JP2003331689A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JP2003331689A
JP2003331689A JP2002140543A JP2002140543A JP2003331689A JP 2003331689 A JP2003331689 A JP 2003331689A JP 2002140543 A JP2002140543 A JP 2002140543A JP 2002140543 A JP2002140543 A JP 2002140543A JP 2003331689 A JP2003331689 A JP 2003331689A
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Takashi Sato
崇 佐藤
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/70Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a plurality of operating members associated with different sets of contacts, e.g. keyboard
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2217/00Facilitation of operation; Human engineering
    • H01H2217/028Facilitation of operation; Human engineering on planes with different or alterable inclination, e.g. convex plane
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/008Actuators other then push button
    • H01H2221/016Lever; Rocker
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H2221/00Actuators
    • H01H2221/024Transmission element

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  • Switches With Compound Operations (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Tumbler Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 スイッチが配置される平面に対する直交方向
において他の操作部材の揺動支点と自身の揺動支点とが
ずれた位置に配置される複数の操作部材に対して、カム
部材および従導部材の両方を共通部品にすることができ
るスイッチ装置の提供。 【解決手段】 揺動可能に設けられる操作部材3〜5
と、これらの操作部材3〜5のそれぞれの揺動支点を基
準にして、操作部材3〜5のそれぞれに一体に設けられ
るカム部材6と、カム部材6に従動する従動部材7と、
従動部材7に操作されるスイッチ8とを備え、複数のス
イッチ8がすべて同一平面上に配置され、操作部材3〜
5のそれぞれの揺動支点が、上記平面に対する直交方向
において他の揺動支点とずれた位置に配置され、カム部
材6が、上記平面に対する直交方向において従動部材7
を選択的に配置可能なカム面6a〜6cを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、揺動可能に設けら
れる複数の操作部材と、これらの操作部材のそれぞれに
一体に設けられるカム部材と、これらのカム部材のそれ
ぞれに従動する従動部材と、これらの従動部材のそれぞ
れに操作されるスイッチとを備えるスイッチ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチ装置には、例えば自動車
のインストルメントパネルに設けられ、車載用エアコン
などを操作するためのスイッチ装置がある。このスイッ
チ装置は、揺動可能に設けられる複数の操作部材と、こ
れらの操作部材のそれぞれに一体に設けられるカム部材
と、これらのカム部材のそれぞれに従動する従動部材
と、これらの従動部材のそれぞれに操作されるスイッチ
とを備えている。
【0003】操作部材は、操作者に押圧される操作面を
有しており、この操作面を押圧されて揺動するようにな
っている。複数の操作部材の操作面は、すべて操作パネ
ルに並べて配置されている。
【0004】また、カム部材と従動部材は、各操作部材
の裏面側(操作面を表とする)で各操作部材とその操作
部材に対応するスイッチとの間に介在されており、カム
部材は操作部材に一体に設けられ、従動部材はカム部材
のカム面に押圧されて直線動するようになっている。
【0005】また、スイッチは、押圧される操作部を有
するプッシュスイッチからなる。スイッチの操作部は、
従動部材の軌道上に配置されており、常時従動部材に当
接している。
【0006】このように構成されたスイッチ装置では、
操作部材の操作面が押圧されると、操作部材とともにカ
ム部材が揺動し、従動部材がカム部材のカム面により押
圧されて直線動し、スイッチが従動部材に押圧されてO
Nする。
【0007】ところで、この種のスイッチ装置では、ス
イッチがすべて同じ基板上に設けられており、すなわ
ち、すべてのスイッチが同一平面上に配置されている。
そして、このスイッチ装置が設けられるインストルメン
トパネルが、上記平面に対して傾斜している場合には、
操作パネルが、インストルメントパネルの傾斜面に合わ
せて上記平面に対して傾斜したものにされ、各操作部材
の操作面が操作パネルの傾斜に合わせて傾斜したものに
されることがある。
【0008】このように各操作部材の操作面を操作パネ
ルの傾斜に合わせて傾斜させると、上記平面に対する直
交方向において各操作部材の操作面が他の操作部材の操
作面とずれた位置に配置され、これに伴って、各操作部
材の揺動支点が、操作部材の操作面のずれ量と同量だ
け、他の操作部材の揺動支点とずれた位置に配置され
る。
【0009】そして、各操作部材とその操作部材に対応
するスイッチとの間に介在されるカム部材および従動部
材のそれぞれの寸法は、各操作部材の揺動支点とその操
作部材に対応するスイッチの位置関係を基準に設定され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来では、(1)上述
のように他の操作部材の揺動支点と自身の揺動支点とが
ずれた位置に配置される複数の操作部材に対してカム部
材を共通部品にすること、または(2)上述のように他
の操作部材の揺動支点と自身の揺動支点とがずれた位置
に配置される複数の操作部材に対して従動部材を共通部
品とすること、が行なわれていた。
【0011】(1)カム部材を共通部品とする場合、各
カム部材は、スイッチが設けられる上記平面に対する直
交方向において、各操作部材の揺動支点の位置のずれ量
と同量だけ、他のカム部材とずれた位置に配置される。
このため、各カム部材とこのカム部材に対応するスイッ
チとの間隔寸法が、他のカム部材とそのカム部材に対応
するスイッチとの間隔寸法と異なる。したがって、従動
部材は、各カム部材とそのカム部材に対応するスイッチ
の間隔寸法ごとに異なる寸法に設定される。
【0012】(2)従動部材を共通部品にした場合、各
従動部材とその従動部材に対応する操作部材の揺動支点
との間隔寸法が、他の従動部材とその従動部材に対応す
る操作部材の揺動支点の間隔寸法と異なる。したがっ
て、カム部材は、各従動部材とその従動部材に対応する
操作部材との間隔寸法ごとに異なる寸法に設定される。
【0013】つまり、スイッチが配置される上記平面に
対する直交方向において各操作部材の揺動支点が他の操
作部材の揺動支点とずれた位置に配置されるいるスイッ
チ装置では、カム部材および従動部材の一方について寸
法の異なるものが複数種類必要である。すなわち、上記
平面に対する直交方向において各操作部材の揺動支点が
他の操作部材の揺動支点と同じ位置に配置されるスイッ
チ装置よりも部品の種類数が多くなり、構成が複雑にな
るという問題があった。
【0014】本発明の目的は、上述の現状を考慮してな
されたもので、スイッチが配置される平面に対する直交
方向において他の操作部材の揺動支点と自身の揺動支点
とがずれた位置に配置される複数の操作部材に対して、
カム部材および従導部材の両方を共通部品にすることが
できるスイッチ装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明のスイッチ装置は、揺動可能に設けられる
複数の操作部材と、これらの操作部材のそれぞれの揺動
支点を基準にして、これらの操作部材のそれぞれに一体
に設けられるカム部材と、これらのカム部材のそれぞれ
に従動する従動部材と、これらの従動部材のそれぞれに
操作されるスイッチとを備え、複数の前記スイッチのす
べてが、同一平面上に配置され、複数の前記操作部材の
それぞれの揺動支点が、前記平面に対する直交方向にお
いて他の操作部材の揺動支点とずれた位置に配置され、
前記カム部材が、前記平面に対する直交方向において前
記従動部材と選択的に当接可能な複数のカム面を有する
ことを特徴としている。
【0016】このように構成した発明では、スイッチが
配置される平面に対する直交方向において各操作部材の
揺導支点が他の操作部材の揺動支点とずれた位置に配置
されることに伴って、各カム部材が他のカム部材とずれ
た位置に配置されるが、各カム部材の位置に応じてその
カム部材の複数のカム面のうちのいずれかを選択して従
動部材を配置することができる。すなわち、スイッチが
配置される平面に対する直交方向において他の操作部材
の揺動支点と自身の揺動支点とがずれた位置に配置され
る複数の操作部材に対して、カム部材および従導部材の
両方を共通部品にすることができる。
【0017】また、上記発明において、前記従動部材
が、直線動可能に設けられ、前記スイッチが、前記従動
部材の軌道上に配置されるプッシュスイッチからなるよ
うにしてもよい。
【0018】また、上記発明において、前記操作部材と
前記カム部材を一体成形するようにしてもよい。
【0019】また、上記発明において、前記操作部材と
前記カム部材とを2色成形により一体成形するようにし
てもよい。
【0020】また、上記発明において、複数の前記操作
部材をすべて同一形状にしてもよい。
【0021】また、上記発明において、前記操作部材の
操作面に設けられ、光を透過する透光部と、前記操作部
材の裏面側に設けられ前記光の光源となる照光素子と、
前記カム部材に固定され、前記照光素子が発する光を前
記透光部に導く導光体とを備えるようにしてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明のスイッチ装置の
一実施形態を図に基づいて説明する。
【0023】図1は、本発明のスイッチ装置の一実施形
態を示す平面図、図2は、図1のII−II断面図、図3
は、図1のIII−III断面図、図4は、図1のIV−IV断面
図である。
【0024】本実施形態は、例えば自動車のインストル
メントパネルに設けられ、車載用エアコンなどを操作す
るためのスイッチ装置である。
【0025】本実施形態は、図1,2に示すように、A
BS樹脂製のケース21に揺動可能に設けられるPC樹
脂(ポリカーボネイト)製の第1〜第3操作部材3〜5
を備えている。
【0026】第1操作部材3は、図3に示すように、揺
動支点となる軸部3bを有し、この軸部3bがケース2
1に回転可能に支持されることにより、矢印B方向に揺
動可能になっており、操作面3aを下方向に押圧されて
揺動するようになっている。なお、図示しないが、第
2,第3操作部材4,5も同様の構造により揺動可能に
なっており、それぞれ操作面4a,5aを下方向に押圧
されて揺動するようになっている。
【0027】図1,2に戻り、第1操作部材3、第2操
作部材4、第3操作部材5の形状は異なっているが、第
1操作部材3における操作面3aと軸部3bの位置関
係、第2操作部材4における操作面4aと軸部の位置関
係、および第3操作部材における操作面5aと軸部の位
置関係は、それぞれ同じ設定にしてある。これにより、
操作者が第1〜第3操作部材3〜5のいずれを操作して
も、同様の操作感触が得られるようになっている。
【0028】また、本実施形態は、同図1,2に示すよ
うに、ケース21を覆うABC樹脂製のカバー20を備
えている。このカバー20の上面20aには、開口部2
0bを設けてあり、上述の第1〜3操作部材3〜5それ
ぞれを、カバー20の開口部20bから操作面3a,4
a,5aが露出するように配置して、操作パネルを構成
してある。
【0029】また、第1操作部材3は、その下端部から
側方に突出し、開口部20bの縁部に係合して、開口部
20bから第1操作部材3が抜け出すことを防止する規
制部3cを有する。同様に、第2操作部材4も、開口部
20bから第2操作部材4が抜け出すことを防止する規
制部4cを有する。また、同様に、第3操作部材5も、
開口部20bから第3操作部材5が抜け出すことを防止
する規制部5cを有する。
【0030】また、本実施形態では、図2に示すよう
に、カバー20の上面20aを基板10に対して左から
右に高くなるように傾斜させてあり、第1操作部材3の
操作面3a、第2操作部材4の操作面4a、第3操作部
材5の操作面5aのそれぞれを、カバー20の上面20
aの傾斜に沿って傾斜させてある。すなわち、操作面3
a,4a,5aのそれぞれは、基板10に対する直交方
向において他の2つの操作面に対してずれた位置に配置
してあり、例えば基板10を基準に操作面3a、操作面
4a、操作面5aの順に、ほぼ同寸法ずつ位置が高くな
るように配置してある。
【0031】したがって、第1操作部材3の揺動支点と
なる軸部3b、第2操作部材4の揺動支点となる図示し
ない軸部、および第3操作部材5の揺動支点となる図示
しない軸部のそれぞれも、基板10に対する直交方向に
おいて操作面3a,4a,5aのそれぞれのずれ量と同
量だけずれた位置に配置してある。すなわち、基板10
を基準にして第1操作部材3の揺動支点、第2操作部材
4の揺動支点、第3操作部材5の揺動支点の順に、ほぼ
同寸法ずつ位置が高くなるように配置してある。
【0032】また、本実施形態では、ケース21内に設
けられる基板10上に複数のスイッチ、例えば3つのプ
ッシュスイッチ8を備えている。これらのスイッチ8の
それぞれは、第1〜第3操作部材3〜5のそれぞれによ
って間接的に操作されるものである。これらのスイッチ
8では、その頂部8aが、図2における下方向に押圧さ
れて押し下げられるとスイッチ8をONし、頂部8aが
押圧力から開放されて復帰するとスイッチ8をOFFす
る操作部となっている。
【0033】また、本実施形態では、図2に示すよう
に、第1操作部材3とこの第1操作部材3に対応するイ
ッチ8のと間、第2操作部材4とこの第2操作部材4に
対応するスイッチ8のと間、および第3操作部材5とこ
の第3操作部材5に対応するスイッチ8のと間のそれぞ
れに、POM樹脂(ポリアセタール)製のカム部材6
と、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレイト)製の従
動部材7とを介在させてある。
【0034】各カム部材6は、第1〜第3操作部材3〜
5のそれぞれの揺動支点を基準にして配置してあり、第
1〜第3操作部材3〜5のそれぞれに固定してある。ま
た、このカム部材6は、複数のカム面、例えば第1カム
面6a、第2カム面6b、および第3カム面6cを有す
る。カム面6a〜6cのそれぞれは凸曲面にしてある。
また、カム面6a〜6bは、第1カム面6a、第2カム
面6b、第3カム面6cの順に、基板10に対してほぼ
上記同寸法ずつ高い位置にある。
【0035】各従動部材7は、円柱状の部材からなり、
第1操作部材3とこの第1操作部材3に対応するスイッ
チ8との間、第2操作部材4とこの第2操作部材4に対
応するスイッチ8との間、第3操作部材5とこの第3操
作部材5に対応するスイッチ8との間のそれぞれに設け
られた円筒状のガイド部21aに挿通して、上下方向に
直線動可能にしてある。
【0036】また、各従動部材7は、上述のカム部材6
の第1カム面6a、第2カム面6bおよび第3カム面6
cのいずれかに選択的に当接配置してある。
【0037】つまり、第1操作部材3の揺動支点は、第
2,第3操作部材4,5のそれぞれの揺動支点よりも基
板10に近接した位置にあり、これに伴って、第1操作
部材3に固定されるカム部材6も他の2つのカム部材6
よりも基板10に近接した位置にある。したがって、基
板10から第1〜第3カム面6a〜6cのうちの最も基
板10から離間した位置にある第3カム面6cに、従動
部材7を配置してある。
【0038】また、第2操作部材4の揺動支点は、第1
操作部材3の揺動支点よりも基板10から離間した位置
にあり、また、第3操作部材5の揺動支点よりも基板1
0に近接した位置にあり、これに伴って、第2操作部材
4に固定されるカム部材6も第1操作部材3に固定され
るカム部材6よりも基板10から離間した位置にあり、
また、第3操作部材5に固定されるカム部材6よりも基
板10に近接した位置にある。したがって、基板10か
ら第1〜第3カム面6a〜6cのうちの2番目に基板1
0から離間した位置にある第2カム面6bに、従動部材
7を配置してある。
【0039】また、第3操作部材5の揺動支点は、第
1,2操作部材3,4のそれぞれの揺動支点よりも基板
10に対して離間した位置にあり、これに伴って、第3
操作部材5に固定されるカム部材6も他の2つのカム部
材6よりも基板10から離間した位置にある。したがっ
て、基板10から第1〜第3カム面6a〜6cのうちの
基板10に最も近接した位置にある第1カム面6aに、
従動部材7を配置してある。
【0040】上述のようにして配置される各従動部材7
の下端には、スイッチ8の頂部8aを当接させてある。
すなわち、直線動する従動部材7の軌道上にスイッチ8
を配置してある。
【0041】また、従動部材7の下端部の周側面には、
ガイド部21aの下端に係合し、スイッチ8が復帰した
状態において従動部材7の上方向への移動を規制する規
制部7aを設けてある。
【0042】図1に戻り、本実施形態では、第1操作部
材3、第2操作部材4、および第5操作部材5のそれぞ
れに、照明手段30を設けてある。第1操作部材3の照
明手段30は、図4に示すように、基板10上に設けら
れ光の光源となる照光素子、例えばLED32と、操作
面3aに設けられた貫通孔4d,5dと、カム部材6に
固定され貫通孔3dにLED32の光を導く導光体31
とを備えている。導光体31は、その本体31bをカム
部材6に設けられた嵌合部6dに嵌め込んである。ま
た、導光体31には、その本体31bの上端面に突出部
31aを設けてあり、この突出部31aを操作面3aの
貫通孔3dに嵌め込むこによって、操作面3aの裏側
(操作面3aを表とする)から表側に光を透過する透光
部を構成してある。なお、第2操作部材4、第3操作部
材5のそれぞれにも同様にして照明手段30を設けてあ
る。
【0043】このように構成した本実施形態の動作を説
明する。
【0044】本実施形態では、第1操作部材3の操作面
3aを下方向に押圧すると、第1操作部材3およびカム
部材6が軸部3bを支点に揺動し、従動部材7がカム部
材6の第3カム面6cにより押圧されて、下方向に直線
動する。これにより、スイッチ8の頂部8aが従動部材
7に押圧されて、スイッチ8がONする。
【0045】同様に、第2操作部材4の操作面4aを下
方向に押圧すると、第2操作部材4およびカム部材6が
図示しない軸部を支点に揺動し、従動部材7がカム部材
6の第2カム面6bにより押圧されて、下方向に直線動
する。これにより、スイッチ8の頂部8aが従動部材7
に押圧され、スイッチ8がONする。
【0046】同様に、第3操作部材5の操作面5aを下
方向に押圧すると、第3操作部材5およびカム部材6が
図示しない軸部を支点に揺動し、従動部材7がカム部材
6の第1カム面6aにより押圧されて、下方向に直線動
する。これにより、スイッチ8の頂部8aが従動部材7
に押圧され、スイッチ8がONする。
【0047】また、第1操作部材3に設けられた照明手
段30では、LED32が発する光が、導光体本体31
bを介して突出部31aに導かれ、この突出部31aか
ら第1操作部材3の操作面3a側に放たれ、貫通孔3d
の位置が光る。これにより、夜間等の車内が暗いときで
も第1操作部材3の操作面3aが視認可能となる。ま
た、第2操作部材4に設けられた照明手段30および第
3操作部材5に設けられた照明手段30のそれぞれでも
同様に、貫通孔4d,5dの位置が光り、夜間等の車内
が暗いときでも第2操作部材4の操作面4aおよび第3
操作部材5の操作面5aのそれぞれが視認可能となる。
【0048】本実施形態では、次の効果が得られる。
【0049】本実施形態では、従動部材7を各カム部材
6の位置に応じて第1〜第3カム面6a〜6cのいずれ
かを選択的して配置できる。すなわち、スイッチ8が配
置される平面に対する直交方向において第1〜第3操作
部材3〜5のそれぞれ揺動支点が、他の2つの操作部材
の揺動支点とずれた位置に配置される第1〜第3操作部
材3〜5に対して、カム部材6および従動部材7の両方
を共通部品にすることができる。したがって、従来技術
よりも構成部品の種類を少なくすることができ、これに
より、構成を簡単にできる。
【0050】また、本実施形態では、第1〜第3操作部
材3〜5とカム部材6、カム部材6と従動部材7、従動
部材7とケース21、操作部材3〜5とカバー20は、
互いに異種の樹脂からなるので、摺動抵抗を小さくで
き、これにより、摺動に伴う異音の発生を防止すること
ができる。
【0051】また、本実施形態では、操作部材3〜5が
PC樹脂からなるので、緩衝作用を発揮し、破断しにく
く破断しても破断面が鋭利になりにくい。したがって、
スイッチ装置を安全性の高いものにすることができる。
【0052】また、本実施形態では、操作面3a〜5a
のそれぞれのずれ量と同量ずれた位置に配置する揺動支
点を基準にカム部材6を配置してあるので、各カム部材
6とそのカム部材6に対応する操作部材の操作面との位
置関係は、他のカム部材6とそのカム部材6に対応する
操作部材の操作面に対する位置関係とほぼ同じものであ
る。したがって、導光体31をカム部材6に固定するこ
とによって、操作面3a〜5aに対して導光体31を共
通部品とすることができ、これにより、照明手段30の
構成部品の種類を少なくすることができ、照明手段30
の構成を簡単にすることができる。
【0053】なお、上述の実施形態では、第1〜第3操
作部材3〜5のそれぞれに対して、カム部材6を別体に
した例を挙げたが、本発明はこれに限るものではない。
すなわち、図5に示すように、第1〜第3操作部材3〜
5のそれぞれに対してカム部材6を一体成形した第1〜
第3操作部材71〜73でもよい。なお、図5では、図
2に示すものと同等のものに同じ符号を付してある。
【0054】このように構成した別の実施形態では、上
述の実施形態よりも部品点数および構成部品の種類を少
なくすることができ、したがって金型や組立工数に伴う
製作費用を削減できる。
【0055】また、上述の別の実施形態において、図5
に示す第1〜第3操作部材71〜73を成形する際は、
異種の樹脂により2色成形としてもよい。これにより、
第1〜第3操作部材71〜73の第1〜第3操作部材3
〜5に相当する部分を、緩衝作用を発揮し、破断しにく
く破断しても破断面が鋭利になりにくいものにし、カム
部材6に相当する部分を、従動部材7とは異種の樹脂と
することができる。なお、上述の実施形態と同様に、第
1〜第3操作部材3〜5に相当する部分をPC樹脂によ
り成形し、カム部材6に相当する部分をPOM樹脂によ
り成形する場合には、PC樹脂とPOM樹脂をつなぐ材
料が必要になる。
【0056】このように構成したものでは、上述の実施
形態と同様に、安全性が高く、カム部材6に相当する部
分と従動部材7との摺動に伴う異音を防止できるととも
に、従来技術よりも部品点数および構成部品の種類を少
なくすることができ、したがって金型や組立工数に伴う
コストを削減できる。
【0057】また、上述の実施形態では、第1〜第3操
作部材3〜5のそれぞれの揺動支点を、第1操作部材3
の揺動支点、第2操作部材4の揺動支点、第3操作部材
5の揺動支点の順にほぼ同寸法ずつ位置が高くなるよう
に配置し、カム部材6のカム面6a〜6cを第1〜第3
操作部材3〜5のずれ量に対応させて設けた例を挙げた
が、本発明はこれに限るものではない。すなわち、スイ
ッチ8が配置される平面に対する直交方向において、第
1〜第3操作部材3〜5の揺動支点のそれぞれをどこに
配置してもよく、この場合、各揺動支点のずれ量に対応
する複数のカム面をカム部材6に設ければよい。
【0058】また、上述の実施形態では、第1〜第3操
作部材3〜5の形状が異なっている例を挙げたが、本発
明はこれに限るものではない。すなわち、第1〜第3操
作部材3〜5を同形状にしてもよい。これにより、上述
の実施形態より構成部品の種類を少なくでき、さらに構
造を簡単にできる。
【0059】
【発明の効果】上述したように、本発明では、スイッチ
が配置される平面に対する直交方向において、他の操作
部材の揺動支点と自身の揺動支点とがずれた位置に配置
される複数の操作部材に対して、カム部材および従導部
材のそれぞれを共通部品することができるので、構成部
品の種類数を少なくでき、これにより、構成を簡単にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスイッチ装置の一実施形態を示す平面
図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】別の実施形態を示す図2のII−II断面図に相当
する断面図である。
【符号の説明】
3 第1操作部材 3d 貫通孔 3b 軸部 4 第2操作部材 4d 貫通孔 5 第3操作部材 5d 貫通孔 6 カム部材 6a 第1カム面 6b 第2カム面 6c 第3カム面 6d 嵌合部 7 従動部材 8 スイッチ 10 基板 20 カバー 21 ケース 21a ガイド部 30 照明手段 31 導光体 31a 突出部 32 LED 71 第1操作部材 72 第2操作部材 73 第3操作部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】揺動可能に設けられる複数の操作部材と、 これらの操作部材のそれぞれの揺動支点を基準にして、
    これらの操作部材のそれぞれに一体に設けられるカム部
    材と、 これらのカム部材それぞれに従動する従動部材と、 これらの従動部材のそれぞれに操作されるスイッチとを
    備え、 複数の前記スイッチが、すべて同一平面上に配置され、 複数の前記操作部材のそれぞれの揺動支点が、前記平面
    に対する直交方向において他の操作部材の揺動支点とず
    れた位置に配置され、 前記カム部材が、前記平面に対する直交方向において前
    記従動部材と選択的に当接可能な複数のカム面を有する
    ことを特徴とするスイッチ装置。
  2. 【請求項2】前記従動部材が、直線動可能に設けられ、
    前記スイッチが、前記従動部材の軌道上に配置されるプ
    ッシュスイッチからなることを特徴とする請求項1記載
    のスイッチ装置。
  3. 【請求項3】前記操作部材と前記カム部材を一体成形す
    ることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  4. 【請求項4】前記操作部材と前記カム部材とを2色成形
    により一体成形することを特徴とする請求項3記載のス
    イッチ装置。
  5. 【請求項5】複数の前記操作部材をすべて同一形状にす
    ることを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
  6. 【請求項6】前記操作部材の操作面に設けられる、光を
    透過する透光部と、 前記操作部材の裏面側に設けられ光源となる照光素子
    と、 前記カム部材に固定され、前記照光素子が発する光を前
    記透光部に導く導光体とを備えることを特徴とする請求
    項2記載のスイッチ装置。
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