JP2003331147A - 電子データ変換方法および装置 - Google Patents

電子データ変換方法および装置

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JP2003331147A
JP2003331147A JP2002142459A JP2002142459A JP2003331147A JP 2003331147 A JP2003331147 A JP 2003331147A JP 2002142459 A JP2002142459 A JP 2002142459A JP 2002142459 A JP2002142459 A JP 2002142459A JP 2003331147 A JP2003331147 A JP 2003331147A
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Teietsu Cho
廷悦 趙
Hirotaka Enozono
裕崇 榎園
Hirosuke Iwade
浩裕 岩出
Yoichi Yamamoto
洋一 山本
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Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入力電子データと出力電子データのスキーマ
情報を定義し、電子データの論理構造とその対応関連を
分離管理し、定義情報を再利用可能にする。 【解決手段】 電子データ変換ルールを定義するユーザ
は、画面上に入力電子データまたは出力電子データのデ
ータモデルを入力し、データモデル情報定義画面プログ
ラム121によりデータモデル定義情報141を定義し、画面
上に入力電子データと出力電子データのデータモデルを
入力し、画面上に各データ間の関係定義を入力し、これ
ら入力とデータモデル定義情報141を用いてマッピング
情報定義画面プログラム125によりデータモデルのデー
タ項目間の変換ルールや対応関係のマッピング定義情報
143を定義し、電子データのスキーマ情報を定義は、ス
キーマ情報定義画面プログラム123によりデータモデル
定義情報141からデータモデルをインポートしてフォー
マット定義情報137とスキーマ定義情報139を作成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム間でメッ
セージによりデータ連携を行うシステム又は企業間でデ
ータ連動により業務を行う電子商取引システム又は異種
複合システム間の連携のためのエンタープライズアプリ
ケーションインテグレーションシステムに係わり、特に
連携元システムから受取った電子メッセージのデータ
(以下、電子データとする)を事前に定義した変換ルー
ルに基づき、連携先システムのデータフォーマットに合
わせてデータ項目変換を行う場合、入力及び出力電子デ
ータの構造定義及び、入力電子データにおけるデータ項
目と出力電子データのデータ項目間での変換ルールを定
義する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】企業と企業間で電子データを交換するシ
ステムである企業商取引システムやシステムとシステム
間で電子メッセージ交換を制御するメッセージブローカ
システムでは、連携元から入力された電子データを事前
に定義したデータ変換ルールに基づいてデータを変換
し、連携先のシステムへ連携すべき電子データを受け渡
す。しかし、連携元からの電子データや連携先への電子
データ構造はデータ値の並びに過ぎないため、システム
開発者(以下、ユーザとする)がシステム開発において連
携すべき電子データの論理的な意味合いに基づいた変換
ルールの定義をするのが難しい。上記の課題を解決する
ため、従来の企業商取引システムやメッセージブローカ
システムでは、特開平10−307881(電子取引装
置及び電子取引でフォーマット変換を実行する制御プロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体)で示したように、連携元からの入力電子データと連
携先への出力電子データを業務における論理的なデータ
名称や長さ、データの開始位置などのスキーマ情報をツ
リー構造のよって定義させるとともに、定義した入出力
側のツリー構造のスキーマ情報間での対応関係及び変換
ルールを定義する環境を提供している。上記の連携すべ
き電子データのスキーマ情報と連携スキーマ情報間の変
換ルールの定義できる仕組みを提供することにより、デ
ータ変換の定義を行うときにユーザは、業務の意味合い
を持つデータ項目間の変換ルールを定義することがで
き、電子データによる連携システム開発の効率を向上さ
せることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術で
は、入力となる電子データと出力となる電子データを論
理的な意味合いを持つスキーマ情報と、入力と出力電子
データのスキーマ情報に基づいた論理的なデータ変換ル
ールを定義させ、定義したスキーマ情報と業務ルールに
基づいた連携元システムと連携先システム間での電子デ
ータの変換を行っている。しかし、上記のようなデータ
変換ルール定義の環境を提供するシステムでは、スキー
マ情報とスキーマ情報間の変換ルールを一つの定義情報
として管理することから、データ変換が必要な数だけ入
力電子データと出力電子データのスキーマ情報とスキー
マ情報間でのデータ変換ルールを定義することとなり、
同じ又は類似した電子データの場合でも最初から入力電
子データのスキーマ情報や出力電子データのスキーマ情
報、スキーマ情報間のデータ変換ルールを最初から定義
し直さないといけない。そのため、システム開発におい
てユーザの作業負担を増加させる問題が発生する。例え
ば、入力となるある電子データが伝票ID、取引先コー
ド、商品コード、単価、数量の順序でデータを持ち、出
力となる電子データを取引企業コード、商品コード、数
量、発注金額の内容や順序で出力する場合、開発者は入
力および出力電子データのデータ項目のスキーマ情報定
義(データ項目の名称、データ開始位置、桁数などの定
義)を行う。その上、出力電子データの取引コードを入
力電子データの取引先コートへ対応させ、出力電子デー
タの発注金額は入力電子データの「(数量×単価)×1.
05」のような変換ルールにより計算されるように定義す
る。しかし、従来の技術ではスキーマ情報や変換ルール
の定義情報を一つの定義情報で管理するため、入力の電
子データにおけるデータ項目順番が少し異なってくる場
合(伝票ID、取引先コード、商品コード、数量、単価
となる場合)でも、スキーマ情報の定義を最初からやり
直すこととともに変換ルールの定義も再定義しないとい
けない。また、スキーマ定義情報と変換ルール定義情報
を一つの情報で管理を行うことにより、同じデータ変換
ルールのロジックを持つ定義情報が複数作成され、業務
ルール変更に伴うデータ変換ルールのメンテナンス範囲
が複数箇所となり、システム修正個所の確定及び修正後
のシステムテストの工数が大きくなる問題が発生する。
例えば、上記の例で記述したように金額計算時は数量と
単価をかけた上、消費税を5%加える変換ルールを定義
する。この消費税を含んだ金額を計算するロジックは企
業の電子商取引システムのような大規模システムを想定
すると、上記の算出ロジックは多くの個所で使われるこ
ととなり、上記の5%の消費税の計算式は多くのデータ
変換ルールに定義されることとなる。もし、消費税率が
5%から10%に変更になるとすれば、上記のデータ変
換ルールは金額の5%を加えるルールから10%へ変更
するよう計算式の変更を行わなければならない。しか
し、大規模なシステムになればなるほど、消費税を計算
するルールは多くのところで使われ、すべてのデータ変
換ルールを修正することとなる。このような修正は変更
箇所の特定はもちろん変更後のデータ変換ルールのテス
トなどシステムメンテナンスに大きな負担になる。
【0004】本発明の目的は、入力電子データと出力電
子データを論理的なデータ構造を示すデータモデルを用
いてスキーマ情報を定義することで、電子データの論理
構造とその対応関連を分離して管理し、スキーマ情報を
定義する際に一度定義した論理的なデータモデルを再利
用可能にすることにある。本発明の他の目的は、入力と
なる電子データの論理データモデルと出力となる電子デ
ータの論理データモデル間での変換ルールを定義するこ
とにより、データモデル間の変換ルールの再利用をでき
るようにし、同じ変換ルールの変更によるシステム上の
メンテナンス個所を最少化して業務ルール変更によるシ
ステムメンテナンスの効率を向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、表示装置の画面上に入力された、入力電
子データまたは出力電子データにおけるデータ項目の論
理的なデータ構造を表すデータモデルに基づき、入力電
子データまたは出力電子データのデータモデル定義情報
を作成し、該データモデルと該データモデル定義情報を
メモリに格納し、メモリに格納された入力電子データと
出力電子データのデータモデルを読み出し画面上に表示
し、該各データモデル間の関係を定義する画面上に入力
された定義情報と前記各データモデル定義情報に基づき
入力側のデータモデルと出力側のデータモデル間での対
応関係と変換ルールを定義し、メモリに格納する。ま
た、表示装置の画面上に入力された、入力電子データま
たは出力電子データにおけるデータ項目の論理的なデー
タ構造を表すデータモデルに基づき、入力電子データま
たは出力電子データのデータモデル定義情報を作成し、
該データモデルと該データモデル定義情報をメモリに格
納し、メモリに格納されたデータモデルを画面上に表示
し、画面上に入力された情報と、該情報と該データモデ
ルとの関係を定義する画面上に入力された定義情報と、
前記データモデル定義情報に基づきフォーマット定義情
報とスキーマ定義情報を作成し、メモリに格納し、メモ
リに格納された入力電子データと出力電子データのデー
タモデルを画面上に表示し、該各データモデル間の関係
を定義する画面上に入力された定義情報と前記各データ
モデル定義情報に基づきマッピング定義情報を作成し、
メモリに格納する。また、メモリに格納されている各デ
ータモデルの名称を画面上に表示し、画面上で選択され
たデータモデルの名称に対応するデータモデルをメモリ
から読み出し、画面上に表示する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を用いて説明する。図1は、実施形態の概略を表
すシステムの構成図である。本システムは、サーバー1
01、システム開発者(以下、ユーザとする)が定義情
報作成の作業を行うクライアント107及びこれらの装
置間を接続するネットワーク115から構成される。サ
ーバー101は、サーバー専用機、パソコンなどの計算
機であり、処理プログラムの格納やプログラムの起動・
動作などを行う処理装置103と、定義情報や入出力電
子データを格納する記憶装置105で構成される。サー
バー101の処理装置103上には、データモデル情報
定義画面プログラム121、スキーマ情報定義画面プロ
グラム123、マッピング情報定義画面プログラム12
5、データ変換制御プログラム127、データ項目抽出
プログラム129、データマッピング処理プログラム1
31、データ項目挿入プログラム133、通信制御プロ
グラム135が格納され実行される。
【0007】データモデル情報定義画面プログラム12
1は、変換元及び変換先システムにおける業務的な意味
合いから事前にユーザが論理的なテーブル構造やテーブ
ルにおけるデータ構成、テーブル間の関係の定義を行え
るユーザインタフェースを提供する。また、ユーザから
入力された定義情報を記憶装置105のデータモデル定
義情報141へ格納する。スキーマ情報定義画面プログ
ラム123は、既に定義されてデータモデル定義情報1
41に格納されているデータモデルをロードし、入力、
又は、出力電子データごとに、利用するシステム名称、
データの長さやデータ型などの入出力電子データのデー
タ属性、入出力電子データの各データ項目とデータモデ
ルのデータ項目間での関係つけなどの定義を行えるユー
ザインタフェースを提供する。また、ユーザにより入力
された定義情報を記憶装置105のフォーマット定義情
報137とスキーマ定義情報139へ格納する。マッピ
ング情報定義画面プログラム125は、既に定義されて
データモデル定義情報141に格納されているデータモ
デルをロードし、入力側のデータモデルと出力側のデー
タモデルにおけるデータ項目間の対応関係や変換ルール
の定義を行えるユーザインタフェースを提供する。ま
た、ユーザにより入力された定義情報を記憶装置105
のマッピング定義情報143へ格納する。
【0008】データ変換制御プログラム127は、入力
電子データを出力電子データのフォーマットに合わせて
変換を行うプログラムの制御を行う。変換元システムか
らの入力電子データの転送を受取り記憶装置105の入
力電子データに格納しデータ項目抽出プログラム129
を起動する。また、データ項目抽出プログラム129処
理終了後はデータマッピング処理プログラム131を起
動し、データマッピング処理プログラム131処理終了
後はデータ項目挿入プログラム133を起動する。デー
タ項目挿入プログラム133処理終了後には作成された
出力電子データを記憶装置105の出力電子データ14
7に格納するとともに、出力電子データを連携先システ
ムへ受け渡す。
【0009】データ項目抽出プログラム129は、デー
タ変換制御プログラム127から起動され、入力電子デ
ータの連携元スキーマ定義名称により、スキーマ定義情
報139やフォーマット定義情報137に基づいて入力
電子データから変換するデータ項目を抽出する。また、
データモデル定義情報141を参照してサーバー101
のメモリ上に一時的に入力データを格納するための入力
テーブル構造を作成し、抽出した入力データを入力テー
ブルの該当するデータ項目に格納する。
【0010】データマッピング処理プログラム131
は、データ変換制御プログラム127から起動され、入
力電子データの連携先スキーマ定義名称により、スキー
マ定義情報139やデータモデル定義情報141に基づ
いてサーバー101のメモリ上に一時的に出力データを
格納するための出力テーブル構造を作成する。また、マ
ッピング定義情報143を参照し、データ項目抽出プロ
グラム129によってサーバー101のメモリ上の入力
テーブルに格納された入力データを出力テーブルへ変換
して格納する。
【0011】データ項目挿入プログラム133は、デー
タ変換制御プログラム127から起動され、入力電子デ
ータの連携先スキーマ定義名称により、フォーマット定
義情報137とスキーマ定義情報139を参照してデー
タマッピング処理プログラム131によって格納された
サーバー101のメモリ上の出力テーブルのデータを出
力電子データに形式に変換する。変換された電子データ
は出力電子データ147に格納するとともに、連携先シ
ステムへ出力電子データを転送する。通信制御プログラ
ム135は、サーバー101と連携元システム間での入
力電子データのやり取りやサーバー101と連携先シス
テム間での出力電子データのやり取りにおける通信制御
を行う。また、サーバー101とクライアント107間
における通信制御を行う。
【0012】サーバー101の処理装置103に接続さ
れる記憶装置105上には、フォーマット定義情報13
7、スキーマ定義情報139、データモデル定義情報1
41、マッピング定義情報143、入力電子データ14
5、出力電子データ147を格納する。
【0013】フォーマット定義情報137は、ユーザが
スキーマ情報定義画面プログラム121により定義した
入力電子データや出力電子データにおけるデータフォー
マットに関する情報が格納される。スキーマ定義情報1
39は、ユーザがスキーマ情報定義画面プログラム12
1により定義した入力電子データ及び出力電子データご
とのデータモデルにおけるテーブル間の関係を示す情報
が格納される。データモデル定義情報141は、ユーザ
がデータモデル情報定義画面プログラム123により定
義した論理的なデータモデルにおけるテーブル構造、各
テーブルにおけるデータ項目の論理名称などに関する情
報が格納される。マッピング定義情報143は、ユーザ
がマッピング情報定義画面プログラム125により定義
した入力電子データに対応するデータモデルのデータ項
目と出力電子データに対応するデータモデルのデータ項
目間における対応関係に関する情報が格納される。入力
電子データ145は、連携元システムから入力された電
子データをサーバー101が受け取り、格納するための
記憶装置105における格納スペースである。出力電子
データ147は、データ変換制御プログラム127の制
御により作成された出力電子データを格納するための記
憶装置105における格納スペースである。
【0014】クライアント107はパソコンなどの計算
機であり、処理装置、ユーザへ定義画面や処理結果を示
す表示装置109、ユーザがデータ入力を行うための入
力装置111で構成される。クライアント107の処理
装置113には、通信制御プログラム149、画面表示
プログラム151から構成される。通信制御プログラム
149は、サーバーとクライアント間における通信制御
を行うプログラムである。画面表示プログラム151
は、クライアント107からの要求により動作したサー
バー101のスキーマ情報定義画面プログラム121、
データモデル情報定義画面プログラム123、マッピン
グ情報定義画面プログラム125からの処理結果に基づ
いてクライアント107の表示装置109に必要な画面
作成するための制御プログラムである。
【0015】図2は、フォーマット定義情報137のデ
ータ構成図である。フォーマット定義情報137は、ユ
ーザがスキーマ情報定義画面プログラム123を用い
て、既に定義されてデータモデル定義情報141に格納
されているデータモデルをロードし、入出力電子データ
の構造やデータモデルとの対応関係を定義した情報を管
理するためのテーブルであり、スキーマID200、順
序ID205、フィールド長210、データ型215、
テーブルID220、属性ID225、関係ID230
から構成される。
【0016】スキーマID200は、フォーマット定義
情報が登録されるときにスキーマ定義を一意的に識別す
るため、スキーマ情報定義画面プログラム123が自動
的に付与する識別子である。順序ID205は、ユーザ
がスキーマ情報定義画面プログラム123により定義し
た各入出力電子データにおけるデータ項目の順序を識別
するための識別子である。フィールド長210は、入出
力電子データを構成するデータ項目の長さを示す。デー
タ型215は、入出力電子データを構成するデータ項目
のデータ型を示し、データ型は数値、文字などである。
テーブルID220は、ユーザがスキーマ情報定義画面
プログラム123により定義した入出力電子データのデ
ータ項目に対応するデータモデルにおけるテーブルを一
意的に識別するための識別子である。属性ID225
は、ユーザがスキーマ情報定義画面プログラム123に
より定義した入出力電子データのデータ項目に対応する
データモデルのテーブルを構成するデータ項目を一意的
に識別するための識別子である。関係ID230は、入
出力電子データの繰り返し関係を一意的に識別するため
の識別子である。
【0017】図3は、スキーマ定義情報139のデータ
構成図である。スキーマ定義情報139は、ユーザがス
キーマ情報定義画面プログラム123を用いて、既に定
義されてデータモデル定義情報141に格納されている
データモデルをロードし、入出力電子データに対応する
データモデルの構成に関する作成された情報を管理する
ためのテーブルであり、スキーマID300、スキーマ
カテゴリ305、スキーマ名称310、構成テーブルI
D315から構成される。スキーマID300は、スキ
ーマ定義情報が登録されるときにスキーマ定義を一意的
に識別するため、スキーマ情報定義画面プログラム12
3が自動的に付与する識別子である。スキーマカテゴリ
305は、入力電子データを送付するシステムやアプリ
ケーション、出力電子データを受取るシステムやアプリ
ケーションを示す識別子である。スキーマ名称310
は、入力電子データを送付するシステムやアプリケーシ
ョン、出力電子データを受取るシステムやアプリケーシ
ョンの名称である。構成テーブルID315は、ユーザ
がスキーマ情報定義画面プログラム123により定義し
た入出力電子データに対応するデータモデルにおけるテ
ーブル構成を示す識別子である。
【0018】図4は、データモデル定義情報141のデ
ータ構成図である。データモデル定義情報141は、ユ
ーザがデータモデル情報定義画面プログラム121を用
いて、既に定義されてデータモデル定義情報141に格
納されているデータモデルをロードし、連携元及び連携
先システムにおける論理データ構造を定義した情報を管
理するためのテーブルであり、テーブルID400、テ
ーブル名称405、テーブルカテゴリ410、属性ID
415、属性名称420、キー項目425、親テーブル
ID430、子テーブルID435、関係ID440か
ら構成される。テーブルID400は、ユーザがデータ
モデル定義情報141を登録するとき、定義されたテー
ブルを一意的に識別するため、データモデル情報定義画
面プログラム121が自動的に付与する識別子である。
テーブル名称405は、ユーザがデータモデル定義情報
141を登録するとき、定義するテーブルごとに付与す
る論理的なテーブルの名称である。テーブルカテゴリ4
10は、入力電子データを送付するシステムやアプリケ
ーション、出力電子データを受取るシステムやアプリケ
ーションを示す識別子である。属性ID415は、デー
タモデルの各テーブルにおけるデータ項目を一意的に識
別するため、データモデル情報定義画面プログラム12
1が自動的に付与する識別子である。
【0019】属性名称420は、データモデルの各テー
ブルにおけるデータ項目ごとに、ユーザがデータモデル
情報定義画面プログラム121により定義するデータ項
目の論理的な名称である。キー項目425は、データモ
デルのテーブルにおけるデータ項目がキーになるか、な
らないかを示すための識別子である。親テーブルID4
30は、データモデルのテーブル間の関係を示す識別子
であり、テーブルIDごとに親テーブルが存在する場合
においてそのテーブルの識別子を示すものである。子テ
ーブルID435は、データモデルのテーブル間の関係
を示す識別子であり、テーブルIDごとに子テーブルが
存在する場合においてそのテーブルの識別子を示すもの
である。関係ID440は、入出力電子データの繰り返
し関係を一意的に識別するため、データモデル情報定義
画面プログラム121が自動的に付与する識別子であ
る。
【0020】図5は、マッピング定義情報143のデー
タ構成図である。マッピング定義情報143は、ユーザ
がマッピング情報定義画面プログラム125を用いて、
既に定義されてデータモデル定義情報141に格納され
ているデータモデルをロードし、入力側のデータモデル
と出力側のデータモデル間での対応関係及び変換ルール
を定義した情報を管理するためのテーブルであり、元テ
ーブルID500、元属性ID505、先テーブルID
510、先属性ID515、変換ルール520から構成
される。元テーブルID500は、マッピング情報定義
画面プログラム125によりデータモデルにおけるテー
ブルとテーブル間の対応関係を定義する際において、対
応元となるテーブルを一意的に示すための識別子であ
る。元属性ID505は、マッピング情報定義画面プロ
グラム125によりデータモデルのテーブルとテーブル
間の対応関係を定義する際において、対応元となるテー
ブルにおける各データ項目を一意的に示すための識別子
である。先テーブルID510は、マッピング情報定義
画面プログラム125によりデータモデルにおけるテー
ブルとテーブル間の対応関係を定義する際において、対
応先となるテーブルを一意的に示すための識別子であ
る。先属性ID515は、マッピング情報定義画面プロ
グラム125によりデータモデルにおけるテーブルとテ
ーブル間の対応関係を定義する際において、対応先とな
るテーブルの各データ項目を一意的に示すための識別子
である。変換ルール520は、変換元となるデータ項目
を変換先データ項目に対応をつけるのみではなく、変換
元データ項目に計算や文字列の編集などのような何らか
の変換ロジックによって変換先データ項目を作るときの
変換ロジックを示す。
【0021】図6は、入力電子データ145の構成の一
例を示す構成図であり、元スキーマカテゴリ600、元
スキーマ名称605、先スキーマカテゴリ610、先ス
キーマ名称615、データ625から構成される。元ス
キーマカテゴリ600は、入力電子データを送付するシ
ステムやアプリケーションを示す識別子である。元スキ
ーマ名称605は、入力電子データを送付するシステム
やアプリケーションの名称である。先スキーマカテゴリ
610は、出力電子データを受取るシステムやアプリケ
ーションを示す識別子である。先スキーマ名称615
は、出力電子データを受取るシステムやアプリケーショ
ンの名称である。データ625は、システム間で連携す
べき業務データを意味し、繰り返しされるデータ項目6
30と繰り返されないデータ項目620で構成される。
一般的にデータ625部分は、非繰り返し項目620が
先で、その次に非繰り返し項目630のデータが明細行
数まで繰り返して結合する構成となる。
【0022】図7は、出力電子データ147の構成の一
例を示す構成図であり、元スキーマカテゴリ700、元
スキーマ名称705、先スキーマカテゴリ710、先ス
キーマ名称715、データ725にから構成される。元
スキーマカテゴリ700は、入力電子データを送付する
システムやアプリケーションを示す識別子である。元ス
キーマ名称705は、入力電子データを送付するシステ
ムやアプリケーションの名称である。先スキーマカテゴ
リ710は、出力電子データを受取るシステムやアプリ
ケーションを示す識別子である。先スキーマ名称715
は、出力電子データを受取るシステムやアプリケーショ
ンの名称である。データ725は、システム間で連携す
べき業務データを意味し、繰り返しされるデータ項目7
30と繰り返されないデータ項目720で構成される。
一般的にデータ725部分は、非繰り返し項目720が
先で、その次に非繰り返し項目730のデータが明細行
数まで繰り返して結合する構成となる。
【0023】図8は、本実施例で説明する入力電子デー
タのデータモデルの一例を示すデータモデル図である。
アプリケーションAの発注伝票に係わるデータモデル8
00は、発注伝票ヘッダ810と商品明細815のテー
ブルにより構成され、発注伝票ヘッダ810と商品明細
815で間は一つの発注伝票ヘッダに対して複数の商品
明細が存在する1:Nの関係を持つ。図における「●」
は1:Nの関係があること示す。また、アプリケーショ
ンBの購買依頼伝票に係わるデータモデル805は、発
注依頼ヘッダ820と商品明細815により構成され、
発注依頼ヘッダ820と商品明細815間では一つの発
注依頼ヘッダに対して一つの商品明細が存在する1:1
の関係を持つ。発注伝票800のデータモデルと購買依
頼伝票805では商品明細815として同じテーブルを
共通的に持つ。
【0024】図9は、本実施例で説明する出力電子デー
タのデータモデルの一例を示すデータモデル図である。
アプリケーションCの購買伝票に係わるデータモデル9
00は、購買伝票ヘッダ905と購買商品915のテー
ブルにより構成され、購買伝票ヘッダ905と購買商品
910間では一つの購買伝票ヘッダに対して複数の購買
商品が存在する1:Nの関係を持つ。
【0025】図10は、データモデル情報定義画面プロ
グラム121の起動により、表示されるデータモデル情
報定義画面の一例であり、ユーザは事前に論理的なデー
タモデルをデータモデル情報定義画面1000により定
義する。スキーマカテゴリ1005は、定義するデータ
モデルと係わる入力電子データを送付するシステムやア
プリケーション、又は、出力電子データを受取るシステ
ムやアプリケーションを示す識別子である。データモデ
ル記述領域1010は、論理的なデータモデルを定義す
る画面領域であり、ユーザは各アプリケーションで使わ
れるデータに基づいてテーブルの構造やテーブル間の関
係を定義し、データモデル定義情報141に登録する。
ユーザがデータモデルを作成して「登録」ボタン101
5を押すと、データモデル情報定義画面プログラム12
1はデータモデル情報定義画面1000に入力された情
報をデータモデル定義情報141に格納する。ユーザが
「キャンセル」ボタン1020を押すと、データモデル
情報定義画面1000に入力された情報をデータモデル
定義情報141に格納せずに、データモデル情報定義画
面1000を終了する。
【0026】図11は、スキーマ情報定義画面プログラ
ム123を起動し、既に定義されたデータモデルをスキ
ーマ情報定義画面に取り込む画面の一例であり、ユーザ
は事前に定義した論理的なデータモデルの中から必要な
テーブルを取り込み、フォーマット定義情報137及び
スキーマ定義情報139を定義する。ユーザがスキーマ
情報定義画面1100の「データモデルインポート」ボ
タン1105を押すと、データモデルのインポート画面
1110がスキーマ情報定義画面1100の上に表示さ
れる。データモデルのインポート画面1110上のテー
ブルカテゴリ1115は、データモデルのインポート画
面1110上の選択領域1125で選択するテーブルと
係わるシステムやアプリケーションを示す識別子であ
る。データモデルのインポート画面1110上のテーブ
ル名称1120は、データモデル情報定義画面1000
によりデータモデル定義情報141に登録されたテーブ
ル名称405から選択のために表示されるデータモデル
におけるテーブル名称である。選択領域1125は、ユ
ーザは取り込みを行うテーブルをテーブル名称1120
により確認した上、テーブルを選択するための入力領域
である。ユーザが取り込むテーブルの選択終了した後、
「読み込み」ボタン1135を押すと、選択領域112
5で選択したテーブルのデータモデルをスキーマ情報定
義画面1100に表示し、データモデルのインポート画
面1110を終了させる。ユーザが「キャンセル」ボタ
ン1130を押すと、選択領域1125に読み込むテー
ブルが選択されても、データモデルを取り込まずにデー
タモデルのインポート画面1110を終了させる。
【0027】図12は、スキーマ情報定義画面プログラ
ム123を起動し、表示されるスキーマ情報定義画面の
一例であり、ユーザは入出力電子データとデータモデル
のテーブル間の対応関係をスキーマ情報定義画面120
0により定義する。スキーマカテゴリ1205は、スキ
ーマ情報定義画面1200で定義を行おうとする入出力
電子データと係わるシステムやアプリケーションを示す
識別子である。スキーマ名称1210は、スキーマ情報
定義画面1200で定義を行おうとする入出力電子デー
タと係わるシステムやアプリケーションの名称である。
No1215は、入力電子データ145におけるデータ
625部分、又は、出力電子データ147におけるデー
タ725部分の各データ項目が出現する順番を意味し、
ユーザはスキーマ情報定義を行う際に入出力電子データ
のデータ部分で出現するデータ項目の順番に沿って定義
を行う。フィールド長1220は、入力電子データ14
5におけるデータ625部分、又は、出力電子データ1
47におけるデータ725部分の各データ項目における
長さを意味する。データ型1225は、入力電子データ
145におけるデータ625部分、又は、出力電子デー
タ147におけるデータ725部分の各データ項目にお
いて数値か文字列かのようなデータの型を意味する。デ
ータモデルのテーブル構成1230は、データモデル情
報定義画面1000により登録されたデータモデル定義
情報141からデータモデルのインポート画面1110
を通して取り込んだデータモデルにおけるテーブルの構
造である。項目間のリンクを表す線1235は、入力電
子データ145におけるデータ625部分、又は、出力
電子データ147におけるデータ725部分の各データ
項目とデータモデル1230のデータ項目間の対応関係
を示し、ユーザが入力することにより線1235を引
き、対応関係を定義する。ユーザがスキーマ情報の定義
を行い、「登録」ボタン1240を押すと、スキーマ情
報定義画面プログラム123はスキーマ情報定義画面1
200に入力された情報をフォーマット定義情報137
とスキーマ定義情報139に格納する。ユーザが「キャ
ンセル」ボタン1245を押すと、スキーマ情報定義画
面1200に入力された情報をフォーマット定義情報1
37及びスキーマ定義情報139に格納せずに、スキー
マ情報定義画面1200を終了する。
【0028】図13は、マッピング情報定義画面プログ
ラム125を起動し、表示されるマッピング情報定義画
面の一例であり、ユーザはデータモデルの入出力テーブ
ル間の対応関係や変換ルールなどをマッピング情報定義
画面1300により定義する。マッピング情報定義画面
1300は変換元情報を入力する領域1305と変換先
情報を入力する領域1320により構成される。変換元
スキーマカテゴリ1310は、変換元のデータモデルに
おけるテーブルに関係するシステムやアプリケーション
を示す識別子である。変換元スキーマ名称1315は、
変換元のデータモデルにおけるテーブルに関係するシス
テムやアプリケーションの名称である。変換先スキーマ
カテゴリ1325は、変換先のデータモデルにおけるテ
ーブルに関係するシステムやアプリケーションを示す識
別子である。変換先スキーマ名称1330は、変換先の
データモデルにおけるテーブルに関係するシステムやア
プリケーションの名称である。
【0029】変換元データモデル表示領域1335は、
「データモデルインポート」ボタン1365により読み
込まれた変換元のデータモデルを表示する領域であり、
発注伝票ヘッダ及び商品明細のデータモデル1340は
「データモデルインポート」ボタン1365により取り
込まれた変換元のデータモデルの一例を表す。変換先デ
ータモデル表示領域1345は、「データモデルインポ
ート」ボタン1365により読み込まれた変換先のデー
タモデルを表示する領域であり、購買伝票ヘッダ及び購
買商品のデータモデル1350は「データモデルインポ
ート」ボタン1365により取り込まれた変換元のデー
タモデルの一例を表す。項目間の対応リンクを表す線1
355は、変換元と変換先におけるのデータ項目間での
対応関係を示すものであり、ユーザが入力することによ
り線1355を引き、対応関係を定義する。線1355
は、項目間の対応関係以外の変換ルールがない関係を意
味する。項目間の変換ルールリンクを表す線1360
は、変換元と変換先におけるデータ項目間で業務上の変
換ロジックが存在する対応関係を示すものであり、ユー
ザが入力することにより線1360を引き、さらに変換
ロジックを入力し、変換ロジックが存在する対応関係を
定義する。ここで定義された変換ロジックはマッピング
定義情報143の変換ルール520に格納されて管理さ
れる。「データモデルインポート」ボタン1365は、
変換元データモデル表示領域1335及び変換先データ
モデル表示領域1345に事前定義されているデータモ
デルを取り込むために利用するボタンであり、押下によ
りデータモデルのインポート画面1110を表示する。
ユーザがマッピング情報の定義を行い、「登録」ボタン
1370を押すと、マッピング情報定義画面プログラム
125はマッピング情報定義画面1300に入力された
情報をマッピング定義情報143に格納する。ユーザが
「キャンセル」ボタン1375を押すと、マッピング情
報定義画面1300に入力された情報をマッピング定義
情報143に格納せずに、マッピング情報定義画面13
00を終了する。
【0030】図14はデータモデル情報定義画面プログ
ラム121によるデータモデル定義情報141の登録処
理の流れを示すフローチャートである。ユーザはデータ
モデル情報定義画面プログラム121を起動し、データ
モデル定義画面1000(図10参照)からデータモデ
ルの定義を行う。データモデル定義においては、各デー
タモデルに係わるアプリケーション名称をスキーマカテ
ゴリ1005に入力することとともに、データモデル記
述領域1010に定義するデータモデルの定義を行う。
データモデルの定義終了後、データモデル情報定義画面
1000の「登録」ボタン1015を押下する。
【0031】「登録」ボタン1015が押下されると、
画面上に定義されているテーブルごとにテーブルIDを
自動的に作成し、サーバー101のメモリ上にテーブル
IDのリストを作成する(ステップ1405)。ステッ
プ1405で作成されたテーブルIDのリストから一つ
のテーブルIDを取得し、画面に定義されているデータ
項目を一番上から一つ取得し、属性IDを自動的に作成
する(ステップ1420)。データモデル定義情報14
1テーブルに1レコードを追加し、テーブルID、テー
ブル名称、テーブルカテゴリ、属性ID、属性名称、キ
ー項目を設定する(ステップ1425)。ステップ14
25で設定したテーブルに子テーブルがあるかを判断し
(ステップ1430)、子テーブルが存在した場合はス
テップ1405で作成したサーバー101メモリ上のテ
ーブルIDのリストから子テーブルのIDを取得する
(ステップ1435)。子テーブルID取得後は、関係
IDが既に作成されているかを判断し(ステップ144
0)、作成されていない場合は関係IDの作成(ステッ
プ1445)を、作成されている場合は関係IDを取得
する。取得した子テーブルID及び関係IDをステップ
1425で作成してデータ設定を行ったレコードへ格納
する(ステップ1450)。
【0032】子テーブルがない場合や子テーブルの設定
終了後、親テーブルがあるかを判断し(ステップ145
5)、親テーブルが存在した場合はステップ1405で
作成したサーバー101メモリ上のテーブルIDのリス
トから親テーブルのIDを取得する(ステップ146
0)。親テーブルID取得後は、関係IDが既に作成さ
れているかを判断し(ステップ1465)、作成されて
いない場合は関係IDの作成(ステップ1470)を、
作成されている場合は関係IDを取得する。取得した親
テーブルID及び関係IDをステップ1425で作成し
てデータ設定を行ったレコードへ格納する(ステップ1
475)。ステップ1420からステップ1475まで
の処理を一つのテーブルにあるすべてのデータ項目に対
して数分繰り返し行い、任意の一つのテーブルにある全
データ項目の定義情報を格納する(ステップ1415と
ステップ1480)。また、ステップ1415からステ
ップ1480までの処理をステップ1405によりサー
バー101メモリ上に作成したテーブルIDリストの数
だけ繰り返し、定義されたすべてのテーブルに関する定
義情報を格納する(ステップ1410とステップ148
5)。
【0033】図15はスキーマ情報定義画面プログラム
123により、既にデータモデル情報定義画面プログラ
ム121で定義したデータモデルをスキーマ情報定義画
面1100にインポートする処理の流れを示すフローチ
ャートである。ユーザはスキーマ情報定義画面プログラ
ム123を起動し、スキーマ定義画面1100(図11
参照)から「データモデルインポート」ボタン1105
を押下する。「データモデルインポート」ボタン110
5が押下されると、スキーマ情報定義画面1100のス
キーマカテゴリに入力されたスキーマカテゴリ名を基
に、データモデル定義情報141からスキーマカテゴリ
と同一のカテゴリ名を持つテーブルのリストを作成する
(ステップ1500)。「データモデルのインポート」
ダイアログボックス1110をスキーマ情報定義画面1
100の上に表示するとともに、ステップ1500で取
得したテーブルリストを表示する(ステップ150
5)。ユーザはインポートしたいテーブルを選択し、
「データモデルのインポート」ダイアログボックス画面
1110の選択領域1125に選択の印をつけた後(ス
テップ1510)、「読み込み」ボタン1135を押下
する。選択されたテーブル名称に基づき、データモデル
定義情報141を検索し、該当するテーブルをスキマー
情報定義画面1100に表示する(ステップ152
0)。また、データモデル定義情報141の親テーブル
IDから表示したテーブルの中に親テーブルがある場
合、関係リンクを画面上に表示する(ステップ152
5)。ステップ1510で選択されたテーブルが複数あ
る場合はステップ1520からステップ1525までの
処理をすべてのテーブルについて繰り返して行う(ステ
ップ1515とステップ1530)。以上により、図1
2に示すテーブル構成1230が表示される。
【0034】図14と図15で示した処理のように事前
にデータモデルを定義・登録しておくとともに、定義し
たデータモデルから必要なテーブルをインポートするこ
とにより、同じデータモデルのテーブルを使ってスキー
マ情報の定義を行う際に一々テーブルの定義を行うこと
なく、1回定義したテーブル情報を読み込んで再利用で
き、ユーザの作業負荷を軽減できるメリットがある。
【0035】図16はスキーマ情報定義画面プログラム
123によるスキーマ定義情報139の登録処理の流れ
を示すフローチャートである。ユーザはスキーマ情報定
義画面プログラム123を起動し、スキーマ定義画面1
200(図12参照)から電子データとデータモデル間
の関係定義を行う。スキーマ定義においては、電子デー
タに係わるアプリケーション情報と電子データのフォー
マット情報とともに、データモデルの各テーブルにおけ
るデータ項目間の関係の定義を行う。スキーマ情報定義
終了後、スキーマ情報定義画面1200の「登録」ボタ
ン1240を押下する。
【0036】「登録」ボタン1240が押下されると、
サーバー101のメモリ上に画面上に表示されているテ
ーブルIDのリストを作成する(ステップ1600)。
スキーマ定義情報139に1レコードを追加し、スキー
マ情報定義画面プログラム123により自動生成された
スキーマID及び情報定義画面1200上のスキーマカ
テゴリ1205、スキーマ名称1210、構成テーブル
のIDを格納する(ステップ1605)。スキーマ情報
定義画面1200の電子データフォーマット領域に定義
されているフィールドの先頭から定義されているフィー
ルドとデータモデル間のリンクがあるか判断し(ステッ
プ1615)、リンクがない場合はエラー処理を行って
から(ステップ1640)スキーマ定義情報登録処理を
終了する。電子データフォーマット領域に定義されてい
るフィールドからデータモデルへのリンクが存在する場
合は、そのリンク先がデータ項目か、テーブル間の関係
リンクかを判断する(ステップ1620)。リンク先が
関係リング(例えば、図12におけるNO.4の欄と、
1:4の関係を示す「●」の記号との間の関係リンク)
の場合は、フィールドからリンクされている関係リンク
の関係IDをテーブルIDに基づきデータモデル定義情
報141から取得する(ステップ1645)。リンク先
がデータ項目の場合は、フィールドからリンクされてい
るデータ項目を含むテーブルIDと属性IDをデータモ
デル定義情報141から取得する(ステップ162
5)。フォーマット定義情報137に1レコードを追加
し、電子データのフィールドのフォーマット情報及びス
テップ1625、又は、ステップ1645で取得した情
報を格納する(ステップ1630)。ステップ1615
からステップ1630までの登録処理をスキーマ情報定
義画面の電子データフォーマット領域で定義されたすべ
てのフィールドに対し繰り返して行う(ステップ161
0とステップ1635)。
【0037】図17はマッピング情報定義画面プログラ
ム125による入力側のデータモデルと出力側のデータ
モデル間でのマッピング定義情報の登録処理の流れを示
すフローチャートである。ユーザはマッピング情報定義
画面プログラム125を起動し、マッピング情報定義画
面1300(図13参照)から入力側のデータモデルと
出力側のデータモデルにおけるデータ項目間の関係及び
データ変換ルールの定義を行う。マッピング定義におい
ては、「データモデルインポート」ボタン1365によ
り事前に定義されてデータモデル定義情報141に格納
されているデータモデルを変換元入力領域1305と変
換先入力領域1320へ取り込む。取り込んだデータモ
デル間における対応項目間でリンク関係1355を定義
し、データの計算や編集などある業務ルールに沿って変
換する必要がある場合は関係するデータ項目間のリンク
とそのルール1360を記入する。マッピング情報定義
終了後、マッピング情報定義画面1300の「登録」ボ
タン1370を押下する。
【0038】「登録」ボタン1370が押下されると、
サーバー101のメモリ上に画面上の変換元入力領域1
305に定義されている連携元テーブルのテーブルID
のリストを作成する(ステップ1700)。ステップ1
700で作成されたテーブルIDのリストから一つのテ
ーブルIDを取得し、画面に定義されている該当テーブ
ルのデータ項目を一番上から一つ取得し、テーブルID
と属性名称により属性IDをデータモデル定義情報14
1から取得する(ステップ1715)。ステップ171
5で取得した属性IDにリンクされている連携先のテー
ブル名称及び属性名称をマッピング定義画面1300か
ら取得する。取得したテーブル名称及び属性名称に基づ
き、テーブルID及び属性IDをデータモデル定義情報
141から取得する(ステップ1720)。
【0039】その後、マッピング定義画面1300から
連携元と連携先データ項目間で計算やデータ編集などの
変換ルールが定義されているか判断する(ステップ17
25)。データ間の変換ルールが定義されている場合
は、マッピング定義画面1300上に定義されている変
換ルールを取得する(ステップ1745)。マッピング定
義情報143に1レコードを追加し、ステップ1720
及びステップ1745により取得した元テーブルID、
元属性ID、先テーブルID、先属性ID、変換ルール
のマッピング定義情報を登録する(ステップ173
0)。ステップ1715からステップ1730までの処
理を一つのテーブルにあるデータ項目の数分繰り返して
行い、マッピング定義画面1300の連携元入力領域に
定義された一つの連携元テーブルにあるすべてのデータ
項目の定義情報を格納する(ステップ1710とステッ
プ1735)。また、ステップ1710からステップ1
735までの処理をステップ1700によりサーバー1
01メモリ上に作成したテーブルIDのリストに対し繰
り返して行い、定義されたすべてのテーブルの定義情報
を格納する(ステップ1705とステップ1740)。
【0040】図17で示している処理のフローチャート
のようにデータモデル間でのリンク関係やデータ項目の
変換ルールを定義することにより、同じデータモデルを
利用する入出力電子データ間の対応関係や変換ルールを
共有できる。そのため、同じデータモデルを使う入出力
電子データ間では対応関係や変換ルールは一回の定義で
マッピングができる。また、変換ルールや対応関係など
が変更されたときにはデータモデル間の関係のみ修正す
ることとなる。上記の仕組みは、従来の電子データ変換
システムでは電子データごとのすべてのスキーマ情報か
ら定義をやり直す方法と異なり、論理的なデータモデル
間の変換ルールのみ修正できる仕組みを提供し、ユーザ
の作業負荷を軽減できるメリットがある。
【0041】図18から図21までは事前に定義された
フォーマット定義情報137(図2)、スキーマ定義情
報139(図3)、データモデル定義情報141(図
4)及びマッピング定義情報143(図5)に基づき、
実際のデータ変換を行う処理を示すフローチャートであ
る。図18は連携元システムから入力電子データ145
(図6)が送付されてきたとき、出力電子データへデー
タ変換を行うためにサーバー101で動くデータ変換制
御プログラム127の処理を示すフローチャートであ
る。データ変換制御プログラム127は、外部から入力
電子データを受け取り、データ項目抽出プログラム12
9、データマッピング処理プログラム131、データ項
目挿入プログラム133のプログラムを順々に起動を制
御するプログラムである。連携元システムから入力電子
データ145が転送されてくると、データ変換制御プロ
グラム127は入力電子データ145を受取る(ステッ
プ1800)。受取った入力電子データ145から元ス
キーマカテゴリ600と先スキーマカテゴリ610を取
得し、スキーマ定義情報139を参照して元スキーマカ
テゴリ600に対応するスキーマIDと先スキーマカテ
ゴリ610に対応する変換元スキーマIDを取得し、元
スキーマカテゴリ600に対応するスキーマIDを変数
SID_Fへ、先スキーマカテゴリ610に対応する変
換先スキーマIDを変数SID_Tへ格納する(ステッ
プ1805)。入力電子データのデータ部分625を抽
出し、変数SID_Fを引数としてデータ項目抽出プロ
グラム129を起動してデータを渡す(ステップ181
0)。起動されたデータ項目抽出プログラム129はス
キーマ定義情報139(図3)及びフォーマット定義情
報137(図2)に基づき、入力電子データからデータ
を抽出し、論理的なデータモデルに変換する処理を行う
(ステップ1815)。データ項目抽出プログラム12
9による入力データ抽出処理の終了後、データマッピン
グ処理プログラム131を起動し、ステップ1805で
作成した変換元スキーマID(SID_F)及び変換先
スキーマID(SID_T)を引数として受け渡す(ス
テップ1820)。起動されたデータマッピング処理プ
ログラム131は、マッピング定義情報143(図5)
に基づき、入力側のデータモデルを出力側のデータモデ
ルへ変換する処理を行う(ステップ1825)。データ
マッピング処理プログラム131によるマッピング処理
終了後、変換先スキーマID(SID_T)を引数にデ
ータ項目挿入プログラム133を起動する(ステップ1
830)。起動されたデータ項目挿入プログラム133
は、スキーマ定義情報139及びフォーマット定義情報
137に基づき、出力電子データ147を生成する処理
を行う(ステップ1835)。データ項目挿入プログラ
ム133による出力電子データ作成処理終了後、作成さ
れた出力データを連携先システムへ転送する(ステップ
1840)。
【0042】図19はデータ変換制御プログラム127
から起動され、入力電子データ145からデータ項目を
抽出し、論理的なデータモデルへ変換を行うデータ項目
抽出処理プログラム129の処理を示すフローチャート
である。データ項目抽出処理プログラム129は、デー
タ変換制御プログラム127から引数として渡される変
換元スキーマID(SID_F)に基づき、スキーマ定
義情報139から構成テーブルID315を取得してテ
ーブルリストTBLLSTをサーバー101のメモリ上
に生成する(ステップ1900)。テーブルリスト(T
BLLST)から一つのテーブルIDを変数TIDに格
納し(ステップ1905)、データモデル定義情報14
1からTIDに該当する定義情報に基づいてサーバー1
01のメモリ上に空きのテーブルを作成する(ステップ
1910)。データモデル定義情報141からTIDの
テーブルに親テーブルID430があるかを判断し(ス
テップ1915)、親テーブルID430がある場合は
関係ID440を取得して変数KIDに格納する(ステ
ップ1945)。取得した関係ID(KID)及びテー
ブルID(TID)に基づき、フォーマット定義情報1
37から入力電子データの明細構造の繰り返し数を示す
データ項目の位置を計算し、繰り返し数を取得する(ス
テップ1950)。フォーマット定義情報137からス
キーマID(SID_F)とテーブルID(TID)と
一致するデータ項目の開始位置を計算し、対象となるデ
ータ値を取得する(ステップ1965)。ステップ19
65のデータ値取得処理は、変換元スキーマID(SI
D_F)及びテーブルID(TID)が一致するすべて
のレコードについて繰り返して行う(ステップ1960
とステップ1970)。ステップ1910で作成したメ
モリ上のテーブルに1レコード挿入し、ステップ196
0からステップ1970までの処理によって取得したデ
ータ項目を格納する(ステップ1975)。また、ステ
ップ1960からステップ1975までの処理をステッ
プ1950で取得した明細構造の繰り返し数だけ繰り返
し、ステップ1910で作成したメモリ上のテーブルに
繰り返し数だけのレコードを挿入する(ステップ195
5とステップ1980)。
【0043】データモデル定義情報141からTIDの
テーブルに親テーブルID430があるかを判断した
(ステップ1915)結果、親テーブルID430がな
い場合はフォーマット定義情報137からスキーマID
(SID_F)とテーブルID.(TID)と一致する
データ項目の開始位置を計算し、対象となるデータ値を
取得する(ステップ1925)。ステップ1925のデ
ータ値取得処理は、連携元スキーマID(SID_F)
及びテーブルID(TID)が一致するすべてのレコー
ドについて繰り返して行う(ステップ1920とステッ
プ1930)。ステップ1910で作成したメモリ上の
テーブルに1レコード挿入し、ステップ1920からス
テップ1930までの処理によって取得したデータ項目
を格納する(ステップ1935)。ステップ1905か
らステップ1980までの処理をステップ1900で作
成した構成テーブルリスト(TBLLST)に格納され
ている全てのテーブルIDに対してして繰り返し行い、
サーバー101のメモリ上にデータモデルに基づく連携
元のテーブルを生成する(ステップ1905とステップ
1940)。
【0044】図20はデータ変換制御プログラム127
から起動され、入力側のデータモデルから出力側のデー
タモデルへデータ変換を行うデータマッピング処理プロ
グラム131の処理を示すフローチャートである。デー
タマッピング処理プログラム131は、データ変換制御
プログラム127から引数として変換元スキーマID
(SID_F)と変換先スキーマID(SID_T)を
受取り、スキーマ定義情報139から変換元と変換先そ
れぞれの構成テーブルIDを取得して、変換元の構成テ
ーブルIDは変数TBLLST_Fへ、変換先の構成テ
ーブルIDはTBLLST_Tへ格納する(ステップ2
000)。 連携先構成テーブルリスト(TBLLST
_T)内のテーブルID及びデータモデル定義情報14
1に基づき、サーバー101のメモリ上に出力側の空き
のテーブルを作成する(ステップ2005)。変換元の
構成テーブルIDが格納されているTBLLST_Fか
ら一つのテーブルIDを取り出して変数TIDに格納す
る(ステップ2010)。データ項目抽出プログラム1
29が図19で示した処理で生成したサーバー101の
メモリ上のテーブルからTIDに該当するテーブルを取
得する(ステップ2015)。ステップ2015で取得
したテーブルの中の一レコードに対して一つのデータ項
目の属性IDとデータ値を取得(ステップ2030)
し、マッピング定義情報143に変換ルール520が定
義されているかの判断を行う(ステップ2035)。
【0045】該当するデータ項目に変換ルール520が
定義されている場合は、変換ルール520に基づいて計
算やデータの編集を行う(ステップ2060)。ステッ
プ2060での変換処理終了後、又は、変換ルールがな
い場合は、ステップ2030で取得したデータ項目の連
携先テーブルID510及び先属性ID515をマッピ
ング定義情報143から取得し、ステップ2005で作
成したサーバー101メモリ上のテーブルにデータ値を
格納する(ステップ2040)。ステップ2030から
ステップ2040までの処理をテーブルID(TID)
に該当する一レコードに対してマッピング定義情報14
3に定義されたマッピングの数だけ繰り返し行い、テー
ブルID(TID)に該当するテーブルの一レコードの
変換を完了する(ステップ2025とステップ204
5)。もし、TIDに該当するテーブルに複数のレコー
ドが存在する場合は、全レコード分ステップ2025か
らステップ2045までの処理を繰り返して行う(ステ
ップ2020とステップ2050)。また、ステップ2
015からステップ2050までの処理をステップ20
05に格納された連携元の構成テーブルIDリストに格
納されているすべてのテーブルについて繰り返し行い、
連携元のすべてのテーブルにおけるデータ項目について
変換処理を行う(ステップ2010とステップ205
5)。
【0046】図21はデータ変換制御プログラム127
から起動され、データマッピングが終了した出力側のデ
ータモデルからスキーマ定義情報139及びフォーマッ
ト定義情報137に基づき、出力電子データ147を生
成するデータ項目挿入プログラム133の処理を示すフ
ローチャートである。データ項目挿入プログラム133
は、データ変換制御プログラム127から引数として渡
される変換先スキーマID(SID_T)に基づき、ス
キーマ定義情報139から構成テーブルID315を取
得してテーブルリストTBLLSTをサーバー101の
メモリ上に生成する(ステップ2100)。テーブルリ
スト(TBLLST)から一つのテーブルIDを変数T
IDに格納した後(ステップ2105)、データ項目抽
出プログラム129が図20で示した処理で生成したサ
ーバー101メモリ上の変換後のテーブルからTIDに
該当するテーブルを取得する(ステップ2110)。デ
ータモデル定義情報141からテーブルID(TID)
のテーブルに親テーブルID430があるかを判断し
(ステップ2115)、親テーブルID430がある場
合は関係ID440を取得して変数KIDに格納する
(ステップ2145)。ステップ2110で取得したテ
ーブルID(TID)のテーブルのレコード数を取得と
同時に、テーブルの一レコードを取得する(ステップ2
155)。取得した一レコードの中から一つのデータ値
を取得した後、スキーマID(SID_T)とテーブル
ID(TID)に基づき、フォーマット定義情報137
から出力電子データの該当するフィールドの開始位置を
計算し、データ項目値を格納する(ステップ216
5)。ステップ2165の出力電子データへのデータ値
設定処理をステップ2155で取得した一つのレコード
における全データ項目値に対して繰り返して行う(ステ
ップ2160とステップ2170)。また、ステップ2
155からステップ2170までの処理をステップ21
10で取得したテーブルID(TID)のテーブルの全
レコードについて繰り返して行う(ステップ2150と
ステップ2175)。テーブルID(TID)に該当す
るテーブルの全レコードのデータ項目値を出力電子デー
タに設定した後、スキーマID(SID_T)と関係I
D(KID)に基づき、繰り返し数のフィールドの位置
を計算し、出力電子データ上に設定する(ステップ21
80)。
【0047】データモデル定義情報141からテーブル
ID(TID)のテーブルに親テーブルID430があ
るかを判断した(ステップ2115)結果、親テーブル
ID430がない場合はステップ2110で取得したT
IDに該当するテーブルから一レコードを取得する(ス
テップ2120) 取得した一レコードの中から一つのデータ値を取得した
後、スキーマID(SID_T)とテーブルID(TI
D)に基づき、フォーマット定義情報137から出力電
子データの該当するフィールドの開始位置を計算し、デ
ータ項目値を格納する(ステップ2130)。ステップ
2130の出力電子データへのデータ値設定処理をステ
ップ2120で取得した一つのレコードにおける全デー
タ項目値に対して繰り返して行う(ステップ2125と
ステップ2135)。ステップ2110からステップ2
180までの処理をステップ2100で作成した構成テ
ーブルリスト(TBLLST)に格納されている全ての
テーブルIDに対してして繰り返し行い、連携先へ転送
する出力電子データを生成して記憶装置105の出力電
子データ147領域に格納する(ステップ2105とス
テップ2140)。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、入力
電子データと出力電子データを事前に定義された論理的
なデータモデルを用いてスキーマ情報の定義を行える仕
組みをの提供するともに、データモデルをライブラリと
して管理する仕組みを提供することにより、システム開
発を行うユーザが論理的にデータ構造が同じ電子データ
を定義する際に定義済みのデータモデルを再利用でき、
データ定義の効率を向上させることができる。また、入
出力電子データにおけるデータ項目間の対応関係や変換
ルールを定義する場合に、入力電子データの論理データ
モデルと出力電子データの論理データモデル間における
データ項目間での対応関係や変換ルールを定義できる仕
組みを提供することにより、システム開発を行うユーザ
がデータモデル間の変換ルールの再利用をできるととも
に、変換ルールの変更によるシステム修正個所を最少化
しシステムメンテナンスの効率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態におけるシステムの概略を表す構成図
である。
【図2】フォーマット定義情報137のデータ構成を示
す図である。
【図3】スキーマ定義情報139のデータ構成を示す図
である。
【図4】データモデル定義情報141のデータ構成を示
す図である。
【図5】マッピング定義情報143のデータ構成を示す
図である。
【図6】入力電子データ145の構成の一例を示す図で
ある。
【図7】出力電子データ147の構成の一例を示す図で
ある。
【図8】入力電子データにおけるデータモデルの一例を
示すデータモデル図である。
【図9】出力電子データにおけるデータモデルの一例を
示すデータモデル図である。
【図10】ユーザが事前に論理的なデータモデルを定義
するためのデータモデル情報定義画面である。
【図11】ユーザが事前に定義した論理的なデータモデ
ルから必要なテーブルを取り込み、スキーマ定義情報1
39を定義するためのデータモデルインポート画面であ
る。
【図12】ユーザが入出力電子データとデータモデルの
テーブル間の対応関係を定義するためのスキーマ情報定
義画面である。
【図13】ユーザがデータモデルにおける入出力テーブ
ル間の対応関係や変換ルールなどを定義するためのマッ
ピング情報定義画面である。
【図14】ユーザがデータモデル情報定義画面プログラ
ムにより事前に行うデータモデル定義情報の登録処理の
流れを示すフローチャートである。
【図15】スキーマ情報定義画面プログラムにより、既
にデータモデル情報定義画面プログラムで定義したデー
タモデルをスキーマ情報定義画面にインポートする処理
の流れを示すフローチャートである。
【図16】ユーザがスキーマ情報定義画面プログラムに
より入出力電子データをデータモデルのテーブルに関係
付けるスキーマ定義情報の登録処理の流れを示すフロー
チャートである。
【図17】ユーザがマッピング情報定義画面プログラム
により入力と出力のデータモデルにおけるデータ項目間
の関係つけや変換ルールを定義し、マッピング定義情報
へ登録を行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図18】連携元システムから入力電子データが送付さ
れてきたとき、出力電子データへデータ変換を行うため
にサーバーで動作するデータ変換制御プログラムの処理
の流れを示すフローチャートである。
【図19】データ変換制御プログラムから起動され、入
力電子データのデータを論理的なデータモデルのデータ
へ変換するデータ項目抽出処理プログラムの処理の流れ
を示すフローチャートである。
【図20】データ変換制御プログラムから起動され、入
力側のデータモデルから出力側のデータモデルへデータ
変換を行うデータマッピング処理プログラムの処理の流
れを示すフローチャートである。
【図21】データ変換制御プログラムから起動され、デ
ータ変換が終了した出力側のデータモデルからスキーマ
定義情報及びフォーマット定義情報に基づいて出力電子
データを生成するデータ項目挿入プログラムの処理の流
れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
101 サーバー 103 処理装置 105 記憶装置 107 クライアント 109 クライアントの表示装置 111 クライアントの入力装置 113 クライアントの処理装置 115 ネットワーク 121 データモデル情報定義画面プログラム 123 スキーマ情報定義画面プログラム 125 マッピング情報定義画面プログラム 127 データ変換制御プログラム 129 データ項目抽出プログラム 131 データマッピング処理プログラム 133 データ項目挿入プログラム 135 サーバの通信制御プログラム 137 フォーマット定義情報 139 スキーマ定義情報 141 データモデル定義情報 143 マッピング定義情報 145 入力電子データ 147 出力電子データ 149 クライアントの通信制御プログラム 151 クライアントの画面表示プログラム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎園 裕崇 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内 (72)発明者 岩出 浩裕 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内 (72)発明者 山本 洋一 神奈川県川崎市幸区鹿島田890番地 株式 会社日立製作所ビジネスソリューション事 業部内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力装置と、表示装置と、処理装置と、
    メモリを備えるシステムおける、業務ルールに沿って事
    前に定義した入力電子データのデータ項目と出力電子デ
    ータのデータ項目間の対応関係及び入力データの計算ル
    ール、編集ルールなどの変換ルールによって連携元のシ
    ステムから入力された電子データを連携先のシステムへ
    出力する電子データに変換する電子データ変換方法にお
    いて、 前記入力装置から入力され表示装置の画面上に表示され
    た、入力電子データまたは出力電子データにおけるデー
    タ項目の論理的なデータ構造を表すデータモデルに基づ
    き、入力電子データまたは出力電子データのデータモデ
    ル定義情報を作成し、該データモデルと該データモデル
    定義情報をメモリに格納し、 メモリに格納された入力電子データと出力電子データの
    データモデルを読み出し画面上に表示し、該表示された
    各データモデル間の関係を定義するため画面上に前記入
    力装置から入力された定義情報と前記各データモデルの
    データモデル定義情報に基づき入力側のデータモデルと
    出力側のデータモデル間での対応関係と変換ルールを定
    義し、メモリに格納することを特徴とする電子データ変
    換方法。
  2. 【請求項2】 入力装置と、表示装置と、処理装置と、
    メモリを備えるシステムおける、業務ルールに沿って事
    前に定義した入力電子データのデータ項目と出力電子デ
    ータのデータ項目間の対応関係及び入力データの計算ル
    ール、編集ルールなどの変換ルールによって連携元のシ
    ステムから入力された電子データを連携先のシステムへ
    出力する電子データに変換する電子データ変換方法にお
    いて、 前記入力装置から入力され表示装置の画面上に表示され
    た、入力電子データまたは出力電子データにおけるデー
    タ項目の論理的なデータ構造を表すデータモデルに基づ
    き、入力電子データまたは出力電子データのデータモデ
    ル定義情報を作成し、該データモデルと該データモデル
    定義情報をメモリに格納し、 メモリに格納されたデータモデルを画面上に表示し、前
    記入力装置から画面上に入力された情報と、該情報と該
    データモデルとの関係を定義する前記入力装置から画面
    上に入力された定義情報と、前記データモデル定義情報
    に基づきフォーマット定義情報とスキーマ定義情報を作
    成し、メモリに格納し、 メモリに格納された入力電子データと出力電子データの
    データモデルを画面上に表示し、該各データモデル間の
    関係を定義する前記入力装置から画面上に入力された定
    義情報と前記各データモデル定義情報に基づきマッピン
    グ定義情報を作成し、メモリに格納することを特徴とす
    る電子データ変換方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の電子デー
    タ変換方法において、 前記メモリに格納されている各データモデルの名称を画
    面上に表示し、画面上で選択されたデータモデルの名称
    に対応するデータモデルをメモリから読み出し、画面上
    に表示することを特徴とする電子データ変換方法。
  4. 【請求項4】 業務ルールに沿って事前に定義した入力
    電子データのデータ項目と出力電子データのデータ項目
    間の対応関係及び入力データの計算ルール、編集ルール
    などの変換ルールによって連携元のシステムから入力さ
    れた電子データを連携先のシステムへ出力する電子デー
    タに変換する電子データ変換装置において、 表示装置の画面上に入力された、入力電子データまたは
    出力電子データにおけるデータ項目の論理的なデータ構
    造を表すデータモデルに基づき、入力電子データまたは
    出力電子データのデータモデル定義情報を作成し、該デ
    ータモデルと該データモデル定義情報をメモリに格納す
    る手段と、 メモリに格納された入力電子データと出力電子データの
    データモデルを読み出し画面上に表示し、該各データモ
    デル間の関係を定義する画面上に入力された定義情報と
    前記各データモデル定義情報に基づき入力側のデータモ
    デルと出力側のデータモデル間での対応関係と変換ルー
    ルを定義し、メモリに格納する手段を有することを特徴
    とする電子データ変換装置。
  5. 【請求項5】 業務ルールに沿って事前に定義した入力
    電子データのデータ項目と出力電子データのデータ項目
    間の対応関係及び入力データの計算ルール、編集ルール
    などの変換ルールによって連携元のシステムから入力さ
    れた電子データを連携先のシステムへ出力する電子デー
    タに変換する電子データ変換装置において、 表示装置の画面上に入力された、入力電子データまたは
    出力電子データにおけるデータ項目の論理的なデータ構
    造を表すデータモデルに基づき、入力電子データまたは
    出力電子データのデータモデル定義情報を作成し、該デ
    ータモデルと該データモデル定義情報をメモリに格納す
    る手段と、 メモリに格納されたデータモデルを画面上に表示し、画
    面上に入力された情報と、該情報と該データモデルとの
    関係を定義する画面上に入力された定義情報と、前記デ
    ータモデル定義情報に基づきフォーマット定義情報とス
    キーマ定義情報を作成し、メモリに格納する手段と、 メモリに格納された入力電子データと出力電子データの
    データモデルを画面上に表示し、該各データモデル間の
    関係を定義する画面上に入力された定義情報と前記各デ
    ータモデル定義情報に基づきマッピング定義情報を作成
    し、メモリに格納する手段を有することを特徴とする電
    子データ変換装置。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5記載の電子デー
    タ変換装置において、 前記メモリに格納されている各データモデルの名称を画
    面上に表示し、画面上で選択されたデータモデルの名称
    に対応するデータモデルをメモリから読み出し、画面上
    に表示する手段を有することを特徴とする電子データ変
    換装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013218747A (ja) * 2013-08-01 2013-10-24 Bank Of Tokyo-Mitsubishi Ufj Ltd データ変換装置、データ変換システム及びデータ変換方法
JP2015075970A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 前田建設工業株式会社 表形式データ処理プログラム、方法、及び装置
JP2016081459A (ja) * 2014-10-22 2016-05-16 シャープ株式会社 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム
JP2016095755A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 株式会社日立製作所 データ連携支援システムおよびデータ連携支援方法
JP2016530646A (ja) * 2013-09-06 2016-09-29 トランスメド システムズ, インコーポレイテッド メタデータ自動化システム

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