JP2003331151A - オンラインショップの商品一括登録システム，商品一括登録方法および商品一括登録プログラム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品提供者がオンラインショップに商品情報
を登録する際に、一つの商品情報を複数のカテゴリに一
括登録できるようにした、オンラインショップの商品一
括登録システム，商品一括登録方法および商品一括登録
プログラムを提供する。 【解決手段】 オンラインショップの商品一括登録シス
テムであって、商品提供者の端末装置１１０に対してネ
ットワーク３００を介して、商品情報入力のための商品
入力情報２１１を提示し、商品提供者の端末装置からネ
ットワークを介して送信されてくる商品登録情報１２０
を受信して、この商品登録情報を分析して、当該商品登
録情報に含まれるカテゴリ情報１２２から、当該商品情
報を登録すべきカテゴリを判別し、判別された各カテゴ
リ毎に、それぞれ当該商品情報１２１を商品一覧に追加
登録する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット，
一般公衆回線等のネットワークを利用して顧客端末に対
してカテゴリ別に商品一覧を提示して、商品販売を行な
うオンラインショップに関し、特に一つの商品情報を複
数のカテゴリに一括登録するための技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】従来、例えばインターネットを利用した
所謂オンラインショップが広く利用されるようになって
きている。このようなオンラインショップにおいては、
顧客は、顧客端末からインターネットを介して、オンラ
インショップを提供するサーバにアクセスして、顧客端
末の表示部に商品一覧を画面表示させて、希望する商品
を選択・注文するようになっている。ところで、オンラ
インショップが大規模になってくると、商品種類も多く
なってくる。したがって、すべての商品を見るために
は、スクロール操作が必要になる等、商品一覧が見にく
くなってくる。このため、所謂カテゴリ別に商品一覧を
作成して、顧客は、顧客端末から希望するカテゴリを選
択して、当該カテゴリの商品一覧を表示させるようにし
ている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ここで、商品によって
は、前もって決められたカテゴリにより分類した場合、
いくつかのカテゴリに属することがある。このような場
合には、商品提供者は、当該商品について、各カテゴリ
に対して、それぞれ別個に商品一覧に登録する必要があ
る。したがって、同様の商品登録作業を、カテゴリの数
と同じ回数だけ繰り返す必要があり、操作が煩雑になっ
てしまう。

【０００４】これに対して、従来、例えば特開２００２
−２４５９７号においては、複数のＷｅｂページに対し
て、同じ情報を掲載する場合に、一括して情報を登録す
る方法が開示されているが、これは多数の売り手または
情報発信者の商品やサービスに関する情報を、他の仲介
情報提供者のＷｅｂページでも掲載しようとするもので
ある。また、本出願人による特願２００１−３３１４１
５号においては、複数の検索サイトとしての検索装置に
対して、Ｗｅｂページを一括して登録する方法が開示さ
れている。これらは、いずれも、オンラインショップの
複数のカテゴリに対して、一つの商品情報を一括登録す
るという本発明の目的とは異なるものである。

【０００５】本発明は、上記の問題を解決すべくなされ
たものであり、商品提供者がオンラインショップに商品
情報を登録する際に、一つの商品情報を複数のカテゴリ
に一括登録できるようにした、オンラインショップの商
品一括登録システム，商品一括登録方法および商品一括
登録プログラムの提供を目的とする。

【０００６】

【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明の請求項１記載のオンラインショップの商品
一括登録システムは、ネットワークを介して商品提供者
の端末装置からの商品情報を、オンラインショップセン
ターで受信して、この商品情報を、カテゴリ毎に商品一
覧に登録すると共に、ネットワークを介してアクセスし
てくる顧客の端末装置に対して当該商品一覧を提示す
る、オンラインショップの商品一括登録システムであっ
て、上記商品提供者の端末装置が、オンラインショップ
センターから送信されてくる商品入力情報に基づいて、
登録しようとする商品に関する商品情報と、登録したい
カテゴリを示すカテゴリ情報と、を含む商品登録情報
を、ネットワークを介してオンラインショップセンター
に送信し、上記オンラインショップセンターが、商品提
供者の端末装置に対してネットワークを介して、商品情
報の登録に必要な各項目を入力するための商品入力情報
を提示し、商品提供者の端末装置からネットワークを介
して送信されてくる商品登録情報を受信する送受信部
と、カテゴリ毎の商品一覧を記憶する記憶部と、送受信
部からの上記商品登録情報を分析して、当該商品登録情
報に含まれるカテゴリ情報から、当該商品情報を登録す
べき少なくとも一つのカテゴリを判別し、分析部により
判別された各カテゴリに関して、それぞれ当該商品情報
を記憶部の商品一覧に登録する処理部と、を設けた構成
としてある。

【０００７】オンラインショップの商品一括登録システ
ムをこのような構成とすると、商品提供者から送信され
てくる商品登録情報に、カテゴリ情報が含まれているの
で、オンラインショップセンターの処理部は、このカテ
ゴリ情報に基づいて、指定されたカテゴリを判別し、判
別された各カテゴリについて、それぞれ当該商品登録情
報に含まれる商品情報を、商品一覧に追加登録する。

【０００８】これにより、一つの商品情報が複数のカテ
ゴリに属する場合であっても、商品提供者は、一回の商
品情報の登録操作によって、複数のカテゴリのそれぞれ
に対して一括して商品情報を登録することができる。し
たがって、一つの商品情報が複数のカテゴリに属する場
合であっても、各カテゴリ毎に商品情報を登録する必要
がないので、商品情報の登録作業が簡略化され、商品情
報の登録が容易に行なわれ得る。

【０００９】請求項２記載のオンラインショップの商品
一括登録システムは、上記処理部が、送受信部からの上
記商品登録情報を分析して、商品一覧を動的に生成する
構成としてある。

【００１０】オンラインショップの商品一括登録システ
ムをこのような構成とすると、オンラインショップセン
ターの処理部により商品情報が新たに登録される場合、
オンラインショップセンターの記憶部に登録された商品
一覧が逐次更新されることになり、常に最新の商品一覧
を商品を購入しようとする顧客に対して提示することが
できる。

【００１１】請求項３記載のオンラインショップの商品
一括登録システムは、上記送受信部が、前もって用意し
てある各カテゴリのチェック欄を備えた商品入力情報
を、ネットワークを介して商品提供者の端末装置に送信
する構成としてある。

【００１２】オンラインショップの商品一括登録システ
ムをこのような構成とすると、商品提供者は、自分の端
末装置の表示部の画面に表示される商品入力情報のカテ
ゴリのチェック欄を見ながら、登録しようとする商品が
属するカテゴリに対応するチェック欄をチェックするだ
けの簡単な操作により、該当するカテゴリがいくつあっ
ても、容易に入力を行なうことができる。

【００１３】請求項４記載のオンラインショップの商品
一括登録システムは、上記送受信部が、当該商品が販売
対象とする客層情報入力欄を備えた商品入力情報を、ネ
ットワークを介して商品提供者の端末装置に送信し、上
記処理部が、客層情報を含むデータベースとして登録さ
れた商品一覧に対して、客層情報を含む当該商品情報を
追加登録する構成としてある。

【００１４】オンラインショップの商品一括登録システ
ムをこのような構成とすると、商品提供者は、客層情報
入力欄に、登録しようとする商品が販売対象とする客層
を入力することによって、客層情報を含む当該商品情報
を、オンラインショップセンターの処理部によりデータ
ベース化された商品一覧に対して追加登録することがで
きる。これにより、商品を購入しようとする顧客が選択
した客層情報に基づいて、データベース化された商品一
覧を検索して、当該顧客に対して限定した商品一覧を提
供することができる。

【００１５】また、この目的を達成するため、本発明の
請求項５記載のオンラインショップの商品一括登録方法
は、ネットワークを介して商品提供者の端末装置からの
商品情報を、オンラインショップセンターで受信して、
この商品情報を、カテゴリ毎に商品一覧に登録すると共
に、ネットワークを介してアクセスしてくる顧客の端末
装置に対して当該商品一覧を提示するオンラインショッ
プにおける商品一括登録方法であって、商品提供者の端
末装置に対してネットワークを介して、商品情報の登録
に必要な各項目を入力するための商品入力情報を提示す
る第一のステップと、商品提供者の端末装置からネット
ワークを介して送信されてくる商品登録情報を受信する
第二のステップと、受信した上記商品登録情報を分析し
て、当該商品登録情報に含まれるカテゴリ情報から、当
該商品情報を登録すべき少なくとも一つのカテゴリを判
別し、判別された各カテゴリに関して、それぞれ当該商
品情報を前もって登録されている商品一覧に登録する第
三のステップと、を含む構成としてある。

【００１６】オンラインショップの商品一括登録方法を
このような構成とすると、第二のステップで受信した商
品登録情報に、カテゴリ情報が含まれているので、この
カテゴリ情報から指定されたカテゴリを判別し、判別さ
れた各カテゴリについて、それぞれ当該商品登録情報に
含まれる商品情報を、商品一覧に追加登録する。

【００１７】これにより、一つの商品情報が複数のカテ
ゴリに属する場合であっても、商品提供者は、一回の商
品情報の登録操作によって、複数のカテゴリのそれぞれ
に対して一括して商品情報を登録することができる。し
たがって、一つの商品情報が複数のカテゴリに属する場
合であっても、各カテゴリ毎に商品情報を登録する必要
がないので、商品情報の登録作業が簡略化され、商品情
報の登録が容易に行なわれ得る。

【００１８】請求項６記載のオンラインショップの商品
一括登録方法は、上記第三のステップにて、送受信部か
らの上記商品登録情報を分析して、商品一覧を動的に生
成する構成としてある。

【００１９】オンラインショップの商品一括登録方法を
このような構成とすると、第三のステップにて、商品情
報が新たに登録される場合、商品一覧が逐次更新される
ことになり、常に最新の商品一覧を商品を購入しようと
する顧客に対して提示することができる。

【００２０】請求項７記載のオンラインショップの商品
一括登録方法は、上記第一のステップにて、前もって用
意してある各カテゴリのチェック欄を備えた商品入力情
報を、ネットワークを介して商品提供者の端末装置に送
信する構成としてある。

【００２１】オンラインショップの商品一括登録方法を
このような構成とすると、商品提供者は、自分の端末装
置の表示部の画面に表示される商品入力情報のカテゴリ
のチェック欄を見ながら、登録しようとする商品が属す
るカテゴリに対応するチェック欄をチェックするだけの
簡単な操作により、該当するカテゴリがいくつあって
も、容易に入力を行なうことができる。

【００２２】請求項８記載のオンラインショップの商品
一括登録方法は、上記第一のステップにて、当該商品が
販売対象とする客層情報入力欄を備えた商品入力情報
を、ネットワークを介して商品提供者の端末装置に送信
し、上記第三のステップにて、客層情報を含むデータベ
ースとして登録された商品一覧に対して当該商品情報を
追加登録する構成としてある。

【００２３】オンラインショップの商品一括登録方法を
このような構成とすると、商品提供者は、客層情報入力
欄に、登録しようとする商品が販売対象とする客層を入
力することによって、客層情報を含む当該商品情報を、
第三のステップによりデータベース化された商品一覧に
対して追加登録することができる。これにより、商品を
購入しようとする顧客が選択した客層情報に基づいて、
データベース化された商品一覧を検索して、当該顧客に
対して限定した商品一覧を提供することができる。

【００２４】さらにまた、この目的を達成するため、本
発明の請求項９記載のオンラインショップの商品一括登
録プログラムは、ネットワークを介して商品提供者の端
末装置からの商品情報を、オンラインショップセンター
で受信して、この商品情報を、カテゴリ毎に商品一覧に
登録する処理をコンピュータに実行させるオンラインシ
ョップにおける商品一括登録プログラムであって、上記
オンラインショップに、商品提供者の端末装置に対して
ネットワークを介して、商品情報の登録に必要な各項目
を入力するための商品入力情報を提示させ、商品提供者
の端末装置からネットワークを介して送信されてくる商
品登録情報を受信させ、かつ、受信した上記商品登録情
報を分析させて、当該商品登録情報に含まれるカテゴリ
情報から、当該商品情報を登録すべき少なくとも一つの
カテゴリを判別させ、判別された各カテゴリに関して、
それぞれ当該商品情報を前もって登録されている商品一
覧に登録させる構成としてある。

【００２５】オンラインショップの商品一括登録プログ
ラムをこのような構成とすると、商品提供者の端末装置
から受信した商品登録情報に、カテゴリ情報が含まれて
いるので、このカテゴリ情報から指定されたカテゴリを
判別し、判別された各カテゴリについて、それぞれ当該
商品登録情報に含まれる商品情報を、商品一覧に追加登
録する。

【００２６】これにより、一つの商品情報が複数のカテ
ゴリに属する場合であっても、商品提供者は、一回の商
品情報の登録操作によって、複数のカテゴリのそれぞれ
に対して一括して商品情報を登録することができる。し
たがって、一つの商品情報が複数のカテゴリに属する場
合であっても、各カテゴリ毎に商品情報を登録する必要
がないので、商品情報の登録作業が簡略化され、商品情
報の登録が容易に行なわれ得る。

【００２７】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。本発明のオンラインショ
ップの商品一括登録システムの第一の実施形態につい
て、図１乃至図４を参照して説明する。図１は、本実施
形態のオンラインショップの商品一括登録システムの構
成を示すブロック図である。

【００２８】図１に示すように、オンラインショップの
商品一括登録システム１０は、少なくとも、商品提供者
１００と、オンラインショップセンター２００と、ネッ
トワーク３００とで構成してある。なお、図１において
は、商品提供者１００は、一つだけ図示されているが、
一つに限定されるものではない。

【００２９】また、ネットワーク３００は、ＬＡＮ等の
ネットワークであって、商品提供者１００の端末装置１
１０（後述）とオンラインショップセンター２００を相
互に接続するものである。なお、ネットワーク３００
は、インターネット，携帯電話を含む一般公衆回線網あ
るいは専用回線網等のネットワークであってもよい。

【００３０】商品提供者１００は、オンラインショップ
センター２００に対して商品を登録して、当該商品の販
売を行なおうとする者であって、ネットワーク３００を
介してオンラインショップセンター２００にアクセス
し、オンラインショップセンター２００のサーバ等にロ
グインすることができる。

【００３１】なお、商品提供者１００は、オンラインシ
ョップセンター２００にアクセスするための端末装置と
して、パーソナルコンピュータや、携帯電話，ＰＨＳを
含む各種情報端末機器やオンラインショップ商品一括登
録専用端末等の端末装置１１０を使用することができ、
この端末装置１１０の画面上に表示される商品入力情報
２１１（後述）に基づいて、登録したい商品等に関する
各項目を入力して、簡便に商品登録情報１２０を作成で
きるようになっている。

【００３２】さらに、商品提供者１００は、オンライン
ショップセンター２００にアクセスするために、前もっ
て利用者情報（住所，名称，電話番号等）を届け出て会
員登録しておき、当該商品提供者１００を一意に特定で
きる利用者識別コード１０１を有している。これによ
り、商品提供者１００は、オンラインショップセンター
２００のサーバ等にログインする際、利用者識別コード
１０１を送信することによって、一意に特定されること
により、利用者情報をその都度入力する必要がない。

【００３３】オンラインショップセンター２００は、適
宜の箇所に設けられたワークステーション，サーバ等の
情報処理装置から構成されており、送受信部２１０と、
記憶部２２０と、処理部２３０と、を有している。

【００３４】上記送受信部２１０は、前もって登録され
た商品入力情報２１１を、ネットワーク３００を介して
アクセスしてきた商品提供者１００の端末装置１１０に
送信し、この端末装置１１０の表示部の画面上に提示す
ると共に、商品提供者１００の端末装置１１０から送ら
れてくる商品登録情報１２０を受信して、記憶部２２０
に登録する。この商品入力情報２１１は、送受信部２１
０に登録されていても、また後述する記憶部２２０に登
録されていてもよい。

【００３５】ここで、上記商品入力情報２１１は、例え
ば図２に示すように、商品名（図示せず），商品概要入
力欄２１１ａ，商品分類チェック欄２１１ｂ，画像指定
欄２１１ｃ，年齢層チェック欄２１１ｄそして性別チェ
ック欄２１１ｅを含んでおり、ネットワーク３００を介
して当該商品提供者１００の端末装置１１０に送信され
ることにより、この端末装置１１０の表示部の画面上に
提示されるようになっている。なお、図２では、商品分
類チェック欄２１１ｂは「分類１」等と表わしている
が、実現にあたっては「日用品」、「パソコン関連」等
具体的な名称となる。また、年齢層２１１ｄは１０代、
２０代のような区分とする方法でも良い。なお、分類や
年齢層の数は任意で良い。

【００３６】商品提供者１００の端末装置１１０の表示
部の画面上にて、商品提供者１００により、この商品入
力情報２１１の商品概要入力欄２１１ａに登録しようと
する商品の概要説明が入力され、商品分類チェック欄２
１１ｂにて、当該商品が属するカテゴリに対応する分類
がチェックされ、また画像指定欄２１１ｃにて、当該商
品の画像ファイルが指定され、さらに年齢層チェック欄
２１１ｄ及び性別チェック欄２１１ｅにて、当該商品が
販売対象とする客層の年齢及び性別がチェックされる。
これにより、利用者の端末装置１１０は、これらの入力
項目を商品登録情報１２０として、ネットワーク３００
を介してオンラインショップセンター２００に送信す
る。

【００３７】ここで、商品登録情報１２０は、当該商品
の商品名，当該商品自体に関する商品概要，価格等の商
品情報１２１と、上述した商品分類チェック欄２１１ｂ
によるカテゴリ情報１２２と、年齢層チェック欄２１１
ｄ及び性別チェック欄２１１ｅによる客層情報１２３
と、を含んでいる。

【００３８】このようにして、オンラインショップセン
ター２００の送受信部２１０は、商品提供者１００がそ
の端末装置１１０上で入力した各入力項目から成る商品
登録情報１２０を、ネットワーク３００を介して受信し
て、オンラインショップセンター２００の記憶部２２０
に登録すると共に、新たな商品登録情報１２０を受信し
た旨を、オンラインショップセンター２００の処理部２
３０に通知する。

【００３９】また、オンラインショップセンター２００
の記憶部２２０は、上述した商品登録情報１２０、そし
て必要であれば前述した商品入力情報２１１、さらに利
用者識別コード１０１が登録されていると共に、後述す
る商品一覧２２１が例えばデータベース化されて登録さ
れている。

【００４０】ここで、オンラインショップセンター２０
０の処理部２３０は、オンラインショップセンター２０
０の送受信部２１０から商品登録情報１２０の受信が通
知されたとき、オンラインショップセンター２００の記
憶部２２０から当該商品一覧２２１を読み出す。そし
て、オンラインショップセンター２００の処理部２３０
は、商品登録情報１２０に含まれる商品情報及びカテゴ
リ情報を抽出する。

【００４１】続いて、オンラインショップセンター２０
０の処理部２３０は、このカテゴリ情報を分析して、当
該商品情報を登録すべき少なくとも一つのカテゴリを判
別する。そして、オンラインショップセンター２００の
処理部２３０は、判別された各カテゴリ毎に、それぞれ
当該商品情報１２１を、オンラインショップセンター２
００の記憶部２２０に登録された商品一覧２２１に追加
登録することにより、新たな商品一覧２２１を生成す
る。

【００４２】次に、本実施形態のオンラインショップの
商品一括登録システム１０の動作について、図３を参照
して説明する。オンラインショップの商品一括登録シス
テム１０は、図３に示す商品提供者１００の商品登録作
業の処理の各ステップで利用される。図３において、商
品提供者１００は、符号Ａ１で示すように、自分の端末
装置１１０により、ネットワーク３００を介して、利用
者識別コード１０１を送信して、オンラインショップセ
ンター２００のサーバにアクセスする。

【００４３】これにより、符号Ａ２で示すように、オン
ラインショップセンター２００の送受信部２１０から、
ネットワーク３００を介して、商品入力情報２１１が商
品提供者１００の端末装置１１０に送信され、その端末
装置１１０の表示部の画面上に、符号Ａ３で示すよう
に、商品入力情報２１１が表示される。

【００４４】そして、商品提供者１００は、符号Ａ４で
示すように、自分の端末装置１１０の表示部の画面上に
て、上記商品入力情報２１１を参照して、商品登録に必
要な各項目を入力して、商品登録情報１２０を生成す
る。その後、商品提供者１００の端末装置１１０は、符
号Ａ５で示すように、ネットワーク３００を介してオン
ラインショップセンター２００の送受信部２１０に対し
て、商品登録情報１２０を送信する。

【００４５】これを受けて、オンラインショップセンタ
ー２００の送受信部２１０は、商品提供者１００の端末
装置１１０からの商品登録情報１２０を受信する。そし
て、オンラインショップセンター２００の送受信部２１
０は、符号Ａ６で示すように、当該商品登録情報１２０
を記憶部２２０に登録する。

【００４６】また、オンラインショップセンター２００
の送受信部２１０は、同時に、符号Ａ７で示すように、
新たな商品登録情報１２０を受信した旨を、オンライン
ショップセンター２００の処理部２３０に通知する。こ
れにより、オンラインショップセンター２００の処理部
２３０は、オンラインショップセンター２００の送受信
部２１０から上記通知を受け取ると、符号Ａ８で示すよ
うに、オンラインショップセンター２００の記憶部２２
０から当該商品登録情報１２０を読み出して、符号Ａ９
で示すように、商品情報１２１及びカテゴリ情報１２２
を抽出する。

【００４７】そして、オンラインショップセンター２０
０の処理部２３０は、符号Ａ１０で示すように、カテゴ
リ情報１２２の分析を行ない、カテゴリを判別する。そ
の後、オンラインショップセンター２００の処理部２３
０は、符号Ａ１１で示すように、そして図４に示すよう
にカテゴリ０１，カテゴリ０２，…，カテゴリｎのう
ち、判別した各カテゴリ毎に、当該商品登録情報１２０
の商品情報１２１を、オンラインショップセンター２０
０の記憶部２２０に登録されている商品一覧２２１に対
して追加登録する。これにより、オンラインショップセ
ンター２００の処理部２３０は、新たな商品一覧２２１
を動的に生成し、記憶部２２０に登録されている商品一
覧２２１を更新することになる。

【００４８】最後に、オンラインショップセンター２０
０の処理部２３０は、符号Ａ１２で示すように、各カテ
ゴリ毎に商品情報１２１が登録されたことを確認して、
符号Ａ１３で示すように、当該商品登録情報１２０が登
録された旨を、オンラインショップセンター２００の送
受信部２１０に出力する。そして、オンラインショップ
センター２００の送受信部２１０は、符号Ａ１４で示す
ように、ネットワーク３００を介して、当該商品提供者
１００の端末装置１１０に対して、当該商品登録情報１
２０の登録完了の旨を通知する。これにより、商品提供
者１００は、符号Ａ１５で示すように、端末装置１１０
の表示部の画面に表示された登録完了の旨の通知を見る
ことにより、当該商品情報１２１の登録を確認する。以
上で、商品一括登録の処理が完了する。

【００４９】このようにして、本実施形態によるオンラ
インショップの商品一括登録システム１０によれば、商
品提供者１００は、自分の端末装置１１０に表示される
商品入力情報２１１にしたがって、登録しようとする商
品及びカテゴリについて入力して、商品登録情報１２０
を生成して、オンラインショップセンター２００に送信
する。

【００５０】これにより、オンラインショップセンター
２００は、商品提供者１００の端末装置１１０から送ら
れてくる商品登録情報１２０を受信して、この商品登録
情報１２０に含まれるカテゴリ情報１２２を分析するこ
とにより、商品提供者１００が当該商品が属するとして
指定した少なくとも一つのカテゴリを判別し、判別した
各カテゴリ毎に、当該商品登録情報１２０の商品情報１
２１を、記憶部２２０に登録されている商品一覧２２１
に追加登録する。これにより、最新の商品一覧２２１が
動的に生成され、記憶部２２０に登録されることにな
る。

【００５１】したがって、商品提供者１００は、その端
末装置１１０により、一回の商品登録の操作によって、
複数のカテゴリについて、一つの商品に関する商品情報
を一括して登録することができる。これにより、一つの
商品が複数のカテゴリに属する場合であっても、一括の
商品登録の操作によって、容易に商品情報の登録を行な
うことができる。

【００５２】次に、本発明のオンラインショップの商品
一括登録システムの第二の実施形態について説明する。
この第二の実施形態においては、オンラインショップの
商品一括登録システム２０は、図１〜図４に示した本発
明の第一の実施形態によるオンラインショップの商品一
括登録システム１０とほぼ同じ構成である。

【００５３】このオンラインショップの商品一括登録シ
ステムは、図１に示したオンラインショップの商品一括
登録システム１０とは、記憶部２２０に登録される商品
一覧が、図５に示すように、データベース化して登録さ
れている点でのみ異なる構成になっている。

【００５４】ここで、図５において、記憶部２２０に登
録される商品一覧２２１は、商品登録情報１２０の内容
に基づいて、商品情報１２１から、商品名２２１ａ，商
品概要２２１ｂ，商品図（画像）２２１ｃ及び価格２２
１ｄを、またカテゴリ情報１２２からカテゴリ２２１ｅ
を、さらに客層情報１２２から、ターゲット２２１ｆと
しての年齢２２１ｇ，性別２２１ｈを、それぞれ検索可
能な項目として、データベース化されている。

【００５５】このような構成のオンラインショップの商
品一括登録システムによれば、図１〜図３に示したオン
ラインショップの商品一括登録システム１０と同様に作
用して、一つの商品が複数のカテゴリに属する場合であ
っても、一回の商品登録作業によって、各カテゴリ毎に
商品情報１２１が商品一覧２２１に対して一括して登録
されることになると共に、カテゴリ情報１２２及び客層
情報１２３を含むデータベースとして登録されている。

【００５６】したがって、商品を購入しようとする顧客
が本オンラインショップセンター２００にアクセスして
きたとき、顧客にカテゴリ情報１２２と共に客層情報１
２３を選択させるようにしておけば、当該顧客は、希望
する年齢・性別をターゲットとする商品を指定すること
ができる。

【００５７】これにより、オンラインショップセンター
２００は、選択された客層情報１２３に基づいて、記憶
部２２０に登録された商品一覧２２１を検索することに
よって、当該顧客が選択した年齢及び性別により絞り込
んだ商品一覧を顧客に提示することができる。したがっ
て、オンラインショップセンター２００は、顧客が購入
しようとする商品に限定した商品一覧を顧客の端末装置
に提示することによって、より一層購入しやすい条件を
整えることができ、販売拡大に役立つことになる。

【００５８】上述したオンラインショップの商品一括登
録システム１０，２０においては、商品提供者１００の
端末装置１１０は、ネットワーク３００を介してオンラ
インショップセンター２００に対して接続されている
が、これに限らず、例えばオンラインショップセンター
２００の管理者と商品提供者が同一である場合等におい
ては、商品提供者１００の端末装置１１０は、接続ケー
ブルにより直接にオンラインショップセンター２００に
接続されていてもよい。なお、上記した実施形態におけ
るオンラインショップセンターの情報処理装置での処理
は、プログラムに制御されたサーバ等のコンピュータに
より実行される。記録媒体としては、例えば磁気ディス
ク，半導体メモリ，その他の任意のコンピュータで読み
取り可能なものを使用することができる。また、記録媒
体に記録されたプログラムは、記録媒体を直接コンピュ
ータに装着して当該コンピュータに読み込ませてもよ
く、またネットワークを介してコンピュータに読み込ま
せてもよい。

【００５９】

【発明の効果】以上のように、本発明によれば、商品提
供者から送信されてくる商品登録情報に、カテゴリ情報
が含まれているので、オンラインショップセンターの処
理部は、このカテゴリ情報に基づいて、指定されたカテ
ゴリを判別し、判別された各カテゴリについて、それぞ
れ当該商品登録情報に含まれる商品情報を、商品一覧に
追加登録する。これにより、一つの商品情報が複数のカ
テゴリに属する場合であっても、商品提供者は、一回の
商品情報の登録操作によって、複数のカテゴリのそれぞ
れに対して一括して商品情報を登録することができる。
したがって、一つの商品情報が複数のカテゴリに属する
場合であっても、各カテゴリ毎に商品情報を登録する必
要がないので、商品情報の登録作業が簡略化され、商品
情報の登録が容易に行なわれ得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の第一の実施形態のオンラインショップ
の商品一括登録システムの構成を示すブロック図であ
る。

【図２】図１のオンラインショップの商品一括登録シス
テムにおける商品入力情報の一例を示す図である。

【図３】図１のオンラインショップの商品一括登録シス
テムにおける商品登録作業を示すフローチャートであ
る。

【図４】図１のオンラインショップの商品一括登録シス
テムにおける各カテゴリへの商品情報の登録を示す概略
図である。

【図５】本発明によるオンラインショップの商品一括登
録システムの第二の実施形態における商品一覧の構成を
示す概略図である。

【符号の説明】

１０，２０ オンラインショップの商品一括登録システ
ム １００ 商品提供者 １０１ 利用者識別情報 １１０ 端末機器 １２０ 商品登録情報 １２１ 商品情報 １２２ カテゴリ情報 １２３ 客層情報 ２００ オンラインショップセンター ２１０ 送受信部 ２１１ 商品入力情報 ２２０ 記憶部 ２２１ 商品一覧 ２３０ 処理部 ３００ ネットワーク

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ネットワークを介して商品提供者の端末
   装置からの商品情報を、オンラインショップセンターで
   受信して、この商品情報を、カテゴリ毎に商品一覧に登
   録すると共に、ネットワークを介してアクセスしてくる
   顧客の端末装置に対して当該商品一覧を提示する、オン
   ラインショップの商品一括登録システムであって、 上記商品提供者の端末装置が、オンラインショップセン
   ターから送信されてくる商品入力情報に基づいて、登録
   しようとする商品に関する商品情報と、登録したいカテ
   ゴリを示すカテゴリ情報と、を含む商品登録情報を、ネ
   ットワークを介してオンラインショップセンターに送信
   し、 上記オンラインショップセンターが、 商品提供者の端末装置に対してネットワークを介して、
   商品情報の登録に必要な各項目を入力するための商品入
   力情報を提示し、商品提供者の端末装置からネットワー
   クを介して送信されてくる商品登録情報を受信する送受
   信部と、 カテゴリ毎の商品一覧を記憶する記憶部と、 送受信部からの上記商品登録情報を分析して、当該商品
   登録情報に含まれるカテゴリ情報から、当該商品情報を
   登録すべき少なくとも一つのカテゴリを判別し、分析部
   により判別された各カテゴリに関して、それぞれ当該商
   品情報を記憶部の商品一覧に登録する処理部と、 を設けた、ことを特徴とする、オンラインショップの商
   品一括登録システム。
2. 【請求項２】 上記処理部が、送受信部からの上記商品
   登録情報を分析して、商品一覧を動的に生成することを
   特徴とする請求項１に記載のオンラインショップの商品
   一括登録システム。
3. 【請求項３】 上記送受信部が、前もって用意してある
   各カテゴリのチェック欄を備えた商品入力情報を、ネッ
   トワークを介して商品提供者の端末装置に送信すること
   を特徴とする請求項１または２に記載のオンラインショ
   ップの商品一括登録システム。
4. 【請求項４】 上記送受信部が、当該商品が販売対象と
   する客層情報入力欄を備えた商品入力情報を、ネットワ
   ークを介して商品提供者の端末装置に送信し、 上記処理部が、客層情報を含むデータベースとして登録
   された商品一覧に対して、客層情報を含む当該商品情報
   を追加登録することを特徴とする請求項１〜３のいずれ
   かに記載のオンラインショップの商品一括登録システ
   ム。
5. 【請求項５】 ネットワークを介して商品提供者の端末
   装置からの商品情報を、オンラインショップセンターで
   受信して、この商品情報を、カテゴリ毎に商品一覧に登
   録すると共に、ネットワークを介してアクセスしてくる
   顧客の端末装置に対して当該商品一覧を提示するオンラ
   インショップの商品一括登録方法であって、 商品提供者の端末装置に対してネットワークを介して、
   商品情報の登録に必要な各項目を入力するための商品入
   力情報を提示する第一のステップと、 商品提供者の端末装置からネットワークを介して送信さ
   れてくる商品登録情報を受信する第二のステップと、 受信した上記商品登録情報を分析して、当該商品登録情
   報に含まれるカテゴリ情報から、当該商品情報を登録す
   べき少なくとも一つのカテゴリを判別し、判別された各
   カテゴリに関して、それぞれ当該商品情報を前もって登
   録されている商品一覧に登録する第三のステップと、 を含むことを特徴とする、オンラインショップの商品一
   括登録方法。
6. 【請求項６】 上記第三のステップにて、送受信部から
   の上記商品登録情報を分析して、商品一覧を動的に生成
   することを特徴とする請求項５に記載のオンラインショ
   ップの商品一括登録方法。
7. 【請求項７】 上記第一のステップにて、前もって用意
   してある各カテゴリのチェック欄を備えた商品入力情報
   を、ネットワークを介して商品提供者の端末装置に送信
   することを特徴とする請求項５または６に記載のオンラ
   インショップの商品一括登録方法。
8. 【請求項８】 上記第一のステップにて、当該商品が販
   売対象とする客層情報入力欄を備えた商品入力情報を、
   ネットワークを介して商品提供者の端末装置に送信し、 上記第三のステップにて、客層情報を含むデータベース
   として登録された商品一覧に対して当該商品情報を追加
   登録することを特徴とする請求項５〜７のいずれかに記
   載のオンラインショップの商品一括登録方法。
9. 【請求項９】 ネットワークを介して商品提供者の端末
   装置からの商品情報を、オンラインショップセンターで
   受信して、この商品情報を、カテゴリ毎に商品一覧に登
   録する処理をコンピュータに実行させるオンラインショ
   ップの商品一括登録プログラムであって、 上記オンラインショップセンターに、 商品提供者の端末装置に対してネットワークを介して、
   商品情報の登録に必要な各項目を入力するための商品入
   力情報を提示させ、商品提供者の端末装置からネットワ
   ークを介して送信されてくる商品登録情報を受信させ、
   かつ、受信した上記商品登録情報を分析させて、当該商
   品登録情報に含まれるカテゴリ情報から、当該商品情報
   を登録すべき少なくとも一つのカテゴリを判別し、判別
   された各カテゴリに関して、それぞれ当該商品情報を前
   もって登録されている商品一覧に登録させることを特徴
   とする、オンラインショップの商品一括登録プログラ
   ム。