JP2003332088A - 放電ランプ装置 - Google Patents
放電ランプ装置Info
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- JP2003332088A JP2003332088A JP2002139188A JP2002139188A JP2003332088A JP 2003332088 A JP2003332088 A JP 2003332088A JP 2002139188 A JP2002139188 A JP 2002139188A JP 2002139188 A JP2002139188 A JP 2002139188A JP 2003332088 A JP2003332088 A JP 2003332088A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 放電ランプ装置の配線部分における漏れ電流
を防ぐ。 【解決手段】 定着ランプ装置(放電ランプ装置)50
は、イエロー用及び、マゼンダ用定着ランプ61,62
と、点灯回路63とからなる。各定着ランプはそれぞれ
放電媒体が封入された発光管66,67と、各発光管6
6,67の外面に設けられた一対の電極68a,68b
とからなる。点灯回路63は各電極68a,68bに電
圧を印加して各定着ランプ61,62を点灯させる。各
定着ランプ61,62の一端は、各電極68a,68b
と点灯回路63を接続する配線取り出し端81,82と
なっている。各定着ランプ61,62は、配線取り出し
端81,82が逆になるように配置されている。これに
より、各配線79,80が近接することがなくなる。
を防ぐ。 【解決手段】 定着ランプ装置(放電ランプ装置)50
は、イエロー用及び、マゼンダ用定着ランプ61,62
と、点灯回路63とからなる。各定着ランプはそれぞれ
放電媒体が封入された発光管66,67と、各発光管6
6,67の外面に設けられた一対の電極68a,68b
とからなる。点灯回路63は各電極68a,68bに電
圧を印加して各定着ランプ61,62を点灯させる。各
定着ランプ61,62の一端は、各電極68a,68b
と点灯回路63を接続する配線取り出し端81,82と
なっている。各定着ランプ61,62は、配線取り出し
端81,82が逆になるように配置されている。これに
より、各配線79,80が近接することがなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放電により発光す
る放電ランプ装置に関するものであり、さらに詳しく
は、発光管の外面に一対の電極を設けた外面電極型の放
電ランプ装置に関するものである。
る放電ランプ装置に関するものであり、さらに詳しく
は、発光管の外面に一対の電極を設けた外面電極型の放
電ランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】サーマルヘッドによりカラー感熱記録紙
を加熱して発色記録するカラー感熱プリンタが知られて
いる。カラー感熱記録紙には、支持体上にシアン,マゼ
ンタ,イエローの順に複数の感熱発色層が層設されてい
る。各感熱発色層は、最上層となるイエロー感熱発色層
の熱感度が最も高く、下層の感熱発色層ほど熱感度が低
い。イエロー及びマゼンタの感熱発色層に対しては、そ
れぞれ特有な波長域の定着光による光定着性が付与され
ている。
を加熱して発色記録するカラー感熱プリンタが知られて
いる。カラー感熱記録紙には、支持体上にシアン,マゼ
ンタ,イエローの順に複数の感熱発色層が層設されてい
る。各感熱発色層は、最上層となるイエロー感熱発色層
の熱感度が最も高く、下層の感熱発色層ほど熱感度が低
い。イエロー及びマゼンタの感熱発色層に対しては、そ
れぞれ特有な波長域の定着光による光定着性が付与され
ている。
【0003】このカラー感熱プリンタでは、カラー感熱
記録紙を副走査方向に沿って往復搬送する間に、主走査
方向に沿って配置されたサーマルヘッドを圧接させて各
感熱発色層に熱記録を行い、各感熱発色層への熱記録後
に、定着ランプ装置を用いて定着光をを照射し、下層の
感熱発色層への熱記録時に上層の感熱発色層が発色しな
いように定着している。定着ランプ装置は、イエロー感
熱発色層を定着するイエロー用の定着ランプと、マゼン
タ感熱発色層を定着するマゼンタ用の定着ランプとを有
する。
記録紙を副走査方向に沿って往復搬送する間に、主走査
方向に沿って配置されたサーマルヘッドを圧接させて各
感熱発色層に熱記録を行い、各感熱発色層への熱記録後
に、定着ランプ装置を用いて定着光をを照射し、下層の
感熱発色層への熱記録時に上層の感熱発色層が発色しな
いように定着している。定着ランプ装置は、イエロー感
熱発色層を定着するイエロー用の定着ランプと、マゼン
タ感熱発色層を定着するマゼンタ用の定着ランプとを有
する。
【0004】定着ランプとしては、一般に水銀蛍光ラン
プが使用されているが、この他に、例えば、特開200
1−15581号公報に記載されているような外面電極
型の放電ランプ装置を用いることも検討されている。外
面電極型の放電ランプ(以下、単に放電ランプという)
とは、放電媒体が封入された棒状のガラス管の外面に一
対の電極を設けたものである。この放電ランプでは、ガ
ラス管の一端が、各電極と点灯回路とを接続する配線を
取り出すための配線取り出し端となっている。
プが使用されているが、この他に、例えば、特開200
1−15581号公報に記載されているような外面電極
型の放電ランプ装置を用いることも検討されている。外
面電極型の放電ランプ(以下、単に放電ランプという)
とは、放電媒体が封入された棒状のガラス管の外面に一
対の電極を設けたものである。この放電ランプでは、ガ
ラス管の一端が、各電極と点灯回路とを接続する配線を
取り出すための配線取り出し端となっている。
【0005】前記放電ランプ装置には、同時に点灯する
複数の放電ランプが並べて配置されている。そして、各
放電ランプの同電位の電極を隣り合うように配置するこ
とで、各放電ランプの電極間で放電電流がリークしない
ようにしている。また、各放電ランプは、それぞれの配
線取り出し端を同じ向きにして並べられている。
複数の放電ランプが並べて配置されている。そして、各
放電ランプの同電位の電極を隣り合うように配置するこ
とで、各放電ランプの電極間で放電電流がリークしない
ようにしている。また、各放電ランプは、それぞれの配
線取り出し端を同じ向きにして並べられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記放
電ランプ装置では、各放電ランプの配線取り出し端が同
じ向きであるため、各放電ランプから点灯回路へ接続さ
れる配線が近接してしまい、配線部分で放電電流がリー
クしてしまうという問題があった。そのため、前記放電
ランプを定着ランプに用いた場合には、放電電流のリー
クにより光量が低下して、定着不足が発生してしまうお
それがあった。
電ランプ装置では、各放電ランプの配線取り出し端が同
じ向きであるため、各放電ランプから点灯回路へ接続さ
れる配線が近接してしまい、配線部分で放電電流がリー
クしてしまうという問題があった。そのため、前記放電
ランプを定着ランプに用いた場合には、放電電流のリー
クにより光量が低下して、定着不足が発生してしまうお
それがあった。
【0007】本発明は、配線部分で生じる放電電流のリ
ークが防止される放電ランプ装置を提供することを目的
とする。
ークが防止される放電ランプ装置を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明の放電ランプ装置は、放電媒体が封入された
棒状の発光管と、この発光管の外面に設けられた一対の
電極とをそれぞれ有し、配線によって接続された前記各
電極に電圧を印加して前記各放電ランプを点灯させる点
灯回路とからなり、前記各放電ランプが並べて配置され
る放電ランプ装置において、前記各放電ランプは、それ
ぞれの一端が前記配線を取り出すための配線取り出し端
となっており、これら配線取り出し端が逆向きになるよ
うに配置されていることを特徴とする。
に、本発明の放電ランプ装置は、放電媒体が封入された
棒状の発光管と、この発光管の外面に設けられた一対の
電極とをそれぞれ有し、配線によって接続された前記各
電極に電圧を印加して前記各放電ランプを点灯させる点
灯回路とからなり、前記各放電ランプが並べて配置され
る放電ランプ装置において、前記各放電ランプは、それ
ぞれの一端が前記配線を取り出すための配線取り出し端
となっており、これら配線取り出し端が逆向きになるよ
うに配置されていることを特徴とする。
【0009】本発明の別の放電ランプ装置は、放電媒体
が封入された棒状の発光管と、この発光管の外面に設け
られた一対の電極とをそれぞれ有し、点灯時期が異なる
少なくとも2種類の第1及び第2の各放電ランプと、配
線によって接続された前記各電極に電圧を印加して前記
各放電ランプを点灯させる点灯回路とからなり、前記第
1及び第2の各放電ランプが並べて配置される放電ラン
プ装置において、前記第1及び第2の各放電ランプは、
それぞれの一端が前記配線を取り出すための配線取り出
し端となっており、これら配線取り出し端が逆向きにな
るように配置されていることを特徴とする。
が封入された棒状の発光管と、この発光管の外面に設け
られた一対の電極とをそれぞれ有し、点灯時期が異なる
少なくとも2種類の第1及び第2の各放電ランプと、配
線によって接続された前記各電極に電圧を印加して前記
各放電ランプを点灯させる点灯回路とからなり、前記第
1及び第2の各放電ランプが並べて配置される放電ラン
プ装置において、前記第1及び第2の各放電ランプは、
それぞれの一端が前記配線を取り出すための配線取り出
し端となっており、これら配線取り出し端が逆向きにな
るように配置されていることを特徴とする。
【0010】前記各放電ランプは、光定着性を有するカ
ラー感熱記録紙に対して定着光を照射する定着ランプと
して使用してもよい。
ラー感熱記録紙に対して定着光を照射する定着ランプと
して使用してもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すカラー感熱プリンタ1
0は、カラー感熱記録紙11を順方向と、その逆方向と
に往復搬送しながら、フルカラー画像の熱記録と、熱記
録済みのカラー感熱記録紙11の光定着とを行う。
0は、カラー感熱記録紙11を順方向と、その逆方向と
に往復搬送しながら、フルカラー画像の熱記録と、熱記
録済みのカラー感熱記録紙11の光定着とを行う。
【0012】カラー感熱記録紙11は、周知のように支
持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエ
ロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイ
エロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネル
ギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発
色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアン
に発色する。また、イエロー感熱発色層は、波長が約4
20nm付近の近紫外線であるイエロー定着光が照射さ
れたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層
は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程
度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、波長が365n
m付近の紫外線であるマゼンタ定着光が照射されたとき
に発色能力が消失する。カラー感熱記録紙11に、例え
ばブラック感熱発色層等を設けて感熱発色層を4層以上
にしてもよい。
持体上にシアン感熱発色層,マゼンタ感熱発色層,イエ
ロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイ
エロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネル
ギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発
色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアン
に発色する。また、イエロー感熱発色層は、波長が約4
20nm付近の近紫外線であるイエロー定着光が照射さ
れたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層
は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程
度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、波長が365n
m付近の紫外線であるマゼンタ定着光が照射されたとき
に発色能力が消失する。カラー感熱記録紙11に、例え
ばブラック感熱発色層等を設けて感熱発色層を4層以上
にしてもよい。
【0013】カラー感熱記録紙11の搬送路上には、サ
ーマルヘッド39と、このサーマルヘッド39と対向し
てカラー感熱記録紙11を支持するプラテンローラ40
が配置されている。サーマルヘッド39は、周知のよう
に、多数の発熱素子を主走査方向に沿ってライン状に並
べた発熱素子アレイ41を備えている。各発熱素子は、
画素の濃度に応じた熱エネルギーを発生してイエロー,
マゼンタ,シアンの各色の画像を各感熱発色層に熱記録
する。サーマルヘッド39は、ヘッドドライバ42によ
って駆動される。
ーマルヘッド39と、このサーマルヘッド39と対向し
てカラー感熱記録紙11を支持するプラテンローラ40
が配置されている。サーマルヘッド39は、周知のよう
に、多数の発熱素子を主走査方向に沿ってライン状に並
べた発熱素子アレイ41を備えている。各発熱素子は、
画素の濃度に応じた熱エネルギーを発生してイエロー,
マゼンタ,シアンの各色の画像を各感熱発色層に熱記録
する。サーマルヘッド39は、ヘッドドライバ42によ
って駆動される。
【0014】サーマルヘッド39の順方向上流側には搬
送ローラ対43、順方向下流側には定着ランプ装置50
が配置されている。搬送ローラ対43は、給紙されたカ
ラー感熱記録紙11をニップして副走査方向へ搬送す
る。搬送ローラ対43は、搬送モータ51によって駆動
されて回転する。
送ローラ対43、順方向下流側には定着ランプ装置50
が配置されている。搬送ローラ対43は、給紙されたカ
ラー感熱記録紙11をニップして副走査方向へ搬送す
る。搬送ローラ対43は、搬送モータ51によって駆動
されて回転する。
【0015】この搬送中に、サーマルヘッド39及び定
着ランプ装置50をカラー感熱記録紙11が通過して、
熱記録及び光定着が行われる。熱記録及び光定着が終了
したカラー感熱記録紙11は、図示しないカッターによ
って所定サイズにカットされ、カラー感熱プリンタ10
外へ排出される。CPU52は、ヘッドドライバ42及
びモータドライバ53などを介して、カラー感熱プリン
タ10の各部を制御する。
着ランプ装置50をカラー感熱記録紙11が通過して、
熱記録及び光定着が行われる。熱記録及び光定着が終了
したカラー感熱記録紙11は、図示しないカッターによ
って所定サイズにカットされ、カラー感熱プリンタ10
外へ排出される。CPU52は、ヘッドドライバ42及
びモータドライバ53などを介して、カラー感熱プリン
タ10の各部を制御する。
【0016】定着ランプ装置50は、イエロー定着光を
発光するイエロー用定着ランプ61,マゼンタ定着光を
発光するマゼンタ用定着ランプ62,これら各定着ラン
プ61,62を駆動する点灯回路63からなる。各定着
ランプ61,62の周囲には、各定着ランプ61,62
が発光した光をカラー感熱記録紙11に向けて反射させ
るリフレクタ65が配置されている。イエロー及びマゼ
ンタの各定着ランプ61,62としては、放電媒体とし
てキセノンガスを使用した放電ランプが使用される。
発光するイエロー用定着ランプ61,マゼンタ定着光を
発光するマゼンタ用定着ランプ62,これら各定着ラン
プ61,62を駆動する点灯回路63からなる。各定着
ランプ61,62の周囲には、各定着ランプ61,62
が発光した光をカラー感熱記録紙11に向けて反射させ
るリフレクタ65が配置されている。イエロー及びマゼ
ンタの各定着ランプ61,62としては、放電媒体とし
てキセノンガスを使用した放電ランプが使用される。
【0017】図2及び図3に示すように、各定着ランプ
61,62は、キセノンガスが封入された棒状の発光管
66,67と、その発光管66,67の外面の略対向す
る位置に配置された各一対の電極68a,68bとから
なる。各定着ランプ61,62は、その両端に取り付け
られたホルダ70によって保持される。
61,62は、キセノンガスが封入された棒状の発光管
66,67と、その発光管66,67の外面の略対向す
る位置に配置された各一対の電極68a,68bとから
なる。各定着ランプ61,62は、その両端に取り付け
られたホルダ70によって保持される。
【0018】発光管66,67としては、ガラス管が使
用されており、各発光管66,67の内周面にはそれぞ
れ異なる種類の蛍光体が塗布されている。各蛍光体は、
放電時にキセノンガスが発光する光の照射を受けて、そ
れぞれイエロー用定着光又はマゼンタ用定着光を発光す
る。
用されており、各発光管66,67の内周面にはそれぞ
れ異なる種類の蛍光体が塗布されている。各蛍光体は、
放電時にキセノンガスが発光する光の照射を受けて、そ
れぞれイエロー用定着光又はマゼンタ用定着光を発光す
る。
【0019】各電極68a,68bは各発光管66,6
7の長手方向に沿って延びている。そして、各電極68
a,68bの間は光を照射する照射部となっており、各
発光管66,67は、この照射部がカラー感熱記録紙1
1の記録面と対面するように配置される。
7の長手方向に沿って延びている。そして、各電極68
a,68bの間は光を照射する照射部となっており、各
発光管66,67は、この照射部がカラー感熱記録紙1
1の記録面と対面するように配置される。
【0020】各発光管66,67の一端は、各電極68
a,69bと点灯回路63とを接続するための各配線7
9,80が取り出される配線取り出し端81,82とな
っている。各配線79,80は、それぞれ高電位用配線
79a,80aと低電位用配線79b,80bとからな
り、それぞれ、ランプ点灯回路63内に設けられたイン
バータ85の高電位用接点(H)86と、低電位用接点
(L)87とに接続される。配線としては、例えば、芯
線に絶縁体を被覆した電線が使用される。
a,69bと点灯回路63とを接続するための各配線7
9,80が取り出される配線取り出し端81,82とな
っている。各配線79,80は、それぞれ高電位用配線
79a,80aと低電位用配線79b,80bとからな
り、それぞれ、ランプ点灯回路63内に設けられたイン
バータ85の高電位用接点(H)86と、低電位用接点
(L)87とに接続される。配線としては、例えば、芯
線に絶縁体を被覆した電線が使用される。
【0021】高電位用接点86は、イエロー用定着ラン
プ61とマゼンタ用定着ランプ62の各高電位用配線7
9a、80aに共用されており、スイッチ88によって
接続が切り替えられる。すなわち、イエロー定着時に
は、高電位用配線79aと高電位用接点86とが接続さ
れて、イエロー用定着ランプ61が点灯し、他方、マゼ
ンタ定着時には、高電位用配線80aと高電位用接点8
6とが接続されて、マゼンタ用定着ランプ62が点灯す
る。
プ61とマゼンタ用定着ランプ62の各高電位用配線7
9a、80aに共用されており、スイッチ88によって
接続が切り替えられる。すなわち、イエロー定着時に
は、高電位用配線79aと高電位用接点86とが接続さ
れて、イエロー用定着ランプ61が点灯し、他方、マゼ
ンタ定着時には、高電位用配線80aと高電位用接点8
6とが接続されて、マゼンタ用定着ランプ62が点灯す
る。
【0022】各定着ランプ61,62は、各配線取り出
し端81,82が逆向きになるように配置されている。
そして、各配線取り出し端81,82からの各配線7
9、80は、束ねられることなく、それぞれ点灯回路6
3に接続される。これにより、各配線79,80を離す
ことができるので、各配線79,80間での放電電流の
リークが防止される。
し端81,82が逆向きになるように配置されている。
そして、各配線取り出し端81,82からの各配線7
9、80は、束ねられることなく、それぞれ点灯回路6
3に接続される。これにより、各配線79,80を離す
ことができるので、各配線79,80間での放電電流の
リークが防止される。
【0023】以下、上記構成による作用について説明す
る。プリント指示がなされると、順方向への1回目の搬
送が開始され、サーマルヘッド39によりイエロー感熱
発色層が加熱されてイエロー画像が記録される。カラー
感熱記録紙11は、イエロー画像が記録された部分から
定着ランプ装置50に順次送られる。イエロー用定着ラ
ンプ61が点灯し、発光されるイエロー用定着光によっ
てイエロー感熱発色層が光定着される。イエロー用定着
ランプ61及びマゼンタ用定着ランプの各配線79,8
0は離れているので、配線部分で放電電流がリークして
しまうことはない。このため、イエロー用定着ランプ6
1の光量低下による定着不足が生じることもない。
る。プリント指示がなされると、順方向への1回目の搬
送が開始され、サーマルヘッド39によりイエロー感熱
発色層が加熱されてイエロー画像が記録される。カラー
感熱記録紙11は、イエロー画像が記録された部分から
定着ランプ装置50に順次送られる。イエロー用定着ラ
ンプ61が点灯し、発光されるイエロー用定着光によっ
てイエロー感熱発色層が光定着される。イエロー用定着
ランプ61及びマゼンタ用定着ランプの各配線79,8
0は離れているので、配線部分で放電電流がリークして
しまうことはない。このため、イエロー用定着ランプ6
1の光量低下による定着不足が生じることもない。
【0024】イエローの熱記録及び光定着が終了する
と、搬送ローラ対43が逆転し、カラー感熱記録紙11
が初期位置に戻される。順方向への2回目の搬送中にマ
ゼンタの熱記録が行われる。カラー感熱記録紙11は、
マゼンタ画像が記録された部分から定着ランプ装置50
に順次送られる。マゼンタ用定着ランプ62が点灯し、
発光されるマゼンタ用定着光によってマゼンタ感熱発色
層が光定着される。イエロー定着時と同様に、各配線7
9,80は離れているので、配線部分で放電電流がリー
クしてしまうことはない。このため、マゼンタ用定着ラ
ンプ62の光量低下による定着不足が生じることもな
い。
と、搬送ローラ対43が逆転し、カラー感熱記録紙11
が初期位置に戻される。順方向への2回目の搬送中にマ
ゼンタの熱記録が行われる。カラー感熱記録紙11は、
マゼンタ画像が記録された部分から定着ランプ装置50
に順次送られる。マゼンタ用定着ランプ62が点灯し、
発光されるマゼンタ用定着光によってマゼンタ感熱発色
層が光定着される。イエロー定着時と同様に、各配線7
9,80は離れているので、配線部分で放電電流がリー
クしてしまうことはない。このため、マゼンタ用定着ラ
ンプ62の光量低下による定着不足が生じることもな
い。
【0025】マゼンタの熱記録及び光定着が終了する
と、再び初期位置に戻されて順方向への3回目の搬送が
行われる。この搬送中にシアンの熱記録が行われる。シ
アン感熱発色層にも光定着をしてもよいが、シアン感熱
発色層は最下層に位置し、通常の保管状況で発色するこ
とは考えられないので、光定着をしなくてもよい。
と、再び初期位置に戻されて順方向への3回目の搬送が
行われる。この搬送中にシアンの熱記録が行われる。シ
アン感熱発色層にも光定着をしてもよいが、シアン感熱
発色層は最下層に位置し、通常の保管状況で発色するこ
とは考えられないので、光定着をしなくてもよい。
【0026】図4に示す定着ランプ装置91は、イエロ
ー及びマゼンタの各定着ランプ61,62をそれぞれ複
数本設けた例である。なお上述した実施形態と同一の部
材については、同一の符号を用いる。イエロー用定着ラ
ンプ61と、マゼンタ用定着ランプ62とは、それぞれ
の配線取り出し端81,82が逆向きに配置される。こ
の場合、同色の定着ランプ同士が隣接すると、それぞれ
の配線取り出し端81,82が同じ向きになってしま
う。そのため、イエロー用の各定着ランプ61と、マゼ
ンタ用の各定着ランプ62とを交互に配置している。こ
うすれば、隣り合うランプ同士の配線が近接してしまう
ことは無いので、放電電流のリークが防止される。
ー及びマゼンタの各定着ランプ61,62をそれぞれ複
数本設けた例である。なお上述した実施形態と同一の部
材については、同一の符号を用いる。イエロー用定着ラ
ンプ61と、マゼンタ用定着ランプ62とは、それぞれ
の配線取り出し端81,82が逆向きに配置される。こ
の場合、同色の定着ランプ同士が隣接すると、それぞれ
の配線取り出し端81,82が同じ向きになってしま
う。そのため、イエロー用の各定着ランプ61と、マゼ
ンタ用の各定着ランプ62とを交互に配置している。こ
うすれば、隣り合うランプ同士の配線が近接してしまう
ことは無いので、放電電流のリークが防止される。
【0027】もちろん、図5に示す定着ランプ装置92
のように、イエロー及びマゼンタの各定着ランプ61,
62をそれぞれ複数本設けるとともに、同色の複数の定
着ランプ同士を隣接させて配置してもよい。この場合に
は、同色の定着ランプ同士の配線が近接してしまうた
め、それらの配線間で放電電流がリークしてしまうおそ
れがある。しかし、点灯時期が異なる定着ランプ同士の
配線を離すことはできるので、すべての配線取り出し端
を同じ向きにする場合と比較すれば、一定の効果を期待
できる。
のように、イエロー及びマゼンタの各定着ランプ61,
62をそれぞれ複数本設けるとともに、同色の複数の定
着ランプ同士を隣接させて配置してもよい。この場合に
は、同色の定着ランプ同士の配線が近接してしまうた
め、それらの配線間で放電電流がリークしてしまうおそ
れがある。しかし、点灯時期が異なる定着ランプ同士の
配線を離すことはできるので、すべての配線取り出し端
を同じ向きにする場合と比較すれば、一定の効果を期待
できる。
【0028】上記実施形態では、本発明の放電ランプ装
置の放電ランプを、カラー感熱記録紙に対して定着光を
照射する定着ランプとして用いた例で説明したが、もち
ろん、これに限られず、例えば、スキャナや複写機に用
いられる光源として使用してもよい。その場合には、並
べて配置される複数の放電ランプは、点灯時期が同じで
もよいし、異なってもよい。
置の放電ランプを、カラー感熱記録紙に対して定着光を
照射する定着ランプとして用いた例で説明したが、もち
ろん、これに限られず、例えば、スキャナや複写機に用
いられる光源として使用してもよい。その場合には、並
べて配置される複数の放電ランプは、点灯時期が同じで
もよいし、異なってもよい。
【0029】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の放
電ランプ装置は、一端に配線取り出し端が設けられた放
電ランプを複数本並べる際に、隣接する各放電ランプの
それぞれの配線取り出し端が逆向きになるように配置し
たから、各放電ランプと点灯回路とを接続する各配線間
の距離を離すことができるので、放電電流のリークが防
止される。
電ランプ装置は、一端に配線取り出し端が設けられた放
電ランプを複数本並べる際に、隣接する各放電ランプの
それぞれの配線取り出し端が逆向きになるように配置し
たから、各放電ランプと点灯回路とを接続する各配線間
の距離を離すことができるので、放電電流のリークが防
止される。
【0030】また、点灯時期が異なる第1及び第2の複
数種類の放電ランプを並べて配置する際に、第1及び第
2の各種類の放電ランプの配線取り出し端が逆向きにな
るように配置したから、これら種類の異なる各放電ラン
プの配線部分での放電電流のリークが防止される。
数種類の放電ランプを並べて配置する際に、第1及び第
2の各種類の放電ランプの配線取り出し端が逆向きにな
るように配置したから、これら種類の異なる各放電ラン
プの配線部分での放電電流のリークが防止される。
【図1】カラー感熱プリンタの構成図である。
【図2】定着ランプ装置の斜視図である。
【図3】定着ランプと点灯回路との配線接続構成を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】イエロー及びマゼンタの各定着ランプを交互に
配置した定着ランプ装置の説明図である。
配置した定着ランプ装置の説明図である。
【図5】同色の定着ランプ同士をまとめて配置した定着
ランプ装置の説明図である。
ランプ装置の説明図である。
10 カラー感熱プリンタ
11 カラー感熱記録紙
50,91,92 放電ランプ装置
61,62 放電ランプ
63 点灯回路
66,67 発光管
68,69 電極
79,80 配線
81,82 配線取り出し端
Claims (3)
- 【請求項1】 放電媒体が封入された棒状の発光管と、
この発光管の外面に設けられた一対の電極とをそれぞれ
有する複数の放電ランプと、配線によって接続された前
記各電極に電圧を印加して前記各放電ランプを点灯させ
る点灯回路とからなり、前記各放電ランプが並べて配置
される放電ランプ装置において、 前記各放電ランプの一端は前記配線を取り出すための配
線取り出し端となっており、隣接する各放電ランプは、
それぞれの配線取り出し端が逆向きになるように配置さ
れていることを特徴とする放電ランプ装置。 - 【請求項2】 放電媒体が封入された棒状の発光管と、
この発光管の外面に設けられた一対の電極とをそれぞれ
有し、点灯時期が異なる少なくとも2種類の第1及び第
2の各放電ランプと、配線によって接続された前記各電
極に電圧を印加して前記各放電ランプを点灯させる点灯
回路とからなり、前記第1及び第2の各放電ランプが並
べて配置される放電ランプ装置において、 前記第1及び第2の各放電ランプは、それぞれの一端が
前記配線を取り出すための配線取り出し端となってお
り、これら配線取り出し端が逆向きになるように配置さ
れていることを特徴とする放電ランプ装置。 - 【請求項3】 前記各放電ランプは、光定着性を有する
カラー感熱記録紙に対して定着光を照射する定着ランプ
として使用されることを特徴とする請求項1又は2記載
の放電ランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139188A JP2003332088A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 放電ランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002139188A JP2003332088A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 放電ランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003332088A true JP2003332088A (ja) | 2003-11-21 |
Family
ID=29700430
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002139188A Pending JP2003332088A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | 放電ランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003332088A (ja) |
-
2002
- 2002-05-14 JP JP2002139188A patent/JP2003332088A/ja active Pending
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