JP2003328348A - 土壌攪拌機 - Google Patents

土壌攪拌機

Info

Publication number
JP2003328348A
JP2003328348A JP2002134536A JP2002134536A JP2003328348A JP 2003328348 A JP2003328348 A JP 2003328348A JP 2002134536 A JP2002134536 A JP 2002134536A JP 2002134536 A JP2002134536 A JP 2002134536A JP 2003328348 A JP2003328348 A JP 2003328348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
soil
foreign matter
fork
stirring
agitator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002134536A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3771866B2 (ja
Inventor
Daijiro Matsumoto
大次郎 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MATSUMOTO SEISAKUSHO KK
Matsumoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
MATSUMOTO SEISAKUSHO KK
Matsumoto Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MATSUMOTO SEISAKUSHO KK, Matsumoto Manufacturing Co Ltd filed Critical MATSUMOTO SEISAKUSHO KK
Priority to JP2002134536A priority Critical patent/JP3771866B2/ja
Publication of JP2003328348A publication Critical patent/JP2003328348A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3771866B2 publication Critical patent/JP3771866B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shovels (AREA)
  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型の異物による攪拌ローラの破損のおそれ
を解消し、また低トルクでの安定した土壌攪拌も可能
で、さらに攪拌の作業効率が高く、異物除去フォークの
交換が容易な土壌攪拌機を提供する。 【解決手段】 土壌の攪拌時、操縦者がアーム11を回
動操作し、異物除去フォーク18の先部を土壌の表層に
突き刺す。そのままアーム11を操縦席側に引き土壌を
掘り起こす。すると、フォーク18の隙間b…を抜けた
土が回転中の攪拌ローラ16,16の攪拌羽根15…で
攪拌され、岩aはフォーク18で掻き取られる。その結
果、岩aによる攪拌ローラ16,16の破損のおそれが
解消され、攪拌中の攪拌ローラ16,16への負荷は小
さく、低トルクで安定した土壌攪拌ができる。しかも、
作業効率が高く、フォーク18の交換も容易である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は土壌攪拌機に係
り、パワーショベル、油圧ショベル、ショベルローダな
どのショベル系の土木建設機械のアームの先端に連結さ
れ、地盤の土質改良工事などの際に使用される土壌攪拌
機に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば土木工事において、現場の地盤が
軟弱である場合には、セメントや石灰を混合して作製さ
れた固化材を土の表面に散布し、これらを現場で攪拌し
た後、埋め戻すという埋め戻しの技術が開発されてい
る。これらの作業には、ショベル系の土木建設機械が用
いられる場合がある。一般に、このような土木建設機械
には、アームの先端に、攪拌機能を備えた土壌攪拌機が
取り付けられている。従来、この土壌攪拌機として、例
えば図5に示すものが知られている。図5は、従来手段
に係る土壌攪拌機の使用状態を示す側面図である。図5
に示す従来の土壌攪拌機100は、ショベルカーのアー
ム101の先端に着脱自在に取り付けられる装置本体1
02と、この装置本体102の両側面から回転自在に突
設され、多数本の攪拌羽根103a…が外周面に配設さ
れた1対の攪拌ローラ103,103と、装置本体10
2に収納され、攪拌ローラ103,103を回転させる
油圧モータ(回転手段)Mと、装置本体102の攪拌ロ
ーラ103,103の設置位置よりショベルカーの操縦
席側(図5の矢印側)とは反対側の部分に、連結部材1
04を介して元部が固定された土壌掘り起こし用のフォ
ーク105とを備えている。
【0003】土質改良作業を行う際には、改良される土
壌の表面に固化材を散布し、次いで操縦者がアーム10
1を回動操作し、図5に示す攪拌ローラ103,103
の下方にフォーク105を配置した姿勢で、フォーク1
05の先端部を土壌の表層に突き刺し、その状態のま
ま、アーム101を操縦席方向に引き寄せると、フォー
ク105により土が掘り起こされる。その直後、この掘
り起こされた土は、回転中の攪拌ローラ103,103
の各攪拌羽根103a…によって攪拌される。その結
果、固化材と土壌とが混合される。その後、この固化材
が混入された土は、土壌の掘り起こし部分に落下し、埋
め戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術の土壌攪拌機100によれば、使用時、フォーク10
5が攪拌ローラ103,103より後方に配置される構
成であったため、回転中の攪拌ローラ103,103
が、掘り起こされた土中に存在する岩や大木などの大型
の異物に接触し、破損するおそれがあった。
【0005】そこで、発明者は、鋭意研究の結果、装置
本体の異物除去フォークの設置位置より土壌掘り起こし
側とは反対側の部分に攪拌ローラを設ければ、攪拌ロー
ラによる攪拌の前に、掘り起こした土中に含まれる大型
の異物を除去することができ、その結果、接触しても攪
拌羽根が破損しない状態となった土と固化材だけを攪拌
ローラで円滑に攪拌混合できることを知見し、この発明
を完成させた。
【0006】
【発明の目的】この発明は、大型の異物による攪拌ロー
ラの破損のおそれを解消することができ、また低トルク
での安定した土壌攪拌が可能で、しかも攪拌の作業効率
が高く、異物除去フォークの交換が容易で、コンパクト
に分解することができ、これにより保管時や輸送時のス
ペースが小さくなる土壌攪拌機を提供することを、その
目的としている。また、この発明は、土壌の攪拌効率を
それほど低下させず、攪拌ローラによる土壌攪拌の障害
となる大きな異物を確実に除去することができる土壌攪
拌機を提供することを、その目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ショベル系の土木建設機械のアームの先端に取り付
けられる装置本体と、該装置本体に回転自在に設けら
れ、外周面に土壌の攪拌羽根が突設された攪拌ローラ
と、該攪拌ローラを回転させる回転手段とを備えた土壌
攪拌機において、前記装置本体に、先部が土壌掘り起こ
し方向に曲がり土壌中の異物を除去する異物除去フォー
クを着脱自在に突設し、前記装置本体の異物除去フォー
クの設置位置より土壌掘り起こし側とは反対側の部分
に、前記攪拌ローラを設けた土壌攪拌機である。
【0008】ショベル系の土木建設機械としては、パワ
ーショベル、油圧ショベル、ショベルローダ(ホイール
ローダ)などが挙げられる。ショベル系の土木建設機械
は、クローラ式またはホイール式の走行部の上に、操縦
席が設置された水平旋回体が搭載され、この水平旋回体
の一部分に、油圧シリンダにより屈曲自在なアームが垂
直面内で回動自在に設けられた構成を有している。攪拌
ローラの大きさは限定されない。また、攪拌羽根の大き
さ、形状および攪拌ローラの外周面における突設本数も
限定されない。異物除去フォークの大きさ、形状、突設
本数は限定されない。ここでいう装置本体の異物除去フ
ォークの設置位置より土壌掘り起こし側とは反対側の部
分というのは、例えば土壌を掘り起こして攪拌する際
に、アームをショベルカーの操縦席方向に移動させる場
合にあっては、装置本体の攪拌ローラ設置位置より操縦
席側の部分となる。反対に、例えばこの土壌を掘り起こ
して攪拌する際にアームをショベルカーの操縦席とは反
対方向に移動させる場合には、装置本体の攪拌ローラ設
置位置よりも操縦席とは反対側の部分となる。攪拌ロー
ラの設置数は、1つまたは複数でもよい。
【0009】異物の種類は限定されない。例えば岩、大
木などが挙げられる。要は、土中に埋まっている異物で
あればよい。異物の大きさは限定されない。異物除去フ
ォークの大きさは、異物を除去できれば限定されない。
回転手段としては、例えば油圧モータ、電動モータなど
を駆動源としたものを採用することができる。また、シ
ョベル系の土木建設機械のエンジンまたは土壌攪拌機が
装着されるアームの駆動部を駆動源としてもよい。この
回転手段は、装置本体に収納してもよい。また、装置本
体の外部に取り付けてもよい。さらに、攪拌ローラの内
部または外部に取り付けてもよい。
【0010】請求項2に記載の発明は、前記攪拌ローラ
が、前記装置本体の異物除去フォークの幅方向の両側部
に1対配設された請求項1に記載の土壌攪拌機である。
回転手段は、1つの攪拌ローラに対して1つ設けてもよ
い。また、1つの回転手段でそれぞれの攪拌ローラを回
転させてもよい。
【0011】請求項3に記載の発明は、前記異物除去フ
ォークが複数本の爪部を有し、隣接する爪部と爪部との
間に、直径20cm以上の異物を除去可能な隙間が形成
された請求項1または請求項2に記載の土壌攪拌機であ
る。爪部の形成本数は限定されない。爪部の形状、大き
さも限定されない。異物除去フォークにより除去可能な
異物の大きさは直径20cm以上である。20cm未満
の異物を除去するようにすれば、フォーク間隔が狭くな
り過ぎて、土壌掘り起こし時の異物除去フォークの移動
負荷が大きくなる。
【0012】
【作用】この発明によれば、土壌を攪拌する際には、操
縦者がアームを回動操作して異物除去フォークの先部を
土壌の表層に突き刺し、この状態のまま、アームを例え
ばショベルカーの操縦席方向に移動させて土壌を掘り起
こす。これと同時に、異物除去フォークにより掘り起こ
されて隙間を通り抜けた土が、回転中の攪拌ローラの各
攪拌羽根により攪拌される。すなわち、掘り起こされた
土中に含まれる大きな異物は、異物除去フォークによっ
て掻き取られる。その結果、この異物による攪拌ローラ
の破損のおそれが解消される。しかも、攪拌ローラによ
り攪拌される土の中には大きな異物が存在しない。その
ため、攪拌中の攪拌ローラに作用する負荷は小さく、よ
って低トルクで安定した土壌の攪拌が可能になる。しか
も、その土壌攪拌の作業効率も高くなる。また、異物除
去フォークが着脱自在であるので、例えば異物除去フォ
ークの損傷時や別種の異物除去フォークを利用したい時
には、土壌攪拌機全体を交換するのではなく、異物除去
フォークだけを部分的に交換することができる。さら
に、異物除去フォークが着脱自在であるので、土壌攪拌
機をコンパクトに分解することができ、これにより保管
時や輸送時のスペースが小さくなる。さらにまた、分離
された異物除去フォークを、別の土壌攪拌機に単独で使
用することもできる。
【0013】特に、請求項2に記載の発明によれば、攪
拌ローラを装置本体の両側部に1対配設したので、土壌
の攪拌作業の効率をさらに高めることができる。また、
請求項3に記載の発明によれば、異物除去フォークが、
直径20cm以上の異物を除去可能な隙間を有している
ので、土壌の攪拌効率をそれほど低下させず、攪拌ロー
ラによる土壌攪拌の障害となる大きな異物を確実に除去
することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施例を図面を
参照して説明する。なお、説明の都合上、図1〜図3に
示す土壌攪拌時の土壌攪拌機の姿勢を基準に、この土壌
攪拌機の前後方向をX方向(殊に、機体の前方向をX1
)、幅方向をY方向、上下方向をZ方向とする。図1
は、この発明の一実施例に係る土壌攪拌機の使用状態を
示す側面図である。図2は、この発明の一実施例に係る
土壌攪拌機の正面図である。図3は、この発明の一実施
例に係る土壌攪拌機の異物除去フォークを取り除いた状
態を示す要部正面図である。図4は、この発明の一実施
例に係る土壌攪拌機における異物除去フォークの着脱状
態を示す側面図である。
【0015】図1〜図4において、10はこの発明の一
実施例に係る土壌攪拌機である。この土壌攪拌機10
は、図示しないパワーショベルの先端のアーム11に、
平行四辺形リンク構造の一部を構成する多数のピン12
…および対配置されたリンク13,13を介して着脱自
在に取り付けられた装置本体14と、この装置本体14
のY方向の両側部に回転自在に対配置され、外周面に土
壌を攪拌する棒状の攪拌羽根15…が多数本突設された
攪拌ローラ16,16と、装置本体14に収納され、出
力軸17を介して両攪拌ローラ16,16を回転させる
油圧モータMと、装置本体14の攪拌ローラ設置位置よ
り運転席側(X1 側)の部分に突設され、土壌に含まれ
る岩aなどの大きな異物を除去する異物除去フォーク1
8とを備えている。
【0016】装置本体14はY方向の長さがX方向より
短い縦長な直方体のボックスで、その上端に、平面視し
て矩形状の上板14aが形成されている。上板14aの
Y方向の両側部上には、2枚の厚肉な鉄板14b,14
bが平行に突設されている。これらの鉄板14b,14
bは、前記ピン12…によりアーム11に回動自在に連
結されている。しかも、この鉄板14b,14bのX1
側の端部に、異物除去フォーク18の元部18c,18
cが、上下1対ずつ、合計4本のピン12…により着脱
自在に固定されている(図4参照)。異物除去フォーク
18は、先部がX1 方向(土壌掘り起こし方向)に向か
って徐々に下方傾斜した厚肉な板部材である。この異物
除去フォーク18は、主に11本の爪部18a…により
構成されている。各爪部18a…は、Y方向に向かって
20cmのピッチで配設されている。しかも、隣接する
各爪部18aの隙間には、3本の篩棒18b…がZ方向
に20cmのピッチでそれぞれ平行配置されている。
【0017】隙間の大きさをこのように設定したので、
土壌が各隙間を通過するときの抵抗はそれほど大きくな
く(通過抵抗に伴う土壌の攪拌効率はそれほど低下しな
い)、しかも攪拌ローラ16,16による土壌攪拌の障
害となる直径20cm以上の大きな異物を確実に除去す
ることができる。そのため、異物除去フォーク18の各
隙間b…を通り抜けて攪拌ローラ16,16側まで達し
た土中の異物は、攪拌ローラ16,16に高い負荷を作
用させない大きさに抑えられる。その結果、攪拌羽根1
5…の破損、異物の衝突による攪拌効率の低下などが抑
制される。図4中、18dは異物除去フォーク18の元
部18cに形成されたピン12の挿着孔である。
【0018】次に、この一実施例の土壌攪拌機10の作
動を説明する。図1に示すように、土壌の土質改良作業
時には、改良される土壌の表面に固化材を散布し、次い
で操縦者がアーム11を回動操作して異物除去フォーク
18の先部を土壌の表層に突き刺す。このとき、攪拌ロ
ーラ16,16は油圧モータMにより回転中とする。こ
の状態を維持し、アーム11をパワーショベルの操縦席
方向(図1矢印方向)に引き寄せて土壌を掘り起こす。
その際、掘り起こされた土の中に含まれている岩aなど
の直径20cm以上の大きな異物は、異物除去フォーク
18により掻き取られる。一方、異物除去フォーク18
の各隙間b…を通り抜けて攪拌ローラ16,16側に達
した土は、その後、回転中の攪拌ローラ16,16の各
攪拌羽根15…によって攪拌される。こうして、固化材
と土とが混合され、それからこの混合物は土壌の掘り起
こし部分に落下し、埋め戻される。
【0019】このように、土壌の攪拌時、あらかじめ異
物除去フォーク18により土中に存在する岩aなどを掻
き取り、その異物除去フォーク18の各隙間b…を通り
抜けた固化材を含む土および直径20cm未満の小さな
異物だけを攪拌するので、攪拌ローラ16,16の岩a
などとの接触による破損のおそれを解消することができ
る。しかも、攪拌ローラ16,16により攪拌される土
の中には大きな異物が存在しないので、攪拌中の攪拌ロ
ーラ16,16に作用する負荷は小さく、油圧モータM
を利用した低トルクで安定した土壌の攪拌が可能にな
る。これにより、小型で低出力の油圧モータを使用して
も、従来と略同じ土壌攪拌の作業効率が得られる。その
結果、土壌攪拌機10の軽量化およびコスト低下を図る
ことができる。さらには、パワーショベルの油圧作動機
構の作動油循環路から分岐されて土壌攪拌機10に循環
供給される油量を減らすことができ、これにより油圧を
駆動源として得られるパワーショベルの性能を高めるこ
とができる。
【0020】また、異物除去フォーク18をピン12…
を介して装置本体14に着脱自在としたので、異物除去
フォーク18の損傷時や別種の異物除去フォークを利用
したい時などには、土壌攪拌機10の全体を交換するの
ではなく、異物除去フォーク18だけを部分的に交換す
ることができる。しかも、異物除去フォーク18が着脱
自在であるので、保管時や輸送時のスペースを小さくす
ることもできる。また、この一実施例では、攪拌ローラ
16,16を装置本体14のY方向の両側部に1対配設
したので、単独の攪拌ローラの場合に比べて土壌攪拌の
作業効率がさらに高まる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、装置本体の異物除去
フォークの設置位置より土壌掘り起こし側とは反対側の
部分に攪拌ローラを設け、土壌攪拌時に掘り起こした土
中に存在する異物をあらかじめ異物除去フォークにより
掻き取るので、この異物による攪拌ローラの破損のおそ
れが解消され、また低トルクでの安定した土壌攪拌も可
能となり、これにより土壌の攪拌作業の効率を高めるこ
とができる。また、異物除去フォークを着脱自在とした
ので、異物除去フォークの損傷時や別種の異物除去フォ
ークの利用時などに、土壌攪拌機全体を交換するのでは
なく、異物除去フォークだけを部分的に交換することが
できる。しかも、異物除去フォークが着脱自在であるの
で、保管時や輸送時のスペースを小さくすることができ
る。
【0022】特に、請求項2に記載の発明によれば、攪
拌ローラを装置本体の異物除去フォークの幅方向の両側
部に1対配設したので、土壌の攪拌作業の効率がさらに
高まる。
【0023】また、請求項3に記載の発明によれば、異
物除去フォークが、隣接する爪部と爪部との間に、直径
20cm以上の異物を除去可能な隙間を有しているの
で、土壌の攪拌効率をそれほど低下させず、攪拌ローラ
による土壌攪拌の障害となる大きな異物を確実に除去す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る土壌攪拌機の使用状
態を示す側面図である。
【図2】この発明の一実施例に係る土壌攪拌機の正面図
である。
【図3】この発明の一実施例に係る土壌攪拌機の異物除
去フォークを取り除いた状態を示す要部正面図である。
【図4】この発明の一実施例に係る土壌攪拌機における
異物除去フォークの着脱状態を示す側面図である。
【図5】従来手段に係る土壌攪拌機の使用状態を示す側
面図である。
【符号の説明】
10 土壌攪拌機、 11 アーム、 14 装置本体、 15 攪拌羽根、 16 攪拌ローラ、 18 異物除去フォーク、 M 油圧モータ(回転手段)、 a 岩(異物)、 b 隙間。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ショベル系の土木建設機械のアームの先
    端に取り付けられる装置本体と、 該装置本体に回転自在に設けられ、外周面に土壌の攪拌
    羽根が突設された攪拌ローラと、 該攪拌ローラを回転させる回転手段とを備えた土壌攪拌
    機において、 前記装置本体に、先部が土壌掘り起こし方向に曲がり土
    壌中の異物を除去する異物除去フォークを着脱自在に突
    設し、 前記装置本体の異物除去フォークの設置位置より土壌掘
    り起こし側とは反対側の部分に、前記攪拌ローラを設け
    た土壌攪拌機。
  2. 【請求項2】 前記攪拌ローラが、前記装置本体の異物
    除去フォークの幅方向の両側部に1対配設された請求項
    1に記載の土壌攪拌機。
  3. 【請求項3】 前記異物除去フォークが複数本の爪部を
    有し、隣接する爪部と爪部との間に、直径20cm以上
    の異物を除去可能な隙間が形成された請求項1または請
    求項2に記載の土壌攪拌機。
JP2002134536A 2002-05-09 2002-05-09 土壌攪拌機 Expired - Fee Related JP3771866B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002134536A JP3771866B2 (ja) 2002-05-09 2002-05-09 土壌攪拌機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002134536A JP3771866B2 (ja) 2002-05-09 2002-05-09 土壌攪拌機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003328348A true JP2003328348A (ja) 2003-11-19
JP3771866B2 JP3771866B2 (ja) 2006-04-26

Family

ID=29697149

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002134536A Expired - Fee Related JP3771866B2 (ja) 2002-05-09 2002-05-09 土壌攪拌機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3771866B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101007372B1 (ko) 2010-07-06 2011-01-13 무풍건설주식회사 굴삭기 부착형 차수벽 및 토류벽용 지반개량장치
KR101176330B1 (ko) 2012-03-28 2012-08-22 신명옥 토양의 중금속 오염 제거를 위한 굴삭기 버킷
JP2017061794A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 住友建機株式会社 ショベル
WO2024045325A1 (zh) * 2022-08-31 2024-03-07 中国路桥工程有限责任公司 一种高速公路盐渍土路基处治的换填装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101007372B1 (ko) 2010-07-06 2011-01-13 무풍건설주식회사 굴삭기 부착형 차수벽 및 토류벽용 지반개량장치
KR101176330B1 (ko) 2012-03-28 2012-08-22 신명옥 토양의 중금속 오염 제거를 위한 굴삭기 버킷
JP2017061794A (ja) * 2015-09-24 2017-03-30 住友建機株式会社 ショベル
WO2024045325A1 (zh) * 2022-08-31 2024-03-07 中国路桥工程有限责任公司 一种高速公路盐渍土路基处治的换填装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3771866B2 (ja) 2006-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5015493B2 (ja) 地盤改良装置および地盤改良機
JP4365390B2 (ja) トレンチャー式撹拌混合機における掘削撹拌翼の取付構造
JP3771866B2 (ja) 土壌攪拌機
JP4708489B2 (ja) バケットミキサー付き土壌や土質および地盤改良機械
JPH10140597A (ja) 掘削具及び地盤掘削方法
JP3512338B2 (ja) ミキシングバケット
JP3648439B2 (ja) 地盤改良用攪拌機及び地盤改良方法
JP5189223B1 (ja) 地盤改良装置
JP2010255381A (ja) 地盤改良装置およびこれを備えた地盤改良機
JP5139406B2 (ja) 地盤改良機
JP2954579B1 (ja) 土切り機能つきバケット装置
JP6605161B1 (ja) 粘性土処理装置、粘性土処理方法およびバケット
JPH08193323A (ja) 攪拌装置付きバケット
JPH10195911A (ja) 建設機械の掘削混合撹拌装置
JP2945850B2 (ja) 掘削機のカッター、同カッターの制御方法および同装置
JP2012127125A (ja) 地盤改良機の撹拌混合機における掘削撹拌翼
JP2018150775A (ja) 攪拌混合装置
JP3210747B2 (ja) ずり積込方法及びずり積込機
JPH0354198Y2 (ja)
JP4450891B2 (ja) 地中掘削機
JP3916747B2 (ja) 地盤改良用撹拌ヘッド
JPH06346434A (ja) 土質改良用アタッチメント
JPH10204868A (ja) 地盤改良機械
JPH1054028A (ja) 攪拌装置付きバケット
JP2023030608A (ja) 撹拌装置および固化処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20040106

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Effective date: 20060203

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060210

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees