JP2003328800A - ガスエンジン及びその制御方法 - Google Patents

ガスエンジン及びその制御方法

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JP2003328800A JP2002136939A JP2002136939A JP2003328800A JP 2003328800 A JP2003328800 A JP 2003328800A JP 2002136939 A JP2002136939 A JP 2002136939A JP 2002136939 A JP2002136939 A JP 2002136939A JP 2003328800 A JP2003328800 A JP 2003328800A
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Tomohito Morimoto
本 智 史 森
Minoru Seto
戸 実 瀬
Toru Matsui
井 徹 松
Kazuhisa Okamoto
本 和 久 岡
Nobuhiko Fukaya
谷 信 彦 深
Hiroshi Yasukawa
川 宏 安
Shonosuke Koga
賀 祥之助 古
Shunsaku Nakai
井 俊 作 中
Hironori Sato
藤 裕 紀 佐
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Tokyo Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Electrical Control Of Ignition Timing (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガスエンジンの燃焼運転中に燃料ガスの性状
が変化したとしても、運転状態を悪化させることが無い
ようなガスエンジン及びその制御方法の提供。 【解決手段】 燃料ガス供給ライン(4)を流れる燃料
ガス(G)の発熱量を計測する手段(燃料ガス発熱量計
測手段6A)を当該燃料ガス供給ライン(4)に介装
し、燃料ガス(G)の発熱量を計測する手段(燃料ガス
発熱量計測手段6A)の計測結果に基いて燃料ガス
(G)供給量を制御する制御手段(コントロールユニッ
ト10A)を有することを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスエンジン及び
その燃焼運転の制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に示す従来のガスエンジン1では、
吸気管2に介装したミキサ3によって燃料ガス供給ライ
ン4から供給される燃料ガスGと、前記吸気管2から供
給される空気Aが混合され、混合燃料ガスGAとなって
シリンダ5に流入するように構成されている。
【0003】又、前記燃料ガス供給ライン4には上流側
にガバナ6が、下流側には第1の流量制御弁V1が介装
され、更に、該燃料ガス供給ライン4における前記ガバ
ナ6と第1の流量制御弁V1との間の領域と、前記吸気
管2の前記ミキサ3の下流側とが第2の流量制御弁V2
を介装したバイパス管7によって連通している。
【0004】一方、排気管8には酸素センサ9が介装さ
れ、該酸素センサ9からの排気ガスE中の酸素濃度に関
する信号を信号ラインLiを介してコントロールユニッ
ト10に発信している。該コントロールユニット10は
前記酸素センサ9からの排気ガスE中の酸素濃度情報に
基づいてガスエンジン1の運転状態を判断しており、出
力信号ラインLoを介して出力信号を発信し、前記第1
の流量制御弁V1及び第2の流量制御弁V2の開度を制
御している。
【0005】詳しくは、前記コントロールユニット10
は、前記酸素センサ9の出力を一定に保つように、前記
第1及び第2の流量制御弁V1、V2を制御することに
より、供給混合ガスの空気比を一定に調整し、排気ガス
成分等のエンジン性能を制御している。
【0006】しかし、上述制御方法では供給される燃料
ガスの性状が一定であることを前提に制御しており、供
給する燃料ガスの組成(熱量)が変化した場合に、前記
排気酸素センサ9も出力を一定に制御するだけでは、混
合ガスの空気比がずれてしまう為、排気ガス性能の悪化
や、失火(着火性)などの問題を引き起こす可能性があ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した様な
従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、ガス
エンジンの燃焼運転中に燃料ガスの性状が変化したとし
ても、運転状態を悪化させることが無いようなガスエン
ジン及びその制御方法を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のガスエンジン
(1A)は、燃料ガス供給ライン(4)を流れる燃料ガ
ス(G)の発熱量を計測する手段(燃料ガス発熱量計測
手段6A)を当該燃料ガス供給ライン(4)に介装し、
燃料ガス(G)の発熱量を計測する手段(燃料ガス発熱
量計測手段6A)の計測結果に基いて燃料ガス(G)供
給量を制御する制御手段(コントロールユニット10
A)を有することを特徴としている(請求項1:図
1)。
【0009】本発明のガスエンジンの制御方法は、燃料
ガス供給ライン(4)に介装された燃料ガス発熱量計測
手段(6A)により当該燃料ガス供給ライン(4)を流
れる燃料ガス(G)の発熱量を計測する燃料ガス発熱量
計測工程(S3、S11)と、燃料ガス発熱量計測工程
(S3、S11)の計測結果に基いて燃料ガス供給量を
制御する工程(S4、S12〜S18)、とを有するこ
とを特徴としている(請求項3:図2、3)。
【0010】また本発明のガスエンジン(1B)は、燃
料ガス供給ライン(4)を流れる燃料ガス(G)の発熱
量を計測する手段(燃料ガス発熱量計測手段6A)を当
該燃料ガス供給ライン(4)に介装し、燃料ガス(G)
の発熱量を計測する手段(燃料ガス発熱量計測手段6
A)の計測結果に基いて点火時期を制御する(進角し或
いは遅角する)制御手段(コントロールユニット10
B)を有することを特徴としている(請求項2:図
4)。
【0011】さらに本発明のガスエンジン(1B)の制
御方法は、燃料ガス供給ライン(4)に介装された燃料
ガス発熱量計測手段(6A)により当該燃料ガス供給ラ
イン(4)を流れる燃料ガス(G)の発熱量を計測する
燃料ガス発熱量計測工程(S21)と、燃料ガス発熱量
計測工程(S21)の計測結果に基いて点火時期を制御
する(進角し或いは遅角する)工程(S24、S2
7)、とを有することを特徴としている(請求項4:図
5)。
【0012】係る構成を具備する本発明によれば、燃料
ガス供給ライン(4)を流れる燃料ガス(G)の発熱量
に基いて燃料ガス供給及び/又は点火時期を決定してい
るので、燃料ガス(G)の性状が、仮に、変化してしま
っても、燃料ガス(G)の性状に応じた供給量及び/又
は点火時期に制御されるので、運転状態が変化すること
が防止され、安定した運転が維持される。その結果、機
関性能が劣化することも無く、排気ガス性能が悪化する
ことも無くなる。
【0013】本発明の実施に際して、燃料の性状を判定
するルーチンは、(a) 運転継続時間が所定の時間を
経過した時、(b) エンジンの出力が、上限閾値以上
となった時、或いは、下限閾値以下となった時、(c)
エンジンの回転数が、上限閾値以上となった時、或い
は、下限閾値以下となった時、(d) スロットル開度
が、上限閾値以上に開放された時、或いは、下限閾値以
下まで減少した時、に開始されるのが好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施形態について説明する。
【0015】図1〜図3は、本発明の第1実施形態を示
す。先ず、図1を参照して、本発明の第1実施形態に係
るガスエンジンについて説明する。ガスエンジン1A
は、吸気管2に介装したミキサ3によって燃料ガス供給
ライン4から該ミキサ3に供給される燃料ガスGと、前
記吸気管2から供給される空気Aが混合され、混合燃料
ガスGAとなってシリンダ5に流入するように構成され
ている。
【0016】又、前記燃料ガス供給ライン4には上流側
に燃料ガス発熱量計測手段6Aが、下流側には第1の流
量制御弁V1が介装され、更に、該燃料ガス供給ライン
4における前記燃料ガス発熱量計測手段6Aと前記第1
の流量制御弁V1との間の領域と、前記吸気管2の前記
ミキサ3の下流側と、が第2の流量制御弁V2を介装し
たバイパス管7によって連通している。
【0017】前記燃料ガス発熱量計測手段6Aは信号ラ
インLiを介して流過する燃料ガスの発熱量情報をコン
トロールユニット10Aに発信している。
【0018】一方、排気管8には酸素センサ9が介装さ
れ、該酸素センサ9は排気ガス中の酸素濃度に関する信
号を信号ラインLiを介してコントロールユニット10
Aに発信している。
【0019】尚、該コントロールユニット10Aにはデ
ータベース11が装備され、該データベース11にはエ
ンジンの諸情報(例えば、燃料ガスの発熱量と投入燃料
ガス流量、及びエンジン負荷に対する排気中の酸素濃度
との関係等)及び、エンジン運転状態に即した燃焼制御
マップ等が記憶されている。
【0020】そして、コントロールユニット10Aは前
記酸素センサ9からの排気ガスE中の酸素濃度情報、及
び前記該酸素センサ9からの排気ガスE中の酸素濃度情
報に基づいてガスエンジン1Aの運転状態を判断してお
り、前記データベース11に記憶された図示しない燃焼
制御マップに従って、最適な運転状態を保つように、出
力信号ラインLoを介して前記第1の流量制御弁V1及
び第2の流量制御弁V2の開度を制御している。
【0021】具体的な制御については、図2、図3参照
して説明する。図2に基づいて、図1をも参照して、始
動時の制御を説明する。ステップS1において、例えば
図示しない始動スイッチを入れると、ステップS2では
クランキング操作を行って、エンジン1Aは空転を始め
る。
【0022】ステップS3では、前記供給ガス発熱量計
測手段6Aによって供給燃料ガスの発熱量を計測する。
【0023】次のステップS4において、前記コントロ
ールユニット10Aは検出された発熱量情報と、前記デ
ータベース11の図示しない燃焼制御マップによって、
燃料ガスの供給量(弁開度)、及び点火時期を決定して
次のステップS5に進む。
【0024】ステップS5では、点火を行い、ステップ
S6に進む。
【0025】ステップS6では、コントロールユニット
10Aは着火したか否かを判断しており、着火したので
あれば(ステップS6のYES)、ステップS7に進
み、定常運転に入る。着火しないのであれば(ステップ
S6のNO)、ステップS8に置いてガス供給量を調整
した後、ステップS5以降を繰り返す。
【0026】次に、図3に基づいて、図1をも参照し
て、定常運転時の制御を説明する。ここで、図3の制御
フローチャートで示す制御は、常時行われるものではな
く、例えば、(a) 運転継続時間が所定の時間を経過
したとき、(b) エンジンの出力が、上限閾値以上と
なったとき、或いは、下限閾値以下となったとき、
(c) エンジンの回転数が、上限閾値以上となったと
き、或いは、下限閾値以下となったとき、(d) スロ
ットル開度が、上限閾値以上に開放されたとき、或い
は、下限閾値以下まで減少したとき、に開始される。ま
た、スタートを示すステップ(ステップ符号無し)は、
図2で示す制御フローチャート末尾の「定常運転」に対
応するものである。
【0027】ステップS11において、前記供給ガス発
熱量計測手段6Aによって供給燃料ガスの発熱量を計測
し、次のステップS12に進む。
【0028】ステップS12ではコントロールユニット
10Aは、前記供給ガス発熱量計測手段6Aからの情報
に基づき、発熱量が「基準値」を超えているか否かを判
断する。発熱量が基準値を超えている場合(ステップS
12のYES)は、ステップS13に進み、超えていな
い場合(ステップS12のNO)は、ステップS16に
進む。ここで、「基準値」とは、現状のメモリに残留し
ている数値(データ)である。
【0029】ステップS13ではコントロールユニット
10Aは、前記データベース11に記憶された「リッチ
ガスマップ」を選択し、ステップS14において、燃料
供給量を減少させるような制御信号を出力ラインLoを
介して前記第1及び第2の流量制御弁V1、V2に発信
する。
【0030】次のステップS15ではコントロールユニ
ット10Aは、前記酸素センサ9からの排気ガスE中の
酸素濃度情報をも参照して、燃焼状態が制御マップと比
較してOKか否かを判断する。OKであれば(ステップ
S15のYES)、制御を終了し、NGであれば(ステ
ップS15のNO)、ステップS14以降を繰り返す。
【0031】一方、ステップS16ではコントロールユ
ニット10Aは、前記データベース11に記憶された
「リーンガスマップ」を選択し、ステップS17におい
て、燃料供給量を増加させるような制御信号を出力ライ
ンLoを介して前記第1及び第2の流量制御弁V1、V
2に発信する。
【0032】次のステップS18ではコントロールユニ
ット10Aは、前記酸素センサ9からの排気ガスE中の
酸素濃度情報をも参照して、燃焼状態が制御マップと比
較してOKか否かを判断する。OKであれば(ステップ
S18のYES)、制御を終了し、NGであれば(ステ
ップS18のNO)、ステップS17以降を繰り返す。
【0033】ここで、図3中の「リーンガスマップ」な
る文言は、現状のメモリに残留している数値(前回の定
常運転時に供給された燃料ガスの性状を示す数値)に比
較して、今回供給された燃料ガスの単位体積当たりの発
熱量が低い場合に参照されるマップを意味している。
【0034】一方、「リッチガスマップ」なる文言は、
現状のメモリに残留している数値(前回の定常運転時に
供給された燃料ガスの性状を示す数値)に比較して、今
回供給された燃料ガスの単位体積当たりの発熱量が高い
場合に参照されるマップを意味している。
【0035】係る構成及び制御方法を具備する本発明の
第1実施形態によれば、燃料ガス供給ライン4を流れる
燃料ガスGの発熱量に基いて燃料ガス供給量を決定して
いるので、燃料ガスGの性状が、仮に、変化してしまっ
ても、燃料ガスGの性状に応じた供給量に制御されるの
で、運転状態が変化することが防止され、安定した運転
が維持される。その結果、機関性能が劣化することも無
く、排気ガス性能が悪化することも無くなる。
【0036】次に、図4及び図5を参照して、本発明の
第2実施形態について説明する。図1〜図3の第1実施
形態では、図3で示す制御に際して、燃料ガス供給量を
制御するものであった。これに対して、図4及び図5の
第2実施形態では、点火時期を制御(遅角、進角)する
ものであり、図1〜図3の第1実施形態と異なる点に重
点をおいて説明する。
【0037】図4で示す第2実施形態の構成は図1の第
1実施形態の構成に対して、点火手段12とコントロー
ルユニット10Bとを出力ラインLoで接続して点火時
期を制御可能としたものであり、その他の構成は実質的
には図1の第1実施形態の構成と同様である。
【0038】次に図5に基づいて、図4をも参照して第
2実施形態の制御について説明する。ステップS21で
は前記供給ガス発熱量計測手段6Aによって供給燃料ガ
スの発熱量を計測する。
【0039】次のステップS22においてコントロール
ユニット10Bは、前記供給ガス発熱量計測手段6Aか
らの情報に基づき、発熱量が「基準値」を超えているか
否かを判断する。発熱量が基準値を超えている場合(ス
テップS22のYES)は、ステップS23に進み、超
えていない場合(ステップS22のNO)は、ステップ
S26に進む。ここで、「基準値」とは、現状のメモリ
に残留している数値(データ)である。
【0040】ステップS23ではコントロールユニット
10Bは、前記データベース11に記憶された「リッチ
ガスマップ」を選択し、ステップS24において、点火
時期を遅らせるような制御信号を出力ラインLoを介し
て前記第1及び第2の流量制御弁V1、V2に発信す
る。
【0041】次のステップS25ではコントロールユニ
ット10Bは、前記酸素センサ9からの排気ガスE中の
酸素濃度情報をも参照して、燃焼状態が制御マップと比
較してOKか否かを判断する。OKであれば(ステップ
S25のYES)、制御を終了し、NGであれば(ステ
ップS25のNO)、ステップS24以降を繰り返す。
【0042】一方、ステップS26ではコントロールユ
ニット10Bは、前記データベース11に記憶された
「リーンガスマップ」を選択し、ステップS27におい
て、点火時期を進ませるような制御信号を出力ラインL
oを介して前記第1及び第2の流量制御弁V1、V2に
発信する。
【0043】次のステップS28ではコントロールユニ
ット10Bは、前記酸素センサ9からの排気ガスE中の
酸素濃度情報をも参照して、燃焼状態が制御マップと比
較してOKか否かを判断する。OKであれば(ステップ
S28のYES)、制御を終了し、NGであれば(ステ
ップS28のNO)、ステップS27以降を繰り返す。
【0044】係る構成及び制御方法を具備した本発明の
第2実施形態によれば、燃料ガス供給ライン4を流れる
燃料ガスGの発熱量に基いて点火時期を決定しているの
で、燃料ガスGの性状が、仮に、変化してしまっても、
燃料ガスGの性状に応じた点火時期に制御されるので、
運転状態が変化することが防止され、安定した運転が維
持される。その結果、機関性能が劣化することも無く、
排気ガス性能が悪化することも無くなる。
【0045】図示の実施形態はあくまでも例示であり、
本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない。例
えば、図3或いは図5において、リッチガスマップに基
いて制御を行う際には、燃料ガス供給量を減少すると共
に、点火時期を遅角し、一方、リーンガスマップに基い
て制御を行う際には、燃料ガス供給量を増加すると共
に、点火時期を進角する様な制御を行っても良い。
【0046】
【発明の効果】本発明の作用効果を以下に列挙する。 (1) 燃料ガス供給ラインを流れる燃料ガスの発熱量
に基いて燃料ガス供給及び/又は点火時期を決定してい
るので、燃料ガスの性状が、仮に、変化してしまって
も、燃料ガスの性状に応じた供給量及び/又は点火時期
に制御されるので、運転状態が変化することが防止さ
れ、安定した運転が維持される。 (2) 運転状態が変化することが防止され、安定した
運転が維持される結果、機関性能が劣化することも無
く、排気ガス性能が悪化することも無くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の構成を示す模式図。
【図2】本発明の第1実施形態の始動時の制御方法を示
すフローチャート。
【図3】本発明の第1実施形態の定常時の制御方法を示
すフローチャート。
【図4】本発明の第2実施形態の構成を示す模式図。
【図5】本発明の第2実施形態の定常時の制御方法を示
すフローチャート。
【図6】従来技術の構成を示す模式図。
【符号の説明】
1A・・・ガスエンジン 2・・・吸気管 3・・・ミキサ 4・・・燃料ガス供給ライン 5・・・シリンダ 6A・・・燃料ガス発熱量計測手段 7・・・バイパス管 8・・・排気管 9・・・酸素センサ 10A・・・コントロールユニット 11・・・データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 21/02 311 F02M 21/02 311B F02P 5/15 F02P 5/15 Z (72)発明者 瀬 戸 実 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 松 井 徹 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 岡 本 和 久 東京都港区海岸一丁目5番20号 東京瓦斯 株式会社内 (72)発明者 深 谷 信 彦 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 安 川 宏 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 古 賀 祥之助 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 中 井 俊 作 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 (72)発明者 佐 藤 裕 紀 大阪府大阪市中央区平野町四丁目1番2号 大阪瓦斯株式会社内 Fターム(参考) 3G022 AA00 DA01 DA02 DA10 FA06 GA00 3G084 AA05 BA11 BA17 CA01 CA05 DA10 DA11 EB08 FA00 FA14 FA29 3G092 AB06 BA09 BB01 EA08 EC09 FA05 FA06 FA15 GA04 GA06 GA17 GA18 HA06Z HB01Z HB05Z HD05X HD05Z HE01Z 3G301 HA22 JA04 JA21 KA01 KA21 LA00 LB00 NA08 NC02 NE11 NE12 NE17 NE19 PB00Z PB02Z PD02Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 燃料ガス供給ラインを流れる燃料ガスの
    発熱量を計測する手段を当該燃料ガス供給ラインに介装
    し、燃料ガスの発熱量を計測する手段の計測結果に基い
    て燃料ガス供給量を制御する制御手段を有することを特
    徴とするガスエンジン。
  2. 【請求項2】 燃料ガス供給ラインを流れる燃料ガスの
    発熱量を計測する手段を当該燃料ガス供給ラインに介装
    し、燃料ガスの発熱量を計測する手段の計測結果に基い
    て点火時期を制御する制御手段を有することを特徴とす
    るガスエンジン。
  3. 【請求項3】 燃料ガス供給ラインに介装された燃料ガ
    ス発熱量計測手段により当該燃料ガス供給ラインを流れ
    る燃料ガスの発熱量を計測する燃料ガス発熱量計測工程
    と、燃料ガス発熱量計測工程の計測結果に基いて燃料ガ
    ス供給量を制御する工程、とを有することを特徴とする
    ガスエンジンの制御方法。
  4. 【請求項4】 燃料ガス供給ラインに介装された燃料ガ
    ス発熱量計測手段により当該燃料ガス供給ラインを流れ
    る燃料ガスの発熱量を計測する燃料ガス発熱量計測工程
    と、燃料ガス発熱量計測工程の計測結果に基いて点火時
    期を制御する工程、とを有することを特徴とするガスエ
    ンジンの制御方法。
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