JP2003332321A - プラズマ処理装置及び処理方法 - Google Patents

プラズマ処理装置及び処理方法

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尚輝 安井
Masahiro Kadoya
誠浩 角屋
Hitoshi Tamura
仁 田村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高精度な加工を実現することのできるプラズマ
処理装置及びプラズマ処理方法を提供する。 【解決手段】真空処理室104、該真空処理室104内
に処理ガスを供給する処理ガス供給装置105、前記真
空処理室104内に配置され被処理材114を載置する
基板電極115、該電極にバイアス電圧を供給する基板
バイアス電源117及び前記真空処理室104内にプラ
ズマを生成するプラズマ生成手段112を備え、前記真
空処理室104内に配置した被処理材114にプラズマ
処理を施すプラズマ処理装置であって、前記基板バイア
ス電源は基板バイアス電源の正側あるいは負側の少なく
ともいずれか一方の電圧を所定電圧にクリップするクリ
ップ回路を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマ処理装置及
び方法に係り、特に高精細度の加工を施すことのできる
プラズマ処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマを用いてエッチング処理を行う
場合、処理ガスを電離して活性化効率を上げることで処
理の高速化を図り、また被処理材に高周波電力を供給し
てイオンを垂直に入射させることにより、エッチング形
状に異方性を付与して高精度エッチング処理を行ってい
る。このような処理を行うプラズマ処理装置としては、
例えば特許文献1記載のように、真空容器外周部に空心
コイルを設け、マイクロ波、UHF波、VHF波等の電
磁波を伝送路より処理室に導入し、電子サイクロトロン
共鳴現象を用いてプラズマを形成し、さらに、試料台
(基板電極)に接続した高周波電源によりプラズマ中の
イオンの被処理材への入射エネルギーを制御するように
した装置が知られている。ディープトレンチ(またはホ
ール)、HARC(High Aspect Rati
o Contact)等の高アスペクト比エッチング加
工は、これらの装置を用いプロセスガスの種類、圧力、
流量、およびプラズマ生成用電磁波発生電源の出力、イ
オンエネルギー制御用高周波電源の出力、ウエハ載置用
電極の温度、磁場プロファイル等のプロセス条件を最適
化することによりおこなわれている。
【0003】また、被処理材を試料台に固定する方法と
しては、例えば特許文献2記載のように、高周波電力が
印加され水冷された試料台上に誘電膜を介して被処理材
を載置し、試料台に直流電圧を印加して静電吸着力生じ
させ、被処理材を試料台に吸着させる装置が知られてい
る。
【0004】
【特許文献1】特開平07−235394号公報
【0005】
【特許文献2】特公昭56−53853号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のプラ
ズマ処理装置では、試料台(基板電極)に正弦波の高周
波電圧が印加されているため、被処理材である試料に入
射するイオンのエネルギーは、被処理材に供給する高周
波電力により発生するセルフバイアス電圧によって決定
されていた。この場合、試料に入射するイオンのイオン
エネルギー分布は低エネルギー側と高エネルギー側にピ
ークを持つサドルピーク型にほぼ固定される。このため
イオンエネルギー分布の幅は、プラズマ密度および印加
する高周波電圧に関係するイオンシースの厚さと高周波
電源の周波数に依存する。
【0007】一方、半導体デバイスプロセスでは、素子
分離、キャパシタ形成、配線接続等のため、ディープト
レンチ(またはホール)、HARC等の高アスペクト比
加工が要求されている。高アスペクト比加工では、
(1)ラジカル、反応生成物の置換不足、(2)チャー
ジングによるイオンエネルギー、イオン量減少、等によ
り、アスペクト比が増加するほどエッチレートが低下す
る問題(マイクロローディング)がある。このため所望
のエッチング深さの加工を実現するには、マスク選択比
の向上が重要である。
【0008】また近年、生産性向上の観点から被処理材
であるシリコンウエハの外径がφ200mmからφ30
0mmへと大口径化している。このため、高周波電圧が
印加されるウエハ載置用電極の面積Swと処理室のアー
ス面積Sgの比Sw/Sgが大きくなる。このため、セ
ルフバイアス電圧の絶対値が小さくなり、プラズマ電位
が増加する。処理室のアース近傍には、プラズマ電位に
応じてイオンシースが形成されるため、プラズマ電位が
増加するとイオンシース中で加速された高エネルギーイ
オンにより処理室側壁(実効アース部)がスパッタさ
れ、金属汚染の増加等の問題が生じる。また処理室下部
へのプラズマ拡散が増加するため、異物の発生が増加
し、歩留まりが低下するという問題が生じる。さらにプ
ラズマ電位の増加はチャージングダメージの増加を引き
起こしている。
【0009】本発明は、これらの問題点に鑑みてなされ
たもので、高精度な加工を実現することのできるプラズ
マ処理装置及びプラズマ処理方法を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために次のような手段を採用した。
【0011】真空処理室、該真空処理室内に処理ガスを
供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配置さ
れ被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板バイ
アス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空処理
室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備え、前
記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処理を施
すプラズマ処理装置であって、前記基板バイアス電源は
基板バイアス電源の正側あるいは負側の少なくともいず
れか一方の電圧を所定電圧にクリップするクリップ回路
を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】[実施例1]以下、本発明の第1
の実施例を図1から図8を用いて説明する。 図1は、
本発明を適用するプラズマ処理装置の一実施例であるエ
ッチング装置の縦断面図である。上部が開放された真空
容器101の上部に真空容器101内にエッチングガス
を導入するためのシャワープレート102(例えば石英
製)、誘電体窓103(例えば石英製)を設置し密封す
ることにより処理室104を形成する。シャワープレー
ト102はエッチングガスを流すための多孔構造となっ
ておりガス供給装置105に接続されている。また真空
容器101には真空排気口106を介し真空排気装置
(図示省略)が接続されている。誘電体窓103上部に
は処理室104と略同径に構成された円筒壁107が処
理室104と電気的に接続されて設けられ、円筒壁10
7の上部開口部には中央に円形の開口部を有する天板1
08が円筒壁107と電気的に接続されて設けられ、誘
電体窓103と円筒壁107と天板108とで囲まれた
円筒空洞部109が設けられている。
【0013】円筒空洞部109は円矩形変換導波管11
0を介して矩形導波管111、電磁波発生用電源112
(例えばマグネトロン)と接続されている。電磁波発生
用電源112(例えばマグネトロン)から発振された電
磁波(例えば、マイクロ波)は、矩形導波管内111を
伝播した後、円矩形変換導波管110を介して円筒空洞
部109に導入される。
【0014】処理室104の外周部には、処理室104
内に磁場を形成する磁場発生コイル113が設けてあ
る。また、被処理材114を載置可能な基板電極115
は真空容器101下部に設置され、整合器116を介し
て基板バイアス電源117(例えば周波数400kH
z)に接続されている。基板電極115の上面は誘電体
膜で覆われており、基板電極115に接続された静電チ
ャック電源118から直流電圧を印加することによって
誘電体膜上に設置された被処理材114は静電吸着され
ている。
【0015】図2に整合器116及び静電チャック電源
118の回路構成例を示す。インダクタ(L1、L2)
およびコンデンサ(C1)で構成される整合部200よ
りも負荷側のアクティブライン203とグランド線20
4との間にダイオード(D1、D2)と直流電源部(Vb
1、Vb2)とを直列に接続したクリップ回路(基板バ
イアス電源117の高周波電圧を平坦化する高周波電圧
波形制御回路とすることができる)201とインダクタ
(L3)と直流電源(Vb3)とを直列に接続した静電
吸着回路を接続する。このとき、クリップ回路と静電吸
着回路とを接続するアクティブラインにはコンデンサ
(C2)を挿入する。クリップ回路201におけるダイ
オード(D1)は高周波電圧の正電圧側をカットし、直
流電源部(Vb1)によって正電位を与えるようにし
て、直流電源(Vb1)の設定値によりダイオード(D
1)の動作電圧を設定する。ダイオード(D2)は高周
波電圧の負側をカットし、直流電源部(Vb2)によっ
て負電位を与えるようにして、直流電源部(Vb2)の
設定値によりダイオード(D2)の動作電圧を設定す
る。
【0016】また直流電源(Vb1、Vb2)の電圧を
時間変化させることで、クリップした高周波電圧波形の
平坦部の傾きを任意に調整することができる。また直流
電源(Vb1、Vb2)の出力部にあるコンデンサの容
量を変化させることでも、高周波電圧波形の平坦部の傾
きを調整することができる。特にコンデンサの容量を小
さくすると、平坦部の電圧の絶対値が時間とともにより
大きく増加するように調整することができる。この回路
構成により正電圧側および負電圧側の電圧波形を任意の
値にクリップ(平坦化または切取り)することが可能と
なり、かつそのクリップ部(平坦部)の傾きを調整する
ことが可能となる。
【0017】また、基板電極115には直流電源(Vb
3)より直流電圧が印加され、プラズマ処理によって生
ずるセルフバイアス電圧とこの直流電圧とにより、被処
理材114は基板電極115に静電吸着されて保持され
る。このとき、クリップ回路201と静電吸着回路20
3をDCレベルで遮断するコンデンサ(C2)によっ
て、ダイオード(D1、D2)の動作電圧は安定しかつ
直流電源(Vb3)の電流容量を小さくすることができ
る。コンデンサ(C2)が無い場合、ダイオ-ド(D
1、D2)を介して直流電源部(Vb1、Vb2)を通
過する電流に対して直流電源(Vb3)の内部抵抗によ
り電圧降下が発生するためダイオード(D1、D2)の
動作電圧が変動する。またダイオード(D1、D2)の
動作電圧を安定させるため直流電源(Vb3)の電流容
量を大容量化しなければならない。つまりコンデンサ
(C2)を挿入することでクリップ回路201と静電吸
着回路203をDCレベルで遮断し相互に影響しない構
成としている。
【0018】図3は前記整合器116及び静電チャック
電源118の回路の他の構成例を示す図である。インダ
クタ(L1、L2)およびコンデンサ(C1)で構成さ
れる整合部202よりも負荷側のアクティブライン20
3とグランド線204との間にスイッチング素子(例え
ばトランジスタTr1,Tr2)を設置し、トランジス
タTr1,Tr2のベース電極に直流電源Vb1,Vb
2を接続してクリップ回路201bを構成する。直流電
源Vb1,Vb2を任意の電圧に設定し、この電圧でト
ランジスタをスイッチング動作さる。この回路によれば
電源側電圧を任意の電圧に高精度にクリップすることが
できる。
【0019】図4は前記整合器116及び静電チャック
電源118の回路の更に他の構成例を示す図である。イ
ンダクタ(L1、L2)およびコンデンサ(C1)で構
成される整合部203よりも負荷側のアクティブライン
203とグランド線204との間にスイッチング素子
(例えばトランジスタTr1,Tr2)を設置し、トラ
ンジスタTr1,Tr2のベース電極にスイッチ動作用
電源301、302を接続してクリップ回路201cを
構成する。スイッチ動作用電源301、302は基板バ
イアス電源117と同一周波数で同期しており、スイッ
チ動作用電源301、302にそれぞれ接続した直流電
源Vb1,Vb2によりオフセットを独立に印加可能に
してある。このスイッチ動作用電源301、302によ
りバイアス周期中の任意の時間幅でトランジスタTr
1,Tr2をスイッチングさせることにより、電源側電
圧を任意の電圧に高精度にクリップすることができる。
【0020】図1に示す装置において、処理室104内
部を真空排気装置(図示省略)により減圧した後、ガス
供給装置105によりエッチングガスを処理室104内
に導入し所望の圧力に調整する。電磁波発生用電源11
2より発振された、例えば、マイクロ波帯の周波数2.
45GHzのマイクロ波電力を矩形同軸線路111を経
由し、円矩形変換導波管110を介して円筒空洞部10
9に導入する。円筒空洞部109に導入されたマイクロ
波電力は、誘電体窓103、シャワープレート102を
伝播して処理室104内に導入され、磁場発生用コイル
113(例えばソレノイドコイル)により形成された磁
場との相互作用により処理室104内に高密度プラズマ
を生成する。特に、磁場発生用コイル113によって電
子サイクロトロン共鳴を起こす磁場強度(例えば、0.
0875T)を処理室104内に形成した場合、効率良
く高密度プラズマを生成することができる。また基板電
極115に載置された被処理材114は基板バイアス電
源117より高周波電力が供給され、表面処理(例え
ば、エッチング処理)される。
【0021】図5に整合器116のクリップ回路を用い
て負側の電圧をクリップした場合の電圧波形301を示
す。この電圧は例えば静電吸着回路を介して基板電極1
15に印加する。なお、図において縦軸は電圧で横軸は
時間である。
【0022】前述したように、図2に示すクリップ回路
201において直流電源部(Vb1、Vb2)を任意に
設定することにより、例えば、周波数400kHzの正
弦波の電圧波形を任意の電圧でクリップ(平坦化)し、
かつ平坦部の傾きを調整することができる。この場合、
試料は基板電極115上に誘電体膜を被覆した静電チャ
ックによって保持されている。このため、基板バイアス
電源117から電極に印加する高周波電圧はコンデンサ
として機能する前記誘電体膜を介して試料に伝送される
ことになる。このため、平坦にクリップされた高周波電
圧波形を前記静電容量を介して基板電極115に印加す
ると、試料に発生する電圧波形は平坦部に傾き(サグ)
が生じる。
【0023】従って、基板電極115に印加する電圧波
形は図5の電圧波形301のように時間とともに電圧の
絶対値が増加するように平坦部に傾きを生じさせておく
ことで、誘電体膜を介した試料に発生する電圧波形は、
図5の電圧波形302のように平坦部を一定電圧でクリ
ップさせた波形とすることができる。
【0024】図2に示すクリップ回路では、コンデンサ
を含む直流電源部を1段の構成としたが、図6に示すよ
うに多段の構成とすることができる。図6の場合は直流
電源部V1のコンデンサ容量を大きく設定し、直流電源
部V2の可変容量を小さく設定している。これにより、
図7に示すようにクリップ電圧と平坦部電圧の傾きをそ
れぞれ制御することができる。以上は負側のクリップに
ついて説明したが、正側のクリップについても同様であ
る。
【0025】図8(a)に正弦波の高周波電圧波形のV
pp(ピーク・トウ・ピーク電圧)を変化させた場合
の、被処理材114に入射するイオンのエネルギー分布
を3次元的に示す。縦軸はイオン量(任意単位)で横軸
はイオンエネルギであり、電圧波形401、402、4
03の順にVppが減少している。一般に、被処理材で
あるウエハに高周波電力を印加した場合のイオンエネル
ギ分布は、M. J. Kushner、 J. Appl. Phys. 58、 4024
(1985) に示されているように、高エネルギ側と低エネ
ルギ側の2個所にピークを持った分布となることが知ら
れている。
【0026】図8(b)に直流電源部(Vb2)を変化
させ電圧波形302を制御した場合の、被処理材114
に入射するイオンのエネルギ分布を示す。図8(b)に
は、基板電極115に正弦波電圧波形を印加した場合の
イオンエネルギ分布波形401と、被処理材116に発
生する電圧波形の平坦部を−800Vに設定した場合の
イオンエネルギ分布波形404と、被処理材114に発
生する電圧波形の平坦部を−600Vに設定した場合の
イオンエネルギ分布波形405を三次元的に示す。
【0027】図8(a)に示すように、正弦波の電圧V
ppを増加させても高エネルギピークと低エネルギピー
クの割合は変化しない。しかしながら図8(b)に示す
ように正弦波をクリップし平坦部の電圧を−800V、
−600Vと変化させることによって、高エネルギピー
クの割合を増加させることができる。言い換えれば、単
色に近いイオンエネルギ分布を実現できる。これを利用
することによりディープトレンチ(またはホール)、H
ARC等の高アスペクト比加工が実現できる。例えばデ
ィープトレンチの場合、SiOをマスクとしてSi基
板をエッチングする。CMOS用キャパシタを作成する
場合には、開口径0.2〜0.15μm、深さ8〜10
μmのエッチングが必要であり、マスクを含めるとアス
ペクト比50〜100で垂直な微細加工が要求されてい
る。エッチングガスとしてSF/HBr/O/Si
/あるいはNF/HBr/O等を使用する。上
述のようにウエハに正弦波をクリップした波形を印加す
ることにより、単色近いイオンエネルギ分布が得られる
ため、高アスペクト比のホールあるいはトレンチ内に垂
直に効率よくイオンが入射し、高速で高アスペクト比の
加工ができるという効果がある。 同様にコンタクトホ
ール用のHARCの場合は、エッチングガスとしてAr
/C/O、Ar/C/Oあるいはこれ
らのガスにCOを添加した混合ガスを使用し、レジスト
をマスクとしてSiOをエッチングする。HARCの
場合はCF系のガスを使用するため、高アスペクト比で
はホール内のラジカル組成が変化しエッチストップしや
すい。しかしながら、上述のようにウエハに正弦波をク
リップした波形を印加することにより単色に近いイオン
エネルギ分布が得られるため、エッチングの抜け性が向
上し、エッチレートが増加するという効果がある。上述
ではキャパシタ用ディープトレンチ(またはホール)、
コンタクトホール用のHARCについて述べたが、素子
分離用のディープトレンチ、後工程の配線接続部の加
工、積層チップ等のスーパーコネクト、あるいは半導体
デバイスに限らず、マイクロマシン、MEMS(Mic
ro Electro−Mechanical Sys
tem)用の高アスペクト比加工において適用でき、同
様の作用効果がある。また単色に近いイオンエネルギ分
布が得られるため、微細加工性が向上する。トランジス
タゲートの加工では、デバイス特性に影響するため、ゲ
ート長のCD制御が重要である。Poly−Siゲート
ではHBr/Cl/O等でエッチングするが、上述
のようにウエハに正弦波をクリップした波形を印加する
ことにより単色に近いイオンエネルギが得られるため、
垂直加工が可能であり、CD制御性が向上する。メタル
ゲートやダマシンゲート加工でも同様の効果がある。ま
たレジストをマスクとしたハードマスクの加工において
もCD制御が重要であり、この場合にも同様の作用効果
がある。
【0028】またクリップ電圧を変化させ、高エネルギ
イオンと低エネルギイオンの割合を変化させることによ
り、ガス種、圧力等のプロセス条件を変化させることな
くエッチング形状、すなわちテーパ角等も制御すること
ができる。これは上述のゲート加工、ディープトレンチ
(ホール)、HARCの加工ばかりでなく、Al配線、
ダマシン加工等の配線工程でのエッチングおよびSTI
等の加工において有効である。特にCl/Oガスを
使用するSTI(Shallow Trench Is
olation;浅溝素子分離)では応力集中を緩和す
るため、トップラウンド、ボトムラウンドと呼ばれる開
口部と底部にラウンド加工が要求されている。この場合
は、エッチング中にクリップ電圧を徐々にあるいはステ
ップ状に変化させることにより前記ラウンド加工を実現
できるという効果がある。
【0029】入射イオンエネルギとエッチレート(エッ
チイールド)との関係は一般に被エッチング材料ごとに
異なる。このこととイオンエネルギの単色化を利用すれ
ば、高選択比エッチングを実現できる。すなわちマスク
材料や下地材料に対してはエッチングレートは小さい
が、被処理材に対してはエッチレートが大きいイオンエ
ネルギを選択すれば良い。例として高アスペクト比のデ
ィープトレンチエッチングにおける、被エッチング材
(例えばシリコン)とマスク材(例えばシリコン酸化
膜)のイオンエネルギ(E)に対するエッチングレート
の関係を図9に示す。ここで被エッチング材(例えばシ
リコン)のエッチングレートを501、マスク材(例え
ばシリコン酸化膜)のエッチングレートを502で示
す。図9に示すように、イオンエネルギを0eVから増
加させるとエッチングが開始するしきい値のイオンエネ
ルギが現れる。この閾値は、被エッチング材ではA(e
V)、マスク材ではB(eV)である。したがってA
(eV)からB(eV)の単色に近いイオンエネルギ分
布のイオンをウエハに入射すれば、理論上、被エッチン
グ材とマスク材の選択比は無限大となる。図8のような
イオンエネルギ分布を有する場合において、イオンエネ
ルギ分布γ(E)と図9のエッチングレートとイオンエ
ネルギとの関係Ψ(E)をもとに(1)式より各材料の
エッチングレート(ER)を求めることができる。
【0030】
【数1】 図10に(1)式より求めた、被エッチング材のエッチ
ングレートと、被エッチング材とマスク材との選択比の
関係を示す。ここで図8(a)の正弦波電圧波形のVp
p(ピーク・トウ・ピーク電圧)を変化させた場合が曲
線601であり、図8(b)のクリップ電圧を変化させ
た場合が曲線602である。図8(b)に示すように、
高エネルギイオンの割合を増加させることにより、同じ
エッチングレートで高い選択比を得ることができるとい
う効果がある。これは前述のHARCエッチングにおけ
るマスク材のレジストと被処理材のSiOとの選択比
向上、BCl/Clを用いたAlエッチングにおけ
るマスク材のレジストと被処理材のAlとの選択比向
上、N/HあるいはNHを用いた有機Low−k
(低誘電率)エッチングにおけるマスク材のSiO
被処理材のFLARE、SiLk等の有機Low−kと
の選択比向上、あるいは無機Low−kエッチングにお
ける選択比向上等に効果がある。
【0031】配線材料のエッチングとしては、上記のA
lエッチング以外にもTiN、W等にも適用できる。ま
たLow−k材のエッチングとしてはFSG,MSQ等
にも適用できる。上述のようなマスク材と被処理材との
選択比向上以外にも、被処理材と下地材料との選択比向
上にも効果がある。特にゲート材料の場合には下地の酸
化膜の膜厚は数nmと非常に薄く、高い選択比が要求さ
れる。この場合にも正弦波をクリップした電圧波形をウ
エハに印加することにより、高エネルギイオンの割合を
増加させ、ゲート材料であるPoly−Siおよび下地
材料であるSiO2のイオンエネルギとエッチングイー
ルドとの関係から選択比を向上させることができる。ゲ
ート材料としてはSiGe、メタル系材料も適用でき、
下地材料としては窒化膜も適用できる。また被エッチン
グ材がSiOC、下地材料がSiCの無機Low−kエ
ッチングの場合にも同様の作用効果がある。また前述の
ディープトレンチ(またはホール)、HARC等の高ア
スペクト比エッチングにおいてもマスク材との高選択比
が要求され、同様の作用効果がある。
【0032】また高エネルギのイオンが被エッチング材
に入射すると、格子欠陥を生じダメージを与える可能性
がある。たとえばコンタクトホールのエッチングではコ
ンタクト抵抗が増加する。本実施例のイオンエネルギ制
御によれば、エッチレートを確保し、かつダメージを与
えないエッチング処理が可能となり、高品質でスループ
ットおよび歩留まりの高い表面処理が可能であるという
効果がある。
【0033】図11(a)は、基板電極115に正弦波
電圧を印加した場合における被処理材114に発生した
電圧波形701とプラズマ電位波形702を示す。縦軸
は電圧で横軸は時間である。一般に、基板電極に高周波
電力を印加した場合のプラズマ電位は、電気書院198
5年発行「プラズマプロセシングの基礎」p150〜1
56記載のように高周波電圧の正電圧側の振幅に依存し
大きく変動する。図11(b)に整合器116のクリッ
プ回路201を用いて正側の電圧をクリップさせ、その
平坦部の傾きを調整した場合、被処理材114に発生す
る電圧波形703とプラズマ電位704を示す。図2の
クリップ回路における直流電源部(Vb1、Vb2)を
任意に設定することにより、例えば、周波数400kH
zの正弦波の電圧波形を任意の電圧でクリップすること
ができ、かつその平坦部の傾きを調整することができ
る。
【0034】図11に示すように、被処理材114に発
生する電圧波形を調整することにより、プラズマ電位を
制御することが可能である。処理室104側壁(実効的
アース部)の近傍には、プラズマ電位に応じてイオンシ
ースが形成される。したがってプラズマ電位が増加する
とイオンシース中の電界により加速されたイオンのエネ
ルギが大きくなり、処理室104側壁をスパッタし金属
汚染が増加する。しかしながら図11(b)に示すよう
に正電圧側の波形をクリップすることによりプラズマ電
位の上昇を抑制することで、処理室104側壁のスパッ
タによる金属汚染を低減することが可能となる。これに
より、高品質でスループットおよび歩留まりの高い表面
処理が可能であるという効果が生じる。また前述のHA
RCプロセスでは、ウエハに高周波電圧波形でVpp
(ピーク・トウ・ピーク電圧)で1〜2kV程度の大き
な高周波電圧を印加することが一般的である。この場合
プラズマ電位も大きく変動し、通常使用されるアルミア
ルマイトの処理室104側壁をスパッタし、CF系のガ
スと反応してAlF異物が発生し歩留まりが低下する。
このため処理室104を大気開放して清掃すると真空の
再立ち上げ時間も含めれば装置稼働率が大幅に低下す
る。またプラズマ電位が増加すると処理室104下部に
までプラズマが拡散し異物発生個所が増大したり、ある
いは異常放電(局部放電)が発生する可能性が高くな
る。したがって、正弦波の正電圧側をクリップすること
によりプラズマ電位を抑制し、AlF異物の発生を抑制
することができる。また処理室104下部へのプラズマ
拡散も抑制できることから処理室104下部での異常放
電(局部放電)の発生も抑制できるという効果がある。
また、プラズマ電位の上昇を抑制することでチャージン
グダメージの低減も可能であり、安定したプラズマ処理
を実施することができるという効果がある。
【0035】特にウエハ外径がφ200mmからφ30
0mmと大口径化されると、高周波電圧が印加されるウ
エハ電極面積と実効的アース面積との比が大きくなるた
め、セルフバイアス電圧の絶対値が小さくなりプラズマ
電位が増加する。このため本発明における高周波電圧波
形の正電圧側の波形平坦化によるプラズマ電位の抑制は
装置の小型化の点でも有効と言える。
【0036】また図1〜11に使用する基板バイアス電
源117は連続発振の高周波電源を使用したが、高周波
電圧波形の振幅を時間変調することができる時間変調高
周波電源(TMバイアス電源)を使用しても良い。図1
2にRF周波数400kHz、デューティ比50%のT
Mバイアス電源を使用したときのクリップ電圧波形を示
す。デューティ比を制御することにより、プラズマ中の
エッチング反応とデポジション反応の割合を制御するこ
とができるので、基板バイアス波形をクリップすること
によるイオンエネルギ制御と合わせて、より高精度のエ
ッチング形状制御を行うことができるという効果があ
る。
【0037】[実施例2]本発明の第2の実施例を図1
3を用いて説明する。上部が開放された真空容器101
の上部に処理容器104、誘電体窓102(例えば石英
製)、アンテナ電極901(例えばシリコン製)を設置
し密封することにより処理室104を形成する。アンテ
ナ電極901はエッチングガスを流すための多孔構造と
なっておりガス供給装置105に接続されている。アン
テナ電極901上部には同軸線路902、整合器90
3、整合器904、フィルタ905、906を介して高
周波電源907(例えば周波数450MHz)、アンテ
ナバイアス電源908(例えば周波数13.56MHz)
が接続されている。なお、図において図1に示される部
分と同一部分については同一符号を付してその説明を省
略する。
【0038】上述のように構成された装置では、高周波
電源907より発振された、例えば、UHF帯の周波数
450MHzの高周波電力は同軸線路902を伝播し、
アンテナ電極901および誘電体窓102を介して処理
室104内に導入され、磁場発生用コイル113(例え
ばソレノイドコイル)により形成された磁場との相互作
用により、処理室104内に高密度プラズマを生成す
る。特に、磁場発生用コイル113によって電子サイク
ロトロン共鳴を起こす磁場強度(例えば、0.016T)
を処理室104内に形成した場合、効率良く高密度プラ
ズマを生成することができる。また、アンテナバイアス
電源908より高周波電力が同軸線路902を介して基
板電極115の対向電極となるアンテナ電極901に供
給される。また基板電極115に載置された被処理材1
14は、基板バイアス電源117より高周波電力が供給
され、表面処理(例えば、エッチング処理)される。
【0039】アンテナバイアス電源908によりアンテ
ナ電極901に高周波電圧を印加することにより、アン
テナ電極901にバイアス電圧が生じ、アンテナ電極材
料とプラズマ中のラジカルとの反応を生じさせることが
でき、これにより被処理材を処理するためのプラズマの
組成を制御できる(例えばアンテナ電極にシリコンを用
いた場合にはプラズマ中のフッ素を減少することができ
る)。
【0040】したがって、本装置構成では、主として4
50MHzの高周波電源907によりプラズマを生成
し、アンテナバイアス電源908により、プラズマ組成
あるいはプラズマ分布を制御して、プラズマ生成(イオ
ン量)とプラズマ組成(ラジカル濃度比)を独立に制御
できるというメリットがあり、本発明のイオンエネルギ
制御効果を、より精度良く実現することが可能である。
【0041】[実施例3]本発明の第3の実施例を図1
4を用いて説明する。アンテナバイアス電源908(例
えば、周波数800kHz)は外部トリガー信号により
発振を制御することができる。また、基板バイアス電源
117(例えば、周波数800kHz)は外部トリガー
信号により発振を制御可能である。アンテナバイアス電
源908と基板バイアス電源117は位相制御器100
1に接続されており、アンテナバイアス電源908と基
板バイアス電源117より出力される高周波の位相を制
御することができる。ここではアンテナバイアス電源9
08と基板バイアス電源117の周波数は同一周波数と
してある。なお、図において図1に示される部分と同一
部分については同一符号を付してその説明を省略する。
【0042】アンテナ電極901と基板電極115に印
加される高周波電圧が逆相(180°±30°以内)の
場合、例えば、基板電極115に正の電圧が印加されて
いるとき、アンテナ電極901には負の電圧が印加され
るので、アンテナ電極901にはイオンが入射するが電
子は入射せず、アンテナ電極901近傍は電子リッチな
状態になり、対向する基板電極が効率よくアースとして
の機能を有することになる。このためプラズマ電位が基
板バイアス電源の高周波電力によらず、高周波電圧のピ
ーク電圧値からすれば、ほぼ0Vに近い20〜30V程
度の電圧値で固定されることになる。従って、実施例1
で示した基板電極115側のイオンエネルギ制御効果を
より精度良く実現することが可能である。また、これに
より、チャージングダメージの低減も行うことができる
という効果がある。本実施例では基板バイアス電源11
7の周波数を800kHzとしたが、400kHz、2
MHz他の場合でも同様の作用効果がある。
【0043】以上説明したように、本発明の各実施例に
よれば、基板電極に印加する高周波電圧波形あるいはア
ンテナバイアス電源に印加する高周波電圧波形を調整す
るのでイオンエネルギ分布やプラズマ電位を制御し高精
度なプラズマ処理が可能である。
【0044】また上述の実施例では各効果について代表
的な被エッチング材、マスク材、下地材料、プロセス条
件を用いて具体的に示したが、類似の特性を示す材料、
プロセスであれば、同様の作用効果が得られるのは言う
までもない。
【0045】また上述の実施例では半導体デバイスの前
工程を中心に各効果を説明したが、半導体デバイスの後
工程(配線接続、スーパーコネクト)、マイクロマシ
ン、MEMS(ディスプレイ分野、光スイッチ分野、通
信分野、ストレージ分野、センサー分野、イメージャ分
野、小型発電機分野、小型燃料電池分野、マイクロプロ
−バー分野、プロセス用ガス制御システム分野、医学バ
イオ分野の関係含む)等の分野でのエッチング加工技術
に適用しても同様の作用効果が得られる。
【0046】また上述の各実施例では、マイクロ波EC
Rタイプ、UHF―ECRタイプの装置について述べた
が、他の平行平板型RIE装置、マグネトロンRIE装
置、2周波励起プラズマ装置、表面波励起プラズマ装
置、VHFプラズマ、TCP、ICP、ECR等のタイ
プの装置についても同様の効果がある。
【0047】また上述の各実施例では、エッチング装置
について述べたが、アッシング装置、プラズマCVD装
置など、基板電極へ高周波電力を供給する他のプラズマ
処理装置に同様に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、高
精度な加工を実現することのできるプラズマ処理装置及
びプラズマ処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係るプラズマ処理装置
を説明する図である。
【図2】整合器及び静電チャックの回路構成例を示す図
である。
【図3】整合器及び静電チャックの他の回路構成例を示
す図である。
【図4】整合器及び静電チャックの更に他の回路構成例
を示す図である。
【図5】負側の電圧をクリップした場合の電圧波形を示
す図である。
【図6】コンデンサを含む直流電源部を多段構成した例
を示す図である。
【図7】クリップ電圧と平坦部電圧の傾きを制御した例
を示す図である。
【図8】被処理材に入射するイオンのエネルギ分布を示
す図である。
【図9】イオンエネルギとエッチングレートの関係を示
す図である。
【図10】被エッチング材のエッチングレートとイオン
エネルギの関係を示す図である。
【図11】被エッチング材のエッチングレートと、被エ
ッチング材とマスク材との選択比の関係を示す図であ
る。
【図12】デューティ比50%のバイアス電源を使用し
たときのクリップ電圧波形を示す図である。
【図13】第2の実施例に係るプラズマ処理装置を説明
する図である。
【図14】第3の実施例に係るプラズマ処理装置を説明
する図である。
【符号の説明】
101 真空容器 102 シャワープレート 103 誘電体窓 104 処理室 105 ガス供給装置 106 真空排気口 107 円筒壁 108 天板 109 円筒空洞部 110 円矩形変換導波管 111 矩形導波管 112 電磁波発生用電源 113 磁場発生用コイル 114 被処理材 115 基板電極 116 整合器 117 基板バイアス電源 118 静電チャック電源 111 同軸線路 114 磁場発生コイル 115 基板電極 116 被処理材 117 基板バイアス電源 200 整合部 201 クリップ回路 202 静電吸着回路 203 アクティブライン 204 グランド線 301 基板電極電圧波形 302 試料電圧波形 901 アンテナ電極 902 同軸線路 903,904 整合器 904 整合器 905,906 フィルタ 907 高周波電源 908 アンテナバイアス電源 1001 位相制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05H 1/46 H05H 1/46 R H01L 21/302 101D (72)発明者 田村 仁 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸事業所内 (72)発明者 渡辺 成一 山口県下松市大字東豊井794番地 株式会 社日立製作所笠戸事業所内 Fターム(参考) 4G075 AA30 AA61 BC06 CA12 CA26 CA47 DA01 EB01 EC21 EC30 FB06 FC15 4K057 DA11 DA16 DB05 DB06 DB08 DB20 DD01 DD08 DE01 DE06 DE09 DE11 DE14 DE20 DG11 DM01 DM16 DM18 DM33 DN01 5F004 AA02 BA14 BB07 BB11 BB22 CA03 CA06 DA00 DA04 DA17 DA18 DA23 DA26 DB00 DB01 DB02 DB03 DB09 DB10 DB12 DB23 EB01 EB02 EB04

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガス
    を供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配置
    され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板バ
    イアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空処
    理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備え、
    前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処理を
    施すプラズマ処理装置であって、 前記被処理材に発生する高周波電圧の電圧波形を正電圧
    側あるいは負電圧側で任意の電圧に平坦化する高周波電
    圧波形制御回路を有することを特徴とするプラズマ処理
    装置。
  2. 【請求項2】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガス
    を供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配置
    され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板バ
    イアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空処
    理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備え、
    前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処理を
    施すプラズマ処理装置であって、 前記基板バイアス電源は高周波電圧の正側あるいは負側
    の少なくともいずれか一方の電圧を所定電圧にクリップ
    するクリップ回路を有することを特徴とするプラズマ処
    理装置。
  3. 【請求項3】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガス
    を供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配置
    され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板バ
    イアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空処
    理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備え、
    前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処理を
    施すプラズマ処理装置であって、 前記基板バイアス電源は高周波電圧の正側あるいは負側
    の少なくともいずれか一方の電圧を時間的に傾斜を有し
    て変動する電圧にクリップするクリップ回路を有するこ
    とを特徴とするプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガス
    を供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配置
    され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板バ
    イアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空処
    理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備え、
    前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処理を
    施すプラズマ処理装置であって、 前記プラズマ生成手段は真空処理室内に配置され該真空
    処理室内に高周波電力を供給してプラズマを生成するア
    ンテナ及びアンテナバイアス電圧を前記アンテナに供給
    するためのアンテナバイアス電源を備え、 前記基板バイアス電源は高周波電圧の正側あるいは負側
    の少なくともいずれか一方の電圧を所定電圧にクリップ
    するクリップ回路を備えたことを特徴とするプラズマ処
    理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項3の何れか1の記
    載において、 クリップ回路は相互に直列接続したダイオード及び直流
    電源部を備え、該直流電源部の電圧を調整して時間的に
    変動するクリップ電圧の傾斜を調整することを特徴とす
    るプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項4の何れか1の記
    載において、 基板バイアス電源はクリップ回路によりクリップされた
    電圧を静電吸着回路と直流的に遮断するためのコンデン
    サ及び静電吸着回路を介して試料に供給することを特徴
    とするプラズマ処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項4の記載において、 前記基板バイアス電源の周波数は前記アンテナバイアス
    電源の周波数と同一周波数であり、位相は略逆位相であ
    ることを特徴とするプラズマ処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし請求項4の何れか1の記
    載において、 基板バイアス電源は所定のデューティ比でオンオフする
    時間変調高周波電源であることを特徴とするプラズマ処
    理装置。
  9. 【請求項9】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガス
    を供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配置
    され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板バ
    イアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空処
    理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備え、
    前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処理を
    施すプラズマ処理方法であって、 前記被処理材に発生する高周波電圧の電圧波形を正電圧
    側及び負電圧側で任意の電圧に平坦化することを特徴と
    するプラズマ処理方法。
  10. 【請求項10】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処
    理を施すプラズマ処理方法であって、 基板バイアス電源の高周波電圧のうち正側あるいは負側
    の少なくともいずれか一方の電圧を所定電圧にクリップ
    することを特徴とするプラズマ処理方法。
  11. 【請求項11】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処
    理を施すプラズマ処理方法であって、 前記基板バイアス電源の高周波電圧の正側あるいは負側
    の少なくともいずれか一方の電圧を時間的に傾斜を有し
    て変動する電圧にクリップすることを特徴とするプラズ
    マ処理方法。
  12. 【請求項12】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にプラズマ処
    理を施すプラズマ処理方法であって、 真空処理室内に配置したアンテナにプラズマを生成する
    ための高周波電力及びアンテナバイアス電圧を供給する
    とともに、 前記基板バイアス電源の高周波電圧の正側あるいは負側
    の少なくともいずれか一方の電圧を所定電圧にクリップ
    することを特徴とするプラズマ処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項9ないし請求項12の何れか1
    の記載において、 クリップ回路は相互に直列接続したダイオード及び直流
    電源部を備え、該直流電源部の電圧を調整して時間的に
    変動するクリップ電圧の傾斜を調整することを特徴とす
    るプラズマ処理方法。
  14. 【請求項14】 請求項9ないし請求項12の何れか1
    の記載において、 基板バイアス電源はクリップ回路によりクリップされた
    電圧を静電吸着回路と直流的に遮断するためのコンデン
    サ及び静電吸着回路を介して試料に供給することを特徴
    とするプラズマ処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項12の記載において、 前記基板バイアス電源の周波数は前記アンテナバイアス
    電源と同一周波数であり、位相は略逆位相であることを
    特徴とするプラズマ処理方法。
  16. 【請求項16】 請求項9ないし請求項12の何れか1
    の記載において、 基板バイアス電源は所定のデューティ比でオンオフする
    時間変調高周波電源であることを特徴とするプラズマ処
    理方法。
  17. 【請求項17】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記被処理材に発生高周波電圧の電圧波形を負側で任意
    の電圧に平坦化して試料を高アスペクト比でエッチング
    することを特徴とするプラズマ処理方法。
  18. 【請求項18】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記基板バイアス電源の高周波電圧のうち負側の電圧を
    所定電圧にクリップして試料を高アスペクト比でエッチ
    ングすることを特徴とするプラズマ処理方法。
  19. 【請求項19】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記基板バイアス電源の高周波電圧の負側の電圧を時間
    的に傾斜を有して変動する電圧にクリップして試料を高
    アスペクト比でエッチングすることを特徴とするプラズ
    マ処理方法。
  20. 【請求項20】 請求項17ないし請求項19の何れか
    1の記載において、 前記高アスペクト比でのエッチングは、半導体デバイス
    前工程のディープトレンチまたはホール、HARC(H
    igh Aspect Ratio Contac
    t)、半導体デバイスの後工程の配線接続部、積層チッ
    プのスーパーコネクト、マイクロマシン、あるいはME
    MS(Micro Electro−Mechanic
    al System)におけるエッチングであることを
    特徴とするプラズマ処理方法。
  21. 【請求項21】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記被処理材に発生する高周波電圧の電圧波形を負電圧
    側で任意に平坦化して試料を高選択比でエッチングする
    ことを特徴とするエッチング処理方法。
  22. 【請求項22】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記基板バイアス電源の高周波電圧の負側の電圧を所定
    電圧にクリップして試料を高選択比でエッチングするこ
    とを特徴とするプラズマ処理方法。
  23. 【請求項23】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記基板バイアス電源の高周波電圧の負側の電圧を時間
    的に傾斜を有して変動する電圧にクリップして試料を高
    選択比でエッチングすることを特徴とするプラズマ処理
    方法。
  24. 【請求項24】 請求項21ないし請求項23の何れか
    1の記載において、 前記高選択比エッチングは、ゲート材料(Poly−S
    i、SiGe、メタル系材料)の加工、配線材料(A
    l、TiN、W系)の加工、低誘電率材料(SiLk、
    FLARE、FSG、MSQ、SiOC、HOSP)の
    加工、ディープトレンチまたはホール、HARC(Hi
    gh Aspect Ratio Contact)の
    加工であることを特徴とするプラズマ処理方法。
  25. 【請求項25】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記被処理材に発生する高周波電圧の電圧波形を負電圧
    側で任意に平坦化して試料を高精度形状制御エッチング
    することを特徴とするエッチング処理方法。
  26. 【請求項26】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記基板バイアス電源の高周波電圧の負側の電圧を所定
    電圧にクリップして試料を高精度形状制御エッチングす
    ることを特徴とするプラズマ処理方法。
  27. 【請求項27】 真空処理室、該真空処理室内に処理ガ
    スを供給する処理ガス供給装置、前記真空処理室内に配
    置され被処理材を載置する基板電極、該基板電極に基板
    バイアス電圧を供給する基板バイアス電源及び前記真空
    処理室内にプラズマを生成するプラズマ生成手段を備
    え、前記真空処理室内に配置した被処理材にエッチング
    処理を施すプラズマ処理方法であって、 前記基板バイアス電源の高周波電圧の負側の電圧を時間
    的に傾斜を有して変動する電圧にクリップして試料を高
    精度形状制御エッチングすることを特徴とするプラズマ
    処理方法。
  28. 【請求項28】 請求項25ないし請求項27の何れか
    1の記載において、 前記高精度形状制御エッチングは、ゲート材料(Pol
    y−Si、SiGe、メタル系材料及びダマシンゲート
    を含む)の加工、STI(Shallow Trenc
    h Isolation)加工、配線材料(Al、Ti
    N、W系)の加工、低誘電率材料(SiLk、FLAR
    E、FSG、MSQ、SiOC、HOSP)の加工、デ
    ィープトレンチまたはホール、HARC(High A
    spect Ratio Contact)の高アスペ
    クト比加工であることを特徴とするプラズマ処理方法。
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