JP2003331245A - Icカード - Google Patents
IcカードInfo
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- JP2003331245A JP2003331245A JP2002137877A JP2002137877A JP2003331245A JP 2003331245 A JP2003331245 A JP 2003331245A JP 2002137877 A JP2002137877 A JP 2002137877A JP 2002137877 A JP2002137877 A JP 2002137877A JP 2003331245 A JP2003331245 A JP 2003331245A
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- external connection
- connection terminal
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Abstract
有するICモジュールを有するICカードであって、1
枚のICカードで複数種類の異なるアプリケーションが
利用できるようにしたICカードを提供することを目的
とする。 【解決手段】 カード基材と、該カード基材の少なくと
も一方の面に回転可能に設けられた基板とを有するIC
カードであって、前記基板に複数個の外部接続端子部を
有するICモジュールが、前記基板を回転させることに
より前記ICカード内の同一位置に移動可能に設けられ
ていることを特徴とする。
Description
するICモジュールを備えた接触方式のICカードに関
する。
式のICカード20は、図8に示すように、外部接続端
子を有するICモジュール21が、カード基材に形成さ
れた凹部に埋設された構造を具備している。通常これら
のICカードを製造する場合は、ISO/JIS規格で
定められたICカード外形寸法や外部接続端子部の配置
位置に基づいて製造されている。
ードの長辺寸法を85.6mm、短辺寸法を53.97
mm、厚さを0.78mmとして、更に外部接続端子部
の配置位置をカード面の左端から最大10.25mm、
カード面の上端から最大19.23mm、とするように
規定されている。
配置位置に関する規定を満足させるためには、通常IC
カードの片面側に1つの外部接続端子を有するICモジ
ュールをカード基材に埋設させた構造を有する。このた
めに、複数種類の異なるアプリケーションを利用する場
合には、各アプリケーションが搭載された複数枚のIC
カードを携帯しなければならず、面倒であるという問題
がある。
カードに複数個の外部接続端子を有するICモジュール
を有するICカードであって、1枚のICカードで複数
種類の異なるアプリケーションが利用できるようにした
ICカードを提供することを目的とする。
カード基材と、該カード基材の少なくとも一方の面に回
転可能に設けられた基板とを有するICカードであっ
て、前記基板に複数個の外部接続端子部を有するICモ
ジュールが、前記基板を回転させることにより前記IC
カード内の同一位置に移動可能に設けられていることを
特徴とする。
は、指を引っかけて基板を回転させるための切り欠き又
は溝が形成されていることを特徴とする。
は、前記同一位置に一時的に止めるための位置決め用突
起又は位置決め用凹部が設けられていることを特徴とす
る。
置は、ISO/JIS規格で定められた外部接続端子部
の配置位置であることを特徴とする。
円盤状に形成されていることを特徴とする。
形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明
の第1実施形態に係るICカードであって、第1番目の
外部接続端子部を所定位置に配置した状態を示す平面
図、図2は、本発明の第1実施形態に係るICカードで
あって、第2番目の外部接続端子部を所定位置に配置し
た状態を示す平面図、図3は、本発明の第1実施形態に
係るICカードであって、第3番目の外部接続端子部を
所定位置に配置した状態を示す平面図、図4は、本発明
の第1実施形態に係るICカードであって、第4番目の
外部接続端子部を所定位置に配置した状態を示す平面
図、図5は、図1のA−A線断面図、図6は、本発明の
第1実施形態に係るICカードの基板を取り外した状態
を示す平面図、図7は、本発明の第2実施形態に係るI
Cカードであって、第1番目の外部接続端子部を所定位
置に配置した状態を示す平面図、図8は、従来のICカ
ードの一例を示す平面図である。
は、図1乃至図6に示すように、カード基材2と、この
カード基材2の一部領域に円形に形成された凹部3内に
回転可能に設けられた円盤状の基板4とを有している。
図5に示すように、カード基材2に円形に形成された凹
部3の内外周は、カード基材2の表面側に対して凹部3
の底面側が広い直径を有するように形成され、また、円
盤状の基板4の外周側面は、この凹部3の内外周に回転
可能に嵌まるように傾斜状に形成されている。
された凹部3内に設けるために、カード基材2を少なく
とも2枚の基材シート2a,2bを積層させた構成と
し、例えば一方の基材シート2aに、凹部3を形成させ
るための切り欠き穴を設けて、この切り欠き穴に円盤状
の基板4を嵌め込んだ後の、基材シート2aに基材シー
ト2bを接着させて円盤状の基板4を有するカード基材
2を形成させればよい。
続端子部5a,5b,5c,5dを有するICモジュー
ル6a,6b,6c,6dが所定間隔で、基板4に形成
された凹部内に設けられている。そして、この4つの外
部接続端子部5a,5b,5c,5dを有するICモジ
ュール6a,6b,6c,6dは、基板4を回転させる
ことにより、全ての外部接続端子部5a,5b,5c,
5dが、ISO/JIS規格で定められたICカードの
外部接続端子部の所定の同一位置に移動可能に設けられ
ている。
て基板4を回転させるための切り欠き7が形成され、更
に、基板を回転させた際に、所定の外部接続端子部をI
SO/JIS規格で定められたICカードの外部接続端
子部の配置位置で、一時的に止めるための位置決め用突
起8aが設けられている。また、カード基材2には、図
6に示すように、位置決め用突起8aを嵌め込んで基板
4の回転を一時的に所定位置で止めるための位置決め用
凹部8bが4箇所に設けられている。
けて基板4を回転させた場合に、所定位置で位置決め用
突起8aが位置決め用凹部8bに嵌まることで、自動的
に外部接続端子部5a,5b,5c,5dの何れかが、
ISO/JIS規格で定められたICカードの外部接続
端子部の配置位置にセットされるように構成されてい
る。
用突起8aと、カード基材2に形成された位置決め用凹
部8bとは、カード基材2側に位置決め用突起を形成
し、基板4側に位置決め用凹部8bを形成させてもよ
い。
ード1の使用方法を、図1乃至図4に基づいて説明す
る。例えば、基板4に設けられた各々の外部接続端子部
について、基板4を右方向に回転させた場合に、切り欠
き7から最初に設けられた外部接続端子部を第1番目の
外部接続端子部5aとし、更に順番に第2番目の外部接
続端子部5b、第3番目の外部接続端子部5c、第4番
目の外部接続端子部5dとする。
部接続端子部5aがISO/JIS規格で定められたI
Cカードの外部接続端子部の配置位置にセットされた状
態が示されている。この状態で、ICカード1をICカ
ードリーダライタ(図示せず)のICカード挿入口から
挿入した場合は、外部接続端子部5aがICカードリー
ダライタ側の端子部と接触状態となり、ICモジュール
6aに設けられているICとのアクセスが可能となる。
指を引っかけて、基板4を右方向に回転させると、第2
番目の外部接続端子部5bがISO/JIS規格で定め
られたICカードの外部接続端子部の配置位置に移動し
た際に、基板4に形成された位置決め用突起8aがカー
ド基材2に形成された位置決め用凹部8bに嵌まり込ん
で基板4の回転を停止させる。
の外部接続端子部5bがISO/JIS規格で定められ
たICカードの外部接続端子部の配置位置にセットさ
れ、ICカード1をICカードリーダライタのICカー
ド挿入口から挿入した場合は、外部接続端子部5bがI
Cカードリーダライタ側の端子部と接触状態となり、I
Cモジュール6bに設けられているICとのアクセスが
可能となる。
た切り欠き7に指を引っかけて、基板4を右方向に回転
させると、図3に示すように、第3番目の外部接続端子
部5cがISO/JIS規格で定められたICカードの
外部接続端子部の配置位置に移動した際に、基板4に形
成された位置決め用突起8aがカード基材2に形成され
た位置決め用凹部8bに嵌まり込んで、基板4の回転を
停止させ、ICカード1をICカードリーダライタのI
Cカード挿入口から挿入した場合は、外部接続端子部5
cがICカードリーダライタ側の端子部と接触状態とな
り、ICモジュール6cに設けられているICとのアク
セスが可能となる。
に指を引っかけて、基板4を右方向に回転させると、図
4に示すように、第4番目の外部接続端子部5dがIS
O/JIS規格で定められたICカードの外部接続端子
部の配置位置に移動した際に、基板4に形成された位置
決め用突起8aがカード基材2に形成された位置決め用
凹部8bに嵌まり込んで、基板4の回転を停止させ、I
Cカード1をICカードリーダライタのICカード挿入
口から挿入した場合は、外部接続端子部5dがICカー
ドリーダライタ側の端子部と接触状態となり、ICモジ
ュール6dに設けられているICとのアクセスが可能と
なる。
た基板4を回転させることで、自由に所望の外部接続端
子部を選択して、ICカードリーダライタ側の端子部と
接触可能な位置にセットさせることができるようにして
ある。尚、基板4の回転方向は左右方向のいずれから回
転させるようにしてもよいものである。
有するICモジュールは、4つに限定するものではな
く、任意の数を設けることができる。特に、ICカード
の基板4のサイズを大きくしたり、切り欠き7の形成領
域を小さくすることで、4つ以上の外部接続端子を有す
るICモジュールを設けることが可能である。
形態に係るICカード10を説明する。第2実施形態の
ICカード10は、図7に示すように、カード基材2
と、このカード基材2の一部領域に円形に形成された凹
部3内に回転可能に設けられた円盤状の基板4とを有
し、この円盤状の基板4の外周側部の所定位置の4箇所
に切り欠き部11が形成されている。更に、カード基材
2に円形に形成された凹部3の内外周の所定位置の4箇
所に、円形に形成された凹部3の内側方向に向かって突
起部12が形成されている。
続端子部5a,5b,5c,5dを有するICモジュー
ルが所定間隔で、基板4に形成された凹部内に設けら
れ、また指を引っかけて基板4を回転させるための切り
欠き7が形成されている。このカード基材に形成された
突起部12と、基板4に形成された切り欠き7とは、切
り欠き7に指を引っかけて基板4を右方向に回転させた
際に、4つの外部接続端子部5a,5b,5c,5dの
全てが、ISO/JIS規格で定められたICカードの
外部接続端子部の配置位置に移動可能な位置で止るよう
に設けられている。
であれば円盤状以外の形状でもよい。また、基板4に設
ける外部接続端子部を有するICモジュールは、4つに
限定されるものではなく、所望の数を設ければよい。
ドは、カード基材に複数個の外部接続端子部を有するI
Cモジュールを備えた基板を回転可能に設けたので、1
枚のICカードで複数種類の異なるアプリケーションが
利用できという効果がある。更に、基板に指を引っかけ
て基板を回転させるための切り欠き又は溝を形成するこ
とで、簡単に基板の回転を行なうことができ、また、基
板の所定位置に一時的に止めるための位置決め用突起又
は位置決め用凹部が設けられているので、基板を回転し
た後、外部接続端子部を所定の位置に簡単に止めてセッ
トすることができる。また、基板を回転した後、外部接
続端子部が止まる位置がISO/JIS規格で定められ
た外部接続端子部の配置位置に止るようにしてあるの
で、一般的に使用されているICカードリーダライタを
用いたアクセス処理が可能であるという効果がある。更
に、基板を円盤状に形成することで、基板を回転させや
すいという効果がある。
て、第1番目の外部接続端子部を所定位置に配置した状
態を示す平面図である。
て、第2番目の外部接続端子部を所定位置に配置した状
態を示す平面図である。
て、第3番目の外部接続端子部を所定位置に配置した状
態を示す平面図である。
て、第4番目の外部接続端子部を所定位置に配置した状
態を示す平面図である。
を取り外した状態を示す平面図である。
て、第1番目の外部接続端子部を所定位置に配置した状
態を示す平面図である。
るICモジュール 7 切り欠き部 8a 位置決め用突起 8b 位置決め用凹部 10 本発明の第2実施形態に係るICカード 11 切り欠き部 12 突起部 20 従来のICカード
Claims (5)
- 【請求項1】 カード基材と、該カード基材の少なくと
も一方の面に回転可能に設けられた基板とを有するIC
カードであって、 前記基板に複数個の外部接続端子部を有するICモジュ
ールが、前記基板を回転させることにより前記ICカー
ド内の同一位置に移動可能に設けられていることを特徴
とするICカード。 - 【請求項2】 前記基板には、指を引っかけて基板を回
転させるための切り欠き又は溝が形成されていることを
特徴とする請求項1記載のICカード。 - 【請求項3】 前記基板には、前記同一位置に一時的に
止めるための位置決め用突起又は位置決め用凹部が設け
られていることを特徴とする請求項1記載のICカー
ド。 - 【請求項4】 前記同一位置は、ISO/JIS規格で
定められた外部接続端子部の配置位置であることを特徴
とする請求項1記載のICカード。 - 【請求項5】 前記基板が円盤状に形成されていること
を特徴とする請求項1記載のICカード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002137877A JP2003331245A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | Icカード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002137877A JP2003331245A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | Icカード |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003331245A true JP2003331245A (ja) | 2003-11-21 |
Family
ID=29699474
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002137877A Pending JP2003331245A (ja) | 2002-05-14 | 2002-05-14 | Icカード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003331245A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533013A (ja) * | 2004-04-08 | 2007-11-15 | マスターカード インターナシヨナル インコーポレーテツド | トランザクションカード及びケース |
-
2002
- 2002-05-14 JP JP2002137877A patent/JP2003331245A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007533013A (ja) * | 2004-04-08 | 2007-11-15 | マスターカード インターナシヨナル インコーポレーテツド | トランザクションカード及びケース |
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A02 | Decision of refusal |
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