JP2003329694A - 分析装置におけるノズルチップ廃却方法 - Google Patents

分析装置におけるノズルチップ廃却方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の吸引ノズルにノズルチップを装着して
液体を吸引・吐出するについて、電源投入時におけるノ
ズルチップの廃却をそれ以前のシリンジポンプの状態等
が不明であっても吸引ノズルへの残留液の付着による汚
染を生起することなく行えるようにする。 【解決手段】 複数の吸引ノズル2,3へ吸引・吐出圧を
供給するシリンジポンプ10からのエア経路11を各吸引ノ
ズルへの流路に切り替える切替バルブ12を備え、各吸引
ノズルの先端に装着したノズルチップ4を電源投入時に
チップ廃却部9で外して廃却するについて、切替バルブ
12を使用頻度が低い吸引ノズル3への流路に切り替え、
シリンジポンプ10を徐々に吸引作動させた後、吐出作動
させながら使用頻度が低い吸引ノズル3からノズルチッ
プ4を取り外した後、切替バルブ12を使用頻度が低い吸
引ノズル3への流路に切り替えた状態でシリンジポンプ
10を吸引作動させた後、切替バルブ12を他の吸引ノズル
2への流路に切り替え、シリンジポンプ10を吐出作動さ
せながらノズルチップ4を取り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の吸引ノズル
の先端にそれぞれノズルチップを装着し、このノズルチ
ップ内に検体、参照液等の液体を吸引収容し、比色タイ
プの乾式分析素子、電解質タイプの乾式分析素子などに
点着し、検体中の所定の生化学物質の物質濃度、イオン
活量等を求める生化学分析装置などの分析装置における
電源投入時のノズルチップ廃却方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば、検体の小滴を点着供
給するだけでこの検体中に含まれている特定の化学成分
または有形成分を定量分析することのできる比色タイプ
の乾式分析素子や検体に含まれる特定イオンのイオン活
量を測定することのできる電解質タイプの乾式分析素子
が開発され、実用化されている。これらの乾式分析素子
を用いた生化学分析装置は、簡単かつ迅速に検体の分析
を行うことができるので、医療機関、研究所等において
好適に用いられている。
【0003】比色タイプの乾式分析素子を使用する比色
測定法は、検体を乾式分析素子に点着させた後、これを
インキュベータ内で所定時間恒温保持して呈色反応(色
素生成反応)させ、次いで検体中の所定の生化学物質と
乾式分析素子に含まれる試薬との組み合わせにより予め
選定された波長を含む測定用照射光をこの乾式分析素子
に照射してその光学濃度を測定し、この光学濃度から、
予め求めておいた光学濃度と所定の生化学物質の物質濃
度との対応を表す検量線を用いて該生化学物質の濃度を
求めるものである。また、必要に応じて上記検体は希釈
液で希釈される。一方、電解質タイプの乾式分析素子を
使用する電位差測定法は、上記の光学濃度を測定する代
わりに、同種の乾式イオン選択電極の2個1組からなる
電極対に点着された検体中に含まれる特定イオンの活量
を、参照液を用いてポテンシオメトリで定量分析するこ
とにより求めるものである。
【0004】上記いずれの方法においても、検体、希釈
液、参照液等の液体は容器(採血管等)に収容して装置
にセットすると共に、その測定に必要な乾式分析素子を
装置に搭載し、乾式分析素子を搭載位置から点着部およ
びインキュベータへ搬送する一方、点着装置のシリンジ
ポンプによる吸引・吐出圧が導入される吸引ノズルによ
って検体および参照液を搭載位置から点着部へ供給して
乾式分析素子へ点着するものである。
【0005】その際、前記吸引ノズルは複数設置して、
検体および参照液の点着、希釈液による検体希釈等を効
率よく行うようにしている。また、前記吸引ノズルの先
端には使い捨てのノズルチップをそれぞれ装着し、この
ノズルチップ内に液体を吸引し、使用後には廃却するも
のが知られている。
【0006】そして、前記吸引ノズルの動作において
は、先端にノズルチップを装着したことをチップ検出セ
ンサによって検出した後、該ノズルチップ内に液体を吸
引収容するようにして、ノズルチップの無い状態で測定
動作を実施して、実際の測定が行えなかったりする不具
合を解消するようにしている。
【0007】また、吸引ノズルに装着されたノズルチッ
プは、使用後には吸引ノズルをチップ廃却部に移動さ
せ、ノズルチップの上端部をチップ廃却部に係合させて
から吸引ノズルを上昇移動させて取り外し廃却するよう
にしているが、ノズルチップ内に液体が残留している場
合に、そのまま吸引ノズルから取り外すと、内部容積の
拡大に伴ってエアがチップ先端から流入して残留液が飛
び散り、吸引ノズルの先端または内部通路に付着してコ
ンタミネーションの原因となり、測定精度に影響を与え
る恐れがあることから、廃却時にはシリンジポンプによ
ってノズルチップ内にエアを吐出しながら吸引ノズルよ
り取り外すことが行われる。
【0008】一方、従来の分析装置においては、電源投
入時には、それ以前の使用における最終状態のメモリが
消去されているため、ノズルチップの装着状態、シリン
ジポンプの停止位置、ノズルチップ内の残留液量等が、
どのような状態で停止されているか分析装置の制御部で
認識できていない。そのため、前回の使用で吸引ノズル
にノズルチップが装着されたまま停止されているとき
に、そのまま測定を開始すると各種不具合が発生するこ
とから、電源投入時における分析開始時にはオペレータ
ーによってノズルチップを吸引ノズルより取り外すよう
に促し、それが確認できないと装置が起動できないよう
にしたものがあった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な分析装置の分析動作は自動化されており、オペレータ
ーは検体および乾式分析素子を装置にセットして、スタ
ートボタンを操作すると自動的に測定が開始されるよう
になっており、前述のような電源投入時のノズルチップ
の取り外し作業は煩雑で、この作業についても自動的に
ノズルチップの廃却が行われるようにすることが好適で
ある。
【0010】しかし、前述のように電源投入時には、シ
リンジポンプの状態すなわちそのピストン部材の位置が
不明であり、廃却時の吐出エア量を確保するためにシリ
ンジポンプを吸引作動させた際に、ノズルチップの先端
が残留液によって詰まりを発生している場合には、ノズ
ルチップ内の負圧が大きくなって残留液の飛び散りが大
きくなる恐れがあり、不用意なシリンジポンプの吸引作
動が行えない問題がある。
【0011】本発明はかかる点に鑑み、電源投入時にお
けるノズルチップの廃却をそれ以前のシリンジポンプの
状態等が不明であっても吸引ノズルへの残留液の付着に
よる汚染を生起することなく行えるようにした分析装置
におけるノズルチップ廃却方法を提供することを目的と
するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の分析装置におけ
るノズルチップ廃却方法は、複数の吸引ノズルと、該吸
引ノズルへ吸引・吐出圧を供給するシリンジポンプと、
該シリンジポンプからのエア経路を各吸引ノズルへの流
路に切り替える切替バルブとを備え、各吸引ノズルの先
端にそれぞれ液体を吸引収容するノズルチップを装着
し、検体の点着等を行った後、前記ノズルチップをチッ
プ廃却部で吸引ノズルより取り外して廃却する分析装置
において、電源投入時には、前記切替バルブを使用頻度
が低い吸引ノズルへのエア経路に切り替え、前記シリン
ジポンプを徐々に吸引作動させた後、該シリンジポンプ
を吐出作動させながら使用頻度が低い吸引ノズルに装着
されたノズルチップを取り外し、その後、前記切替バル
ブを前記使用頻度が低い吸引ノズルへのエア経路に切り
替えた状態でシリンジポンプを吸引作動させた後、前記
切替バルブを他の吸引ノズルへのエア経路に切り替え
て、前記シリンジポンプを吐出作動させながら当該吸引
ノズルに装着されたノズルチップを取り外すことを特徴
とするものである。
【0013】前記使用頻度が低い吸引ノズルは、検体吸
引用以外の吸引ノズル、例えば参照液または希釈液吸引
用の吸引ノズルであることが好適である。
【0014】前記エア経路の圧力を検出する圧力センサ
をさらに備え、前記シリンジポンプを徐々に吸引作動さ
せた際の圧力変動よりノズルチップの詰まりを検出する
ことが好ましい。
【0015】前記シリンジポンプが原点へ作動されたこ
とを検出する原点センサをさらに備え、チップ廃却時の
吐出に必要な動作量の確保を判定することが好適であ
る。この原点センサは、最大吸引位置または最大吐出位
置、その他の中間位置であってもよい。
【0016】本発明の他の分析装置におけるノズルチッ
プ廃却方法は、複数の吸引ノズルと、該吸引ノズルへ吸
引・吐出圧を供給するシリンジポンプと、該シリンジポ
ンプからのエア経路を各吸引ノズルへの流路に切り替え
る切替バルブとを備え、各吸引ノズルの先端にそれぞれ
液体を吸引収容するノズルチップを装着し、検体の点着
等を行った後、前記ノズルチップをチップ廃却部で吸引
ノズルより取り外して廃却する分析装置において、前記
エア経路に前記吸引ノズルへのエア経路を大気側に開放
する開放バルブを備え、電源投入時には、前記開放バル
ブを大気開放に切り替え、前記吸引ノズルに装着された
ノズルチップを順次取り外すことを特徴とするものであ
る。
【0017】前記開放バルブは前記切替バルブを兼ねて
構成されるか、前記切替バルブとは別途に前記エア経路
に設置される。
【0018】前記吸引ノズルは2本またはそれ以上の複
数本が設置される。
【0019】
【発明の効果】上記のような本発明によれば、最初に使
用頻度の少ない、つまり、ノズルチップが装着されてい
ない可能性の高い吸引ノズルに対するエア経路に切替バ
ルブを切り替えてシリンジポンプの吸引作動を徐々に行
って、チップ廃却時のエア吐出量を確保し、吸引ノズル
よりエアを吐出しながらノズルチップを取り外し、その
後は、このノズルチップが装着されていない吸引ノズル
よりシリンジポンプにエアを吸引して、他の吸引ノズル
のノズルチップを廃却するようにしたために、電源投入
時でシリンジポンプの状態、ノズルチップの装着の有無
が未知であっても、吸引ノズルが残留液で汚染されるこ
となくノズルチップをオペレータの手作業によらずに確
実に自動的に廃却することができ、操作性に優れ、その
後の分析処理が良好に開始できるものである。
【0020】特に、第2吸引ノズルが検体吸引用以外の
吸引ノズル、例えば参照液または希釈液吸引用の吸引ノ
ズルであると、その液の性質から詰まりの発生は殆どな
く、良好な処理が行える。
【0021】また、圧力センサによる詰まり検出を行う
ようにすると、さらに確実に残留液による汚染を防止し
つつノズルチップの廃却処理が行える。
【0022】前記シリンジポンプに原点センサをさらに
備えると、チップ廃却時の吐出量の確保の判定が容易に
行える。
【0023】他の本発明によれば、電源投入時には、エ
ア経路の開放バルブを大気開放に切り替え、吸引ノズル
への流路を大気開放した状態でノズルチップを順次取り
外すようにしたことにより、電源投入時のノズルチップ
の廃却処理が簡易な制御で確実に行え、詰まりが発生し
ている場合にも残留液による汚染が生じることなく良好
に廃却できる。
【0024】なお、ノズルチップに液体が残留していて
も詰まりが発生していない場合には、徐々に吸引する
と、残留液は液位がノズルチップ内の断面積の大きい部
分に徐々に上昇し、液膜が切れたとしても通気路が開口
するため、残留液が飛散して吸引ノズルに付着したり、
内部吸引通路に吸い込むことがないものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って説明する。図1は一実施形態の分析装置におけ
る点着装置の要部機構を示す概略正面図、図2は点着装
置のエア系統および制御系統を示す機構図、図3〜図5
は制御系のフローチャートである。
【0026】図1に示すように、分析装置1(点着装
置)は、上下移動する2本の吸引ノズル2,3を平行に
備える。両吸引ノズル2,3は棒状に形成され、内部に
軸方向に延び先端部に開口するエア経路2a,3a(図
2参照)が設けられ、それぞれ先端にピペット状のノズ
ルチップ4,4がシール状態で嵌合装着され、該ノズル
チップ4内に検体、参照液等の液体を吸引し吐出するも
ので、その吸引吐出を行うシリンジポンプ10がエア経
路11により接続され(図2)、使用後のノズルチップ
4はチップ廃却部9で外されて廃却される。
【0027】上記2本の吸引ノズル2,3は、一方の第
1吸引ノズル2が検体を吸引するためのもので、分析動
作においては必ず使用されて使用頻度が高いものであ
り、他方の第2吸引ノズル3は電解質測定用の参照液を
吸引するためのもので、比色測定時には使用されないこ
とから使用頻度が低いものである。なお、希釈液は第1
吸引ノズル2および第2吸引ノズル3いずれで吸引して
もよく、使用頻度が低いものである。
【0028】前記吸引ノズル2,3の移動機構を説明す
る。吸引ノズル2,3は、移動フレーム30に昇降移動
可能に保持される。移動フレーム30は、不図示の固定
フレームに設置された水平ガイドレールに、横方向に水
平移動可能に保持され、両吸引ノズル2,3は移動フレ
ーム30と共に横移動される。
【0029】前記移動フレーム30の中央には、上下方
向に延びる縦ガイドレール31が固着され、この縦ガイ
ドレール31の両側に2つのノズル固定台32,32
が、上下方向に摺動自在に保持されている。各ノズル固
定台32の下部には、それぞれ吸引ノズル2,3の上端
部が固着されている。また、ノズル固定台32の上部に
は、上方に延びる連結部材33が固着され、この連結部
材33の上部は駆動伝達部材34に挿通され、ノズル固
定台32と駆動伝達部材34との間の連結部材33の外
周には圧縮バネによる弾性部材35が介装されている。
これにより、ノズル固定台32は駆動伝達部材34と一
体に上下移動可能であると共に、吸引ノズル2,3の先
端部にノズルチップ4を装着する際に、弾性部材35が
圧縮されてノズル固定台32に対して駆動伝達部材34
が下降移動可能であり、ノズルチップ4の嵌合力を得る
ようになっている。
【0030】各駆動伝達部材34は、上下のプーリ36
に張設された歯付きタイミングベルトによる駆動部材3
7にそれぞれ固定され、上側のプーリ36を個別に回転
駆動する不図示の駆動モーターにより駆動部材37が走
行され、独立して駆動伝達部材34が昇降移動される。
【0031】前記吸引ノズル2,3の水平方向の移動経
路上に、使用済みのノズルチップ4を吸引ノズル2,3
から取り外して落下廃却するチップ廃却部9が設置され
ている。チップ廃却部9は、廃却口91の上方に設置さ
れた廃却部材92を備える。この廃却部材92は下部の
廃却口91の上方に、側辺が開口している係合切欠き9
2aを有し、この係合切欠き92aは吸引ノズル2,3
の径より大きく、ノズルチップ4の上端外径より小さい
径に設けられている。
【0032】前記吸引ノズル2,3にノズルチップ4を
装着する際には、まず一方の吸引ノズル2を未使用のノ
ズルチップ4の上方位置において下降作動させ、その先
端をノズルチップ4に挿入嵌合させて装着し、待機位置
に上昇させる。その後、移動フレーム30を横移動させ
て、他方の吸引ノズル3を未使用のノズルチップ4の上
方に移動させ、その位置で吸引ノズル3を下降作動させ
て同様にノズルチップ4を装着し、待機位置に上昇させ
る。その際、一方の吸引ノズル2が待機位置に戻った状
態、および、他方の吸引ノズル3が待機位置に戻った状
態で、後述のチップ検出センサ6によって、それぞれ1
本目のノズルチップ4および2本目のノズルチップ4の
装着が順に検出される。
【0033】また、ノズルチップ4の廃却は、ノズルチ
ップ4が装着されている吸引ノズル2または3を、チッ
プ廃却部9の廃却口91に先端部を下降させてから横方
向に移動させ、その係合切欠き92aにノズルチップ4
の上端を係合させてから、吸引ノズル2または3を上昇
移動させてノズルチップ4を抜き取り、外れたノズルチ
ップ4は廃却口91を通して落下廃却される。
【0034】また、前記移動フレーム30には、吸引ノ
ズル2,3が最も上昇した図示の待機位置にある際に、
吸引ノズル2,3の先端に装着された複数のノズルチッ
プ4,4を検出するチップ検出センサ6が設置されてい
る。このチップ検出センサ6は、発光素子61と受光素
子62による一対の透過型センサで構成され、検出ユニ
ット7(後述の制御部20の一部をなす)を備える。チ
ップ検出センサ6の光軸は、複数のノズルチップ4の軸
方向に交差するように設置されている。
【0035】上記チップ検出センサ6の発光素子61
は、発光ダイオードなどで構成され、検出光を射出し、
受光素子62はフォトダイオードなどで構成され、発光
素子61からノズルチップ4を透過した検出光を受け、
受光光量に応じた電流を発生する。
【0036】前記検出ユニット7は、チップ検出センサ
6の受光素子62の受光光量に基づき発光素子61の発
光光量を変更すると共に、ノズルチップ4の装着の有無
を検出する機能を有する。例えば、検出ユニット7は、
チップ検出センサ6の受光素子62の受光光量に比例し
た電圧を検出し、この受光光量の信号に基づき、発光素
子61の発光光量を調整すると共に、ノズルチップ4が
検出光に介在したときの受光光量の変動から、ノズルチ
ップ4が装着されていない状態、ノズルチップ4が1本
装着されている状態、ノズルチップ4が2本装着されて
いる状態、という変化を検出するように構成される。ま
たは、受光光量に比例した電圧が一定になるように発光
素子61の駆動電流を、受光素子62の受光光量によっ
て自動制御すると共に、ノズルチップ4の有無に応じ
て、発光素子61の駆動電流が変化するのを監視して、
ノズルチップ4が装着されていない状態、ノズルチップ
4が1本装着されている状態、ノズルチップ4が2本装
着されている状態、という変化を検出するように構成さ
れる。
【0037】次に、図2は、前記吸引ノズル2,3の先
端に装着されたノズルチップ4,4内へ吸引・吐出圧を
供給するエア系統および制御系統を示す機構図である。
各吸引ノズル2,3の先端部に開口するエア経路2a,
3aには、シリンジポンプ10からのエア経路11が切
替バルブ12(分流電磁弁)を介してそれぞれ接続され
ている。切替バルブ12は、その切替作動によりシリン
ジポンプ10からの圧力を第1吸引ノズル2または第2
吸引ノズル3の一方に導入する。前記シリンジポンプ1
0は、脈動変化の小さい負圧を生成することから使用さ
れ、このシリンジポンプ10のピストン部材10aがモ
ーター17の正転または逆転駆動に応じて軸方向に往復
作動され、負圧および正圧を発生させる。その圧力はエ
ア経路11によって切替バルブ12を介して吸引ノズル
2,3内部のエア経路2a,3aを経てノズルチップ
4,4の内部に導入される。
【0038】また、シリンジポンプ10には原点センサ
18が設置され、例えば、ピストン部材10aが最伸長
位置側に作動された位置が原点に設定され、この原点位
置において原点センサ18が検出作動するようになって
いる。このシリンジポンプ10は、そのピストン部材1
0aの移動量によってノズルチップ4内への液体吸引
量、吐出量を調整するもので、モーター17の駆動に応
じた原点からのピストン部材10aの移動量によりその
制御を行うようになっている。上記シリンジポンプ10
の原点は、最大吐出位置または中間位置であってもよ
い。
【0039】さらに、前記エア経路11には圧力を検出
する圧力センサ13(圧力計)が接続されている。この
圧力センサ13の検出信号、前記原点センサ18の検出
信号は、制御部20に送出され、この制御部20は、切
替バルブ12の切替作動、シリンジポンプ10のピスト
ン部材10aを作動するモーター17の駆動、第1およ
び第2吸引ノズル2,3を水平移動および上下移動させ
る各モーター21の駆動を制御する。
【0040】そして、電源投入時には、前記チップ検出
センサ6はノズルチップ4の検出が不能であることによ
り、第1および第2吸引ノズル2,3にノズルチップ4
が装着されているか否かの検出ができない状態にある。
また、シリンジポンプ10においても、そのピストン部
材10aが原点からどの程度の作動状態にあるかが不明
であり、原点にある場合にのみ原点センサ18の作動に
より検出できる。この電源投入時には、吸引ノズル2,
3の先端にノズルチップ4が装着されたままになってい
る場合があるので、両吸引ノズル2,3からのノズルチ
ップ4の廃却処理を行う。
【0041】この処理を図3〜図5のフローチャートに
基づいて説明する。図3は電源投入時の処理を示し、電
源が投入されると、まずステップS1で使用頻度が低い
参照液用の第2吸引ノズル3に装着されているノズルチ
ップ4の廃却処理(詳細は図4)を行い、その後、ステ
ップS2で使用頻度が高い第1吸引ノズル2に装着され
ているノズルチップ4の廃却処理(詳細は図5)を行っ
た後、チップ検出センサ6のイニシャライズを行う(S
3)。このチップ検出センサ6のイニシャライズは、チ
ップ廃却処理を行った後に、吸引ノズル2,3が図1の
待機位置へ戻った際に、受光素子62の出力信号をノズ
ルチップ4が装着されていない状態の信号として認識す
るものであり、例えば、受光素子62の受光光量に比例
した電圧が所定値となるように、発光素子61の光量を
調整する。
【0042】なお、電源投入時には、吸引ノズル2,3
へのノズルチップ4の装着が検出できないことから、ノ
ズルチップ4が装着されていない状態でも、測定準備と
してノズルチップ4の廃却処理を行う。
【0043】次に、前記ステップS1の第2吸引ノズル
3に装着されているノズルチップ4の廃却処理を図4に
基づき説明する。まず、ステップS10で切替バルブ1
2を第2吸引ノズル3側に切り替え、ステップS11で
原点センサ18の信号によりシリンジポンプ10のピス
トン部材10aが原点にあるか否かを判定する。この例
ではピストン部材10aが最大吸引位置(伸長位置)が
原点に設定されている。
【0044】ステップS11の判定がNOで、シリンジ
ポンプ10が原点にない場合には、ステップS12で圧
力センサ13の信号を読み込み、動作前の圧力値P1を
取得する。その後、モーター17を微小量駆動してシリ
ンジポンプ10のピストン部材10aを、例えば10μ
Lの吸引量に相当するリミットパルス数で吸引方向に移
動させる(S13)。この動作量は、ノズルチップ4に
液体が残留し、かつ詰まりが発生している場合に、その
詰まりがとれることなく圧力変動が検出可能な最小量に
設定されている。
【0045】そして、ステップS14でシリンジポンプ
10が上記作動によって原点復帰したか否かを判定し、
この判定がNOで原点復帰していない場合には、ステッ
プS15で圧力センサ13の信号を読み込み、作動後の
圧力値P2を取得し、この作動後の圧力値P2と作動前
の圧力値P1との差(P2−P1)が閾値tより小さいか
否か、すなわち閾値より大きい負圧が発生したかを判定
する(S16)。この判定はノズルチップ4に詰まりが
発生しているか否かを判定するものであり、圧力変動が
少なく詰まりが発生していないYES判定時には、ステ
ップS17でチップ廃却に必要な吐出量すなわちピスト
ン部材10aの動作量が確保できたか否かを判定する。
【0046】ステップS17の判定がNOの場合には、
ステップS12に戻って吸引動作を徐々に繰り返し、必
要吐出量が確保できたYES判定時には、ステップS1
8へ移行して、シリンジポンプ10の吐出作動を行って
エアを吐出しながらチップ廃却部9で第2吸引ノズル3
よりノズルチップ4を取り外して廃却する。
【0047】また、前記ステップS11またはステップ
S14の判定がYESで、シリンジポンプ10が原点に
ある場合には、吐出量が確保できるため、同様にステッ
プS18へ移行して、エアを吐出しながら第2吸引ノズ
ル3よりノズルチップ4を廃却する。
【0048】前記ステップS16の判定がNOで、動作
前後の圧力差が閾値より大きく変動して詰まりが発生し
ている場合には、ステップS19へ移行して、ステップ
S13によって吸引作動した分だけシリンジポンプ10
の吐出作動を行った後、エラー表示を行う(S20)。
この場合のみ、オペレーターにより詰まりの発生してい
るノズルチップ4を取り外しを行う。
【0049】次に、前記ステップS2の第1吸引ノズル
2に装着されているノズルチップ4の廃却処理を図5に
基づき説明する。まず、ステップS30で切替バルブ1
2を第2吸引ノズル3側に切り替え、ステップS31で
シリンジポンプ10を原点まで吸引作動させる。この場
合には、第2吸引ノズル3のノズルチップ4は廃却され
ていることで、そのエア経路3aは開放しており、この
第2吸引ノズル3を通してエアの吸引を支障なく行う。
【0050】そして、ステップS32で原点センサ18
の信号によりシリンジポンプ10が原点に復帰したか否
かを判定し、この判定がYESでシリンジポンプ10が
原点復帰したときには、ステップS33で切替バルブ1
2を第1吸引ノズル2側に切り替えた後、ステップS3
4へ移行して、シリンジポンプ10の吐出作動を行って
エアを吐出しながらチップ廃却部9で第1吸引ノズル2
よりノズルチップ4を取り外して廃却する。
【0051】前記ステップS32の判定がNOで、原点
復帰しない場合には、ステップS35で機構エラーとし
てエラー表示を行い、メンテナンスを促す。
【0052】上記のような実施形態では、最初に切替バ
ルブ12を使用頻度の低い参照液用の第2吸引ノズル3
側に切り替えて、圧力センサ13による詰まり検出を行
いつつ、シリンジポンプ10の吸引作動を徐々に行って
チップ廃却時のエア吐出量を確保し、第2吸引ノズル3
よりエアを吐出しながらそのノズルチップ4を取り外
し、その後は、このノズルチップ4が装着されていない
第2吸引ノズル3よりシリンジポンプ10にエアを吸引
して、他の第1吸引ノズル2のノズルチップ4を廃却す
るために、電源投入時でシリンジポンプ10の状態、ノ
ズルチップ4の装着の有無が未知であっても、吸引ノズ
ル2,3を残留液で汚染することなくノズルチップ4を
オペレータの手作業によらずに確実に自動的に廃却する
ことができ、操作性に優れ、その後の分析処理が良好に
開始できるものである。
【0053】次に、図6および図7に基づき他の実施形
態のチップ廃却方法を説明する。図6に示すように、本
実施形態の点着装置のエア系統は、図2のエア系統にお
ける切替バルブ12に代えて、大気開放ポート14aを
有する開放バルブを兼ねた切替バルブ14が設置された
もので、その他は同様に構成されている。
【0054】前記切替バルブ14の切替作動によって、
シリンジポンプ10からのエア経路11が、第1吸引ノ
ズル2側、第2吸引ノズル3側、および、第1吸引ノズ
ル2側と第2吸引ノズル3側を大気開放する大気開放ポ
ート14aに切替作動される。そして、チップ廃却時の
ノズルチップ4内へのエア導入を大気開放ポート14a
より行い、シリンジポンプ10の吐出作動は行わない。
【0055】電源投入時における両吸引ノズル2,3か
らのノズルチップ4の廃却処理を図7のフローチャート
に基づいて説明する。電源投入が行われると、まずステ
ップS40で切替バルブ14を大気開放ポート14aに
切り替える。次に、ステップS41で、エア経路11を
大気開放した状態で、第2吸引ノズル3に装着されたノ
ズルチップ4をチップ廃却部9で取り外して廃却する。
その後、ステップS42で、同様にエア経路11を大気
開放した状態で、第1吸引ノズル2に装着されたノズル
チップ4をチップ廃却部9で取り外して廃却する。そし
て、チップ検出センサ6のイニシャライズを行う(S4
3)。
【0056】なお、第1吸引ノズル2に装着されたノズ
ルチップ4を先に廃却するようにしてもよい。また、圧
力センサ13の信号は、ノズルチップ4への液体吸引時
の液面検出等に使用される。
【0057】本実施形態によれば、大気開放可能な開放
バルブとしての機能を有する切替バルブ14を使用し、
チップ廃却時にはエア経路11を大気開放として、吸引
ノズル2,3からのノズルチップ4の取り外し時に、こ
の切替バルブ14を介してエアをノズルチップ4内へ導
入するために、電源投入時のノズルチップ4の廃却処理
が簡易な制御で確実に行え、詰まりが発生している場合
にも残留液による汚染が生じることなく良好にできる。
また、この実施形態では、チップ廃却時にはシリンジポ
ンプ10の作動は不要で、原点センサ18の信号処理も
不要となり、詰まり検出のための圧力センサ13の信号
処理も不要となる。
【0058】次に、図8および図9に基づき他の実施形
態のチップ廃却方法を説明する。図8に示すように、本
実施形態の点着装置のエア系統は、図2のエア系統にお
ける切替バルブ12のシリンジポンプ10側に、大気開
放ポート15aを有する開放バルブを15を設置したも
ので、その他は同様に構成されている。前記開放バルブ
15の切替作動によって、チップ廃却時に第1吸引ノズ
ル2および第2吸引ノズル3へのエア経路11が大気開
放され、吸引・吐出時には大気開放ポート15aが閉止
される。この実施形態においても、チップ廃却時のノズ
ルチップ4内へのエア導入を大気開放ポート15aより
行い、シリンジポンプ10の吐出作動は行わない。
【0059】電源投入時における両吸引ノズル2,3か
らのノズルチップ4の廃却処理を図9のフローチャート
に基づいて説明する。電源投入が行われると、まずステ
ップS50で開放バルブ15を大気開放ポート15aに
切り替えると共に、ステップS51で、切替バルブ12
を第2吸引ノズル3側に切り替える。そして、ステップ
S52で、エア経路11を大気開放した状態で、第2吸
引ノズル3に装着されたノズルチップ4をチップ廃却部
9で取り外して廃却する。その後、ステップS53で、
切替バルブ12を第1吸引ノズル2側に切り替えた後、
ステップS54で、同様にエア経路11を大気開放した
状態で、第1吸引ノズル2に装着されたノズルチップ4
をチップ廃却部9で取り外して廃却する。そして、チッ
プ検出センサ6のイニシャライズを行う(S55)。
【0060】本実施形態においても、大気開放可能な開
放バルブ15を使用し、チップ廃却時にはエア経路11
を大気開放として、吸引ノズル2,3からのノズルチッ
プ4の取り外し時に、この開放バルブ15を介してエア
をノズルチップ4内へ導入するために、電源投入時のノ
ズルチップ4の廃却処理が簡易な制御で確実に行え、詰
まりが発生している場合にも残留液による汚染が生じる
ことなく良好にできる。
【0061】なお、上記の各実施形態では、吸引ノズル
2,3が2本の場合のノズルチップ4の廃却を示してい
るが、3本以上の吸引ノズルを備えた場合についても同
様にチップ廃却が順に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の分析装置における点着装
置の要部機構を示す概略正面図
【図2】点着装置のエア系統および制御系統を示す機構
【図3】電源投入時のチップ廃却処理を示すフローチャ
ート
【図4】第2吸引ノズルのチップ廃却を示すフローチャ
ート
【図5】第1吸引ノズルのチップ廃却を示すフローチャ
ート
【図6】他の実施形態の点着装置のエア系統を示す機構
【図7】図6の機構における電源投入時のチップ廃却処
理を示すフローチャート
【図8】さらに他の実施形態の点着装置のエア系統を示
す機構図
【図9】図8の機構における電源投入時のチップ廃却処
理を示すフローチャート
【符号の説明】
1 分析装置(点着装置) 2,3 吸引ノズル 2a,3a エア経路 4 ノズルチップ 6 チップ検出センサ 9 チップ廃却部 10 シリンジポンプ 10a ピストン部材 11 エア経路 12 切替バルブ 13 圧力センサ 14 切替バルブ(開放バルブ) 15 開放バルブ 18 原点センサ 20 制御部 61 発光素子 62 受光素子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の吸引ノズルと、該吸引ノズルへ吸
    引・吐出圧を供給するシリンジポンプと、該シリンジポ
    ンプからのエア経路を各吸引ノズルへの流路に切り替え
    る切替バルブとを備え、各吸引ノズルの先端にそれぞれ
    液体を吸引収容するノズルチップを装着し、検体の点着
    等を行った後、前記ノズルチップをチップ廃却部で吸引
    ノズルより取り外して廃却する分析装置において、 電源投入時には、前記切替バルブを使用頻度が低い吸引
    ノズルへのエア経路に切り替え、前記シリンジポンプを
    徐々に吸引作動させた後、該シリンジポンプを吐出作動
    させながら使用頻度が低い吸引ノズルに装着されたノズ
    ルチップを取り外し、 その後、前記切替バルブを前記使用頻度が低い吸引ノズ
    ルへのエア経路に切り替えた状態でシリンジポンプを吸
    引作動させた後、前記切替バルブを他の吸引ノズルへの
    エア経路に切り替えて、前記シリンジポンプを吐出作動
    させながら当該吸引ノズルに装着されたノズルチップを
    取り外すことを特徴とする分析装置におけるノズルチッ
    プ廃却方法。
  2. 【請求項2】 前記使用頻度が低い吸引ノズルが、検体
    吸引用以外の吸引ノズルであることを特徴とする請求項
    1に記載の分析装置におけるノズルチップ廃却方法。
  3. 【請求項3】 前記エア経路の圧力を検出する圧力セン
    サをさらに備え、前記シリンジポンプを徐々に吸引作動
    させた際の圧力変動よりノズルチップの詰まりを検出す
    ることを特徴とする請求項1に記載の分析装置における
    ノズルチップ廃却方法。
  4. 【請求項4】 前記シリンジポンプが原点へ作動された
    ことを検出する原点センサをさらに備え、チップ廃却時
    の吐出に必要な動作量の確保を判定することを特徴とす
    る請求項1に記載の分析装置におけるノズルチップ廃却
    方法。
  5. 【請求項5】 複数の吸引ノズルと、該吸引ノズルへ吸
    引・吐出圧を供給するシリンジポンプと、該シリンジポ
    ンプからのエア経路を各吸引ノズルへの流路に切り替え
    る切替バルブとを備え、各吸引ノズルの先端にそれぞれ
    液体を吸引収容するノズルチップを装着し、検体の点着
    等を行った後、前記ノズルチップをチップ廃却部で吸引
    ノズルより取り外して廃却する分析装置において、 前記エア経路に前記吸引ノズルへのエア経路を大気側に
    開放する開放バルブを備え、 電源投入時には、前記開放バルブを大気開放に切り替
    え、前記吸引ノズルに装着されたノズルチップを順次取
    り外すことを特徴とする分析装置におけるノズルチップ
    廃却方法。
  6. 【請求項6】 前記開放バルブが前記切替バルブを兼ね
    て構成されたことを特徴とする請求項5に記載の分析装
    置におけるノズルチップ廃却方法。
  7. 【請求項7】 前記開放バルブが前記切替バルブとは別
    途に前記エア経路に設置されたことを特徴とする請求項
    5に記載の分析装置におけるノズルチップ廃却方法。
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