JP2003331011A - 車載端末、車両内アナウンスシステム、車両内アナウンス方法および車両内アナウンスプログラム - Google Patents

車載端末、車両内アナウンスシステム、車両内アナウンス方法および車両内アナウンスプログラム

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JP2003331011A
JP2003331011A JP2002139005A JP2002139005A JP2003331011A JP 2003331011 A JP2003331011 A JP 2003331011A JP 2002139005 A JP2002139005 A JP 2002139005A JP 2002139005 A JP2002139005 A JP 2002139005A JP 2003331011 A JP2003331011 A JP 2003331011A
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JP
Japan
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vehicle
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voice
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JP2002139005A
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English (en)
Inventor
Munenori Sekine
宗徳 関根
Shigeru Chikara
盛 知加良
Yasubumi Kikuchi
保文 菊池
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定期路線バスや観光バスなどにおける各所で
のアナウンスを運転手の操作を伴わずに行なう。 【解決手段】 事務所端末1は、通信網2を介してセン
タ3に接続する機能、車両5側の車載端末6にて必要と
なるアナウンスの内容およびアナウンスのタイミングな
どの設定情報を登録する。次に、センタ3は、ユーザの
事務所端末1から登録された設定情報を、配信スケジュ
ールに従って、該当する各車両5の車載端末6に対して
無線基地局経由で送信する。車載端末6は、位置測位シ
ステム7から取得した位置情報とセンタ3から与えられ
た設定情報とを用いて、運転手の操作を伴うことなく、
所定の位置(地点P1,P2など)でアナウンスを行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バス運行時に各種
情報を乗客にアナウンスする車載端末、車両内アナウン
スシステム、車両内アナウンス方法および車両内アナウ
ンスプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バス運行時において、定期路線バ
ス運行における次停留所のアナウンス、定期路線バスお
よび観光バスにおける現在走行地点周辺の公共施設等の
アナウンスは、運転手がマイクを用いて行なう方法やテ
ープなどの録音装置に録音したアナウンスを運転手のボ
タン操作を契機として再生する方法などを用いて行って
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術による方法は、アナウンスのために運転手の発話やボ
タン操作を伴うため、バス運行に対する安全性に少なか
らず影響を与えるという問題がある。また、運転手の操
作に依存するために操作上のミスにより、アナウンスが
行われない場合がある。さらに、アナウンス内容は、テ
ープなどの録音装置に録音したものであり、静的なもの
となってしまい、アナウンスを動的に更新することがで
きないという問題がある。
【0004】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、定期路線バス運行における次停留所のアナウン
ス、定期路線バスおよび観光バスにおける現在走行地点
周辺の公共施設等のアナウンスを、運転手の操作を伴わ
ずに行なうことができる車載端末、車両内アナウンスシ
ステム、車両内アナウンス方法および車両内アナウンス
プログラムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、車両運行時に各種
情報を乗客にアナウンスする車載端末において、ネット
ワークを介して配信される、アナウンス内容およびアナ
ウンスタイミングを含む設定情報を受信する受信手段
と、前記受信手段により受信された設定情報を記憶する
記憶手段と、車両の現在の位置情報を取得する位置情報
取得手段と、前記設定情報のアナウンスタイミングと、
前記位置情報取得手段により取得した位置情報とに基づ
いて、アナウンスする位置に車両が達したか判断する判
断手段と、前記判断手段により、アナウンスする位置に
車両が達したと判断された場合、前記設定情報のアナウ
ンス内容をアナウンスするアナウンス手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0006】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の車載端末において、前記設定情報は、アナウンス
内容の出力方法を含み、前記アナウンス手段は、前記設
定情報によって指示される出力方法に基づいて、アナウ
ンス内容をテキスト文書により表示する表示手段と、ア
ナウンス内容を音声により出力する音声出力手段とを具
備することを特徴とする。
【0007】また、請求項3記載の発明では、請求項1
記載の車載端末において、前記設定情報は、アナウンス
内容の出力形態を含み、前記アナウンス手段は、前記設
定情報によって指示される出力形態に基づいて、テキス
ト形式で与えられた前記アナウンス内容を音声合成して
出力する音声合成手段と、音声ファイルとして与えられ
た前記アナウンス内容を再生出力する音声出力手段とを
具備することを特徴とする。
【0008】また、請求項4記載の発明では、請求項1
ないし3のいずれかに記載の車載端末において、使用頻
度の高い音声ファイルを記憶する音声記憶手段を具備
し、前記アナウンス手段は、アナウンス時に前記音声記
憶手段に記憶されている音声ファイルを用いることを特
徴とする。
【0009】また、請求項5記載の発明では、請求項4
記載の車載端末において、記録媒体に記録されている音
声ファイルを一旦保持した後、前記音声記憶手段に転送
する外部記憶手段を具備することを特徴とする。
【0010】また、上述した問題点を解決するために、
請求項6記載の発明では、車両運行時に各種情報を乗客
にアナウンスする車両内アナウンスシステムにおいて、
アナウンス内容およびアナウンスタイミングを含む設定
情報をネットワークを介して配信する配信手段を具備す
るセンタ装置と、前記設定情報をネットワークを介して
受信する受信手段と、前記受信手段により受信された設
定情報を記憶する記憶手段と、車両の現在の位置情報を
取得する位置情報取得手段と、前記設定情報のアナウン
スタイミングと、前記位置情報取得手段により取得した
位置情報とに基づいて、アナウンスする位置に車両が達
したか判断する判断手段と、前記判断手段により、アナ
ウンスする位置に車両が達したと判断された場合、前記
設定情報のアナウンス内容をアナウンスするアナウンス
手段とを具備する、車両に搭載された車載端末とを具備
することを特徴とする。
【0011】また、請求項7記載の発明では、請求項6
記載の車両内アナウンスシステムにおいて、前記配信手
段は、少なくとも日付、時刻、曜日単位で前記設定情報
の配信時期を設定した配信スケジュール情報に基づい
て、前記設定情報を車載端末へ配信することを特徴とす
る。
【0012】また、請求項8記載の発明では、請求項6
記載の車両内アナウンスシステムにおいて、前記アナウ
ンス手段は、前記設定情報のアナウンス内容を文字情報
として表示する表示手段と、前記設定情報のアナウンス
内容を音声として出力する音声出力手段とを具備し、前
記センタ装置は、前記アナウンス内容をいずれの手段で
出力するかを指定する指定手段を具備することを特徴と
する。
【0013】また、請求項9記載の発明では、請求項6
記載の車両内アナウンスシステムにおいて、前記センタ
装置は、前記アナウンス内容を前記車載端末に配信する
際に、要求音声品質や通信費、伝送路の帯域幅に応じ
て、テキスト形式で与えた前記アナウンス内容を音声合
成して出力するか、音声ファイルとして与えた前記アナ
ウンス内容を再生出力するかを指定する指定手段を具備
することを特徴とする。
【0014】また、請求項10記載の発明では、請求項
6ないし9のいずれかに記載の車両内アナウンスシステ
ムにおいて、前記車載端末は、使用頻度の高い音声ファ
イルを記憶する音声記憶手段を具備し、前記アナウンス
手段は、アナウンス時に前記音声記憶手段に記憶されて
いる音声ファイルを用いることを特徴とする。
【0015】また、請求項11記載の発明では、請求項
10記載の車両内アナウンスシステムにおいて、前記車
載端末は、記録媒体に記録されている音声ファイルを一
旦保持した後、前記音声記憶手段に転送する外部記憶手
段を具備することを特徴とする。
【0016】また、上述した問題点を解決するために、
請求項12記載の発明では、車両運行時に各種情報を乗
客にアナウンスする車両内アナウンス方法において、セ
ンタ装置により、前記車両に搭載されている車載端末に
アナウンス内容およびアナウンスタイミングを含む設定
情報をネットワークを介して配信し、車載端末により、
前記設定情報のアナウンスタイミングと、位置測位シス
テムから取得した車両の位置情報とに基づいて、アナウ
ンスすべき位置に車両が達したか判断し、アナウンスす
べき位置に車両が達したと判断された場合、前記設定情
報のアナウンス内容をアナウンスすることを特徴とす
る。
【0017】また、請求項13記載の発明では、請求項
12記載の車両内アナウンス方法において、少なくとも
日付、時刻、曜日単位で前記設定情報の配信時期を設定
した配信スケジュール情報に基づいて、前記設定情報を
車載端末へ配信し、アナウンス内容およびアナウンスタ
イミングを少なくとも日付、時刻、曜日単位で変更する
ことを特徴とする。
【0018】また、請求項14記載の発明では、請求項
12記載の車両内アナウンス方法において、前記アナウ
ンス手段は、前記設定情報のアナウンス内容を文字情報
として表示するか、前記設定情報のアナウンス内容を音
声として出力するかを、前記センタ装置により指定する
ことを特徴とする。
【0019】また、請求項15記載の発明では、請求項
12記載の車両内アナウンス方法において、前記センタ
装置により、前記アナウンス内容をテキスト形式、また
は音声ファイルとして車載端末に配信し、前記アナウン
ス内容を前記車載端末に配信する際に、テキスト形式で
与えた前記アナウンス内容を音声合成して出力するか、
音声ファイルとして与えた前記アナウンス内容を再生出
力するかを指定することを特徴とする。
【0020】また、請求項16記載の発明では、請求項
12ないし15のいずれかに記載の車両内アナウンス方
法において、アナウンスに用いる音声ファイルのうち、
使用頻度の高い音声ファイルを前記車載端末の音声記憶
手段に記憶させておくことを特徴とする。
【0021】また、請求項17記載の発明では、請求項
16記載の車両内アナウンス方法において、前記使用頻
度の高い音声ファイルは、記録媒体に記録されている音
声ファイルを外部記憶手段に一旦保持した後、前記音声
記憶手段に転送することを特徴とする。
【0022】また、上述した問題点を解決するために、
請求項18記載の発明では、ネットワークを介して配信
される、アナウンス内容およびアナウンスタイミングを
含む設定情報を受信するステップと、前記設定情報を記
憶するステップと、車両の現在の位置情報を取得するス
テップと、前記設定情報のアナウンスタイミングと前記
位置情報とに基づいて、アナウンスする位置に車両が達
したか判断するステップと、アナウンスする位置に車両
が達したと判断された場合、前記設定情報のアナウンス
内容をアナウンスするステップとをコンピュータに実行
させることを特徴とする。
【0023】また、請求項19記載の発明では、請求項
18記載の車両内アナウンスプログラムにおいて、前記
設定情報は、アナウンス内容の出力方法を含み、前記設
定情報によって指示される出力方法に基づいて、アナウ
ンス内容をテキスト文書により表示するか、アナウンス
内容を音声により出力するかを選択的に実行するステッ
プをコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0024】また、請求項20記載の発明では、請求項
18記載の車両内アナウンスプログラムにおいて、前記
設定情報は、アナウンス内容の出力形態を含み、前記設
定情報によって指示される出力形態に基づいて、テキス
ト形式で与えられた前記アナウンス内容を音声合成して
出力するか、音声ファイルとして与えられた前記アナウ
ンス内容を再生出力するかを選択的に実行するステップ
をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0025】この発明では、ネットワークを介して配信
される、アナウンス内容およびアナウンスタイミングを
含む設定情報を受信手段により受信し、前記受信手段に
より受信された設定情報を記憶手段に記憶し、判断手段
により、前記設定情報のアナウンスタイミングと、前記
位置情報取得手段により取得した位置情報とに基づい
て、アナウンスする位置に車両が達したか判断し、前記
判断手段によってアナウンスする位置に車両が達したと
判断された場合、アナウンス手段により、前記設定情報
のアナウンス内容をアナウンスする。したがって、定期
路線バス運行における次停留所のアナウンス、定期路線
バスおよび観光バスにおける現在走行地点周辺の公共施
設等のアナウンスを、運転手の操作を伴わずに行なうこ
とが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。 A.実施形態の構成 図1は、本発明の実施形態による車両内アナウンスシス
テムの構成を示すブロック図である。図1において、事
務所端末1は、ユーザにより用いられるパーソナルコン
ピュータなどからなり、通信網2を介してセンタ3に接
続する機能、車両5側の車載端末6にて必要となるアナ
ウンスの内容およびアナウンスのタイミングなどの設定
情報を登録する機能を有する。次に、センタ3は、ユー
ザの事務所端末1から登録された設定情報を、該当する
各車両5の車載端末6に対して無線基地局経由で送信す
る機能を有する。
【0027】次に、車両5は、所定の路線Wを運行する
バスなどである。車載端末6は、各車両5に設けられて
おり、位置測位システム7から取得した位置情報とセン
タ3から与えられた設定情報とを用いて、運転手の操作
を伴うことなく、所定の位置(地点P1,P2など)で
アナウンスを行なう機能を有する。位置測位システム7
としては、例えば、GPSなどを用いる。
【0028】次に、図2は、本実施形態によるセンタの
構成を示すブロック図である。センタ3は、アプリケー
ション部110、通信処理部120、設定情報管理部1
30、音声ファイル管理部140、外部記憶装置15
0、および演算処理部160から構成されている。
【0029】アプリケーション部110は、ユーザに各
車両5の車載端末6への設定情報や音声ファイルを入力
する環境を提供する。また、既に車載端末6へ登録済み
の設定情報や音声ファイルのリストなどを参照する環境
を提供する。
【0030】通信処理部120は、演算処理部160か
らの通信要求に応じて、設定情報や音声ファイルを車載
端末6に送信する。また、通信処理部120は、車載端
末6に登録されている設定情報や音声ファイルのリスト
を車載端末6から取得することが必要な際に、演算処理
部160の通信要求に応じて、車載端末6に問い合わせ
要求を送信し、車載端末6からの演算処理部応答結果を
受信し、演算処理部160に伝送する。
【0031】設定情報管理部130は、大きく分けて設
定情報記憶装置131と配信スケジュール管理部132
とから構成されており、ユーザがアプリケーション部1
10を用いて入力した車載端末6への設定情報の記憶、
および該設定情報の車載端末6への配信スケジュールを
管理する。
【0032】設定情報記憶装置131は、ユーザがアプ
リケーション部110を用いて入力された車載端末6へ
の設定情報を管理するものであり、演算処理部160の
設定情報処理部161より伝送された設定情報を保存す
る。また、車載端末6へ設定情報を送信する際に、配信
スケジュール管理部132に設定情報を伝送する。
【0033】ここで、図4は、設定情報の一例を示す概
念図である。設定情報は、大きく分けてアナウンス開始
条件とアナウンス内容とに分けられる。アナウンス開始
条件は、アナウンスを行なう地点の緯度・経度と、その
地点を中心とした半径とから構成される。また、アナウ
ンス内容は、アナウンス開始条件が成立した時にアナウ
ンスされる内容に関するものであり、大きく分けるとテ
キストアナウンス用の内容と音声アナウンス用の内容と
に分けられる。また、音声出力種別は、音声アナウンス
のためのものであり、出力種別が「0」の場合には、音
声アナウンスに指定された音声ファイルの再生(音声モ
ード)を意味し、「1」の場合には、音声アナウンスに
記述されたテキスト文書を音声合成により出力すること
(音声合成モード)を意味する。
【0034】次に、配信スケジュール管理部132は、
各車載端末6へ送信する設定情報のスケジュール管理を
行なう。ここで、図5は、配信スケジュール管理部13
2にて管理される配信スケジュールデータの一例を示す
概念図である。配信スケジュールデータは、配信すべき
日時(分、時、日、月、曜日)と、配信先の車両を識別
するための車両IDと、配信すべき設定情報のファイル
名とからなる。日時に関しては、任意の数字を代入可能
なワイルドカード(*)を使用できるようになってい
る。配信スケジュール管理部132は、配信スケジュー
ルデータを監視し、配信タイミングに達すると、配信す
べき設定情報を設定情報記憶装置131から取得し、演
算処理部160の設定情報処理部161と通信処理部1
20とを介して、車載端末6に送信する。
【0035】次に、音声ファイル管理部140は、大き
く分けて車載側音声ファイル管理部141と音声ファイ
ル記憶装置142とから構成されている。音声ファイル
管理部140は、センタ3の音声ファイルと、各車載端
末6に保存されている音声ファイルのファイル名とを音
声ファイルテーブルとして管理する。
【0036】車載側音声ファイル管理部141は、車載
端末6に保存されている音声ファイルのファイル名を管
理する。車載側音声ファイル管理部141は、演算処理
部160の音声ファイル処理部162から、音声ファイ
ルテーブルの更新要求があった際にテーブルを更新す
る。また、車載側音声ファイル管理部141は、演算処
理部160の音声ファイル処理部162から、音声ファ
イルテーブルの参照要求があった際に、該当する車載端
末6の音声ファイルテーブルを伝送する。
【0037】音声ファイル記憶装置142は、センタ3
側の音声ファイルを管理し、演算処理部160の音声フ
ァイル処理部162から音声ファイルの追加、削除、参
照要求を受けた際に、各処理を行なう。
【0038】外部記憶装置150は、メモリーカード経
由での音声ファイルの取り込みに用いられる。また、メ
モリーカード経由で車載端末6に音声ファイルを登録す
る場合にも用いられる。音声ファイルの取り込み時に
は、演算処理部160の音声ファイル処理部162を経
由して、音声ファイル管理部140の音声ファイル記憶
装置142に登録される。また、メモリーカードに音声
ファイルを出力する場合には、演算処理部160の音声
ファイル処理部162を経由して、該当する車載端末6
の音声ファイルテーブルと音声ファイルとを、音声ファ
イル管理部140の車載側音声ファイル管理部141と
音声ファイル記憶装置142とから、それぞれ取得す
る。
【0039】演算処理部160は、大きく分けて設定情
報処理部161と音声ファイル処理部162とから構成
されている。演算処理部160は、設定情報や配信スケ
ジュールの登録および車載端末6への設定情報の送信、
参照要求を行なう。また、外部記憶装置150経由での
音声ファイルの取り込みと、車載端末6への音声ファイ
ルおよび音声ファイルテーブルの出力とを行なう。ま
た、ネットワーク経由で車載端末6に音声ファイルの追
加、削除を行なう。
【0040】設定情報処理部161は、ユーザがアプリ
ケーション部110を用いて入力した設定情報と配信ス
ケジュールとを設定情報管理部130に登録する。ま
た、設定情報管理部130から設定情報の配信要求があ
った際に、通信処理部120を経由して、車載端末6へ
設定情報を送信する。また、設定情報に記述されている
音声ファイル名のファイルが車載端末6に保存されてい
るかを音声ファイル管理部140の車載側音声ファイル
管理部141にてチェックを行ない、車載端末6に保存
されていない場合には、音声ファイル処理部162およ
び通信処理部120を経由して、車載端末6に音声ファ
イルを送信する。
【0041】音声ファイル処理部162は、アプリケー
ション部110から車載端末6への音声ファイル追加要
求があった際に、音声ファイル管理部140の車載側音
声ファイル管理部141で管理されている音声ファイル
テーブルを更新し、必要な音声ファイルを音声ファイル
記憶装置142から取り出して、該当する車載端末6へ
通信処理部120を介して送信する。また、車載端末6
への音声ファイル削除要求があった際に、音声ファイル
管理部140の車載側音声ファイル管理部141で管理
されている音声ファイルデータを更新し、音声ファイル
削除要求を該当する車載端末6へ通信処理部120を介
して送信する。また、外部記憶装置150を介する音声
ファイルの登録の際には、音声ファイル管理部140に
て音声ファイルを登録する。さらには、外部記憶装置1
50を介する車載端末6への音声ファイルの登録の際に
は、音声ファイル管理部140の車載側音声ファイル管
理部141で管理されている音声ファイルテーブルを更
新し、音声ファイルテーブルと音声ファイル記憶装置1
42にて管理されている音声ファイルとを取り出し、外
部記憶装置150に出力する。
【0042】次に、図3は、本実施形態による車載端末
6の構成を示すブロック図である。車載端末6は、大き
く分けて、通信処理部210、設定情報管理部220、
音声ファイル管理部230、位置情報取得部240、画
像表示装置250、音声合成部260、音声出力部27
0、外部記憶装置280、演算処理部290から構成さ
れている。車載端末6は、GPSなどの位置測位システ
ム7から取得した位置情報とセンタ6から与えられた設
定情報とを用いて、運転手のボタン操作を伴わずに、バ
ス運行時における次停留所のアナウンスや現在走行地点
周辺の公共施設等のアナウンスを行なう。また、車載端
末6は、センタ6から、車載端末6に登録されている設
定情報や音声ファイル名に関して参照要求があった際
に、応答内容をセンタ6に送信する。
【0043】通信処理部210は、センタ3から送信さ
れた設定情報および音声ファイルを受信し、演算処理部
290に伝送する。また、通信処理部210は、音声フ
ァイルの追加要求および削除要求を受信した場合や設定
情報参照要求を受信した際にも演算処理部290に伝送
する。
【0044】設定情報管理部220は、センタ3から車
載端末6に送信され、通信処理部210で受信し、演算
処理部290を介して伝送される設定情報を管理する。
また、演算処理部290から設定情報参照要求があった
際に、設定情報を演算処理部290に伝送する。
【0045】音声ファイル管理部230は、大きく分け
て車載側音声ファイル管理部231と音声ファイル記憶
装置232とから構成されている。音声ファイル管理部
230は、車載端末6に保存されている音声ファイルを
管理する。
【0046】車載側音声ファイル管理部231は、車載
端末6に保存されている音声ファイルのファイル名を管
理する。より具体的には、車載側音声ファイル管理部2
31は、演算処理部290の音声ファイル処理部292
から、音声ファイルテーブルの更新要求があった際にテ
ーブルを更新する。また、演算処理部290の音声ファ
イル処理部292から、音声ファイルテーブルの参照要
求があった際に、音声ファイルテーブルを伝送する。
【0047】音声ファイル記憶装置232は、車載端末
6の音声ファイルを管理し、演算処理部290の音声フ
ァイル処理部292から音声ファイルの追加、削除、参
照要求を受けた際に、各処理を行なう。音声ファイル記
憶装置232に音声ファイルを記録する方法としては、
ネットワーク2経由と外部記憶装置280経由との2つ
の手段を有し、固定的あるいは繰り返し使用される頻度
の高い音声ファイルは、外部記憶装置280経由で記録
するようになっている。
【0048】位置情報取得部240は、GPSなどの位
置検出装置であり、取得した位置情報を演算処理部29
0に伝送する機能を有する。
【0049】画像表示装置250は、テキストアナウン
スの際に、演算処理部290から画像表示装置250に
送信されるテキスト文書を出力する。
【0050】音声合成部260は、音声アナウンス時に
おける音声出力種別が「1(音声合成モード)」の際
に、演算処理装置290から伝送される音声アナウンス
(テキスト)に従って音声合成を行ない、音声出力部2
70に伝送する。
【0051】音声出力部270は、演算処理部290か
らの制御信号を受信し、作動する。音声アナウンス時に
おける音声出力種別が「0(音声モード)」の際には、
演算処理装置290から伝送される音声ファイルを出力
し、音声アナウンス時における音声出力種別が「1(音
声合成モード)」の際には、音声合成部260から伝送
される音声を出力する。
【0052】外部記憶装置280は、メモリカード経由
での音声ファイルと音声ファイルテーブルの取り込みに
用いられる。音声ファイルは、演算処理部290の音声
ファイル処理部292を経由して、音声ファイル管理部
230の音声ファイル記憶装置232に登録され、音声
ファイルテーブルは、音声ファイル管理部230の車載
側音声ファイル管理部231に登録される。
【0053】演算処理部290は、大きく分けて設定情
報処理部291と音声ファイル処理部292とから構成
されている。演算処理部290は、設定情報管理部22
0で管理されている設定情報と位置情報取得部240よ
り取得されている位置情報とを用いて、アナウンス開始
時期を判断する。アナウンス開始時期の判断は、各種の
方法が考えられるが、ここでは、一例として、設定緯度
・経度を中心とする半径に車両5が入った時をアナウン
スの開始時期とする。また、演算処理部290は、セン
タ3から設定情報および音声ファイルテーブルの登録、
参照要求があった際に、応答処理を行なう。さらに、演
算処理部290は、ネットワーク経由および外部装置2
80経由での音声ファイルおよび音声ファイルテーブル
の登録の際の登録処理、ネットワーク経由での削除要求
があった際に削除処理を行なう。
【0054】設定情報処理部291は、センタ3から設
定情報を受信した際に、設定情報管理部220に設定情
報を登録する。また、設定情報処理部291は、設定情
報の参照要求を受けた際に、通信処理部220を介して
設定情報を送信する。また、設定情報処理部291は、
設定情報管理部220で管理されている設定情報と位置
情報取得部240より取得されている位置情報とに従っ
てアナウンスを行なう。テキストアナウンスの場合に
は、画像表示装置250によりアナウンスされ、音声ア
ナウンス時において、音声出力種別が「0」の場合に
は、音声ファイル管理230の音声ファイル記憶装置2
32にて管理されている音声ファイルを、音声ファイル
処理部292を介して取得して音声出力部270により
出力する。また、音声出力種別が「1」の場合には、音
声合成部260により音声合成してから、音声出力部2
70から出力する。
【0055】音声ファイル処理部292は、センタ3か
ら、ネットワーク経由あるいは外部装置280経由で音
声ファイル追加要求があった際に、音声管理部230の
車載側音声ファイル管理部231で管理されている音声
ファイルテーブルを更新し、音声ファイルを音声管理部
230の音声ファイル記憶装置232に登録する。ま
た、ネットワーク経由で削除要求を受けた際には、音声
管理部230の車載側音声ファイル管理部231で管理
されている音声ファイルテーブルを更新し、音声ファイ
ルを音声管理部230の音声ファイル記憶装置232か
ら削除する。
【0056】B.実施形態の動作 次に、本実施形態の動作について詳細に説明する。ユー
ザは、事務所端末1を用いて通信網2を介してセンタ3
に接続し、車両5側の車載端末6にて必要となるアナウ
ンスの内容およびアナウンスのタイミングなどの設定情
報を登録する。
【0057】センタ3では、事務所端末1から入力され
た設定情報が設定情報記憶装置131に保存される。そ
の後、配信スケジュール管理部132による配信スケジ
ュールデータの監視により、配信タイミングに達する
と、演算処理部160の設定情報処理部161と通信処
理部120とを介して、所定の車載端末6に送信され
る。また、音声ファイル処理部162により、アナウン
スに必要な音声ファイルが音声ファイル記憶装置142
から取り出されて、該当する車載端末6へ通信処理部1
20を介して送信される。
【0058】車両5の車載端末6では、上記設定情報が
通信処理部210により受信され、設定情報管理部22
0に保存される。また、上記音声ファイルは、通信処理
部210により受信され、音声ファイル記憶装置232
に保存される。
【0059】そして、演算処理部290では、設定情報
管理部220で管理されている設定情報と位置情報取得
部240より取得された位置情報とに従って、設定情報
のアナウンス開始条件で示される位置(緯度、経度、半
径)に車両5が入ったか否かを判断し、アナウンス開始
時期が判断される。
【0060】そして、車両5の移動に伴って、該車両が
アナウンス開始条件で示される位置に入ると、設定情報
のアナウンス内容に従って、所定のアナウンスが行われ
る。すなわち、音声アナウンス時における音声出力種別
が「1(音声合成モード)」の場合には、音声合成部2
60により、演算処理装置290から伝送される音声ア
ナウンス(テキスト)に従って音声合成を行ない、音声
出力部270で音声出力する。また、音声出力種別が
「0(音声モード)」の場合には、演算処理装置290
から伝送される音声ファイルをそのまま音声出力部27
0へ出力して音声出力する。また、テキストアナウンス
の場合には、テキスト文書を画像表示装置250で表示
する。
【0061】上述した実施形態によれば、バスなどの車
両5に搭載された車載端末6にアナウンスの内容および
アナウンスのタイミングなどの設定情報を予め与え、車
両5の運行時において、GPSなどの位置測位システム
から取得した位置情報とセンタ3から与えられた設定情
報とに従って、所定のタイミング(位置)でアナウンス
を行なうようにしたので、定期路線バス運行における次
停留所のアナウンス、定期路線バスおよび観光バスにお
ける現在走行地点周辺の公共施設等のアナウンスを、運
転手の操作を伴わず行なうことが可能となる。
【0062】また、各車両5の車載端末6に対して配信
すべき設定情報を、センタ3側において、曜日や日付で
管理する配信スケジュールに従ってネットワーク経由で
車載端末6に与えるようにしたので、1日単位での運行
路線変更に伴うアナウンスの変更や1日単位でのアナウ
ンスの変更に応じてアナウンスの内容やタイミングの変
更を容易に行なうことが可能となる。
【0063】また、車載端末側でのアナウンスの方法と
して、テキスト文書を表示装置より出力するテキストア
ナウンスと、音声を音声出力装置より出力する音声アナ
ウンスとを有し、センタ側から出力方法を指定するよう
にしたので、提示情報に適した形でアナウンスすること
が可能となる。
【0064】さらに、音声アナウンス時におけるアナウ
ンスの内容をテキスト形式で車載端末6に供給して音声
合成装置を用いて出力する音声合成モードと、音声ファ
イルとして車載端末6に供給して再生される音声モード
を有し、それぞれの形態に応じたデータとしてアナウン
スする内容をセンタ3から車載端末6に与えるようにし
たので、要求音声品質や通信費、伝送路の帯域幅に応じ
て出力形態を容易に変更することが可能となる。
【0065】また、使用頻度の高い音声ファイルを車載
端末6側の記憶装置に記録し、アナウンス時に記憶装置
の音声ファイルを使用するようにしたので、音声ファイ
ル送信頻度を軽減することが可能となる。
【0066】また、音声ファイルを車載端末6の記憶装
置に記録する方法として、ネットワーク経由と外部記憶
装置経由との2つの手段を有し、固定的あるいは繰り返
し使用される頻度の高い音声ファイルを外部記憶装置経
由で車載端末6の記憶装置に記録するようにしたので、
音声ファイル記録時の通信負担を軽減することが可能と
なる。
【0067】なお、上述した実施形態において、センタ
3の機能、あるいは車載端末6の機能は、図示しない記
憶部に記憶されたプログラムを実行することで実現する
ようになっている。記憶部は、ハードディスク装置や光
磁気ディスク装置、フラッシュメモリ等の不揮発性メモ
リやRAM(Random Access Memory)のような揮発性の
メモリ、あるいはこれらの組み合わせにより構成される
ものとする。また、上記記憶部とは、インターネット等
のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログ
ラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコ
ンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のよ
うに、一定時間プログラムを保持しているものも含む。
【0068】また、上記プログラムは、このプログラム
を記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝
送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により
他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここ
で、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネ
ット等のネットワークや電話回線等の通信回線のように
情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、
上記プログラムは、上述した処理の一部を実現するため
のものであってもよい。さらに、上述した処理をセンタ
3の機能あるいは車載端末6に既に記録されているプロ
グラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分
ファイル(差分プログラム)であってもよい。
【0069】以上、この発明の実施形態を、図面を参照
して詳述してきたが、具体的な構成は、上記実施形態に
限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範
囲の設計等も含まれる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワークを介して配信される、アナウンス内容およ
びアナウンスタイミングを含む設定情報を受信手段によ
り受信し、前記受信手段により受信された設定情報を記
憶手段に記憶し、判断手段により、前記設定情報のアナ
ウンスタイミングと、前記位置情報取得手段により取得
した位置情報とに基づいて、アナウンスする位置に車両
が達したか判断し、前記判断手段によってアナウンスす
る位置に車両が達したと判断された場合、アナウンス手
段により、前記設定情報のアナウンス内容をアナウンス
するようにしたので、定期路線バス運行における次停留
所のアナウンス、定期路線バスおよび観光バスにおける
現在走行地点周辺の公共施設等のアナウンスを、運転手
の操作を伴わずに行なうことできるという利点が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による車両内アナウンスシ
ステムの構成を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態によるセンタの構成を示すブロッ
ク図である。
【図3】 本実施形態による車載端末6の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 設定情報の一例を示す概念図である。
【図5】 配信スケジュールデータの一例を示す概念図
である。
【符号の説明】
1 事務所端末 2 通信網 3 センタ 4 無線基地局 5 車両 6 車載端末 110 アプリケーション部 120 通信処理部(配信手段) 130 設定情報管理部(配信手段) 131 設定情報記憶装置 132 配信スケジュール管理部 140 音声ファイル管理部 141 車載側音声ファイル管理部 142 音声ファイル記憶装置 150 外部記憶装置 160 演算処理部 161 設定情報処理部 162 音声ファイル処理部 210 通信処理部(受信手段) 220 設定情報管理部(記憶手段) 230 音声ファイル管理部(音声記憶手段) 231 車載側音声ファイル管理部 232 音声ファイル記憶装置 240 位置情報取得部(位置情報取得手段) 250 画像表示装置(アナウンス手段、表示手段) 260 音声合成部(アナウンス手段、音声合成手段) 270 音声出力部(アナウンス手段、音声出力手段) 280 外部記憶装置(外部記憶手段) 290 演算処理部(判断手段) 291 設定情報処理部 292 音声ファイル処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菊池 保文 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5H180 AA06 BB15 FF05 FF13 FF18 FF25 FF27 5K067 AA21 BB03 BB05 BB07 BB21 BB26 DD20 DD51 EE02 EE10 EE16 FF02 FF23 FF25 FF26 FF32 HH11 HH22 JJ52

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両運行時に各種情報を乗客にアナウン
    スする車載端末において、 ネットワークを介して配信される、アナウンス内容およ
    びアナウンスタイミングを含む設定情報を受信する受信
    手段と、 前記受信手段により受信された設定情報を記憶する記憶
    手段と、 車両の現在の位置情報を取得する位置情報取得手段と、 前記設定情報のアナウンスタイミングと、前記位置情報
    取得手段により取得した位置情報とに基づいて、アナウ
    ンスする位置に車両が達したか判断する判断手段と、 前記判断手段により、アナウンスする位置に車両が達し
    たと判断された場合、前記設定情報のアナウンス内容を
    アナウンスするアナウンス手段とを具備することを特徴
    とする車載端末。
  2. 【請求項2】 前記設定情報は、アナウンス内容の出力
    方法を含み、 前記アナウンス手段は、前記設定情報によって指示され
    る出力方法に基づいて、アナウンス内容をテキスト文書
    により表示する表示手段と、アナウンス内容を音声によ
    り出力する音声出力手段とを具備することを特徴とする
    請求項1記載の車載端末。
  3. 【請求項3】 前記設定情報は、アナウンス内容の出力
    形態を含み、 前記アナウンス手段は、前記設定情報によって指示され
    る出力形態に基づいて、テキスト形式で与えられた前記
    アナウンス内容を音声合成して出力する音声合成手段
    と、音声ファイルとして与えられた前記アナウンス内容
    を再生出力する音声出力手段とを具備することを特徴と
    する請求項1記載の車載端末。
  4. 【請求項4】 使用頻度の高い音声ファイルを記憶する
    音声記憶手段を具備し、 前記アナウンス手段は、アナウンス時に前記音声記憶手
    段に記憶されている音声ファイルを用いることを特徴と
    する請求項1ないし3のいずれかに記載の車載端末。
  5. 【請求項5】 記録媒体に記録されている音声ファイル
    を一旦保持した後、前記音声記憶手段に転送する外部記
    憶手段を具備することを特徴とする請求項4記載の車載
    端末。
  6. 【請求項6】 車両運行時に各種情報を乗客にアナウン
    スする車両内アナウンスシステムにおいて、 アナウンス内容およびアナウンスタイミングを含む設定
    情報をネットワークを介して配信する配信手段を具備す
    るセンタ装置と、 前記設定情報をネットワークを介して受信する受信手段
    と、前記受信手段により受信された設定情報を記憶する
    記憶手段と、車両の現在の位置情報を取得する位置情報
    取得手段と、前記設定情報のアナウンスタイミングと、
    前記位置情報取得手段により取得した位置情報とに基づ
    いて、アナウンスする位置に車両が達したか判断する判
    断手段と、前記判断手段により、アナウンスする位置に
    車両が達したと判断された場合、前記設定情報のアナウ
    ンス内容をアナウンスするアナウンス手段とを具備す
    る、車両に搭載された車載端末とを具備することを特徴
    とする車両内アナウンスシステム。
  7. 【請求項7】 前記配信手段は、少なくとも日付、時
    刻、曜日単位で前記設定情報の配信時期を設定した配信
    スケジュール情報に基づいて、前記設定情報を車載端末
    へ配信することを特徴とする請求項6記載の車両内アナ
    ウンスシステム。
  8. 【請求項8】 前記アナウンス手段は、前記設定情報の
    アナウンス内容を文字情報として表示する表示手段と、
    前記設定情報のアナウンス内容を音声として出力する音
    声出力手段とを具備し、 前記センタ装置は、前記アナウンス内容をいずれの手段
    で出力するかを指定する指定手段を具備することを特徴
    とする請求項6記載の車両内アナウンスシステム。
  9. 【請求項9】 前記センタ装置は、前記アナウンス内容
    を前記車載端末に配信する際に、要求音声品質や通信
    費、伝送路の帯域幅に応じて、テキスト形式で与えた前
    記アナウンス内容を音声合成して出力するか、音声ファ
    イルとして与えた前記アナウンス内容を再生出力するか
    を指定する指定手段を具備することを特徴とする請求項
    6記載の車両内アナウンスシステム。
  10. 【請求項10】 前記車載端末は、使用頻度の高い音声
    ファイルを記憶する音声記憶手段を具備し、 前記アナウンス手段は、アナウンス時に前記音声記憶手
    段に記憶されている音声ファイルを用いることを特徴と
    する請求項6ないし9のいずれかに記載の車両内アナウ
    ンスシステム。
  11. 【請求項11】 前記車載端末は、記録媒体に記録され
    ている音声ファイルを一旦保持した後、前記音声記憶手
    段に転送する外部記憶手段を具備することを特徴とする
    請求項10記載の車両内アナウンスシステム。
  12. 【請求項12】 車両運行時に各種情報を乗客にアナウ
    ンスする車両内アナウンス方法において、 センタ装置により、前記車両に搭載されている車載端末
    にアナウンス内容およびアナウンスタイミングを含む設
    定情報をネットワークを介して配信し、 車載端末により、前記設定情報のアナウンスタイミング
    と、位置測位システムから取得した車両の位置情報とに
    基づいて、アナウンスすべき位置に車両が達したか判断
    し、アナウンスすべき位置に車両が達したと判断された
    場合、前記設定情報のアナウンス内容をアナウンスする
    ことを特徴とする車両内アナウンス方法。
  13. 【請求項13】 少なくとも日付、時刻、曜日単位で前
    記設定情報の配信時期を設定した配信スケジュール情報
    に基づいて、前記設定情報を車載端末へ配信し、アナウ
    ンス内容およびアナウンスタイミングを少なくとも日
    付、時刻、曜日単位で変更することを特徴とする請求項
    12記載の車両内アナウンス方法。
  14. 【請求項14】 前記アナウンス手段は、前記設定情報
    のアナウンス内容を文字情報として表示するか、前記設
    定情報のアナウンス内容を音声として出力するかを、前
    記センタ装置により指定することを特徴とする請求項1
    2記載の車両内アナウンス方法。
  15. 【請求項15】 前記センタ装置により、前記アナウン
    ス内容をテキスト形式、または音声ファイルとして車載
    端末に配信し、前記アナウンス内容を前記車載端末に配
    信する際に、テキスト形式で与えた前記アナウンス内容
    を音声合成して出力するか、音声ファイルとして与えた
    前記アナウンス内容を再生出力するかを指定することを
    特徴とする請求項12記載の車両内アナウンス方法。
  16. 【請求項16】 アナウンスに用いる音声ファイルのう
    ち、使用頻度の高い音声ファイルを前記車載端末の音声
    記憶手段に記憶させておくことを特徴とする請求項12
    ないし15のいずれかに記載の車両内アナウンス方法。
  17. 【請求項17】 前記使用頻度の高い音声ファイルは、
    記録媒体に記録されている音声ファイルを外部記憶手段
    に一旦保持した後、前記音声記憶手段に転送することを
    特徴とする請求項16記載の車両内アナウンス方法。
  18. 【請求項18】 ネットワークを介して配信される、ア
    ナウンス内容およびアナウンスタイミングを含む設定情
    報を受信するステップと、 前記設定情報を記憶するステップと、 車両の現在の位置情報を取得するステップと、 前記設定情報のアナウンスタイミングと前記位置情報と
    に基づいて、アナウンスする位置に車両が達したか判断
    するステップと、 アナウンスする位置に車両が達したと判断された場合、
    前記設定情報のアナウンス内容をアナウンスするステッ
    プとをコンピュータに実行させることを特徴とする車両
    内アナウンスプログラム。
  19. 【請求項19】 前記設定情報は、アナウンス内容の出
    力方法を含み、 前記設定情報によって指示される出力方法に基づいて、
    アナウンス内容をテキスト文書により表示するか、アナ
    ウンス内容を音声により出力するかを選択的に実行する
    ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする
    請求項18記載の車両内アナウンスプログラム。
  20. 【請求項20】 前記設定情報は、アナウンス内容の出
    力形態を含み、 前記設定情報によって指示される出力形態に基づいて、
    テキスト形式で与えられた前記アナウンス内容を音声合
    成して出力するか、音声ファイルとして与えられた前記
    アナウンス内容を再生出力するかを選択的に実行するス
    テップをコンピュータに実行させることを特徴とする請
    求項18記載の車両内アナウンスプログラム。
JP2002139005A 2002-05-14 2002-05-14 車載端末、車両内アナウンスシステム、車両内アナウンス方法および車両内アナウンスプログラム Pending JP2003331011A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012150541A (ja) * 2011-01-17 2012-08-09 Seiryo Electric Corp Avmシステム

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