JP2003332168A - コンデンサ素子 - Google Patents

コンデンサ素子

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JP2003332168A
JP2003332168A JP2002132305A JP2002132305A JP2003332168A JP 2003332168 A JP2003332168 A JP 2003332168A JP 2002132305 A JP2002132305 A JP 2002132305A JP 2002132305 A JP2002132305 A JP 2002132305A JP 2003332168 A JP2003332168 A JP 2003332168A
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JP
Japan
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capacitor element
capacitor
container
capacitor elements
assembly
Prior art date
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Pending
Application number
JP2002132305A
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English (en)
Inventor
Noriaki Matsumura
紀明 松村
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Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンデンサ素子の集合体を簡単に形成できる
コンデンサ素子を提供すること。 【解決手段】 コンデンサ素子本体11を樹脂製の収納
容器12に収納し、その容器12内に樹脂を注入して一
体化して固めてなるコンデンサ素子であって、収納容器
12の相対向する外側面のそれぞれに、外側に向けて広
がる台形状の係合凸部12bと、この係合凸部12bと
嵌合する内側に向けて広がる台形状の係合凹部12cを
形成し、コンデンサ素子の集合時、一つのコンデンサ素
子の係合凹部12cに隣に位置するコンデンサ素子の係
合凸部12bと嵌め込んで必要数のコンデンサ素子の集
合体を形成する。これにより集合のためのバンドあるい
は樹脂モールドによる集合の際のコンデンサ素子本体を
固定する固定棒の必要性がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、コンデンサ素子に
関するものである。 【0002】 【従来の技術】一対の電極の間に誘電体を挾み重ね合わ
せて形成したコンデンサ素子には、コンデンサ素子の外
周面を樹脂などの絶縁体で包囲して一体に固めて構成す
る場合がある。図4はその一例を示すもので、たとえば
アルミニウム箔あるいはプラスチックフィルムなどにア
ルミニウムなどの導電材を蒸着した蒸着膜などの電極と
プラスチックフィルムなどの誘電体を交互に重ね合わせ
て巻回して形成したコンデンサ素子本体1を絶縁性の容
器2に収納し、図5に示すように電極に接続した引出導
線3を引き出して樹脂4を充填してコンデンサ素子5が
形成されている。 【0003】このように構成したコンデンサ素子5は、
その複数を図6(引出導線は省略)に示すようにバンド
6で縛ってコンデンサ集合体7を形成し、コンデンサ素
子5間を適宜結線し、そのコンデンサ集合体7を図示し
ないタンクや缶などの容器内に収納し、これによりコン
デンサを形成している。また、図7に示すように複数個
(図示例は3個)のコンデンサ素子本体1をその中心部
を貫通する固定棒8に固定し、引出導線3を引き出して
その全体を絶縁樹脂でモールド9を施して形成して集合
するときもある。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】しかし、前者のコンデ
ンサ素子の複数個をバンドで縛ってコンデンサ集合体を
形成する方法では、バンドで縛る工程やバンドなどの部
品数が多く、また、バンドがゆるみ、コンデンサ素子間
を接続している引出導線が外れるなど品質上好ましくな
い場合があった。後者のコンデンサ素子の複数個を固定
棒に固定し、その全体を絶縁樹脂でモールドする方法で
は、コンデンサ素子を固定棒に固定する工程や固定棒な
どの部品数が多く、いずれの方法においてもコンデンサ
の製造コストが嵩むという問題があった。 【0005】本発明はこの問題を解消すべくなされたも
ので、コンデンサ素子の集合体を簡単に形成できるコン
デンサ素子を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明
は、1又は複数のコンデンサ素子本体の外周面を絶縁体
で一体に固めてコンデンサ素子を形成するとともに、前
記絶縁体の外表面に隣接のコンデンサ素子と連結する連
結固定用の係合部を設けてなることを特徴とする。 【0007】本発明では、絶縁体で一体に固めた1又は
複数のコンデンサ素子本体の外表面に、たとえば台形状
の係合凸部とその凸部と嵌合係合する台形状の係合凹部
などからなる係合部を形成し、隣接のコンデンサ素子間
を一方のコンデンサ素子の係合凸部と他方のコンデンサ
素子の係合凹部との嵌め込み係合によって両者を連結固
定し、これにより必要数のコンデンサ素子を集合するの
で、集合のためのバンドや固定棒を必要とせず、コンデ
ンサ集合体を形成するための部品数や作業手間を低減す
ることができる。 【0008】 【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図1
〜図3を参照して説明する。図1はコンデンサ素子本体
を収納する容器の斜視図、図2はコンデンサ素子の断面
図、図3はコンデンサ素子集合体の斜視図である。 【0009】図1において、11はコンデンサ素子本
体、12はコンデンサ素子本体収納容器、13はコンデ
ンサ素子本体の電極に接続した引出導線である。コンデ
ンサ素子本体11は、たとえばアルミニウム箔あるいは
プラスチックフィルムなどにアルミニウムなどの導電材
を蒸着した蒸着膜などの電極とプラスチックフィルムな
どの誘電体を交互に重ね合わせて巻回して形成したコン
デンサ素子本体であって従来のコンデンサ素子本体と特
に相違するものではない。 【0010】コンデンサ素子本体収納容器12は、エポ
キシやポリウレタンなどの樹脂で、上面に開口面12a
を有する直方体状に形成されており、互いに対向する外
側面の中央部に、上面から下方に向けて伸び途中で終端
する適宜長さの、外側に向けて広がる台形状の係合凸部
12bと内側に向けて広がり、この係合凸部12bと嵌
合する内側に向けて広がる台形状の係合凹部12cが形
成されている。 【0011】この実施の形態に係るコンデンサ素子は、
この収納容器12にコンデンサ素子本体11を、コンデ
ンサ素子本体11に接続した引出導線13を開口面12
aから突出させて収納する。そして、コンデンサ素子本
体11を収納した収納容器12内にエポキシやポリウレ
タンなどの樹脂を注入固化し、コンデンサ素子本体11
の外周面を、図2に示すように注入固化した樹脂層15
および収納容器12で一体に固めて形成される。 【0012】このように構成したコンデンサ素子を複数
集合して集合体を形成するとき、一つのコンデンサ素子
14の外側面に形成した係合凹部12cに、隣に位置す
るコンデンサ素子14の外側面に形成した係合凸部12
bをたとえば上方から下方へ係合凹部12cの終端部1
2eと係合凸部12bの終端部12dとが当接するまで
押し下げて嵌め込む。この嵌め込みにより、一つのコン
デンサ素子14と隣に位置するコンデンサ素子14とは
連結固定される。この連結固定を複数の各コンデンサ素
子14間で行い、図3(引出導線13は省略してい
る。)に示すように必要数(図示例では6個)のコンデ
ンサ素子14の集合体を形成する。 【0013】この集合体では、台形状の係合凸部12b
と係合凹部12cが嵌合されているので、各コンデンサ
素子14間で互いに向かい合う側面が横方向に離れるこ
とはなく、また係合凹部12cの終端部12eと係合凸
部12bの終端部12dとが当接しているので下方にず
れることもない。なお、係合凸部12bと係合凹部12
cの形状は台形状に限らず、楕円や円形状であってもよ
い。 【0014】以上の実施の形態では、コンデンサ素子本
体収納容器12は、直方体状で1個のコンデンサ素子本
体11を収納しているが、収納容器12は円柱状や菱形
形状であってもよく、複数のコンデンサ素子を収納して
もよい。また、収納容器12を用いることなく、1個ま
たは複数のコンデンサ素子本体11全体を樹脂によりモ
ールドするようにしてもよい。この場合、モールド層の
外側面に係合凹部12cおよび係合凸部12bと同様の
係合部を形成する。 【0015】さらに、以上の実施の形態では、互いに対
向する外側面のそれぞれの中心線部に上面から下方に向
けて伸びる一つの係合凸部12bと係合凹部12cが形
成されているが、互いに対向する外側面には係合凸部ま
たは係合凹部を形成するようにしてもよく、また、係合
凸部および係合凹部の位置や数は任意である。さらにま
た、係合凸部を上方に突出するように形成するととも
に、上方に突出する係合凸部と係合凹部を形成すると、
コンデンサ素子を積み重ねて集合することもできる。 【0016】 【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
ンデンサ素子の外表面に連結固定用の係合部を設け、こ
の係合部に係合させて必要数のコンデンサ素子を連結固
定して集合するので、コンデンサ素子間のゆるみがな
く、コンデンサ素子をしっかり集合でき、コンデンサ素
子間を接続する引出導線の断線が防止でき、これにより
コンデンサの品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るコンデンサ素子本体
を収納する容器の斜視図である。 【図2】本発明の実施の形態に係るコンデンサ素子の断
面図である。 【図3】本発明の実施の形態に係るコンデンサ素子集合
体の斜視図である。 【図4】従来のコンデンサ素子本体を収納する容器の斜
視図である。 【図5】従来のコンデンサ素子の断面図である。 【図6】従来のコンデンサ素子集合体の斜視図である。 【図7】従来の他の例のコンデンサ素子集合体の斜視図
である。 【符号の説明】 11 コンデンサ素子本体 12 コンデンサ素子本体収納容器 12a 開口面 12b 係合凸部 12c 係合凹部 13 引出導線 14 コンデンサ素子 15 樹脂層

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 1又は複数のコンデンサ素子本体の外周
    面を絶縁体で一体に固めてコンデンサ素子を形成すると
    ともに、前記絶縁体の外表面に隣接のコンデンサ素子と
    連結する連結固定用の係合部を設けてなることを特徴と
    するコンデンサ素子。
JP2002132305A 2002-05-08 2002-05-08 コンデンサ素子 Pending JP2003332168A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101211666B1 (ko) 2011-08-30 2012-12-13 비나텍주식회사 전기화학 에너지 저장장치를 이용한 모듈
KR101269484B1 (ko) * 2011-08-30 2013-05-30 비나텍주식회사 전기화학 에너지 저장장치를 이용한 모듈

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