JP2003330363A - 航空機搭載用地図情報表示装置 - Google Patents

航空機搭載用地図情報表示装置

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JP2003330363A
JP2003330363A JP2002140849A JP2002140849A JP2003330363A JP 2003330363 A JP2003330363 A JP 2003330363A JP 2002140849 A JP2002140849 A JP 2002140849A JP 2002140849 A JP2002140849 A JP 2002140849A JP 2003330363 A JP2003330363 A JP 2003330363A
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JP
Japan
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terrain
aircraft
window
cross
display
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JP2002140849A
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Keiko Kamio
圭子 神尾
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 地勢図ウィンドウを並べて横位置及び縦位置
に断面図ウィンドウを作成し、この断面図ウィンドウに
進行方向及び直交方向の自機シンボルを重畳表示させ、
使用者によって地形認識が容易にできる航空機搭載用地
図情報表示装置を提供する。 【解決手段】 飛行地域の標高の違いに対応して地勢図
に陰影画像を描画する陰影表示手段と、自機から放射さ
れる電波の到達範囲を示す航行方向線を、陰影画像が描
画されている地勢図に重畳表示する到達範囲描画手段
と、自機から放射される電波の到達範囲内地域の標高に
対応する凹凸を有する曲線状の地勢断面図を、地勢図ウ
ィンドウと並べた縦方向及び横方向位置に設けた断面図
ウィンドウに描画する地勢断面描画手段と、一方には自
機の進行方向の地勢断面図に自機のシンボルを重畳表示
し、他方には自機の直交方向の地勢断面図に直交方向の
自機のシンボルを重畳表示する表示ウィンドウ設定手段
とを備えた構成にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、航空機搭載地図情
報表示装置に関し、特に表示装置内の地形の断面表示を
描画する処理部分に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術における航空機搭載用地図情報
表示装置は、図10に示すように、メッシュ状に切った
各地点の標高値のデータが格納されている標高データ・
データベース11と、この標高データ・データベース1
1に格納されている標高値と機体情報(機首方位)に従
って、表示すべきエリアの標高値を補間演算等により標
高値一時格納イメージメモリ13に格納する拡大縮小回
転演算部12と、この標高値一時格納イメージメモリ1
3に格納されていると共に、表示すべきエリアの標高値
のデータを用いて、各表示ドットに対応した標高値とそ
の周囲から陰影値を決定し、この決定したデータを陰影
図レイヤメモリ15に格納する陰影表示処理部14と、
自機の機体位置から発射される電波に基づいて、放射状
方向の各地点が到達範囲にあるか否かを判定し、この判
定に従った範囲内のドットのデータを到達範囲レイヤメ
モリ17に格納する到達範囲描画部16と、この到達範
囲レイヤメモリ17に格納した時の、到達範囲内のデー
タの視線位置の各標高値をグラフ状に描画し、その結果
のビットマップ画像データを標高値プレーンメモリ18
Aの標高値プレーン領域に格納すると共に、表示すべく
X軸及びY軸や数値メモリなどの描画コマンドも合わせ
て描画するためのビットマップ画像のデータをシンボル
プレーンメモリ18Bのシンボルプレーン領域に格納す
る地勢断面描画部19と、ダブルバンク構成の標高値プ
レーンメモリ18A及びシンボルプレーンメモリ18B
に対して、一方に描画する間に他方のプレーンを読出
し、標高値及びシンボルのプレーンを重畳した表示画像
のデータを地勢断面レイヤメモリ21に格納するプレー
ン読出し制御部20と、3つのレイヤメモリ15、1
7、21から所定のデータを読出し、地勢図ウィンドウ
及び断面図ウィンドウの表示画面への重畳、ウィンドウ
の切り分けなどの制御を行い、表示用イメージメモリ2
3に格納後に、液晶表示部24に表示するように制御す
る表示制御ブロック22と、地勢図ウィンドウ及び断面
図ウィンドウを表示する液晶表示部24とから構成され
ている。
【0003】拡大縮小回転演算部12は、例えば、GP
S等から得た自機の方角及び位置の情報に基づいて表示
地域を決定し、この表示地域の標高値を標高データ・デ
ータベース11より読出し、メッシュ状に区切られた各
データ間の補間演算等を行い、それぞれの標高データを
液晶表示部24の各表示ドットに対応付けて標高値一時
格納イメージメモリ13に格納する。
【0004】陰影表示処理部14は、標高値一時格納イ
メージメモリ13に格納された表示地域内の標高データ
を読出し、液晶表示部24の各表示ドットに対応付けら
れた各標高データに対して互いの相関関係を求め、この
相関関係から各表示ドットの標高データを表示階調に換
算して陰影値を決定し、図11に示した陰影画像を地勢
図ウィンドウに描画する陰影画像データとして陰影図レ
イヤモリ15に格納する。
【0005】到達範囲描画部16は、標高値一時格納イ
メージメモリ13に格納された表示地域内の標高データ
を読出し、この標高データに基づいて自機から放射され
る無線電波と表示地域の各地点(各表示ドット)との成
角を演算し、各地点が無線電波の到達範囲内であるか否
かを判定する。そして、到達範囲描画部16は、到達範
囲を示す画像として、例えば、図11に示すように、自
機25を中心とした地勢図ウィンドウ26に表示される
地勢図27に陰影を付した陰影図28上に、10度間隔
で放射される36本の矢印で示した航行方向線32を到
達範囲内と判定された表示ドットにより描画し、そのデ
ータを到達範囲画像として到達範囲レイヤメモリ17に
格納する。
【0006】地勢断面描画部19は、到達範囲描画部1
6において、無線電波の到達範囲内と判定された標高デ
ータを、到達範囲描画部16を介して標高値一時格納イ
メージメモリ13から読込み、図11に示すように、航
空方向線32を構成する表示ドットに対応する標高デー
タを縦軸に、自機25からの距離を横軸に配置させて凸
凹を有する曲線状の地勢断面図30を断面図ウィンドウ
29に描画し、そのデータを地勢断面レイヤメモリ21
に格納する。この場合、図11に示された矢印状の到達
範囲画像の数(36本)からなる航行方向線32に対応
する数の地勢断面図30のデータが地勢断面レイヤメモ
リ21に格納される。
【0007】表示制御ブロック22は、陰影図レイヤメ
モリ15、到達範囲レイヤメモリ17及び地勢断面レイ
ヤメモリ21からそれぞれの画像データを読出し、図1
1に示したように、陰影画像と到達範囲画像とが重畳さ
れた重畳画面を地勢図ウィンドウ26に描画する。そし
て、この重畳画面と、図11に示した地勢断面図30と
を液晶表示部24の画面上での表示を切り分けて制御
し、その表示画像データを表示用イメージメモリ23に
格納する。液晶表示部24は、表示用イメージメモリ2
3より表示画像データを読込んで、地勢図ウィンドウ2
6と断面図ウィンドウ29を並べた状態にしてそれぞれ
に表示する。又、表示制御ブロック22は、矢印で示さ
れる航行方向線32である到達範囲画像に対応するよう
に複数の地勢断面図30を時系列に順次切換えて表示で
きるようになっている。
【0008】このように、標高データ・データベース1
1には、メッシュ状に切った各地点の標高値が格納され
ている。拡大縮小回転演算部12は、その標高値と機体
情報(機首方位)に従って、表示すべきエリアの標高値
を補間演算等により標高値一時格納イメージメモリ13
に格納する。そして、標高値一時格納イメージメモリ1
3のデータを用いて、陰影表示処理部14は、各表示ド
ットに対応した標高値とその周囲から、陰影値を決定し
て陰影図レイヤメモリ15に格納する。又、同様に到達
範囲描画部16は、機体位置から放射状方向の各地点が
到達範囲にあるか否かを判定し、到達範囲内のドットの
み到達範囲レイヤメモリ17に格納する。
【0009】この時の視線位置の各標高値を地勢断面描
画部19でグラフ状に描画し、その結果のビットマップ
画像を標高値プレーンメモリ18Aに格納する。また、
軸や数値メモリなどの描画コマンドも併せて地勢断面描
画部19で描画し、ビットマップ画像をシンボルプレー
ンメモリ18Bに格納する。標高値プレーンメモリ18
A及びシンボルプレーンメモリ18Bはダブルバンク構
成になっており、一方に描画する間に、他方をプレーン
読出し制御部20が読出し、標高値及びシンボルのプレ
ーンを重畳して表示画像結果を地勢断面レイヤメモリ2
1に格納する。
【0010】表示制御ブロック22では、3つのレイヤ
メモリ15、17,21からデータを読出し、表示画面
の重畳、ウィンドウの切り分けなどの制御を行い、表示
用イメージメモリ23に格納後、液晶表示部24にて表
示を行う。
【0011】この液晶表示部24に表示するウィンドウ
は、図11を用いて既述したように、陰影画像と到達範
囲画像とを重畳表示する地勢図ウィンドウ26と、標高
値及びシンボルのプレーンを重畳表示する横置きタイプ
の断面図ウィンドウ29と、からなる。
【0012】このような航空機搭載用地図情報表示装置
によれば、陰影画像と航行方向線で示す到達範囲画像が
重畳された重畳画面を地勢図ウィンドウ26に、地勢断
面図30を断面図ウィンドウ29に、それぞれ並べて表
示するので、パイロットはより容易に飛行地域の地形を
視覚的に認識することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術で説明した航空機搭載用地図情報表示装置の断面地形
表示においては、表示ウィンドウの向きが固定であるた
めに、断面表示における機体の進行方向が、陰影表示及
び到達範囲表示と異なるため、使用者にとって自機周辺
の地形認識が困難であるという問題があった。
【0014】従って、従来の構成を大きく変更すること
なしに、機体進行方向の断面地形表示ウィンドウの向き
を変え、現在の機体位置の断面地形を追加することによ
り、周囲地形、使用モードに依存せずに使用者の地形認
識を容易にすることに解決しなければならない課題を有
する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る航空機搭載用地図情報表示装置は、次
に示す構成にすることである。
【0016】(1)飛行体に搭載され、飛行中の自機の
位置及び飛行地域の地勢図を所定のディスプレイの地勢
図ウィンドウに表示する航空機搭載用地図情報表示装置
であって、前記飛行地域の標高の違いに対応して表示階
層が異なるように前記地勢図に陰影画像を描画する陰影
表示手段と、前記自機から放射される電波の到達範囲を
示す航行方向線を、前記自機の位置から放射状に、前記
陰影画像が描画されている地勢図に重畳表示する到達範
囲描画手段と、前記自機から放射される電波の到達範囲
内地域の標高に対応する凹凸を有する曲線状の地勢断面
図を、前記地勢図ウィンドウと並べた縦方向及び横方向
位置に設けた断面図ウィンドウに描画する地勢断面描画
手段と、前記地勢図ウィンドウと並べた何れか一方の断
面図ウィンドウには、前記自機の進行方向の地勢断面図
に進行方向の自機のシンボルを重畳表示し、前記地勢図
ウィンドウと並べた他方の断面図ウィンドウには、前記
自機の直交方向の地勢断面図に直交方向の自機のシンボ
ルを重畳表示する表示ウィンドウ設定手段とを備えたこ
とを特徴とする航空機搭載用地図情報表示装置。 (2)前記表示ウィンドウ設定手段は、前記地勢図ウィ
ンドウの縦方向位置に並べた断面図ウィンドウには、前
記自機の進行方向の地勢断面図に進行方向の自機のシン
ボルを重畳表示し、前記地勢図ウィンドウの横方向位置
に並べた断面図ウィンドウには、前記自機の直交方向の
地勢断面図に直交方向の自機のシンボルを重畳表示する
ことを特徴とする(1)に記載の航空機搭載用地図情報
表示装置。
【0017】このように、地勢図ウィンドウの縦方向及
び横方向位置に並べて断面図ウィンドウを配置し、それ
ぞれの断面図ウィンドウに進行方向及び直交方向の自機
シンボルを地勢断面図に重畳表示することによって、機
体の進行方向と陰影表示の進行方向を同じにすることが
できると共に、現在の機体位置における地表面クリアラ
ンスが視覚的に明確にすることが可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る航空機搭載用
地図情報表示装置の実施形態について、図面を参照して
説明する。尚、航空機搭載用地図情報表示装置自体の構
成は,従来技術で説明した図10に示す構成と同じ部分
があり、その部分には同一符号を付けて説明する。
【0019】本願発明の航空機搭載用地図情報表示装置
は、図1に示すように、メッシュ状に切った各地点の標
高値のデータが格納されている標高データ・データベー
ス11と、この標高データ・データベース11に格納さ
れている標高値と機体情報(機首方位)に従って、表示
すべきエリアの標高値を補間演算等により標高値一時格
納イメージメモリ13に格納する拡大縮小回転演算部1
2と、この標高値一時格納イメージメモリ13に格納さ
れていると共に、表示すべきエリアの標高値のデータを
用いて、各表示ドットに対応した標高値とその周囲から
陰影値を決定し、この決定したデータを陰影図レイヤメ
モリ15に格納する陰影表示処理部14と、自機の機体
位置から発射される電波に基づいて、放射状方向の各地
点が到達範囲にあるか否かを判定し、この判定に従った
範囲内のドットのデータを到達範囲レイヤメモリ17に
格納する到達範囲描画部16と、この到達範囲レイヤメ
モリ17に格納した時の、到達範囲内のデータの視線位
置の各標高値をグラフ状に描画し、その結果のビットマ
ップ画像データを標高値プレーンメモリ18Aの標高値
プレーン領域に格納すると共に、表示すべくX軸及びY
軸や数値メモリなどの描画コマンドも合わせて描画する
ためのビットマップ画像のデータをシンボルプレーンメ
モリ18Bのシンボルプレーン領域に格納する地勢断面
描画部19と、ダブルバンク構成の標高値プレーンメモ
リ18A及びシンボルプレーンメモリ18Bに対して、
一方に描画する間に他方のプレーンを読出し、標高値及
びシンボルのプレーンを重畳した表示画像のデータを地
勢断面レイヤメモリ21に格納するプレーン読出し制御
部20と、3つのレイヤメモリ15、17、21から所
定のデータを読出し、地勢図ウィンドウ及び断面図ウィ
ンドウの表示画面への重畳、ウィンドウの切り分けなど
の制御を行い、表示用イメージメモリ23に格納した後
に、液晶表示部24に表示するように制御する表示制御
ブロック22と、地勢図ウィンドウと、この地勢図ウィ
ンドウの縦、横方向位置に並べた断面図ウィンドウとを
表示する液晶表示部24とから構成されている。
【0020】拡大縮小回転演算部12は、例えば、GP
S等から得た自機の方角及び位置の機体情報に基づいて
表示地域を決定し、この表示地域の標高値を標高データ
・データベース11より読出し、メッシュ状に区切られ
た各データ間の補間演算等を行い、それぞれの標高デー
タを液晶表示部24の各表示ドットに対応付けて標高値
一時格納イメージメモリ13に格納する。
【0021】陰影表示処理部14は、標高値一時格納イ
メージメモリ13に格納された表示地域内の標高データ
を読出し、液晶表示部24の各表示ドットに対応付けら
れた各標高データに対して互いの相関関係を求め、この
相関関係から各表示ドットの標高データを表示階調に換
算して陰影値を決定し、陰影画像を地勢図ウィンドウに
描画する陰影画像データとして陰影図レイヤモリ15に
格納する。
【0022】到達範囲描画部16は、標高値一時格納イ
メージメモリ13に格納された表示地域内の標高データ
を読出し、この標高データに基づいて自機から放射され
る無線電波と表示地域の各地点(各表示ドット)との成
角を演算し、各地点が無線電波の到達範囲内であるか否
かを判定する。そして、到達範囲描画部16は、到達範
囲を示す画像として、例えば、図2に示すように、自機
シンボル(25A、25B)を中心とした地勢図ウィン
ドウ26に表示される地勢図27に陰影を付した陰影図
28上に、10度間隔で放射される36本の矢印で示し
た航行方向線32を到達範囲内と判定された表示ドット
により描画し、そのデータを到達範囲画像として到達範
囲レイヤメモリ17に格納する。
【0023】シンボルプレーンメモリ18Bには、図3
に示すように、水平軸と高さを表す垂直軸とからなるグ
ラフ上に進行方向の自機シンボル25A或いは進行直交
方向の自機シンボル25Bを表示するように格納されて
いる。標高値プレーンメモリ18Aは、図4に示すよう
に、地勢断面図30が表示できるように格納されてい
る。
【0024】各プレーンメモリ18A、18Bの格納デ
ータのX軸及びY軸の座標は、ウィンドウの配置方向に
関係なく、左上(位置A)を(0、0)、右下(位置
D)を(Xmax、Ymax)となっている。
【0025】図1に戻って、地勢断面描画部19は、自
機シンボルが進行方向のときの地勢断面図を生成する進
行方向地勢断面描画部19Aと、自機シンボルが進行直
交方向のときの地勢断面図を生成する直交方向地勢断面
描画部19Bとからなる。
【0026】進行方向地勢断面描画部19Aは、図6に
示すように、進行方向の自機シンボル25Aを表示する
ものであり、縦配置の地勢断面図30にして自機シンボ
ル25Aを重畳表示する。この重畳表示するためには、
先ず、到達範囲描画部16において、無線電波の到達範
囲内と判定された標高データを、到達範囲描画部16を
介して標高値一時格納イメージメモリ13から読込み、
航空方向線32を構成する表示ドットに対応する標高デ
ータを横軸に、自機からの距離を縦軸に配置させて凸凹
を有する曲線状の地勢断面図30を断面図ウィンドウ2
9Aに描画し、そのデータを地勢断面レイヤメモリ21
に格納する。この場合、図2に示された矢印状の到達範
囲画像の数(36本)からなる航行方向線32に対応す
る数の地勢断面図30のデータが地勢断面レイヤメモリ
21に格納される。
【0027】直交方向地勢断面描画部19Bは、図5に
示すように、直交方向の自機シンボル25Bを表示する
ものであり、横配置の地勢断面図30にして直交方向の
自機シンボル25Bを重畳表示する。この重畳表示する
ためには、先ず、到達範囲描画部16において、無線電
波の到達範囲内と判定された標高データを、到達範囲描
画部16を介して標高値一時格納イメージメモリ13か
ら読込み、横配置にして、航空方向線32を構成する表
示ドットに対応する標高データを縦軸に配置させて凸凹
を有する曲線状の地勢断面図30を断面図ウィンドウ2
9Bに描画し、そのデータを地勢断面レイヤメモリ21
に格納する。この場合、図2に示された矢印状の到達範
囲画像の数(36本)からなる航行方向線32に対応す
る数の地勢断面図30のデータが地勢断面レイヤメモリ
21に格納される。
【0028】表示制御ブロック22は、陰影図レイヤメ
モリ15、到達範囲レイヤメモリ17及び地勢断面レイ
ヤメモリ21からそれぞれの画像データを読出し、図2
に示したように、陰影画像と到達範囲画像とが重畳され
た重畳画面を地勢図ウィンドウ26に描画する。そし
て、この地勢図ウィンドウ26の横側に並べて縦配置し
た断面図ウィンドウ29Aを配置し、下側に並べて横配
置した断面図ウィンドウ29Bを配置するように、液晶
表示部24の画面上での表示を切り分けて制御し、その
表示画像データを表示用イメージメモリ23に格納す
る。液晶表示部24は、表示用イメージメモリ23より
表示画像データを読込んで、地勢図ウィンドウ26と断
面図ウィンドウ29A、29Bを並べた状態にしてそれ
ぞれに表示する。
【0029】又、表示制御ブロック22は、矢印で示さ
れる航行方向線32である到達範囲画像に対応するよう
に複数の地勢断面図30を時系列に順次切換えて表示で
きるようになっている。
【0030】さて、上述のように、地勢図ウィンドウの
横側及び下側位置に断面図ウィンドウを配置するように
したのであるが、進行方向地勢断面描画部19A及び直
交方向地勢断面描画部19Bは、従来と同様に、図3に
示すように、描画結果のビットマップ画像のうち自機シ
ンボルの高度等のデータをシンボルプレーンメモリ18
Bに格納し、図4に示すように、標高値データからなる
標高値プレーンのデータを標高値プレーンメモリ18A
に格納する。
【0031】そして、図5に示すように、自機が進行直
交方向の断面図ウィンドウにおいては、横配置の断面図
ウィンドウ29Bにして自機シンボル25Bを重畳表示
させる。
【0032】横配置の場合は、各プレーンメモリ18
A、18Bの左上(位置A)から読出しを開始し、順次
図面右端(位置B)まで読出しを進ませる。次は、プレ
ーンメモリ18A、18Bの上から2行目を同様に読出
しを開始し、同様に、プレーンメモリ18A、18Bの
右下(位置D)まで読み出しを行う。
【0033】各ピクセルのデータは、シンボルプレーン
優先で重畳して結果を地勢断面レイヤメモリ21に書き
込む。この地勢断面レイヤメモリ21への格納は、表示
画面左上が(0、0)となる。
【0034】縦軸のY軸を垂直軸、横軸のX軸を水平軸
とすると、垂直軸には目盛として“0”から1000
m、2000mという高度を表し、左上がA(0、
0)、左下がB(0、Ymax)、右上がC(Xma
x、0)、右下がD(Xmax、Ymax)となる。図
5においては、進行直交方向に航行中の一部を示したも
ので、左上がA(0、Δy)であるとすると、左下がD
(Xmax、Δy+α)となる。
【0035】この標高値プレーンに自機シンボルを重畳
表示させるものうち、図5に示す進行直交方向の自機シ
ンボル25Bを横配置にするためのプロセスについて、
図7に示すフローチャートを参照して、以下説明する。
【0036】先ず、X軸及びY軸のデータを、“0”に
クリアし、X軸及びY軸データをシンボルプレーンメモ
リ18Bから読み出す(ステップST11、ST1
2)。
【0037】読み出した画像データが“not Bla
nk”又は“Blank”かの判断をする(ステップS
T13)。
【0038】ステップST13において、“not B
lank”の場合にはシンボルプレーンメモリ18Bの
データを地勢断面レイヤメモリ21に書き込む(ステッ
プST14)。
【0039】ステップST13において、“Blan
k”の場合には、標高値プレーンメモリ18AからX軸
及びY軸のデータを読み出す(ステップST15)。
【0040】そして、標高値プレーンメモリ18Aから
読み出したデータを地勢断面レイヤメモリ21に書き込
む(ステップST16)。
【0041】そして、X軸が終点である右端のデータで
あるかどうかを判定する(ステップST17)。
【0042】ステップST17において、X軸のデータ
が右端のデータでない場合には、X軸のデータをプラス
1して、ステップST12に行き、シンボルプレーンメ
モリ18Bから読み出すことを繰り返す(ステップST
18)。
【0043】ステップST17において、X軸のデータ
が終点のデータであるときには、次にY軸のデータが終
点、即ち、下端のデータであるかを判定する(ステップ
ST19)。
【0044】ステップST19において、Y軸のデータ
が終点であれば、一連の処理は終了し、終点でない場合
には、Y軸のデータにプラス1してステップST12に
行き、シンボルプレーンメモリ18Bから読み出すこと
を繰り返す(ステップST20)。
【0045】このようにして、横配置の場合には、先
ず、シンボルプレーンメモリ18BからX軸のデータを
読出し、終端までいったときに、次は、Y軸のデータを
読み出し、次に、標高値プレーンメモリ18Aから、同
様にX軸のデータ、次にY軸のデータを読み出すように
したことにより、横軸配置のデータをディスプレイ上に
表示することができるのである。この横配置にするメリ
ットは、例えば、自機が低速移動時には、横配置の選択
により目盛判読を容易にすることができる。
【0046】次に、断面図ウィンドウ表示に関しては、
上述した横配置の他に、縦配置にして表示することがで
き、図6に示すように、地勢断面図30を表示する標高
値プレーンを縦に配置すると共に、その標高値に沿って
進行する進行方向の自機シンボル25Aを表示するシン
ボルプレーンを縦方向に重畳表示することにより実現で
きる。
【0047】この縦配置にするときには、図6に示すよ
うに、図3及び図4に示すプレーンメモリ18B、18
Aの右上(位置C)から読み出しを開始し、順次画面下
端(位置D)まで進み、次は、プレーンメモリ18B、
18Aの右から2列目を同様に読出しを開始し、プレー
ンメモリの左下(位置B)まで読み出す。各ピクセルの
データは、シンボルプレーン優先で重畳して結果を地勢
断面レイヤメモリ21に書き込む。この地勢断面レイヤ
メモリ21への格納は、表示画面左上が(0、0)とな
る。
【0048】このような標高プレーンに進行方向の自機
シンボル25Aを縦配置に重畳表示するためのプロセス
について、図8に示すフローチャートを参照して説明す
る。
【0049】先ず、Y軸のデータを“0”にクリアし、
X軸のデータを最大値Xmaxにして、X軸及びY軸の
データをシンボルプレーンメモリ18Bから読み出す
(ステップST21、ST22)。
【0050】読み出した画像データが“not Bla
nk”又は“Blank”かの判断をする(ステップS
T23)。
【0051】ステップST23において、“not B
lank”の場合にはシンボルプレーンのデータを地勢
断面レイヤメモリ21に書き込む(ステップST2
4)。
【0052】ステップST24において、“Blan
k”の場合には、標高値プレーンメモリ18AからX軸
及びY軸のデータを読み出す(ステップST25)。
【0053】そして、標高値プレーンのデータを地勢断
面レイヤメモリ21に書き込む(ステップST26)。
【0054】そして、X軸が終点である右端のデータで
あるかどうかを判定する(ステップST27)。
【0055】ステップST27において、Y軸のデータ
が右端のデータでない場合には、Y軸のデータをプラス
1して、ステップST22に行き、シンボルプレーンメ
モリ18Bから読み出すことを繰り返す(ステップST
18)。
【0056】ステップST27において、Y軸のデータ
が終点のデータであるときには、次にX軸のデータが終
点、即ち、下端のデータであるかを判定する(ステップ
ST29)。
【0057】ステップST29において、X軸のデータ
が終点であれば、一連の処理は終了し、終点でない場合
には、X軸のデータにプラス1してステップST22に
行き、シンボルプレーンメモリ18Bから読み出すこと
を繰り返す(ステップST29)。
【0058】このようにして、縦配置の場合には、先
ず、Y軸のデータを読出し、終端までいったときに、次
は、X軸のデータを読み出すようにしたことにより、縦
軸配置のデータをディスプレイ上に表示することができ
るのである。この縦配置にしたメリットは、自機が高速
移動時には縦配置の選択により陰影及び到達範囲表示と
進行方向を揃えることができる。
【0059】図9(A)に示す画面表示は、画面表示が
標高値プレーンを左側に表示し、その右側に自機シンボ
ルを重畳表示させたもので、プレーンメモリ18A、1
8Bからの読出しの向きを変えることにより縦配置の場
合の標高値プレーンと自機シンボルとの表示を入れ替え
たものである。
【0060】このように、プレーンメモリ18A、18
Bからの読出し開始の位置にオフセット値を加えた値を
地勢断面レイヤメモリ21のアドレスにすることによ
り、断面表示ウィンドウの表示位置を自由に変更できる
のである。
【0061】又、このことはウィンドウ表示する他のも
のに対して適用することができ,例えば、図9(B)に
示すように、縦長で表示されている大気速度などのテー
プ表示を縦方向の表示にすることも可能である。また、
図9(C)に示すように、縦長表示されているNp計や
Nr計のパーセント表示もユーザの希望に合わせて縦配
置や横配置の切替えが可能である。
【0062】
【発明の効果】上記説明したように、本発明に係る航空
機搭載用地図情報表示装置においては、地勢図ウィンド
ウに並べて横配置及び縦配置した地勢断面図のそれぞれ
に機体進行方向の自機シンボル及び機体進行直交方向の
自機シンボルを重畳表示するようにしたことにより、陰
影及び到達範囲表示と進行方向を揃えることが可能にな
ると共に、地表面に対するクリアランスが明白になり、
地形認識を容易にすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る航空機搭載用地図情報表示装置を
構成するブロック図である。
【図2】同地勢図ウィンドウと断面図ウィンドウの配置
関係を示した説明図である。
【図3】シンボルプレーンメモリに格納されている自機
シンボルの画面表示を示した説明図である。
【図4】標高値プレーンメモリに格納されている標高値
プレーンの画面表示を示した説明図である。
【図5】横配置の断面図ウィンドウに進行直交方向の自
機シンボルを重畳表示させた様子を示した説明図であ
る。
【図6】縦配置の断面図ウィンドウに進行方向の自機シ
ンボルを重畳表示させた様子を示した説明図である。
【図7】本発明に係るウィンドウ表示の横配置をしたと
きのプロセスを示すフローチャートである。
【図8】本発明に係るウィンドウ表示の縦配置をしたと
きの画面表示を示した説明図である。
【図9】ウィンドウ表示する変形例を示したもので、図
9(A)は標高値プレーンの右側に自機プレーンを表示
し、図9(B)は大気速度などのテープ表示、図9
(C)はNp計やNr計のパーセント表示を示した説明
図である。
【図10】従来技術における航空機搭載用地図情報表示
装置を構成するブロック図である。
【図11】従来技術における地勢図ウィンドウと断面図
ウィンドウの画面表示の一例である。
【符号の説明】
11 標高値データ・データベース 12 拡大縮小回転演算部 13 標高値一時格納イメージメモリ 14 陰影表示処理部 15 陰影図レイヤメモリ 16 到達範囲描画部 17 到達範囲レイヤメモリ 18A 標高値プレーンメモリ 18B シンボルプレーンメモリ 19 地勢断面描画部 19A 進行方向地勢断面描画部 19B 直交方向地勢断面描画部 20 プレーン読出し制御部 21 地勢断面レイヤメモリ 22 表示制御ブロック 23 表示用イメージメモリ 24 液晶表示部 25A 自機シンボル(進行方向) 25B 自機シンボル(直交方向) 26 地勢図ウィンドウ 27 地勢図 28 陰影図 29A 断面図ウィンドウ 29B 断面図ウィンドウ 30 地勢断面図 32 航行方向線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C032 HB05 HB22 HC09 HC22 HC23 HC27 HD01 HD03 2F029 AA05 AB07 AB12 AC03 AC08 AC09 AC16 5B050 AA06 BA17 CA06 EA27 EA30 FA12 FA14 5H180 AA26 CC12 FF05 FF22 FF23 FF32 FF40

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛行体に搭載され、飛行中の自機の位置
    及び飛行地域の地勢図を所定のディスプレイの地勢図ウ
    ィンドウに表示する航空機搭載用地図情報表示装置であ
    って、 前記飛行地域の標高の違いに対応して表示階層が異なる
    ように前記地勢図に陰影画像を描画する陰影表示手段
    と、 前記自機から放射される電波の到達範囲を示す航行方向
    線を、前記自機の位置から放射状に、前記陰影画像が描
    画されている地勢図に重畳表示する到達範囲描画手段
    と、 前記自機から放射される電波の到達範囲内地域の標高に
    対応する凹凸を有する曲線状の地勢断面図を、前記地勢
    図ウィンドウと並べた縦方向及び横方向位置に設けた断
    面図ウィンドウに描画する地勢断面描画手段と、 前記地勢図ウィンドウと並べた何れか一方の断面図ウィ
    ンドウには、前記自機の進行方向の地勢断面図に進行方
    向の自機のシンボルを重畳表示し、前記地勢図ウィンド
    ウと並べた他方の断面図ウィンドウには、前記自機の直
    交方向の地勢断面図に直交方向の自機のシンボルを重畳
    表示する表示ウィンドウ設定手段とを備えたことを特徴
    とする航空機搭載用地図情報表示装置。
  2. 【請求項2】 前記表示ウィンドウ設定手段は、前記地
    勢図ウィンドウの縦方向位置に並べた断面図ウィンドウ
    には、前記自機の進行方向の地勢断面図に進行方向の自
    機のシンボルを重畳表示し、前記地勢図ウィンドウの横
    方向位置に並べた断面図ウィンドウには、前記自機の直
    交方向の地勢断面図に直交方向の自機のシンボルを重畳
    表示することを特徴とする請求項1に記載の航空機搭載
    用地図情報表示装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016534468A (ja) * 2013-08-30 2016-11-04 インサイチュ・インコーポレイテッド・(ア・サブシディアリー・オブ・ザ・ボーイング・カンパニー) 空中車両認識表示

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JP2016534468A (ja) * 2013-08-30 2016-11-04 インサイチュ・インコーポレイテッド・(ア・サブシディアリー・オブ・ザ・ボーイング・カンパニー) 空中車両認識表示

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