JP2003329762A - 対象物定位システム - Google Patents

対象物定位システム

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JP2003329762A
JP2003329762A JP2002137633A JP2002137633A JP2003329762A JP 2003329762 A JP2003329762 A JP 2003329762A JP 2002137633 A JP2002137633 A JP 2002137633A JP 2002137633 A JP2002137633 A JP 2002137633A JP 2003329762 A JP2003329762 A JP 2003329762A
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Kunihiro Chihara
國宏 千原
Yoshihiro Yasumuro
喜弘 安室
Muneyuki Sakata
宗之 坂田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡略な構成で高精度かつ安定的に対象物の位
置を特定することができる対象物定位システムを提供す
る。 【解決手段】 ロケーションサーバ1は、ユーザに装着
されている赤外線タグ3の点灯状態を制御し、各赤外広
角カメラ5は、赤外線タグ3から発光される赤外線を撮
影し、各ビデオサーバ4は、撮影された赤外線画像から
赤外線タグ3の位置をそれぞれ検出し、ロケーションサ
ーバ1は、検出された赤外線タグ3の位置を統合して最
終的なユーザの位置を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対象物の位置を特
定する対象物定位システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話やPDA(Personal Dig
ital Assistant)等の携帯型情報端末が広く一般に普及
するとともに、街角での無線ネットワークサービス等の
種々のサービスが提供されつつあり、場所を選ばず情報
機器に接することが日常的に行なわれるようになってき
ている。このように、ネットワーク環境の拡大や情報機
器の可般化が進むにつれ、コンピュータを使用するユー
ザの居場所が時間とともに変化し、自分や他のユーザの
現在位置を把握したり、所在位置に関連した情報が重要
な意味を持つ場合がある。例えば、オフィスビルの中で
誰がどこにいるか、自分が利用できる最寄の資源はどこ
か等を管理するロケーションアウェアネスを目的とした
研究がなされている。
【0003】上記のロケーションアウェアネス等を実現
するためには、情報機器を使用するユーザの位置を検出
する必要があり、例えば、電波や超音波の発信器及び受
信器を用いて電波や超音波の伝達速度を測定する方法
や、ユーザを含む一定範囲の可視光画像を撮影して肌色
トラッキングを行なう方法等が提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電波や
超音波の発信器及び受信器を用いる方法では、多数の発
信器及び受信器を用いる必要があり、システム構成が複
雑になるとともに、システムのコストが増加する。ま
た、ユーザを含む可視光画像を撮影する方法では、可視
光画像には種々の色情報等が含まれ、色情報のマッチン
グ処理等が複雑となり、位置検出精度及び検出安定性に
一定の限界が生じる。
【0005】本発明の目的は、簡略な構成で高精度かつ
安定的に対象物の位置を特定することができる対象物定
位システムを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る対象物定位
システムは、対象物の位置を特定する対象物定位システ
ムであって、対象物とともに移動し、赤外線を発光する
発光手段と、対象物を含む所定の撮影領域の赤外線画像
を撮影する撮影手段と、赤外線画像から発光手段の位置
を特定する位置特定手段とを備えるものである。
【0007】本発明に係る対象物定位システムにおいて
は、対象物とともに移動する発光手段から発光される赤
外線を撮影手段により撮影しているので、広範な領域を
撮影領域として撮影することができ、発光手段及び撮影
手段の数を必要最低限に削減できる。また、可視光等を
排除した赤外線画像を用いて発光手段の位置を特定して
いるので、発光手段の位置検出処理が容易となり、高精
度かつ安定的に発光手段すなわち対象物の位置を特定す
ることができる。この結果、簡略な構成で高精度かつ安
定的に対象物の位置を特定することができる。
【0008】位置特定手段は、発光手段が所定通信範囲
内に位置した場合に、第1の点灯状態になるように当該
発光手段の点灯状態を無線により制御するとともに、赤
外線画像から位置を特定した発光手段の点灯状態が第1
の点灯状態と異なる第2の点灯状態になるように当該発
光手段の点灯状態を無線により制御することが好まし
い。
【0009】この場合、既に位置を特定された発光手段
は第2の点灯状態にされ、通信範囲内に新たに位置した
発光手段は自動的に第1の点灯状態にされるので、対象
物が人間の場合に、人間が何ら明示的な操作をすること
なく、人間の位置を特定することができる。
【0010】第1及び第2の点灯状態のうちの一方は、
所定周期の点滅状態を含み、他方は、常時点灯状態を含
むことが好ましい。この場合、第1及び第2の点灯状態
を明確に区別して検出することができるので、より安定
的に対象物の位置を検出することができる。
【0011】撮影手段は、異なる位置に配置され、同一
の撮影領域の赤外線画像を撮影する複数の撮影手段を含
み、位置特定手段は、複数の撮影手段により撮影された
複数の赤外線画像から発光手段の位置を特定することが
好ましい。
【0012】この場合、同一の撮影領域を撮影した複数
の赤外線画像を用いて発光手段の位置を特定しているの
で、より高精度に対象物の位置を検出することができる
とともに、異なる位置に配置された複数の撮影手段によ
り赤外線画像を撮影しているので、一つの撮影手段と発
光手段との間に障害物等が位置して発光手段から発光さ
れる赤外線を撮影できない場合でも、他の撮影手段によ
り当該発光手段から発光される赤外線を撮影することが
でき、より安定的に対象物の位置を検出することができ
る。
【0013】位置特定手段は、赤外線画像の輝度値を二
値化し、二値化された画像データから同一輝度値が連続
する連続領域を抽出し、抽出された連続領域のうち所定
の面積以下の連続領域が位置する位置を発光手段の位置
として検出することが好ましい。
【0014】この場合、赤外線画像の輝度値を二値化
し、二値化された画像データから同一輝度値が連続する
連続領域を抽出し、抽出された連続領域のうち所定の面
積以下の連続領域が位置する位置を発光手段の位置とし
て検出しているので、より高精度かつ安定的に対象物の
位置を特定することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態によ
る対象物定位システムについて図面を参照しながら説明
する。図1は、本発明の一実施の形態による対象物定位
システムの構成を示すブロック図である。
【0016】図1に示す対象物定位システムは、ロケー
ションサーバ1、携帯型情報端末2、赤外線タグ3、4
台のビデオサーバ4、及び4台の赤外広角カメラ5を備
える。
【0017】ロケーションサーバ1は、通常のパーソナ
ルコンピュータ等から構成され、内部にROM(リード
オンリメモリ)、CPU(中央演算処理装置)、RAM
(ランダムアクセスメモリ)、外部記憶装置、無線通信
部、有線通信部等を備える。ロケーションサーバ1は、
携帯型情報端末2を携帯するユーザが無線通信可能範
囲、例えば、部屋RA内に入ったときに、携帯型情報端
末2を介してマーカーデバイスとなる赤外線タグ3を点
滅させ、各ビデオサーバ4から出力される輝点情報を基
に赤外線タグ3の位置を特定する。
【0018】携帯型情報端末2は、例えば、通常のノー
ト型パソコン等から構成され、ROM、CPU、RA
M、外部記憶装置、無線通信部、有線通信部等を備え
る。携帯型情報端末2は、ユーザMAが無線通信可能範
囲内に入ったときに、ロケーションサーバ1との無線通
信経路を確立し、ロケーションサーバ1の指示に応じて
赤外線タグ3の点灯状態を制御する。なお、携帯型情報
端末2は、上記の例に特に限定されず、ロケーションサ
ーバ1と無線により通信することができれば、PDA
(Personal Digital Assistant)等を用いてもよい。
【0019】赤外線タグ3は、例えば、略名札形状を有
し、ユーザMAの胸に装着される。赤外線タグ3は、例
えば、赤外線LED(ピーク波長870〜950nm)
及びPIC(Peripheral Interface Controller)等か
ら構成され、RS232Cにより携帯型情報端末2と通
信可能に接続される。
【0020】なお、赤外線タグ3の形状は上記の例に特
に限定されず、種々の変更が可能であり、ユーザが装着
する場合に負担とならない形状が好ましい。また、赤外
線タグ3と携帯型情報端末2との通信方式は、上記の例
に特に限定されず、種々の通信方式を用いることがで
き、ブルートゥース等の無線通信を用いてもよい。ま
た、赤外線タグ3自体にロケーションサーバ1との無線
通信機能を持たせてロケーションサーバ1が赤外線タグ
3を直接制御するようにしてもよい。
【0021】ビデオサーバ4の各々は、例えば、通常の
ノート型パソコン等から構成され、ROM、CPU、R
AM、外部記憶装置、通信部等を備える。ビデオサーバ
4の各々は、ビデオキャプチャボードを介して対応する
赤外広角カメラ5に接続されるとともに、LAN(Loca
l Area Network)ボードを介してロケーションサーバ1
に接続される。ビデオサーバ4は、赤外広角カメラ5か
ら出力される赤外線画像を取得し、後述する輝点検出処
理により赤外線タグ3の位置を検出した輝点情報をロケ
ーションサーバ1へ出力する。
【0022】なお、ビデオサーバ4は、図示のように赤
外広角カメラ5ごとに設ける例に特に限定されず、複数
の赤外広角カメラの赤外線画像を一台のビデオサーバで
処理するようにしてよい。また、ロケーションサーバ1
及びビデオサーバ4の構成も、上記の例に特に限定され
ず、種々の変更が可能であり、通常のサーバ装置を用い
たり、ロケーションサーバ1及びビデオサーバ4を一台
のサーバ装置等を用いて構成するようにしてもよい。
【0023】赤外広角カメラ5の各々は、例えば、部屋
RAの天井の四隅に設置され、互いに異なる位置から赤
外線透過フィルタを通して部屋RAの全体を撮影し、赤
外線画像をビデオサーバ4へ出力する。本実施の形態で
は、赤外広角カメラ5として、Watec社製カメラW
AT-202(1/3インチカラーCCD、38万画
素、640×480ピクセル、赤外線カットフィルタ除
去)に、波長450〜700nmの光を95%以上反射
且つ波長800nm以上の光を80%以上透過するコー
ルドミラーと、Pentax社製レンズTS2V114
E(フィッシュアイ・バリフォーカル、焦点距離1.6
〜3.4mm、F1.4〜64、118〜180度可
変)とを取り付けたものを約3mの高さに俯角約45度
で設置し、約6m角の範囲を撮影している。
【0024】赤外広角カメラ5は、赤外線画像として
は、800nm以上1000nm以下の波長を有する赤
外線を撮影することが好ましく、870nm以上950
nm以下の波長を有する赤外線を撮影することがより好
ましい。また、赤外広角カメラ5の視野角は、90度以
上であることが好ましい。
【0025】なお、赤外広角カメラ5の数及び設置位置
は、上記の例に特に限定されず、例えば、1台の赤外広
角カメラを天井の略中心位置に設置したり、2台の赤外
広角カメラを天井の両端に設置したり、5台以上の赤外
広角カメラを適度に分散させて天井に設置する等の種々
の変更が可能である。また、赤外広角カメラ5として
は、赤外線を撮影することができれば、種々に変更が可
能であり、カラー又はモノクロのいずれを用いてもよ
い。
【0026】本実施の形態では、赤外線タグ3が発光手
段に相当し、赤外広角カメラ5が撮影手段に相当し、ロ
ケーションサーバ1、携帯型情報端末2及びビデオサー
バ4が位置特定手段に相当する。
【0027】次に、上記のように構成された対象物定位
システムの動作について説明する。図2は、図1に示す
対象物定位システムの対象物定位処理を説明するための
フローチャートである。なお、図2に示す対象物定位処
理は、ロケーションサーバ1のCPU等が外部記憶装置
等に記憶されているロケーションサーバ用対象物定位プ
ログラム等を実行し、携帯型情報端末2のCPU等が外
部記憶装置等に記憶されている携帯型情報端末用対象物
定位プログラム等を実行することによって行われる処理
である。
【0028】まず、ユーザMAが携帯型情報端末2を携
帯して部屋RAに入った場合、携帯型情報端末2は、ス
テップS1において、DHCPサーバ(図示省略)を通
してIPアドレスの取得等を行ってネットワーク環境を
確立し、ロケーションサーバ1との無線LAN通信経路
を確立する。次に、携帯型情報端末2は、ステップS2
において、ロケーションサーバ1を探索し、ステップS
3において、ロケーションサーバ1に対して接続要求を
行う。
【0029】次に、ロケーションサーバ1は、ステップ
S101において、携帯型情報端末2からの接続要求を
受理し、ステップS102において、接続要求を受理し
た携帯型情報端末2を使用するユーザのID(識別番
号)を点滅キューの緊急キューに登録する。
【0030】ここで、点滅キューについて説明する。点
滅キューは、点滅させる赤外線タグのスケジューリング
を行なうために、点滅させる赤外線タグを装着している
ユーザのIDを点灯制御順に並べてロケーションサーバ
1の外部記憶装置等に記憶したものであり、優先的に点
滅させるIDを格納した緊急キューと、定期的な位置確
認を行なうために点滅させるIDを格納した定期キュー
とがある。緊急キューでは、新規なユーザすなわち部屋
RAに新たに入室したユーザや、交錯、遮蔽等により位
置を見失ったユーザ等のIDが登録対象となり、定期キ
ューでは、検出範囲内の全てのユーザのIDが登録対象
となる。
【0031】また、ロケーションサーバ1の外部記憶装
置等には、ユーザの現在位置等を記憶するためのユーザ
リストが記憶されている。図3は、ユーザリストのデー
タ構造の一例を示す図である。図3に示すように、ユー
ザリストは、ユーザごとにID、X座標、Y座標、対応
数、点滅中フラグ及びキュー種別の各項目に対するユー
ザの情報がデータベースとして記憶される。具体的に
は、IDのU1にはユーザのIDが登録され、X座標の
U2及びY座標のU3には実空間座標におけるユーザの
現在位置のX座標及びY座標が記憶される。対応数のU
4には、新たに取得された輝点のうちユーザの現在位置
として対応する輝点がいくつあるかが記憶され、見失っ
た場合に0、追跡成功の場合に1、交錯した(追跡失
敗)場合に2以上の数値が記憶され、点滅中フラグのU
5には、ロケーションサーバ1から点滅命令が出されて
いる場合に1、その他の場合に0が記憶され、キュー種
別のU6には、緊急キューに登録されている場合に「U
rgent」、定期キューに登録されている場合に「R
outine」が記憶される。
【0032】次に、ステップS103において、ロケー
ションサーバ1は、緊急キューに登録されているユーザ
がある場合、緊急キューの先頭に登録されているユーザ
のIDを取得し、緊急キューに登録されているユーザが
いない場合、定期キューの先頭に登録されているユーザ
のIDを取得し、その後、取得したIDを定期キューの
末尾に再登録する。次に、ステップS104において、
ロケーションサーバ1は、取得したユーザのIDから当
該ユーザが携帯している携帯型情報端末2に対して赤外
線タグ3を点滅するように要求するための点滅要求を無
線により送信する。
【0033】このとき、携帯型情報端末2は、ステップ
S4において、点滅要求を受信し、ステップS5におい
て、赤外線タグ3の点灯状態を制御して赤外線タグ3を
点滅させる。この結果、赤外線タグ3が所定周期、例え
ば5Hzで点滅し、赤外線タグ3を含む部屋RA全体の
画像が各赤外広角カメラ5により撮影され、赤外線タグ
3から発光される赤外線が輝点として撮影された赤外線
画像が各赤外広角カメラ5から所定のフレーム周期でビ
デオキャプチャボード等を介して各ビデオサーバ4へ入
力される。
【0034】ここで、上記のようにして点滅等している
赤外線タグ3の位置をビデオサーバ4により検出する輝
点検出処理について説明する。図4は、ビデオサーバ4
による輝点検出処理の一例を示すフローチャートであ
る。なお、図4に示す輝点検出処理は、ビデオサーバ4
のCPU等が外部記憶装置等に記憶されている輝点検出
プログラム等を実行することによって行われる処理であ
る。
【0035】まず、ビデオサーバ4は、ステップS20
1において、外部記憶装置等に記憶している点滅検出用
輝点リストを初期化する。図5は、点滅検出用輝点リス
トのデータ構造の一例を示す図である。図5に示すよう
に、点滅検出用輝点リストは、輝点ごとにX座標、Y座
標、アップデートフラグ、点灯フラグ及び点滅カウンタ
の各項目に対する情報がデータベースとして記憶され
る。具体的には、X座標のL1及びY座標のL2には赤
外線画像上の輝点のX座標及びY座標が記憶される。ア
ップデートフラグのL3には、時間軸上で連続するフレ
ームの間に対応する輝点が見つかった場合に1、その他
の場合に0が記憶され、点灯フラグのL4には、直前の
フレームにおける点灯状態が記憶され、点灯している場
合に1、その他の場合に0が記憶され、点滅カウンタの
L5には消灯状態から点灯状態に遷移した点滅回数が記
憶される。
【0036】次に、ビデオサーバ4は、ステップS20
2において、赤外広角カメラ5から所定フレーム周期で
赤外線画像(例えば、640×480ピクセル)を取得
し、ステップS203において、取得した赤外線画像の
輝度値を二値化処理(閾値処理)し、所定閾値以上の値
を持つピクセルを1、それ以外のピクセルを0にする。
次に、ビデオサーバ4は、ステップS204において、
二値化した赤外線画像の全画素データを用いて同一輝度
値が連続する、すなわち1が連続する連続領域を抽出す
るラベリング処理を行い、ステップS205において、
抽出した連続領域の中から所定面積以下の連続領域のみ
を赤外線タグ4に対応する輝点として抽出し、抽出した
連続領域の重心を輝点の位置として外部記憶装置等に記
憶する。このように、赤外線画像の輝度値を二値化し、
二値化された画像データから同一輝度値が連続する連続
領域を抽出し、抽出された連続領域のうち所定の面積以
下の連続領域が有する重心を赤外線タグ3の位置として
検出しているので、高精度かつ安定的に赤外線タグ3の
位置を特定することができる。
【0037】次に、ビデオサーバ4は、ステップS20
6において、抽出した各輝点に対して所定距離以内に位
置する輝点が点滅検出用輝点リスト内に有るか否かを判
断し、該当する輝点が存在する場合、抽出した輝点は該
当する輝点が移動したものと判断し、ステップS207
において、点滅検出用輝点リストの当該輝点の座標値を
抽出した輝点の座標値に変更してX座標及びY座標を更
新し、ステップS209へ移行する。
【0038】一方、該当する輝点が存在しない場合、ビ
デオサーバ4は、抽出した輝点は新たな輝点であると判
断し、ステップS208において、点滅検出用輝点リス
トに新たなエントリを追加して、抽出した輝点の座標値
等を登録し、ステップS209へ移行する。
【0039】次に、ビデオサーバ4は、ステップS20
9において、抽出した各輝点のアップデートフラグを更
新するとともに、点灯フラグが0の場合に点滅カウンタ
を1だけインクリメントする。次に、ビデオサーバ4
は、ステップS210において、点滅検出用輝点リスト
にエントリされている全ての輝点に対して、アップデー
トフラグが1になっているか否かすなわち輝点が検出さ
れたか否かを判断し、アップデートフラグが1の場合に
ステップS211において点灯フラグを1に設定し、ア
ップデートフラグが1でない場合にステップS212に
おいて点灯フラグを0に設定する。
【0040】次に、ビデオサーバ4は、ステップS21
3において、ステップS202〜S212の処理が所定
数のフレームだけ繰り返されたか否かを判断し、所定数
のフレームに対してステップS202〜S212の処理
が終了している場合、ステップS214へ移行し、所定
数のフレームに対してステップS202〜S212の処
理が終了していない場合、ステップS202へ移行して
以降の処理を繰り返す。
【0041】所定数のフレームに対してステップS20
2〜S212の処理が終了している場合、ビデオサーバ
4は、ステップS214において、更新された点滅検出
用輝点リストを参照し、点滅カウンタが取得時間と点滅
周期とから予想される点滅回数にほぼ一致している場合
に当該輝点が点滅していると判断することにより点滅し
ている輝点を検出する。次に、ビデオサーバ4は、ステ
ップS215において、赤外広角カメラ5の設置位置に
基づいて赤外線画像上の各輝点の位置を実空間座標に変
換し、変換した各輝点の座標すなわち赤外線タグ3の位
置等を輝点情報として外部記憶装置等に記憶する。
【0042】再び図2を参照して、ロケーションサーバ
1は、ステップS105において、上記のようにして輝
点を検出している各ビデオサーバ4から輝点情報を取得
し、ステップS106において、取得した輝点情報から
ある輝点の近傍に別の輝点がある場合、これらの輝点を
同一のものとみなしてして統合し、最終的に現在の各輝
点の位置を確定する。
【0043】次に、ロケーションサーバ1は、ステップ
S107において、確定した輝点の位置が前フレームに
おける輝点の位置の近傍にあるか否かを判定して輝点追
跡を行い、ステップS108において、近傍に位置する
輝点がない場合は当該輝点を新規登録するとともに、近
傍に位置する輝点がある場合は当該輝点の位置を更新す
る。
【0044】次に、ロケーションサーバ1は、ステップ
S109において、ステップS104において点滅要求
を行ったユーザのIDに対して複数の輝点が対応したか
否か又は対応する輝点がないか否かを判断し、点滅要求
を行ったユーザのIDに対して一つの輝点のみが対応す
る場合すなわち輝点検出に成功した場合、ステップ11
1に移行する。一方、点滅要求を行ったユーザのIDに
対して複数の輝点が対応した又は対応する輝点がない場
合すなわち輝点検出に失敗した場合、ロケーションサー
バ1は、ステップS110に移行して点滅要求を行った
ユーザのIDを緊急キューに登録した後に、ステップ1
11に移行する。
【0045】次に、ロケーションサーバ1は、ステップ
S111において、ステップS104において点滅要求
を行った携帯型情報端末2に対して赤外線タグ3の点滅
を停止して常時点灯するように要求するための点滅停止
要求を無線により送信する。
【0046】このとき、携帯型情報端末2は、ステップ
S6において、点滅停止要求を受信し、ステップS7に
おいて、赤外線タグ3の点灯状態を制御して赤外線タグ
3を常時点灯させ、以降、上記のステップS105〜S
107の処理によりこの常時点灯している赤外線タグ3
の位置が追跡される。
【0047】上記のようにして、本実施の形態では、ユ
ーザとともに移動する赤外線タグ3から発光される赤外
線を赤外広角カメラ5により撮影しているので、広範な
領域を撮影領域として撮影することができ、赤外線タグ
3及び赤外広角カメラ5の数を必要最低限に削減できる
とともに、可視光等を排除した赤外線画像を用いて赤外
線タグ3の位置を特定しているので、赤外線タグ3の位
置検出処理が容易となり、高精度かつ安定的に赤外線タ
グ3すなわちユーザの位置を特定することができ、簡略
な構成で高精度かつ安定的にユーザの位置を特定するこ
とができる。
【0048】また、既に位置を特定されたユーザの赤外
線タグ3は常時点灯状態にされ、部屋RA内に新たに入
ったユーザの赤外線タグ3は自動的に所定周期の点滅状
態にされるので、ユーザが何ら明示的な操作をすること
なく、ユーザの位置を特定することができるともに、点
灯状態を明確に区別して検出することができるので、よ
り安定的にユーザの位置を検出することができる。
【0049】さらに、同一の部屋RAを撮影した4つの
赤外線画像を用いて赤外線タグ3の位置を特定している
ので、より高精度に赤外線タグ3すなわちユーザの位置
を検出することができるとともに、異なる位置に配置さ
れた4台の赤外広角カメラ5により赤外線画像を撮影し
ているので、ある赤外広角カメラ5と赤外線タグ3との
間に事務用品、家具等の障害物等が位置して赤外線タグ
3から発光される赤外線を撮影できない場合でも、他の
赤外広角カメラ5により当該赤外線タグ3から発光され
る赤外線を撮影することができ、安定的にユーザの位置
を検出することができる。
【0050】なお、上記の説明では、新たに位置検出を
行う赤外線タグを点滅状態に、既に位置検出が行われて
いる赤外線タグを常時点灯状態にしたが、新たに位置検
出を行う赤外線タグと既に位置検出が行われている赤外
線タグとを区別できれば、種々の点灯状態を用いること
ができ、例えば、新たに位置検出を行う赤外線タグを常
時点灯状態に、既に位置検出が行われている赤外線タグ
を点滅状態にしてもよい。また、一つの部屋を対象にし
て説明したが、ビル内の複数の部屋を対象とする場合
も、部屋ごとに赤外広角カメラ等を設けることにより、
本発明を同様に適用することができる。また、図1で
は、一人のユーザMAのみを図示しているが、複数のユ
ーザが赤外線タグ3を装着している場合は、複数のユー
ザの位置を特定できる。
【0051】また、上記の説明では、赤外線タグ3等を
用いて単にユーザの位置を特定する例について説明した
が、新たにアプリケーションサーバをロケーションサー
バ1とLAN接続し、ロケーションサーバ1により特定
されたユーザの位置情報を基に、例えば、オフィスビル
の中で特定のユーザがどこにいるかを他のユーザに通知
したり、ユーザが利用できる最寄の資源を通知する等の
種々のアプリケーションサービスをアプリケーションサ
ーバを用いて提供するようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明によれば、対象物とともに移動す
る発光手段から発光される赤外線を撮影手段により撮影
しているので、広範な領域を撮影領域として撮影するこ
とができ、発光手段及び撮影手段の数を必要最低限に削
減できるとともに、可視光等を排除した赤外線画像を用
いて発光手段の位置を特定しているので、発光手段の位
置検出処理が容易となり、高精度かつ安定的に発光手段
すなわち対象物の位置を特定することができ、簡略な構
成で高精度かつ安定的に対象物の位置を特定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態による対象物定位シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す対象物定位システムの対象物定位
処理を説明するためのフローチャートである。
【図3】 ユーザリストのデータ構造の一例を示す図で
ある。
【図4】 図1に示すビデオサーバによる輝点検出処理
の一例を示すフローチャートである。
【図5】 点滅検出用輝点リストのデータ構造の一例を
示す図である。
【符号の説明】 1 ロケーションサーバ 2 携帯型情報端末 3 赤外線タグ 4 ビデオサーバ 5 赤外広角カメラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安室 喜弘 奈良県生駒市高山町8916−5 奈良先端科 学技術大学院大学内 (72)発明者 坂田 宗之 奈良県生駒市高山町8916−5 奈良先端科 学技術大学院大学内 Fターム(参考) 5C022 AA15

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物の位置を特定する対象物定位シス
    テムであって、 前記対象物とともに移動し、赤外線を発光する発光手段
    と、 前記対象物を含む所定の撮影領域の赤外線画像を撮影す
    る撮影手段と、 前記赤外線画像から前記発光手段の位置を特定する位置
    特定手段とを備えることを特徴とする対象物定位システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記位置特定手段は、前記発光手段が所
    定通信範囲内に位置した場合に、第1の点灯状態になる
    ように当該発光手段の点灯状態を無線により制御すると
    ともに、前記赤外線画像から位置を特定した発光手段の
    点灯状態が前記第1の点灯状態と異なる第2の点灯状態
    になるように当該発光手段の点灯状態を無線により制御
    することを特徴とする請求項1記載の対象物定位システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の点灯状態のうちの一
    方は、所定周期の点滅状態を含み、他方は、常時点灯状
    態を含むことを特徴とする請求項2記載の対象物定位シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記撮影手段は、異なる位置に配置さ
    れ、同一の撮影領域の赤外線画像を撮影する複数の撮影
    手段を含み、 前記位置特定手段は、前記複数の撮影手段により撮影さ
    れた複数の赤外線画像から前記発光手段の位置を特定す
    ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の対
    象物定位システム。
  5. 【請求項5】 前記位置特定手段は、前記赤外線画像の
    輝度値を二値化し、二値化された画像データから同一輝
    度値が連続する連続領域を抽出し、抽出された連続領域
    のうち所定の面積以下の連続領域が位置する位置を前記
    発光手段の位置として検出することを特徴とする請求項
    1〜4のいずれかに記載の対象物定位システム。
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