・アドレスを生成し、第1サフィックス電子メール・アドレスのための第1ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上に作成する。第1サフィックス電子メール・アドレスは、ドメイン名、ユーザー名及び第1サフィックス名を含む。ドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、即座に、宛先アドレスが第1サフィックスを含む場合、該方法は電子メール・メッセージを第1ディレクトリに記憶する。この実施態様の更なる態様によれば、各々が電子メール・ユーザー・インタフェースにメールのそれぞれのアドレスに宛てられたメールを記憶する対応するディレクトリを有する複数のサフィックス電子メール・アドレスを作成できる。そのような実施態様は、任意の周知の形式又は構成(例えば,デスクトップ・コンピュータのためのコンピュータ・ディスプレイスクリーン、ラップトップコンピュータのためのコンピュータ・ディスプレイスクリーン、PDAのためのディスプレイスクリーン、テレビ、又は電話のためのディスプレイスクリーンを含む)のディスプレイスクリーンを使用することができる。
【0010】
本実施例の別の態様によれば、該方法は、ユーザーから要求を受けると、即座に、受けた電子メールから送信者のアドレスを容認アドレス表示と拒絶アドレス表示のうちの一つとして示す。次に、送信者のアドレスから電子メール・メッセージを受けると、即座に、この方法は、送信者のアドレスが容認アドレス表示を有する場合、受信箱の電子メール・メッセージを記憶し、そして、送信者のアドレスが拒絶アドレス表示を有する場合、電子メール・メッセージを削除する(又は削除されたメッセージのために指定されたディレクトリに該メッセージを記憶する)。
【0011】
本実施例の更に別の態様によれば、該方法は、容認電子メール・アドレスのリストと拒絶電子メール・アドレスのリストを保持するステップを備える。さらに、ドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メールを受けると、該方法は、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが容認電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応する場合、電子メール・メッセージを第1ディレクトリの容認セクションに記憶するステップ、及び宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが容認電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応せず、拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応しない場合、電子メール・メッセージを第1ディレクトリの保留/新規送信者セクションに記憶するステップを更に含む。この実施態様のなお更なる態様によれば、容認電子メール・アドレスのリストに載っている各電子メール・アドレス及び拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている各電子メール・アドレスをサフィックス電子メール・アドレスの中の一つ、いくつか又は全てと関連付けることができる。
【0012】
この実施態様の更なる態様によれば、ドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、この方法は、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応する場合、電子メール・メッセージを削除されたメール・メッセージに対して指定されたディレクリに記憶するステップを更に含む。代わりに、該方法は、ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、即座に、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、送信者の電子メール・アドレスが拒絶電子メール・アドレスのリストに載っている電子メール・アドレスに対応する場合、電子メール・メッセージを削除する。
【0013】
第1実施態様のもう一つの態様によれば、この方法は、第1サフィックス名をある装置と関連づけるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると、宛先アドレスが第1サフィックス名を含む場合、電子メール・メッセージを前記装置にを送るステップを含む。この点に関しては、前記装置は様々な形式のもの、例えば、プリンタ、電話、PDA(携帯情報端末)、テレビ、セットトップ・ボックス、MP3プレーヤ、電気機器又はポケベルなど、であってもよい。
【0014】
上記の実施態様のさらに他の態様によれば、第1サフィックス名は、商業的なサフィックス名であり、商業的なサフィックス名は、第三者電子メール・アドレスと関連しており、そして、商業的なサフィックス名は、複数のユーザー名とドメイン名の組合せを有する複数のユーザーによって使われる。本願明細書において使われている、用語「コマーシャル」は第三者が企業であるつもりでないないことを理解すべきである。むしろ、用語「コマーシャル」は、企業、組織、協会、慈善団体、非営利会社と団体、政府機関及びその他のものを含むつもりである。
【0015】
なお、記載された上述の諸方法は、第1サフィックス電子メール・アドレスと第三者電子メール・アドレス間の認証および/又は暗号化通信に備えることができる。この通信は、クレジットカード処理、銀行業務処理、などをサポートするのが最も好ましい。
【0016】
好ましい実施例の詳細な説明
本発明の好ましい実施例によるシステムは、柔軟でカスタマイズ可能な電子メール管理システムを消費者と企業に提供する。このシステムによって、ユーザーがルート電子メール・ディレクトリの多重受信箱、読取箱及び送信済み箱を作って彼らの電子メール・フローを容易に分類して制御できるようにする。さらに、このシステムによってユーザーがフォルダごと及び送信者ごとベースで電子メール配送を制御することができるようにする。
【0017】
背景情報セクションにおいて論じたように、多くのインターネット利用者が彼らが受ける電子メールの量を管理するための方法としていくつかの電子メール・アカウントを持っている。これは、電子メールを管理するのに扱いにくくて時間のかかる方法である。本発明の好ましい実施例によれば、ユーザーは、ダイナミックに複数電子メール・アドレスをつくり、全てのアドレスからのメールに単一のユーザー・インタフェースからアクセスする。この点に関して言えば、本発明の好ましい実施例によるシステムは、ユーザーがダイナミックに彼らのルート電子メール・アカウントのための対応するサフィックス・メール・フォルダを有する「サフィックス」メール・アカウントを生成できるようにする。本発明の関係において、用語「ルート」電子メール・アカウントは、ユーザー名とドメイン名を含む電子メール・アカウント(例えばusername@domainname.com.)のことをいう。用語「サフィックス」は、本発明によれば、例えば、「.」、「_」、「−」などの区切り記号によってユーザー名から切り離される追加の言葉をいうつもりである。本発明によれば、「サフィックス」は、ユーザー名の前か後に置くことができる、例えばsuffix.username@domainname.com又はusername.suffix@domainname.com。さらに、複数のサフィックスをユーザー名と結合させることができる、例えばsuffixone.username_suffixtwo−suffixthree@domainname.com。
【0018】
サフィックス名、ユーザー名及びドメイン名を含む電子メール・アドレスを第三者に提供することによって、ユーザーは、本当は、彼らが送るメールをユーザーの電子メール・ユーザー・インタフェース上のサフィックス名に対応するディレクトリ(例えばフォルダ)に入れるように第三者に告げている。この「フロントローデッド分類」は、ユーザーから篩い分けと分類の負担を取り除いて、よりダイナミックな電子メール管理システムをつくる。本システムは、複数の「サフィックス」メール・アドレスに対して電子メールを受け入れるように構成されることができ、そして、また、単に「ルート」アドレスだけに送られた電子メールを受け入れるのが好ましいことを理解すべきである。「ルート」アドレスに宛てられたメッセージは、簡単に「ルート」アドレス・ディレクトリに記憶されることができる。
【0019】
メールの分類及び管理を更に容易にするためにカスタム・サブディレクトリを各サフィックス内につくることによって追加の機能性を与えることができる。この点に関しては、ある電子メール・アドレスから受信した電子メールをサフィックス・ディレクトリ内の特定のサブディレクトリに自動的に移動することができる。
【0020】
好ましい実施例の更なる態様によれば、ユーザーが特定の電子メール・アドレス又は特定のドメイン名からの電子メールの受入れを制御できる。例えば、このシステムによってユーザーが電子メールを受け入れることを望む「容認」電子メール・アドレス又はドメイン名のリストを指定することができる。システムは、また、ユーザーが電子メールを受けることを望まない「認められない」電子メール・アドレス又はドメイン名のリストを指定することができるようにする。「認められない」電子メール・アドレスから受けたメッセージが削除される(又は単に「削除済み」ディレクトリに記憶される)。特に好適な実施例においては、ルート・ディレクトリとサフィックス・ディレクトリは、各々「容認できる」電子メール・アドレスからの電子メール・メッセージを記憶できる「容認」セクションを含むように構成できる。
【0021】
ルートおよびサフィックス・ディレクトリはまた、「容認」電子メール・アドレスのリスト又は「認められない」電子メール・アドレスのリストにない電子メール・アドレスからのメッセージを記憶するための「保留/新規送信者」セクション含むのが最も好ましい。この点に関しては、「受け入れ済み」及び「保留/新規送信者」セクションは、さまざまな方法で実現できる。例えば、システムは独立した「容認」及び「保留/新規」送信者サブディレクトリを提供するかもしれない。あるいは、受信箱・サブディレクトリは、容認セクションと保留/新規送信者セクションに仕切るかもしれない。これらの方法の組合せもまた、実現するかもしれない。
【0022】
このアーキテクチャでは、ユーザーは新しいソースから受けた電子メールを検討して、これらのソースを容認又は認められない電子メール・アドレスのリストに載せるべきかどうか決める。最も好ましいのは、「保留/新規送信者」セクションからの電子メールが開けられるとき、システムはユーザー(例えば、ダイアログ又はツールバー・ボタンを経て)に電子メール・メッセージの出所を「容認」リスト又は「認められない」リストに入れるべきかどうかを選択することを促す。システムは、また、ユーザーが指定されていないソースの状態を残すことができる可能性があり、その場合には、そのソースからの更なる電子メールが「保留/新規送信者」セクションに入れられ続ける。ユーザーが前記ソースを「容認」リストに入れる方を選択する場合、その電子メール・メッセージは「容認」セクションに入れられ、そして、そのソースから受けるどの将来の電子メールも「容認」セクションに直接記憶される。ユーザーが前記ソースを「認められない」リストに入れる方を選択する場合、メッセージは削除され、そのソースから受けるどの更なる電子メールもまた、削除される(例えば、「削除済み」ディレクトリに記憶されるか又は削除される。本システムは、更に「認められない」ソースから受けたすべてのメッセージを応答電子メールを経てそのソースに戻すように構成できる。加えて、本システムは、応答電子メール(例えば、更なる電子メールを送らないように認められないソースに知らせる)を有するユーザー定義メッセージを含むように構成できる。
【0023】
いくつかの実施態様では、アクセスをグローバルベース又はローカルベースのいずれかで認められた(又は否認された)できる。例えば、システムは、1)ルート・ディレクトリと全てのサフィックス・ディレクトリにあるismith@aol.comからのメッセージを禁止する(又は受け入れる)、及び2)sven.ニューズレターズ・サフィックス・ディレクトリにあるjmurphy@hotmail.comからのメッセージを禁止する(又は受け入れる)ように構成できる。
【0024】
本発明の更なる実施態様によれば、一組の特殊「サフィックス」を本システムによって提供できる。この点に関しては、サフィックスは、メッセージの更なる処理を起動させるためにシステムによって使われることができる。例えば、様々な製品が電子形式でファクシミリを受けるのに利用できる。例えば、EFax(efax.comから入手可能)によってユーザーが電話番号を電子メール・アドレスと関連づけることができる。第三者がその電話番号にファクシミリを送れば、E‐Faxはそのファクシミリを関連づけられた電子メール・アカウントを介してユーザーに送る。特殊サフィックス(例えばusername.fax@domainname.com)が、ファクシミリ電子メールをE‐Faxから受けるために本発明の実施態様に従って使われるかもしれない。
【0025】
このようにして、ファクシミリ電子メールが受けられるときはいつでも、それは自動的にファックス・サブディレクトリに送られる。
【0026】
追加の機能性もまた、設けることができるだろう。例えば、ファックスを受けるとき、本システムは自動的にどの受信ファックスをも印刷するか又はユーザーに通知するように構成できるだろう。同様にして、pager.username@domainname.comに送られた電子メールが自動的にユーザーのポケベルに送られるかもしれない。本システムは、また、電子メール・メッセージの自動処理を実行するかもしれない。例えば、電子メールがusername.wireless@domainname.comに送られるとき、本システムは電子メールのテキストを音声認識プログラムで音声メッセージへ変換し、ユーザーの無線電話機の電話番号をダイヤルし、ユーザー(又は電話と関連している応答サービス又は装置)に音声メッセージを再生するかもしれない。
【0027】
自動処理は、代わりに、メッセージを一つの言語から他の言語に翻訳することを含むかもしれない。諸言語には、アフリカーンス語、アルバニア語、アルジェリアのダルジャ語、アムハラ語、アニシナーベ語、アラビア語、アルメニア語、アベスタ語、アゼルバイジャン語、バリ語、バシュキル語、バスク語、ベラルーサン語、ベンガル語、ビサヤ語、ブラーフーイ語、ブルトン語、ビュイ・ビコル語、ブルガリア語、ビルマ語、カタロニア語、セブアン語、チェチェン語、チェロキー・ツァラギ語、シャイエン語、中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エスペラント、エストニア語、エトルリア人語、ペルシア語、フィンランド語、フランス語、フリジア語、ゲール語、ガリシア語、ドイツ語、メラネシア語、ギリシア語、グアラニー語、客家語、ハワイ語、ヘブライ語、ヒンディー語、モン語、ハンガリー語、アイスランド語、イグボー語、インドネシア語、イングーシュ語、イヌクチチュート語、イタリア語、日本語、カミラロイ語、カパンパンガン語、ケンドー語、コーワール語、韓国語、クルド語、キルジズ語、ラコタ語、ラテン語、ラトビア語、リトアニア語、マレー人、マルタ語、マオリ語、マプダンガアン語、マラーティー語、マヤ語、マヤングナ語、ミスキート語、モホーク語、モンゴル語、ナウル語、ノルウェー語、プロバンス語、オジブエー語、オンヤ語、パフレビ語、パーリ語、パナマーカ語、パシュト語、パサマクワディー−マリシート語、パリーア語、ポーランド語、ポルトガル語、ポタワトミ語、プロシア語、ラスタファリアン方言、ルーマニア語、ジプシー語、ロシア語、サモア語、サンスクリット語、サルデーニャ語、セルボクロアチア語、スー族、スロバキア語、スロベニア語、ソマロ語、ソルビア語、スペイン語、スラナン語、スドビアン語、シュメール語、スワビア方言、スワヒリ語、スウェーデン語、タガログ語、タイノー族、台湾語、タミル語、タラウマラ語、タタール語、タイ語、チベット語、トク・ピシン語、トンガ語、ツァラギ語、トルコ語、トゥルクメン語、ウクライナ語、ウルワ語、ウルドゥー語、ウユール語、ウズベク語、ベトナム語、ビサヤ語、ヴォチック語、ワルピリ語、ウェルシュ、ウォロフ語、ホーサ語,イディシュ語、およびヨトビンギャン語があるだろう。
【0028】
好ましい実施例のその他の態様によれば、このシステムは、ユーザーがユーザー指定の基準に従って電子メール・メッセージを色分けコード化できるようにする。例えば、認められたソースからの未開封メッセージは、緑色で表示されるるかも知れず、認められたソースからの開封メッセージは、灰色で表示されるかもしれず、「保留/新規送信者」ソースからの未開封メッセージは、点滅黄色で表示されるかもしれず、そして、「保留/新規送信者」ソースからの開封メッセージは、非点滅黄色で表示されるかもしれない。
【0029】
好ましい実施例のその他の態様によれば、本システムは、ユーザーが銀行のような第三者と業務を取引できるようにする「商業的」サフィックスを含むことができる。この点に関しては、第三者が「商業的」サフィックス(例えばCitigroup.username@domainname.com又はabc.username@domainname.org)のスポンサーになることができる。例えば、商業的サフィックス・アドレスが、ユーザーに毎月銀行預金収支報告を提供するために使われるかもしれない。あるいは、サフィックス・アドレスは、ユーザーに焦点をしぼって広告を行うために用いられるかも知れない。本発明の好ましい実施例では、第三者は、システムによって提供される利用できる商業的サフィックスのライブラリを含くめるための代金を払う。この実施態様の更なる態様は、以下に述べる。
【0030】
本発明の更なる態様によれば、電子メール・メッセージ・システムは、送られたメッセージのセキュリティを確実にするために従来の認証および/又は暗号化技術を利用することができる。例えば、ユーザー名/パスワードの組合せは本システムのユーザーを認証するために用いることができ、そして、暗号化技術は、意図された受取人だけがメッセージを見ることができることを確実にするために用いることができる。
【0031】
ユーザーの認証とメッセージの暗号化を提供することによって、本システムは、例えば上記の商業的サフィックスを介して安全な取引を導入するために用いることができる。例えば、ユーザーは、銀行の商業サフィックスを介して電子メールによる銀行業務取引を行うか又はベンダーの商業的サフィックスを介して電子メールを送/受信することによって、クレジットカードを介して商品又はサービスを購入することができるだろう。従来は、そのような取引は、第三者のウェブサイト(例えば銀行又はベンダー)にログオンし、取引に必要な情報を提供し、取引が終了するまでウェブサイト上に残ることによって達成される。このプロセスは、時間がかかる可能性があり、1、2分以内で完了されることができず、取引に完全に不適当であるかもしれない。商業的サフィックスの使用によって、ユーザーがウェブサイトにログオンするか又は取引きの完了を待つことを必要とせずに、これらの処理を電子メールを介して行うことができる。これによってユーザーが単一のログイン手順を介して複数の第三者と取引を行うことが可能になる。
【0032】
本発明のさらに他の実施態様によれば、!、#、$、%、^、*、?、>、<、}、{、]、[などの区切り記号を電子メールの処理を助けるために用いることができる。区切り記号は、例えば、電子メール・アドレス、サブジェクト・フィールド、又はメッセージの本体に含まれることができる。これらの区切り記号を例えば優先権、ムード、物理的場所又は時間を示すために使用できるだろう。それらは、また、更なる取引を誘発するために使用できるだろう。例えば、サブジェクト・フィールド又は電子メール・アドレスに「%」があることは、メッセージが特定の装置(例えばポケベル、プリンタ、その他)に送り届けられることになっていることを示すために用いることができるだろう。区切り記号がまた、表示特性をトリガするために使用できる。例えば、”O”区切り記号を付けて送られたメッセージを特定のカラー方式又は特定のテンプレートで表示してもよい。
【0033】
本発明のその他の実施態様によれば、サフィックスが時間パラメータを含むことができる。例えば、午前9時と午後5時の間に送られたメッセージを受け入れるだけのサフィックスを作るかもしれない。自動化された拒否メッセージをこの時間以外で受けられたすべてのメッセージの送信者に送ることができる。失効日時もまた、予め定められた日時の後に受信されるすべてのメッセージが拒絶されるように、サフィックスに設定できる。
【0034】
本発明のシステムは、様々な環境において実現できる。例えば、それは、ユーザーがワイド・エリア・ネットワーク(WAN)にある中心サーバ(又は中心サーバの集合)にログインしてWANを通じて実現できる。そのような環境の例は、ウェブベース電子メール・サービス(例えばマイクロソフト(商標)・ホットメール、AOL(商標)など)である。代わりに、それはクライアント−サーバ構成において実現できる。この場合、ユーザーはローカルエリアネットワーク(LAN)を通じて電子メール・サーバと通信するクライアント装置にログインし、電子メール・サーバは、WANを通じて遠隔デバイスと通信する。そのような環境の例は、マイクロソフト(商標)エクスチェンジ・サーバ(Microsoft? Exchange Server)である。システムは、また、独立の電子メール・プログラム(例えば、マイクロソフトのアウトルック(Outlook)とアウトルック・エクスプレス(Outlook Express)プログラムと同様の)を使用して実現できる。一般に、本発明による実施態様は、電子メール・メッセージを電子メール・アドレスを用いて送受信する従来の電子メール・メッセージ通信プロトコルを使用して実現できる。したがって、これらのプロトコルは、本願明細書では詳述しない。
【0035】
特に好適な電子メール・メッセージ・システムを次に図1乃至20に関して説明する。図1を参照すると、好適なグラフィカル・ユーザー・インタフェース1が示されている。この図にはマストヘッド・ウィンドウ・セクション20、本体ウィンドウ・セクション10及びディレクトリ・ウィンドウ・セクション30がある。インタフェース1の典型的な完全なグラフィック表示は、図2‐3に示されている。
【0036】
マストヘッド・ウィンドウ・セクション20は、”作成”ボタン100、”サフィックス作成”ボタン200、”プレファレンス”ボタン300、及び”ヘルプ”ボタン400を含む。”作成”ボタン100は、選ばれると、本体セクション20の新規な作成・ウィンドウを開く。”サフィックス作成”ボタン200は、選ばれると、ユーザーに新規なメール・サフィックスを作ることを促す。”プレファレンス”ボタン300は、選ばれると、ユーザーが彼又は彼女のメール・アカウントに対するプレファレンスを変更することができるようにする。”ヘルプ”ボタン400は、選ばれると、本体セクション20にヘルプメニューを開く。また、いつでもシステムからログオフする”ログアウト”ボタン450も含まれている。
【0037】
マストヘッド・ウィンドウ20はまた、多数の項目を表示するディレクトリ・マストヘッド・セクション500を含む。ディレクトリ・マストヘッド・セクション500のレイアウトは、図式的に図4に示され、対応する完全なグラフィックイメージが図2および3に示されている。
【0038】
図4を参照すると、現在のディレクトリがルート・ディレクトリ又はサフィックス・ディレクトリであるとき、ディレクトリ・マストヘッド・セクション500はインタフェースに現在表示されているルート/ユーザー名又はサフィックス名とインタフェースに現在表示されているルート/ユーザー名又はサフィックス名の完全な電子メール・アドレスを表示する。図2及び3の典型的な表示において、電子メール・アドレスsven@suffixmail.comと一緒に、サフィックス名”Sven”が示されている。ディレクトリ・マストヘッド・セクションはまた、「オプション」ボタンを含む。「オプション」ボタンによって、ユーザーがインタフェースに現在表示されているルート/ユーザー名又はサフィックス名に代わる種々のオプションを設定できるようになる。例えば、「オプション」ボタンは、選ばれると、ユーザーがサフィックスを削除し、ディレクトリ・アクセスを編集し、ユニークなサフィックス・サインを加え、そして、サフィックスからの削除済み及び送信済み電子メールを取り扱う方法を決める。図2‐3において、インタフェース1が「オプション」ボタンを選ばれた状態で示されており、上記の種々のオプションは本体ウィンドウ10に示されている。
【0039】
ディレクトリ・マストヘッド・セクション500の下には第1作用マストヘッド・セクション600がある。このセクションは、本体ウィンドウ20に表示されている各ページに独特の任意の数の機能性ボタンをも含むことができる。多くのこれらの機能性ボタンは、それらの根底にある環境とともに以下に詳細に述べる。しかし、図2‐3の例示的な表示で、第1マストヘッド・セクション600は、オプション、アップデート、リセット・デフォルト及びキャンセ・ボタンを含んで示されている。マストヘッド・ウィンドウ10は、また、第1作用マストヘッド600のすぐ下にある第2作用マストヘッド・セクション700を含むことができる。このセクションは、全てのスクリーンに現れることができるというわけでなくて、それがあるときには各ページに独特の任意の数の機能性ボタンをも含むことができる。図2‐3の例示的なスクリーンにおいては、第2作用マストヘッド700は、ない。
【0040】
図5は、図1のディレクトリ・ウィンドウ30の構成を例示する。ディレクトリ・ウィンドウを含んでいる例示的なスクリーン・ディスプレイが図2−3に示されている。図5を参照すると、ディレクトリ・ウィンドウ30は、ディレクトリ・タイトル・バー1000、一組のデフォルトディレクトリ1010と一組のサフィックス・ディレクトリ1020を含む。ディレクトリ・タイトル・バーは、ディレクトリ・リスト、新規及び保留の各フィールドを含む。後述するように、ディレクトリ1010と1020についての個々のディレクトリ名は、「ディレクトリ・リスト」フィールドの下に挙げられている。「新規」フィールドの下で、各ディレクトリ1010、1020の次には未開封ディレクトリにあるメッセージの数がある。同様に、「保留」フィールドの下で、各ディレクトリ1010、1020の次には、保留の状態でいるディレクトリにあるメッセージの数がある。
【0041】
「新規」と「保留」フィールドの下の電子メールの数は、ディレクトリがアクティブでなければ、白で、そして、ディレクトリがアクティブであれば、黒で表示される。
【0042】
図2−3を参照すると、5個のデフォルトディレクトリ・ボタン1010が「sven」(ルート/ユーザー名)「アクセス」、「アドレス」、「削除済み」及び「下書き」という名で示されている。「sven」ディレクトリはアクティブとして示され、6個の「新規」電子メール・メッセージと3個の「保留」メッセージを持っている。「sven」ディレクトリがアクティブとして示されているので、「sven」のサブディレクトリ(受信箱(未開封受信メッセージを含む)、送信箱(送信済みメッセージを含む)及び読出し済み箱(受信して開封されたメッセージを含む))もまた、示されている。現在のディレクトリの中の種々のディレクトリを開く種々のナビゲーション・ボタンもまた設けられている。
【0043】
「アクセス」ディレクトリ・ボタンは、図6−7に示すようにアクセス帳(例えばデータベース)にアクセスするために使われる。更に詳細に後述するように、「アクセス」ディレクトリ・ボタンが選ばれた場合、本体ウィンドウ20は、全ての電子メール・ソースのリストと第1作用マストヘッド600(この場合、「sven」)の中のディレクトリ・ドロップダウン・ボックスに表示されたルート/ユーザー名又はサフィックスのディレクトリに対するそれらの許可を表示する。電子メール・アドレスが「認められた済み」とし示される場合、その電子メール・アドレスから受けたメッセージは宛先アドレス(それは、ルート/ユーザー名又はサフィックス・アドレスであってもよい)に対する適当な受信箱に入れられる。電子メール・アドレスが「拒絶済み」として示される場合、その電子メール・アドレスから受けたメッセージは禁止される。最後に電子メール・アドレスが「保留」として示される場合、その電子メール・アドレスから受けたメッセージは、宛先アドレスのための受信箱の「保留/新規送信者」フォルダに入れられる。
【0044】
「アドレス」ディレクトリ・ボタンは、選ばれると、図8−9に示すように本体ウィンドウ10の電子メール・アドレス帳を表示する。「削除された」ディレクトリ・ボタンは、選ばれると、それらの元の場所に関係なく本体ウィンドウ10に削除された電子メール・メッセージのリストを表示する。最後に、「下書き」ディレクトリ・ボタンは、選ばれると、下書きとして保存された全ての電子メールのリストを本体ウィンドウ10にそれらの元の場所に関係な表示する。
【0045】
再び図2‐3と図5を参照すると、5個のサフィックス・ディレクトリ1020(CNN、デズニー(Disney)、キーバンク(Keybank)、ニューズレター(newsletters)、ニューヨークレンジャー(NY Rangers)、及びザーゲット(Zagets))が示されている。ユーザーが、任意の数のサフィックス(例えば図2のニューズレター・サフィックス)を作成してもよく又は商業的サフィックス(例えば図2‐3の残りのサフィックス)に署名してもよい。図10‐11は、商業的サフィックス「CNN」が選択されているインタフェースを示し、図12‐13は、ユーザー作成のサフィックス「ニューズレター」が選択されたインタフェースを示している。
【0046】
図7を参照すると、各サフィックス・ディレクトリは、サフィックス・ディレクトリが選ばれるとき、表示される「インボックス」、「送信済み」及び「開封済み」の3デフォルトサブディレクトリを含む。「インボックス」ディレクトリは、サフィックス・アカウントに送信されたもの及び拒絶されなかった全ての電子メールを含む。「インボックス」ディレクトリは、容認済み及び保留/新規送信者の二つのセクションを含む。各セクション内には、電子メールは受信日時によって、及びそれらが開封済みか未開封かどうかによって分類される。認められたセクションは、アドレス帳にあってアクセス帳内のサフィックスのための「認められた」状態を有する送信者から受けた全ての新しい電子メールを含む。保留/新規送信者セクションは、アクセス帳にあるサフィックス・アカウントに対する保留/新規送信者の状態を有するか又はアドレス帳に登録されていないいずれかである送信者からのすべての新規な電子メールを含んでいる。開封済みディレクトリは、最初はインボックス(サフィックスの)の容認セクション内にあったが、開封されたサフィックス・アカウントに宛てられた全ての電子メールを含み、送信済みディレクトリは、サフィックス・アカウントから送られた全ての電子メールを記憶する。サフィックス・ディレクトリは、また、ユーザー定義のサブディレクトリを含むことができる。ユーザー定義のサブディレクトリは、ユーザーによって各サフィックス・ディレクトリ内に作成される。ユーザー定義のサブディレクトリに電子メールを移動するために、ユーザーは第1作用マストヘッド600の中の「転送先」ドロップダウンボックスを使用する。
【0047】
この点に関しては、ドロップダウン選択ボックスは、ユーザーが利用できるユーザー定義のサブディレクトリから選択できるようにする。図12‐13の実例において、ニューズレター・サフィックス・ディレクトリは、「ファイナンシャル」と呼ばれるユーザー定義のサブディレクトリを含む。サブディレクトリを調べるために、ユーザーは、ディレクトリ・ウィンドウ30から適当なボタン(例えば、インボックス、開封済み、送信済み、ファイナンシャル)を選ぶ。図12‐13の例において、デフォルト・サブディレクトリは、「インボックス」なので、ユーザーがディレクトリ・ウィンドウから「ニューズレター」ボタンを選ぶことによってニューズレター・ディレクトリを選択するとき、「インボックス」サブディレクトリは自動的に選択される。上述のように、サフィックス・ボタンの次の一対のフィールド(例えばニューズレター)が新規であるサフィックス・ディレクトリ内のメッセージの数(例えば6)及び保留にあるサフィックス・ディレクトリ内のメッセージの数(例えば15)を示す。
【0048】
サフィックス・ディレクトリの第1作用マストヘッド600は、以下の項目を含む。ディレクトリ・タイトル・フィールド、電子メール・アドレス・フィールド、新規フォルダ作成ボタン、オプション・ボタン、サブディレクトリ・フィールド、再生ボタン、移動先ドロップダウン・ボックス、アクセス変更ドロップダウン・ボックス及び削除ボタン。ディレクトリ・タイトル・フィールド(例えば図12の「.newsletters」)は現在のサフィックス・ディレクトリを識別し、電子メール・アドレス・フィールドは、完全な電子メール・アドレス(例えば図12‐13のsven.newsletters@suffixmail.com)を含み、そして、サブディレクトリ・フィールドは、本体ウィンドウ10に示された現在のサブディレクトリ(例えば図12のインボックス)を含む。「新規フォルダ作成」ボタンは、選ばれると、ユーザーが新規フォルダをサフィックス・ディレクトリのサブディレクトリとして作成できるようにし、「オプション」ボタンは、選ばれると、ユーザーがサフィックスディレクトリを削除し、ディレクトリ・アクセスを編集し、ユニークなサフィックス・サインを追加し、そしてサフィックスからの削除されて送られた電子メールの取り扱い方を決めることができるようにする。
【0049】
図7を参照すると、インボックス・サブディレクトリの両方のセクションは、「選択」カラム、「送信者」カラム、「件名」カラム、「受信日時」カラム、及びアイコンによってソート済みを含む。「選択」カラムは、各メッセージに対して、メッセージを選ぶためのチェックボックスを含む。チェックボックスが点検されれば、ユーザーがクリックする電子メール作用ボタンは選択された電子メールの取扱い方を決める。「送信者」カラムは、送信者のアドレス又は別名を含む。さらに、「送信者」カラムにある名前は、アドレス帳から送信者に対する連絡先の詳細を表示するポップアップ・ウインドウにハイパーリンクされる。「件名」カラムは、電子メールの件名を含んで、電子メールハイパーリンクされる。したがって、電子メールの件名をクリックすることによって、ページは電子メールを表示するようにリフレッシュされる。「受信日時」カラムは電子メールを受けた日付を含む。「アイコン(「▲」)によって分類」は、電子メールが分類されるカラムを示す。
【0050】
第1の作用マストヘッド600はまた、「再生」ボタン、「移動先」ドロップダウンボックス付きボタン、及び「削除」ボタンを含む。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタン及び「削除」ボタンは、「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンにある利用できるオプションは、「読取り」サブディレクトリに関連するもの(例えばインボックス、新規フォルダ、削除済み)である以外は、図7に関して上下のと同じ方法で機能する。再生ボタンが選ばれる場合、すべての選択されたページはリフレッシュされて、選択された電子メールはインボックスの容認セクションに移される。
【0051】
ドロップダウン・ボックスを備えている。これらの要素によって、ユーザーがインボックスの「認められた」と「保留/新規送信者」セクションからの選択済み電子メールで何をすべきかを決めることができる。「再生」ボタンはページをリフレッシュし、「開封電子メール・アイコン」を「新しい電子メール・アイコン」に変える。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンは、選択されたメッセージを(例えば、読み取り、新しいフォルダ、削除済み)へ移動するために適用できるサブディレクトリをユーザーが選択できるようにする。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンは、インボックス・ウィンドウの保留/新規送信者のセクションに作用しないのが好ましい。「アクセス変更」ドロップダウン・ボックスは、以下の選択を行う。「容認センダー」、「保留センダー」、「拒絶センダー」、「ブロックセンダー」及び「ブロックドメイン」。「容認センダー」を選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウの認められたセクションに選択された電子メールを移動する。「保留センダー」を選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウの保留/新規センダーのセクション内の選択された電子メールを移動する。「拒絶センダー」を選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウから選択された電子メールを削除する。電子メール・アドレスのそれぞれの状態は、アクセス帳の現在のアカウントに対して「拒絶」、「保留」又は「認められた」として現れる。他の全てのディレクトリについては、アクセス状態が変らない(デフォルト・アクセス状態は、「保留」である)。
【0052】
ブロック・センダーを選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウから選択された電子メールを消去する。このアドレスからの全ての次の電子メールは、ブロックされ、そして、センダーは、ブロックされたセンダー・ディレクトリに加えられる。「ブロック・センダー」を選択した後、ユーザーはオプションに以下のオプションの内の一つを選択するように促される。
【0053】
l.システムから全ての既存の電子メールをすっかり削除する、
又は
2.全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動する。
ブロック・ドメインを選択すると、ページをリフレッシュして、インボックス・ウィンドウから選択された電子メールを消去する。これらのドメインから受けられる全ての次の電子メールは、ブロックされる。アドレスとドメインは、ブロックされたドメイン・ディレクトリに加えられる。さらに、同じドメインを有するアドレスから受ける他のメッセージがある場合、それらはまた、ブロックされたドメイン・ディレクトリに加えられる。
【0054】
「ブロック・ドメイン」を選択した後、ユーザーはオプションに以下のオプションの内の一つを選択するように促される。
l.システムから全ての既存の電子メールをすっかり削除する、
又は
2.全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動する。
【0055】
サフィックス・ディレクトリの第1作用マストヘッド600から「オプション」を選ぶと、サフィックス・オプション情報ウィンドウが図14‐15に示すように本体ウィンドウ10に表示される。サフィックス・オプション情報ウィンドウは、アクセス・セキュリティ・セクション、「ディレクトリ・アクセス編集」ボタン、「削除済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックス、「送信済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックス、及び署名フィールドを含む。
【0056】
アクセス・セキュリティ・セクションは、ユーザーが現在のサフィックス・ディレクトリへの着信メッセージに対するアクセスレベルを決めることができ、そして、「高レベル」チェック・ボックス、「中点値」チェック・ボックスと「オフ」チェック・ボックスを含む。「高レベル」チェック・ボックは,選ばれると、容認アクセス・ステータスを有するアドレスからの電子メールだけがインボックスに現れることができるようにする。「中点値」チェック・ボックスは、選ばれると、新規なアドレスから電子メールが保留・アクセス・ステータスを与えられて、インボックスの保留/新規センダー・セクションに現れることができるようにする。「オフ」チェック・ボックスは、選ばれると、全ての電子メールがインボックスの容認セクションに現れることができるようにする。
【0057】
「編集ディレクトリ・アクセス」ボタンは、選ばれると、現在のサフィックス・ディレクトリに対する「アクセス・ディレクトリ」ページを開けてユーザーが電子メール・アドレスごとにアクセス・ステータスを編集することができるようにする。アクセス・ディレクトリ・ページの機能性は、更に詳細に後述する。
【0058】
「削除済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックスは、選ばれると、ユーザーがサフィックス・インボックスから削除されている電子メールの宛先を決めることができるようにする。このセクションに利用できる二つのオプションは、a)「削除済みに移動」(これは、サフィックス・インボックスから削除された電子メールのコピーを「削除済み」ディレクトリに記憶させる)、及びb)「直ちに廃棄」(これは、システムにサフィックス・インボックスから削除された電子メールを永久に削除させる)である。
【0059】
「送信済み電子メール・オプション」ドロップダウン・ボックスは、選ばれると、ユーザーが現在のサフィックス・インボックスから送信されている電子メールの宛先を決めることができるようにする。このセクションに対する利用できる二つのオプションは、a)「コピーを送信済み状態に保管」(これはサフィックス・インボックスから送信された電子メールを現在のサフィックスの「送信済み」ディレクトリに記憶させる)、及びb)「コピーを保管しない」(これは、システムに現在のサフィックス・ディレクトリから送信された電子メールのコピーを保管させない)。
【0060】
「署名」フィールドは、ユーザーが現在のサフィックス・ディレクトリから出て行く電子メールに含まれることができるカスタム署名を入力できるブランク・フィールドである。
【0061】
第1作用マストヘッド600から「更新」ボタンを選ぶと、ページはリフレッシュされ、本体ウィンドウ10に入れられたフォルダに対するすべての新規な設定が保存される。「リセット・デフォルト」ボタンを選ぶと、現在のサフィックス・ディレクトリに対する全てのオプションが「オプション」ウィンドウが開かれる前の設定にリセットされる。
【0062】
第1作用マストヘッド600から、「サフィックス削除」ボタンを選ぶと、「サフィックス削除警告ペ−ジ」が図16‐17に示すように開かれる。「サフィック削除警告ペ−ジ」は、ユーザーにサフィックスを削除する結果に対して警戒させる。削除される場合、そのサフィックスに宛てられた全ての電子メールは「配達不能」メッセージを付けて戻される。さらに「削除済み」ディレクトリにある、現在のサフィックスに宛てられた全ての電子メールは、システムから永久に削除され、そして、サフィックス・ディレクトリに対する全ての参照は「アクセス」ディレクトリから取り除かれる。「サフィックス削除警告ぺ−ジ」は、「移動先ディレクトリ」ラジオ・ボタンとボックス、「内容を永久に廃棄」ラジオ・ボタン、「キャンセル」ボタン及び「サフィックス削除」ボタンを含む。「キャンセル」ボタンは、選ばれると、現在のサフィックスを削除せずにユーザーを図12‐13のディスプレイに戻す。
【0063】
「移動先ディレクトリ」ラジオ・ボタンとボックスは、「移動先ディレクトリ」オプションを選ぶためのラジオ・ボタン並びにユーザーがルート/ユーザー名ディレクトリ及びサフィックス・ディレクトリの全てから選択できるようにするドロップダウン・ボックスを含む。ラジオ・ボタンが選ばれ、続いて「削除サフィックス」ボタンが選択されるとき、新規なサブディレクトリは削除されようとしているサフィックス・ディレクトリの名前を有するドロップダウン・ボックスにおいて指定されたディレクトリ内に作成される。現在のサフィックス・ディレクトリのインボックス・サブディレクトリの「認められた」セクションにある全ての電子メールが指定されたディレクトリに移動される。現在のサフィックス・ディレクトリの読み取り、送信済み、及びユーザー定義サブディレクトの全ての電子メールもまた、指定されたディレクトリに移動される。
【0064】
「内容を永久に廃棄」ラジオ・ボタンは、選ばれると、現在のサフィックス・ディレクトリを、その内容の全てと一緒に、「サフィックス削除」ボタンが引き続いて選ばれるとき、システムから削除される。
【0065】
マストヘッド・ウィンドウ20の上の「サフィックス作成」ボタン200を選択することによって、サフィックス作成スクリーンが図18‐19に示したように表示される。サフィックス・スクリーン作成が本体ウィンドウ10に表示されるとき、第1作用マストヘッド600は、サフィックス作成タイトル(本体ウィンドウがサフィックス作成スクリーンを表示していることを示す)、「作成」ボタン及び「キャンセル」ボタンを備えている。「キャンセル」ボタンは、選ばれると、「サフィックス作成」ボタン200を選択する前に調べていた画面表示にユーザーを戻す。
【0066】
本体ウィンドウ10は、作成中のサフィックス・アドレスに対する電子メール・アドレスを入れるための新規なサフィックス・テキストボックスを含む。また、本体ウィンドウ10には、「削除済み電子メール」ドロップダウン・ボックス、「送信済み電子メール」ドロップダウン・ボックス、「新規なフォルダ名前」テキストボックス、及び、署名テキストボックスがある。「削除済み電子メール」ドロップダウン・ボックスは、二つのオプション、1)「削除済み移動先」(これは、システムに「削除済み」ディレクトリの作成サフィックス・ディレクトリのインボックスから削除された電子メールのコピーを保存させる)、及び、2)「直ちに廃棄」(これは、システムに作成サフィックス・ディレクトリのインボックスから削除した電子メールのコピーを永久に削除させる)を含む。「送信済み電子メール」ドロップダウン・ボックスは、「コピーを送信済みに保管」及び「直ちに廃棄」オプションを含む。「送信済みコピーを保管」オプションは、システムにサフィックス・ディレクトリの送信済みサブディレクトリ内の新規作成サフィックスから送信された電子メールのコピーを記憶させ、「直ちに廃棄」オプションは、システムにサフィックス・ディレクトリの送信済みサブディレクトリ内の新規作成サフィックスから送信された電子メールのコピーを記憶させない。
【0067】
「フォルダ作成」テキストボックスは、記入されると、新規作成サフィックスの中のサブディレクトリとして登録された名前の付いた新規フォルダをシステムに作成させる。「署名作成」テキストボックスは、記入されると、新規作成サフィックスから送信されたあらゆる電子メールの最下部に適用されるサフィックス特有の署名を指定する。
【0068】
ルート/ユーザー名又はサフィックス電子メールに送信された電子メールのソースが拒絶(又はさもなければ、ブロック)されなければ、電子メールは、電子メールの宛先アドレスに対応するルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリのインボックスに置かれている。一旦ユーザーが電子メールを開けると、「メール読取りアイコン」は、それがインボックスに読取られたことを示す。ユーザーがディレクトリを終了すると、メール読取りアイコンを有する全ての「認められた」電子メールは、それぞれのルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリの「読取り」サブディレクトリに入れられる。好ましくは、インボックスの「保留/新規センダー」セクション内のメール読取りアイコンを有する電子メールは、アクセス・ステータスについての決定が行われるまで、インボックスに入ったままである。例示的な「読取り」サブディレクトリは、図20‐21に示されている。
【0069】
図12‐13のように、第1作用マストヘッド600は、現在のルート/ユーザー名又はサフィックスの電子メール・アドレス、現在のディレクトリ(この場合「.newsletters」)及び現在のサブディレクトリ(この場合「読取り」)を含む。「フォルダ作成」ボタンは、選ばれると、ユーザーが現在のディレクトリの中のサブディレクトリを作成できるようにする。「オプション」ボタンは、各オプションがルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリ内にあるかどうかに従ってユーザーがオプションを実行できるようにする。この点に関しては、図2‐3は、「オプション」ボタンがルート/ユーザー名ディレクトリから選ばれるときに表示されるページを示し、図14‐15は、オプション・ボタンがルート/ユーザー名ディレクトリから選ばれるときに表示されるページを示している。ルート/ユーザー名ディレクトリ・オプションは、ユーザーがルート/ユーザー名からの削除済み及び送信済み電子メールの取り扱い方を指定すること、ディレクトリ(図6‐7におけるような)へのアクセスを改めること、ルート/ユーザー名を個人的にすること、ユニークなルート/ユーザー名署名を加えること、及びユーザーが彼(彼女)のプロファイル情報を編集することをできるようにする。サフィックス・ディレクトリ・オプションは、ユーザーがサフィックスを個人的なものにすること、ディレクトリ(図6‐7におけるような)へのアクセスを改めること、ユニークなサフィックス署名を加えること、及びサフィックスからの削除済み及び送信済み電子メールの取り扱い方を決めることをできるようにする。
【0070】
第1の作用マストヘッド600はまた、「再生」ボタン、「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタン、及び「削除」ボタンを含む。「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタン及び「削除」ボタンは、「移動先」ドロップダウン・ボックス付きボタンにある利用できるオプションは、「読取り」サブディレクトリに関連するもの(例えばインボックス、新規フォルダ、削除済み)である以外は、図12‐13に関して上述したのと同じようにして機能する。再生ボタンが選ばれる場合、すべての選択されたページはリフレッシュされて、選択された電子メールはインボックスの容認セクションに移される。「読取り」サブディレクトリに対するウィンドウ本体は、「選択」カラム、「送信者」カラム、「件名」カラム、「受信日時」カラム、分類手段アイコン、チェック・ボックス選択、メール・アイコン及びファイル添付・アイコンを備え、これらの各々は上記を図12‐13に関して上述したのと同様にして機能する。
【0071】
電子メール・メッセージがルート/ユーザー名又はサフィックス・メール・アカウントから送信されるときは、それは対応するルート/ユーザー名又はサフィックス・ディレクトリのそれぞれの「送信済み」サブディレクトリに記憶される。さらに、システムは、送られたあらゆる電子メールのあらゆる受信者を、それらがすでに既存のアクセス・ステータスを持ったアドレス帳の中にもはや存在しない場合、「保留」のデフォルト・アクセスを有するアドレス帳に記録するのが好ましい。図22‐23に示すように、第1作用マストヘッド600及び送信済みサブディレクトリのウィンドウ10は、第1作用マストヘッド600にある「更新」ボタンが「返信」ボタンによって置き替えられ、そして、本体ウィンドウ10の「受信日時」カラムが「送信済み」カラムと置き替えられていることを除いて、図20‐21の第1作用マストヘッド及び本体ウィンドウ10と同様である。その名前が示唆するように、「再送」ボタンは、選ばれると、そのチェック・ボックスを選択されたすべてのメッセージを再送させる。“送信済み”カラムは、分類可能で、各電子メールが送られた日付を含んでいる。
【0072】
ユーザーが電子メール・メッセージをつくることを望むとき、ユーザーは、マストヘッド・ウィンドウ20から「作成」ボタン100を選び、そして、システムは図24‐25に示されるようにインタフェースの本体ウィンドウ10の作成ウィンドウを開く。図24‐25のディスプレイにある第1作用マストヘッド600は、本体ウィンドウ10が作成ウィンドウであることをユーザーに指示する「作成」タイトルを備えている。作成ウィンドウは、「宛先」テキストボックス付きボタン、「cc」テキストボックス付きボタン、「bcc」テキストボックス付きボタン、「件名」テキストボックス、及び電子メール・メッセージ・テキスト・ボックスを備え、これらの各々は、従来のようにして機能する。当業者にはわかるように、電子メール・アドレスを「送信者」、「cc」及び「bcc」テキストボックスに直接タイプできるか、又は対応する「送信者」、「cc」及び「bcc」ボタンを選択してアドレス帳から可能なアドレスのリストをユーザに与えることができる。例えば、この機能性は、マイクロソフトHotmail、Microsoft Outlook、AOL、などを含む大部分の商業電子メール適用に普通なので、それは本願明細書において詳述しない。作成ウィンドウはまた、選ばれると、ルート/ユーザー名又は電子メールがメッセージと共に含まれるように送信されることになっているサフィックス・アカウントに対して特定される署名を生じる署名チェック・ボックスを含む。署名がそのアカウントのために特定されなかった場合、チェック・ボックスは作動不能にされる。
【0073】
図24‐25の第1作用マストヘッド600は、「送信」ボタン、「添付」ボタン、「キャンセル」ボタン、「下書きとして保存する」ボタン及び「送信元ディレクトリ選択」ドロップダウン・ボックスを含む。「送信」ボタンは、選ばれると、システムに構成ウィンドウにおいて指定されたメッセージを構成ウィンドウにおいて指定された受信者に送信させる。「添付」ボタンは、選ばれると、ユーザーが電子メール・メッセージに添付するためのファイルを選ぶことができるようにする。「送信元ディレクトリ選択」ドロップダウン・ボックスは、ユーザーがメッセージの送信元のアドレス(例えばルート/ユーザー名またはサフィックス)を選ぶことができるようにする。「下書きとして保存」ボタンは、選ばれると、システムに構成ウィンドウにおいて指定されたメッセージを「送信元ディレクトリ選択」ドロップダウン・ボックスにおいて指定されたディレクトリの下書きサブディレクトリの中に保存させる。電子メールがどんなディレクトリから送信されているかをユーザーが指定しなかった場合、そのページは、ユーザーがディレクトリを特定しなければならないことをユーザーに告げる警告をして、リフレッシュする。「キャンセル」ボタンは、選ばれると、新しい白紙の電子メールでウィンドウをリフレッシュする。
【0074】
図26‐27は、ユーザーがメール・アイコンまたは電子メールの件名フィールドを「クリックする」ことによってインボックスの認められたセクションから電子メール・メッセージを選んだあとのインタフェースの例示的表示を示す、そして、図28‐29は、ユーザーがメール・アイコンまたは電子メールの件名フィールドを「クリックする」ことによってインボックスの保留/新規送信者・セクションからの電子メール・メッセージを選んだあとのインタフェースの例示的表示を示す。
【0075】
第1作用マストヘッド600は、図26‐27と図28‐29について同じである。サブディレクトリ名称(「インボックス」)の下には電子メール・アイコンと添付アイコンがある。電子メール・アイコンは、電子メールが受け入れられたかどうかを指示するために色で符号化されるのが好ましい。添付アイコンは、電子メールが添付ファイルを有するかどうかを指示する。「返信」ボタンが、選ばれると、「宛先」フィールドにある送信者・アドレスで作成ウィンドウ(図24‐25)を開く。「全員へ返信」ボタンが、選ばれると、「宛先」フィールドにある送信者・アドレス及び新規作成ウィンドウ「CC」フィールドにある「CC」アドレスを有する作成ウィンドウを開く。いずれの場合においても電子メールのテキストは、ヘッダ情報と一緒に電子メール・メッセージ・テキスト・ボックスに入れられる。「進む」ボタンを選ぶと、電子メール・メッセージ・テキスト・ボックスに配置された電子メールの本体を有する作成ウィンドウを開く。「削除」ボタンを選ぶと、電子メールを「削除」フォルダに移動し、「前の電子メール」ボタンを選ぶと、インボックス内の前の電子メールを開き、そして、「次の電子メール」ボタンを選ぶと、インボックス内の次の電子メールを開く。「移動先」ドロップダウン・ボックスは電子メール・メッセージが移動されることになっているディレクトリまたはサブディレクトリをユーザーが選ぶことができるようにする。「フォルダ新規作成」及び「オプション」ボタンは、上述のようにして機能する。
【0076】
図26‐27はまた、ユーザーが表示された電子メール・メッセージのアクセス状態を改めることができるようにするために本体ウィンドウ10のアクセス制御バーを備ええている。ユーザーが電子メールの送信者のアクセス状態を修正しない場合、電子メールは、インボックスの「保留/新規送信者」セクションに「読取り保留アイコン」と隣合せに現れる。上述のように、送信者のアクセス状態は、ユニバーサル・ベース(これは、アクセス状態をルート/ユーザー名ディレクトリと全てのサフィックス・ディレクトリに当てはまる)で、またはディレクトリ特有のベースで示されることができる。図26‐27を参照すると、アクセス制御バーは、ディレクトリ特有のドロップダウン・ボックス付きラジオボタン(「.newslettersに対する」)及びドロップダウン・ボックス付きユニバーサル・ラジオボタン(「普遍的に」)を備えている。
【0077】
ディレクトリ特有のラジオボタンが選ばれるとき、対応するドロップダウン・ボックスは、認める、保留及び禁止の三つのオプションを含む。認めるオプションが選ばれる場合、送信者の状態は、現在のディレクトリでは「認められた」に変更され、送信者は、現在のディレクトリでは図6‐7のアクセス・スクリーンにおいて「認められた」として現れる。保留オプションが選ばれる場合、送信者の状態は、現在のディレクトリでは「保留」として指定され、そして、送信者は、現在のディレクトリでは図6‐7のアクセス・スクリーンに「保留」として現れる。禁止オプションが選ばれる場合、送信者の状態は、現在のディレクトリには「禁止」として指定され、送信者は現在のディレクトリでは図6‐7のアクセス・スクリーンに「禁止」として現れる。
【0078】
ユニバーサル・ラジオボタンが選ばれると、対応しているドロップダウン・ボックスは二つのオプション、すなわち「禁止・送信者」及び「禁止・ドメイン」を含む。「禁止・送信者」オプションを選ぶと、このアドレスからの全ての次の電子メールは禁止され、そして、送信者は禁止された送信者・ディレクトリに加えられる。ユーザーは、以下のオプション、すなわち
1)送信者からの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、
2)送信者からの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動する
のうちの一つを選択することを促される。「禁止ドメイン」オプションが選ばれる場合、これらのドメインからの全ての次の電子メールは、阻止される。アドレスとドメインは、禁止トドメイン・ディレクトリに加えられる。同じドメインを有するアドレスから受けたメッセージが少しでも多くあれば、それらはまた、禁止トドメイン・ディレクトリに加えられる。ユーザーは、以下のオプション、1)ドメインに対応するアドレスからの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、及び2)ドメインに対応するアドレスからの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリへ移動する、のうちの一つを選択することを促される。
【0079】
図30−31は、ディレクトリ・ウィンドウ30の中の「削除済み」ディレクトリ・ボタン選択した状態のユーザー・インタフェースを例示する。図30−31の本体ウィンドウは、ルート/ユーザー名ディレクトリ及び削除済み電子メールがある各サフィックス・ディレクトリのためのそれぞれのセクションを備えている。選択ボックスが表示される各電子メール・メッセージに対して設けられている。さらに、各セクションは、選択された電子メールが移動されることになっているディレクトリまたはサブディレクトリを識別するための「移動先」ドロップダウン・ボックスを備えている。「移動先」ドロップダウン・ボックスによって、電子メールを適当なサブディレクトリ(例えば、受信電子メールを送信済みディレクトリの中へ移動できず、送信済み電子メールをインボックスへ移動できない)へ移動できるようにするのが好ましい。若干の実施態様においては、図30−31のメール・アイコンは、削除済み電子メールが認められた、禁止された、又は保留/新規送信者状態を有する送信者へ、又は、から移動されるかどうかを示す属性(例えば、カラー、点滅、回転)を備えることができる。図30−31の第1作用マストヘッド600は、選択されると、削除済みディレクトリにあるどの選択された電子メールをも電子メール・システムから永久に削除させる「廃棄」ボタン及び選ばれると削除済みディレクトリにある電子メールの全てを電子メール・システムから永久に削除させる「すべて廃棄」ボタン備えている。
【0080】
図32−33は、ディレクトリ・ウィンドウ30の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択した状態のユーザー・インタフェースを例示している。図32−33の本体ウィンドウは、ルート/ユーザー名ディレクトリのため及び下書き電子メールがある各サフィックス・ディレクトリのためのそれぞれのセクションを備えている。選択ボックスは、表示される各電子メール・メッセージに対して設けられている。図32−33の第1の作用マストヘッド600は、選ばれると、「下書き」ディレクトリにあるすべての選択された電子メールを「削除済み」ディレクトリに移動させる「削除」ボタンを備えている。メッセージを「下書き」ディレクトリから送信するために、ユーザーは、メール・アイコンまたは電子メールの件名フィールドを「クリックする」ことによって電子メール・メッセージを選び、それによって図24‐25の作成ウィンドウを、例えば、「宛先」、「cc」及び「bcc」テキストボックス、「件名」テキストボックス並びに電子メールメッセージ・テキストボックス含む選択された電子メールの現在の内容で開く。
【0081】
上述のように、システムは、ユーザーが連絡先を追加/編集/削除できるようにするアドレス帳(例えば、データベース)を維持する。アドレス帳には、二つのモード、編集モードとアクティブモード、がある。編集モードは、連絡先を追加/編集/削除するのに使われるが、一方、アクティブモードは、電子メールをアドレス帳の中に存在している連絡先宛てに送るために用いる。編集モードは、ディレクトリ・ウィンドウ(図6‐7参照)のアドレス・ボタンを介してアクセスされるが、一方、アクティブモードは、上述の「宛先」、「CC」と「Bcc」ボタンを介してアクセスされる。図6‐7の表示の中の特定のエントリを選ぶことによって、そのエントリに対する完全な詳細(例えば、名前、アドレス、電話番号、電子メール・アドレス、ウェブ・ページ・アドレス、その他を含む)を調べて編集できる。アドレス帳は、任意の従来の方法で作れるので、それは本願明細書において詳述しない。
【0082】
ディレクトリ・ウィンドウ30の中のアクセス・ディレクトリを介してアクセスできるアクセス帳を、次にさらに詳細に説明する。図6‐7を再度参照すると、アクセス・ディレクトリは、四つの対応する機能(インデックス、禁止された送信者、禁止されたドメイン、禁止履歴)を与える四つのサブディレクトリに分けられる。
【0083】
私的であると宣言されないあらゆるディレクトリ(ルート・ディレクトリまたはサフィックス・ディレクトリのいずれか)に対するどの新規な送信者も、「保留」のデフォルト状態を与えられて、アドレス帳とアクセス帳に加えられる。ディレクトリが私的であると宣言される場合、全ての新規な送信者は「禁止された」状態を与えられる。
【0084】
図6‐7は、アクセス・ディレクトリの「インデックス」サブディレクトリを例示している。図6‐7の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセス」)と現在のサブディレクトリ(「インデックス」)を表示している。送信者のアクセス状態を毎ディレクトリ・ベースで構成できので、第1作用マストヘッドは、ユーザーが調べるためのルート/ユーザー名またはサフィックス・アカウント(及び対応するディレクトリ)を選ぶことができるようにするディレクトリ・ドロップダウン・メニューを備えている。図6‐7において、ルート/ユーザー名アカウント「sven」が選ばれ、本体ウィンドウ10は、sven@suffixmail.comに対する送信者のアクセス状態を表示している。いずれにしても、選択されたアカウントについての送信者のリストは、それらのアクセス状態‐アクセス済み、保留及び禁止によって分類される。あらゆる送信者のアクセス状態は、本体ウィンドウの送信者に対応するチェックボックスを選ぶことによって、及び適当なアクセス状態(例えば、アクセス済み、保留、禁止された、禁止送信者、禁止ドメイン)を「アクセス変更」ドロップダウン・ボックスから選ぶことによって修正できる。
【0085】
具体的には、「認められた」が選ばれる場合、スクリーンは、リフレッシュされ、選択された接触は、ディレクトリ・ドロップダウン・ボックスにおいて識別されたディレクトリの「認められた」セクションに置かれる。選択された送信者から受けた」次の電子メールは、また、ディレクトリのインボックスの「認められた」セクションに置かれる。「保留」が選ばれる場合、スクリーンはリフレッシュされ、選択された接触はディレクトリ・ドロップダウン・ボックスにおいて識別されたディレクトリの「保留」セクションに置かれる。選択された送信者から受けた次の電子メールは、ディレクトリのインボックスの「保留」セクションに同様に置かれる。「禁止された」が選ばれる場合、スクリーンはリフレッシュされ、選択された連絡先は、ディレクトリ・ドロップダウン・ボックスにおいて識別されたディレクトリの「禁止された」セクションに置かれる。選択された送信者から受けられる次の電子メールは、ディレクトリのインボックスの「禁止された」セクションに同様に置かれる。
【0086】
「送信者を禁止する」が選ばれる場合、ページはリフレッシュされ、選択された送信者はアクセス・インデックス・ウィンドウから取り除かれる。このアドレスからの全ての次の電子メールは禁止され、送信者は「禁止された送信者」サブディレクトリに加えられる。この選択を行った後に、ユーザーは以下のオプションのうちの一つを選択することを促される。1)送信者からの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、
または2)送信者からの全ての既存の電子メールを削除済みディレクトリへ移動する。
【0087】
禁止ドメインが選ばれる場合、ページはリフレッシュされ、選択された送信者はアクセス「インデックス」サブディレクトリから消去される。これらのドメインを有する電子メール・アドレスからの全ての次の電子メールが禁止される。アドレスとドメインは、”blocked domains”サブディレクトリに加えられる。将来同じドメインを有する送信者が何か出てくれば、それらはまた、”blocked domains”サブディレクトリに加えられる。この選択を行った後に、ユーザーは以下のオプション
1) ドメインからの全ての既存の電子メールをシステムから削除する、
または
2)ドメインからの全ての既存の電子メールを削除済みディレクトリへ移動するのうちの一つを選択することを促される。
【0088】
第1作用マストヘッドはまた、「検索」テキストボックスを備えている。テキストボックスに名前または電子メール・アドレスを入れることによって、ユーザーは名前または電子メール・アドレスを有する送信者のためのアクセス帳を検索することができる。どんな突合せ送信者も本体ウィンドウ10に表示される。
【0089】
図34‐35は、アクセス・ディレクトリの”blocked senders”サブディレクトリを例示している。図34‐35の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセスする」)と現在のサブディレクトリ(”block sender”を表示する)。それはまた、「追加」ボタン、”unblock”ボタン、”block domain”ボタン、及び「検索」テキストボックスを備えている。「検索」テキストボックスは、”blocked senders”サブディレクトリにおいて検索する以外は、図6‐7に関して上述したのと同じようにして機能する。本体ウィンドウは、禁止された送信者名と電子メール・アドレスのリストをリストに入れられた送信者を選ぶ対応するチェックボックスとともに表示する。
【0090】
「追加」ボタンを選ぶと、即座に、アドレス帳の全ての送信者を非常に含んでいる連絡先リスト・ウィンドウが表示される。
選択チェックボックスが各送信者に提供されて、「禁止」ボタンもまた表示される。
禁止されなかった連絡先だけが表示される。
「禁止」ボタンが選ばれる場合、選択された送信者は禁止された送信者本体ウィンドウ(図34−35)へ移動され、そして、ユーザーは以下のオプションのうちの一つを選択することを促される。1)選択された送信者からの全ての既存の電子メールを電子メールシステムから削除する、または2)選択された送信者からの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリへ移動する。
【0091】
「禁止解除」ボタンを選択すると、ページはリフレッシュされて、どの選択された送信者も禁止された送信者本体ウィンドウから取り除かれ、送信者の状態はルート/ユーザー名とサフィックス・ディレクトリにおいて「保留」に変更される。「ドメインを禁止」ボタンを選ぶと、即座に、ページはリフレッシュされ、選択された送信者は、図19の禁止されたドメイン・ウィンドウに移され、そのウィンドウに表示され、ドメインはルート/ユーザー名とサフィックス・ディレクトリから禁止され、そして、送信者とドメインは「禁止された送信者」サブディレクトリに加えられる。選択を行った後に、ユーザーは以下のオプションのうちの一つを選択することを促される。1)ドメインからの全ての既存の電子メールを電子メール・システムから削除する、または2)ドメインからの全ての既存の電子メールを「削除済み」ディレクトリへ移動する。
【0092】
図36‐37は、アクセス・ディレクトリの「禁止されたドメイン」サブディレクトリを例示している。このサブディレクトリは、ディレクトリ・ウィンドウの「禁止されたドメイン」ボタンを選ぶことによって、または図34‐35の第1作用マストヘッド600にある「ドメインを禁止」ボタンを介して入れることができる。図36‐37の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセスする」)と現在のサブディレクトリを表示する(「ドメインを禁止」)。それはまた、「追加」ボタン、「禁止解除」ボタン、「ドメインを禁止」ボタン、及び「検索」テキストボックスを備えている。「検索」テキストボックスは、「禁止されたドメイン」サブディレクトリにおいて検索することを除いて、図6−7に関して上述したのと同じに機能し、「追加」ボタンは、追加された送信者のドメインが禁止されることを除いて、ボタンは図34‐35に関して上述したのと同じに機能し、そして、「禁止解除」ボタンは、ドメインが禁止解除されるのを除いて、図34‐35に関して上述したのと同じに機能する。本体ウィンドウは、リストアップされた送信者を選ぶ対応するチェックボックスとともに、禁止されたドメイン名と電子メール・アドレスのリストを表示している。
【0093】
図38−39は、アクセス・ディレクトリの「禁止履歴」サブディレクトリを例示している。図38−39の第1作用マストヘッド600は、現在のディレクトリ(「アクセス」)と現在のサブディレクトリ(「禁止履歴」)を表示している。本体ウィンドウは、リストアップされた送信者を選ぶ対応するチェックボックスとともに、禁止された送信者のリスト(それらの名前と電子メール・アドレスのある)を表示している。本体ウィンドウ20は、ルート/ユーザー名ディレクトリ及び禁止された送信者がある各サフィックス・ディレクトリに対してそれぞれのセクションを備えている。各セクションは、セクションに対する対応するディレクトリ名、最近禁止された(すなわち現在の暦月における)電子メールの数及びディレクトリの作成以来禁止された電子メールの総数を作成の日付とともに示す表示バーを備えている。本体ウィンドウ10は、「送信者」カラム、電子メール「アドレス」カラム、「件名」カラム、及びアイコンによる分類を備え、これらは図8‐9、12‐13、20‐21、22‐23、34‐35と36‐37の本体ウィンドウに関して上述したのと同じ特性を有する。さらに、本体ウィンドウは、電子メールがシステムによって禁止された日付を示す「禁止された日付」カラムを含む。これは分類可能なカラムで、各セクションは別々に分類される。
【0094】
上述のシステムにおいて、個人が複数の別の電子メール・アドレスを自由につくり、それらを単一のユーザー・インタフェースによって管理できる。各サフィックス電子メール・アドレスをルート電子メール・アドレスと階層性の関係を有するとして見ることができる、例えば、sven.newsletters@suffixmailはルートsven@suffix mailの子供である。さらに、例えば、個々のサフィックス電子メール・アドレスは、また、サブディレクトリの使用でその他のサフィックス電子メール・アドレスに階層性の関係にあることがある、例えば、「ニューズレター」ディレクトリが「cnn.」の中のサブディレクトリとしてつくられた場合、sven.cnn.newsletters@suffixmailが、sven.cnn@suffixmailの子供になるだろう。
【0095】
上述のシステムは、電子メールをどのディレクトリ(マイクロソフト・エクスチェンジ・サーバー(Exchange Server))のようなネットワーク化された電子メール・システムの場合、どのユーザー・アカウント)に送るかを決めるために入って来る電子メールを解析するための様々な方法を使用できる。
【0096】
最も直接の解決案は「@」区切り記号の前の全文字列を各サフィックス・メール・アカウントと比較して一致が見つかるまで構文解析することであろう。この解決案については、パーサは異なるサフィックスの間の関係を考慮しようとしないので、「sven.cnn.newsletters」をshirly@suffixmailとsven@suffixmail.の両方に完全に無関係であるとして処理する
【0097】
入って来る電子メールを構文解析する好適な方法は、「@」の前の文字列をルート・アカウントを識別するためにまずユーザー名によって、次に、電子メールの送り先のディレクトリを識別する文字列の残りによって構文解析することであろう。上の例において、パーサはユーザー名「sven」について最初に構文解析し、次に、文字列の残りを「sven」の子供アカウントに、「shirly」またはその子供アカウントを検索することなく一致させるように試み、それによって、電子メールのルーティングに必要な処理時間を減らす。
【0098】
処理時間の更なる低減は、各名前が「@」区切り記号の前の文字列に現れる順序にアカウント間の階層性の関係が反映される実施態様において達成できる。例えば、システムがルート・ユーザー名を文字列の始まり(例えば最も左の位置)に配置して、ルート・ユーザー名の右にくる各連続するサフィックス名がそれの直前のサフィックス名の子供であるようにして構成されると仮定する。この例では、sven.cnn.newsletters@suffixmailは、cnnがsvenのサブディレクトリであり、そして、newslettersがcnnのサブディレクトリであることを示すが、一方sven.newsletters. cnn@suffixmailは、newslettersがsvenのサブディレクトリであり、cnnは、newslettersのサブディレクトリであることを示している。別の実施例では、順序は当然逆転することがあるだろう(例えばcnn.newsletters. sven@suffixmail)では、newslettersは、svenのサブディレクトリであり、cnnは、newslettersのサブディレクトリである。
【0099】
いずれにしても、各名前が「@」delimeterの前の文字列に現れる順序にアカウント間の階層性の関係が反映される実施態様において、システムは、ルート・アカウントを識別するために「@」より前の文字列を最初にユーザー名によって、そして次に、電子メールを送る先のディレクトリを識別するために文字列の残りの各連続するサフィックス名によって構文解析するように構成することができる。例えば、sven.cnn.newsletters@suffixmail(そして、システムが最初にルート・ユーザー名を配置するように構成されると仮定する)に宛てられた電子メールを解析するとき、パーサは最初にsvenを解析し、次に、「cnn」と名づけた「sven」の中のサブディレクトリについて解析し、そして次に、「newsletters」と名づけた「cnn」の中のサブディレクトリについて解析するだろう。
【0100】
本発明のその他の実施態様によれば、知識管理特徴を実現できる。具体的には、ユーザーが一群のユーザーの間に分配されることができるサフィックス・ディレクトリをつくることができる。例えば、会社のマネージャは、グループ・プロジェクトを組織するために用いる共有サフィックス・ディレクトリをつくることができるだろう。彼女は、共有サフィックス・ディレクトリについて同僚からなるユーザー・リストをつくるだろう。招待状をリストに載っている人々に送って共有サフィックス・ディレクトリを彼らのアカウントに追加せるようにするか、又は、共有サフィックス・ディレクトリを彼らのアカウントに自動的に追加できるかもしれないかどちらかである。共有サフィックス・ディレクトリに送られたメッセージをメッセージなどを複製する必要なくグループ内のすべての人によってアクセスできるだろう。換言すれば、単一のディレクトリがメモリにつくられ、それはグループのメンバーの全てによってアクセスされる。サフィックスのサブディレクトリが関連した文書または重要なウェブサイトリンク、カレンダリングなどのファイル貯蔵所を含むかもしれない。
【0101】
上述の実施態様において、インボックス・サブディレクトリは、「認められた」セクション及び「保留/新規送信者」セクションを備えている。本発明の更なる実施態様によれば、インボックス(または他のサブディレクトリ)はその他のサブセクションを備えていることがある。例えば、本システムを使用している会社がインボックスの上部セクションである「最良の顧客(Best Customers)」と呼ばれているインボックスのカテゴリをつくることを望むかもしれない。同様に、「電子商取引」インボックスを含んでいるコマーシャル・サフィックス・ディレクトリに、図40に示すように、購入の電子メール確認についての「確認」と呼ばれているカテゴリがあるかもしれない。メッセージは、選択基準に基づく対応するセクションに配置される。選択基準の例は、送信者の電子メール・アドレス(例えば、最良の顧客)、電子メールの件名行の用語または宛先アドレスの一部分(例えば、下記のようなカテゴリ識別子を使用する)を含むことがある。
【0102】
本発明の他の面によれば、本システムは送信者によって電子メール・カテゴリー化をサポートすることができる。この特徴によれば、本システム(またはユーザー)は、音楽、写真、ユーモア、ニュース記事、その他などのカテゴリ識別子のリストをつくることができる。電子メールを送信するとき、送信者は、電子メールがカテゴリ識別子を選ぶためのドロップダウン・メニューを用いてどんなカテゴリに入るかを特定することができる。受信者のシステムがメッセージを受けるとき、それは、どのカテゴリ識別子をも読み、メッセージをユーザーがそのカテゴリに指定した方法でファイルするかまたはプメッセージをさらに処理するかのいずれかをする。カテゴリ・リストは、システム・ワイド、すなわち共有サフィックスに特有であってもよい。例えば、共有サフィックス管理者は、プロジェクト文書(例えば法律要件、インタフェース、契約者、ニュース、状態報告、その他)についてカテゴリ・リストをつくるかもしれない。
【0103】
本システムは、また、本システム以外のユーザー(例えば従来のないクロソフト・ホットメール(Microsoft Hotmail)アカウントからメッセージを送信するユーザー)からのカテゴリ情報の受信を、例えば、カテゴリ区切り記号の使用によってサポートしてもよい。例えば、誰かが電子メールをjohn.friends−newsarticle@suffixmail.com(ここで、区切り記号「−」は、カテゴリ識別子に先行するとしてシステムによって認識される)に宛てることによってSuffixMailを使用している友人に、ニュース記事についての電子メールを送信してもよい。システムがこのメッセージを受けると、メッセージは、「john」が全てのニュース記事メッセージを処理することを指定した方法で処理されるだろう。
【0104】
本発明の若干の実施態様によれば、サフィックス・ディレクトリを、第三者の電子メール・アカウントからの電子メール・メッセージをプルダウンするように構成できる。例えば、サフィックス・ディレクトリを「.hotmail」と呼ばれているアカウントにつくり、プロセスが特定のホットメール(hotmail)アカウント(またはどんな他の電子メール・アカウント(POP、IMAP等でも))にアクセスして、そのホットメール・アカウントに送られた電子メール、新しい「.hotmail」サフィックス・ディレクトリに入れるような方法で構成されてもよい。
【0105】
本発明の若干の実施態様は、サフィックス・ディレクトリ・インボックスのためのプライバシー・フィルタを備えていてもよい。この実施態様によれば、サフィックス・ディレクトリ・インボックスは、上部レベル・フィルタリング・プロセスを行う「アクセス設定」を備えていてもよい。例えば、「高レベル」設定が、「認められた」リストに指定された人々だけからの電子メールを受け、他の全ての電子メールを放棄または戻す形のインボックスにしてもよい。「中間レベル」設定がインボックスの認められたセクションにおける「認められた」リストにある送信者からの電子メールを表示し、未知の送信者電子メールは、インボックスの「保留/新規送信者」セクションに表示されるようにしてもよい。「認められない」リストにある送信者のものは、廃棄されるか戻される。「低レベル」設定が送信者が「認められた」リストにあるか未知であるかに関係なく、電子メールをインボックスに表示されようにする。「認められない」リストにある送信者のものは、廃棄されるか戻される。プライバシー・フィルタは、局所的に(すなわち、サフィックス・ディレクトリごとに別々に)またはグローバルに(すなわち、全てのディレクトリに適用される単一設定)実現することができるのが好ましい。
【0106】
有効なルートアドレスの無効なサフィックスに向けられたメールの処理(例えばsven.cars@suffixmail.comに向けられたメッセージ、これにはルートsven@suffixmail.comは存在するが、サフィックス・ディレクトリ・バーは存在しない)を多くの方法で取り扱うことができる。例えば、システムはユーザー(ルート・アドレスの所有者)に無効なサフィックスに対応するサフィックス・ディレクトリ(例えば、「サフィックスに向けたAメッセージを受けた」「aを作ってください」「サフィックス・ディレクトリはハイかイイエか」を備えた対話ボックス)をつくることを促すことができる。代わりに、システムを自動的に1)無効なサフィックスに対して新しいサフィックス・ディレクトリをつくる、2)メッセージをルート・ディレクトリの中に配置する、または、3)メッセージを拒絶する(すなわち、禁止する)ように構成できる。メッセージが禁止される場合、説明的な電子メールを無効なサフィックスを有する電子メールの送信者に自動的に送信して、サフィックスが存在しないことを説明できる。無効なサフィックスの処理は、システムの中にハード符号化されてもよい、またはシステム管理機能によって変更可能にできる、または彼または彼女のそれぞれのアカウントに対する各個々のユーザーによって構成されることができる。
【0107】
「コマーシャル・サフィックス」の実施態様の好適な実現を次に更に詳細に説明する。「コマーシャル・サフィックス」の実施態様は、企業が各顧客の電子メール環境において直接に生きている「私的」チャネルを経て企業の顧客との1対1の関係で携わることができる電子メール・ベースのコマーシャル・フレームワークを提供することができる。「私的チャネル」(例えばコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ)は、入口として作用することができて、企業がサポートのレベルを反映するサービスと企業が顧客に勧めたい機能性を提供し、調達できるようにする。本システムは、ユーザーを彼らのアカウントの中の全てのチャネルに同時にログオンできるようにする。できれば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、許可ベースで、目標を絞った電子メール交換に用いる「メール」ディレクトリ、顧客が電子商取引に関与できる「カタログ/製品」ディレクトリ、及び無数のカスタマー・サポート・オプションとサービスを勧める「カスタマー・サービス」ディレクトリを備えているのがよい。バナーまたはその他の広告が所定のサフィックス・ディレクトリで起こった活動に関して焦点をしぼられることができる。例えば、販促用の資料をサフィックス・ディレクトリに送った場合、ユーザーに販売促進への参加の最終期限が近づいていることを思い出させるバナー広告を電子メール・インタフェースに表示することができるであろう。
【0108】
コマーシャル・サフィックスについては、企業は、ユーザーが彼らの電子メール環境に追加できるブランド入りで、カスタムメイドのディレクトリをつくることができる。さらに、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリをHTMLベースにすることができ、それによって既存のウェブ・データ構造へ簡単にアクセスできるようにし、ウェブ・ブラウザによって現在サポートされたあらゆる機能性をコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを介して拡張できる。例えば、選ばれると、内容(ユーザーにカスタマイズされていることがある)をユーザーのディスプレイスクリーン上に表示するコマーシャル・サフィックス・サブディレクトリにリンクを設けることができる。内容は、枠に嵌められてもよいし、(例えば、内容をコマーシャル・サフィックス・プロバイダによって形式化して、インタフェース上のフレームに表示する)または統合されてもよい(例えば、コマーシャル・サフィックス・プロバイダがシステムに未処理データへアクセスさせて、システムが内容を形式化して、インタフェース上に表示する)。
【0109】
この実施態様の一態様によれば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、企業の既存のウェブサイトデータ源と統合される。その結果、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリによって表される機能性は、また、企業のウェブサイトによって表されることができる。
【0110】
この実施態様のその他の面によれば、それのより複雑で総合的な形のコマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、他のデータ源を組み込んで、フロント及びバック・オフィスでのアプリケーションを統合する。例えば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、顧客取引きなどの跡を追うコマーシャル・サフィックス・プロバイダのCRMシステム(顧客関係管理システム)を拡張するために用いることができるだろう。CRMシステムからの選択された情報をコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを介してユーザーに利用可能にできる。さらに、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリからの情報をCRMシステムが使用するのに利用可能にできるだろう。
【0111】
この実施態様のその他の面によれば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、以下の機能性を備えることができる。
a)メールボックス、HTMLテキスト及びリッチテキスト形式に基づく電子メール・メッセージ通信をサポートし、全ての通信が許可ベースで、焦点をしぼった電子メール交換のためのブランド入り送受信箱を通して行われるメールボックス。
b)電子メール認証プロセスの単一ログオン機構によってアクセスされる個人化された電子商取引ストア。好ましくは、電子商取引ストアは、1)顧客が直接商品(好ましくは「ワンクリック」機構を介する)を購入できるようにする、2)個人化されて、特定のユーザーに焦点を絞った製品提供を行う、3)にそれを提供するは、ユーザーが製品を彼らの独特の要求に合うように設計して、構成できるようにするオンライン製品構成機能性を与える。
c)ウェブ・セルフヘルプ、製品登録、文献遂行及び顧客プロファイル管理を含む個人化カスタマー・サービス。一例として、ウェブ自助機能は、オンライン知識ベースを使用している顧客自助問題解決案を提供できるだろう。オンライン・サービスは、顧客がサービスとサポートの紛争をコマーシャル・サフィックスから直接に提訴して、追跡できるようにするだろう。製品登録セクションは、顧客が迅速且つ容易に最近購入された製品を登録できるようにするだろう。プロファイル管理セクションは、顧客がプロファイル情報を更新できるようにするだろう。
【0112】
コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、企業に多くの便益を提供する。例えば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリは、
a)ブランド認知、価値及び増強‐いつでも見えて、直接各顧客の電子メール・クライアントの直接内部で生きているブランド入りのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリの作成を通じて、企業は、それらの会社の存在感、通信文及び通信を同じ会社の雰囲気と様子で統一することによってブランド認知を大きくすることが可能である。企業は、また、それらが市場においてそれら自体を識別することができるようにするレベルのサービスを提供することによってブランド価値を大きくすることが可能である。
b)注意メッセージ通信‐今日の「情報過多」の環境において、会社が注意についての戦いに勝つことは、ますます難しくなっている。ブランド入りのコマーシャル・サフィックスを使用するので、会社が顧客との文通のために専用の、ブランド入りインボックスを持つとき、会社は混乱を突破することができる。
c)ダイレクト・マーケティング効果の増強‐企業は、明確にそれらの情報を要請した視聴者に、市場製品とサービスに直接焦点をしぼることが可能である。その上、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリが容易にする相互作用によるそれらの顧客ニーズをよりよく理解することによって、企業はなお一層よい企業規則とプロセスを作成することが可能であリ、その結果、個人化エンジンに燃料を供給して、顧客連絡先戦略を駆りたてて、最終的にはマーケティング効果を最大にする。
d)直接販売と電子商取引‐顧客は、彼らの電子メール・クライアントを離れる必要なしに、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを通じて直接に製品を購入できる。コマーシャル・サフィックスの相互作用を通じて各顧客についての知識が増すにつれて、企業は、優れた製品とサービスを提供するための機会を向上させるための完全なツールを与えられ、その結果、増販、追い討ち販売及び高級品販売によって売上高を伸ばす。
e)効率改善によるコスト低減‐顧客について得た知識は、企業にそれらの運営を合理化して、顧客のライフサイクル管理を改善することを可能にする。その上、企業はよりよい顧客からよりよいフィードバックを受けてよりよい製品構成と提案を引き出す。
f)正確なデータ基盤‐本システムは、ユーザー使用法及びユーザーが彼らのアカウントに追加したサフィックス・ディレクトリの種類を記録することによって有意なサイコグラフィック・データを会社に提供できる。この種類の情報は、消費者プロファイリングのクッキー・データまたはその他の現在の形式よりずっと特殊である。
【0113】
本発明のその他の実施態様によれば、本システムは、知識管理能力の作成及び報告作成をサポートすることができる。電子的にまたは手でそれを複写する以外の企業または個人的な利用のために電子メールを介して伝達された情報を保持して、計画する方法を提供しない現在の電子メール・システムと異なり、この実施態様に従うシステムは、ユーザー定義サフィックス・ディレクトリとコマーシャル・サフィックス・ディレクトリに受けられた電子メールから情報を抽出するために用いることができる。ユーザー、管理者(例えば会社管理者)またはコマーシャル・サフィックス・プロバイダは、電子メール・コミュニケーションの特定の形式において見られる情報を記載することができ、この情報を第三者プログラム・フォーマットへエクスポートするために、要求のあり次第、または計画ベースで自動的のいずれかで抽出できる。情報は、標準化または半標準化電子メール(例えば受信、確認、通知及びその他の定期的な通信)のための解析命令を詳述にすることによって記載できる。報告書は、次に、規格フォーマット又はコマーシャル・プログラム(例えばExcel(商標)又はQuickbooks(商標))、他の金融プログラム、連絡先マネージャ、またはその他のソフトウェア・ツールをエクスポートするためにフォーマットできる。
【0114】
例えば、ユーザーまたは旅行会社は、旅行領収書に基づいて報告を作ることができだろう。この場合には、ユーザーはusername.travel@company.comサフィックス・アドレスから抽出されるべき「旅費」報告書を明確にすることができるだろう。件名ライン「確認:雑テキスト」を有する全ての通信は報告の範囲内にあるだろう。ユーザーは、次に、所定の情報を識別件名ラインに基づいてこれらの電子メールから抜き取って、それを編成して、それを例えば、スプレッドシート、課金パッケージ、データベース、などのための普通のファイル・フォーマットにエクスポートするために提供する報告を要請するかもしれない。この場合、「旅費」報告書についての分析を行ったあと、支出報告書としてエクセル(Excel)にエクスポートするために目的地、費用、航空会社、日付およびその他の関連の情報をいちいち列挙した報告書を作らされるかもしれない。その上、システムは、指定した電子メールを識別するための件名ライン以外の他の基準を使用するかもしれない。例えば、システムはExpedia(旅行会社名)からの領収書がどのように作られるか、そして、その他の電子メール領収書がどのように作られるか知っているかもしれないし、それらは送信者のドメイン名を抽出器を処理するための引金として使用できる。
【0115】
報告書は、一組のユーザーを代表する管理者(例えば従業員ユーザーに対する標準化報告書を設定する会社の管理者)の代わりにユーザー作成サフィックスに対するユーザーによるか、またはコマーシャル・サフィックスに署名するユーザー用にコマーシャル・サフィックス・プロバイダによるかのどちらかで作ることができる。
【0116】
ユーザー作成報告書の一つの例は、クライアント・ケース・コード(すなわち(lawyer.client@lawfirm.com))に基づいてサフィックスをつくる弁護士であるかもしれない。弁護士は、全ての電子メールで送られた添付ファイルとそれらがクライアントに送受信された日付をリストにするための報告書を作るかもしれない。この場合、報告書はフィールド・送信者、受信者、日付、件名、添付ファイル名を作られて、弁護士および/またはクライアントに対するコレポンの記録をつくるために用いられかもしれない。
【0117】
利用可能かもしれないコマーシャル・サフィックス・プロバイダ報告書の例は、そのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ(または、チャネル)の申込者にExpediaによって提供される報告書である。旅行プロバイダとして、Expediaは、個々のユーザーが上述のように自分のものを作ることができるのと同様に、旅行関係の費用を纏めた報告書を作るかもしれない。しかし、Expediaがコマーシャル・サフィックス・ディレクトリに送信される通信の性質を管理するので、それはまた、変更して、確認、旅行概要、種々のクライアント・コード、その他に基づく報告書を作って、これらの全てをエクスポートに利用できるようにする。
【0118】
管理者作成報告書の一例が組織の広範な活動をサフィックス・ディレクトリ(コマーシャル・サフィックス・ディレクトリであるかもしれない)に纏めるために会社内の複数ユーザー・アカウント全体にわたって作られる報告書であるかもしれない。一例として、管理者が全ての応募従業員アカウントにわたる共通の会計フォーマットにエクスポートするための旅費報告書を、例えば月ベースで8人の販売員の中の旅行販売スタッフの活動を纏めて作るかもしれない。これは、また、コマーシャル・サフィックス環境に統合されるかもしれない。会社の販売チームの全員がチームの旅行サフィックス・ディレクトリを使用していれば、Expediaは、彼らの複数の署名されたサフィックス全体にわたる報告書を作成できるだろう。この場合、上記と同じ旅行報告書を作成できるが、この場合、組織全体にわたる広範囲な概要をつくるために多くのユーザー・アカウントを扱う以外一人のユーザーによって行われる。これは、コマーシャル・サフィックス・プロバイダのところで(例えばExpediaの管理者によって)またはクライアントの会社レベルで(例えば、会社の電子メールシステムの管理者によって)実施されるかもしれない。
【0119】
報告書に抽出されるデータは、抽出の後の処理のためのユーザー定義の規則に従がわせることができる。例えば、ユーザーは、報告書のために抜粋された全ての電子メールが削除されるべきである、または、単に報告済みとして印をつけられるべきである、または、アーカイブへコピーされるべきであるということを詳述することができる。追加の命令は、第三者(すなわち、管理者)へ彼らの個人用に送る報告書の自動『cc』電子メールを含めることができる。その上、ユーザーまたはマネージャは,例えば「電子メール領収書が読まれたあと自動的にデータを抽出して、それを直ちに今月の支出報告書に追加する」などの抽出規則を設定することができる。
【0120】
図41‐42は、企業が様々なユーザーのサフィックス・メール・ディレクトリを管理できるようにする図式アーキテクチャを示す。コマーシャル・サフィックスを支援している企業は、従来のHTMLエディタを使用してHTMLベースのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを作る。完了すると、ディレクトリは、企業コンピュータ2000で実行している「品質管理」アプリケーションにインポートされる。品質管理アプリケーションは、電子メール・メッセージ・システムの必要条件と機能性に関して完成ディレクトリをあらゆる互換性またはフォーマッティング問題に対して点検するアプリケーションである。一旦ディレクトリがこれらの品質管理試験を通ると、それらをユーザー・ブラウザ4000上のユーザーにアクセスするのに利用できるようにされるシステム・サーバ1000にエクスポートできる。
【0121】
例示の実施例において、企業は、ディレクトリを品質管理アプリケーションで支援されているVPNベースの私的チャンネルを介してエクスポートする。各サフィックス・プロバイダ(すなわちコマーシャル・サフィックス・ディレクトリを支持している各企業)は、好ましくはユニークなIDを与えられて、システム・サーバ(例えばファイアウォール、その他)のサーバ・セキュリティ要件に従うことを要求される。しかし、VPNベースの私的チャネルの使用は、例示的で、データ転送を行う他の周知の技術を代わりに使用できることが分かるはずである。
【0122】
若干の実施態様において、品質管理アプリケーションは、以下の機能性を提供する、
a)私的安全通信チャネル‐‐システム・サーバ1000とコマーシャル・サフィックス・プロバイダ2000の間の全ての通信がデータ転送、ディレクトリ更新及び発行要件を容易にする安全なチャネル通してして行われる。
b)バージョン管理‐‐このアプリケーションは、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリの種々の反復を追うことができる。測定基準が特定の設計の効果を特定の結果と相関させるのを促進するように同様に関連づけることができる。例えば、このアプリケーションは、使用法パターン、採用率および/またはレート・メイリング・キャンペーンを追うことができる。
c)品質保証とテスト‐‐プログラムは、提案されたサフィックス・ディレクトリがブラウザ、プラットフォーム、フォーマッティング、ページサイズ、その他などにの点から、電子メール・メッセージ・システムと両立できることを確認する。
d)発行要件管理‐‐特定のイベントと情報が特定の時に起こされて、宣伝されることを必要とするとき、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、これらのイベントが催される時を指定して管理することができる。例えば、イベントは、チェック・メタタグ、グラフィック重み、色、ブラウザ互換性、XML互換性、特徴解放のタイミング、マーケティング・キャンペーンのタイミング、その他を含むことができる、
e)報告書調べ‐‐プログラムは消費者と会社サフィックスの間の相互作用(例えば指定された期間にわたってユーザーによって開かれた電子メールの数、サフィックス・ディレクトリへのユーザー訪問の回数、ユーザーの購買挙動、その他)の結果をマップして、グラフで示すことができる。
f) テンプレート‐‐プログラムは、サフィックス・ディレクトリ(例えば、好適なディレクトリ構成を含む)の作成を容易にするためにディレクトリ・テンプレートをサポートすることができる。
【0123】
ブラウザ4000を介してシステム・サーバ1000を認証した(例えば、ユーザー名/パスワードを介して)後には、ユーザーは再認証される必要なしに、あらゆるコマーシャル・サフィックス・プロバイダ・ページにアクセスすることが可能になる。コマーシャル・サフィックス・プロバイダ・ウェブ・ページに対する全ての要求(例えば、対応するコマーシャル・サフィックス・ディレクトリのハイパーリンクをクリックすることによる)がそれ自身のウィンドウの中にコマーシャル・サフィックス・プロバイダのページを組み込むシステム・サーバ1000を介して行われる(例えば、マイクロソフトのホットメール(Hotmail)電子メール・システムと同様の方法で)。システム・サーバ1000がどのユーザーから要求が生じているかを知っているので、要求を状況に応じてフォーマットして、コマーシャル・サフィックス・プロバイダのコンピュータ2000にそれを通すことができる。
【0124】
好ましくは、システム1000は、特定のコマーシャル・サフィックス情報にアクセスするとき、各ユーザーの要求と共にユーザーの正体をカプセル化するのがよい。このようにして、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、どのユーザーがどんな要求をしているか知っているので、個人化されたリンクを要求が行われれるごとに適当なユーザーに容易に戻すことができる。あるいは、通信がセッションベースであってもよい。例えば、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを入れるとき、セッションが始められ、そして1)コマーシャル・サフィックス・ディレクトリが終了したとき、2)ユーザー要求終了時、または3)予め定められた期間の不活動の後終了する。
【0125】
ユーザーがコマーシャル・サフィックス・プロバイダと相互作用できるようにするため及びコマーシャル・サフィックス・プロバイそのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ加入者と相互作用できるようにするための例示的なプロセス・ステップを次に説明する。
【0126】
コマーシャル・サフィックス実施態様の若干の態様によれば、ユーザーが以下の方法で彼または彼女の電子メール・アカウントにコマーシャル・サフィックスを追加できる:
a)ユーザーは、システムに1000を認証する(例えば、ユーザー名/パスワードを入れることによって)、
b)ユーザーは、コマーシャル・サフィックスを追加する要求をシステム1000に提出する(例えば、利用できるコマーシャル・サフィックスのメニューからコマーシャル・サフィックスを選ぶことによって)、
c)システム1000は、ユーザーを要請されたコマーシャル・サフィックスについて現在のユーザーのリストと照合して、ユーザーが現在のユーザーでない場合、彼/彼女は、コマーシャル・サフィックス・プロバイダの何らかの企業原則に従って現在のユーザーのリストに追加される。そのような企業規則の例は、許されるユーザーの総数またはある個人またはドメインの除外であってもよい、
d)システム1000は、要請されたコマーシャル・サフィックスのためのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリをユーザーの電子メール・アカウントに追加する、
e)好ましくは、カスタマイズド「ウェルカム」電子メールは、システム1000上のコマーシャル・サフィックス・プロバイダのデータ構造から、コマーシャル・サフィックスに対するユーザーの新規作成インボックスへコピーされるのがよい。
【0127】
ユーザーがすでに商業的なもの(例えば、オンライン・バンキング)を持った個人プロフィールを備えていて、その商業的なもののコマーシャル・サフィックスを追加したい場合、システム1000とコンピュータ2000は、システム1000が個人プロファイルにアクセスすることができるように構成されて、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリの作成とともにその情報を使用できる。
【0128】
コマーシャル・サフィックス実施態様のその他の態様によれば、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、以下の方法でそのコマーシャル・サフィックスのユーザーのサフィックス・メール・ディレクトリを更新することができる,
a)プロバイダがHTMLページを修正する、
b)プロバイダが品質管理確認について品質管理アプリケーションに更新された内容2050をインポートする、
c)プロバイダが適当な認証プロトコル(例えば、ユーザー名/パスワードを介して)を使用しているシステム・サーバ1000に接続する,
d)プロバイダがシステム・サーバ1000上のプロバイダ自身のコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ1050に更新されたコンテンツ・ページをアップロードする、
e)プロバイダがログオフして、セッションを終了する。
コマーシャル・サフィックス実施態様のその他の態様によれば、コマーシャル・サフィックス・プロバイダは、ニューズレターをそのコマーシャル・サフィックスのユーザーのサフィックス・メール・ディレクトリに以下の方法で送信することができる、
a)プロバイダが、HTMLベースのニューズレターを立案する、
b)プロバイダがニューズレターを品質管理確認についての品質管理アプリケーションにインポートする、
c)プロバイダが適当な認証プロトコル(例えば、ユーザー名/パスワードを介して)を使用しているシステム・サーバ1000に接続する
d)プロバイダがニューズレターをそのコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ1050のメールボックス・セクションにアップロードする,
e)プロバイダがニューズレター(例えば配布の時間)について発行要件を設定する、
f)プロバイダがログオフしてセッションを終了する、
g)システム1000は、例えば、サーバ上で実行しているソフトウェア問い合わせエージェントを介してニューズレターに対する発行要件を知らされる、
h)システムは、ニューズレター配布についての正確な時間が予約されて実行されるデータベースにニューズレターとその発行要件を入れる、
i)要請された時間に、発行データベースは、コマーシャル・サフィックスの加入者の完全なリストのためのコマーシャル・リスト・データベース1070に問い合わせて、各加入者のメールボックスにニューズレターのコピーを追加する。代わりに、システムは単に各加入者のメールボックスの発行データベースにあるニューズレターにリンクを追加するかもしれない。
【0129】
コマーシャル・サフィックス実施態様の若干の態様によれば、ユーザーは以下の方法でコマーシャル・サフィックス・プロバイダに、電子メールを送信することができる、
a)ユーザーがシステム・サーバ1000上へログインして、認証する
b)ユーザーが、作成環境にアクセスし、電子メールをコマーシャル・サフィックス・ディレクトリ(例えばsven.amazon@suffixmail)を使用しているコマーシャル・サフィックス・プロバイダに送る。
【0130】
図40は、ユーザーが中心サーバ(例えば、HotmailまたはAOL形式の体系)にログインするウエブベースの電子メールシステムにおけるコマーシャル・サフィックスの実現を例示しているが、ユーザーが彼らの電子メールプログラムを介してサーバ1000にアクセスするとき、コマーシャル・サフィックス・ディレクトリをユーザーのコンピュータで更新するようにし、代わりとして、ユーザーがLANベースの電子メール・システムまたは独立の電子メール・システムを使用しようとするかも知れないことを認めるべきである。
【0131】
前述の明細書において、本発明をそれの特定の例示的な実施態様に関して説明した。しかし、種々の変更態様と改変を、特許請求の範囲に説明した本発明の広い精神と範囲から逸脱することなく、それに行うことができることは、明白である。明細書および図面は、したがって、制限的な意味ではなく例示的なものとみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる例示的なユーザー・インタフェースを略図で例示する図。
【図2】図1のユーザー・インタフェースのための例示スクリーン・ディスプレイの左半分の図。
【図3】図1のユーザー・インタフェースのための例示スクリーン・ディスプレイの右半分の図。
【図4】図1のユーザー・インタフェースのためのマストヘッド・セクションを略図で示した図。
【図5】図1のユーザー・インタフェースのためのディレクトリ・セクションを略図で示した図。
【図6】「アクセス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図7】「アクセス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図8】「アドレス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図9】「アドレス」ディレクトリ・ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図10】コマーシャル・サフィックス「CNN」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図11】コマーシャル・サフィックス「CNN」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図12】ユーザー作成サフィックス「ニューズレター」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図13】ユーザー作成サフィックス「ニューズレター」を選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図14】「オプション」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図15】「オプション」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図16】「サフィックス警告ページ削除」の例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図17】「サフィックス警告ページ削除」の例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図18】「サフィックス作成」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図19】「サフィックス作成」ボタンを選択した例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図20】「読取り」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図21】「読取り」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図22】「送信済み」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図23】「送信済み」サブディレクトリの例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図24】作成ウィンドウの例示的なスクリーン・ディスプレイの左半分を示す図。
【図25】作成ウィンドウの例示的なスクリーン・ディスプレイの右半分を示す図。
【図26】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの認められたセクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの左半分を示す図。
【図27】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの認められたセクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの左半分を示す図。
【図28】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの保留/新規送信者・セクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの左半分を示す図。
【図29】ユーザーが電子メール・メッセージをインボックスの保留/新規送信者・セクションから選んだあとのインタフェースの例示的ディスプレイの右半分を示す図。
【図30】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースの左半分を示す図。
【図31】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースのみぎ半分を示す図。
【図32】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースの左半分を示す図。
【図33】ディレクトリ・ウィンドウ内の「削除済み」ディレクトリ・ボタンを選択したユーザー・インターフェースの左半分を示す図。
【図34】アクセス・ディレクトリの「禁止された送信者」サブディレクトリを例示するディスプレイの左半分の図。
【図35】アクセス・ディレクトリの「禁止された送信者」サブディレクトリを例示するディスプレイの右半分の図。
【図36】アクセス・ディレクトリの「禁止されたドメイン」サブディレクトリを例示するディスプレイの左半分の図。
【図37】アクセス・ディレクトリの「禁止されたドメイン」サブディレクトリを例示するディスプレイの右半分の図。
【図38】アクセス・ディレクトリの「禁止履歴」サブディレクトリを例示するディスプレイの左半分の図。
【図39】アクセス・ディレクトリの「禁止履歴」サブディレクトリを例示するディスプレイの右半分の図。
【図40】サブディレクトリの他のセクションを例示する図。
【図41】コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを実施するための例示的プラットフォームを示す図の左半分。
【図42】コマーシャル・サフィックス・ディレクトリを実施するための例示的プラットフォームを示す図の右半分。
Claims (74)
- ドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスについて電子メール・メッセージ通信を実施する電子メール・ユーザー・インタフェースを表示装置上に生成するステップ、ユーザーから要求を受けると同時に、ドメイン名、ユーザー名、及び第1サフィックス名を含む第1サフィックス電子メール・アドレスを生成して、第1サフィックス電子メール・アドレスのための第1ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、及び、ドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時、前記宛先アドレスが第1サフィックスを含む場合、第1ディレクトリの電子メール・メッセージを記憶するステップからなる電子メール通信を行う方法。
- ユーザーから要求を受けると同時に、ドメイン名、ユーザー名及び第2サフィックス名を含む第2サフィックス電子メール・アドレスを生成して、第2サフィックス電子メール・アドレスのための第2ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含んでいる宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、前記宛先アドレスが第2サフィックスを含む場合、第2ディレクトリの電子メール・メッセージを記憶するステップさらに備える請求項1の方法。
- ユーザーから要求を受けると同時に、認められたアドレス表示と禁止されたアドレス表示の中の一つとして受信電子メールからセンダーのアドレスを指定するステップ、センダーのアドレスから電子メール・メッセージを受けると同時に、センダーのアドレスが認められたアドレス表示を有する場合、インボックスの前記電子メール・メッセージを記憶するステップ、及びセンダーのアドレスが禁止されたアドレス表示を有する場合、前記電子メールを削除するステップをさらに備える請求項1の方法。
- 表示装置上にドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスに対して電子メール・メッセージ通信を実施する電子メール・ユーザー・インタフェースを生成するステップ、ユーザーから要求を受けると同時に、ドメイン名、ユーザー名及び第1サフィックス名を含む第1サフィックス電子メール・アドレスを生成して、第1ディレクトリを第1サフィックス電子メール・アドレスのための電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、認められた電子メール・アドレスのリストと禁止された電子メール・アドレスのリストを保持するステップ及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが認められた電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、第1ディレクトリの認められたセクションに電子メール・メッセージを記憶するステップ及び宛先アドレスが第1サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが認められた電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスに対応せず、禁止された電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスにも対応しない場合、第1ディレクトリの保留/新規セクションに電子メール・メッセージを記憶するステップをさらに備える電子メール通信を行う方法。
- ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが禁止された電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、削除済み電子メールに指定されたディレクトリの電子メール・メッセージを記憶するステップをさらに備える請求項4の方法。
- ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが禁止された電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、電子メール・メッセージを削除するステップをさらに備える請求項4の方法。
- ユーザーから要求を受けると同時に、ドメイン名、ユーザー名、及びもう一つのサフィックス名を含むもう一つのサフィックス電子メール・アドレスを生成して、前記もう一つのサフィックス電子メール・アドレスのためのディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、前記宛先アドレスが前記第1サフィックス名を含み、前記もう一つのサフィックス名を含まない場合、第1ディレクトリの電子メール・メッセージを記憶し、宛先アドレスが前記第1サフィックス名と前記もう一つのサフィックス名を含む場合、電子メール・メッセージを前記もう一つのディレクトリに記憶するステップをさらに備える請求項1の方法。
- 第1サフィックス名をある装置と関連づけるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第1サフィックス名を含む場合、前記装置に電子メール・メッセージを送信することを更に備える請求項1の方法。
- 前記装置がプリンタである請求項8の方法。
- 前記装置が電話である請求項8の方法。
- 前記装置がPDAである請求項8の方法。
- 前記装置がポケベルである請求項8の方法。
- メッセージを電話に送信する前にメッセージを音声信号に変換するステップをさらに備える請求項8の方法。
- 第1サフィックス名は、コマーシャル・サフィックス名であり、前記コマーシャル・サフィックス名は、第三者電子メール・アドレスと関連しており、前記コマーシャル・サフィックス名は、複数のユーザー名とドメイン名の組合せを有する複数のユーザーによって使用される請求項1の方法。
- 第1サフィックス電子メール・アドレスと第三者電子メール・アドレスの間に認証された通信を行うステップを更に備える請求項14の方法。
- 第1サフィックス電子メール・アドレスと第三者電子メール・アドレスの間に暗号化された通信を行うステップを更に備える請求項14の方法。
- 第1サフィックス電子メール・アドレスと第三者電子メール・アドレスの間の認証されて暗号化された通信を行うステップをさらに備え、前記認証されて暗号化された通信は、クレジットカード取引きを含む請求項14の方法。
- 表示装置上にドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスに対して電子メール・メッセージ通信を実施する電子メール・ユーザー・インタフェースを生成するステップ、ユーザーから要求を受けると同時に、第1サフィックス電子メール・アドレスを生成して、ドメイン名、ユーザー名及び第1サフィックス名を含む第1サフィックス電子メール・アドレスのための第1ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、第1サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリスト、第2サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリスト、第1サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスのリスト、及び第2サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスのリストを維持するステップ、ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが、第1サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが、第1サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、第1ディレクトリの認められたセクションの電子メール・メッセージを記憶し、宛先アドレスが第1サフィックス名を含み、センダーの電子メール・アドレスが第1サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応せず、第1サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスにも対応しない場合、第1ディレクトリの保留/新規センダー・セクションの電子メール・メッセージを記憶するステップ及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第2サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが第2サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、第2ディレクトリの認められたセクションの電子メール・メッセージを記憶するステップ及び宛先アドレスが第2サフィックス名を含み、センダーの電子メール・アドレスが第2サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスに対応せず、第2サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスにも対応しない場合、第1ディレクトリの保留/新規センダー・セクションの電子メール・メッセージを記憶するステップを備える電子メール通信を行う方法。
- 前記表示装置が、デスクトップ・コンピュータのためのコンピュータ・ディスプレイスクリーンである請求項1の方法。
- 前記表示装置が、ラップトップコンピュータのためのコンピュータ・ディスプレイスクリーンである請求項1の方法。
- 前記表示装置がPDAのためのディスプレイスクリーンである請求項1の方法。
- 前記表示装置が電話のためのディスプレイスクリーンである請求項1の方法。
- 前記表示装置がテレビである請求項1の方法。
- 前記表示装置がセットトップ・ボックスである請求項1の方法。
- 第1および第2サフィックス電子メール・アドレスのうちの少なくとも一つが区切り記号を含む請求項2の方法。
- 区切り記号を有する電子メール・メッセージを受けると同時に、区切り記号の関数として電子メール・メッセージを更に処理するステップを備える請求項25の方法。
- 前記更に処理するステップが電子メール・メッセージをもう一つの電子メール・アドレスに転送するステップを備える請求項26の方法。
- 電子メール・メッセージが、電子メール・メッセージの件名フィールドと本体のうちの一つの区切り記号を含む請求項2の方法。
- 区切り記号を有する電子メール・メッセージを受けると同時に、区切り記号の関数として、電子メール・メッセージを更に処理するステップを備える請求項28の方法。
- 前記更に処理するステップが電子メール・メッセージをもう一つの電子メール・アドレスに転送するステップを備える請求項28の方法。
- メッセージは第1言語であり、前記方法はメッセージを第2言語に翻訳するステップをさらに備える請求項8の方法。
- 第1および第2言語がアフリカーンス語、アルバニア語、アルジェリアのダルジャ語、アムハラ語、アニシナーベ語、アラビア語、アルメニア語、アベスタ語、アゼルバイジャン語、バリ語、バシュキル語、バスク語、ベラルーサン語、ベンガル語、ビサヤ語、ブラーフーイ語、ブルトン語、ビュイ・ビコル語、ブルガリア語、ビルマ語、カタロニア語、セブアン語、チェチェン語、チェロキー・ツァラギ語、シャイエン語、中国語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、英語、エスペラント、エストニア語、エトルリア人語、ペルシア語、フィンランド語、フランス語、フリジア語、ゲール語、ガリシア語、ドイツ語、メラネシア語、ギリシア語、グアラニー語、客家語、ハワイ語、ヘブライ語、ヒンディー語、モン語、ハンガリー語、アイスランド語、イグボー語、インドネシア語、イングーシュ語、イヌクチチュート語、イタリア語、日本語、カミラロイ語、カパンパンガン語、ケンドー語、コーワール語、韓国語、クルド語、キルジズ語、ラコタ語、ラテン語、ラトビア語、リトアニア語、マレー人、マルタ語、マオリ語、マプダンガアン語、マラーティー語、マヤ語、マヤングナ語、ミスキート語、モホーク語、モンゴル語、ナウル語、ノルウェー語、プロバンス語、オジブエー語、オンヤ語、パフレビ語、パーリ語、パナマーカ語、パシュト語、パサマクワディー−マリシート語、パリーア語、ポーランド語、ポルトガル語、ポタワトミ語、プロシア語、ラスタファリアン方言、ルーマニア語、ジプシー語、ロシア語、サモア語、サンスクリット語、サルデーニャ語、セルボクロアチア語、スー族、スロバキア語、スロベニア語、ソマロ語、ソルビア語、スペイン語、スラナン語、スドビアン語、シュメール語、スワビア方言、スワヒリ語、スウェーデン語、タガログ語、タイノー族、台湾語、タミル語、タラウマラ語、タタール語、タイ語、チベット語、トク・ピシン語、トンガ語、ツァラギ語、トルコ語、トゥルクメン語、ウクライナ語、ウルワ語、ウルドゥー語、ウユール語、ウズベク語、ベトナム語、ビサヤ語、ヴォチック語、ワルピリ語、ウェルシュ、ウォロフ語、ホーサ語,イディシュ語、およびヨトビンギャン語からなるグループから選択される請求項31の方法。
- 第三者電子メール・アドレスがある事象と関連しており、前記事象は、コマーシャル・サフィックス名に対して代金を払う請求項14の方法。
- ユーザーにサフィックス電子メール・アドレスのリストから更なるサフィックス電子メール・アドレスを選ぶことを促すステップ及び前記選択を受けると同時に、更なるサフィックス電子メール・アドレスのためのディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップをさらに備え、前記更なるサフィックス電子メール・アドレスが、ドメイン名ユーザー名、及び前記更なるサフィックス名を含んでいる請求項1の方法。
- ユーザーから要求を受けると同時に、電子メール・ユーザー・インタフェース上のディレクトリの中でサブディレクトリをつくるステップをさらに備え、サブディレクトリは、ファイル、HTMLページ及びハイパーリンクの中の一つ以上を含む請求項lの方法。
- 第三者電子メール・アドレスがある事象と関連しており、前記方法は、前記事象から要求を受けると同時に、複数のユーザーの各々と関連している電子メール・ユーザー・インタフェース上の第1ディレクトリの中にサブディレクトリをつくるステップを更に含み、前記サブディレクトリは、ファイル、HTMLページとハイパーリンクの中の一つ以上を含む請求項14の方法。
- 電子メール・メッセージを第1サフィックス電子メール・アドレスから送信するステップをさらに備える請求項1の方法。
- ユーザーから要求を受けると同時に、第2サフィックス電子メール・アドレスと第2ディレクトリを生成するステップをさらに備える請求項2の方法。
- ユーザーから要求を受けると同時に、第3サフィックス電子メール・アドレスを生成して、第3サフィックス電子メール・アドレスのための第3ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップをさらに備え、前記第3サフィックス電子メール・アドレスは、ドメイン名、ユーザー名、第2サフィックス名及び第3サフィックス名を含む請求項2の方法。
- ユーザーから要求を受けると同時に、更なるサフィックス電子メール・アドレスを生成して、更なるサフィックス電子メール・アドレスのための更なるディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップさらに備え、前記更なるサフィックス電子メール・アドレスは、ドメイン名、ユーザー名、及び複数のサフィックス名を含む請求項2の方法。
- 前記電子メール・メッセージ・ステップを受けると同時に、ステップは、最初にユーザー名によって、次いで第1サフィックス名によって宛先アドレスを解析することを更に含む請求項1の方法。
- 前記装置がテレビである請求項8の方法。
- 前記装置が電気機器である請求項8の方法。
- 前記装置がMP3プレーヤである請求項8の方法。
- 前記コマーシャル・サフィックスが複数の第三者電子メール・アドレスと関連している請求項14の方法。
- 前記第1ディレクトリは、複数のセクションを含み、そして、ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第1サフィックスを含む場合、第1ディレクトリの複数のセクションの中の選択された一つの電子メール・メッセージを記憶し、前記複数のセクションの中の前記選択された一つが選択基準に基づいて決められている請求項1の方法。
- 前記複数のセクションは、認められたセクションと保留/新規センダー・セクションを含み、前記選択基準は、センダーの電子メール・アドレスが認められた電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応するかどうかである請求項46の方法。
- 前記選択基準が、宛先アドレスの一部分である請求項46の方法。
- 前記電子メール・アドレスの前記一部分がカテゴリ識別子より前にカテゴリ区切り記号を含む請求項48の方法。
- 前記選択基準がセンダーの電子メール・アドレスである請求項46の方法。
- ドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスに対して電子メール・メッセージ通信を実施する電子メール・ユーザー・インタフェースを表示装置上に生成するステップ、ユーザーから要求を受けると同時に、各々がドメイン名、ユーザー名及び複数のユーザー名とドメイン名の組合せを有する複数のユーザーによって使われるコマーシャル・サフィックス名を含む複数のコマーシャル・サフィックス電子メール・アドレスを生成して、第三者電子メール・アドレスと関連する各コマーシャル・サフィックス電子メール・アドレスに対して電子メール・ユーザー・インタフェース上にディレクトリをつくるステップ、各々がコマーシャル・サフィックス名の複数のうちの一つに対応する複数のウェブサイトにログオンするステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスがコマーシャル・サフィックス名のうちの一つを含む場合、コマーシャル・サフィックス名に対応するディレクトリの一つにある電子メール・メッセージを記憶するステップを備える電子メール通信を行う方法。
- 電子メール・メッセージを予め定めた情報を求めて検索するステップ及び前記予め定めた情報が電子メール・メッセージの中にある場合、前記電子メール・メッセージの少なくとも一部分をファイルにエクスポートするステップをさらに備える請求項1の方法。
- ファイルがスプレッドシートである請求項52の方法。
- 前記予め定めた情報が前記電子メール・メッセージの件名フィールド内にあり、電子メール・メッセージの本体の一部分がプログラムにエクスポートされる請求項52の方法。
- 予め定めた情報がユーザーによって指定される請求項52の方法。
- 予め定めた情報が管理人によって指定される請求項52の方法。
- 電子メール・メッセージを予め定めた情報を求めて検索するステップ及び予め定めた情報が電子メール・メッセージにある場合、ファイルに電子メール・メッセージの少なくとも一部分をエクスポートすることを更に備える請求項36の方法。
- 前記ファイルがスプレッドシートである請求項57の方法。
- 予め定められた情報が電子メール・メッセージの件名フィールドにあり、電子メール・メッセージの本体の一部分がプログラムにエクスポートされる請求項57の方法。
- 予め定めた情報がユーザーによって指定される請求項57の方法。
- 予め定めた情報が管理人によって指定される請求項57の方法。
- 予め定めた情報が事象によって指定されている請求項57の方法。
- 以下のステップを実行するようにコンピュータを制御できるコンピュータ実行可能なプロセス・ステップを記憶した計算機読取り可能媒体であって、前記ステップが、ドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスに対して電子メール・メッセージ通信を実施する電子メール・ユーザー・インタフェースを表示装置上に生成するステップ、ユーザーから要求を受けると同時に、ドメイン名、ユーザー名、及び第1サフィックス名を含む第1サフィックス電子メール・アドレスを生成して、前記第1サフィックス電子メール・アドレスのための第1ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第1サフィックスを含む場合、第1ディレクトリの電子メール・メッセージを記憶するステップからなる計算機読取り可能媒体。
- ユーザーから要求を受けると同時に、ドメイン名、ユーザー名と第2サフィックス名を含む第2サフィックス電子メール・アドレスを生成して、第2サフィックス電子メール・アドレスのための第2ディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第2サフィックスを含む場合、第2フォルダの電子メール・メッセージを記憶するステップをさらに備える請求項63の計算機読取り可能媒体。
- ユーザーから要求を受けると同時に、認められたアドレス表示と禁止されたアドレス表示の中の一つとして受信電子メールからセンダーのアドレスを指示するステップ、前記センダーのアドレスから電子メール・メッセージを受けると同時に、前記センダーのアドレスが認められたアドレス表示を有する場合、インボックスに電子メール・メッセージを記憶するステップ、そして、前記センダーのアドレスが禁止されたアドレス表示を有する場合、電子メールを削除するスップをさらに備える請求項63の計算機読取り可能媒体。
- 認められた電子メール・アドレスのリストと禁止された電子メール・アドレスのリストを保持するステップ、ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、前記宛先アドレスが第1サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが認められた電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、第1ディレクトリの認められたセクションの電子メール・メッセージを記憶し、かつ宛先アドレスが第1サフィックスを含み、そして、センダーの電子メール・アドレスが認められた電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスに対応せず、禁止された電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスにも対応しない場合、第1ディレクトリの保留/新規センダー・セクションの電子メール・メッセージを記憶するステップをさらに備える請求項63の計算機読取り可能媒体。
- ユーザーから要求を受けると同時に、ドメイン名、ユーザー名、第1サフィックス名及びもう一つのサフィックス名を含むもう一つのサフィックス電子メール・アドレスを生成して、電子メール・ユーザー上にもう一つのサフィックス電子メール・アドレスのためのディレクトリをつくるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、前記宛先アドレスが第1サフィックス名含み、前記もう一つのサフィックス名を含まない場合、第1ディレクトリの電子メール・メッセージを記憶し、かつ宛先アドレスが前記第1サフィックス名と前記もう一つのサフィックス名を含む場合、電子メール・メッセージを前記もう一つのディレクトリに記憶するステップをさらに備える請求項63の計算機読取り可能媒体。
- 前記第1サフィックス名をある装置と関連づけるステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、前記宛先アドレスが前記第1サフィックス名を含む場合、前記電子メール・メッセージを前記装置に送信することをさらに備え請求項63の計算機読取り可能媒体。
- 前記第1サフィックス名は、コマーシャル・サフィックス名であり、前記コマーシャル・サフィックス名は、第三者電子メール・アドレスと関連しており、前記コマーシャル・サフィックス名は、複数のユーザー名とドメイン名の組合せを有する複数のユーザーによって使われる請求項63の計算機読取り可能媒体。
- 第1サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリスト第2サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリスト、第1サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスのリスト、及び第2サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスのリストを保持するステップ、ドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第1サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが第1サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、第1ディレクトリの認められたセクションの電子メール・メッセージを記憶するステップ、及び、宛先アドレスが第1サフィックス名を含み、センダーの電子メール・アドレスが第1サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応せず、第1サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスにも対応しない場合、第1ディレクトリの保留/新規センダー・セクションの電子メール・メッセージを記憶するステップ、並びにドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスが第2サフィックスを含み、センダーの電子メール・アドレスが第2サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスに対応する場合、第2ディレクトリの認められたセクションの電子メール・メッセージを記憶するステップ、及び宛先アドレスが第2サフィックス名を含み、センダーの電子メール・アドレスが第2サフィックス名と関連している認められた電子メール・アドレスのリストにある電子メール・アドレスに対応せず、第2サフィックス名と関連している禁止された電子メール・アドレスでリストにある電子メール・アドレスにも対応しない場合、第1ディレクトリの保留/新規センダー・セクションの電子メール・メッセージを記憶するステップをさらに備える請求項64の計算機読取り可能媒体。
- 前記第1および第2サフィックス電子メール・アドレスのうちの少なくとも一つは、区切り記号を含む請求項64の計算機可読媒体。
- 前記区切り記号を有する電子メール・メッセージを受けると同時に、電子メール・メッセージを前記区切り記号の関数として更に処理することを備える請求項71の計算機可読媒体。
- 前記第三者電子メール・アドレスは、ある事象と関連しており、そして、計算機読取り可能媒体は、前記事象から要求を受けると同時に、複数のユーザーの各々と関連している電子メール・ユーザー・インタフェース上のディレクトリの中にサブディレクトリをつくるステップをさらに備え、サブディレクトリは、ファイル、HTMLページ及びハイパーリンクの一つ以上を含む請求項69の計算機読取り可能媒体。
- 以下のステップを実行するようにコンピュータを制御できるコンピュータ実行可能なプロセス・ステップを記憶した計算機読取り可能媒体であって、前記ステップが、ドメイン名とユーザー名を含むルート電子メール・アドレスに対して電子メール・メッセージ通信を実施する電子メール・ユーザー・インタフェースを表示装置上に生成するステップ、ユーザーから要求を受けると同時に、複数のコマーシャル・サフィックス電子メール・アドレスを生成して、ドメイン名、ユーザー名及びコマーシャル・サフィックス名を含む各コマーシャル・サフィックス電子メール・アドレスに対するディレクトリを電子メール・ユーザー・インタフェース上につくるステップ、各々がコマーシャル・サフィックス名の複数のうちの1に対応する複数のウェブサイトにログオンするステップ、及びドメイン名とユーザー名を含む宛先アドレスを有する電子メール・メッセージを受けると同時に、宛先アドレスがコマーシャル・サフィックス名のうちの1を含む場合、電子メール・メッセージをコマーシャル・サフィックス名に対応するディレクトリの一つに記憶するステップからなり、各コマーシャル・サフィックス名が、第三者電子メール・アドレスと関連し、前記コマーシャル・サフィックス名が、複数のユーザー名とドメイン名の組合せを有する複数のユーザーによって使われる計算機読取り可能媒体。
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